イベントやセミナーの実施報告の最近のブログ記事
今年も残りわずかになってきました。12月17日(月) 猪名川町立つつじが丘小学校6年生のみなさんといっしょに学習しました。6年理科で「大地のつくりと変化」を学習しますが、通常の授業に加えて、さらにイメージしやすく、専門的な、ちょっと記憶に残る授業を出前してきました。
今回のメインテーマは、「化石のレプリカづくりと丹波の恐竜化石」。
前半は40名近い6年生の3クラスを順番に理科室に入れ替わりで、石こうを使ったホンモノの化石のレプリカづくりをしました。人数が多くて大変でしたが、理科担当の先生と担任の先生の協力のおかげで、無事に石こうを流し込むことができました。
そして、石こうが乾燥する時間を利用して、後半は全員体育館に移動して、スライドを見ながら地層のでき方や化石の話を熱心に聞きました。理科室には化石や鉱物標本なども置いてあると思いますが、勝手に触ると注意されるけど、今回は一人一つずつの化石を手にとって作業しました。1億年も2億年も前に生きていた生物(化石)に直に触れるなんて経験は、滅多にできないのではないでしょうか。
最後は時間が足りなくて、いっしょに石こうを取り出せませんでしたが、きっと世界に一つのホンモノのレプリカが出来上がったと思います。
生涯学習課
ひとはくの12月は クリスマスのイベントがもりだくさんです!
8(土)・9(日)には長靴型のかわいいクリスマスカードを作りました〜
☆長靴から小ささなツリーが飛び出しました〜(^−^)
☆大きな長靴のツリーの前でにっこり ハイポーズ(^O^)/
☆みんな上手ですね〜
クリスマスツリーに使う木の葉(モミの木・ツガなど)も 見てもらいました〜
サンタさんのプレゼントは なにかな?
ドキドキワクワク 〜楽しみですね〜(*^_^*)
次回のフロアスタッフとあそぼうは
22(土)・23(日)・24(月) 3時〜 3階アースシアターにて
「ひとはく DE クリスマス}を行います。
☆クイズ大会やビンゴもあり かわいいリースもつくりますよ。
またうきうきワークショップは 10時30分〜4時 4階ひとはくサロンにて
23日(日) 「プラバンづくり」・・・材料費50円
24(月・祝) 「ひとはくモビール〜クリスマスバージョン〜」・・・材料費100円
を行ないます。
☆みんなで楽しんじゃお!
どうぞ ひとはくへ お越しくださいね〜 メリークリスマス〜♪
フロアスタッフ 松田・小野
外国のお客さまの特注セミナーの様子は前のblogで紹介しました。
次は、これからのトレンドになりつつある「大阪」からの団体さまの特注セミナーの様子を....豊能町立東ときわ台小学校6年生の子たちの様子です。
午前中は、丹波市の恐竜化石発掘現場や元気村かみくげで現地の学習。午後は、ひとはくでの特注セミナーでした。担任の先生が教職員のためのセミナーで古谷主任研究員の講義を受けられたことなどがきっかけで、6年生の岩石や化石、地層の学習に採り入れたいということで実現しました。
午前中は講師も丹波市の現地へ出向いての館外特注セミナーとして実施。午後は、館で講義形式。こうしたオリジナルの特注セミナーの実施までに、何度も詳細な打合せを講師の古谷とやりとりし、時には先生が館にお越しになり、より綿密に打合せを繰り返し、より効果的な学習となるよう工夫されました。
学校・先生方の学習のねらいにできるだけそえるよう、研究員との事前の打ち合わせがポイントとなる特注セミナーのご紹介でした。
「こんなことをやってみたいんだけど・・・」「◯◯はできないでしょうか」「◯◯研究員に学校へ来て、□□の話を聞きたいのですが?」など、ご要望がございましたら、是非、ひとはくをご活用ください。
生涯学習課:八尾
先のblog記事では、三橋主任研究員による学校団体さまの特注セミナーの様子をご紹介しましたが、今回は、なんと、外国からのお客さまへの特注セミナーをご紹介します。
ご予約のご相談は、2週間ほど前、11月の末頃でした。三田市まちづくり協働センターさまから、「外国からのお客さまと博物館を観覧したいのですが、展示案内などはお願いできるでしょうか?」というお電話を頂戴しました。 「かしこまりました。それでは、この秋オープンしました2階の『ひとはく多様性フロアー』を中心に、研究員が展示解説をしながら、標本にお手を触れていただくような内容でアレンジしてみましょう!!」
ということで、お客さまのお越しになる時間に対応できる鈴木研究員と生涯学習課間で内容の調整をしながら、特注セミナーをアレンジします。
通常、ひとはくでは館内展示に関わる解説案内は行っておりませんが、今回のように、限られた展示エリアを活用した演示型のセミナーは、調整次第では実施することができます。団体でご観覧の際にはご相談ください。
当日お越しになったのは、アメリカ、オーストラリアからのお子さまを含むご家族さまと通訳の方、ガイドボランティアの方、そして市の担当の方々でした。入館されてすぐにイノシシなどのはく製の前で解説を聞きます。もちろん通訳の方も参加しながら研究員に質問しながら展開されます・・・・・ボタン鍋の話だったような気もしますが(o^^o)
そして、お目当ての2階 ひとはく多様性フロアへとすすみます。
昆虫の大型模型にお子さまも大喜び(^.^) 県立御影高等学校のキノコの前では、毒キノコよりも食べられるキノコに関心が集中していました。 きれいな蝶の展示や干支展のためのヘビの標本など、じっくりと立ち止まり研究員の説明を聞きながらひとつひとつ見学されました。
また、普段は鍵がかかっている見ることのできない標本箱も、研究員が特別にオープンしました。
1時間の予定でしたが、時の経つのも忘れるほど集中し、みなさん、笑顔でひとはくを去られたのはお昼でした(o^^o) ぜひ、お国に帰られたら「HITOHAKU is a new typel Museum」とPRをお願いいたします。
生涯学習課 八尾
12月13日(木) 神戸市立淡河小学校3年生の8人がひとはくに来てくれました。
今回は三橋主任研究員の特注セミナーを企画しました。
団体予約お申し込みの時、学校からは、「水辺の生き物とそのくらし」というテーマを希望されていました。
そこで、この秋、2階の展示室を改修してオープンした、「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル〜」を活用した、演示型の特注セミナーを実施することに。人数が少なかったこともあり、また、事前に学校の近くの淡河川の生き物についての質問や水辺の生き物についての質問を準備してくれていたので、展示されている標本や模型を使いながら、三橋主任研究員といっしょに楽しく学びました。
2階の多様性フロアを活用した演示型特注セミナーのもっとも効果的で典型的なパターンではないかと思います。
小規模校さまに限らず、2階の多様性フロアーで特注セミナーをご希望される場合、様子をお知りになりたい場合は、ぜひ一度お問い合わせください。
生涯学習課 または 生涯学習推進室
11月25日日曜日,ひとはくのセミナー「子どもの目が輝く自然体験学習」指導者養成セミナー(実習編)」を伊丹市昆虫館で開催しました.
本セミナーは,小学校や幼稚園教員などの指導者を対象に,経験豊富な現職教員および伊丹市昆虫館の学芸員から子どもたちの体験学習の指導の助けになる昆虫の観察方法や、生きた昆虫の扱い方、遠足などでの昆虫館の効果的な利用の仕方を体験的に学ぶことを狙いとしています.
まずは,昆虫館友の会の役員で,伊丹市立有岡小学校の國村先生から,昆虫館や博物館で自然体験学習を実施する際のポイントについてお話をいただきました.子供たちに効果的な昆虫体験をさせるには,事前に昆虫館や博物館に,どんな体験をさせたいのかをはっきりと伝えることが大事.さらに,その場の体験で完結する学習プログラムなのか,あるいは,その体験をもとに学校等で学習を継続しておこなうことをねらいとしているのかを明確に伝えることも重要と教わりました.たしかに,その場で完結するプログラムなら,昆虫館や博物館のスタッフも子供たちの昆虫に対する質問にもその場で解答すれば良い訳ですが,学校で引き続き学習を続けるなら,答えではなく,子供たちが自分たちで考えて答えを導き出せるようなプログラムを用意する必要がある訳です.
講義のあとは,昆虫館学芸員の長島さんにアゲハチョウやカイコ,カブトムシの幼虫,ナナフシの成虫などを用意いただき,実際に生き虫に触れながら,昆虫観察の方法やポイントについての実習を受けました.アゲハチョウの幼虫の足の本数を調べたり,ナナフシを手にとって走行性を観察したりと楽しい学習プログラムに,予定していた時間を大幅に延長し,セミナー終了は閉館直前になってしまいました.
カブトムシの幼虫にさわって学習体験
國村先生,長島さん,そして伊丹市昆虫館のみなさま,今日は,お忙しい中,いろいろと教えていただきありがとうございました.
橋本佳明(自然環境評価研究部)
昨日、恒例のクリスマスイルミネーションをセッティングしました。
休日にもかかわらず、セッティングしていただいたのは、
いつもひとはくを応援いただいている大本さんファミリーです。
本当に本当に、ありがとうございました。
昨日から、ひとはくサロンとエントランスホールの2ヶ所が、年の瀬を感じられる空間へと変身しました。
毎年異なる趣向で飾り付けいただいておりますが、今年は一段とシックなイメージです。しかも今年のイルミネーションはBGM付きです。
このブログでは全てをお伝えできませんので、是非実物を見に来てください。
このイルミネーションは、12月24日(25日は休館日です)まで見ることが出来ます。
大人も楽しめる”ひとはく”に是非お越しください。
西岡敬三(生涯学習課)
深田公園うきうき探検隊(略して「ふかたん」)とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園を探検するイベントです。
今回の探検テーマは「きのこGETだぜ!」です☆ヾ(^Ο^)
11月10日(土)の午後2時、隊長・秋山主任研究員と一緒にきのこ探しの探検へ出発しました!
ふかたんオリジナルペーパーバッグを手に、探検のはじまりです。
エントランス横にてさっそく、ムジナタケやコムラサキシメジをGET!
一見何かの実のように見えるコチラも、ツチグリの仲間が古くなって外側の固い殻だけが残ったものです。
博物館横のスロープを降りていくと、陸橋の壁一面に緑色の実がたくさんなっていました。
普段は入れないところをぐんぐん歩いて行きます!
どきどき・・・(;゜0゜)
森の中にはどんぐりがた〜くさん!
みんなバッグにたくさん詰め込んでいました。
どんぐりもいいけど、きのこはどこかなぁ〜?
木に群生するチャコブダケです。
食卓ではおなじみのきのこですが、こんな私達の身近に生えているなんて知りませんでした!
また、隊長の秋山主任研究員、前もって下調べをして下さったり、最後までふかたん地図の制作を手伝って頂き、ありがとうございました。
完成したふかたん地図は、4階のひとはくサロン横に掲示していますので、参加された方もそうじゃない方も、ぜひ見にいらしてくださいね。(^v^)
次回のふかたんは
3月24日(日)『石ころをさがそう』です!
深田公園のいろいろな石を探してみましょう♪
フロアスタッフ・たにぐち はるな
今週もひとはくでは、中学生がトライやる(インターンシップ学習)に参加しています。神戸大学附属中等教育学校から1名が参加しており、自己紹介の中で「ひとはくには、恐竜の化石に興味があったので、30回以上来館しています。」と述べてくれました。
外からはわからない博物館の仕事を経験して、これまで以上にひとはくに興味を持ってください。
朝のミーティングで自己紹介と抱負を述べました。
★今日と明日は情報管理課で図書関係の資料整理をしてもらいます。
図書の登録、図書にバーコードを貼っています。 丁寧に作業を進めてくれました。
図書の内容をコンピュータに入力し登録しています。英文の本は和文の図書に比べ時間がかかるようです。
最後に図書室を見学し、明日の作業の説明を受けているところです。本日登録した図書を、配架してもらいます。
明日も頑張ってください!
情報管理課 阪上勝彦
11月10日(土) 篠山市の四季の森生涯学習センターで「第2回たんばっ子!学びフェスタ」が開催されました。丹波地域の小学生や中学生が、漢字や算数、理科や数学の問題にチャレンジする楽しいイベント。そこに「ひとはく」からもおもしろワークショップで出展しました。
今回も、ほんものの化石を準備して触ってもらったり、おゆまるでアンモナイト化石のレプリカづくりを体験してもらいました。
運営のスタッフさんやボランティアの高校生(柏原高等学校のインターアクト部生徒)にもお手伝いをしていただき、3時間ほどの間に130人!!もの子たちに体験していただき、大好評のうちに終了しました。
ほかにも、考古博物館のコーナーでは「火おこし体験」、啓林館からは「プラ板」、丹波消費生活センターからは、ジュースに含まれる砂糖の量を測るコーナー、そして地元の高校からは学校で作ったお米や野菜などの販売もあり、賑やかな一日でした。
生涯学習課:やお
藤井 健博
ぼくが「人と自然の博物館」に来て見てもらいたいモノは、本館2階に展示してあるアケボノゾウです。
アケボノゾウというのは約200万年前から約60万年前まで日本に生息していたステゴドンゾウの一種で、兵庫県では明石市で化石が見つかっています。明石市近辺に分布する地層(大阪層群明石累層)は、アケボノゾウをはじめシフゾウなどの哺乳類化石がたくさん産出しており、これらは明石動物群と呼ばれています。明石動物群とは、大阪層群明石累層(約200〜100万年前の地層)で、さきほど出てきたアケボノゾウやシフゾウ(シカの仲間)などの哺乳類化石が一括され明石動物群と呼ばれています。明石動物群は、現在の日本の哺乳動物相ができはじめた時期を物語っています。
明石市からは明石原人と呼ばれる人骨化石が発見されていますが、これはもっとも新しいナウマンゾウが生息していた時期(数万年前)のものだと考えられています。
話を戻して、アケボノゾウの詳しい説明をします。
アケボノゾウとは、前に書いたとおり約200万年前から60万年前まで、日本に生息していたステゴドンゾウの一種です。約400万年前に中国から日本に渡ってきた巨大なツダンスキーゾウが、約200万年前に小型化してアケボノゾウが種分化した時代には、対馬海峡で日本が大陸から一時的に分断されることがあったと考えられ、アケボノゾウの種分化は日本の大陸からの分断と関係しているかも知れません。
最後に、文の中に何度か出てきたステゴドンの説明をしておきましょう。
ステゴドンとは、約500万年前から20〜30万年前までの期間に生存した長鼻類(ゾウの仲間)です。ステゴドンの分布の中心はアジアですが、アフリカと中近東にも2〜3種類が分布していました。ステゴドンの系統には中国の北部と日本に分布するツダンスキーゾウの仲間、東南アジアを分布の中心とするトリゴノセハルスゾウの仲間、インドを中心とするインシグニスゾウの仲間の3つの系統があり、それぞれの分布には地域性が見られ、アケボノゾウが日本、ツダンスキーゾウが中国、トリゴノセハルスゾウがジャワ、そしてインシグニスゾウがシワリクというような分布になっています。このように、アケボノゾウにはたくさんの種があり、分布も各地さまざまで、住む場所、環境によってさまざまな形や姿をしています。
あなたもぜひ、「人と自然の博物館」に来て、アケボノゾウを見てはどうでしょう?
辻井 光樹
僕が一番伝えたい展示は、ビルマニシキヘビがマメジカを丸呑みするところです。
何がいいたいかというと、強いモノが弱いモノを食べる、ということです。人間も同じで、ライバルが現れたらどう対応すればいいかということです。
西北 志遠
今の地球は大地がぶつかりあったり、離れたりしています。簡単にいうと、地震がここ最近多いのです。
日本では阪神淡路大震災がおこりました。これで多くの人の命が奪われました。2011年に、東日本大震災がおこりました。関西にも少し揺れがきました。今も瓦礫のしょりがありますが、中から2012年になってもまだ遺体が出てきます。
地震の影響で原発事故が起こっていて、立ち入り禁止区域が少し広がりました。外国では、大地がぶつかりあったりはなれたり、今はアフリカの大地が少しずつ動いています。
何を伝えたいかというと、「僕たちがどうやったら地震で死者を減らせるか」ということです。いつ地震がきてもいいように、心がける気持ちが大事だと思います。
サメの体のいろいろな部分は、世界で活躍している!!
サメの体は隅から隅まで役立ちます。肝臓や軟骨は肝油などの健康食品や薬の材料にされたり、高級食材のフカヒレや競泳水着の素材などになります。
サメ肌がバクテリア繁殖を防ぐことができます。サメの肌はエナメル質で、凸凹があります。このおかげでバクテリア繁殖を防ぐことができます。現在Sharkletという会社では、このバクテリア繁殖を防ぐという働きを用いて、手術や乳幼児用の素材提供が行われています。
サメの中でも、アオザメという種類のサメは、サメの中でもスピードが特に速く、時速35kmにも達します。瀬戸内海の沿岸でも時々見られます。しかも、歯もかなり強力で、エサを捕まえる能力がとても優れています。なので、人を襲う危険なサメとされていますが、事故例はほとんどなく、IUCNC国際自然保護連合のレッドリストの基準では、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
サメ肌状の競泳水着というのは、高速で泳ぐことのできるアオザメなどの皮膚の仕組みを模倣して、水の抵抗を減らすための素材がスピード社(英国)によって開発されました。よって、2004年のアテネオリンピックでは「サメ肌水着」と、話題になりました。
猪上 真悟
2001年5月31日にナガスクジラ(全長9.6m体重6t)が淡路島沖で漁網にかかり、淡路島津名町の塩田漁港に運ばれました。このクジラを解体し、骨を土に埋めて分解を2年待ってから、脂肪や肉をとって骨格標本にした。クジラは偶然に迷い込んだと思われますが、大阪湾では時々大型クジラが目撃されています。ナガスクジラは、世界最大のシロナガスクジラの次に大きく、全長20mにもなります。
クジラのひげ!!
どうしてクジラに「ひげ」がついているのか?
「ひげ」は正式には「ヒゲ板」と呼ばれていて、歯ぐきの粘膜が発達してできたと考えられている。
大きな口で海水をいっぱい飲み込んで、このヒゲ板に引っかかる魚やエビ類などのエサを食べるためです。ヒゲ板は、ちょうど「ざる」のような役割を果たします。
昨日(11月7日)、10月14日にお披露目した
とってもキュートな移動博物館車 『ゆめはく』で、Kidsキャラバンに行ってきました。
朝日に照らされながら、ゆめはくは北へと発進しました!
道行く人や、他の車の運転手さんたちの注目を浴びながら、走りは快調!
香美町村岡区の福岡保育所に無事到着しました。
早速、準備開始!
今年度だけでも Kidsキャラバンを20回以上重ねた
スタッフは慣れた手つきで準備しています。
子どもたちが集まって、プログラムをスタート!
毎回好評のひとはく フロアスタッフ手作りの動く紙芝居、
『デジタル紙芝居「アンモナイト物語」』を見たり、本物の化石を触ったり、
アンモナイトのレプリカづくりをしたり…
参加してくれたほとんどの子どもたちにとって、初めての体験ばかりでした。
そしてお次は…ゆめはく、オープン!
「わ〜きれい!」
世界の昆虫の標本にみなさん釘づけでした。
(今回は時間の関係で乗車できず残念!)
最後はゆめはくをバックに記念撮影
ハチ北からの帰り道、ゆめはくは養父市の 道の駅 にちょっと寄り道。
これから、みなさんの近くの 道の駅 にも、ゆめはくがお邪魔するかも!
『ゆめはくさん、おつかれさま〜』と言っているような、この見覚えのある後ろ姿は?
丹波市の道の駅では、丹波竜のマスコットキャラクター「ちーたん」
との対面を果たしました。
移動博物館車 ゆめはく は発進したばかり!
ひとはくにある 「本物」をたくさん詰め込んで、
みなさんの町にうかがう日も遠くないかもしれません!
ゆめはくは、11月17、18日と22〜23日に兵庫県立丹波並木道中央公園に登場します。
お近くにお越しの際は、ゆめはくに会いに来てくださいね!
(キッズひとはく推進室 たかせゆうこ)
わたしゃライオンタンポポだポポ。11月4日はひとはくフェスティバル。今年は20周年記念だポポ。
20周年を記念して缶しゃのタワーリング大会も開かれ、
わたしらタヨウ星人はクリアファイルやシールも20周年プレゼントになり、いきものかわらばんの研究員賞の景品にもなったのでうれしくて顔の綿毛が飛びそうだったポポ。
今年もタヨウなイベントやお店がでて大にぎわいでわたしの好きな太陽も出たポポ。
その中で、似顔絵屋ちんげんさいと生き物すくいにいってきたポポ。
似顔絵屋はタヨウな顔でにぎわってたポポ。
鳴く虫イントラクター上級合格の親子やM元次長、そしてN副館長のお孫さんたちも描いてもらってたポポ。
毎年くるお客さんもいてなんと0歳〜5歳まで毎年きている子もいるポポ。
タヨウ星人もタヨウだけどヒトの顔もタヨウ星人みたいにタヨウだポポ。
描いてもらった子たちは、ちんげんさいやハバタン、千利休の子孫?、小舘研究員、フ―テンの寅さん?と記念写真をパチリ!
あとは生き物すくいでメダカやイモリをすくい、トノサマバッタやイナゴの唐揚げを食べたポポ。
とくにトノサマバッタは肉厚でうまかったポポ。
またライオン(来年?)もみんな遊びにきてほしいんダーンポポ。
タヨウ星人人気NO1 ライオンタンポポ
読書・スポーツ・食欲・ひとはく・・・いろいろと楽しみな秋です。
楽しみと言えば・・ “ ひとはくフェスティバル2012 ”
今年は11月4日(日)に行われます! 観覧料は無料です。
です。 不要になった大きめの紙を折って、エコバッグをつくります。
マイ・エコバッグをもって、ひとはくフェスティバルを楽しんでね〜♪♪
それから・・11/24(土)、25(日)のフロアスタッフとあそぼうは
「クリスマスツリー 影であそんでみよう!」です。
影絵ができる「透明ツリー」をつくります。
透明ツリーに好きな”ひとはく”のキャラクターを自由にかいてかざりましょう!
光をあてるとおもしろいよ(^_^)
11月の17(土)18(日)の2日間は「関西文化の日」で、観覧料が無料となります。
「“ひとはく”にまだ行ったことがないよ」という方も、ぜひこの機会にどうぞ!
みなさん、秋の一日を“ひとはく”で楽しく過ごしませんか(^−^)
フロアスタッフ ありむらむつこ
10月31日(水)は ハロウィンです〜
ハロウィンは 外国の秋の収穫を祝うお祭りですが
子どもたちは 仮装して近所の家を回り歩き お菓子をもらって みんなでパーティを
開いたりして楽しく過ごします。
大きなかぼちゃのおばけも 有名ですね (^◇^)
10月6日(土)・7日(日)・8日(月) ひとはくハロウィンを行いました〜 (*^_^*)
ひとはくサロンにかわいい魔法使いがたくさん集まりました。
黒い三角帽子をかぶり 大きなほうきをまたいで 手にはパンプキンかざりを
持っていますよ(^◇^)
かぼちゃのおばけもびっくり!!
かわいいパンプキンかざり おうちでかざってくれてるかな?(*^_^*)
次回のフロアスタッフとあそぼうは
27日(土)・28日(日)15:00〜「クワガタぶんぶんゴマ」です。
みなさんの ご参加をお待ちしています〜
フロアスタッフ有村・西口・美濃・小野
稲美町立天満東小学校3年生(52人)VS篠山市立古市小学校3年生(11人)
同じ兵庫県内でも住んでいるところによって生き物の様子が異なっていることを、まず大セミナー室でクイズも交えながらお話を聞きました。(天満東小学校の周りにはため池が多い。古市小学校の周りにはため池はないけど、緩やかな流れの川がある。)その後、10月14日に一般公開したばかりのひとはく多様性フロアを活用して学習を展開しました。
今回はかなり効果的な演示が展開できたと思います。
理由その1)同じ県内の違う場所の小学校3年生がいっしょに、地域差を比較しながら学習できたこと。
理由その2)目の前の標本を見ながら、専門の研究員に質問ができ、その場で応えてもらえる。
理由その3)新しく公開された「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル」では、実際に標本を手に取って、観察したり比べたりできたこと(*注 研究員が同伴のときだけですが・・・)。
三橋主任研究員、本当にお世話になりました。ありがとうございます。これからの新しいプログラム開発が楽しみです。
生涯学習課:八尾
アニバーサリーを終えた翌日の10月14日には、「ひとはく二十歳のお誕生日!」と題した様々なイベントが開催されました。当日のプログラムはこちらになります。
まず最初は、
2階展示室「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル〜」が新たにオープンし、「Kidsひとはく大使」によるテープカットを皮切りに一般公開されました。参加された皆さまありがとうございます。このコーナーは、ひとはくが20年間蓄積してきた貴重な標本をより多くの人たちにも見ていただくことを目的として設置されています。顕微鏡を使って標本をじっくりと観察できるコーナーをはじめ、様々な実物の標本を間近で観察することができます。
この日は、テープカットのあと、スペシャルイベントとして、岩槻館長のギャラリートークが行われました。博物館の標本の魅力や観察のポイントをじっくりと解説していました。このあと、各分野の研究員による展示解説が行われ、各コーナーの標本をもとに研究成果を交え、対話型で解説が行われました。標本がすぐ近くにあるので臨場感があります。
つぎは、移動博物館車「ゆめはく」のお披露目です。
まずは、先ほどの展示に引き続いて、こちらも「Kidsひとはく大使」によるテープカットが行われました。「Kidsひとはく大使」は大忙しです。ひとはく博士やはばたんも見守ってくれています。
「ゆめはく」は、博物館の展示物をのせて地域に出かけて展示します。あなたの街にもやってくるかもしれません。あざやかな黄緑色がとっても目立ちますので、どこかで見かけたらぜひのぞいてみてください。この他にもさまざまなイベントが催され、大勢の人たちによって20周年を祝うことができました。当日のイベントを支えてくださった皆さま、ありがとうございます。
下の写真はJALのみなさんにご協力いただいた「JAL折り紙飛行機教室」に参加された皆さまです。
折り紙教室の様子はこちらをご覧ください。
ひとはく連携活動グループ「人と自然の会」による連凧を飛ばそうの様子です。
みなさんの手で凧1つ1つが完成していきます 何が書いてあるのか画像をクリックしてね!
みんなで作った連凧が三田の大空に見事舞い上がりました!
これからのひとはくに期待してください。
今後とも、ひとはくをよろしくお願いします。
(情報管理課 阪上勝彦)
10月10日といえば、われわれの年代では「体育の日」なんですが、今の世代は・・・・(^^ゞ
さて、そんな今日、大阪府立千里高等学校の生徒さんが特注セミナーを受講されました。千里高等学校はSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されていますが、ひとはくにはSSH指定校のみなさんが多く来館されます。
今日の特注セミナーは、午前10時から布施静香主任研究員による「博物館の標本と資料」講義と生物系収蔵庫見学を行いました。初めて入室する収蔵庫に、生徒さんは興奮気味?!でした。(ごめんなさい、写真を撮るのを忘れていました(^^ゞ)
午後は、古谷裕主任研究員による「放散虫化石を調べる」実習。
顕微鏡を覗きながら、放散虫化石を丁寧に調べていきます。細かい作業の連続ですが、熱中しすぎてついつい予定時間をオーバー・・・・!!
ひとはくでは、このほかにもさまざまな特注セミナーがあります。簡単おゆまるで作る化石のレプリカや葉脈標本のしおりづくりなどもあります。私は今日の昼から、加東市のお友だちといっしょに、おゆまるでアンモナイト化石のレプリカ作りをしましたよ。団体でご来館の際には是非一度ご相談ください。
生涯学習課:やお
「フロアスタッフとあそぼう」のイベントをみなさんはご存知でしょうか?
毎週土曜日、日曜日、祝日の午後3時からは、工作やお絵かきなどの楽しいイベントを行っています。
今回は、15日(土)16日(日)17日(月・祝)に行われました「画はくの日」をご紹介しましょう。
画はくの日は、博物館の展示物を見ながらのお絵かきです。
9月のテーマは、4階ひとはくサロンで行われている「昆虫少年のじゆうけんきゅう」
昆虫を愛する少年・少女の創意と愛情あふれる作品の数々を展示しています。
まずは、みなさんに質問です!
「知ってるセミの名前をおしえてね」
兵庫県のセミ13種、ヤママユガ9種の標本も展示しています。
展示を見ながら、さぁ〜おえかき、はじめましょう♪
「昆虫少年のじゆうけんきゅう」の展示は、10月14日(日)までです。
ぜひ、少年たちの研究成果をご覧ください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
笹山由利子(フロアスタッフ)
深田公園うきうき探検隊(略して「ふかたん」)とは、ひとはくの研究員が隊長となって、深田公園を探検するイベントです。
みんなで、10種類、122匹のバッタが採れました〜。
フロアスタッフ うえやま
オイラはハナマルタニシだニシ・・・
時は9月2日、再び多可町だニシ。登紀子の田んぼはいよいよ実りの季節を迎えるんだニシ。
実は10月1日は日本酒の日で、今日はその日本酒の日に開かれる第20回加藤登紀子日本酒の日コンサートのプレイベントだニシ。オイラは6月と8月に子どもたちが生みだした「田んぼのタヨウ星人」たちの中から、登紀子さんに「一番登紀子の田んぼにふさわしいタヨウ星人」を選んでもらうために、河南堂珍元斎と行ったニシ。
登紀子さんは珍元斎のタヨウ星人講釈を聞きながら、じっくり選んだニシ。
〜さまざまなたくさんの生き物がいて、みんなつがっている。そんな生物多様性の大切さを、講談やお絵かきで子どもたちに楽しくわかりやすく伝えようと…タヨウ星人それぞれにその生きざまの、いのちの物語があります〜と珍元斎。
〜へえ、おもしろいわね。絵本が作れそうねえ。〜と登紀子さん。
中でも鳴く虫ブラーザーズは特に気にいられたようだニシ。
〜私のところもたくさん虫は鳴いてるわよ。カエルもたくさん鳴くのよ。そういえばアカガエルのいい写真撮れたのよ。春、卵がずごいのよ〜と生きもの談議に花が咲いたニシ。
登紀子さんは千葉で鴨川自然王国をやっていて、ひとはくの岩槻邦男館長と同じくWWF(世界自然保護基金)にも関わっている自然大好きな人だニシ。そうして、2人は8才の女の子の作品「子どもママととろ」をついに選んだニシ。
さて、いよいよ今日のメインイベント酒談議だニシ!
第1回の島唄から、わんから、されど我が心…命結と並んだ19本。そして20回はうた語り。杉玉カットや川柳などの披露があり、
いよいよ登紀子の田んぼ賞の発表だニシ。まずタヨウ星人講談のサワリとタヨウ星クイズ!そして受賞作へのコメント!〜この子はハートから描き始め、それは、お母さんにすごく愛されていて、まずハートなんでしょうね。それがほっぺになり、お腹は豊かな多可町の風景。虹色は多様な季節や風景をあらわしています。特技のせんたく昼寝好きというのは、お母さんもそうなんでしょうね。角と魚のひれがついたウサギって感じはトトロのような妖怪のイメージですね。ま、お母さんは妖怪だ!ともいっているんでしょうね〜と珍元斎。
登紀子さんも〜女は魔物よ。ほんと四季を感じる素敵な絵〜と答え、会場は盛り上がったニシ。
そして、いよいよ男声バックコーラス隊と共演で歌を披露。
「貝がらにも光にも雲にも牛にも駅にも町にも船にも私にも〜この地球よりも重いいのちがある・・・いのちよ。この星よりも重たいいのちよ〜」これは貝がらの唄という、福島の子ども達へのメッセージソングで、生物多様性のそして命の重さを歌った登紀子さん。会場は大きな拍手でつつまれたニシ。
10月1日はついにお登紀さんのほろ酔いコンサートだニシ。 オイラたちのタヨウ星人原画展も1日までだニシ。
いざゆかん多可町タヨウ星の世界へ・・・
みんな行くんだニシ。行ってくれたら”はなまる”だニシ。
タンボ系タヨウ星人 タヨウ小学校1年花組 ハナマルタニシ
多可町文化会館ベルディーホールはここだニシ https://www.facebook.com/verdehall
8月26日。加藤茂弘研究員+河南堂珍元斎と南あわじ市の玉青館へいったんだモー。
ウッシッシシッシ…
安政大地震後に江戸の庶民に大ブームを起こした加藤コレクションの鯰絵展と河南堂珍元斎 の現代版鯰絵「ナマズウシ七変化」展の関連イベントだモー!
タヨウ星のニホン島とタイワン島の間の地底に住むナマズウシは、自らナマズエビスマイウシやナマズアワオドリウシに変身し、ナマズウズシオウシやナマズタマネギウシといったアワジ王国ご当地ナマズウシンたちとともにニホン島を元気づける・・・講談「ナマズウシ七変化」モー、鯰絵の魅力に迫るカトちゃんの「鯰絵解説会」モー、江戸時代のおもちゃ絵「立版古(たてばんこ)ぬりえ」モー、逆断層などの構造がペーパークラフトで楽しくわかる「動く断層をつくろう」モー大にぎわいだモー。
鯰絵展+ナマズウシ七変化展は9月2日までだモー。ナあ、マズ、玉青館に急げウシ。
今回、参加した生徒は、小学校6年生〜高校3年生の26名で、4班に分かれて寝食を共にしました。
現地では、ラハダトゥ・サイエンススクールの生徒も5日間、班活動に加わり、交流を深めることができました。特に現地では、イスラム教のラマダンの時期と重なり、食事などの制限を目にし、文化や宗教の違いを実感しました。
ダナンバレー自然保護区では、周りを原生林に囲まれ多種多様な樹木や植物、昆虫を目にすることができました。今年もオラウータン親子がジャングルの木々を移動していく姿を目にすることができました。また、タイガーリーチと呼ばれるヒル
に血を吸われることも経験しました。
帰国前にはひとはくと学術交流協定を結んでいるサバ大学を訪問し、ジャングル体験スクールの修了式の後、収蔵庫見学をさせていただきました。
このジャングル体験スクールでは、10代という多感な時期にある生徒たちが、ラハダトゥ・サイエンススクールの生徒たちと触れ合い、日本とは違う文化や環境を体験し、
さらに上級生が下級生をしっかりと面倒を見て過ごすところ
お世話になった関係者の皆様、及び保護者の皆様、生徒たちは全員、病気や怪我もなく無事帰国の途へ着くことができました。ありがとうございました。
アタクシはアメンボーンだボーン!
田んぼ系のタヨウ星人だボーン。アタクシたちタヨウ星人は、超アツイこの夏、河南堂珍元斎を引き連れ、「いろんな種類の生き物がたくさんいて、それぞれつながっている!」ということの大切さを伝えてるんだボーン!
8月20日は久々のホームグランドひとはくで、タヨウ星人巨大紙芝居絵巻だボーン。
こちらは、台場クヌギの穴からタヨウ星へ行くスタンダード版。イカジイ、カエルトノサマに案内され、主人公ダイバくん、クヌギちゃんと一緒に子どもたちもタヨウ星人の世界へ行ったんだボーン!
25日は多可町ベルディ―ホールに河南堂珍元斎を連れていったボーン。
テーマはアタクシ、アメンボーンのトロンボーンコンサート…ではなく、タヨウ星人巨大紙芝居絵巻登紀子の田んぼスペシャルだボーン。オバケドジョウを探しにきたダイバくんとクヌギちゃんはオバケ柳の穴からタヨウ星へ行き、アタクシたちタンボ系タヨウ星人が登場。
珍元斎は子どもたちに囲まれ上機嫌だボーン。タヨウ星人お絵かきではいろんなタヨウ星人が生みだされたボーン。
これは、多可町での加藤登紀子さんのコンサート20年のプレイベントで、タヨウ星人絵画展が10月1日まで開かれ、9月2日には、登紀子さんが子どもたちの描いたタヨウ星人の中から「登紀子の田んぼ賞」を選ぶんだボーン。6月に田植えした山田錦はすくすくと育ち、ヌマガエルやイナゴが大喜びだボーン!10月1日はついにお登紀さんのほろ酔いコンサートだボーン。アメンボーンも出演したいボーン…
去りゆく夏を追いかけ、いざゆかん多可町タヨウ星の世界へ・・・みんな行くんだボーン!
虫を好きな子どもたち、はじめて虫にさわった子どもたち。みんなのキラキラした眼が印象的な8日間でした。
「むしむしたいけん」で虫に興味をもったら、つぎは、実際に野外に出て、いろんな虫をつかまえてみてください。
さらに興味をもったら、博物館に展示されている「標本」を、じっくり見てみてください。
小学高学年になれば、自分で標本をつくってみることもよいでしょう。
ひとはくでは、対象年齢に応じたさまざまなプログラムをご用意しています。
さて、みなさんに朗報です。
9月15日(日)11:00から15:00、兵庫県公館(神戸市中央区:県庁前)の庭にて「むしむしたいけん」を開催します!
「化石のレプリカづくり」など、楽しい体験イベントもありますよ。
ぜひお越しください。
「ひとはくが公館にやってきた」のくわしくは、こちら(↓)
http://www.hitohaku.jp/20th/preforum/index.html
恒例の、キラキラKidsのご紹介です。みんな、いい表情を、ありがとうございました!
これまでのキラキラKidsは、こちら(↓)
初日(8月12日) 2日目(8月13日) 3日目(8月14日)
ダンゴムシの女王様、登場。脚は何本あるのかな?
最終日に登場したヤママユガ。秋の気配ですね。
「おっきな虫かご」は順番待ちもありました。ちゃんと並んで、とってもおりこうさんです。
最後になりましたが、このプログラムの実施にあたって、ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plaza、同 テネラルのみなさんには、多大なご協力をいただきました。お礼申し上げます。
(主任研究員 八木 剛)
本日、ウッディタウン市民センターで開催されました「第2回さんだサイエンスフェスティバル」に、参加しました。
http://www.city.sanda.lg.jp/kyouiku/h24sciencefestival.html
▲立派なパンフレットです
この行事は、科学イベントを『三田のみんなで作り上げる』の理念の下、三田市内の小中学校、県立高等学校4校、大人の有志団体、三田市内のハイテク企業等が出展しました。ひとはくも三田市内の博物館として主催者より依頼を受け、第1回より参加しております。
今年は「飛ぶ」をテーマにステージとブースに参加しました。
ステージショーとしては、フロアスタッフが中心に開発、実施している「飛ばせ!ムササビグライダー」のショーを熱演しました。
▲ショーの始まりです。ムササビパペット登場!
滑空する動物「ムササビ」や「モモンガ」を題材に、自作のパペットも活躍する、楽しくわかりやすいパフォーマンスでした。説明の後には、「ムササビグライダー」を作り、実際に滑空させてみます。
▲おおっ!コウモリパペットも出現! ▲クイズもあります
▲滑空するムササビグライダー 2名限定のチャレンジでした
ムササビやモモンガのはく製も登場し、たちまち記念撮影会となりました。100名を超えるお客様に集まりいただき、大盛況でした。
▲盛り上がる会場! ついに立ち見のお客様も
ショーの終了後、国立科学博物館よりお借りしている4mの巨大地球儀「ダジック・アース」のデモンストレーションも急遽実施しました。集まった学校の先生方は興味津々で、早速授業に使いたいとの声も聞かれました。
▲会場が明るくて少し見えにくかったです
ブース出展としては、「飛ぶ種の模型をつくろう!」を行いました。アルソミトラやニワウルシ、フタバガキの仲間の種を紙を使って作り、実際に飛ばしてみました。こちらも150名超の大人気でした。
▲ブースでは「飛ぶタネ」の工作に挑戦
終了後、『好評につき、来年も出展して欲しい!?』との声を主催者よりいただきました。さて、来年はどのようなテーマで参加するのでしょうか?
出演:フロアスタッフ 寺尾由美子さん、植山貴子さん
(生涯学習課 西岡敬三)
12日から実施中のうきうきワークショップ、「アンモナイト化石のレプリカ作り」。連日大勢のお客様にご参加いただいています。
今日は博物館実習生の池本さんと浜本さんのお二人に担当していただきました。
大勢のお客様にご参加いただきましたが、実習生のお二人は、お一人お一人に丁寧に対応されていて、子どもたちも大喜び!
岡山理科大学の池本さんは、大学のご近所さんであるお客様からお声をかけられ、とても喜ばれていました。
浜本さんは、子どもが苦手と言われていましたが、笑顔で優しく接しられていて、子ども達も楽しそうでした。
午後から、実習生のお二人にはデジタル紙芝居の上映をしていただきました。会場内は満席で。お客様には通路からも観覧していただきました。
短い練習時間で本番を迎えましたが、実習生のお二人とも大きな声で読んでくれて、紙芝居は大成功でした!
大勢のお客様で、緊張もあったと思いますが、休憩時間も惜しんで、お客様の対応をしてくださったお二人は立派なフロアスタッフでした。
忙しい一日、本当にお疲れ様でした。
明日もフロアスタッフ業務を実習生が担当されます。ぜひ、一生懸命なお姉さんやお兄さんに会いに来てくださいね!
前2日にも増して、幼児〜低学年のこどもたちが中心の、とてもたくさんの来場者をお迎えしました。
今日も、すてきな表情がいっぱいでした。
3回続いた、キラキラKidsシリーズはいかがでしたか?
以後は、数日分まとめてご紹介したいと思っています。
(主任研究員 八木 剛)
余はカエルトノサマじゃ。トノサマじゃからタヨウ星人で一番エライのじゃ。
この夏。余はあちこちに出向いて、タヨウ星人の仲間と生物多様性のたいせつさを伝えておる。7月は西宮神社の夏えびす・あらえびす祭り!!じゃ。
http://nishinomiya-style.jp/blog/2012/07/01/5456
本殿のにこやかなえびす様(和御魂)に対し、こちらは荒々しい元気なえびす様(荒御魂)。えびす様は「漁業の神様で五穀豊穣の神様でもある!」…ということは…「生物多様性の神様でもある!」
ということで、河南堂珍元斎を引き連れ、巨大タヨウ星人絵巻として出演、あらえびすさまの夏祭りでよっぱらいのお兄さんや子どもたちにかこまれ大騒ぎじゃ。余も「みなの者近う寄れ、苦しゅうない!」と特別に相手をしてやったのじゃ。
暑さでとけそうになったが、西宮市のキャラクターみやたんhttp://machitabi.jp/の作者で小学生の超ベストセラー「妖怪レストラン」のたかいよしかずさんも応援に駆けつけ、余も上機嫌じゃ。
10日は珍元斎「ギッチョンくん」 と突然巻き込まれた河南堂御免奈斎演じる「カマキリのカマエモン」。巨大タヨウ星人絵巻は暗闇の中浮かび上がり、みなの者をタヨウ星の世界へといざなったのじゃ。西宮神社の真夏の夜はタヨウ性クイズで更けていったのじゃ。
えびすつながりで大阪プロレスのえべっさんやエビスビールのキャンペーンのおねえさん、殺陣グループ、着ぐるみのみやたん、などなど、さすが、えびす様はタヨウ性の神様!出演者もタヨウな夏えびすであった。
8月は、20日はひとはく(
chinfree.pdf)、25日は多可町のベルディ―ホールでの「みんなでタヨウ星人を描こう!」に向かう。(
taka_0825.pdf)そのあと8月25日〜10月1日までベルディ―ホールで余の原画も展示される予定じゃ。余と会いたい者は、早く宿題を済ませ、ひとはくと多可町へ馳せ参じるのじゃ!みなの者苦しゅうない、近う寄れ!
タヨウ星人で一番エライ カエルトノサマ
ひとはくのエントランスホールに巨大な球体が!
「中に入りたい! 入口はどこですか?」
「薄らと何か映ってますが… 何でしょう?」
残念ながら中には入れません。
直径4mは当館では展示する場所が限られています。
ここ数日カンカン照りの晴天続き…
エントランスホールは予想以上に明るく、地図が良く見えない,,,
この巨大な球体は「ダジック・アース」という地球等のデーターを立体的に投影したものです。
球体や半球に、地球等のデータを投影すると…
不思議!立体的に見えます。
まるで宇宙から地球を眺めているような…
来る8月21日(火)当館で実施される「教員のための博物館の日inひとはく」に関連する出展物として、国立科学博物館のご厚意によりお借りし、デモンストレーションを行っているのです。
▲1m版を3F展示室で公開中です。地図が良く見えます!! おおっ膨らんでいる!
この「ダジック・アース」を活用したセミナー(8/16実施教職員・指導者セミナー)や、申込不要のイベント(8/18,19実施)も実施します。
この「ダジック・アース」をひとはくで見られるのは8/22(水)までです。
興味のある方は、どうぞひとはくまでお越しください。
ダジック・アースについては
↓
http://www.dagik.net/
教員のための博物館の日inひとはくについては
↓
http://hitohaku.jp/top/12kaki/museum_day2012.html
(生涯学習課 西岡敬三)
なかよしの姉妹ちゃんです。
小さな虫ならだいじょうぶ。
お絵描きもしました。そのあとは、再び、蚊帳の中へ突入!
蚊帳の中で。おねえさんが、虫をさわらせてくれます。
大きなカミキリムシも持てるようになったよ。
Kidsひとはく大使のゆうまくん。昨日に続き、さっそうと。
真剣なまなざしがキラキラKids!、ということで。
「むしむしたいけん」は、19日まで続きます。
今日も、ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plazaの細川真理恵さん、テネラルの森野光太郎くん、安達誠文くん、堀内湧也くん、牧田 習くん、テネラルOBの清水一陽くんがサポートに入ってくれました。ありがとうございました。
(主任研究員 八木 剛)
8月8日(水)には、三田の一番北側に位置する武庫川本流では、毎年恒例の「三田の川ガキ養成講座」が行われました。この会合は、「武庫川上流ルネッサンス懇談会」によるイベントです。三田市を流れる武庫川を活用するために、河川を管理する県の土木事務所だけでなく、三田市や大学、博物館、学校、NPOなどの住民団体などがあつまって、川づくりを考える会合です。かれこれ7年目を迎えています。観察会はもちろんのこと、魚道づくりや川の改修など、たくさんのかたが参加されています。今風にいえば、川という地域資源に対して、多様な主体による参画と協働が進められているといったところです。全体を統括しているのは、兵庫県県土整備部の三田業務所の方々です。
いつも環境に対して理解のある取り組みをして頂いております。
観察会の様子は、こんな感じで、平日にも関わらず、100名を超える方々が参加されて、川はごったがえしました。ご参加ありがとうございます。
この場所は、多自然川づくりに重きを置いて設計されて、自然環境にかなりの配慮がされています。おかげで、貴重な魚類や底生動物をはじめ、たくさんの生物を観察することができました。川へのアプローチもしやすく、川での環境学習と生態系の保全がうまく調和しています。国土交通省からも表彰された事例です。
採集した生物は、このように水槽にいれてみんなが見れるように並べます。そして、ひとつひとつ解説してゆきます。解説は、この懇談会のメンバーでもあるNPO法人野生生物を調査研究する会の谷本さん(当館の地域研究員でもあります)と株式会社一成の山田さん。さらに生物の採集や解説には、伊丹北高校、有馬高校、篠山産業高校丹南分校、篠山鳳鳴高校のそれぞれ生物部などの関心のある生徒さんも加わって、応援いただきました。高校生のみなさんが、子ども達に生き物のとり方などを教えてくれます。そして本気で採集も・・・。
高校生のみなさんは、こんな感じで投網を投げて、観察用の生物を捕まえていただきました。なかなか様になっています。きっと、県内でバシっと投網を投げられる高校生は希少だと思います。かっこいいですね。もちろん、たくさん魚をとれました、日頃の努力の賜です。
このあとは、河原の植物についての解説とそれを食べる・飲む体験となります。野草の解説や食べ方については、NPO法人人と自然の会の岡田さん、木村さん、さらには調理には関西学院大学久野研究室の学生さんが担当されています(川づくりと市民活動について実践研究中!)。野草は、もちろん独特の野性味があったのですが、子ども達も親もみんなパクパク、ゴクゴクでした。そしてメインイベントへ・・・。
採った魚を唐揚げにして食べます。最初はおっかなびっくりでしたが、誰かが「美味しい!」というと、どんどん消費されてゆき、あっとゆう間に完売。淡水魚は、捕ってから早く調理すると、とっても美味。ぜひ、挑戦してみてください(注:生食はダメです)。
ということで、たくさんの皆さんに川の恵みをいろんな形で体験いただきました。おそらく、来年も8月のはじめに「川ガキ養成講座」を開催すると思いますので乞うご期待です。このほか、この懇談会では色んな取り組みが行われていますので、HPもご覧頂ければと思います。
(おまけ)
この地区の川や水路には、メダカやドジョウがたくさん棲んでいます。この理由のひとつは、田んぼの脇をぐるりと、ちょっとした溝が掘られていて、日照りが続いても水生生物が困らないような工夫がされています。そして、田んぼ−水路−川がつながっています。維持には手間がかかるのですが、こうした配慮がところどころに。見た目は地味なんですが、生態系の保全という点では効果てき面で、最先端の取り組みです。この取り組みは、今回の観察会の段取りを中心的に進めてくださっている日出坂せきもりの会の松下さんらによるものです。いつもありがとうございます。環境体験学習と生態系管理、地域づくりは表裏一体であることも知っていただければと思います。
(みつはし ひろむね)
タマムシです。ステキ。仙台から里帰りのMちゃんでした。
大っきなバッタを発見!
持てた!
これはコワイ! ママのリアクションも、すばらしい。
イモリの感触、ふしぎです。
小さなこどもたちには、ぜひ、いろんな生き物に触れて、いろんな感触をたしかめてほしいと思います。
「おっきなむしかご」では、トンボやセミなど、よく飛ぶ虫にさわることができます。
やさしいお兄さんが、虫のさわりかたを、アドバイス。
こちらは、クワガタムシ、カブトムシなど、あまり飛ばない虫。
標本を見ながら、お絵かきをするコーナーもあります。
この機会をお見逃しなく。19日(日)まで、連日です。
ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plazaの前田志保さん、細川真理恵さん、テネラルの中瀬大地くん、船元祐亮くん、牧田 習くん、前畑くん、博物館実習の服部選樹くん、吉田紀亜さん、ありがとうございました。
(主任研究員 八木 剛)
そんな方!ひとはくへお越しください。
ひとはくへ来たら、どんなことが出来るの?いろいろありますが、その一部を紹介しますね。
本館手前に円形の建物、エントランスホールがあります。
ここでは
ミュージアムショップがあります。ん〜〜〜何をお土産に買おうかな?
期間限定で展示されている。おおきな おおきな ちきゅうぎ。
さて何mあるでしょう?
この ちきゅうぎ を使ったイベントも計画されています。お楽しみに♪
さて、本館正面の入口から入館します。ここは、3階です。
移動博物館車のラッピングデザインの応募作品、約50点が展示されています。
展示期間中は、来館者みなさまによる投票を実施しています。上位の数作品を「来館者特別賞」として選出します。
是非、「これは!」と思うお気に入りの作品に投票してくださいね。
9月6日以降にひとはくのホームページで入選作品の発表をする予定です。お楽しみに♪
さて、何やら2階が賑やですね。降りてみましょう。
「むしむしたいけん」のコーナーです。
このコーナーでは、蚊帳(かや)の中でカブトムシ、クワガタムシ、セミなどの生きた虫をさわる体験ができます。
標本を見ながら絵を描くコーナーもありますよ。
このコーナーは8月19日(日)までです。
4階に上がってみよっと。
ここでは、「昆虫少年のじゆうけんきゅう」が展示中です。(10月14日(日)まで)
その横では三田ネイチャークラブによる「三田市と兵庫県の自然」が開催中です。会員が撮影した三田市と兵庫県の自然写真60点 が展示されています。(8月26日(日)まで)
そして、毎年恒例の「昆虫標本づくり実演コーナー」です。
8月中の土・日・月(8/26は除く)に実施しています。
私が去年飼っていた、メスのハチが標本になっています。って、まだ標本になってなかったの???
お隣では、フロアスタッフによる「うきうきワークショップ〜簡単化石のレプリカづくり」です。
8月15日(水)まで毎日やっています。
毎土・日・祝に実施している「フロアスタッフとあそぼう」。今日は「トラック模型づくり」です。
こちらのペーパークラフトをつくるイベントは9月29日(土)・30日 (日)も実施しますよ。
あなたもトラックをデザインしてみませんか。
ん?館外でも、何かやってますね。
ひとはく連携活動グループLabonesによる「丹波の恐竜化石発掘セミナー」です。
こちらは、8月19日(日)にも実施します。(参加できるのは小学校3年生以上です)
ご紹介したのは、ほんの一部で、このほか 毎日楽しいセミナーがいっぱい!
8月31日(金)まで、ひとはくは無休で開館しています。
夏休みは、ひとはくへ!
※この似顔絵はフロアスタッフの美濃さんが書いてくれました。ありがと〜。
ひとはくの台車に乗せられた怪しげなポット。延長コードまで・・・・・・・
一体これらの荷物はどこへ運ばれるのか?
というほど大げさなことではなくて、ひとはくのお隣フローラ88で開催された88(ハチハチ)まつりだよ!!全員集合の会場で、「簡単おゆまるで作るアンモナイト化石のレプリカ」に行ってきました。
スタッフに助けてもらいながら3時から4時まで1時間限定の開店。
小さなお子さんからお母さんまで、楽しんで参加していただきました。ありがとうございました。
ひとはくでは、フロアスタッフによる「うきうきワークショップ」で、8月12・13・14・15日にも参加していただけます。材料代1回100円ですが、是非ご来館の記念にいかがですか?
生涯学習課 八尾
8月6日(月) 午前9時から平成24年度の博物館実習が始まりました。今年は8大学から12人の大学生が実習のためにひとはくに来ています。
初日の6日は全員共通のオリエンテーションでした。西岡生涯学習課長の概要説明の後、5つの研究室(地球科学・系統分類・生態・環境計画・生物資源)ごとに指導してくださる研究員からガイダンスを受けました。
午後には、4つの収蔵庫も見学しました。
普段は見ることのできない収蔵庫、しかも4つ収蔵庫全てを見学できました。これだけでも貴重な体験(実習)だと言えます。いくら時間があっても足りないほどの資料の数々・・・・・
なんとも盛りだくさんなメニューで、初日からびっしりでしたが、明日以降それぞれのコースごとの実習が準備されていたり、教職員・指導者セミナーの運営補助や来館者対応実習など、実際の博物館を体験しながらの実習となります。
生涯学習課 八尾
2012年8月5日(日)18時から、博物館のまわり、深田公園で、セミの羽化を見ました。こどもたちとご家族、40名ほどが参加されました。
まず、ぬけがらさがしペナントレースをします。 家族やグループで15分間でぬけがらさがし。さがす場所は博物館の北東側とし、みつけた数と種数をかけ算してポイントを競いました。
ぬけがらさがし、スタート! 制限時間は15分です。
みつかったぬけがらは、全部で、5種、280個でした。アブラゼミとクマゼミが131ずつで、同数。ほかは、ニイニイゼミが15、ミンミンゼミが2、ツクツクボウシが1。
ぬけがらさがしの金メダリストは、3種、66個のぬけがらを集めた、M田さん(3名)でした。3×66=192ポイント。
銀メダルは、2種、64個で128ポイントのTなかさん(3名)。
銅メダルは、2種、44個で88ポイントの前田さんでした(2名)。
その一方、みつけたぬけがらが5個以下のチームも4チームありました。セミはまんべんなくいるわけではない、ということがわかりました。
セミの種類によっても、いる場所が異なります。
金メダルのM田さんはアブラゼミが7、クマゼミが58、ニイニイが1でした。
銀メダルのTなかさんは、アブラゼミが16、クマゼミが48でした。
銅メダルの前田さんは、アブラゼミが44でクマゼミはゼロ、ミンミンゼミが2でした。
構成がずいぶんちがいますね。これは、さがした場所のちがいを反映しています。
みなさんも、ぜひやってみてください。
そうこうしているうちに、暗くなってきました。出てきた幼虫をさがします。
なかなかみつからないです。ちょっと時期が遅いですからね。
幼虫、発見!
こちらでは羽化が始まっています。
羽化しているセミをライトアップしておくと、わかりやすいです。これを「セミナリエ」といいます。
がんばれ!
セミの羽化はどこでも見られますが、みんなで見ると、楽しいですね。
実施にあたり、ひとはく連携活動グループ さんぽクラブ、run♪ run♪ plazaのみなさんに、ご協力いただきました。お礼申し上げます。
(主任研究員 八木 剛)
2012年7月30日は、武庫川水系羽束川での観察会が行われました。場所は、三田市野外活動センターのすぐ横です。こちらのイベントは、三田市立有馬富士自然学習センターさん主催のイベントとなります。学習センターの専門指導員の中峰さん、河内さんをはじめ、NPO法人きっぴーフレンズのみなさま、ご協力ありがとうございました。
参加者は約40名です。ちょっと少ないように思いますが、適正人数です。説明もひとりひとり行き届きます。この場所での観察会は、大勢になると深みもあって目が行き届かないので抽選とさせていただいております。倍以上のたくさんの方に申し込み頂いていたのですが、申し訳ありませんでした。これに懲りずにまたお申し込みいただくか、博物館等の観察会にご参加頂ければと思います。
博物館から車で約20分程度のところで、水はとてもきれいです。箱メガネをつかって川底をながめると色んな生物が活動している様子がはっきりと見えます。この観察方法、意外にはまりますので、ぜひお試しください。夏休み中に、ぜひ足をはこんでみられてはいかがでしょうか。
川底でカワニナが石面についた付着藻類をノシノシと食べている様子はなかなかユニークです。
写真は、学習センターの河内さんが撮影されたものです。ありがとう!
みんな思い思いの方で採集を続けて、台の上に採集した昆虫や魚などをあつめてゆきます。左上の写真にあるように、樹が覆い被さり、流れが緩くなっているところで、砂地や落葉がたまったところをすくうと、これまで採れていなかった生物やシマドジョウやヤゴ、モンカゲロウなどが採れました。川のなかの環境の違いを、できるだけ多くの方に体感いただくために、会の後半になってから採集をアドバイスします。そうすることで、なぜコンクリート3面張りの川が生物にとってダメなのか、実感していただくことができます。最後は、じっくり台の上でみんなの採ってきたものをデジカメ撮影しつつ、まとめをおこないます。
・・・と、いつもならこれで終わりなんですが、今回はとった生物を博物館に持ち帰って、そのまま大急ぎでオープンセミナーへ。
羽束川でとってきた水生生物をこんな感じで顕微鏡とカメラをつなげて大きな画面にうつします。リアルに鰓のつくりやトゲや毛などの細かいところまで、生きた状態で観察するとド迫力!!水生昆虫が呼吸するときの仕組みや、餌をたべるための仕組み(口器を超拡大)、泳ぐための仕組み(尾の拡大)を生きた水生昆虫でしっかりと観察&解説します。これは、図鑑では学ぶことができません。
午前中の観察会から引き続き参加してくれたひともたくさんいました。採った生物の中から1つを選んで右上の写真にあるような装置(顕微鏡とデジカメが合体)で自ら撮影してもらいます。それを小型のプリンターで打ち出して、ラミネートしてできあがりです。オリジナル水生昆虫ブロマイドが完成します。
朝から夕方まで水生昆虫三昧だったお二人さん、お疲れ様でした。ゲンジボタルの幼虫とオジロサナエのブロマイドを作成して、バックにはエルモンヒラタカゲロウのドアップを写して大満足です。
野外体験からはじまり、ちょっとお勉強したあと、博物館にもどってじっくりと色んな機器をつかってじっくりと観察し、印象に残った生物を撮影し、カードにして記念に持ち帰っておさらい。今回は、三田市立有馬富士自然学習センターさんとひとはくのセミナーをジョイントして、まるごと一日かけて水生生物を観察してみました。水生昆虫体験がはじめてのお母さんも、名前は覚えれないけど、全部【小さな虫】だったのが、違いが分かるようになったとのことでした。
オープンセミナーは、このあと水生昆虫は3/24までありませんが、魚の調べ方のオープンセミナーは、8/18に開催が予定されています。関心のあるかたは、ぜひ博物館までお越しください。
(みつはし ひろむね)
いつもひとはくと連携してイベントを実施してくださっているNPO法人さんぴぃすさんの年間を通じた野外活動プログラム「アシレンジャー2012」による、川の観察会が2012年7月26日に行われました。
野外で実際に生き物を採集して、観察し、たくさんの生き物を見比べることが、生物多様性を知ることのはじまりです。できるだけ良い場所で、安全に楽しくすごせることをもっとーに観察場所を選びました。芦屋川の上流にて観察会を行いました。参加者は、平日なのになんと、およそ80名!!いつもご参加ありがとうございます。
観察の場所は、芦有道路の芦屋ゲートのすぐ横。芦屋の中心部からバスで約20分程度です。ここは砂防ダムのすぐ上流になっていて、傾斜がやや緩く、小さなこどもでも川遊びしやすくなっています。それに加えて、夏でも水がとても冷たくて、きれいなために、いわゆる「上流のきれいな水」に生息する水生昆虫がたくさん採集できます。
川での水生昆虫さがしは、とても簡単で、じつにたくさんの種類が観察できます。網を流れの下流側で受けておいて、石をひっくりかえすとサワガニや水生昆虫、魚がとれます。本気モードで流れのはやいところで採集する人もいれば、みんながとったものをじっくり観察する(これが一番勉強になる!)方法まで様々です。
とれた生物を丁寧にNPO法人さんぴぃーすの大脇さんが教えてくれます。
ひとしきり採集したら、台の上にあるタッパーに種類毎にわけて並べてゆきます。それと大きな魚やカニなどは簡易プールにいれてゆきます(右上:空気を入れなくても大丈夫なプールが近頃では売られています)。ここでみんなで観察してゆきます。
最後にとれた種類をみんなで調べて、タッパーに分けてゆき、名前を書き出していって何種類ぐらいいるのか、自分がとってない種はどんなものか、珍しいもの、多かったものを、容器にいれてしっかりとおさらいします。黒板の写真とタッパーの生き物をデジカメで撮影してゆけば、きっと種類を覚えるのも苦労しないでしょう。この日は、約40種類の生物を確認しました。
今回の観察会は(も)、とても参加人数が多かったのですが、NPO法人さんぴぃすのスタッフの方をはじめ、兵庫県立芦屋国際高校のお兄さん、お姉さんが手伝ったくださったおかげ、みんな楽しく安全に過ごせました。婚姻色のでたオイカワをつかまえてにんまりです。ご協力ありがとうございました。
NPO法人さんぴぃの野外活動プログラムは、毎月1回たのしいイベントが催されています。興味のあるかたは、ぜひこちらにもご参加ください。
(みつはし ひろむね)
深田公園うきうき探検隊(略して「ふかたん」)とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園を探検するイベントです。
7月22日(日)の午後2時、だんごむし博士の隊長・鈴木研究員と一緒に公園へ出発!
今回の探検テーマは「だんごむしを探してあそぼう!」です。
だんごむしはどこにいるかな〜?
まずは博物館にある植木鉢やプランターの下を観察・・・すると、だんごむしをたくさん発見。 続いて落ち葉がたくさんある公園へ向かいます。 落ち葉をひっくり返してみると、「だんごむしがすごくいるよ〜」との声があちこちから。 だんごむしは落ち葉をエサにしているのです。
ほかにもワラジムシやハサミムシ、アリの巣などいろいろなものを発見! 博物館へもどってから、捕まえた「だんごむし」を使って迷路で実験。 だんごむしは迷路をぬけられるかな?さっそく走らせてみました。 だんごむしは左へ曲がると次は右へ曲がるという習性があるそうです(^^)おもしろいですね。
次回の深田公園うきうき探検隊(ふかたん)は、9月22日(土)。
探検テーマは「バッタとり」、隊長は八木研究員です。
誰がいちばんバッタを捕まえられるかな?さあ競争だ!
皆さまのご参加お待ちしております。
(フロアスタッフ まつだ)
7月21日は生物多様性について、朝から夕方まで楽しくみんなで学ぶ日でした。
午前の部は、丹波市立青垣いきものふれあいの里で、丹波地域の貴重な生き物の保全に取り組んでおられる5つの団体の方からお話を伺い、参加者と意見交流のワークショップを行いました。サギソウ、クリンソウ、バイカモ、ホトケドジョウ、オオムラサキとそれぞれの方が工夫と地道な努力を重ねて、地域生態系の保全に取り組んでおられる内容はとても実践的です。子どもから大人まで、模造紙に意見を書いたり、資料や生きた蝶を片手に意見交流が行われました。
上の写真のような感じです。ぐるぐるとテーブルをみながローテションします。
親子のチームもあれば、おじさんだけのチームも。多世代交流で、丹波地域の貴重な地域資源について取り組みや課題を共有しました。このワークショップは、兵庫県丹波県民局さんが中心となってとりまとめて下さりました。
このあと現地へと移動ですが、参加者のかたは展示を観覧。現在、青垣いきものふれあいの里では、『淡水魚展』を開催されています。7月7日から8月31日までとなっています。加古川水系の魚たちが勢揃い、これは超お勧めです。夏休みは丹波にでかけて、展示をみて、そして川遊びを!このほかにも、さまざまなイベントが企画されています(樹脂封入標本づくりもあります)。
そして川へと移動します。
観察会の場所は、丹波市青垣町芦田地区の佐治川です。
午後からの参加者も多く、約80名ほどの大所帯に。
観察会は、丹波県民局、丹波市、青垣いきものふれあいの里のスタッフ&友の会の皆さんがテントの設営や道具の準備をすすめて下さいました。今回は、ライフジャケットも用意して、安全対策もばっちり。昨夜までの雨もあがり、水位も低下して、天気も晴れて観察日和となりました。青垣いきものふれあいの里の松井施設長が進行をつとめて下りました。
テーブルを川のなかにおいて、採れた生物を集めてゆきます。みんなで採った水生生物を観察できるように並べます。こうすることで1匹しか採れなかった種類、小さいけど貴重な種類も、みんなが見ることができます。さらに、川のなかで、写真にあるようにブラックボードにイラストを描いて、生物の特徴を解説。トビケラのからだの特徴について生ものを使って、手にとってじっくり観察することができます。これが、"LIVE"ならではの良さですね。ちなみに右の写真のビデオカメラはテレビの取材です。参加者の皆さんはテレビに映るかも?
採れた生物のリストを作成しつつ、探せていない種類や生息環境についてレクチャーして、より多くの種類をあつめるために、みんなに協力を求めます。ちょっと早い流れにも親子でアタック。こんな感じで観察会を約2時間ほど開催しました。リストにとりまとめたところ、およそ50種類の魚類や水生昆虫などが採集できました。さすがにたくさんの”眼”があることで、種類が集まります。特に、調査に長けている『青垣いきものふれあいの里・友の会』の皆さんがお手伝い下さっていることがなによりも大きいです。安全管理や準備もふくめて、いつもありがとうございます。この生物リストは、県の環境調査として記録されます。標本の一部は、ひとはくと青垣いきものふれあいの里で保管され、環境学習や研究などで活用されます。
丹波地域の生物多様性に関する取り組みや佐治川の多様な生き物を実感ができるスペシャルな一日でした。夏休みには、ぜひ丹波におでかけください。青垣いきものふれあいの里で勉強して、きれいな川で水遊びや生き物観察を体験してみてはいかがでしょうか。このほか、観光情報はこちらです(ちなみに丹波市立植野記念美術館ではちびまる子ちゃん展やってますよ!)。
阪神間からお出かけされる方には、途中には『丹波の恐竜化石発掘地』や恐竜展示がある『ちーたんの館』、もちろん『人と自然の博物館』にもお立ち寄りいただければと思います。
(みつはし ひろむね)
7月のKidsサンデーはあいにくの雨模様。
外での生きもの探しプログラムが中止になって「残念〜!」の声が聞こえました。
その一方でひとはく館内ではいたるところで黒山の人だかりが!
パネルシアターも、デジタル紙芝居も、浮沈子づくりも七夕万華鏡づくりも満員御礼!
みんなの太陽のような笑顔^^で、館内は明るいサンデーでした。
3回目となるキッズ館長のみなさんもはりきって務めてくれました。
まずは自己紹介。ちょっぴりドキドキしながら名前と好きな生きものを紹介できました。
ホンモノの館長室での記念撮影。「館長、笑顔がいいですね〜」
写真撮影の待ち時間は生きものの研究。「これカブトムシ!」「あ、チョウチョ!」
入り口でお出迎えのお仕事中にお客様から質問が!
「ひとはくの見どころは何ですか?」「・・・3階に貝の標本があります!」
「キッズ館長のみなさん、お仕事はいかがでしたか?」
「収蔵庫の中にはいって、とりさんやうさぎさんを見たのが楽しかったです!」
「図書室の本がすごかった!」
「お出迎えでチラシを配るのが楽しかった!」
みなさん、お疲れ様でした!
次回のキッズサンデーは夏休み真っ最中の8月5日。
いつもより少し多めにプログラムを用意して、みなさんをお待ちしています!
←かわいいキッズ館長に館内の
どこかで会えるかもしれませんよ!
<キッズひとはく推進室・たかせゆうこ>
たつの市立河内小学校さんから、モリアオガエルの画像をいただきました。
サルスベリの樹なんですが、滑ることなくスイスイとのぼっています。
先日、河内小学校にモリアオガエルの出前授業にでかけてきました。教室から野外にでて、池のまわりで、卵をながめつつ、樹が池の上を覆い被さる位置関係の大切さ、下の池の生物相のこと、モリアオガエルの生活について解説しました。鳴き声もリアルタイムで聞くことができて、ほかのアマガエルやトノサマガエルとの違いを学ぶことができました。やはり現地での学習は効果的です。
河内小学校は以下の地図のとおりです。
背後にまとまった森林が残されているのが分かるかと思います。
GoogleMapsで見てみてください。モリアオガエルにとっては、まとまった森林があることがとても大切なんです。学校の池と森をつなぐ”通り道”ができたことで、カエルがやってきたのだと思います。
この森をたどってみると、モリアオガエルが移動するうえで、やっかいな場所も見つかります。
下の地図をご覧ください。ちょうどこの部分が、まとまった森と森がつながりにくくなっている場所です。あと少しの距離なのですが、カエルが地面を這って移動にするにはなかなか険しいです。
こうした生息場所のつながりは、エコロジカル・ネットワークとよばれるもので、生物多様性国家戦略のなかでも、重要な観点であることが記されています。学校や農地、市街地などの小さなビオトープで生態系を”飛び石”のようにつないでゆくことが求められています。逆に、カエルは、池があると思って卵を産んだら、オオクチバスやブルーギルの巣窟だったりすると繁殖は望めません(これをエコロジカルトラップといいます)。
大きな地図で見る
このように地図からみて生物の生息に適した場所を探したり、生息に適した場所どおしをつなげて行くことは、生物多様性を保全し、再生するうえでも必要なことです。最近になって、生物が分布している情報や森の状態、道路や町の状態から、どんな場所で生き物が生息しにくくなっているのか、コンピューターで計算して予測する研究が行われています(生態学の最先端分野です)。予測することで、未然に環境の悪化を防ぐことや効率よく自然を再生することにつながります。来年から改正施行される”環境影響評価法”では、開発に先立ってリスクを未然に防ぐ取り組みが義務化されるようになりました。
小学校の池にモリアオガエルがやってきたという情報も、実は生物多様性を守る上で欠かせない情報となります。貴重な情報をお寄せ頂き、学習プログラムとして取り組んでおられる、たつの市立河内小学校の皆様、ありがとうございました。ひとはくの『かえるの鳴き声聞いて見よう』のホームページにも写真を掲載いたしました。
(みつはしひろむね)
7月17日の『川の水生昆虫の観察会』、篠山川日置地区(泉橋の上流側、城東支所の裏)での会は無事終了いたしました。70名近い、たくさんのご参加をいただきありがとうございました。この場所は、加古川水系の支流
観察会の前の日にはたくさんの雨が降っていて、水位が上昇気味でした。小さな子どもさんの参加が多くて気になっていたのですが、参加くださった方々にも、安全面で多大なるご協力をいただきましたおかげ
ただ、生物
夏休みに川のいきもの観察したい方は、以下の講座がおすすめです。
(みつはしひろむね)
・7月21日(土) 青垣町・遠阪川での観察会/青垣いきものふれあいの里主催
・7月26日(木) 芦屋川上流での観察会/NPO法人さんぴぃす主催
・7月29日(土) 三田市小柿・羽束川での観察会/三田市主催
・8月2日(木) 芦屋市宮川河口の観察会/NPO法人さんぴぃす主催
・8月8日(水) 三田市藍本日出坂地区での観察会/三田の川ルネッサンス懇談会の主催
ぜひ、夏には川で自然観察を!
吾輩はドジョウジイじゃ。6月16日、歌手加藤登紀子さんの名を冠した、兵庫県多可町中区坂本の「登紀子の田んぼ」に珍元斎と大谷剛研究員と田んぼの多様性を伝えにいってきたのじゃ。
まずは、酒米の王者・山田錦の田植えじゃ。子どもたちは、早乙女姿で一つひとつ手植えしたのじゃ。農薬を使っていない豊かな田んぼは生き物がいっぱいじゃ。ゲンゴロウの幼虫ガムシ、カエル、りっぱなミミズ、寝返りのうまいカブトエビなど、みんなさわって大喜びじゃ。
山田錦の親にあたる酒米・山田穂は、多可の豪農が見つけたといわれ、ここは「山田錦発祥の里」じゃ。町は「日本酒で乾杯の町」も宣言しておって、ベルディーホールで毎年10月1日、加藤さんの「日本酒の日コンサート」をひらく、今回はそのプレイベントのスタートじゃ。
田植えのあとは、珍元斎のタヨウ星人講談で吾輩たち田んぼのタヨウ星人も大型紙芝居絵巻でデビューしたのじゃ。ゲストのおっさんミツバチも登場し大にぎわい…仲間にはダンゴムシ3兄弟やハナマルタニシ、アメンボーンなどがおる。
大谷研究員の田んぼのタヨウ性セミナー「田んぼに住む鳴く虫と田んぼに来るミツバチ」の話もあった。コガタコオロギやキリギリス、ケラなど鳴く虫の聞き分けやミツバチを滅ぼす農薬ニコチノイドのことなどなどみんな真剣にきいておった。
さあ、メインはタヨウ星人お絵かきじゃ。子どもたちはトビウオマメやハゲタ蚊、巻尺ムシなど思い思いのタヨウ星人を描いたのじゃ。
完成した作品は、夏休みに、珍元斎の描いたタヨウ星人と一緒に多可町ベルディホールで展示され、タヨウ星人お絵かきもまたやるそうじゃ。吾輩の勇姿も見られるのでみんな来るのじゃぞ。
あと、7月9日、10日は西宮神社に珍元斎と大谷研究員のコンビは現れるそうじゃ。えびす様とタヨウ星人はなんの関係があるのか吾輩にはわからんが、どうもエビスビールと西宮のえびす様は関係あるようじゃ。興味のあるモノは夏えびす祭りへ、いざ、いくのじゃ!
毎月 第3土日の
フロアスタッフとあそぼうは『画はくの日』です。
6月のテーマは、移動博物館車の 『トラックをデザインしてみよう!』 でした。
ひとはくは今年20周年を迎えます。
そこで20周年を記念して、今年の秋からトラックをミニ博物館にして、みなさんの町に出かけて行こうと考えている最中です。
今、このトラックがどんな絵がよいのかを全国の人たちに考えてもらっています。
秋にはこのトラックの絵柄が決まると思います。
とても楽しみですね。
その企画に関連し、子どもたちにもどんな絵が良いかを考えてもらいました。
すてきなデザインがたくさんできました。
この企画をした山崎先生にひとはく博士賞を決めていただきました。
描いていただいた作品は、4階ひとはくサロン休憩コーナーで掲示中です。
ひとはくへお越しの際は、”小さなデザイナーさん”の作品を是非ご覧ください。
フロアスタッフ せら ゆうこ
平成24年6月17日(日)にボルネオジャングル体験スクール 第1回事前学習会を開催しました。
人と自然の博物館 岩槻邦男館長のあいさつに始まり、スクール生一人ひとりの決意表明を聞き、
スタッフの紹介をしました。
続いては、このジャングル体験スクールを提唱された第一人者河合雅雄名誉館長の特別講演を聴かせていただきました。「野生の力を回復させたい」という願いを込めて始められたこのスクールの原点を改めて教えていただきました。
そして、午前の最後は実際のジャングル体験スクールの概要を知っていただくために、2011年度の現地での活動の様子をまとめたDVDを鑑賞しました。
午後の最初は、岩槻館長の特別講演 ボルネオ島の熱帯雨林について概要や現地での暮らしのについて教えていただきました。本当はもっと時間をかけてお話しいただく内容ですが、今回はお許しいただいて、コンパクトにご講演いただきました。
最後には、班別活動の時間です。
現地のラハダトゥサイエンススクールとの交流会で発表する課題に取り組みました。
この日はじめて班長・副班長の役割を言い渡したのですが、さすがでした!! きっちり班員をまとめリードしながら、横の班とも調整できていました。
次回は7月15日(日)の予定です。
みんなでジャングル体験スクールを成功に導こう!!
生涯学習課 八尾
虫の声を聞き分けるには、まずは、虫の声を耳が拾う(脳が意識する)チューニング訓練が重要になります。
「初級」では、虫の声が少ない初夏から開始し、耳を慣らします。
室内での「聞き分け訓練」のあと、実地教習です。
館前にマダラスズが鳴いていましたが、人が近づくと、足音を嫌がったのか、鳴きやんでしまいました。
深田公園「自然の流れ」のガマの群落には、やさしい声のキンヒバリがたくさんいます。
傘に落ちる雨の音でやや聞き取りにくいです。
雨が激しくなってきました。。。
公園内各所で鳴いていたコガタコオロギも、声が少なくなりました。
雨の中も、下深田の田畑まで歩きました。ここでは、タンボコオロギとケラが鳴いていました。ホタルも見られました。
雨が降っても、なんとか、この日予定していた5種を鳴き声を聴くことができました。12年の歴史を感じさせますね。
(八木 剛・大谷 剛)
今日は北摂第一幼稚園のお友達がひとはくに来てくれました。
まずはフロアスタッフによるデジタル紙芝居「ころころだんちゃん」を観ます。
「だんちゃん、だんちゃん、こ〜ろころ♪」
この紙芝居には歌あそびがついているのですが、
フロアスタッフの動きに合わせて子ども達も元気に歌ったり、踊ったりしてくれました^^
紙芝居の最後に、フロアスタッフから「ダンゴムシの足は何本ですかー?」と
聞かれると、なんとびっくり!!
ほとんどの子どもが正解の14本を答えてくれました!
みんなよく知ってるね〜。
当てられなかった子も今日で覚えてくれたかな?
紙芝居の後は小舘研究員からのおはなし。
ダンゴムシのレプリカを見せながらダンゴムシの目がどこにあるかなど、
ダンゴムシの体についての説明がありました。
また実際のダンゴムシを大きくして見ました。
背中にもようがあるのを見た子ども達は一斉に「あ、女の子だー!」
そう、背中に模様があるダンゴムシはメスなんです。
ダンゴムシをしっかり観察し終わった子ども達は館内の見学に行きました。
ダンゴムシ以外の虫も足は何本か、目はどこにあるのかなど観察してみてね。
キッズひとはく推進室 小舘・荒川
6/10(日)午後2時、心配された雨も降らず、すてきな探検日よりとなりました。
今月の探検テーマは「虫をさがそう!」 隊長は虫はかせの沢田研究員。
さわだ隊長の説明を聞きながら、植込みの中やクズの葉っぱや落ち葉の下などにかくれている虫をさがします。
木の葉っぱにかくれている虫は、枝をゆすると・・落ちてきます(*^^)v
虫をさがす子どもたちの目はみ〜んな☆キラキラ☆
葉っぱや花などよーく観察してみると、いろんな種類の小さな虫たちがたくさんいることがわかりました。
探検予定の1時間はアッという間・・でもみんなはもっと探検を続けたい様子でした(*^_^*)
つかまえて観察した虫さんたちはそれぞれの場所にかえしました。
深田公園の虫さんたち!ご協力ありがとうございましたm(__)m
来月の「ふかたん」は・・
7/22(日)「だんごむしをさがしてあそぼう!」 隊長・鈴木研究員
だんごむしはどこにかくれているのかな?
みなさん!一緒に探検にでかけましょう♪
6/9(土)・10(日)に行いましたフロアスタッフとあそぼうイベント、「なりきり☆恐竜ハット」はたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございます。
みんな
ティラノサウルスに大変身♪
「ガオーッ!」とかわいらしく ほえてくださいました。
今週16(土)・17(日)、15:00からのフロアスタッフとあそぼうは「画はくの日」を行います。
博物館の展示物などを描いてみませんか?色鉛筆など道具は貸し出しいたします。
なお、集合場所やテーマは当日の来てのおたのしみ♪
(フロアスタッフ 松田)
6月の第一日曜の6月3日は
第2回キッズサンデーが開催されました!
キッズサンデーは
ちいさな子どもたちが楽しめる
プログラムいっぱいの1日。
今回のキッズサンデーを
めいいっぱい満喫した場合の
1日をご紹介します。
10:00の開館と同時に入館し、
ミスターN氏(人と自然の会)による
「まほうのコマ」づくりに参加。
コマを回すと・・・あれ?色が見える!
写真には写らず・・・残念!
11:00から武田研究員のセミナー
「人と自然の“親子”ピクニック」で
マイピクニック・フラッグを作って深田公園でピクニック!
お菓子とお茶、クイズと絵本の読み聞かせ、
初夏のさわやかな風、のんびりと流れる時間…
お昼ごはんの後は、
run♪run♪plazaの「シャボン玉あそび」。
誰が一番大きなシャボン玉が作れるかな?
14:00から八木研究員の「ほたるシアター」では美しい写真に
うっとりしながらホタルのイロハが学べました。
「光らないホタルもいるんですよ〜」
引き続き、人と自然の会のみなさんによる
「パネルシアター」で楽しいリズム付きの
クイズをしたり光るホタルのお話を聞きました。
「ポケットの中にはなにが入っているかな?」
15:00からフロアスタッフとあそぼう
「おさんぽ♪でんでんむし」に参加して、好きな色のでんでんむしを作りました。
「さぁ、一緒にどこに行こう?」
しめくくりは、デジタル紙芝居!
今日のお話は「ぶくぶくあわわ〜森から川へのおくりもの〜」。
水生昆虫コバントビケラのことがよーくわかりました。
この他にも展示室ツアー『ボルネオジャングル探検』や
池田研究員による「解説!丹波の恐竜化石」も実施されました。
キッズサンデーの一日で
コマ、シャボン玉、ジャングルの生きもの達、
ホタル、恐竜、カタツムリ、コバントビケラのふしぎに
触れることができました。
来月のキッズサンデーは7月1日(日)。
ちいさなサイエンティストのみなさん、
科学や自然のふしぎに出会いに
ひとはくに来てみませんか?
<キッズひとはく推進室 高瀬優子>
団体でひとはくにお越しになる場合、ご希望にお応えして研究員等による「特注セミナー」を提供させていただいております。
今日は池田研究員の特注セミナーを紹介します。(写真協力:稲門塾さま)
まず、隔週日曜日に開催されているオープンセミナー【解説!丹波の恐竜化石】を約30分間、一般の観覧客とともに受講されました。
産状レプリカを前に発掘当時の様子などを解説しています。
そして、実際のその化石やカエルの化石などについて解説が続きます。
ここまでは、オープンセミナーのお客さんと同一内容ですが、この後恐竜ラボ横で石割体験を実施しました。
で、今日の特注セミナーでは、カエルや小動物の骨片など10個近くの化石が発見されました!!
小学校3年生以上で25〜30名までの団体さまなら、石割体験を特注セミナーでリクエストいただきますと、研究員や連携活動グループ「Labonesラボーンズ」さんと調整のうえ、ご提供することが出来ます。期日や時間によりお応えできない場合もありますが、是非一度お問い合わせください。
生涯学習課:八尾
5月19日 晴天の午後2時 黒田隊長を先頭に 隊員16名が深田公園へ 出発しました!
さっそく タンポポ発見!タンポポの茎を ハサミでちょきんと切り くち先を押さえて 吹くと 笛の出来上がりです。
ヤマボウシの葉っぱで 釣りに挑戦〜ちぎれないように何匹釣れるかな?
枯れたクヌギの葉っぱに つまようじをさして ふう〜と吹くと風車も できました。
隊員のみんなも 夢中に なってふう〜ふう〜(*^_^*)
草あそびは まだまだ続きます〜
チガヤのにおいも かぎました〜 <なんと桜餅のようなにおい>
アカツメ草の花をちぎって 口にふくむとあま〜い!
スギナの継ぎ目はどこでしょう?
ススキの矢を飛ばしたり クズてっぽうもパーンと鳴らしました。
最後は フジの葉っぱで 恋占い〜 すき〜きらい〜すき? 隊長の恋の行方は???
ひとはくサロンに戻って ふかたん地図も描きました。
あ〜楽しかった〜♪≪隊員の嬉しい感想のことばを いただきました〜≫(^O^)/
次回のふかたんは6月10日(日)「虫をさがそう!」です。
深田公園には どんな虫がいるかな?
みんなで探しに出かけましょう!
ご参加お待ちしています。
フロアスタッフ おの まゆみ
さあ、5月14日、いよいよ鳴く虫の季節がはじまり姫路にぎっちょん君が帰ってきたギッチョン!
西播磨地区の高校事務職員研修会に現れ、「タヨウな文化をタヨウに伝える」というテーマで珍元斎と一緒に出演したギッチョン!
今回のぎっちょん君はなかなかのジェントルマンのぎっちょん君で、老体?にムチうち鳴く虫族の代表キリギリスの暮らしを体で伝えたでギッチョン。カマキリのカマエモンとの決闘やキュート?なミツバチのハチリーナとも共演、鳴く虫の聞き分けにも挑戦し、すっかり、事務職員の研修会も珍元斎のタヨウ性ワールドにつつまれたギッチョン!
そろそろ、われら鳴く虫族の仲間が鳴き始め、夜の草むらはキンヒバリ、クビキリギスなどでにぎやかだギッチョン。
みんなもキリギリス、カネタタキ、ケラなどの鳴く虫の聞き分けができるようになると、いつもの夜の散歩の風景がドラマチックに豊かになるギッチョン!
ひとはくの八木研究員と大谷研究員の鳴く虫インストラクター講座に参加するときっと聞き分けできるようになるギッチョン。
さあ、われら鳴く虫族とともに初夏からはじまる鳴く虫ワールドへいざ、ゆかん!
みんな下記セミナーに申し込むギッチョン!
http://www.hitohaku.jp/education/12syousai/C05.html
タヨウ星人会員NO7 ギッチョン君
みなさんこんにちは\(^∇^)/
深田公園の緑色がまぶしい季節になりました。
とある日のひとはく。
この日は朝から大勢の小学生のみなさんがご来館されていました。
転地学習や林間学校、遠足など、それぞれ目的はさまざまですが、特注セミナーやスタンプラ
リーなど、ひとはくならではの体験をされて、とても楽しそうでした。(●^o^●)
その中のひとつに、お部屋の様子がオープン(ガラス窓越しに中が見える)になっていた八尾
主任指導主事の特注セミナー「かんたん化石のレプリカづくり」がありました。
ちょっと失礼させていただき撮影!ー☆
小学校4年生3クラスの児童のみなさんたちが2班に分かれて受講します。
後半の班の人たちは前半の班の作業に興味津々♪ とても待ちきれない様子でした。
午後からは、今年度のトライやる・ウィークでひとはくに来られる中学2年生と打ち合わせ。
八尾先生〜 どうもお疲れ様でした(^◇^)
フロアスタッフ てらお ゆみこ(*^_^*)
さて、5月13日、ゾウさんの絵に会いに行ってきたゾウ。
行ってみてゾウゾウ以上、イヤ想像以上でびっくりしたゾウ。
ホンゾウに、イヤ、本当に、徳島県立近代美術館でゾウさんたちの絵は輝いていたんだゾウ。
はー、さすが美術館。すごいゾウ。担当の森さんはすごいゾウ!
ほんまにアートだゾウ。故増井光子園長(注)もきっと喜んでるゾウ!
(注:ゾウの絵展の経緯http://hitohaku.jp/blog/2012/05/post_1514/)
ゾウさんになって絵をかこうのワークショップもおおにぎわいで、大阪教育大学の学生さんたちのコマール&メラミッド役は完璧な演技で大ウケだったゾウ。大谷研究員のセミナー「ゾウは鼻が長い」も大盛況だったゾウ・・・順番待ちでたくさんの子どもたちがゾウさんになってのお絵かきに挑戦し、たくさんのゾウさんになった子どもたちの絵ができたゾウ。
徳島県立近代美術館の特別展「どうぶつ集まれ」展は6月24日まで、みんな徳島へ急ぐんだゾウ!
http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/article/0008116.html
ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎
池田市立呉服(くれは)小学校4年生のみんなと化石のレプリカづくりをしました。
ひとはくのレプリカは、本物のアンモナイトの化石から、シリコン樹脂で「型」をとって、元の化石と全く同じ形・大きさに作ります。
今日は、「オルソスフィンクテス」と「リエリセラス」のレプリカを作りました。
最初に作り方の説明を聞いて、おゆまるの色を自由に2つ選び、ホットプレート(!!)に乗せたビーカーのお湯でで熱します。プニプニに柔らかくなったところで、型にていねいに押し込みます。
特注セミナーは、来館される団体を対象にした[特]別[注]文セミナーです。
人数や部屋の利用状況にもよりますが、「おゆまるを使った化石のレプリカづくり」や「葉脈標本作り」、研究員による「講義」系、またはフロアスタッフによる「デジタル紙芝居」系や「クラフト」系などのメニューがありますので、団体観覧のお申し込みの時に、お問い合わせください。
生涯学習課:やお
こんにちは ひとはくです!!
突然ですけど、「高校連携セミナー」ってご存知ですか?
博物館研究員の一般セミナーを高校生と一緒に受講するスタイルのセミナーです。先週5月11日(金)に
ひとはくで開催されました。
この日は、秋山主任研究員の「環境とともに生きる−小さな植物の戦略に学ぶ−」を県立有馬高等学校の人と自然科1年生40名が受講しました。
次回は、6月8日に「有馬富士公園で活躍する人々」(藤本研究員)が計画されています。
また、高橋研究部長の「木材化石による9000年前の植生復元」連続セミナー(3回)を県立三田祥雲館高等学校の1年次理数系進学希望者6名が、一般の方と一緒に受講しました。
2回目は5月25日(金)、実際に木材切片を作成し、樹種を同定する実習を計画しています。
生涯学習課:やお
先月の4月26日(木) 兵庫県立大学附属中学校のプロジェクト学習が始まりました。これは附属中学校とひとはくとの間で交わされる「総合的な自然・環境学習プログラムの研究開発・実践研究に関する協定」に基づいて実施される学習で、第1学年時は春先にガイダンスキャンプでひとはくを訪れます。
第2・第3学年では、ひとはくの研究員が附属中学校に出向いていき、少人数によるグループごとの課題探求型学習を展開します。
開会式では、自然・環境系研究所の田原所長から、「わからない」を大切にすること。科学とは、その合理的な答え。等の話を聞きました。
その後、3人の研究員の「研究と私」のセミナー受講。ジュラシックパークやインディージョーンズ。野うさぎとヘビとイヌワシ。大阪のおばちゃんの話など、それぞれの研究員からのとても楽しい話をとおして、科学することについて教えてもらいました。
午後は、顕微鏡を使った花の観察実習と収蔵庫の見学。
今回は、生物系収蔵庫に加え、環境系・地学系の収蔵庫も見学したため、時間が足りなくなりましたが、博物館の心臓部をしっかり見ることができました。
1年次のプロジェクト学習はほぼ今回の学習で終わりますが、2年次3年次についてはまもなく連休明けから始まりますが、課題別の学習になります。
県立大学附属中学校のみなさん、よろしくお願いいたします。
生涯学習課:八尾
現在開催中の「六甲山のきのこ展2012」に、たくさんの方に見て頂きありがとうございます。
じっくりとケースに張り付いて見ていただいた方、ニオイを体験された方、イラストを書いてくれた方など、みなさん色んな形で楽しんで頂けたようでなによりです。
さて、このゴールデンウィークの最終日となる5月6日(日)が「六甲山のキノコ展2012」の最終日となっています。グランドフィーナーレを飾るべく、最終日には特別イベントを開催します。
題しまして、「キノコでサイエンス・カフェ」で、高校生をはじめキノコ業界で活躍されている方にお越しいただき、お話していただきます。お茶をすすりながら、気楽にキノコの話を聞いて頂ければと思います。
日時は、2012年5月6日(日) 15時〜16時30分 です。
場所は、兵庫県立人と自然の博物館 4Fひとはくサロン となります。
参加は無料ですが、入館料は必要です。どなたでも自由に参加いただけます(小さい子もOK)。
もちろん、申し込み不要で、出入りも自由でのんびり過ごして下さればと思います。
話題提供は、展示を製作した県立御影高校の生徒さん、兵庫きのこ研究会の奥田さん、神戸在住のきのこ少年和田君です。キノコ展や六甲山のきのこについて、スライドや標本を交えながらのお話となります。
さらに、今回は特別ゲストとして、作家で芸術家でキノコライターの堀博美さんにもお話頂きます。堀さんは、注目の本「きのこる」の作者で、キノコと文化、歴史、映画、芸能、音楽、神秘、信仰と文系キノコ研究家としても有名です。
キャラのたつ方々が、きのこをたっぷり解説してくれます。
繰り返しになりますが、
5月6日でもって「六甲山のキノコ展2012」が終了です。
お見逃しのないようによろしくお願いします。
(みつはしひろむね)
みなさ〜ん!(^^)!
ゴールデンウィーク半分過ぎましたが・・・
いかがおすごしですか?
4月28日(土)29日(日)のフロアスタッフとあそぼうは・・・
「こいのぼりをとばそう」でカラフルなこいのぼりがいっぱい!!
材料は・・・カラフルな花紙と口の芯になる画用紙。後は目をつけて、色紙でうろこを貼れば完成(*^_^*)
ボールみたいに投げると・・・こいのぼりが飛びまーす。!(^^)!
後半のゴールデンウィークのイベントは♪
5月3日(木・祝)4日(金・祝)は「こいハットをつくろう」
5月5日(土) 6日(日) は「ミニこいのぼり」
ぜひ!!!ひとはくに遊びにきて♪(^^)♪こいのぼりをつくってね ☆
フロアスタッフ おの・つじ・にしぐち
みなさんこんにちは(*^_^*)
ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
今日ひとはくでは、おなじみの 「ふかたん」がおこなわれました。
きょうのテーマは、「水辺の生きもの探険隊」
隊長は、お魚博士の田中主任研究員でした。
総勢23名で、深田公園の人工池の生き物たちを観察しました。
まずは網ですくって、生きものたちをバットに入れて観察します。
もっと詳しく観察したい生き物は、博物館実験セミナー室の実体顕微鏡を
ミナミヌマエビ、スジエビ、アメリカザリガニ、ヤゴ(シオカラトンボ、
チョウトンボ)、メダカ、フタバカゲロウ、エラミミズなど。
観察が終わった後、生きもの達はもとの池に帰ってもらいました。(*^_^*)/
これからの季節は水辺の生き物を観察する機会がふえるかもしれません。
とは言え、水辺には危険な場所がたくさんあります。
観察する時は、じゅうぶんに注意しましょう。
本日ご参加くださいました みなさまに厚く御礼申しあげます。
ありがとうございました。
(フロアスタッフ てらお ゆみこ)
展示のまえで体験をともなって、楽しみながら学ぶことができる「フロアスタッフと遊ぼう」に新しいプログラム「川でさかなつり」が加わりました。これまでのプログラムを大幅に改訂したもので、ちょうど川にすむ生き物と餌の関係を釣りゲーム形式で楽しむものです。
ちょうど昨年の8月頃から企画と準備をはじめて、1月末にキットが完成(全部スタッフの手作りなんです!)、2月にデモンストレーションを何度か行い、ようやく通常メニューとなりました。事前演習を繰り返し、うまく釣れなかったり、釣れすぎた部分を改造したりと、結構手が込んでいます。昨日のイベントは満員御礼で、定員に限りがあるため、釣りに参加できなかった子どもさんもいて残念、ごめんなさい。
まずは、フロアスタッフの松田さんによるルール解説です。今回のプログラムづくりでリーダです。
展示の前で解説するのがポイントです。
上の写真にあるような指令が書かれたカードを最初にもらい、餌となるカードを選んで釣り糸の先につけ釣る訳です。
指令カードにある魚をつるために、必要な餌を自力で選びます。餌には、フックや磁石などのカラクリがついていて、魚の種類と合致しないと釣れないようになっています。魚は種類ごとに上流から下流へと適地に配置されています。
こんな感じで指令カードにしたがって釣って行きます。無事3匹つれると、ちゃんと釣れたか鑑定です。指令にある魚の種類は、ちゃんと上流〜下流に棲み分けていて、学習してないと効率よく探せません。
なんとか大物が釣れました。ぜひ次は実際の川で釣りに行ってくださいね。
最後は学習します。どうして、アユはアユで釣れたのか、外来種ってなに、そんなことを紙芝居で解説します。学習を後にまわすことで体験と知識が合致しやすくなります。
展示スペースと隣接したところでのワークショップ・プログラムですので、まわりの標本や展示をみながらも発展的に学ぶことができます。餌が間違っていたり、魚を見分けられないと、子ども達はお父さん、お母さんにたずねることになります。そうすると、みんなで一緒に川の生き物について学ばざるを得なくなります。親子で学ぶための仕掛けも、このプログラムの特徴です。
おかげさまで、初日ですが、トラブルもなく大いに盛り上がりました。
川の魚には、外来種、絶滅危惧種(レアアイテム)、回遊魚などもあり、もう少し高学年の子ども達の団体来館のときには、環境との関わりを含めた発展プログラムも用意してあり、Questionに対してActするかたちのプログラムの基本形がなんとか完成しました。
当館の中期目標(平成24年度まで)のなかでの重点項目として、常設展示を使った演示と来館者とのインタラクティブな交流を促進するプログラムづくりが目標に掲げられていますが、23年度中に原型ができて、あと一年引き続いて実施したのちに見直しや改良をかけてゆきたいと思います。
→ 川でさかなつりのスケジュールはコチラ(うきうきカレンダー)をご覧ください!
(みつはしひろむね)
3月17日(土)の「うきうきワークショップ 」は、ダンボールでミニパズルをつくりました。
ダンボール(27cm×17cm)を2枚用意して、1枚は1、5cmの枠をとって切りぬきます。
枠は、もう1枚のダンボールにはりつけます。
ぬりえは、4枚(ダンゴムシ、デイノニコサウルス、ティラノサウルス、モルフォチョウ)
の中から好きなものをえらんで、色がぬれたら切りぬいたダンボールにはりつけます。
ぬりえをカッターでいくつかに切ったら・・☆マイパズル☆のできあがり!!!
※カッターで切るのはスタッフの方でさせていただきました。
ピースが少ないと、「もっとむずかしくして! 」という注文も・・・(^_^;)
参加してくださったみなさんの傑作”マイパズル” です♪
パズルの枠もきれいにかざって♪☆❀☆♪❀☆♪・・・
みなさん!すてきな作品をありがとうございました (^O^)/
次回の” うきうきワークショップ ” は、
「春のモビール」3月31日(土)10:30〜16:00 です。
♪ はるよ こい
はやく こい ♪
フロアスタッフ ありむらむつこ
3月10、11日の午後3時・・・
博物館に、たくさんのムササビが飛びかいました!
・・・でも、本物のムササビでは、ありませんよ(^^;)ぬいぐるみでもないです。
紙のムササビグライダーです。
グライダーを作る前に、みんなと一緒に、ムササビのおはなしをしました。
どうやって飛んでいるのか・・・イメージをふくらませて・・・・・
いざ!つくるぞ!!
みんな真剣。でも、楽しい!
よ〜く飛ばすには、作り方と飛ばし方に、秘密のポイントがありました。
フロアスタッフとあそぼうでは、これからも、みなさまと一緒に楽しいイベントを行っていきたいと思っております。
またの、お越しをお待ちしております。
FS植山
今回(3月14日)の訪問先は、神戸市兵庫区にある中道児童館です。
まず、はじめにデジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」を上演。
みんな真剣にみてくれています。
紙芝居が終わって、登場するネズミの特徴を質問したりすると、
元気よく手があがり、次々に質問に答えてくれました。
児童館の近くで見られる大木(公園の木や街路樹)の写真をスクリーンに映すと・・・
「ここ私の家の近く〜」や、「しってる〜」、「毎日通ってる〜」とか、
いろいろな声が・・・。
ここで、用意した葉っぱ(クスノキ)を観察!
触ったり、透かしてみたり、匂いをかいだりします。
拡大した映像をみたりもしました。
次に、実の観察もしました。
ある実を1つずつ配って・・・ まずはさわり心地を試してみます。
まわりが軟らかいのですが、中心の方に堅い物が・・・。
そうです。大きなタネ(核)が1つ入っているのですね。
タネのまわりの果肉をきれいにとってみると、変わった形のもの
(「スターフルーツ」に似ている)がでてきました。
果肉や核を匂ってみると、「くさ〜い」と言う子が多かったです。
児童館の近くの公園に大きな木があり、この実がたくさん着いていることも紹介しました。
最後に、くるくる回るタネの模型をつくり、みんなで飛ばしました!
今回参加してくれたみなさん!
身近なところで、いろんな植物の葉っぱや実を見つけて観察してね!
(時間がなくて「はてな?ボックス」ができなくなって、ごめんね。)
児童館のスタッフの皆さま、お世話になりました。
(キッズひとはく推進室 小舘 誓治)
吾輩はイカジイである。
今日は「タヨウ星人に学ぶ生き物の不思議〜國男も見たタヨウ星人〜」展を紹介するのじい。
時は3月20日、場所は兵庫県は福崎町、柳田國男・松岡家記念館と柳田國男生家。そこに鈴木武研究員と吾輩の生みの親河南堂珍元斎がやってきたのじい。
まずは鈴木研究員のタンポポ散歩とお話。
「なんでタンポポ?」
よく聞いてくれたじい。それはじい、國男さんの著書「野草雑記」にタンポポの方言の話があるのじい。記念館周辺ではカンサイタンポポとセイヨウタンポポがあった。國男さんが見ていたのはカンサイタンポポのようだじい。
お次は、珍元斎の巨大紙芝居絵巻「タヨウ星人大集合」。
ギッチョン君とハチミツカメンが巨大絵巻を回転させてすすみ、もちろん主役はこのワシ、イカジイじゃ。
タヨウ星人の名前をあてたよい子には直筆ライオンタンポポ扇子をプレゼント!珍元斎はリクエストに答えて裏面にもタヨウ星人を描いた。描いたのはオオサンショウサウルス、シカタヌキグマ、イカジイ、アリファーブル。
スペシャルゲストは昔から日本に住んどるタヨウ星人カッパさんじい。カレをモデルに昨年披露された大谷剛研究員の「カッパ行動楽」によるサル・カワウソ・スッポン合体説を説明したのじい。
お話のあと子どもたちは短冊に自分だけのオリジナルタヨウ星人を描いたのじい。イヌハチ、ネコハチ(江戸屋猫八?)なんてのも出現したのじゃじい。
「タヨウ星人に学ぶ生き物の不思議」展はこんな感じだじい。
わしらタヨウ星人の原画だけでなく、岩槻館長のメッセージや大文字屋分店との共作3コママンガやタヨウ星人キューブ、今回書き下ろしの「天気予報士ノリツケホーセ」や「ガタロ」「スズメ3兄弟」もあるのじい。
3月31日までやっておるからじい。良い子のみんなはワシに会いに福崎町へくるんじゃぞ!
