ぜひ、ご覧ください。
小学校
場所:3階 ひとはくギャラリー期間:2024年9月27日(金)~2024年10月3日(木)14時
中学校
場所:4階 ひとはくサロン期間:2024年9月26日(木)~2024年10月8日(火)14時
兵庫県立神戸高等学校 |
兵庫県立姫路東高等学校 |
(生涯学習課)
●場所:人と自然の博物館 本館3階ひとはくギャラリー
●期間:令和5年8月5日(土)~9月27日(水)
|
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(生涯学習課)
兵庫県の北西部、新温泉町湯村温泉の近くに「おもしろ昆虫化石館」があるのですが、ご存じでしょうか?
「おもしろ昆虫化石館」は地域の交流や観光案内を担う「八田コミュニティセンター」に併設されています。このたび、両施設の開設25周年を記念して、何か地元の子どもたちが楽しめる展示を、というご相談を受け、展示やワークショップを行うことになりました。
小さな施設なので、小さな規模の展示会ですが、おもしろ昆虫化石館の見学もあわせて、この夏休み、ぜひお越しください。
ひとはくサロンの大型模型「ゴホンダイコクコガネ」は、しばらくの間、こちらに出張しております。
展示室のようすです。
カチューシャやヘアクリップで、いろんな虫をつけて遊べます。
いっぱい記念撮影してね!
会期は、2023年7月20日(木)〜8月20日(日)月曜休館
観覧料は無料です。(おもしろ昆虫化石館の見学には入館料=大人100円子ども50円が必要です)
くわしくは、八田コニュニティセンターのホームページまたは下のチラシをごらんください。
おもしろ昆虫展
主催 八田コミュニティセンター
共催 兵庫県立人と自然の博物館
後援 新温泉町教育委員会
協力 佐用町昆虫館(NPO法人こどもとむしの会)
(八木剛)
●場所:3階展示室 兵庫の自然誌付近
●期間:8月5日(金)~9月27日(火)兵庫県立加古川東高等学校 兵庫県立豊岡高等学校 兵庫県立三田祥雲館高等学校 神戸市立六甲アイランド高等学校 兵庫県立神戸高等学校 兵庫県立龍野高等学校 兵庫県立宝塚北高等学校 兵庫県立小野高等学校 |
武庫川女子大学附属中学校・高等学校 神戸大学附属中等教育学校 兵庫県立明石北高等学校 兵庫県立姫路西高等学校 兵庫県立姫路東高等学校 兵庫県立尼崎小田高等学校 兵庫県立長田高等学校 |
(特任研究員 竹中敏浩)
展示概要 ●期間:7月24日(土)~8月31日(火) ●場所:3階廊下 ●内容:兵庫県下SSH校の課題研究ポスター |
兵庫県立尼崎小田高等学校 兵庫県立加古川東高等学校 兵庫県立豊岡高等学校 兵庫県立三田祥雲館高等学校 神戸市立六甲アイランド高等学校 兵庫県立神戸高等学校 兵庫県立龍野高等学校 |
兵庫県立宝塚北高等学校 兵庫県立小野高等学校 武庫川女子大学附属中学校・高等学校 神戸大学附属中等教育学校 兵庫県立明石北高等学校 兵庫県立姫路西高等学校 兵庫県立姫路東高等学校 |
(生涯学習課 竹中敏浩)
(2)から、さらに奥に続く壁の11点です。
姫路市内や神戸市立森林植物園などの植物が描かれています。
○コミカンソウ(コミカンソウ科)
Phyllanthus urinaria L.
Aug.30, 1996
姫路市
○コンフリー [ヒレハリソウ] (ムラサキ科)
Symphytum officinale L.
○ネコヤナギ(ヤナギ科)
Salix gracilistyla Miq.
Mar.,1991
姫路市
○ゲンノショウコ (フウロソウ科)
Geranium thunbergii Siebold ex Lindl. et Paxto
2017年
神戸市立森林植物園
○ノジギク(キク科)
Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai
2015年
姫路市大塩
○オオハナワラビ (ハナヤスリ科)
Botrychium japonicum (Prantl) Underw.
Dec. 2014.
神戸市立森林植物園 正門広場
○ヒイラギ (モクセイ科)
Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green
2018年(花 Flower 11月 果実Fruit 6月)
神戸市立森林植物園 天津の森
○シーボルトノキ(クロウメモドキ科)
Rhamnus utilis Decne.
2015年(花 Flower 5月; 果実 Fruit 10-11月)
神戸市立森林植物園 天津の森
○トチュウ(トチュウ科)
Eucommia ulmoides Oliv.
花 Flower May 2013; 果実 Fruit Oct.2015
神戸市立森林植物園 天津の森
○ゴシュユ (ミカン科)
Tetradium ruticarpum (A.Juss.) T.G.Hartley
花 Flower, Jul. 2015; 果実 Fruit, Nov.2018
神戸市立森林植物園 天津の森
○ローソンヒノキ (ヒノキ科)
Chamaecyparis lawsoniana (A. Murray) Parl.
若い実 Young cone, Aug. 2014;
熟果 Mature cone, Nov.2014
神戸市立森林植物園 シアトルの森
○ヒイラギ (モクセイ科)
Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green
花 Flower Nov. 2018; 果実 Fruit Jun. 2018
神戸市立森林植物園 天津の森
(鈴木武)
(※上の画像をクリックすると、PDFファイルが閲覧できます)
○恐竜のおはなし 【予約可】 丹波地域の恐竜時代の地層(篠山層群)の研究や発掘調査、化石剖出のお話が聞けるよ! 開始時刻:① 10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30 時間:30分 参加費:無料 定員:各15名 *子どもの人数です 対象:小学生以上 |
○石こうで化石レプリカをつくろう 【予約可】 石こうで恐竜やアンモナイトのレプリカをつくろう! ※おゆまるより大きいレプリカが作れるよ。 開始時刻:①10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30 時間:40分 参加費:200円 定員:各10名 対象:小学生以上 |
○簡単!アンモナイト化石のレプリカづくり カラフルなおゆまるで、自分だけのアンモナイトをつくってみましょう。 開始時刻:①10:30 ②11:00 ③11:30 ④13:00 ⑤13:30 ⑥14:00 ⑦14:30 ⑧15:00 時間:20分 参加費:100円 定員:各10名 |
○化石発掘体験 【予約可】 丹波竜の化石が発見された石を割り、恐竜の骨の破片などの化石を探してみよう!! 開始時刻:①10:30 ②11:30 ③13:30 ④14:30 時間:40分 参加費:500円 定員:各10名 対象:5歳以上 備考:化石の持ち帰り不可。参加者には丹波竜オリジナル缶バッチをプレゼント。未就学児は保護者同伴。 |
○恐竜かみしばいと絵本の読み聞かせ 【予約可】 化石発見ものがたりや、恐竜の絵本がいっぱい。小さなお子さんでも楽しんでいただけます。 開始時刻:12:30 時間:30 分 参加費:無料 定員:15名 *子どもの人数です |
○丹波竜の化石レプリカ展示 丹波地域から発見された丹波竜(タンバティタニス)の尾の骨のレプリカを展示します。 |
みんなの顔が一人ずつちがうように、虫たちも、大きさ、形、色が、一匹ずつちがいます。たくさんの昆虫標本をじっくりながめ、ちがいを発見してほしいな。そんな願いを込めた、プチ展覧会です。
「生物多様性」ってなんだか難しい言葉ですけれど、場所がちがえば住んでいる虫たちもちがうこと、虫にはいろんな種類があること、それに、「ひとつずつちがう」ことです。
この特別展は、展示と、8月12日に行う関連プログラム「昆虫大捜査線」で、これらを感じてもらえるように、デザインしました。
残念ながら、予約制の昆虫大捜査線は、すでにすべての回が満員です。キャンセル待ちの方も多く、今からお申し込みいただいても参加は難しいです。
でも、公園で虫とりするのは自由ですので、展示を見てから、虫とりにチャレンジしてください。「赤穂海浜公園の昆虫」コーナーでは、これまでの昆虫大捜査線などで見つかった昆虫の標本を展示してあります。
会期:8月8日(土)〜31日(月)(火曜日は休館)
入館料や交通については、海洋科学館のサイトをごらんください。
展示の一部をご紹介します。
赤穂の特別展にあわせ、「千種川流域3館連携 むしむしスタンプラリー」がはじまっています。
佐用町昆虫館、ひょうご環境体験館、それに赤穂市立海洋科学館を巡ってスタンプを押せば、おみやげがもらえます。赤穂市立海洋科学館は8月8日から8月31日です。他の施設は10月いっぱいまでです。
ひょうご環境体験館では、「虫さん、大きくしてみよう」展を開催しています。
佐用町昆虫館では、このために、かわいいスタンプを新調しました。
県立人と自然の博物館共催で、丹波市にある丹波竜化石工房ちーたんの館にて、
冬期特別展「若きティラノサウルス・ジェーン」が開催されます。
〇 丹波市山南町に分布する前期白亜紀の地層の篠山層群では、2006年8月7日
の丹波竜化石の発見を機に幾度も発掘調査が実施され、これまでに約36,000
点もの化石が発見された。2008年12月~2009年3月まで行われた第3次発
掘調査では、ティラノサウルス類の前顎歯が発見され、丹波竜以外にも多様
な恐竜が生息していたことが明らかになった。
本展では、ティラノサウルス類発見10周年を記念し、若きティラノサウル
ス(ジェーン)全身骨格に焦点を当て、ティラノサウルス類の特徴に迫る。
〇 開催期間:2019年12月21日(土)〜 2020年3月1日(日)
〇 開催場所:丹波竜化石工房ちーたんの館
〇 入館料:大人200円、小中学生100円
※兵庫県内の小中学生はココロンカードの提示で無料
【主 催】丹波市
【共 催】兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
【協 力】株式会社パレオサイエンス、群馬県立人と自然の博物館
【復元画】服部雅人
チラシは20191221.pdf(PDF: 965KB)
詳しくは、丹波竜化石工房の夏期特別展HPに掲載されています。
https://www.tambaryu.com/koubou/event/95.html
自然・環境評価研究部 久保田克博
生涯学習課 竹中敏浩
ただいま2階奥のひとはく多様性フロアにおいて、
コレクション展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで~」を開催中。
英名で「銅の花」とよばれる青が美しい「胆ばん」や(写真左)、
黄色の「自然硫黄」(写真右)などカラフルな石から、
化石が入っている石などにさわれる「石ころにさわってみよう」コーナー(写真左)など様々な展示があります。
「誕生石コーナー」(写真右)もありますので、自分の誕生石をさがしてみよう!
