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常設展示

常設展示は、3階から1階までのフロアにあります。当博物館の展示は、兵庫県の豊かで多彩な自然を紹介する「兵庫の自然誌」をはじめとして、 「人と自然」「ひとはく多様性フロア」「地球、生命と大地」と題する五つの主題のもとに、人と自然とのかかわり、変動する地球の姿とそこで展開される生命の営みを紹介しています。



展示解説

各展示コーナーに掲示されている二次元バーコードをスマートフォン等で読み取ることで展示解説をご覧いただくことができます。日本語、英語、中国語、韓国語に対応しています。


3Fの展示

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ナチュラリストの幻郷

3_7_image.png博物館の収蔵庫には多くの方々から寄贈していただいた資料が集められています。
このコーナーでは江田茂氏による27万点に及ぶ昆虫コレクションや小林桂助氏による貴重な鳥のコレクションをはじめとする、コレクション類の一部を紹介しています。
また、博物館にやってきた新着資料や館員が新たに採集した資料や発見した事柄などを、随時更新しながらトピックスとして展示する「トピックス展示コーナー」もあります。

ナチュラリストの幻郷


兵庫の自然誌

3_1_image.jpg兵庫県は日本海と瀬戸内海・太平洋にまたがる数少ない県であり、北部の多雪地帯から南部の暖帯まで、多様な自然を有しています。 この多様な自然の影響を受けているのはもちろんのこと、逆に人々の生活が各地の自然のありように強く影響を与えている場合も多くあります。 ここでは、県下全市町の自然情報や但馬、丹波、播磨、摂津、淡路の特色ある自然を大型パネル、映像、ジオラマなどで紹介します。



  森に生きる 池沼と海 森と里 上昇する六甲

人と自然

3_2_image.jpg太古には、人は自然と一体となって暮らしていました。しかし、産業革命以後、人は非常に大きな力を手に入れ、木材や石油など多くの自然資源を利用して、人のための環境を拡大してきました。自然は破壊され、地球環境問題まで生じるようになってしまいました。ここでは、人と自然の関わりについて、調和のとれていた過去から、都市化による問題など種々の問題が起こっている現在までを紹介します。 健全な自然環境や地球環境を持続させるために、人がこれまでの考え方を改め、新しい文化を築いていくことが重要なのです。人と自然が共生していくための私たちの生活様式の見直しや、住まいやまちづくりの新しい方法について提案します。

  変遷 調和と矛盾 警鐘 暮らし


兵庫の恐竜化石

kaseki1.jpg 兵庫県には古生代から新生代までの地層が分布しており、古くからアンモナイトや植物などの化石が知られています。近年ではタンバティタニスやヤマトサウルスなどの恐竜化石をはじめ、貴重な化石が続々と報告され注目を集めています。本展示では各化石産出層の特色を概説するとともに、各地域から産出する代表的な動植物化石について、その研究成果をご紹介します。


兵庫の恐竜化石



2Fの展示

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ひとはく多様性フロア

博物館がこれまで20年間に寄贈を受けた標本や館員の収集によって集積してきた標本の一部を、 一般の来館者にみえるように配置しています。これらの標本は、間近で観察することができるほか、団体来館やセミナー、大学院の授業などを通じて、その場で研究員が解説する「演示」の手法を用いた双方向での対話型の学習にも活用されます。
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化石工房

多くの場合、地層中から取り出された化石には基質が付着しています。化石の正確な形状を理解することで、その化石がどのような生物なのか検討することが可能となります。そのためには、化石に付着してる基質を取り除く必要があります。博物館ではその作業を専任に技師が行っており、その作業を間近で観察することができます。恐竜化石のクリーニング作業の公開は別館の「ひとはく恐竜ラボ」で見学いただけます。
ひとはく恐竜ラボはこちら

水生生物の世界

海は地表の約70%を占めるほど広大で、生命の起源であると同時に、古くから安定して存在する環境です。ここでは、何億年もの地球の環境の変化や他種との密接な相互作用に対応しながら、驚くほど多様な種に進化してきました。陸上では考えられないほど大型化したクジラの仲間、大型かつ高速で遊泳しどう猛なサメの仲間がいます。ここでは、大きな海の仲間たちを紹介しています。一方で、進化の結果として、海を離れて川や湖の淡水へと生活の場を移した魚類の暮らしも多様です。ここでは、上流から下流にかけて、河川の魚をめぐる生物たちの食物連鎖に着目して紹介します。

生活 海の大きな生き物



1Fの展示  English navi on YouTube

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地球・生命と大地      

3_5_image.jpg地球は約46億年前に誕生し、生命をまもり育ててきました。
ここでは、まず、世界の温帯や熱帯でみられる森林の特性を大型ジオラマや樹木の実物標本などにより紹介しています。
続いて、多くの化石標本をもとに、約38億年前の生命の誕生から人類誕生までの生物の歴史をたどります。
そして、展示の最後では生きている地球の姿を、兵庫県の大地を造る岩石・鉱物の多くの標本を通して伝えます。

世界の森 生物の歴史 動く大地

共生の森

3_6_image.jpg平成12年9月17日に閉幕した淡路花博「ジャパンフローラ2000」のテーマ館である「緑と都市の館」の"共生の森 -熱帯雨林-"コーナーで好評だったラフレシアやウツボカズラ、オランウータンなどボルネオ島の貴重な標本類が、「共生の森」として移設しました。
この展示ではコーナー全体をジオラマ化し、ジャングルの中を歩きながら熱帯雨林の不思議や驚きに出会えます。

              共生の森



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