タヨウ星人 No.1 イカジイ
2012年3月18日、第13回ボルネオジャングル体験スクール報告会及び卒業生のつどいを行いました。
高橋晃校長が開会の挨拶を行いました。
その後、約25分間の第13回ボルネオジャングル体験スクールの映像を鑑賞し、昨年の7月26日から8月2日の日々を思い出しました。
そして第13回のスクール生26名が壇上に上がり、近況報告を行いました。
岩槻邦男館長が挨拶を行いしました。
卒業生全員とスタッフで記念写真を撮りました。
休憩の後、安間繁樹先生のキナバル山のお話を聞きました。
橋本佳明先生のボルネオジャングルスクールのお話を聞きました。
卒業生の12名の近況報告を聞きました。
最後に河合雅雄名誉館長の挨拶を聞きました。
第13回のスクール卒業生も半年以上が過ぎ、舞台上での近況報告も事後学習会以上に成長した姿を見ることができました。第12回以前の卒業生の近況報告も、それぞれの場で活躍していることが伝わってきました。
本多淳二
今回(2月28日)の訪問先は、神戸市須磨区にある妙法寺児童館です。
準備をしていると、待ちきれない子どもたちがスクリーンに映る影で、いろんな生き物を作って遊んでいます。
スタッフも加わり にぎやかです。
しかし、デジタル紙芝居がはじまると、みんな静かに聞いてくれました。
次に児童館のすぐ近くの妙法寺にも大木があるクスノキの葉っぱを観察しました。
透かして葉脈をみたり、ダニ部屋の観察をしました。葉っぱの匂いはどうだったかな。
クロマツとアカマツの葉っぱの違いも観察しました。
「はてな?ボックス」も体験してもらいました。
カエデ類の本物のタネ(果実)は、子どもたちに大人気。
1つずつタネを渡して自分で飛ばしてみます。
マツ類のタネ(種子)も同じように、くるくる回って落ちて行くことを紹介して、クルクル回るタネの模型を作って
みんなで飛ばしました。
最後に、みんなで記念撮影。笑顔になっているかな〜。
みんな〜どうだったかな? 博物館にも来てくださいね!
児童館の館長様をはじめスタッフの皆さま、お世話になりました。
(キッズひとはく推進室 小舘)
毎年恒例の県立御影高等学校による「六甲山のきのこ展2012」を、3/13〜5/6まで開催いたします。当館および兵庫きのこ研究会との共同開催となります。
六甲山には、たくさんのキノコが生育していることをご存じでしょうか。今回の展示では、これまで4年間かけて御影高等学校が総合学習や環境科学部の活動の一貫として調査研究で得たキノコ標本を一堂にならべて展示します。この4年間にわたり調査した結果、四季を通じて採取した標本約340種500点余りを得ることが出来ました。これだけの種類のキノコが一堂に展示される機会は、国内でもほとんどありません。また、希少なキノコも一挙公開です。ぜひ、お越しくださればと思います。また、キノコの出現と気温、降水量との関係性を検討した研究結果のパネルや写真なども展示しています。
このような感じで、とにかく標本をできるだけたくさん陳列して、生物多様性を肌で感じとっていただければと思っています。標本は、凍結乾燥によって処理したのちに、熱処理とウレタン系の樹脂によって含浸させることで組織を硬化させて展示用の標本として製作しています。
一昨日の日曜日と月曜日に御影高校の生徒たちが頑張って標本を陳列し、きれいに仕上げてくれました。上の写真は日曜のはじめた頃の様子です。ほぼ2日間でのべ14名での対応で、手早く、的確に分担作業できています。博物館実習の単位をあげたいぐらいです。
ごらんのとおり、学会発表風の展示ポスターもずらり。アカデミックな内容に関心のある方にも満足いただけると思います。これまでの活動を新聞記事から振り返って紹介しています。キノコのイラストも即興で部員のみなさんがスケッチしてくれました。
展示の案内ポスターは上のとおりです。ちょっとサイケな感じで環境科学部の河野さんがデザインしてくれました。文字をいれるところをきっちりと事前に計算して空けておき、キノコのもつ妖しい雰囲気が描かれています。
こちらは、さらに妖しいバージョンです。
キノコに関心のある方だけでなく、生物多様性と気候変動のこと、学校教育のこと、展示や博物館学に関心のある人もぜひお越しいただければと思います。
最後に、いつもこの展示会の開催にあたり、兵庫きのこ研究会のみなさんには、キノコの鑑定や現地調査をはじめ、多大なる協力やアドバイスをいただきありがとうございます。この場をかりてお礼させていただきます。
(みつはしひろむね)
昨日、3月10日は「水生昆虫を顕微鏡で観察してみよう」のオープンセミナーを開催しました。
やることは、水生昆虫ブロマイドを自力でつくること。たくさんの封入標本を用意して、参加者に好みのものを選んでもらい、顕微鏡で観察。気に入れば顕微鏡に接続したデジカメで、「ぱしゃり」と撮影する。
撮影したものをそのまま小さなプリンターで出力して、ラミネートしてできあがり。顕微鏡下で撮影するだけでなく、水生昆虫(ベントス)とのシンクロ、一体化をはかり方には、封入標本が透明であることを活かした「封入標本プリクラ」も撮影してプレゼント。標本の後ろ側に顔をおいて撮影するだけ。
これで生き物への親近感が湧きます(きっと!)。
こんな感じで子どもたちは大変喜んでくれているようです。以前には、顔いりのカードを持って、野外観察会に来てくれた人もいました(ありがとう〜!)。
来年も博物館のオープンセミナーでは、こうしたイベントを開催しておりますので、ぜひお越し下さい。
(みつはしひろむね)
いつもこの時期になると、加東市立東条東小学校で年間の総決算となる授業に出向きます。10年前からのお付き合いで、最初は博物館の川の観察会に当時の小学校の先生が参加されたのがきっかけで、川の学習プログラムづくりと実施を一緒にすすめて来ました。学校のすぐ横を東条川が流れており、環境学習にはこれ以上ない立地にあります。この土地の利を活かして、毎年4年生が1年を通じて川について学びます。
川で何度も観察や採集をおこない、季節ごとの違いや、多かった生物、台風のあとに減った生物、増えた生物などを観察します。気軽に川へと行けるので、おさらいが簡単です。このあと、採集した生物を封入標本や液浸標本として理科室に蓄積されています。
左が川の景観です。峡谷状になっているので、川には降りにくくなっています。そこで、川にアクセスしやすいように県の土木事務所で階段をつけて下さりました(旧・社土木事務所の皆さん有難うございます!)。社会資本整備の投資分はもとをとっていると思います。
川で色んな生物をとります(これは10月の様子です)。この頃には、すでにかなり慣れたもので、細かい生物まで逃さずにみつけて、バットに入れて学校に持ち帰ります。学校へは徒歩3分程度です。
持ち帰ったら、そのまま顕微鏡と液晶プロジェクターをつないで大きく写します。生きたまま観察できるので、水生昆虫らしい動きや身体の特徴を鮮明に観察することができます。
川での採集結果などは、校内のかべにたくさん掲示されていて、いつも目にすることが出来るように配慮が行き届いています。しかもレイアウトや展示も美しく仕上がっています。
一昨年の学習では、学んだことをもとに、川の模型などが製作されています。
また、5年前より、授業のなかで封入標本づくりを行っています。各班ごとに採れた水生昆虫を一目でわかるように、写真にあるような感じで標本をつくります。これらは川の学習を支える教材となります。
一昨年から、加東市と博物館が連携して実施する移動展示会「まちまるごとミュージアム」を開催しており、この展示会に東条東小学校のこどもたちが、以前に製作した封入標本や模型などを展示しました。ほんものを手にとって観察できることはとても有意義です。2月には、近畿子どもの水辺交流会でも発表していただきました。
今年の最後の授業は、あいにく雨で川には入れませんでした。しかし、学校のすぐ横が川なんで、別の対応方法があります。雨の日ようのプログラムとして、増水したときの様子を眺めて、水生生物がどのように避難しているのか、洪水でも大丈夫そうな避難場所さがしを行います。
上から観察するだけなんですが、こども達は、これまでの野外活動経験から、実に的確に答えてくれています。きちんと場合分けして、「魚は●●で、水生昆虫は●●で、貝は●●で・・・」といった具合で生き物ごとに個性があることが身体で理解されています。しかも、たずねてもいないのに、水際の草や大きな石がないと隠れられずに流されるから、新しくつくれば良いという意見も。きちんとこれまで体験してきた事に基づいて問題解決的にも思考できています。僕が講義するときの到達点としてのチェックポイントがすべてクリアーされていて驚きました。
年間を通じて、川での様々な体験学習だけでなく、事後の部屋でのかっちりとした学習、展示の製作や大勢のなかでの発表といった一連の体系立ったプログラムづくりを行われている東条東小学校の諸先生方の努力にあらため敬意を表したいです。授業に行くようになってから10年が経ち、卒業生の中から、そろそろ大学で川のことを研究する生徒が表れるかも知れません。それが楽しみです。
(みつはし ひろむね)
週末のひとはくは、1日中、オープンセミナーやイベントづくし♪館内はいつも大にぎわいです。
ひなまつりの日の「ふかたん」にもたくさんのお客様にご参加いただき、みんなで楽しく探検できました。
3月のふかたんの隊長は、植物博士の布施主任研究員!
テーマは「ナゾの植物をさがせ!ふかたんクイズラリー」。
ナゾの植物の地図と写真をてがかりに、植物さがしに出発です!
みんなが探す木や花には、ふしぎな巻き物が!?
この紙には、答えとなる ナゾの植物の名前が書かれているので、みんなに見つけてもらわないといけません。
当日は、前日の雨が嘘のように、春の日差しが感じられる気持ちのいいお天気でした。
植物を見つけたら、先生がお話を聞かせてくれてクイズも出題されます。
隊長の楽しいお話に、子どもたちも夢中です。
隊長のかばんからは、面白いグッズがたくさん出てきます。数日前に採取してくださっていたという、ヒメガマの穂は、じゃんけんで見事勝利した男の子が、ぎゅっとにぎると…
探険はさらに公園の奥へ。
夢中なのは、子どもたちだけではありません。大人たちも聞いたことをノートに書いてくださっていました。
親子で植物を観察している姿は微笑ましく、あったかい気持ちになります。
つぎの植物は、葉の裏や茎に毛が生えていて服にくっつく草、ヤエムグラ。このトゲをルーペで観察。
みんな歩きながら、ルーペを使って他の植物も観察していました。
茎の断面が正方形の植物も発見!?シソ科の植物、ヒメオドリコソウなど、
博物館へ戻って、みんなでふかたん植物地図を完成させよう!
「もう一回周って、復習する!?」「まだ観察したい!」なんていう嬉しいお声もありましたが、ひとはくに戻ると、もう一つの作業が。観察ノートに書いたクイズの答えを大きな紙にうつしてもらいます。
みんなすごい!!
他にも隊長から聞いたこと、見た植物の絵や名前を自由にかいてもらって完成!
また近くの公園や道ばたで生きている植物も、ぜひ観察してみてね!わからないことがあれば、ぜひひとはくに調べに来てください。
そして、4月のふかたんの隊長は…田中主任研究員♪
テーマは「水辺の生き物探険隊」です。池にはどんな生きものが住んでいるかな?
みんなで調べてみよう!メダカやオタマジャクシに出会えるかも!!
♪ふかたん「水辺の生き物探険隊」隊長:田中主任研究員
4月28日(土)4階ひとはくサロン14時集合
※池には入りませんが、汚れてもいい服装でご参加ください。
来月もたくさんの元気な子どもたちに会えますように、みなさまのご参加をお待ちしております。
フロアスタッフ みの あんな
3月4日の日曜日、
「"ちいさなサイエンティストのめばえ"を語ろう」を開催しました!
幼稚園、児童館などの教育関係者や博物館、科学館、美術館など施設関係者などとともに、
ちいさな子どもにもっと博物館などを利用してもらうにはどうしたらいいかを考えるものです。
午前中はフォーラム。
4人の講演者から お話しを聞きました。
まずは「Kidsくらぶ」のママから。
子どもたちと博物館との関わりなど体験したことや
これから期待することなど お話いただきました。
次に 北摂学園幼稚園の園長先生。
園児たちが「ひとはく博士」のお話を真剣に聞いている姿を紹介され、
身近な自然科学との芽生えについて発表くださいました。
そして、美術館業界などではよくご存じの
宮城県美術館で「美術館たんけん」を実施されている齋さん。
「美術館をちいさな子どもたちが利用すること」について
「たんけん」をしながら子どもたちに伝えたいことをお話いただきました。
最後に キッズひとはく推進室から布施主任研究員。
ひとはくの組織図や研究者の顏を交えながら
ひとはくが取り組むキッズへの期待をお話しました。
午後からは、待ちに待った^^
齋さんによるワークショップ「ひとはく たんけん」を実施。
あいにくの雨でしたが、齋さんには関係かったようです。
雨などお構いなしに、子どもを連れてどんどん歩いていきます。
「??」 齋さんが立ち止りました。
「なんだ・・・」ここで子どもたちが立ち止ったことを確認(;´▽`A``
「水がながれているぞ」
「雨降ってるからやん・・・」と子どもたちの一瞬の態度(;´▽`A``
齋さんが水たまりを足でつんつん。
「この水はどこからきたんだ??」
たどっていくと 樋から水が流れ出てました〜
(いつも通る通路でしたが 私はまったく考えないで歩いてました〜)
レンガの上の水はどこに向かってるんだろう?
次に 庭で・・・
枝を見つけた齋さんが 子どもたちに指令を!
「木を つくろう!」
あちこちに落ちている枝を
庭のすきまに ぐっさ ぐさっと刺して
木がたちました(〃^∇^)o彡☆あはは
どんどんいきます〜〜〜
参加者の大人の人たちも雨の中、子どもたちが真剣に探検を続けるので、
真剣についていきます^^
森の中にはなにかあるのかな〜
といった具合に 齋さんと子どもたちの世界が
できていきました。
こんなところから出てきた(*^_^*)
子ども達は雨にも負けず、思い思いに楽しんでくれたようです。
今回のフォーラムやワークショップで得た内容を元に、
ひとはくは今後も ちいさな子どもがサイエンスに興味を持ってくれるよう、
日々活動していきます。
キッズひとはく推進室 荒川・清水
最近は「こんにゃく」が芋から作られることや、手作りできることを知らない子供たちがいます。こんにゃく作りを楽しんでもらおうと、人と自然の会では来年度こんにゃく作りを企画しています。そのために1月に会員11名で予行演習をしました。
材料のこんにゃく芋は、ひとはくのジンファーム横のむしむしガーデンで春に3年子を植付けして秋に収穫しました。収穫した芋は1キロくらいまで大きくなりました。
茹であがったお芋に、分量のお湯を加えてミキサーにかけ、少し時間をおいてから凝固剤を加えてよく練ります。
凝固剤を入れて練り始めると、かすかなお芋の香りがこんにゃく特有の香りに変わります。あとは丸、四角、細長い糸こんにゃく風等、形はいろいろできます。 ゆずの皮、人参、はこべ、ブロッコリーの葉、七味とうがらしをそれぞれ入れました。他にお好みのものを入れることもできます。
形ができたら熱湯で20分ほど煮てあくを抜きます。
お湯の量、温度、凝固剤の分量、放置時間等ちょっとしたコツが必要ですが実際に体験してみると、段々こんにゃくになっていく過程がわかり、おもしろく楽しいものです。ぜひ体験してみてください。
出来立てのこんにゃくはおさしみ風にして、わかめや明太子等とあえてみました。煮物だけでなく、いろいろアレンジでき美味しくいただけます。
今日の講師(会員の岡田照代さん)の説明を聞きながら、試食しました。
来年の2月9日(土)に、人と自然の会『むしむしガーデンの会』がこんにゃく作りを行います。美容と健康にいい植物繊維が豊富なコンニャクを一緒に作ってみませんか?
ぜひご家族で体験してみてください。
人と自然の会(文:小林秀子・写真:能勢公紀)
あかりを つけましょ ぼんぼりに〜♪おはなを あげましょ もものはな♪
あさって3日は、うれしいうれしいひなまつりです♪
女の子の健やかな成長と幸せを願う日、おうちでおひなさまを飾ってお祝いをされる方も多いのではないでしょうか?
フロアスタッフとあそぼうでも、一足お先に「おひなさまづくり」をおこないました。
ひとはくのおひなさまは…じゃじゃーん!
最初は、鳥のたまごのふしぎについてお話を聞きます。種類によって、大きさや模様も様々で、面白いですね〜。
まずは、おひなさまを飾る土台にぼんぼりやたちばななどの飾りを付けていきます。
飾り台が出来たら、おひなさまを作っていきます。たまごに着物を着せて、お顔をかいて、かんむりをかぶせたり、自由に作りました。
みんなのかわいいおひなさま完成です!
ご参加いただいた みなさま、本当にありがとうございました。
世界でひとつだけのおひなさま。大切にかざってね!
そして、3/3日(土)“ひなまつり”のひとはくでは、
ふかたん「ナゾの植物をさがせ!ふかたんクイズラリー」をおこないます。
植物博士の布施主任研究員を隊長に、ナゾの植物を探して深田公園へ出かけましょう!
てがかりは地図と写真だけ、さーて、みんなで探せるかなー?
木や花についての ぎもんや ふしぎも、植物博士の布施主任研究員に聞いてみよう♪
時間:3/3日(土)14:00 場所:4階ひとはくサロンに集合 ※参加費無料です。(別途、観覧料が必要です)
ほかにも、1日中楽しめるイベントやオープンセミナーがもりだくさん!ぜひ、ひなまつりの日はご家族みなさんで、ひとはくへ遊びに来てくださいね。
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。
)臨時休館日がおわり、ひとはくサロンに元気いっぱいの笑顔が帰ってきました。
休館日あけ最初のフロアスタッフのイベントは・・・「りゅうのおりがみ」
たくさんの方が参加してくださいました。
いろとりどりの折り紙をくみあわせて、今にも空高くのぼっていきそうな「りゅう」が、たっくさんできあ
がりましたっ!
翌週の11日(土)・12日(日)は「だんごむしのおめん」。
カラフルなダンゴムシのおめんをつくっていただきました。
で、でたぁ〜! 博物館は、あっという間に、「レインボーカラーのだんごむし星人」でいっぱいになり
ました。 みなさんとってもよくお似合いでした。
みなさんのこの笑顔をみることができて、フロアスタッフもとっても嬉しいです。スタッフみんなで、チョキ
チョキ、チョキチョキ準備した甲斐がありました。 ほかにも、2月はたくさんのイベントがありました。
25(土)・26(日) 「おひなさまづくり」 ・・・4階ひとはくサロン
★3月のフロアスタッフとあそぼう 15時〜
3(土)・4(日) 「復元画〜恐竜を描いてみよう」・・・4階ひとはくサロン
10(土)・11(日) 「飛べ!ムササビグライダー」 ・・・4階ひとはくサロン
17(土)・18(日) 「画はくの日〜森に生きる〜」 ・・・2階展示室
20(火・祝) 「風にのってとぶたね〜ハネフクベ〜」・・・4階ひとはくサロン
24(土)・25(日) 「春のフォトフレーム」 ・・・4階ひとはくサロン
31(土) 「川で魚つり」 ・・・2階展示室
★うきうきワークショップ 10時30分〜16時
17(土) 「ひとはくミニパズル」 ・・・4階ひとはくサロン
31(土) 「春のモビール」 ・・・4階ひとはくサロン
参加費は 無料です。時間内はいつでも参加できるので、のぞいてみてくださいね。
春は、もうすぐそこまでやって来ています!
フロアスタッフ つじ いくこ
先日、生物多様性協働フォーラムの第3回目が開催されました。
今回のタイトルは、社会の「つながり」を活かした取り組みの展開、です。まさに、多様な主体による参画と協働が意味するところのフォーラムとなりました。会場は、兵庫県庁のすぐ前にある兵庫県公館です。おかげさまで、広い公館が満席となりました。参加者数は450名で、高校生から年輩の方まで、こちらも多様性がゆたか。特に、若い世代の参加が多かったことが印象深いです。
講演では、当館の副館長の中瀬先生からは兵庫県における企業と行政と地域が協働した森林管理の仕組みとその事例について紹介。次に、滋賀県の経済同友会とともに活動されている菊池玲奈さんからは、琵琶湖汽船や滋賀銀行などの企業と連携した取り組みを、同じく滋賀県からブリジストン彦根工場での希少種保全や琵琶湖博物館と連携した取り組みが紹介されました。
フォーラムでは、兵庫県の井戸知事と滋賀県の嘉田知事の対談が、当館の岩槻館長の司会のもと行われました。対談の途中には、会場にいる研究者や環境に優しい農業を推進されている方を指名する一幕もあり、大いに盛り上がりました。90分の対談時間は、ちょっと長いかなと思っていたのですが、あっと言う間でした。会場のアンケートからは、もっと聞きたいとの声が多かったようです。
さらに、この会合には、環境省の渡邉綱男自然環境局長もお越しくださり、しっかりとエールを送って頂きました。多くの環境問題は、関西圏のなかで、府県の枠を超えて対応しなければならない課題が山積
です。しかも、再生すべき場所や保全しないといけない場所はたくさんありますが、予算、人材、人々の関心といった部分でより一層の努力が必要な状況です。こうしたネットワークを活かして、生物多様性をうまく活用し、保全し、再生してゆくことが必要になるのでしょう。このときに、博物館がハブとして大きな役割を果たせればと思います。
兵庫県公館のロビーでは各団体や博物館のブースが設営されました。
左上:大阪市立自然史博物館、右上:琵琶湖博物館、左下:ひとはく、右下:三重県立博物館
となります。どこの博物館もそれぞれの個性がでています。
琵琶湖博物館さんは、今回のフォーラムで移動博物館「どこでも琵琶湖博物館」のセットの一部を初披露くださりました。型どりした湖産の魚や象の歯など、ハンズオングッズが充実しています。滋賀県内だけでなく、関西圏全体で、いろんな博物館が協力して、「どこでも博物館」になることを期待したいと思います。非常に充実した会合でした。
(みつはしひろむね)
お天気に恵まれた2月11日の発表会当日は、小学生から大人までさまざまな世代の参加者224名が、52件の発表を前に活発な意見交換や発表者間の交流を行いました。
それぞれが工夫を凝らした研究や活動内容を紹介し、迫力のある発表会となりました。これらの力作ぞろいのポスターや作品展示が4/8(日)まで当館2階企画展示室周辺で展示されていますので、是非ご来館ください。
なお、受賞発表・作品は以下の通りです。おめでとうございます!(共生のひろば担当 北村俊平)
【館長賞】
OP-06 II世誕生〜産卵 ヒサゴクサキリ(第2報)
宮武美惠子(ひとはく連携活動グループ 鳴く虫研究会きんひばり)
OP-07 猪名川自然林サポータークラブ「タマムシのとぶ森づくり」
三好悦夫・柳楽 忍・白樫誠治・福本吉雄・石丸京子(自然と文化の森協会 緑部会)
PP-13 淡路島の和泉層群から産出する化石十脚類
岸本眞五(ひとはく地域研究員)
PP-11 丹波地域のホトケドジョウの保全活動
山科ゆみ子・仲井啓郎・樋口清一・大塚剛二・足立隆昭・大谷吉春・長井克己・杉本義治・矢尾健三郎・田井彰人・酒井達哉・村上俊明・上平健太(ひとはく連携活動グループ 丹波地域のホトケドジョウを守る会)
【名誉館長賞】
OP-14 高校生が取り組む地域の特産を守るプロジェクト〜「特産でECO」の活動で農都篠山を笑顔に!〜
糸川 駿・村山広夢・曹 永河・柳原大樹・庄治優介・尾上史生・金岡紗淑・木村光貴・久下雅人・小畠大樹・坂本晃熙・高岡 悠(篠山東雲高等学校)
OP-13 里山和楽会の活動〜地域とともに〜
道満俊徳(里山和楽会)
PP-20 水の中の宝石
森本靜子(ひとはく地域研究員、NPO法人シニア自然大学校水生生物科)
PP-14 鳴く虫ワールド2011
ひとはく連携活動グループ 鳴く虫研究会「きんひばり」
【審査員特別賞】
OP-05 「未来の食事を支える昆虫食考察グループ Mushi Eater」たちの挑戦!
吉村卓也・阪上洸多・堀内Ray湧也(ひとはく連携活動グループ テネラル)
OP-15 コラボで進める「わかりやすく、心に残る環境教育活動」の提案
西谷 寛(海と空の約束プロジェクト)・冨岡美帆(兵庫県立大学PSS)
PP-37 ミヤマアカネリサーチプロジェクトの取り組み
宝塚市立西山小学校
PP-33 地質模型作りで見る、みんなの山陰海岸ジオパーク
藤本啓二・藤本守美・藤本悠人・岡崎聡郎・岡 記佐子・松原 勝・松原陽子・堀家 建・北山義雄・酒井正治・荻田雅弘・谷川俊男・森本泰夫・瀬戸口厚美・河津 哲・舟木冴子・島田大二郎・長島ひとみ・辰巳淳子・辰巳萌佑子・黒川義美・田中博子・土井口賢次・市村恵美子(石ころクラブ)
【会場注目大賞】
OP-05 「未来の食事を支える昆虫食考察グループ Mushi Eater」たちの挑戦!
吉村卓也・阪上洸多・堀内Ray湧也(ひとはく連携活動グループ テネラル)
PP-33 地質模型作りで見る、みんなの山陰海岸ジオパーク
藤本啓二・藤本守美・藤本悠人・岡崎聡郎・岡 記佐子・松原 勝・松原陽子・堀家 建・北山義雄・酒井正治・荻田雅弘・谷川俊男・森本泰夫・瀬戸口厚美・河津 哲・舟木冴子・島田大二郎・長島ひとみ・辰巳淳子・辰巳萌佑子・黒川義美・田中博子・土井口賢次・市村恵美子(石ころクラブ)
本日2月11日は「共生のひろば」。
河合雅雄名誉館長の基調講演を皮切りに,口頭発表が続けられています。
「共生のひろば」の面白さはひとことでは語りつくせません。
あえて言うなら,「発表者が多様」であり「研究テーマも多様」であることでしょうか。
百聞は一見に如かず。今からでも是非おいでください(^ ^)。
口頭発表は15:00までで,その後から閉館まではポスターと作品の発表時間になります。
現在はまだ口頭発表の時間。ポスター会場は閑古鳥かな,と思いつつ行って見ると・・・
おおっ,すでにセッションが始まっているではありませんか!どの発表も,着眼点や表現方法が素晴らしくて,楽しいものばかりです。
左写真の方々は,「扇風機を使って種子がどれくらい飛ぶのかを体験してもらう」というプログラムを取り入れた発表をされていました。
いろいろ工夫されていますね。
小学生による調査やジオラマ製作アリ,学術的にも優れた発表アリ,と今年も盛りだくさんです。
以上,速報でした!
2012年2月4日にひとはくにて、近畿「子どもの水辺」交流会が開催されました。
満員御礼です! 遠くからお越しくださりありがとうございました。
近畿地方の各府県から多数の団体が参加し、子ども達が日頃、水辺を題材として学習した成果を発表します。大阪府にはじまり、各府県が事務局を担当して、5年目の今年は兵庫県が担当です。1年間の活動の成果を総決算するという意味で、この時期なんです。
ただ、発表するだけでなく、各グループごとに、子ども達が調べた内容を発表し、他の団体の子ども達と意見交換し、その内容をとりまとめて、最後に参加者全員にむけて発表し、さらに意見交換や交流します。こうした学習は、とかく自分の学校や地域だけに、こもりがちなのですが、いろんなアプローチ、いろんなまとめ方、自然の様子を学ぶことができます。アンケートを拝見したところ、やはり、場所の違いや考え方の違いがあることが、子ども達にとっては興味深かったようです。
発表にあたっては、写真にあるように手製のポスターや小道具を駆使してプレゼンします。今回は、全体交流会の際に、ビデオカメラで発言者をクローズアップして、スクリーンに大写ししました。こうすることで、ライブ感があり、発表ポスターをつかって細かく説明したりと、大変有効でした。この技法は、ちょっと数が多いときの授業なんかに適用できそうです。
会場では、さまざまな団体さんに体験イベントなどを出展いただきました。顕微鏡で水生昆虫を観察し、デジカメで撮影してポストカードにするイベント、封入標本づくり、古代の水辺の生物化石、パックテストでビタミンCを測定するなど、交流会以外でも体験できるようなイベントを開催しました。
さて、この交流会ならではの良い点について考えてみました。それは、他の人の発表や他のところの水辺の様子を知ることで、自分のとりくみを相対化できるところにあります。実際に、会場を巡っていると、参加された親どうし、親子や引率者どうしで、「あの発表はおもしろかった」、「あのまとめ方はいい」、「話し方が工夫されている」、「あの発表にあった川に行きたい」といったような会話が実にあちこちでありました。交流の効果でしょう。アンケートをみても、やはり他の人の発表や他の水辺の様子を聞けたことが最も興味深かったようです。それと、子どもだけでなく、親や引率者にも新たな視点や知見を与えてくれます。
そんなわけで、無事に会が終了いたしました。今回の会合をすすめるにあたって、近畿「子どもの水辺」交流会の実行委員のみなさま、事務局をつとめられた兵庫県県土整備をはじめ、各府県の土木系職員のみなさま、近畿地方整備局のみなさま、河川環境管理財団のみなさま、そして、各団体を引率し、展示を出展くださった水辺での活動をリードされてきた市民団体のみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。
【おまけ】今回の僕のなかでの裏MVPは共立理化学研究所さんです。
会が終わってからの反省会では、水質検査で有名なパックテストの製造元、共立理化学研究所さんのスタッフによる、パックテスト漫才が披露されました。パックテストでビタミンCを測定しながら笑いをとってます。自社の商品のツボを知り尽くしたパフォーマンスに脱帽。たしかに、ロンドンの自然史博物館のサイエンス・イベントを視察にいったとき、向こうの担当者に重要なポイントを尋ねたところ、ショーは2人でやること、だった。忠告を思い出しました。ボケとツッコミはサイエンスコミュニケーションでも重要。商品の製造と販売から、体験学習のイベント、活用のパフォーマンスとネタまでお見事でした。
(みつはしひろむね)
琴引浜の鳴き砂文化館にて、有孔虫の観察会が実施されました。
観察会では、小林主任研究員に有孔虫のお話をして頂き、みんな、浜辺に打ち上げられた「小さな生き物の不思議」を実感しました。
小林研究員によると・・・
有孔虫は、わずか「1個の細胞」で生きているそうです。この点は、皆さんご存じの「アメーバ」と一緒です!
しかし、アメーバとちがって、自分の体の周りに「殻」をつくるとことが有孔虫の不思議です。
(写真は有孔虫の殻)
わずか1個の細胞でも、ここまで見事な「殻」が作れるのですね!! ちょっと感動でした!!!
ここからは、みんなで有孔虫を探しました。
有孔虫はとーっても小さいため、顕微鏡を使って大捜索です。
みんな頭をさげて、とっても丁寧に捜しています。まさに、砂の中の宝探しといった雰囲気でした!
そして、やっと見つかりました!!!
とっても小さいですが、顕微鏡では殻の模様がはっきり見えます!!
他にも、いろいろな形の有孔虫が見つかりました。
どれも「1つの細胞」なのですよ! やっぱり不思議ですよね!!
自分で見つけた有孔虫は、みんな、大切に持ち帰りました。
地元の方にとっては、いつもと違う琴引浜を実感できる観察会になったのではないでしょうか。
自然・環境マネジメント研究部 布野 隆之
いよいよ12月も終わりに近づき、子どもたちにとっては楽しみなクリスマスやお正月がやってきますね。
ひとはくでも、新しい企画展や、新作紙芝居の上映が始まり、冬休みやお正月に備えての準備が進められています。
今年も1年間、多くの方にひとはくにお越しいただき、フロアスタッフのイベントにご参加いただきました。
フロアスタッフにとって一番嬉しいことは、ひとはくに来てくださったみなさまの笑顔です。
新しい発見があった時の喜び、一生懸命に向き合っている時、がんばった達成感でいっぱいの時、そういう瞬間を一緒に感じられることが、一番の幸せです。
そして、みなさまとの出会いによって私たちが学ばせていただけることがたくさんあります。
ひとはくへお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。
12月28日(水)〜1月2日(月)までは休館いたしますが、年明けの1月3日からは、楽しいイベントもりだくさん♪で、みなさまをお迎えします。
♪1月のフロアスタッフとあそぼう(土日祝15:00〜)
1月3日(火)・4日(水)「りゅうをつくってみよう」
1月7日(土)・8日(日)「お正月たこづくり」
自分だけのかっこいいたこをつくってとばしてみよう!
1月9日(月・祝)「動物すごろく」
森の動物に変身して、大きなすごろくに挑戦しよう!
♪うきうきワークショップ(10:30〜16:00※時間内はいつでもご参加できます!)
1月3日(火)・ 4日(水)「とってもかんたん化石のレプリカづくり」参加費100円
カラフルなおゆまるを使って、アンモナイトのレプリカをつくろう!
くわしくはうきうきカレンダー1・2月合併号をごらんください。
http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1212.pdf
お正月は、ご家族そろってひとはくで新しい発見や感動に出会いませんか?
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
フロアスタッフ 美濃 杏奈
加東市滝野図書館で行われた「加東市ノーベル大賞授与式」に参加してきました。
この「加東市ノーベル大賞」は、加東市の小・中学生の夏休み自由研究から、
優秀な作品に与えられる賞です。
▲滝野図書館 ▲授与式の会場となった3階会議場
下記のように大賞1点、最優秀賞1点、優秀賞3点、審査委員賞4点が選ばれ、
安田市長から、賞が授与されました。
(市内の小・中学校からの93作品うち、42作品が入賞・入選しました。)
■大賞:「メキシコサラマンダーとの出会いから始まった変態する生物の研究」
社小学校6年 上月理彩さん
■最優秀賞:「福田のサギについて」
福田小学校4年 土井聡一郎くん
■優秀賞:「みぢかにさく くさばな」
滝野東小学校1年 高見瑛真くん
■優秀賞:「東条川の水質調査」
東条東小学校4年 石田江里奈さん
■優秀賞:「植物を使った大気汚染の研究」
社中学校2年 福田智毅くん
■審査委員賞:「ぼくのまちのかめ調べ」
東条東小学校2年 藤原岳くん
■審査委員賞:「アブラコウモリの生態」
東条西小学校4年 井上蓮也くん
■審査委員賞:「加東市の自然と生きもの博物館」
東条西小学校5年 若浦勇樹くん
■審査委員賞:「身近にある民間薬 十薬の研究」
東条中学校2年 飯田杏奈さん
この審査には、佐藤主任研究員をはじめ当館のスタッフも委員と
して参加しました。
▲安田 加東市長から賞が授与されました ▲ 授賞した皆さん
▲講評をする佐藤主任研究員
滝野図書館の2階では、それぞれの作品が展示してありました。
▲作品の展示会場となった滝野図書館2階ギャラリー
自分の作品の前で ハイ ポーズ!
▲ひとはくの展示の前でも
授賞された皆さん、おめでとうございます!!
これからも、生き物や自然、環境のことに好奇心をもって、観察したり、
調べたりしてくださいね。
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
12/3(土)・4(日)の15:00〜FSとあそぼうイベント「クリスマスオーナメント」をおこないました。
↑作ったのは、こちらのクリスマスリースです。
博物館にいる森の動物たち、イノシシ・ウサギ・ツキノワグマなどをはりつけて
素敵なオリジナルリースができあがりました。
ぜひお家にかざって楽しいクリスマスを過ごしてくださいね☆
次回のFSとあそぼう12/10(土)・11(日)は「年賀状づくり」をおこないます。
(時間15:00〜、4Fひとはくサロン、定員20名)
他にも楽しいイベントをご用意していますので、ぜひうきうきカレンダーをチェックしてください。(ひとはくHPからも見られます。)
FS瀬良・西口・松田
ウサギ年も残すところ あと1か月。
今年“ひとはく”にお越しくださった皆様、フロアスタッフのイベントにご参加いただき
“ひとはく”で楽しい思い出がたくさんできましたでしょうか?
今年の思い出を写真で少し・・・。
さて、12月のウキウキなイベントは・・・
フロアスタッフとあそぼう!
12/3(土)、4(日)『クリスマスオーナメントづくり』
12/10(土)、11(日)『年賀状づくり』
12/17(土)、18(日)『画はくの日〜辰さん、ようこそ〜』
12/23(金・祝)『クリスマス万華鏡』
12/24(土)、25(日)『くるくるとぶたね〜クリスマスバージョン〜』
うきうきワークショップ♪
24(土)『チョコでつくる化石のレプリカづくり』参加費100円
25(日)『とっても簡単!化石のレプリカづくり』参加費100円
他にもデジタル紙芝居や展示室ツアーなど毎日のもよおしもあります。
12月の紙芝居は 新作「アンモナイトものがたり」です。お楽しみに!!
くわしいことは 《うきうきカレンダー》でチェックしてね(^_^)v
“ひとはく”で思い出がたくさんできた方も、今年はまだ・・という方も
どうぞ“ひとはく”へお越しくださいませ(^−^)
フロアスタッフ ありむらむつこ
紅葉も色づいてきましたネ♪
11月のふかたん!深田公園うきうき探検隊
「ドングリと色づいた葉っぱをさがそう!」
隊長の小舘研究員とキッズひとはく推進室の荒川さんと一緒に11月27日(日)行いました。
深田公園でドングリのなる木「コナラ」と「カシの木」発見!
ドングリの帽子や葉っぱの色の違いを隊長に教わりました。
大きい葉っぱ・・・もみじ?と声が・・・
隊長より、もみじにはハネのついたタネがあります。この木(楓)はフーという実がついています。
みんなトゲトゲのフーの実をさがしましたネ♪
イロハもみじ発見!
木をゆらしてプロペラのついているタネをとばして、うわぁーと歓声が
地面で踏まれても強い緑の葉っぱオオバコです。葉っぱと茎を両手でひっぱると糸がでてきましたネ♪
ドングリやいろんな葉っぱを拾って博物館に戻り、地図に拾った場所の木や実を貼り付け、探検隊員の名前をかいて完成!!
地図はひとはくサロンで飾っています。
次のふかたんは、来年3月3日(土)「ナゾの植物をさがせ!ふかたんクイズラリー」です。
布施主任研究員と一緒に写真をてがかりに、植物をさがして地図を完成させる予定です。
皆様のご参加お待ちしてまーす。
フロアスタッフ にしぐちひろこ
篠山市の中央に位置する「篠山城のお濠」で、昨年度から外来種の駆除を行っています。この11月23日にも、たくさんの方に参加していただき、外来種の捕獲イベントを行いました。
写真にあるように、サーフネットでお濠の端から端までを引っ張ってゆきます。
今年は、たくさんの高校生が作業に加わってくれました。篠山産業高校、篠山鳳鳴高校、有馬高校のみなさん、ご苦労さまでした。来年は、水のなかにぜひ入ってください。
(今年の捕獲状況)
(去年2010年の捕獲状況)
昨年は大量に捕獲できたのですが、今年はやや少なめでした(約200匹弱)。
これは、数日前にたくさん雨が降って、お濠の水位があがってしまい、網引きによる捕獲効率が落ちたことに加えて、昨年度に根こそぎ採集した効果があったからなのか、良く分かりません。ただ、岸際に外来種の姿はほとんど見かけられませんし、捕獲数も昨年の5500匹からすると、およそ1/25以下になっているので、それなりに効果があったと思われます。ただ、残念ながら在来種は一匹も採れませんでした(途中でフナが逃げて行くのを見た人がたくさんいましたが・・・)。
今年も、オオクチバスはわずかで、ブルーギルが大半を占めていました。
ただし、超大物のカムルチーが2匹捕獲されました。
←子どもたちも興味津々。
現在、篠山市では、生物多様性の再生に関する取り組みを推進するため、「森の学校復大作戦」という名のプロジェクトが行われています。名称は森となっていますが、市内に残るすぐれた自然環境のいくつかを拠点として、その周辺の生態系を少しづつ手作りで再生してゆく取り組みです。
この拠点のひとつが篠山城です。篠山城は、市のシンボルであり、重要文化財にも指定されていて、多くの観光客が訪れます。日本の古き良き文化を鑑賞にきた人が、お濠に眼をやると、外来種だらけ、水は汚い、というのは問題ありです。
←これがドブガイです。
それと、このお濠には、たくさんのドブガイが生息しています。ドブガイというと聞こえが悪いですが、水の浄化にはとても役だっています。プランクトンをたくさん吸い込んで、濾過して食べることで、窒素やリンを身体に蓄えるわけです(カモなどに食べられて系外にゆけばばっちりです)。
昨年に測定した密度だと、中規模集落の下水処理場に匹敵するぐらいの能力があります。もし、篠山城のお濠からドブガイがいなくなると、アオコや植物プランクトンが大発生し、まみどりの水になったり、臭くなるかもしれません。
その重要な役割を果たすドブガイが生きてゆくには、在来の淡水魚(フナ、ヨシノボリ、ドジョウなど)が不可欠なのです。貝の卵からかえった幼生は、池の底で暮らすまえに、魚のえらに付着して、そこで少し大きくなります。この付着する魚が在来種でないとダメで、外来種だと脱落して死亡する確率が高まります。
つまり、お濠の水質を保つためにも、外来種を駆除して、生物多様性を保全しないといけない、という訳です。ちなみに、生物多様性が消失したお濠では、水質浄化の装置を運用するだけで、年間で数百万円の費用がかかるそうです。今風の表現で言えば、「生態系サービス」というのですが、生物多様性を保全することは、財政上も有益なのです。
オオクチバスの駆除をはじめ、篠山の自然環境や再生に関心のある方は、篠山市のHPもぜひご覧下さい。
http://www.city.sasayama.lg.jp/simin/simin-morinogakko.html
(みつはしひろむね)
まずは,昆虫館のホールで,長島先生から昆虫館での学芸員のお仕事や,学芸員になるには,どんな勉強や経験をしないといけないかを教えていただきました.昆虫少年や少女だけでなく,同伴のお父さんやお母さんも熱心に聞き入っておられました.
講義の後は,いよいよ,普通は入ることができない昆虫館のバックヤードに.昆虫館での学芸員のお仕事体験です.
金色に輝くオオゴマダラチョウのさなぎが,ずらっと並んだチョウの飼育室に入って,幼虫飼育方法を教えていただきました.食草の栽培から行ったり,無農薬の野菜を探したりと,飼育の大変さが良くわかりました.
カブトムシの幼虫の飼育ケース.こんなに大きなケースで飼育しているのにビックリ.土の交換方法や成虫の餌のやり方を教えていただきました.
まずは,昆虫館のホールで,長島先生から昆虫館での学芸員のお仕事や,学芸員になるには,どんな勉強や経験をしないといけないかを教えていただきました.昆虫少年や少女だけでなく,同伴のお父さんやお母さんも熱心に聞き入っておられました.
講義の後は,いよいよ,普通は入ることができない昆虫館のバックヤードに.昆虫館での学芸員のお仕事体験です.
金色に輝くオオゴマダラチョウのさなぎが,ずらっと並んだチョウの飼育室に入って,幼虫飼育方法を教えていただきました.食草の栽培から行ったり,無農薬の野菜を探したりと,飼育の大変さが良くわかりました.
カブトムシの幼虫の飼育ケース.こんなに大きなケースで飼育しているのにビックリ.土の交換方法や成虫の餌のやり方を教えていただきました.
11月19・20日に開催された大阪自然史フェスティバルに、カタツムリたち・3Dゾウムシたちと共に参加してきました。19日はあいにくの雨、でしたが、カタツムリたちには絶好の運動日和!お客さんにアピールするためにカタツムリを数匹水槽の上に乗せると、
あっという間にあちこち逃げ出していこうとします(笑)。カタツムリくん達は大人気で、子どもも大人もみんな童心に帰って触角をつついたり、手に乗せたりして喜んでいました。
3Dゾウムシにも、メガネをかけて画面を覗いたお客さんから「おお!」と歓声が。子ども達は思わずゾウムシに触ろうとモニタに向かって手を伸ばしていました(笑)。開館から閉館までお客さんが絶えませんでした。ひとはくブースに遊びに来てくださった皆さん、ありがとうございました。
高野温子(自然・環境評価研究部)
トライやる・ウィークを終えて 篠山中学校 加藤 幸平
トライやる・ウィークを終えて、僕は短い間だったけどいろいろな事を体験できてとてもよかったです。
人と自然の博物館の一日目では本の整理や登録をしました。本の整理の時、スピードが遅かったです。スピードを速くしていけるようにしたいです。
二日目は本の移動と本立てのシールはりをしました。シールを切る時、スムーズにできてよかったです。
三日目は受付とデジタル紙芝居をしました。デジタル紙芝居の時、画面を換えるのを一回まちがえてしまったけどあまりめだたなくて助かりました。
四日目はカタツムリの水槽そうじと立版古をしました。立版古が完成しなくて残念でした。
トライやる・ウィークの4日間 篠山中学校 川口優
僕は今まで仕事がそんなに大変なものだとは思っていませんでした。だけど、今回トライやるウィークを体験してそれは大きな勘違いだったということを、改めて実感しました。
まず、初日の図書室の本の整理は思っていた以上に大変でした。図書室は一般の人は入れませんが、研究や調査をしている人のためにたくさんの本が置いてあって、専門的な本や雑誌などが数えきれないぐらいありました。そんな数の本を間違えずに整理しているのを見てすごいなと思いました。
次の日はなかなか入れない収蔵庫を見学させてもらうことができました。収蔵庫には、いろいろな動植物の標本が130万点も保管してあります。世界中の様々な昆虫や鳥などを見ることができたのでとてもうれしかったです。そのほかにも、標本を作っている部屋などを見せてもらうことができました。
3日目はデジタル紙芝居を体験させてもらいました。デジタル紙芝居とは、映像を前の画面に映してセリフを言うというものです。本番は、観客の人は大切な時間を割いてくださった博物館の職員の方々しかおられませんでしたが、それでも緊張しました。だけどみんなほとんどミスなく言えたのでよかったです。
最終日は4階のカウンターで飼われているかたつむりの水槽を掃除しました。たくさんいたので大変でした。大人と子供の違いも教えてもらいました。見分けるコツは、殻の先がまっすぐだったら子供で丸くなっていたら大人だそうです。
普通だったら体験できないようなことばかりさせてもらったので本当にいい経験になりました。ありがとうございました。
トライやる・ウィークを終えて 丹南中学校 河南寛樹
僕がトライやるで人と自然の博物館を希望して、4日間お世話になりました。
その4日間はとても楽しかったです。1日目・2日目・4日目は一般業務をして、3日目だけは、接客を担当しました。お客様の中には、僕と同年代のお客様がいてとても気まずく館内を案内しました。この仕事が一番疲れました。なので接客がとてもしんどいことがすごく分かりました。
最終日の4日目にはかたつむりの飼育ケースを掃除をしました。かたつむりが20〜30匹いてえさには、りんご・にんじん・さつまいも、などを食べていました。
サロンでは生きたオオスズメバチが飼育されていました。「危ない!」と思ったんで、スタッフに聞いてみるとあのオオスズメバチは♂で針は、持っていないそうです。♀は針を持っているということらしいです。
つかれたのは接客でしたが緊張したのは、紙芝居でした。幼稚園児(40〜50人)の前で紙芝居をよまなくてはなりませんでした。いくら幼稚園児の前だとしてもとても緊張します。ですが本番になると誰も観客席には、いませんでした。その時、丁度お昼時で、幼稚園児は外で食事中でして観客は、極めて少なく寂しかったです。
僕はこのトライやるウィークで仕事のすることの楽しさや苦しさを知りました。
将来の職業の選択時に役立てたいです。
トライやる・ウィークの感想 丹南中学校 北野康平
僕はこの、兵庫県立人と自然の博物館でトライやる・ウィークをさせてもらいました。
僕がこの事業所を選んだ理由は、社会見学などでしかあまり行かない博物館では、どんな仕事をされているのかを知りたかったからです。僕がこの事業所で過ごした四日間は、とても充実していて短く感じました。そして、トライやる中にした作業がすべて貴重な体験でした。
一日目は、自己紹介からはじまり、二日目には『フラワータウンクリーン作戦』に参加したりと、忙しかったです。そして三日目には、フロアスタッフの仕事をさせてもらいました。来館者の誘導をしたり、デジタル紙芝居をしたりしました。そして最終日は、立版古を作ったりこの文章を書いたりしました。この、四日間を通して心に残ったことは、二日目の午後の収蔵庫見学です。収蔵庫にはヘラクレスオオカブトとか、タカとかワシの標本とか剥製が置いてあったので驚きました。そのほかにも化石が大量に保管されているところも見れてかなり楽しかったです。そして何より普通の人は入れないシークレットゾーンに入れたことがうれしかったです。
この四日間で博物館のいろいろなことが知ることができてとてもいい体験になりました。このことがこれからも生かせたらうれしいです。
そして・・・・・
色を塗り始めると、とまんないですね。すごい集中力を発揮します。
そして立版古は進化しました。中学生がオリジナルの部分を加えて、より楽しくなりました。ドラえもん風なキャラクターが生まれてました。ラーメンにおはしがついたり、ナマズウシに「ポチ」なんて名付けたり、カメが遠いところに隠れていたり・・・・大人にはできない、柔軟な発想に驚かされました!!
最後の仕上げは、ブログ用入力でした。3時を過ぎても終われないほど、充実した1日になったようです。
生涯学習課でお礼のあいさつをしましたが、「しっかりしてるね」という声が職員の中から聞こえてくるくらい、みなしっかりとトライやるできたようです。お疲れさまでした。
早いモノで、もう、トライやる・ウイーク最終日!!
ということで、今朝は最初に自然・環境再生研究部の鈴木武研究員に指導を受けて、「カタツムリの水槽」のお手入れをしました。
ケース内のカタツムリ(全部で50匹以上いるよ!!)を全部外につまみ出して、エサ屑や木なども取り出し、洗ってキレイさっぱりとします。
週末には、大阪自然史博物館に連れて行かれるので、その前の大掃除です。
誰ですか!!カタツムリを初めてさわる人は!!
カタツムリハウスをクリーニングした後は、ナマズウシ立版古づくりに挑戦します。ナマズウシとくしまオリジナルバージョンを書き下ろした河南堂珍元斎の型紙を使用します。情報管理課の女性陣も、中学生に混じってトライしています。 はてさて、どんな楽しい作品ができあがることやら? お楽しみに・・・・!!
このチラシを見てください。
http://www.city.sanda.lg.jp/kyouiku/documents/201z_2.pdf
今度の土曜日、ウッディタウン市民センターで
第1回さんだサイエンスフェスティバルが開催されます。
三田市の”さいえんす”に関係する人や学校や企業などが集まり、
サイエンスに関する体験やものづくり、展示を行います。
三田市中学校理科作品展の表彰もあります。
もちろんひとはくも、
定番の「簡単!化石のレプリカづくり」
で出展します。
今回は、ななんと、先着130個無料!! の大盤振る舞いです。
更に、新しい体験プログラム(新ネタ披露!)もあります。
19日はウッディタウン市民センターでお会いしましょう。
三田市のHP ↓
http://www.city.sanda.lg.jp/kyouiku/h23sciencefes.html
(生涯学習課 西岡敬三)
午後は博物館の奥深い心臓部、収蔵庫棟を見学しました。
収蔵庫棟と呼ばれていますが、収蔵庫だけではなく、さまざまな研究室や標本製作室、作業室などもたくさんあります。ふつうの来館者は観ることができない、シークレット・ゾーンです。
その中から、昆虫標本製作室・植物標本製作室にお邪魔して、仕事の内容をお聞きしました。そして地学の収蔵庫でも、化石の標本資料の整理についても説明をしてもらいました。お仕事中にお忙しいのにお邪魔してすみませんでした。ありがとうございました。
そして、収蔵庫を少し見学しました。広〜〜〜い部屋の端から端まで収蔵棚やロッカーがあって、動物や昆虫、植物の標本がたくさん保管されている様子を見学しました。
明日は、フロアスタッフのみなさんに指導していただきます。
いよいよトライやる・ウイークも大詰めを迎えます。
最後は、フロアスタッフの植山さんの指導で、ペーパークラフト用の紙を切り取ります。立体しかけ絵本に使う部品なので、ていねいに作業をしますが、集中していて終了時刻の3時を過ぎちゃいました!! ごめんなちゃいねm(__)m
生涯学習課の本多指導主事とともに終礼を行い、最後は生涯学習課の部屋でひとりずつトライやる・ウイークでの感想を発表して4日間の体験活動を終えました。
お疲れさまでした。
解散後に、館内を自由にゆっくり見学して帰ってくれたようです。
ありがとうございました。
※「うわぁ、もうblogあがってるし!!」「めっちゃ、早っ!!」 中学生がトライやる・ウイークの期間中に言ってくれていました。「blogなんだから、できるだけ新鮮なうちに発信しなきゃ!!」「今日の出来事は今日のうちに家庭で話し合ってもらわなくちゃ!!」「できたら言葉だけよりも、写真もある方が伝わりやすいだろうな」なんて思って。そのために、できるだけ短時間で多くのblogを掲載するようにしました。読みづらいblogもあったことと思いますが、どうか趣旨をご理解いただきお許しくださいますようお願いいたします。
情報管理課:八尾
午後もトライやる・ウィークblog全開です。
デジタル紙芝居を上映する前には館内放送を使って来館者にアナウンスを流します。「◯◯時から、□□で、△△と題してデジタル紙芝居を上映します。館内にお越しのお客さまは・・・・・。」慣れていないとなかなかしゃべれないのですが、そこもバッチリクリアします。
そしていよいよ、大阪市からお越しの140余名の中学生にデジタル紙芝居を上映。 偶然にも聴衆も中学2年生でした。緊張するかな?と思ってましたが、質問に対する会場からのリアクションに、さらにキャッチボールをして会場に切り返すなど、とてもとても素人とは思えない舞台度胸!!
紙芝居が終了すると、「あぁ、最初の方が上手くできてたなぁ。」「今のは、タイミングとか、めっちゃアカン(*_*) 失敗やぁ。」と、自分たちでふりかえって反省をしていました。
このデジタル紙芝居のほかにも、今日は雨だったために館内がとても混雑していましたが、団体の来館者の誘導や案内も、フロアスタッフとともに的確にテキパキとこなしていました。
お見事でした!! (^^)//""""""パチパチ
11月6日(日)にひとはくフェスティバル2011が開催されました。今回は「山陰海岸ジオパーク」をテーマに、山陰海岸ジオパーク協議会、鳥取市観光協会、京丹後市観光協会などの参画もいただき、全部で53団体とともに実施しました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、2万人を超えるビジターを迎えて、無事フェスティバルを終了することができました。ここでは、当日のようすを少し紹介したいと思います。
ミュージアムワールドには36団体の出展があり、多くの他府県の博物館施設の職員やボランティアグループ等の方々によって、さまざまな催しが開催されました。今年は雨のために、本館内やポロンピアホールのホワイエなどに各ブースの出展をお願いしたので、参画いただいた方々にはいろいろとご不便等おかけすることになりましたが、会場は親子で楽しむ姿でいっぱいでした。
本館内ではゆるキャラ(京丹後市のコッペちゃん)もお出迎え
ホロンピアホール・ホワイエ会場のようす
雨を避けてホロンピアホールの軒下で
ジオパークをテーマに鳥取の砂を使った砂像作りの催しもありました
化石の石割り体験も盛況でした
アースシアターもきれいに飾り付けてフェス仕様
まんぷく屋台も、今年は歩道橋の下で開催となりましたが、カレーや焼き芋など10の屋台が並び、お昼には長い行列もできました。
歩道橋の下に屋台通りが出現
ホロンピアホールのステージでは、今年も有馬高校と三田祥雲館高校の吹奏楽が催されました。
吹奏楽に続いて、ホールでは「ひとはくかわらばん」の表彰式を開催。661点の応募作品から館長賞、三田記者クラブ賞、研究員賞が選ばれ、33人の参加児童のみなさんに岩槻館長から表彰状が手渡されました。
ステージの上で、岩槻館長を囲んで受賞者みんなで記念写真
ステージでは、今年のフェスティバルのテーマにちなんで「山陰海岸ジオパーク◯×クイズ」も開催。88人の参加者から勝ち抜いた最終正解者5人には特別記念品が贈呈されました。
ステージ最後のプログラムは「ゆるキャラ撮影会」です。山陰海岸ジオパークにちなんで来ていただいた玄さん(豊岡市)とトリピー(鳥取県)、コッペちゃん(京丹後市)の3体のゆるキャラに、キッピー(三田市)、はばタン(兵庫県)、そして、ひとはく博士がステージのうえに大集合。親御さんは、子どもたちとゆるキャラの写真を取るのに大忙しでした。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました。来年は、ひとはく開館20周年です。皆様のこれまでの「ひとはく」へのご支援に、20年の感謝をこめてフェスティバルを開催したいと思っております。来年も皆様のおこしをお待ちしています。
生涯学習推進室
11月6日、ひとはくフェスティバルにひとはくに帰ってきたジオ。
行ってみると、ボクを描いたちんげんさいがいたジオ。
ちんげんさいは、いろんな顔、かお、カオ…をどんどん描いたジオ。
見てると玄さん、トリピーもあらわれたジオ。
なんと玄さんまで、描いたジオ。玄さんは1600000才だそうだジオ。
玄さんは暑いらしく扇子にかいてもらっていたジオ!
描いた顔の数は110ガオだジオ!
鳥取県関西本部や鳥取市の砂像チームも今年は来ていて、目玉おやじは砂像にしてもらっているし、
「アア、ぼくも描いてほしいジオ・・・」 とぶつぶついっていたら、また警備のおっちゃん要さんにつかまって、しまったジオ。
あれ、僕ににたピンクのジオバクも岩槻館長につかまっているジオ?
ありゃりゃ?
今年はダメだったが来年はゼッタイ似顔絵描いてもらうジオ!
玄さんや目玉おやじ、もちろん僕ジオバクに会いにぜひ山陰海岸ジオパークへ!
待ってるジオ!
ジオバク
トライやる・ウィークにて
有野北中学校の丸山です
このたび、人と自然の博物館にはトライやるで来ました。
博物館を選んだ理由は、博物館の仕事に興味があり、一度この仕事をしてみたかったので選びました。
一日目の午前中は館内を案内していただきました、普段は立ち入り禁止の研究室や
標本室などにいきました。
午後はスタンプ台の紙の張り替え作業や小学生のナガスクジラの問題の出題をして、
デジタル紙芝居の見学をして一日目は終わりました。
二日目の午前中は館内巡回をして異常がないか調べました。その後、イベントで
使用する紙をきりました。
午後はデジタル紙芝居の練習をしました、その後また紙を切りました。
三日目の午前中は館内のパソコンを点検してブログを作成しました。
午後はペーパークラフトをします。
有野北中学校 丸山
〜充実した毎日〜
今回トライやるで、人と自然の博物館の方々にお世話になっている、有野北中学校の三藤です(^−^)
人と自然の博物館で活動したいと思った理由は、単純に博物館で活動したいと思ったからです。博物館が大好きな私にとっては、ウハウハな毎日(笑)
〜11月8日(火)〜
初日は、緊張した。集合時間の30分以上前に来ちゃった;
午前中は、博物館の普段は入れないところに連れて行ってもらいました!「博物館ってこんなこともしてるんやなぁ〜」って思うような研究もしていることに、めっちゃ驚きました。特に化石の発掘のラボは、大学院の研究室みたいなところだったから、私は大興奮!また、魚が液体(ホルマリン)に浸かった標本も、凄かった!でも、猫の内臓や蛙の心臓の標本を見たときは、さすがに引いた・・・昼食を食べ終わったあと、4階のサロンでスズメバチのオスを触った。スズメバチって、刺されたら危ないイメージがあったけど、オスには針がないって聞いて、遠慮なくベタベタ触っちゃいましたw今では、早く触りたいと思うほどに(笑)スタンプの画用紙の張り替えをしました。意外と大変で、フロアスタッフの方たちの仕事も大変だなぁと思った。あと、ツアーにも参加して、クイズの問題を読みました。
〜11月9日(水)〜
トライやる2日目。午前中は、フロアスタッフの方と一緒に館内巡回をしました。細かいところにも目を配ってきっちりチェックをするのは、客として来たときとまた違う感じがした。そのあと、イベントで使う紙の切り取り作業をしました。ハサミの持つとこが、指に食い込んで痛かった(泣)でも、楽しかった!慣れてきたころには、プロってたしwww午後は、デジタル紙芝居の“スミスネズミと100年の森”の練習をしました。パソコンでクリックをして、画面を変えていきながら台本を読むのはめっちゃ難しかった;
2、3回練習しても、自信がない(>−<)本番明後日やのに・・・。今日は、家でちょっと練習しようかな・・・なんて(笑)とにかく、充実した2日目でした!!!
〜11月10日(木)〜
3日目。緊張もほとんどしないくらいに慣れました。午前中、ブログの作成。人と自然の博物館で、ブログ!?なんて思ったけど、めっちゃ楽しかった!!!パソコンのキーボードを打つのは結構得意だから、さくさくと作業が進んでいきました。午後は、ペーパークラフトをします。凄く楽しみw明日は、デジタル紙芝居の本番。ヤバい。自信がなさすぎる!!!だから、明日は楽しみのような、緊張のような・・・そんな複雑な気持ちです。
作成日時:11月10日(木) AM 11:00
有野北中学校 三藤
トライやる・ウィーク
このたび、人と自然の博物館にトライやるで来ました檜垣です。
博物館を選んだ理由は、品物を売ったりするお店ではなく、展示しているものを、
見てもらう博物館で一度働いてみたかったから、人と自然の博物館を選びました。
一日目は、博物館が休みだったので、近くの公園でボランティア活動をしました。
とてもしんどかったです。
二日目、行きの電車で、有野北中学校の丸山くんと会いました。
午前は、博物館内を案内してもらいました。
普段は、入れない研究室や標本室などにも行きました。
標本室には、ホルマリン漬けの魚や、カニ、蛇、それに猫の心臓などの、内臓のホルマリン漬けもありました。
午後は、スタンプの汚れた紙の張り替え作業をして、ナガスクジラの説明を、小学生にしました。
その後に、金曜日にする紙芝居の練習をしました。
三日目
午前は、エントランスホールでチケットの販売をしました。
その後に、ボルネオジャングル探検ツワーの説明文や、クイズなどを作りました。
午後は、紙芝居の練習をしました。
声の大きさや、しゃべり方に気を付けて練習をしました。
金曜日間違えないように練習しました。
四日目
午前は、館内のすべてのPCの点検をしました。
その後に、ブログ作成をつくりました。
すごく時間がかかって、午後からもつづきをしなければならなくなりました。あまりPCは使わないけど、どうにかできそうです。
午後からは、PCの続きと、ペーパークラフトをします。
めっちゃおもしろそう!!
今日が一番楽しいでーす!! (2011年11月10日)
北神戸中学校 檜垣
トライやるにて
トライやるで、兵庫県立人と自然の博物館に来ました北神戸中学校の小岸です。
今回ここをえらんだ理由は、よく好きで遊びに来ていたからです。 私は植物や動物を観察することがすきで、将来は、植物などの研究や、培養をしたり、博物館で模型をつくったりツアーで色々なことを教えながらまわったりということをしてみたいと思っています。
そこで、人と自然の博物館をえらぶことができるとしり、これはまたとないチャンスだ!
と思ったからです。
今回の博物館のトライやるでの内容です。
1日目
まずは館内の散策をしました。普段は入ることのできないところにどんどん入ることができ、とても楽しかったです。なかには想像できないほどたくさんでめずらしい資料があり、いくら見ても飽きることはないと思いました。 午後からは、スタンプ台の壁にはっているいたずらされた画用紙の張り替えをしました。 そののち小学生にむけて、ツアーでクイズを出しました。
2日目
これからの博物館で実際に役にたてそうなことをさせていただきました。まずは団体のお客様が使う券の整理をしました。 のちトライやるの後に開かれるイベントの台本に使用される文の作成をしました。午後からは、今度発表するデジタル紙芝居の練習をしました。いろいろなことを同時にするので難しかったです。
3日目
この文章をつくっています。ブログにのせるらしいので、緊張します。
昼からはペーパークラフトをします。
明日は最終日です。
昨日練習したデジタル紙芝居の本番なので、緊張しています。しかしほかの事業所と違い一般の人への発表ができるので、楽しみにしています。
貴重な体験がたくさんできたのでよかったと思います。
北神戸中学校 小岸
昨日からの雨で、足下が悪いにもかかわらず大変多くのお客さんにひとはくに足を運んでいただきました。誠にありがとうございます。
私は朝から、ずっーとホロンピアホールにいましたので、ステージプログラムを中心にblogをまとめることにします(と、いっても簡単に!!)。
オープニングは、おなじみ兵庫県立有馬高等学校吹奏楽部のみなさんの演奏とパフォーマンスです。毎回素晴らしい演奏と、会場のお子さん達といっしょに楽しめるよう企画してくださいます。
ステージには、山陰海岸ジオパークにちなんだゆるキャラを含む6人(?)のゆるキャラが勢揃いしました。
午後の最初のプログラムは、兵庫県立三田翔雲館高等学校吹奏楽部のみなさんの演奏でした。おなじみのAKBのヒットソングやSMAPの世界に一つだけの花など、みんなが口ずさめるような楽しい曲を演奏してくださいました。
岩槻館長の講評に続き、一人ずつ賞状を手渡していただきました。ちょっぴり緊張と嬉しい気持ちが表れていました。最後には全員舞台に上がって、記念撮影でした。
今年のステージプログラムの目玉!! 山陰海岸ジオパーク◯×クイズ
なかなか勝者が決まらなくて、最後はジャンケンになったけど、先山研究員の解説を聴きながらジオパークについて学べるクイズでした。
来年もまた見に来てくださいネ!!
さて、河南堂珍元斎でございます。
ひとはくとの共催で好評開催中の徳島県立博物館企画展「描かれた地震」に行って参りました。
徳島文化の森総合公園に向かう橋で、まず、ナマズウシ君が出迎えてくれます。
どんな展示かと申しますと、活断層のしくみや地形や地層に残された地震のあとなどの紹介をはじめ、ひとはくの加藤茂弘研究員のなまず絵コレクション、ちんげんさいのタヨウ星人原画コーナー「ナマズウシ七変化」などもあわせて展示。会期は10/21日(金)から11/27(日)までとなっております。
23日は、「ナマズウシ大作戦!講談+立版古ぬりえ」と題したワークショップを開催。
講談ナマズウシ七変化!を聞いて、自分だけのオリジナルナマズウシ立版古をつくりました。
日本では地震を起こすといわれているのはナマズでございますが、お隣台湾ではなんとウシ。大地がゴーっとうなる音がウシのモーと鳴くのとが似ているからだそうです。
講談を聞いてイメージした自分だけのナマズウシ立版古をぬって、つくって・・・
この展示の担当の中尾学芸員をはじめ、徳島県立博物館のたくさんのスタッフにもお手伝いいただき、参加者はご満悦!いろんなナマズアワオドリウシができました!
まだやりたい人はナマズウシ立版古セットをお持ち帰り! そしてそしてなんと、良い子にはナマズウシ短冊もプレゼント!
11月3日(祝)には「動く断層ペーパークラフトをつくろう」と題して、ひとはくの加藤茂弘研究員がワークショップを行いまーす。10:30〜13:00〜14:00〜15:00〜の4回、当日受付となっております。乞うご期待!珍元斎はいませんがお持ち帰り用ナマズウシ立版古もまだあります。
四国400万人のひとはくファンのみなさま、ぜひ、徳島県立博物館へ!
http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/default.htm
特別企画の「昆虫の世界2011」が終了しました.
期間中ぶっ通しで3Dスライドショーをしていた5台の3DSも無事生還.コンテンツの一部は3Dスペシャルサイト,[昆虫の世界3D]に置いてあります.期間の終盤に追加したものもありますので,興味のある方は再度ごらんください.
オオヤマトンボ(これはプルプル版)
ネットにつながっている3DSからだと,画像を長押しするだけで上画面に3Dで表示されます.検索する場合は[昆虫の世界3D]で見つかります.
昆虫共生:沢田
先日、川の観察会に参加していた高校生から、博物館ではどんな仕事があるのか、話が聞きたいと尋ねられました。ひきつづき、その観察会が終わったあとも、某大学の4年生にも同じような質問を受けました。どちらも、標本収集や展示製作、観察やセミナーの実施といったこととは別に、環境問題に関する国際協力について関心があるが、HPを見ているだけでは分からないということでした。
そんなわけで、博物館の取り組みを少し紹介したいと思います。
国際的な協力という点では、ボルネオジャングルスクールをはじめとするマレーシアサバ州のボルネオプロジェクトや、地球規模生物多様性情報機構(GBIF)への参画などがあります。こうした生物多様性に関するプロジェクトとは別には、JICA(国際協力機構)からの依頼の受けて、海外の方々に専門的なセミナーを実施しています。
先週の金曜(9月16日)に、JICAと名古屋大学が事務局となったプログラム「土地利用と自然資源分析の情報管理技術」に関する実習を開催しました。参加されたのは、世界各国の環境や資源管理に関わる行政職員8名、スタッフ2名です。出身国もバラバラで、アルゼンチン、ブルキナファソ、カンボジア、インド、ケニア、マラウイ、ミャンマーです。各国の天然資源管理を司る重要なポストで働く方々で、なかなかこちらも気合いが要ります(各国を代表して来られているので、入館者として各国の人口に換算して加算したいぐらいです・・・)。
博物館が受け持つパートは、丸1日の講義と実習です。収蔵庫を案内して、標本管理やデータベースのシステムについて解説。そして、生物多様性情報を活用した生態系保全計画や自然再生の立案に関するケーススタディーを通じて、自然史系博物館の社会的な役割について解説することです。こうした解説のあと、実際にパソコンでGIS(地理情報システム:パソコンで地図になった情報を扱う小難しいソフト)を用いた資源情報の入力とマッピング作業を行います。
ここでは、市販の高価なGIS(数十万円する)を使ったスキルや、ややこしい統計解析や処理・加工を教える訳ではありません。なぜなら、今回の参加者が使えるようになっても、ソフトが数台しかなくて(高価なんで)、各国で数名しか扱えないようなスキルを身につけて帰国しても、資源管理やデータベースの構築の役に立たないからです。各国で関心のある若い人が自分の力で自由にデータを整備したり、解析できるような「ツール」と「スキル」がセットで提供されることが必要となります。
さらに、国全体の膨大な天然資源管理を対象とする訳ですから、データ入力を彼ら一人で対応するわけには行きません。アルバイトの方や職場の同僚などに協力を求める必要があります。そうなると、「ややこしい」ソフトで「高価」だと無理なんです。誰もが自由に、コツコツとデータ入力して、地図づくりが面白いと思ってもらえる技法を提供することが重要な訳です。
そんなことで、無料のGISソフト、無料で使えるデータを駆使して、短時間に、僕のいいかげんな英語でも視覚的に理解できるようなツールを紹介しないといけません。 これがミッションです。
実習では、すでにフリーのGISソフトである Q-GISを利用した専門的な講義がなされています。昨年度は、当館の講義で担当しましたが、今年は名古屋大学のほうで担当されました。Q-GISはとても分かりやすい操作画面でデータ編集や空間処理、表示などで優れた機能を持っていますが、解析やメッシュ状のデータ(ラスターデータといいます)の処理には課題があります。
この部分を補うために、DIVA-GISというフリーのGISソフトを利用します。このソフトは、カリフォルニア大学バークレー校のR.Hijimansを中心に開発されたもので、ペルーの国立ポテト研究所やMuseum of Vertebrate Zoologyなどが、途上国の天然資源管理の一助になるように支援して製作されたソフトです。テーマ的にもぴったりなうえ、各種解析機能も豊富で、研究論文の解析にも活用できるレベルの充実ぶりです。ただし、データ生成や編集の機能は貧弱なんで、Q-GISと組み合わせて使うのがベスト・ミックスなんでしょう。
それと、このDIVA-GISのページには、各国のデータをダウンロードできるページがあります。南米では絶大な人気を誇るので、知ってる研修生もいるかと思いきや、DIVA-GISもデータダウンロードのページも初体験とのことでした。これが大変便利で、今回参加された方々からは、「こういう技術が知りたかったのよ! by ケニアのお姉さん」とのことで、ほっとしました。ページは英語ですが、関心のあるかたは、ぜひ体験してみてください。
一方で、すでにGISデータになっている電子ファイルを読み込むには、Q-GISは便利ですが、一から位置情報が入ったデータをつくるには、ちょっと面倒な作業が伴います。できれば、「エクセルを使って、位置情報を手軽に登録して行きたい」、「GoogleMapsを使って登録したい」というのは、万国共通の感想のようです。そこで、GoogleMapsとエクセルを使ったデータ取得ツールであるオリジナルソフト「getlocation」を用います。毎年、このJICA用にカスタマイズしています(画面はtokyo datumになってますがWGS84にもなる)。簡単に位置情報が取得できるので、みなさん持って帰って各国で使って頂けそうです。
(左:GoogleMapsとエクセルを使って位置取得します。右:Diva-GISでブルキナファソの基盤地図をつくり、ポイントデータをプロット。)
こうして、午後からの約2時間ちょっとをかけて、自分の国の基盤データをDLしてGISデータとして整備し、天然資源のGISデータをつくり、なんとかマッピングできました。
どの国であっても、簡単な資源情報を入力し、色んな地図上に重ねあわせて、各資源が位置する場所の標高や土地利用、気候情報との関係を自動取得する方法を習得していただきました。
博物館では、研究、展示やセミナーだけでなく、こうした仕事もあります。
最先端の研究や技術を使って全力投球する局面も必要ですが、国際協力や色んな世代や職業の人々に技術提供や担い手育成するためには、ダウンサイジングとカスタマイズが必要となります。このあたりの工夫が博物館の仕事に要求されています。
博物館では、特注セミナーというかたちで、幼児から社会人、高齢者の方まで、あらゆる世代の方々を対象とした生涯学習を提供していますので、ぜひ体験して頂ければと思います。
(みつはし ひろむね)
さて、謎の好男子イヤ講談師河南堂珍元斎でございます。
タヨウ星人原画巡回展は、豊岡市のコウノトリ文化館で8月13日から8月28日まで開催され、17,149人の方々にご覧いただきました。まいどおおきに。
ご当地タヨウ星人、ジオノトリ(性格:トヨオカ・ジオ王国に住み、酒と温泉と生き物をこよなく愛するコウノトリ。好物のどうじょうすくい踊りが大得意。呑ん兵衛なのがたまにキズ。) やジオパークキャラバンで活躍中のジオバク(性格:山陰海岸ジオパークのタヨウな生き物の夢をたべるバク。食べた夢が体の模様となり、その量によって体が伸び縮みする。最近は温泉につかってはカニやイカも食べるようになった。ブルーは兵庫方面、イエローは鳥取砂丘方面、ピンクは丹後方面にによく出没するらしい。)の原画も展示しました。
28日には「生物多様性を遊ぼう」をテーマに講談お絵かきワークショップをしました。
当日はコウノトリはもちろん、きれいなハグロトンボや立派なショウリョウバッタに歓迎され、おてんとさまも上機嫌でギラギラ…そして、夏休みの最後に子どもたちと昔の子どもたちもたくさん集まってくれました。
今回の目玉は、ひとはくの情報管理課に生息する大文字屋分店店主、入魂の作品、巨大タヨウ星人紙芝居絵巻。
11mにもなる絵巻、講談の進行とともにクルクルクル・・・・・・・・。参加した子どもたちの目もクルクルクル・・・・・・・・・・・・・
伸ばしてみると部屋いっぱいになりました。しまうのが大変…
絵巻とともにタヨウ星の世界にいった子どもたちは頭の中はタヨウ星人でいっぱい。じぶんオリジナルのタヨウ星人を短冊に描き、個性あふれるタヨウ星人がたくさん誕生しました。
夏バテのためタヨウ星人はしばらく休憩…でも秋には徳島にてナマズウシを主役に復活予定です。(徳島県立博物館企画展「描かれた地震」 会期:平成23年10月21日(金)〜 11月27日(日))
ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎
今日のひとはくは、台風一過秋晴れの天気に恵まれ...
とはなりませんで、朝から台風の影響が残り、雨模様の生憎の天気となりました。
そんな中、神戸大学児童文化研究会企画・出演の
ひとはくミュージアムシアター「ゴーストマスター」が
午後1時から1時30分まで、当館ホロンピアホールで上演されました。
”怖くない”お化け屋敷「サイレント零」で展開される、
新米お化け”幽奈”とベテランお化け”スカル”、
お化け屋敷のリーダー”プロデューサー”の3人が繰り広げるコミカルなドラマでした。
会場に集まった100名以上のお客様からは、時には大爆笑、最後には大きな喝采が送られました。
心温まる!? お化け屋敷の話に、子どもから大人まで皆大満足でした。
▲ 「お化けなのにお客様に笑われるなんて・・・」「いやそれでいいんじゃないか!」 お化けたちの挑戦が始まります。(人と自然の博物館ホロンピアホールにて 出演:神戸大学児童文化研究会)
第10回 2011.9.4(生涯学習課 西岡敬三)
昆虫の世界2011の3Dスペシャルサイト,[昆虫の世界3D]にトンボの3D生態写真の画像をアップしました.
枚数は多いけど種数はいまひとつ,それに同定に自信がないのもあります.
↑これはプルプル3D版
ネットにつながっている3DSからだと,画像を長押しするだけで上画面に3Dで表示されます.検索する場合は[昆虫の世界3D]で見つかります.
昆虫共生:沢田
夏休みの前の7月16日から、新温泉町山陰海岸ジオパーク館で始まったジオキャラバン第一弾。おかげさまをもちまして大好評のうちに終了となりました。多くのご来場誠に有り難うございました。ってことで、次の会場へキャラバンします。
ジオパーク館の休館日を利用して、8月30日午後から会場の撤収作業をします。ひとはくから持ち込んだモノはとりあえず片付けます。巨大なテトラポットの模型も解体して片付けます。小さいテトラはそのまま積み込み予定。
しかし、結構暑い。と言うか、かなり暑い。水分補給をするけれど、熱中症になりそうなくらい暑い作業になった。作業中はTシャツも汗でひどいことに。町の方数名にもお手伝いいただき、2t車に積み込みます。エチゼンクラゲ君も乗り込みます。
いろいろとお世話になった、山陰海岸ジオパーク館のみなさま、本当にありがとうございました。
それからキャラバン隊は進路を東に、香美町の海の文化館へ移動します。
休館日にお邪魔し、町の職員の方にも来ていただいてトラックから降ろして設営作業にとりかかります。
今回新たに加わる展示品などもあり、組み立て作業も行います。パネル展示用のボードも会場でお借りしながら、現地で展示計画を立てながらの作業です。限られた時間とスペース、そして人手を最大限有効に活用して、なんとか設営を終わりました。
山陰海岸ジオキャラバン第二弾は、9月1日(木)〜9月27日(火)
会場は、兵庫県香美町 海の文化館 です。
多数のご来場をお待ちしています。
会期中のイベント案内などは こちら からどうぞ
情報管理課:八尾
今回日本から参加したスクール生は、兵庫県をはじめ京都府や大阪府、遠くは愛知県の小学校6年生から高校2年生まで、男女28名でした。学校や学年、性別の違う4つの班を作り、8日間の共同生活をしました。
ボルネオのラハダトゥでは、現地の学校のラハダトゥ・サイエンススクールを訪問し、日本の文化を紹介したり、ボルネオの文化(現地の結婚式の様子など)を紹介されたりしました。 また、今回の東日本大震災の義援金を頂きました。ありがとうございました。義援金は日本に持ち帰り赤十字に送りました。ラハダトゥ・サイエンススクールの生徒8名も一緒に、総勢36名のスクール生で、ジャングルに向かいました。
ジャングルでは、フィールドセンターとレインフォレストロッジに宿泊しました。はじめに宿泊したフィールドセンターは、研究者用のロッジで、2段ベッドでした。
自然観察トレッキングでは、高い木に登ったり、水生昆虫の調査・発表をしたり、ナイトウォークなどをしました。タイガーリーチと呼ばれるヒルに血を吸われた人や、タマヤスデを手に乗せて観察した人がいました。
レインフォレストロッジでは、ナイトウォークでめったに会えないニシメガネザルに出会えました。キャノピーウォークでは、長いつり橋を渡り恐怖を感じました。
自然観察トレッキングでは、登山をして絶景を眺め、ジャグジープールで汗を流しました。最後にはオランウータンのあぶさんにも出会えました。
帰国前日には、サバ大学を訪問し、収蔵庫を見学させていただいたり、大学の水族館を見学したりしました。また、無人島に渡り海洋環境学習をしました。海がとてもきれいで魚がたくさんいました。
とても充実した8日間でした。また、大きな事故や怪我、病気もなく無事に全員元気に帰ってきました。はじめて家族と離れて生活した人、リーダーとしてみんなを引っ張ってくれた人、それぞれみんな成長しました。スクール生の皆さんに、今回の経験をこれからの生活に活かしてもらえたらと思います。
生涯学習課 本多淳二
生物多様性の保全と持続可能な利用を実現するには、社会のあらゆる関係者の協力が不可欠です。近年、企業や地方自治体の役割がますます重要視されていますが、企業や地方自治体の生物多様性への関わりはまだ活発とはいえません。そこで、2011年のひとはくは企業や地方自治体が生物多様性に取り組みやすい環境と整えるための活動の一環として、3回連続の『生物多様性協働フォーラム』を計画しています。
プログラム内容については下記のURLをご覧ください。
http://hitohaku.jp/top/11event/11forum.html
8月25日の第1回目は、5人の講演者を招き、国内外における生物多様性の最新動向や生物多様性に関して先進的な取り組みを実践している企業の活動事例を紹介いたしました。
環境省の奥田氏からは、昨年開催されたCOP10以降、国内における生物多様性への関心が低下しつつある状況を改善すべく、COP10の成果を生かし東日本大震災復興に寄与する新たな生物多様性国家戦略の策定に国が着手していること、国連生物多様性の10年に指定された2011年から2020年にかけて国内外の生物多様性の課題解決に貢献する「国連生物多様性の10年日本委員会」の設立準備状況について紹介いただきました。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 西田氏からは、都道府県・市町村レベルでの地域戦略策定の動向についての詳細な調査結果と今後進むべき方向性についての提案がありました。
また当館服部教授からは工場緑地における地域の絶滅危惧植物の保全や企業の森活動の先進事例の紹介を、キリンビール(株)の金野氏からは同社神戸工場におけるビオトープでの希少種カワバタモロコの保全や地域の小中高校生を対象とした環境学習の実践についてご紹介いただきました。
生物多様性かんさいの宮川氏からは、NPO・NGOの視点から関西の気風にあった生物多様性のとらえ方と一般の方の心に届く活動の必要性についてご紹介がありました。
当日は休憩なしの2時間30分の長時間にわたるプログラムにもかかわらず、企業関係者、行政担当者、市民団体、個人さまざまな立場の方が185名お越しになり、熱心に耳を傾け手くださいました。また、会場には約30社の企業が自社の生物多様性の活動を紹介するパンフレットや報告書を配架し、参加者間の情報交換に一役買ってくださいました。
次回は10月17日に大阪銀行協会にて「企業の持続性を高める生物多様性の理解」をテーマにフォーラムを開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。
ついにこの夏、あの男が帰ってきた!!
ファーブルたちの夏〜昆虫の世界2011〜連動企画とあれば、自称「好男子」のあの男は必ず現れる・・・・・・・。
その彼は、いつものように人使いが荒く、堅気の人間までその独特の世界へと連れ込んでいく・・・・今日の犠牲者は?哀れ、ヘルメットを無理矢理被らされ、背中には甲羅のようなものを背負わされ。その姿は、なんとっ!!すっかり、スカラベェにされてしまった!!
午後には、彼自身も迷彩服、いやいやギッチョン君よろしくキリギリスに扮し、熱弁をふるう!!
そして講談の後には、アリ博士の橋本佳明研究員の「虫ムシばなし」を楽しく聴かせてもらいました。たくさんのちびっ子達に囲まれ、珍元斎もうれしさの余りセリフをかんでいたことを報告して、このblogを終わります。
残暑お見舞い申し上げます。
さて、謎の好男子イヤ講談師河南堂珍元斎でございます。
タヨウ星人原画巡回展は、今治市のタオル美術館で7月11日から8月9日まで開催され、22,507人の方々にご覧いただきこました。ありがとうございます。
期間中、タヨウ星人人気投票のアンケートが実施され、その結果、
1位はライオンタンポポ!
(ライオンタンポポ写真 →→ )
2位 カエルトノサマ、クヌギトラジロウ、
3位エノグダゾウ、
4位アリ・ファーブル、イカジイ、
5位シカタヌキグマ、
6位オオサンショウサウルス、
7位カニクラゲ、
8位ウルトライワナ、
9位セイブツタヨウヤドカリ、
10位オランドリアン、フーリンカザン、
11位タヨウ星人ではないですが、クヌギ 、
そして、なんと12位にはチンゲンサイdeチンゲンサイ、
13位、ギッチョン、
14位 ヤギアカネ、カラカサモンジロウ、ハチミツカメン4票と続きます。
いたらいいなと思うタヨウ星人はタコバア、ダンゴンボン(ハリセンボン+ダンゴムシ)、ゴリラッパ、カメレオンボ、(カメレオン+アメンボ)、アッタカクルミタオルなどでした。また、どこかで、出現するかもしれません・・・
ところで、8月8日はハチの日ということで、この原画展にあわせて、大谷剛研究員と河南堂一座でとひとはくタヨウ星人セミナー「ギッチョン君とハチミツカメン」! に行ってきました。
地元の少年2人も頑固亭子鵜呑と頑固亭丸呑として熱演、タオル美術館の頑固亭鵜呑さんもカマエモンとして共演してくれました。 たくさんの子どもたちが熱心に聞いてくれて、質問も飛び交い、タヨウ星人も上手!大盛況でありました。
岩槻館長のメッセージ、「…多様性を語るために、宇宙からタヨウ星人たちが地球を訪れました…生き物は多様なんだ、しかしいのちはすべてつながっているんだということを、彼らとの対話から読み取れますでしょうか?…」 は伝わったかな?
タヨウ星人たちは、今度は豊岡市に旅立ち、8月28日までコウノトリ文化館で開催中です。
http://www.tajima.or.jp/modules/ivent/index.php?entame=5349
28日には珍元斎が豊岡に出現、コウノトリと久々の共演です。生物多様性の伝道師、タヨウ星人たちの旅はまだ続きます・・・
ひとはく地域研究員 川東丈純
読売センター主催の「人と自然の博物館にお任せ!夏休み自由研究セミナー」が、
人と自然の博物館と隣接する深田公園を会場に開催されました。
講師の大谷先生、鈴木先生の、昆虫標本や植物・動物の観察について話を聞いた後、
博物館を飛び出して深田公園で昆虫・植物の採集を行いました。
たくさんの虫を捕まえて、博物館のセミナー室に戻り、親子で昆虫標本作りに取り組みました。
3時間30分のセミナーで、時間はアッと言う間に過ぎ去りましたが、
楽しい思い出と昆虫標本(完成まではあと一歩)をお土産として持ち帰りました。大満足の1日でした。
第8回 2011.8.22(生涯学習課 西岡敬三)
この土日月に行った昆虫標本作り実演では,博物館の周りで採った小さな昆虫を標本にしました.
その中の最小がコレ(上).アザミウマの一種,棒状の翅があるのでこれで成虫です.もう一枚の写真(下)はシャープペンシルの芯です.つまり体長約0.5mm.アザミウマの仲間(アザミウマ目)は一般に小形ですが,そのなかでも小さい方では?
害虫を含むアザミウマの仲間はプレパラートにして調べるのが普通ですが,今回は他の昆虫と同様に紙に貼り付けた標本にしました.
昆虫共生 沢田佳久
2011年8月21日、第13回ボルネオジャングル体験スクールの事後学習会を行いました。
今年は、解団式の前に修了証の授与式も行いました。
一人ひとり真剣に修了証を受け取りました。
解団式では、高橋校長先生に続いて、スクール生を代表して、
上野春花さんと棘木悠君が、しっかりと挨拶をしてくれました。
また、各班ごとにステージに上がり一人ずつ出席者全員がコメントを言ってくれました。
安間先生と看護師の山下さんは参加できませんでしたが、引率したスタッフもコメントを言いました。
約40分間の映像で振り返る第13回ボルネオジャングル体験スクールのスライドを観賞して、7月26日から8月2日の日々を思い出しました。
今回の経験したこと、思い出、仲間を大切にして、これからますます活躍してください。
7月26日(火)から8月2日(火)までの7泊8日間、マレーシア国サバ州ボルネオ島にジャングル体験スクールで行ってきました。
日本からは、小学校6年生から高校2年生まで28名が参加しました。マレーシアのラハダトゥ・サイエンススクールからも8名の参加があり、ジャングルでの体験をともにし交流もかなりdeepに!! facebookで繋がってたりもします。
さて、明日8月21日(日)。帰国後の事後学習会がひとはくで行われます。帰国してからおよそ3週間経ちました。スクール生の成長ぶりが楽しみです。明日は元気な顔で再会しましょう!!
そうだ、ヒルよけソックスは忘れちゃダメだよ。いきものかわらばんも感想文もアンケートも・・・・・
情報管理課:八尾
8月18日(木) 夏季教職員セミナー「地層の見え方・調べ方in丹波」講師:古谷裕主任研究員に行きました。
集合は、丹波市山南町にある「ちーたんの館」 ここで古谷先生の講義を1時間ばかり聴かせていただき、館の展示解説を聴きます。産状レプリカや巨大な模型などもあり、結構興味深いです。
講義の後は実際に現場へ出向いて露頭の観察や岩石を割っての観察を行います。
最初に訪れたのは、丹波市立上久下小学校付近の篠山川。ここで篠山層群下部層、有馬層群や岩脈および河床礫を観察しました。こんなところで確認できるんですね。
次に訪れたのは、丹波竜の最初の発見場所である丹波市旧上久下村営上滝発電所跡付近。今の時期発掘現場はコンクリートで覆って保護されていますが、冬期にはここで発掘している様子を見ることが出来ます。ちょっとロマンですよ。そして昼食場所の川代公園。先ほどの発掘現場から少し上流に位置します。ここでは、篠山層群下部層と超丹波帯が観察できます。
午後は篠山市に向かいます。丹波帯に見られる混在岩(砂岩と泥岩が混在している露頭)を確認した後、古生代と中生代の境目も観察します。さらに山道をのぼって、赤味を帯びたチャートを砕いて放散虫の化石を探し出します。見慣れるまではなかなか見つけられませんが、慣れてくると結構な数の放散虫が発見できるようです。
最後は、王子山のささやま荘の裏手で篠山層群上部層と生痕化石を観察します。断層によって頭の真上に現れた地層の表面(というか、岩盤の裏側が天井になっている)に生痕化石を見つけることが出来ます。山の中なので蚊がたくさんいて刺されますが、かなり見ごたえがあるスポットです。
このような内容で、暑い夏の1日を過ごしました。質問やお問い合わせのある方は、どんどん古谷研究員に尋ねて下さい。何でも応えて下さいます。
情報管理課:八尾
今日おこなったセミナー[土の中のむし]で,こんな虫が見つかりました.ナガコムシ
の一種(双尾目,コムシ目)です.各地で詳しく探すと珍しくないかもしれませんが,
深田公園の土から出たのは初めてです.
原始的な昆虫としてはトビムシ類(粘管目,トビムシ目)がポピュラーで,このセミナー
でもよく現れますが,トビムシが[いかにもトビムシ]っぽい独特の姿をしているのに対
し,このナガコムシは[昆虫の基本形]みたいな感じです.ベーシックちゅうかプレーン
っちゅうか(どんな感想や).
発見したのは講座に参加していたYS君とKB君で,3ミリほどのたぶん成虫と,かなり
小形の個体の計二匹見つかりました.標本はお二人の快諾により館の収蔵品として
登録させていただきました(B1-650996).
イシイナガコムシかなと思いましたが,触角の節数とかを数えるとオヤオヤ?という状
態なので,データベース上は[ナガコムシ属の一種]くらいの同定として登録してありま
す.
昆虫共生 沢田
今年もジャングルスクールに同行していただいたボルネオの専門家、安間繁樹さんも自動撮影カメラを設置していました。安間さんが使用した自動撮影カメラは一眼レフカメラに外部センサーを取り付けたものです。わたしが普段、調査に使っている自動撮影カメラよりもずっと鮮明な映像が得られます。
自動撮影カメラの仕組みを説明する安間さん
写真左下の防水ケースにカメラが入っており、中央の木の幹の真ん中あたりに設置してあるのがセンサーです。動物がセンサーの検出範囲内(安間さんがいるあたり)を通過すると写真が撮影されます。
後日、安間さんから送られてきた写真には、2種の動物が撮影されていました。一枚目の写真はブタオザル。東南アジアに広く分布しますが、警戒心が強く、近くで観察することが難しい動物の一つです。今回のジャングルスクールでも、高い木に登っているところしか観察できませんでした。
ブタオザルMacaca nemestrinaのオス
そして、もう一枚にはセイランが撮影されていました!
セイランArgusianus argus
オリジナルの写真はちょっと暗いので、明るさとコントラストを微修正してみました。特徴的な羽根の丸い斑紋が見えます。
セイランは東南アジアの熱帯雨林に暮らしている大型のキジ科の鳥類です。深い森の中から「ファオ、ファオ、ファオ、ファオ」とサイレンのような鳴き声が聞こえてきても姿を見ることは難しい鳥です。
この写真は、ほぼ真後ろから撮影されているので、尾羽の長さがわかりにくいのですが、1mちかくになります。泊っていた宿舎のすぐ近くをこんな鳥が歩いていたのですね!
北村俊平
ジャングルスクール後半、宿舎周辺で自動撮影カメラを使ってみました。実は昨年も自動撮影カメラで、夜に熱帯雨林の林床で活動する動物の撮影を試みました。が、一枚も動物の姿を撮影することができず、今年はそのリベンジです。
使った自動撮影カメラは2台。普段は、ひとはくのある深田公園の雑木林を訪れる動物たちを記録しています。まずは林床をよく観察して、動物が通過する可能性の高い場所を探します。動物たちは私たち観光客が歩いているのと同じ道もよく使うのですが、そういった場所はできるだけ避けます。結局、去年とほぼ同じ場所に自動撮影カメラを設置しました。
あとは動物が通過するのを待つだけです。
森での最終日、7月31日の朝食前に自動撮影カメラを回収してきました。現場で確認してみると何か動物が撮影されていました。さて、何が写っていたのでしょう?パソコンに取り込んで、画像を拡大してみます。
まず撮影されていたのはジャワマメジカのメス。29日の夕方にカメラを設置してから、1時間もたたないうちに撮影されていました。一人で森の中でじっとしていると時々姿を見ることはあります。が、ジャングルスクールのように大人数で森の中を歩いているとなかなか姿を見ることができない臆病な動物です。
その後も同じ場所でツパイの仲間とジャワマメジカが撮影されていました。
もう一台、カンラン科の果実があるところに設置したカメラには、オナガコミミネズミが撮影されていました。2枚目は黒い果実をくわえている瞬間です。
今年はわたしたちが寝ている時間帯にもいろいろな動物たちが森の林床をウロウロしていることを少しだけ紹介することができました。
北村俊平
去年のダナムバレーの熱帯雨林では、いたるところで羽の付いたフタバガキの仲間の種子を目にしました。今年はフタバガキの仲間は咲いておらず、面白い形の果実や種子、食べてもおいし果実を森の中で目にする機会はほとんどありませんでした。それでも熱帯雨林を歩いているとさまざまな果実を目にしました。
センダン科Chisocheton属の一種。熟すと果実が裂開して、巨大な茶色の種子とそれを取り囲むオレンジ色のアリルが見えます。果実が熟すとサイチョウ類、リス類、リーフモンキー類などがやってくるでしょう。
コミカンソウ科Glochidion属の一種。熟すと裂開して、オレンジ色のアリルが目立つ果実です。フィールドセンターでもレインフォレストロッジでも道端で見かけました。ヒヨドリ類など小型の鳥類がよく食べる果実です。
ブドウ科の果実。レインフォレストロッジの道端で見かけました。赤い果実がよく目立ちますが、まだ熟していなかったようです。
カンラン科の果実。わたしが研究対象にしているCanarium属の一種だと思って拾いましたが、中の種を見ると違っていました。同じカンラン科の別属の植物のようです。クリイロリーフモンキーの一家が種子を食べていました。
サガリバナ科の果実。キャノピーウオークの終点あたりで実っていました。結構、大型です。
昨年と同じ時期に同じ場所を訪れているはずなのですが、花や果実を見る限りは全く違った森に来たようです。果実や種子を主食にしている動物たちが、この時期に何を食べて暮らしているのかとても気になる1週間でした。
北村俊平
ひとはくに隣接する商業施設「FLORA88専門店」が開催した、
”夏祭り”イベントに、12時から15時の3時間出店しました。
人気プログラムの「化石のレプリカづくり」と化石の展示を
古谷先生、フロアスタッフ寺尾さん、小野さんで実施しました。
3時間で534人が来場、211人の方がレプリカづくりに挑戦し、盛況でした。
ひとはく8月イベント情報 → http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1108.pdf
▲ わたしのレプリカはうまく出来たかな!?(FLORA88専門店 中央広場特設会場にて)
第7回 2011.8.7(生涯学習課 西岡敬三)
山陰海岸ジオパーク館で開催中のひとはくジオキャラバン「おもれェ〜山陰海岸ジオパーク」のプログラム「みんなで巨大段ボールテトラポッドを組み立てよう」を開催しました。
正面に見える大きな建物が山陰海岸ジオパーク館です。目の前の海には本物のテトラポッドが見えます。
まずは展示物をいったんどけて、組み立て作業のスペースを確保します。「はやく始まらないかな・・・」
頭も体もいっぱい使って、テトラを組み立てていきます。それにしても大きい!吹き抜けの空間に映えます。
そして、ついに完成!!はじめて会った人とも自然と会話が弾み、和やかなムードで完成をたたえあいました。
大小並んで展示するとその大きさの違いがよく分かります。そして、目の前は美しい砂浜のビーチ。やっぱりテトラには海がよく似合います。
テトラの展示は、8月29日まで山陰海岸ジオパーク館で見られるほか、ジオキャラバンを適時巡回する予定です。(会場のスペース等により展示できない回もございます)
なお、本企画は昨年の展示特別企画「ひょうごの生物多様性〜瀬戸内海vs日本海〜」の展示製作の一環として、株式会社不動テトラさん、矢野紙器株式会社さん、HP「仮想ブロック」さんの全面的なご協力によって製作されたものです。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
自然・環境マネジメント研究科 武田重昭
ひとはくでは、館外展示の一環として、
ひとはくジオキャラバン「おもれエ〜! 山陰海岸ジオパーク」in 新温泉町山陰海岸ジオパーク館(主催:ひとはく、山陰海岸ジオパーク推進協議会、協力:新温泉町子どもふるさと教室、船の科学館・海と船の博物館ネットワーク)を、7月16日(土)から8月29日(月)まで実施しています。
8月6日(土)は、体験プログラムの第2弾として
「みんなで巨大段ボール製テトラポッドを組み立てよう」(協力:株式会社「不動テトラ」、矢野紙器株式会社、HP「仮想ブロック」)を開催しました。
Web:http://hitohaku.jp/geo/index.html
http://www.town.shinonsen.hyogo.jp/page/59b290de853dc342dfc6ba2e1fd00522.html
▲ 実物大!テトラポッドの完成です。(新温泉町山陰海岸ジオパーク館)
第6回 2011.8.6(生涯学習課 西岡敬三)
ジャングルスクールではダナムバレーという保護区内の2か所の宿泊施設を利用します。前半に宿泊するのは研究者向けロッジで、合宿所のような感じです。後半に宿泊するのは、ボルネオレインフォレストロッジというリゾート施設です。いずれも宿舎施設周辺で散歩するとさまざまな熱帯らしい植物を見ることができます。
去年と比べると道端の樹木で見られた花は少数でしたが、マチン科Fagraeaの仲間はたくさんの白い花をつけていました。ほのかに甘い匂いがする花です。早朝のバードウオッチング時に観察するとオオミツバチを見かけました。その日の夜、ナイトウオーク時に観察するとコウモリの仲間が訪れていました。ライトで照らすとすぐに飛び去ってしまうので、訪花シーンを撮影することはできませんでした。
ビワモドキ科Dillenia excelsa
これらの道端や二次林などでよく見かける樹木には、多少、花が咲いていましたが、森の中を歩いている時には、ほとんど花に出会うことはありませんでした。林床で咲く草本の花は森を歩くと目にしやすかったのではないかと思いますが、樹木にひっそりと咲いていた花には気が付かずに通り過ぎてしまったかもしれません。
ショウガの仲間ショウガ科Etlingera megalocheilos
〜8月11日追記〜
ショウガとランの仲間の名前は後日、高野研究員に教えていただきました。ありがとうございました!
北村俊平
8月2日にボルネオジャングルスクールから帰国しました。昨年は帰国後に体調を崩したスタッフが多かったのですが、今年はみんな元気にしています。参加した子供たちも元気に夏休みを楽しんでいる(宿題に追われている?)ことと思います。
今年のボルネオジャングルスクールで出会った生き物たちを何回にわけて、順番に紹介していきます。まずは今回の滞在中に見かけた果物です。例年、ラハダトゥの街からダナムバレーの熱帯雨林へ向かう途中にある果物屋さんに立ち寄ります。
並んでいたのは、スイカ、スターフルーツ、マンゴー3種(赤黄1種、緑2種)、ジャワフトモモ(ローズ・アップル)、サラカヤシ、ザボン、バナナなど。日本ではあまり見ることのないスターフルーツやサラカヤシは並んでいましたが、ドリアンやランブータンは並んでいませんでした。
昨年は、たくさんのドリアン、タラップ、ランブータン、ランサ、マンゴスチン、コパラミツなど東南アジアの熱帯雨林を代表する果物が並んでいました。
2010年7月24日の果物屋さん
もちろん同じ年でも1週間違うと結構違うものが並んでいたりするのですが、帰りのダナムバレーからラハダトゥの街へ戻ってきた7月31日に立ち寄った時も品揃えはほぼ同じでした。
ここでドリアンを食べるのを楽しみにしていたので、昼食は軽めに済ませたのですが、売っていないものは仕方がありません。結局、日本であまり見ることのない果物としてサラカヤシを2袋購入して(10リンギット、約300円)、ダナムバレー到着後のデザートとして楽しみました。
次回は森の植物を紹介します。
北村俊平
本日、ご来館の「親子リズムトトロ」様にキッズプログラム「動物の毛皮をさわってみよう」と「だんだんダンゴムシ」を実施しました。
大人・小学生・幼児、38名様の団体です。
プログラムの担当は今年度から出来た「キッズひとはく推進室」とフロアスタッフです。
まずは、プログラムに向けての準備です。
ダンゴムシの体はこうかな? ここでダンゴムシになりきってもらおう。
ダンゴムシのお面 アライグマの毛皮
まず、3階の展示室「森に生きる」のところで身近な動物の話を聞きながら実際にイノシシやタヌキの毛皮に触ってもらいました。
3階の展示室「森に生きる」
新聞紙で作った葉っぱを破って、ダンゴムシにエサを食べさせてあげよう!
あ!お尻から食べさせちゃイヤ〜〜。
本もののダンゴムシを触ってみよう!胸には、特製名札が付いてます。
最後に記念撮影☆
みんな、今日の出来事をおうちの人に話してくれてるとうれしいなぁ。
こらからも、キッズひとはく推進室ではキッズの好奇心をくすぐり、自然科学の楽しさを知ってもらえるようなプログラムを企画&実施していきます。
小林美樹(キッズひとはく推進室&生涯学習課)
山崎研究員担当のセミナー「立体の塗り絵でつくる、家とまち」(全2回・昨日と今日の実施です)でつくる家を昼休みを利用して私も作ってみました。
欲張って、庭にいろいろ置くと敷地から家がはみだしてしまいました・・・。
木は、両角さん(生涯学習課)に手伝ってもらいました。
完成した家を街に建てていきます。病院やキュウリ屋さん!もありました。
うぁ〜家の上に恐竜が乗ってるよ。
最後は、街の前で記念撮影。
私がつくった青い家も、圏外に押し出されながらも混ぜてもらいました。
こちらのセミナー、団体向けの特注セミナーとしても実施いたします。
団体でご来館の方で、興味のある方は博物館生涯学習課(079-559-2002)へ相談してくださいね。
明日も
フロアスタッフのイベントや河南堂珍元斎の講談など楽しいイベントがたくさんですよ♪
ひとはくは、8月中無休で開館。是非、お越しください。
小林美樹(生涯学習課)
レインフォレストロッジからこんばんは
夕べの夜中に降っていたすごい雨は朝には上がって、とてもよい天気でした。ホント、助かりました。5時前に目覚めたら、部屋の外ではサイチョウの仲間が鳴き始めていました。 そういえば、フィールドセンターでサイチョウの写真を撮りました!!