文字が浮かび上がったり、二重にみえるおもしろい石や、
石英(水晶)の展示もありますよ。
●● ワークショップのおしらせ ●●
石ころズラリに関連するイベントで8/28(水)に
ワークショップ「恐竜・鉱物ストラップづくり」というイベントがあります。(参加費:100円)
恐竜や鉱物の絵を自由にかいてオリジナルのストラップをつくってみましょう!
※両面タイプのストラップです。片面はタンバティタニス(丹波の恐竜)や鉱物の絵など図柄を選べます。
▲鉱物ストラップの図柄のひとつ「天青石(てんせいせき)」
名前の通り淡い青色の鉱物ですが、
炎色反応で赤色を示すストロンチウムを含むために、花火の材料に用いられています。
ワークショップのイベント詳細は下記のタイトルをクリック▼
★→→ 8/28(水)ワークショップ「恐竜・鉱物ストラップづくり」 ←←★
このほかにも、たくさんイベントがありますのでぜひお越しください。
コレクション展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで~」
期間2019年7月13日(土)~9月29日(日)
場所:2階ひとはく多様性フロア、エントランスホール
くわしくは→コチラ★ パンフレットは→コチラ★ (※リンクをクリック)
フロアスタッフまつだ
他にも30点以上の標本が集合して、会場の準備が出来上がりつつあります。
右に恐竜の骨格が並んでいますねー
左のケースは何でしょう??
左側は卵の研究室です。
馴染みのある卵だけど、実はこんな構造になってるんですねー
真ん中では研究者になった気分で、
顕微鏡で卵の薄片(薄くスライスしたもの)を観察することができます。
覗いているものは何の卵でしょうね?
さらに奥は・・・丹波市から発見されている卵殻化石が勢揃いしています。
常設展もいつも通りだなーっと、通り過ぎずにじっくり見てみてください。
いつもと違うものがありませんか??
さらに、会場で楽しめるクイズなども用意していますので、
恐竜好きの皆さん、是非この機会に足を運んでみてくださいね!
自然・環境評価研究部 久保田克博
県立人と自然の博物館共催で、丹波市にある丹波竜化石工房ちーたんの館にて、
夏期特別展「恐竜の卵の秘密」が開催されます。
〇 恐竜の卵化石の研究史に残るシチパチを中心に、恐竜の卵化石の謎に迫ります。
また、卵化石の研究方法を紹介するとともに、これまでに篠山層群から発見された卵化石と、
2019年1月〜3月に丹波市内で行われた卵化石発掘調査の成果の一部も紹介します。
2019年7月20日(土)~ 8月19日(月)の期間は、トリケラトプスの動くロボットも登場!!
〇 開催期間:2019年7月20日(土)〜 9月1日(日)
〇 開催場所:丹波竜化石工房ちーたんの館
〇 入館料:大人200円、小中学生100円 ※兵庫県内の小中学生はココロンカードの提示で無料
【主 催】丹波市
【共 催】兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
【協 力】モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所、群馬県立自然史博物館
【復元画】山本匠
チラシはこちら(PDF: 2.4MB)
詳しくは、丹波竜化石工房の夏期特別展HPに掲載されています。
https://www.tambaryu.com/koubou/event/77.html
自然・環境評価研究部 久保田克博
2018/12/22(土) | F08お墓の石の今と昔 | 基礎講座 |
2018/12/22(土) | F09初代幕府天文方・渋川春海が見た宇宙 | 基礎講座 |
2018/12/23(日) | F10京都の昔を古地図と現代技術でめぐる | 体験する講座 |
2018/12/24(月) | F11お寺で宇宙学 | 基礎講座 |
生物多様性県民セミナー/ひょうご生物多様性保全プロジェクト団体活動発表会 のお知らせ
2018年11月25日(日)は、人と自然の博物館にて、外来生物、特に「ヒアリとアライグマ」の話題を中心とした講演会があります。
当館からは、橋本佳明主任研究員が、ヒアリの最新の知見に基づいたお話をされます。
これにあわせて、同時に、オープンセミナーとして「アリの標本づくり」と「身近なアリの見分け方」も行い、実物のヒアリ標本や身近なアリを顕微鏡を使って観察します。
伊丹市昆虫館の長島学芸員による、顕微鏡での観察、アリの標本づくりの実演や、UVレジンを使ったアリの標本づくりも体験できます。
関心のある方は、ぜひお越しください。
チラシはこちら(PDF)
--- 内容 ----------------------------------------------------
昨年はヒアリが大きくニュースに取り上げられましたが、今年はあまりニュースになりませんでした。果たして問題は解決したのでしょうか。
昨年の現状や学術的な蓄積、海運や物流の知見をもとに総合的に対策を組み立てた結果として、大きく改善された部分もありますが、まだまだ十分ではありません。見知らぬところで、いまもコンテナに乗ってやってきているかも知れません。グローバル化がますます進む現状では、決して安心することはできません。正しい知識をもって、正しく怖がり、準備することが大切です。今回の会合では、ヒアリ対策で先導的な役割を果たして来られた兵庫県立人と自然の博物館の橋本佳明主任研究員に、分類学、生態学、社会システムとの関連も含めた話題提供をしていただきます。
また、兵庫県の外来種問題は、実は課題山積です。そのなかでも、アライグマの問題は多くの人が知らない側面が多く、県内でもじわじわと分布域が広がっています。アライグマは生態系への影響や農業被害、そして公衆衛生にも関連します。兵庫県では森林動物研究センター等が中心となって、地域と協力して捕獲を進めています。そうした現状を知ってもらうために、森林動物研究センターの畑専門員に解説いただきます。外来種対策の実務的な現場と最新の情報をしっかりと学ぶ機会でもありますので、ぜひ皆様お越しください。
昨年のヒアリ対応時のこぼれ話や今後の外来種対策のあり方などを一緒に考えたいと思います。
また、当日は「ひょうごの生物多様性プロジェクト団体」による活動発表や、ひとはくオープンセミナーとして、スペシャルゲスト伊丹市昆虫館の長島学芸員をお招きし、超絶技法によって制作された美しい標本を用いて、身近なアリの見分け方と標本の作り方講座も開催して頂きます。手軽に入手できるマイクロスコープや簡易顕微鏡、スマホ用ルーペを使った拡大写真の撮り方など、とっておきのプロの技を学ぶことができます。実物のヒアリ標本も登場して、顕微鏡でじっくりと観察することができます。お得な一日になるかと思います。
日時: 2018年11月25日(日) 10時30分 ~ 16時30分(10時開場)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館
参加費: 無料 (別途、観覧料が必要です)
申し込み: 講座を受講される方は事前申し込みをお勧めします
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/documents/20181109_1418_1.pdf
(ただし、会場に空席があれば聴講いただけます)
主催: 兵庫県農政環境部
話題提供
「アライグマをめぐる現状と課題」
講師:畑一志 氏(兵庫県森林動物研究センター 森林動物専門員)
「ヒアリにどう向き合うのか ~外来アリを正しく知って、正しく怖がる~」
講師:橋本佳明 氏(兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授/兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
関連団体による発表
・エコウイングあかし自然グループ
・淡路島の自然を愛する会
・ひょうご環境創造協会
・上山高原エコミュージアム
・海と空の約束プロジェクト
申し込みおよび詳細は以下のHPより
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20181109_1418.html
★ 同時開催:
オープンセミナー 13時~16時45分まで(4Fひとはくサロン)
超絶技法による「アリの標本づくり」と「身近なアリの見分け方」講座を行います。
手軽に入手できるデジタル顕微鏡をつかってヒアリを観察し、身近にいるアリの見分け方をお教えします。
ヒアリの実態に関する解説スライドの上映や、UVレジンをつかって、ヒアリの樹脂封入標本をづくりも限定で体験できます(先着30名まで)。
伊丹市昆虫館 長島聖大 学芸員
兵庫県立人と自然の博物館 三橋弘宗 主任研究員
当日は、三田西陵高校生徒によるペープサートと手遊び(はらぺこあおむしの上演)もあります。
http://www.hitohaku.jp/infomation/news/paper-puppet-theater1811.html
◎どんなダンゴムシですか?
ふつうにいるダンゴムシ( オカダンゴムシ) ですが、イリドウイルスに感染していて、ウイルスが殻の下に集まって青くなっています。近縁のワラジムシなども青いものが見つかります。
◎どこにいますか?
日本全国(北海道〜九州)で見つかっています。ヨーロッパや北米でも記録されています。
館山市では数百匹に1匹程度でした。関西では滋賀県野洲市に記録があるだけです。
兵庫県内での確実な報告は今のところありません。
◎写真は青い3種類です
左からワラジムシ、オカダンゴムシ、コシビロダンゴムシの一種。
撮影は、2018 年11 月6 日千葉県館山市。
文責:生涯学習課 竹中敏浩
今年度ひとはくは、標本資料の面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説する収蔵品スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」を1月を除き毎月第2日曜日に開催します。160万点を超える収蔵資料をフル活用したいという思いで進めていきますので、よろしくお願いします。
第4回は9月9日(日曜日)に「色んな資料で見る阪神間の風景」と題して、
前半は赤澤研究員の「クイズ!古写真に見る暮らしと自然」、
大平研究員の「クイズ!資料に見る阪神間の妖怪」、
後半は福本研究員のギャラリートーク「まち歩きの作り方」が開催されました。
今回は、阪神間のさまざまな風景を様々な資料で見比べたり、
絵図で表現されている事、古写真に写っているもの、映画に映し出される風景
同じ場所を、時代を超えた、様々な目線で見比べました!