今朝は6時半からキャノピーウォークへGO 朝靄(あさもや)の残る中をアリさんの行列のように並んで歩きました。2時間はたっぷりとかかるコースです。吊り橋の上から見るジャングルの景色は素晴らしい!
朝食の後は、ロッジの横の川を挟んだ対岸にある展望台まで登山。そんなに高い山ではないですが急です。途中、およそ300年前のこのあたりの村のリーダーのお墓を見て、展望台へ。この展望台からのジャングルの眺めは最高です。どこにも送電線や高圧電線の鉄塔がない!! 当たり前やんか!でも、実際に眺めてみると、登りの苦しさを忘れられます(いや、忘れないかな?!)
そして、下りはジャグジープール!!みんなのお楽しみ。朝から海パンはいてスタンバイOKのスクール生もいます。楽しく水浴びをしました。
少し遅い昼食の後、高橋校長先生の講義を聴きます。模造紙で即席のホワイトボードも準備できたおかげで、みんな大変熱心にメモし、真剣に耳を傾けていました。
いよいよ、個人個人の体験発表のまとめの作成に取りかかりました。
30分くらい経った時、ガイドから「オランウータンが近くにいるので、プログラムを急遽変更して見に行く」となり、作業中断し慌てて出かけて行きました。現場に着いた時にはすでに移動した後だったようで、見ることができませんでした。しかし「是非みたい」と諦めずに待つこと、おおよそ1時間。再びオランウータン発見!!!!!!ついに今年もオランウータンに出会えました。嬉しぃ〜〜
情報管理課:八尾
(写真は昨日の活動からです)
ボルネオからお久しぶり
レインフォレストからこんにちは
日本のみなさん、お元気ですか?私たちボルネオジャングル体験スクール一行は、みんな元気です。フィールドセンターでの2日間の体験を終え、今日はレインフォレストロッジに移動しました。フィールドセンターセンターでは、毎回遭遇しているオランウータンに出会えずにちょっとがっかりしています。
その代わり、サイチョウの仲間やマレーオオトカゲ、テナガザルなどを見ることができました(残念ながら、全員ではありませんが)。
レインフォレストロッジに移動してからは、宿舎はとても快適です。夜には早速にナイトドライブとナイトハイクを行いました。直前に雨が降り出したので、予定どおり実施するかどうか迷いましたが、思い切って出かけることにしました。
その甲斐あって、シベットの仲間やジャワマメジカ、タランチュラや、なんとメガネザルにも遭遇しました。証拠の写真があるのもないのもありますが、お許しください。
とても素晴らしい歓迎を受けました。 ラハダトゥのサイエンススクールのみなさんから東日本大震災に対し義援金を頂きました。 班別発表の様子(福笑い)
一気に場面は変わります・・・・・・・ フィールドセンターでの自然観察 フィールドセンターの食堂での一コマ 水生生物観察調査の判別発表の様子 いつもの吊り橋を渡って自然観察トレイルへ 大きな板根の前で記念撮影 フィールドセンターとさようなら:記念撮影 レインフォレストロッジのレストラン レインフォレストロッジのコテージの様子
今回は、ラハダトゥのサイエンススクールでの交流会からレインフォレストロッジ到着までの様子の一部を紹介しました。
ただいま、現地時間の午前2時過ぎ・・・・・1時間ほど前からとても激しい雨が降っています。明日の朝食前の自然観察は、キャノピーウォークの予定ですが、どうなるでしょうか?ひょっとすると計画を変更しなければならないような事になるかも知れません。とにかく雨が上がって晴れることを祈ります。
情報管理課:八尾
コタキナバルからこんにちは
日本のみなさん、第13回ボルネオジャングル体験スクールの28名は、高橋校長以下7名のスタッフとともにボルネオ島にやってきました。
9:50のフライトで、14:45現地時間で13:45にコタキナバル国際空港に降り立ちました。機内はとてもよく冷えていて、タオルケット1枚では寒いくらいでした。
今日はコタキナバル市内のホテルで、明日の交流会の最終リハーサルを行いました。
夕食前に準備の仕上げ、そして夕食。その後は19:30〜21:00までリハーサルとダメだし。
明日の本番では、ばっちり発表できそうです。
通信事情が思わしくなく、日本国内でblogを書くよりも時間が相当かかってしまうため、たくさんの写真をアップロードすることが難しいです。
そして、明日からはボルネオのジャングルの中へ入っていくので、ますます困難な状況に・・・・・(x。x)゚゚゚ できるところまでは努力したいと思っています。運がよければ。
情報管理課:八尾
今日7月26日は、今年のボルネオジャングル体験スクールの出発の日です。
早朝の関西国際空港、7時前というのに、多くのスクール生の皆さんがすでにお揃いでした。
空港も、夏休みということで混み合っておりました。
▲チームリーダーの八尾滋樹先生です。
手荷物を預けた後、部屋に移動して「出発式」を行いました。
スクール校長の高橋晃研究部長からのお話に続いて、
スクール生を代表して、浜中京介さんが力強く挨拶をしてくれました。
▲高橋スクール校長のあいさつ ▲スクール生代表浜中京介さん
航空券を受け取った後、いよいよ出国ゲートへと移動
保護者の方が見守る中、出国ゲートの中へと進んで行きました。
私達が一緒に行けるのはここまで、
スクール生のみんさん、スタッフのみなさん
いってらっしゃい。
この続きは、現地からのブログで!?
(生涯学習課 西岡敬三)
いよいよ明日出発しま〜すっ
って、どこへ?
そうです。今年もボルネオジャングル体験スクールに行ってきます。日本からは28名の小学校6年生から高校2年生まで4つのグループに分かれます。ボルネオに着いてからは、現地ラハダトゥのサイエンススクールの生徒8名が合流し、36名でジャングルへ入ります。
今頃はきっとみんな、スーツケースに荷物を詰め込んでいることと思います。持っていくモノは揃っているかな?私は先ほど日焼け止めクリームを買ってきましたけど(笑)
明日の朝は、とても早いです。直行便が就航したおかげで便利にはなりましたが、朝が早くなったのがちょっとつらい。
明日の今頃は、もうコタキナバルの街ですね、きっと。
そして、明後日はダナムバレーの自然保護区の中にいます。
帰ってくるのは8月2日。
実に8日間のスクールです。事前の学習会も2日間行いました。事後にも学習会をしますので、正式には8日間よりももっともっと充実したプログラムです。
一生に何度もできる経験ではありませんので、スクール生の皆さん。いっぱい学んで帰ってきましょうね。家族の方や友だち、学校の先輩や後輩にもいっぱいいっぱい土産話ができるよう、たくさん見て、たくさん学んで、たくさん考えられるスクールにしましょう。
では、日本のみなさん 行って参ります(出発は明日7月26日です 笑)
情報管理課:八尾
※今年も現地からできるだけ生blogをアップしたいと思っていますが、できなかったらゴメンナサイ。
※去年スクールに参加してくれたOGのHさんからもtwitterで連絡をもらいました。ありがとうございます。今年も元気に行ってきます!!
フロアスタッフとあそぼう「けんちくかの日」がありました。
みんなで、好きな家をつくって、街を作っていきます。
みんな真剣に、いろんな家を作っていました。
どんな、家ができあがるのかな?
家ができたら、さろんに作った土地に、家を建て、市役所などいろいろな建物を建てて、街の完成!
とっても、すてきな街ができました♪参加してくれたお友達ありがとうございました。
もっと、家づくりや街づくりをやってみたい!というお友達に、お知らせです。
立体のぬり絵でつくる、家とまち(全2回)
第1回:7月30日(土)「家」づくり 13:30〜15:30
第2回:7月31日(日)「街」づくり 13:30〜15:30
申込はこちら → http://hitohaku.jp/education/11syousai/E08.html
山崎義人研究員によるセミナーがあります!ぜひご参加ください!
※こちらのセミナーは、事前に申し込みが必要です。(7月25日締切)
フロアスタッフ うえやま
ミニ企画展「コウノトリKIDSクラブでつくった水生動物のプラスティック封入標本展」を開催しております。
豊岡市では、昨年度からコウノトリKIDSクラブを結成し、豊岡市内の小学生から中学生が、校区や学年の枠を超えて、地域の自然環境や自然の再生に取り組む環境活動を展開されています。人と自然の博物館では、豊岡市コウノトリ共生課と連携して、この活動を支援すると同時に、活動の成果をより多くの方に見ていただくために、当館にてミニ企画展を開催することにしました。
夏休みを前にして、学校の自由研究などを考えておられる方は、ぜひご覧下さい。
昨年度、2010年度には、このコウノトリKIDSクラブの活動の中で、豊岡市の「ハチゴロウの戸島湿地」で採集した水生生物たちのプラスティック封入標本をつくりました。生物の採集から、標本の保存、プラスティック封入標本の作成、展示までの一連の過程を子ども達が行いました。今回のミニ企画展では、これらの成果を当館にて展示することで、多くの方たちに間近で標本をご覧いただき、コウノトリがすむ豊岡の自然環境について紹介します。また、ミニ企画展では、標本とあわせて、生きものの生態や、子どもたちの製作風景写真なども併せて紹介します。湿地の生態系をかたちづくり、コウノトリの命を支えている生きものたちをじっくりと見て頂ければと思います。プラスティック封入標本は、管理が容易で、手にとってどの方向からでも観察できるため、展示や教材としても優れており、今後は地域での活用が予定されています。
<期間などの開催情報>
期間: 平成23年7月9日(土) 〜 7月31日(日)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 3階オープンギャラリー
観覧料: 無料 (博物館観覧料が必要です)
主催: 豊岡市コウノトリ共生課・兵庫県立人と自然の博物館
左写真:展示の様です
(みつはしひろむね)
みなさーん、こんにちは!
本日6月26日のひとはくオープンセミナーは、赤澤研究員による「ミニ逆さビデオカメラを作ろう」でした。ご参加くださいましてありがとうございました。
篠山市の小学校4年生の親子活動でお越しのみなさんも、親子で楽しくご参加くださいました♪
ひとはくには、今一番人気のイケテル旦那『イケダン』も登場!!
ふしぎ〜♪ ヤッター!(^-^)v
むずかしーい(> <)
…と、感想はいろいろですが、「夏休みの宿題ができたなぁ!!」という声も!?
すみません、ブログでバレバレですね(*^_^*)
でも大丈夫!(^-^)b
夏休みも、8月21日(日)と8月28日(日)に牛乳パックや空き缶を使ったカメラ作りのセミナーがありますよ。
詳細はこちら→ここをクリック!!
フロアスタッフのイベントにも、是非ご参加くださいませ!
♪ フロアスタッフ(*^‐^*) てらお ゆみこ ♪
先週の日曜日、第13回ボルネオジャングル体験スクール第1回事前学習会がひとはくで開催されました。そうです。今年もひとはくはボルネオジャングル体験スクールに行きますよ。blogでも情報を提供していきます。
まずその第一弾として第1回事前学習会。スクールメンバーの初顔合わせの会でもあります。緊張のなかにも和やかな空気があって、いい雰囲気(o^^o) ひとりずつの自己紹介もしました。
スクールの代表高橋校長の話に続き、このジャングル体験スクールの創始者河合雅雄名誉館長から、アフリカやボルネオのジャングルについて聴きました。そして昼からは、岩槻邦男館長の熱帯雨林についての話。ワクワクするような話や裏話などもたくさん聴けました。
そして、講義の後はマレーシアの子ども達との交流会について、どうすすめるのか班別に話し合いました。この日が初めての顔合わせでしたが、高校生、中学生の班長・副班長を中心に役割分担など、非常に手際よくすすめられたようです。
体調管理には十分気をつけておきましょう(^ヘ^)v
今日は、ほんま蒸し暑いσ(^◇^;)
じっとしていても汗が出るほどなのに、中学生はトライやる・ウィーク2日目
総務課でお世話になっている長坂中・八景中・富士中の3人は、本館入り口前の一番目立つところで、花壇に花の苗を植えてくれました。ちょうど、団体でお越しの小学生の大集団が目の前で整列していましたが、その前で黙々と作業しました。
大谷主任研究員とともに遥か遠くジーンファームで活動しているゆりのき台中・八景中の3人は、巣箱周辺の草刈り。まわりには誰も人はいません。
化石調査現場の3人は見失ってしまいました(ΘΘ)ρ
証拠写真がありません。ごめんなさいm(__)m
今回のトライやる・ウィークは、地球科学と生態研究と総務課で担当していただきます。
今日の様子をチラッと覗いてみました(ΘΘ)
地球科学では、池田研究員の指導の下資料整理をしていました。ひとはくで行ってきた石割体験での化石片の入ったプラスティックの標本箱の整理。日付と採集した人の名前等の照合作業です。
↓
エントランスホールでは、フロアスタッフの厳しい指導の下で、明日の団体予約のお客さまを迎え入れる準備をします。パソコンでの入力の確認と、連絡票との照合作業?です。
生態研究は、大谷主任研究員とともに遥か遠くのジーンファームの網室で、ミツバチの観察や巣箱周辺の草刈りおよび昆虫採集をしているはず!!写真はありませんが、また明日以降に公開します。
まだ、今日始まったばかりです。体調には気をつけて、最後までやり抜きましょう
本日は、トライ・やるウィーク最終日でした。
4日間お疲れさまでした。
初日に、彼らは深田公園の片隅にあるビオトープ池の水辺整備の作業をしてくれました。
とってもきれいになりました。
作業の様子は、こちら→
http://hitohaku.jp/blog/2011/05/post_1221/
早速、その池でメダカを探す三田市立弥生が丘小学校5年生の先生が。忍耐強く待っています。
じっと、アミを池の底に置いてメダカを捕まえようとしています。
後で、ひとはく博士に話を聞くとそんな方法では、メダカはつかまらないそうです・・・。
弥生小学校の先生、その時に教えてあげられなくて、ごめんなさい。
無事にメダカはとれたでしょうか?
最後の挨拶。突然、「挨拶を」と言われたのに、しっかりした挨拶でした。
みんな口ぐちに「貴重な体験が出来た!」と挨拶してくれました。
中には、「いろいろな人に出会えた」と挨拶してくれた人も。
ひとはくでの活動と出会いが、これからのみんなの人生のまさに「貴重な体験」になればと願っています。
小林美樹(生涯学習課)
トライやる・ウィーク3日目(午前の活動)
もう、ひとはくにはすっかり慣れている感じです。あいさつも大きな声で元気よくできています!!昨日体調が悪くて欠席だった生徒も、今日は元気になって活動に参加しています(よかったね)。
まず、コミュニティデザインの藤本研究員に指導していただくチームは、<<ジオキャラバン>>イベントに使用するイラストの制作をします。かなり上手く描いてくれているようです。ひょとしたら、世界ジオパークに関連するイベントの一環なので、世界的に有名になるかも?
そして生物資源では、黒田研究員とビオトープ推進員の方々にご指導いただいて、苗木の植樹を行います。深田公園内にあるトトロの森(そんな名称はありません(◎-◎) )で、作業をします。
実はこの森は、山奥ではなくて、すぐそばを三田幹線道路が通っている隣接地なんです。ここに常緑樹と落葉樹がそれぞれ植えられたいますが、その理由を教えていただきながら作業しました。
さぁ、今日もケガをせずに、元気に活動できることを願います。
トライやる・ウィーク2日目です。
昨日整備してくれた水辺は、こんなにキレイになりました!! 作業開始前の写真と見比べるとよーく判ります。1日かかって活動してくれました。
そして本日2日目。微妙な空模様を眺めながら、館の内外で活動しました。
昆虫共生の沢田研究員の指導で、午前中屋外で昆虫採集。午後は標本づくりをします。これは毎年行っていますが、体験というよりも、ひとはくの資料としてデータベースに登録される、正式な標本です!!永久に残される標本を作ります。
また、環境計画グループでは研究員がセミナーで使用する資料の準備を体験します。コピー機で必要部数をコピーし、一枚一枚ていねいに手で折って資料を作る。普段何気なく手にする資料も、こうして誰かが準備してくださっているんだということが判ったのではないでしょうか?
あと1グループは、ジーンファーム管理棟で種子の選別作業をしているようですが、ごめんなさい、写真は撮れませんでしたヽ(´o`;
明日も元気に頑張りましょう!!
週末から発表されていた気象警報も解除され、いよいよ今週から「トライやる・ウィーク」が始まるぞっ!!と思ってパソコンの電源を投入。
あれれ (ΘΘ)ρ おかしな事になっているではないですか (@_@)
起動するまでに相当時間がかかりましたが、なんとか起動できました。急がないと、朝ミーティングに遅刻してしまう!!焦ってしまった
今期は、三田市立上野台中学校・けやき台中学校・狭間中学校・藍中学校の4校から6名と、宝塚市立西谷中学校から1名の合計7名が体験実習をします。
早速今日の午前中の様子を見に行ってきました。
ひとはくに来たことのある人ならわかるかも知れませんが、深田公園の片隅にあるビオトープ池の水辺整備をしています。指導をしてくださるのは、自然・環境評価研究部昆虫共生の八木主任研究員です。
膝まで泥水に浸かりながら、池に沈んだ(沈められた)粗大ゴミや蔓延(はびこ)っている植物の根っこなどを取り除きます。なかなか日常では経験することのない作業だと思いますが、みんな真剣に取り組めていました。
まだ今日は初日です。金曜日までケガや事故のないように頑張ってください。
作業完了時の写真です。達成感、ありますね。
あっ!!言い忘れていました。 金曜日まで池掃除が続くわけではありません。
5月24日に、今年新しく入った館員に向けての収蔵資料や入庫に関する説明会がおこなわれました。その後、各収蔵庫の見学もあわせておこなわれました。
まず、博物館資料の意義や重要性について説明がありました。資料は未来永劫、保存されるべきであること、資料収集について、また資料の利用のされ方などを勉強しました。
その後、ひとはくの収蔵資料や収蔵施設の説明を聞き、収蔵見学の案内についての注意を受けました。
説明会の後、実際に収蔵施設に行き、それぞれ専門の研究員に説明していただきました。資料はとても厳重に保管されており、普段は非公開の場所です。皆さん真剣に研究員の話を聴いていました。
資料の収集・保管なくしては博物館とは呼べません。そんな博物館の心臓部ともいえる収蔵資料を実際に見ることができ、その重要性を再認識できたのではないでしょうか。
山本伸子(自然・環境評価研究部)
おりがみって おもしろいですね〜
四角い紙から いろんなものが 生まれます〜
前回は おりがみで かわいいきのこをおって みんなでキノコの森をつくりましたよ。
さて 今日の こどものひ企画「かぶとをおろう」では〜
あたまににかぶれる大きさの紙(54.6×54.6センチ)でオリジナルのカブトをおりました。
みんなかっこいいですね〜\(^o^)/
かざりもたくさんつけて出来上がりです。
明日はこどものひ、ぜひおうちでもかぶってほしいな〜
博物館では明日もイベントがもりだくさんです。
http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1105.pdf
15時から大セミナー室でフロアスタッフとあそぼう「ミニこいのぼり」をおこないます。
ぜひ おこしくださいね〜(●^o^●)
フロアスタッフ 小野 西口
この季節になると見かける色鮮やかな「こいのぼり」。気持ちよさそうに風にのって泳いでいますね。
ひとはくにも、たくさんのこいのぼりが隠れています!
4階のひとはくサロンにいってみると・・・
大きなこいのぼりと、その左側には、ひとはくの空をゆうゆうと泳いでいるたくさんのこいのぼりがいます。みんなが作ってくれた世界にひとつだけのこいのぼりです♪
さて、この折り紙コーナーのおとなりには・・・大きな紙があります。 これは何でしょう?
これは、5/1に行いました、巨大おりがみ〜こいのぼり〜のおる前の紙です。どのくらいの大きさのこいのぼりが出来上がるのでしょうか?
はじめに、折り紙でこいのぼりおってみます。折れたら、いよいよ大きな折り紙に挑戦です。
みんなで声をかけあいながら、一緒に作っていきます。
出来たら、目や好きなもようを貼って自由におえかき!みんな楽しそうでした♪
この大きなこいのぼりもひとはくサロンで泳いでいます。 他にもこいのぼりがかくれているかも!!みんな探してみてね。
ゴールデンウィークも今日と明日、残り2日ですが、ひとはくではオープンセミナーやフロアスタッフのもよおしなど、1日中楽しめるイベントがたくさんあります。
詳しくはうきうきカレンダーをごらんください。
http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1105.pdf
ぜひ、ひとはくで新しい発見をして、楽しい思い出を作りに来てくださいね。
みなさまのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。
フロアスタッフ 有村睦子 美濃杏奈
大型連休が始まりました。みなさまいかがお過ごしですか?
ひとはくは、5日の子どもの日まで休まず開館しています。
今日は、NPO法人三田武庫が丘グリーンクラブ様からご提供いただいた、カブトムシの幼虫をプレゼントする特別イベント「カブトムシのイベントカブトムシの幼虫を飼ってみよう!」を実施しました。
幼虫が博物館に到着したときの様子はこちら→
http://hitohaku.jp/blog/2011/04/post_1180/
午後1時に希望されたお客様50名様に整理券配布。
1時間で整理券がなくなるほど、好評でした。
なんと、滋賀県から来てくださったお客様もいらっしゃいました。
まずは、虫博士から飼い方のコツのお話がありました。
幼虫をあんまり触っちゃいけないんだって。でも、触りたいよね・・・。
それでは、カブトムシの幼虫を選びましょう。
選びに選んで〜。昆虫博士でも幼虫だとオスになるかメスになるか、分からないんだって。
成虫になるのが楽しみ♪
そして、選んだ幼虫の体重をはかってみました。
意外と軽い???
みんな、大事に育ててね。
博物館のスタッフも育てています。成虫になったら、体重比べをしようね。
キッズひとはく推進室
フロアスタッフと小さなおともだちで作った、大きなこいのぼりを泳がせる作業がおこなわれました。
出来上がった大きなこいのぼりに紐を取り付けます。落ちてはいけないので、いくつも付いています。
この紐に棒をとおして吊るそうとしています。なかなか良い長さの棒が見つからず、苦心の様子でしたが、無事良い長さの棒を見つけて、皆さん満足げですね。
それでは、どうやって吊るすのかというと?
写真の後ろに見えていた大きな機械を使って天井に吊るします。皆さん心配そうに見ています。
今回の作業には、いつも館内の設備を点検してくださっている方々にも手伝っていただきました。この方たちは、ひとはくの「縁の下の力持ち」。いつかまたお仕事を紹介しましょう。
さて、こうして作業が進められたこいのぼり、悠然と館内を泳いでいる姿をぜひ見に来てください。
山本伸子(自然・環境評価研究部)
またまた、河南堂珍元斎でございます。
「しつこいやっちゃなー!」と怒らず今しばらくおつきあいのほど・・・
さて、3月13日に、大谷剛研究員と「カッパ講談とカッパ行動楽」と題して福崎の柳田國男生家に行って参りました。
今回は、明石文化博物館が所蔵する明石の金物屋だった田中庸介カッパコレクションの中から展示する柳田記念館の「カッパ展」に協力してのイベント。
まずは、珍元斎は、全国あちこちに伝わるカッパの駒引き伝説をもとにした講談「カッパの証文」を披露。
あの有名な柳田さんの遠野物語や兵庫県でも上郡や市川でも伝わる話で、
カッパが荷物を運ぶ馬を川へひっぱり込もうとして失敗。あわれカッパは馬引きにこき使われて、ついには「妻も子供も待ってまんねん。頼みますから逃がしてくだはい。」と詫びの証文書いて、逃がしてもらうというお話。
(カッパキュウリ)
なぜ証文なのか?その証文に書いた文字は、人がカッパ語を読めたのか?それとも、カッパが日本語が書けたのか?は永遠の謎ですが、カッパのフクちゃん、サキちゃんの応援のもと、
河南堂御免奈斎もカッパを熱演。
大盛況でございました。
そして大谷研究員はカッパに間違えられた生き物を検証する「カッパ行動楽」。
大谷さんのカッパの由来について、いろんなカッパの絵を分析するとスッポンやカエルなどに近い両性・は虫類系7割、カワウソやサルなどに近い哺乳類系3割とのことで、それは、動きのはやいカワウソは目撃されにくく、動きの鈍いスッポンは目撃されやすいことからそうなったという説はなかなか説得力のあるもので、
専門のハチの行動学だけでなくカッパもできるのかとヘンに感心した1日でした。
カッパは川の危ない場所を知らせるための先祖の知恵で創造された架空の生き物。と思っていましたが、セミナーの途中、「少年時代にこの下の池でカッパを見た!」と証言するお父さんも自転車にのって現れ、もしかしたら・・・カッパはいるの???・・・よい子のみなさん、春です。川遊びの季節が始まります。でも!川遊びはとっても楽しいけどカッパさんにはくれぐれも注意して遊んでくださいね。
珍元斎、次は、本拠地ひとはくに登場します。
5月8日12時〜「タヨウ星人講談紙芝居とみんなでタヨウ星人を描こう」
タヨウ星人原画展とあわせて、ぜひお越しください。待ってまーす。
http://hitohaku.jp/top/11event/508.html
ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎
さて、河南堂珍元斎でございます。 GWということで、ドドっーンと連続サービスですよぉヘ(^o^)/
3月12日は橋本佳明研究員とナチュラリストの原風景ツアー「篠山:水木しげるの原郷探訪」。
なぜ、篠山と水木しげるさんかといいますと、なんと、16歳のころ水木しげるさんは篠山に住んでいました。お父さんが生命保険会社の支店長をしていて、この篠山から大阪の精華美術学院に篠山軽便鉄道で通っていました。
ということで、その線路跡を歩いてみました。
水木少年は、寝坊のためあまり学校に行かず、虫の絵ばかりを描いていたそうで、昆虫絵巻や篠山の風景画を描いています。当時と山の形は変わっていませんが、虫はこの日は寒く出てきてくれませんでした。
←水木少年が妖怪オトロシに出会ったと伝わる盃山方面を望む
線路は篠山口(弁天)から東吹、岡野、西町、魚の棚、篠山町駅まで走っていたようで、今でも線路跡は篠山口から渡瀬橋の鉄橋跡までなんとか続いています。
(これが鉄橋跡)
でも町に近づくに連れ消えてしまい、西町駅は今は自動車工場で、なんとか最後の魚の棚から篠山町駅までは篠山城の北外壕の北側歩道が線路跡で残っています。
(西町駅跡)
(篠山町駅跡付近)
途中、フキノトウを採ったり、
大きなエノキに出会ったり(エノキは昔一里塚の目印に植えられていたそうです。)
骨董市に寄ったり・・・なつかしいブリキのお店での買い物や町中に残る篠山焼の登り窯やひな人形の展示見物などタヨウな篠山の自然や文化を感じながらの町歩きとなりました。
みなさんも水木少年を育んだ篠山の自然を感じに篠山軽便鉄道跡、ぜひ歩いてみてください。いろんな発見がありますよ。
ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎
・・・・・・その後編となります・・・・・・・
3月7日は神戸市立塩屋北小学校で「カタツムリのお絵かき」。
ちんげんさいの講談を聞いてのお絵かき。
お話は、カタツムリの田助が自分の名前さがしで、四国や九州、関ヶ原、そして伊勢まで旅する物語。
こちらもカタツムリ同様、タヨウな作品が出来ました。
塩屋でもそろそろご当地カタツムリ「ハリママイマイ」がクワの木で活動をはじめました。カタツムリは見れば見るほどおもしろい生き物です。ちょっとつかまえて、よーく観察してお絵かきしてみてくださーい。
■■■■■■5月8日(12時〜)には、タヨウ星人講談を聞いて、タヨウ星人の絵を描こう!があります。
■■■■■■みんなも自分だけのタヨウ星人を描きにひとはくに来てください。待ってます。
ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎
4月のドリームスタジオは「たんぽぽのボトルフラワーをつくろう」でした。
4月9日(土)事前準備を行い、午前中は打ち合わせとたんぽぽの採集・
整理をして、午後から練習とサンプルを作成しました。
今年はたんぽぽの咲くのが遅いようで、綿毛を探すのに一苦労し、当日に
綿毛があるか心配でしたが、2〜3日前に暖かくなり、採集できました。(ホッ)
実習では、たんぽぽの「綿毛」と「開花した花」の2種類を準備し、
参加者に好きなほうを選んでもらいました。
「開花した花」は1週間シリカゲルに埋もれた後、そっとシリカゲルを
取り除きます。美しい花のままず〜っと楽しめます。
「綿毛」はビンの中に入れて密封し、遅くとも翌日には開いていく綿毛を
観察できるので感動します。(私はこれにはまりました)
「綿毛の開花過程」
※綿毛がビンの中でこのように開いていく過程を観察できます。
会場には会員が綿毛を一本ずつ貼った「綿毛分解図」や
「セイヨウタンポポ」「カンサイタンポポ」「シロバナタンポポ」
「綿毛」などを展示しました。
また、参加者に、たんぽぽの種類や見分け方などを説明しました。
ボトルフラワーつくりでは、子ども達に混ざって大人の方も参加されました。
なお、ただいま人と自然の会では、入会セミナー募集中です。
この入会セミナーでは、参加いただいたみなさんに実体験として、ミニドリームスタジオを計画・実施していただきます。また博物館の舞台裏を見学する収蔵庫ツアーや「むしむしガーデン」の観察会も予定しています。興味のある方はチラシをご覧ください。 http://hitohaku.jp/top/11event/pdf/npohitotosizen.pdf
さあ、あなたも子供達と一緒に自然に関わる様々な活動をしてみませんか?
NPO法人 人と自然の会 田渕 鈴枝
ちんげんさいの春〜カタツムリ編〜
ようこそのお運びあつく御礼申し上げます。謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。
久々の登場で、「冬眠しとったんかいな?」という声もちらほら聞こえますが、いやいや、ちゃんと活動いたしておりました。
2月19日は鈴木研究員と明石市立花園小学校で「カタツムリのお話」。
寒い日でしたが、鈴木研究員がなんとかカタツムリを活動できるように準備してくれたおかげで、カタツムリくんたちは元気いっぱいでクチベニマイマイ、ハリママイマイ、オオケマイマイなどタヨウな種類が勢ぞろい。
対する小学生も3年生と4年生もマスク姿ではありましたが、元気いっぱい。
カタツムリは動きまわるのやじっとしているもの、殻からなかなか出てこないもの・・・小学生もたのしく触る子、逃げ惑う子、友だちに無理やり触らせる子などなど、カタツムリも小学生もタヨウな行動。
ちんげんさいのカタツムリの方言にまつわる話もカタツムリになったつもり?で楽しく聞いてくれました。
みなさんもひとはくで鈴木武研究員を見つけるとカタツムリが触れるかも・・・この顔にピンときたらカタツムリ・・・ぜひ探してみてください。
ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎
・・・・・・つづく
午後2時より「ふかたん」があるというのに、朝から降水確率は、40%で実施は微妙でした。
12時を過ぎてとうとう雨がザーッと降ってきてしまい、予定を変更してサロンでのイベントも考えました。
しかし、行いが良かったのか2時にはすっかり晴れました。よかった!(*^_^*)
今日の隊長は、虫はかせの沢田研究員です。
どんな虫が見つかるか?!深田公園に出て観察です。
沢田研究員が、逆さにした傘に、木を揺すって虫を落としてみせます。
沢田研究員によると、この季節の虫は、幼虫なので小さいものが多いとのこと。
本当に小さな虫がたくさん見つかりました。
ヨコバエ、チャタテムシ(お茶をたてるような音を出す虫)、イラガの繭、ゾウムシ、ヨコヅナサシガメ、ナナホシテントウ、ワラジムシ、アリグモ、キリギリス、ゴミムシダマシ、コオイムシ、アメンボウ、シャクトリムシ等々、 子どもたちは 虫をみつける名人です。
子どもたちからも沢田研究員に質問です。「どうして虫がすきになったの?」
答えは、「たくさん種類がいて面白いから。1種類だったら好きになっていなかったかも」とのことです。
最後に子どもたちは、草花の密を吸って、「これは甘い。」とか「あんまり甘くない。
」とか虫の気持ちになっていました。
予定より長い散策になりましたが、有意義な時間でした。
フロアスタッフ せら ゆうこ
こんなキレイな枝垂れ桜も咲いています。
花びらは八重なんですよ〜(^^)
散ってしまう前に、ぜひ見に来てね!
そして…フロアスタッフにも、新メンバーが登場!ご紹介しましょう。
植山 貴子さんです(^^)♪
みなさ〜ん、よろしくお願いします!!
今年度から、フロアスタッフによる
『特注かんたん!化石のレプリカづくり』のセミナーも始まりました。
第1回目は…フロアスタッフ小野さんが担当しました。
おゆまるには、いろんな色があるよ!選ぶのも悩んじゃうけれど…楽しいね♪♪
背後から、なにやらあやしいひとが…
生涯学習課の癒し系〜本多先生です!
今年度も、楽しいひとはくへ、ぜひお越しください!!
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております 。
笹山 由利子(フロアスタッフ)
ひとはくのある三田は、今日1日暖かく、とてもいい天気のお花見日和。
お花見に行かれた方もいらっしゃるのでは?
今日のひとはくは様々なセミナーが実施され、大賑わいでした。
古谷主任研究員による「解説!化石大集合2010」。
化石大集合の展示は今日までです。
4/23から始まる展示特別企画「丹波と恐竜を知ろう2011−第5次発掘報告」をお楽しみに。
こちらは申込制のセミナー沢田研究員による「もいちど始める昆虫採集」
野外で作戦会議中です。ケヤキには何がいるのでしょうか?
私はケヤキにいた、アカアシミノゾウムシを手の上に乗せてもらいました。
うぁ、ちっちゃ。(写真がなくて、ごめんなさい。すぐにピョンと飛んでしまいました。)
太田主任研究員の「兵庫の動物たちー春」。
10/1には「兵庫の動物たちー秋」、2/26は「兵庫の動物たちー冬」もありますよ。
今日とは、また違った話が聞けますよ。展示をご覧になる前に聞いてください。
小林主任研究員による「フズリナ化石組みたてゲーム」。大人気でした。
私も挑戦しましたが、難し〜〜〜。降参しました・・・。
小林主任研究員には、「10代20代だったら出来るのになぁ〜」なんて言われました。
なのに、参加したみなさんは、サクサクとパズルを完成させていました。
これには、小林主任研究員も「次は、もっと難しいのを作らないとな」と。
このセミナーは、7/10・10/2・12/4にも実施します!
(※ひとはく手帖掲載日より変更になっています。)
こちらは、フロアスタッフとあそぼう「おりがみでキノコを折ろう」です。
色とりどりのキノコが出来ました。
フロアスタッフとあそぼうは、毎土・日・祝日 15時〜実施しています。
詳しくは、フロアスタッフ作成の「うきうきカレンダー」を見てね。
http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1104.pdf
そして、お向かいのフローラ88では、「かんたん!化石のレプリカづくり」を実施しました。
ひとはくセミナーデビューの本田指導主事が化石のお話をしています。
やるときゃ、やります!
フロアスタッフの寺尾さんと有村さんも大活躍。
このイベントには200名近くの方に参加いただきました。
きれいなレプリカが出来たね。
花見はシーズンがあるけれど、
ひとはくは、いつ来ていただいても、「ひとはく日和」ですよ。
小林美樹(生涯学習課)
今日は春休み最後の日曜日 というのもあってか、ひとはくは大入り満員!! 満員御礼、ありがとうございます、の日となりました。
全部は紹介できませんが、今日はいろんなセミナーや催しがありましたよ。
半田研究員による「小さな化石を探そう」の様子です。終了予定時刻を過ぎても、熱心に探し続けていました。ここでは恐竜の化石ではなくて、植物の化石のようですよ。何か化石が見つかったのでしょうか?
中セミナー室では、キヨスミウツボにまつわる秘話を聞かせてもらっていますよ。「けったいな植物」と言うことですが、ミニ企画「植物画で語るキヨスミウツボの生活」展は、4月10日までです。お早めにお越しください!!
県立御影高校の生徒によるキノコの解説です。三橋研究員とともに調査・研究を継続し、共生のひろばでも常連の彼らがひとはくで大活躍です。「六甲山のキノコ展2011」は5月15日までですゾっ!!
小さなお子様連れ家族に大人気!! フロアスタッフとあそぼうのコーナーでは、昆虫えんぴつホルダーつくりです。中に押し入っていくのも窮屈なほどの人でした。いっぱいいっぱいお越しいただきありがとうございます。フロアスタッフも大忙しでした。でもみんなに楽しんでもらえてホッとしていることでしょう!!
デジカメでイベントの状況を取材中のフロアスタッフも、ご覧のとおり”てんてこ舞い”するほどのにぎわいぶりでした。いつも沢山のお客さんにお越しいただいて嬉しい”喜びの舞”かも知れませんけど!?
全部紹介できていませんが、ひとはくは今年もいっぱいいっぱい楽しいセミナーやイベントを提供していきます。是非、ご家族おそろいでひとはくにお越しください。
情報管理課:八尾
風薫るぽかぽか陽気の4月2日
ひとはくサロンでは、山崎研究員によるオープンセミナー「体感、三角の力 わりばしを組んで乗ってみよう トラス編」がありました。
こんな感じで、組み立てていきます。お家の人にも手伝ってもらいましたよ\(^^)√
セミナーの様子は山崎研究員のwebサイトにも紹介されていますよ。こっちには、動画もあるぞっ!!
山崎研究員の軽快なおしゃべりで、楽しさあふれるオープンセミナーになったようです。
今回体験し損ねた方、大丈夫です!! 次回の 「体感 三角の力 テンセグリティ編」は5月7日(土)です。お楽しみに!! 是非ご家族連れでお越しください。楽しいこと間違いなしです!!
情報管理課:八尾
皆さんこんにちは
「人と自然の会」では、毎年3月、所属している活動サークルや活動グループが神戸市立須磨海浜水族園からの依頼に応じて、来館者を対象にしたいろいろなプレゼンテーションを行っています。
この活動を通じて、来館者(とくに子供達)に自然や環境について皆さんの関心や興味を深めて頂けることを願っています。
今年は、3月7日(日)に、「人と自然の会」のサークル「古代の会」が「彩色勾玉づくり体験」のイベントを行いました。(午前10時から午後4時半まで実施)
前日は、人と自然の博物館周辺では雪がうっすらと積もる寒い一日でしたが、当日は雪もなく、まずまずの日和となりました。
大勢の来館者があり、遠くは岸和田からバス3台でやって来た子供会の皆さんなど、各地からの来館者でにぎわっていました。
入り口を入ってすぐの大水槽の前、大ホールにおいてのプレゼンテーション。
会場はうす暗くしてあるので、勾玉づくりのためには手元が暗く、スポットライトと特製のランターンを用意しての展開となりました。
人と自然の博物館で実施している通常のプレゼンテーションとはとても雰囲気が異なり、ある意味幻想的とも言える場となりました。
参加してくれた子供達には、勾玉の制作を通して古代の人々の生活の様子、勾玉の使われ方や勾玉に懸けた願いなどについて語りかけ、また、自然の中にあるロウセキとその使われ方などを話して、「現代の日常」と「昔の日々の日常」の違いなどが、少しでも伝わったかなと振り返りながら軽い疲れを覚えつつ帰路に着きました。 当日のイベント参加者数は、78名でありました。
なお、ただ今人と自然の会入会セミナー募集中です。
人と自然の会では毎月第3日曜日にだれでも参加できるファミリー向けの
「ドリームスタジオ」を実施しています。この入会セミナーでは、参加いただいた皆さんに実体験として、実際にミニドリームスタジオを計画・実施していただきます。
また、舞台裏を見学する収蔵庫ツアーや「むしむしガーデン」の観察会も予定しています。興味のある方はチラシをご覧ください。
さあ、あなたも、子供と一緒に自然にかかわる様々な活動をしてみませんか?
人と自然の会−古代の会 石倉則雄
2月5日(土)に、三田市環境セミナーの一貫として、はじめて冬の星空のもとで実施しました。23名の親子が参加してくれました。 はじめに環境セミナーらしく、「地球温暖化」の話からはじまり、「天体望遠鏡について」のお話、それから実際に天体望遠鏡 を作り、その望遠鏡でお月さんなどを見ました。幸い天候にも恵まれ、2月上旬にしては風もなく、おだやかな星空のもと 実施することができました。
「なにか地球が変だぞ(地球温暖化)」から、はじまり、はじまり
あれ、なんで手を挙げているの?そうなんです、クイズです。
☆ではここで、クイズです。(答えは最後に) 去年、世界で自然災害でなくなったり、行方不明になった人は、実に30万人おられます。1位は、ハイチでおきた大地震の22万人です。2位は、ロシヤでのある自然災害で、5万5千人の人がなくなっています。さて、どんな自然災害だったでしょうか。
1 暑さ 2 洪水 3 干ばつ
天体望遠鏡を作る前に、「天体望遠鏡ってなーんだ」のお話
さぁ、いよいよ天体望遠鏡を作るぞ!
★この天体望遠鏡は、口径4cm、アクロマートレンズ、焦点距離420mm
倍率35倍の小さいながらも、木星のガリレオ衛星や土星のかわいい環も見えるすぐれものです。
完成だ!早くお星さんを見たいな。
最初に、西に沈みかけている月齢2のお月さんに挑戦してもらいました。あの大きなお月さんが、なかなか望遠鏡に入ってくれません。そうなんです、眼で見ると大きく見えるお月さんを導入するのも、はじめてだと結構難しいんです。でも、苦労してお月さんが見えると「わぁ、きれい」という歓声が、あちこちから聞こえました。次に、木星に挑戦。木星のお月さんも見えるんだ、と驚いていました。
☆クイズの答え 1の暑さが正解です。日本でも去年の夏は暑かったですね。ロシヤでは、暑さ(熱波)で亡くなったり、暑さで山火事が自然発生し、5万5000人ものロシヤの人がなくなりました。これも地球温暖化が影響しているといわれています。 (国連発表)
NPO法人 人と自然の会(星の会)
田中 慎悟
2月14日(月)〜23日(水)の午前中まで、淡路島の南あわじ市阿万(あま)にあります、国立淡路青少年交流の家(独立行政法人国立青少年教育振興機構)で、館外展示やセミナーを行っております。
▲参加者募集のチラシです。島内のほとんどの学校にご案内しました。
この青少年交流の家のある吹上浜(ふきあげはま)は、海浜植物や昆虫など、特徴的な生物の他に、和泉層群(いずみそうぐん)と呼ばれる”しましま”の地層が見られます。この地層は恐竜が生きていた時代である”中生代”の地層で化石も見つかることより、これらの貴重な自然を、島内の学校の方々や地域の方々、この施設を研修でご利用のみなさまにご紹介しようと、化石や絶滅危惧種の館外展示、化石発掘のセミナー、レプリカづくり体験を実施しました。
▲南あわじ地学の会の皆様にもご協力いただきました。来館者に説明する代表の野田さんです。南あわじで産出した貴重なアンモナイトの化石も特別に展示。
2月15日(火)には、地元南あわじ市立阿万小学校6年生35名を対象に、展示物を使った化石や丹波の恐竜、生物多様性に関する授業を行いました。また、化石のレプリカづくりも体験していただきました。
▲本物の化石を使っての説明。わかりやすかったかな? 兵庫県ではここにしかいない「ヤマトマダラバッタ」の巨大模型にびっくり! 沢田研究員特製の3D写真に感激!! 鈴木研究員提供の生体展示「アワジマイマイ」こんなの普通にいるよとのことでした。でも島外にはいません!?
2月19日(土)に開催しましたセミナーでは、化石発掘体験に10組23名(応募は50組程度あり)、レプリカづくり体験には169名の方々に挑戦していただきました。
▲解説中の古谷主任研究員。県立淡路三原高等学校の科学部3名も参加していただきました。化石発掘現場に移動、交流の家の職員さんに大変お世話になりました。
▲一方ロビーでは、化石のレプリカづくりが大盛況!! スタッフの寺尾さん、大本さんお疲れさまでした。パネルの解説も大賑わいでした。
この館外展示は2月23日の午前中で終了しますが、展示期間を通じて多くの方にご覧いただけたと思います。交流の家に研修で宿泊されている方々にも研修の合間にご覧いただくとができました。また機会がありましたら実施できれば良いなと考えております。
淡路青少年交流の家の情報は
↓
http://awaji.niye.go.jp/
(生涯学習課 西岡敬三)
今朝は昨夜からの雪で博物館周辺は真っ白に!!
そんな中、年に1度の「共生のひろば」が行われました。
今年で第6回。今日は2月20日(日)昼の12時から放映される「週刊ひょうご夢情報」の取材で兵庫県企画県民部知事室広報課 広報専門員の吉田泰子さんが来られました。
▲ホロンピアホールで河合雅雄名誉館長の基調講演「動物たちの反乱」を熱心に聞いている吉田さん
▲「広報専門員だより」にも2月20日の番組が紹介されています。
番組の中では、県立大学附属高等学校自然科学部生物班や、みやまあかね生態研究会(愛称「あかねちゃんクラブ」)も紹介されます。
▲博物館2階で開催されている「共生のひろば」展。口頭発表だけでなく、ポスター発表にもたくさんの作品が展示されています。
「共生のひろば」展は4月3日(日)まで開催しています。ぜひ、お越しください。
また、「曲竜類(よろい竜)の歯の化石」も展示中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(広報担当 生涯学習課長 平松紳一)
なお、「共生のひろば」では、下記の発表が受賞されました!
【館長賞】
OP-02 「六甲山再度公園におけるキノコの出現傾向から温暖化指標キノコを探る」
中川湧太・中川貴博・小野菜津・長町龍臣・小島あかり(兵庫県立御影高等学校 環境科学部生物班)
OP-12 「クツワムシはどこにいる?−加西市と篠山市の分布調査−」
高田 要・河井典子(ひとはく連携活動グループ 鳴く虫研究会「きんひばり」)
PP-17 「六甲山上「二つ池環境学習林」の保全整備と活用」
堂馬英二(六甲山を活用する会)
PP-20 「ミヤマアカネリサーチプロジェクトの取り組み」
宝塚市立西山小学校
【名誉館長賞】
OP-06 「コンクリートの川にホタルを増やそう〜池尻川ホタル再生計画 Vol.2〜」
瀬戸山知晴・大森聖和子・室崎隆春・棘木 悠・奥 絵梨香・清内優一・鈴木魁人・土居恭子(兵庫県立有馬高等学校 科学部)
OP-10 「我が家はたぬき御殿 〜防犯カメラを使った動物たちの観察〜」
河井典子・河井 周・河井 晨
PP-01 「「わたしたちの暮らしと大地」(石ころクラブ活動報告)」
辰巳淳子(石ころクラブ)
PP-16 「一粒の大豆から、親子で味噌作り!」
鈴木久代・矢野直子・松田裕子・松浦百合・西浦睦子・長町美幸・入口紀代里(ひとはく連携活動グループ NPO法人さんぽくらぶ)
【審査員特別賞】
OP-04 「六甲アイランドに植栽されたタブノキを激しく食害するホシベニカミキリ」
中安慎太郎・堀内湧也・牧田 習(ユース昆虫研究室・吉村卓也(ひとはく連携活動グループ テネラル))
OP-15 「メダカの保護を主とした篠山市立今田地域での環境学習」
浅田智広・大江 健(篠山市立今田小学校)
PP-18 「製造所の緑地を活用した生物多様性への取り組み」
林 孝夫(大阪ガス(株)姫路製造所)
【会場注目賞】
OP-02 「六甲山再度公園におけるキノコの出現傾向から温暖化指標キノコを探る」
中川湧太・中川貴博・小野菜津・長町龍臣・小島あかり(兵庫県立御影高等学校 環境科学部生物班)
OP-15 「メダカの保護を主とした篠山市立今田地域での環境学習」
浅田智広・大江 健(篠山市立今田小学校)
本日のフロアスタッフとあそぼうは『おひなさまづくり』でした。
朝から雪が降る中、大勢のお客様にご参加いただきました。
朝の深田公園です。一面の銀世界です。寒いー!
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まずはじめに、好きなおりがみをえらんで、おひなさま、おだいりさまを折ります。
とてもかんたんですよ!
おひなさまをみんなで折ります。上手に折れるかな? あとは台紙に自由に飾り付けをします。
みんなの一つだけのおひなさま、楽しく作ってぜひお家にかざってみてください。
完成しました〜★みなさんのおひなさまとってもステキです!
こちらのイベントは明日(12日)も明後日(13日)も午後3時から行います!
みなさまのご参加をこころよりお待ちしております。
フロアスタッフ にしぐち・おおもと
今朝のブログでご案内したうきうきワークショップ「チョコレートでつくるアンモナイト化石のレプリカ」ですが、さっそく第1回から超満員でした(^^)
▲定員いっぱいの15名の方が参加されました
▲ひとはく「メイド・カフェ」ではありませんよ(^^; エプロン姿は、当館フロアスタッフの寺尾さんです。
▲使うチョコは本格チョコレート専門店、神戸マキィズさんから分けていただきました。
※マキィズさんとは、これまでにも連携イベントを催しました。
去年のイベント http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_788/
▲チョコレートはデリケートです。しっかり温度も管理しながら・・・
▲とっても楽しそうですね。どんなレプリカが完成するのか(^^)
このイベント、10:30〜16:00 この時間内にいつお越しいただいても作ることができます。ぜひお越しください。
フロアスタッフのイベントはまだまだあります。今日もこのほかに、
11:00〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー「ボルネオジャングル体験ツアー」(フロアスタッフ)
14:30〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「画伯の日〜うさぎ」(フロアスタッフ)
など、いつも館内で頑張っているフロアスタッフのご紹介でした。
さあ、「曲竜類(よろい竜)の歯の化石」も展示中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(広報担当 生涯学習課長 平松紳一)
今日のひとはくは「博物館と幼稚園・保育園フォーラム」を開催いたしました。
本日のフォーラムのテーマは『博物館が幼稚園や保育園と仲良くするにはどうするの?』
幼稚園・保育園の先生や保護者、幼児教育に興味のある方々30名に集まっていただきました。
小舘企画調整室長の開会のあいさつ。昨日のサッカーアジアカップの試合に例えて、「ひとはくは、みなさんに長友選手のようなやわらかいパスをします。」と。
司会はフロアスタッフ美濃さんです。よどみない進行です。
☆八木主任研究員による、実践講座「園児が虫を持ってきたら?」。
「園児が虫を持ってきたら?」 → 「イヤな顔をしない。」
ゴキブリは家の中だけじゃなくって、外にもいて、コオロギと似たようなもんなんだって。だからそんなにイヤがらないで。
そして、私が飼っている、長寿記録のハチたちも友情出演。
☆FSリーダー笹山さんによる、ひとはくでも工夫
FSの業務の紹介をしました。将来は、みなさんの元へ出張イベントも???
今日の発表にいたるまでに、
(発表内容の打ち合わせ) (リハーサル)
☆ひとはくを利用してみて
いつもご利用ありがとうございます。
(北摂第一幼稚園 津田先生)(キッズポート保育園 高井先生)
ひとはくで学んだことをどう保育に入れていくかが課題だそうです。
同じ展示でも年齢別に感じること見たいところが違うんだね。
(みこころ幼稚園親子学級のみなさん)
毎年、虫とりのセミナーを受けに来てくれています。
親子で虫とりなんて、楽しい夏休みですね〜。
☆(キッズプラザ大阪での展示やワークショップの事例と工夫について プランナーの石川さん)
1日平均3種類、各2〜8回、申込不要・参加費無料のイベントをしてるんだって。こりゃ、行ってみないと!
今朝の三田の気温は、−4℃。寒っ。そんな寒さにも関わらず大勢の人が集まってくれました。
☆フリートーキング
参加した方からも、いろんな話を聞けました。
急に指名して、ごめんさいね;;;。
閉会です。もっと、話を聞きたかったけど、時間がなくて残念。
今日は幼児教育のプロから、年齢に応じたワークショップの必要性を教えていただきました。そして、出前や出張のニーズが多いことも分かりました。
ご参加ありがとうございました。
ひとはくは、展示だけでは、ありません。小さなお子様から大人まで楽しめるセミナーもありますよ。興味のある方はひとはくにお越しください。2月5日(土)より開館します☆
小林美樹(生涯学習課)
メンテナンス休館の間は暖房になっている部屋は限られているので,館内は日に日に寒くなっていく感じがします,建物自体が芯から冷えてるというか,熱容量ですねぇ.
で,中ではこんな事をしています.
展示に出していた昆虫標本の収納作業
展示特別企画[瀬戸内海vs日本海]で陳列していた標本を収蔵庫に戻しました.収蔵庫に持ち込む際には防黴防虫の処置を施す必要があり,収蔵庫の門前にあるディープフリーザに入れます.なんと-90℃.出した際に霜が降りる(梅雨時など[空気中にこんなに水が!]と驚くほど付きます)ので,フリーザーに入れる前にあらかじめ標本箱を厚いビニール袋にくるみます.で,数時間,普通は念のため一日入れて取り出します.常温に戻るのに1時間ほど.で,やっと袋を脱いで収蔵庫に御帰還です.昆虫標本の場合,標本箱単位で棚に戻せる場合もありますが,一点ごと[召集]された標本はそれぞれのふるさとへ[復員]です.
展示すると照明や温度変化による劣化は避けられませんし.慎重に作業しても低い確率で破損は生じます.展示は[見せるだけで減るもんやなし]と思われがちですが,標本管理上,展示はリスクにさらす事であり,ある意味,減るもん,なのです.
これから出す展示物の調整も進行中
[瀬戸内海vs日本海]で出していた3Dの機材を使いコンテンツを変更したり新作を追加したりして2月からミニ展示します.いちおうタイトルは[3D巨大甲虫出現!]
モニタが二台に増殖し,しかも一台は縦置きにして虫をさらに大きくしようという計画です.
横置きのほうは約70コマを12編のアニメに組み,それを6頁のHTMLを順繰りに表示して一周4分,縦置きのほうは22コマを3編,3頁で一周3分 … とチマチマ計算したり.朝夕のオンオフや継続中の節電モードの入り具合を試運転中です.
ぎっしり甲虫だらけなのでせっかく作った縦横のロゴはボツです.なのでここに貼って宣伝用にします.乞御期待.
ソレ用のモニタで見ないと意味のないロゴ
昆虫共生 沢田
猪名川町立楊津(ようしん)小学校で学校キャラバンが今日20日から始まりました!!昨日はその準備に出かけていましたので、その様子を紹介します。
2tトラック2台とひとはくのキャラバン号に積み込んで学校に向かいました。事前に、校長先生から地域の方々にお声かけしていただいていたので、沢山のお母さん方が集まってくださいました。ありがとうございました。 体育館には既にビニールシートが敷かれており、受入態勢はバッチリ。ここへ次々と展示品を運び込みます。ひとはくの研究員から貴重な標本を預かりました。
とても美しいモルフォ蝶の標本やトリケラトプスの頭などたくさん運び込みます。大きなモノは運送会社の方にもお手伝いいただきました。ありがとうございます。世界の珍しいカブトムシの標本もたくさんあります。
まるで小学校が博物館に変身したようになります。これが「学校キャラバン」のいいところなんです。ひとはくにある「ほんもの」が地域の学校に!!
今日は、楊津小学校のみんなは「化石のレプリカづくり」に挑戦してくれていると思います。22日の土曜日にはPTAの方々や一般の方々を対象にしたセミナーも開催を予定しています。楊津小学校区の方はもちろん、近くの方も是非楊津小に足をお運びください!!
情報管理課:八尾
さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。
みなさま、覚えておられますでしょうか?昨年秋に、ひとはくのミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」に登場したゾウの絵とハリボテゾウさんの旅はまだまだ続いております。
はじめて読む方は、下記ブログにて・・・
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/ その1
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_850/ その2(増井光子さんのメッセージ)http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_864/ その3(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_894/ その4(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_869/ その5(ゾウが描いたぞうイベント)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_906/ その6(ひとはくゾウの絵展おわったゾウhttp://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_954/ ゾウの絵 旅に出る。 今治編http://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_955/ ゾウの絵 旅に出る。 豊岡編
さあ、「ゾウの絵地方巡業りポート橿原編」の一席でございます。今回は奈良の橿原市昆虫館への旅。今治と豊岡にわかれておりました全作品が再び集結。なんと今度は虫さんたちと共演することに相成りました。
1月4日(火)から3月21日(月・祝)まで橿原市昆虫館 新館2階(一角)と本館にて「ゾウとムシの絵展」http://www.city.kashihara.nara.jp/insect/event.htmlと題しましての展示で、1月8日にはイベント「ゾウになって絵を描くぞう」に行ってきました。
内容はゾウの絵誕生の講談とゾウと虫になって絵を描こう。
来てくれたのは虫好き、ゾウ好きの子どもたち。けったいな和服姿のおっちゃんの話をちゃんと聞いてくれました。
ハリボテゾウさん一座も3回目、だいぶゾウらしくなってきました。足が2本多いのがヘンですが。
今回は特別に大谷研究員も河南堂ハチミツカメンとしてゾウ足での出演。
でも足はお遊びで、ちゃんとゾウなどの哺乳類と虫の構造や行動の違いをわかりやすく解説するコーナーを担当してもらいました。
寸劇では、ゾウの絵をはじめたロシア系アメリカ人コマール&メラミッド役に、昆虫館のスタッフやボランティアの方にも出演いただき、大ウケでした。
そしてみんな、ゾウになって絵を描きました。花やハート、丸、みんな大きなゾウさんになった気分でいい笑顔です。
さて、極めつけは虫のゾウ?ゾウムシさんたちにも絵を描いてもらうワークショップ!昆虫館の日比さんたちの指導ではじまりはじまりー!
クロカタゾウムシ、カブトムシ、ヒラタクワガタ、ヤエヤマオオゴキブリなどの虫のアーチストが子どもたちと絵を描きました。
いかがでしょうか?お絵かきのあとは、みんなで虫さんたちをきれいにゴシゴシ。虫さんたちも元気にカゴに戻りました。ご安心を。
最後はみんなで、虫さんたちの作品とハイポーズ! この虫の絵は、会期中、ゾウの絵とともに展示されますので、ぜひゾウさんの絵と比較してみてください。この日は奈良テレビや奈良新聞にも取材にきていただき大賑わいでありました。
ひとはくや今治、豊岡であー見逃したというよい子たち!いざ、橿原へ!さてさて、ゾウの絵の旅いったいどこまで続くやら・・・
ひとはく地域研究員 川東丈純
いつも、ひとはくブログを愛読してくださってるみなさま、
明けましておめでとうございます。
ひとはくは、本日から開館し、館内は大賑わいでした。
人と自然の会さんによる「ひとはくのお正月」では、たこ作りとたこあげ、こままわし、はねつき・お手玉、百人一首、ウサギの置物作り、羽子板・追羽根作りなどでお正月を楽しんでいただきました。
百人一首。高校生も真剣! お手玉。3つに挑戦!
大人気☆今年の干支「うさぎ」の置物作り。
今日のフロアスタッフとあそぼうは「動物すごろく」。
動物になりきって、その生態を学びながら楽しくすごろくをするイベントです。
動物の気分になれたかな?
兄弟ペアになって仲良く参加してくれたお客様も。
いや〜盛り上がりました!
博物館の横の深田公園は雪。ちょっと寒いけど、そんなん平気!元気にたこあげ。
たくさんイベントに参加してくれて、ありがとう〜。
ひとはくは、今日から10日(月・祝)まで休まず開館しております。
今年も、ひとはくをよろしくお願いします★⌒(@^-゜@)v ♪
小林美樹(生涯学習課)
18日(土)のフロアスタッフとあそぼうではクリスマス万華鏡をつくりました。
色々な万華鏡づくりは毎回人気があり たくさんのお客様に楽しんで
いただいてます。 《うれしいな〜》フロアスタッフのつぶやき(^O^)
紙コップに描いた絵に針で穴をあける音が部屋に響きます。
♪プチンプチンプチン〜♪ 《楽しくなるね〜 》
親子で参加されたお父さんも紙コップを何度も
のぞいて穴をあけた絵をチェックしています。
23日(木・祝)15:00〜の フロアスタッフとあそぼうでは「クリスマスカードづくり」を行います。
オリジナルの素敵なクリスマスカードを作ってみませんか?
みなさまのご参加お待ちしています。
フロアスタッフ おの まゆみ
ひとはくと協力協定を結んだ加東市において、小学校・中学校の自然や環境、生き物に関する研究・調査作品の優れたものに対して贈られる「加東市ノーベル大賞」の授賞式が行われました。
▲授賞式会場となる加東市滝野図書館 ▲授賞式会議場の入口
報道の方(?)も取材に来られていました。
▲会場内は緊張した雰囲気です。 ▲受賞する子どもたち(緊張している?)
この「加東市ノーベル大賞」授賞式は、今年度で第2回となります。
今年度の加東市ノーベル大賞は、 加東市立 社中学校1年 福田くんの「チョウによる自然度分析」でした。
また、最優秀賞は、 加東市立 社小学校 5年の上月さんの「アリの不思議な生態と知恵」が選ばれました。
▲加東市長から賞状を渡される福田くん
▲加東市長から賞状を渡される上月さん
そのほか、優秀賞4作品、審査委員賞4作品、入選49作品(代表者)に賞状が渡されました。
▲ 作品の講評をする、ひとはくの佐藤主任研究員
その後、それぞれの研究の発表が行われました。
2階ギャラリー(加東市滝野図書館)において、加東市「まちまるごとミュージアム」として、加東市ノーベル大賞、最優秀賞、優秀賞、審査委員賞、入選のそれぞれの作品が展示されています。
▲ 加東市ノーベル大賞を受賞した福田くん
▲研究作品の展示
また、ひとはくからは、生物多様性をテーマとしてモーレンカンプオオカブトやハンミョウの拡大模型や植物画などが展示されています。開催期間は12月18日(土)〜26日(日)です。ただし、20日(月)と23日(祝)は休館日です。
▲ ひとはくの展示も待っているよ
みなさん、見に来てくださいね。
「まちまるごとミュージアム」の展示の問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
12月4日に「ちーたんの館」がオープンした翌日、同じ敷地内の丹波市立やまなみホールで「恐竜・子ども夢フォーラム」が行われました。
これは、丹波市主催で丹波県民局とひとはくが共催で行いました。
パネルディスカッションは、国立科学博物館の真鍋真研究主幹、早稲田大学の平山廉教授といった国内を代表する研究者のほか、漫画家の所十三氏、恐竜造形作家の荒木一成氏、そしてひとはくの三枝春生主任研究員の5名で進められました。
▲壇上では真鍋氏がコーディネーターを務められて進行し、後半は子どもたちのたくさんの質問に答えていく形で進められました
▲子どもたちも真剣な眼差しで聞いていました
そして、引き続き「応援隊ゆるキャラ大集合!!」も行われ、「ちーたん」ほか兵庫県の「はばたん」、神河町の「カーミン」、県外からも京都府京田辺市の「キララちゃん」、京都府福山市の「ゴーヤ先生」、奈良県の「せんとくん」や本州四国連絡橋公団の「わたるくん」、遠くは九州・佐賀県から「唐ワンくん」も来てくれました。
▲「ちーたん」のほか各地から集まったゆるキャラたち
▲子どもたちもステージに上がっての記念撮影大会です
▲ホールの外では化石発掘体験会も行われており、次々と化石が見つかったとか(^^)
▲荒木氏の「恐竜フィギアの世界」も子どもたちでいっぱいに
▲ほかにも「缶バッチつくり」「石ころアート」など子どもたちのお楽しみイベントが繰り広げられました
▲さらに午後に行われた「サイエンスカフェ」は、真鍋氏、平山氏、三枝主任研究員のほか、林原の渡部研究員、モンゴル科学アカデミーのツォクトバートル研究員も参加して蒼々たるメンバーでの会となりました
▲みなさん話し上手でした。こんな豪華メンバーの話を直に聞けるチャンスはなかなかないですよね(^^)
いよいよ明日から第5次発掘調査が本格的に行われます。
今年の冬も丹波の恐竜化石から目が離せませんよ(^^)
そして、ひとはくでも「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件」を開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
11月14日(日)、私たち「人と自然の会」のメンバーは2010山陰海岸ジオパークフェスティバルに参加しました。
会場は但馬ドームで、兵庫県豊岡市日高町名色(神鍋スキー場の近く)にあります。
全天候型の運動広場の中に博物館の展示ブースが開設されました。
私達は博物館が開設した展示ブースの一角で、イベントをしました。
当日の出し物はダチョウの卵のペンダントと3種類のクラフト作品作りです。
博物館の「ひとはくブース」では「地震と液状化をためそう」「化石のレプリカを作ろう」「偏光シートで遊ぼう」などを出展していました。
骨だけになった牛を見ると、人間の食欲の大きさに驚かされました。
また、野外の広場では、「ひょうごの森のまつり2010」も同時に開催されていました。
森を守るための色々な活動展示や、イベントが開催されていました。
この季節、深田公園の紅葉は最高にきれいです(^^)
毎年、私はこの美しい深田公園を眺めるのを楽しみにしています。
さて、博物館の中はどんな様子かな?少しご紹介しましょう。
今日もたくさんの団体様が来てくださいました〜ひとはくも大にぎわい!!
子ども会の団体様に、特注デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」を上演しました。
117名のお客様は、みなさん真剣!!
旧小セミナー室では「とっても簡単!化石のレプリカづくり」のセミナーがありましたよ。
おゆまるを使って、簡単にアンモナイトができあがります。
西岡先生のお話は恐竜から昆虫までと幅広〜い!とっても楽しいですよ(^^)/
わからないことがあれば、なんでも聞いちゃおう!
今年もあとひと月ちょっと…わくわく楽しい博物館に、ぜひ、お越しくださいね。
ささやま ゆりこ(フロアスタッフ)
ちょっと前になりますが、11月14日にオープンセミナー「生物系収蔵庫ツアー」がありました。 これは、普段は見られない博物館の「秘宝」を見学できるセミナーです。
植物、昆虫、哺乳類・鳥類の3分野について、それぞれ研究員が標本の説明をおこないました。標本とはどういうものか、またその重要性について説明し、実際にどのように納められているかを見学していただきました。 ひとはくの収蔵庫には、動植物の名前をつけるために選ばれた、「ホロタイプ」と呼ばれる最も重要で、世界に1点しかない標本も納められています。
午後2回の開催で、52名の方が参加されました。子ども達には、きれいな昆虫が人気のようでした。
次回は来年3月13日(日)午後に行いますから、みなさん来てくださいね。
山本伸子(自然・環境評価研究部)
午前中はパソコンのメインテナンスをしました。
午後は何を体験したのか?
ひとはくに新しく寄贈していただいた図書や雑誌を登録する作業の下準備をしました。1冊1冊本を確かめながら、書名や著者名・発行元などをパソコンで入力します。使っているパソコンは午前中自分たちで手入れしたパソコンです。入力するエクセル表も自分たちで作成しました。中には入力のややこしい報告書などもあり、結構悪戦苦闘していましたが、時間いっぱいまでやりました。(ファイルの保存に失敗して、苦労が水の泡という経験もありましたが?!)
中学校ではソフトテニスと剣道部という体育会系の二人でしたが、私語もなく、黙々と集中して作業できました。(中学校の授業風景も見たいです!!)
「まさか博物館に、こんな仕事があるとは思わなかった」ような図書の整理の仕事の一端を体験しました。トライやる・ウィークならではの体験ですが、この根気のいる地道な作業が、研究員の調査研究を支える、大事な仕事だということを理解してくれたら、今日のトライやるは成功です。
明日からもまだまだ続きます。がんばってください
朝から好天に恵まれ、先週末の黄砂もほとんど影響がみられなくなり、ひとはくから見える紅葉も最高潮に達してきました。
ミニチュアモデルのような神戸電鉄
さて、今週ひとはくに来てくれたのは、篠山市立篠山中学校・丹南中学校から各1名ずつの男子です。朝のミーティングで職員の前で緊張のあいさつをしてくれました。宮本君は大山小学校時代に化石の発掘をして以来、博物館でトライやるがしたいと思っていました。常山君は、去年夏休みの自由課題研究でひとはくに来てから希望していました。
初日は情報管理課が担当します。午前中は研修用のパソコンのメンテナンス作業をします。
情報管理課:八尾
博物館の楽しみ方は、展示を見るだけではありません。
ひとはくには38名もの研究員がいます。専門的な知識をもっている研究員から直接話を聞くのも楽しいですよね(^^)
ひとはくのオープンセミナーは申込なしで参加できます。
今日は年に2回しかない「生物系収蔵庫ツアー」がありました。
▲人数が多かったのでグループに分かれて、収蔵庫の前で説明を受けています
▲いざ収蔵庫の中へ
次回は3月13日(日)です。覚えててくださいね(^^)
そして、13:30からは古谷裕主任研究員の「恐竜ラボ&展示解説」がありました。
公開中の「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」についても詳しい説明がありました。
▲古谷研究員から展示中の化石について、生物大量絶滅について詳しく聞いておられました
▲福井県立恐竜博物館に貸し出していた産状レプリカも戻り、全長6mの産状がご覧いただけます
こちらの「恐竜ラボ&展示解説」は今月いっぱいまでの日曜日開催です。
毎週末のオープンセミナー。ぜひ、「今週のひとはく」でチェックしてください。
→ http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
来週は、
20日(土)
13:30〜 顕微鏡で見る化石(古谷研究員)
21日(日)
13:00〜 いろいろなタネを観察しよう(石田研究員)
13:30〜 恐竜ラボ&展示解説(三枝研究員)
14:00〜 みどころズバリ!まるわかり!!ギャラリートーク
と盛りだくさんです。そして2日間とも「関西文化の日」で観覧料はいただきません!!
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」、「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件」、「ひとはくかわらばん全作品展」開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
11月16日(火)より始まった活動も今日は3日目となりました。
今日の体験は、生涯学習課の仕事です。
生涯学習課は、主に来館団体の対応や広報活動を担当している課です。
そこで、トライやるの4名には、セミナー室の点検と整備、特注セミナーの準備と補助、ブログの作成に取組んでもらいました。
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チリメンモンスターを探せ!!
*11月11日10:00 から、三田市立あかしや台小学校三年生の皆さんが、
遠藤先生のセミナーを受けにやってきました!
チリメンジャコの中に混じっている、いろいろな生き物を探し出し、観察するという内容でした。
児童の皆さんは、遠藤先生の話を熱心に、しっかりと聞いていました。
私たちも、チリメンモンスターという言葉をはじめて耳にしました。
児童の皆さんの中で、チリメンモンスターのことを知っている子がいたので、とても驚きました。
*実際にチリメンモンスターを探してみると、思った以上にたくさんの生き物がいました。
身近にあるチリメンジャコですが、真剣に目を向けることによって新しい発見が生まれました。
一般的にチリメンジャコと呼ばれるカタクチイワシのほかに、タコ、カニのこども、タイのなかま等、その他色々な生き物がありました。
スーパーなどで売られているチリメンジャコには、チリメンモンスターはほとんど入っていないそうです。
自宅でも見られるのかと思っていたのですが、そうではないようです。
しかし、反対に言うと、見つけた人はかなりラッキーということだと思います。
また、イベントがあるときに来たいと思います。
遠藤先生、ありがとうございました。
★有野中学校トライやる生 作田・柿本★
化石レプリカを作ろう!!
*11月11日1:00 賀茂小学校三年生の皆さんがやってきました!
セミナーの前に、私たちは準備とレプリカ作りをしました。
「おゆまる」という、熱湯に入れるとやわらかくなる物で作りました。
・おゆまるを約90℃の熱湯にいれる
・しばらくの間やわらかくなるまで待つ
・やわらかくなったら箸で取り出し、水にさらす
・色が異なる場合は混ぜる
・化石の型に押し込む(この際すばやく行動)
・押し込めたら水につけてしばらく冷やす
・固まって取り出したら完成!
*児童の皆さんは西岡先生の話をよく聞いて、みずから質問もしていました。
中には本物の化石を持っているという子もいました。
本物の大きな化石を前に、児童の皆さんは目を輝かせていました。
私たちも見たり触ったりして、何億年も前の物が保存されていることに感動しました。
このようなセミナーを通じて、化石に興味を持つ人が増えることを願っています。
*出来上がったレプリカを見て、児童の皆さんはとても喜んでいました。
おうちの人にも、見せてあげてほしいと思います。
私たちもやってみてとても面白かったので、まだやってみたことのない方は、ぜひ体験してみてください!
★有野中学校トライやる生 柿本・作田★
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チリメンモンスター
今日はあかしあ台小学校の館内見学がありました。
内容は「チリメンジャコの生物多様性」についてです。
まず最初は先生の話ですが先生の話はとても分かりやすく、
小学校の皆さんはしっかりと聞いていました。
話の後はチリメンジャコの中の「チリメン・モンスター」探しをしました。
小学校の皆さんは次々に見つかるイカやらタコやらを興味津々にを眺めていました♪(中には食べたいという子も)
「チリメン・モンスター」にはいろんな種類があって、
中にはタツノオトシゴやカニダマシ(名前からして騙されそうです)など大変ユニークな生き物もありました!
化石レプリカ作り
賀茂小学校の皆さんが来て、化石の見学やカラフルな化石のレプリカ作りをしました。
自分たちは賀茂小の人が来る前に、レプリカを作らせていただきました。
自分たち、北神戸の2人は「黒色と青緑色」「青色と黄色」の組み合わせです。
そんなことよりも!賀茂小の皆さんは元気がよくて、挨拶や返事がしっかりできていてすごかったです。
みんな、先生の話をよく聞き、自分の意見や質問もしていました。
化石が初めての子も、化石を持ってる子も、すごく楽しそうでした。
大体の人が成功して綺麗なレプリカを作っていました。
三葉虫やアンモナイトが、すごい時をこえて今自分たちのところに化石となってある、すごくロマンを感じます☆
明日でトライやるが終わります。悔いの残らないよう一生懸命がんばります。
神戸市立北神戸中学校 柳・中嶋
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いかがでしょうか?
トライやる3日目の活動をブログにまとめてもらいました。
(生涯学習課 西岡敬三)
11月7日(日)に「ひとはくフェスティバル2010」が開催されました。今回は、第15回目のフェスティバルで、生物多様性をテーマにしています。朝の天気はぐずつき気味でしたが、しだいに晴れ間がでてきて絶好の日和になりました。
ミュージアムワールドには38の様々な団体が来てくださいました。NPO法人 人と自然の会をはじめとする市民団体や、県立歴史博物館や県立ささやまの森公園などの県立施設のほか、九州国立博物館、キッズプラザ大阪、きしわだ自然資料館など、多くの他府県の博物館施設の職員・ボランティアグループの方々の出展によっていろいろなプログラムが催され、会場は親子で楽しむ姿でいっぱいでした。
まんぷく屋台には
芝生広場のステージでもいろんな催しが行われました。県立有馬高校の吹奏楽に始まり、三田祥雲館高校からは吹奏楽とチアリーディングが出てくださいました。
昨年に続き、ゆるキャラ登場。ひとはく博士のほか、はばタン、三田市のキッピー、丹波市のちーたん、加東市の加東伝の助くん、猪名川町のいなぼうが来てくれました。会場のあちこちで写真撮影大会が繰り広げられました。ゆるキャラは子どもに大人気でしたが、大人は子供と一緒の写真を撮るので大わらわです。
生きものかわらばんの表彰式を行いました。800点をこえる応募作品から、館長賞、三田記者クラブ賞、研究員賞が選ばれ、合計39人の児童生徒のみなさんに岩槻館長から表彰状が手渡されました。
最後の催しはタヨウ星人キューブ★パズルです。今年のひとはくは生物多様性大作戦!を展開中。その一環としてキューブに描かれたタヨウ星人をそろえるパズルをやりました。参加者は大きなキューブを引っくり返しながら絵を完成させ、観客の拍手喝さいを浴びました。
こうしてひとはくフェスティバル2010は21,033人のビジターを迎えて無事終了しました。来年もまた皆さまのお越しをお待ちしています。
高橋 晃(生涯学習推進室)
昨日に引き続き4人の中学生がトライやる・ウイークを体験しました。
午前中は、力仕事中心のメニュー。印刷用の用紙を運搬したり、図書室で図書の配架などの作業を中心に行いました。
午後は、一般の人は立ち入れない秘密のゾーン、「収蔵庫棟」を見て回りました。収蔵庫棟には名称のとおり、収蔵庫の他にも、研究員が研究している部屋・作業している部屋などさまざまな部屋があります。
ここは飼育実験室 研究員が自動カメラで撮影した写真をデータとして取り込み作業をされている様子や、海外の貴重な学会誌をデータとして整理する作業など、博物館の裏の顔を見せていただきました。
そして、次に生物系収蔵庫に入りました。
昆虫の標本や動物の標本、植物の標本などいっぱいいっぱい資料が収蔵されています。美しいモルフォ蝶の標本には歓声があがりました!! そして、植物標本の仕事をされていた山本研究員から、「いつ・どこで・だれが」が植物標本作りの最も大事なことだということなど、丁寧に教えていただきました。
ひとはくに見学に来ただけでは判らない博物館のうらの仕事も、今回はバッチリ知ることができました。
ひとはくでのトライやる・ウイーク 前半が終了しました。明日からは後半戦です。ちょっと寒い日が続きますが、体調を崩さないように最後まで頑張ってください。
ひとはくでは毎年兵庫県内の中学2年生のトライやる・ウイークを受け入れています。
今年もひとはくでは、今日から秋編が始まりました。 今回ひとはくで体験活動をしてくれるのは、神戸市立北神戸中学校の男子生徒2名と神戸市立有野中学校の女子生徒2名の計4名です。
まず初日は、情報管理課が担当となり、図書の整理作業を体験しました。
段ボールの本箱に書籍のタイトルを印字したシールを貼り付ける作業からですが、物差しで長さを測り貼り付ける位置を確認しながら、黙々と、正確に、熱心に集中して作業してくれました。
そこに雑誌を順番に入れ、バックヤードの本棚に整理しました。普通にひとはくを訪れた人は見ることのできない場所にありますが、トライやる・ウイークで体験する中学生は、こうしたひとはくの秘密の場所にも潜入できるんですよ!!
さてさて、明日もまたひとはくで引き続きトライやるです。疲れを出さないように、ゆっくり休んでください。
情報管理課:八尾
お天気に恵まれて、ひとはくフェスティバルは盛況です!
博物館の中は午後5時まで、まだたくさんのイベントを開催していますので、
お近くの方はせひ遊びにきてください☆
本日11月7日(日)は10時から17時まで「ひとはくフェスティバル」を
開催しています。(深田公園は16時まで)
みなさんに秋の1日を楽しんでもらえる体験型プログラムが盛りだくさんです!
ぜひご家族やお友だちと遊びに来てください☆
詳細はこちらから → http://hitohaku.jp/top/10event/pdf/2010FS.pdf
による吹奏楽やチアリーディングがあります!
ゆるキャラ撮影タイムでは、ひとはく博士の
お友だちが集まります!
まんぷく屋台にはたくさんのメニューがあります!
博物館内では体験型イベントがめじろおしです。
「ミュージアム・ワールド」をお楽しみください!!
※本日は、人と自然の博物館の無料開放日です。
今回は、いつも博物館のセミナーなどでお世話になっております清水文美さんと一緒に山梨大学付属病院に授業に行って参りました。そのときのレポートを清水さんが作成してくださりましたので、掲載いたします。いつもありがとうございます(感謝!)。・・・・・・・・・(みつはしより)
病院で長期間、病気と闘っている子どもたちに「自然の神秘」をほんの少しでも感じてもらえることができたら〜という試みがはじまっています。
院内学級というので 殺菌対策とか こちらの健康状態や服装とか・・・いろいろ考え、緊張しました。が、今回おじゃました山梨大学付属病院小児科病棟の院内学級はほぼ通常の子どもたちと同じような感じでした☆^∇゜) ニコ♪そしてみんなとなかよくお話しながら、三橋先生のプラスティック標本を使って「森からのおくりもの」を先生のお話とスライドを見ながら、『みんなと森へ 川へ出かけていくような時空』を共有してきました。
反省すべきことは、子どもたちの多くは点滴をつけていて、電源が必要なため教室内を自由に動きにくいということ。実際に自由にプラスチック標本をさわってもらおう〜と思っていたのが、車いすのために思うように動きづらかったようです〜。
そしてもうひとつ。これは院内学級ということではなく、それぞれの地域性の問題だと思いますが、三橋先生が子どもたちに「川の始まりはどこだろ?」と投げかけると子どもたちは「山の中」「森のなか〜」という具合に反応してくれましたが、「では川の終わりは?」というと「。。。」「川の終わりはおわり〜^^」という感じになりました。なるほど、子どもたちは「海」を知らないわけではないのですが、日常的に「海」を感じることがなかったようです。地域性は事前準備の一つとして不可欠でした。
これがきっかけとなって、少しずつ自然の不思議を感じてくれるような院内学級への協働、また学級の来れなかった子どもたちのために院内キャラバンへ〜とつながっていくようになれば 素敵だな〜と思いつつ岐路につきました。
今回も 博物館のネットワークにより多くの素敵な方々とめぐり会い、つながりができたので、この新しい試みもきっと成功するのではと期待しています♪山梨大学医学部小児科の犬飼岳史先生はじめ院内学級の長田先生がた多くのバックアップで大変貴重な経験をすることができました。
ありがとうございました!
詳細は山梨大学付属病院小児科のHPでも紹介されるそうです。
(清水文美)
「高校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
今回の授業テーマは「自然災害と日本の国立公園」の題で、講師は微古生物学、地質学、地域環境地球科学が専門の小林文夫主任研究員です。風光明媚な国立公園が、火山噴火や地殻変動など災害をもたらす活動によって形成されたというお話でした。
クラーク記念国際高校2年生のみなさんと、一般からの参加者3名で授業は実施されました。
▲日本には28の国立公園があります。そのすべてを写真で説明しております。小林先生は、すべての国立公園のエピソードを、45分間で一気に語りつくしました。
▲その主要景観要素は、火山地形関連、山岳・渓谷美、沈降海岸・多島海、その他の4つに分類されます。少し難しい話です。
▲歴史を紐解くと、国立公園では火山の噴火、地震、津波など自然災害が起こっているそうです。「島原たいへん、肥後めいわく」ってご存知ですか?
▲日本の国立公園はプレートの運動がつくった!! スケールの大きい話です。
この「高校連携セミナー」は下記日程で実施されます。
どのセミナーも定員に余裕がありますので、ご応募ください。
この学校連携セミナーの今後の予定は以下のとおりです。興味のある方は、三田市まで行かなくても受講できるひとはくのセミナーを是非ご活用ください。
セミナー問合せ:生涯学習課 079−559−2002
11/ 9(火) 芦屋のまちづくり *講義 藤本真里 研究員
11/16(火) 六甲山のホタル *講義 八木剛主任研究員
1/11(火) 植物の冬越し ※講義と観察 藤井俊夫 主任研究員
1/18(火) 芦屋川と野鳥のくらし ※講義と観察 遠藤菜緒子 研究員
詳細はHPで → http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
日本の国立公園に興味のある方はこちらをどうぞ
→ http://www.env.go.jp/park/
山陰海岸国立公園はこの度「山陰海岸ジオパーク」として世界ジオパークに認定されました。山陰海岸ジオパークの情報はこちらをどうぞ
→ http://sanin-geo.jp/
(生涯学習課 西岡敬三)
さてさて、またもや 謎の講談師河南堂珍元斎でございます。
さあ、今度は「ゾウの絵地方巡業りポート豊岡編」の一席でございます。
ひとはくから旅だったゾウさんたちの絵のその後のリポートで、今治タオル美術館の10点の残り33点は横浜ズーラシアの増井園長のもうひとつの勤務地だった豊岡市のコウノトリ文化館にて現在展示中でございます。
豊岡市ではちょうどコウノトリ国際会議を開催しておりまして、その関連展示として「ゾウのエココロ展〜増井さんが愛した生きものたち〜」と題してゾウの絵を展示していただいております。
http://www3.city.toyooka.lg.jp/kounotori/index.htm
10月30日、コウノトリ国際会議にあわせて、豊岡へゾウさんたちの絵に会いにいってきました。
ゾウさんの絵のメイン展示はコウノトリ文化館ですが、サテライトで豊岡市総合体育館の豊岡市美術展でもやっています。同じ星に住む生き物、ヒトの絵との共演です。
さて、コウノトリとの共演はコウノトリ文化館です。郷公園のオープンケージには、ちょうど餌やりの時間でたくさんのコウノトリが郷公園に飛んできていました。
それに国際会議にあわせコウノトリが飛んでいった倉敷市や西予市のコウノトリの応援団の方々も飛んで?こられていました。
文化館でのゾウの絵展示はちょっと和風の空間にあり、とてもあたたかい展示になっていました。コウノトリとゾウの絵。どちらも増井さんが手がけたモノ同志がゆかりの地豊岡に集まりました。廊下の角からひょっこり「あっ、来たの!」と笑顔で増井さんが現れそうな感じで、やっぱり増井さんに見てほしかったなあ…
増井さんの業績紹介パネルにあった「願うこと、願い続けること、投げ出さないこと」という増井さんのメッセージが印象に残りました。
また、コウノトリの郷公園開園時からお付き合いいただき、珍元斎のグッズづくりの良きライバルだった研究部長池田啓さんにもお別れをしてきた、ちょっとさびしい旅でありました。
ゾウのエココロ展は11月7日まで。但馬の方々、ぜひ見てくださーい!
ひとはく地域研究員 川東丈純
追伸 増井さんの思いとともにゾウの絵の旅はまだまだ続きます。新年は奈良県橿原へ!
さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。
ミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」は好評のうちに終わりましたが、ゾウの絵の旅はまだまだ続いております。はじめて読む方は、下記ブログをご覧ください。
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/ その1
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_850/ その2(増井光子さんのメッセージ)http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_864/ その3(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_894/ その4(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_869/ その5(ゾウが描いたぞうイベント)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_906/ その6(ひとはくゾウの絵展おわったゾウ)
さあ、「ゾウの絵地方巡業りポート今治編」の一席でございます。
ひとはくから旅だったゾウさんたちの絵のその後でございます。10点は今治タオル美術館、残りは横浜ズーラシアの増井園長のもうひとつの勤務地だった豊岡市のコウノトリ文化館にて現在展示中でございます。
タオル美術館はゾウのぬいぐるみを借りたのがご縁で、タオル美術館が10周年とのことで、シュリーの作品「10」を中心に1作品が展示中です。
10月11日には、ゾウ講談とゾウになって絵を描くぞう!のイベントをしに行ってきました。今回はタオル美術館スタッフにより今回のために結成された頑固亭一座と河南堂一座の夢?の共演です。
立派なホールでハリボテゾウさんも緊張気味でしたが、名曲「ゾウさん」のリズムに乗ってさっそうと登場。
ハリボテゾウさんは河南堂摩訶背奈斎と写楽斎そして小学5年生の頑固亭小うのみ君。暑いホールの中で6本足のゾウさんは奮闘。胴体はもちろん今治タオルだゾウ!
ハリボテゾウさんもズーラシアのゾウさんたちに負けず回数をこなす度にうまくなってきました。今治でもゾウ使い役の夏耶斎の巧みな誘導で上手に絵を描きました。
珍元斎は外人役の頑固亭うのみさんと頑固亭いろめさんのロシア人アーチスト、コマール&メラミッド役の熱演に圧倒されっぱなし…
最後は参加者がゾウになって絵を描きました。みんな上手だぞう!
タオル美術館10周年ミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・」は11月9日まで。愛媛在住の方はぜひご覧ください!
http://www.ichihiro.co.jp/art/kikaku/1010/index.html
ひとはく地域研究員 川東丈純
10月中のひとはくblogの記事数がすごい数になりました。ひとはくファンの多くの方々に閲覧していただいたことや、中旬から月末まで名古屋で開催されたCOP10情報やオープンセミナーなどのイベント情報も満載でした。
上のカレンダーの赤い四角の日にはblogは書かれていませんが、それ以外はばっちり書かれていて、トータルで83件。1日平均3記事以上!!
これからも、みなさま方に読んでいただける記事を満載していきたいと思います。
どうぞ、毎日、1日に何度も見に来てください!!
博物館の楽しみ方といえば、展示を見るだけでなく、専門的な知識をもっている学芸員の方から直接話を聞くのも楽しいですよね(^^)
ひとはくには38名もの研究員が日夜研究を行っています。そして、週末を中心に来館者の方が申込なしで参加できるオープンセミナーも、たくさん実施しています。
今日は3つものオープンセミナーがあり、お客様は迷われたのではなかったでしょうか(^^;
■沢田佳久研究員による「とびだせ!立体写真」は10:30からと13:00からの2回行われました。
▲子どもたちもメガネを通して見える立体の世界を楽しんでいました(^^)
■古谷裕主任研究員の「恐竜ラボ&展示解説」は13:30から「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」展示会場から出発しました。
▲化石好きの子どもたちは古谷研究員の後ろをゾロゾロと・・・最後は「ひとはく恐竜ラボ」まで
■小舘誓治研究員の「ちょっと観察!この植物[秋の植物]」も13:30からハンディ顕微鏡と大型モニターを使って行われました。
▲楽しそうな小舘研究員の顔ですね(^^)お客様に植物の不思議な世界を堪能していただきました
いかがですか?昆虫あり化石あり植物あり!!博物館ならではの風景ですよね。私もよその博物館に行ったときは、できるだけそこの学芸員の方の説明を聞くようにしています。なんか「見学した!」って実感がわきますよね(^^)
週末はぜひ、「今週のひとはく」でチェックしてください。
→ http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
来週は、3日(祝・水)に、10:30から「立版古(たてばんこ)を作ろう」(赤澤宏樹研究員)があります。お楽しみに(^^)
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」、「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件」、「ひとはくかわらばん全作品展」開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
今日の15時からは、土曜・日曜・祝日だけの「フロアスタッフと遊ぼう」で、「テトラポッド・クラフト」がありました。
15時前からお客様が集まられて、すぐに定員に達してしまいました。
▲スタッフが手順を追って説明します
▲実物大のテトラポッドの前で・・・
▲ちょっと難しいかな?
▲スタッフが丁寧にお手伝いします。安心してご参加ください
この「テトラポッド・クラフト」明日もあります。ぜひ、ご参加ください。(お早めにお越しください(^^;)
■週末情報はこちら → http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_945/
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」、
「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件」「ひとはくかわらばん全作品展」も開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは38名の研究員がたくさんのセミナーを開催していますが、個人で申し込むセミナーのほかに、来館される団体様向けに行う特注セミナー、来館者の方が申込なしで参加できるオープンセミナーも、たくさんあります。
今日は古谷裕主任研究員の団体向け特注セミナー「丹波の地層と化石」がありました。
講義の後、実体顕微鏡を使って放散虫化石を観察しました。
▲まずはじっくりと講義を聞いていただきます
▲みなさん熱心に観察されていました。
特注セミナーについては、ホームページか「ひとはく手帖」をご覧いただくか、生涯学習課までお気軽にお問い合わせください。(tel:079-559-2002)
また、今日は高橋晃研究部長のオープンセミナー「落ち葉を集めて絵をかこう」もありました。秋らしいプログラムですよね。
▲すぐに定員いっぱいになりました(^^)親子での参加が多かったようです
▲楽しそうな絵ですね。いい思い出になるのでは?
明日もありますよ!!
明日31日(日)の研究員によるオープンセミナーは、なんと3つもあります。
■10:30〜と13:00〜 とびだせ!立体写真(沢田佳久研究員)
■13:30〜 恐竜ラボ&展示解説(古谷裕主任研究員)
■13:30〜 ちょっと観察!この植物[秋の植物](小舘誓治研究員)
いずれも申込不要です。ぜひ、ご参加ください(^^)
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」、
「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件」「ひとはくかわらばん全作品展」も開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
「高校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
今回は去る10月13日(水)にキリンビアパーク神戸にあるビオトープで実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「ビオトープ池を調べる(全3回)」の第3回目で、講師は魚類生態学、水域生態学が専門の田中哲夫主任研究員です。
今回の授業のテーマは、絶滅の恐れのあるカワバタモロコという魚の調査について、その理論を学ぶとともに、ビオトープで実際に調査を体験します。前回の授業(10/6)では、カワバタモロコのひれに印を入れ、ビオトープに放しましたが、この授業では、再びカワバタモロコを捕まえて、ひれに印の入った個体の数を記録します。
▲ 前回の調査(10/6)同様、エサを仕組んだかごを沈め、カワバタモロコを捕まえます。何匹くらい捕まるかな?
▲ 麻酔をかけて、一匹づつ体長を測定します。ひれが切られているかどうかを確認します。切られている魚は、前回捕まった魚です。運が悪い魚ですね。
▲ このビオトープには、カワバタモロコ以外にも生き物がいます。こんな大きなドンコがかごに入っていました。
今回の調査結果から、過去10数年で最もカワバタモロコの数が多いようです。これも夏が暑かったせいでしょうか!? この先は、三田祥雲館高等学校の生徒のみなさんが考察します。調査結果は12月1日(水)人と自然の博物館で発表する予定です。
このような学校連携セミナーは今後も開催されます。興味のある方は、気軽にご参加ください。詳細は下記ホームページでご確認ください。セミナーによっては締め切りを過ぎていても申込可能ですので、お問い合わせください。
また、ビオトープについて興味のある方もお問い合わせください。
セミナー情報 → http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
セミナー問合せ:生涯学習課セミナー係 079−559−2003
(生涯学習課 西岡敬三)
「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
今回は去10月19日(火)クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパスで実施された授業の様子を紹介します。授業のテーマは「植物観察入門」で、講師は植物生態学、保全生態学が専門の藤井俊夫主任研究員です。
今回の授業では、植物の観察をするときの留意点について、実際にフィールドで使う道具を見ながらその使い方等について学ぶとともに、葉の形や枝のつき方、匂い、手触り、味など五感を使った植物観察の基本を学びました。
実物の葉っぱの標本に、触ったり匂いを嗅いだりしながらの講義でしたが、残念ながら時間の関係で実際に植物を観察することはできませんでしたが、この講義を聞いた人ならば、野外で本格的な観察ができるなと感じました。
そのようなこともあって、何と一般参加者が6名をいらっしゃいました。遠くは豊岡市からお越しでした!!
▲ 本日の講師は、学校連携セミナー初登場の藤井俊夫先生です。
▲ 植物は五感で観察するそうです。におい、味、手触り、花や果実の色、葉が風でこすれる音や果実のはじける音を観察するそうです。藤井先生はトリカブト(有毒)も味見するそうです!毒は大丈夫でしょうか?
▲ 今日の標本はにおいのする植物です。標本はゲッケイジュ(月桂樹)とサンショウ(山椒)です。月桂樹はリナロール、山椒はサンショオールとうい物質の臭いだそうです。
▲ ヒイラギは、若い個体の葉はとげとげがあるが、成熟した個体の葉はとげとげがありません不思議です。藤井先生によれば、植物も年をとれば丸くなるそうです。というのは冗談で、とげとげはシカよけだそうです。本当かな? 花は葉が変化したもの?勉強になります。
この学校連携セミナーの今後の予定は以下のとおりです。興味のある方は、三田市まで行かなくても受講できるひとはくのセミナーを是非ご活用ください。
セミナー問合せ:生涯学習課 079−559−2002
11/ 2(火) 自然災害と日本の国立公園 *講義 小林文夫 主任研究員
11/ 9(火) 芦屋のまちづくり *講義 藤本真里 研究員
11/16(火) 六甲山のホタル *講義 八木剛主任研究員
1/11(火) 植物の冬越し ※講義と観察 藤井俊夫 主任研究員
1/18(火) 芦屋川と野鳥のくらし ※講義と観察 遠藤菜緒子 研究員
詳細はHPで → http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
(生涯学習課 西岡敬三)
生物多様性第10回締約国会議(COP10)では、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップが公式に発足される予定です。
日本人は古くから里山を利活用しながら自然と向き合い、生物多様性も守ってきました。
それが今、里山から得られていた燃料、肥料などが、化石燃料、工業製品などに取って代わり、里山が放置され、生物多様性も危機状態となり、さらには、シカ、サル、イノシシや今年、特に世間を騒がせているクマなどの野生動物と人との軋轢が問題になっているのですね。
服部保研究部長は、日本でも里地里山研究の第一人者です。
小学校5年生の子どもたちに、「ももたろう」「かちかちやま」などの昔話に出てくる「しば」「まき」の話から里山についてわかりやすく、映像や実物を示しながらの説明です。
▲「しば」「まき」の実物を示しながらの説明です
▲子どもたちも真剣にメモを取りながら話を聞いていました
▲最後はホール横の「ひとはくの森」ここは里山と里山放置林を比較しながら見学することが出来ます。今日は人数も多く、外からだけの見学でしたが、明るさの違いや地面の様子などわかりやすく見ることが出来ます
ひとはくでは団体向けに特注セミナーを多く実施しています。
※ひとはく手帖p.14〜p.17にタイトルを紹介しています。
WEBはこちら → http://hitohaku.jp/education/10techou/10techou_all_page.pdf
また、展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を見学する前に30分ほどお話しする「ひとはく博士のいきものトーク」も実施しています。詳しくは、生涯学習課(079-559-2002)までお問い合わせください。
ひとはくでは今、「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」、「ひとはくかわらばん」応募作品全818点など展示中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
名古屋でのCOP10始まりましたね。今日からは「ひとはく研究員と歩くCOP10ちょっと見学ツアー」も始まっているはずです。今夜あたりブログにあがっているかもしれませんね(^^)
今日のひとはくもたくさんの学校団体にお越しいただいています。
▲深田公園では昼食の後も楽しく遊んでいるようですね(^^)
そして、ホロンピアホールでは、ひとはく博士によるいきものトークもありました。
今日の博士は、動物行動生態学、とくに鳥が専門の遠藤奈緒子研究員です。
▲鳥の話を切り口に、生物多様性について子どもたちにわかりやすく解説していました
このセミナー「ひとはく博士のいきものトーク」は、展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を見学する前に30分程度のお話です。詳しくは生涯学習課(079-559-2002)までお問い合わせください。
ひとはくでは、このほか「化石大集合2010ー過去に起こった生物大量絶滅事件」や「いきものかわらばん」全作品818点を展示公開中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」、「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件」と2つの企画展を行っています。今日は13:30〜14:30で、その2つの展示を研究員による解説付きで見ることができました。
まず、13:30から松原尚志主任研究員による「恐竜ラボ&展示解説」
▲「化石大集合2010」ではめずらしい化石が大集合!詳しく説明を聞くとよくわかります
▲もちろん丹波の恐竜化石についても詳しい説明がありました
そして、14:00からは北村俊平研究員による「みどころズバリ!まるわかり!!ギャラリートーク」
▲今回の特別企画展は、大きな標本がズラリ!!それを順に説明していきました
▲瀬戸内海と日本海、ひょうごの2つの海について、北村研究員のわかりやすい説明が続きます・・・
「恐竜ラボ&展示解説」は11月28日までの毎週日曜日13:30から開催しています。
次回のギャラリートークは11月21日(日)です。
ということは、11月21日に御来館いただくと、同じパターンで2つの展示を解説付きで見ることができます。
おまけに11月21日は「関西文化の日」で観覧料は無料!!ぜひ、チェックしておいてくださいね(^^)
ひとはくでは今、「いきものかわらばん」全作品818点を展示中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
今日はとっても良い天気!秋は行楽のシーズンですね。
みなさんも山に出かけて、キノコ狩りに出かけられる方もあるでしょうね。
今日は4階、ひとはくサロンで秋山弘之主任研究員のオープンセミナー「秋のキノコをみてみよう」がありました。
▲どれも博物館のある深田公園周辺でとれたとか・・・
▲おいしそうですね(^^)
▲キノコのにおいに引き寄せられて??
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」と「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」を開催中です。
さらに、「ひとはくかわらばん」応募作品全818点も展示公開中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
連休の最終日(10/11)には、好評の「チリメンモンスターをさがそう」の第4回目のワークショップを開催しました。このイベントは、展示特別企画「ひょうごの生物多様性〜日本海VS瀬戸内海〜」と関連したもので、身近な素材で、しかも多くの人が、海の生物多様性を実感していただくプログラムです。このプログラムは、発案者であるきしわだ自然資料館および友の会の方の全面協力で実施しております。きしわだのみなさん、いつもありがとうございます。ぜひ、チリメンモンスターに関心をもったかたは、本家「きしわだ自然資料館」にも足を運んでください(標本たっぷり、イベントなど盛りだくさんです!)。さらに、ひとはく側からも「人と自然の会」のみなさんが協力下さりました。感謝です。
さて、おかげさまで、今回のイベントも満員御礼となりました。約150名の方が参加下さりました。
この日は暑かったこともあって、参加者の熱気が加わり、部屋中、ちりめんじゃこのにおいが充満していました。不思議なもので、「この部屋、ちりめんくさい」といった不満などなく、みなさん、熱心にチリメンから「混じり物」であるモンスターを拾いあつめています。おかげさまで、たくさんの種類をみつけることができました。
こうして集めた「チリメンモンスター」は、新たに展示スペースに飾られます。
まずは、遠藤研究員によるチリメンモンスターの解説です(チリモンのリーダーです!)。説明をうけたあとに、季節に合わせた「旬のチリメン」から、モンスターをさがして行きます。今回のチリメンは、この9月に淡路島で採れたものです。ですから、次も参加すると別のチリメンモンスターが見つかるかも知れませんよ!ぜひ、お越しください(次回以降の予定は11/7、12/12です)。
集めたチリメンモンスターは、こんな感じで顕微鏡とモニターをつなげて、じっくり鑑定できるようにしています。これなら、みんなで観察することができるわけです。それに、写真を撮ることもできます。
きしわだ自然友の会の渡辺さんが、熱のこもった解説をして下さっています。こうすれば、みんなの識別能力がどんどん向上します。記録も残るので一石二鳥。
今回は、約30種類近いチリモンを集めることができました。こうして撮影した中から、すこし変わったものを写真でいくつか紹介したいと思います。
これは、ヘイケゲニ類のゾエアとカニダマシのゾエアです。剣刀で戦ってみたいですね。
カニダマシのほうは、おしりの突起が2本に分かれているのが特徴です。
これは、ホウボウです。頭のまわりがトゲトゲなのが特徴のようです。
写真はひっくりかえってますが、サワラ?でしょうか。大きな口と歯がとても特徴的です。
こちらは、ウミノミの仲間です。詳しい名前は分かりません。ウミノミ類ですが、甲殻類の端脚目に属する種類です。たくさん種類があって、名前をつけるのは、かなり大変です。
こちらは、ウオジラミの仲間です。ちょっと珍しいとのことで、きしわだチームの方には喜んで頂けました。カイアシの仲間になります。
こちらで最後です。これは「ヤムシ」でして、なかなか何の仲間かは言いにくいものです。
毛顎動物門に属する種類です。この種類は、結構たくさん混じっていました。
あまりなじみのない種類から、よく知っている種類まで、チリメンのなかは、まさに生物多様性の世界です。いろんなチリメンモンスターをみたい方は、ぜひ、当館の企画展もごらんください。
下の写真のように、樹脂封入されたキューブにそれぞれチリモンを入れて、手にとって見ることができます。
(みつはしひろむね)
3連休最終日!朝からいい天気ですね。
▲秋空に秋らしい雲・・・今日ご来館の小学校も青空の下でお弁当を広げていました
ひとはくでは今日も楽しいイベントやってます(^^)
9日(土)から展示が始まった「いきものかわらばん」
3階展示室中に、みなさまからご応募いただいた全作品を展示しています。
今日のうきうきワークショップは、「とっても簡単!化石のレプリカづくり」です。開館からたくさんのお客様で賑わっています。
1日中、いつでも楽しく、かんたんに化石のレプリカが作れます。そして、何よりカラフルできれいですよ。
▲「明日もつくりたい」って?ごめんね、明日は休館日です(^^;
午後もまだまだ、ありますよ。
13:30〜・15:30〜 チリメンモンスターをさがそう!(きしわだ自然友の会共催)
14:30〜 デジタル紙芝居「タヨウ星人スナ・メリメリの冒険」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「生物多様性クイズ大会」(フロアスタッフ)
ひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
今回は去る9月29日(水)と10月6日(水)に、博物館、キリンビアパーク神戸にあるビオトープで実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「ビオトープ池を調べる(全3回)」の第1、2回目で、講師は魚類生態学、水域生態学が専門の田中哲夫主任研究員です。
今回の授業のテーマは、絶滅の恐れのあるカワバタモロコという魚の調査について、その理論を学ぶとともに、ビオトープで実際に調査を体験します。この調査は10年以上実施されており、希少生物の生態や保全を考える上で、貴重なデータとなります。また、環境保全に関する取り組みの一端を体験することができる内容です。
▲ 第1回目(9/29)の授業の様子です。講師の田中先生より、調査の原理について説明がありました。理論はむずかしいかもしれませんが、調査は比較的簡単です。
▲ 第2回目(10/6)の授業の様子です。この日は晴天、絶好の調査日和でした。本日の調査内容の説明です。指導いただいた先生は、田中先生、佐藤先生、キリンビアパークから永吉先生が参加されました。
▲ 調査中その1 池にかごを沈め、カワバタモロコを捕まえます。エサに引き寄せられ、魚が集まってきます。
▲ 調査中その2 捕獲したカワバタモロコをバケツに移し、麻酔で眠らせます。眠ったところで体長を測定し、記録していきます。なんと全部で700匹を超えていました。
▲ 調査中その3 測定したカワバタモロコのひれをハサミでちょきん!! 個体数を調べるための目印です。
▲ 麻酔から醒めたカワバタモロコは、ビオトープに戻します。来週再び採集します。
田中主任研究員の担当するセミナーには、このビオトープを活用したプログラムがあります。ビオトープに興味のある方は、一度博物館までお問い合わせください。
セミナー問合せ:生涯学習課 079−559−2002
(生涯学習課 西岡敬三)
あの暑かった8月から今日まで開催しておりました、ミニ企画展 いきもの多様"製"絵画展「ゾウが描いたぞう・・・・」 が今日で終了しました。
その間約2ヶ月、大変多くの方にご観覧いただき、感想文集も4冊にもなりました。本当にありがとうございました。チャメリーやシュリーも喜んでくれるに違いありません。
閉館後に、次の展示会場への旅立ちの準備をするため、2種類に仕分けしながら撤収しました。
次の展示予定は、お世話になった今治市の「タオル美術館」で10月11日から一ヶ月間。そして、豊岡市の「コウノトリ文化館」にて10月の末頃から一ヶ月それぞれ展示されます。今回見逃された方は、ぜひ足をお運びください。
情報管理課:八尾
10月4日の深夜。インターネットの新着情報を収集しながら待ちました。
山陰海岸ジオパークが、世界ジオパークネットワークへの加盟認定された直後に、blog記事を掲載しました。
そして今日、トップページの画像にそのメッセージを掲載しました。
ひとはくのトップページの画像は、何種類かが一定の間隔で切り替わりますが、その中に一枚上のようなメッセージ入りの画像が表示されます。まだ見ていない人は、是非見つけてください。
また今後、ひとはくのホームページ上でも、ジオパークに関連する情報等を随時掲載する予定ですのでお楽しみに!!
情報管理課:八尾
先週10月2日の夜に、須磨海岸にてウミホタルの観察をおこないました。
約40名の方が夜遅くまで参加くださり、ありがとうございました。
おもに、水質が比較的良好な砂浜の浅場に生息しています。餌は、動物の遺骸などです。魚の死体などがあると、ワラワラと寄ってきます。
採集はこんな感じです。身近な材料をつかって、トラップをつくります。
プラスチック製の水筒に穴をあけて、中には「お茶パック」の袋に砂を詰めて輪ゴムでとめて投入します。そして、牛乳パックでつくった「仕掛け巻き」にひもを取り付けます。この仕掛け巻きは、結構重要なもので、水筒とひもを結ぶときに、ひもの先端に輪をつくっておいて、そのなかを仕掛けごと通すと、固結びしなくても済みます。それと、もし、仕掛けごと海に流されても、仕掛けが浮くので、発見しやすいです(今回の観察では3名がロスト)。
餌は、魚のアラや豚のレバー、魚肉ソーセージ、カニカマボコなど動物性のものなら、なんでも寄ってきます。
さて、およそ30分間つけておいたところ、参加者のうち数名をのぞいて、ほとんど全員が採ることができました。そのあと、2投目で全員がウミホタルを採集することができました。さすがに、ブルーのきれいな光が観察できると、各地で歓声が!!小さいながらも、結構明るい光に、みなさん感激でした。100匹近く採った人もいたほどで、大漁でした。
生き物相手のイベントで、しかもターゲットを1種にしぼり、夜の開催で、何にも採れないと、悲惨なんですが、ほっと一安心です。
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このときの様子は、イベントをお手伝いくださった水辺のフィールドミュージアム研究会さんのブログにもビデオで紹介されています。Kさん、Iくんありがとう!
http://ameblo.jp/mizubefmk/entry-10666981179.html
(みつはしひろむね)
今日は午後から雨模様・・・
▲ひとはくに巣を作っているツバメも、雨の中をえさ取りに出かけた親鳥の帰りを待っているのでしょうか?
それでも「君も発掘体験!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」に大勢の方が参加されました。
▲こどもたちの目は真剣そのもの!!見つけるまでは帰れない!!って感じでしたね(^^)
▲石を割ったあと、しっかりと観察することがポイントです。このお二人は次々と発見してくれました(^^)
この発掘体験、次は11月7日(日)です。この日は「ひとはくフェスティバル」です。観覧料は無料!!
館内外でワークショップや屋台や屋外ステージなど様々なイベントが盛りだくさんの日です。ぜひ、お越しください。
※チラシはこちらから → http://hitohaku.jp/top/10event/pdf/2010FS.pdf
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
これにちなんだ「いきものかわらばん」も800点を超える応募があり、10月9日(土)から館内で展示されます。(担当者は「場所がな〜い!!」と青ざめていますが・・・)
いきもの多様"製"絵画展「ゾウが描いたぞう・・・」は、とうとう火曜日、水曜日の2日間だけとなってしまいました。こちらもお見逃しなく!!
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
稲美町天満小学校3年生のみなさんです。
(昨年の様子〜明石市立朝霧小学校3年生〜はこちらhttp://hitohaku.jp/blog/2009/09/100/)
みんな、マイあみを持っています。
虫取りをする、深田公園へ移動します。
虫取りの前から、やる気満々です。
待ちきれず、途中で早速バッタをつかまえる子どもも。
今日はとてもいい天気です。犬も飼い主さんとフリスビーで遊んでいます。
まず始めに、あみの使い方。
虫とり名人の八木主任研究員が見本にあみをふって見せると
「おぉ〜っと」歓声が沸きました。かっこいい〜〜。
確かに。あみをふるスピードが早すぎる!
こうなるまでは、修行が必要です。
って、深田公園だと100人いてもバラバラになると広〜々〜です。
トンボのなかま、バッタのなかまなど、なかまどうしを集め、ならべます。
全部で30種類の虫が見つかりました。
世界には、まだまだ名前がついてない昆虫がたくさんいるんだって。
今度は、八木主主任研究員も知らない昆虫を見つけてね。
最後に虫とり名人へ質問タイム。
「アメンボは空を飛ぶ?」「アリは翅がある?」などなどのたくさんの質問が。時間がなくて、全部質問してもらえなくて、ごめんなさいね。
オサムシがペンネームの由来である、鉄腕アトムで有名な漫画家 手塚 治虫さんの話が出たけど、小学生のみなさん、知らないんだって・・・。そっか。
昆虫のことをもっと知りたくなった?
それなら、是非ひとはくセミナーを受けてみてね。
魅力的なセミナーがいっぱいです!http://hitohaku.jp/education/main.html
小林美樹(生涯学習課)
ひとはくオリジナルの大きなスクリーンで動く、フロアスタッフ手作りのデジタル紙芝居。
10/1(金)〜、新作デジタル紙芝居『タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険』を上映いたします。
「生物多様性」という言葉を聞いたことがありますか?
難しい言葉ですが、簡単にいうと「色々な種類の生き物がつながりあって生きている」ということです。
このお話は、ひとはくの生物多様性のキャラクター「タヨウ星人」のスナ・メリメリが主人公です。
宇宙船でタヨウ星から地球にやってきたメリメリは、タヨウ星へ帰るための宇宙船のカギを失くしてしまいます。カギは無事、見つかるのでしょうか?
カギ探しをしながら森や海の生き物たちと出会い、メリメリは生き物どうしのつながりを
見つけていきます。
どんな“つながり”があるのか、ぜひデジタル紙芝居をご覧くださいね。
デジタル紙芝居は毎日上映しております!
新作デジタル紙芝居
タイトル :『タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険』
上映期間 :10/1(金)〜10/31(日)予定(月曜日休館・月曜日が祝日の時は翌日が休館)
上映時間 :平日 15:00〜15:15 / 土日祝11:00〜11:15 ・14:30〜14:45
上映場所 :3階アースシアター
(フロアスタッフ 松田)
人と自然の会(里山クラブ)では、今後深田公園の林内の一角で下草刈りや間伐などの整備を行うこととし、まずその準備として橋本先生のご指導の下、毎木調査を行いました。
林内の斜面を10m×10mに区切って杭を打ち、その中に生えている直径1cm以上、高さ1.3m以上の樹木すべてについて樹種、幹周り、樹高、枝の拡がりによる被度を計測。
今回の毎木調査では約25種を確認し、その主なものはアカマツ、ヒサカキ、ソヨゴでしたが、変わったところではヤマボウシもありました。その他、橋本先生によると今回調査した以外の小さいものでは、カクレミノやマンリョウなど近所の庭から逃げ出してここに生えているものもあるとのことでした。
今回のデータを基に今後の整備計画をたて、冬頃から少しずつ作業をしていければと思っています。
深田公園はもともとアカマツが多く、昔は松茸がたくさん採れたそうで、今後整備することによってもしかして松茸山が復活するかもと夢みるわたしに、みんなは「無理!無理!」とそっけない様子。もし奇跡的に生えたらわたしがいただきます!!
(人と自然の会 藤原玉規)
今日は、BS JAPANの取材で東京から取材スタッフがやってきました。
より多くの視聴者の方へ生物多様性保全の意義や重要性についての認識を持ってもらいたいという30分の特別番組だそうです。
「生物多様性」保全の意義・重要性などについて岩槻館長へインタビュー
場所は博物館横の芝生が美しい深田公園で。
取材を終えたスタッフは「岩槻先生の言葉は重かった。マスメディアの責任を感じます。」と言っていました。
午後からは、服部研究部長のセミナー「里山・ジーンファーム講義と観察」の取材です。
(笑いありの楽しい講義のようす)
(ひとはくの森) (ふだんは公開していませんジーンファーム)
服部研究部長は、この日の午前中NHKの取材もありました。
大忙しです。
「こんな面白いセミナーがあるとは。全く力を抜いていない盛りだくさんのセミナーですね。」と言って、取材スタッフは、帰りの新幹線の時間がないため慌てて帰京されました。
お疲れ様でした。
こうしたマスメディアを通じて情報を発信していくことも、ひとはくの大切な役割のひとつです。
放映は来年1月の予定です。
小林美樹(生涯学習課)
今月のふかたんは「トンボとりペナントレース」を実施しました。
残暑厳しい中、たくさんのご参加ありがとうございました。
隊長は虫博士で、トンボとり名人でもある八木主任研究員。
みんなでトンボをとる前に、名人からトンボとりのコツが伝授されました。
「アミをふり上げたままトンボを追いかけると、トンボは目がとても良いので、アミに気づいて逃げてしまいます。」
「そこで、サムライが刀を持つようにアミをかまえ、トンボが来たらアミをふります。」 (名人はビュッという音がするくらいの速さで、アミをふっていました。) なるほど。トンボの後ろからアミを振り下ろすのもコツだそうですよ。 (ちなみに人指し指でクルクルしても、トンボはつかまえられないんですって。驚きですね。) さあ、たくさんトンボをつかまえられるでしょうか?
(トンボってけっこう飛ぶの速いんですね!これは大人でも難しそう・・。)
あいにくの曇り空ということもあり、トンボはいつもより少なかったようです。
でも一生懸命探して、みんな青い色のオオシオカラトンボや、黄色いウスバキトンボをゲットしていました。(名人はギンヤンマをゲット)
それでは結果発表―!
優勝はこちらの越村拓史さんとそのご家族!
なんと、2種類のトンボを合計7匹もつかまえられました。
家族のチームプレーでダントツの優勝です。すごいですね〜!
残念ながらつかまえられなかった子も、また是非挑戦してくださいね。
来月のふかたんは「きのこ探検隊!」10月23日(土)14時からです。
秋のキノコを一緒にさがしてみませんか?
みなさまのご参加こころよりお待ちしております!
岡本 知佳(フロアスタッフ)
ひとはくでは毎日、フロアスタッフによるオープンセミナーを開催していますが、週末は、さらに研究員もオープンセミナーを開催します。
そして第3日曜日はNPO法人人と自然の会の方のドリームスタジオ、花工房もあります。
そんなわけで今日は1日てんこ盛り状態でした(^^)
▲フロアスタッフによるデジタル紙芝居は11:00と14:30から。3階アースシアターです
▲フロアスタッフによる展示室ツアーは11:30から。いまは2階の「ひょうごの生物多様性」をご案内しています。クイズを交えて子どもたちにわかりやすく説明するガイドツアーです
▲人と自然の会による花工房は12:00〜16:00の間中楽しめます。あまりにきれいなので、どれにするか迷ってしまいますよね(^^)
▲今日のドリームスタジオは「ペットボトルでけん玉をつくって遊ぼう」でした。早速けん玉遊びですね
▲黒田有寿茂研究員の「鳴らそう草笛」うまく鳴らせたかな?結構真剣に指導する黒田研究員でした(^^)
▲「恐竜ラボ&展示解説」は毎週日曜日13:30から。今日は池田忠広研究員でした
▲今日は「みどころズバリ!まるわかり!!ギャラリートーク」も開催されました。今回の担当は藤井俊夫研究員です。毎月研究員が違うので、それぞれ違った話が聞けますよ
▲土日祝日の15:00からは「フロアスタッフと遊ぼう」です。今日は「生物多様性モビール」。昨日に続いて超満員!!
今日は特にたくさんのオープンセミナーがありました。タヨウ星人ポイントカードのポイントスタンプも大繁盛ですね!
▲ポイントの引き替え、グッズの種類が多いので迷ってしまいますよね
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
また、いきもの多様"製"展「ゾウが描いたぞう・・・」も10月6日まで開催しています。
明日も楽しいイベント満載です
詳しくは → http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_876/
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
いま、ひとはくでは「いきものかわらばん」を大募集中です!!
詳しくは → http://hitohaku.jp/biodiv/school_visit.html
今年が「国際生物多様性年」。来月、名古屋では生物多様性締約国会議COP10が開かれます。
ひとはくでは、今年は「生物多様性大作戦!」、そんなわけで「いきものかわらばん」応募作品すべてを館内に展示して、優秀作品はCOP10のひとはくブースに展示したり、11月7日のひとはくフェスティバルで表彰したり、そんな企画を進めています。ぜひ、ご応募ください。
この「いきものかわらばん」応募できるのは小学生から高校生までなので、今日は、番外ブログ編を1つ・・・
タイトルは「トンボとり名人現る!!」
この写真誰だかわかりますか?
今日行われた、うきうき探検隊「トンボとりペナントレース」では、大勢の家族連れの方々にご参加いただき、トンボとりが始まりました!
深田公園にいたトンボたちは一大パニックに!!!
いやいやそんなことはありません。多くの子どもたちは網を振り回すばかりで・・・トンボたちはそれをあざ笑うように網のわずか上を悠然と飛んでいました(^^)
そんなときに現れたのが上の写真の人物です!
子どもたち誰一人とれなかったギンヤンマをつかまえて、思わずニッコリ(*^_^*)
子どもたちの「ちょーだーい!」の連呼に
「だめー。やらへーん」と大人げない返事・・・
正体は?
▲子どもたちにトンボの習性、トンボのとり方を伝習する八木主任研究員 今日の講師の八木剛主任研究員でした。
ちなみに八木研究員は来月、名古屋城に出没します。
ひとはくは今、展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
「いきもの多様"製"絵画展「ゾウが描いたぞう・・・」も10月6日まで開催しています。
そして何より、毎日、オープンセミナーを開催しています。
見どころいっぱい、お楽しみいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
さて、今年は国際生物多様性年。来月、名古屋で開かれる生物多様性締約国会議COP10も近づいてきましたね。
ひとはくでは、今年は「生物多様性大作戦!」、7月17日からは展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を開催中です。
今日は、先日から始まったフロアスタッフによる展示室ツアー「ひょうごの生物多様性お楽しみツアー」をご紹介します。
▲まずは●●●クジラの全身骨格標本の前でクイズです
▲続いて日本最大級の●●ガメの剥製の前で。となりの●●●●ガメが小さく見えますね(^^)
▲ごぞんじ?●●●●クラゲ。大きいでしょ
▲瀬戸内海でとれたサザエと日本海でとれたサザエを比べてみると・・・
▲瀬戸内海と日本海の海の違いをお勉強した後は、とれた魚を魚を見ながら・・・
そして「坂越」と「居組」という町のジオラマを見ながら、瀬戸内海側と日本海側の人々の暮らしの違いまで・・・お楽しみツアーはまだまだ続きます(^^)
▲最後はタヨウ星人ポイントカードにスタンプを押します!!ポイントを集めてオリジナルグッズを集めてくださいね(^^)
※詳しくは → http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
展示室ツアーは、平日は14時から、土日祝日は11時30分からです。
ぜひ、ひとはくにお越しいただき、いっしょに「ひょうごの生物多様性」を楽しみませんか?
いきもの多様"製"展「ゾウが描いたぞう・・・」も10月6日まで開催しています。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
武庫川の下流でアユの観察と産卵場づくりを行います!
武庫川の下流域には、かつてたくさんアユがたくさん生息していました。福知山線の宝塚や武田尾では、アユ弁当が駅弁にあったほどです。しかし、河川の改修や流域の開発によって、アユの生息がすっかり困難な河川になってしまいました。そんな状況を改善するために、兵庫県では、現在作成中の「武庫川水系河川整備計画」のなかで、アユをシンボルフィッシュとした生息場所の再生が計画されています。アユの生息環境が悪化した要因は、色々あるのですが、問題の一つは産卵場所となる川底に泥がたまること、糸状緑藻の繁茂です。産卵場所となる浅い「瀬」がうっすらと膜をかぶったようになって(左図を参照)、せっかく産卵しても卵が酸欠になりがちです。これは、上流からの汚濁負荷や泥の流出、井堰によって流れがよどんでしまう影響などが関連しています。人が大勢住まい、川の水を安全に下流に流せるように川幅を広げて、井堰で流れが淀み、水をたくさんとって、ダムで洪水を抑え、上流から土砂の供給を減少させると、どうしても川底の様子は変わってしまいます。特に、今年のように晴天つづきで渇水になると、川底に藻類が繁茂すると同時に、泥が被りやすくなってしまいます。
そこで、アユの産卵に適した場所で、川底を耕し、たまった泥を洗い流し、川底に隙間をつくることで、産卵や孵化の成功確率を高めることを試みます。こうした取り組むは、古くから各地の川で行われていることでして、地域の人が総出で、秋になると「川を耕す」ことが行われていました。今でも、アユ釣りが盛んな川では、行われている技法なんです。川に入ってガザガサと大勢が暴れるわけです。
上の写真のように、すでに子供たちが川遊びに来ているのですが、魚がたくさん増えて、子供たちが増えると川底が一層きれいになるかもしれません。
そんなわけで、都会を流れる武庫川の天然アユの再生に向けて、漁業組合さんと一緒に、アユが産卵しやすい産卵場づくりに挑戦する参加者を募集します!
あわせて、水生生物の観察も行いますので、関心のあるかたはぜひご参加ください。
案内用チラシはこちら!(mukogawa.pdf)
【開催に関する詳細情報】
◆と き: 平成22年10月3日(日) 9時30分〜12時 【小雨決行】
◆ところ: 武庫大橋(国道2号線)下流付近。
※駐車場がないため、公共交通機関を利用しておこしください。
◆内 容: ☆天然アユの産卵場づくり
(川底を上流から下りてくるアユが産卵しやすい形状に整える作業をします。)
☆川の生き物採集と観察
◆対 象: 小学生以上(ただし小学生は保護者同伴)
50名(多数の場合は抽選し、申込〆切後、1週間以内に通知)
◆講 師: 兵庫県立大学・兵庫県立人と自然の博物館 田中哲夫・三橋弘宗
◆主 催: 武庫川漁業協同組合、武庫川流域環境保全協議会
◆申込〆切: 9月22日(水)必着
◆申込方法: チラシ裏面の申込用紙に記入して、郵送またはFAXで送信してください。
電子メールでも受け付けています。「むこがわ探検隊参加希望」と明記の上、住所・氏名・電話番号・FAX番号・年齢を記載してお申し込みください。
※集合場所や持ち物など、当日の詳細な内容は、申込締切後に参加者に通知します。
●申込・問合せ先
〒665-8567 宝塚市旭町2-4-15
武庫川流域環境保全協議会事務局
(兵庫県阪神北県民局県民室環境課)
TEL:0797-83-3146 FAX:0797-86-4309
E-mail:hanshinkkem_01@pref.hyogo.lg.jp
(みつはし ひろむね)
「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にもセミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。
今日は、本日9月14日(火)に実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「逆さビデオでカメラの原理を知ろう」で、講師は緑地計画学、コミュニティ・ランドスケープが専門の赤澤宏樹研究員です。
▲ 本日の講師は赤澤研究員です。今日の生徒は、クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパスに通う1年生約100名です。4回に分けて授業をします。赤澤先生お疲れさまでした。
▲ 赤澤研究員によるカメラの原理の説明です。“カメラ オブ スクラ(暗い箱)”がカメラになった!?勉強になります。
▲ 各自でカメラづくりに挑戦です。ハサミとテープで簡単に作れます。まずは、紙を切って形を整えます。
▲ フィルムにあたる部分がこの白い紙、信じられませんが、ここにきれいな映像が写ります。
▲ 虫めがねのレンズを取り付けると、立派なカメラの完成です。
▲ 同じ原理で撮影された、“日本最古の写真?”を見せてもらいました。何で色が着いているのかな?
このセミナーは、三田市のひとはくを離れ、クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパス(阪神芦屋川バス停留所前)で実施しました。「セミナーには興味があるが、三田はちょっと遠いなあ。」と思われる方には、絶好のチャンスだと思いますので、是非ご参加ください。ひとはくのセミナーが、ひとはく以外でこれだけの数まとまって実施される機会は滅多にありません。今後の予定は以下のとおりです。
10月14日(火)12:45〜13:30「植物観察入門」(藤井俊夫主任研究員)
11月 2日(火)12:45〜13:30「自然災害と日本の国立公園」
(小林文夫主任研究員)
11月 9日(火)12:45〜13:30「芦屋のまちづくり」(藤本真里主任研究員)
11月16日(火)12:45〜13:30「六甲山のホタル」(八木剛主任研究員)
1月11日(火)12:45〜13:30「植物の冬越し」(藤井俊夫主任研究員)
1月18日(火)11:45〜13:30「芦屋川と野鳥のくらし」(遠藤菜穂子研究員)
詳しくはホームページで確認してください。
→ http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
(生涯学習課 西岡敬三)
さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。
時は9月12日(日) 久々にひとはくにて、講談をしました。約半年ぶり…今回はミニ企画展「ゾウが描いたぞう…」にちなんだイベントで増井さんに聞いたお話をもとにしました、講談「絵を描くゾウ!」の一席でございます。
さあ、ここはタイ王国の森の中。時は1989年のことでございます。
森へはいりますと春先のことで、空にはサイチョウがバサバサとびまわって、下にはラフレシアの花ざかり、陽炎がこう燃え立ちまして遠山にはスーッと霞の帯を引いたよう、オランウータンたちが喜ぶドリアンのくさいにおいがだたよってこようという本陽気。
ゾウ使いの少年、カナンはお父さんといつものようにゾウのドウチンとゲンサイと木を運ぶ仕事をしております。カナンはドウチンの背中にのって、ドウチンはとっても力持ち。大きな丸太も鼻でつかんで、ほぃほぃっと運んでいきます。
ひと仕事終えまして、カナンはゾウたちの体をあらってやるとドウチンもゲンサイもパオっと気持ちよさそうな声をだしました。
「えらいこっちゃ!政府が森の木を切るのんを全面禁止にしてしもた。」
カナンのおとうさんが疲れた声でいいました。
「ただでさえ、機械化で仕事なくなったのになあ。とうちゃん。」
「ほんまやで、3千年も続いてきたゾウと人の文化が滅びてしまうがな。」
とふたりは元気がありません。
タイに住むアジアゾウはその長い鼻を巧みに操る知能が評価され、タイ北部の森林では木材の運搬に広くゾウたちが利用されていました。
乱伐が原因とみられる土砂崩れや洪水が発生し大きな被害が出たことから、タイ政府は1989年から森林伐採を禁止した。それで失業した象と象使いは3000 頭。カナンたちも突然仕事がなくなったのでございます。
そんなある日、2人の外人、正確にいうとロシア系のアメリカ人が訪ねてきました。
「ハローわたしはコマールといいます。」
「なに?わしらが困っとんや。なにがコマールや。おちょくっとんか?この外人。」
「ハローわたしはメラミッドといいます。」
「なにがピラミッドやねん。ここはタイや!エジプトちゃう。」
二人の外人は顔を見合わせて笑いました。
とまあこんな感じで物語はすすみ、
この困ったピラミッド、いやコマール&メラミッドというアーチストのおかげで、タイのゾウたちは失業せずに、お絵かきで飯が食えるようになったというお話。
ゾウの頭役の河南堂摩訶背奈斎と売斎、写楽斎は大変でした。でも足が6本。
なんかへんですがみなさんゾウに見えたでしょうか?
途中、ゾウさんはお絵かきをしました。鳩いやハートに見えますか?
最後はみんなでゾウさんになってお絵かき。
ハリボテのゾウさんは、本物みたいに鼻は器用に動きませんが、ちょっとゾウさんの気分になれたような感じでございます。
ハリボテゾウさん作品集!の出来上がり!ゾウの絵にほんとに似ています。
今度このハリボテゾウさんが現れるのは、次の巡回先、今治のタオル美術館。
ゾウの絵伝道師ちんげんさいとハリボテゾウさんの旅はこれから。また現地からリポートしたいと思います。
ゾウの絵展は10月6日まで。みなさま、ぜひひとはくへゾウさんの絵に出会いに来てください!
ゾウ講談+ゾウになって絵を描くゾウの一席でございました。
ひとはく地域研究員 川東丈純
最近見ないなぁ、噂を聞かないなぁ。謎の好男子?講談師 河南堂珍元斎が明日ひとはくへやって来ます。
12時から「ゾウ講談とゾウになって絵をかくぞう・・・」のイベントを実施します。
イベントについてはこちら
→http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2010/pdf/20100912event.pdf
河南堂珍元斎の講談の様子。毎回オリジナル。
明日はどんな講談が聞けるかな?
明日のひとはくはまたしてももりだくさん!
☆11:00〜 デジタル紙芝居「コウちゃんの60日間」(フロアスタッフ)
コウノトリのコウちゃんが生まれてから巣立つまでの様子を紹介します。
☆11:30〜 展示室ツアー「ボルネオジャングル探検」(フロアスタッフ)
スタッフと一緒にボルネオのジャングルを探検しよう!
☆12:00〜 ゾウ講談とゾウになって絵をかくぞう・・・(河南堂珍元斎)
みなさまに、ゾウさんのかぶりものをかぶって、ゾウさんになったつもりで絵を描いていただきます。
もちろん、河南堂珍元斎の講談もありますよ!
ミニ企画展、いきもの多様"製"展「ゾウが描いたぞう・・・」もみてね☆
☆13:30〜 恐竜ラボ&展示解説(三枝春生主任研究員)
3階の丹波の恐竜化石展示コーナーと化石のクリーニング施設「恐竜ラボ」を研究員と一緒にみてみよう。
☆14:30〜 デジタル紙芝居「コウちゃんの60日間」(フロアスタッフ)
☆15:00〜 画はくの日〜オリジナルタヨウ星人を描こう〜(フロアスタッフ)
タヨウ星からやってきた、タヨウ星人たちの紹介するよ
→ http://hitohaku.jp/biodiv/creatures.html
タヨウ星人の新しい仲間スナ・マリン&スナ・メリメリ
ふたりとも瀬戸内海でとれるイカナゴが好きなんだって。
館内のいろんなところでみなさんを案内するよ。よろしくね!
さぁ、あなたもオリジナルタヨウ星人を描いてみよう!
明日のひとはくも何時に来ても楽しいですよ♪
小林美樹(生涯学習課)
(!注意してくださいね!)
3階入り口へ向かう階段に黄色いロープがはってあります。
赤いコーンの横にはハチの巣があります。
念のため近づかないようにしてください。
ロープをはっています このようにロープの中に入らないようにしてね。
(中に入っているのは八木主任研究員です。)
「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にも、セミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。
今日は、本日9月10日(金)に実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「身近な植物の観察の仕方」で、講師は森林土壌学、植物生態学が専門の小舘誓治研究員です。
また、今回のセミナーは、兵庫県高等学校教育研究会農水産部会の研究会も兼ねており、県下の農業科等の先生方も加わり、充実した授業となりました。
▲ セミナー室の後方には、農業・水産の先生方ずらり。生徒のみなさんは緊張したでしょうね。
▲ 小舘研究員による講義です。「植生遷移」について説明しています。
▲ 講義を聞いた後は、休む間も惜しんで野外調査です。課題はいろいろな形の葉を集めることです。
▲ 小舘先生の説明にも熱が入ります。それ以上に外は暑かったですが…
▲ 有馬高校の生徒も負けていませんよ!人と自然科1年生のみなさんです。
この「高校連携セミナー」はこの9月より様々なプログラムが用意されています。普段のセミナーとひと味違うこのセミナーに参加してみませんか。
下のページで日程をチェックして、どしどしご応募ください。
↓
http://hitohaku.jp/education/main.html
(生涯学習課 西岡敬三)
2学期が始まり10日ほど経ちました。ついこの前までの暑かった日々がうそのように、ようやくさわやかな秋空が見え始めました。この時期、運動会に向けて練習している学校も多いことと思います。
今日もひとはくでは、たくさんの小学生のお友だちが訪れています。尼崎市立武庫の里小学校の3年生、尼崎市立園田南小学校の5年生、芦屋市立精道小学校3年生。みんな100人以上の大きな団体です。
ひとはくで何を学んでいるのか、ちょっとだけのぞいてみました。
生涯学習課の西岡主任指導主事が、100名超の園田南小学校の児童に化石の話や博物館の仕事など、解りやすく説明をしているところでした。この後、グループに分かれて、化石のレプリカを作るグループと、館内の見学をするグループにわかれて活動します。
武庫の里小学校のみんなは、ホロンピアホールで、大谷主任研究員から「昆虫のお話」を聴いていました。精道小学校のお友だちも、ホロンピアホールで三橋主任研究員から「川のしくみ」について学びます。
このように、ひとはくには毎日たくさんの人が訪れますが、日本人ばかりじゃないんです!!外国からの来館者もいます。
三橋主任研究員(今日は、精道小学校のセミナーもかけもちで、超忙しい!!)です。セミナーを受けているのはJICAの研修で名古屋大学を訪れているマレーシアやバヌアツその他の国の9人の方々です。セミナーの内容は「天然資源の管理」です。かなり専門的なジャンルですね。私には、わかりません?!
みなさんも、一度ひとはくに足を運んで、特注セミナーを受けてみてください。わかりやすい初歩の話から、専門的なことまで、ご要望に応じて研究員等がお世話いたします。
詳しいお問い合わせは、ひとはく生涯学習課(電話 079-559-2002)まで
さて、9月最初の日曜日の午後のリポートです。
ひとはくでは毎年、神戸大学児童文化研究会のミュージアムシアターを開催しています。年3回。今日は2回目、タイトルは「みんなのひろば」でした。
▲会場はホロンピアホール。舞台準備も照明もすべて学生たちのスタッフでした
次の開催は、12月19日(日)です。お忘れなく!!
午後からは沢田佳久研究員のセミナー「虫の体をしらべよう」も開催されました。こちらは顕微鏡で虫の体を詳しく調べます。
▲このなかから将来、昆虫博士が生まれるのでしょうか?
15時からのフロアスタッフと遊ぼう!では「葉っぱ模様のランチクロスをつくろう」が開催され、昨日に続いて定員を超える超満員のお客様に楽しんでいただきました。
▲かわいい模様のランチクロスを食事のたびに眺めるのもいいですね(^^)何より自分で作ったというのがいいです。作り方や苦労話はスタッフのブログをお楽しみに!
▲夕方になっても厳しい日差しが照りつけています。深田公園の緑の芝生も水不足でしょうか・・・
ひとはくは今、生物多様性大作戦!
「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
ポイントカードのプレゼントはもう、ゲットされましたか?
詳しくは→ http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
まだまだ暑い日が続きますが、館内はもちろん涼しいひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
毎日、暑い日が続きますね。
博物館周辺の木々も暑さと水不足でしょうか。枯れている木が目立ち始めたのが気になります。昨日の神戸新聞に「猛暑で異変 街路樹”自衛の紅葉”」という記事がありました。当館の服部保研究部長の「木が生き延びるために自己防衛機能を働かせた」というコメントがありました。木々たちも命がけですよね。
さて、9月最初の日曜日。8月までと変わらず、子ども連れのご家族や団体様で賑わっています(^^)
▲フロアスタッフの展示室ツアー「ボルネオジャングル探検」にもたくさんの子どもたち、その保護者の方々にご参加いただきました
▲ホロンピアホールでは神戸大学児童文化研究会の学生たちが14時開演のミュージアムシアターの準備をしていました
▲13:30からは恐竜ラボ&展示解説。松原尚志主任研究員の説明に子どもたちも真剣に耳を傾けていました
▲神戸の貝化石も今日が最終日とあって説明に熱が入ってましたね(^^)
特別企画「丹波と恐竜を知ろう2010 第4次発掘報告」は今日で終わりますが、ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」も開催中です。 詳しくは→ http://hitohaku.jp/exhibits/2010/umi_kikaku.html
ギャラリートークは19日、好評の「チリメンモンスターを探そう!」は23日です。
詳しくは→ http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#GT
そして、ゾウが描いた絵を展示するミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・」は10月6日までです。
詳しくは→ http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2010/mini10.html#zou
さらに、トピックス展「インドネシア、ジャワ島パンガンダランで採集したシルバールトンの食べる植物」も始まったところです。
詳しくは→ http://hitohaku.jp/exhibits/topics/2010/topics10.html
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
昨日のblog記事でも少しお知らせしましたが、本日8月31日下記の時間帯にサンテレビでミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・」の展示の様子等が放映されます。
平成22年8月31日 午後2時55分〜午後3時
平成22年8月31日 午後5時30分〜午後6時 いずれも番組内で1,2分の紹介になると思います。
ぜひテレビで見て、そして、ひとはくへ展示をご覧にお越しください。
熱帯よりも暑い?日が続いておりますが、8月ももう終わり、来週には暦は9月となります。新学期の始まりという学校が多いのではないでしょうか。
さて9月といえば... 「ひとはくいきものかわらばん」の募集受付が、いよいよ9月1日(水)よりはじまります。
7月の中〜下旬に各学校にご案内しましたこの「ひとはくいきものかわらばん」とは、自分で観察した生き物や自然の不思議なできごとを、1枚の画用紙に表現して紹介するものです。いつ、どこで観察したかを書いていただく以外には、特に決まりはありませんので自由にご応募いただけます。夏休みの宿題で自由研究に挑戦した皆さんも、研究内容をもとにかわらばんを作って応募してみませんか?
応募された方には、もれなく博物館招待券2枚、「タヨウ星人ポイントカード」2ポイントを進呈。さらに、優秀作品は博物館ホームページで紹介するとともに、なんと、愛知県で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の関連イベント、「生物多様性交流フェア」に出展するひとはくブースで展示されます。
ひと足早く、今年のボルネオジャングル体験スクールの参加者から寄せられた「いきものかわらばん」を紹介しますので、応募用紙とともに参考にしてください。
「ひとはくいきものかわらばん」
募集対象 小学生、中学校、高校生
募集期間 平成22年9月1日(水)〜9月30日(木)
様 式 ※重要 八つ切り画用紙(の大きさ)用紙は縦置きで使ってください。
表 彰 館長賞、研究員賞などの賞、優秀作品は「生物多様性交流フェア」(COP10関連イベント)ひとはくブースに展示
詳細は ↓
http://hitohaku.jp/biodiv/school_visit.html
(生涯学習課 西岡敬三)
第12回目となった今年は、7月23日から7月30日の日程で、遠くは東京都や滋賀県からの参加者を含む小学校6年生から高校3年生までの男女28名のスクール生と、高橋校長先生、安間先生ほか、太田先生、北村先生と熱帯での研究経験も豊富なスタッフで臨みました。
記念撮影
四季の変化のない熱帯の森で、数年に一度ほとんどの木が花を咲かせる「一斉開花」が起こっているという情報もあり、事前学習の時からジャングルへの期待が膨らみました。
ダナンバレーの森を訪れてみると、手の届くような近くの草花から、見上げるような大木まで、色とりどりの花が咲き誇っていました。
色鮮やかな熱帯の花(撮影:高橋校長先生)
特にこの森を特徴付ける高さ50mを超えるフタバガキ科の木々には、羽根のついた独特の形の種子が鈴なりで、落下した種子が地面を覆っていました。
地面を覆うフタバガキの種子(落葉のように見えるもの)
野生のドリアンも見つけました。
赤い実の野生のドリアン
このように食べ物が豊富だったのでしょうか?昆虫や動物たちに出会う機会はやや少なかったように思いました。
また、昨年度新型インフルエンザ流行のため取りやめとなったラハダトゥ・サイエンススクールの訪問も魅力あるプログラムとなりました。民族舞踊や音楽など熱烈な歓迎を受け、皆で時間を忘れて日本とマレーシアの遊びに興じました。
バンブーダンスに挑戦 マレーシアの友達もけん玉に挑戦
スクールにも8名の生徒が同行し、共にジャングル体験で多くの事を学びました。国と言葉の壁を超え、深くお互いの心に残る交流となりました。
マレーシアの生徒と涙の別れ
数年に一度の熱帯の自然に深く触れ、そこに住む人たちと大いに交流が深まったスクールであったと思います。みなさんも機会がありました、このジャングルスクールにご参加ください。
みなさんこんにちは!
夏休みも終わってしまいますね。
宿題はぶじ終わりましたか?
私が小学生の時は夏休みの最終日になっても宿題が終わらず、怒られ泣きながらしていました(´Д`。)
みなさんはもうバッチリですよね(^0^)ノ
さて、暑くて今年の夏休みはどこにも出かけてなーい!!という方に朗報です★
ひとはくでは9月も様々なイベントを予定しています。まだまだ夏休みの挽回はできますよ!
☆★イベントを一部ご紹介★☆
18日(土)19日(日)15:00〜
フロアスタッフとあそぼう 生物多様性モビール
タヨウ星人や『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海』に登場する生き物でモビールをつくってみましょう!
他にもイベントはたくさんあります!詳しくはこちら↓
http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1009.pdf
また、新展示室ツアーもはじまります^-^)ノ☆.。・:*:・゚`☆、。
その名も『ひょうごの生物多様性おたのしみツアー』です!
クイズを交えながら、展示特別企画『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海』をご案内いたします。
もっとひょうごの生物多様性について詳しくなれちゃいます<(  ̄ ≧ ̄)> エッヘン!!
たくさんのご参加お待ちしております<(_ _)>
*フロアスタッフ おおもと さおり・(エ)・*
今回、人と自然の会として初めての試み、“環境体験学習”ということで、西宮市上ヶ原育成センターの小学1年〜3年生の子供たち約80名が来館し「葉っぱでアート」と「昆虫採集」を行いました。
「葉っぱでアート」は、予め採集した様々な葉っぱや花などを台紙に貼りつけて、作品を作りました。
作品づくりに夢中!!
子どもの発想の豊かさにいつも感動します。
1時間半程の短い間でしたが、子供たちは楽しんでくれたでしょうか。普段、街の生活では体験できない、自然の中での遊びや学習を提案していければと思います。
早くもツクツクホウシが鳴きはじめていましたが、暑い夏はまだまだ続きそうです。
人と自然の会 藤原玉規
さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。
ミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」のお話の続きでございます。
この展示は、前のブログ http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/ にも書きましたが、7月13日に残念ながら帰らぬ人となられた増井光子さん(当時:コウノトリの郷公園長、よこはま動物園ズーラシア園長)との世間話がきっかけでした。
そのエピソードを語る前に、まずは、展示入口にある増井光子さんのメッセージのご紹介から。
そのメッセージは2010年7月7日(水)15:59にメールで珍元斎のもとに届きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お世話になります。ゾウの絵画展のメッセージお送りいたします。8日から13日まで海外に出かけています14日はズーラシアにいます。新しいメールがありましたらお知らせ下さい。」
ゾウの絵画展について
ズーラシア 増井 光子
このたび兵庫県立人と自然の博物館のご協力を得て、ゾウの絵画展が開催される運びとなり、誠に喜ばしく存じます。音楽、絵画といった芸術活動は人固有のものと思われがちですが、最近の研究では動物も絵画や音楽を楽しむことが判ってきました。大型類人猿に絵画能力があることは以前から証明されてきましたが、ゾウにも同じ能力が備わっていることが判明しました。現在のところ、絵を描くことができる動物は、自己認識能力がある動物、即ち大型類人猿やゾウに限定されているようですが、最近の研究ではマカク属のサルもテレビを鑑賞して人の乳児が喜びを感ずるのと同じ脳の部分が活性化されることが判明いたしました。
ゾウの絵画能力開発に貢献したのは、ニューヨークを拠点に活躍するロシア出身の画家、ヴィタリー・コマール氏とアレックス・メラミッド氏の二人 です。二人はタイの森林伐採作業が中止となり、失業したゾウ使いと作業ゾウの窮状を救うために、ゾウの潜在能力の開発に尽力し、その絵画能力を開花させました。今では多くのゾウが絵を描き、その優れた作品はニューヨークの有名なオークションで高額で買い上げられるまでになりました。
ズーラシアでは、1999年4月に開園以来、オス1,メス2の3頭のアジアゾウを飼育しています。そのうちの2頭のメス象1991年生まれのチャメリーと、1994年生まれのシュリーが絵を描き始めたのは2006年からです。はじめに年長のチャメリーが、2008年からはシュリーも始めました。2頭の絵はそれぞれ個性的で、その日の気分によっても色使いや描き方に違いが見られます。また、シュリーは指導員の指示に従って筆を運び、様々な図形を描くことにも挑戦しています。
動物たちが彼らを取り巻く環境をどのように捉え、何を考え、どう振る舞おうとしているのか、私たちにはほんの僅かなことしか分かっていません。しかし、多方面にわたる研究の結果が、次第に動物とヒトとの垣根を低くし、あるいは取り払ってきました。ゾウたちが示す優れた美的感覚についても然りです。地球で我々と共に暮らす多くの生き物たちの潜在能力は、これからも次々と解明されてくることでしょう。
増井さん似顔絵(画:珍元斎)
つづく・・・
今日のひとはくは、いろいろな催しで賑やかな一日でした。
ホロンピアホールでは今年のボルネオジャングル体験スクールの解団式がありました。
河合雅雄名誉館長や安間繁樹博士も出席され、今年のジャングルスクールの記録をみんなで鑑賞しました。
もっと見る → http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_845/
「チリメンモンスターをさがそう」は大盛況!!2回とも定員25名をはるかに超える人数で開催しました。
もっと見る → http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_846/
4階のセミナー室では「カメラをつくって撮影・現像まで」、「土の中のむし」などの一般セミナーが開催されました。
▲赤澤宏樹研究院のものづくりセミナーは人気です。何を写すのかな?
▲学校では使えない双眼顕微鏡をのぞく子どもたち。見つけた虫をモニターに映して説明する沢田佳久研究員
4階ひとはくサロンの「昆虫標本づくり実演コーナー」には子どもたちが熱心に見入っていました。
▲プロの昆虫標本づくり。質問に答える大谷剛主任研究員
ひとはく恐竜ラボでは毎週日曜13:30のオープンセミナー「恐竜ラボ&展示解説」が開催されました。
▲今日は池田忠広研究員。展示解説では、丹波の恐竜化石と一緒に見つかったカエルの全身骨格標本について詳しく解説がありました
そして、フロアスタッフの「デジタル紙芝居」「展示室ツアー」「フロアスタッフと遊ぼう 恐竜万華鏡」にも大勢のお客様にご参加いただきました。
▲とくに「恐竜万華鏡」には定員をはるか超えるお客様が来られたので、2回連続して行いました
今ひとはくでは「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
詳しくは → http://hitohaku.jp/exhibits/2010/umi_kikaku.html
いよいよ来週の週末は夏休み最終ですね。
8月28日(土)は今年初登場「熱帯の森の音を楽しむ」があります。
詳しくは → http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#D8
8月29日(日)は「君も発掘隊員!丹波の恐竜化石をさがしだそう」があります。
詳しくは → http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#A8
このほかのオープンセミナーについては、こちらをご覧ください。
今週のひとはく → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
夏休みが終わる前にひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
みなさん、夏休みいかがお過ごしですか?
今日のひとはくはお子様を連れた家族連れで大賑わいです。
7月17日から始まっている展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」にあわせて実施している「チリメンモンスターをさがそう」に、今日は定員25名をはるかに超えるお客様が来られて、急遽3倍以上の人数で開催しました。
▲開始前にセミナー室前に長蛇の列が・・・
▲みなさんのお目当ては「チリメン」? いやいや、その中にいる「チリメンモンスター」です
▲始める前に遠藤菜穂子研究員からの説明です
▲みんな真剣!さて、何が見つかるかな?
▲見つかった「モンスター」を顕微鏡で拡大してモニターに映し出します
今日は珍しいトラギスが見つかったとか・・・「このチリメンモンスターをさがそう」次は9月23日(木・祝)に開催します。
詳しくは → http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#GT
夏休み最後の日曜日、8月29日は「君も発掘隊員!丹波の恐竜化石をさがしだそう」があります。こちらも夏休みの思い出に、すばらしい化石が見つかるかもしれませんね。
詳しくは → http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#A8
夏休みが終わる前にひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
2010年第12回ボルネオジャングル体験スクール(2010/7/23〜7/30)の事後学習会として、スクールの【解団式】をホロンピアホールで行いました。
高橋校長につづいて、スクール生を代表して4班班長の高見依利さんが、ジャングル体験スクールをふり返って感想などを発表しました。その後、今日出席したスクール生全員も、一言ずつ感想を発表しました。今日クラブ活動の大会や家庭の都合で参加できなかった皆さんには、今度また別の場で発表してもらいたいと思います。
さすがだと思ったのは、「全員前に出て順番に発表!」と声をかけただけで、ささっと整列ができ、しかも急なリクエストに応えて、一人一人、全員はっきりと自分の感想やこれからの夢などを語れたことでした。これには、正直感激しました。こんなに立派になって・・・・ジャングル体験はすごい!!
「最初は行きたくなかったけど、行ってみたら、また行きたい」「今回は親にお金を出してもらって行ったけど、今度は自分のお金でぜひ行きたい」「ボルネオだけでなく、世界のあちこちの様子を知りたくなった」「やっぱり英語が話せないといけないので、これからは英語の勉強をがんばります」・・・・・などなど、大きな成長のあとをうかがうことができました。
今日は、太田研究員、OBの石田さん、看護師の池田さんは参加できませんでしたが、引率したスタッフも一言ずつ感想を発表しました。
そして、30分程度にまとめたジャングル体験スクールのスライドショーを全員で鑑賞した後、このスクールの創始者でもある、河合雅雄人と自然の博物館名誉館長から、みんなへの励ましのメッセージをいただきました。
あれからおおよそ一ヶ月。久しぶりに集まった仲間たちと、あちこちで賑やかな声が飛び交っていました。あのジャングルでみていた子どもたちが、本当に大きく成長したなと感じました。おそらく家庭でも、変化が出ていることと思います。そして、将来に向けて、今思っていること、今やろうと思っていることを、貫いて、夢を叶えてください。
博物館実習のみなさん。御苦労様でした。
昨日まで開催していた「とっても簡単!おゆまるでつくる化石のレプリカづくり」には、8日間で1000人を超えるお客様が来場され、レプリカづくりを楽しんでいただきました。
運営にあたった博物館実習の学生のみなさま、初任者研修で博物館で研修をしていただいた先生方、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
運営中は、とにかくお客様へのお声かけを重視して、積極的にお客様に話しかけていただきました。
ひとはくは展示だけじゃない!さまざまなセミナーで、お客様満足度を上げている博物館です。
そんなひとはくでの実習・研修、きっと何かをつかんでいただけたと思います。
今日は、8日間に酷使されて壊れた「レプリカの型」の補修を行いました。
▲何回も使っているとこんな姿に・・・ ▲捨てるのはもったいないので、補修することに・・・
▲さらに周りが分厚くなるのですが、型はそのまま使えます(^^)
また次の機会に、みなさまも「おゆまる」でつくる「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を楽しんでください。
ひとはくは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です!
詳しくは → http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_index.html
ポイントカードのことは → http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
ぜひ、ひとはくに何度もお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
博物館実習最後の1日は長い1日です。
午後は「ふかたん」に出かけました。
▲田中哲夫主任研究員を隊長に、暑い中、深田公園に降りていきました。暑かったので4階ひとはくサロンから様子を・・・(^^; そして15時からは「恐竜万華鏡づくり」フロアスタッフの西口さん、美濃さんと一緒に運営しました。
▲博物館実習も最終日ともなれば、だいぶなれてきた様子です
▲子どもたちに丁寧に指導をしていましたね(^^)
博物館実習のみなさん。本当にお疲れ様でした。
ひとはくは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です!
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ぜひ、ひとはくに何度もお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
8月6日から始まった博物館実習も全員がそれぞれ10日間の実習を行い、今日が最後の6人の最終日となりました。
今日は来館者対応業務として、団体受付、誘導、そしてデジタル紙芝居などのフロアスタッフのオープンセミナーを実習していただきました。
▲開館と同時に団体のバスが駐車場に入ってきました。博物館の1日の始まりです
▲実はその前にスタッフミーティング、そして館内展示ケースの移動など一仕事してもらっていました。お疲れ様です(^^)
▲3階入口で団体様やお客様のお出迎えです。気持ちよく「いらっしゃいませ」と声かけしていただきました
▲そして博物館実習生によるデジタル紙芝居。お客様で満員です(^^)
▲「グァオー!!」前列の子どもたちも声を合わせて「グァオー!!」何ともほほえましい感じでした。そして紙芝居の後は丹波の恐竜についての解説です
博物館実習生の今日の実習はまだまだ続きます・・・
ひとはくは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です!
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ぜひ、博物館にお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
先日のblog記事でも少し紹介しましたが、2010年度夏季教職員セミナーで「博物館のリソースを活かすICT講座」というテーマで、教育の情報化を考える研修会を実施しました。
ひとはくは、パソコンを使った研修会の実施を想定して建てられたわけではありませんので、専用の会場ではなく、日頃はフロアスタッフによるデジタル紙芝居を行っているアースシアターと呼ばれている部屋を使用しました。ダウンライトの薄暗い階段状の部屋で、スクリーンとプロジェクターが備え付けられた場所です。普段はイスだけの場所に、セミナー用に折りたたみ式のテーブルを運び込んで臨時的に設営しましたたので、受講生の方には窮屈な思いをさせたかも知れません。ごめんなさい。
前半は、講義中心にセミナーをすすめます。みなさん大変熱心に聞いてくださいました。受講されたのは、小学校・中学校・高等学校の先生方で、教科もさまざまですから、最大公約数的な内容になったかも知れません。でも、教育の情報化の基礎的なことは要点としておさえました。
後半のパート1では、恐竜ラボの見学や4Fひとはくサロンの情報コーナーに設置してある情報端末を実際に操作しながら体験もしていただきました。パート2ではアースシアターに戻り、今度は一人ずつ実際にパソコンを操作しながらすすめました。
学校の授業で使えそうなものや、資料づくり・教材づくりに役立ちそうなアプリケーションの紹介やインターネット上の情報の利用方法・リンクの紹介など、3時間の内容でした。本当は、もっとパソコンを操作する時間を長くとれるセミナーができればよかったのですが、講師の力量不足でそこまでたどり着けませんでした。次回までには研究を深めスキルアップをめざします。
受講いただいた先生方、ありがとうございました。
情報管理課:八尾
この夏休み、博物館実習も残りわずかとなってきました。
実習中の学生と初任者研修で博物館での研修をしている教員の来館者向け研修として実施している「とっても簡単!化石のレプリカづくり」は、いよいよ明日が最終日!!
▲このレプリカ、1個つくるともう1個つくりたくなるようですね(^^)
▲今日の担当は博物館実習の西川さん、葉狩くん、山内さん、森本さん、そして初任者研修の矢藤先生でした。みなさんお疲れ様でした
今日は、博物館実習生の来館者向け実習で、「蚊帳」の中にも入っていただきました(^^)
▲昨日、今日だけのオープンセミナー「楽しい蚊帳遊び」担当の八木剛主任研究員によると、次は来年の夏だそうですm(>o<)m
▲セミだらけ!?ここで鳴いたらうるさいでしょうね
▲実習生のみなさんも一緒に。お客様とふれ合いながらの実習ですね
さあ、ひとはくは今、生物多様性大作戦!!
「タヨウ星人ポイントカード」もポイントを集めてくださいね。
詳しくは→ http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
丹波の恐竜化石と一緒に出てきた「カエルの全身骨格化石」やゾウが描いた絵画展「ゾウが描いたぞう」も好評開催中です。お見逃しなく!!
ぜひ、夏休み中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
夏季教職員セミナー最終日。6日間受講していただいた先生方、暑い中を本当にありがとうございました。
今日は館内で3つ、館外で1つのセミナーがありました。
G19「地層の見方・調べ方in丹波」古谷裕主任研究員
G20「変動する大地−指導案作成を意識して」小林文夫主任研究員
G21「教室にハチが入ってきた時どうするか」大谷剛主任研究員
G25「授業で使える化石のレプリカづくり」
G25のセミナーは私が担当しました。
というわけでほかのセミナーの写真を撮る暇がなく・・・今日は自分のセミナーを紹介します。
▲まずはおなじみの「おゆまる」を使って型どりの練習です
▲三葉虫、アンモナイト、次々と型作りが進みます。といっても、まだまだ本題に入る前のSTEPです
▲型どりになれたところで、次に「エグザファイン」を使って型を取りました。「商品名出し過ぎ」ですね(^^;
▲机の上は化石と型でいっぱいです
▲思った通りのレプリカができたでしょうか?
▲まだまだ続きます。次はシリコンゴムを使って雌型をつくりました
▲そして次のSTEPは色つけ。本物の化石を見ながらじっくりと・・・
▲かなりやりますねえ。さすがは先生!!
▲これで一人分。1日の講習だったので、たっぷりと楽しめました。2日あれば両面の型どりもできたのですが(^^)
夏季教職員セミナーが終わると夏休みも残りわずかです。
とはいえ暑いですよね。今も30度を軽く超える課室で仕事してます。
お客様が帰られた後の博物館は空調も切れて・・・
さあ、明日は8月20日(金)甲子園で地元報徳学園の準決勝も気になりますが、ぜひ、涼しい博物館でお過ごしください。楽しいオープンセミナーがいっぱいあります。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
8月18日(水)夏季教職員セミナー「博物館のリソースを活かすICT講座」を開講しました。受講生は12名。詳しい報告は後日になりますが、その開講の裏話を・・・・・
博物館には研修用のノートパソコンが何台か備えてあります。普段は情報管理課で管理していますが、今回のような講座・セミナー、あるいは研究員によるセミナーなどで利用する機会があります。その時になって「パソコンが6台使いたいんだけど、ある?」「1台だけプレゼンテーションに使いたいんだけど、お願いできますか?」というご要望に応えるため、常日頃から手入れをしているつもりなのですが・・・・
セミナーの途中で「アップデートの準備が整いました」とか「新しいプログラムのインストールを開始します」なんていうメッセージが、突然表示されたりします。
そんなことになると、作業を一時中断してアップデートを待つことになりますが、数秒から数十秒ならガマンできるんですが、手入れをサボっていると何時間もアップデートにかかることになります。
そこで、セミナーなどの前には全部のパソコンを事前にアップデートします。
その様子がこれです↑ 今回の教職員セミナー実施前に18台のパソコンをアップデートし、セキュリティソフトも最新のパターンに更新しました。
今回は、長らく使用していなかったこともあり、さまざまなアップデートをするのに、丸々3日間ほどかかりました。日常のお手入れは大事だなということを痛感した次第です。
情報管理課では、こうした具体的なパソコンの管理も業務のうちの一つです。
夏季教職員セミナー第5日。
今日は館内で4つのセミナーです。
今日は、
G16「植物化石のクリーニング体験」半田久美子主任研究員
G17「植物の形態・内部構造を学ぶ」高橋晃研究部長ほか
G18「地層から探る兵庫の自然史」加藤茂弘研究員
G24「博物館のリソースを活かすICT講座」八尾滋樹主任指導主事
▲真剣に化石を探す?植物化石のクリーニング体験。G17は一人1台ずつ双眼顕微鏡を使って・・・
そして、ひとはくサロンに「かや」が出現しています。
実はこれ、今日の13時〜15時と明日19日(木)の13時〜15時
八木剛主任研究員が担当する「楽しい蚊帳(かや)遊び」の準備です。
深田公園で虫を捕まえて、かやのなかに放つというものです。
オープンセミナーなので来館者なら申込不要で参加できます。
ぜひ、お越しください。
▲「とっても簡単!おゆまるでつくる化石のレプリカ」も同じ4階ひとはくサロンで
やっています。今日の担当は博物館実習の井上さん、篠原くん、初任者研修の野口先生、岩井先生です。
さあ、残り少なくなってきた夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
この夏休み中に博物館実習でひとはくで実習を続けている学生と初任者研修で博物館での研修をしている教員の来館者向け研修として実施している「とっても簡単!化石のレプリカづくり」には、今日もたくさんのお客様が来られました。
▲今日の主担当は、奈良先生、小松原先生。どちらも子どもたちと楽しく会話をしながら大勢のお客様に対応していただきました
▲どんなレプリカができあがるかなあ(^^)子どもたちの目が輝いています
▲あまりの忙しさに同じ研修の矢藤先生、野口先生、博物館実習の山口くんも手伝ってくれました。お疲れ様です。ありがとう(^^)
▲そして今日からは2種類のアンモナイトに加えて、三葉虫「メタカンシナ」も登場!!
この企画、明日18日(水)、19日(木)、20日(金)の3日間で終わりとなります。
ぜひ、ひとはくにお越しの際は、4階ひとはくサロンにお越しください。
フレッシュなスタッフがお待ちしております。
今日も夏休みとあって、ご家族連れ、グループでにぎわいました。
「タヨウ星人ポイントカード」もポイントを集めてくださいね(^^)
詳しくは→ http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
さあ、この夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
▲よーく見ると、壁の上に怪しげなカメラが・・・
夏季教職員セミナー第4日。後半戦のスタートです。
今日は館内で5つのセミナーがありました。
今日は、
G13「牛乳パックでカメラづくり」赤澤宏樹研究員
G14「ピンホールカメラをつくって撮影・現像まで」赤澤宏樹研究員
G15「模型で楽しむ断層と地震」加藤茂弘研究員
G22「博物館学習の企画・立案とプログラム体験1−校外学習編」西岡敬三主任指導主事
G23「博物館学習の企画・立案とプログラム体験2−授業活用編」西岡敬三主任指導主事
▲というわけで上の写真のカメラは、牛乳パックでつくったカメラでした(^^;
▲こちらは断層の模型づくり
▲博物館の学習について企画案もつくっていただきました
▲体験的なプログラムとして、葉脈標本しおりづくりや化石のレプリカづくりも体験していただきました
先生方にとって2学期以降の授業に活かすことのできる内容になったことと思います。さて、もう夏休みも残り少なくなってきました。
展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」もうご覧いただけましたでしょうか?
「タヨウ星人ポイントカード」も発行しています。ポイントを集めてくださいね。
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さあ、この夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
東南アジアの熱帯雨林を代表する鳥類といえば、サイチョウ類。ボルネオには8種のサイチョウ類(ムジサイチョウ、シロクロサイチョウ、ズグロサイチョウ、シワコブサイチョウ、クロサイチョウ、キタカササギサイチョウ、ツノサイチョウ、オナガサイチョウ)が分布します。
今回の滞在中、まず姿を見せたのはサイチョウ類の中でも小型のキタカササギサイチョウAnthracoceros albirostris。ボルネオからの速報で写真が掲載されていた白黒のコントラストが美しいサイチョウです。
続いて姿を見せたのはシワコブサイチョウRhyticeros undulatusのオス。上空のかなり高いところを飛んでいましたので、双眼鏡を使っても小さくしか見えませんでした。まあ、普通はこのくらいの大きさでしか見ることはできません。
レインフォレストロッジに移動した日のナイトドライブでは、就寝中のツノサイチョウBuceros rhinocerosを見ることができました。夜に木の枝に止まって休んでいるサイチョウ類の写真は見たことがあったのですが、自分の眼で見たのは初めてです。熱帯雨林での経験が豊富な安間さんも夜にツノサイチョウが休んでいるところを見たのは初めだそうです。
キャノピーウオークに向かった早朝には、ムジサイチョウAnorrhinus galeritusの群れ(7〜9羽)を何度か見かけました。同じ日にオナガサイチョウの独特の鳴き声を一度聞きましたが、残念ながら姿を見ることはできませんでした。
さて、サイチョウ類以外にもいろいろな鳥たちに出会いました。早朝、森から聞こえてきた「ポアォーポアォー」というサイレンのような鳴き声はキジの仲間セイランArgusianus argusです。残念ながら姿を見ることはありませんでしたが、森の中のセイランの踊り場で羽を見つけた子供たちもいました。
夜の森を歩いていると、意外なところに小鳥たちが眠っていることに気がつきます。こちらはクモカリドリ(spider-hunter)の仲間で、日中はよくショウガの仲間の花を訪れていました。
最終日に訪れたコタキナバルのマングローブ林では、これまでの熱帯雨林の鳥とはまた違った鳥類(サギ類・チドリ類)を観察することができました。なかなかじっくりと観察することは難しいのですが、さまざまな鳥にも出会ったジャングル体験スクールでした。
自然・環境マネジメント研究部 北村俊平
昨日から、私たちフロアスタッフに新メンバーが加わりました〜!!
女性ばかりのスタッフに、なんと新種?!
いえいえ、とてもソフトな男性をお迎えしましたよ〜(^^)
いったいどんな男性なのか、みなさん気になりませんか〜??
実はこの男性、博物館実習の学生〜大本武晴さん〜なんです。
ただいま、ひとはくでは、博物館でのさまざまな業務を研修するため、
全国からたくさんの大学生が来られています。
大本さんは、にわとりの遺伝を研究されています。
受付からイベントまで、幅広い業務を明るく元気にこなして頂きました。
『博物館のお兄さん』のフロアスタッフ修行は明日まで。
たくさんの『博物館のお兄さん、お姉さん』の修行はまだまだ続きます。
みなさん!温かく見守ってくださいね!!
フロアスタッフ ささやま ゆりこ
今日のひとはくも、もりだくさんの1日でした。
ちょっと、その賑やかな様子をご紹介いたしましょう。
○研究員によるセミナー
☆鈴木研究員による「六甲山のスミスネズミ」
スミスネズミ、大人気!
8月中は毎土・日・月に開催していま〜す。 今日の担当は大谷主任研究員。
☆「恐竜ラボ&展示解説」
毎週日曜日に実施していま〜す。今日の担当は半田主任研究員。
☆「みどころズバリ!まるわかり!ギャラリートーク」
2階の展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海」の展示を研究員が楽しく解説。毎月1回開催していま〜す。 今日の担当は沢田研究員。
流行りの3Dを見てみよう!
○人と自然の会によるイベント
☆花工房
アジサイやウメをしおりに。
☆ドリームスタジオ「スーパー万華鏡を作って楽しもう!」
何が見えるかな?
○フロアスタッフによるイベント
☆デジタル紙芝居 今日は「けんちゃんのだいぼうけん」
毎日やってま〜す。
☆展示室ツアー 今日は「ボルネオジャングル」を探検しました。
こちらも、毎日やってま〜す。
土・日・祝にやってま〜す。
実習生って?http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_830/
セミナーやイベントだけでなく、ひとはくは展示も充実してますよ。
3階のゾウさんの展示はもうご覧になられましたか?
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/
メッセージを書くノートがあります。あなたの感想を聞かせてください。
ノート ゾウが描いた「ハート」
明日もひとはくは休まず開館。
あなたも、ひとはくで楽しい一日を過ごしてみませんか?
小林美樹(生涯学習課)
『ひとはくへやって来た「スミス」さん』のブログで、
「スミスネズミ」のセミナーの様子が紹介されていましたが、
これについて、少し続報を...
▲いちばん右がスミスネズミ(目が小さい)、左2匹はアカネズミ
この「スミスネズミ」がどれくらい”珍しい(貴重)”な生き物かというと、
『1904年にイギリス人冒険家ゴードン=スミス氏が六甲山地(標高650m)で採集した標本が英国自然史博物館で研究された結果、新種として発表されたものです。そのため六甲山地はスミスネズミの基準産地、つまりは六甲山のスミスネズミが本家本元のスミズネズミとなりますので、六甲山地のスミスネズミは重要なものです。』
と当館鈴木武研究員がブログで説明しております。詳しくはこちらを
↓
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_823/
このようなこともあって、先日(平成22年8月11日)神戸市より発表された「神戸の希少な野生動植物 神戸版レッドデータ2010」において、この「スミスネズミ」は「Aランク(神戸市内において絶滅の危機に瀕している種など、緊急の保全対策、厳重な保全対策の必要な種」に選定されております。
↓
http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/environmental/tayosei/red_data_top.html
この、”神戸版レッドデータ2010”では、スミスネズミのような哺乳類の他、鳥類、爬虫類、両生類、魚類(汽水・淡水魚類、昆虫類、鳥類サンクチュアリ(聖域)、シダ植物、種子植物、植物群落が選定されており、その選定に際しては、人と自然の博物館の多くの研究員の先生方が、大いにかかわっています。詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
↓
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2010/08/20100811195101.html
今回珍しい「スミスネズミ」が見つかったのも、生物多様性保全のための先生方の努力の賜物かもしれません。
(生涯学習課 西岡敬三)
六甲山からやって来た、スミスさん。
って、外国の人?いえいえ、スミスネズミです。
なんで、スミス?100年以上前にイギリス人冒険家が 六甲山で発見し、名付けられた そうです。
今月8日、神戸市立森林植物園で発見され、今日と明日の鈴木研究員による、オープンセミナーの間だけ、見ることができるのです。
「かわいい〜」 「いろいろ種類のネズミがいるんですね。」 神戸市レッドデータAランクのとぉ〜っても珍しいお客様なのです。
つぶらな瞳がとても可愛い。
一緒にアカネズミも見れちゃうよ。アカネズミとスミスネズミの違いを見てみよう。
英語では「mouse(ネズミ)」といわないけど日本語にするとネズミっていう種類もある、ミッキーマウスは「何ネズミ」?など、ちょっと人に話たくなる解説も鈴木研究員から聞けちゃうよ。
オープンセミナー「六甲山のスミスネズミ」は
明日15日(日)11:00〜・14:00〜 です!!!
この他、ひとはくでは、書ききれないほどの楽しいイベントがもりだくさん!
→ http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
夏休みはひとはくへ!
小林美樹(生涯学習課)
夏季教職員セミナー第3日。今日は館内外で3つのセミナーがありました。
今日は、
G10「障害のある子どもたちとの野外活動」三谷雅純主任研究員
G11「キリンビール・ビオトープ池調査」田中哲夫主任研究員
G12「葉っぱで見分ける身近な樹木」黒田有寿茂研究員
それぞれのセミナーの内容は、また別の機会にご紹介するとして、
今日は、博物館実習生の来館者対応実習「とっても簡単!化石のレプリカづくり」で、1日としては最高のお客様に対応していただきました。
▲大勢のお客様が絶え間なくレプリカづくりに参加されました
▲子どもたちも楽しそうですね(^^)
▲実習の中で館内放送で呼び込みもしていただきました。おかげでお客様が・・・
というわけで、明日8月13日(金)まで、この「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行います。
次は、17日(火)から再開します。お楽しみに(^^)
なお、14日(土)・15日(日)・16日(月)は同じ場所(4階ひとはくサロン)で「昆虫標本づくり実演コーナー」があります。
こちらもぜひ、のぞいてみてください。
▲今日のひとはくはお客様が多く、展示室ツアー「ボルネオジャングル探検」にも大勢の参加者がありました
今年のひとはくは生物多様性大作戦!展開中です。
「タヨウ星人ポイントカード」のポイントもうなぎ上り!?
詳しくは→ http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
さあ、この夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
加東市滝野図書館2階ギャラリーで開催されていました「まちまるごとミュージアム」が先日終わりました。最終日に展示会場に行くと、たくさんの人が見学してくれていました。
◆会場の入り口 ◆さわってみよう!のコーナー
◆木の幹の重さ比べをしています ◆「子ども生き物調査隊!」の作品展示
さて、初日に合わせて行われた「子ども生き物調査隊!」では、播磨中央公園周辺で生き物を採取し観察して絵を描きました。また、それをもとに自分で考えたタヨウ星人を描いてくれました。
いくつかの「タヨウ星人」などの作品をご紹介します。
◆クマゼミの絵 と それをもとに考えてくれた「ベアー宇宙人」の絵
◆スズメガの仲間の幼虫 と それをもとに考えてくれた「モッサリ星人」の絵
◆クリの葉とイガ ◆クリのイガをもとにした「いがぐり星人」の絵
◆クリの葉とイガで「ちゅうしゃ星人」の絵 ◆トゲを注射針に見立てているようですね。
注射をされると、葉っぱが消毒されるそうです。
◆「ハッパ アンド セミ星人」の絵
クマゼミ と 葉っぱ が合わさったユニークな星人ですね。
その他にも、いろいろ描いてくれたのですが、載せられなくてゴメンなさい。
調査隊に参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
ところで、ひとはくでは、8月15日から9月5日まで「オリジナル タヨウ星人」を描くコーナー(4階 ひとはくサロン)が予定されています。これは、ひとはくで行う第2弾です。前回は好評につき、〆切を早めてしまいました(ゴメンなさい!)。
詳しくは、博物館(フロントスタッフ)にお問い合わせください。
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
夏季教職員セミナー第2日。暑い中、今日も大勢の先生方が来られました。
今日は、
G05「地層の見方・調べ方in淡路」古谷裕主任研究員
G06「兵庫の大地−丹波竜と山陰海岸ジオパーク」先山徹主任研究員
G07「ミツバチの巣箱から蜂蜜を取ってみませんか」大谷剛主任研究員
G08「児童・生徒とできる里山の調べ方」橋本佳延研究員
G09「直線のまち・曲線のまち」武田重昭研究員
それぞれのセミナーの内容は、また別の機会にご紹介するとして、
今日は、博物館実習生の来館者対応実習「とっても簡単!化石のレプリカづくり」も2日目でしたが、教員の初任者研修で来られた2名の先生も一緒に来館者対応業務として研修していただきました。
▲青木先生、栗原先生お疲れ様でした(^^)
▲博物館実習の友安さんも子どもたちに話しかけながら手際よく指導していました
▲2人はお客様ではありません。明日の運営をする博物館実習の2人への業務引継です(^^)
今年のひとはくは生物多様性大作戦!展開中です。
みなさん「タヨウ星人ポイントカード」ご存じでしょうか?ぜひポイントも集めてください。
詳しくは→ http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html
さあ、この夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
前回は森の中で見かけた果実を紹介しました。次はなかなか森の中では姿を見ることができない哺乳類の紹介です。
ダナムバレーの森の朝はボルネオテナガザルのモーニングコールから始まります。三日目の朝は宿舎のすぐ近くでテナガザルの歌声が聞こえました。朝の観察会では、樹高60mはありそうなKoompassia excelsaの大木でボルネオテナガザルのペアを観察することができました。
夜になると宿舎の開けた場所の草を食べにスイロク(サンバー)という大型のシカがやってきました。
撮影:安間さん。
朝になるとこんなお土産が残っていました。ニホンジカの糞と比べるとかなり大きいです。
川にかかるつり橋を歩いて行くと、橋の上にこんなものが落ちていました。
ジャコウネコの仲間(パームシベットかな?)のウンチです。日本で見られる動物だと、ハクビシンの仲間の動物です。茶色の塊はアカテツ科の種子で、緑色は消化しきれなかった果実の残りです。
この写真を撮影後、何も考えずにウンチに手を伸ばし、種子がいくつ入っているのか数えようとしたところ、「ウンチさわるの!?」と子供たちから思いっきりひかれてしまいました…。君たちシベットコーヒーなる高級コーヒーを知っているかね?
夜の観察会では、ねぐらから出てきて、活動を開始するオオアカムササビに出会いました。しばらく待ってみましたが、滑空するところを見ることはできませんでした。
次回は鳥類を紹介する予定です。
自然・環境マネジメント研究部 北村俊平
さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。
ちょっと旅に出ておりまして、この度のミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」の担当として、久々の登場でございます。
「ゾウがほんまに絵を描くんかいなぁ。このでたらめ講釈師!」なんて声も聞こえてきそうでございますが、よこはま動物園ズーラシアのインドゾウの女の子、チャメリーとシュリーは”ほんまに”絵を描きます。
2頭が絵を描き始めましたのは、チャメリー(1991年生まれ)は2006年から、シュリー(1994年生まれ)は2008年からでございます。
チャメリーの得意技は、点描画や水墨画。シュリーはといいますと、文字や図形が得意技でございます。この絵はなんに見えますか?
これはチャメリー作の点描画です。近頃は鼻をばチョンチョンと小刻みに使って点で描くのにはまっています。他にチャメリーは水墨画も描けます。
さて、これは?
これは、シュリーが2か月の猛特訓でこの展示のために習得した「ひとはく」でございます。すごいでしょう!他の作品は、「花」や動物園での結婚式に描いた「ハート」もあります。
「なんで絵を描くの?」
はい、いい質問でございます。
ハズバンダリートレーニングという動物園での健康管理のひととうで、それは、「ゾウの足の裏は大丈夫かいなぁ?」とか、「鼻はちゃんと動いとうかいなぁ?」ってなことをチェックするため、日頃から飼育員の指示でいろんなポーズや動きがとれるようにしていく訓練なのでございます。他にも見慣れないモノに柔軟に対応できるようにするためでもあります。
2頭は動物園のエレファントライブでさまざまな絵を来園者の前でも描いていて、上手に描けるとお客さんや飼育員は「シャバース!」(アッサム語:よくできたね)と歓声をあげます。そうやってほめられることはゾウの創作意欲を刺激し、ゾウ自身が楽しんで描くことは動物園ライブでのゾウの生きがいになっているのでございます。
この展示のきっかけは、7月13日に残念ながら帰らぬ人となられた増井光子さん(当時:コウノトリの郷公園長、よこはま動物園ズーラシア園長)の昨年の2月のひとはく訪問でございました。そのエピソードはまた今度!
さあ、今回の絵画展では、絵だけでなく、映像で描いているところもご覧いただけますので、百聞は一見にしかず。ひとはくでぜひご覧くださいませ!
ひとはく地域研究員 川東 丈純
今年も夏季教職員セミナーが始まりました。
初日の今日は、
G01「外来種の現状と対策」太田英利主任研究員
G02「身近な植物の観察の仕方」小舘誓治研究員
G03「里山についての講義と観察」服部保研究部長
G04「体験しよう!川の水生昆虫の学習と調査」三橋弘宗主任研究員
▲それぞれちょっと部屋をのぞいてみました。講義はエアコンの効いた部屋でいいのですが、館外での観察・実習はきっと暑かったでしょうね
そして、博物館実習生も講座の運営補助や館内でのイベントを担当しました。
今日から教職員セミナーの期間中、4階ひとはくサロンにおいて「とっても簡単!化石のレプリカづくり」で来館者対応業務を実習していただきます。
▲初めのうちは慣れない手つきでレプリカづくりを演示していましたが、時間がたつと慣れた手つきに変わってきました(^^)上西さん、金古さん、お疲れ様
▲小さなお子様でもかんたんにできますよ。来館記念にぜひ、どうぞお楽しみください
お盆休みが近づいて、今日も四国など遠方からのお客様や祖父母とお孫さんといった組み合わせのお客様など大勢のお客様にお越しいただきました。
ひとはくでは今、常設展だけではなく、
■展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」
■特別企画「丹波と恐竜を知ろう2010−第4次発掘報告」
■神戸市で発見された新種の貝類化石10種
■丹波の恐竜化石発掘調査における無尾類(カエル)の全身骨格化石
■いきもの多様"製"絵画展「ゾウが描いたぞう・・・」
などなど
とにかく盛りだくさんです。
「タヨウ星人ポイントカード」のポイントも集めてください。
さあ、この夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
今年も「コープ夏休み虹っ子プログラム:親子で化石のレプリカづくり」の講師として、神戸市東灘区にあるコープこうべ生活文化センターに行ってきました。
小学校1年生から6年生まで幅広いので、なかなか同時進行は難しいのですが、みなさん本物の化石から、自分の手で型どりをして、正真正銘の化石のレプリカづくりと時間の都合上、事前につくっておいた石膏のレプリカに水彩絵の具で色をつける作業、そして、おまけに「おゆまるでつくる簡単レプリカ」までつけて、2時間のなかで楽しんでいただきました。
▲おゆまるは少し熱いけどがんばれば、とってもいい型ができます
▲みんな親子で協力し合って(^^)
▲彼は小学校1年生。とってもうまくできました。やりますねえ(^^;
▲昨日は午前、午後の2回。午後も大勢の親子がレプリカづくりに挑戦しました
▲おゆまるでつくったり、色を塗ったり、まさにレプリカ三昧でしたね(^^)
▲最後は記念写真?化石やつくったレプリカもしっかり記録して、夏休み中に色を塗って完成させてくださいね
ご参加いただいたみなさん!「タヨウ星人ポイントカード」をもって、
この次は、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
今年のダナムバレーはラッキーなことに「一斉開花」が起きたあと。熱帯ではいつも花が咲き乱れているイメージがあるかもしれませんが、そうでもありません。特に東南アジアのフタバガキ林にユニークなのが、「一斉開花」です。数年の不規則な開花間隔で、森の中の多くのフタバガキ科樹木やその他の植物が同調して開花します。ダナムバレーの森の中でもたくさんの花や果実を見かけました。フタバガキ科樹木の果実の羽根は、赤や黄色のものが多く、紅葉しているようにも見えました。
さまざまなフタバガキ科の果実。
森の中では、野生のドリアンも見かけました。こちらは普通に売られているドリアンとは違って、果肉が真っ赤なDurio graveolens。現地では、果肉を炒めてご飯のおかずにするそうです。確かに塩味で炒めたらおいしそうな味でした。
こちらは道端を歩いていた時にすぐ近くに落下してきたドリアン。お店で売られているドリアンと似ています。もう2m道路側に落ちてきたら、わたしの頭に直撃したかもしれません。30m以上の高さから落ちてきたので、帽子をかぶっていても痛そうです。
熟したから落ちてきたのかと思って割ってみましたが、中には巨大な幼虫がうごめいていました。虫食いだから先に落ちてきたようです。残念〜。
自然・環境マネジメント研究部 北村俊平
ボルネオジャングル体験スクールから帰国して10日間が過ぎました。帰国後、体調を崩したスタッフが多いのですが、参加者の子供たちは元気に夏休みを過ごしているのでしょうか?
さて、今回の滞在中に見かけた熱帯の果物をいくつか紹介します。まずは果物の王様と呼ばれるドリアンDurio zibethinus。ラハダトゥからダナムバレーに向かう途中のお店でも大きなドリアンがたくさん売られていました。
ドリアンは初めて食べる参加者がほとんどで、大好評!という感じではありませんでした。とはいっても、一部のドリアン好きのスタッフや現地ドライバーのみなさんと一緒に結構たくさん食べました。
こちらも大きな果物でタラップArtocarpus elasticus。大きな果実の中に白い果肉に包まれたたくさんの種子が入っています。ねっとりと甘い果肉で、ドリアンとはまた違った味わいの熱帯らしい果物です。
この他にも果物屋さんには、さまざまな果実が売られていました。
手前の山もりの赤い果実はランブータンNephelium lappaceum、その左隣の白っぽいのがランサLansium domesticum、その上の黒っぽいのがマンゴスチンGarcinia mangostana、ネットに包まれているのはナシやリンゴです。一番奥の緑色はミカンで、下の茶色いのはサラカヤシZalacca edulis。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、一番上の段にパイナップルAnanas comosus、その横の黄色い塊はパパイヤCarica papayaです。でもよく見るとコパラミツArtocarpus integerも売っていました。写真を見るまで気がつきませんでした…。先に紹介したタラップの仲間で、わたしの好物の一つです。食べたかったなあ〜。
結局、ここではランブータンを数キロ購入して、ダナムバレー到着後に夕食後のデザートとして楽しみました。
次回はお店ではなく、森の中で出会った果物を紹介します。
自然・環境マネジメント研究部 北村俊平(鳥類担当です)
ひとはくが開館したのは1992年10月10日のことですが、
この博物館の建物は1988年ホロンピア博覧会での会場として造られたものです。
そう、知る人ぞ知る、もとは深田大橋です。それを建築家:丹下健三氏によって建物に変身しました。
前置きが長くなりましたが、今日はひとはくの向かいにある商業施設「フローラ88」で毎年恒例の「フローラ88祭り」があり、出展団体としてひとはくも協力してきました。
▲フロアスタッフによる「とっても簡単!おゆまるでつくる化石のレプリカ」朝の準備です。館内と違って暑くなりそう(^^;
▲たくさんの子どもたちが訪れて、思い思いの色を使ったレプリカづくりを楽しんでくれました
▲1個であきたらず、もう1個違う配色でつくっている子どももいました
▲終日、絶え間なくお客様が来られました。次はひとはくに来てくださいね(^^)
▲ステージもありました。これはちょうど大抽選会の様子です。この直前のプログラムとして「人と自然の博物館特別イベント」がありました
ステージでの特別イベントは残念ながら私もスタッフもステージ上でしたので、写真は祭りの主催のコムスさんに撮っていただきました。(まだデータがないのでここでは写真はありません)
内容は「生物多様性クイズ」。ひとはくで今、開催中の「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」にちなんだ問題です。
クイズに参加したみなさんもポイントカードをプレゼントしたので、ぜひ、ひとはくにお越しください。
▲今日も「カエルの全身骨格化石」の展示には大勢の方が足を止めて、じっくりと見ておられました。カエルの展示は9月5日まで
この夏休み、皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ボルネオから帰国して1週間 やっとのどの風邪が治りかけてきました。最終日くらいからのどの調子が悪く、長患いをしておりました。
そういえば、帰国報告をまだしてなかったことに気づきました(今頃?!) 8月22日には事後学習会が開催されます。その時には、現地での写真のスライドショーなども上映予定ですが、blogではお見せできないのが残念です。
その代わり、全員で撮した写真をUPします。 最初に訪れたフィールドセンター研究用ロッジ前です。まだまだみんな元気です。
次に滞在したレインフォレストロッジです。展望台のある山を背景にしましたが、近すぎて頂上が全く写りません。生徒の中に冷えピタのようなものを貼り付けているのが・・・・・ちょっと体調がすぐれない生徒が何人か出てきました。疲れが溜まってきたのか?
最後は修了式を行ったサバ大学での写真。修了証書を手に全員満足・・・・いやいや、実は2名は疲れが溜まり、ホテルで静養しています。
ということで全員集合(?)写真展でした。最後のサバ大学での修了式では、現地の新聞社からの取材があり、マレーシアの新聞4紙に掲載されました!!
ひとはくのボルネオジャングル体験スクールは、やっぱりワールドワイドだったんですね!!
スクール生のみなさんへ 22日に元気な顔を見せてください!!
みなさんこんにちは!
毎日あついですね〜 (^^ゞ
ひとはくでは、常設展示を観覧する以外にも、日々いろいろな体験ができます!
たとえば、たまたま4階ひとはくサロンを通りかかった鈴木研究員が大事そうに運んでいたのは・・・・・調査用の「カタツムリ」。
一度にこんなにたくさんの種類の生きたカタツムリをみることはめったにありません!これはチャンス!!! さっそく、水槽から出して触ってみました。
でぇんでんむぅしむしかぁたつむりぃ〜と、歌も飛び出して楽しそう!
おうちの近くにもいるかなぁ〜? 探してみてね!
こちらは4階中セミナー室での遠藤研究員のオープンセミナー「鳥のくちばしを観察しよう」です。
これで夏休みの宿題「自由研究」はバッチリ!
「北摂親子☆きらっとバス」で来られた親子づれのお客様は、4階ひとはくサロンでおゆまるを使ってアンモナイト化石のレプリカづくりに挑戦!
色とりどりのオリジナルレプリカは「夏休みの思い出」になったかなぁ?
ひとはくでは、今日も一日色々な体験ができました(^o^)v
みなさんもぜひ「ひとはく」に来て、体験してみてくださいね!
(フロアスタッフ てらおゆみこ)
夏休みに入って各市町教育委員会の教員研修を博物館で実施する機会が増えていることは
先のブログでも紹介しましたが、今日は日本生物教育会の全国大会の現地研修のグループがひとはくで研究員の講義・実習を受講されました。
▲表紙にも丹波の恐竜化石発掘風景がとりあげられました
▲三枝春生主任研究員から「丹波の恐竜 研究の現状と展望」というタイトルで講義を受けられました
▲池田忠広研究員の指導のもとで丹波の恐竜化石の発掘残土をハンマーで割って、石割り体験もされました。何が見つかるか!!みなさん真剣です
この大会、昨日は全体会のなかで当館の八木剛主任研究員が「輝け!昆虫少年」と題して記念講演を行い、明日は現地研修の続きで古谷裕主任研究員と一緒に篠山層群の観察を行う予定です。
全国からお越しいただいた先生方に、兵庫県立人と自然の博物館を知っていただく良い機会となりました。
大会関係者のみなさま。誠にありがとうございました。
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を開催中です。
この夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
夏休みに入って各市町教育委員会の教員研修を博物館で実施する機会が増えます。
今年もいくつかの市町教育委員会の研修会が予定されています。
今日は西宮市。
小中学校の先生方が博物館での2つの体験的な活動をされました。
午前中は鈴木武研究員による「タンポポ調査とDNA抽出実験」
▲カンサイタンポポとセイヨウタンポポだけじゃないって??DNAを調べればわかります!
▲実験の合間にカタツムリのお話も(^^)
そして午後は私が講師となって「授業でできる化石のレプリカづくり」をしました。
▲三葉虫とアンモナイト、さっそく2学期の授業で活用されることを期待しています
▲みなさん真剣です!!とっても手際も良くスムーズに進みました
▲さすが先生ですね(^^)とってもきれいなレプリカの完成です!
講義・実習の合間に館内見学と結構忙しいスケジュールでした。
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を開催中です。
きっと2学期からの授業のヒントがつまっているはずです。
ひとはくでは8月10日からは、ひとはく主催の「夏季教職員セミナー」が開催されます。お盆休みをはさんで6日間に25講座が開かれます。
先生たちにとっての夏休み、ひとはくで研修をされて、2学期からの授業に成果を発揮されることでしょう。
この夏休み、どしどしひとはくをご活用ください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
7月23日付けブログで紹介された、阪急百貨店イングス館「ダイナソーワールド」の会場で、丹波の恐竜化石をテーマにセミナーを実施しました。
最初のプログラムとして、いつも博物館で行っているデジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」を上映しました。
いつもは、小さな紙の紙芝居?を行っている会場に、スクリーンを持ち込んで大画面での紙芝居?に、参加者は大喜びでした。
恐竜?による紙芝居の解説もありました!
続いては、「恐竜骨パズル」に挑戦してもらいました。
発掘調査中の丹波の恐竜化石をモデルにしたパズルで、
参加者が力をあわせて、「丹波竜」の姿を完成させることができました。
また、「簡単化石のレプリカづくり」では、
お湯に入れると軟らかくなる樹脂を使って、古代の生物アンモナイトのレプリカを作りました。
アンモナイトは恐竜と同じ中生代の生き物です。
簡単にカラフルなアンモナイトのレプリカができ、セミナーの良い記念品となりました。
会場には、化石やハンマーなどの調査道具の展示もあり、
化石や古代の生物について興味を持っていただけたのではないでしょうか。
大阪のみなさまにもひとはくの活動を知っていただく良い機会となりました。今後多くのお客様が大阪からいらっしゃることをスタッフ一同願っております。
イベントの担当は、フロアスタッフのささやまさん、せらさんでした。
(生涯学習課 西岡敬三)
みなさん!いつも私たちのブログをご覧いただき、ありがとうございます。♪(^o^)/
写真は、先日行われた フロアスタッフとあそぼう☆「かんたん!コケのテラリウム作り」の様子です。
みんな小さなコケ庭作りに、真剣なまなざしでチャレンジしています。
育て方は、超かんたん! 乾燥しないように軽く霧吹きで水をかけるだけ。肥料はいりません。
お部屋の中にほんの少しの「みどり」があるだけでも、癒されますねぇ〜♪
▲かんたん!コケのテラリウム
次の写真は、ひとはくの昆虫博士 大谷主任研究員による「昆虫標本づくり実演コーナー2010」です。
ひとはくサロンに現れた職人(?)の技に、みんな熱心に見いっています。
私たちフロアスタッフは、みんなの「!」を集めてエネルギーにかえています。
どうぞみなさんの「!」をひとはくに! みなさまのお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
(フロアスタッフ てらお ゆみこ)
みなさん、これ何のくちばしかわかりますか?
今日8月2日から3日間連続で開催されているオープンセミナー「鳥のくちばしを観察しよう」です。
鳥のくちばしにはいろいろな形があります。
多くの場合は、食べるものによって決まっています。
(確か、ダーウィンの進化論を習ったとき「ダーウィンフィンチ」のくちばしの形ってありましたよね)
はくせいの鳥のくちばしを観察し、そのしくみを考えながらスケッチしてみましょう。
▲遠藤研究員から鳥について詳しくお話を聞いてからスケッチします
▲真剣にスケッチしていますね(^^)
このセミナー、明日8月3日(火)10:30〜14:30、
明後日、8月4日(水)10:30〜14:30もやっています。
遠藤菜穂子研究員のお話もポイントですよ!
夏休みの理科の自由研究のヒントになるかも??
この夏休み、博物館の中でも外でも、さまざまな企画をやっています。
そして今年は生物多様性大作戦!展開中。タヨウ星人ポイントカードもやってます!!
この夏休み、ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
みなさん、”レプリカ”と聞いて何を想像します?
ゴルフの優勝カップのレプリカ?
いやいや”にせもの”って答える人も多いかもしれませんね。
8月に入った1日の日曜日、明石市にあるサンピア明石でのイベントに講師として行ってきました。
本物の化石を自分の手で型を取ってレプリカをつくるという
本当の意味での「レプリカづくり」を親子で楽しんでいただきました。
▲お湯の中で「おゆまる」を柔らかくして本物の化石の型を取ります
▲石膏を水で溶いて型に流し込みます
▲本物の化石を見ながら色をつけていきます
▲自分でつくった本物のレプリカ!嬉しそうですね(^^)
この夏休み、博物館内外ではさまざまな企画があります。
もちろん博物館は生物多様性大作戦!展開中。タヨウ星人ポイントカードもやってます!!
この夏休み、ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
7月29日から始まった「まちまるごとミュージアム」のオープニングセレモニーと子ども生き物調査隊!に参加してきました。
初日の午後、オープニングセレモニーで、主催者のあいさつとテープカット等が行われ、その後、みんなで展示を見学しました。
◆テープカットのようす ◆みんなで会場の中へ
この会場に搬入してきた日は、暑くてにらんだような目に見えた(その様子はこちらhttp://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_780/)ツキノワグマグマは、今日は、やさしい目をしているように見えます。
◆ツキノワグマに見られている家族? ◆はてなボックスの中身は何かな?
さて、いよいよ「子ども生き物調査隊!」の活動開始です。気象情報では、その日の午後は雷雨の予報でしたが、活動時間になると、ウソのように晴れて陽ざしがまぶしく感じるほどでした。
この調査隊の活動は、加東市の職員の方と「おおばこの会」(北播磨自然観察サポーターチーム)の皆さんがサポートをしてくださいました(スタッフの皆さんお疲れさまでした)。
◆クマゼミをねらっている子どもたち ◆クマゼミが採れた?
採取したものをもって、室内にもどってスケッチをします。
◆何を描こうかなあ ◆よ〜く、見ながら クマゼミを描いています
◆この子も クマゼミを描いています
◆クリのイガ(果実)と葉っぱの絵
セミの仲間や、トンボの仲間、チョウの仲間など、いろんな昆虫が描かれていました。また、アジサイやクスノキ、カツラなどの葉っぱ、クリのイガを描いている子どももいました。短時間でしたが、いろいろな生き物がいることが分かりました。
子どもたちには、これらのスケッチをもとに自分で考えたタヨウ星人を描いてもらいました。
これらの絵(作品)は、「まちまるごとミュージアム」で展示されています。
◆『加東 伝の助』くんのスタンプと、ひとはくのポイントカード
展示会場の入り口近くに受付の方がいて、ひとはくの「タヨウ星人ポイントカード」に『加東 伝の助』くんのオリジナルスタンプを押してくれます(このスタンプは、期間中に同じカードに1回だけ押してもらえます)。
「まちまるごとミュージアム」は、加東市滝野図書館2階ギャラリーで 7月29日(木)〜8月8日(日)の間、開催しています(ただし、2日(月)は休館日です)。
みなさんで、見にきてくださいね。なお問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
みなさーん!お元気ですか?
きっと暑さなんてふきとばして、元気一杯お過ごしのことでしょう(^-^)v
ところで、みなさんはこの夏もう海水浴には行きましたか?
いよいよひとはくでは、7月17日(土)から、展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海 VS 日本海」が始まりました!
博物館2階展示室に、瀬戸内海と日本海の生き物たちが大集合!
オサガメやナガスクジラの大きさにびっくり!!!
ひとはくのサロンに登場したエチゼンクラゲ ミニテトラポッドをつくっています〜
今年の夏休みはひとはくで ひと味ちがう“ 海 ”を見つけませんか?
フロアスタッフのイベントに参加して、ひとはくで「ひと夏のおもいで」をつくってね♪
タヨウ星人ポイントをあつめて、プレゼントもゲットしてくださいね!
フロアスタッフのイベントはこちらから→http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
(フロアスタッフ てらお ゆみこ)
ん?おはよう?そう、今ボルネオ最後の朝を迎えています。
昨日はジャングル最終日。朝一番で早朝トレッキングをした後、午前中はジャングル体験発表会を行いました。
ジャングルでもっとも心に残ったことを一人一人発表しました。なかには、マレー語で発表する日本人スクール生もあり、大変盛り上がりました。ラハダトゥサイエンススクールの8名も、マレー語や英語、日本語交じりで発表しました。
帰る頃になってやっと抜けるような晴天がひろがり、ちょっと残念な気持ちも・・・・しかし、それも自然が相手。しょせん人間も自然のほんの一部にすぎないとことを思いました。
午後、車でジャングルを脱出、およそ3時間かかりました。ラハダトゥの空港から一路コタキナバル市内へ。市内の中華レストランで夕食の後、ホテルに帰って寝ました。
今日29日は、バードサンクチュイアリで見学をした後、サバ大学へ行って修了式をします。そして夜中の航空便で、明日30日早朝には日本に帰ります。ボルネオより日本のほうが暑いというニュースも耳に入ってきています。とにかく、全員元気で帰りたいと思いますので、お土産話を楽しみに、もうしばらくお待ちください。
情報管理課:八尾
みなさん。マキィズというお店をご存じですか?
ご存じでない方は、こちら
→ http://www.maquis.co.jp/
ジュラシック・ショコラなどオリジナル商品をつくっている神戸のチョコレート&洋菓子屋さんです。
今日は、そのマキィズから社長ほかスタッフに来館していただき、当館の古谷裕主任研究員と「親子でチャレンジ!チョコレートで化石のレプリカづくり」が開催されました。
今日は、その1回目。
食品用に開発されたドイツ製のシリコン樹脂で型を取るところまでを行いました。
▲まず、古谷主任研究員から化石やアンモナイトについてのお話です
▲社長からチョコレートが”神様の授かり物”で薬だったこと。毎日10gのチョコレートは健康にとても良い!などのお話しがありました
▲みんな自分の化石を選んで、シリコン樹脂で型どりです
▲シリコンは24時間かけて固まります
このセミナー、明後日30日に後半の部、チョコレートの流し込みなどがあります。
本格的なチョコレート専門店に協力していただいてのセミナーです。
どんなチョコレート製レプリカが完成するのか楽しみですね(^^)
この夏休み、ひとはくではさまざまな企画があります。
生物多様性大作戦!展開中のひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
夏休みに入ってひとはくには、子ども会や地域で子どもを集めて来館される団体が増えています。
そして、見学だけではなく特注セミナーのご要望もたくさんあります。
そんな今日も団体向け特注セミナーがいろいろとありました。
▲恐竜発掘最前線で仕事をしている池田忠広研究員から直接、恐竜や丹波での発掘のお話しを聞いています
▲私も子どもたちに「かんたん化石のレプリカづくり」をしました。使うのは「おゆまる」
▲なんと言っても本物の化石から、自分の手で型を取ってつくる正真正銘のレプリカづくりです!!
▲せっこうを混ぜて型に流し込み、トントンとたたいて空気を抜きます。みんな上手でしたよ(^^)
▲できた!!おもわず見せたくなりますよね。この夏休みの間に色を塗って完成させてくださいね
ひとはくには38名の研究員が在籍しています。博物館は展示を見るだけではありません。専門分野のプロからの授業を受けてみてはいかがですか?
■詳しくは →http://www.hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html
研究員だけではありません。当生涯学習課も「かんたん化石のレプリカづくり」のほか「葉脈標本しおりづくり」や「博物館で学ぶ環境学習」などいくつかのメニューがあります。
■詳しくは、生涯学習課までお問い合わせください。
さあ、今年の夏休みは、ぜひ、ひとはくにお越しください。
ひとはくは今、生物多様性大作戦!!ポイントカードも実施中です!!
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
昨日、日本を出発したボルネオジャングル体験スクールの一行から
さっそく携帯電話によるメール速報が送られてきました。
今日は、コタキナバルから小さな飛行機でラハダトゥに移動。天気は曇りだそうです。
▲飛行機の機内の様子ですね
ラハダトゥから車に分乗し、ラハダトゥ・サイエンススクールを訪問。
▲ワンボックスカーに分乗して、サイエンススクールを目指しました
学校では教員・生徒たちから大歓迎を受けたそうです。スタッフの八尾さんも女生徒たちのダンスチームにモテモテだったとか(^^)
サイエンススクールの生徒8名と教員1名を加えて、ジャングルに向かっています。
舗装道路から砂利道に入るところにある露店で休憩中にさらにメールが来ました。
▲露店には、さまざまなフルーツが並んでいますね
▲やっぱりドリアンには挑戦しないとね(^^)このにおい!!そしてこの味!!
▲ドリアンの味について説明しているんでしょうか?
みんな楽しそうですね!!
これからいよいよジャングルに入ります。
今年はボルネオゾウの群れに遭遇するでしょうか?
今晩は研究用ロッジ、いわゆるフィールドセンターです。
もちろん電波は通じません。次の連絡は、レインフォレスト・ロッジに移動してからになるでしょうね。
気をつけて行ってきてください。
日本で待つ保護者のみなさま。みんな元気な様子です。ご安心ください。
この次の報告が楽しみなボルネオジャングル体験スクールでした。
(生涯学習課長 平松紳一)
夏休みに入って初めての週末。
今日は子ども会の来館がいくつかありました。御来館いただき誠にありがとうございました。
その中で実施した体験的プログラムを2つご紹介します。
■1つは「葉脈標本しおりづくり」
▲あらかじめ前処理したヒイラギモクセイの葉を歯ブラシを使って、
「(歯を)磨く」のではなく「(葉を)たたく」と・・・
▲色をつけて、それぞれがオリジナルの葉脈標本をつくります
▲最後はラミネート!小さなお子様でも簡単にできます(^^)
■もう1つは「簡単!化石のレプリカづくり」
▲こちらは本物のアンモナイトの化石からシリコンで型を取ったものを使って、
「おゆまる」を湯の中で柔らかくして押し当てると・・・
▲型にはめたら、すぐに冷やします。とっても簡単にできますよ!
▲できあがると見せ合って!?とってもきれいですよ
ひとはく来館記念にいかがですか?材料費がかかるので有料ですが、どちらも100円とお得です。子ども会のお世話役のみなさん!ぜひ、生涯学習課までお問い合わせください。
ひとはくは今、生物多様性大作戦!展開中です。展示も充実しています。
スタッフ一同、ご来館を心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
7月23日朝8時30分に関西空港にスクール生が集合し、9時過ぎから出発式を行いました。
荷物も預け搭乗手続きも終わり、いよいよボルネオに向けてテイクオフ!
海外旅行が初めてというスクール生もいますが、独りじゃないから安心。緊張もするけど楽しい旅になりそうです。関空を発っておおよそ5時間後にはマレーシア国ボルネオ島コタ・キナバル空港に無事に到着しました。
日本を出る時は朝から暑かったですが、こちらは日本よりもやや気温は低い感じです。空港からは初めの宿ホテルシャングリラまで20分程度の移動。早速会議室で、交流会発表の最後の仕上げにかかりました。
班毎にリハーサルを行い、研究員の先生方からアドバイスを頂き、最終的に仕上げました。明日の発表会での健闘を祈ります。
発表の練習が終われば、楽しい夕食!