参加されたみなさんは・・・
ひとはく研究員が様々な資料を活用している様子を見て、写真や風景の絵と言った身近な存在そのものも貴重な資料になり得るということを実感して頂けたのかと思います。
参加されたみなさまは・・・研究員の解説に興味津々!
「展示物を個別に解説してもらえるなんて~感激~」
「こんな古い資料、映像が・・・見られるなんて~」
「ひとはくの資料の奥深さがハンパねえ~」
「古地図すごろくに小さなお友達は大興奮」
「今日、ひとはくにこれてラッキーでした!」
当日の様子を・・・一部ですが・・・みなさまにお伝えいたします。
参加できなかったみなさまに朗報でございます!
セミナーがまだ間に合います!
ひとはくが所蔵する名所図会や古地図といった資料を片手に、
今と昔を感じながら、まちを歩くセミナーもございます!
関係セミナーのご案内
生涯学習課 中前純一
9月3日(月)夕方に神戸市営地下鉄「県庁前駅」のショーウィンドーにコレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」の関連で、江田コレクションの美しい蝶の標本を展示しました。
江田コレクションのごく一部の蝶の標本で、9月6日(木)16時ごろまでのわずかな期間ですが、県庁前駅をご利用の方々には見ていただけるとうれしいです。
(お知らせ)好評につきこの展示は、9月10日(月)11時まで延長となりました。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
なお現在、兵庫県立人と自然の博物館では、コレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」を開催し、200種以上の外国産美麗蝶類標本を展示しています。詳しくは >>
開催は9月30日(日)までですので、是非 、ご覧ください。
兵庫県立人と自然の博物館
山内 健生
鈴木 武
ひとはくは、゚。+。キラキラ光る ゚。+。美しい鉱物がたくさんあります。
▲同じ緑柱石ですが、水色はアクアマリン(左)、緑色はエメラルド(右)です。
▲バラの花の形をした石膏(砂漠のバラ) (左)、孔雀石(くじゃくせき) (右)
▲金によく似た黄鉄鉱(おうてっこう) (左)、石英(水晶) (右)
▲閃亜鉛鉱(せんあえんこう) (左)、ブラックライトをあてると光る 蛍石(ほたるいし) (右)
●●● 1F展示室「動く大地」 ●●●
ひょうごの岩石と鉱物コーナーでは、世界でもまれな白いヒスイが展示されています。
ヒスイというと緑や青が目に浮かびますが、白いヒスイはめずらしいですよ。
▲大きな紫水晶もあるよ(左)、さわれる紫水晶(右)は4F鉱物コーナーの引き出しに
★夏休み期間(~8/31まで)は 無休 で開館しています。
フロアスタッフまつだ
みなさん、夏休みの予定は決まりましたか?
7月~8月まで博物館は、アクアリウムづくり や アンモナイト化石のレプリカづくり など、
イベントがもりだくさんですよ!
▲アクアリウムづくり(左)、アンモナイト化石レプリカづくり(右)
>>イベントスケジュール夏休み特大号(7/21~8/31まで)
▲クリックで夏休みイベント情報が表示されます。
●●● 「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」 ●●●
ただいま博物館の4F、3F、2Fに世界の蝶類標本 600点以上が展示されています。
万華鏡のようにキラキラした蝶がいっぱい!
>>モルフォ蝶の壁ー江田コレ展2018「美しき蝶たちとの出会い」見どころ案内①
●●● 恐竜ファルカリウス 全身骨格 ●●●
3F入口にあった首長竜クリプトクリダスは、
丹波市の「丹波竜化石工房ち~たんの館」に出張中(期間7/18~9/4まで)。
かわりに、ファルカリウスの全身骨格(レプリカ)がお出迎え。
細くて長い首、前足に長いかぎ爪をもつ、テリジノサウルスの仲間です。
化石発掘セミナーは、2018年度より事前申込制になっております。くわしくはコチラ→★
★ 7/18~8/31の夏休み期間は 無休 で開館しています。
フロアスタッフまつだ
博物館エントランス近くのサクラ(ヤエベニシダレの仲間)がとてもきれいに咲いています。
エントランス内のデルタドロメウスもお花見を楽しんでいますね。
▲写真 ヤエベニシダレの仲間(左)、デルタドロメウス(右)
4階ひとはくサロンには、展示をみるだけでなくさわって体感できる、
「ミュージアムボックス」があります。
◀棚にボックスがたくさん並べられているので
好きな箱をとりだして遊んでみよう!
ミュージアムボックスは、植物・昆虫・鳥・動物・貝など様々なジャンルがあります。
どんなものがあるのかというと...
ミュージアムボックス
● イノシシのほねだぞ!
本物のイノシシの頭のほねにさわってみよう。
人間のほねとのちがいもわかるよ。
● 巻貝のなかま ほんもの図鑑
タカラガイやクモガイなどを観察しながら、
ほんもの図鑑パズルを完成させよう。
● 七宝(しっぽう)を飾ろう!
金・銀・ラピスラズリ・水晶などの鉱物やサンゴにふれてみよう。
それぞれの宝にまつわるお話も楽しめるよ。
● 川でさかなつり
アマゴ・イワナ・アユがそれぞれどんなエサでつれるかな?
川に見立てたブルーシートを使用して、さかなつりをしよう!
ミュージアムボックスは全部で20種類以上あり、今回紹介したものはごく一部です。
●●● 顕微鏡をのぞいてみよう ●●●
3階入口近く、ノミの分類学者・阪口浩平氏コレクションのコーナーには、ノミの常設展示があります。
顕微鏡をのぞいてみると、ノミが大きくみえますよ。
ミュージアムボックス以外にも、体験型展示やイベントがたくさんありますので、お楽しみください♪
フロアスタッフまつだ
アリは小さな生きものですが、高度な社会性を武器に大きな繁殖力を示すために、農業も含めて我々人間の生活への影響大です。しかし、間違った知識で生態系を壊してしまえば、ヒアリやその他の外来アリの繁殖を助けることにもなりかねません。まずは、ひとはくでヒアリの実物をご覧ください。 |
生涯学習課 竹中敏浩
■開館25周年記念展示 国際共同特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」
東京大学総合研究博物館とひとはくの主催で、エチオピア文化観光省文化遺産調査保全庁、コンソ古人類調査隊、ゴナ古人類調査隊、ミドルアワシュ調査隊のご協力を得て、最古の石器からしだいに「美しさ」さえ感じられる石器に変化していくようすをご覧いただけます。下の「エチオピア調査写真25選」と合わせてご覧ください。
詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/oldest-hand-axes.html
■開館25周年記念展示「エチオピア調査写真25選」
諏訪元 氏(東京大学総合研究博物館)と河野礼子 氏(慶応大学)のご協力を得て、エチオピアにおける調査写真を展示しています。上の「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」と合わせてご覧いただき、人類の石器文化が始まった当時のようすをご想像ください。
詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/ethiopia.html
兵庫県立御影高等学校とひとはくの主催で、兵庫きのこ研究会と神戸市立森林植物園のご協力を得て、約500種600点のキノコを展示しています。これほど多くのキノコを1か所でご覧いただけるのは貴重な機会です。香りの体験コーナーや生育環境のジオラマもあります。
詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/rokkokinoko2018.html兵庫古生物研究会とひとはくの主催で、大阪市立自然史博物館のご協力を得て、「淡路島のモササウルス類」を開催しています。淡路島から発見された"海の王者"とも呼ばれる海棲のトカゲ類の化石をどうぞご覧ください。
詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/mosasaurus.html
■「ヒアリ」緊急速報展から常設展へ
昨年5月に崎市、続いて神戸港で、日本で初めてヒアリが確認されたことを受け、昨年7月より緊急速報展としてヒアリについての展示を行っていましたが、このたび3階で常設展示として展示を行いました。ヒアリについては社会性をもつ生態で爆発的な繁殖を行うことが最も脅威と考えられていますが、正しい知識を得て対処をしていくため、どうぞご覧ください。(また追ってメイキング画像をブログとしてお届けします。)
生涯学習課 竹中敏浩
期間:平成30年1月13日(土)~ 28日(日) (ただし月曜日は休館) 会場:みやのまえ文化の郷 伊丹市立伊丹郷町館 (旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅) 〒664-0895 伊丹市宮ノ前2-5-28 |
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
入 場 料:無料
お酒にまつわる様々な自然について楽しめるセミナーなどについては・・
お知らせいたしましたが・・・
なんと!27日(土)には 東リ いたみホール 多目的ホールにて
シンポジウム「まちかど博物館のつくりかた」を開催いたします! >>お申込はこちら
生物標本に代表される自然史標本の価値をより多くの人々に体感していただくためには、博物館への来訪を増やすだけでなく、多くの方が過ごす身近なまちかどに自然史にゆかりのある資料や展示物を運び、博物館のような空間をしつらえる方法が有効です。多くの人が集まる空間として、近年、ユニークベニューが着目されています。わが国の文化財建造物の多くは自然物を多用して建てられた木造建築物が多いことから、自然史標本のもつ学術的な価値に加え、文化的な価値を引き出すことが出来る魅力ある空間があわさることで今までにない魅力を引き出せる可能性があります。近年、文化財保護法の改正の議論では、文化財の保存と活用のあり方が検討されており、文化財の価値を損なわない手法でその価値を今以上に引き出すことのできる具体的な利活用方法が求められています。
そこで、本シンポジウムでは、ユニークベニューの一つである歴史的建造物を舞台とした「まちかど博物館」をしつらえ、日本の自然誌と文化の持つ魅力をより多くの人に知っていただくために必要なポイントについて先進事例に学ぶとともに、意見交換を行い課題とノウハウを共有します。特に、近年関心が高まっているインバウンドや観光資源としての側面にも着目し、どのような価値を生み出すことが可能かについて検討します!