鍋のバイキングが食欲をそそり、たくさんたくさんいただきました。そのうえデザートのケーキやアイスクリームもありました。たくさん食べているスクール生もいるようでしたから、明日からのジャングルでの体調がちょっぴり心配な初日の夜でした。
食事の後、班長・副班長はミーティングです。明日の行動予定や準備物などを班員に伝えるため、真剣にメモをとりながら参加します。さすが、上級生。しっかり話が聞けています。頼もしい班長・副班長たちです。
ちなみに窓の外は、よこなぐりの雨模様・・・・しかし、明日からのジャングル体験。ワクワクしながらみな早い時間に就寝しました。
通信速度が遅く、書き始めて2時間以上かかりました。現在現地時刻の午前2時30分を過ぎました。明日からのジャングルに備えて、そろそろ寝ることにします。この続きは、・・・・またインターネットが使える環境になればアップします。それまで、しばらくお待ちください。
情報管理課:八尾
大阪・梅田にある阪急百貨店イングス館地下1階で、21日から始まっている夏休みイベント「ダイナソーワールド」をちょっとのぞいてきました。
▲こどもランドの一角に恐竜グッズが並んでいます
▲ひとはくコーナー
ひとはくの共催事業の一つで、博物館から標本、パネルの展示、「たんばのきょうりゅう」情報としてDVD映像紹介などを行っています。
準備作業は一昨日紹介しましたが、
→ http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_777/
今日は恐竜グッズも並べられており、思わず買いたくなる商品も・・・
▲さすが百貨店ですね。さまざまなグッズが並んでいました
期間中の8月1日(日)には「恐竜&古生物セミナー」を開催します。
デジタル紙芝居や恐竜骨格パズル、化石のレプリカ作りなど楽しいイベントで、店内チラシにも詳しく掲載されています。
イングス館のホームページから申し込むこともできますよ(^^)
※イングス館ホームページに詳しく掲載されています
→ http://umeda-hankyu.jp/Ings/CotocotoRoom/2010/07/20100709_225130_19348.html
▲今日はアンモナイトの化石探しをやっていました。恐竜人気コンテストもやっています
「ダイナソーワールド」は8月3日(火)までの企画です。
大阪でのお買い物のついでに、ぜひ、お立ち寄りください。
そして、大阪のみなさん!!三田の博物館にもぜひ、お越しください。
ひとはくは今、生物多様性大作戦!展開中です。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
展示特別企画「ひょうごの生物多様性〜瀬戸内海vs日本海〜」の展示製作の一環として、「段ボール製のテトラポッドをつくろう!」のワークショップを開催しました。
どんなことをしたかと言うと・・・
実物大のテトラポッドを段ボールでつくる、というものです。
この企画は、株式会社不動テトラさん、矢野紙器株式会社さん、HP「仮想ブロック」の作者Mcguffinさんの全面的な協力で実現いたしました。
さて、
なぜ実物大でつくる必要があるのか、ということです。それは、サイズの違いを知ってもらうこと。
日本海と瀬戸内海では使っているテトラポッドのサイズが違うからです。瀬戸内海は波が穏やかなんで、サイズは小さめ。日本海は、海が荒れて波が強いのでサイズはでかい。
瀬戸内海と日本海のちがいを実感あるいは体感してもらうことが今回の展示の目的です。
こちらが実物大の4トンサイズ、テトラポッド(段ボール製)です。
瀬戸内海の港などで良く使われている大きさです。
高さは、約1.8mで背の高い人ぐらいのサイズです。
こちらは、県立御影高等学校のみなさんの協力を得て組み立てました。
以下が製作の様子です。みなさんチームワーク良く組み立て頂きました。
さすがは高校生、3次元的な思考能力高い生徒さんたちでした。
では、日本海でよく使われているタイプ、32トンサイズは、どれぐらいなのでしょうか。
この実物大の展示を行うために、同じく段ボールで製作します。
これが部品の数々です。部品だけで圧倒される量になります。
もちろん、企画展示室に収まりきらないので、4Fひとはくサロンに展示します。
午後2時すぎより、段ボールテトラポッドの製作ワークショップがはじまりました。
事前に、ミニテトラポッドで入念にシミュレーションしています。
小さいものでもみなさん、興味津々。
さっそく組み上げてゆきます。でかすぎますが、たくさんの参加者に助けて頂きました。
森次長にも全力参加で助けていただきました。土台部分を接続中です。
お父さんが子どもに的確に指示くださりました。
足の先端部分をはめこんで、接続してゆきます。
ここまでくると、全体がしっかりとしてきます。それと、次に必要な部品が予測できます。
そうすると・・・
次の部品をもとめて、子どもたちが自動的に手配してくれるように。
とってもありがたいです。
つぎつぎと部品をはめてゆきます。
ざくっと部品がはまると、なかなか気持ちいいものです。
すでに、子どもたちに作業を奪われています。
なんとか完成です。みなさま、ありがとうございました。
本日(7月19日)から、ひとはくサロン(4F)にて展示しています。
このテトラポッドは、高さ約3.5mで、コンクリート製だと32トンあります。
日本海に遊びに行かれるかたは、ぜひ、テトラポッドの大きさの違いにも着目してください。
ただし、日本海側でも湾のように凹んだ所だと、サイズが小さくなります。
テトラポッドの大きさと海岸の様子を調べると、夏休みの宿題になるかも知れませんよ!
今回の巨大なテトラポッドは、おそらく国内では最大級の段ボール製品です。
段ボール王子こと、矢野紙器株式会社の島津さんがおっしゃるには、これ以上大きな段ボール作品は、作ったことも見たこともない、ということで、ギネス級かもしれません。
この作品は、意外にも約1時間ほどで組み上がりました。この理由は、今回の作品の展開図が極めてシンプルで合理的に作られているからです。
製作を終えて、あらためて完成度の高さを実感いたしました。
前のブログでも紹介しましたが、この作品の図面は、ホームページ「仮想ブロック」の作者であるMcguffinさんが、今回のために特別に作成して下さりました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
この段ボールテトラポッドの携帯待ち受け画面もHPからダウンロードできます。
お勧めの素敵なデザインですよ!
この夏休みはぜひ人と自然の博物館にお越しください。
展示特別企画では、このほかにもたくさんのユニークな展示があります。
生物多様性大作戦!のツアー型セミナーとして、7月2日から6日まで、亜熱帯の島、西表島で生き物観察会をしました。
ひとはくからは、太田(動物、西表島の生物全般)、池田(地質)、上田(マングローブの植物と人びとの暮らし)、高橋(植物)の4名が講師で行きました。17名の参加者のみなさん生き物や自然が大好きの方々で、早朝から寄るまで活発に活動され、西表島特有の亜熱帯の大自然を満喫しました。
7月3日は、兵庫県立人と自然の博物館 御一行様という札を掲げたバスに乗り込み、島の東部の前良(マイラ)川・後良(シイラ)川のマングローブ林観察に行きました。道沿いは牧場になっているところが多く、牛と一緒にいる鳥、アマサギの姿をよく見ました。道端の電柱にはカンムリワシの姿も見られました。
旅館前からバスにて出発
まず午前中に前良川でマングローブ林とサキシマスオウノキを木道上から見た後、午後には後良川へ移動し、オヒルギ、ヤエヤマヒルギなどが密生するマングローブ林のなかに入り、そこに住む小動物、ミナミトビハゼ、オキナワハクセンシオマネキ、キバウミニナ、シレナシジミなどを観察しました。
長細い巻き貝、キバウミニナにヒルギの葉を与えたところ、数十分後には食べつくしていた。
ヒルギ類の胎生種子も観察しました。胎生種子は、樹上で発芽して長く伸びた状態の種子で、それが干潟の泥中にささるとすぐに生長できるようになっています。
途中、環境省の野生生物保護センターに寄ってイリオモテヤマネコを見ました。といっても剥製とビデオですけど。実物を見てみたいものですが、そう簡単には見られません。センターではヤマネコ以外にも西表島の希少生物について丁寧に解説してありますので、必見のポイントです。
夕方、降りて歩ける干潟を探し、あちこち動きましたが、朝とおなじ前良川まで戻り、河口部の干潟に降りました。ミナミコメツキガニの大群が、我々の歩く前をどんどん逃げて行きます。おもしろくて、追いかけながら干潟の先端まで歩きました。他にもエビやゴカイの卵など、おもしろい動物がいっぱいでした。
干潟にはマングローブ植物も進出しています。地面からやや太い呼吸根を出しているハマザクロ(別名マヤプシキ)を見て感激しました。
マヤプシキ。不思議な名前ですね。地面から呼吸根が立っている。
初日の夜に宿の近辺をナイトウォークしたのですが、サキシマハブには遭遇しませんでした。何とか見せたいということで、太田・池田の両名が夜遅くまでヘビ探しに行きました。今年は梅雨時に雨が少なかったとのことで、カエルの鳴き声が聞こえない。ということはそれを狙うヘビも少ないということで、結局サキシマハブを捕らえることはできませんでしたが、代わりにサキシママダラ、オカガニ、サキシマヌマガエルが捕まりました。
さっそく宿では、遅くまで待っていた人たちによって大撮影会が行われました。
サキシママダラ撮影会。腰は引けててもカメラは前に出てきます。
7月4日は浦内川をボートで遡上し、その後、亜熱帯の深い照葉樹林の中 をカンピレーの滝まで歩きました。
樹林帯の中は風がなくて蒸し暑く大変でしたが、展望台から見たマリュドゥの滝は神秘的で感動しました。残念ながら事故が多発したとのことで滝のそばまで入る道は封鎖されていました。
林内ではサキシマカナヘビやイシガキトカゲが見つかりましたが、亜熱帯の森林はあまりに多様すぎて、植物に関しては消化不良のまま終わりました。
広々と気持ちのよいカンピレーの滝。ここでお弁当を食べるとカラスがやってきます。
夢中になって観察していたら、あっという間に時間がたちます。ツアー3日目となりそろそろ疲れがたまってきたなかでの、一日中の山歩きだったので、足取りの重い人も出てきました。最後は午後4時の最終船出発の2分前に船着き場に到着という離れ業でした。危ないところでした。体力などを考慮して早めの行動を心がけなければいけなかったと、反省したのでした。
7月5日最終日は、西部の祖納地区にある古民家「新盛家住宅」を訪れました。木造茅葺き建築として沖縄最古といわれ、築140年になるということです。家の周りにはフクギの大木がたくさん植えられ、平たいサンゴ石を積み上げた石垣に囲まれています。これらは防風の役割をもって、台風から家並みを守っています。沖縄らしさを味わうことのできる場所でした。
その後、北部のユツン川、大見謝川の周辺で、川の生き物を観察したあと、最後の締めくくりとして、最南部の南風見田(ハエミダ)の浜へ海浜植物を見に行き、浜に流れ着く植物の種子をみんなで探して歩きました。
サキシマスオウノキやアダン、ゴバンノアシの実、モダマの豆も見つかりました。ゴバンノアシの実の外側は硬いが、内部はスカスカの繊維状になっていて海水に浮かびます。こうして海水により種子が運ばれるのを海流散布といいます。海に囲まれた西表島では多くの海流散布植物を見ることができました。
ゴバンノアシとココヤシの実。ゴバンノアシの実の大きさにびっくり。ココヤシの実はどこから流れ着いたのでしょうか。
アダン。パイナップルのようで美味しそうに見えますが、繊維が強くて食べられないそうです。
夕方といっても浜は灼熱地獄さながら、夢中になって歩いていて気がつけば汗ダラダラでした。海での採集は大変です。
翌日は帰る日でしたが、早朝のサガリバナ・クルーズがあるとのことで、朝5時過ぎに起きて、急きょ参加しました。仲間川を遡上すると、美しく咲き誇るサガリバナの群落がありました。花が水面にぽたりぽたりと落ちて流れてゆく様は幻想的です。サガリバナの甘い香りに包まれながら、盛んにカメラのシャッターを切ったのです。
サガリバナの花は、花弁と雄しべだけが水面に落ちて流れていきます。
その後サキシマスオウノキの大木も見て帰りました。くねくねと這いまわっているような巨大な板根は驚きです。
生物多様性大作戦の目玉の一つとして企画した西表島の生き物観察会でしたが、予想通り亜熱帯の西表島には多様な生物がいっぱいでした。それらを実際に目で見て、手に触れ、生息環境とともに体感することのできたツアーでした。
(高橋 晃・自然環境評価研究部)
もうすぐ夏がやってきますね〜
皆さんはお出かけの計画はもう立てていますか?
まだの人はもちろん、もう立ててしまった人も
今年の夏は ひとはくへ来てみませんか?
私たちフロアスタッフは楽しいプログラムを用意していますよ(*^_^*)
★ふかたん★ 7月10日(土) 14:00〜
「セミをさがそう!」 隊長は昆虫博士の大谷主任研究員!
深田公園にでかけて、博士にいろいろ質問しちゃおう!
★うきうきワークショップ★ 10:00〜16:00(時間内はいつでも参加できるよ)
4Fひとはくサロン
7月 3日(土) 「恐竜おりがみ」 参加費:無料
丹波竜をおりがみで作ってみよう!
17日(土) 「バルーンアート」 参加費:無料
わらないように気をつけて風船でかたちをつくるよ
19日(祝)・31日(土) 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」 参加費:100円
おゆまるを使ってレプリカを作ろう!
★フロアスタッフとあそぼう★ 毎週土日祝 15:00〜 定員先着 20名
3日(土) ・ 4日(日) 「オオムラサキのペーパークラフト」 3階展示室
きれいな色のオオムラサキをつくってはばたかせてみよう
10日(土)・11日(日) 「動物たまいれ」 4階ひとはくサロン
チームに分かれて玉入れ合戦
17(土)・18日(日)・19日(祝) 「画はくの日」 2階企画展示室
〜企画展ひょうごの生物多様性〜をみながら絵をかいてみよう
24日(土)・25日(日) 「苔のテラリュウム」 4階ひとはくサロン
ビンのなかに苔を植えてオリジナルのテラリュウムをつくろう
31日(土)・ 1日(日) 「川でさかなつり」 2階展示室
川には、どんな所にどんなさかなが住んでいるかな?
イベントに参加すると、タヨウ星人ポイントカードに1ポイントもらえるよ!
ポイントについて詳しくは、当サイト内 ひとはく生物多様性大作戦!をクリックしてね。
楽しく学びながら、ポイントを集めていろんなグッズをゲットしちゃいましょう!
フロアスタッフ せらゆうこ
第156回ドリームスタジオ
『動物の ウンチを 封入してみよう!』
NPO法人 人と自然の会・封入標本サークル
どんな形かな どんな色かな どんな大きさかな・・・。
受付け開始直後にこの人だかり、すぐに定員に達する
兵庫県内の野生動物のウンチ、ムササビやテンも展示・説明
将来は3階入り口の動物標本と一緒にウンチの封入を展示したい。
顔は見えないが、人の多さに緊張気味か、リーダー。
今日封入するウンチたち。左の大きい奴はイノシシ、ヤギ・バンビ・ウサギ。
ヤギの下のウンチはシカです。どれが人気あるかな?
イノシシのウンコが参加者の数より少ないので足らなくなると心配したが、
たくさん余ってしまった。
イノシシのウンチは少し大き過ぎ敬遠されたかな?
どの動物のウンチを封入しようかなぁー?
どのウンチにするか迷ってしまう・・・
二つの溶液の配合を間違うと標本が割れてパァになってしまうので使用方法と使用の注意を詳しく説明。大人も子供もみんな真剣な顔・・・
教えられた手順どおりに封入液を慎重に注いでいく
浮き上がったウンチがないか、液が少ない標本はないか等最後の点検。
この後、埃を被らないように新聞紙で覆いをして保存場所へ移動。
出来上がりが楽しみだ。
ウンチの標本の引渡しは来月のDSの日です。
人と自然の会・封入標本サークル(木村公之・能勢公紀・瓜生恒子他)
去る6月20日(日)第12回ボルネオジャングル体験スクールの第1回事前学習会を開催しました。今回のスクールは50名を越える方々から応募があり、選考により28名の小・中・高校生がスクール生として決定されました。他府県からの応募も増加傾向になり、今回は東京・三重・滋賀・京都・大阪からも応募がありました。
まずはスクールの高橋晃校長のあいさつから始まり、同行スタッフの紹介、スクール生の自己紹介などがありました。
続いて、このボルネオジャングル体験スクールを創設された河合名誉館長の特別講演を聴きました。ジャングルの様子や動物の生態などについて興味深く聴かせていただきました。
そして前回第11回のスクールの様子をまとめたダイジェスト版の映像を見ました。珍しい昆虫などがスクリーンに映し出されると、「バイオリンムシだっ!」と、早速興奮気味な声が会場から出ていました。
午後からはグループごとの作業に取りかかりました。去年は新型インフルエンザの影響で実現できなかったラハダトゥ・サイエンススクール生との交流会。マレーシアのお友達との国際交流会に向け、高校生のリーダーを中心に、各グループの指導者も加わり熱心に話し合いをして内容を決めました。
「もう今日からスクールは始まっています。」と結団式で宣言を受けていますから、みんな真剣です。
どのグループも高校生が中心となって小学生や中学生を本当にうまくリードしています。年齢が近いこともあり、大人がまとめるよりもスムースに進行できています。さすが高校生ですね。中学生も小学生との橋渡しをきちんとし、小学生も思う存分発言しながらお兄さんやお姉さんのいうことをよく聞く。こうしたグループ作業も、このボルネオジャングル体験スクールの狙いの一つである「異年齢交流」の目的を実現させるプログラムの一つです。
小学生も中学生も高校生も、それぞれの発達段階に応じて臨めたことを嬉しく思いました。次回第2回の学習会は、7月18日(日)に開催されます。体調管理には十分気をつけてください。
情報管理課:八尾
昆虫は好きですか?
虫をつかまえたことはありますか? それはカブトムシやクワガタ、バッタとかカマキリですか?
6月5日・6日のイベント「フロアスタッフとあそぼう!」では「昆虫標本づくり」を行いました。標本にした昆虫は・・・ラミーカミキリ!!
黒と緑の模様がとってもきれいでしょう? 体長10〜20mmの小さな昆虫です。
この模様・・・何かに似ていませんか?(礼服を着たガチャピン・・・パンダ。。。)
さて、標本づくりは、
てのひらにのせたラミーカミキリを、ピンセットを使って足や触角の形をととのえています・・・虫ピンを刺すところはどこがいいのかな?
みんな集中しています・・・
採集場所、採集した日付などのラベルをつけてケースに入れて完成です!
今回は昆虫博士の沢田研究員にご指導いただきました。(ラミーカミキリのプルプル写真も沢田研究員作成です!)
研究員による昆虫標本づくりのセミナーもございます。
詳しくはひとはく手帖をご覧ください・・・(http://hitohaku.jp/education/main.html)。
フロアスタッフ ありむら むつこ
セミナー「人と自然のピクニック」を開催しました。
まずはピクニックについて少しお勉強。ピクニックって何だろう?ピクニックってどうやるんだろう?・・・・
深く考えても、楽しんでみないと分からない!すぐにでもおそとへ出かけたい気分!
でも、その前に。オリジナルのピクニックセットをつくります。うまくできたかな?
さあ、ピクニックセットができたらおそとへ。目の前の深田公園は格好のピクニックサイトです。
芝生の木陰にピクニックラグを広げたら、つくったセットを広げます。
気持ちのいい空の下、ピクニックをしながら、感じられる「自然」をみんなで数えてみます。
「花」、「太陽」、「風」、「アリ」、「松ぼっくり」、「根っこ」、「人」、「ハチとり虫?」、、、
みんなでたくさん数えたら、35コのも自然に気がつきました。
ふだんはなかなか気がつかないけれど、身のまわりには実は自然がいっぱい。
自然に囲まれて、楽しいおしゃべり。
ピクニックって、人と自然との楽しくって身近なふれあいの方法なんですね。
また、オリジナルのピクニックセットを持って、近くの公園に出かけてみてくださいね。
きっとそこにも素敵な人と自然との出会いが待っているはずです。
ひとはくは、そんな素敵なピクニックを応援しています!
自然・環境マネジメント研究部 武田
今日も抜けるような青空がひとはくの上に広がっています。梅雨はまだかしら?
今日はトライやる・ウィーク最終日です。中学生たちは、一生懸命活動しています。大人と同じようにはできませんが、ひとつひとつ経験して大人になっていくんです。黙って見守ることも教育です。
さて、今日は・・・・
館内収蔵庫棟の環境整備をする班から紹介します。この写真の場所は、普段は一般の方は立ち入り禁止になっている収蔵庫棟です。設備の方に指導を受けながら、館内を隅々まで点検していきます。屋上の清掃を終えて館内に戻ったところでした。
ところで、昆虫の標本を作っていた班は・・・・
非常に細かな作業です。だいたいどれも10mmに満たない昆虫ばかりです。ラベルを貼り付けてピンで止めて、箱に整理していきます。この後も顕微鏡で標本を確認しながら資料として仕上げます。全部で200近い標本数です!! しかし、この3人は実に根気強く、そして器用に作業を進めていきます。私には真似できない?!
いよいよ今日は化石が出るのか?! 石割作業は今日も続きます。実は、昨日の加藤研究員から石割のコツをこっそり教えてもらいました。ひょっとしたら、今日は何か素晴らしい化石の発見があるかも知れません。
それにしても地道な作業です。何百回何千回とハンマーを打ち下ろしてやっと骨片が一つ出るかどうかのような、気の遠くなるような作業です。でも実際には、この作業の積み重ねのおかげで丹波恐竜化石は世界的に有名になりました。がんばれ中学生!!世界をめざせ!!
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4日間長いようで、あっという間でした。
大変なことが多かったけど楽しかった。
一般の客としてではなく、職員としてひとはくに来られてよかった。
楽しくできた。
石割をしたけどなかなか化石が出なかった。
得意分野の仕事ができて嬉しかった。
など、楽しく体験できたようです。本当にお疲れ様でした。そしてありがとう。またひとはくに遊びに来てください。中学生はいつでも無料ですから!!
今日も朝からよい天気です。トライやる・ウィークも3日目になり、後半戦突入というところです。
今日は、ますます本格的な体験をしています。研究員やスタッフが日常的にやっているのと同じようなことを体験しています!! ひとはくでないと体験できない活動ばかりです。
収蔵庫ツアーの時以外は、一般の方は入れない収蔵庫棟の1階に保管してあるボーリング調査の標本資料の整理をします。地下50数メートルまで掘り抜いた標本を10cmごとにビニール袋に入れていきます。もちろんどの部分の標本なのか、マジックで袋に記入することももらしません。
フロアスタッフが毎日上演しているデジタル紙芝居にも挑戦しました。スタッフのオリジナル紙芝居ですが、本番前にリハーサル(小さい写真)を行いました。一般の来館者も客席にいらっしゃったので、本番はドキドキしながらも無事に15分間ナビゲートしてくれました。
そして、深田公園で採集した昆虫の標本づくり。慣れない手つきで双眼顕微鏡を操作し、昆虫を確認しながら標本づくりをします。大きさわずか数ミリほどのほんとに小さな虫です。ピンセットで丁寧に標本に仕上げます。できあがった標本は、「2010年度トライやる・ウィーク採集昆虫標本」として、正式に収蔵品に登録されるんですよ。すごいじゃないですか!!
今日も続くよ、トライやる・blogウイーク?! ひとはく2日目の活動紹介を。
朝の9時過ぎから、3時前までひとはく本館入り口前の花壇に花の苗を植えました。
3階入り口への大階段の下の花壇にも丁寧に植えました。植え終わって水やりの途中でホースのつなぎ目が外れ、体操服が濡れるハプニングがありましたが、なんとか応急処置を施して任務完了しました。
恐竜ラボの軒先では、石割体験をします。破片が眼に飛び込まないようゴーグルをして、ハンマーで石をコツコツ割ります。石割のコツとしては、骨骨(こつこつ)割るというのがいいらしいのですが、果たしてどうだったのでしょう?
今ポイントカードを実施していますが、その景品の一つ、タヨウ星人の缶バッチを作ります。ひたすら作ります。黙々と図柄をはさみで切り抜き、プレス機で一つ一つ完成させていきます。素敵なバッチの出来上がりです(あっ!バッチの写真を撮るのを忘れてました!!)
こんにちは。フロアスタッフのイベント、「ふかたん」では・・・
6/5、隊長、植物博士の黒田研究員と「初夏のみどり」を探しに行ってきました。
椿・白詰草(クローバー)・タンポポ・樫の木・チガヤ、などでいろんな葉っぱや茎で、草笛を鳴らしました。
「ハルガヤ」の先をもむと・・・なんのにおい?
(ヒント)隊長の黒田研究員より・・和菓子???
どんぐりの木。
椎の木は2年でどんぐりが出来るので、1年前出来たどんぐりの赤ちゃん!がありましたネ。樫の木は1年でどんぐりが出来ます。
蔦(つた)にはきゅうばんがあるって・・・またまたびっくり!!
今、咲いている身近な植物で、おもしろいこと、知らないこと、いっぱい隊長の黒田研究員に教えて頂きました。
とってもいいお天気で楽しかったですネ。
「ふかたん」では、毎月1回、研究員と一緒に深田公園を探検に出かけます。
次回は、7/10 大谷主任研究員と「初夏の深田公園でセミをさがしましょう!」です。
14:00 4階ひとはくサロン集合です。
皆様のご参加お待ちしています。
フロアスタッフ 西口浩子
先週に引き続き、今週もひとはくではトライやる・ウィーク体験活動が行われています。第2弾では、三田市内の中学校が4校(上野台中学校・狭間中学校・けやき台中学校・藍中学校)の7名と神戸市立有馬中学校からの2名、合計9名が活動しています。
このグループは今日の午後は、フロアスタッフの業務を体験します。本館3Fの入り口カウンターに座り、来館者の対応を学びます。またエントランスホールの受付では、博物館全体の様子などをクイズ形式で指導していただき、博物館に来てくださるお客さんへ説明できるよう知識を身につけます。
男子生徒3人組のこのグループの所属は、地球科学研究部。ですが、今日の午後は、ひとはくのイベントで使うスタンプカード一枚一枚にスタンプを押して、地味ながらも準備をしています。石割体験はまた後日?!
そして、最後のグループは系統分類研究部が担当します。今日は昆虫の沢田研究員とともに、午後から昆虫採集に出かけます。どんな昆虫が見つかるでしょうか? 捕まえた昆虫は、標本にする予定だとか・・・・。世紀の発見はあるのか?!
あっという間の4日間。中学2年生のトライやる・ウィークが終わりました。
「表に出なくて、地味で目立たない作業やけど、大事な仕事やということがちょっと判りました。」と感想を述べてくれた生徒もいました。大変素晴らしい学びをしてくれたと喜んでいます。「どんな職業・仕事でも同じだよ。」というコメントをしました。
また指導にあたった研究員から「この仕事をするようになったきかっけ」などの話を聴く生徒もおり、ふれあいも深めていました。
この中学2年生たちが、社会に出るまでにはまだもう少し時間があります。いろんなところでいろんな経験を積んで、人間を磨いて社会に羽ばたいて欲しいと思います。大人になった時、「ひとはくでトライやるをやった」ことが役立っていると嬉しいです。
来週も、中学生がきます。よろしくお願いいたします。
情報管理課:八尾
今日から6月。衣替えの季節となり、いよいよこれから夏に向けてヒートアップ!!
そんなこの時期、今年もひとはくにトライやる・ウィークの活動のため近隣の中学生が来てくれました。今回は、三田市内からは三田市立長坂中学校・三田市立八景中学校・三田市立ゆりのき台中学校・三田市立富士中学校の4校。お隣の宝塚市からは宝塚市立西谷中学校、そして丹波竜化石発見の地元丹波市からは丹波市立山南中学校の、合計6校10名の中学2年生が体験します。
早速初日の今日は、朝のミーティングで各自自己紹介をし、各研究部に分かれて体験をはじめました。
金曜日までの4日間、よろしくお願いいたします。活動の様子は、またこのblogで紹介いたします。
情報管理課:八尾
今、ひとはくでは「生物多様性大作戦!」を展開中です。
すでにご案内のとおり「生物多様性ポイントカード」を発行しています。
■詳しくは → http://hitohaku.jp/blog/2010/05/post_717/
今日も、御来館1ポイント、オープンセミナーで1ポイント・・・
▲「偏光顕微鏡でみる岩石と鉱物」
▲加藤茂弘主任研究員から説明を聞きながら顕微鏡をのぞき込むと・・・・
▲「博物館の建物を見るツアー」田原直樹研究系次長のクイズに答えながら建物の中を歩きました
▲ひとはくの建物には、たくさんの「不思議」があるんですよね(^^)
▲普段は入れない収蔵庫棟も見学コースに入っています
▲終わったらポイントをゲットして、早速プレゼントと交換!!
「タヨウ星人ポイントカード」ぜひ、ポイントを集めてひとはくオリジナルグッズと交換してください。
■詳しくはこちら「生物多様性大作戦!」 → http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_index.html
明日も御来館1ポイント!!さらに、
11:00〜デジタル紙芝居
11:30〜展示室ツアー
13:30〜恐竜ラボ&展示解説
14:30〜デジタル紙芝居
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「パタパタコウノトリ」
以上、すべてのオープンセミナーで、それぞれ1ポイントです。
ひとはくでは毎日、様々なオープンセミナーを開催しています。
■詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ぜひ、この週末もひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
今日はとってもいい天気ですね(^^)
朝からひとはくでは、名物特注セミナーの一つ「蜂蜜しぼり体験」が行われています。ちょっとのぞいてみました・・・
▲みつばちたちがブンブン飛んでます!!
▲楽しそうに説明する大谷剛主任研究員(^^)刺さられないんですかね
▲防虫網をかぶってなかったので、これ以上は近づけません(^^;
▲とった蜂蜜をしぼっていますね。おいしい蜂蜜が取れるといいですね
今日のひとはくは、このあともまだまだ楽しいオープンセミナーがありますよ。
13:00〜「偏光顕微鏡でみる岩石と鉱物」加藤茂弘主任研究員
13:30〜「博物館の建物を見るツアー」田原直樹研究系次長
14:30〜デジタル紙芝居「アリマキのドロップ」フロアスタッフ
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「パタパタコウノトリ」
「タヨウ星人ポイントカード」も始まっています!!
■詳しくはこちら「生物多様性大作戦!」 → http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_index.html
ひとはくでは毎日、様々なオープンセミナーを開催しています。
■詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
みなさ〜ん、こんにちは!
5月22日(土)より、「生物多様性 大作戦!」タヨウ星人ポイントカードが始まりました。
来館して4階カウンターへポイントカードを持っていくと・・・1ポイントもらえます。(来館ポイントは1日に1回だけです。)
イベント参加で・・・その度ポイントがもらえます!!
6月のイベントは・・・
●6/5日・・ふかたん「初夏のみどり」
隊長は黒田研究員/ひとはくサロン2時集合です。
参加者には缶バッチプレゼント。←定員20名。
●FSとあそぼう・・3時〜
6/5日・6日・・虫の標本をつくろう。
6/12日・13日・・画はくの日。
6/19日・20日・・かたつむりクイリングのカードづくり。
6/26日・27日・・夏休みのおりがみカレンダーづくり。
●平日・・・・・紙芝居→15時〜
展示室ツアー→14時〜
土・日・祝・・紙芝居→11時と14時30分〜
展示室ツアー→11時30分〜
3ポイント以上集まったら・・・
4階カウンターでポイント交換!
12月末までたくさんポイント集めて、オリジナルのグッズをたくさんゲットしてくださいね。
皆様のご来館、こころよりお待ちしています。
西口浩子(フロアスタッフ)
さわやかな風に誘われて5月9日、人と自然の会 植物観察会は宝塚西谷の森公園で第19回市民観察会をしました。
東の谷〜展望台(昼食)〜西の谷〜農舎コースを散策しました。
公園入り口で里山について説明を聞きます。
好奇心旺盛な参加者からいろいろな質問が。
これはね〜。
説明もだんだん熱を帯びてきます。
ナラメリンゴタマバチという虫が寄生してできたものだそうです。
生垣などにはよく似たハナツクバネウツギが多く見られます。
それに比べるとひっそりと咲いている感じです。
オオミズアオはとても美しい羽根をしています。
皆さんも一度見ると感動しますよ。
展望台からの360度の眺望はすばらしい!
どんな人が炭を焼いていたのでしょう。
しばし、思いをはせました。
NPO法人 人と自然の会 中島得三
今日は、国際生物多様性の日。
そして、今日からタヨウ星ポイントカードが始まりました。
初日の今日は来館するだけで、3ポイントをプレゼント!
(明日も来館トリプルポイントデーですよ。)
早速、3ポイントを貯めた可愛いお客様がプレゼントへ引き換えに。
今日一日で大勢のお客様がポイントを貯めてプレゼント引き換えに来てくれました。
そして、今日と明日はトリプルポイントだけの特典ではなく、ナガスクジラの頭骨を限定展示。
え〜これが、子どものナガスクジラなの?
早速、サンTV速形さんが取材に。インタビューにこたえているのは、石田研究員です。
このナガスクジラ、7月17日(土)から始まる特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海」で全身を展示しちゃいますので、お楽しみに!
館内では、今日も多様なセミナーを開催。
高野主任研究員による、オープンセミナー「見てびっくり!身近な植物を顕微鏡で観察してみよう」
このセミナーは明日も開催します。
佐藤主任研究員と池田研究員によるセミナー「展示解説&化石発掘体験」
佐藤主任研究員による、笑いもありの楽しい解説。
池田研究員、化石を発掘するコツは?
マイ軍手使用の男の子。なかなか気合い入ってるね〜。あれっ?どっかで見たことある人がいる。
展示解説は明日、http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#A1
化石発掘体験は、8月29日に開催しま〜す。http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#A8
フロアスタッフによる「草笛づくり」のイベント。
みんな必死にならしています。うまく音が出たかな?
展示&セミナー充実、「生物多様性大作戦!」真っ最中のひとはくへ是非お越しください!
小林美樹(生涯学習課)
2006年8月に発見された丹波の恐竜化石は、翌年1月からひとはくによる発掘が始まって保存状態の極めて良い化石が次々と発見されました。
2007年5月には、ひとはくと丹波市、丹波県民局の3者が協定を締結し、発掘をはじめ、ハード面だけでなく様々なソフト事業の展開も3者で協力して行ってきたところです。
その間、地元丹波市では「丹波竜」「ちーたん」として愛され、「丹波竜化石工房」、「丹波竜の里・元気村かみくげ」や「旧上久下村営上滝発電所記念館」など次々と開設されました。
一方、篠山市でも2007年以降、哺乳類化石、肉食恐竜の歯、角竜類の化石など、驚くような発見が次々と明らかになっています。
そこで今回、地域団体のコーディネートや生涯学習の推進を担う「(財)兵庫丹波の森協会」、
市民主導による利活用の推進を担う「たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会」
を加えた6者で「篠山層群における恐竜・哺乳類化石等に関する基本協定書」を締結しました。
▲大勢の報道陣の前で調印式が行われました
▲サインの後、固い握手です!
▲さらに協定書を手元に記念写真(^^)左から伊藤聡:丹波県民局長、岩槻邦男:兵庫県立人と自然の博物館長、河合雅雄:たんば恐竜・ほ乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会長(兵庫県立人と自然の博物館名誉館長)、辻重五郎:丹波市長・(財)兵庫県丹波の森協会理事長、金野幸雄:篠山市副市長
これからも丹波市・篠山市両市にまたがる「篠山層群」での恐竜など前期白亜紀の化石発見、両市およびひとはくでの様々な活動にご注目いただき、セミナー・体験会などのイベントに、ぜひご参加をお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
みなさん、こんにちは!今日もお天気がよく、気持ちがいい一日でしたね。
さて、今週のフロアスタッフとあそぼう!は『風に乗ってとぶたね』を行いました。
内容はどういうものだったかというと、風に乗ってとぶたねの模型を紙で作ってみんなで飛ばしてみました。ホッチキスとクリップ、はさみと紙があれば簡単に作れてしまいます。
まずは、スタッフの説明を聞きながら作ります。5種類のたねの模型を作りましたよ。
たねの模型が出来たら、本当の種を見てみましょう!似ていますね〜。
そして最後はみんなで飛ばしてみます!みんな楽しそうです〜。
フロアスタッフとあそぼうは、毎週土日・祝日の15:00から行っています。
毎週いろいろなイベントが、無料でご参加いただけます。フロアスタッフとあそぼうの他にも、毎日展示室ツアーや、デジタル紙芝居があります。今度のお休みは、1日ひとはくで過ごしてみませんか?
来週(22日・23日)のフロアスタッフとあそぼうは、『草笛づくり』です。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。
(フロアスタッフ 西口浩子)
「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にも、セミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。
今回は、去る5月12日(水)、三田市学園1丁目にある兵庫県立三田祥雲館高等学校で実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「校内の草本群落を調査しよう」、講師は植生学、保全生態学が専門の石田弘明研究員です。
▲ 少々緊張気味の石田講師。高校の教壇は、博物館とは少し違います。
▲ いつも授業をされている生物の先生です。今日は生徒の一人ですか?
▲ 講義の後は、校庭に出て植物群落の観察です。研究者ならではのハイレベルな 話でした。一般参加の方(白い帽子の女性)も説明に聞き入っています。
▲ 後ろに見えるのは三田祥雲館高等学校の校舎です。南欧風の建物が印象的です。生徒の皆さんが少し羨ましいです。
▲ ということで石田先生の授業にも熱が入ります。1時間30分の授業はあっという間でした。
このような「学校連携セミナー」を受講してみたいという方は、まだまだ沢山のセミナーが用意されていますので、是非お申し込みください。お申し込みは以下のページからどうぞ。
http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
(生涯学習課 西岡 敬三)
・・・・前回からの続き
予定通り弥山を登ります。弥山を登るコースは3つありますが、今回は大元公園を通る一番西側のコース(大元コース)を登りました。
少し登るとコジイの多い林が広がります。標高300mくらいになると、コジイのほか、ウラジロガシやツクバネガシの多い林になります。瀬戸内地方、特に島嶼部ではシイ・カシのまとまった林は少ないのですが、宮島には比較的よく残されています。
ウリハダカエデ。谷沿いでは落葉樹もよく混ざります。本種はよくみる落葉樹の一つ。ちなみに、近隣の里山で普通にみられるコナラ、アベマキは宮島ではみられません。
サンヨウアオイ。名前の通り山陽地方に分布するカンアオイの仲間。ミヤコアオイとよく似ていますが、花(がく筒)の形態が少し異なります。
大元コースでは大きな岩がごろごろしています。湿り気のある場所では、岩の上に着生植物がよくみられます。(右)濃い緑はシシラン。
大きな岩。(左)黄緑は名前にふさわしいイワガラミ。イワガラミはつる植物です。急な岩壁ですがどこまで広がるのでしょうか。(右)濃い緑はコウヤコケシノブとホソバコケシノブ。
岩の隙間には樹木もよく生えます。左から伸びているのはヤマグルマ。やや日陰の岩場でよくみられます。
尾根に出ました。このあたりはツガの多い林でしたが、台風でたくさん高木が倒れ、今は明るく開けています。(右)下層にはツガの稚樹がみられます。
弥山山頂に向け、尾根を歩きます。眺望良好です。高く伸びているのは主にアカマツ。
宮島は面積のわりに標高が高く、地形は急峻です。ここまでに来るのに何回か休憩しましたが、最後の登りの前にもう一休み。
モミに着生するセッコク。このあたりの標高は雲がかかりやすく、湿り気が発生しやすいのでしょう。
昼食後、弥山山頂から尾根を東に進み、獅子岩駅からロープウェーに乗りました。弥山を上から眺めつつ降ります。
天候にも恵まれ、多くの植物といろいろなタイプの植生をじっくり観察することができました。参加者の皆さんも熱心で、アットホームな雰囲気の中、楽しく充実したセミナーとなりました。ありがとうございました。
今年のひとはくでは例年にもまして多彩なセミナーが企画されています。興味のある方もない方も、この機会にぜひ参加をご検討ください。お待ちしております。
(自然・環境再生研究部 黒田有寿茂)
今月のふかたん、『初夏の鳥をさがそう!』の隊長は、鳥博士の遠藤研究員でした。
5月8日(土)、当日はすがすがしい五月晴れ、探検日和です!
まずは遠藤隊長に双眼鏡の使い方から教えてもらいます。外に出るのが楽しみ〜!
使い方はバッチリかな?いよいよ初夏の鳥を探しに出発です!
館外に出てみると、さわやかな風が吹いていて、とても気持ちがいい〜!
今日は見るだけではなく、鳥の鳴き声を聞いてもらおう!ということで、みんなで目を閉じて、耳をすませながら鳥のさえずりを聞いてみました。
「チュンチュン・・チリチリチリ・・♪」何種類くらい聞こえたかな?バードウォッチングには、いろいろな楽しみ方があるんですね。
「あの鳴き声は何の鳥!?どんな色?」遠藤隊長に教えてもらいます。
そして階段を下りている途中、さっそく隊員の方が木にとまっている鳥を発見!
みんなで、「どこどこ〜?」と双眼鏡をのぞきながら探します。見逃してしまったのですが、ここで遠藤隊長に、鳥の見分け方について教えてもらいます。大きさや色からすると、トラツグミ??「昨日、鳴いていたからいるかもね。」と遠藤隊長。こんなお話が聞けるのも、ふかたんの見どころのひとつです。
他にも鳥がいるかな?とわくわくしながら、探検は続きます。
階段を下りて、芝生に歩いていくと・・芝生の上にはたくさんの鳥がいました。
いつもなら、近付くと飛んでいってしまう鳥も、今日は双眼鏡があるので、離れていても色や姿を詳しく観察することが出来ます。
それぞれの鳥の違いや特徴などを、隊長に教えてもらいながら、必死に双眼鏡をのぞきます。
見えた?どんな色だった〜?とみんな楽しそうです。
こちらはムクドリです。何かえさをとっていますね。
博物館に戻りながら、鳥を探しつつ、今度はみんなでふかたん地図を完成させます。
どこでどんな鳥に出会った?なんて話し合いながら、
みんなで楽しく鳥の名前や絵を描きました。
クイズが好き!という男の子には、遠藤隊長から鳴き声クイズが出されて、みんなで思い出しながら楽しいひとときを過ごしました。
みんなも鳥博士の仲間入りが出来たかな?
ふかたんでは、声が聞こえた鳥、姿が見えた鳥、合わせて12種類の鳥に出会えました。
公園を探検した45分間という短い時間の中で、学べたこと、感じたこと、新しい発見がたくさんあったことと思います。自然にふれながら、感じることを大切にしていきたいな〜と改めて思いました。
ふかたんは研究員と一緒にゆっくり過ごせて、たくさん学べるイベントです。
6月のふかたんは、植物博士の黒田研究員といく『初夏のみどり』です。
今の季節の深田公園は新緑がとてもきれいです。すがすがしい季節の中で、初夏のみどりを探しに出かけませんか?
参加者には、ふかたんオリジナルカンバッジのプレゼントもあります。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
6月5日(土) 14:00〜 4階ひとはくサロン集合(定員20名・参加費無料)
※当日は動きやすい服装でお越しください。
美濃杏奈(フロアスタッフ)
今年は生物多様性の年。これにちなみ、今年のひとはくでは、各地の自然・生きもの・環境・文化などを広く体験することを目的に、県内だけでなく県外や国外でのセミナーも企画されています。その一つ、広島県でのセミナー「植物ウォッチング〜安芸の宮島〜」を実施しました(5/1〜5/2)。その模様をご紹介します。
宮島は、厳島神社、秋の紅葉、もみじまんじゅうなどで有名です。このような文化・景観・観光の面だけでなく、宮島は植物相が豊かで、植生の様子も周辺と異なるなど、植物学上の興味深い特徴もたくさんもっています。
一日目。フェリーで宮島へ。約10分で到着です。大鳥居の背後に広がっているのは弥山(みせん)。弥山は島内の最高峰で、標高は約530mです。一日目は厳島神社周辺を歩き、二日目に弥山を登ることにしました。
桟橋に到着後、神社周辺の舗装道路を歩きます。ときどき立ち止まって説明。
林内の散策道へ。標高の低いところでは(右)ミミズバイが目立ちます。本種は本州(千葉県以西)の太平洋沿岸に沿って、四国、九州、琉球、台湾、インドシナまで分布していますが、瀬戸内地方ではほとんどみられません。宮島では、このミミズバイのように、太平洋沿岸や南の地域に分布が偏り、瀬戸内地方ではまれな植物をたくさん見ることができます。
ヒメハシゴシダ。切れ込み(裂片)が丸いのが特徴です。本種は伊豆半島南部、紀伊半島南部、四国南部、九州南部、琉球、それから宮島に分布しています。
宮島、特に厳島神社周辺には、シカがたくさん生息しています。シカの影響で林床の植物がほとんどなくなってしまった場所もみられます。
(左)ナンゴクウラシマソウ、(右)アオテンナンショウ。いずれも有毒で、シカも食べません。平坦なやや明るい場所でよくみられます。
ヒメイタチシダを観察中。本種は宮島で収集された標本をもとに発表されています。
ビロードシダを触ってみました。名前と違ってゴワゴワしています。ビロードシダはどこでもみるというシダ植物ではありませんが、宮島では町の中で見ることができます。
後半は後日ということで・・・・
(自然・環境再生研究部 黒田有寿茂)
芦屋川の上流に位置する芦有ゲート入口付近にて、水生昆虫の観察会を実施しました。
いつも観察会を一緒にさせていただいておりますNPO法人さんぴぃす の皆さんの絶大なるご協力のもとで開催いたしました。地元の芦屋の子ども達に声をかけてくださったおかげ、なんと80名近いかたが参加されました。川はにぎわっております。
さて、観察会の成果はどうでしょうか。
この季節は、水生昆虫の観察には非常に好適です。たくさんの昆虫や魚、カニなどが採れました。
大物のドンコも(下の写真)。ヘビトンボや大型のカワゲラがたくさん、カワヨシノボリやサワガニは普通種に。カジカガエルも2匹採れました。
たくさん種類を観察するだけなら、3月や4月がいいのですが、一般の方が参加するには、ちょっと寒い。ということで、なんとか幼虫が羽化して数が減ってしまう前にということで、5月8日に開催しました。ちょっと天気も気になりましたが、晴れてよかったです。
こんな風に採った生物を川のなかに脚立(洗車用)をおいて小さな容器に分け分けしてゆきます。
こうすると、自分がとったものが、他の誰もがとっていない種なのかどうかが分かります。必死で見比べながら、仕分けしてゆきます。子ども達は、自分がはじめてだと思って、勢い勇んでやってくるのですが、2番目だったりするとポイっと。そうなんです、こどもたちには、2番じゃダメみたいなんです、水生昆虫仕分けは。
こうすると、小さな昆虫を探す意欲が湧き、観察の眼が鍛えられます。普段は無視されるユスリカやブユ、コカゲロウやオナシカワゲラなんかもきっちり採集されます。ちなみに、右手の女の子は、カワゲラ科3種の斑紋を見分ける達人になってます。
そんなこんなで、たくさんの種類がみつかりました。まだ正確には数えてませんが、ざっと30種類以上は採集できました。ちょっと足下は寒かったのですが、みなさん大収穫、それと都会からすぐのところに、こんなキレイな渓流があって、たくさんの、しかもユニークな昆虫たちが生息していることを実感して頂き、満足して頂けた様子でした。
会が終わってからも、プラナリアを探す人や仕分けした容器内の水生昆虫を観察する子どもや、親子で観察会セカンドステージに突入する人も。
川の観察会は、つぎは加古川上流部の青垣町で7月18日に開催します。
http://www.hitohaku.jp/education/10syousai/D10.html
HPから、ポチっとしちゃってください!
よろしければ、ご参加ください。
(流域生態研究G みつはしひろむね)
ゴールデン・ウィークでにぎわったひとはく。今日も学校団体でにぎわいました。
天気はあいにくの雨・・・、でも、ひとはくには雨天時昼食場所が確保されていますから安心してご来館いただけます(^^)
さて、今日も団体向け特注セミナーがいろいろありました。
▲「みやまあかね」について話をしているのは生態地理学が専門の八木剛主任研究員です。この写真は、ちょうど「ホタル」についてのシーンですね。八木主任研究員はホタルについても研究しています。
日本一美しい?赤とんぼ「みやまあかね」については、こちらでも紹介されています。
→http://www.hitohaku.jp/publications/book.html#akane
▲「ハチの体の観察」は昆虫行動学が専門の大谷剛主任研究員です。このスズメバチ、大谷主任研究員の大切にしているミツバチたちを襲いに来た奴でしょうか!?標本を見ながら丁寧にスケッチしていました。
▲「植物観察の方法」は森林土壌学、植物生態学が専門の小舘誓治研究員です。描いているのはダイコン?ニンジン?ふだん何気なく見ている野菜も描くとなると・・・
ひとはくには38名の研究員が在籍しています。博物館は展示を見るだけではありません。博物館の研究員は様々な研究をしています。専門分野のプロから学校では学べない授業を受けてみてはいかがですか?
■詳しくは →http://www.hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html
研究員だけではありません。私も今日は、当課の西岡敬三主任指導指導主事と二人で交代しながら「葉脈標本しおりづくり」をやりました。
▲西岡主任指導主事。白衣がよく似合いますね(^^)子どもたちも熱心に取り組んでくれました。ここで使う葉はヒイラギモクセイの葉です。あらかじめ前処理していますので柔らかく、簡単に葉脈標本をつくることができます。今日は1クラス40分で3クラス連続でした。
さあ、明日から週末!!楽しいオープンセミナーもりだくさんですよ。
子ども連れのお客様に人気の「画伯の日」 この週末は「恐竜」です!!
■詳しくは →http://www.hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
大型連休最終日。みなさん、どんな連休でしたか?
連日お天気だったので、いろんなところへ出かけた?ん〜いいなぁ。
今日のひとはくは、外の天気のように一日暑かった(熱かった)ですよ。
オープンセミナー「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石を探しだそう」です。
こちらのセミナーは、整理券を配布しました。
整理券のために、開館前から並んでくれたり、配布前に1時間並んでくれたりするお客様もいらっしゃいました。ありがとうございました。
カエルの化石や恐竜らしき化石も見つかったみたい。
このセミナーは次回8月29日(日)にも実施されますよ。
詳しくは、こちら→
http://hitohaku.jp/education/open_seminar.html#A8
館内でも魅力いっぱいのセミナーがありました。
服部研究部長による「かしわもちとちまき」。大盛況でした。
いろんな葉っぱで巻くんだ〜。
三枝主任研究員による「丹波の恐竜化石第4次発掘報告会」。
参加者の中には、将来、恐竜化石の発掘や調査の仕事をしてみたいという、小野から来た高校生も。将来が楽しみです。
『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海』展示にさきがけ、チリモンさがしの元祖、きしわだ自然友の会・きしわだ自然資料館から先生をおよびしてのセミナー「チリメンモンスターをさがそう!」です。
こちらの内容については、参加したスタッフが紹介してくれるでしょう。
セミナーが始まりました。みなさん、とっても真剣。
こちらの、セミナーは『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海』の展示期間中に実施予定です。
あなたもモンスターハンターになってみませんか?お楽しみに♪
5月1日から始まった「こどもの日」ウィーク特別企画「こいのぼりフラッグをつくろう」は、今日が最終日。
こちらのイベントの今日の様子は、こちらをご覧ください。
大型連休最終日まで、熱い熱いひとはくでした☆
小林美樹(生涯学習課)
みなさん、こんにちは!今日もお天気がよく、暑い1日でしたね。みなさんはどのように過ごされたでしょうか?
今日はゴールデンウィーク最終日。ひとはくは、一日中イベントがもりだくさんでした。
そして、5月1日から始まった「フロアスタッフとあそぼう〜みんなでつくろう!こいのぼりフラッグ!!〜」も、ついに今日が最終日。
総勢101枚のすてきなこいのぼりたちが、ひとはくサロンを楽しげに泳いでいます。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
こちらのこいのぼりたちは、5月30日(日)まで、ひとはくサロンで展示しています。ご希望のお客様は、次回ご来館された際に つくっていただきました、こいのぼりをお返しいたします。
ゴールデンウィークが終わっても、フロアスタッフは毎日イベントをおこなっています。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。
(フロアスタッフ 杉江良子・美濃杏奈)
いや〜今日も本当にいいお天気でした。☀
みなさまは、今日1日どのように過ごされましたか?
今日のひとはくをご紹介いたしましょう。
お隣の深田公園でピクニックですか〜。
6月12日(土)には武田研究員と深田公園で楽しむ「人と自然のピクニック!」のセミナーがありますよ。
(要申込 詳しくはこちら→http://hitohaku.jp/education/10syousai/E06.html)
さて館内では、オープンセミナー「ホタル石を光らせよう」です。
先山主任研究員の説明を聞きながら、ルミナスボックスを覗いています。
綺麗に光る鉱物の写真を撮るお客様の姿も。
毎日、実施しているフロアスタッフのイベント。
展示室ツアーにデジタル紙芝居。
5月1日からは「こどもの日」ウィーク特別企画「こいのぼりフラッグをつくろう」を実施。
みなさんの作品を展示しています。(昨日と比べてみてください。増えたでしょ。) 昨日の様子→http://hitohaku.jp/blog/2010/05/post_695/
うぁ〜カラフルなこいのぼり。┣>・)BBB≪
この「こいのぼりフラッグをつくろう」は、明日までですよ!
参加者には、こちらの素敵な「こいのぼりキット」をプレゼント。
そして、明日のセミナー・イベントは?→
http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
服部研究部長によるオープンセミナー「かしわもちとちまき」があります。明日は端午の節句だけど、かしわもちと ちまきの違いを知ってる?その他、池田研究員による「君も発掘隊員!恐竜化石発掘体験会」や「チリメンモンスターをさがそう!」(講師:きしわだ自然友の会・きしわだ自然資料館)などなど、もりだくさん!
こちらは、「チリメンモンスターをさがそう!」で使用するちりめんです。
遠藤研究員が兵庫県内から集めてきました。
明日の準備です。どうやら、すでに何かを発見したようです!タコ?カニ?
こりゃ、家に帰ったら、ご飯にかかったチリメンから目が離せなくなりそう・・・。
「チリメンモンスターをさがそう!」のイベントについては、こちら→
http://hitohaku.jp/blog/2010/04/_vs/
ねぇっ!あなたも、ひとはくへ行きたくなったでしょう?
明日は大型連休最終日。ひとはくで楽しく過ごしてみませんか?
小林美樹(生涯学習課)
みなさんは今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?連日好天に恵まれ、汗ばむどころではないほどの陽気ですね。もうどこかに出かけられましたか?
ひとはくから車で2〜30分ほど北東に進んだところに「有馬富士公園」があります。そこでは、ありまふじフェスティバル'10と銘打ってさまざまなイベントが催されています。今日はひとはくからもキャラバンで出かけたので、その様子をご紹介します。
今回の目玉展示は「キベリハムシ」です。 「ハムシ」の仲間で、へりが黄色いからキベリハムシって名前がついています。こんなジャンボな昆虫が目の前に現れたらびっくりしますよねっ。
で、この展示はよくできていてケースの下にもぐって、キベリハムシのおなかの様子を見ることができるんです。
明日もキベリハムシはいますから、ぜひ会いに来てくださいね。何が見えるかは、明日のお楽しみ!!
どんな野草があるかな?楽しみに来てください。そして、当日現地で受付の観察会「春の草花を探そう」も実施します。13:30から30分間のプログラムです。会場のテントで受付をしていますから、始まるまでにお申し込みください。
明日もきっといいお天気ですから、帽子を忘れずに飲み物も持って有馬富士公園に来てくださいね。お待ちしております。
そして、それだけではなく「ひとはく博士」もやってきますよ。いっしょに記念撮影をしたり握手もしてくれます。今日ははばタンとのツーショットもありました。みんな子どもの人気者!!是非会いに来てください。
そうそう有馬富士公園に行く前に、「ひとはく」によっていくのもいいですよ。明日もひとはくではいろんなイベントを実施していますから、博物館も楽しい!!是非お越しください。
みなさん〜ゴールデンウィークを楽しく過ごされていますか?
5月1日から始まった「フロアスタッフとあそぼう〜みんなでつくろう!こいのぼりフラッグ!!〜」は、連日大盛況!!
ひとはくサロンには、色とりどりのこいのぼりが泳いでいますよ〜(^0^)
▲みんな楽しそうですね(^^)
▲真剣なまなざしです!!
▲すてきな「こいのぼりフラッグ」の完成です
▲サロンの天井には「こいのぼりフラッグ」が増殖中!!!
▲思わず見上げてしまいますね(^^)
このイベントも、残りあと2日!
午後3時から、定員は20名です。
ぜひ、博物館に遊びにきてくださいね!!
(フロアスタッフ 笹山由利子)
みなさん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
もちろん、ひとはくは開館しています。
今日はフロアスタッフのデジタル紙芝居、展示室ツアーのほかに、
14時から山崎義人研究員による「多面体おもちゃ(テンセグリティ)をつくろう」がありました。
定員10名は瞬く間にいっぱいになり、ひとはくサロンで山崎研究員といっしょに楽しく作りました。
▲山崎義人研究員は地域計画が専門の工学博士です
▲みんな真剣ですね(^^)
▲終始なごやかな雰囲気に包まれていました・・・
そして私は・・・
15:30から、向かいのフローラ88・ダイエー三田店の1階イベント広場で「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」の出前セミナーでした(^^;)
▲店内に掲示されたポスター
▲小さな子どももお父さんやお母さんと一緒に参加してくれました
▲楽しそうですね(^^)
15時からのフロアスタッフと遊ぼう「こいのぼりフラッグ」はこちら
→ http://hitohaku.jp/blog/2010/05/post_695/
さて、ひとはくでは5日(水・祝)までの毎日、このほかにも楽しいオープンセミナーをご用意しています。
■詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
明日は、11時から&14時から「ホタル石を光らせよう」がありますよ。暗闇で光る鉱物を集めて展示するルミナスボックスも登場!!先山徹主任研究員による解説を、ぜひ!!
ぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
みなさん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
もちろん、ひとはくは開館しています。そして今日も様々なイベントがありました(^^)
13:30から、毎週、日曜日のこの時刻から始まる「恐竜ラボ&展示解説」今日の担当は松原尚志主任研究員です。
▲いま3階「丹波の恐竜化石展示コーナー」では、特別企画「丹波と恐竜を知ろう2010 〜第4次発掘報告」を展示中です。ここでも詳しい解説がありました
▲自作のモビールの紹介もありました(^^)実は5月23日(日)に、このモビールづくりのセミナーもあります。まだ受け付けています!!
■詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10syousai/A04.html
▲後半は「ひとはく恐竜ラボ」での解説です
そして15時からフロアスタッフと遊ぼう「こいのぼりフラッグ」も満員御礼!!
この「こいのぼりフラッグづくり」5日(水・祝)まで毎日開催しています。つまり、明日も明後日も明明後日も・・・
明日3日は、14時から山崎義人研究員による「多面体おもちゃ(テンセグリティ)をつくろう」があります。
定員はわずか10名!!受講料として観覧料とは別に100円必要です。
どんな”おもちゃ”でしょうね。楽しみです(^^)
ところで今日の私はというと・・・
明日、向かいのフローラ88・ダイエー三田店の1階イベント広場で行う予定の「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」の型作りをしていました(^^)
▲まず化石を油粘土の上におきます
▲化石の表面にはカリ石けんをぬっておきます
▲何度も気泡を抜きながらシリコンをかけていきます
▲そっと静かにおいてシリコンが固まるまで、明日の出番待ちです
▲博物館前の深田公園の緑もまぶしくなってきました。博物館見学の後、公園で遊ぶのもいいかもしれませんね。今日もボール持参のお客様がおられました(^^)
さて、ひとはくでは5日(水・祝)までの毎日、このほかにも楽しいオープンセミナーをご用意しています。
■詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
今日から5月!!そして5日まで5連休(^^)
みなさん、この連休はどこに行かれますか?
5日間もあるんですから、1日くらいはひとはくに、ぜひお越しください!! 様々なオープンセミナーを開催しています。
今日は加藤茂弘研究員による「ペーパークラフトで学ぶ火山のしくみ」がありました。
▲まず加藤研究員から火山のお話を聞いて勉強から始めます
▲いよいよペーパークラフト!!うまく切れるかな?
▲だんだんできあがってきましたね(^^)
▲できあがりはこんな感じです。2種類の火山をつくりました
そして15時からフロアスタッフと遊ぼう「みんなでつくろう!こいのぼりフラッグ!!」が始まりました。
▲場所は、4階ひとはくサロンのオープンコーナーでやってます
▲こんな感じで毎日、増えていきます(^^)
■詳しくは、こちらのブログも見てください → http://hitohaku.jp/blog/2010/05/post_691/
この「こいのぼりフラッグ!!」は5日(水・祝)までの毎日、開催しています。
さて、ひとはくでは5日(水・祝)までの毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。明日は研究員による解説「恐竜ラボ&展示解説」があります。ほかにもまだまだありますよ(^^)
■詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
4月に実施した特注セミナーのなかで、実験・実習中心のセミナーについてもいくつかご紹介します。
▲「花粉の観察」は、古生物学、花粉学が専門の半田久美子主任研究員。双眼顕微鏡で見る花粉の姿・・・
▲「DNA抽出実験」は、植物分類学が専門の高野温子主任研究員。抽出したDNAをみんな持ち帰りました・・・
▲こちらも「DNA抽出実験」、植物分類学が専門の鈴木武研究員。同じDNAでも材料が違ったようです。こちらはタンポポですね
▲「植物標本の作り方」は、植物生態学、保全生態学が専門の藤井俊夫主任研究員。学校ではなかなか植物標本をつくる機会ってないのでは?
私がセミナー中に取材に入ったセミナーだけなので、このほかにもまだまだありました。もちろん私が担当する「やさしい化石のレプリカづくり」もあります。
※詳しくは → http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_685/
ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーを
ご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
※詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html
さて、あすから5連休の人は多いのでは?(残念ながら私は仕事です。博物館員としては当たり前かも・・・)
ひとはくでは1日(土)から5日(水・祝)まで、毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。明日は、「ペーパークラフトで学ぶ火山のしくみ」がありますよ!!
※詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
4月に実施した特注セミナーについて、いくつかを紹介してきました。
まだまだ紹介していないセミナーもあるので、そのうちのいくつかをご紹介します。
▲「クイズ★うんちく博物館」は、住民参画型のまちづくりが専門の藤本真里研究員。○×クイズで楽しく博物館を紹介します
▲「生物分布調査」は、植物分類学が専門の鈴木武研究員。今年は「タンポポ調査2010」5年ごとの大きな調査のようです
▲「恐竜について学ぼう」は、古爬虫両棲類学が専門の池田忠広研究員。池田研究員の恐竜の話は小さな子どもから大人まで、わかりやすいと評判です(^^)
▲「日本の動物地理・カエルについて」は、自然史科学、爬虫両生類学が専門の太田英利主任研究員。カエルのことなら何でも聞いてください(^^)
私がセミナー中に取材に入ったセミナーだけなので、このほかにもまだまだありました。
ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーを
ご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
※詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html
GWまっただ中!!
ひとはくでは1日(土)から5日(水・祝)まで、毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。
※詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
明日からもう5月!!
4月は例年以上に特注セミナーのご要望がありました。
すでに「風の集落とデザイン」「熱帯雨林と地球温暖化」についてはご紹介しましたが、今日も「道具を使うチンパンジー」「昆虫トピックス30分」「地震はどうして起こるのか」「植物観察の方法」などの特注セミナーがありました。
▲「道具を使うチンパンジー」は、霊長類学、生態学が専門の三谷雅純主任研究員。アースシアターでゆっくりとセミナーを受けていただきました
▲「昆虫トピックス30分」は、昆虫行動学が専門の大谷剛主任研究員。「トリビアの泉」にも出演した昆虫の専門家です。小学生にもわかりやすく・・・
▲「地震はどうして起こるのか」は、自然地理学が専門の加藤茂弘主任研究員。500人入れるホロンピアホールは広すぎましたが、DVDやプレゼンテーションなど映像でわかりやすく地震について説明しました
▲「植物観察の方法」は、森林土壌学、植物生態学が専門の小舘誓治研究員。事前に採集した様々な植物を見せながら・・・
どのセミナーも子どもたちにとっては、学校とは違って新鮮な話だったのではないでしょうか。
ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーをご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html
さて、ゴールンウィークの計画は決まっていますか?
ひとはくでは1日(土)から5日(水・祝)まで、毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。
詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは団体向けに様々な特注セミナーを実施しています。今月も2つ(「風と集落デザイン」、「熱帯雨林と地球温暖化」)を紹介しました。
詳しくは→ http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_675/
実は私も講師となってやっている特注セミナーがあります。
それは「やさしい化石のレプリカづくり」です。
研究員が実施する同様のセミナーは本格的ですが、いわばその初級編・入門編のようなもの。かんたんに「おゆまる」という型取り材を使ってレプリカをつくります。
でも、本物の化石からつくる正真正銘の「レプリカ」です。
今日も県内の高校生が挑戦してくれました。
▲まずは型どりから。もちろん本物の化石を使って型を取ります。「おゆまる」はやり直しがきくから何度でも、納得のいくまでやっている生徒もいました(^^;
▲型に石膏を流し込みます。流し込んだら空気を抜いて・・・
▲できあがったレプリカと本物を見比べて・・・あとは色を塗って完成ですね
この「やさしいレプリカづくり」対象は小学校5年生以上とさせていただいております。
昨日は小学校4年生を対象に、さらにやさしい「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」もやりました。
こちらは私があらかじめつくっておいたシリコン製の型に「おゆまる」を押し当ててカラフルなレプリカをつくります。これなら小さなお子様でも簡単です!!
▲自分の好きな色の「おゆまる」を選んでお湯であたため、型にはめ込むだけ(^^)
▲みんな大喜び!!
※フラワータウンにお住まいのみな様。5月3日(月・祝)フローラ88・ダイエー三田店で、この「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」がありますよ(^^)詳しくは店内ポスターで。
このほか、ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーを
ご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html
さて、今日から世間はゴールンウィーク突入!!
今日はとっても良い天気だったので外に出かけれられた方も多いでしょう。ひとはくでは毎日楽しいオープンセミナーをご用意しています。
ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくに今日はかわいい子どもたちが訪れました。
近隣の狭間小学校2年生の児童たちの「ふしぎたんけん ふれあいたいけん」です。
ひとはくには研究員だけでなく私のような行政職の者やお客様対応のスタッフ、警備、設備関係のスタッフなど様々な職種の人たちが働いています。
そこで、「どんな仕事なのか」「気をつけていることは何か」「工夫していることは?」などグループでインタビューをしてくれました。
■分野も様々、研究員の先生方に・・・
■生涯学習課や総務課、情報管理課などの行政職員に・・・
■フロントスタッフや受付、設備の方々にも・・・
みんな真剣に聞き取りをしていました(^^)
この次は、ひとはくに遊びに来てくださいね。
いよいよ明日から大型連休!!
ひとはくでは毎日楽しいオープンセミナーをご用意しています。
明日29日(木・祝)は、
11:00〜デジタル紙芝居「うりんぼのごちそう」(フロアスタッフ)
11:30〜展示室ツアー「ボルネオジャングル探検ツアー」(フロアスタッフ)
※くわしくはこちらのブログで http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_671/
13:00〜道具をつかうチンパンジー(三谷雅純主任研究員)
14:00〜ふかたん「春の虫をさがそう!」(沢田佳久研究員+スタッフ)
※くわしくはこちらのブログで http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_684/
14:30〜デジタル紙芝居「うりんぼのごちそう」(フロアスタッフ)
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「くるくる飛ぶたね」(フロアスタッフ)
など、盛りだくさんです。
ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
せっかくの休みを家でゴロゴロ過ごしていた私も、だんだん外に出かけたくなってきました。
なんといっても、もうすぐゴールデンウィーク!!!
みなさんはいつもどのように過ごされていますか?家族で旅行に行ったり、アウトレットで買いものをしたり、友達とテーマパークもいいですね。
「まだなんにも考えてないわ〜」という方、ひとはくのゴールデンウィークはイベント盛りだくさんですよ〜\(^0^)/
中でもフロアスタッフの一押しはこちら、
フロアスタッフとあそぼう
「みんなでつくろう!こいのぼりフラッグ!!」
こいのぼりウィークと題し、1日から5日間連続で、みなさんに好きな色のこいのぼりフラッグをつくっていただきます。できたものは博物館4階のひとはくサロンの天井にどんどん吊るしていき、最終日のこどもの日には、サロンにたくさんのこいのぼりが・・・!
という計画です。
《着々と準備中》
≪完成予定図?≫
他にもデジタル紙芝居「たんぽぽレストラン」・展示室ツアー「ボルネオジャングル探検ツアー」、オープンセミナー「ペーパークラフトで学ぶ火山のしくみ」・「多面体おもちゃ(テンセグリティ)をつくろう」・「ホタル石を光らせよう」・「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」などもございます。
(詳細はうきうきカレンダー5月号でどうぞ)
http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1005.pdf
是非、ご家族で、お友達同士で、ひとはくのゴールデンウィークを過ごされてみてはいかがでしょうか??
スタッフ一同、みなさまのお越しをこころよりお待ちしております!
岡本 知佳(フロアスタッフ)
春といえばタンポポ!
今月のドリームスタジオは「タンポポのボトルフラワーをつくろう」でした。
例年になく春先に冷えたためか今年はタンポポが咲くのが遅いようです。
スタッフは4月10日(土)事前準備を行いました。午前中は打ち合わせと実習。
午後はちょうど開催されていた鈴木先生のオープンセミナー「深田公園のタンポポ」に参加してお勉強。セイヨウタンポポにも雑種があることを実地に学びました。
タンポポは綿毛と開花したもの2種類を準備し、参加者に好きなほうを選んでもらいます。
開花した花は1週間シリカゲルの中に埋めた後、そっとシリカゲルを取り除きます。
そのままの美しい花が現れます。この美しい花のままずっ〜と楽しめます。
綿毛はビンの中に入れ封をしてから、開いていく様子が感動モノです。
場合によっては翌日までかかることがあります。
ビンの中でこのように開いていく過程を観察できます。
また、会場には会員が綿毛を一本ずつ貼った作品も展示しました。
苦心の作です。
一人で頑張るんだもん。
参加者には春を満喫していただきました。
NPO法人 人と自然の会 田渕 鈴枝
いよいよゴールデンウィークが近づいてきましたが、長田区方面にお住まいの方に耳寄りな情報があります。
本日より約半月、神戸市長田区にある兵庫県立文化体育館本館1階ギャラリーで、ひとはく春季トピックス展示を行っています。ギャラリーに、所狭しと並んだパネルで、今年のひとはくのテーマ「生物多様性大作戦」にちなんで、様々なセミナーや耳寄りな情報を紹介しています。
▲ 事務室横1階ロビーにひとはくのパネルが勢揃い ▲ 2010年ひとはくと言えば、「生物多様性大作戦」、だいばくんとくぬぎちゃん ファーブルの生誕地南仏アベロンの自然と世界最大の昆虫館ミクロポリスを訪ねるツアー(6/4〜6/9)をはじめ、野生生物の宝庫西表島で野生生物の観察をするツアー(7/2〜7/6)、ヒメボタルの生態や特徴について学び、観察会の講師を目指す「ヒメボタル観察会インストラクター養成コース」(第1回5/15)、博物館の研究員や生物の研究者と、本物の熱帯雨林を満喫する「ボルネオジャングル体験スクール2010」など盛りだくさんです。
▲ 写真右手、さまざまなセミナーの案内があります
また、4年前より行っています、話題の「丹波竜」発掘調査の様子を説明した、丹波の恐竜化石第4次発掘(平成21年度)に関する解説もあります。最新の情報をご覧ください。
▲ これが「丹波竜」発掘調査最新情報です
なお、「丹波竜」については、県立文化体育館でもセミナーが開催されますので、興味のある方はご応募ください。ひとはくの研究員が講師を務めます。
▲ 文体地球学講座、ひとはく研究員が講師です。是非ご参加ください。
神戸地域にお住まいの方は、この機会に是非県立文化体育館を訪ねてみてください。プールやジム等フィットネス施設も併設されています。リフレッシュした後は、本館1階のひとはく春季トピックス展示にお立ち寄りくださり、ひとはくの最新情をご覧ください。多くの資料をご用意しておりますので、ご自由にお持ち帰りください。
▲ 資料はご自由にお持ち帰りください。 兵庫県立文化体育館 アクセス ↓
(生涯学習課 西岡敬三)
ひとはくでは来館団体向けに特注セミナーを開催しています。
先月、ブログでも「ひとはく手帖2010 ここが見どころ」でご案内させていただきました。
http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_646/
とくに学校団体向けには、理科、総合的な学習の時間、環境学習などさまざまなテーマで特注セミナーを実施しているところです。
今日は2つの中学校が、それぞれ特注セミナーを受講されました。
▲山崎義人研究員の「風と集落デザイン」。これ何の写真かわかりますか?
▲橋本佳明主任研究員の「熱帯雨林と地球温暖化」
▲どちらのセミナーも生徒たちは熱心にメモを取り、受講されていました。
▲一昨日、暦の上では「穀雨」。今日も朝から雨でした・・・植物たちにとって恵みの雨だったでしょうか?正直、暖かくなったり寒くなったり、ヒトにとっては体調管理が難しい季節ですね(^^;
ひとはくでは38名の研究員がそれぞれ多種多彩な特注セミナーをご用意しております。詳しくは、このホームページから「ひとはく手帖2010」をご覧いただけます。また、セミナーのページに各研究員ごとに紹介ページがあります。もちろん、生涯学習課まで電話でお問い合わせいただいても結構です。
特注セミナーをお目当てに、ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
日曜日(4/18)は,久々の良い天気。
春の陽気に誘われて,セミナー受講者のみなさんと西光寺山麓へ行ってきました。
田畑の畦に咲く花々をはじめ,シハイスミレやオオタチツボスミレといったスミレ類,ショウジョウバカマ,シュンラン,キブシなど,いろいろな花を見ることができました。
そして,フデリンドウ。
草丈が5cm程の,とてもかわいいリンドウです。
よく見ると,山道の脇に点々と,しかし本当に多くの株が花を咲かせていました。
私もこんなにたくさんのフデリンドウが見られるとはびっくり。嬉しくなってしまいました。
フデリンドウはとても小さいので,足元を見ながら歩かないと気がつかないかもしれません。でも,1株見つかると,次々に見つけることができますよ。
(自然・環境評価研究部 布施静香)
ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
今日の午後も盛りだくさんでした。とくに毎月第3日曜日はNPO法人人と自然の会の方々が催されるので1日中楽しめますよ(^^)
▲今日のドリームスタジオは「たんぽぽのボトルフラワーをつくろう」でした。家に帰って飾って楽しめます
▲花工房はいつも4階ひとはくサロンでやっています。ぜひ、御来館の記念に1枚つくってください
▲毎週日曜日は3階「丹波の恐竜化石」の展示と「ひとはく恐竜ラボ」でのクリーニング作業を研究員がご案内します。今日は佐藤裕司主任研究員でした
▲フロアスタッフと遊ぼう「川で魚つり」には大勢の子どもたちが参加してくれました
▲今日のスタッフは松田さんと美濃さん。上流・中流・下流で仕掛けがそれぞれ違います。みんな間違えないようにね(^^)
ひとはくでは毎日楽しめるオープンセミナーがあります。ぜひ、ご参加ください。
平日はフロアスタッフによる「展示室ツアー」(14時〜)と「デジタル紙芝居」(15時〜)、土曜・日曜・祝日は紹介しきれないほどたくさんあります(^^;
詳しい時間帯は、今週のひとはく
http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。
もうすぐ5月。5月のうきうきカレンダーもご覧いただけます。
http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1005.pdf
ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
今日の午前中はフロアスタッフによる展示室ツアー「ボルネオジャングル体験ツアー」にたくさんの方々が参加されました。
▲1階「共生の森」で展示物を順番に紹介します。
▲今日の案内役はスタッフの美濃さんです。
▲クイズに答えたり、さわったりしながら熱帯雨林のさまざまな生物について学んでいきます。
ひとはくでは今年の夏もボルネオジャングル体験スクールを開催します。
募集はもう始まっています。
詳しくはこちらから・・・
チラシは、
http://hitohaku.jp/top/borneo/pdf/H22_BJS_leaf_new.pdf
申込書は、
http://hitohaku.jp/top/borneo/pdf/H22_BJS_entry.pdf
この夏、ホンモノの体験をしてみませんか?
▲これは展示室のオランウータンですが、ジャングル体験スクールではホンモノのオランウータンに必ず出会えます(^^)
ひとはくでは毎日楽しめるオープンセミナーがあります。ぜひ、ご参加ください。
詳しい時間帯は、今週のひとはく
http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。
ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
とくに週末はメニューが豊富です!!
今日は田中哲夫主任研究員の「川の魚の暮らし」と上田萌子研究員の「立体カードで楽しむマングローブの自然」がありました。
▲研究員から川の魚の話をじっくりと聞けるチャンスですよ。これを聞いて明日は渓流釣りに??
▲ていねいに説明するから小さなお子様でも安心です。道具はすべて貸し出します(^^)
▲出来上がりは、こんなイメージ。もちろん上田研究員オリジナルです!!
(※詳しい内容は、研究員のブログを見てくださいね)
見逃したという方もご安心ください(^^)
「川の魚の暮らし」は、8月14日(土)13時から
「立体カードで楽しむマングローブの自然」は9月23日(木・祝)13時から
それぞれ、もう一度ありますよ。
ぜひ、ご参加ください。
今日はそのほか、フロアスタッフと遊ぼう「川で魚つり」もありました。
▲残念ながら魚つりの様子は撮り逃したのですが、魚つりの後、田中研究員と同じ場所でスタッフからお勉強中でした。ちゃんと聞いてるかな(^^)
こちらは明日も15時からあります。展示室内で魚つりも楽しいですよ。
さらに明日はNPO法人人と自然の会による「花工房」、ドリームスタジオ「たんぽぽのボトルフラワーをつくろう」もあります。
詳しい時間帯は、今週のひとはく
http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。
▲今日のようないい天気の日には深田公園で遊ぶのもいいかも・・・
明日もひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは「フロアスタッフと遊ぼう!」というオープンセミナーが毎週末にあります。
なかでも「画伯の日」は、館内の展示物をスケッチして、作品を館内に展示させていただくものです。
今日は4階ひとはくサロンで開催中の「六甲山のキノコ展2010〜リアルな森の妖精たち」の展示室内で行われました。スタッフは瀬良さんと美濃さんです。
▲まず、スタッフから「展示」についてのお話も聞いてから始めます
▲うまく描けたかな?
▲完成したら館内に展示させていただきます。
▲「六甲山のキノコ展2010」は5月16日(日)までです。お見逃しなく!!
来月の「フロアスタッフと遊ぼう!画伯の日」は5月8日(土)・9日(日)です。
テーマは『恐竜』
4月24日(土)から始まる特別企画「丹波の恐竜を知ろう2010〜第4次発掘報告」にあわせて開催します。ぜひ、ご参加ください。両日とも15時からです。
また、次の週末17日(土)・18日(日)の「フロアスタッフと遊ぼう!」は、「川でさかなつり」です。「川」といっても博物館内ですよ(^^)お楽しみに!
「フロアスタッフと遊ぼう!」は毎週末開催。詳しくは、こちらをご覧ください。
4月のうきうきカレンダー http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
5月のうきうきカレンダー http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1005.pdf
ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
新学期がはじまって最初の土日!みなさん予定はお決まりですか?まだ行くところを決めていないというあなた、あす土曜日ひとはくに来ると、お得なイベントがあります。
JAF兵庫支部様のご協力を得まして、「JAFデー こども免許証づくり」を開催します。時間は1回目11:00〜12:00、2回目14:00〜15:00、3回目16:00〜17:00のなんとチャンスは1日3回もあります。この時間に博物館4階実習室にお越しのお子様には、その場で写真を撮影し、オリジナルのこども免許証(下を見てください)を発行します。費用は無料ですので、是非ご参加ください。(博物館入館には通常の観覧料が必要です。大人200円、大学生150円、高校生100円、幼児小中学生無料)
この日はひとはくのイベントも盛りだくさん!深田公園のたんぽぽ観察や六甲山のキノコの絵を描いたり、人気者恐竜タンタンのデジタル紙芝居もあります。
いつもよりお得なひとはくにどうぞお越しください。
(生涯学習課 西岡敬三)
▼ これがうわさの こども免許証です
みなさん、お花見には行かれましたか?
ひとはくの周りを彩っていたきれいな桜たちも、そろそろ見納めでしょうか?
なごりおしいですね。
さて、今回もイベントの報告です。4月3日(土)、4日(日)にフロアスタッフとあそぼう!「さくらを飾ってあそぼう」を実施しました。
まずは館内でお花見?…とは言っても、桜の花の部分だけを各自半分に切って、実体顕微鏡で観察します。
パパも少年時代の理科の授業を思い出して(?)、お子さんに花の部位名を説明されていました。
これは盆栽の桜の葉ですが、花外蜜腺(かがいみつせん)からでた蜜を味見しました。みなさんの感想は…
あまぁ〜い!w(◎o◎)w
桜色に染めて、花弁をかたどって切り抜いた薄紙を5枚、ガクに見立てた星型☆の紙にのりでペタペタと貼って、本物そっくりな桜をつくり、おしゃれな台紙に飾ったら・・・。
フォトフレームの完成です!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。ステキな写真を飾ってくださいね!
フロアスタッフとあそぼう!のイベントは土・日・祝の15時から実施しています。
是非お気軽にご参加ください。スタッフ一同おまちしております!
(フロアスタッフ)
去る4月5日(月)西宮阪急(阪急西宮ガーデンズ内)で行われているイベント「コトコトステージ」で、「親子で学ぼう!〜丹波の恐竜化石と、かんたん!化石のレプリカづくり〜」と題してセミナーを行いました。
セミナーは3部構成で、パート1「本物の化石に触れて絵を描いてみよう。」では、箱の中から本物の化石を探し出して、化石になる前の生き物の様子を想像して、画用紙に描いてもらいました。
▲ 箱の中には本物の化石が... ▲ ひとりひとり好きな化石を掘り出しました。
▲ どんな生き物だったのかな? 想像して描いています。 ▲ う〜む。こんな生き物とは思わなかったな!
続いてのパート2「丹波の恐竜化石発掘について」は、スライドを使って恐竜の事や化石の発掘調査について説明しました。ひとはくでの研究成果を紹介しました。
▲ ”丹波竜”のことがよくわかりました。恐竜って謎? ▲ わからないことは後でお母さんに聞いてみよう
最後のパート3「”おゆまる”を使った化石のレプリカづくり」では、用意したアンモナイトの型に”おゆまる”を詰め込んで、思い思いの化石のレプリカを作ってもらいました。
▲ 柔らかくなった”おゆまる”を押し込むだけ。簡単! ▲ 世界に1つだけのアンモナイトができました。
休日明けの月曜日にもかかわらず、大勢の方々に参加いただき、あっという間の1時間でした。参加いただいた皆様にとって、「大いに楽しんで、少しだけ勉強になった」という時間であればよかったなと思っています。ご協力いただいた西宮阪急のスタッフの方々にはお礼申し上げます。セミナーのお手伝いと写真撮影は、フロントスタッフの美濃さんにお願いしました。
(生涯学習課 西岡敬三)
ひとはくでは毎日、様々なオープンセミナーが行われています。
今日は13:30から古谷裕主任研究員の「顕微鏡で見る化石」が行われました。
そして15:00からの「フロアスタッフと遊ぼう」は「さくらを飾ってあそぼう」でした。
▲深田公園の芝生も緑が濃くなってきたような気がします・・・
明日の日曜日も朝から楽しめますよ(^^)
11:00〜デジタル紙芝居「ひとはくナイトミュージアム」
11:30〜展示室ツアー。「ボルネオジャングル体験ツアー」
13:30〜研究員による「恐竜ラボ&展示解説」(池田忠広研究員)
14:30〜デジタル紙芝居「ひとはくナイトミュージアム」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「さくらを飾ってあそぼう」
4月から兵庫県内だけでなく、すべての小中学生は観覧料無料です。
同じくすべての65歳以上の方は観覧料半額です!!
ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」の第9回として、「森の樹木と土の観察」を実施しました。
この連続セミナーは、芦屋で活動されている団体「NPO法人さんぴぃす」、「芦屋川に魚を増やそう会」と「ひとはく(企画者:三橋研究員)」との共催で、2009年度(4月〜3月)12回実施されました(下記参照)。
連携セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」ラインナップ
*******************************************************************************
第1回 4月25日(土) 春の六甲山ハイキング (橋本研究員)
第2回 5月9日 (日) 浜辺の鳥 食べもののとり方を観察しよう(遠藤研究員)
第3回 6月13日(土) 川の魚と水生昆虫 (田中研究員・三橋研究員)
第4回 7月18日(土) 森の昆虫は何を食べ、何に食べられるか (大谷研究員)
第5回 8月13日(木) 真夏の鳴く虫を聞く (大谷研究員)
第6回 9月13日(日) 芦屋の里山 (村上氏 芦屋森の会2001)
第7回 10月3日(土) 芦屋をとりまく森のキノコ (秋山研究員)
第8回 11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察
(三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
第9回 12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
第10回 1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
第11回 2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
第12回 3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)
*******************************************************************************
それぞれの回のようすは、ひとはくブログに掲載されています(ブログで紹介されていない回もあります)。
そのタイトルとアドレスは、下記のとおりです。
======================================================
●セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」第2回を行いました
http://hitohaku.jp/blog/2009/05/2_2/
●『芦屋でまなぶ森・川・海の自然 〜第3回 川の魚と水生昆虫』
http://www.hitohaku.jp/blog/2009/06/3/
●芦屋セミナー第4回「森の昆虫は何を食べ、何に食べられるか」
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_368/
●芦屋セミナー第5回「初夏の鳴く虫を聞く」
http://hitohaku.jp/blog/2009/08/post_437/
●芦屋セミナー第7回「芦屋をとりまく森のキノコ」
http://www.hitohaku.jp/blog/2009/10/post_476/
●セミナー報告「芦屋でまなぶ森・川・海の自然 第10回」
http://hitohaku.jp/blog/2010/01/post_593/
======================================================
さて今回は、2009年12月5日に予定されていた第9回のものが雨で延期となり、2010年3月27日に開催されたセミナーのようすをご報告します。
当日の参加者の中に、「芦屋森の会2001」(連続セミナー第5回の講師をしていただいた)村上さんもいらっしゃいました。
セミナーは午前10時からはじまりました。
天気は、晴れでしたが風が冷たく、歩いていないと寒く感じるほどでした。
▲3月は雨が多かったのですが、この日は晴れです ▲さあ、出発です(登山口)
▲高い位置から芦屋ゲート方向をみる ▲森林整備がされ、
(アカマツが多い斜面、手前右下はマツ枯れ) アカマツの苗が植えられたところ
▲土の観察中です ▲色見本で、土の色の呼び方を決めます
▲色が異なる土の3種類 ▲アカマツの大木の下で、
(左側が表層で暗褐、褐、黄褐色) こんなものが見られました
それぞれの生育場所の植物と土について、いろいろと観察しました。
また、ここで森林整備などの活動をされている村上さんから色々と現地のことを教えていただきました。
この場をお借りしてあらためてお礼申しあげます。
さて、こんなものも見られました。
▲ これは、どのような状態かわかりますか?
実は、下記のような樹名板(プラスチック?)をクスノキの幹が
取り込んでしまった状態でした。
黒字で「ス」と「ノ」の一部が見えたのと、
「大切に育てましょう」とうっすら見えました(文字のあとが・・・)。
▲近くのヒノキの幹につけらている樹名板
この樹名板には、「ヒノキ科 ヒノキ 大切に育てましょう。」と書いてあります。
おそらく先程のクスノキの樹名板には「クスノキ科 クスノキ 大切に育てましょう。」と
書いてあったのでしょう(このヒノキの樹名板をみて確信しました)。
木の成長力はすごい!?
大切に育てると、木がプラスチックを食べちゃう???
参加いただいたみなさん、(このブログを見ていただいたあなたも、)
おつかれさまでした。
▲参加いただいたみなさん
明日から新年度です。
ひとはくでは、いろんなセミナーをご用意しております。
ぜひ、ご参加ください。
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
連載1 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_634/
連載2 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/2_6/
連載3 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/3_3/
連載4 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/4_3/
『吾輩はキリギリスである』も大好評のうちに最終回を迎えることとなりました。
長らくご贔屓に与り、誠に感謝感激、雨あられ!!
それでは、最終回、どうぞお楽しみください 鳴目 虫石(なくめ ちゅうせき)
ほかには、陶器製の虫籠やヘルンさん愛用の舟形の虫籠、フィールドノートが展示され、途中からは、七夕に虫に願いを祈る笹飾り、民俗学者柳田國男先生がカマキリの方言を調べた「蟷螂考」の展示、沢田佳久研究員お手製のの3D写真展示ホッパーズなどどんどん広がりを見せた。
追加された展示の中でもっとも吾輩が怖かったのはお菊虫である。まったく吾輩たち鳴く虫とは関係ないが、ヘルンさんの作品「日本の庭にて」に登場する縁で出現した。あの有名な怪談「播州皿屋敷」のお菊井戸に大量発生したジャコウアゲハのさなぎであり、シダの研究者でありながらネズミやカタツムリもやる鈴木武研究員が連れてきたものである。葛屁食草(かずら へくそう)という珍元斎そっくりな落語家が演じた「皿屋敷」は、一枚二枚・・・お菊さんが皿を最後まで数え、皿が足りないというのを聞くと死んでしまうという話で吾輩は怖くてたまらなかったが、最後はお菊さんが風邪をひいて、明日休むために余分に数えるというのには、あきれて言葉がでなかった。真剣に聞いた吾輩が馬鹿だったのである。それにしても、あの後ろ手に縛られたお菊さんそっくりな姿を見ると、吾輩はあまりかかわりたくない虫だと思うのである。
そして、夏が過ぎ、吾輩たち鳴く虫族がワーワー大騒ぎする秋を迎えるという時、この企画展は終わり、吾輩は無事、野に放たれたのである。おかげで多様な人間の世界を見物させてもらったが、寒くなる前に大急ぎでメスのキリギリスを探しだし、吾輩の偉大なる遺伝子を残し、鳴く虫族の多様な世界を永遠のものとせねばならない。
ところで、聞くところによると、いろんな吾輩たち鳴く虫族の写真パネルや虫売り屋台などの展示物は、滋賀県の多賀町立博物館、そして、奈良の橿原昆虫館に巡回し、好評を博したそうである。あの巨大キリギリスぎっちょん君はというと、吾輩たちのご神体となり、この博物館の前にあるフローラ88で今もデーンと展示され、吾輩たち鳴く虫族を見守ってくれているのである。
−完−
毎日実施している、フロントスタッフのイベント。今日のイベントは「けんちくかの日〜みんなのまちをつくろう!」でした。
みんな、思い思いに自分の家を作っています。
このイベントを企画した、山崎研究員もカウンターに座って、参加したみなさんの様子を見ています。
家が出来たら、街の好きな場所に家を建てます。
「子どもたちは、自分の家を自然豊かな場所に置くんですよ。」とフロントスタッフの瀬良さん。 緑が少ない都会に住みたいって、意外と思わないみたい。
明日も、この「けんちくかの日」のイベントを実施します。
15:00〜16:00(ひとはくサロン)
「このイベントをきっかけに自分の街をもっと知って、大人になったら自分たちで、よりよい街を作っていってほしい」とフロントスタッフの高瀬さん。
フロントスタッフと一緒に世界に1つしかない自分の家と街づくりをしてみませんか?
小林美樹(生涯学習課)
みなさ〜ん こんにちは!
桜が舞 新学期が始まりますネ。
新しいお友達はできるかな?
●3月のフロアスタッフのイベントでは
「かわいいマスコットきのこ」をつくりました。
オリジナルのカラフルな「きのこ」ができましたネ。
ご参加頂き、ありがとうございました。
●4月のフロアスタッフとあそぼうは・・・
3・4日 「さくらを飾ってあそぼう」
思い出をさくらで飾りませんかぁ!
サクラのフォトフレーム
10・11日 「画はくの日」
17・18日 「川でさかなつり」
とっても人気です。
上流・中流・下流にわかれてよ〜いドン!
どんな魚がつれるかな?
24・25日 「動物すごろく」
29日 「くるくるとぶたね」
を予定しています。
●ゴールデンウィーク初日
4月29日は「ふかたん」・・・春のむしをさがしに深田公園を探検してみましょう!
どんな虫をみつけられるかな?
フロントスタッフは、お客様の誘導・案内、そして、展示解説・デジタル紙芝居・FSとあそぼう、など、いろんなイベントを行っています。
詳しくは・・・うきうきカレンダーをご覧くださいネ。
お客様の御来館心よりお待ちしています。
西口浩子(フロントスタッフ)
人と自然の会クラフトクラブの3月例会は杉原紙の里を訪ねました。
3月13日(土) 朝から雨模様の中、10時に博物館を3台の自動車に分乗して出発、中国自動車道滝野社ICから岩座神(いさりがみ)棚田に到着。鎌倉時代に作られたといわれる石垣の棚田の景色は、日本の棚田百選に認定されており、その美しさは西日本一とも言われています。秋には刈り取られた田んぼをステージに見立てて、棚田コンサートも開かれています。
水を張るころにもう一度訪ねたい この岩座神地区にある、簡素でひなびた五霊神社の郷土記念物ホソバタブ3本は兵庫県内では、第1・2・3位と言われる大木です。ゆっくりと散策してきました。 現地で合流組とあわせて12名で、道の駅R427かみでレストラン車留満(しゃるまん)で昼食、ここでは多可町の特産「播州百日どり」が名物、みんなで地鶏の味を噛み締めました。 杉原紙研究所は道の駅と杉原川を挟んで隣接しています。 多可町で杉原紙を漉き始めたのは七世紀奈良時代後半と推定されています。大正時代には一時紙漉きが途絶えました。しかし、昭和45年に地域のお年寄りにより復活したのです。原料は楮(コウゾ)です。楮から杉原原紙になるまでには12の工程があります。1楮刈り、2楮蒸し、3皮はぎ、4黒皮とり、5川さらし、6釜だき、7楮みだし、8紙たたき、9紙漉き、10圧搾、11紙干し、12選別、以上12の工程を経て始めて杉原和紙になるそうです。 原料の楮は現在は他県産や輸入物も使用しているそうですが、出来上がりの色が地元産のものと比べると異なるので、将来的には地元産の材料で賄うよう準備を進めているそうです。
黒皮取り
さらされた材料 水を張った大きな漉舟に、紙たたきでほぐされた楮とサナ(トロロアオイから取る)が入れられており、6人一チームでそれぞれオリジナルの紙を作りました。それぞれ思い通りの色を着色することも出来ます。 指導員の説明を聞きながら・・・チャレンジ これまで牛乳パックを使って紙すきをしたことはたびたびありますが、本格的な紙すきの体験は貴重なものでした。今後、クラフトクラブのメニューに変化があるでしょうか?ご期待下さい。 北方唯男 (NPO法人 人と自然の会)
連載1 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_634/
連載2 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/2_6/
連載3 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/3_3/
さて、企画展示室から外に出ると、明治時代の虫売りの屋台がデンと置いてある。
ここは鳴く虫を愛した明治の文豪小泉八雲(ヘルンさん)の展示コーナーで、その作品「草ひばり」や「虫の音楽家」の紹介パネルや謎の造形師Y・フジワラの大型屋台と謎の木工職人T・ケンヂの体験用屋台などがある。屋台からは、ヘルンさんのエッセー「虫売り」を元にした、謎の講談師河南堂珍元斎と呼ばれるあの怪人着物男の自作自演の講談の声が流れている。
珍元斎は、普段、総務課でデスクワークをしているようだが、吾輩たちのように脱皮をして着物姿となり、来館者に時々、講談を披露している。鳴く虫の持ちネタは3つあり、
卵の頃の刷り込みで鳴かないオスのキリギリス「ノコギリ名人ぎっちょん君誕生!」
やイソップ物語で有名な「アリとキリギリス六変化」、
そして、ヘルンさんが長屋の仲間のおっちょこちょいで仕事が長続きしない喜六に歴史や売り声を教える「虫売り」の話である。
そういえば、近所の小学生や高校生もこの男にだまされてか寸劇で出演している。特に珍元斎の相方の四十一斎という太った男はひどい。どんな役でもやる男で、虫売りやフンコロガシまでやっている。フンコロガシはとても似合うが、あの姿はとても吾輩たちキリギリスには見えない・・・あれでは緑色のゴキブリである・・・が、なかなか動きがコミカルでつい、吾輩も笑ってしまう。他にも、黒子の名人御免奈斎や司会の達人綾毬奈斎など少年少女からおじいさんまでの多様な構成の河南堂一座である。
この夏、河南堂一座は、松江や明石天文科学館、有馬の旅館瑞宝園など依頼されて、鳴く虫公演で、大忙しのようである。にもかかわらず、あの四十一斎という男はなぜか痩せない。
話は展示室にもどる。ときどき遊びにくる子どもたちは床几に座り、吾輩たちの美しい声のCDや虫売り講談CDに耳を傾け、ここで飼育されているキリギリスやエンマコオロギ、ヒメギス、ツユムシ、スズムシなどを興味深げに観察している。しかし、虫たち昼間なかなか鳴かない。だが、夜になると美しい声を奏でる。これが閉館した後なので、吾輩はとても残念である。
・・・・・・つづく(だろう?!) 鳴目 虫石
ひとはくの本館4階の「ひとはくサロン」には、休憩コーナーがあります。
このコーナーの一方の壁面に飲み物の自動販売機がありますが、
その反対側の壁面(?)には「掲示ボード」があります。
▲ 4階の「ひとはくサロン」の休憩コーナー
(写真右下のところが掲示ボード)
その掲示ボードには、フロアスタッフが行っているオープンセミナー「ふかたん」や「画はくの日」
(これらは、参加無料のイベントです)の作品が掲示されています。
▲子どもたちがつくった作品 ▲「ふかたん」のマーク
(ここには、「ふかたん」で観察したことなどを記録したマップが貼ってある)
さて、今回は、その掲示ボードでも現在紹介されている先日(3月20日に)
行った「ふかたん」の実施報告です。
「ふか・たん」は、「深田(ふかた)公園 うきうき探検隊(たんけんたい)」のことです。
ひとはくの建物は、深田公園の中にあります。
「ふかたん」は、この公園の中を(テーマにそって)、いろんなものをみんなで観察しながら探検をする
イベントのことです。
このイベントは、(隊長は研究員が担当するのですが、)フロアスタッフが
企画・司会進行・記録(写真撮影)・とりまとめ等を行います(スタッフのみなさん、御苦労さまです)。
今回のテーマは、「冬を耐えた植物を かんさつしよう!」です。
14時に集合し、少し説明を聞いて、いざ 外へ!
▲ さあ、出発だ! ▲ まずは、ツバキの花をかんさつ!
▲ クヌギの枯れ葉をかんさつ中! ▲ ツクシが生えているところの
土を掘っています
▲ ドングリを探しています ▲ 根がでているドングリをみつけたぞ!
この他にもいろいろと かんさつ しました。
「ひとはくサロン」に、もどってきて、みんなで かんさつ したことなどをマップに書きます。
▲ みんなで、 かんさつ したことを マップに まとめています
全体で約60分のイベントでした。
◆2010年4月からの「ふかたん」は、下記の日が予定されています。
なお、テーマや日程等を変更する場合がありますので、参加を希望される方は、
日が近づいた時点で(ホームページに掲載される、その月の「うきうきカレンダー」等で)
確認をお願いします。
<平成22年度の「ふかたん」開催予定日>(テーマは、月によって、いろいろです)
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月/日: 4/29、5/8、6/5、7/10、8/21、9/18、10/23、11/23、12/23、2/19、3/19
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みなさんも、ぜひ、参加してみてください。
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
連載1はこちら → http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_634/
連載2はこちら → http://hitohaku.jp/blog/2010/03/2_6/
吾輩は、時々、そっと虫籠から抜け出し、館内を見てまわる。2階には、メインの企画展示があり、その中には世界のぎっちょん君という日本では考えられない巨大なナナフシなどの吾輩の仲間の標本が展示してあり、吾輩たちの美しい鳴き声や写真、昆虫写真家として有名な栗林慧氏の瞬間写真などもある。吾輩はバッタの飛ぶ瞬間の写真とカブト虫の脚をあげてのオシッコの写真がお気に入りである。
そんなある日のこと、その栗林慧さんが長崎からはるばるやって来るというではないか。吾輩の心は躍った。写真撮影の思い出を語る講演会と吾輩たち虫族の写真撮影の手ほどきを子どもたちにする「昆虫写真であそぼう!」というぜいたくなイベント。この企画は、あの小柄な白髪の学者風の男、大谷剛研究員が栗林さん家の居候・・・いや客分だったのが縁で実現したのである。吾輩はいつも以上に顔をゴシゴシして男に磨きをかけ、その瞬間を待った。カシャ!「やった。栗林さんに撮ってもらった!」と吾輩は叫んだ。その写真は今、吾輩の虫籠に飾ってある。吾輩の宝になったのである。それにしても、ただでさえ格好いい吾輩を一層格好よく切りとる技術は感心せざるを得ない。吾輩だけでなく参加した子どもたちも直接指導に大はしゃぎで、最後はサイン大会となったのである。
それから、博物館の定番といえる標本づくりのセミナーもやっている。大谷剛研究員は根っからの昆虫少年で、標本づくりになると目がキラキラしてまぶしい。たくさんの子どもたちが吾輩たち鳴く虫族をきれいな標本に仕上げていくのは複雑な気持ちであるが、その子どもたちの目もキラキラして美しい。また、この大谷研究員は鳴く虫の聞き分けセミナーもやっている。「きんひばり」はそのセミナーを修了した鳴く虫インストラクターだったのである。夏の夜、鳴く虫の声の聞き分けをしながら、虫を捕獲する「きんひばり」の面々の顔もまた、キラキラ光り輝いているのである。
・・・・・・・つづく
鳴目 虫石(なくめ ちゅうせき)
1回はこちらから http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_635/
2回はこちらから http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_642/
四階のひとはくサロンのところに大型キリギリス模型をつくるアイデアもカワ・チンである。しかも県立美術館の藤原義勝氏にりっぱな「白塗り大型キリギリス」に仕上げて頂く手筈も彼が調えた。そして、それを子供たちに好きな色を塗らせ、楽しい「巨大キリギリスをつくろう」(図5)にしたのもカワ・チンだった。
この成功を「ぎっちょん君ハウス」の外壁ぬりにも採用した。こうした素早い運用・援用のスタイルは、生物の進化における常套手段で、最近はDNAの遺伝子セット(ツールキット遺伝子群)として理解されている。というのは、まあ、置いておくとして、とにかく矢継ぎ早に出てくるアイデア・即実行についていくのが精一杯というのが正直なところ。
「ぎっちょん君ハウス」は筆者のアイデアだが、カワ・チンの素早い発注に仕様書も運用計画もついていけず、「箱物をつくってみたけれど」の典型例みたいになってしまった。鳴く虫の声を、思い通りの高さ・位置で出して、鳴く虫の聞き分け訓練や、聴き分けクイズに使用したかったのだが、そうするにはもっと高額のコントロール装置が必要だった。
まあ、そんなわけで、「ぎっちょん君ハウス」以外は、大成功。それもこれも珍種カワヒガシギッチョン・チンゲンサイの活躍のおかげだったのだ。
以上、<生態>の記載おわり。
自然・環境マネジメント研究部 大谷 剛
(図4の鳴く虫ブラザーズ:左からカネタタキ・エンマコオロギ・スズムシ・マツムシ)
連載1はこちら → http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_634/
しばらく時がたち、吾輩が夢中でキュウリを食べていると、ひとはくサロンに強大な白いかたまりが運ばれてきた、それは、6mはあろうかという巨大な白いキリギリス。兵庫県立美術館の謎の造形師Y・フジワラの作品で、何やら黒い帽子をかぶった怪しげな着物姿の男と小柄な白髪の学者風の男が、例の「きんひばり」のメンバーと巨大キリギリスを囲み、何やら相談している。そこに黒いビニール袋をかぶった子どもたちがたくさん集まってきて、ペンキまみれになりながら、巨大キリギリスに色を付け始め、なんともまあカラフルな巨大キリギリスが誕生した。それにしても吾輩とは格好よさには足元にも及ばぬこっけいなキリギリスである。どうもこの巨大君が展示のシンボルモニュメントになったようである。
他にも、フロアスタッフと称する美しきマドンナたちが演じる「ススキ高原のオーケストラ」というデジタル紙芝居もある。これには吾輩も少し登場するようであるが、吾輩は女性に囲まれると緊張してしまう性分なので、まだ見ていない。サロンには、ぎっちょん君ハウスという虫の声の聞き分け体験ができる黒テントやバッタロデオと称する馬のようなバッタ風乗り物や人間がキリギリス族になる「ぎっちょん君変身コーナー」などがあり、つい先日もラジオ関西で喋ることを生業にする林真一郎という男が現れ、熱心にキリギリス族に変身し、仮面ライダーのようにバッタロデオに乗って楽しんでいた。
驚いたことに、岡山からきた6人の女子大生たちもハチやキリギリス、テントウムシに変身し「チョー楽しい!」と騒いでいた。どうやら、人間たちにとって我ら虫族に変身することはとても楽しいようで、ほとほと人間というものの不思議さを感じぜずにはいられないのである。
・・・・・・・つづく 鳴目 虫石(なくめ ちゅうせき)
前回はこちらから http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_635/
以上の絵心だけでも超有用人物なのだが、真骨頂は「謎の講談師」である。既成のネタを語れるというのではなく、イベントにあった「語り」を創れるのだ。本人は徹夜で創ったとか、今度のテーマは難しくて3日かかったとか言っているが、傍から見ていると、いとも簡単に創作しているように見える。それだけではない。いろいろなイベントには小さな子どもが参加していることもあり、この子どもを飽きさせないようにと、寸劇をつけているのだ。彼が兵庫県立美術館に勤務しているとき、寸劇つきの講談を考え出したらしく、カワ・チンが「やるよー!」と言えば、そのときの寸劇団員がわらわらっと集まってくる。忙しくて都合がつかなくて人数が足りない時は、そばにいる適当な者が即席で団員化する。筆者もかり出された記憶がある。獅子舞の尻役だったかなー・・・・。そんなわけで、「謎の講談師」にご登場願いたい人は、直接珍種カワ・チンに相談のほど。
最後に、ひとはくの「初夏の鳴く虫と巡回展」に関わった展示について。私が企画展示室を目一杯使ったが、出口の部分にはかなりのスペースがあるので、たいてい企画展をしたときはそこにはみ出すことになっている。カワ・チンは2008年の「ファーブルまなぶ展」という巡回展のときに「小泉八雲」の展示を創ったのだが、それを出口スペースで手直し拡張して展示をしてくれたのである。ひとはくで眠っていた栗林慧さんの写真を活用し、特設コーナーをつくるアイデアを出したのもカワ・チンだし、竹細工のコーナーのそばに七夕のモウソウチクを置いて、願いの短冊コーナー「虫に願いを」をつくったのも彼のアイデアだった。
・・・・つづく
作:鳴目 虫石(なくめ ちゅうせき)
連載1
吾輩はキリギリスである。名前はまだ無い。
どこで生まれたかというと見当がつかぬ。何とも薄暗いじめじめした草むらのなかで、太陽の光がスポットライトのようにあたり、黄色く輝くおいしそうなタンポポの花をめがけて飛んだ瞬間、吾輩はここではじめて人間を見た。それは、あとで聞くと鳴く虫連携グループ「きんひばり」という種族であった。それは、鳴く虫をこよなく愛すという点では敬愛すべき種族であったが、鳴く虫を捕獲するという点においては、吾輩たちの最大の天敵である鳥や昆虫少年よりもずっと手ごわい人間たちであった。
その人間の手のひらでじっとしていたが、しばらくすると虫籠にいれられ、人と自然の博物館という恐竜やら動物、虫、植物からヒトに至るまでさまざな多様な自然を研究、展示する博物館のひとはくサロンで飼われることになった。毎日、水の補給とナスビやキュウリ、鰹節といった吾輩の好物を運びにくるので、少々窮屈な暮らしではあるが、乳母や召使いを何人か雇っているようなもので、悪くない暮らしではある。
吾輩がなぜこんな運命になったかというと、どうやら「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」という企画展示を開催する中で、吾輩も展示されることになったからである。吾輩だけでなく他のキリギリスたちもここの博物館の研究員、八木剛研究員の「キリギリスの赤ちゃんを育てよう」セミナーに参加した家族連れにつかまり、各家庭で育てられているようである。
・・・・・つづく
Kawahigashigicchon chingensai Ohtani,sp.nov.
図1.自画像。漢字では河南堂珍元斎と書く。
成虫。オス(図1)、体長1.78m、体重80kg、中肉中背(いや、ちょっと太めか)、頭髪もじゃもじゃ系。眼鏡使用。アンテナ発達。活動性高く、昼夜ともによく鳴く。鳴くときは、和服を身にまとう。平常はソウムカにいることが多く、ネクタ・ジャケット姿で、スーツは着用せず。
<生態>
多芸多才。ソウムカの仕事を素早くこなし(ここを強調しないと本職の仕事をしていないように思われるらしい)、似顔絵・イラスト・キャラクターなどささっと描いてしまう。兵庫県立人と自然の博物館の「ひとはく手帖」の研究員の似顔絵はすべて描いている。
図2.ひとはく研究員の似顔絵。左から高橋・沢田・小舘・大谷。すべて写真から描く。
あまり似ていないものもあるが、大半の人は、その素早さについていけず、文句を言うタイミングを逸する。図2.の左3名はかなり似ているが、右端の筆者は少し似ているというところ。図1.の自画像は似ているほうである。もちろん、ひとはくの巡回展「初夏の鳴く虫と巡回展」のときのキャラクター「ぎっちょん君」もカワ・チンの作品である(図3.)。
図3.ぎっちょん君。ひとはくの巡回展のキャラクターとして大いに活躍した。
何かイベントがあるとき、こうしたキャラクターがあると、全然感じが違い、何か盛り上がってくる。鳴く虫をダジャレ的にキャラクター化した「鳴く虫ブラザーズ」(図4.)もなかなか味がある作品なので、使いたい人は直接カワ・チンに連絡あれ。
図4.鳴く虫ブラザーズ。たくさんあるうちの、割合、想像がつきやすいものを4種選んでみた。種名を想像してください。キリギリス上科は入っていない。(正解は次回)
自然・環境マネジメント研究部 大谷 剛
みなさま、こんにちは。
ただいま4階ひとはくサロンにて開催中の企画展『六甲山のきのこ展2010』はもうご覧になられましたでしょうか? (4/18(日)まで)
赤、黄、白、茶…の色とりどりの珍しいキノコやホタルのように光るキノコの標本、
ほかにキノコの香り体験コーナーもあります。
キノコ好きには垂涎ものの、そうでない方も楽しんでいただける展示となっております。
「兵庫県にはこんな面白いキノコがあったのか」と驚くことうけあいです!
さて、3月のフロアスタッフとあそぼうでは、このキノコに関するイベントを行います。
(イベントはすべて参加費無料・時間15:00〜)
●森の妖精・キノコのかわいいマスコットを作るイベントは…
3/6(土)・7(日)『森の妖精たちとあそぼう』場所:4階ひとはくサロン(定員:10名)
※小学生3年生以下は保護者同伴でお願いいたします。
●企画展『六甲山のきのこ展2010』の展示をみてお絵かきするイベントは…
3/13(土)14(日)『画はくの日〜きのこ展〜』 場所:4階ひとはくサロン
(定員:特になし)
ほか、20(土)21(日)22(月・祝)には『恐竜万華鏡』、
27(土)28(日)は『けんちくかの日』のイベントを行います。
ご紹介した以外にも、毎日行っている『デジタル紙芝居』、『展示室ツアー』などのイベントもあります。
イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー3月号」にのっていますのでチェックしてください。
→http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1003.pdf)
みなさまに楽しんでいただけるイベントをたくさんご用意おりますので、ぜひ“ひとはく”へお越しください!
松田沙耶香(フロントスタッフ)
人と自然の会ではさまざまなイベントを行っていますが、今回はその裏側を少し紹介します。
2月21日(日)ドリームスタジオは「ブーメラン作りにチャレンジ!」
スタッフは本番を控えて試作の真っ最中。
ブーメランは羽根の調整が飛行を左右します。
参加者にブーメランの楽しさを体験してもらう工夫を重ねています。
そして新会員募集についての会議。
人と自然の会のパワーアップ?をするために会員募集を企画中です。
チラシや、カリキュラムなど検討しています。来年度5月開催予定です。
近日中に募集を開始しますので関心のある方はお問い合わせください。
この日は続けてもう一つ会議です。
環境体験学習に取り組むための準備会です。
これまで人と自然の会が実施してきたプログラムを参考に検討しています。
会議ではいつも自由に意見交換しながら進めています。
余談と思える中から素晴らしい結論に至ることもあります。
メンバーの豊富な人生体験が生きてきます。
一方、こちらは「押し花アート」の準備です。
3月7日(日)須磨水族園で「スマスイボランティアフェスティバル」があります。
花工房が出展する予定で、その準備をしています。
色とりどりの台紙に押し花を貼り、自分だけの作品を作ってもらいます。
本番に備え試作品を作ってみますが、実際は当日の参加者のアート感覚は想像以上で
いつも素晴らしい作品が出来上がります。
毎回、感動をもらうのは私たちスタッフです。
当日はもう一つ「ダチョウの卵のペンダント」も予定しています。
こちらの材料の主役はもちろん「ダチョウの卵の殻」です。
そして重要な役を担うのが「マニュキア」です。マジック等も使用しますが
マニュキアは量感が出せ、速乾性に優れているのでとっても便利です。
こちらも素敵なペンダントが出来上がるのを期待しています。
三田からは少し遠くなりますが、須磨水族園でスタッフ一同お待ちしています。
佐竹千代子(人と自然の会)
平成22年2月19日(金)地球の反対側、南アメリカ大陸にあるチリ共和国から9人の方が研修で来館されました。この9人の方々は、チェピカ(CHEPICA)市で環境教育に関する政策の作成や実施に携わっている自治体の行政官等の方々で、当館では、自然史系の博物館や市民参加型の環境教育への取り組みについて研修されました。この研修は、2月8日から2月26日の日程で実施されている平成21年度JICAカウンターパート研修「チリ国における環境教育推進のための市域内協力連携ネットワークの構築および支援のための研修」の一環で、JICA職員の方々も一緒に見学しました。
最初に高橋晃研究部長より、博物館の概要や取り組みについて説明があり、その後館内を見学されました。高橋部長の解説により、最初に3階の「兵庫の自然」「人と自然」「新しい文化」を見学されました。みなさん環境に関する関心が高く、数多くの質問が出ました。炭やコウノトリ、地震など、遠くの国ですが「チリの炭は松の木からつくる。」「チリでも鳥がこどもを運んでくる。」など不思議と共通の話題がたくさんあり盛り上がりました。また、阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)のVTRには、皆さん足を止めて見入っていました。
▲コウノトリは何を食べていますか? ▲”サトヤマ”について説明を聞いています。
▲阪神淡路大震災の映像には足が止まります。 ▲活発な質問に説明にも熱が入ります。
次に2階に降りて、企画展示室の「共生のひろば展」(http://hitohaku.jp/blog/2010/02/5_1/)を見学されました。今回の研修の大きなテーマが「市民との連携ネットワーク構築について」でもあり、大きな驚きと関心を持って展示を見学されていました。高橋部長の解説もついつい熱が入りました。
2時間の予定時間があっという間に過ぎ、1階の展示は遠くから眺めるだけになってしまい皆さん残念そうでした。
最後に研修の謝辞をいただきましたが、スペイン語だけに大変情熱的に感じたのは気のせいでしょうか。ひとはくの取り組みを参考に、皆さんの情熱で環境問題や環境教育に、遠い地球の反対側で取り組んでいただければとても素晴らしいと感じました。同時に、環境問題や環境教育は実にグローバルなテーマであることを実感しました。
最初の写真はチェピカ(CHEPICA)市でつくっているエコバックを記念にいただきました。チリ共和国チェピカ市(http://www.municipalidadchepica.cl/)
西岡 敬三(生涯学習課)
さて、時は2月14日、パレンタインデーでございます。
バレンタインデーで告白する方もされる方も、まったく関係ない方もたくさん来館ありがとうございました。
さすが、バレンタインといえばひとはく!でございます。恐竜ラボで壮大な恐竜時代にタイムスリップしつつ愛を語り合うアベック・・・蝶の標本をながめつつ、二人手をつなぎ羽をひろげ、天空を蝶のように舞うカップル・・・ああ、ロマンチックミュージアム・・・
なんていうようなことはなく、わいわいとたくさんの家族連れの方々に参加いただき、子どもの日なのかと思うような、子どもたちいっぱいの「恐竜講談で粘土恐竜を作ろう!」と題したちんげんさいのスペシャルワークショップは大盛況!なんと78人ものお客様。
本日の登場するのは、草食のティタノサウルス類のポップサウルス、肉食のティラノサウルス類のダンゴザウルス、の血のつながらない兄弟とお母さん恐竜、ボウソウザウルス3兄弟、サンダの国の双子の雷さま、牛とトラのアイの子ウシトラさんでございます。
ポップとダンゴには、お馴染みの売斎くんと美術館から四十一斎。
雷さまは小斎、野斎の小5の女の子、雷ヘアはT・ケンジの作品。
ウシトラは、本日デビューのかぶりものをかぶると人間が変わる河南堂被名斎(かぶりなさい)こと山崎研究員。
そして、めくりは河南堂キャサリン。
今回は小学生3人、中1トリオに18歳になった十七斎と、一座史上一番の超若手の布陣と相成りました。
というわけで、横手にカメラをかかえたクマを従えての講談「ポップダンゴブラザース」のはじまり、はじまり・・・
さあ、ここは銀河系の片隅にあります地球そっくりの双子の星、空にはまんまるお月さま、青い海、青い空、陸には緑ゆたかな山や森、川がひろがり・・・しかし、1つだけ地球と違うのは、巨大隕石の直撃がこの星ではおこらず、恐竜たちは絶滅せず、そのまま進化を遂げ、本来なら人間が手に入れたはずの言葉を手に入れ、わが世の春とノッシノッシとうようよいるチタマという星のおはなし。
「ガブッ・・・・。あーやっと卵から出れたな。うわー、おてんとさま、まぶしいなあ。クラクラすんなあ。あーそれにしてもわいの鋭いキバ、後ろ足のツメ立派やなあ。」
と、四十一斎の己を捨てた寸劇が始まると子どもたちは大喜び。
珍元斎のクイズも元気よく答えていただき、特製センスも大人気でございました。
ティラノザウルス類とティタノザウルス類の違いなどは難しかったようですが、丹波竜と同じ名前で1970年に登場した芸能人の職業は?というクイズも「歌手!」とこたえられ、大正解!
本当に「丹波竜さん」という岡山出身の演歌歌手がいて、「ひとり酒」という歌を歌ってはったようです。レコードもありますが、残念ながら、竜さんの消息は不明です・・・。誰か教えてください!
というのは、おいといて、さて、2回目の今回は、新たにカエルの化石が丹波の恐竜化石の現場から発見されたこともあり、カエルさんも登場。雷さまにやられるダンゴザウルスを守る重要な役目を果たします。
ちょっと内容を紹介しますと、
そこのタンバの国で生まれたポップザウルスとダンゴザウルスは違う種類の恐竜ですが、ケンカをしながらも、仲良く育ちます。 でも、だんだんダンゴザウルスはおかあさん竜のつくる草ダンゴではあきたらず、肉が食べたくなってきます。
そこに、同じ肉食のボウソウ族のボウソウザウルス3兄弟があらわれて・・・・ ダンゴザウルスは大あばれです。あはれ、ボウゾウ3兄弟は
助けてくれたお礼にとポップザウルスは、南のサンダの国にはサンダステーキというおいしい牛肉が食べられるとダンゴザウルスを誘います。心配したカエルくんはあとをつけます。
おかあさん竜にないしょでサンダの国にきた二匹はトラと牛のアイの子「ウシトラ」に出会い、
思わず団子がしっぽにガブリ!ウシトラの守護神、双子の雷さまが現れ、ピカー、ガラガラガラガラー!ダンゴザウルスはしびれて動けなくなり、ダンゴ危うし!果たしてダンゴはサンダステーキを食べることができたのでしょうか?
内容が知りたい方は、カメラをもったクマさんが取材してくれたので、2月19日(金)放送のサンテレビ「ニュースシグナル」(17時半〜18時)シグナル街道にて・・・。 さて、こんなお話を聞いたあと、こんなんもいたらいいなあと五感を駆使して粘土恐竜をみんなでつくりました。
みんな違ってみんないい。生物多様性いや空想恐竜多様性ということで、いろんな作品が出来ました。
最後は、ジオラマに置いて、記念写真をとってハイポーズ!カラフルで素敵な恐竜王国ができました。
恐竜化石の4次発掘はまだ続きます。珍元斎の空想世界の恐竜ポップとダンゴの旅もまだ続きます。今回結局、お母さんにおごってもらったサンダステーキは実は大豆ステーキで、牛肉はおあずけとなったダンゴは牛肉をいつか食べられるのか?発掘とあわせ乞うご期待。
みなさま、ひとはくで、生物多様性のみならず、人物多様性も体感しに、ぜひおこしくださーい!待っております!
謎の好男子 イヤ!講談師 河南堂珍元斎
今日は、バレンタインデーです。
みなさんは、どんな1日を過ごされましたか?チョコレートを贈った人、贈られた人、バレンタインとは全く関係なく過ごした人もいるでしょうね。
今日のひとはく、バレンタインデーの1日をを紹介しちゃいます。
河南堂一座のイベント「恐竜講談で粘土恐竜を作ろう!」のテレビ取材がありました。
(この様子は、2月19日(金)17時30分〜サンテレビの「ニュースシグナル」という番組のシグナル街道というコーナーで紹介される予定です!)
(本番前に入念な打ち合わせ) (インタビューを受ける珍元斎)
詳しくは、珍元斎がブログで紹介してくれるでしょう。
イベント「恐竜講談で粘土恐竜を作ろう!」の横では、沢田研究員による「ゾウムシ学序論」のセミナーが。
ゾウムシを捕まえて持って来て、沢田先生に名前を教えてもらっている、お客さんもいました。
ゾウムシファンだとか!熱心にメモをされていました。
(実は、私、遠藤研究員にいただいたゾウムシを飼ってました。みなさん、昆虫を飼う時は、最期まで飼って逃がさないでね!)
休憩コーナーでは
(連携活動グループrun♪run♪plazaの方たちとランチする八木主任研究員)
とっても賑やかな、ひとはくサロンでした。
私にゾウムシをプレゼントしてくれた、遠藤研究員による 常設展示トーク「兵庫の自然誌 森にいきる」です。
「この白い鹿の子斑は、バンビだけでなく、大人の鹿にもあるんですよ。」
え〜そうなんや。
このセミナー、8月と9月にも実施しているのですが、内容が全然違うんですよ!
だから、何度参加しても、「へぇ〜」って言っちゃいます。
フロントスタッフによるイベントも、毎日実施。
今日は
大きなスクリーンで見る、ひとはくオリジナル「デジタル紙芝居」
(スミスネズミと100年の森)
クイズもあり!楽しく展示室を案内する「展示室ツアー」
(ボルネオジャングル探検ツアー)
FSとあそぼう「トラのかべかけ」
段ボールと折り紙を使って、世界にひとつしかないかべかけを作りました。
せっかく取材に来てくれてので、今やっている「キノコ展」を取材してもらいました。
サンテレビ速形さん、いつもありがとうございます。
実際にキノコを匂うコーナーもあっちゃったりします。
(この匂いをお伝えできないのが残〜念〜。)
そう、ひとはくはセミナー・イベントだけでなく、展示も充実しています。
今は、企画展「共生のひろば」展。
2/11(木・祝)に開催した「第5回共生のひろば。発表者・共同発表者、聴講者をあわせて330名が集まり、16件の口頭発表に耳を傾けるとともに、42件のポスターと作品の前で楽しい情報交流が行われました。共生のひろば発表会は1日で終了しましたが、当日発表されたポスター・作品の一部を4/4まで当館2階の企画展示室で展示しています。
共生のひろばについては→
http://hitohaku.jp/blog/2010/02/5_1/
ミニ企画展「日本一のダリアを守りたい〜ふるさと西谷を感じよう〜」
この西谷地区は、実はダリアの球根出荷数で日本一を誇るほど、園芸が盛んな地域。展示は、模造紙に手書きで書かれたポスターだけでなく、透明のプラスティックのなかにダリアの花を封じ込めてつくる『封入標本』やダリア染めなどが並んでます。
食べたくなるような、封入標本でしょ? ダリアアイス???
展示については、こちらから→
http://hitohaku.jp/blog/2010/02/post_620/
今日はバレンタインデーでしたが、ひとはくは、ご来館くださった皆様に、楽しい時間をプレゼントできるように、スタッフ一同、毎日がんばってます!
あなたも、ひとはくへ来て、贈り物〜楽しい時間〜を受取ってみませんか。
小林美樹(生涯学習課)
少し前のことですが、平成22年1月24日(日)神戸国際展示場で開催されました、「第2回サイエンスフェアin兵庫」ポスター発表に参加してきました。
「サイエンスフェアin兵庫」は、県立神戸高等学校を中止として県内のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校6校(神戸高、尼崎小田高、加古川東高、豊岡高、武庫川女子大学付属中・高、三田祥雲館高)からなるサイエンスフェア実行員会が主催のイベントで、兵庫県下の高校生の理数分野における交流促進や将来の理数分野を担う高校生の進路選択における具体的指針の形成に関する研究が目的で実施されています。今年で2回目となりますが、各SSH指定校や理数教育に取り組んでいる高等学校のポスターセッション発表51タイトルや、企業・大学・研究機関・高専による発表147タイトル、記念講演がありました。当日は約600人の参加があり、会場は研究に取り組んでいる高校生や企業・大学等スタッフの熱気が溢れていました。
SSHとは、文部科学省が将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理数教育に重点を置いた研究開発を行う学校で、平成21年度全
国で106校が指定されています。
実は 兵庫県の6校指定は、東京都(9)、大阪府(7)に次ぐ3番目の多さで、県内6校のうち、今年度3校がひとはくを利用しており、近隣の他府県や遠くは秋田県の高校の利用があり、全国のSSH指定校と少なからずつながりがあります。また指定校以外でも、当館を利用している高校が多く参加していました。
◄神戸国際展示場が会場でした
この度、発表の依頼があり古谷裕主任研究員と参加してきました。「兵庫県より産出する化石について」のタイトルで、現在博物館で取り組んでいる「丹波の恐竜化石」発掘に関する説明やそこで見つかったティラノサウルス類の歯、原始的な角竜の化石、小学生が見つけたカエルの化石についての解説パネル、化石のクリーニング工具を展示しました。また、恐竜化石を産出する篠山層群の岩石を持ち込み、石割体験もしてもらいました。100名を超える高校生や先生方保護者の方々が足を止めて説明に見入ったり、石割体験に挑戦していました。展示内容について古谷主任研究員と熱心にディスカッションする高校生もおり、大いに博物館の取り組みを紹介することができました。
▲会場はいつも高校生でいっぱいでした。御影高等学校のキノコの標本展示と発表もありました。
西岡敬三(生涯学習課)
御影高校と兵庫きのこ研究会による『六甲山のきのこ展2010』が無事オープンしました。なんとか、これまで採集したキノコ181種を並べることができました。オープンと同時に、たくさんのお客さんがご覧になられています。まずは一安心です。
高校生の諸君も、インタープリテーションにも熱が入ります。ちゃんと、お客さんとの間をおいて立ち位置をきめて、『話しかけてくれオ〜ラ』を出すわけです。デパート1階のお姉さんが独特のオーラで話しかけてくるアレと同じです。高校生たちは、もはや立派な営業マンですね、ちゃんとオーラがでてました。総合学習はビジネスにも役立つかも知れません。何かの分野で『オーラ』を出せるってことは、大切なことだと思います。これも、ひとえに皆さんのがんばりが自信に繋がったのだと思います。
懸案だったジオラマも無事完成しました。上の二人が仕上げてくれました(ガラスに脂がつくのでアゴ乗せないで!)
。
キノコを土台に刺して、落ち葉などを散らして、その上に『ケープ(整髪スプレー)』をかけます。これは、落ち葉がちょっと湿った感を演出しつつ固定するためです。ケープには、雨や風の日にも1日中がっちりキープと書いてあります。大胆なことが、さらりと書いてありますが・・・。成分をみると、人体の不思議展に出てくる人体標本で使う樹脂と類似の材料がたくさん入ってます。そうなんです、毎日のヘアーセットは『プラスティネーション』だったのです。そう思うと、髪の毛がつんつんしている人、がしっとハードセットしている人とも仲良くできそうです。
話は脱線しましたが、ジオラマづくりにも色んなノウハウがあるので、またブログで紹介してゆきたいと思います。身近な材料に、意外な機能があるんです。
今年は、昨年とはちがって、臭いを体験できる展示もあります。洗びんのなかには、キノコの臭いを蒸溜抽出した液が入っています。こちらは、生ものですので、日持ちしません。定期的に液を足していますが、なかなかたくさん抽出できるものではありませんので、来館された際に『いい香り』が体験できることを保証できませんが、この点はご了承ください。
さらに、今年は兵庫きのこ研究会の皆さんによります美しい写真と水彩画が加わりました。こちらも必見です。実物標本、写真、水彩画、臭い、洒落たポスター、そして研究解析の結果と芸術と科学が融合しております。きのこ展の総支配人である河合先生から、『ルネッサンス』という素晴らしいお言葉を頂きました。
御影高校の皆さんのがんばりももちろんですが、今回そして前回もそうですが、この展示を進めるにあたっての最大の貢献者は、兵庫きのこ研究会の皆さんであることは言うまでもありません。これだけのキノコの鑑定をこなすためには、分類に関する高度な専門知識が不可欠です。しっかりとした基礎研究なしには到底できません。この場を借りて、あらため感謝したいと思います。
この展示をみて、もしきのこに関心をもたれる方が居られましたら、ぜひ『兵庫きのこ研究会』をのぞいてみてください。
ということで、来年度の4月18日まで展示しておりますので、ぜひひとはくへ何度も何度もお越し頂ければと思います。
企画展『六甲山のきのこ展2010〜リアルな森の妖精たち〜』のポスターが完成しました。
制作デザインは、御影高等学校2年生の吉田咲季子さんです。Photoshop Elementsとタブレットを駆使して見事にデザインされています。前回の御影公会堂でのポスターから、格段にレベルアップしています。メインキャラの娘の髪型もマッシュルームカットに!絵が上手いだけでなく、内容構成できているあたりが凄いです。こちらから注文した『ブラックサタン・魔女風』デザインも、ちゃんとロゴデザインが『黒執事風』で対応。背景画像にも定点観測地の景観がわかる写真を採用しているのもGOO。ナイフにも何気にサインが入っているあたりがプロ志向、素晴らしいです。
(左が前作で、右が今回作です。今回作は、茶色系で統一されてます。)
さて、この企画展は、2月11日から始まります。ただいま準備中。
以下のとおり、先生と生徒が並べ中でして、まもなく完成する見込みです。
このところ、この展示会の準備に追われています。これまでもご紹介してきたように、この展示会は御影高等学校での総合学習の一貫でして(そのレベルをすでに超えてますが・・・)、高校生はもちろんのこと、兵庫きのこ研究会の皆さんの協力というか、全部おまかせでやっているものです。
私の役割は、ちょこっとお手伝いと技術指導だけです。
左の写真にあるように、やっと全部のキノコを並べることができました。今年の展示では、約180種になります(1〜2種扱いに困っているのがまだある)。昨年よりも、物量的に圧倒しております。
展示解説パネルも増えています。
六甲山のキノコの出現種数の予測であったり、雨量との関係性を解析したものもあれば、キノコの水彩画や写真など、いろんなコンテンツが満載です。
兵庫きのこ研究会の岩崎さんによる美しい水彩画も加わり、賑わっています。
本日のメインイベント(工作)は、採れすぎたキノコを使ってのジオラマづくりです。この企画は、高校生からの提案です。ジオラマづくりを指南します。
こんな感じで、不飽和ポリエステル樹脂に、御影高校の校長室の前で採った土を乾かして(御影を代表する土です!)、練りあわせて基盤に流し込んでいきます。基盤となる木材は、MDFパネルを使い、端材で枠をつくります。
流し込みは2回に分けて行い、水たまりっぽい印象のところに、粗めの土をまぶせて行きます。
あらかじめ、キノコを立てる位置をきめておき、板の裏側から釘をうって、そこにプラスティネーション化したキノコを差し込んで立てます。もちろん、マツの葉や落葉樹のはっぱも上から配置します。
割と簡単にできますので、興味のある方はどうぞ。戦車を置きたいと言って人もいました。
こんな感じ展示会の準備がラストスパートになっています。
きのこに関心のある方は、ぜひ2月11日以降に、ひとはくへお越しください。
1月12日から2月5日まで臨時休館していましたが、
館内ではメンテナンス、つまり館内外で補修や展示の準備、
来年度の「ひとはく手帖2010」の編集作業などが行われていました。
▲ひとはくの上は橋。というより本館そのものがかつての「深田大橋」そんなわけで天井の上のドームの補修作業が行われました
▲天井の張り替えなども・・・
もちろん丹波市では、毎日休みなく発掘作業が続いていたのです・・・
▲第4次発掘作業は毎日行われています。かなり深く掘ってますよね
▲ラボではクリーニング作業が休館中も毎日続いていました。お疲れ様です(^^)
さて、そんなある日のこと博物館に和服姿のお客様が・・・??
▲こんな光景は普段は見られませんね(^^)
これは博物館を舞台にした、ある広報誌の取材でした。
さて、昨日今日と大勢のお客様で賑わったひとはくも明日月曜日は休館日。
そして来週、11日(木・祝)には第5回となる「共生のひろば」が開催されます。
来週もひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
2月14日は、パレンタインデーでございます。
が、ひとはくでは、バレンタインデーで告白する方もされる方も、まったく関係ない方も大歓迎の「ちんげんさいのスペシャルワークショップ」を開催します。ひとはくでは今年2回目の講談会。
1月の1回目は今年の干支トラさんが主役。この紙芝居講談は、小学5年生の女の子2人のデビュー作となりました。
その名も河南堂小斎(ちいさい)と河南堂野斎(やさい)。
なんと、いったん死んでしまいますが、トラさんの秘薬タイガーバームで元気に復活というお母さんと娘の役を好演しました。緊張気味のお二人でしたが、次回はどんな演技を見せてくれるか楽しみです。
さて、2回目の今回は、現在、丹波恐竜化石第4次の発掘中にちなみ、恐竜さんが主役でございます。
「恐竜講談で粘土恐竜を作ろう!」と題して、
恐竜化石から珍元斎がまったくの想像で書き下ろしました講談「ポップダンゴブラザーズ」を聞いて、みんなで想像して、好き勝手に自分だけのおもしろ恐竜を創造しようという趣向で、
完成後は、設置されているジオラマに粘土恐竜をおいて、みんなで記念撮影します。
実はひとはく恐竜フェスティバルのキャンペーン恐竜として生み出された恐竜で、はじめはなんとビールを持っていました。 担当の半田研究員の「ビールはねえ。子ども向けやしねえ・・・。」との言葉に珍元斎は「うーん・・・。」
そこで、一緒に考えまして、お祭りといえば、ポップコーンとダンゴというわけで、片手にビールがポップコーンとダンゴに変わり、晴れて、あの昨年のひとはく恐竜フェスティバルのポスターなどのキャラクターとなったのございます。
もし、たこやきとかいか焼き、わた菓子、フーセンだったら今回の講談も「タコイカブラザーズ」とか「ワタアメフーセンブラザーズ」なっていた訳でございます。
ま、それはさておき、
少し内容を紹介しますと、なぜか兄弟として育てられた草食恐竜のポップと肉食恐竜のダンゴ。それぞれその名のとおりポップコーンと草ダンゴが大好きですが、ダンゴはどうしても肉が食べたい気持ちが抑えられず・・・。地球そっくりのの星「ちたま」を舞台にしたファンタジー作品です。
現在、紙芝居を制作中で、
1月23日には、制作中の珍元斎をクマが襲い、あやうし珍元斎っ!ではなく、サンテレビのクマさんこと速形さんの取材で登場。
今回の紙芝居やひとはく手帖用の上田萌子研究員の似顔絵を描く様子を撮影!クマさんは14日の本番も出現します。この模様はサンテレビの夕方のニュースシグナル(2月19日か26日)の中で紹介される予定です。
というわけで、2月14日バレンタインデーは、恋人同士はもちろん、片思いの人もまだ恋には早い少年少女たちも、恋を忘れてしまった熟男熟女のみなさんも、恋より鯉がいいあなたも、恐竜講談を見に恋・・・・。うん、いや見にきてください!待ってます。
ひとはく謎の講談師 河南堂珍元斎
雪の降る寒いなか、本日(2/6)、川のなかに入って手作りによる川の自然再生を行いました。
兵庫県三田土木事務所が開催する、武庫川上流ルネッサンス懇談会というチームで実施しているものでして、ちょっとした工夫で川の自然をちょびっと再生する試みです。
これを、小さな自然再生と呼んでいます。手軽に日曜大工感覚で、川に手を加える訳です。
人間の健康でいえば、マッサージとかツボ押しぐらいでしょうか。
今回の試みは、魚がのぼりやすいように工夫することです。各方面からユニークな方々、スペシャルゲストが集まり、作業は大賑わいでした。作業時間は、朝9時から2時までみっちり。
現場は、武庫川上流の藍本地区にある日出坂の堰です。ここでは、古い井堰があるため、川のなかに段差があり、遊泳能力が乏しい魚は堰を超えて上流に行くことができません。
それで、2つの工夫を行いました。
1つめは、堰自体に簡単な階段上のプールや水がたまる場所をつくることです。
上の写真のような感じで、急斜面だったところを階段式にして、水をためる訳です。堰の横側にフレームを取り付けて、板を固定します。左上の写真の右側にあるのが新たに設置した堰板です。
作業は全部手作業とはいきませんので、ハンマードリルが大活躍します。
こんな感じで堰の下側にも石をぴっちり並べます。石には、鉄筋が差し込まれていて(既製品です)、川底にドリルで穴を開けて、そこに差し込みます。
さらに、隙間から水が漏れにくいようにするために、石の隙間には水中ボンド(エポキシ樹脂)を練って詰め込み、小石を噛ませます。ひとつづ丁寧にとめてゆきます。今の時期は、水が少ないので、劇的に魚がのぼりやすい感じに改善されてはいませんが、雨が降って水位がやや上昇すると、石や板が抵抗となって、水がせりあがり、落差が小さくなります。魚が遡上するのは雨のあとが多いので、現状よりは確実に落差は小さくなると思われます。
2つめの方法は、『魚道を造らず、魚道を創る』というオリジナルな技です。
何かというと、この堰の約20mぐらい下流側を石でせき止めて、小さなタマリをつくります。
ちょうど狭くなっている部分を活かして施工します。
石をネットにくるんで、小さなダム(武庫川新規ダムと呼んでいる人も・・・)をつくるわけです。
リレー方式で石を運びます。右上の写真のように、どんどんよどみが出来てみます。
今回の施工だけで約10センチぐらいの水位が上昇しましたので、少し雨がふれば、堰の落差はもっと小さくなると予想されます。このネットの部分に土砂が詰まり、植生が繁茂してくるのを期待しています。
こんな感じで、約20〜30m区間をかけて川の段差を解消させてゆきました。
魚が上流へと遡上するのは、すこし雨が降って増水したときが多いので、今の見た目以上に段差が解消されるものと思いますが、果たして上手くゆくでしょうか。春先の雨と産卵期に期待です。
上手く行かなかったり、石が流されたりすることも予想されますが、それはそのときに直せばいい。
手づくりの川づくりだからこそ、直しや調整も自分たちで対応できるといった点がポイントでもあります。こうした小さな取り組み、『小さな自然再生』の技法を各地で開発&挑戦中ですので、次は別の事例も紹介してゆきたいと思います。
興味のある方は、今年度末にまもなく発刊されるリバーフロント整備センターが発刊する『FRONTムック』をご覧下さい。小さな自然再生をいろいろと紹介しております。
今日は久々の開館日。心配された朝の雪はすぐにとけました。
ホロンピアホールでは三田市高齢者大学様の教養講座が行われ、
定員500人のホールは超満員!!みなさんの熱気があふれていました。
▲こんなに超満員はなかなかありませんよね(^^;
そして館内では、大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎のみなさんが
丹波の恐竜化石発掘現場を見学された後、ひとはくに来られました。
▲先山主任研究員(中央)から説明を受けるみなさん
▲本物と同じ重さの尾椎のレプリカを持って、思わず「重い!」
フロアスタッフとあそぼう「画伯の日」も行われ、
3階の展示室周辺には「未来の画伯たち」が熱心にスケッチしていました。
▲みなさんの力作は館内で展示させていただきます(^^)
明日も
11:00〜デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」
11:30〜展示室ツアー。「ボルネオジャングル体験ツアー」
14:30〜デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜森にいきる(ひょうごのどうぶつ)〜」
そして明日はいろんなセミナーも開催される予定です。
また賑やかになりそうです。
これを読まれたみなさん!ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)
新しい年のはじまりはお天気に恵まれ、すがすがしい気分でスタートができました。
みなさまはどんなお正月を過ごされたのでしょうか?
ひとはくのお正月は毎年恒例のNPO法人人と自然の会さんによる「日本の昔あそび」のイベントが大人気。はねつき、かるた、こま回し・・・日本のお正月って、いいですねぇ。
1月のフロアスタッフのイベントは干支のトラをテーマにしたトラづくしでした!トラの紙芝居や「凧作り」、「ペーパークラフト」、トラのはく製を描いた「画はくの日」にたくさんの方が参加してくださいました。本当にありがとうございます(^v^)
展示室ツアー『トラと兵庫のどうぶつ』ではクイズを交えながらトラと兵庫のどうぶつたちをご紹介しました。
参加できなかった方のためにここでクイズです!
第1問!どちらがトラの足あとでしょう?
正解は・・・
左!右はツキノワグマです。トラはネコのように歩くときは爪をひっこめるので爪のあとは残りません。
第2問!兵庫県にもトラのようにこんな↓シマがある動物がいます。この動物は何でしょう?
正解は・・・
ぜひ博物館で探してください(^0^) 答えがわかった方はスタッフに教えてくださいね。記念シールをプレゼントします。(※2010年2月6日〜3月31日まで)
今ひとはくはご存じのとおり冬期休館中です(1月12日〜2月6日まで)。また2月にみなさまにお会いできるのをスタッフ一同、心より楽しみにしています。
2月もイベントがもりだくさん!くわしくは『うきうきカレンダー2月号』をチェックしてくださいね!
特にオススメなのは『深田公園うきうき探検隊』(通称:ふかたん)!
2月21日(日)に鳥はかせの遠藤研究員を隊長にバードウォッチングにでかけます。集合は午後2時に博物館4階ひとはくサロンです。ひとはくのまわりには意外といろんな鳥がいるんですよ!私は昨年秋に、タカがハトを狩る瞬間を目撃しました!そんな劇的な瞬間は見られないかもしれませんが、きっと何か発見できるはず!ぜひぜひあたたかい服装でご参加ください!
名残惜しいですが今回はここまで。まだまだ寒い日が続きますのでどうぞお体気をつけてくださいね!今年も一年ひとはくでたくさんの方と楽しい時間を過ごせますように!!
高瀬優子(フロントスタッフ)
それは、ひとはくの所蔵する昆虫写真家栗林慧さんの瞬間写真30数点と 里山に暮らすイノシシやタヌキの剥製や虫の標本、虫の3D写真、そして、里山のきのこや木の標本などなど・・・普段の美術館では絶対見られないモノたちでございました。
この期間(12月24日〜1月15日)大勢のお客様にご覧いただきました。なんと17日間の会期で10,622人。1日平均約625人に見ていただいたことになります。
六甲山を越えるのがしんどいとかタヌキに化かされるのがいやとか、虫は怖いとか・・・といういろんな方々にご覧いただき、ジブリの背景画の中に住まうる生き物たちに出会っていただけたことは、自然への興味、はたまたひとはくへの興味をも持っていただけたのでございます!撤収後、木の標本がバラバラになるとか3D写真パネルが瓦礫の土のう袋の下敷きになり使用不可になるとか、さまざなトラブルにも遭遇しましたが、なんのこれしき!と、懲りずに次の企画をねる珍元斎でありました。
みなさま、これからも、ひとはく、そして、県立美術館をごヒイキのホド、
河南堂珍元斎
本日1月21日(木)から26日(火)までの6日間、猪名川町立つつじが丘小学校体育館で、ひとはくキャラバ「ひとはくがやってくる in つつじが丘小学校」が開催されています。
開催前日の1月20日(水)、小学校の先生方、PTAや地域の方々、博物館スタッフと展示物の設営を行いました。
ずらっと並んだ標本箱。蝶やカブトムシ、大好きな昆虫がいっぱい!
ガラスケースには古生代から新生代の化石がずらり。説明パネルもあり。
開催日初日を迎えました。恐竜レプリカ模型、化石、昆虫標本など、どの展示物も大人気、休み時間に多くのこどもたちが熱心に見入っていました。
こんなに近くでじっくり見ることができるのもキャラバンならでは。学校にキャラバンが来てよかったね。
また、展示に合わせて特注セミナーも開催しました。
今日は、大谷主任研究員による「ハンミョウのはなし」(1,2年生)、「鱗粉(りんぷん)のはなし」(3,4年生)、西岡による「化石のレプリカづくりと丹波の恐竜化石」(5年生)がありました。
ハンミョウだけでなく、いろいろな昆虫の話がありました。大谷先生に質問しました。
アンモナイト、三葉虫から好きな化石の1つを選んでレプリカをつくりました。もちろん化石は本物!
人と自然の博物館はメンテナンスのため現在臨時休館中(2010.1.12〜2.5)ですが、冬眠しているわけではありません。
つつじが丘小学校の地域の方々は、この機会に是非学校に足を運んでみてください。今後キャラバンの様子を報告しますので、ひとはくの活動にご注目ください。
西岡 敬三(生涯学習課)
そして、3回目でございます。1月11日(祝)でございます。今回のお題は「〜里山と植物〜」。
高橋晃研究員による「背景画の中の植物」から。
背景画に出てくる木や草花をトトロなどの里山の風景から解説しました。これはケヤキ、スギ、コナラ、トウシュロ・・・
ということは、結局、男鹿さんの背景画は、木や草花の種類がわかるくらい細やかなスケッチをもとに描かれているということがわかるのでございます。そして、その植物が背景画により臨場感を与えているようで、いかにリアリティ つづいて、私、珍元斎の「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」。
里山に生まれた「クヌギの木」がドングリから大木になるまでの一生を描いた書き下ろし講談でございます。一座の四十一斎、綾毬奈斎、阿北斎、楽演斎の寸劇付き・・・。
炭になりたくないフーテンの寅ことクヌギ寅次郎が里山に住む様々な生き物を通じて周りに役に立つ樹に成長する物語。
この話を聞くと、野山に転がるドングリやクヌギの木が愛しい存在になること間違いなし!四十一斎の寅さん。阿北斎の木枯らし紋次郎。昭和のレトロムードたっぷり。
楽演斎のカブトムシ、綾毬奈斎のスズメバチのオスズもキュートでありました。 そして大トリは三橋弘宗研究員の「背景画から読み解く里山の生態系」。
さりげない風景画の中に描かれた生態系から人の営みが生物のすみかを作っていることや田んぼと森がつながっていること、
なだらかな地形が特徴的な生物多様性の密度の濃い里山の風景を男鹿さんの背景画はきちんと描いていることなど、締めにふさわしいお話。 全3回、9コマのお話を聞いてくださったお客様もおられ、「最初の背景画のランドスケープという全体のお話から、里山、鳴く虫、ホタル、カエル、植物ときて、最後に全体の生態系の話となっていて、とてもわかりやすく、いい構成だったよ。」とのお言葉に感謝感激。 延べ720人。1回あたり240人。ひとはくにとって生物多様性年の幸先良いスタートと相成りました。 今度の県美ひとはく連携事業は、珍元斎の水木プロとの縁がきっかけで開催されることになった7月からの特別展「水木しげる妖怪図鑑」の予定。ひとはく博士がいかに水木しげる先生の世界に迫るのか・・・乞うご期待! 河南堂珍元斎
本日は、県美ひとはく連携事業の一席をば。12月13日から年をまたいで、3日間、ひとはくの研究員が県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」の背景画について科学的にとっておきのお話をする「ひとはく背景画セミナー」を開催したのでございます。
なんと、延べ720人の方々に参加いただきました。ありがとうございます。1日目は前にお話しましたので、2、3日目のお話をば少し・・・。
まずは1月19日。この日は「〜身近な里山とはるかなる琉球〜」と題したパート2でございます。まず、登場したのは、大谷剛研究員。
「となりのトトロ」や「おもいでぽろぽろ」などの背景画の中で、鳴いているはずの「鳴く虫」のお話。タンボコオロギなどの初夏の鳴く虫から夏の代表的なキリギリス、そして秋のカンタンやエンマコオロギ・・・美しい虫の音にみなさま聞き惚れたのでございます。]
お次は八木剛研究員。 これも、作品中に鳴いているいや光っているはずのホタルたちのお話。いろんなホタルがいることを紹介したあと、主な3種、ヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタルの実際のホタルの映像をばご覧いただき、ホタルの幽玄な世界へ・・・。
そして最後は太田英利研究員。日本の亜熱帯。沖縄の風景と生き物のお話。
ここが日本?と思うような風景の中に住むカエルやトカゲなどのけったいな生き物たちのお話と写真に不思議発見。でございます。
もともと来館者は感性豊かなジブリ映画の大ファンがほとんど。もともとのジブリ文化度の高い方々。背景画にメイやサツキ、トトロがうろうろ現れていたところに、自然文化度が加わり・・・百人力!
話をきいているうちに、絵の中でコオロギたちが鳴いたり、ホタルが光っているように見え、キノボリトカゲがスルスルスルっといるように見えてくるからこりゃまた不思議。
やはり風景は見る人の文化度の高さによってかわるもの・・・なのでーございます。
つづく・・・。
連続セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」もいよいよ10回目です。今回は、1月9日土曜日に芦屋中央公園で「芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう」を行いました。
朝7時からという時間帯が悪かったからか寒いせいか、受講者はお一人。ひとはく連携グループ「さんぴぃす」の大脇さんにスタッフとして参加いただき、担当の遠藤と3名でのひっそりとしたセミナーとなりました。
今回のセミナーでは、「芦屋中央公園でみられる野鳥(冬)」というタイトルの小学校3年生向け野鳥図鑑を想定し、手づくりの野鳥図鑑をつくることにしました。この公園にきた子どもたちが、この図鑑を使って、野鳥を探したり、鳥の名前を調べることができたらいいなと思い、企画しました。
さて、一般に売られている図鑑は本や書物で調べたことが書かれていますが、この図鑑は手づくりですから作者が感じたことや観察したことを書きます。そのため、じっくりと野鳥を観察できるし、自分の体験したことをあいまいな感覚ではなく人に伝えるために具体化することができると考えています。
(写真左)藻を食むヒドリガモ、(右)図鑑をつくる参加者
参加者が多くなるといっぱいいっぱいになる私ですが、参加者がお一人とあってかなり余裕をもってセミナーができました。風がなくお日さまがでていて、思ったより寒くもありませんでした。ゆっくり時間をかけて公園内の鳥を見た後、川べりでのんびりとスケッチや観察をしました。参加者の方はユリカモメ、大脇さんはヒドリガモ、遠藤はホシハジロを観察しました。つくった図鑑は冊子にして、参加者にお渡しします。
図鑑の例)遠藤作。左は鳥を探す時のヒントが書かれています。右は鳥を見分けるための特徴が書かれています。絵に自信がなくともつくれます。
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連続セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」も残すところあと2回です。ぜひご参加ください。
2月13日(土)13:00-16:00 芦屋総合運動公園 「手作りカメラで自然を写そう」(赤澤研究員)
3月13日(土)13:00-16:00 芦屋市奥池周辺 「湿地の水生生物」(三橋研究員)
申し込み方法、詳細はこちら(クリックしてください)をご覧ください。〆切がありますのでお早めにお申し込みください。
(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)
御影高校の皆さん、兵庫きのこ研究会の皆さん、お疲れさまでした。
そして、御影公会堂の皆さん、お世話になりました。
1月9日〜11日の3日間で、合計352名の方が来場されました。
たったの3日間でしたが、いろんな方が来られました。
キノコ愛好家が圧倒的に多かったようですが、他の学校の先生方、キノコ好き一家、近所のひと、山登りが好きな人、勉強熱心な子どもたち、キノコ持参で鑑定を依頼された方々など。なかには、全種類の写真を一つづ撮影して、ホームページでキノコ図鑑をつくる、といった方もおられました。Wikipediaに投稿するとか、言っていた人も。御影高校、ついに世界デビューか?
昨年度、きのこの学習で活躍した3年生も応援に。彼女らは、昨年の共生のひろばで発表して受賞したメンバーです。きのこの説明はお手のもの。
来館されたのは、割と年配のかたが多かったのですが、こどもたちもなにやら熱心に。
こんなに間近で観察できる機会はそうそうありませんよ。
かと思えば、「キノコに詳しすぎる小学生 和田君」が登場です。
キノコに精通している度合いは、もはやきのこ研究会の幹部クラス?、高校生も動揺しています。
展示しているキノコの眺め方が違います。「なかなか、揃ってる」って感じでご納得です。
よかった、ほっ。おさかな君ならず、未来のきのこ君でしょうか。
来館された多くの方は、こんなにたくさんのキノコを一度に眺めるのは初めてのこととの感想を頂いております。野外との違いは、単位時間あたりに、大量のきのこを見れることではないでしょうか。
年配のおじさん(元特攻隊員のかた)からは、「この年になって生まれて初めてこんなのを見ました(生きててよかった・・・というつぶやきが聞こえたとか)」という感想がありました。展示会をして、感謝されることは、そうそうないので嬉しい限りです。
きのこの標本も好評でしたが、やはり臭いの展示は大人気。
子ども達は、「くさっ〜〜」を連発です。間近でスッポンタケの臭いを嗅ぐからでしょ!
そんなこんなで、無事展示会は終わりました。来られた方の多くが口にしたのは、こんなセリフ、「これで終わりですか」「ひとはくで展示するんでしょう」「この標本はどこに行くんですか」。
はい、そのお言葉をお待ちしておりました。
開催中はアナウンスを控えておりましたが、2月(予定)から来年度の4月まで人と自然の博物館にて、グレードアップしたミニ企画展として、六甲山のきのこ展を開催する予定です。詳細が決まりましたら、またアナウンスしたいと思います。実はまだひとはくの冷凍庫には、きのこの標本がたくさん凍っています(シカの死体の上に置いてある)。大勢の高校生が、キノコ狩りに専念すると、大量にきのこが採れてしまうのです。
これらを樹脂処理して、展示に活用したいと思います。
それと、最近になって(ちょっとヒントを得て)封入標本作製の技術が飛躍的に向上したので、新作のキノコ封入標本も飾りたいと思います。
今日は朝から兵庫県の広報課の取材で、ひとはくセミナーの一つ「ユース昆虫研究室」のみなさんに協力していただきました。
▲2階の展示室内で、八木剛主任研究員を囲んで・・・
▲楽しそうですね(^^)でも、あくまでも取材用のポーズです!?
▲なんか八木さん、やらせっぽくない!??(^^)
▲取材の途中で見つけた切り株でさっそく虫を探すメンバーたち。こちらは演出なし!?
「ユース昆虫研究室」は年間に13回も開催するセミナーです。
現役受講者だけでなく、卒業生も講師の八木 剛主任研究員をサポートします。
さらにOBの会「テネラル」は、ひとはくで展示をしたり、ひとはくのイベントに協力してくれたり、とてもとても熱心なグループです。
そして、13:00の「ちんげんさいのこくせんや合戦〜トラ君大活躍!〜」に出演した古川愛子さんと米田由実さんが、神戸新聞社の取材に対応してくれました。
▲近松門左衛門作の人形浄瑠璃で有名な「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」を
ひとはく謎の講談師?河南堂珍元斎オリジナルバージョンで上演しました。
▲トラが登場!!
▲古川さんと米田さんは寸劇の中では死んでしまいました・・・(倒れている二人です)
▲いやいや、すぐに生き返ってトラにまたがっていましたけどね(^^)
▲今回初めて出演した二人。きっかけは近くの小学校なので、よく博物館に来ていたのでスカウトされたとか? 次回は主演がほしいと、なかなか積極的な二人でした
ひとはくは明日まで!!ぜひ、お越しください。
(明日を逃すと次は2月6日から通常通り開館いたします)
(生涯学習課長 平松紳一)
本日(1/9)に、無事に御影高校による「六甲山のキノコ展」がオープンしました。 ぱちぱちぱち!
聞くところによると、開館前から待っている方がいたそうです。まるで、正月のデパートみたい?ですね。潜在的なきのこ好きの人が多いことに驚かされます。
中に入ると展示室が1階にあります。
入り口にもウェルカムボードとカワラタケがたくさん付いた枝があります。
展示物は、こんな感じです。普通の博物館ではあり得ないのですが、3日間限定でたくさんのスタッフが張り付いているのでオープン展示が可能なんです。それと標本の加工がきちんとされているので、湿気対策も十分です。封入標本や含浸標本がずらりと並びます。
標本に加えて、キノコのモニタリング結果を解析した内容も紹介されています。
午後からも、賑わっています。ちょっと人影にかくれていますが、生徒が頑張ってお客さんに説明しています。3日間限定ですが、実際の採集者や制作者と話をしながら展示をみれるのも、この展示会の特徴です。
本邦初公開!キノコの臭いを嗅ぐことできる展示です。キノコの多様性は、形や種類、分解能力だけでなく、臭いも様々です。芳しいものから、???まで。あなたも、「ハエ」の気分になって、ぜひ臭いを嗅いでみてください。
今風の博物館学にのっとって、ちゃんと体験型展示、ハンズオン展示、生徒さんによるインタープリテーションなど盛りだくさんです。さらに、生物多様性に関する研究成果もあって、トレンディーな展示会です。博物館学に関心のあるかたにも見所たっぷりです。
展示会の詳しい情報は前のブログをご覧下さい。1月11日までの3日間限定です!
●アナウンス
御影高校さんは、この展示だけでなく、キノコの生物多様性に関する取り組みにも挑戦中です。
研究成果は、この3月に東京大学で開催される日本生態学会でも発表されます!!
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/57/P2-HS02.html
関東にお住まいでキノコ展が見れなかった方は、ぜひ生態学会へどうぞ!
生徒さんがキノコの標本を一部持参するとのことです。
● 展示情報です!
今週の週末、1/9(土)〜1/11(月)にかけて、兵庫県立御影高等学校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。昨年から引き続き、SSP事業(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト/独)科学技術振興機構)の一貫として、当館と兵庫きのこ研究会とのコレボレーションによる六甲山のキノコ標本づくりと展示を進めています。
今回は、御影高校のすぐ隣にある、ちょっとレトロで格好いい建物の御影公会堂をお借りして、限定3日間の展示会が行われます。六甲山で採集したキノコ約180種類を展示する本格的展示です。
キノコに関心のあるかたは、ぜひご参加頂ければと思います。
期間: 2010年1月9日(土)〜1月11日(月)
開館時間: 10時から17時 (11日は15時迄)
場所: 御影公会堂 1階5号室 (入場無料)
神戸市東灘区御影石町4丁目4−1
主催:兵庫県立御影高等学校 共催:兵庫県立人と自然の博物館
協力・後援:兵庫きのこ研究会
御影高校の生徒さんによるステキなポスターも作成して頂きました!
→画像をクリックすると大きくなります
なお、この事業はCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)のパートナーシップ事業の認定を受けて実施しております。
★御影高校の取り組みは新聞にも紹介されています
http://club.kobe-np.co.jp/mint/multimedia/odekake/chotto_odekake/0002597519.html
★御影高校へのリンクは以下をクリックしてください
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mikage-hs/
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mikage-hs/spp2/spptop.htm
★兵庫きのこ研究会へのリンクは以下をクリックしてください
http://www.hyogo-kinoko.jp/
ひとはく謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。
あけましておめでとうございます。本年もよろしうご贔屓のほど・・・。
さて、県美ひとはく連携事業の一席でございます。
時は、昨年の12月13日(日)。
それは、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」にあわせ、背景美術作品の中に登場するさまざまな自然、いきもの、人の暮らしなどを科学的にひとはくの博士が解説する「ひとはく背景画セミナー」で、この日は「〜里山とランドスケープ〜」と題した1回目でございます。
「となりのトトロ」などの背景画の中に登場する風景を、ランドスケープアーキテクトの観点から分析し、実際の里山や庭園の風景写真との比較で、背景画をさまざまな視点で解説しました。
セミナーのあと、再び展示を見たお客様は「話を聞いてからの絵と聞く前とでは絵の見え方が違う!」と納得。
風景は見る人の教養によってかわるもの・・・なのでーございます。
続いては、間の狂言として、珍元斎が出演。相方の四十一斎と御免奈斎と組んでの「講談:阿波狸合戦」。
この話は、出品されている「平成狸合戦ぽんぽこ」の元ネタの1つといわれる徳島に伝わるお話で、今回のために書き下ろした珍元斎バージョンを披露。
背景画の元になった、狸たちが駆け回り、人間と共存していた、かつての日本の暮らしや里山の原風景を口演と寸劇で再現いたしました。
そして、最後は服部保研究員による「照葉樹林と里山」。
「もののけ姫」に登場する照葉樹林から日本の植生の移り変わりや里山の炭文化などを解説。
服部先生の撮った屋久島の写真ともののけ姫の背景画の照葉樹林があまりにそっくりでびっくり・・・ほんとの風景から書きおこした絵だということを実証したのでございます。
この日は満員御礼で、3コマで延べ200人の方々に楽しんでいただきました。
ひとはく背景画セミナー、ああ、見逃したという方のために、あと2回開催します。
いずれも14時から兵庫県立美術館レクチャールームにて下記の日程にて、乞うご期待。
1/9(土) ひとはく背景画セミナー2〜身近な里山とはるかなる琉球〜
「里山の虫:鳴く虫」大谷剛研究員
「里山の虫:ほたる」八木剛研究員
「琉球の自然と風景」太田英利研究員
1/11(祝) ひとはく背景画セミナー3〜里山と植物〜
「背景画の中の植物」高橋晃研究員
「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」河南堂珍元斎
「背景画から読み解く里山の生態系」三橋弘宗研究員
いつもブログを愛読してくださってるみなさま。
明けましておめでとうございます。
今年も、ひとはくをよろしくお願いします☆☆ヽ(▽⌒*)よろしくぅ♪
今年も魅力あるひとはくHPへたくさんアクセスしてね。
さて、みなさんは、どんなお正月をお過ごしですか?
今、こたつの中でみかん食べてるとか?
お正月の運動不足解消にひとはくへ来てみない?
ひとはくは、今日から11日(月・祝)まで休まず開館。
1月3日(日)・4日(月)正月開館の2日間は、
ご来館されたお客様、先着100名様にひとはくオリジナルクリアフォルダをプレゼント!
どんなフォルダなの?→
http://hitohaku.jp/blog/2009/12/post_577/
今年の干支はトラ。
館内では、トラにちなんだイベントがもり×2だくさんでした☆
レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
絶滅が危惧されているトラの話を分かりやすく紙芝居にしました。
カーン少年とトラが約束したことはなんだったんだろう?
この紙芝居は、「トラさん ようこそ!」の展示期間中(〜11日)毎日実施
してるよ。
「トラさん ようこそ!」の展示ではトラの着ぐるみもあるよ。
可愛いらしいトラさん!
展示室ツアー「トラと兵庫の動物」
3階の「森に生きる」のコーナーでは兵庫県で見られる動物を紹介しました。
いろんな動物が兵庫県にいるんだね〜。
「この中に干支になっている動物は何種類あるかな?」
トラの足跡をあてるクイズ。
「これは、何の足跡かな?」
そして、人と自然の会による恒例のイベント「ひとはくのお正月」
材料が足りなくなるぐらいの盛況ぶり。
(たこ作り)
好きな絵をかいてます 完成〜
(カルタとり) (トラのデンデンダイコ)
真剣勝負!
「FSとあそうぼう」ではトラの凧をつくりました。
館外では作った凧をあげる姿も。
外はひんやりと寒いけど、そんなの関係なし。
館内は暑いくらいの熱気で、中には汗をかいるお客様も。(;´▽`A``
お正月休みに帰省中とのことで、県内だけではなく、長野県や滋賀県を始め県外のお客様に大勢お会いすることができました。
ご来館ありがとうございました。また、来てね〜。
5〜7日は「トラ☆トラクラフト」のイベントもあって、トラづくし。
う〜ん。
今年もひとはくでは、なにやら楽しいことや新しい発見がいっぱいありそうな♪
小林美樹(生涯学習課)
今日の開館時間もあとわずかとなりました。
ちょっぴり寂しい気もしますが、年末年始ひとはくはお休みして、3日(日)から開館します。
今年は「ひとはく恐竜大作戦!」
秋の「竜と獣の道展」もおかげさまで多くのお客様にお越しいただきました。
今日の「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」も最高の参加人数でした。
▲なんとか晴れてたので寒くはなかったようです
▲熱心にチャレンジしていました
▲いろんな色が選べるのがいいですよね。人気は「ラメ入り」でした
▲館内で行われたフロアスタッフと遊ぼうスペシャル「とっても簡単!化石のレプリカづくり」も大盛況でした(^^)
今日で「竜と獣の道展」は終了しますが、
期間中に発表した
■日本初の角竜類の化石
■丹波の恐竜たちといっしょにいたカエルの化石
については、1月3日(日)から11日(月・祝)の9日間も展示を続行します。
もちろん「丹波の恐竜化石」展示室には、丹波市で発見された恐竜の化石を展示しています。
1月9日(土)からは本格的な第4次発掘調査も始まります。
ぜひ、来年もひとはくにお越しください。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
ひとはく今年、最後の週末!
今日は独立行政法人 科学技術振興機構(JST)が企画製作しているインターネット配信の科学ニュース番組
「サイエンス・ニュース・ネットワーク」の取材がありました。
収録は、生物多様性をテーマに橋本佳延研究員へのインタビューと
恐竜をテーマに池田忠広研究員への子どもからの質問コーナーです。
▲生物多様性って何? 生物多様性が失われるとどうなるの?
▲里山管理や「一庫(ひとくら)炭」(別名「池田炭」・「菊炭」)についても解説。
みなさんにわかりやすく説明しています。番組がWeb上にアップされたら、ぜひ、ご覧ください。
▲カメラの前で少し緊張気味の3人!?
▲いつの間にか池田研究員から逆質問まで飛び出していました(^^)もちろん編集ではカットでしょうね!??
▲熱心に池田研究員の説明を聞く北嶋さらささん、北嶋朱利くんの二人。
▲最後は「ひとはく恐竜ラボ」で化石のクリーニングについて説明を受ける二人。
さあ、いよいよ年内は明日までです!!
「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」も最終回です。
詳しい情報は、
http://hitohaku.jp/blog/2009/12/post_571/
どうぞ、ひとはくにお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
いよいよ冬本番!みなさま、風邪などひかれていませんか?
冬の空は澄んでいて星もきれいに見えますが、寒さは一段と厳しさを増してきました。寒い中、ご来館いただくお客様のためにも、ひとはくではみなさまの心があったか〜くなるような、楽しいイベントを開催しています!
こちらは、恐竜リース作りの様子。
しかけ絵本づくりでは、クリスマスの広告やチラシを利用して、みなさまそれぞれ個性豊かな絵本作っていました。
こちらは、恐竜のかべかけづくりです。
一生懸命作っていますね。どれも、ダンボールとは思えないほど素敵な作品ばかりでした。
12月も終わりに近づき、新しい年を迎えようとしています。今年もたくさんのイベントにご参加いただき、本当にありがとうございました。イベントにご参加くださったみなさま、ひとはくに来てくださったみなさまの笑顔に元気をいただきながら、とても幸せな一年を過ごすことが出来ました(*^_^*)
来年は1月3日から開館、1月11日まで毎日、来年の干支『トラ』にちなんだイベントを行います。ぜひ、新年もご家族そろって、ひとはくへお越しください!
詳しいイベントの内容は、うきうきカレンダーをご覧ください。
来年もひとはくでたくさんのお客様の笑顔に出会えますように‥。
美濃杏奈(フロントスタッフ)
2009年度に会の結成15周年を迎えた「人と自然の会」では、記念事業の一環として、11月28日(土)、「県立ささやまの森公園」の皆さんとの「広域交流会」を持ちました。
広域の交流会を開くことで、それぞれの団体の活動の様子や課題を実体験を通して認識し、それぞれがこれからの活動のあり方や、進め方について新たな気持ちで考えていくきっかけを作ることが出来たと思います。
実施場所は、「県立ささやまの森公園」。
われわれ「人と自然の会」のメンバーが、エコツーリズムバスを利用して33名大挙して同公園に訪問させていただきました。
実施内容は、「ささやまの森公園公募プログラム」等の体験学習と樋口公園長の講演、スタッフとの交流会。
体験学習では、恵まれた自然環境を生かした活動を続けておられる同公園のスタッフの皆さんの献身的なご協力で、非常に楽しく、貴重な学習をさせていただきました。
具体的な体験プログラムは、次の3プログラムです。
A班 炭焼き体験(参加者 13名)
炭焼き体験班は事前に材料の準備にも参加しました。(11月8日)
放置されている竹やぶから軽トラック1台分の竹を切ってきました。
これから炭焼き釜に入れるように竹割りをします。
11月28日 体験&交流会
釜を蓋するための土をこねます。 竹を炭焼き釜に入れていきます。
これが結構、力作業でした。
B班 こんにゃく作り体験、竹の食器作り(参加者13名)
こんにゃくについてまず、学習。 こんにゃくを作るのは重労働です。
こんにゃく芋をすりつぶした上、凝固剤を加えてよく練ります。
お好みで、パブリカの粉末などを加えて色彩も豊かにできます。
型に入れたり、手で丸めたりして、好みの形にした上、約40分程度茹でて(独特の強いアクを抜く)、出来上がりです。
新鮮で、腰があり歯ざわりもよく市販のものよりとても美味です。
C班 ささやまの森自然観察、竹の食器作り(参加者7名)
自然観察班は樋口公園長に「アカマツの散策路」を案内していただきました。モリアオガエルが多く生息する池、隠し田ハンノキ林など興味の尽きないコースでした。
今回のイベントは、記念事業の一環として実施したものですが、これを契機として、広域交流の場をもてれば、市民一般の皆さんの参加も得られるような工夫を重ねて、今後の「更に広がりを持った活動」の展開が図れるものとの想いを強くして、帰途に着きました。 石倉則雄(NPO法人 人と自然の会)
公園長の講演では、同公園の活動状況などについて示唆に富んだお話を伺い、われわれの活動を今一度振り返ってみるヒントを頂きました。
交流会では、双方のメンバーが、自由な意見交換を行いました。
それぞれの長所・利点や、課題などを理解し、相互のプログラムやイベントに関する相互連携の検討など、その活用や問題解決に向けてのヒントやきっかけを得ることが出来ました。
今年もあと残すところ1週間となりました。
みなさまにとって平成21年(2009年)はどのような年だったでしょうか?
1年を振り返りますと、ひとはくでも様々な企画展・セミナー・イベント等がありました。
”ひとはくファン”のみなさまにはお楽しみいただいたのではないでしょうか。
今日は12月24日です。多くの学校では終業式、冬休みの始まりです。学校に通ってるみなさんは、「今年も終わり」とういう感じでしょうか。
ところで、ひとはくはまだまだお休みしません。年内は12月27日まで開館しています。今年話題になった丹波の恐竜化石や丹波市・篠山市から産出した化石の実物を見たい方、
企画展「竜と獣の道」は12月27日までとなっておりますのでお急ぎください。
http://hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2009/ryu_index.html
さて大事なことを忘れていました。
12月24日と云えば、”クリスマス・イヴ”、そして25日は”クリスマス”です。クリスマスイヴ(昼間ですが...)の館内をのぞいてみましょう。
↓ 館内の掲示物もこのとおり... クリスマスのイベント楽しかったですね。
イベントに参加されたみなさんは、今頃家で楽しいクリスマスを迎えているのでしょうか?クリスマスツリーや恐竜のリースをつくりましたね。 ↓
↓ ひとはくサロンには、大きなツリーをあります。点灯するときれいですよ。ただし、博物館は閉館の時間となりますが...
ひとはくは、年明け1月3日より開館します。みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。平成22年(2010年)もよろしくお願いします。
さて、来年といえば、
”トラ”です。ミニ企画展「トラさんようこそ!」にどうぞお越しください。
http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2009/mini09.html#tora
↓ こんな展示もありますので、大いに楽しめます。
ひとはくと協力協定を結んだ加東市で、小学校・中学校の児童・生徒さんたちが作った 自然や環境、地域、生き物などに関する研究・調査作品のうち、優れたものに対して賞が授与されました。
会場は、県立播磨中央公園に隣接する加東市滝野図書館の3階会議場です。
▲会場の加東市滝野図書館 ▲図書館の入口(授与式の案内があります)
加東市のマスコットキャラクターの「加東 伝の助」くんも、式に参加していました。
▲いつもと違って直立不動の「加東 伝の助」くん
しかし、いつもの「加東 伝の助」くんとは違っていて(特に手の位置)、まるで「別人(べつじん)」のようでした。(実は、倒れてしまうのではないかと、心配でした。)
加東市環境学習プロジェクトチームの廣畑校長先生や来賓の加東市長のお話のあと、いよいよ受賞者の発表です。
▲廣畑校長先生からお話 ▲加東市長からのお話
この「加東市ノーベル大賞」は、 今年初めての事業です。
記念すべき第1回の加東市ノーベル大賞は、 加東市立社小学校4年 上月さんの「クサガメと温度の関係」でした。
また、最優秀賞は、 兵庫教育大学附属小学校6年の藤原さんと同じく5年の脇坂さんの共同作品の「加東市周辺の水を調べてみて」、「台所洗剤は、植物にどんな影響を与えるのか」が選ばれました。
▲加東市長から賞状を渡される上月さん ▲加東市長から賞状を渡される藤原さんと脇坂さん
その他、優秀賞4作品、審査委員賞4作品について賞状の授与が行われ、入選36作品について、受賞者の学校名と氏名が発表されました。
審査委員として参加した ひとはくの佐藤主任研究員から作品の講評が行われました。
その後、それぞれの作品の発表が行われました。
▲発表している上月さん ▲発表している藤原さんと脇坂さん
▲ 受賞した人、みんなで写真撮影。ちょっと緊張ぎみです。
いつもと違うポーズをとっている「加東 伝の助」くん (やっぱり、別人だ)
▲ 集合写真 撮影直後のみんなの様子。少し緊張がとれました。
▲大賞を受賞した上月さん ▲最優秀賞を受賞した脇坂さんと藤原さん
と「加東 伝の助」くん
加東市滝野図書館2階ギャラリーにおいて、加東市「まちまるごとミュージアム」として、加東市ノーベル大賞、最優秀賞、優秀賞、審査委員賞、入選のそれぞれの作品が展示されています。
いろいろな分野の作品があります。ぜひご覧になってください。
▲ 「加東市ノーベル大賞」と「最優秀賞」の作品が展示されているところ
また、ひとはくからは、オオスズメバチの拡大模型やハチ類の標本(キイロスズメバチ、ミツバチなどの巣も)などが展示されています。開催期間は12月20日(日)〜27日(日)です。ただし、21日(月)と23日(祝)は休館日です。
▲ オオスズメバチの拡大模型 も 待っているよ!
みなさん、見に来てくださいね。「まちまるごとミュージアム」の展示の問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
タイトルを見てワクワクされた方も多いかと思います。
今日、4階入り口に美少年(スイセン)が淡路からやってきました。
(淡路の野田さんからいただきました。ありがとうございます。)
4階入口の美少年 受付の七元さんと美少年
スイセンが美少年?ギリシャ神話で、美少年ナルシッサスが水面に映る我が姿に見とれ、そのまま花になってしまったのがスイセンだそうです。(ナルシッサスに会いたかったなぁ。)とってもいい匂いで綺麗なスイセン。お正月の生け花にもよくつかわれます。
ってな訳で、みなさんを出迎えるべく、美少年は4F入口に。
美少年はスイセンだけでは、ありませんけどね。
美少年効果のほどは分からないけど、館内では、イベントもりだくさんで賑わってました!
(恐竜のストラップづくり)
恐竜の絵を好きな色ぬっています 恐竜のイラストを枠にはめています 恐竜ストラップの出来上がり!
(おりがみでツリーづくり)
机の上に飾っておけるサイズで、とっても可愛いです。
だいすけくん。なんと、今日がお誕生日で7歳になりました♪
♪(⌒ー⌒)o∠★:゚*' おめでとぉ♪
いいお誕生日の思い出になったかな?
ツリーに何つけようかな 出来上がり〜
このツリーづくりは、明日も実施します。(15時〜)
12月のイベントはこちらから→
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0912.pdf
クリスマス飾りが何か足りない!と思う方。
*<(* ̄▽)/▽▼▽Merry X'mas▽▼▽\(▽ ̄*)>*
ひとはくでオリジナルのクリスマスツリーを作ってみない?
小林美樹(生涯学習課)
ひとはく と 加東市 は、今年7月、協力協定を結びました。
その調印式のようすや、夏期に行われた『加東市「まちまるごとミュージアム」』に関連する行事等ことは、
下記のブログでも ご紹介しました。
<関連するブログ>
1●加東市と協力協定を結びました(7月14日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_361/
2●加東市「まちまるごとミュージアム」のため、展示物を運びました!(7月22日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_378/
3●子ども大昆虫調査隊(加東市まちまるごとミュージアム)(7月30日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_388/
4●加東市「まちまるごとミュージアム」のオープニングセレモニーに参加してきました!(8月1日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/08/post_384/
また、11月1日に ひとはく で開催された「ひとはく&恐竜フェスティバル」には、加東市マスコットキャラクターの
「加東 伝の助」くんも参加してくれました。
▲他のゆるキャラと一緒に並ぶ「加東 伝の助」くん
▲手の位置は、やっぱり顔のところです
(このことについては、関連ブログ4● を ごらんください)
さて、加東市立滝野図書館において、12月20日から冬期の『加東市「まちまるごとミュージアム」』が開催されます。
初日の10時から滝野図書館3階(展示会場の上の階)会議場で「加東市ノーベル大賞」等の授与式が予定されています。
この「加東市ノーベル大賞」は、加東市内の小学校・中学校の子どもさんたちが行った地域・自然・環境などの研究作品のうち、優れた作品等に与えられる賞だそうです。
ちなみに20日の授与式(10時〜11時)には、「加東 伝の助」くんが登場するかも しれませんよ。
これらの作品は、加東市「まちまるごとミュージアム」の会場である滝野図書館2階のギャラリーに展示されます。
ひとはく からは、「オオスズメバチの拡大模型」や「ハチ類に関する標本(キイロスズメバチの巨大な巣やミツバチの巣など)」の展示を予定しています。
展示は、12月20日(日)〜12月27日(日)の間、開催しています(ただし、21日(月)と23日(祝)は休館日です)。
チラシは、こちら(緑バージョン: katou09chirashi(ao)fuyu.pdf)と こちら(黄緑バージョン: katou09chirashi(kimidori)fuyu.pdf)です。
なお会場へは、車でしたら 中国自動車道「滝野・社」インターから すぐです。
みなさんで、見にきてくださいね。
問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へお願いします。
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
ひとはくでは週末を中心に研究員によるオープンセミナーを開催しています。この週末も楽しいオープンセミナーが開催されたので報告します。
石田弘明研究員による「いろいろなタネを観察しよう!」では、
さまざまな種類のタネを見ることができます。翼果を飛ばす体験もできますよ(^^)
▲研究からいろいろと教えてもらえますよ(^^)不思議なタネのいろいろを・・・
▲これはフタバガキのタネ。私もボルネオジャングル体験スクールで実際にボルネオ島で拾いました。くるくる回って落ちるタネですね
毎週日曜日の「解説!竜と獣の道展&ひとはく恐竜ラボ」では、
研究員から詳しく解説を聞くことができます。
▲今週は古谷裕主任研究員でした。3階展示室に13:30にお越しください!
隔週の日曜日には「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」もあります。今日も1時間前の整理券発行に長い列ができました。
▲続々とラボ横の広場に集まる「発掘隊員!!」
▲古谷裕主任研究員、先山徹主任研究員から説明を聞いて、さあ始めよう!
▲さあ、見つかるかな? みんなハンマーを片手に真剣ですね(^^)
▲化石かどうかは研究員に同定してもらいます。心配そうに見つめていますが・・・
▲よかったですね。「化石でした!」
化石とわかれば名前を書いていただき資料となります。今日もたくさん見つかりました。
これらの化石はその後、クリーニングされて・・・とても貴重な発見に繋がる場合もあるかも(^^)
次回の「君も発掘隊員!!」は12月13日(日)です。
今年もあと1ヶ月。「竜と獣の道展」も12月27日までです。
ぜひ、ひとはくにお越しください。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
先月から始まった「竜と獣の道展」
http://www.hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2009/ryu_index.html
この特別展示にあわせて、フロアスタッフによる様々なイベントを開催中です。
篠山市内の篠山層群(1億4千万年前から1億2千万年前)で発見された日本初の角竜類の化石公開のおかげで、週末のひとはくは大いににぎわいました(^^)
▲3階アースシアターで行われるデジタル紙芝居は、「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」です。
小さなお子様から楽しめます!!この日は立ち見のお客様も・・・
▲4階ひとはくサロンで行われる「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル 恐竜ペーパークラフト」。できあがったら特製ジオラマに置いて記念撮影付きです
▲同じく「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル 恐竜の復元画をかこう」 みんな想像力が豊かですね
▲団体向けには「特注ラボレクチュア」 わかりやすく発見からこれまでをお話しします
「デジタル紙芝居」「展示室ツアー」は毎日!
「フロアスタッフと遊ぼう!」は土・日・祝の15時から。
「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」は土・日・祝の10時30分から16時まで、一日中いつでも参加できます。
12月のカレンダーについては下記をご覧ください。
http://www.hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0912.pdf
いよいよ12月。年内に必ず1度はひとはくへ!
イベント、オープンセミナーを確認してどうぞお越しください。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
ひだまりが恋しい季節になりましたね。
もう皆様おなじみのイベント*フロアスタッフとあそぼう!*ですが、10月24日からスペシャルバージョンが始まっています!
土・日・祝の10:30〜16:00の間ずっとオープンしています!時間内ならいつでも参加できますので、他のいろいろなイベントにも参加されて‘ひとはく’での一日を満喫されているお客様もいらっしゃいます。!(^^)!
さて、今日ご紹介するのは、「ふかたん」深田公園うきうき探検隊!です。
博物館のとなりにある深田公園をひとはくの研究員と一緒に散策します。
11月のテーマは “もみじのかんさつをしよう!”でした。
当日はあいにくの雨でしたので、館内のひとはくサロンで
標本を見ながら植物博士の藤井研究員のお話を聞きました。参加されたお客様からは「へぇ〜!!」「知らなかった〜」「そうなんだぁ」「おもしろかった!」というお声も・・・(*^_^*)次回の「ふかたん」は
12月20日(日)、テーマは「博物館の建物探検」
隊長は山崎研究員です。
ぜひ皆様も「おぉ〜!」とか「へぇ〜!!」を一緒に体験しませんか!!
スタッフはイベントを考えたり、材料を集めたり、その準備を協力しながらやっていますが、悩んだり、行き詰ったりもあります・・・でも!アイデアがひらめいた時はワクワク・ドキドキしながら、みんな楽しんでやっています!(^^)!
これからも寒さを吹き飛ばすワクワク・ドキドキのイベントをご用意して、ひだまりのようなスタッフがお待ちしています!!
毎月第3日曜日、ひとはくサロンにいます。
メインは「押し花しおり」!
押し花を、台紙に乗せ、ラミネートでパウチするとあら不思議!しゃっきりと見えてきます。機械の中でおめかしをしたかと思うほどです。
さて、この押し花には秘密兵器があります。
セラミック製の電子レンジ専用押し花製作器です。
所要時間は、電子レンジにもよりますが、30秒〜2分くらい。
短時間で乾燥できますので、色の美しい押し花が簡単に出来上がります。
時にはダチョウの卵で遊んでみましょう。
かたいダチョウの卵を小さな片にします。それを自由にデザインします。
とっても素敵なアクセサリーになります。
テーブルフラワーも毎月の楽しみです。
メンバーが持ち寄った季節のお花をひとはくサロンのテーブルに飾ります。
博物館での一時、疲れを癒していたければと続けています。
“ひとはく”ゆえに「花カード」に花材の名前を紹介しています。
図鑑を調べても判らない時はひとはくサロンを通りかかる先生に質問攻め。
親切、丁寧に教えていただいてます。いつもありがとうございます。
これが博物館で活動している醍醐味ですネ。
花カードに花の名前を調べて記入します。
これからもお客様に自然を感じて楽しんでいただけるよう、
季節の移ろいを取り入れることを大事にしていきます。
ひとはくサロンに遊びに来て下さい。
また、同じく毎月第3日曜日に行っている「ドリームスタジオ」、来月は
しめ縄リースと来年の干支にちなんだトラのクラフトを作ります。
こちらも楽しみにして下さい。
NPO法人 人と自然の会
花工房 佐竹千代子
ようこそのお運びあつく御礼申し上げます。私、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。 今日は
11月22日いい夫婦の日。とは関係ありませんが、本日は「竜と獣の道展」のスペシャルイベント、恐竜のお話をきいていただき、カラー粘土で想像して恐竜をつくる「想像して創造!」のワークショップでございます。
まずは、恐竜たちが、人間のような暮らしをしているというまったく別世界のチタマという地球そっくりな星でのお話、ちんげんさいのつくりばなし講談「ポップダンゴブラザーズ」の一席でございます。
ポップ、ダンゴには、お馴染みの売斎くんと美術館から四十一斎。そいて、お母さん竜は八瀬菜斎、ボウソウ兄弟は写楽斎・食べ菜斎の中一トリオ。
さあ、ここは銀河系の片隅にあります地球そっくりの双子の星、空にはまんまるお月さま、青い海、青い空、陸には緑ゆたかな山や森、川がひろがり・・・
しかし、1つだけ地球と違うのは、巨大隕石の直撃がこの星ではおこらず、恐竜たちは絶滅せず、そのまま進化を遂げ、
本来なら人間が手に入れたはずの言葉を手に入れ、わが世の春とノッシノッシとうようよいるチタマという星のおはなし。
そこのタンバの国で生まれたポップザウルスとダンゴザウルスは違う種類の恐竜ですが、ケンカをしながらも、仲良く育ちます。でも、だんだんダンゴザウルスはおかあさん竜のつくる草ダンゴではあきたらず、肉が食べたくなってきます。
そこに、同じ肉食のボウソウ族のボウソウザウルス兄弟があらわれて・・・・
ダンゴザウルスは大あばれです。あはれ、ボウゾウ兄弟はボコボコにされて逃げました。
助けてくれたお礼にとポップザウルスは、南のサンダの国にはサンダステーキというおいしい牛肉が食べられるとダンゴザウルスを誘います。おかあさん竜にないしょでサンダの国に旅だつ二匹の運命やいかに・・・
さて、こんなお話を聞いたあと、こんなんもいたらいいなあと五感を駆使して粘土恐竜をみんなでつくりました。
おかげさまで盛況だったちんげんさいのスペシャルイベントもまたあるかも?しれません。みなさま、ぜひとも、ひとはくへのご来館待っております!
この週末、丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」関連の企画だけでなく、
館内では様々な催しが行われました。
土曜日は「くるくる回って落ちるタネを観察しよう!」
▲橋本佳延研究員による解説付きの楽しいオープンセミナーです。
植物のタネって不思議ですよね(^^)
そして日曜日は「家族の日」
▲三田市の「家族の日」に協賛施設として協力!!観覧料は無料でした
この日は毎月第3日曜日恒例のドリームスタジオ。
なんと今回が150回目でした。改めてNPO法人人と自然の会のみなさまのパワーに頭が下がります・・・
http://hitohaku.jp/blog/2009/11/150_1/
のブログでも紹介されましたが、当日は、たくさんの方々が訪れて
クリスマスリース、松ボックリのツリー、木の実のクラフトなどをつくっておられました。
▲入り口も楽しそうですね
▲素材も豊富!選ぶ喜びもありました
▲こんな感じでできあがっていきます
人と自然の会では、このほかに4階サロンで「花工房」も開催されておられました。
そのほか13時からと15時からの2回。生物系収蔵庫ツアーも開催されました。
こちらは博物館の心臓部!?普段は入ることのできない収蔵庫に研究員の解説付きで入れるという企画です。
2回とも定員いっぱい。大勢の方々が堪能されました。
みなさん、ひとはくは毎日、オープンセミナーを企画しています。
ぜひ、ひとはくに”何度も”お越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)
とくに週末は楽しさいっぱいです。
日曜日は毎週、研究員による展示解説「竜と獣の道展&ひとはく恐竜ラボ」があります。
13:30に展示室にお越しいただくだけ。予約も整理券も必要ありません。
▲15日(日)は松原尚志主任研究員でした。兵庫県で見つかった様々な化石を次々と紹介していきます
▲もちろん「丹波竜」についても詳しく。松原主任研究員お手製の「ちーたん」の紹介も!?
そして14時から、「竜と獣の道展」イチオシの「君も発掘隊員!!丹波の恐竜をさがしだそう」がありました。
1時間前から配布した整理券も、すぐに完売!!
▲およそ20組の親子連れでにぎわいました。
▲見つかったかな?なかなか見分けが難しいようです
▲もちろん化石も見つかっています!!!
▲こちらは何やら小動物の骨のようですね
▲見つかった化石は発見者の名前を記入して保管されます。見つかるまで帰りそうにないですね(^^;
この企画、次は11月29日(日)です。
みなさん、「竜と獣の道展」に”何度も”お越しください。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)
とくに週末は楽しさいっぱいです。
15日(土)は「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」
シリーズ人気企画!「とびだす!恐竜カードづくり」
▲こんな感じで色えんぴつで恐竜に色をつけ、カードに絵を描いていただきます。
▲完成したカードを見せていただきました(^^)
この「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」は毎週、様々な企画が目白押しです。
くわしくは
http://www.hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0911.pdf
をご覧ください。
そして、15時からは「フロアスタッフと遊ぼう!」
昨日に続いて「恐竜の卵を探そう!発掘ミニ体験」がありました。昨日の続きを紹介しましょう。
▲卵探しが終わったら・・・
▲お父さんと楽しそうにつくってますね
▲完成品!これスタッフのオリジナル。材料は??
卵から、なぜいきなり恐竜って?このくわしい内容はスタッフからブログで紹介してもらいます(^^)
みなさん、「竜と獣の道展」に”何度も”お越しください。
楽しいイベントでお待ちしております。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)
とくに週末は楽しさいっぱいです。
14日(土)は「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」
シリーズ最新企画!「パタパタ・プテラノドン」
▲できあがりはこんな感じ
▲スタッフから説明を聞きながら、小さなお子様でも参加いただけます
▲3階の展示室内には淡路で見つかった翼竜の化石、全身骨格(レプリカ)、
そして松原尚志主任研究員お手製の復元模型なども並んでいます。
15時からは「フロアスタッフと遊ぼう!」
こちらも新企画「恐竜の卵を探そう!発掘ミニ体験」がありました。
▲まずスタッフから説明を聞いてからスタートです
▲卵を探して→卵を割って・・・このあとは”お楽しみ”
このほかにも館内では、団体向けに「やさしい化石のレプリカづくり」や
池田忠広研究員による「丹波の恐竜化石〜展示&ラボ解説」もやってました。
▲三枝春夫主任研究員とともに発掘最前線で発掘、研究をしている池田忠広研究員から
直接聞けるとあって、参加者からは盛んに質問も飛んでいました。
▲こちらは西岡敬三指導主事による「やさしい化石のレプリカづくり」
▲古生代、中生代、新生代に分けられた化石の標本をじっくり見る参加者
みなさん、「竜と獣の道展」は12月27日まで開催しています。
ぜひ、ひとはくに”何度も”お越しください。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
11月はじめに、小野市小野東小学校3年生5クラス141人と一緒に自然環境体験学習を行いました。
この子どもたちは、6月末にも「スーパー『むし』ビンゴ 〜ひとはく深田公園〜」のプログラムを行っています(http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_351/ を参照してください)。
この小学校では学校に隣接する樹林で、さまざまなプログラムをしているそうです。
今回のテーマは、「秋の葉っぱとタネさがし」です(ここでいうタネは、果実や種子のことです)。
ひとはくは、深田公園の中にあります。
この公園には、芝生地やコナラやアカマツなどの樹林があるほか、紅葉がはじまったカエデ類やサクラ類、ドングリがなるナラ・カシ類など、いろいろな木が植えられています。また野外施設の円形劇場があります。
◆紅葉が始まったカエデ類 ◆円形劇場に集まって説明を聞いています
◆「しれい」の黄色カード
子どもたちは、円形劇場に集まって、あいさつをしました。そのあと、「今日のしれい」の紙が配られました。「しれい」の内容は、赤、黄、オレンジ、緑、茶色などの葉っぱやドングリとその帽子を採取してくることです。さあ、班ごとに出動です!
◆きれいに紅葉したカキノキの下に皆が集まっています ◆ドングリを集めています
◆袋にいっぱいの葉っぱ ◆こんなドングリ(コナラ)やこんなドングリ(クヌギ)が・・・
約30分後、円形劇場に戻ってきて、採取したものを見せあいました。
また、研究員から、葉っぱやドングリの説明を聞きました。
そのあと、2つの「しれい」の追加(花とドングリ以外の実)があり、黄色のカードに自分で書き込みます。その後、また、みんなで出動です。
◆研究員によるドングリの説明
◆再びみんなで出動!
◆研究員にいろんなことを聞いています
◆一生懸命何をさがしているのかな?
再び、円形劇場に集まって、採取したものをセロテープで、専用のシートに貼り付け、今日感じたことや驚いたことをメモしました。
◆採取したものをシートに貼り付けています ◆驚いたことや感想をシートに書いています
最後に、自分たちが採取したものを貼り付けたシートをもって記念撮影です。
◆記念撮影をしています
学校の近くの樹林でも、いろいろ探して見ようね。
トライやるを始めて4日目。
今日は資料などがたくさんある、図書室の整理をした。
何が書いてあるか、分からない洋雑誌などがあった。
2日目の館内の見学は、すごく楽しかった^−^
特に虫の標本や動物の剥製がある、「収蔵庫」は部屋がすごーーーーーく 広くて感動^0^‘‘
「液浸収蔵庫」は水中の生き物が、いっぱい。 こわかった・0;
ふだん入れない所では、驚きや発見があった。
人博でのトライやるは、楽しい。
有野北中学校 寺ちゃん
11月5日の木曜日から、人と自然の博物館で「トライやる・ウィーク」を始め、4日目となりました。
館内の様子や、関係者しか入れないところに行ったりできてとても楽しいです。
博物館には、本当に多くの部屋があり、いろいろなものがありました。
収蔵庫にいったときには、標本や剥製があり、見ていてとても楽しかったです。
月曜日は休館だったため、「ひとはく」での仕事は3日目ですが、
貴重な体験をさせていただいて、本当にきてよかったと思いました。
今までしてきたことは・・・・・
1日目は、アース・シアターでのデジタル紙芝居をしました。
緊張したけれど、かまずに読むことができうれしかったです。
2日目は、図書室の整理とコピー用紙の運搬でした。
コピー用紙が重くて大変だったけど、みんなで楽しくできてうれしかったです。
土日をはさんで火曜日 3日目。
3日目の午前中には、図書の整理でした。その午後には、ノートパソコンでブログを書きました。
本当にいろいろなことをさせていただき、とてもうれしいです。
ここでの体験は、これから先も生かしていきたいです。
いろいろな方に支えられ、「トライやる・ウィーク」ができているですよね。
最終日となる明日には、
人と自然の博物館の方々に、しっかりと感謝やお礼を言って、
最後の1日も一生懸命、力一杯頑張りたいです。
北神戸中学校2年 山中
中学2年生4人がトライやるの感想を書きます。今日で4日目が終わります。
さてさて、彼らはどんな体験をしたのでしょうか? お楽しみに!
河南堂珍元斎でございます。
さて、似顔絵300人!の一席でございます。 時は11月1日。ひとはくフェスティバル‘09でございいます。
あいにくの天候にもかかわらず多くの方が来場。
一方、ちんげんさいの似顔絵コーナーは雨バージョンで、ホロンピアホールの1Fに店舗を構えてのスタートと相成りました。マジックで顔を描いて水彩えのぐで色をつけていきます。
今年のお客様は家族連れが多く、たくさんの赤ちゃん、こどもたちを描くちんげんさい。寝ている赤ちゃんや恥ずかしくて顔をかくしてしまう子など・・・いろいろです。 「去年もきました。今年も扇子にうちの子2人の似顔絵お願いします!」という常連のおとうさんや「ファーブル展で2万人目にうちの子が選ばれて、記念にもらったちんげんさい特製フン虫扇子に息子の名前を入れてください。」とかひっぱりダコで、ちんげんさいは上機嫌!
中には「家族全員で!」という注文もあり、1枚の色紙に1人、2人、3人・・・最後のひとりは失敗できません。
人それぞれ、いろんな顔があり、「みんな違ってみんないい !」ってな感じで1人あたり3分くらいで描きまくり・・・いよいよ、「その時」が来たのでございます。
「その時、歴史が動いた!」ではなくて、「その時、似顔絵300人を達成した!」のでございます。
ひとはくフェスティバルの片隅で、コツコツ似顔絵をかいて3年目。なんと、ついに!300人を達成しました。パチパチパチ・・・・
記念すべき300人目は、神戸市垂水区の中学3年生中野里佳ちゃん。(写真右)
将来の夢はなんと博物館の学芸員!という里佳ちゃんのひとはくの感想は「学校の校外学習できましたが、個人でははじめてひとはくに来ました。とっても楽しいところなので、友だちとまた来たいです。」
「ありがとうございます!」と記念にちんげんさい特製「人と自然扇子」をプレゼント。
また、来年ということで、似顔絵300人!の一席でございました。
午後は、情報管理課らしく(?)パソコンとデジカメを準備して、ホームページ(ブログ)に挑戦!!の予定でした・・・・・そのために、館内の取材(探検)に出かけました。普段博物館に来ただけでは入ることのできないエリア(研究・収蔵庫棟)へどんどん入っていきます。
研究・作業中の研究員の部屋を訪ね、どのような仕事をされているのかお話しを聞かせてもらいました。
忙しい中、お世話になりました。ありがとうございました。ジーンファームや恐竜ラボも見学しました。また生物系収蔵庫も見学し、標本の多さや珍しさに圧倒され、肝心の取材を忘れていました!!
中学生のブログ記事は次回に挑戦することになりました。
情報管理課:八尾
11月1日(日)天気はあまりよくはなかったですが、大変多くのみなさまに足を運んでいただき、大盛況のうちに今年のフェスティバルは終了しました。ありがとうございました。
当日の”blog速報”でもフェスティバルの様子をお知らせしましたが、あまり多くはお伝えできていませんでした。そこで、再び当日の様子などをいくつかお伝えします。
「君も発掘調査隊員!!丹波の恐竜化石を探しだそう」
午前中は屋外で作業をし親子連れなど多くの人が化石を見つけようと、ハンマーで砕いていました。午後には雨を避けるためひさしの下で、引き続き化石を探しました。「もしかして、これは!?」と思うものは、すぐそばで研究員などが顕微鏡で確認し、何点か化石が発見されました。
ホロンピアホールでは、ちびっ子がたくさん参加して「恐竜疾走!コンテスト」が開かれました。ユニークな恐竜がたくさん登場しましたよ。その他にもホールでは、「恐竜◯×クイズ」が開かれ、ちーたんやゆるキャラたちも参加して盛り上げてくれました。また、「県立有馬高等学校吹奏楽部」のみなさんは、イントロあてクイズなどを盛り込んだとても楽しく、そして聞き応えのあるステージを見せてくれました。
ホールのホワイエでもコケ玉づくりや似顔絵コーナーなどもあり、フェスティバルを盛り上げてくれました。
本館の中もところせましとコーナーが設けられ、多くの人が楽しんで帰られました。
まんぷく屋台は多くの店が出て、お昼時にはお客さんがごった返すほどの混雑ぶりでした。でも、天井はあるものの、雨や風でちょっと寒かったですね、ごめんなさい。
来年もひとはくフェスティバルをお楽しみください。
ひとはくフェスティバル広報担当チーム
今日は文化の日。ひとはくは無料開館でした。
みなさんスタンプラリーに挑戦して、完成された方々に今日も先着100名まで日曜・祝日限定のクリアフォルダプレゼントがありました。
▲このクリアフォルダ、非売品ですが、買うとなると350円くらいかな?こんなチャンスなかなかないですよ(^^;
館内では、朝からフロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「とっても簡単!化石のレプリカづくり」があり、終日、子どもたちが楽しく、そして簡単にレプリカをつくってくれました。
▲おゆまるを湯の中でやわらかくして、型にはめ込むだけ!!とっても簡単です
▲色を選ぶのも楽しいし、できたレプリカを見るのも楽しいですよね。小さなお子様でも安心です。このレプリカづくり、次回は22日(日)です。ただし、こちらは有料です。(1個100円)
そして、特別企画「竜と獣の道展」(12月27日まで)にあわせて始まったデジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」は、午前、午後とも満席!!
これを見たら丹波の恐竜化石についてもたくさん勉強できますよ。
▲毎日14時30分から上映しています。土日祝は11時と14時30分の2回上映します。
さらに15時からの「恐竜骨パズル」にも子どもたちが集まって、
巨大な骨パズルに挑戦してくれました。
▲はじめは全員で、次に2チームに分かれて時間を競いました。この恐竜骨パズル、次回は21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)3日間連続であります。
ひとはくでは特別企画「竜と獣の道展」を開催中です。
企画展「コウノトリのいる風景」も11月23日(月・祝)までです。
どうぞひとはくに”何度も”お越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
11月1日(日)に続き、今日もひとはくは無料開館日です。
今月は、「関西文化の日」で14日(土)、15日(日)も無料開館日です。
おかげさまで1日の「ひとはく&恐竜フェスティバル」は、たくさんのお客様にお越しいただくことができました。ありがとうございました。
当日の様子は、すでにひとはくブログで紹介されたとおりですが、昨日の神戸新聞にも掲載されたとおり「恐竜疾走コンテスト」も盛り上がりました。
▲走ったり、ほえたり、楽しい恐竜たちでした
そして1日の雨と、昨日の風で深田公園のアメリカフウもだいぶ散ってしまいました・・・
ただいま、ひとはくでは企画展「コウノトリのいる風景」を開催中です。
11月23日(月・祝)までです。
そして、丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」も開催中です。
12月27日(日)までです。
どうぞひとはくに”何度も”お越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
今、ひとはくでは特別企画「竜と獣の道展」を開催中です。今日もフロアスタッフと遊ぼうスペシャル「恐竜の復元画を描こう!」がありました。
▲スタッフの高瀬さんからアドバイスをしてもらって、骨格図にトレッシングペーパーを載せて恐竜に肉をつけて、体の色を想像して色鉛筆で描いていきます。
▲できあがったらジオラマに貼って記念撮影!!その場でプリントアウトしてプレゼントします(^^)
いよいよ明日から11月。「竜と獣の道展」は年末12月27日(日)まで開催されます。
そして、明日11月1日(日)は、ひとはくの年に一度の最大イベント!!ひとはくフェスティバルです。
今年は恐竜をテーマに「ひとはく&恐竜フェスティバル」 詳しくは当館ホームページをご覧ください。恐竜化石の発掘体験もあり、恐竜になりきって疾走するコンテストもあり、とにかくさまざまな催しがあります。まんぷく屋台も楽しめますよ。
さらに!!こんなにたくさん来ていただける日なのに・・・観覧料収入は度外視!? 明日は無料でご入館、ご観覧いただけます。お車の方は、向かいのフローラ88ダイエー店舗3階から上の駐車場にとめていただくと4時間まで無料です。
明日は天気も下り坂のようです・・・でも、今年のひとはくフェスティバルはすべて屋内で実施します。雨に濡れるご心配はありませんので、 是非この機会に、ひとはくにお越しください。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
神戸市立多聞東中学校に貸し出ししていた化石のレプリカづくりセットが戻ってきました。
箱の中には生徒たちの感想文と写真の入ったCD−Rが・・・
▲楽しそうに作っていますね。感想文には「初めて生で化石を見てさわって楽しかったです!」とありました。
▲貸し出ししているので色を塗る時間もたっぷりとれたようです。
▲本物顔負け!?想像力豊かな化石のレプリカ?復元予想模型?たちですね
さて、私は今日も朝から小学校6年生の出前授業に行っていました。6年生3クラスを時間の関係で1.5クラス54人での実験を連続2回行いました。
▲こちらも真剣そのものですね。何度も納得がいくまで「おゆまる」で型をとっていた児童もいました。その真剣さがいいですよね(^^)
▲みんなうまくできてよかったです。
ひとはくでは「化石のレプリカづくりセット」の貸し出しや出前授業を行っています。ぜひ、お問い合わせください。
さてひとはくでは、明日31日(土)、フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「竜と獣の復元画を描こう!」があります。
▲こんな感じです。全身骨格図をもとに復元画を描いていただき、それを巨大ジオラマに貼って写真を撮ります。撮った写真はプレゼントしますよ(^^)
いつでも楽しいひとはくに、”何度も”お越しください!!
(生涯学習課長 平松紳一)
小学校3年生の環境体験学習の一環で、昨日、加西市内の小学校が来館されて、橋本佳延研究員の「里山を観察しよう!」を受講されました。
▲はじめに「里山」について講義を受けます。
▲ひとはくのある深田公園内に整備された「ひとはくの森」に入って学習です。
▲左は間引きをしたので「明るい林」、右は放置されたままの「暗い林」です。「管理された里山」と「里山放置林」の違いがよくわかります。
▲気がつくと子どもたちはコナラの木の下でドングリを見つけて、さっそく拾いはじめてました(^^)
▲ちょうど枯れた松の伐採が行われたところだったので、さっそく年輪を数えました。
なんと55年。ちょうど1950年代のアカマツでした。このあたり、かつてはマッタケがたくさん採れたかも??
▲こちらのドングリは一回り大きいクヌギです。9年くらい前に植栽したクヌギだそうです。
▲このほかイモムシやクモ、セミの抜け殻など、様々なものを見つけては大騒ぎ??
学校に帰って、次は学校周辺の里山を観察するとのことでした。
ひとはくでの環境体験学習については、このブログでもカテゴリーを設けています。
ぜひ、ご参考にしてください。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくのスタッフは、毎日元気にみなさまと共に学び、楽しませて頂いております。
最近のひとはくでは、本物のホオジロの巣を観察して紙で模型を作ったり、コウノトリをモチーフにしたカードやオモチャを作ったり、3日がかりで実物大のコウノトリの巣をみんなで作るなど、楽しいイベントが行われ多くの方にご参加頂きました。誠にありがとうございました。
コウノトリの巣の完成品は11月23日(月・祝)まで、ひとはく2階企画展示室前にて展示しております。記念撮影などいかがでしょうか?
(写真4)コウノトリの親子みたいですね!ご家族でぜひどうぞ。
10月24日(土)には、ふかたんがありました。今月のテーマは「化石を探そう」。
ここでひとつ問題です。次の写真は何の化石でしょうか?
ご興味のある方は、ひとはくに探しに来てくださいませ。
(写真5)○○の化石
温かい飲み物が美味しく感じられる今日この頃です。移りゆく季節の景色など眺めながら、4階ひとはくサロン休憩コーナーでお茶など飲んで、ほっこり…とした気分を味わってみてはいかがでしょうか?
スタッフ一同、心より皆様のお越しをお待ちしております。
毎月のドリームスタジオ、今回は秋を代表する身近な「どんぐり」を題材に選びました。
親子連れ(幼稚園〜小学校低学年)を主な対象に「学び」と「遊び」のコーナーを設けました。親子協働の要素を盛り込んだ「どんぐりをより身近に知る」ドリームスタジオです。また、導入にもいろいろ工夫しました。
1 どんぐり独楽、どんぐり剣玉のデモンストレーション、
2 入口をどんぐり暖廉、クズで飾り、雰囲気を盛り上げる・・などな
ど。
その甲斐あってか、たくさんのファミリーに楽しんでもらいました。
なお、「いろころ」とは「いろいろ」と「ころころ」の合成語です。
写真1
入口をどんぐり暖廉とクズで飾り雰囲気を出してます
写真2
「学ぶ」上段は幼木、下段は葉と実あわせの資料
写真3
「遊び」どんぐり釣り 大人もはまってしまいます
写真4
「遊び」どんぐり独楽 お父さん頑張る
写真5
「遊び」どんぐり独楽 親子で仲良く協働作業
写真6
「遊び」どんぐりけん玉 父「どうだ!」
中島得三(NPO法人 人と自然の会 植物観察会)
さて河南堂珍元斎でございます。
時は10月2日のこと。場所は福崎町。
巨大なカタツムリと巨大なカマキリがあらわれたの
これには訳がございまして、
3月に続き柳田國男松岡家顕彰記念館との連携イベント。
今回はカマキリでございまして、柳田さんの作品「蟷螂考(とう
ろうこう)」にちなみましてのセミナー「柳田國男とカマキリ」
でございます。
カタツムリの種類や柳田さんが子どものころに見たハリママイマイ
の生態などを解説。
カタツムリを囲みながらのセミナーは囲炉裏端の昔ばなしのような
味わい深い分雰囲気でした。
中継ぎは、河南堂珍元斎の講談「田助とカマ吉の言葉の冒険!」
オガミとかハラタチジジイとかオマンバカバカとかけったいな方言
がたくさんあるカマキリの方言を探す旅にでカタツムリの田助と
カマキリのカマ吉の冒険!
柳田國男さんの唱えた「方言周圏論」のかたつむりの「蝸牛考」ともに根拠となったカマキリの「蟷螂考」をもとにした創作講談でございます。
戦いや大道芸もある寸劇講談・・・。みんな奮闘しました!