酒蔵や町家、社寺などの歴史的建造物は貴重な地域資源であり、
これらの施設を多様な方法で活用している事例やその展望と課題などを紹介します。
開催日時:平成30年1月27日(土)13:00~17:00
会 場:東リ いたみホール 多目的ホール(兵庫県伊丹市宮ノ前1-1-3)
募集定員:100名(締切1月20日(土))
演 者:坂本昇(伊丹市昆虫館)、池口龍法(浄土宗龍岸寺)、
仲西祐介(KYOTOGRAPHIE共同代表)、
藤田敦子(各務原市中央ライフデザインセンター)
締め切りが迫っております!1月20日(土)までにお申し込みくださいね~
>>お申込はこちら
生涯学習課 中前純一
ひとはくファンのみなさま
ご存知のとおり・・・12月28日~1月2日まで休館でございます。
新年は1月3日から開館いたします!
また、メンテナンスのため1月9日~2月10日まで休館させていただきます。
ひとはくが休館なんて・・
さみしい・・・
耐えられない・・・
これからどうしていいのかわからない・・・
休館中なのにエントランスホールまで来てしまった・・・
そんな、経験が・・・あるのではないでしょうか?
そんな・・ひとはくファンのみなさまへ朗報です。
ひとはくはメンテナンス休館中に・・・熱くやります!
ひとはくの情熱は・・・ついに・・・館外まで ということで
昨年は京都 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」
今回は伊丹市に飛び出します!
「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」
期間:平成30年1月13日(土)~ 28日(日) (ただし月曜日は休館) 会場:みやのまえ文化の郷 伊丹市立伊丹郷町館 (旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅) 〒664-0895 伊丹市宮ノ前2-5-28 |
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
入 場 料:無料
展示コンセプト
●日本の文化である酒づくりは、自然の恵みに支えられてきた
●日本酒のラベルには地域に根差した自然が象徴的に描かれている
●酒造りの基盤となる、米、水、麹をとりあげる
開催期間中の週末には、お酒にまつわる様々な自然について楽しめるセミナーや、
「こも巻き」「酒ラベルづくり」などのものづくりワークショップも開催し、
大人から子どもまで楽しめる時間をご用意します!
関連セミナーの項目へジャンプ
2019年ICOM京都大会や2020年オリンピック・パラリンピックの開催が機会となり、
我が国の伝統文化や歴史的建造物(=レガシー)の活用への期待が高まっています。
この館外企画展は、国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物のもつ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させ、日本の自然の魅力と価値をより効果的に伝える展示手法を模索する実験としても位置づけています!
本企画展が国内各地にある豊かな地域資源を掘り起こす手法を考える一助となる事例となれば幸いです!
ひとはくは・・・・この情熱で 我が国や兵庫県の自然史のみならず!
みなさんの生涯学習に熱く貢献しますね!
それでは伊丹でお待ちしております!
生涯学習課 中前 純一
12月23日(土)、24日(日)は、今年最後の週末の開館となります。多くの方々のご来館をお待ちしております。(→4階ひとはくサロンを彩るクリスマスツリー) |
生涯学習課 竹中敏浩
4階ひとはくサロンで展示中のヘラジカの剥製 ヘラジカはシカ科の中では最大のもので、平らなへらのような形の角は幅2mに達する個体がいるそうです。この剥製の角も大変立派です。 よくトナカイと間違われますが、トナカイとは角の形も異なります。「赤鼻のトナカイ」の歌のなかでもトナカイはReindeer。ヘラジカはelkやmooseと呼ばれるもので別種の動物です。 お子さんに「シカとトナカイはどう違うの」と聞かれて困ったお父さんは、是非この剥製をお子さんと一緒に見に来てください。 |
ひとはくでは、兵庫県県土整備部土木局総合治水課と共催で明石工業高等専門学校の協力を得て、ミニ企画展「みんなで取り組む総合治水展」を開催しています。
この企画展は、「ながす」、「ためる」、「そなえる」の3つの観点から、河川・下水道での対策、雨水の流出を抑制する流域対策、浸水時の被害を軽減する減災対策が県内の各地でどのように実施されつつあるかを展示しています。また、県下の工業高校や高専とカリキュラム連携事業で製作した模型の展示・実験や、 見て触れる雨水タンクなどの展示も行っています。
ジオラマをつかったじっけんだよ! また、9月23日(土)には解説とジオラマを使った実験も行いました。 |
生涯学習課 竹中敏浩
ひとはくでは、7月14日(金)に記者プレビューを行いました。
神戸新聞北摂総局の神谷千晶記者にご来館いただき、展示について説明ののち展示をご覧いただきました。
橋本佳明主任研究員から説明 大平和弘研究員から説明
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開館25周年記念展示「ひとはく研究員のいちおし25選」(夏の部)
ひとはくは開館25周年を迎えます。研究員が自分の研究分野の中から25周年にちなんで25点選んで展示しますが、夏の部は12の展示を行います。■植物の『○○ で かお』って、どんな かお? ■和田研究員が選ぶ兵庫のイカ・タコ類25選 ■フロアスタッフのおしごと25選 ■これってアリ?橋本研究員が選ぶアリに化けるクモ写真25選 ■山内研究員が選ぶ衛生動物25選 ■髙橋研究員が選ぶ花25選-美しい色と形 ■髙橋研究員が選ぶ木材組織25選-ミクロの美デザイン ■藤井研究員が選ぶ兵庫の水草25選 ■藤井研究員が選ぶ兵庫の湿性カヤツリグサ25選 ■藤井研究員が選ぶ兵庫の外来植物25選 ■古谷研究員が選ぶ小さな化石が見つかった学校・児童館・幼稚園25選 ■こわい?かわいい??ひょうごの妖怪25選
トピックス展「ブリキのカメ展-カメの玩具にあらわれる外来種の影響」
収集家の方が集められたカメの玩具を経時的に並べ、時代とともに色合いが、ちょうど野外で見られるカメ類の変遷に対応して、地味なものから派手なものへと変わってきている様子をご覧頂きます。
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説明のあとは実際の展示を研究員と一緒にご覧いただきましたが、熱心にご質問いただきながらご覧いただきました。クモはなぜ自分をアリに似せるのでしょうか?、植物組織がしっかりと見える厚さはどのくらいなのでしょうか?、などなど。
また、広報プレビューを行っている傍らでは、フロアスタッフの勉強会が開かれていました。 ひとはくの職員一同このように準備を重ね、みなさまのご来館をお待ちしています。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
生涯学習課 竹中敏浩
緊張感ある取材の様子をみなさまにお伝えします!
新聞・テレビをご覧になられたみなさま!
ぜひ!来館いただき、展示をご覧くださいね!
みなさまのお越しをお待ちしております!
生涯学習課 中前純一
名 称 | 電 話 | |
イオン三田店(フローラ88)(3F~6F) | 079-562-4711 | 4時間まで無料サービスがあります。 観覧券(半券)を駐車券にそえてイオン三田店(フローラ88)1Fインフォメーションにご提示ください。 |
平面駐車場 (㈱北摂コミュニティ開発センター) |
079-563-1951 | 営業時間内(7:00~19:00)1回500円 以後20分毎100円加算。 営業時間外は出庫のみ可能ですが、料金は加算されます。 |
立体駐車場 (フラワータウンパーキングセンター) |
079-563-1908 | 最初の1時間まで320円 以後20分毎に100円加算 |
また・・遠方からお越しいただく方など・・
一部の車のナビゲーションシステムなどでは・・・
エントランスまでたどり着けない!
入り口がわからない!・・・ひとはくの敷地が広すぎて迷子になりそう!
ジーンファームや深田公園まで歩いてしまわれるなど・・・
ひとはくビギナーの方にお役に・・・
近隣の駐車場からミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」の展示まで
歩いてみました!
周辺地図です!
イオン三田店(フローラ88)駐車場入口
平面駐車場 立体駐車場
橋にひとはくの横断幕、下側に青色の看板があります。
青色の看板近くの道を道沿いに歩くと右側にエントランスホールが見えます。
エントランスホールには観覧券販売機・ミュージアムショップがあります。
観覧券を購入されましたら右側奥の階段を降りてください。
※車イス・ベビーカー等の方は階段を降りられずに右側手前の円柱に沿って奥の4階入口へお進みください。
階段を降りると3階入口が見えてきます。
入口が3階にあるのもなかなか珍しいと思います。
注:博物館は4階建てになっております。お帰りの際はご注意ください。
3階入口から真っ直ぐに進むと階段があります。
階段をあがり4階へ、その後右側に進みます。
※車イス・ベビーカー等の方は4階入口から真っ直ぐにお進みください。
情報管理課 中前純一
現在、ひとはくで好評開催中の
『写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』に
関連する特別セミナーとして、
ひとはくセミナー「リアル!日本庭園のジオラマをつくろう!」が12月4日(日)に開催されました!
作り方は簡単。粘土で地形をつくって、石を据え、樹木を植えて、コケや芝をはります。
この手順は実際の庭づくりと同じなんです!
樹木を針金と造花とスポンジでつくったり、コケや砂をつける作業に、四苦八苦されていましたが??
みなさんとっても楽しそうでよかったです!(笑)
完成した作品は、どれも本物の日本庭園のようで、「風情」を感じますねぇ。
あれ?どこかで見たような緑のモコモコの作品が!?
なんと!『写真展「風情 Fuzei」』のクロード・ルフェーブルさんの写真の構図を
再現してつくられた方がおられました!感動です。
ルフェーブルさんの写真↓
クロード・ルフェーブルさんの写真40作品を展示している、
『写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』は、
来年1月9日(月・祝)まで開催しています。
みなさまのお越しをお待ちしております!!