抑えは、大谷剛研究員のカマキリの生態のお話。カマキリのオスは交尾のあと、メスに必ず食べられるわけではない・・・など目からウロコのお話でした。
この巨大なカタツムリとカマキリ、またひとはくに現れるかもしれません・・・。
あーこわあ・・
さて、伊丹市の柿衞文庫で開催中の開館25周年記念「芭蕉−新しみは俳諧の花」展(10月3日〜11月23日)のひとはく連携ワークショップのお話の続きでございます。まずは、芭蕉展とあわせて展示中の「ふるいけやかわずとびこむみずのおと作品展」の紹介から。
この夏、伊丹の小中学生と家族が芭蕉の「ふるいけや」の句から、自由な発想でつくったワークショップの作品展で、
実際に蛙をさわって短冊に文字を書いた作品や、セラミックで作った蛙を展示中です。
太田研究員が担当した短冊編は前回のブログで紹介しましたが、今回は珍元斎の担当したセラミック粘土ガエルのお話。
柿衞文庫には、芭蕉が短冊にかいた「ふる池や蛙とびこむ水のおと」の有名な句があります。この句が生まれた場面を創作講談で再現。
内容は、うるう3月の中途半端な季節に、カエルという季語が春と夏という、これまた中途半端ないきものを題材に、江戸は深川の芭蕉庵で腕を競い合ったという、芭蕉の一門の「蛙あわせ」のお話。
ま、簡単にいいますと「カエルをネタにみんなで句をよもう!」の会でございます。 多くの門人が芭蕉庵にやってきて、そばを食べたり、酒をのんだりしながら、句を競いあう中で、カエルの句は生またというお話で、 カエルは今までカジカガエルを代表選手とする鳴く声を描くのがスタンダードでしたが、芭蕉はここではじめて、カエルの行動、すなわちカエル(たぶんダルマガエル)の姿をよんだことが すばらしい!新しい! のでございます。というようなことを一席ぶちまして、
その刷り込みのあと、大阪芸術短期大学の堀野先生の指導のもと学生さんの協力でセラミックガエルを作りました。中学生は、クラス用の超大皿に、家族は家族ごとの大皿にカエルを盛り、大阪芸短大で焼成して完成。
芭蕉さんをはじめ、柿衞文庫、現代美術作家、大阪芸術短期大学、ひとはく・・・そして、伊丹のこどもたち。人と自然の融合した芭蕉展、ぜひご覧ください!
「どんな展示やねん。」と思われてる方もいらっしゃるかと思います。
ご安心ください。
毎週日曜日研究員による展示解説をおこなっています。
本日の担当は池田研究員。
3階の「竜と獣の道」展の展示室には30名近くのお客様がお越しくださいました。順番に説明しています。「化石の見分け方は?」なんて話もありました。
博物館のスタッフも一緒に聞いて必死にメモってます。
後でどんな話があったか教えてね。
次は、化石のクリーニング施設、「ひとはく恐竜ラボ」へ移動します。大移動中。
ひとはく恐竜ラボです。ここではクリーニングの道具のお話やクリーニング作業について説明がありました。歯医者さんとの違いは?部位はどうやって見分けるの?
トカゲの化石もクリーニングしてるんだって。ちぃっちゃ〜。
この展示解説は「竜と獣の道」展 開催中の毎週日曜13時30分から実施しています。
担当によって、切り口や重点的に説明する箇所が違うので、何度聞いてもらっても新しい話がきけますよ。
また、毎週日曜・祝日に限り、館内4か所のすべてのスタンプを集めた方、先着100名に素敵なグッズをプレゼント!
※土曜日は実施していません。
そして館内イベントも展示に合わせて実施しています。
展示期間中の毎週土・日・祝(10:30〜16:00)に実施している、フロアスタッフとあそぼうスペシャル。
今日は「恐竜の世界をつくろう!」でした。
恐竜に思い思いの色を塗っています。
出来た恐竜は、ジオラマ恐竜の世界に置きます。
(この立派なジオラマができるまでは、こちらをご覧ください。すべてスタッフの手作りです。
→http://hitohaku.jp/blog/2009/10/5/ )
「家でもやってみよう」とか「こんなに集中して絵を描いたのは初めて」なんて嬉しい言葉をいただきました。
フロアスタッフとあそぼうスペシャルは、毎回いろんなプログラムを用意していますよ。
次は何かな?
小林美樹(生涯学習課)
お待たせいたしました!今日から、「竜と獣の道」展が始まりました。
朝一番のお客様です。
展示室内のようす。兵庫県産の化石がこれだけ一堂に集まるのは初めて!
「いろんな化石があるんですね〜。」
この展示では兵庫のいろんな時代のいろんな化石が見られます。
ハチの化石も。
発掘現場???で記念写真も撮れちゃいます。
さて、ひとはくは展示だけだはありません。
今日もたくさんのオープンセミナーが実施されました。
いつものことながら、カメラをぶら下げて、ちょっとお邪魔してみます。
今日から始まりました、「FSとあそぼうスペシャル〜とっても簡単!化石のレプリカづくり」です。
材料となる’おゆまる’を選びます。 色をまぜようかな〜。
いろんな色がある〜 どうしよう。
この’おゆまる’はお湯につけると軟らかくなります 軟らかくなったところで、熱いのを我慢してしっ
かり、手でもみ、型に押し当てます。
出来上がり〜〜。とってもきれいにできましたね。 こんな感じにできちゃいます(見本)
こちらのイベントは来月11月3日(火・祝)と22日(日)にも実施されますよ。
また、「竜と獣の道」展に合わせて、「恐竜おめんづくり」のイベントや
デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ナイトミュージアム」も上映中〜
( デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ナイトミュージアムより)
詳しくは、うきうきカレンダーを見てね。
化石のレプリカづくりのお隣は、赤澤研究員の「ミニ逆さビデオカメラをつくろう」のオープンセミナー。
ハサミとテープだけでビデオカメラが作れちゃうの???
ふかたん「化石を探そう」もありました。
隊長は古谷主任研究員と助手は寺尾由美子スタッフです。
まずは、隊長から説明です。 さぁ、化石を探してみよう〜。
拾ってきた、ただの石ころ?だと思っていたのに!!
顕微鏡で見ると、実はたくさん化石が入ってたなんて・・・。
ルーペでのぞくと黒いつぶつぶ。正体は放散虫化石でした!!
ひとはくは、、毎日わくわくが楽しい発見・体験がいっぱいですよ♪
今日も楽しいひとはくでした☆
小林美樹(生涯学習課)
今日も秋晴れでいい天気でした。
この写真を撮ったのは、10月初めのブログでも紹介した神戸市北区のイチョウの街路樹です。
http://hitohaku.jp/blog/2009/10/post_475/
▲あのときに比べて、2週間以上たって黄色味が増しましたね(^^)
さて、今日は神戸市立の小学校6年生に「やさしい化石のレプリカづくり」の授業をしてきました。
6年生1クラス、16名の小規模校です。
これは型を取る「おゆまる」をビーカーの湯でやわらかくしているところです。
このあと石膏を流し込んで固まるのを待ちました。その間、「地層」「化石のできるまで」「丹波竜の発見」などについてお話ししました。
▲みんなできました!1番左の写真中央の先生が持っているレプリカは「特製!アンモナイトスタンド」です。みんな新型インフルエンザ予防でマスクをしています。
そして最後は開催まであとわずかと迫った「丹波の恐竜化石特別企画『竜と獣の道展』」を紹介してきました。
ぜひ、来てくださいね!
ひとはくでは、これから2学期後半、6年生が理科で「地層」や「化石」を学習するのにあわせて、「やさしい化石のレプリカづくり」の出前授業にあちこち出かけます。私と西岡敬三指導主事だけではまわりきらないので、化石レプリカセットの貸し出しもしています。(現在2校に貸し出し中です)
また、お問い合わせください。
(主任指導主事兼生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくは山陰海岸ジオパークを支援しています。ジオパークをみなさんはご存知でしょうか。(ホームページあります http://sanin-geo.jp/ ) 現在、日本ジオパーク委員会の審査を受けている最中で、もしパスすれば、次は世界ジオパークになるべく日本の代表として審査に臨むことになります。その山陰海岸に10月9日から10日、兵庫県立大学環境人間学部の学生や先生方にひとはくの先山研究員、藤本が付き添って香美町に行ってきました。県立大学は香美町と連携協定を結んでいて毎年交流を持っています。台風の直後で海は多少荒れていて、下浜でのゾウやサイの足跡化石は波にかき消されて見れず、三姉妹船長で有名な「かすみ丸」も出航せず残念な要素もありましたが、先山研究員の講義や地元の方々の解説を受けられたことは山陰海岸ジオパークを知るきっかけにはなったようです。西日本新聞に紹介されています。
http://www.nnn.co.jp:80/news/091011/20091011024.html
三姉妹船長に会えなくて残念に思っていたら、ジオパーク館に母世代の長女と三女の方が来てくださって記念写真をとることができました。長女のお子さんが三姉妹で2世代にわたって船長をされているのですがさらにその三姉妹のお一人のお子さんが3兄弟だそうで、将来はイケメン3兄弟船長が実現するかもしれません。香美町ばんざい!!(自然環境マネジメント研究部コミュニティデザイン研究グループ 藤本真里)
豊岡市ジオパーク普及啓発専門員の三木先生(後姿青いシャツの方)が香美町下浜で足跡化石について解説
最近改修された新温泉町の山陰海岸ジオパーク館
学生と地元の方々も交えて山陰海岸ジオパーク館内で解説する先山研究員
かすみ丸の美人姉妹船長と念願の記念写真が撮れた藤本
明日、10月17日(土)12時半〜14時までひとはくサロンでひとはくだましセミナー2を開催します。県立美術館の「だまし絵」展と連携したミニ企画展「だまし絵といろんなだまし」の県連イベント第2弾!です。
今回のお題は、沢田研究員の「なんやらあやしげアナグリフ」、珍元斎の紙芝居「芝右衛門たぬき」、大谷研究員の「虫のだまし」です。昆虫の3D写真から、たぬき、そして虫の擬態まで、さまざまなだましの世界を体験できます!
そこで、前回10月12日に行いました、だましセミナー1の模様を少し紹介します。
山崎研究員の建物のだまし。建物のトリックを講談風に語ります。
さあ、額縁効果!みんな普段より格好よく見えるかな? つづいては、河南堂珍元斎一座の「たぬきときつねのだまし合戦!」来館者も出演しての大騒ぎの寸劇講談となりました。たぬきは美術館の四十一斎。きつねは謎の指導主事、山本カン斎です。
小学3年生の倉橋くん。小売斎として出演。 小6の先輩、売斎くんと大行列をしてくれました。
上田研究員はボン斎、フロアスタッフの美濃さんはグループ交斎として紅二点出演。総勢7人のおおにぎわいの寸劇講談でありました。
つづいては、加藤研究員の「なまず絵」。 江戸時代のおわりにあった安政大地震のあと「なまず絵」が大流行します。その絵師の中に、「だまし絵」で有名な歌川国芳もいました。加藤コレクションなどからの絵解き風に紹介しました。
最後は、ゲストの登場です。たぬきから人間に戻った県立美術館の橋本指導主事による県立美術館の特別展「だまし絵」展レクチャー。だまし絵の楽しみ方のツボを聞き、だまされに行きたくなりました。11月3日までです。みなさんもぜひ。
さて、明日はどんな「だまし」が登場するか・・・・。みなさんもひとはくに、だまされに・・・いや楽しく学びにきてください!待ってます。
川東丈純
どこかへお出かけ、なんて人もいらっしゃるでしょう。
土・日・祝日に実施している、「フロアスタッフとあそぼう」。
この3連休は、「コウノトリの巣づくり」のイベントを実施しています。
昨日から明日にかけての3日間で作っていきます。
【昨日】土台と枝を組みました。
▲枝を作っています。たくさん作ってね。
▲みんな、コウノトリのお母さん気分になって枝を運んでいます。
▲土台ができました。
▲一日目終了〜。記念撮影です。 【今日】 枝をたくさん組みました。
▲コウノトリの巣を作る前に
まずは、現在展示中の「コウノトリのいる風景」を見ながら
コウノトリについてのお話を聞きました。
▲今日もみんなでたくさん枝をつくりました。
▲今日はここまで出来ました☆
明日、リサイクルのワラ
完成したコウノトリの巣は、23日まで2階の企画展示室前に展示します。
あなたも、本物そっくりなコウノトリの巣を作ってみませんか?
小林美樹(生涯学習課)
今日は10月11日、3連休の真ん中です。
今日も朝からいい天気、絶好の行楽日和です。耳を澄ませば遠くから祭りの太鼓なども聞こえてきます。
空を見上げると...すっかり秋ですね
読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋と、それぞれの「秋」の楽しみ方がありますが、ひとはくでは『恐竜の秋』を楽しんでください。
来る10月24日(土)からは、特別企画展「竜と獣の道展〜太古の兵庫を歩いた生き物たち〜」が開催されます。詳しくはこちらを ▼
http://hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2009/ryu_index.html
この日まで待てないという人!!、10月の毎日曜日には、オープンセミナー「実演、解説!恐竜ラボ」が開催されています。当館の研究員が、恐竜化石の展示や化石のクリーニング作業の様子を、直接解説します。オープンセミナーは、申し込み不要です。その場で誰でも参加できます。
☆☆☆ きょう開催されたこのセミナーの様子を紹介します。 ☆☆☆
博物館3階「丹波の恐竜化石展示室」に集合、研究員の先生から解説を聞きます。この展示室には、発掘された肋骨や歯の化石、化石が埋まっていた様子を再現した「産状レプリカ」、化石発掘現場の情報などが展示されています。
また、第3次発掘で見つかったティラノサウルス類の歯の化石も展示されています。
「産状レプリカ」はこの夏千葉県の幕張で開催された恐竜博に出展していましたが、戻ってきました。
産状レプリカの前で解説を聞いています。
本日の講師は、三枝春生先生です。
「恐竜は次々に歯が生えてきます。」ティラノサウルス類の歯の化石の解説を聞いています。
展示室の解説の後は、「ひとはく恐竜ラボ」に移動し、化石のクリーニングについて説明を聞きます。化石のクリーニングとは、化石を岩石の中から取り出し、表面の余分な岩石や石灰質を取り除く作業のことです。場所はエントランスホールの脇にあります。
今こうしている瞬間にも、化石がクリーニングされ、本当の姿を現しつつあります。
ティラノサウルス類の歯の化石もここで見つかりました。
ガラス越しに化石のクリーニング作業を見学できます。大変繊細で地道な作業です。
化石のクリーニング作業は、丹波竜化石工房(丹波市山南町谷川1110 山南住民センター1F)でも行っています。 ▼
http://www.tambaryu.com/studio.html
ひとはくでは、恐竜化石以外にもたくさんのセミナー・イベントを実施しております。詳しくは「うきうきカレンダー10月」をご覧ください。 ▼
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0910.pdf
(生涯学習課 西岡敬三)
さて好評開催中のミニ企画展「だまし絵といろんな“だまし”」のオープンセミナー「ひとはくだましセミナー」を来る10月12日(祝)と17日(土)に開催します!両方とも12時半〜14時までひとはくサロンで行います。12日は、建物、狐狸講談、なまず絵、だまし絵。17日は、虫3D、芝右衛門狸紙芝居、虫擬態がテーマです。
その内容の一部を先月22日に県立美術館でも開催しました「1日だけのひとはく美術館〜ひとはくだましセミナー〜」から紹介します。県立美術館の「だまし絵」展はその日1万人を超す大賑わい。ひとはくのセミナー会場も立ち見が出て120人もの人。
そんななかで、だまし絵のように目の錯覚を利用していろんな風に見せるトリックが、あちこちにあります。図と地や錯視・・・その秘密を解き明かしました。
2番手は、河南堂珍元斎とぶんがく茶釜。
演目は、きつねとたぬきのだまし合戦!講談「おまんだぬきと細川のおやっさん」でございます。
昔から、人里近くに住んでいる狸や狐は人をだますといわれてきました。
本当はそんなことは出来ないのに怪奇現象を妖怪たちととも一身に背負ってきたエライだまし屋のタヌキさんとキツネさんを主人公に、
淡路につたわる昔話をもとにおまん狸と細川のおやっさんというキツネの化かしあいの物語を寸劇つきで演じました。 今回も珍元斎の相方、美術館の四十一斎もタヌキとキツネに化かされてフンまみれになる弥平を大熱演でした。12日にはひとはくでその迷演技を披露します。
河南堂一門も、十七斎のキツネ、小江雅智斎の女房、綾毬奈斎の大名行列と今回は女性陣中心の寸劇で華やかでありました。 トリは大谷剛研究員の「虫のだまし」。たくさんの動物の餌になってる虫たちは、つかまらないようにと一生懸命生きています。 その中で、ハチのふりをしている虫や「だまし絵」のように腰のくびれを模様で擬態する虫・・・
けなげに生きる虫たちをたのしく紹介しました。会場はさまざまな“だまし”に関心したり笑ったり驚いたり、あの手この手のだまし三昧の一日となりました。ひとはくでのセミナーは2日間のスペシャル版でこの日出演しなかったなまず絵の加藤研究員や沢田研究員も出演します。みなさまもひとはくで、ぜひ“だまし”の世界に浸ってみてください。乞うご期待。 川東丈純
さて、河南堂珍元斎でございます!本日のお話は芭蕉さんとカエルでございます。
芭蕉さんと家にカエルという話ではなく芭蕉さんのあの有名な句「古池やかはづ飛び込む水の音」のかはづ=カエルのおはなし・・・。
10月3日伊丹にあります俳諧の文学館、柿衞(かきもり)文庫で企画展「芭蕉 新しみは俳諧の花」展がはじまりました。
さて、月日はずーっとさかのぼり、今年の夏、7月のこと。太田英利研究員と珍元斎は、柿衞(かきもり)文庫と大阪芸術大学と組みまして、この「芭蕉展」に向けたワークショップをすることになったのでございます。(この企画なんと文化庁の補助金がつきました!)
それは、芭蕉さんのよんだ「古池や・・・」に登場するカエルをテーマにした2つのワークショップ。
1つは、俳人の木割大雄さんと太田研究員のコンビ。
子どもたちが生きているカエルをさわって体感したのち、「古池や・・・」の句を短冊に自由に表現する講座。 もう1つは、大阪芸大の堀野利久さんと珍元斎のコンビで、芭蕉さんがカエルの句をよんだ「蛙あわせ」の場面を再現した講談を子どもたちが聞いて体感したのち、カエルの焼き物をつくり大皿に盛るというもの。
第1弾はカエル短冊から。7月7日、場所は稲野小学校と鈴原小学校。柿衞(かきもり)文庫の今井美紀館長、木割さん、太田研究員、珍元斎の4人が登場し、カエルまみれの戦いの火ぶたは切って落とされたのございます。
まずは、太田研究員によるカエルの生態を解説。なんと世界には4500種のカエルがいるとのこと 。
そのうち日本は40種。うち半分が沖縄。やはり琉球は多様な自然があるんですねえ。
カエルは環境の変化に弱く、伊丹にも昔はいっぱいいましたが、だんだん減っていて、今回捕獲したトノサマガエルとヌマガエルは道場町でとってきたもの。夜中に田んぼに入って捕獲中、不審者と思われた・・・などのエピソードを交えながら、子どもたちに楽しくわかりやすく語りました。
そして、いよいよカエルさんをさわります。
珍元斎がケースにはいったカエルさんを解き放ち、子どもたちは大騒ぎ、カエルはさわられ、キャーキャーいわれ、えらいこっちゃ!って感じです。 おそるおそるのぞく子。顔にのっけてふざける子、まったくさわれず見るのもいやで衝立にかくれる子・・・みんなそれぞれいろんな反応です。
散々さわったあと、いよいよ木割さんの指導で、短冊にいろんな絵や文字で「古池や・・・」をかいていきます。
みんな夢中で縦のものや横のもの、多様な作品ができました。カエルさんはというとぐったり、うんざり。 でもカエルさんのおかげでたのしいおもしろい作品ができました。
大活躍のカエルさんはこの日ちゃんともとの道場町の家へ無事カエルことができましたので、ご安心をば・・・つづく・・・・
2009年10月3日(土)に連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」の第7回「芦屋をとりまく森のキノコ」が開催されました。担当は秋山研究員で、ひとはく連携グループの「NPO法人さんぴぃす」のメンバーがスタッフとして参加しました。
前日までの雨の影響もなく、当日は朝から青空が広がりました。集合場所の芦屋ゲートから奥池方面に向かって、芦屋川沿いの森の中でキノコを探しながらゆっくりと歩きました。
ハナビラニカワタケ。ブヨブヨとした手触りで、ちょっと気持ち悪い感じもしますが、さっと湯がいて酢の物にするとおいしいそうです。
キノコだけではなく、森の中ではおいしそうなミツバアケビの果実も目につきました。ねっとりとした甘い白い果肉の中には、たくさんの黒い種が入っていました。
芦屋の住宅街を抜けて奥池までを2時間ほどかけてゆっくりと歩きました。道路際や路側帯など、ありとあらゆる場所でキノコを観察しました。
奥池横の緑地で昼食を採り、採集したキノコを並べて、秋山研究員にキノコの生態や見分け方について簡単に解説していただきました。昼食後にも奥池周辺の緑地や雑木林で、キノコを探しました。最初はなかなかキノコを見つけることができなかった参加者も後半はかなりさまざまなキノコを見つけることができました。
奥池横の緑地でキノコを解説する秋山研究員とその写真撮影に夢中の参加者。奥池では外来種のエフクレタヌキモについても解説していただきました。
残念ながら9月にあまり雨が降らなかったことで、今回はキノコを探すにはあまりよい時期ではなかったそうです。カイガラタケ、スエヒロタケ、キュウバンタケの仲間、チャツムタケ、ホウライタケの仲間、ワサビタケ、コウヤクタケの仲間、ハナビラニカワタケ、テングタケ、ベニヒガサ、チシオタケ、ツチグリ、マンネンタケ、ツガサルノコシカケ、ジャガイモタケの仲間など、20種ほどのキノコを見ることができました。
セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」は、さまざまなテーマ・研究員が担当となり、毎月1回行われます。事前申し込みが必要です。セミナーについての詳細やお申し込みについては、こちらをご覧ください。
http://hitohaku.jp/education/main.html
セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」今後のラインナップは以下の通りです。
11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)
2009年10月3日(土)に連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」の第7回「芦屋をとりまく森のキノコ」が開催されました。担当は秋山研究員で、ひとはく連携グループの「NPO法人さんぴぃす」のメンバーがスタッフとして参加しました。
前日までの雨の影響もなく、当日は朝から青空が広がりました。集合場所の芦屋ゲートから奥池方面に向かって、芦屋川沿いの森の中でキノコを探しながらゆっくりと歩きました。
ハナビラニカワタケ。ブヨブヨとした手触りで、ちょっと気持ち悪い感じもしますが、さっと湯がいて酢の物にするとおいしいそうです。
キノコだけではなく、森の中ではおいしそうなミツバアケビの果実も目につきました。ねっとりとした甘い白い果肉の中には、たくさんの黒い種が入っていました。
芦屋の住宅街を抜けて奥池までを2時間ほどかけてゆっくりと歩きました。道路際や路側帯など、ありとあらゆる場所でキノコを観察しました。
奥池横の緑地で昼食を採り、採集したキノコを並べて、秋山研究員にキノコの生態や見分け方について簡単に解説していただきました。昼食後にも奥池周辺の緑地や雑木林で、キノコを探しました。最初はなかなかキノコを見つけることができなかった参加者も後半はかなりさまざまなキノコを見つけることができました。
奥池横の緑地でキノコを解説する秋山研究員とその写真撮影に夢中の参加者。奥池では外来種のエフクレタヌキモについても解説していただきました。
残念ながら9月にあまり雨が降らなかったことで、今回はキノコを探すにはあまりよい時期ではなかったそうです。カイガラタケ、スエヒロタケ、キュウバンタケの仲間、チャツムタケ、ホウライタケの仲間、ワサビタケ、コウヤクタケの仲間、ハナビラニカワタケ、テングタケ、ベニヒガサ、チシオタケ、ツチグリ、マンネンタケ、ツガサルノコシカケ、ジャガイモタケの仲間など、20種ほどのキノコを見ることができました。
セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」は、さまざまなテーマ・研究員が担当となり、毎月1回行われます。事前申込みが必要です。セミナーについての詳細やお申し込みについては、こちらをご覧ください。
http://hitohaku.jp/education/main.html
セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」今後のラインナップは以下の通りです。
11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)
先日の神戸新聞に「黄に染まる秋−イチョウ並木神戸で鮮やか−」という記事が掲載されていました。
実はこの場所(神戸市北区)、私の家の近くで、毎日通る道なのです。
▲さっそく今朝、写真を撮ってみました。黄色になり始めたところで、この先まだまだ、きれいになるところです。最盛期はもっともっときれいですよ(^^)
▲ひとはくへのアクセス途上、神戸三田インターを出て最初の信号を右折したところ、
ちょうど「人と自然の博物館」の道標がある場所もイチョウ並木です。まだまだ「緑」が勝っていますね。
植物にある緑色の色素「クロロフィル」が元気なうちは木全体が緑色ですが、秋になり気温も下がって日照時間も短くなるとクロロフィルが壊れ始めます。残った黄色の色素「カロチノイド」の色が出て黄葉しているのですね。
植物によっては、やがて、葉に残った糖分が赤色の色素「アントシアン」に変わって、いわゆる「秋の紅葉」を楽しむことができるのです。
さて、ひとはくでは昨日・今日の2日連続で「植物画を描こう」というセミナーが開催されています。様々な秋の素材ですね。
▲植物画の素材 このなかから好きなものを選んで・・・
毎年恒例のセミナーで、小・中学生たちが熱心に植物に向き合い、ていねいに絵を描いています。
今年はどんな絵が完成するんでしょうね。
みなさん、ひとはくのある深田公園は、これから様々な植物が色づきます。ぜひ、この秋、三田周辺でのマッタケ狩り、栗拾いなどとあわせて博物館の秋の景色・秋の色をお楽しみください!
(生涯学習課長 平松紳一)
9月最後の日、今日は雨でした・・・
▲深田公園も雨ではお弁当を広げられません・・・でも、ひとはくは雨天時昼食場所が確保されているので安心です(^^) わくわくオーケストラで西宮の兵庫県立芸術文化センターに向かう中学生の団体といくつかの小学校が来館されてに館内はにぎやかでした。
▲これ何ガエル?みんなの学校の近くにいるかな?
▲今年着任した太田英利主任研究員の質問に元気よく手を挙げる子どもたち。セミナー室では学校団体向け特注セミナーが繰り広げられていました。
▲こちらは石田宏明研究員の「エドヒガンザクラについて」です。学校の近くにエドヒガンがたくさん見られるのでしょうか?
▲古谷裕主任研究員の「丹波の恐竜化石」と学校周辺の化石?学校の周りは化石だらけ!??昨夜、古谷主任研究員はわざわざ採集に出かけたとか・・・ ひとはくでは団体向けの特注セミナーを充実させています。
何といっても40名近い研究員が在籍する国内最大級の自然史系博物館です。
ぜひ、ご来館の際は”ひとはく特注セミナー”をご検討ください。
(生涯学習課長 平松紳一)
つづいては、兵庫県立美術館で開催中の「だまし絵」展と連携した「だまし絵といろんなだまし」です。昨年度からの美術館と博物館の連携がさらに発展して、ついに連携展示です。 県立美術館からの「だまし絵」ポスターをはじめ、ひとはくからは、虫や建物、なまず絵、そして狸のだましなどいろんなだましを展示しています。
入口には昔なつかしい紙芝居自転車。中身は、「狸のだまし」ということで、淡路につたわる「芝右衛門狸」の紙芝居。
この日は幼稚園の先生が子どもたちに実演中でした。参加型の展示。それも人の介在した・・・。ありがとうさんです。これぞ、演示です!
奥にはいると、擬態する昆虫の標本。巨大で派手なナナフシやハチに化けたアブなど「生きるためにだます虫たち」と出会えます!
そして、立体めがねで見る昆虫3Dの迫力はすごい・・・。 こどもたちも「うわー!触れそう!この虫動く〜」と大はしゃぎです。
建物のトリックは「どちらが高く見えるかな」です。本当は同じ高さなのに違って見えてあら不思議・・・。
奥には、なんと江戸のだまし絵師 歌川国芳のかいた版本!国芳自身が書いた肖像画もあります。美術館でも見られない貴重な資料です。ほかに地震で有名ななまず絵も・・・。
それから、謎の絵師珍元斎の「芝右衛門狸」の紙芝居原画もあります。百聞は一見にしかず。
芝右衛門狸風はく製も待っています。ぜひ、ひとはくでだましの世界にひたってみてください。 川東丈純
ひとつは、暗闇で鳴く虫の世界を体感できる「ぎっちょん君ハウス」。8月30日まで開催していました初夏の鳴く虫と巡回展「ぎっちょん君参上!」からさらにバージョンアップしました。
真っ暗なハウスの中にはいると音が聞こえてきます。この日の虫の演奏家は、カネタタキと謎の講談師河南堂珍元斎の2種。
カネタタキは、家の生け垣などにいる小さなコオロギの仲間で、「チンチンチン・・・」と小さな体のわりには大きな音を奏でます。
珍元斎は虫ではありませんが、キリギリスの生態のお話「ノコギリ名人ぎっちょん君参上」を奏でます。
ぎっちょん君のノコギリでの演奏は、作り話ですが、タンポポの花粉を食べたり、カマキリの赤ちゃんをたべたりする生態は本当です。 真っ暗なハウスの中での鳴く虫と講談mの共演。ぜひ、耳をすまして、体験してみてください。
そして、
入口では、ぎっちょん君になっての 記念撮影も・・・。おっと、ちょっと背が届かない・・・。
秋といえば、鳴く虫です!みなさまも、ぜひ、ぎっちょん君ハウスで虫の声の聞きわけに挑戦してみてください。
すっかり秋ですね。秋にもやっぱりひとはくに行こう!
ひとはくの秋は コウノトリ 一色です。
9/12(土)より企画展『コウノトリのいる風景』がはじまりました。
コウノトリの素敵な写真をたくさん展示しています。
11/23(月・祝)まで
わたしたちスタッフのイベントもコウノトリ♪
☆毎日上映 デジタル紙芝居 コウノトリの「コウちゃんの60日間」
みなさんはコウノトリをどのくらい知っていますか?
ツルとの違いはわかりますか?
デジタル紙芝居「コウちゃんの60日間」
☆10月のフロアスタッフとあそぼう
3(土)、 4(日)「コウノトリのカードづくり」
オリジナルのカードをつくりましょう
10(土)、11(日)、12(月)「鳥の巣づくり」
本物そっくりなコウノトリの巣を作ってみましょう。
17(土)、18(日)「パタパタコウノトリ」
ペーパークラフトで優雅に飛ぶコウノトリを作りましょう。
この秋 兵庫県の県鳥「コウノトリ」にふれてみましょう!
10/24(土)からは、恐竜展示特別企画『竜と獣の道』も始まります。
展示にあわせて、フロアスタッフとあそぼうスペシャルバージョンを行います。
なにがスペシャルかというと...
ひとはくの開館中、何時にきても体験できるスペースだよ♪
10/24(土) 化石のレプリカづくり
おゆまるを使って、レプリカをつくるよ。
/25(日) ペーパークラフトで恐竜時代体験
紙を切って丹波竜を作ってみましょう。
/31(土) 古生物の復元画を描いてみよう
自分だけの恐竜を描いてみましょう。
ひとはくは、夏休みだけではありません。秋にも楽しいイベントを用意して、みなさまのご来館、心よりおまちしております。
せら ゆうこ(フロントスタッフ)
今年度、人と自然の会は結成15周年を迎えることとなりました。しかし数年前から会員の高齢化、活動のマンネリ化など課題が表出してまいりました。会の活性化を図るには新しい人材育成が不可欠と考え、昨年よりセミナー受講生の一般公募の形をとっています。
今回も5月末からチラシ配布。ミニコミ誌や一部日刊紙などの掲載依頼もしました。しかし一週間経っても反応ははかばかしくなく、苦肉の策として最寄のスーパー前などで、役員が通行人に 口頭で説明しながら直接チラシの手渡しも試みました。6月末で何とか9名(男性6、女性3)の受講生を確保、「ドリームスタジオ体験セミナー」として7/5〜8/30計5回の講座を実施することが出来ました。
受講生は昨年より少なかったものの、皆さん熱心で自然系に興味関心大の方々ばかりのようです。セミナーの目標は、
1 人と自然の会のことを良く理解してもらう。
2 会の活動の中心であるドリームスタジオを体験してもらう。
3 活動拠点の博物館を知ってもらう。以上3点です。
セミナーの最初は博物館や会の概要、そしてドリームスタジオとは?など、座学ばかりで硬い表情で推移。その後サークル紹介、ひとはく探検ツアー1〜3、むしむしガーデン見学と進むうちに表情も緩み笑顔も見られるようになりました。
後はメインテーマである「ミニドリームスタジオ体験」です。皆さん意欲的でグループワークでは、テーマ決定、企画、役割分担、準備と作業がスムーズで、逆に余った時間の配分にスタッフが慌てる一幕も。
ミニドリームスタジオ「紙ひこーき・紙トンボ〜作って飛ばそう!〜」
うまく的に当たるかな〜 えいっ!
という訳でセミナーも無事終了。新たに8名の新会員(1名辞退)を迎え、会員数が72名になりました。これからの人と自然の会の活動の活性化とともに新たな展開も期待できそうです。
自然に興味、関心のある方、私たちと一緒に子ども達を対象に活動をしてみませんか?。
最後に、このセミナー実施にあたりご協力いただいた博物館の藤本研究員、八木研究員、加藤研究員、遠藤研究員、平松課長、サークル長、他会員各氏に感謝いたします。
長里芙美子(NPO法人 人と自然の会)
今日でシルバーウィーク最終日。明日から仕事、学校という方も多いのでは?
みなさん、どう過ごされましたか?
ひとはくの外は昼から雨。
博物館を出るとはキンモクセイとギンモクセイのいい香り〜☆
館内では、今日もたくさんセミナーが実施されていました。
先山主任研究員の「顕微鏡で見る鉱物と岩石」のセミナーです。
顕微鏡でいろんな岩石を観察しています。
サファイアを見たお客様もいらっしゃいました。
「青くてきれいだった!」だって?私も見たかった・・・。
先山主任研究員の石の見分け方講座は、あと2回ありますよ。
「丹波珪石で火打石セットを作ろう」→
http://hitohaku.jp/education/09syousai/A23.html
「火山はどうして噴火するか」→
http://hitohaku.jp/education/09syousai/A25.html
充実のひとはくオープンセミナー!
田原主任研究員の「収蔵資料をお見せします!名所図会の巻」です。
古くて、とても貴重な資料なので、手袋をしてそっと触っています。
江戸時代の資料なの???
普段は見られない資料を見せてもらいました♪
そして、フロントスタッフの「FSとあそぼう バルーンアート」です。
まず最初にトンボの標本をみてみましょう。
さぁ、親子でバルーンアートに挑戦!
ちなみに「ぶどう」も作れちゃいます。
ちょっと難しくて出来ない箇所は、「すいません。助けてください。」
バルーンアートのプロの西口スタッフがお手伝い。
上手に出来ました〜。おうちに飾ってね!
このように申込不要のオープンセミナーは毎週土・日・祝日実施しています。
10月のイベントカレンダーはこちらから→
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0910.pdf
気軽に参加してみてね!
三田市中学校理科自由研究作品展はあさってまでの展示です。
明日、ひとはくは休館日なので、25日(金)が最終日<15時まで>となります。
展示初日のようすはこちら→
http://hitohaku.jp/blog/2009/09/post_460/
お見逃しなく!!
小林美樹(生涯学習課)
連休第2日。大阪方面から博物館に来られたお客様は中国自動車道の渋滞に巻き込まれたようです。
ひとはくは、中国自動車道 神戸三田インターから「5分!」の近さです。
お車でお越しのお客様も多いですが、くれぐれも安全運転でお越しください。
さて、今日もひとはくは館内で様々な催しが行われました。
▲人と自然の会によるドリームスタジオ「コウノトリを知ろう!」ではコウノトリになって巣の中に!?
▲卵を抱いて「ハイ!ポーズ??」
▲フロアスタッフと遊ぼう!「石で遊ぼう」では、好きな石を選んで・・・
▲親子で楽しそうですね(^^)ひとはくでは、フロアスタッフによるこのような催しがいっぱい!
▲人と自然の会の「花工房」ではこんなすてきなしおりがつくれます。
▲三田市中学校理科自由研究作品展には、今日もたくさんのお客様が来られて熱心に見ておられました。この展示、25日(金)(最終日は15時)までです!お早めに!
▲いま兵庫県立美術館で開催中の「だまし絵」展との連携ミニ企画展「だまし絵といろんなだまし」のコーナーも、また少し展示が増えましたよ。
明日、東京方面からお越しになるというお客様から、電話でお問い合わせがありました。とっても嬉しいことですね。
このシルバーウィークは、きっと遠くまで足を伸ばしてお出かけになると思います。
明日、月曜日も祝日「敬老の日」ですから開館しております。
さらに明日は県内在住の65歳以上の方は無料です。
ぜひ、”ひとはく”にお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
9月5日、6日にすげの会主催の標本同定会が博物館でおこなわれました。参加者は12名、私たちも勉強させていただきました。
はじめに参加者の方が各自で採集された標本について同定、情報交換をおこない、その後ひとはくの標本について、スゲ属を中心に同定していただきました。標本は、特に分類の難しいアオスゲの仲間を集中的に見ていただきました。
今回同定していただいた標本は、2日間で3属80分類群、2300点でした。これはスゲ属だけでみると、ひとはくに納められている標本の約1/3の量にあたります。
すげの会の皆さまありがとうございました。是非もう一度ひとはくで同定会をおこなっていただき、残りのスゲ属とその他のカヤツリグサ科植物も同定していただければと思います。
山本伸子(自然・環境評価研究部)
9月5日。伊丹市が主催する「鳴く虫と郷町」に行ってきました。今回は、築300年の旧岡田家住宅(国重要文化財)での柿衛文庫と伊丹昆虫館が主催する「鳴く虫句会」でのゲスト出演でございます!ひとはくでのぎっちょん君は終わ った・・・のですが、再び伊丹に舞い降りることと相成りました。
午前は、大人向けの「鳴く虫句会」。まずは、柿衛文庫の今井館長のあいさつから。
旧岡田家の中は、虫があちこちに置かれ、風流な空間でございます。
さあ、ネタは講談「小泉八雲の虫売り」。高い天井に 「ギースどうどすー」と売り声が響きわたります。
昔の虫売りのお話にはもってこいの空間で、時間はゆったり過ぎ、ひととき明治のころにタイムスリップした感じがしました。
蔵の奥からヘルンさん(小泉八雲)がひょいと顔をだしそうな雰囲気でした。
午後の部は「鳴く虫親子句会」。
今日の出演は、一座から、河南堂四十一斎、御免奈斎、綾毬奈斎。
特別出演は柿衛文庫から河南堂緑黄色屋斎さんで、ハチリーナを見事演じていただきました。
キリギリスや鈴虫の鳴く声で大にぎわいの中、鳴く虫クイズで、ぎっちょん扇子のプレゼントもあり、お客様も大にぎわい・・・
そして、 このイベントの仕掛け人のひとり。伊丹市昆虫館の坂本昇学芸員の鳴く虫解説です。(ひとはくのエコバックを持っています。えらい!)
旧岡田家の入口には、ぎっちょん君参上!展で展示していた小泉八雲と鳴く虫展示が、鳴く虫の俳句とともに展示中でございます。
「鳴く虫と郷町」は9月12日まで伊丹市宮の前かいわいや商店街などで好評開催中です。
なんと、あちこちの虫かごやツボに15種2000匹の鳴く虫がいて、風流に鳴いています。
季節はそろそろ秋。みなさんも伊丹で虫たちの音楽に耳を傾けてはいかがでしょうか?
川東丈純
時は、8月31日。おかげさまで盛況のうちに「ぎっちょん君参上!」展終了いたしました。
この日は、最終日スペシャル!ということで、河南堂珍元斎の「のこぎり名人 ぎっちょん君誕生!」講談を2回行いました。
最初は、「大騒ぎぎっちょん君」。
団体で訪れた小学生のたくさんの子どもたちに出演してもらい大騒ぎの公演でした。出演希望続出で、ハチはたくさん飛び回り、コントロール不能・・・・。
女の子たちが演じた「ぎっちょん君とカマオの戦い」に男の子たちが参戦するなど、ハプニング続出の楽しいイベントとなりました。
2回目は、「ゆっくりほのぼの ぎっちょん君」でございます。数組のご家族連れがお客さま。時間ありますか?と聞くと「時間あるー!」との御答。おかげで、ゆっくりのんびり語りました。
のこぎり音楽体験も・・・。みんな音がなり満足そうでございました。
最後にぎっちょん君お絵かきもして、お孫さんを連れてきておられたおじいちゃんに、珍元斎の似顔絵を描いてもらいました。
似顔絵屋もする珍元斎ですが、自分の似顔絵ははじめて・・・。
すごい、似ている。
素晴らしい!タダものではない・・・・。
謎の講談師もびっくりの謎のおじいちゃんでした。
最後は、子どもたちは珍元斎になぜかサインぜめ・・・・。「また、来るねー!」とうれしい言葉とともに、ぎっちょん君と珍元斎の熱い夏は終わったのでございます。
また、お会いできます日を楽しみに!
謎の講談師 河南堂珍元斎
今日行われた、もう一つの理科推進員養成講座(実践編)「やさしい化石のレプリカづくり」をご紹介します。
実習室にほぼ満員の54名の方々・・・暑かったですねえ。なにせビーカー75個にお湯を沸かしていたんですから。
▲「おゆまる」をお湯でやわらかくして化石に押し当てて、型を取ります
▲アンモナイトや三葉虫からうまく型が取れました
▲できあがった型にせっこうを溶かして流し込みます。トントンとたたかないと泡が残るんですよね
▲今日は色塗りもしました。白いレプリカじゃ本物らしくないですから
▲仕上がるとこんな感じです!本物らしくできたかな?
▲みなさん大満足ですよね(^^)今日の講座を学校でも活かしてくださいね
ひとはくでは、学校向けに授業で活用していただく「やさしい化石のレプリカづくり」セットの貸し出しを始めています。すでに2学期には、ご予約をいただいております。
ぜひ、学校で児童生徒に”ほんもの”からつくるレプリカを体験させてあげてください。
詳しいお問い合わせは生涯学習課(079−559−2002)まで。
(生涯学習課長 平松紳一)
本日、ひとはくで「理科推進員」の方々の研修がありました。「理科推進員」とは、小学校での観察・実験の実施の支援や準備・後片付け、計画立案や教材開発の支援をされている方々です。
2班編成で実施しましたが、ここでは、当館の開発した自然環境総合学習プログラムを活用した、「私のまちの環境マップをつくろう〜景色の温度を測る〜」の様子をお伝えします。
まず最初に自然環境総合プログラムの説明を、情報管理課八尾滋樹指導主事から聞いています。
これを使えば、学校のまわりのことや兵庫県全体についても、様々な分布図を簡単に作ることができます。
次に温度を測定する「放射温度計」の原理と使い方を聞いて、いざ「景色の温度」を測定に行きました。
博物館周辺の駐車場、深田公園、川など様々な場所で測定しました。また、測定した場所を写真に収め、分布図に添えることもできます。
データを持ち寄り、博物館周辺の環境マップを完成させました。
このソフトは以下の場所から自由にダウンロードできますので、ご活用ください。また、環境に関する学習についてもご相談ください。
http://hitohaku.jp/education/envmap/envmap_index.html
情報管理課 指導主事 八尾 滋樹 / 生涯学習課 西岡 敬三
みなさまのおかげで、昨日「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」が終了しました。
早速、次の展示に向けての準備です。
〇のぼりを片付けています。
この企画展の目玉展示だった、巨大ぎっちょん君も4階のひとはくサロンから,お引越しです。
どこへ引っ越しするのでしょうか?
〇 解体された巨大ぎっちょん君 職員に抱えられ、博物館の上の橋を渡っています。
向かった先は、お向かいのダイエーの店舗
〇扉にひっかかるアクシデントも・・・。ぎっちょん君大丈夫?ケガをしてない?
無事にぎっちょん君の引っ越し先のダイエー2階に到着しました。
〇ダイエーの警備員さんもこの怪しげな集団に遠巻きに警戒
〇そっ〜と元の形に戻します。みんな、優しくね!
〇と、思ったら、やはり負傷。優しく治療します。
〇ちなみにお向かいさんは、おもちゃ屋さん。ぎっちょん君と色合いが似てる?
〇斜め向かいにも「ひとはく展示コーナー」ができました☆
無時に引っ越し終了〜。ぎっちょん君、新しいおうちはどうですか?
みなさん、ひとはくお向かいのダイエー2階へ巨大ぎっちょん君に会いに来てくださいね。
でも、ケガをしちゃうから、くれぐれも優しくね☆
小林美樹(生涯学習課)
2009年8月13日(木)連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」第5回を行いました。今回は芦屋川で鳴く虫の観察会を行いました。担当は、7月に続き大谷研究員です。ひとはく連携グループNPO法人さんぴぃすの方ときんひばりの方々がスタッフとして参加してくださいました。
セミナーは夕方5時にはじまりました。あしや市民活動センターをお借りして、はじめに鳴く虫についての講義を受けました。今日は5種類の鳴く虫、ヒガシキリギリス、ヒロバネカンタン、カンタン、タンボコオロギ、カネタタキを覚えましょう!クイズをしながら何度も虫の声を聞き耳をならしていきます。
セミナーを終え、明るいうちに芦屋川に出ました。どんな虫がいるのか、実際につかまえてみました。
左)捕った虫は大谷先生やきんひばりの方が鑑定。右)芦屋川は都会を流れる小さな川です。
暗くなってからは、虫の声を聞きながら川沿いにしばらく散策しました。キンヒバリの美しい声を聞くこともできました。 都会の芦屋にもたくさんの鳴く虫がいるんですね。
明るい部屋に戻り質問タイム。たくさんの質問がでました。夏休みのいい思い出になったでしょうか。
セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」は、毎月1回行われます。各回ごとに事前申し込みが必要です。さまざまなテーマ、研究員で実施いたしますのでぜひご参加ください!セミナーについての詳細やお申し込みについては、こちらをご覧ください。→ http://hitohaku.jp/education/main.html
(自然・環境マネジメント研究部研究員 遠藤菜緒子)
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セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」 今後のラインナップ
9月13日(日) 芦屋の里山 (村上氏 芦屋森の会2001)*申込締切ました
10月3日(土) 芦屋をとりまく森のキノコ (秋山研究員)
11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)
7月28日〜8月4日で実施された第11回ボルネオジャングル体験スクール。お陰様で、ジャングルでの感動を胸に、全員無事に帰国することができました。
私にとって初のジャングルは、50mを超えるメンガリスの巨木が連なる景色から始まりました。ボルネオ島北部には、この木に精霊が住むという信仰があり、伐採が好まれなかったために、たくさん残っているのだそうです。ジャングルの中に、自然に対する人間の畏敬の念を感じました。
トレッキングでは、オラウータン、テナガザル、ミケリスなど野生では見たことのない動物たちとの遭遇の連続でした。偶然通りかかった橋の上から、全長2mにも及ぶマレーオオトカゲがゆったりと川を横断する姿を目撃した時の感動は忘れられません。エサを探しているのか、川の両岸を行き来していました。時折岩の上に顔を出して、休憩します。その瞬間をパチリ。これほど大型のものは、なかなかお目にかかれないのだそうです。
直径3cmもある巨大なタマヤスデはみんなの人気者。人が近づくと体をまるめるので、手に乗せたり転がしたりして遊びます。タイガーリーチと呼ばれるヒルに血を吸われて、Tシャツが血まみれになった子もいました。そんなタイガーリーチにも数日経てば慣れてきて、手に乗せてもへっちゃらに。
(写真3:タマヤスデ)
それにしても、スクール生の目と耳の良さには感服しました。樹上のトカゲやサルを瞬時に見つけて教えてくれる姿はとても頼もしかったです。テナガザルの鳴き声を真似して、本物と掛け合いを始めるスクール生には驚かされました。現地のガイドからも、「Human Gibon!(人間テナガザルだ!)」と称されるほどでした。
(写真4:テナガザルを観察するスクール生)
自然の圧倒的なエネルギーを感じたあっという間の7日間でした。スクール生にとっても、きっと貴重な体験になったのではないでしょうか。ジャングルでの感動を胸に留め、ぜひ日本での学習に活かしてもらえたらと思います。
上田 萌子(自然・環境マネジメント研究部)
人と自然の会、毎月恒例のドリームスタジオ、8月16日は里山クラブの“虫たちと遊ぶ里山の夏“。まずはやって来た子どもたちに虫かごと網を渡し、外に移動して虫とりです。
博物館の周辺は雑木林と広い芝生の公園に囲まれているものの、まわりは宅地開発が進みマンションなども建ち並んでいます。虫とりといっても何が採れるのか心配でしたが、いざ出かけてみると雑木林の朽木の中にクワガタを発見!さらに木にカブトムシが・・・!!昼間だというのに信じられないようなことが起こりました。子どもたち以上に私たちが喜んでしまいました。
その他にも、池ではイトトンボやシオカラトンボ、赤トンボも多く飛んでいました。野原ではバッタ類や蝶、にぎやかなセミなどもつかまえて館内に戻り、子どもたちはそれぞれ好きな虫の観察図を描き、図鑑で名前や特徴を調べました。
実はドリームスタジオ当日とは別に、もうひとつのメインイベントがありました。それはメンバーでの展示用の昆虫採集。三田奥地の樹液滴るクヌギを目指して森の中を駆け回り、大興奮の“虫と遊ぶ大人たちの夏休み”となりました。 忘れかけていた子どもの頃の驚きと感動をもう一度味わいたい方は、「人と自然の会」に参加してみませんか。 (NPO法人 人と自然の会 藤原玉規)
この週末も様々なセミナーがあり、館内は大いに賑わいました。
22日(土)は、「実演!化石のレプリカづくり」と「親子でつくる化石のレプリカづくり」の最終日。
10時の開館と同時に列ができる盛況ぶりでした。新聞の広域版に掲載されたこともあって、大阪方面からのお客様も何組かおられて初めての”ひとはく”を楽しんで帰られました。
▲お母さんと一緒に、本物の化石から自分の手で型どりができるのがポイント! 化石のレプリカに色を塗るコーナーには、親子連れや祖父母が孫と一緒に楽しみながら・・・といった、とてもほほえましい光景が1日中続きました。
おかげさまでこの企画、博物館実習生や初任者研修の先生方のお手伝いもあって、9日間だけの開催でしたが、期間中に親子で1000人以上の人が、思い思いの化石のレプリカをつくって帰られました。ありがとうございました。
▲色塗りって楽しいですよね(^^)
▲上手く塗れたかな?
そして夜も館外でオープンセミナーやイベントがありました。
詳しくは、こちらのブログを http://hitohaku.jp/blog/2009/08/post_430/
そして今日、23日(日)は、「第11回ボルネオジャングル体験スクール」の解団式が行われ、8月4日に帰国して以来、久しぶりにスクール生と保護者、スタッフが一同にそろいました。
これから報告書作成、報告会・OBとの交流会開催に向けた準備が始まります。今日は全員が一言ずつ話をして、記録写真のスライドショーを楽しみました。
▲めずらしい昆虫や生き物の写真がいっぱい!写っている子どもたちの表情も生き生きとしていました。これがジャングルなんですよね(^^)
隣のセミナー室では、ひとはく連携活動グループ「るんるいんぷらざ」の主催する
「ひとはく博士と行く ハチ北高原サマースクール’09」の発表会も行われていました。
詳しくは、こちらのブログを http://runrunplaza05.blog.so-net.ne.jp/
ほかにも、デジタル紙芝居のほかフロアスタッフのオープンセミナーや
「親子でつくろう植物標本」「針穴カメラをつくって撮影・現像まで」「実演・解説!恐竜ラボ」「恐竜化石展示解説ツアー」「昆虫標本づくり実演コーナー」といった研究員のセミナーなど、夏休みの自由研究にも活用できるセミナーが盛りだくさんでした。
ところで、ひとはくは、ある週刊誌の「まだ間に合う子どもと学ぶ夏休み〜親子で行きたい博物館」に、全国にある博物館の中から、東京の国立科学博物館、科学技術館に次いで、堂々3位に入って紹介されていました。
生涯学習課長としては、とっても嬉しいですね(^^)本当に親子で学べるセミナーが盛りだくさんなんですよ!!
まだまだ間に合います!ぜひ、来週も”ひとはく”へお越しください!
さて明日、私はまたまた「やさしい化石のレプリカづくり」の出前です。今年の夏は休んでなんかいられませんね(^^;)
▲これで40人分の出前セット。アンモナイト2種類と三葉虫のレプリカづくりです。車の荷台にすっぽりと収まります。でも山道は禁物です。何せビーカーや化石といった”割れ物”が多いですから・・・
ひとはくは、明日24日、月曜日も開館しています。
そして、31日(月)まで休まず開館しています。
企画展「初夏の鳴く虫 ぎっちょん君、参上!」も、いよいよ31日まで!
ティラノサウルス類の歯の展示も同じく31日まで!!
ぜひ、この夏、もう一度 ”ひとはく”にお越しください。ぎっちょん君スタンプカードもありますよ(^^)
(生涯学習課長 平松紳一)
8月22日は、秋の夜長にはちょっと早いですが、夜のイベントが2つありました。
1つめは、大谷研究員と連携G「きんひばり」の夏の鳴く虫観察会。閉館後のオープンセミナーなので、屋外で館の壁に投影しての聞き分け講座。 夜のセミナーですが、大勢集まっていただきました。昔の映画会のようななつかしい雰囲気です。その後、深田公園へ・・・。
この日は、カンタン、ヒロバネカンタン、マツムシ、アオマツムシ、ハラオカメコオロギなどが鳴いていました。
かたや、謎の講談師河南堂珍元斎は、上田萌子研究員とともに、連携展示をしている有馬温泉の瑞宝園へ・・・。この夏最後の「一晩だけの有馬ひとはくセミナー」に行きました。今日の出し物は講談「ノコギリ名人 ぎっちょん君参上!」と講談を聞いての5・7・5お絵かきです。
今回もぎっちょん君に徳田副支配人、カマオに都志支配人。
戦いもなれたもので、えいやーとう!
今回は,兵庫文学館で復刻した明治の玩具たこたこメガネを使用し、お客さまも大喜び!ぎっちょん君たちの戦いがたくさん見えて、回すと万華鏡のようです。
会場は2階席?からの観衆もおられ、大賑わい。
5人が挑戦して、全員音がでました。
よかった・・・。
そして、最後は、短冊へのお絵かき+俳句づくりです。
おじいちゃんもおばあちゃんもみんなで俳句とお絵かきです。家族みんなのたのしい夏の思い出の記録となりました。
作品の披露もして、特製センスのプレゼントもしました。
最後は、都志支配人のあいさつで。
待っております!
ひとはくの「ぎっちょん君参上!」展も瑞宝園の「世界の昆虫」展も8月31日まで続きます!
川東丈純
この部屋、どこだかわかりますか?ひとはくの中のある部屋なんです・・・・・そうです、3階にあるアースシアターです。ふだんは、フロアスタッフのおねえさんたちが、ここでデジタル紙芝居を上演されている部屋です。
「そんなところで何をしてるのか」って?
正解は、8月19日(水)朝から夏季教職員セミナー「私のまちの環境マップをつくろう」を実施しました。兵庫県内の小学校から高等学校の先生方17名が大変熱心に受講されました。
「独立行政法人科学技術振興機構(JST)」の支援を受けてひとはくが開発した自然環境総合学習プログラムを活用する方法を学びました。このプログラムについての詳しい使い方や、プログラムのダウンロードはひとはくのホームページにあります。
http://hitohaku.jp/education/envmap/envmap_index.html
身の回りにある環境について調べて、地点情報(緯度経度)、撮影した写真、その地点のさまざまな環境情報を編集することができるソフトウェアで、学校でも児童や生徒が、直接入力しながら、分布と環境情報との関連を考察することができる「お手軽GISソフト」として使っていただくことができます。
この日のセミナーでは、講師も受講者も悪戦苦闘しながらでしたが、ホタルの分布調査についてマップを完成させることができました。このプログラムを効果的に活用するには、事前に調査項目や地図情報を設定しないといけないんですが、そこをクリアーすれば、校庭の樹木図鑑や川の水生昆虫図鑑などとして活用できます。また工夫次第で、校区の防災安全マップや学校周辺の散策ガイド、観光マップなど理科学習や環境学習以外の分野でも楽しい使い方もできる優れたプログラムです。是非一度お試しください。
また、ひとはくでは環境体験学習の支援も行っています。学習の進め方や専門的な内容の問い合わせなど、お気軽にお電話ください。(生涯学習課 079-559-2002)
情報管理課:八尾
謎の好男子、講談師 河南堂珍元斎でございます。さて、ぎっちょん君参上!展関連イベントとして、19日に怪談セミナー「八雲とお菊虫」を開催しました。今回は、葛屁句草(かづら へくそう)さんの落語「皿屋敷」と鈴木武研究員のお菊虫セミナーの2本立て。
まずは、珍元斎とうりふたつの謎の落語家葛 屁句草さんの怪談落語「皿屋敷」。共演は夏休み最後の出演の河南堂売斎こと立川クンと十七斎こと岡きくチャン・・・そうです、本名きくということで、お菊役でございます。
今回の展示で紹介していますとおり、小泉八雲がエッセー「日本の庭にて」の中で、お菊虫の話を書いていて、その関連で落語でございます。八雲は姫路に伝わるお菊伝説の紹介のなかで、お菊虫のことも書いていますが、このお菊さんネタの落語にも、お菊虫が出てきます。
このお話は、桂米朝さんの皿屋敷をもとにアレンジしたもので、このお菊伝説を教えてもらった姫路の若い連中が、今も出るというお菊さんの幽霊を見に車屋敷にいくというもので、お菊さんがお皿を9枚まで数えるの聞いてしまうと死んでしまうが7枚あたりでにげると助かるというアドバイスで、逃げ帰ります。でも、お菊さんが大変な美人ということで、車屋敷は見物客で大にぎわいとなり・・・・
お菊さん登場・・・
結局、お菊さんファンクラブまでできそうな騒ぎで連立連夜、うらめしやーとがんばったお菊さんですが、ついに、風邪をひいてしまい、明日休むために、2日分18枚まで数えるという「考えオチ」になっています。
つづいては、お菊虫のセミナー。あのお菊さんの殺された井戸に大繁殖したというお菊虫は、たしかにお菊さんのしばられた姿に似ていますが、ジャコウアゲハのさなぎで、本物のそのさなぎと幼虫を見せながらの鈴木研究員の説明です。ジャコウアゲハはウマノスズクサを食べることなどの生態についてのお話。
子どもたちもさなぎを触ったり、うんこのような幼虫をつついたり、興味津々でした。
この幼虫くんたちは、八雲の庭展示ケースの中で、順調にさなぎになりつつあります。
ぜひケースを開けて、見てみてください。
さなぎもおちろんあります。
ぎっちょん君参上!展示は8月31日まで。
最終日が、珍元斎の講談も千秋楽を迎えます。
どうぞみなさま、ぜひお越しください。
8月18日(火)、ひとはくでやっている夏季教職員セミナーのひとつ「地層の見方・調べ方in丹波」がありました。野外での実習だったので天候が心配でしたが、暑すぎるくらいの好天に恵まれました。
セミナーの前半は、篠山市の旧西紀町にある「黒豆の館」に集合し、丹波帯や篠山層群の地質的特性や化石についての基礎的な講義を受けました。講師は、人と自然の博物館主任研究員の古谷裕(ふるたに ひろし)先生です。講義では、地層の並び方のきまりを教わったり、現在も海にたくさんいるプランクトンの1種である放散虫の化石について、顕微鏡写真や実物標本を見ながら基礎知識を詰め込みました。
あっという間に90分ほどの講義は終わり、いよいよバスに乗って現場の露頭へ向かいました。 まずはじめは、黒豆の館の近くの垣屋に見られる露頭の現場です。ここでは、丹波帯2型地層群が見られ、泥岩中の層状チャートや砂岩のブロックを観察しました。岩石ハンマーの使い方も教えていただきながら、岩石を砕いて化石が含まれないかルーペで観察しました。
次に訪れたのは、丹波の恐竜化石発掘現場です。今の時期は発掘が行われておらず、発掘の跡は化石を保護するためのコンクリートで覆われていますが、付近では篠山層群下部層の赤味を帯びた泥岩や砂岩、礫岩が見られます。また、篠山層群の堆積後に貫入したマグマによって作られた石英斑岩の岩脈を観察しました。
そして、さんなん住民センターにある「丹波竜化石工房」を見学しました。
昼食の後、篠山市藤岡奥で丹波帯2型地層群の中の、砂岩ブロックを含んだ泥岩を露頭で観察しました。
そこから民家の横を通り抜け、どんどん山を登ります(といっても、10分程度)。健脚の古谷先生に追いつくのがしんどかったです。
そして、この山の中の露頭では、丹波帯2型地層群藤岡コンプレックスの中の、古生代ペルム紀と中生代三畳紀の境界部分の地層を観察しました。と言葉で書けばそれだけなんですが、中生代三畳紀といえば、恐竜が活躍していたジュラ紀より古く、2億年から2億5千万年くらい前のこと。そしてその前が古生代ペルム紀(おおよそ3億年ほど前)ですから、それはもう驚きです。
(ハンマーで砕いた岩石は断面がとても鋭利ですから、ケガにはくれぐれもご注意を)
最後に訪れたのは、王地山公園ささやま荘のある王地山の南東部の露頭です。ここには篠山層群上部層の凝灰岩や凝灰質砂岩が見られ、頭の上に見えている地層の底面(地層の底面が観察できるなんて!!)には、多数の生痕化石が残っていました。
あっという間の1日のセミナーでしたが、私たちの身近なところに、こんな素晴らしいフィールドがあることに感激するとともに、是非多くの方々にもセミナーに参加していただいて、地層や化石に興味をもってほしいと思いました。
21日(木)の読売新聞朝刊、「くらし■家庭」のページにも掲載していただきました「実演!化石のレプリカづくり」と「親子でつくる化石のレプリカ」は、いよいよ明日22日(土)までです!
▲今回、博物館実習生にも来館者対応研修として手伝っていただきました
▲博物館実習も22日までです。みなさんお疲れ様!!
▲また、初任者研修の先生方にも手伝っていただきました
▲さすが先生!色塗りもセンスがありますね(^^)
そんな今日、私はと言うと、ひとはくではなく大阪市立芸術創造館の大演習室という、博物館とは全く異なる雰囲気の中で「チョコレートでつくる化石のレプリカ」を催してきました。
▲レプリカって何かを解説。もちろん「丹波竜」の紹介も ▲カラフルな「おゆまる」で楽しみながらつくりました
これは関西広域機構が主催する「関西文化体験days」のなかでの催しです。参加した22名の子どもたちは、チョコレート製の化石のレプリカを手にしながら元気よく帰って行きました。明日の朝まで、ちゃんと冷蔵庫で冷やしてくださいね。
さて、企画展「初夏の鳴く虫巡回展 ぎっちょん君、参上!」も、いよいよ31日まで!
この間、ひとはくは無休。24日、31日の月曜日も開館しています。
残り少ない夏休み、ぜひ、ひとはくにお越しください!
(生涯学習課長 平松紳一)
8月10日から始まった夏季教職員セミナーも、いよいよ終盤!!
今年は新型インフルエンザの影響で、多くの学校で来週から2学期が始まります。
先生達の夏ももうすぐ終わろうとしています・・・
▲半田久美子研究員の「珪化木を観察しよう」
みなさん真剣に見ておられます。さて、何の木でしょうか?
▲池田忠広研究員の「恐竜とは何か?丹波の恐竜化石の発見と発掘」
ほんとうに丹波の恐竜化石発掘の石割り体験です。何が見つかるかな?
▲「これ化石でしょうか?」何か見つかると池田忠広研究員に鑑定してもらって・・・
▲見つかりました!!これはトカゲかなにか小動物の骨の化石です
▲火山噴火!? 早々に定員いっぱいになった人気のセミナー
先山徹研究員の「チョコとココアでおいしい火山実験をしよう」
▲地下のマグマが・・・いやいや、どうみてもケーキでしょ(^^)
最後は、ココアとケーキを堪能されていました
今年から始まった教員免許状更新講習も含めて6日間の夏季教職員セミナーも、いよいよ明日20日が最終日です。
2学期以降、教職員研修などで特注セミナーとして実施できるものもあります。
ぜひ、生涯学習課までお問い合わせください。
(生涯学習課長 平松紳一)
今日も暑い1日でした。
セミも朝から元気です!!
今日は和歌山県から高校生が団体で来館して特注セミナーを受講しました。
タイトルは「景色の温度を測ろう」
講師は、ひとはく特命研究員の長谷川太一先生です。
いま、地球温暖化が問題となっています。
平均気温の急激な上昇は、二酸化炭素の増加が原因の一つと考えられていますが、気温でなはく、地表付近の表面温度はどうなっているのでしょうか?
▲色で温度は違います。白黒ついたかな??
▲地面でも、色の違うブロック、マンホールのふたなどいろいろ測ってみました
▲やっぱり土や草の上は温度が低い?
▲かなりの差が・・・車の色選びが変わるかも!?
ひとはくでは、来館団体向けに様々な特注セミナーをご用意しております。
くわしくは「ひとはく手帖2009」p..24からp.29、p.113、
お持ちでない方は下記のページの「ひとはく手帖2009」をご覧ください。
http://www.hitohaku.jp/education/main.html
ぜひ、ご検討ください。
(生涯学習課長 平松紳一)
このカードは、「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」期間中(6/6〜8/31)に配布しています。
ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加するたびに、スタンプを1つ押しています。
5ポイント分や10ポイント分を集めると、スタンプの数に応じて、素敵なぎっちょん君参上!オリジナルグッズをプレゼントしています。
なんと、今日、このポイントカードがスタンプでいっぱいになった、お客様がいらっしゃいました。
スタンプカードをいっぱいにするには、24回来館するか、セミナーやイベントにたくさん参加しなければたまりません。
ぎっちょん君ポイントカードのゴール達成第1号となったのは、三田市立武庫小学校の6年生の立川渉くん。
講談師の河南堂珍元斎からゴール達成のプレゼントが贈られました。
「一番になれて嬉しい!」と立川くん。
実は、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に実施していた、ふぁーぶるポイントカードを3回もゴールしているんですが、この時にはゴール第1号になれなかったそうです。
次のゴール達成者は、誰でしょう?
ポイントカード実施期間は残すところ、あとわずか。
ひとはくへ来て、イベントに楽しく参加して、ぎっちょん君ポイントをゲット!素敵なプレゼントをもらっちゃお〜〜〜。
生涯学習課 小林美樹
河南堂珍元斎と橋本佳明研究員のコンビで、ぎっちょん君展にちなんでのイベントです。まずは、講談「ありときりぎりす」から。イソップさんがこのお話をかいた時は、なんと「アリとセミ」。でも、アルプス山脈をこえてヨーロッパ各地をお話が旅するうちにセミのいない地域で「アリとキリギリス」に・・・。
ということで、さまざまな国のバージョンで寸劇つきのこの夏のイベントでは最終出演となった河南堂四十一斎のセミ→キリギリス→フンコロガシ→キリギリスへの早変わりも見ものでありました。
講談は6話構成で、ギリシャはセミ、イギリス版はキリギリス、フランス版はふんころがし・・・日本版はもちろんキリギリスですが、ラストはアリは「働かなあかんで」と説教してキリギリスにエサをあげたりします。結末もお国によって違うという4パターンを演じたあと、ちんげんさい版2題。十七斎はだいぶなれて大熱演。キュートなアリを演じ、ひとはく常連客の立川少年も売斎として、すっかりこ なれてアリを演じました。
ちんげんさい版は、ありは過労死してしまうお話とキリギリスがぎっちょん武道館でライブをやり、餌をもったアリのファンが殺到し、アリもキリギリスも楽しくおかしく冬を過ごすというお話。
最後に子どもさんに珍元斎が質問。「6つのお話で一番印象にのこった話は?」
「ちんげんさい版のアリとキリギリスが楽しくおかしく冬を過ごすやつ!」
はい、そうやって物語は多様になって伝わっていくのです。
つづいては、すっかり紙芝居セミナーが十八番になった橋本研究員。
アリ全員が働いているわけでない、とか、サムライアリがほかのアリを奴隷のようにあつかい働かないとか餌をおなかにためるアリもいるとか・・・のお話。
多様ついでに、今度の講談+セミナーは「お菊虫」。怪談、播州皿屋敷で有名なお菊虫です。
「なんで、鳴く虫展でお菊虫やねん?」というのは置いときまして、八雲つながりでの怪談セミナーは8月19日の13時からです。出演は鈴木武研究員と謎の落語家、葛平句草さんの登場でございます。十七斎も「きく」という本名で出演。暑い夏、ひとはく怪談+セミナーで涼みにきてください。待っています!
川東丈純
平成4年に開館した、ひとはくの建物にはたくさんのミステリーがあります。それを、特別に教えちゃうツアー「博物館みどころツアー」を実施しました。
さぁ、ツアーの出発時間です。4階ひとはくサロンに集合してね。
「この博物館は何かを利用して建てられました。電車の線路?橋?トンネル?
さて何でしょう?」
「天井を見てください。なぜ黒く塗っているのでしょうか?
博物館の設計者が黒色が好きだったのかな?」
「ここに建物の柱があるはずなのですが・・・。えっ?消えてる?!なんで?」
「ツキノワグマの位置が変っている? 「遺跡で発見されたクスノキ。
なぜ?」 さて何年前のものでしょうか?」
このツアーに参加されてどうでしたか?横浜から親子で参加してくれたお客様に聞いてみました。
「建物の構造がよく分かった」 「知らないことが分かって楽しかった♪」
ご参加ありがとうございました。
このフロントスタッフによるツアーは明日も実施しています。
出発時間は午後3時で、4階ひとはくサロン集合です。
是非ご参加ください。ひとはく通になっちゃうかもよ。
写真撮影にご協力してくださった皆様、ありがとうございました☆
小林美樹(生涯学習課)
今日は、初夏の鳴く虫を巡回展「ぎっちょん君 参上!」の関連イベント「竹細工で鳴く虫をつくろう」が開催されました。
講師は 竹細工作家の戸田和孝さん。
竹を使って、自分だけの「2009夏のコオロギ」を楽しくつくりました。
「コオロギになった気分で自由に作ってみましょう〜」
足も体も竹で作ります。
「ものづくりは、次に作っても同じものは出来ないんですよ。だから楽しいですね。」
と講師の戸田さん。戸田さんの小学生時代のエピソードや大谷研究員のコオロギの生態の話を交えながら、みんなで楽しく鳴く虫をつくりました。
大分県から来てくれたご家族です 完成〜
大分県まで持って帰ってね☆ 戸田さん「このコオロギ個性的でいいですね〜」
ひとはくでは、このほか毎日楽しいイベントをやっています。
8月中は無休で開館しています。是非ご来館ください☆
小林美樹でした(生涯学習課)
今日から始まった「実演!化石のレプリカづくり」
初日からさっそく家族連れで大いににぎわいました。
2009年度のひとはくは、「恐竜大作戦!」ということで恐竜化石の展示はもちろん、「ひとはくでは今、化石がおもしろい」を合い言葉に様々な催しを行っています。
化石のレプリカは、
(1)本物の化石の雌型をつくります。つまり型どりをします。
(2)雌型に石膏などを流し込んで、元の化石と同じ形のものをつくります。
(3)色を塗って完成です。
今日は、この(1)、(2)を実演して、(3)を体験していただきました。
さらに、10時からと14時からの2回、それぞれ親子連れ(もちろん祖父母もOKです)先着5組を対象に(1)と(2)も体験していただきました。
▲(1)まず型を取ります。もちろん本物の化石から
▲(2)石膏を混ぜるは初めて!でも、ちゃんとできましたね
▲(3)子どもたちの目が輝きます!! ▲パパと一緒にがんばってます(^^)
▲不思議な色のレプリカですね
▲子どもたちの想像力あふれる化石のレプリカは素敵ですね
▲出来上がり!!自慢のレプリカを手にとって「ハイ、ポーズ!」
このオープンセミナーは、今日からひとはくで初任者研修をしている小学校の先生方と8日から始まった博物館実習の学生達にも手伝っていただきました。
また、みなさんの様子はあらためてご紹介します。
明日11日(火)、明後日12日(水)も開催します。
そして、お盆明けの17日(月)から22日(土)まで6日連続で開催します。
ぜひ、今年の夏は、”ひとはく”に何度もお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
8月9日。昨日の暑さとうってかわって、大雨でございます。おかげで?企画展「ぎっちょん君参上!」もおおにぎわい。
ひとはく連携グループのきんひばりが、展示にあわせて、たのしいイベントを開催しました。その模様をば!
鳴く虫をテーマにさまざまな「あそび!」を体験できます。
まずは、金沢に伝わる旗源平!のんびり優雅なお正月の遊びです。
そして、鳴く虫うちわ作り。子どもたちに大人気。
そして 、昔遊びやマジック、絵あわせカードなど・・・楽しみながら学べるように工夫されています。
子どもも昔の子どもも、みんな楽しそうでした。この催しは、ぎっちょん君展にあわせて開催されましたが、また、機会があれば、あるかも知れません。乞うご期待!
それから、4Fのひとはくサロンで17日まで生きた鳴く虫展示も、きんひばり主催で開催中です。たまに鳴いてくれるので、「あっ、この虫が鳴いていたのか?」と納得できる展示です。きんひばりの精鋭が、大変苦労して捕獲した虫たちをどうぞご覧ください!
川東丈純
さて、河南堂珍元斎でございます。8月8日は、ハチハチということで、ひとはくでは、ハチハチでございます。ひとはくの前にございます商業施設フローラ88では、88まつりが開かれたのでございます。
同じ88の縁で、大谷研究員とコンビで、ハチハチセミナーにいったのでございます!が、灼熱の太陽・・・でございます。15時半、いつものように羽織と着物を着こみ・・・さっそうと舞台へ・・さて、と講談「フラハチものがたり」をはじめましたが・・・暑い・・・熱すぎる・・・ああ気が遠くなる珍元斎でありました!
本当は、「フラワータウンで生れたフラハチは、オスバチですが、ハタラキバチのようにはたらきたい!オスバチで、最初にもらったロイヤルゼリーのなかに、なぜかウイスキー(サントリーロイヤル)がまざっており・・・それでかわりもののオスバチになってしまい・・・仲間からは変人扱いでしたが、ある日天敵であるオオスズメバチのお鈴に巣が襲われ、フラハチは友達のカブトムシに借りたカブトとノコギリクワガタに借りたノコギリで戦い、お鈴を追い払い、人気ものになる・・・」という話でしたが、
3分ほアドリブのショート版に・・・あとできくと、ステージは背後に発電機、上から照明と軽く40度をこえていた・・・とのこと。大谷研究員が舞台に現れ「だいじょうぶ?」フラハチ物語はいつかリベンジと、さあさあハチ8クイズへと・・・なんとかしのいで、クイズと相成りました。
<1>ハチ類は日本で何種?1:約50種2:約500種 3:約5000種
<2>最大のハチの大きさは?1:約4センチ2:約6センチ3:約9センチ
<3>働きバチは雄バチ?1:正しい2:間違い3:どちらも
<4>雄ばちの仕事は?1:門番2:掃除係3:交尾のみ
さて、正解は!<1> 3:約5000種<2>1:約4センチ<3>2:間違い<4>:交尾のみ
いかがでしたか?
ミツバチは怖いですがおいしいハチミツを作ります。そんな怖いおいしいミツバチの世界に興味のある方はぜひひとはくへ!
今度は明石市天文科学館に参上です。今回は、3月に実施したひとはくが天文科学館にやってくる「天文科楽セミナー」の評判がいいため?パート2でございます!今回も3回コースで、1回目が鈴木武研究員の「シダときどきネズミ」2回目が珍元斎の「ノコギリ名人 ぎっちょん君参上!」3回目が平松課長の「化石レプリカづくり」です。
で、ぎっちょん君明石に参上の模様をば。
県立美術館の河南堂四十一斎もひとはく県美連携で友情出演!
カマエモン役はあの有名な正義のヒーロー〇〇〇〇ジャーブルー。
ヒロイン、キリコも十七斎。若いヒロインに四十一斎も大張り切り!
子どもたちの希望で、ぎっちょん君とカマエモンの部分の寸劇体験。
質問に正解したり、出演すると、特製ぎっちょん扇子をプレゼント!
ノコギリ演奏や講談のワークショップもしました。今日体験したことを短冊色紙に、俳句と絵でかいて、終了!
次回のぎっちょん講談は、ひとはくで8月11日(火)13時〜。橋本佳明研究員との「アリとキリギリス:です。有名なイソップ童話ですが、いろんな国に伝わり、いろんな話になっています。そのいくつかを講談で紹介します。夏も大詰め、お盆休みは家族そろってひとはくへ。
川東丈純
ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。河南堂珍元斎でございます。
ここ有馬瑞宝園では、ぎっちょん君参上展のサテライト展示「世界の鳴く虫昆虫展」を開催中でございます。http://homepage3.nifty.com/zuihouen/plan/21konchu/page001.htm
そこで、8月1日の夜、大谷剛研究員と珍元斎が有馬にひと夜だけ現れる「一晩だけの有馬ひとはくセミナー」と題したセミナーを行いました。
まずは、講談「ノコギリ名人ぎっちょん君参上!」。今回は、主役のぎっちょん君都志支配人。ライバルのカマキリのカマエモンは徳田副支配人でございます。横浜から家族旅行にきていた女の子にミツバチのハチリーナをしてもらいました。
両人は、えいやーとう!と迫真の戦いでございました。
フロントの女性に、ぎっちょん君と恋に落ちるハチリーナを。ぎっちょん君の演奏に「しびれるわー、燃えるわ素敵!」といってくれました。ありがとう。
なんと、この日、ひとはくにゲストできていた昆虫写真家の栗林慧さんも鑑賞。
大谷研究員は、有馬の鳴く虫の聞きわけ講座でございます!
会場となったロビーはゆったりとした空気が流れていて、とても演りやすい空間でございました。
ヒロバネカンタンとヤマヤブキリが鳴いてくれました。真っ暗な有馬での虫の音は優雅で、温泉にはいってのんびり虫の音を楽しむにはもってこいの場所です。ぜひみなさんも、昼はひとはく、夜は瑞宝園でゆっくりと自然と温泉を満喫しにきてください。待っております。瑞宝園の展示は8月末まで、一晩だけの有馬ひとはくセミナーは8月22日にもう一回あります。乞うご期待!
最後は、お手伝いのメンバーと栗林さんと記念撮影!この展示やセミナーを企画したひとはくの平松生涯学習課長もプライベート家族サービスで応援参加。みんなでハイポーズ!
川東丈純
いよいよ夏本番!今日は一段と暑い1日でした。
ひとはくは暑さに負けず、館内外で様々なセミナー・イベントが繰り広げられました。
まずは八木研究員の団体向け特注セミナー「トンボとりペナントレース」です。
▲まず、トンボのとり方を実演しながら説明
▲深田公園に100人以上の親子連れが・・・暑さに負けて館内から撮影しました(^ー^;
館内では妙な物体がいくつも発生して・・・
これは山崎研究員による「多面体おもちゃ(テンセグリティ)をつくろう」です。
▲引っぱり力と圧しょく力のバランスで・・・
▲昆虫標本づくり実演コーナーは8月いっぱい土・日・月曜日に開催されています さらに今年のテーマ「ひとはくでは今、化石がおもしろい」にちなんで古谷研究員の「いろいろな化石をみる」のセミナーに親子連れがたくさん参加されました。
お話を聞いてから、実際に化石をルーペで見たり、顕微鏡で見たり、楽しそうにセミナーを受けておられました。
そして、博物館の隣の「フローラ88」は今日が「88祭り!」
ひとはくから大谷研究員と謎の講談師河南堂珍元斎が炎天下の屋外ステージに・・・
▲講談「フラハチ物語」やセミナー、クイズなど観客と一体になって
汗まみれで奮闘していました!(お疲れ様です)
さて、ひとはくは8月中は無休です。
丹波で発見された獣脚類・ティラノサウルス類の歯や
企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」もいよいよ今月いっぱい。
明日9日(日)は、
11:00〜デジタル紙芝居「ぶくぶくあわわ」
11:30〜常設展示トーク「兵庫の自然誌 森にいきる」
11:30〜展示室ツアー「ボルネオジャングルツアー」
13:00〜「鳴く虫カードで遊ぼう」
13:30〜「実演・解説!丹波の恐竜化石」
15:00〜FSと遊ぼう「画はくの日・鳴く虫」
と1日中楽しいオープンセミナー・イベントがあります。お楽しみに!
ぜひ、この夏、”ひとはく”に何度もお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
なんと、昆虫写真家 栗林慧さんが、ぎっちょん君参上展のイベントで、8月1日、2日と2日間も、長崎から、はるばるひとはくにやってきました。初日は、「鳴く虫撮影のおもいで」と題しての講演。
お客さんは満杯で、2F展示室前のスペースからあふれ、廊下部分までに人だらけです。
大谷研究員が6年間も長崎の栗林さんのところに居候・・・いやパートナーだった縁での瞬間写真展の開催と来館と相成りました。
昆虫の映像や写真を見ながらの、いろんなエピソードがきけました。虫の目線で虫たちが食べたり戦ったりする映像は大迫力。それに、バッタが哲学者のように海を見下ろしている光景は、虫にも背景にもピントが合い、とても不思議な世界でした。
虫好きな栗林さんですが、草むらで必死に虫の瞬間をねらって待っている時に、ブーンと現れる蚊はきらいだそうです。虫の近くまでレンズを近づけて撮るので、近づきやすい虫とか虫の特徴によって撮
り方を変えるなどの工夫も伝授してくださいました。
そして、翌日です。
栗林さんと写真であそぼう!です。1時間と短い時間でしたが、栗林さんと一緒に虫とりをして、虫の写真を撮ろうというぜいたくな試みです。
ひとはく連携グループのきんひばりの面々も虫捕り応援隊として参加してくれました。ありがとう!
なんとか晴れた深田公園で子どもたちに囲まれ、昆虫写真を撮る栗林さんは少年のようでした。
最初は、少年がコクワガタをゲット!すばらしい!木にとまらえせて、さっそく撮影です。
写真好きな大人たちには、インターホンのレンズを自作でつけるなどの工夫でおもしろい昆虫写真が撮れるとのマル秘テクニックを伝授しました。
子どもたちとは、虫捕りならぬ虫撮り大会です。大人もまざって小さなバッタやカマキリ、コクワガタなどをしゃがんで撮る光景はおもしろ美しい光景でありました。
最後は、2Fのぎっちょん君参上展の自然の瞬間写真展示をご案内いただきました。大人も子供も大満足の楽しい2日間、栗林さん、ありがとうございました!ぎっちょん君参上展の栗林さんの自然の瞬間展示は8月31日までです。
お見逃しなく!
川東丈純
再び、ぎっちょん君松江紀行の続編なので、珍元斎改め珍元再・・・。
ということで、子ども塾スーパーヘルン先生講座のつづきでございます。
7月30日、講座も2日目でございます。
天気もなんとか晴れ・・・宍道湖では特産のしじみ漁がおこなわれておりました。
こどもたちは、5時半におきて、ミヤマクワガタやカブトムシをつかまえて大はしゃぎ・・・まずは、昨日の復習。鳴く虫のききわけ。
みんな、ずいぶん耳のチューニングがあって、ほぼ満点状態で、 大谷研究員もb凡塾長もご満悦でございます。2種を混ぜたクイズもきき分けられて、いざ、外へ。
この朝、ようやく、ぎっちょん君ことキリギリスが鳴いてくれました。マダラスズやシバスズも・・・。子どもたちは、もうしっかり自然のなかでもきき分けられます。大谷研究員も絶賛です。
いっそう五感が磨かれました。
そして、再びお話の世界へ。
最後の講座は、お絵かき講談「ぎっちょん君松江に参上!」です。
出演者には、珍元斎手書きの特製ぎっちょん扇子をプレゼント!
子どもたちもハチやカマキリ、ぎっちょん君役で出演!講談や寸劇を見たり出演したりした後、この2日間の「鳴く虫ワールド」で感じたことを俳句と絵で表現しました。
それぞれの思いを短冊に描きました。 最後は講談体験も大人気。そして、連携Gきんひばりからエンマコロオギの赤ちゃんのプレゼントもあり、子どもたちも大喜び!最後に凡塾長から「また松江にきてください」との言葉もいただき、珍元斎もネットミュージアム兵庫文学館担当のころから世話になりっぱなしの友人小泉凡さんとヘルン(小泉八雲)さんに、ちょっぴり恩返しができたかなあ・・・の盛りだくさんのぎっちょん君松江珍道中でございました!
なお、小泉凡さんに協力してもらって、珍元斎が担当しています「小泉八雲と鳴く虫」展示コーナーは、8月9日に展示更新予定で、8月末まで展示しています。みなさまも、ぜひ、小泉八雲の感じた鳴く虫の世界を感じに、ぜひ、ひとはくへ!ヘルンさんが待っています。 川東丈純
今日は高校生や教職員、一般向けの特注セミナーがたくさんありました。その中から「化石」に関する3つを紹介します。
教職員の研修会として行われた池田研究員指導の「丹波の恐竜化石・石割り体験」では、たくさんの化石が見つかりました。
丹波市で発掘中の恐竜化石、その発掘期間中に出た「化石を含むかもしれない岩石」をハンマーで割ってみる体験です。
▲ハンマーでたたいて石を割ります。慣れないとなかなか見分けられません。
▲あやしいものが見つかると、すぐに池田研究員に確認! 「うーん、石ですね」と言われるとガックリ・・・「これ化石ですよ」と言われると喜んで名前を書き入れて標本袋に保管します。 また、高校生向けには古谷研究員による「放散虫化石を実体顕微鏡で見る」セミナーが行われました。
▲熱心に実体顕微鏡をのぞいて放散虫化石をさがしていました。
そして私も一般団体向けに「かんたん化石のレプリカづくり」をしました。
今日の団体は、親子や祖父母とお孫さんの組み合わせがほとんど。結構楽しそうに、かつ真剣に取り組んでおられました。本物の化石から自分で型どりして作ったレプリカです。ぜひ家に帰って、色を塗って本物そっくりのレプリカを完成させてください(^^)
▲いいですねえ。がんばるお母さん!二人の小さな子どもに教えながら奮闘されました。
小さな子どもたちから大人まで楽しめる”ひとはく”です。団体でのご来館時には、特注セミナーをご検討ください。
ぜひ、この夏は”ひとはく”に何度もお越しください!!
(生涯学習課長 平松紳一)
今日から博物館実習が始まりました。今年はなんと17名。
初日はオリエンテーションとして1日、ひとはくについて館員、研究員の講義を受けたり、館内・収蔵庫を研究員の説明を聞きながら見学したりしました。
これから10日間の博物館実習です。研究員の指導だけでなく、館内で来館者対応の実習もあります。
10日(月)〜12日(水)の3日間
17日(月)〜22日(土)の6日間
には、「実演!化石のレプリカづくり」もあります。詳しくは、またのブログでご案内します。
実習生のお兄さん、お姉さんのオープンセミナーも楽しみにしてください(^^)
さて、今日は高校生や教職員、一般団体向けの特注セミナーや一般団体向けの特注デジタル紙芝居など、館内は1日に賑やかでした。
明日もセミナーやお隣りの商業施設フローラ88の「88まつり」に15:30から、ひとはくも出演します。88なのでハチにちなんだものです。誰が登場するのかお楽しみに!!フラワータウン駅前広場です。ぜひ、のぞいてみてください。
(生涯学習課長 平松紳一)
たった今(20:10)、クアラルンプール空港の西岡指導主事から電話がありました。
ボルネオジャングル体験スクールの第11期生は無事にジャングルでの全日程を終え、
コタキナバル空港から経由地のクアラルンプール空港に移動し、
マレーシア航空MH52便で一路、関西国際空港に向かうとのことです。
全員元気だとのこと(^^)よかったです。
ご協力いただきました皆様、および関係の皆様、誠にありがとうございました。
予定通りなら明朝7時15分に到着します。
お迎えの保護者の皆様、よろしくお願いいたします。
(生涯学習課長 平松紳一)
ボルネオ現地リポート 第3回
8月2日の夜を迎えました。29日にジャングルに入ってから5日間。コタキナバルに戻ってきました。
フィールドセンター研究用ロッジとレインフォレストロッジの2ヶ所の体験をしてきました。
前回のリポートでは通信環境が悪く、文字だけでしたので、今回少し写真を多くアップしておきます。(順番は多少前後している場合もあります。)
とはいうものの、手元にデータ化できていない写真もあるので、限られますが・・・・また別の機会にご紹介いたします。
ジャングル最後の体験の目玉は、キャノピーウォーク。数十メートルあるジャングルの木と木の間をつ
り橋でつなぎ、樹冠からジャングルを観察できるようになっているとれっきんぐのトレイルコースです。
遠くまで見渡せる気持ちのよい場所ですが、真下を覗き込むと・・・・・足がすくみそうになります。
そして、ジャングル体験の最終は、一人一人このスクールで感動したこと、印象に残っていることなど
を画用紙にまとめ、発表しました。
昆虫に感動した子、動物に感動した子、植物に感動した子・・・・・ほんとうに一人一人違うものに違う感
動の仕方がありました。今回の体験や感動を是非これからの人生(決して大げさな表現ではないです)に
生かしてほしいと思うし、生かしてくれると思います。
明日は、本当にこのスクール最終のプログラム、サバ大学での修了式などが待っています。今夜はもう
子どもたちは寝ているのでしょうか?これから確認に参ります。(ボルネオは日本時間より1時間遅れて
います)
8月4日の朝には、たくましくなり、一回り大きくなった姿で関空に戻ってくる予定です。
あふれるほどのお土産話をどうぞご期待ください。
西岡:八尾
ボルネオ現地リポート 第2回
第1回のリポートをblogにアップしてからというもの、やはりジャングルの中は携帯電話はもちろん
通じないし、インターネットの環境も整っておらず苦労しましたが、なんとか2回目のアップを試みて
います。しかも通信速度が遅いので、文字情報だけに・・・・残念ですがお許しください。
29日に、コタキナバルからラハダトゥへ国内線で移動しました。新幹線の1車両分ほどの席の小型
のプロペラ機でキナバル山を眼下に見下ろしながら、およそ1時間で到着。
4駆の自動車と中型のバスと、ワゴン車など数台に分乗してダナムヴァレーの研究用ロッジへ3時間ほどすごい道を走りました。研究用ロッジでは、ジャングルの研究者が滞在するための質素な宿舎で2泊しました。シャワーは水だけ、電気も夜の12時には遮断される、まさに研究用の施設でした。
着いた日の夜はライトトラップの1回目を観察しました。
30日。起床は6時の予定でしたが、5時過ぎには起きて、宿舎の周辺を自主的に観察して回る子も多くいました。
6時30分から全員で早朝トレッキング。8時に食堂で食事の後9時30分から午前の自然観察トレ
ッキングに。午後にはセンターの前を流れる川で、水生生物の観察とその観察記録の発表会をしました。
夜もフィールドセンター周辺を観察。この日のライトとラップには、バイオリンムシが来ていました。
とにかく歩いて観察します。そして何か動物や昆虫、植物があると、子どもたちは手に手にデジカメを
持って、一斉に撮影会のようになります。
31日。朝の6時30分から早朝のバードウォッチングにでかけました。8時から朝食を食べ、9時
すぎから午前の自然観察トレッキング。
そして、昼食後また4駆に分乗してレインフォレストロッジへ向かいました。この日は途中で森林を
伐採して運ぶトレーラに10台ぐらいすれ違いました。そして、レインフォレストロッジに到着後すぐ
にトレッキング。夕食後は、ナイトドライブのグループとナイトウォークのグループに分かれ、夜のジ
ャングルを観察しました。トレッキングに出かける時はだいたい4つのグループが別々のコースを進み
ます。ですから、出会える動物も昆虫も必ずしも全員が同じものを見ることができるということではあ
りません。オランウータンが餌を食べているところに遭遇できるグループもあれば、ヒヨケザルが飛ぶ
瞬間を目撃できるグループもあります。
宿舎に帰ってから、お互いに撮影してきた動植物の写真の見せ合いをしたり、食事の時に情報交換をしたりと、大人顔負けの写真家や動物・昆虫発見者がたくさんいました。
8月1日。6時30分から朝の自然観察。レッドリーフモンキーの朝食にも出くわしました。タマヤ
スデを手のひらに乗せて、コロコロもてあそぶ子もいました。朝食の後午前のトレッキング。ロッジの
川をはさんだ反対側の展望台まで自然観察しながら歩きます。日本では見たこともないような大きな葉っぱでうちわのかわりにしながら歩きました。途中、昔の埋葬場の後を見て展望台へ。
熱帯のジャングルはとにかく暑い。汗がいくらでも出てきます。その分出かける時には常にペットボ
トルの水を携えていきます。これがまた荷物になって重く、肩紐が肩に食い込んでつらかったです。
展望台からの帰り道の途中,お待ちかねのジャグジープールにいきました。そこは小さな滝つぼで
すぐさま子どもたちは着替えて水に飛び込みます。これがかなりの人気で、事前に水着を着込んででかけた子もあり、ひとしきり遊び、汗を流しました。
午後は、高橋校長先生のお話を聞き、今回のジャングル体験で一番印象に残っているものをそれぞれ大きな画用紙1枚に一人ずつ絵を描いてまとめました。夕方から1時間のトレッキングをし、食後には昨日のグループと入れ替わってドライブとウォークをしました。タランチュラがいたり、巨大なナナフシがいたり、子どもたちは撮影に大忙しでした。中には、バッテリーが途中でなくなり残念がる子や
フィルムが残り少なくなったりと、ハプニングはあったものの、いろんな種類の動植物を観察すること
ができました。
明日はいよいよキャノピーウォークに出かけます。
残り少なくなったジャングル体験。残された体験も有意義に過ごしてほしいと思います。
(今回のレポートでは写真をお送りすることができず大変残念ですが、子どもたちはすばらしい写真
をたくさん写していますので、帰国後のお土産話をどうぞお楽しみにお待ちください。)
西岡:八尾
でも、館内は元気いっぱいですよ。さて、今日のひとはくをクルッと回ってみましょう〜。
セミナーをやっていますね。
「ひとはく博士と行く ハチ北高原サマースクール」事後学習です。
?何やら八木研究員が話をしていますね。
昆虫標本の作り方の説明です。10年前の八木研究員が写っていました。
みんな、ハチ北高原で採って来た昆虫を標本にしていきます。
うまく出来るかな?
八木研究員のセミナー卒業生のお兄さんたちが優しく指導しています。
そして今日は、申込不要のオープンセミナーがたくさんありました。
4階のひとはくサロンでは、毎年好評の「昆虫標本づくり実演コーナー」。
今日は初日で、8月中の毎土・日・月13:00〜15:00実施します。
「昔に比べて昆虫は減ったの?」「なぜ触覚は必要なの?」 なんて質問が飛んでいました。 昆虫標本づくりを近くで見て、プロがたじろぐぐらいにどんどん質問してみよう〜。 そして、昆虫写真家 栗林慧さんの鳴く虫撮影時のとっておきのお話「鳴く虫撮影の思い出」が2階でありました。 栗林さんは、今日のために長崎県からお越しくださいました。 立ち見のお客様がでるほど盛況で、大人も子どもも栗林さんの話に熱心に聞き入ってました。
「鳴く虫を見つけるだけで大変なのに、さらにそれを撮影をするのはもっと大変」と栗林さん。
「カンタンは名前は簡単だけど、写真を撮るのは難しい。」なるほど〜。 講演終了後、栗林さんのサインを求めて長蛇の列ができました。
栗林さんが、サインをした後にお一人お一人に「お元気で!」と声をかけておられたのが印象的でした。
毎週土日祝に実施しているフロアスタッフとあそぼう、今日のテーマは「けんちくかの日〜自分の家をつくろう〜」でした。 スペシャル講師、山崎研究員の説明です。
自分の家を作った後に、街をつくります。 保護者の方も熱心に自分の家を作っています。
あんな家 こんな家が出来上がりました。
そして、みんなの街が完成!
あなたは、どんなマイホームを作りたいですか?
このイベントは明日もやります〜。
ひとはくでは、このようにいろいろな申し込み不要のオープンセミナーがあります。是非、参加してみてくださいね。
ひとはくの楽しい一日でした☆
小林美樹(生涯学習課)
本日(8月1日)から、始まった「まちまるごとミュージアム」のオープニングセレモニーに参加してきました。
今日は、加東市マスコットキャラクターの「加東 伝の助」くんも参加しています。
◆加東 伝の助くん(←手の位置に注目してください!)
◆テープカットのようす(伝の助くんがハサミを持っています)
森 ひとはく次長のあいさつ
(伝の助くんの手の位置は・・・)
◆加東市のお友だちを代表して、高尾くんからのメッセージ(伝の助くんの手の位置は・・・)
伝の助くんの手の位置は、ずーと同じです。疲れないのかな〜(まるで、顔を おさえているようです!!)。
オープニング セレモニーが終了し、みなさん、ギャラリー(展示室)へ。
どんなものが展示されているのか、主な展示物をご紹介します。
◆魚竜化石のレプリカ
◆トリケラトプスの前で、ハイポーズ!
◆モルフォチョウの展示
◆世界の甲虫類の展示
◆キベリハムシの拡大模型(台の中を通って、お腹側がのぞけるよ!)
◆7月29日に行われた「子ども大昆虫調査隊」のみんなが描いた昆虫の絵
◆「市民コーナー」では、標本をみながら、お絵かきができます。
◆加東市在住の徳平くんと高尾くんの「加東市の昆虫」標本の展示
◆おおきなアンモナイトの化石(これは、さわっても、いいですよ!)
◆ギャラリーの入口(滝野図書館2階)
「まちまるごとミュージアム」は、加東市滝野図書館2階ギャラリーで
8月1日(土)〜8月9日(日)の間、開催しています(ただし、3日は休館日です)。
みなさんで、見にきてくださいね。
なお問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)
さて、お話はつづきます。大谷研究員が合流し、いよいよヘルンさんの愛した鳴く虫のききわけ!でございます。
ひとはく連携Gのきんひばりの精鋭8名も馳せ参じ、珍元斎、写楽斎(きんひばりにも属している)も応援しての、鳴く虫講座のはじまり、はじまり・・・
昼間のときとはうって変わって、すっかり女の子たちの虫を見る目もおだやかになりました。ちょっと愛情が芽生え始めて参りました。
ちなみに左の女の子は、昼間キリギリスから逃げ回っていたのに、のぞきこんでいます。
いよいよ虫の声をききに、いざ、外へ!
さすが、凡さんに五感を鍛えられている子どもたちは耳がとてもよく、すぐに虫の声に耳のチューニングが合いました。
すごい!パチパチパチ・・・・
マダラスズ、コガタコオロギ、ヤブキリ、ケラの声を聞くことができ、大満足でございます。大谷研究員によりますと、温度が低いため6月に鳴く虫が鳴いているとのこと。
しかし、強い雨が降り始め、退散と相成りました。聞くところによると、松江市の担当の福間さんも凡さんも雨男とのこと、ここは、晴れ男の大谷研究員の踏ん張りどころでございます。
つづく・・・・
ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。さて、「ぎっちょん君。松江に参上!」の一席でございます。
時は、7月29日。松江市の行う「子ども塾 スーパーヘルンさん講座」に特別講師として、大谷剛研究員と珍元斎が招かれたのでございます!五感を鍛える・・・特に今回は音がテーマ!天気はくもり、でございますが、さすが、神々の国の首都、宍道湖は神々しい美しさでございます!
松江市役所で父母と別れた総勢17名の子どもたちをのせたバスは一路、宍道湖畔をひた走ったのでございます。天気がちょっと心配でございます。
ちょっと早めに目的地の一畑にある研修施設サンレイクに到着。
松江市の担当さんから、いきなり「早く着いたので、何かお願いします!」という依頼を受けた珍元斎は、連携Gきんひばりからあずかったキリギリスたちをば、ドアを閉め、室内に放ち、まずは、キリギリスをさわる!ことから始めました。
そして、小雨のなかの虫さがしでございます!エンマコオロギやバッタの赤ちゃんを見つけ、なんと立派な角のカブトムシまで発見。
なんとか時間はうまく流れ、そして、一 行が向かったのは、 一畑薬師でございます。お坊さんのお話と指導のもと、座禅体験をしました。標高200Mある寺は静寂に包まれています。そんな中。雨や風の音、ヒグラシや鐘の音など、この寺の音につつまれながらの座禅、子どもたちはしっかりと座禅が組め、お見事!拍手喝さいでございます。
まずは講談「虫売り」から。応援部隊の河南堂四十一斎と写楽斎とともに、ヘルンさん(小泉八雲のこと)が好きだった虫売りが登場したのでございます。
ぎーす、どうどすー・・・・松虫どうどすー・・・鈴虫どうどす・・・・と売り声をあげる河南堂一座。
そして、ヘルンさんと喜六の掛け合いで、虫売りの歴史を語ります。
口上をのべる写楽斎。
仕事をさがす喜六を四十一斎。ヘルン先生は写楽斎。
寸劇を交えながら、子どもたちの五感に訴えます!
講談体験ワークショップ。まずは凡塾長に、早口言葉で活舌をよくするネタ「ういろう売り」をやっていただきました。
そして、得意のセミの鳴きまねも披露。ツクツクボウシ、アブラゼミ・・・みんなわかったかな?
そして、子どもたちにも「ういろう売り」のほか、リズムをつけるネタ「宇治川一番渡り」をば。
お手本?を見せる河南堂写楽斎・・・・
恥ずかしがってましたが、女の子もチャレンジ!
虫 売り体験は、参加者殺到で盛り上がり、鳴く虫を愛したヘルンさんの生きた明治時代にタイムスリ ップしての講談ワークショップと相成りました! つづく・・・・・
7月26日に、ぎっちょん君講談の第2弾!開催しました。今回は河南堂一座は急激に若返り、小学生、中学生、高校生が出演しました。
最初は3人とも恥ずかしそうです・・・
まずは、本日デビューした河南堂十七斎。ミツバチのハチリーナ役です。本当に十七歳なんです・・・。となりはフロアスタッフ、テントウムシのテンコちゃん。
ぎっちょん君は河南堂写楽斎。中学1年生。そして、ぎっちょん君と戦うカマキリのカマオ君は、河南堂売斎。小学6年生です。
だんだん乗ってきました。珍元斎とノコギリ演奏!
戦いはやはり力で勝るカマキリの勝ち!でも、ぎっちょん君はタタンポの綿毛で飛んで逃げます。
緊張もだいぶ解け、必死に戦います。
ぎっちょん君も成長し、恋の季節がやってきて、メスのキリギリス、キリコと出合い・・・・さあ、この恋のゆくえはいかに!
キリコ役はフロアスタッフの笹山さん。2回目で演技にも磨きがかかりました。
講談+寸劇のあとは、お話をきいて感じたものを、短冊に絵と五七五の俳句で表 現しました。
短冊は横でも縦でもOKで、俳句も季語なしでOK!自由にかきました。
ぎっちょん君やチョウ、トンボなどみんなの頭の中に浮かぶ虫でいっぱいになりました。
かわいい作品がたくさんできました。
最後は珍元斎の描いたぎっちょん君扇子をジャンケンポンでプレゼント!
この時描いた短冊は、記念に持って帰った人を除いて、展示する予定です。 次回のひとはくでのぎっちょん講談は8月31日です!乞うご期待!
ぎっちょん君チーム 川東丈純
今月28日に関西国際空港を出発したボルネオジャングル体験スクールの
その後のレポートを心待ちにしている保護者の方もおられるでしょう。
いま彼らはジャングルの奥地、もっとも通信環境の悪い所にいます。
予定では今朝からジャングル内をトレッキングした後、午後には
研究者用の「フィールドセンター」から観光客向けの「レインフォレストロッジ」に移動します。
▲フィールドセンターの外観 ▲レインフォレストロッジの外観
▲フィールドセンターの室内 ▲レインフォレストロッジの室内
▲フィールドセンターの食事 ▲レインフォレストロッジの食事
(デザート付きです!!)
便りがないのは無事な証拠。
今晩あたり、現地レポートが届くかもしれません。お楽しみに!!