写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~チラシはこちら
(自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)
現在ひとはくで開催中の
『写真展「風情 Fuzei」
~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』に
関連する庭園の特別セミナーとして、
ひとはくセミナー 中瀬勲館長 庭園スペシャル講座
テーマ 「日本庭園の美学」が11月26日(土)に開催されました!
シリーズ2回目となるスペシャル講座の内容は、
「日本庭園のデザイン技法」についてです!
「借景」や「縮景」にはじまり、日本人なら誰しもが
聞いたことのある「七五三」の法則、
庭木の剪定の仕方まで!とっても勉強になりました!
一見するとむずかしく格式高い内容のように
感じるかもしれませんが、
館長ならではの親しみのあるトークスタイルで、
参加者の方も思わず「なるほど!」と
言いたくなるシーンばかりです。
館長スペシャル講座は、次回で最終回です。
是非、この機会に館長直々のお話を聞いてみましょう。
「世界の庭園と庭づくり」
12月11日(日)13:30~15:00
その他関連講座として、庭園技法をミニチュアで実践できる!?
セミナーも受講者受付中です!
「ひとはくセミナー リアル!日本庭園のジオラマをつくろう!」
12月4日(日)13:30~15:30
現在ひとはくでは、
『写真展「風情 Fuzei」
~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』が好評開催中です。
写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~チラシはこちら
フランス人写真家クロード・ルフェーブル氏が、
8年の歳月をかけて日本中の日本庭園を撮影した選りすぐりの写真をフランスから
ひとはくへ! さながら、美術館のような雰囲気です!
この時期ぴったりの紅葉の庭園写真に、あなたも「風情」を感じてみませんか?
(自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)
布野研究員がイヌワシになりきって
巣づくりをしています!
この巣は NPO法人 人と自然の会「かわせみの会」の方々が、
せっせと段ボール約40箱分の枝を集められて作成されたものです。
明日のドリームスタジオ フェスでようやくお披露目です!
明日来てくれた ちびっこ は巣にのって、布野研究員みたいに
イヌワシの体験ができます。
明日は13時~15時はイベントが盛りだくさん!
みなさんのお越しをスタッフ一同お待ちしております。
フロアスタッフ せら ゆうこ
ひとはくでは、来館者のみなさんがより
ひとはくに興味を抱いていただくため、いろいろな仕掛けを用意しています!
まずは・・・
地学・動物・植物等の特定のテーマごとに各種学習素材(標本、模型、図書、冊子など)が箱詰めされたボックス(ミュージアムボックス)を
ひとはくサロン内の棚に配置し、自由に利用できるようにしています。
ひとはくサロンのタブレット端末(展示情報システム)とも関連しており、学びの深化が期待できますね~
ミュージアムボックスの利用方法
そして・・・
また、来館者のみなさんがお持ちのスマートホンを利用して展示物の説明がみられるアプリ【館ナビ】もぜひ!インストールしてお試しください!
【館ナビ】を実証実験として試行しています。英語版での展示解説も楽しめます!
館ナビの利用方法
ひとはくは日々アップデートをしています!
さて・・・開催中の企画展や展示物にも・・・わかる人にはわかる・・・渋いものを発見したので紹介します!
収蔵資料展「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」
来館者の方が少し離れたところから・・・見られると・・・
えー!ひとはくの中に本物の電車がある!と思われる方が多数いらっしゃるほど
一円電車(レプリカ)の本物感がすごいですね~ 一円電車の詳細はこちら
農村歌舞伎の着物がとてもきれいで迫力がすごいですね~
提供の部分を見ると・・・兵庫県立播磨農業高等学校
部活動で「郷土伝統文化継承クラブ(播州歌舞伎)」があるんですね~
敷地は30haで西日本最大級の広さ!体育や部活などで校内1周走るだけで数キロに・・
校内に歌舞伎の舞台もあるそうです!
また、兵庫県教育委員会の郷土伝統文化継承推進校にも指定されているそうです!
学校案内はこちら
ひとはくオープン時の写真・三田市内の誓文払い・ウド小屋の写真 なかなか渋い写真です!
エントランスホール周辺が人でいっぱいですね~
まさに・・・「ひとはく」の開館が地域のみなさまに期待されていたのかがわかりますね~
三田市内の誓文払いも活気があり・・子どもから大人まで・・みんなが楽しみにしていたイベントですね~
三田特産のウドを栽培する小屋ですね~ ちょっとうんちく・・・
三田のウドは大正5年に有馬農林学校(現兵庫県立有馬高等学校)の野間三五六氏が大阪の三島へ視察に行き、
門外不出のうど株を、特に学校試験用として持ち帰り、地域産業振興のため前中大蔵氏に試作を依頼したのが始まりだそうです!
昭和・平成の最初を思い出し・・・写真を前に5分ほどたたずめば・・・
淡い青春時代に・・・ノスタルジーにひたれますよ!!(笑)
当館の企画展の幅広さはすごいですよ!
なんとあのスターの若かりし頃の写真まであります!
ぜひ!どこにあるかさがしてみてくださいね~
ヒントは・・・♪はーるばる来たぜ~○○
キタサンブラック
それでは・・・・みなさまのお越しをお待ちしております!
情報管理課
中前 純一
ひとはく では、夏休みの期間に博物館実習生(大学生)の受け入れをしています。
実習生は、オリエンテーションや来館者対応の実習のあと、
いくつかのコースに分かれて研究員と一緒に実習を行います。
そのうちの1つのコースの「自然素材を使った親子向けプログラムの
企画・実施に関する実習」の実習生がマツボックリをテーマに展示を制作しました。
その展示「マツボックリ の ひみつ」を 本館 4階 エレベーターちかく(実習室よこ)に
現在、展示しています(8月21日(日)まで展示する予定)。
夏休みの自由研究のヒントになるかな?
展示を見に来てくださ~い。
なお、となりの実習室では、8月13日(土)~20日(土)の連続8日間、
生きたムシが触れる「むしむし たいけん」が実施されます。
コミュニケーション・デザイン研究グループ 小舘
ひとはくブースを手伝ってくださった皆さんと、「ゆめはく」と一緒に記念撮影です。
只今、赤穂市立海洋科学館・塩の国では、
第30回特別展「丹波の恐竜となかまたち」が8月31日(水)まで開催されています。
また、展示説明会が下記のとおり予定されています。
日時:8月14日(日) 午前11時、午後1時、および午後2時から
それぞれスタート。
講師:兵庫県立人と自然の博物館 古谷 裕 主任研究員
お近くの方も、そうでない方も、海洋科学館に行ってみてくださいね。
海洋科学館は、兵庫県立赤穂海浜公園の中にあります。
入館は、午前9時~午後4時まで。火曜は休館です。
高校生以上300円、小中学生150円。
詳しくは、赤穂市立海洋科学館のホームページ(http://www.ako-kaiyo.jp/)をご覧ください。
(コミュニケーション・デザイン研究グループ 小舘)
県民情報番組 ひょうご"ワイワイ"の取材を受けました!!
レポーターはおなじみの高曽根里恵 広報専門員です!
「ひとはく」の魅力をいろんな角度から紹介していただきます!
同番組の特集コーナー にて紹介されます!
是非ご覧ください!
放 送 局:サンテレビ
放送予定日:7月10日(日) 8:30~9:00
再 放 送:7月11日(月) 18:00~18:30
ひょうごワイワイplus+ (ブログ)
撮影風景の一場面をみなさんに紹介いたします!
橋本佳明主任研究員、山内健生主任研究員、大平和弘研究員が出演予定です!
放送当日を楽しみにして下さいね!
番組紹介予定の企画展
「ひょうごの昆虫展」
収蔵資料展「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」
情報管理課
中前 純一
以前からアナウンスしておりましたとおり、2月11日(祝)に第11回共生のひろばを開催します。
どなたでもご参加いただけます。ぜひ、ご来館ください(混んでますが・・・)。この日はスペシャルです。
共生のひろばとは、いわゆる「市民学会」で、幼稚園児からレジェンドまで、あらゆる立場の方が、日頃の活動や研究の成果を発表する、なんでもありな発表会です。これまで、ひとはく地域研究員や連携活動グループの方に限定していましたが、今回からは、広く参加者を公募したところ、この時期にも関わらず、県内外から多くの団体さんのエントリーがありました。その数、なんと90件近いテーマ。小さな学会よりもずっとたくさんの発表数があり、それぞれが大変ユニークです。小学生が取り組み外来種対策もあれば、NPO等によるシカの被害対策に関するはなし、都市公園での1年間の生態調査もあれば、はたまた生き物コレクションの迫力ある展示もあれば、プラナリアの実験や茅葺民家の暮らし紹介など、とても多様性です(プログラムはこちら)。そして、何よりも、参加される方々がとてもユニークで面白い。そんな方々と、丸一日、交流できる機会があるのが、共生のひろばの特徴です。ポスター発表が中心で、参加者どうしでの議論が深まり、あらたな活力が生み出されることを期待しております。
環境科学分野や教育分野に携わっておられる方々にとっても、新たな発見がたくさんあるはず。各地で展開されている保全活動や教育普及の活動の事例があつまりますので、色んな工夫が参考になるかと思います。学校教育や大学教育とは違う、ミュージアムでも生涯学習に関心があるかた、もっとヤヤコシイ言い方をすれば社会構成主義に基づくアクティブラーニングに関心がある方にも、実践教育の様相をお伝えできると思います。そして、何よりも、こうした地域での自律的な取り組みの質と数が、ひょうごの自然を支える原動力になっていることが実感できるのではないでしょうか。
プログラムなどは以下のサイトにあります。
http://www.hitohaku.jp/infomation/event/kyousei11th.html
また、当日は、当館の和田研究員によるダイオウイカに関する最新研究の紹介(若いダイオウイカの標本も登場!)や、伊丹市昆虫館の長島さんによるピンセット講座なども開催されます。興味のある方は、ぜひ、ひとはくへお越しください。
それと、毎年恒例の御影高校による六甲山のキノコ展2016が開催されるほか、最新研究からのトピックスとして恐竜?卵化石の実物展示もあります。ぜひ、みなさまお誘いあわせのうえ、博物館にお越し頂ければと思います。
(みつはしひろむね)
今年も御影高校環境科学部のみなさんによるキノコ展を開催します。2月11日から5月7日までの開催です。ゴールデンウィークは5月8日までなんですが、後片付けしないといけないので、7日で終了です。お間違えないように。ただ、8日は後片付けしてますので、そんな様子を覗きたい人には良いかもしれません(関心ある人はお声掛けください、片付け手伝わされるかも・・・)。
ことしで、なんと8回目です。これまで六甲山の再度山での調査成果をもとに積み上げてきた成果をもとに、標本づくりやデータ分析の結果をとりまとめての展示です。今回は、これまで着目してこなかった、毒キノコに注目し、毒キノコだけをとりあげて紹介するほか、毒キノコはいったいいつの時期に多いのかなど、分析した結果が紹介されます。
また、毎年恒例のきのこの匂い体験コーナもあります。ともかく、約500種のキノコを一堂に並べていますので、圧巻です。
きのこに興味のあるかたは、ぜひお越しいただければと思います。
六甲山のキノコ展2016の紹介はこちらです → HP
(みつはし ひろむね)
2月6日から芦屋市にある芦屋市民センターのギャラリーでは、外来種展を開催しています。
2013年に芦屋市北部にある仲の池で、ため池の水を抜いて工事を行おうとしたところ、池底は外来種だらけ。巨大なアリゲーターガーをはじめ、スポッテドガー、ソウギョ、オオクチバス、ブルーギルなど、外来魚の楽園となっていました。これらの魚はすべて捕獲し、その一部を人と自然の博物館にてはく製とし、今回の会場にて展示しています。アリゲーターガーは1m以上の大きさでとても迫力があります。これ以外ににも、外来種のことをより良く知ってもらうために、アライグマやカミツキガメなどの標本も並べています。仲の池での環境調査や外来種駆除の様子などをふくめて展示しています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
開催日時 : 2016年2月6日(土) ~ 2月15日(月)
場所 : 芦屋市市民センター ギャラリー(3F)
主催 : 芦屋市 ・ 兵庫県立人と自然の博物館
協力 : 三洋テクノマリン株式会社
*もちろん無料です。
企画展「学んで魅せる標本展」の関連講座として、「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」を10月25日に開催しました。
プログラムはこちらです → http://www.hitohaku.jp/blog/2015/10/post_2069/
おかげさまで、満員御礼!! 北海道、四国、九州そして沖縄の方まで、100人を超える色んな方々が参加くださいました。
一般親子で来てくれた人をはじめ、自然愛好家の方、各地の博物館の学芸員さん、ボランティアスタッフの方、水族館や動物園の関係者の方、展示会社の方、芸術作家さん、大学生、高校生、中学生、小学生、幼児、雑貨屋さんや市役所の方など、とってもバラエティーに富む聴衆でした。マニアックな内容なんだけど、幅広い層の聴衆が訪れてくれる、そんな自然史にまつわる講座ができればという念願がやっと叶いました。なぜか標本持参の参加者も多く、参加者どうしの交流や意見交換もはかどりました(豚の眼球の封入標本をプレゼントされちゃいました!)。これも、ユニークな演者のみなさんのおかげ、ありがとうございました。
講演では、最初にわたくし三橋が、全体の趣旨説明として、標本づくりにもイノベーションが必要なこと、そしてその技法が誰もが取り組めるようにダウンサイジングすること、そして活用の場面と交流の舞台が必要であることについて説明し、今回のスピーカーの簡単な紹介を行いました。
ここからがお招きした講師のみなさんのお話です。
まずは御影高校の河合先生から、「高校生がつくるキノコ標本と展示」についての解説。
キノコの標本作りの方法や、高校の授業や部活動(通称きのこ部)での取り組みを紹介。活動のなかで兵庫きのこ研究会さんとの連携が大きな役割を果たしていること、ひとはくとの関係についても説明いただきました。近隣公民館やショッピングモールでの展示、学会への参加、テレビ出演、当館の20周年での秋篠宮さんへのプレゼンテーションなど、標本があって、博物館の内外での活躍の場があったことが大切だったとのことでした。写真は、ゆめはく号をつかった1日だけのきのこ野外博物館の様子、実際の標本と採れたての標本を即興展示。YMCAさんの主催で小さい子供たち向けのきのこ観察会を行い、神戸界隈の大学生スタッフ、御影高校の生徒、神戸市、ハイキングにおとずれた年配の方々との交流が実現。幼児へのケアはYMCAや大学生のスタッフに応援いただいて役割分担。講演では、うまく連携を図ったさまざまな活動が紹介されましたが、どれも色んな立場の方々と協働し、多世代交流する、そんな舞台も標本がきっかけで生み出されています。アンケートには、こんな高校に通いたかったという声がありました(当然!)。ときどき、連携が目的になってしまうことがありますが、目的のための連携がごく自然体で表現されていました。
つぎは、えぞほね団sapporoです。こちらは新進気鋭の札幌発の標本づくりグループです。
発表者は、団長の工藤智美さん。さすが動物園のエデュケーター出身で説明が上手すぎ。ネタも最高、関西人より関西人ぽい?!
札幌市博物館活動センターにて活動されているボランティアグループで、施設の展示をつくったり、札幌市内の各地でアウトリーチ展示やワークショップを開催されています。作成されているのは、哺乳類の骨格標本やプラスティネーション標本、透明標本、マグネットで着脱できる豚足など色々。団員はおよそ30名程度で、主婦の参加が多く、子どもを送り出してから、いそいそと活動されるとのこと。メンバーには多彩な方がおおく、特殊メイクの達人、デザイナーなど。そんなわけで、おしゃれなディスプレー、ユニークな表現(紙で鉄棒をつくって逆上がりするプラスティネーションのカエルが・・・)が特徴的。実験的な標本づくりに果敢に挑戦中で、触れる透明標本やにわとりの胚発生の様子を樹脂で固定するなど、先進的で先駆的な活動に周りが圧倒されました。今回参加されたプロの学芸員さんが、もっとも衝撃を受けたようです。こうした実験的な取り組みがあるからこそ、ボランティア活動に人が集まり、継続するのだろうという印象を多くの人が持ちました。活動の舞台となっている「札幌市博物館活動センター」の素晴らしいサポートも注目されました。新しく建設が予定されている札幌市立博物館が楽しみです。
つぎは、ウサギノネドコの吉村さんからの話題提供。京都で雑貨屋さん、宿、カフェを営んでおられます。
もちろんキーワードは標本と自然の造形美!
ともかく、標本が圧倒的に綺麗でおしゃれ。ホームページを見て頂ければ、一発で気にいっていただけると思います。もちろん、綺麗なだけでなく、ストーリーがちゃんと作られていて、キューブ状の標本を並べかえて、キュレーションできます。今回の演者のなかで、最も自然の造形美へのこだわりが鮮明な方でした、それとウニ愛!。生物系のスタッフだと、どうしても「名前」やら「レア度」から入ってしまうのですが、ごくごく身近なものに造形美を見出して、しかも自然の状態以上に綺麗に見せてしまう吉村さんのアート力に脱帽です。何度も繰り返します、綺麗すぎ。カフェや雑貨屋さんにやってきて、自然史に関心をもってくれる人がたくさんいるようで、博物館の大応援団の役回りを果たして頂いています。会場には、ウサギノネドコFANの方もたくさん来られていて、自然史博物館が近くなったというご意見も頂きました。ちなみに、美しい封入標本は、すべてピュア・アクリル樹脂製で作成されていて、僕らがつくる不飽和ポリエステルの樹脂とは違います。こっちの標本づくりは本気バージョンです。アクリル樹脂で簡単につくる方法を開発する気にちょっとなりました。
最後のおおとりは、成安造形大の宇野君平さんからの話題提供で、巨大な鉄鋼アート、サイエンスとアートが融合したワークショップの話し。会場から、来年予算とりますから来てください♡、とプロポーズの声も掛かりました。
琵琶湖に生育している植物プランクトンをでっかく鉄鋼で再現してみたり、花粉をモチーフにした大きな鉄鋼オブジェが紹介されました。上の写真のスライドに出ているビワクンショウモを博物館の顕微鏡で覗いたときの衝撃をアートとして再現されています。小さなプランクトンをどう魅力的に展示する方法は、博物館業界でも大きな課題。宇野さんの方法は明快で、しかも自然史の研究者との連携をみごとにプロモ―ションされています(詳細はこちら)。顕微鏡で観察してスケッチ、そして粘土などで造形して、作品をみんなで鑑賞&解説、そして大きなアート作品を楽しむ。そのまま、水生昆虫で真似させていただきたいです(イカやクモ、種子で真似すると言ってるウチの学芸員さんたち・・・)。作成されたプランクトンの作品が成安造形大の屋外に飾られているとのことですが、琵琶湖博物館の方から双眼鏡でみたら、顕微鏡でプランクトンを見る感じになるっていう発想が面白すぎです。どれもスケールを上手に変化させて、人の心に響くように作品に活かされているのがすごい。琵琶湖でプランクトンファンが増えたとしたら、それは宇野さんのおかげかなと思えるほどでした。
4題の講演が終わったあとに休憩。なぜか標本持参の方もおられて特別披露。これから某所で活用されるシュモクザメのプラスティネーションが登場して、子どもも大人もエキサイティング(頼むから休憩してください)。
休憩のあとは、パネルディスカッションです。
コーディネーターは、なにわホネホネ団の団長・西澤真樹子さんが登場し、進行をお任せ。
きっちり、たのしく質問をさばいていただきました。
発表の補足などに加えて、標本づくりや作品づくりでの苦労やエピソードをパネリストから紹介いただきました。4題ともに、標本作りにストーリーがあり、色んな発表の場での交流が新たな価値を生み出してゆくことが良くわかりました。また、会場からの質問もたくさん。とってもマニアックな技術系の質問や運営のノウハウについてや、素朴な質問など、ともかく色んな観点からの質問が飛び交いました。印象に残ったのは、発表や展示する場としての博物館の役割、特に、多くの人が気楽に参加できて、研究者だけでなく、いろんな立場で何かに取り組んでいる方々との交流の場があることが重要であることを、パネリストをはじめ会場の方々に共感頂いたことです。発表する場があり、そこで議論することが最大の学びになり、活動を持続させる糧になるとのことでした。当館がこれまで10年来取り組んできた『共生のひろば』が、まさにその役割を果たしているとの指摘も。今年も2月11日、より幅広い層の方に呼びかけて開催しますので、こちらもどうぞよろしくお願いします(宣伝)。また、今年の12月12、13日は、京都で「いきもにあ」という生き物好きの方が集う大きなイベントもあります。関心のある方は、ぜひ。
最後に、こうした展示や標本づくりに関する公開講演会を開催する動機は、2013年に丸山宗利さんとのコーディネート企画で、九州大学総合研究博物館で開催された公開講座「自然史標本の最新作成技術と魅せ方」(togetterのまとめが面白い)に参画したことです。ここでも予想以上に多くの方が参加されて(会場が溢れかえる)、なおかつ自然史分野ではない方の参加、専門分野もバラバラの若い学生さんが熱心に聞いてました。僕が河川生態学の話をしても、こうはならないのに・・・。自然史に関心をもってもらうやり方として、もちろん野外観察や生物学の講座も大切なんだけど、博物館らしく展示という切り口から入ると、より多くの人が関われるし、ちょっと違った役割分担もできることを確信しました。
今回の講座でも、九大での状況をそのまま追体験することに。アンケート結果を拝見してもこれほど満足度が高いセミナーはかつてありませんでした。自然史博物館って実は面白いところなんですね、昔とはえらい変わりようですね、という声も。なかでも一番の感激は、20年間ずっと特定分野の講座しか参加したことが無かった人が、はじめてその分野以外の講座に参加して、しかも大変参考になったとのこと、そしてまた参加しますとコメントを頂いたことです。ちょっとだけ間口が広がったのかも。自然史の本質が多様性であるように、自然史の学び方や楽しみ方にも、もっともっと多様性が必要なのでしょう。スタッフ・演者一同、来年もこうした公開講座、どこかでやろう!ということで幕を閉じました。すばらしい演者の皆さん、ご参加くださった皆さん、会をもりあげてくださり、ありがとうございました。
(みつはしひろむね)
「学んで魅せる標本展」企画展講座
自然史標本を魅せる多様なアプローチ
この講座では、自然史標本との接し方には、色々なスタイルが存在し、研究者だけでなく色々な人が関われることを知って頂ければと考えています。標本と言えば、昆虫をピンで刺して並べたもの、植物を台紙に貼ったものなどを想像しがちですが、それだけではありません。樹脂に封入する方法や動物の骨格標本、クラゲのゼリー標本など色んな方法があります。種類だけでなく、関わり方や活用の目的も多様。身近な自然素材を活かした素敵な雑貨、小さな微生物をモチーフにしたアート作品、高校の生物部や市民団体が取り組む標本づくりなど、発想しだいで自由な世界をつくりあがることができます。
このセミナーでは、そんな自由な世界を楽しんで頂ければと考えていますので、みなさま気兼ねなくご参加くださればと思います。
日時: 2015年10月25日(日) 13時30分~16時30分 終了しました。
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室
(観覧料のみ必要です: 受講料・申込みは不要です、どなたでも何歳の方でも参加できます!)
【 内 容 】
自然史標本の多様性 ~作り方と関わり方~ 三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
高校生がつくるキノコ標本と展示 河合祐介(兵庫県立御影高等学校)
えぞホネ団Sapporoがつくる愉快な標本たち 工藤智美(えぞホネ団Sapporo・団長)
自然の造形美を伝える、根付かせる 吉村紘一(ウサギノネドコ)
小さな生き物を巨大化するアート 宇野君平(成安造形大学)
会場を交えてのよもやま討論会
コーディネーター 西澤真樹子(なにわホネホネ団・大阪自然史センター)
開催中の企画展情報はこちら(http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/hilyouhon.html)
当日のようすはこちら(http://www.hitohaku.jp/blog/2015/10/post_2078/)
(みつはし ひろむね)
かつて、六甲山地に位置する東お多福山には、ススキが優占する広大な面積(約83ha)の草原が広がっていましたが、戦後の植林や土地開発、草原管理停止による森林への遷移により、現在は約9haにまで面積が縮小しています。また、ススキも衰退しネザサや優占する草原に変化、草原生植物の多様性が低下するとともに、ススキの穂が広がる景観が失われるなどの課題が発生しています。これらの解決のため、平成19年度より東お多福山草原保全・再生研究会が中心となり、当地でのススキ草原の景観の再生と、草原生植物の多様性の保全を目的とした活動がすすめられています。
本展示では、当地の草原保全で目指すべき草原の姿を検討するために、約460点の古写真を収集、整理、分析し、当地の植生と利用の変遷を紐解くとともに、かつてのススキが優占していた頃の草原の姿を明らかにした結果を紹介します。また、1人でも多くの方にかつての東お多福山草原の姿を伝えることで、草原保全の目標像が共有されるとともに、保全活動の賛同者・参画者の輪が広がることを期待しています。
なお、本展示は平成23年度~25年度科学研究費補助金若手研究B(課題番号:23701026、代表者 橋本佳延)で実施した古写真による東お多福山草原景観調査の研究成果の一部を使用しています。
1 展示概要
① 東お多福山草原の概要(場所、希少性、消失の危機など)解説パネル
② 東お多福山草原で撮影された1930年代以降の古写真と文献等情報により構成される草原の変遷をまとめた年表パネル(1点)
③ 古写真の撮影地点(推定)の位置図および、同一撮影地点の現在の様子を収めた写真を比較するパネル
④ 東お多福山草原の植生、景観、利用を特徴付ける古写真
⑤ 大正期以降に発行された、東お多福山草原の写真を掲載したハイキングガイド(実物)
⑥ 東お多福山草原における草原保全活動の紹介パネル
※会場によって展示物の構成が異なります。
2 主催・協力
主 催:兵庫県立人と自然の博物館
兵庫県三田市弥生が丘6丁目 電話:079-559-2001(代表) http://hitohaku.jp
共 催:東お多福山草原保全・再生研究会ほか
3 担 当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境再生研究部 橋本佳延
電話&FAX(直通):079-559-2014
4 巡回日程・会場 終了しました。
(1)期間 9月16日(水)~9月29日(火)
場所 兵庫県立美術館ホワイエ 神戸市中央区脇浜海岸通1-1−1
(2)期間 10月1日(木)~10月9日(金)
場所 伊丹市立生涯学習センター(ラスタホール)ロビー 伊丹市南野2丁目-3-25
(3)期間 11月5日(木)~11月19日(木)
場所 神戸市シルバーカレッジ ホワイエ 神戸市北区山田町下谷上中一里山14-1
(4)期間 12月26日(土)~1月15日(金)
場所 神戸市東灘区民センターロビー 神戸市東灘区住吉東町5丁目1-16
(5)期間 平成28年1月29日(金)~2月8日(月)
場所 神戸市立灘区民ホール神戸市灘区岸地通1丁目1-1
巡回展の詳細はこちらから
5 展示の様子 ※兵庫県立人と自然の博物館での展示構成。会場によって変更があります。
3月21日(土)「魅せる標本てん」の設営を行いました。
この展示は、2014年4月から2015年3月にかけて開講した、人と自然の博物館のセミナー「魅せる標本つくり隊−植物と昆虫のすてきな展示づくり−」の、一年間の成果です。
短期間の展示ですが、ぜひごらんください。
春から秋にかけて、博物館のまわりの深田公園をフィールドに、各自が気に入った植物や昆虫を集め、標本を製作しました。
冬、何やら工作をしています。「図工の時間」のようです。
3月21日、いよいよ設営です。
完成しました! かなり、達成感あります。
遠目に見ても美しいよう、工夫いたしました!
(展示制作:足立千恵・近藤フミ子・高見咲恵・辰巳淳子・中川貴美子・本田邦視・高橋 晃・八木 剛)
標本は、必ずしも、専門的な研究のためだけのものではありません。
少し努力すれば、どなたでも、このような標本や展示をつくることができます。
やってみようかな!と思う方は、2015年度の本セミナーにご参加ください。
4月開講です。いっしょに達成感を味わいましょう。
(八木 剛)
これまで、「丹波竜」という愛称で呼ばれた丹波市から発掘された竜脚類が新属新種Tambatitanis amicitiae (タンバティタニス・アミキティアエ)と命名・記載されました。
これを記念して、タンバティタニスの化石のうち普段収蔵庫に保管されているものを展示しております。
また、新属新種名の由来、タンバティタニスの特徴やその系統的な位置づけをパネルで説明します。
展示概要
◆ 期 間 : 2014年10月19日(日)まで
◆ 場 所 : ひとはく3階 丹波の恐竜化石展示コーナー
◆ 展示物 : ホロタイプ標本など約20点
関連する情報はこちらをご参照ください
↓
丹波市より発掘された竜脚類化石(通称"丹波竜")の記載論文の出版について
※9月30日(火)まではクールスポット指定施設として観覧料が通常の半額になっております。
まだお越しになっていない方は、是非この機会をお見逃しなく!!
生涯学習課
会期 2014年4月1日(火)〜8月31日(日)
会場 兵庫県立 六甲山自然保護センター(記念碑台すぐ)
〒657-0101 神戸市灘区六甲山町北六甲123 TEL 078-891-0616
開館 土日祝 9:30〜16:00/平日 9:30~15:00
休館日 毎週月曜日(ただし、休館日が祝日または振替休日のときはその翌日)
入館料 無料
調査員(受講者) 井上 元、河野岳生、坂本貴海、篠谷遼太、高尾海星、徳田 椋、半井陽大、福井 翔、室谷泰智
こんにちは、フロアスタッフです。
このお顔、だれだかわかりますか?
よ~く考えてみてね。博物館の1階展示室にいる・・・
正解は・・・マンモスではなく「アメリカマストドン」です。
マストドンは、今から約350万年前~約1万年前に北アメリカで生息していたゾウの仲間です。
いま皆さんが動物園やTVでよく見るゾウとは違う種類で、最終氷期の終わりの時期に絶滅したといわれています。
博物館のイベント・うきうきワークショップで、このアメリカマストドンの帽子がつくれますよ。
10:30~16:00の時間内、いつでも参加できるイベント
★゚+.☆゚+.うきうきワークショップ☆゚+.★゚+.
折りたたむと絵が消えるふしぎな「からくり!隠れびょうぶ」や
好きな絵をかいて、くるくるまわしてあそべるおもちゃ「くるくる変わる絵!六角パズル」や
液体でも固体でもないふしぎな感触・・・「スライムをつくろう!」などのイベントがあります♪
※「スライムをつくろう!」は、各回10分前から整理券を配布。定員先着20名(全5回)です。
場所は、いずれも4Fひとはくサロンです。
くわしくは下記の案内をご覧ください。
展示室ツアーやデジタル紙芝居など、たくさんのもよおしをご用意してお待ちしております。
(フロアスタッフ まつだ)
三田市内8中学校の理科自由研究作品を、9月20日(金)~26日(木)、当館4階ひとはくサロンで展示しております。
地元の中学生の研究成果を是非ご覧ください。
今年は8中学校より33の作品が出展されております。
<出展中学校>
三田市立上野台中学校
三田市立長坂中学校
三田市立狭間中学校
三田市立八景中学校
三田市立けやき台中学校
三田市立富士中学校
三田市立藍中学校
三田市立ゆりのき台中学校
なお、展示を見学するには、博物館の観覧券が必要です。大人100円、65歳以上50円、高校生50円、中学生以下無料です。
西岡敬三(生涯学習課)
来る8月22日(木)、ひとはくで開催される「教員のための博物館の日inひとはく2013」の一環として、東京は上野にある国立科学博物館から小型の植物食恐竜「オスニエロサウルス」の学習用骨格標本をお借りしました。
▲国立科学博物館では、このような学習用標本の貸し出しを行っているそうです
本日、実習中の高知大学佐藤さん、当館フロアスタッフのみなさまの力を借りて無事組み立てに成功し、博物館4階のひとはくサロンに仮に設置しました。
22日「教員のための博物館の日inひとはく2013」では、この標本についての説明とフロアスタッフによる「恐竜骨パズル」のイベントを行います。
この機会にひとはくでは普段見られない「オスニエロサウルス」の模型をご覧ください。また、このような標本の貸し出しに興味のある方もどうぞお越しください。
西岡敬三(生涯学習課)
「教員のための博物館の日inひとはく2013」の情報は ↓
http://hitohaku.jp/blog/2013/08/hakubutukan_day.pdf
http://hitohaku.jp/blog/2013/08/hakubutukan_day_teacher.pdf
▲コンテナで送付されてきました、佐藤さんが組み立てています、フロアスタッフのみなさんが美しく飾りつけをしています
▲展示(仮)が完成しました、是非見に来てください
※看板の文字は修正しました。正しくは「オスニエロサウルス」
本日、4次元デジタル地球儀「ダジックアース」を博物館3階、”絶滅への道”の展示場所横に設置しました。
この地球儀セットは、来週8月22日(木)に当館で開催される「教員のための博物館の日inひとはく2013」の一環として国立科学博物館よりお借りしたものです。
まるで宇宙から地球を眺めているようなリアルな地球儀を是非体感してください。
8月末日まで展示の予定です。
▲設置に当たっては、博物館実習中の助野さん、藤田さんにお手伝いいただきました。ありがとうございました。
ダジックアースの情報 ↓
http://www.dagik.net/%E6%9C%80%E6%96%B0%E6%83%85%E5%A0%B1/
「教員のための博物館の日inひとはく2013」の情報 ↓
西岡敬三(生涯学習課)
ひとはくでは、環境省と協力して2013年2月9日(土)に生物多様性地域連携促進セミナーを開催いたします。
関心のあるかたは、ぜひご参加頂ければと思います。
詳しくは下記のホームページをごらんください。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16184
また、子ども向けのプログラムもあります!
4種類のゆるきゃらと一緒に写真撮影や楽しいイベント・ワークショップもありますよ!
→ チラシはこちらからダウンロードできます
【日時】 平成25年2月9日(土)13:00~17:00(開場12:30)
【会場】 兵庫県立人と自然の博物館 本館4階 大セミナー室
(兵庫県三田市弥生が丘6丁目)
【主催等】
主催:環境省 共催:兵庫県、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、
生物多様性自治体ネットワーク
協力:兵庫県立人と自然の博物館
【対象者】 主として兵庫県内の市民、企業、NPO/NGO及び自治体の方々
【開催趣旨】 生物多様性の保全のためには、地域において様々な関係者が連携して地域の特性に応じた取組を行うことが重要であることから、平成23年10月に「地域における多様な主体の連携による生物の多様性の保全のための活動の促進等に関する法律(生物多様性地域連携促進法)」が施行されました。本セミナーは、地域の多様な主体の連携による活動の事例発表や参加者同士の意見交換を通じて、生物多様性地域連携促進法の活用を促すとともに、生物多様性の保全に向けた地域に根ざした連携の取組を促進することを目的として開催します。
【プログラム】
13:00~13:10 開会挨拶 環境省 ・ 兵庫県
13:10~13:20 生物多様性キャラクター応援団共同宣言式
UNDB-J「タヨちゃんサトくん」
兵庫県「はばタン」
兵庫県立人と自然の博物館「ひとはく博士」
※終了後、別会場で子ども向け写真撮影会等を実施
13:20~13:35 ひょうごの生物多様性保全プロジェクト認定証交付式
13:35~14:05 多様な主体の連携による生物多様性保全活動の意義 竹田純一氏
(農山村支援センター事務局長/里地ネットワーク事務局長/内閣官房地域活性化伝道師/東京農業大学学術研究員)
14:05~14:25 生物多様性地域連携促進法のあらましと生物多様性をめぐる最近の話題
環境省 生物多様性施策推進室
14:25~15:30 地域での活動事例の発表
「地域連携保全活動による持続可能な都市型里山を目指して」
西宮市環境局環境緑化部環境学習都市推進課 副主査 上野真理子 氏
「東お多福山草原保全における多様な主体による地域連携」
東お多福山草原保全・再生研究会 事務局 橋本佳延 氏
「淡路水交会による漁業者の森づくり活動」
南淡漁業協同組合 組合員 西野恵介 氏
「尼崎の森中央緑地における百年の森の創造を目指した市民・企業・行政の連携」
兵庫県阪神南県民局尼崎港管理事務所 尼崎21世紀プロジェクト推進室長 塚原淳 氏
尼崎信用金庫営業統括部 次長 越柴豊 氏
15:30~16:00 休憩(活動団体によるブース出展)
16:00~17:00 ワークショップ
テーマ:多様な主体による連携の促進に向けた課題と展望
【定員、参加料】 100名程度、無料
【セミナーへの参加申し込み方法について】
E-mail、FAX、又は下記URL上の申し込みフォームのいずれかの方法で、平成25年2月1日(金)までに下記事務局までお申し込みください。
お申し込みフォームURL http://www.event-notice.org/bdseminar/hyogo/
E-mail又はFAXでお申し込みの際には、表題に「生物多様性地域連携促進セミナー in 兵庫 参加申し込み」と明記し、[1]氏名(ふりがな)、[2]住所、[3]電話番号、[4]勤務先及び役職、[5]連絡先E-mailアドレス(又はFAX)をご記入ください。
事務局からの返信メールを参加券としますので、当日必ずお持ちくだい。
参加券は、参加希望者一人につき1通とさせていただきます。
参加希望者が多数の場合は、先着順といたします。
以上です。
多くのみなさまのお越しをお待ちしております。
(みつはしひろむね)
毎年恒例の「六甲山のキノコ展
」を今年も開催しております。今回は、阪神御影駅まえにある「御影クラッセ」を会場に、1F玄関口には、「ゆめはく号」が登場。ちょっと変わったキノコを展示しつつ、4Fにて開催されている本展示へと誘導します。当館のやくわりは、看板です。
駅前だけあって、人通りが多く、たくさんの人が尋ねてくれています。
さて、4F展示室では・・・
ともかく御影クラッセ4Fの展示室ではたくさんのキノコをずらっとならべています。
これ以外にも写真に写ってない左側にもたくさんあります。
キノコに関心が高い小さな子、やたらとキノコに詳しい少年が次々と登場しています。本物がしっかりと展示されていて、しかもケースに入らないで間近で観察できるので迫力があります。
すっかり恒例の行事になっていて、去年は展示してなかった標本を見つける方、近くの方に解説してくれるお客さん、お客さんどうしで対話される様子など、双方向の交流ができあがりつつあります。
きのこ展のご案内はこちらです。1月12日~14日までの開催となっています。
→ ポスター
会場にキノコのにおいが充満しています。約400種類のキノコが一同に並んでいて圧巻です。
明日、14日まで展示していますので、興味のある方はぜひお越しください。
(みつはし)