(生涯学習課長 平松紳一)
自然・環境評価研究部の先山 徹です。7月20日〜25日に兵庫県立大学主催のアカデミック・ツーリズム・プログラム「2009年 皆既日食クルーズ」に講師として参加しました。
ひとはくからは私と自然・環境マネジメント研究部の大谷 剛さんが参加し、すばらしい皆既日食を体験することができました。
くもり空の中「ふじ丸」という豪華客船で出発。天候が心配です。
船の中では公開講座やいろいろなイベントがあり、私と大谷さんは小笠原の自然について話をしました。
7月22日、いよいよ日食当日の朝、観測地の北硫黄島近海に到着すると、20日から続いた曇り空がうそのような青空が広がっていました。
北硫黄島は、いかにも火山島という風貌の無人島です。飛んでいるのはカツオドリです。
波の静かな海面には雲が映るんですね。
参加者は500人以上。午前8時半に全員集合し、グループごとに決められた場所に向かいます。
甲板へ上がると、それぞれシートを敷いて場所を確保し、それぞれ工夫を凝らした装備で撮影に備えています。それに引き換え、私はポケットサイズのデジカメひとつ。この時点で皆既日食の写真はあきらめました。
いよいよ日食の始まりです。まずは部分日食の観察です。
10時5分撮影。太陽の右端が欠け始めているのがわかりますか。
10時18分撮影
10時43分撮影 だいぶ欠けてきました
ピントを合わせるのが難しいです
11時22分撮影。世紀の一瞬まであと少しです。
木漏れ日で観察するのと同じように、発泡スチロールのボードに穴をあけ、白紙の上に部分日食を映してみました。
太陽の形が全部同じです
これは何の影でしょうか?
クラッカーでした。
そうこうしているうちに、あたりが急激に暗くなります。そして、この直後、太陽は一瞬ダイアモンドリングの光を残して月の影に隠れてしまいます。
黒い太陽です。皆既日食は6分あまり続きましたが、皆ほとんど無言で、ただ黒い太陽を眺めていました。
私のカメラでは、この程度の写真が限度でした。
ダイアモンドリングと皆既日食のきれいな写真は、撮影の上手なスタッフから分けていただくことにしました。
皆既日食の最中は、周囲に360度夕焼けのような景色が広がり、頭の上だけが暗いという、不思議な光景でした。
その晩は、さっそくそれぞれの発表会が開かれ、自慢の写真が披露されました。見事な写真が映されるたび、会場はどよめきやため息に包まれ、改めて昼間の感動を思い起こしました。
翌日の23日には父島に上陸し、大谷さんは昆虫、私は岩石について案内しました。そちらも天気が良く、大満足の一日でしたので、また改めてご報告いたします。
今回のクルーズは、およそ6分間の皆既日食を見るために、6日間の船旅をおこない、そのための準備に6年間を費やしたそうです。実施に当たっては、西はりま天文台公園の黒田園長をはじめ、スタッフのみなさんの尽力は並大抵のものではなかったと思います。黒田先生、県立大やボランティアで参加されたスタッフの皆さん、さらに様々なイベントをしていただいた皆さんには、この場でお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
(自然・環境評価研究部 地域環境地質研究グループ 先山 徹)
第11回ボルネオジャングル体験スクール
現地レポート(あと何回できるか?!)
平成21年7月28日(火)午前9:00に関西国際空港に集合した一行は、出発式をすませ見送りに訪れた多くの家族のもとを離れ、
大きな期待と不安とを胸にマレーシア航空051便に搭乗しました。
曇り空の関西国際空港を飛び立った飛行機は、一路南へ、ボルネオ島目指しました。沖縄の上空に差し掛かった辺りで空は快晴に変わり、美しいサンゴ礁の島々を眼下に眺めることができました。
途中気流の乱れから、機体がかなり揺れる場面もありましたが、約5時間後無事にコタキナバル空港に到着しました。
コタキナバルの近代的な空港から、バスで15分ほどのハイアット・リージェンシー・ホテルが今日の宿舎です。
ホテルの立派な会議室お借りして、事前学習会で準備してきた班毎の発表を、コンテスト形式で開催しました。
空手の演武あり、流暢な英語のプレゼンテーション、桃太郎の寸劇ありと、バラエティーに富んだ発表会ばかりで、審査も難航しましたが、
第3班の「日本の食事」が優秀賞に選ばれました。
夕食はホテルの中華レストランで、おなかいっぱいいただきました。
スクール初日で、まだまだ元気いっぱいですが、明日からはいよいよラハダトゥへ移動し、
ダナンバレーでの本格的なジャングル体験の始まりです。
2009年7月28日現在、全員元気に旅を続けております。
マレーシア コタキナバル より(写真のデータが読み込めないアクシデントに見舞われ、多くお見せできないのが残念です・・・・)
明日以降の通信環境によっては、しばらく途切れるかも知れませんが、とにかくがんばってみます
西岡・八尾
今朝、関西国際空港にボルネオジャングル体験スクールに参加する
第11期生28人がそろいました。
今年は新型インフルエンザなどの影響もあって、実施が危ぶまれましたが、
全員元気な顔で保護者の方々と一緒に集合することができました。
出発式のあと見送りの方々に明るく手を振りながら、搭乗口に向かいました。
▲1班 石田研究員とスクール生
▲2班 上田研究員とスクール生
▲3班 八尾指導主事とスクール生
8月4日の早朝、日本に帰ってくるまで、緊張と興奮のなかを毎日過ごすことでしょう。
今年はマレーシアとの通信環境も整備されてきたので、このブログで現地からのレポートができます。お楽しみに!!
(生涯学習課長 平松紳一)
さて、夏休みに入っても雨が多く、なかなかすっきりしないですね。
こんな日は、涼しいひとはくの館内で楽しんでみませんか?
ひとはくは夏休み期間中、無休。毎日いろいろなイベントがあります。
今日は、11時から4階ひとはくサロンで赤澤宏樹研究員による
「ミニ逆さビデオカメラをつくろう」が始まりました。
申し込み不要なので、さっそく館内にいた子どもたちが参加しました。
お父さん、お母さんと一緒に楽しく作っておられました。
このセミナーは10月24日(土)にも開催されます。
15時からはフロアスタッフと遊ぼう「星座万華鏡」が始まりました。
夏の星座についてお勉強した後、紙コップと分光シートで「星座万華鏡」をつくりました。
▲まずはお勉強から・・・
▲説明を聞きながら・・・
▲上手にできましたね。さすが5年生!!
明日もあります。是非ご参加を!!
昨日のラジオ関西でも紹介された「ぎっちょん君の変身コーナー」には
一日中子どもたちの姿が絶えませんでした。
丹波で発見された獣脚類・ティラノサウルス類の歯や「丹波竜」の化石、
さらに、企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」も8月末まで開催しています。
明日26日(日)は、
11:00〜デジタル紙芝居
11:30〜展示室ツアー
13:30〜「実演・解説!丹波の恐竜化石」
14:00〜鳴く虫講談「のこぎり名人 ぎっちょん君誕生!」
15:00〜FSと遊ぼう「星座万華鏡」
と一日中楽しいオープンセミナー・イベントがあります。お楽しみに!
ぜひ、この夏、ひとはくに何度もお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
「ぎっちょん君参上!」展の出前イベントで7月29日〜30日、松江に行きます。
http://www.city.matsue.shimane.jp/jumin/shisei/kouhou/shihou_matsue/2106/event.htm
今回は、松江市の依頼で、小泉凡さんが塾長を務める子ども塾「スーパーヘルン先生講座」の特別講師として、大谷剛研究員と謎の講談師河南堂珍元斎が出演します。子ども塾は子どもの五感力をはぐくむためにはじめた講座で、今回で6回目。過去の講師には佐野史郎さんとかもいます。今回のテーマは五感でも特に耳。耳で虫の声の聞きわけや耳で講談をきいてそのイメージの絵を描くことです。その中で使う体験版「虫売り屋台」完成しました。この屋台はひとはくが誇る木工職人T.ケンヂの作品で、現在展示している県立美術館のフジワラヨシカツMTの作品より小ぶりで、子どもたちでも担ぐことができるようになっています。
制作過程をご紹介します。
まず、枠組みから・・・ガタつかないように、しっかりと寸法をはかります。
つづいて、木枠に障子紙をはるための枠をば打ち付けて・・・
そして、屋根づくり・・・
木工職人の血が騒ぎ、現在展示中の屋台より、いっそう精密さが増していき・・・
屋根の仕上げは、すだれを張り付け・・・格調高くなりました。
障子を張り付けて、ついに完成!虫売りだけでなく「うどん」も売れそうです!
この虫売り屋台は、松江でのデビュー後、ひとはくでも、みなさんの体験撮影用の屋台として8月から展示します。
乞うご期待!
川東丈純
みなさん「日食」は見れましたか?
ひとはくでも三田市の「子ども環境セミナー2009〜第1回 藍の生葉で古代染めをしよう」に参加したメンバーが、本来のセミナーの前に日食観察をしてました。
▲日食のしくみとは・・・わかりやすく教えてくれました
このときの詳しい写真は、今日の八木研究員のブログを見てください。
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_377/
さて、夏休みに入って、ひとはくも賑わってきました。
生涯学習課長としては嬉しいですね(^o^)
今日の団体の一つ、相生市から「中学生理科研修会」のみなさんが2つの特注セミナーを受講されました。
1つは、池田忠広研究員の「丹波の恐竜化石」についてのセミナー。
毎年、冬に行われる発掘期間中の2ヶ月半は、三枝春生主任研究員とともに毎日休まず発掘現場で奮闘している池田研究員から、恐竜の知識から最新情報まで・・・生徒たちは熱心に聞いていました。
▲池田研究員の話を聞いて、恐竜の発掘をやってみたいと思ったかな?
2つ目は、古谷裕主任研究員の「顕微鏡で見る化石」
一人ずつ実体顕微鏡で微化石を観察しました。
教科書や図録で見る化石と違って、目の前の本物の化石・・・
暑い中でしたが熱心に顕微鏡をのぞいていました。
▲実体顕微鏡で見る微化石 とってもきれいだったでしょ
ひとはくでは団体向けに特注セミナーをやっています。
メニューも豊富。詳しくはホームページで「ひとはく手帖2009」p.24〜p.29をご覧ください。
http://hitohaku.jp/education/main.html
午後になって、子ども環境セミナーのメンバーは本題の藍の生葉で古代染めに挑戦!
講師はNPO法人 人と自然の会のみなさんです。
▲子どもたちに丁寧に指導する人と自然の会のみなさん
大セミナー室では、有馬高校の科学部のみなさんが鈴木武研究員とタンポポ調査のまとめをしていました。たくさんのデータをまとめるのは大変そうでした。
▲膨大なデータを一つ一つ慎重に確認していました
今日は、このほかにもホロンピアホールで北摂三田高校吹奏楽部のみなさんが練習していました。大会も近いようですね。がんばってください!!
そして私は・・・
午後から小学校の先生方の下見対応に追われていました。
2学期以降、ひとはくに来館を予定されている小学校の先生方です。
下見のついでに、夏休み中の夏季教職員セミナーの紹介もしたところ、
「まだ申し込めますか?」「大丈夫です。定員になったものから締め切っていますが、まだ申し込めるセミナーもありますよ」と紹介しました。
みなさんもこちらからどうぞ!
分野別、夏季教職員セミナーのところをご覧ください。
http://hitohaku.jp/education/09bunya/index.html
今年から始まった教員免許状更新講習の申し込みはこちらから!
http://rikashien.jst.go.jp/teacher/index.html
さて、ひとはくでは夏休み期間中、無休です。
毎日いろいろなイベントがあります。
丹波で発見された獣脚類・ティラノサウルス類の歯や「丹波竜」の化石、
さらに、企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」も8月末まで開催しています。
今度の週末には、
■25日(土)11:00〜「ミニ逆さビデオカメラをつくろう」
■26日(日)14:00〜鳴く虫講談「のこぎり名人 ぎっちょん君誕生!」
などもあります。お楽しみに!
ぜひ、この夏、ひとはくに何度もお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
さて、「ぎっちょん君ラジオ関西出演ものがたり」の一席でございます。
時は7月8日でございます。
ラジオ関西の林真一郎アナウンサーがバッタロデオにのってさっそうと現れました。
「ぎっちょん君参上展の取材をさせていただlきたい!」とのこと。大谷・八木研究員がたまたま不在で、小林みずいろ、いや、小林みき広報担当と謎の講談師河南堂珍元斎が案内することになったのでございます。
林アナウンサーは、4Fの巨大キリギリスぎっちょん君に驚き、2Fの企画展示室では、ケラが鳴くことを知り驚き、特に巨大な世界のぎっちょん君の標本にはびっくり!あとは、日本の鳴く虫の標本や栗林慧さんの瞬間写真、小泉八雲展示や虫売り屋台など、熱心に取材をされ、珍元斎にインタビュー。
そして、再び4Fのぎっちょん君着ぐるみコーナーに足を踏み入れたとたん、ぎっちょん君展示が林アナウンサーの着ぐるみ好きのハートに火をつけたのでしょうか?
あれよあれよとさまざまな虫に変態・・・いや変身する林アナウンサーでございます。
そして、再びバッタロデオでさっそうと去っていく林真一郎アナウンサーでありました。
この模様は、7月24日(金)16時30分から17時までの「時間です!林編集長」 の放送にて・・・・
「ぎっちょん君ラジオ関西出演ものがたり」
の一席でございました!
ぎっちょん君チーム 謎の好男子・・・講談師 河南堂珍元斎
梅雨明け間近、いよいよ夏本番ですね。
まちにまった夏休み、楽しんでますか??
7月12日(日)に実施した『フロアスタッフとあそぼう−画はくの日−』では、
博物館2階の「初夏の鳴く虫と巡回展〜ぎっちょん君参上!〜」展示室にて、鳴く虫を描いていただきました。
すごい集中力で、真剣に描いています。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
完成した絵は、4階の休憩コーナーに飾ってあります。どの作品が「ひとはく博士賞」に選ばれたのか、チェックしてみてくださいね。
さて、来月のイベントは以下を予定しております。
【フロアスタッフとあそぼう】
8/1 (土)、2 (日) 「けんちくかの日〜自分の家をつくろう〜」
8/9 (土)、10(日) 「画はくの日〜鳴く虫を描こう〜」
8/15(土)、16(日) 「ひとはくふしぎ発見!」
8/22(土)、23(日) 「ヒオウギガイうちわづくり」
8/29(土)、30(日) 「鳴く虫宝探しラリー」
【ふかたん(深田公園うきうき探険隊)】
8/22(土) 「夏の虫を探そう」
そのほか、毎日のもよおしも、ございます。詳しくは“うきうきカレンダー”をご覧ください。(HPから見ることができます)
夏の楽しい思い出づくりに、是非ひとはくへ!
みなさまのお越しを心よりお待ちしてます!
岡本 知佳(フロントスタッフ)
7月18日(土)アースシアターで「皆既日食、直前案内〜黒い太陽を見よう〜」を行いました。
7月22日は日本で46年ぶりに見られる皆既日食。そして皆既日食の見える時間が、21世紀で一番長い皆既日食です。多くの方々がトカラ列島や硫黄島付近に出かけます。自然現象で一番すばらしく、神々しいといわれており、皆既日食を一度見ると日食病にかかる方が多くいらっしゃると聞いています。皆既日食があると必ず世界のどこまでも出かけていってしまうという病気です。
三田では残念ながら部分日食ですが、でも、8割程度太陽がお月さんに隠れます。なかなかめぐってこないチャンスです。しっかり、事前学習をして安全に見ましょう。
「あちこち電話で問い合わせてやっと日食の直前学習講座を受けることができます。」と話してくださったお客さまもいました。ワクワクしながら開始を待っています。
はまぎんこども宇宙科学館より
日食の種類もいろいろあります。今回、博物館のある三田で見ることのできるのは部分日食です。
安全に日食を見るために、日食メガネが必要です。直接太陽を見たり、サングラスなどで見るのは絶対にしないでくださいね。
7月22日のお天気が心配です。晴れたらいいね!
参加者に抽選で日食メガネをプレゼント。
日食の観察でやってはいけないこと
世界天文年2009日本委員会
田中慎悟(NPO法人人と自然の会・星の会)
さて、講談「虫売り」の一席でございます。・・・・・・・・
と、河南堂珍元斎一座による寸劇講談ではじまりました企画展「ぎっちょん君参上!」のスペシャルイベント「小泉八雲と鳴く虫」。
スペシャルゲスト、小泉凡さんが父上、時さん(小泉八雲の孫)が亡くなったため、急きょ、出演できなくなってしまい、野球でいうと4番バッター抜きでの開催でしたが、
鈴木武研究員の応援と、川東珍元斎のアドリブ紙芝居「小泉八雲物語」に差し替えての開催となりました。
寸劇は、いつもの河南堂四十一斎(虫売りの喜六)と河南堂御免奈斎(八雲:ヘルン先生)。時は、明治31年。江戸のにおいの残る市谷富久町のヘルンさんの家に、近所に住む喜六が訪ねてくるところから、はじまります。「また、仕事やめてしまいましてん・・・」という喜六にヘルン先生は「虫売り」の仕事を紹介し始め、「虫売り」の歴史の講釈をはじめます。
小泉八雲の「虫の音楽家」というエッセーをもとにした珍元斎オリジナルの講談で、県立美術館藤原義勝ミュージアムティチャー制作の虫売り屋台を使った「虫売り」の再現が見もので、喜六が虫売りの売り声がどうしてもきんぎょ売りになってしまい、教えていたヘルン先生までも「さお竹売り」になってしまうという、けったいなお話です・・・・
「あー聞いてみたいなあ」とこのブログを見て気になった方は、ぜひ、企画展「ぎっちょん君参上!」の小泉八雲展示コーナーへ!屋台の前の床几に座ると、鳴く虫の声のあとに、講談「虫売り」が聞こえてきますので、一度お聞き下さいませ。
小泉凡さんのパワーポイント約100枚をもとに、兵庫文学館担当時代のキャリア?を生かして、八雲の人生や神戸時代のエピソード、愛した鳴く虫のこと、友人の凡さんについてなど、前列に陣どった子供たちとのかけあいで、なんとか4番不在をしのいだ珍元斎でありました。
さあ、つづいての登場は4番の代打、鈴木武研究員。八雲が神戸に来たわずか5年後に神戸にあらわれた、英国人ゴードンスミスのおはなし。
ゴードンスミスは、スミスネズミのタイプ標本を神戸で発見しました。 そしていろんな日本の生き物の採取し、標本を英国に送っています。そのスミスネズミが最近六甲山で、猫のタツマキ君の活躍で再発見されたエピソードやスミスさんが八雲の著作を読んで興味をもった虫売りの屋台をまるごと買い取った話などをこれまた紙芝居風に紹介しました。そして、なんと八雲とおなじように明治日本の会談の採話もしていてびっくりです。
つづいて、大谷剛研究員の「八雲の聞いた鳴く虫」です。昨日完成した「ぎっちょん君ハウス」のデビューと相成りました。参加者は真っ暗ななかで、八雲の愛した鳴く虫の音に耳をかたむけました。
聞きわけの訓練のあとは、深田公園へ。この日はまだ時間は早くマダラズスとシバススしか鳴いていませんでしたが、バッタを捕まえたりして、虫とたわむれ虫を愛した八雲に思いをはせました。
最後になりましたが、小泉八雲の偉業を広く世界に伝え、そのバ トンを見事に息子凡さんに渡された小泉時さんのご冥福を祈ります。 八雲愛用の虫かご
みなさんも八雲の愛した鳴く虫を体感しに、ぜひ、ひとはくへ!八雲の作品と鳴く虫と講談がみなさんをお待ちしています。
ぎっちょん君チーム 川東丈純
いよいよ夏休み。といっても終業式がまだの学校もあるようですね。
それでもこの3日間は3連休だったはずです。
今日も館内は家族連れなど大勢のお客様でにぎわいました。
▲ぎっちょん君の変身コーナーも終日にぎわっていました
今日は「海の日」。ということで、午後に来館された子ども会向けに、
小林文夫主任研究員の特注セミナー「海の一生」があったのでのぞいてみました。
▲地球儀を片手に熱く語る小林文夫主任研究員
「海は広いな♪大きいな♪〜」
その海にも「紅海」のような生まれたばかりの海、
青年期の海「大西洋」、壮年期を過ぎた海「太平洋」
そして、「地中海」は晩年期の海なんですね。
ひとはくでは団体向けに特注セミナーをやっています。
メニューも豊富。詳しくはホームページで「ひとはく手帖2009」p.24〜p.29をご覧ください。
http://hitohaku.jp/education/09techou/09techou_all_page.pdf
今日は祝日。ということで土・日・祝日いつも15時からやってる「フロアスタッフと遊ぼう」をのぞいてみました。この3連休は「川で魚つり」です。
▲みんなうまく釣れたかな?
今日は特にたくさんの子どもたちが魚釣りにチャレンジ!
スタッフの笹山さん、美濃さんも大忙しでしたね。
▲つりの後は「魚のお話」と「外来魚についての紙芝居」
一番たくさん釣った子どもには「表彰状」までプレゼント!
ほかの子どもたちも、「ぎっちょんくんポイントカード」にスタンプをゲットしていました。
今度の週末25,26日は「星座万華鏡」です。こちらも、ぜひご参加ください!
さて、ひとはくでは夏休み期間中、8月31日まで無休です。
毎日いろいろなイベントがあります。
丹波で発見されたティラノサウルス類の歯や「丹波竜」の化石などの展示、「ひとはく恐竜ラボ」でのクリーニング作業も毎日やっています。
さらに、企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」も8月末まで開催しています。
今度の週末には、
■25日(土)11:00〜「ミニ逆さビデオカメラをつくろう」
■26日(日)14:00〜鳴く虫講談「のこぎり名人 ぎっちょん君誕生!」
などもあります。いずれも申し込みは不要。
ぜひ、この夏、ひとはくに何度もお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
連休、初日。みなさん、いかがお過ごしですか?
今日のひとはくをご案内します〜。(。・ω・)ノ゙
今日ご来館してくださった方も、ひとはくへ行くことを検討されてる方もどうぞ〜。
今日からティラノサウルス類の歯をみなさんに見ていただけるようになりました。
今日の朝刊に掲載されたこともあって、朝から大勢のお客様がお越しくださいました。
3階丹波の恐竜化石展示コーナー 早速、篠山からお越しくださったお客様
実際に肉食恐竜の歯を見てどうでしたか?「ちっちゃい?」「大きい?」
館内はティラノサウルス類の歯の展示以外にも、魅力満載。
今、開催中の「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」が展示してある2階へ降りてみましょう。
ん〜、誰かが喋ってますね。
声は2F企画展示室前虫売り屋台から聞こえてきます。そして、その前に人だかりが。
ひとはくが誇る、謎の講談師「河南堂珍元斎」の虫売りの講談でした。
ゆっくり座って、講談を聞くことができますよ。
あっ、イベントをやってますね。なんのイベントでしょうか。
どんな魚が釣れたかな?このイベントは明日・明後日も実施します。
この他、フロントスタッフのイベントは毎日あります。是非参加してみてね。
展示室ツアー デジタル紙芝居
さて、4階に上がってみましょう。セミナー何かやってるかな?
三枝主任研究員と池田研究員のセミナー「カエル骨格作成教室」が実験セミナー室でやっています。少し覗いてみましょう。
カエルの内臓の話を聞いた後、トノサマガエルを解剖しています。
今日のセミナーが終わったら、「ポリデント」につけて明日もっと肉を剥がしやすくするんだって。
セミナーの様子。 外からも見学出来ます〜。
明日も見学できるよ。
4階サロンには、「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参上!」に合わせて虫の着ぐるみも置いてあります。
いろんな衣装があるよ 着替え完了〜
はい、チーズ。かわいい〜☆
青い服を着てカメラを持ってウロウロしている職員がいたら、それは私です。写真撮りますよ〜。
逃げないでね。('-'*)ヨロシク♪
ひとはくは8月末まで、休まず開館してます。ご来館お待ちしています☆
小林美樹(生涯学習課)
2009年7月18日(土)連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」第4回を行いました。今回のテーマは森の昆虫。担当は、大谷研究員です。ひとはく連携グループNPO法人さんぴぃすの方もスタッフとして参加してくださいました。受講者は10名と少人数でしたが、遠く福井県から来てくださったご家族もいました。
一向は、芦有ゲートを出発し、旧あしや村(芦屋市青少年野外活動センター)へと続く山道をゆっくりと登りながら、昆虫採集をしました。あちこちで「あ!」「つかまえた」「先生これなに?」など声が上がります。そのたびに大谷研究員が「どれ」と言って解説をしてくれました。少人数ならではの特典です。キマワリやアカハナカミキリといった甲虫が多くとれました。時には、虫かごに入れている間に、ウスバカゲロウの成虫がオサムシに食べられてしまう場面も。食物連鎖を目の当たりに。
(写真左)外は暑くても森の中はひんやり、(写真右)昆虫少年からの質問
あしや村は海抜400m〜500m。車が通れる道路はありません。かつては子供たちのレクリエーション施設として、キャンプ場やアスレチック施設が整備されていたそうです。しかし、阪神淡路大震災で施設が利用できなくなり、昨年完全に撤去されました。今は森が広がるのみです。阪神芦屋駅からわずか4kmの場所にこんな環境が、と驚きです。
(写真左)森の中に池が出現、(写真右)イモリがたくさんいました
最後はみんなでつかまえた虫を確認。見たり声を聞いただけの種類を含めて22種類の昆虫を確認しました。下の写真の昆虫は、尻があがったように見えるのでシリアゲムシの仲間なんだそうです。
★★★★★★彡
来月の芦屋セミナーは、8月13日(木)「真夏の鳴く虫を聞く」(担当:大谷研究員)です。真夏の夜、虫の声を聞きながら涼んでみませんか?夏休みの思い出にも。
詳しい情報、申し込みはこちら→ http://hitohaku.jp/education/main.html
(自然環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)
7月11日(土) 4Fひとはくサロンで 「ぎっちょん君ハウスを描こう」イベントが行われました。
登場からおおよそ1か月。ちょっと夏ばて気味で疲れていたぎっちょん君のお色直しからイベントは始まりました。 初めてのお色直しに緊張気味のぎっちょん君。目をつり上げながらその時が来るのを待ちます。
参加してくれた子どもたちは、ペンキが服につかないようにビニールの袋で作った即席の作業着を被りぎっちょん君に向かいます。 珍元斎さんの合図で一斉にお色直しにかかりました。
大きな刷毛や絵の具の筆など、思い思いの道具で好きな色のペンキでどんどんお色直しを進めていきます。あっという間に予定の時間を過ぎました。ようやくお色直し完了!!ちょっと男前になったぎっちょん君。とても満足そうでした。
引き続いて後半。ひとはくに取材にお越しになっていた、兵庫県の広報専門員の米田さんにも飛び入りで参加していただきました。お姉さんの合図で、今度は一斉にぎっちょん君ハウスの外壁となるボール紙にペンキで絵を描きました。
こういう時の子どもの感性って本当に素晴らしいですよね。みんないきいきと、そして黙々と筆を走らせていました。中には、手のひらや足の裏にペンキを塗って手形・足形を描く子もいました。広報専門員のお姉さんも絵筆をもち、はばタンを描いてくださいました。
最後に記念写真を撮りました。
明日も楽しいイベントがあるよ!! ひとはくに来てね!!
情報管理課:八尾
帰ってきたファーブル。といっても、ジャン・アンリ・ファーブルが生き返った
わけでもなく、あの日高敏隆先生の著作「帰ってきたファーブル」の紹介でもありません。
時は、7月5日。場所は、有馬富士公園の有馬富士自然学習センター。
昨年実施した「ひとはくファーブル大作戦!」のなつかしいイベントが1日だけ帰ってきたのであります。
その模様を紹介します。
自然学習センターの動物のふんを紹介する企画展「森のそうじ屋さん」にちなみ、巨大ふん玉、スカラベのかぶりものを従え、橋本佳明研究員といってきました。
タイトルは河南堂珍元斎のお絵かき講談「うんち大好き すからべぇ」です。
寸劇つきの参加型講談で、こどもたちに、主役の「すからべえ」やふん玉を力づくで奪いとる「すからべえもん」、手伝うふりをしてふん玉を奪おうとする「すかはち」をやってもらいました。
すからべえとすからべえもんは、6年生の男の子たちで、たちまわりも恥ずかしがらずにやってくれ、上手いもんでした。
なんと、すかはちは3歳のかわいい男の子。ふん玉をだましてとるような子に決して見えないのが、とてもよかったです。
講談のあとは、うんち虫博士、橋本佳明研究員のファーブル+ふん虫講座。
パワーポイントでやらずにあえてアナログに紙芝居風にしました。紙芝居のおっちゃんは子どもたちに大人気でした。
さいごは、有馬富士に生息する生きたふん虫センチコガネやムネアカセンチコガネをさわったり、模型やふん虫を見てのお絵かきです。珍元斎もセンスに描いて子どもたちにプレゼントしました。
このときみんなが描いてくれた絵は、ひとはくの「ぎっちょん君参上!」展でキリギリスの絵と一緒に展示中です。ぜひ、見てくださいね。
ぎっちょん君チーム 川東丈純
企画展「ぎっちょん君参上!」七夕便乗企画!「虫に願いを・・・」好評実施中です。
たくさんの方々が虫さんたちに願いを託してくださいました。見てみると「家族みんなでなかよく暮らせますように」とかスタンダードなものにまじって、「蚊にさされませんように」「虫も元気で健康で生きれるように」「虫の王子さま迎えにきて」など虫らしいものも・・・。
そして、よく見ると「ピアノが上手になれますように」「ヤマハの発表会でうまくひけますように」なんていうのもあります!
おっ、これは・・・。そうです、虫の音楽家鳴く虫に願いをかければ、音楽の演奏がうまくなるかも知れない・・・ということでございます! なるほど。
明日は最大の山場、7月7日です。7日が終わっても、12日までは実施予定ですが、みなさんも2F企画展示室で鳴く虫への願いを短冊に書いて飾り、4Fひとはくサロンの巨大キリギリスぎっちょん君に祈りをささげれば、音楽家としての才能をさらに開花させられるかもしれません。音楽の好きなよい子のみなさん、新たな都市伝説が生まれた“音楽がもっとうまくなるかもしれない展示”企画展「ぎっちょん君参上!」の「虫に願いを」コーナーで虫に願おう!
ぎっちょん君チーム 川東丈純
6月27日(土)にぎっちょん君参上!展のスペシャルイベント、
講談「ノコギリ名人 ぎっちょん君誕生!」を2F企画展示室前
スペースのこけら落とし公演!で行いました。その模様のさわり
を紹介します!
野辺へ出て参りますと春先のことで、空には
ひばりがチュンチュンさえずって、下にはレ
ンゲ、タンポポの花ざかり、陽炎がこう燃え
立ちまして遠山にはスーッと霞の帯を引いた
よう、麦が青々と伸びて菜種の花が彩ってい
ようという本陽気。そんな中、土のなかから
うまれ出ましたのが、このお話の主人公ぎっ
ちょん君でございます。
「あー、やっと生まれ出れたな。うわー、お
てんとさま、まぶしいなあ。クラクラすんなあ。
それにしてもわしの触角りっぱやなあ。われな
がら惚れ惚れすんなあ。
よし、だんだんあしもかたなってきたなあ。」
と体をばくねらせながら、土のかたまりをこえ、
巨大な小石をのぼり、葉っぱだらけの世界へやっ
というような感じで始まりました、まず、登場するのは、 鳴かないキリギリス、ぎっちょん君。ちょっと太めのぎっ ちょん君役は、スペシャルゲストの県立美術館の橋本尚人 さん(河南堂四十一斎)で、ひとはく・美術館連携寸劇講談
珍元斎との共演は、数十回にのぼります。息もぴったりで、
ノコギリ音楽を奏でました。
ほかに登場する虫たちを紹介します。
まずは、ぎっちょん君とえさの花粉を奪い合う、ミツバチのハチリン(FS西口さん)。
そして、ぎっちょん君と戦うカマキリのカマエモン(北村研究員)にぎっちょん君と
恋に落ちるキリコ(FS笹山さん)・・・。
3人とも本番直前の指名とは思えない迷演技ぶりでございます。拍手喝采!
子供たちも飛びいり参加しての大賑わいの寸劇講談でございました。
それから、講談を聞いて、自分で想像した、ぎっちょん君を描きました。リアルなキリギリス派からマンガのぎっちょん君派まで、いろんな絵が
お絵かきのあとは、大谷研究員と深田公園へ生ぎっちょん君さがし!
ショウリョウバッタやカナヘビ、カエル、ハチなどを捕まえました。盛りだくさんの
ぎっちょん君イベントでございました。
次回の講談は、7月26日でございます。乞うご期待!
こんにちは フロアスタッフです。
毎日暑いですがお元気ですか?
ただいまひとはくでは初夏の鳴く虫巡回展〜ぎっちょん君参上〜を8月31まで開催中です。
6月6日に制作しました体長2メートルの巨大キリギリス「ぎっちょん君」もみなさんをお待ちしています。
6月13日(土)・14日(日)には虫をじっくり観察しながら鳴く虫お面をつくりました。
笹の葉さ〜らさら♪一年に一度彦星と織姫が天の川で出会える日、晴れるといいですね。
7月4日(土)・5日(日)に ひとはくサロンで小さな七夕飾りを作ってみましょう。
短冊にどんな願い事を書きましょう?
だぁれ?お金持ちになれますようにって願ってるのは?
7月11日(土)・12日(日)は「画はくの日〜鳴く虫を描こう!」
18日(土)・19(日)・20(月祝)は「川で魚つり」
25日(土)・26(日)は「星座万華鏡」と盛りだくさんのイベントを予定しています。
ぜひ ひとはくへおこしくださいませ。
小野眞弓(フロントスタッフ)
人と自然の博物館の三橋先生から一緒に水生昆虫の標本を作ってみませんかとお誘いを受けたのが,平成12年11月ころでした。その後,人と自然の会の人たちと相談し,封入標本サークルができました。
全国の博物館の中でも水生昆虫の研究者は少ないですが,当館には三橋先生がおられます。その恵まれた環境の中,NPOの中でも水生昆虫の封入標本活動をしているグループは皆無と思い活動を始めました。当初の目的だった『水生昆虫の標本を博物館に展示する』活動の成果の標本は現在もひとはく4階のレファレンスに展示されています。その後ドリームスタジオにも参加することになり,年大体1回の参加ですが,水生昆虫の封入標本を中心に活動しています。平素の活動が余り活発でないのが残念ですが,水生昆虫を調べることにより河川の自然環境がわかります。そのことを念頭においてこれからも皆さんにアピールしていきたいと思います。
さて、6月21日(日)第145回ドリームスタジオ『封入標本を作ってみよう』の開始です。
木村サークル長の司会のもと,小学校低学年の子には少し難しかったようですが,クイズでスタートしました。水生
そのあと封入標本の作り方とラベルの書き方の説明があり,4階玄関前で水生昆虫中心の封入標本の作成をしました。
「今日封入標本を持って帰りたい」と言う子もいましたが,液が固まらないので次のドリームスタジオの日まで待ってと言って納得させました。部屋に戻り,アンケートを書いてもらいましたがアンケートもみんな真剣に書いてくれていました。今回は計画通りに進行し,時間通りに終了することができました。
参加した子どもの年齢幅が大きく,理解してもらうために説明の工夫が必要であること,また水生昆虫の標本をもっと見せてあげられるよう次回に向けて準備したいと思います。
能勢 公紀(NPO法人 人と自然の会 封入標本サークル)
今年もボルネオジャングル体験スクールが始まりました!! といっても、まだボルネオに飛んだわけではありません。渡航前の第1回事前学習会が、6月21日(日)にひとはくで開催されました。
26名の定員に対し、29名もの応募があり、選考会を開いた結果、応募者全員の参加を決定したところです。7月28日の渡航までに2回の事前学習会を実施することになっています。今回はその1回目でした。
ほとんどが初対面のメンバー同士、緊張した雰囲気の中学習会が始まりました。最初に、生涯学習課平松課長から、DVDを観ながらこれまでのスクールの概要を聞きました。そして、ひとはくの岩槻邦男館長から、「ジャングルの生き物たち」と題し講話をしていただきました。 午後には、河合雅雄名誉館長の講話「熱帯雨林の構造と共生について」という話を聞きました。タイトルだけみると、難しそうですが、館長も名誉館長も、わかりやすく、楽しくお話しくださいました。
また現地での健康管理や事前事後の健康管理で同行していただく池田看護師からも、自分の健康管理や保健衛生について注意事項などを聞きました。
もうひとつ。今回の事前学習会での大きな目的。それは、このボルネオジャングル体験スクールは、ただの旅行ではなくて、「スクール」だということなんです。ボルネオに着くと、現地のラハダトゥサイエンススクールを訪問し、現地の生徒と交流会をもちます。交流して仲良くなることはもちろん、マレーシアの文化や歴史、習慣、考え方を知り、立派な国際人になって欲しいと願っています。その一環として、班ごとに日本を紹介するプレゼンテーションについて、リーダーを中心に話し合いました。
初めてのメンバー同士ですが、リーダーがちゃんとまとめて話し合いをすすめてくれました。話し合いが盛り上がり、時間が足りない班もあり、続きは第2回の事前学習会に持ち越しますが、各班とも工夫を凝らした発表ができそうです。
小学生・中学生・高校生による異年齢の集団宿泊生活。しかも熱帯雨林の中で!! なんと貴重な経験なんでしょう。是非有意義なスクールにしてほしいと願っています。
情報管理課:八尾
おおげさな見出しですが、イベント予告です・・・・・
6月27日(土)13時〜ぎっちょん君と遊ぼう!を開催します。
謎の講談師 河南堂珍元斎の講談「のこぎり名人ぎっちょん君誕生!」
を聞いて(耳で観察)絵をかきます。
続いて、大谷剛研究員と深田公園へぎっちょん君さがしに行きます。
うまくつかまえたら、ほんもののぎっちょん君(キリギリス)を見て(眼で観察)
絵をかきます。
さて、2つの絵はにているのでしょうか?はたまた、まったく違うのか・・・。
乞うご期待!親子でぜひご参加ください。待っています。
なお、当日は県立美術館からの特別ゲスト「小太りぎっちょん君」が飛び入り
参加予定です。お楽しみに。
川東丈純
このblogでもたびたび登場しましたが、6月2日から始まった平成21年度のトライやる・ウイークが6月12日、終わりました。2週間にわたって10校31人の中学生が、ここ「人と自然の博物館」で体験活動を実施しました。
各中学校からのぼりやプレートを生徒が持参し、玄関に掲げました。
実際の活動では、数人のグループに分かれ、地球科学、系統分類、生物資源、生態研究、環境計画などの研究部や総務課、生涯学習課、情報管理課など、博物館の表から裏まで体験しました。
生徒たちは自分で希望して博物館に来ました。行かされたのではなく、主体的に人と自然の博物館を選択し、目的意識をもって来ました。「ひとはくで◯◯がやってみたい!」と始まったトライやるも、実際にやってみると違っていたことと思います。中学生の期待をちょっぴり裏切ったかも知れませんが、トライやる以外ではできない貴重な体験ができたと思います。
この体験で学んだことをこれからの生活に是非生かしてください。
− 青春への助走−を始めた君たちを応援しています!!
情報管理課:八尾
ひとはくでは来館学校団体向けに様々な特注セミナーを行っています。
9日には小学校3年生向けに藤井俊夫研究員の「植物標本の作り方」が行われました。
初めて作る本格的な植物標本。うまくできるかどうか心配でしたが、子どもたちは、藤井研究員のお話を聞いてから、
台紙にていねいに貼り付けていました。
▲まず、藤井研究員から植物標本について説明を聞いてから・・・
▲ていねいに台紙に貼り付けていました
この次は学校で自分たちが採集した植物を標本にするそうです。楽しみですね。
また、10日には幼稚園年長組の子どもたちに「展示を見て絵を描こう」を西岡敬三指導主事と私で、それぞれボルネオジャングルとひょうごの生き物をテーマに行いました。
▲1階「ボルネオジャングル」で西岡指導主事から楽しいお話を聞いています
私が担当した「ひょうごの生き物」では、はじめにじっくりと展示を見たあと、
Q:イヌワシが白いウサギを捕まえているのはなぜ?
1ばん:茶色より白が好きだから
2ばん:そのとき白いウサギしかいなかったから
3ばん:展示してたら色がなくなって白くなった
という質問や、
Q:クマとイノシシとどっちが怖い?買い物袋をねらっているのは??
Q:どっちがタヌキ?アライグマ?どこから来たの??
など、いろいろな動物たちについてクイズを交えてお話をして、
ちょっぴり外来生物や野生動物とのつきあい方などもお勉強して、
そして剥製の前でお絵かきしてもらいました。
▲目の前の本物の剥製を見ながら・・・
▲うまく描けたよ(*^_^*)
ひとはくでは幼児から大人まで、さまざまな特注セミナーをご用意しています。
いま、博物館の観覧料は9月30日まで半額! 企画展「初夏の鳴く虫と巡回展、ぎっちょん君 参上!」(8月31日まで)もやっています。
ぜひ、この機会に博物館にお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
さて、巨大キリギリス ぎっちょん君誕生の一席、其の弐でございます。
あれから、約1時間、ペンキをば乾燥させまして、再び、ぎっちょん君グリーン時々イエローブルーの前に集結したのでございます。
引き続きの参加は1人の少女。ペンキ塗り大好きな様子・・・えらい!
後半戦は、新たに森次長も応援にかけつけ、静かに戦いは始まったのであります。
こんどは全員ぎっちょん君ホワイトとなりまして、仕上げ塗りでございます。赤やピンク、オレンジなどでいろんな模様を描きます。今回はペンキとの戦いではなく、おだやかなアーチスト合戦と相成りました。えーーーーい、やああああ、とおおおお・・・ってな感じで、ゆったりとみんな自分の好きな絵や模様を自由に塗っていったのでございます。
巨大ぎっちょん君グリーン・・・はだんだんぎっちょん君カラフルになっていきます。
そのころ、別テーブルでは、なんと「きんひばり」の制作により、ぎっちょん君ジュニアも誕生していたのでございます。
さあ、巨大ぎっちょん君の変身も追い込みとなってまいりました。見ておられる親御さんも力がはいって参りまして、写真撮影で盛り上がります。これぞ、まさしくひとはくの演示(詳細は新ひとはく基本計画参照)でございます!
盛り上がってまいりましたが、ちょっと視線を変えてみますと、なんとあんなところにもぎっちょん君が・・・。気ぐるみぎっちょん君です。今日はいたる所アチコチで、ぎっちょん君誕生しまくりの日となっております。
さて、巨大ぎっちょん君でございます。今度はフロントスタッフの藤田さんがつくってくれた折り紙のクラゲや魚、せみ、ちょうちょなどを貼り付けていきます。
さあ、いよいよ完成でございます。たくさんの子どもたちにいろどられた巨大ぎっちょん君はたくさんの生き物が共生する、巨大キリギリス 生物多様性ぎっちょん君と相成り、ついに誕生したのでございました。大谷研究員も大満足の出来栄えです。大谷構想から約4か月、県立美術館の藤原義勝ミュージアムティチャーの「そんな大きいもんつくるんかいな?」からはじまった巨大キリギリスづくりもたくさんの人々の手、すなわち人物多様性を経て、完成と相成り、お披露目されるこことなりました。
この巨大キリギリス 生物多様性ぎっちょん君は、初夏の鳴く虫と巡回展「ぎっちょん君参上!」のシンボルとして、8月末まで、ここひとはくサロンにて、ひとはくを見守り続けることになるのでございます。
みんなでつくる「ひとはく巨大キリギリスぎっちょん君」展示、いかがでございましたでしょうか?次回はなぞの「ぎっちょん君ハウス」をペイントします。乞うご期待。参加してくれた子どもたちはもちろん、ペンキまみれのあと片付けをしてくれたフロントスタッフ、総務課田屋さん、きんひばりのみなさんに感謝をこめつつ、また次回もこりずによろしゅうと申しそえ、巨大キリギリスぎっちょん君誕生!の一席でございました。
ぎっちょん展チーム 川東丈純
さて、巨大キリギリス ぎっちょん君誕生の一席でございます。
時は、2009年6月6日のこと。場所は初夏のまぶしい光がさす三田のひとはくでございます。
さあ、ここ、ひとはくサロンには巨大キリギリス ぎっちょん君ホワイトがドデーンと鎮座しております。
そ こにやって参りましたのが、こどもぎっちょん軍団ブラックでございます。
つづいて、やってまいりましたのが、大谷剛研究員を総大将に、なぞの絵師 河南堂珍元斎、上田萌子研究員、 連携グループ 「きんひばり」でございます。
なんと、珍元斎は、ぎっちょん君ホワイトのまわりにペンキをならべはじめ、「きんひばり」は
牛乳パックでなにやら作りはじめました。
そし て、大谷研究員はというと、子どもぎっちょん軍団ブラックに何やら説明をはじめました。
そ こに、太田研究員やミュージアムショップの藤原さんも加勢にかけつけ、珍元斎を先陣に、
さあ、巨大キリギリスぎっちょん君づくりの火ぶたがきって落とされたのでございます。
そして、大人ぎっちょん軍団ホワイトを結成し、子どもぎっちょん軍団ブラックとともに、エイエイ
、えいえい声をあげながら、両軍団は、ペンキを片手に約4m ある巨大キリギリスに挑みます!
さあ、一番乗りはブラック軍団でございます。
えい!やー!どばーっとペンキをぎっちょん君ホワイトにあびせかけます!見る見るうちに、ぎっちょん君ホワイトはぎっちょん君グリーン時々イエローに変身してきます!
ファーブル大作戦!の常連客だった、河南堂売斎こと立川くんも来てくれました。今回は何回参加してくれるのでしょう?
ホワイト軍団も負けてはおれません!身長の高さを利用して、どんどん塗ってまいります。えい、やー、とりゃー、おー!
両軍乱れての、ぎっちょんペンキ合戦!でございます。敵も味方もペンキまみれ汗まみれの、激しい戦いと相成りました。
さあ!ブラック軍団が、ぎっちょん君の腹にもぐりこみました。
これは、すごい!頭からペンキをかぶることをおそれず突撃でございます!これには、ホワイト軍団からも「敵ながらあっぱれ!」と拍手喝采!
さて、わずか開始から30分で、巨大キリギリス ぎっちょん君ホワイトは、ぎっちょん君グリーン時々イエローブルーに変身をとげ、そして両軍団もぎっちょん君グリーン時々イエローブルー軍団に変身したのでございます!
おかあさん、おとうさん、こんなになってすいません・・・。あたたかく見守ってくれてありがとう。拍手喝采、感謝感激のうちに、第1ラウンドは終了したのでございます。ピシッ!
3回シリーズのセミナー「キリギリスの赤ちゃんを育てよう(全3回)」も今日が最終回、観察日記の展示準備をしていました。
ちょっと、お邪魔します〜♪
展示の作業をしていたのは、宝塚市から来てくれた、ゆかちゃん(写真左:小学校3年生)けんたくん(写真右:6歳)。今日はおばぁちゃん、おばさん、おかあさんの5人参加。参加ありがとう〜。「毎朝、(キリギリスが)元気かどうか、確かめてから、ご飯を食べていた。」とさっそく未来のファーブルぶりを発揮している!と思いきや、ゆかちゃん、なんと実は虫嫌い。小学校3年生になって理科が始まり、虫嫌いな、ゆかちゃんを心配した、おかあさんが、ひとはくセミナー倶楽部会員のおばさんの紹介で、このセミナーに申し込んだそうです。
展示中〜〜〜10家族の作品が、あります☆
みんなで協力して展示しています。
展示作業の横では、「巨大ぎっちょん君」に色を塗っていました。
さて、どんな色になるかな?
乗り心地はどうかな?
そうこうしているうちに展示か完成しました。
うんうん。分かりやすい。
八木先生にもいろいろ質問してみました。
ゆかちゃん、おかあさんの期待通り、少し虫が好きになったかな?「虫はまだちょっと・・・。」だけど「キリギリスには興味がある。」ようになりました!
虫嫌いな人も、一度ひとはくセミナーに参加してみて!嫌いどころか、大好きになるかもよ!
この可愛い☆、「キリギリスの赤ちゃん育ててみました!」展示はぎっちょん君の展示終了の8月31日(月)(夏休み期間中は、月曜もあいています。)までです。
夏休みの宿題の参考にもなりますよ。ロデオも乗りにきてね〜。
小林美樹(生涯学習課)
先月は新型インフルエンザの影響で学校が休校となったため、
博物館に来館予定の学校団体も一斉にキャンセルとなってしまい、
ちょっぴりさみしい館内でした。
「新型インフルエンザひょうご安心宣言」が出された今日、
博物館にも多数の団体、特に学校団体が見学に来られて、
おかげさまでバス駐車場は満車になりました。
▲館内も子どもたちでにぎわいました
▲雨の日の昼食場所「ホワイエ」もいっぱいに!
ホロンピアホールでは、姫路市立高岡小学校5年生144人を対象に西岡敬三指導主事の「ひとはく見学ガイダンス」に続いて、高野温子主任研究員が「熱帯雨林と植物クイズ」の特注セミナーを実施しました。
ひとはくでは団体向けに特注セミナーを受講していただくことができます。詳しくは「ひとはく手帖(セミナーガイド)」に掲載しています。
ぜひ、お気軽に生涯学習課までご相談ください。
(生涯学習課長 平松紳一)
昨日、西宮市立山口小学校に大谷剛主任研究員と行ってきました。
山口小学校は、3年生の環境体験事業で、学校林「浄川(じょうせん)の森」を活用した計画を小舘誓治研究員と進めている学校です。
この日は2年生を対象に、まず、バッタ、カブトムシ、ハチなど身近な昆虫について話をした後、校庭で昆虫探しを体験しました。
▲大谷主任研究員から虫についてわかりやすく説明を受ける
子どもたちは虫取り網を手に、元気よく走り回って、モンシロチョウを追いかけたり、植木鉢をひっくりかえして虫を探したり、ミミズを手にして大喜びする子どももいました。
見つけた昆虫を大谷主任研究員に見せて名前を聞いたり、逆に大谷主任研究員から虫を手にとらせてもらって大喜びしたり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
▲虫取り網を片手に走り回って虫を探す子どもたち
▲大谷主任研究員と一緒に楽しそうに虫を探す子どもたち
最近、小学校3年生の環境体験事業で、ひとはくに相談に来られる学校が増えています。
今年度から全校実施となったため、各校で様々な取組みが進められているようです。
子どもたちが教室を離れて、身近な自然の中に出かけて、五感を使って自然にふれあうことが大切ですね。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくでは、来館団体向けの特注セミナーとして
「やさしい化石のレプリカづくり」を実施しています。
これを「ぜひ学校で」という声にお応えして、今年度から
貸し出しできる教材としても準備しました。
貸し出しできる教材は、
■化石(アンモナイト、三葉虫など)
■型取り材(おゆまる)
■ビーカー、石こう容器(ゴム製ボウル)、油粘土、カリ石けん、バット
など
学校で用意していただくものは
■ホットプレート
■石こう
だけです。
昨日は、さっそく三田市立つつじが丘小学校に持ち込んで
やってみました。
今回は担当の先生に代わって私が講師となり、
4年生から6年生までの児童30人を対象に実施しました。
「レプリカって何?」と聞くと・・・
「にせもの!」と答える子どもたち(^^)
しかし、本物の化石から自分で型どりをしてつくるレプリカは、
「にせもの」ではなく正真正銘の「レプリカ」です。
ぜひ、みなさんの学校でもいかがですか?
▲化石は3種類
▲石膏を流し込む子どもたち
事前レクチュアを兼ねた学校の先生向けのセミナーもあります。
http://hitohaku.jp/education/09syousai/G26.html
詳しいお問い合わせは、生涯学習課(079−559−2002)まで。
さて、ひとはくの企画展「丹波の恐竜を知ろう−3年間の発掘報告−」は
いよいよ31日(日)までです。
明日、明後日は、入館時に配布するスタンプラリーを完成された先着100名の方にクリアフォルダのプレゼントもあります。
また、最終日には研究員による「恐竜の歯のレプリカづくり」(定員10名)もあります。
ぜひ、この週末はひとはくにお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
4月25日より「ひとはく恐竜・化石大作戦!」が始まりました。
ゴールデンウィークのフロアスタッフとあそぼうでは、「恐竜化石・骨パズル」で骨の部位を覚えて、骨格標本の巨大パズルに挑戦しました。
スタンプラリーの「ろっこつ」・「びつい」・「けつどうきゅう」・「のうかん」の名前と場所覚えたかな?
写真:ほねパズルをはめている様子
毎週日曜日(5月3,10,17,24,31日)は恐竜ラボ解説のあと、「恐竜の歯のレプリカ作り」を有料でおこないました。「おゆまる」をあたため型に入れて作ります。
たくさんの方が参加してくださり「歯」の化石レプリカを2種類作りました。
写真2;歯のレプリカを作っている様子
写真3:歯のレプリカできあがり!
6月は「画はくの日」「鳴く虫おめんをつくろう」「鳥の巣づくり」「かたつむりクイリング」を予定しています。
イベントの詳しい内容は、「うきうきカレンダー」を見てチェックしてくださいネ!
6月6日より『初夏の鳴く虫と巡回展〜ぎっちょん君 参上!〜』が始まります。
どんな鳴く虫がやってくるかな・・・?どうぞ!お楽しみに!!
みなさまのご来館、心よりお待ちしております。
フロントスタッフ 西口 浩子
2009年5月9日(日)に連続セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」の第2回を行いました。この連続セミナーでは、森・川・海がコンパクトにそろった芦屋を舞台として、1年を通じた自然観察プログラムを実施します。芦屋のような都会でも、たくさんの生き物がいて、自然を学ぶフィールドとしてとても良い場所になるのです。セミナーには、地元芦屋で活躍するひとはく連携グループのNPO法人さんぴぃす、芦屋川に魚を増やそう会が協力してくださっています。
この回のテーマは、「浜辺の鳥 食べもののとり方を観察しよう」です。芦屋川河口の干潟で潮の満ち引きの様子や野鳥の観察、干潟の生き物採集を行いました。
観察会は、14時からはじまりました。参加者は、13名。芦屋川探検隊の小学生も参加してくれました。お天気が良く潮干狩りの人出があったため、残念ながら干潟で見られた鳥は、カラスとドバトだけ。人がいると鳥は逃げていってしまいます。実は、こんなささいなことからも、人と鳥との関係が見えてきます。
それでも、ちょっと沖のほうへ出てみると、アジサシの仲間やカワウを見ることができました。アジサシは空中からダイブして、カワウは潜水して魚をとるのです!
芦屋川河口周辺で見られるかもしれない鳥。(左)キアシシギ。(右)ゴミの中のチュウシャクシギ、観察会の日は見れず。(5月7日撮影)
折しもこの日は、満月。すなわち大潮の日。潮の満ち引きが大きいのです。干潟の様子がどれだけ変わるのか楽しみでした。セミナー終了時の17時には、堤防の下まで潮が押し寄せていました。しかし。。。残念ながら、くたびれていて、比較できるような写真を取り忘れました。
下右の写真は、さんぴぃすの大脇さんが撮影されたものです。
干潟の変化。(左)13時半、(右)16時半ごろ。右写真は、左写真手前の石がごろごろしているあたり。
この観察会のようすは、NPO法人さんぴぃすのホームページにも報告されています。こちらもぜひご覧ください。(http://sanps.com/index.html)
セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」は、毎月1回行われます。各回ごとに事前申し込みが必要です。さまざまなテーマ、研究員で実施いたしますのでぜひご参加ください!セミナーについての詳細やお申し込みについては、こちらをご覧ください。→ http://hitohaku.jp/education/main.html
(自然・環境マネジメント研究部研究員 遠藤菜緒子)
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セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」 今後のラインナップ
6月13日(土) 川の魚と水生昆虫 (田中研究員・三橋研究員)
7月18日(土) 森の昆虫は何を食べ、何に食べられるか (大谷研究員)
8月13日(木) 真夏の鳴く虫を聞く (大谷研究員)
9月13日(日) 芦屋の里山 (村上氏 芦屋森の会2001)
10月3日(土) 芦屋をとりまく森のキノコ (秋山研究員)
11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)
5月4日(月)〜5日(火)の2日間、毎年の恒例行事となっている『ありまふじフェスティバル'09春』に参加してきました。
ひとはく研究員を隊長として、早春の有馬富士公園内で魚・プランクトン・昆虫・鳥などの生き物の観察会を行いました。特に魚の観察会は大盛況!エビや小魚をたくさん捕まえることができました。
<研究員の説明にも熱がはいります>
たくさん捕まえられたかな?
<プランクトンを採集中>
プランクトンネットという器具を使って、水中の小さなプランクトンを効率よく集めます。
<恐竜化石のコーナー>
実際に恐竜化石が発見された発掘現場の石を展示しました。この中にも恐竜化石が入っているかも?!ひとはくでは、恐竜展示特別企画『丹波の恐竜を知ろう―3年間の発掘報告―』が開催中です。
<昆虫標本展示>
6月6日から8月31日にひとはくで開催される企画展『初夏の鳴く虫と巡回展:ぎっちょん君参上!』に先駆けて、キリギリス、バッタ、コオロギの標本を展示しました。キリギリス、バッタ、コオロギの違いがわかるかな?
会場には、ひとはく博士も登場し、子供たちに大人気でした。
ここからは、この春からひとはくにやってきた3人の新人研究員(上田、武田、北村)の出し物の様子と感想を紹介します。
<びわ玉コマ回しコーナー>
ビワの若い実でつくったコマは思いのほかよくまわります。
「フェスティバルに来られた方々とふれあいの機会が持てて嬉しかったです。子どもさんと一緒になって必死にビワこまを回してしまいました(笑)。ひとはくのコーナーを訪れてくださったみなさん、今度はぜひ博物館にお越し下さい!!」(上田)
<コウノトリの折り紙コーナー>
折り鶴をちょっと作りかえると、はばたくコウノトリが完成!
「皆さんと一緒に作ったコウノトリが、人と自然の共生する環境を考えるきっかけとなれば幸いです。いつの日か、皆さんのもとにたくさんの幸せを運んでくれることを願っています。」(武田)
<タネが運ばれる仕組み>
みんなが大好きなくだもの。どんな動物が食べるのかな?
「子供からの核心をついた質問にわかりやすく答えるのはなかなか難しかったです。」(北村)
ひとはくコーナーを訪れていただいたみなさま、楽しんでいただけたでしょうか?ぜひ、博物館へも足を運んでみてください。お待ちしております。
北村 俊平(自然・環境マネジメント研究部)
今日、KissFMの「キッス・ドライビング・レポート」でレポーター:阪本智子さんがひとはくに来られました。「おはよう朝日です」やテレビCMでも活躍されている方です。
「丹波の恐竜を知ろう―3年間の発掘調査―」を取材して、リスナーの方々に紹介していただきました。
9時にスタッフの方々と阪本智子さんが来られて、電波のつながりのよい放送場所を探しながら、阪本智子さんに恐竜化石の展示や、アメリカマストドン、動物の剥製など館内を案内していると、いつのまにか時間がたってしまいました。
結局、放送場所となった「ひとはく恐竜ラボ」に着いたのが9時40分。そこからリハーサルをしたのですが、放送時刻は迫ってくるものの、なかなか話が時間内におさまらず、最後は「読み原稿(台本)」が決まらないまま放送となってしまいました。
スタッフの方々の顔にも焦りが見えて、私も「ヤバいかな?」と感じながら、10時20分いよいよ本番!! 阪本智子さんがひとはくの紹介をしたあと・・・
「それではひとはくの平松さんよろしくお願いします」
「はい。よろしくお願いします」
「私の住む近くに、恐竜がいたなんて驚きです!」
「そりゃ今いたら大変ですけど、この恐竜がいた1億4千万年前の丹波市は、中国と陸続きでしたから、このあたりも恐竜がたくさんいたかもしれませんね」
「さっき、化石を見たのですが、あちらをみて専門家の人はすぐに、『あっ化石だ!』とわかるものなんですか。私も子どもの時、遠足で同じようなものを見つけたことがあるような気がするのですが」
「一目見て化石とわかるのは難しいですね。今回の発見は、研究者ではなく一般の方が見つけられました。地層から飛び出した石のようなものを、『なんだろう?何か違うぞ』と感じたことが、世紀の大発見につながったのです」
「化石ってどこでも見つかるんですか」
「化石はどこを掘っても見つかるわけではありません。化石のある場所に行かないと見つかりません。たとえば神戸なら、須磨区から北区にかけて神戸層群という地層があります。ここでは3500万年くらい前の植物の化石が見つかります。でも恐竜の化石は見つかりませんよ」
「私も化石を見つけてみたいなあ」
「そうですね。ひとはくで本物の化石をじっくり見ていただいて、神戸層群や篠山層群で行われる博物館のセミナーに参加して、化石を見つけてみてください」
となんとかスムーズに・・・レポーターの阪本智子さんとのやりとりは短い時間でしたが、ちょっと緊張してしまいました(^^)
打ち合わせ通りではなかったけれども、うまく会話が流れて、終わった瞬間、スタッフの方もホッとされて「いつもは原稿どおりに放送するんですが、こんなのは初めてですよ」と言われてしまいました。
それにしても阪本智子さんは、化石にも興味があって、小さい頃から近くの博物館に通っていたとか。そんな方に取材に来ていただいてよかったです。
ぜひ、ひとはくに本物の恐竜化石を見に来てください!
5月中の土・日には、恐竜スタンプラリーを完成されたお客様先着100名に素敵な「恐竜クリアフォルダ」のプレゼントもありますよ。
ここまでは放送で紹介する時間がなかったので・・・ぜひ、お越しください。
KissFMのブログでも紹介されています。
http://www.kiss-fm.co.jp/program_blog/driving/index.php?page=1
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくに、ぎっちょん君がついに参上しました。
実はこのぎっちょん君、6月6日からの初夏の鳴く虫と巡回展「ぎっちょん君参上!」に登場する巨大展示物で、昨年度から行っています県立美術館との連携の一環で、県立美術館の藤原義勝ミュージアムティーチャーにつくってもらった2mはあろうかという巨大キリギリス。
同じく美術館の橋本尚人指導主事とひとはくの大谷剛研究員と河南堂珍元斎で制作チームをつくり、本体の素材から塗料までアイデアを出し合い、制作になんと2か月かかった大作です。
さすが、藤原先生、メンバーの無理難題を見事クリアし、期待どおりの仕上がりです。素晴らしい!
ついに、「ぎっちょん君」完成!といいたいところですが、未完成・・・。
実は、この「ぎっちょん君」、美術館とひとはく、そして来館者の「みんなでつくる展示物」なのです。
ほぼ出来てはいますが、仕上げは、5月23日に行う大谷研究員のオープンセミナー「巨大キリギリスをつくろう!」でみんなで色を塗り、組み立てて完成します。
ぜひ、巨大キリギリス「ぎっちょん君」をみんなで完成させましょう。家族そろって、ひとはくへ!ぜひご参加ください。
川東丈純
5月3日、ゴールデンウィークの真っただ中、ひとはくの向かいの フローラ88・ダイエー三田店の1階中央広場で
『ぎっちょん君参上!」のプレイベントを開催しました。
いつものコンビ、大谷剛研究員と謎の講談師河南堂珍元斎がフローラ
88に久々に登場!といいたいところですが、大谷研究員は引く手あ
またで不在のため、珍元斎がお絵かき講談+鳴く虫の紹介をしました。
まずは、お絵かき講談「ぎっちょん君参上!」から。
このお話は、虫売り、すなわちキリギリスやスズムシ、マツムシ
などの鳴く虫を売ることを商売にしている男が、同じ長屋の男に
だまされて、オスなのに鳴かない、変なキリギリスを仕入れてし
まい、ぜんぜん売れない(鳴かないからあたりまえ!)キリギリ
スに、大家さんのアドバイスで「ある道具」をあたえ人気者に
仕立てたとという、ぎっちょん君誕生秘話。
今回はお絵かき講談。お絵かきといっても珍元斎だけでなく、
観客の子供たちにも絵を描いてもらう試み。まずは、お話を聞い
て、子どもたちの頭に浮かんだぎっちょん君を描きます。
うまく描けたかな?さすがは、五感のすぐれた子どもたち、すら
すらと描いていきます。
続いては、鳴く虫の紹介。今深田公園で鳴いているキンヒバリや ケラ、クビキリギス、これから鳴きだす主役のキリギリスの鳴く声 を写真とあわせて聞いてもらいました。ケラが「ボー」っと鳴くこ とを説明すると、子どもたちから「えーっ!」と驚きの声があがり ました。ひとはくに来てから知りましたが、本当に鳴くのです。昔 からミミズによく間違えられているようですが、湿地とかの土の中 で夜「ボー」と聞こえたらそれは、おそらくケラです。みなさんも 夜の散歩で注意してみてください。
そして、今度はスクリーンに映し出されたキリギリスを見て模写し
ます。
今度はリアルなキリギリスになりました。
比較して見ると、違っていて、おもしろいです。
司会のお姉さんがいろいろ子どもたちに感想をきいてくれました。
楽しかったでしょうか?キリギリスを知らない子も見たことない
子もいましたが、おぼえて帰ってくれたらうれしいです。
おもしろかった子どもさんの絵を何点かあずかりました。6月6日
からの初夏の鳴く虫と巡回展「ぎっちょん君参上!」のイベント案
内チラシなどに使わせてもらいますね。ありがとう。
珍元斎も扇子に絵を描き、ひとはく鳴く虫クイズでプレゼント!
6月6日〜8月31日に開催する企画展「初夏の鳴く虫と巡回展
『ぎっちょん君参上!』でも珍元斎は登場します。夏なので怪談
も・・・。
会期中、いろんなセミナー、イベント目白押しで、大谷研究員
の鳴く虫セミナーや八木研究員のキリギリスの赤ちゃんを育てよう
をはじめ、ぎっちょん君ハウス、バッタロデオ、虫売りなど。
なんと8月1日には、あの有名な(昨日、NHKの「ダーウィン
が来た!」に出てはりました。)昆虫写真家栗林慧さんがひとはく
へやってきます。乞うご期待!
川東丈純
4月のふかたん(深田公園うきうきたんけん隊)は、4月26日(日)におこないました。
今回は、樹木博士の高橋研究員と一緒に『木の花を見に行こう!』
でも、その日は雨が降ったため...ひとはくサロンで『木の花を見よう!』に変わりました。
13時ぐらいから高橋研究員と、採ってきた木の枝を準備しながら、参加する人が少ないかも...と心配でしたが集合時間の14時頃には10人以上集まりました!自由参加なので何人集まるかはわからない〜!
いつもとちょっと違ったふかたんの様子を、コメントと一緒にご覧ください!
「今日は、木に咲く花を集めてきました」赤いジャンパーが高橋研究員。
左から、やまもも、はなみずき、こばのがまずみ。よーく観察しよう!
ふじの花をスケッチ。花がたくさん付いている!
「ねえねえ、はかせ。この木の名前は何ですか?」
「これはね…」なんでも質問できるよ!
水に溶ける色えんぴつ:水彩色鉛筆にも挑戦!
できあがったスケッチの数々…博物館の4階で『ふかたん観察シート』にして飾っておきますよ。
よくできました!これはお母さんへのお土産にするそうです。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
木の博士と一緒にルーペを使って、花を観察したり、解説を聴ける機会はなかなかありません。
今回はそういった意味でも(雨が降ったおかげで?)ひとはくサロンで『ふかたん』ができてよかったと思います。実は、高橋研究員は雨男だそうです!
次回のふかたんは6月27日におこないます。鳴く虫博士の大谷研究員と一緒に『キリギリスをさがそう!』
くわしくは、フロアスタッフうきうきカレンダーなどをご覧ください。おたのしみに!
フロントスタッフ 藤田奈美
みなさん
化石のレプリカって作られたことありますか?
今日は、ひとはくの向かいのフローラ88・ダイエー三田店の1階中央広場で
「チョコレートで化石のレプリカをつくろう」のイベントをやりました。
化石のレプリカを「チョコレート」で作りました。
▲チョコレートを型に流し込む子どもたち
いま、人と自然の博物館では「ひとはく恐竜・化石大作戦!」を展開中です。
今日のイベントもその一つ。
▲完成するとこんな感じ?
あらかじめ本物のアンモナイトから型を取り、そこにアルミホイルを敷いて
電子レンジで溶かしたチョコレートを流し込むだけ!
簡単に誰でもアンモナイト・チョコのできあがりです。
もちろん本物の化石から型どりしたレプリカです。
▲あらかじめ、「おゆまる」で型どりをした様子
「ひとはくでは今、化石がおもしろい!」
5月31日までの「丹波の恐竜を知ろう−3年間の発掘報告−」では、
毎日、恐竜・化石スタンプラリーができて、土日祝にはスタンプすべてを完成させた
先着100名様に、なんとクリアフォルダのプレゼントまであります!
ぜひ、この機会にひとはくにお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
連休中の5月2日 丹波市のポップアップホールにおいて、発掘ボランティアとクリーニングボランティアの方々に対する顕彰式が行われました。
化石の質の高さもさることながら、発掘にかかわってこられたボランティアの方々の努力や技術の高さが、丹波竜化石の質の高さを支えています。本当にありがとうございました。
顕彰式のあと、三枝春生主任研究員による講演「丹波竜第3次発掘調査報告」が行われました。
今回の第3次発掘では、期待されていた脚部の化石発掘には至らなかったものの、竜脚類の歯、獣脚類の歯や鳥脚類の歯が多数発見されました。
今までに発見された化石の数も膨大な量になりましたが、これらの化石のクリーニングがすべて完了しているわけではありません。既に発見された化石をすべてクリーニングするのに、まだまだ時間がかかります。
さらに、発掘も第3次で出なかった脚部や念願の「完全な全身」を期待して第4次・5次・・・・と続いていくものと思われます。 ぜひ今後の発見・発掘にご期待ください。
2日の報告会には丹波竜のマスコットキャラクター「ちーたん」も会場に駆けつけてくれました。
(文責:県立人と自然の博物館 八尾)
今年も、ひとはくミニキャラバンがはじまります!
ミニキャラバンは、県内で行われるフェスティバルなどで、ひとはく研究員やスタッフが展示やイベントを行うというものです。県内各地でさまざまな人たちと交流することを目的にしています。
その第1弾として、このゴールデン・ウィークに開催される「ありまふじフェスティバル'09春」にでかけます。
「ありまふじフェスティバル'09春」は、ひとはくの地元である三田市の有馬富士公園で5月3日(日)、4日(月)、5日(火)に行われます。有馬富士公園で活動している住民グループの皆さんがさまざまなイベントやプログラムを行う、楽しいおまつりです。
※ 詳しくはこちらの最新情報をご覧ください→ http://www.hyogo-park.or.jp/arimafuji/
ひとはくがテントを出すのは、4日(月)、5日(火)の2日間。この夏の企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君、参上!」をご紹介するほか、身近な自然に親しむ展示や観察会を行います。ひとはく博士も会場に行きます。ゴールデン・ウィークは、ありまふじフェスティバルへ!会場でお待ちしています。
(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)
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日時:2009年5月4日(月)、5日(火) 10時00分〜16時00分
場所:有馬富士公園自然学習センター前広場テント ※少雨決行
【予告展示】「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君、参上!」
6月6日(土)からはじまる企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君、参上!」一部を一足先にご紹介します。
【展示】福島大池の自然
有馬富士公園内にある福島大池の自然や、ここで行われているプチ自然再生の方法を紹介します。
【自然観察会:生き物に親しもう!】
5月4日(月)
11:00〜11:45 魚をつかまえてみよう(田中研究員)
14:00〜14:45 プランクトンをつかまえてみよう(三橋研究員)
5月5日(火)
11:00〜11:30 昆虫をつかまえてみよう(大谷研究員)
14:00〜14:30 鳥を見つけてみよう(遠藤研究員)
場所:有馬富士公園内
定員:各回とも小学生以上20名(先着順)
受付:展示テント内において10時から
写真:昨年のありまふじフェスティバルでのキャラバンの様子
みなさま、こんにちは。春たけなわのころになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
4月4日・5日のイベントでは、春を代表する桜の花をおりがみでおる“うきうきおりがみ〜さくらを折ろう”を行いました。参加してくださったみなさまは、それぞれきれいな桜を折り紙で咲かせてらっしゃいましたね。
さて、ひとはくでは4月下旬より5月末にかけて「ひとはく恐竜・化石大作戦!」が始まります。
それにあわせて5月から恐竜づくしのスペシャルイベントもご用意しております。
フロアスタッフと遊ぼうでは、“恐竜おりがみ”、丹波の恐竜の骨格標本の巨大パズルをつくる“恐竜骨パズル”をはじめとするイベントを行います。(対象:幼児〜大人まで・参加無料)
また、きょうりゅう博士の先生&フロントスタッフと一緒につくる“化石レプリカづくり”も行います。
自分だけの恐竜の歯のレプリカをつくってみませんか?
※なお、“化石レプリカづくり”のイベントは観覧料とは別に参加費が必要となりますのでご注意ください。
イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー5月号」にのっています。ぜひチェックを!
みなさまが楽しんでいただけるイベントをほかにもご用意しています。
この春、ぜひ丹波の恐竜化石にあいに“ひとはく”へお越しください!
(フロントスタッフ)
連携イベントその2です。3月20日〜22日に明石市立天文科学館の依頼で、「天文春分祭」に天文ひとはく科学セミナーと題して出演しました。
明石天文科学館に3日間だけ「ひとはく」が現れるという趣向のイベントです。
初日の20日は、河南堂珍元斎の「講談お絵かき『ファーブルふん虫記』です。
まずは、ふんを食べるために悪戦苦闘するふん虫「スカラ兵衛」のお話を聞いて、想像して絵をかいてもらいました。
見たことのないふん虫を自由な発想で描いたあとは、実際のふん虫の模型を観察してのお絵かき・・・。耳できいて頭で想像した絵とじっくり眼で観察したの絵、比較すると、まったく違ってたり、似ていたり、みんなそれぞれおもしろい作品が出来上がりました。
国内現役最古カールツァイスのプラネタリウム
軌道戦隊シゴセンジャー、声優の土屋亜有子さんと共演?
さて、21日は鈴木武研究員の兵庫のタンポポやデンデンムシの紹介、解説と身近な自然の不思議をテーマにしたセミナー「身近なタンポポとデンデンムシ」です。
「うわー、かわいい・・・」「きもちわるー」子供たちは興味深々です。はじめは引き気味だった子も、だんだん触れるようになり、実際にカタツムリをさわってみての観察体験に歓声をあげていました。
そして、22日最終日は大谷剛研究員です。
テーマは「虫の音楽家『コオロギとキリギリス』」。キリギリスやコオロギなどの鳴く虫の聞き分け方を学習。
さあ、何種類聞き分けれるようになったかな?鳴く虫の声の聞き分けができると夏の夜の散歩の風景がかわります。
この夏(6月6日〜8月31日)、ひとはくでは、初夏の鳴く虫展「ぎっちょん君参上!」を開催します。みなさんも鳴く虫の聞き分けにチャレンジしてみてください!乞うご期待!
川東丈純
2月〜3月に実施した福崎町の柳田國男松岡家顕彰会記念館との連携企画展
「ウシさん大集合 〜牛・ウミウシ・カタツムリ〜」にあわせ,3月15日(日)に県立美術館と合同で柳田記念館にいってきました。
なんと今回は、最近、見つかったカーネルサンダース人形で話題
の『探偵!ナイトスクープ』チーフプロデューサーの松本修さんとの共演!
まずは、柳田國男の著書『蝸牛考』を講談にした河南堂珍元斎の「柳田國男でんでんむしのめでたい話』。
でんでんむしの田助が、柳田さんの影響で各地を旅し、自分の名前さがしをするお話。ぶんがく茶釜による寸劇ありで、このネタはもう3回目の公演なので、洗練?されて、大変盛り上がりました。
かたつむり男熱演中!
でんでんむし神楽が大道芸も披露しました。
続いては、珍元斎との迷コンビ鈴木武研究員のカタツムリ解説。
カタツムリキャップ姿も板についてきました。午前中は記念館周辺のカタツムリ調査をやったので、その結果とカタツムリの種類のお話。みなさんハリママイマイとウスカワマイマイの違い、わかったでしょうか?
ハリママイマイは播磨地方を中心に暮らし殻の成長線がくっきりしてます。ウスカワマイマイは丸くて殻がうすいです。みなさんも家の周辺を探して見てくださいね。
そしていよいよ真打登場です。
視聴者からの依頼にもとづいて、「この世のあらゆる謎や疑問を徹底的に究明する」ことをモットーとする朝日放送の『探偵!ナイトスクープ』。そのプロデューサーの松本修さんによる講演「アホ・バカ方言が描く美しい円」です。
「東京では『バカ』、大阪では『アホ』といいますが、その間にある境界線を調べてください」という視聴者からの依頼に答えるべく,番組で調査を進め分布地図にしてみると、なんと柳田さんがカタツムリで考えた方言周圏論と同じく京都を中心にした美しい円があらわれた!というもので,今回のカーネルおじさん発見の話もまじえた楽しいお話に大盛況のイベントでした。
兵庫が生んだ偉人柳田國男とカタツムリ、そして「アホ」と「バカ」・・・まさに人と自然。文学、民俗学、自然科学そしてマスメディアなどなどが融合した文化のかおりいっぱいの1日となりました。
川東丈純
3月15日(日)は恒例のドリームスタジオでした。
どうして音が出るのかな? 身近な音を題材に今回の企画を組みました。自作の手作りおもちゃを持ち寄り、ふる、ふく、たたく、こする、はじく、に分類して展示し、参加者に手にとって触ってもらい音を出してもらいました。
高学年から大人向けには音の仕組み、伝わり方、その他昆虫、動物の鳴き声等音にまつわるうんちくをパネルで展示し豆知識クイズを用意しました。
お楽しみは「機関車の竹笛」と「音の出る鶏」の工作です。かなり内容に自信を持って開演を待ちましたが、あれあれ、今日は入館者が少ないな・・。子どもたちは手作りおもちゃを触って出る様々な音色に驚いていました。お気に入りのおもちゃを見つけて、何度も音を出してご満悦。お父さん、お母さんも昔懐かしいおもちゃを手にとって楽しんでいる様子でした。これなら自分達でも作れるね。子供会で使わしてもらおう・・。
工作になると子供たちの目が輝きます。リードを調整して笛の音が出た時は思わず歓声がでます。得意そうな顔が印象的。
鶏は一生けん命ハサミを使って色塗ってどれも力作です。少ない人数でしたが楽しんでもらえたと思うのは自己満足?
毎月第3日曜日はドリームスタジオをやってます。
来月は4月19日草花を使って「私だけの壁掛けを作ろう」です。
皆さん遊びに来てくださいね。
(人と自然の会 板東憲正)
さて、フロントスタッフは新年度を迎えて、気持ちも新たにみなさんのお越しをお待ちしております。わたしたちは博物館の受付カウンター、館内、4階ひとはくサロン、イベントをしている所にいるスタッフです。わからないことなどご質問がありましたら、どうぞお気軽にお声掛けください!
実は、ただいまスタッフ総出で、新コンテンツを考案&手作りで制作に奮闘中です!
内容はまだ秘密!ヒント:キーワードは、次のひとはく○○○○大作戦に関連しています★おたのしみに。
(巨大恐竜パズル)
4月は〈フロアスタッフ手作りのデジタル紙芝居 たんぽぽレストラン〉を平日は1日1回、土日祝は1日2回上映しています。(対象:幼児〜大人まで・参加無料)
〈展示室ツアー〉は4種類のうち、1日1回だけ展示室をわかりやすくご案内するお楽しみの解説です!(対象:幼児〜大人まで・参加無料)
〈ふかたん深田公園うきうき探検隊〉のようすです。みんないっしょうけんめい!
4月のふかたんは、木に咲くお花を見に行こう!というテーマで、木のはかせと一緒に出かけましょう!
4月25日(土)14:00探検スタートです。動きやすい服装で来てください。最後にみんなで大きな探検地図を完成させます。(当日参加のみ・月1回・定員20名まで)
5月にはスペシャルイベント、きょうりゅう化石はかせとフロントスタッフのコラボで〈化石のレプリカ作り〉を計画中。夏休みにむけて、人と自然に親しむイベントを楽しく!タイムリーな内容でパワーアップさせていきますので、ご家族そろってお越しください。
フロントスタッフは、お客様の誘導・案内はもちろんのこと、こどもも大人も一緒にあそんだり、学んだりできる博物館を目指して活動していきます。
4月からも、たくさんのお客様のご来館お待ちしております。
(フロントスタッフ 藤田 奈美)
2月21日、22日と豊岡市で豊岡KODOMOラムサール交流会が開催されました。
このもよおしは、鳥取県中海、滋賀県琵琶湖、そして豊岡の子どもたちが交流するイベントで、
豊岡市の依頼で、ひとはくの謎の講談師、河南堂珍元斎も参加しました。
郷公園の餌の時間に舞い降りるコウノトリ。飛ぶ姿は優雅でした。
コウノトリ郷公園や文化館の見学ののち、城崎町戸島に整備中のハチゴロウの戸島湿地を見学。
工事中に一時避難していたナマズやフナ、コイをみんなで放流しました。
ナマズさん、元気でね・・・
観察小屋の中。こうやってコウノトリを観察します。ちょっと怪しい3人組・・・。
コウノトリたちも、かつてここをえさ場とした「ハチゴロウ」に見習ってえさを取りにきています。
円山川の加陽の堤外田ビオトープには親子3羽のコウノトリが子どもたちを出迎えました。
ここはなんと15ha以上の大規模な湿地となるそうです。
そして翌日、交流会のメインイベントです。まずは、珍元斎の「時空をこえたハチゴロウ」です。
2年前に豊岡で死んだ野生のコウノトリ「ハチゴロウ」は実は元兵庫県知事「坂本勝」が、「コ
ウノトリと共に暮らすということはどういうことか」を伝えるために過去から派遣したタイムトラベ
ラーだったという設定で、いろんな生き物が共に暮らす生物多様性のすばらしさやコウノトリ野
生復帰の取りくみの歴史を語りました。うまく伝わったでしょうか・・・。
ひとはくの収蔵庫に大切に収蔵されている但馬最後の野生のコウノトリも紹介しました。
さすが、自然を愛する子どもたち。ひとはくの事知ってくれてました。「うれしい!」
でも、「ひとはくはどこにある?」と質問したら「神戸!」と元気なこたえ・・・。ちょっとショック・・・。
ひとはくにある「コウノトリ展示コーナー」。羽の封入標本は見事なアートです。ぜひみてください。
ラムサール条約登録湿地の中海と琵琶湖の子どもたちが、自分たちの取り組みを紹介。
なんとコウノトリは中海にも琵琶湖にも飛んでいってました。コウノトリがつなぐ子どもたちを
をつなぐ縁・・・「コウノトリ大使」はすごいなあ・・・。
中貝豊岡市長にみんなでメッセージを渡しました。これは3月下旬までコウノトリ文化館で
展示されてます。
今年の秋(9月23日〜11月23日)には、ひとはくでも、コウノトリ写真展「コウノトリのいる風景」
がやってくる予定です。
もしかしたら、本物のコウノトリも、深田公園に舞い降りるかもしれません・・・いや、舞い降りたら
いいなあ。せめてコウちゃんでも・・・。乞うご期待!
ファーブルTF 川東丈純
みなさんこんにちは!春一番の嵐が通り過ぎ、春の気配を感じる季節になりましたね。
今回のブログでは2月11日、14日のイベント、フロアスタッフとあそぼう「地球の歴史・
ぐるぐるモビールづくり」をご紹介します。
スタッフのイベントはひとはくの展示(ちょっと難しめ?!)をお客様、なかでも子ども達
と楽しむことを大事な目標にしています。まず、展示について研究員からお話をお聞き
したり、本で調べたりして、その面白さを見つけだします。今回は46億年の地球の歴
史の長さと私たち人間が誕生してからの時の長さのちがいという面白さをみんなで楽
しむために企画しました。46億年を長さになおしたぐるぐるうずまきに色をぬり、ハサミ
で切ってひもでつるすモビールを作りました。ぐるぐる切るのがみんな難しかったみた
いですが、ステキなモビールが完成しました!
でももう少しかたい紙のほうが良かったかな?
みなさんも展示を見て面白い発見や?(ハテナ)なことがありましたら、スタッフに教え
てください!
また2月15日は『ひとはくサイエンスショー』が開催され、たくさんの方が来てくださいま
した。
スタッフもはじめて!ブースで登場!参加してくださったみなさんありがとうございます。
「ペットボトルで作るカラフルビーズ」ではペットボトルを細かく切りトースターで焼いて作
ったビーズでステキなアクセサリーを作りました。
スーパーボールみたいに弾む「スライムをつくろう!」も大人気!
「あそぼう!水のじっけん」では水のおもしろい性質をご紹介。水そうにためた水にコシ
ョウを振って、石鹸のかけらで浮いているコショウを追いかけたら・・・ぜひ実験してくだ
さいね!(作り方などわからないことはスタッフにきいてください。)
3月は春らしいイベントを準備してお待ちしています。ひとはくで一緒に春を楽しみまし
ょう!イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー3月号」でチェックしてくださいね!
高瀬優子(フロントスタッフ リーダー)
2月14日(日)に、ひとはく連携グループのNPO法人「さんぴぃす」と「恐竜の遠足」に行きました。「さんぴぃす」は、芦屋で活動するグループで、ひとはく研究員とセミナーを一緒にやってくれています。この日は、小学生を中心に21人が遠足に参加。朝9時に芦屋を出発した一行は、マイクロバスにゆられてひとはくへとやってきました。
ひとはくに着くと、さっそく春名先生に化石レプリカ作りセミナーをしていただきました。大人気のこのセミナー。“本物”の化石から型をとり、そこに石こうを流し込んでレプリカをつくります。博物館で展示しているレプリカとほとんど同じ方法です。できあがったレプリカは、お土産に持ち帰りました。
みんな真剣にレプリカ作り。「う〜ん。なかなか上手にできた。」
レプリカの石こうが固まるまでの間に、ひとはく本館3階恐竜の展示コーナーと恐竜ラボとを見学しました。恐竜の展示コーナーは、この度ちょっと新しくなっています。恐竜化石があらわれた現場を再現した「産状レプリカ」を前に丹波の恐竜の大きさを体感!研究員の先山先生が直々に展示の説明をしてくださいました。
丹波の恐竜はこんなに大きい!首から上は、まだほとんど見つかっていないので描かれていません。
お昼ごはんを食べたあと再びバスに乗りこみ遠足の再開です。ひとはくからは、先山先生、三橋先生、遠藤が同行しました。まずは、ひとはくのすぐそば三田炭獣が発見された場所を見学しました。先山先生がさしている地層のくぼんだ部分は、はるか昔のほ乳類の足跡なんだそうです。地層の形だけでそんなこともわかるのですね。
次は、高速道路にのって一路、丹波の恐竜化石発掘現場へ向かいました。
発掘現場は、丹波市の篠山川川岸にあります。すぐそばから発掘の様子が見れます。スタッフの方々が、ドリルで岩を削ったり、小さな石を根気よく割ったりしていました。遠足に参加していた子供たちもじっとしていられません。道ばたに落ちている石を拾って、割りはじめました。「先山先生、これ化石?」。結局、化石は発見できず。残念。
丹波市山南住民センターの中にある化石クリーニング工房も訪れました。(丹波竜化石工房 http://www.tambaryu.com/studio.html)
最後は、篠山市にある「お菓子の里 丹波」でお土産を見て、帰路につきました。
一緒に遠足に行った子供たちは、ほんとうに元気いっぱい。走り回っていました。1日ずっと恐竜化石の日。くたびれたけど、ぜいたくな経験でした。楽しかったね。
(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)
2月15日、県立美術館で、県美ひとはく連携事業第3弾!を開催しました。
まずは、「ウィーン美術史美術館所蔵・静物画の秘密」展関連イベント、
レクチャー「花を愛する〜近世のヨーロッパと日本〜」から。
満員のお客さまに鈴木武研究員も緊張気味(?)です。
静物画の秘密展で展示されている植物を専門的見地から、その種類や
当時のヨーロッパや日本の人々の愛情をレクチャー。まさに自然と美術の
融合ともいうべき、さすが格調高いセミナーでした。
つづいては、ひとはくでもやりました「うし年」にちなんだでんでんむしイベントです。
ひとはくと県美のスタッフなどで構成する河南堂珍元斎一座の寸劇講談「柳田國男の
でんでんむしの話」と鈴木研究員のレクチャー「でんでんむしのなぞ」の2部構成!
司会はいつもの阿部さんです。
柳田さんの作品「蝸牛考」をわかりやすくした創作講談で、でんでんむしの田助が、
自分の名前探しに全国を旅する物語・・・。寸劇講談のはじまり、はじまりー!
でんでんむし熱演中!巨大でんでんむしの制作は美術館の藤原義勝MTです。いつも無理な
注文にもすばらしい作品(笑)で答えてくれます。
さて、問題のオチは?
あーウケて、よかった・・・。
でんでんむしメットがよく似合う鈴木研究員は、柳田さんの蝸牛考やでんでんむしの
生態について解説!
このでんでんむしイベントは、3月15日(日)に神崎郡福崎町の柳田國男・松岡家
生家でもやります!
午前10時からは鈴木武研究員の「カタツムリをさがそう」、午後1時からは河南堂
珍元斎一座と探偵ナイトスクープのプロデューサー松本修さんとの共演です。
乞うご期待!
ファーブルTF 川東丈純
2/11(水・祝)に開催いたしました共生のひろば.発表者・共同発表者,聴講者をあわせて300名(!)が集まり,19件の口頭発表に耳を傾けるとともに,27件のポスターと作品の前で楽しい情報交流が行われました.
(詳しい内容はこちら)
ポスター会場は互いに学び会う人々の活気にあふれていました!
どの発表・作品からも研究対象や活動に対する強い思いが伝わる素敵な内容で,発表者,聴講者ともに多くの刺激を受けておられました.特に今回は小・中・高校生,大学生と若い発表者が昨年よりも多く,地域の自然・環境・文化をみつめる次世代のまなざしを頼もしく感じられた方も多かったように思います.
県立大附属高校の生徒さんによる発表(OP-11)
発表会の終了後に行われた茶話会には120名が集まり,会場ではなかなか質問できなかったこと,発言できなかったことをお茶とお菓子を前にリラックスした雰囲気で伝えあうことができました.特に,聴講者から発表者へメッセージカードを贈るという今年度初めての試みでは,内容を読み上げる度に会場が沸き上がり,笑顔であふれました.メッセージを受け取った発表者は「コメントがいただけるのはとても励みになる」と喜んでおられました.
メッセージカードに見入る参加者
茶話会の終盤では,各種賞の授賞式が行われ,甲乙のつけがたい発表が多い中,下記の発表が表彰されました.
館長賞:「特に優れた発表」に対して授与される賞.
OP-02 マーキング調査で得られたミヤマアカネの周年経過と行動に関する知見
横田 靖(「あかねちゃんクラブ」「池田・人と自然の会」)
OP-14 さんぽは自然体験のはじまり!
西浦睦子・鈴木久代(ひとはく連携活動グループ NPO法人さんぽくらぶ)
PP-11 ハヤブサの落とし物(Part4)
溝田浩美(ひとはく地域研究員)
OP-12 課題研究報告「森から学ぶ〜六甲山系のキノコたち」
藤井日菜子・濱田 諒・稲垣恵理・梅田侑希 ほか第2学年20名
教諭 河合祐介・上林 泰(兵庫県立御影高等学校)
名誉館長賞:「ユニークな発表」に対して授与される賞
OP-07 ソーラーパネルと小型ポンプを用いた簡易魚道の設置〜安価で簡便な自然再生の方法〜
久加朋子・大澤剛士・石田裕子・佐々木宏展・前田知己・清水洋平
(水辺のフィールドミュージアム研究会)
OP-16 「恐竜発掘ケーキをつくろう!〜お菓子を通した学習プログラムの可能性を探る〜」
有田寛之・高橋みどり(国立科学博物館)・佐藤大樹・川本麻代・小島綾子・古杉理沙子
・鮫島裕子・古満れんげ(兵庫県立三田祥雲館高等学校)・辰巳萌佑子・三浦理紗
(大阪教育大学附属池田中学校)・松浦孝一(ル・パティシエ・プチ・ムッシュ)
PP-01 鳴く虫ワールド2008
ひとはく連携活動グループ 鳴く虫研究会「きんひばり」
PP-03 ミヤマアカネを卵から観察「血統書付き!あかねちゃん誕生」
浅倉景子(あかねちゃんクラブ)
審査員特別賞:「データ量や活動量など努力量の多い内容や継続的な活動」に対し授与される賞
OP-05 コンクリートの川にホタルを増やそう〜池尻川ホタル再生計画〜
山下 駿・野澤眞崇・坊 沙織・山本貴之・和田彬宏・佐藤飛鳥・土居恭子(兵庫県立有馬高等学校 科学部)
OP-11 スクール ジーンファーム 地域の絶滅危惧種の保全と増殖
朴木彩乃・森元敏郎・顧問 田村 統(兵庫県立大学附属高等学校 自然科学部 生物班)
PP-22 木の実・草の実・野菜の種大集合
井上富雄・中島得三(NPO法人 人と自然の会 植物観察会)
注目大賞:会場から多くのメッセージを得た発表に対する賞
OP-05 コンクリートの川にホタルを増やそう〜池尻川ホタル再生計画〜
山下 駿・野澤眞崇・坊 沙織・山本貴之・和田彬宏・佐藤飛鳥・土居恭子(兵庫県立有馬高等学校 科学部)
PP-11 ハヤブサの落とし物(Part4)
溝田浩美(ひとはく地域研究員)
PP-22 木の実・草の実・野菜の種大集合
井上富雄・中島得三(NPO法人 人と自然の会 植物観察会)
共生のひろば発表会は1日で終了ですが,当日発表されたポスター・作品の一部は2/15から4/5まで当館2階の企画展示室で展示されます(これも今年度の新しい試みです!).
ご興味のある方は是非お誘い合わせの上,ご来館ください!
受賞発表(PP-22 木の実・草の実・野菜の種大集合)はコレクションの多さで迫力満点!
(連携・担い手養成マネージャー 橋本佳延)
今度の水曜日2/11(建国記念日)にはいろいろな活動を自ら語る
共生のひろばが開催されます。
今日2/8(日)はひろはく連携グループのみなさんなどが標本とかポスターの準備をしています。
ユース昆虫教研究室の中学生たちです。
神戸市北区藍那の昆虫をポスターと標本で紹介してくれるようです。
作成途中のポスターを見せてもらいました。
楽しそうですね。
気分は学園祭です。
こちらは石ころクラブ。
集めた石で楽しく熱く語り合っています。
当日に展示する石を整理しています。
箱に入れてラベル付きです。
共生のひろば当日にはどうなっているか楽しみです。
(生涯学習推進室 鈴木武)
大阪自然史博物館の依頼でYプロジェクト(淀川水系調査)で
外来アゾラの分布調査をするための勉強会ということで、
茨木市の万博公園に行ってきました。
万博公園といったら、まずはこれ....「太陽の塔」ですね。
万博公園内の池です。
赤茶色に見えるのは『水面』です。
アイオオアカウキクサ(いわゆる雑種アゾラ)がおおっています。
天気が悪くて寒くて、参加者は少なかったのですが、
みなさん熱心です。
こんなものが水面をおおっています。
これでもシダ植物です。
冬になると赤くなることが多く目立ちます。
アカウキクサ、オオアカウキクサというのが在来種でともに絶滅危惧種ですが、
最近見つかる赤い池の大部分は外来のものです。
(自然環境再生研究部 鈴木武)
前回ご案内しましたように 1月の‘フロアスタッフとあそぼう’は お正月イベント
‘モォ〜!新年’を行ないました。
10日、11日は 「ウシ牛クラフト」と題して、牛乳パックを使って牛を作りました。
カードもステキにできました!力作です!!
親子で またおじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんが一緒に参加され、相談しな
がら楽しそうに作られている様子を見ていると この次もこんな素敵な笑顔が見ら
れるよう頑張ろうと!思います。
時間や素材など限られた中での作品作りになりますが、いつもすばらしい作品を
作り上げていく子どもたちの豊かな感性には 本当に感心させられ たくさんパ
ワーをもらいます。
12日の「ウシ画はくの日」では、ひとはくサロンで行なわれている 年末年始特別
企画展「ウシさんようこそ!」の展示を見ながら、いろんな‘ウシ’を描きました。
素敵な‘服’を着た‘ウミウシ’さんもいましたね。
2月の「画はくの日」は7日と8日です。
その他のイベントはフロアスタッフ手作りの‘うきうきカレンダー’でチェックし
てくださいね。
2月15日はサイエンスショーがあります!
今年はフロアスタッフのブースもありますので どうぞお楽しみに!!
今後も楽しめて ためになるイベントをご用意してお待ちしています。
どうぞご家族や友だちと 皆様おそろいでお越しください!
フロントスタッフ 有村睦子
1月7日(水)から12日(月・祝)までの6日間だけで1万人を超えるご来場がありました。誠にありがとうございました。
最終日のワークショップ「化石のレプリカ作り」は私が講師をさせていただきましたが、10時の開店と同時に並んだ子どもたちで「20名定員×2回」の整理券はまたたく間に完売してしまいました。
「今年のバレンタインはアンモナイトチョコレートで!?」というサブタイトルを設けましたが、参加していただいたみなさん!ぜひ、家でチャレンジしてみてください。
▲カラフルな型取り材でつくりました
▲親子で参加していただきました
ひとはくは今日1月13日(火)から2月6日(金)まで休館いたします。この間に「丹波の恐竜化石」の展示も更新され、肋骨から尾椎・血道弓までが並んだ産状レプリカを見ていただくことができます。
大丸の展示を見逃された方、もう一度じっくり見られる方、ぜひ、人と自然の博物館にお越しください。お待ちいたしております。
(生涯学習課長 平松紳一)
昨日は、土曜日とあって2千人を超える方がご来場されました。ありがとうございました。
とくに徳川広和さんのワークショップには、小田隆さん、荒木一成さんも来られて、終了後、それぞれの書籍のサイン会になりました。
今日も開店と同時にたくさんのお客様が来場されています。県立コウノトリの郷公園のワークショップ「コウノトリの大きさを体感しよう!」のほかに、「丹波竜のちーたん」「コウノトリのコーちゃん」「『ダーウィンが来た!』のヒゲじい」との写真撮影会もあります。
これを読まれた方、まだ間に合うかもしれません。
急いで大丸神戸店9階特設会場にお越しください!
いよいよ明日1月12日(月・祝)までです。今日は10時から20時までですが、明日は18時までです。入場は無料です。
明日の最終日には、ひとはくのワークショップ「化石のレプリカ作り」もあります。4日間で5,500人ですから、最終日には1万人を超えるかも?
ぜひ、ご来場ください。
(生涯学習課長 平松紳一)
7日(水)から開催して4日目を迎えています。連日多くのお客様にお越しいただき、今日も徳川広和さんのワークショップは「満員御礼」の状態でした。
さて、見ていただいた方から「入口正面の産状レプリカの展示がすごい!」という声をよく聞きます。
実は去年の7月、企画委員会の後、大丸ミュージアムKOBEの担当者に展示中の第1次発掘の産状レプリカ、第2次発掘のプラスタージャケットを見てもらいました。
展示方法について何回かのやりとりのなかで「垂直に立てて展示したい」と要望されたときは、「水平に置いているものをまさか立てるとは?美術館じゃないんだし。とうてい研究員の理解は得られないだろう」と正直思いました。
発掘現場と同じ30度の傾斜で現場を再現することを考えていたので、レプリカを製作した会社に強度を確認して展示方法を再検討しました。
結局「70度程度」に落ち着き、新規に製作する第2次発掘の産状レプリカについては、はじめから傾斜に耐えるよう製作を依頼することとなったのです。
博物館の常識とは異なる展示?これも一見の価値はあります。
1月12日(月・祝)まで展示しています。あと2日限りです。
明日は10時から20時までですが、最終日は18時までです。入場は無料です。
ぜひ、大丸神戸店にお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)
ひとはくサロンは、こんな雰囲気でした。
河南堂珍元斎さん一座の講談「でんでんむしのめでたい話」
みなさん、オチはいかがでしたか!?
巨大カタツムリ、
右は河南堂四十一斎(橋本さん)
左はファーブル展で一座門入りした河南堂うるさい(立川君)
です。
鈴木研究員の「蝸牛考」
柳田國男の「蝸牛考」と兵庫のでんでんむしの紹介。
でんでんむしが似合ってますね。はまってます。このアイテムは手放せないでしょう。
会場のみなさんからも質問がたくさんありました。
司会くださった阿部さん。ファーブル国際シンポ(淡路)でもお世話になりました。ありがとうございました。
(八木)
大丸神戸店9階で1月7日(水)から12日(月・祝)までの6日間だけ開催されている今回の展示の見どころとしては、本物の化石10点(脳函・環椎・歯・肋骨・尾椎3・血道弓3)の展示のほかに著名な3名の方々の展示があります。
まず、徳川広和さんの20体の恐竜模型のジオラマ展示。ティラノサウルスやブラキオサウルスなど子どもたちもよく知っている恐竜の模型が一同に並んでいます。近くから情景とともに撮影すると、まさに「生きている?」のではないかと思うほど。
徳川さんには10日(土)に会場で子ども向けのワークショップ「化石から恐竜の姿を描こう!」も催していただく予定です。
さらに、荒木一成さんの「丹波竜2007」の恐竜模型と、小田隆さんの復元画「丹波竜2008」。どちらも著名な方ですが、今回発見された「丹波竜」をイメージして製作していただいたものです。
なぜ「2007」「2008」がつくかというと、発見部位が2007年時点では「尾の部分」、2008年時点では「胴の部分」までなので、まだ全身復元ができません。したがって、その時点でわかっている資料をもとに製作していただきました。
今日から丹波市の発掘現場で第3次発掘調査が本格的に始まりました。「丹波竜2009」がどんな姿なのか・・・今から楽しみです。
▲今日の発掘現場の様子
1月12日(月・祝)まで展示しています。10時から20時までですが、最終日は18時までです。入場は無料です。
ぜひ、大丸神戸店にお越しください。
あわせて、第3次発掘調査「最新情報」もお楽しみに!!
昨日から始まった大丸神戸店での「自然のたからもの〜丹波竜&コウノトリの会おう!」で、
初日、訪れた約1300名の来場者に人気だったのは「丹波竜化石の重さを体験!」コーナーです。
恐竜化石は「見る」だけじゃありません!
本物の丹波竜の尾椎の化石を正確に型どりしていますので、もちろん本物と同じ形・同じ大きさです。
さらに通常は、繊維強化プラスチック(FRP)などの軽い材質でレプリカを製作するのですが、今回は鉄やステンレスの部材などを入れて、わざと重くして、実物の化石と同じ重量に仕上げています。
なんと4.9kgもあります。小さな子どもにはちょっと重いですが、スタッフがついていますので安心して体験できます。
1月12日(月・祝)まで展示しています。10時から20時までですが、最終日は18時までです。入場は無料です。
ぜひ、大丸神戸店にお越しいただき、「ホンモノ」を体感してください。
(生涯学習課長 平松紳一)
今日1/4から、新年にちなんで、紙芝居「ウシさん こんにちは」が始まりました。
4Fひとはくサロンのおくでしています。
自転車と紙芝居わくは「ファーブル大作戦!」で使ったものです。
レトロでいい感じです。
昨年の干支、六甲山生まれのスミスネズミのスミス君が
今年の干支の「ウシ」に会いにいくお話です。
ところがスミス君、
「牛」でも蝸牛(カタツムリ)とか海牛(ウミウシ)に出会ってしまい、
なかなか牛に会えません。
最後は『ウシ』についていろいろな問題がでます。
みんな元気に答えてくれました。
この「ウシさん こんにちは」は1/12までの毎日あります。
1/6(火)〜1/7(水): 午前11時から
1/8(木)〜1/9(金): 午後3時から
1/10(土) 午後3時45分から
1/11(日)〜1/12(月祝) 午後1時45分から
(生涯学習推進室 鈴木 武)
1/3にあったイベントのひとつに「動物すごろく」があります。
フロアスタッフがつくった動物の帽子をかぶって、野生動物になりきって
さいころをふって進んでいきます。
これがサイコロ。布でできた手作りです。
数字でなく、動物の「くせ」「たべもの」などがでてきます。
出た目のふだを引きます。
きつねの「えさ」のふだです。「えさ」のふだは何枚かあります。
これは冬の「えさ」のふだで、進める数も書いてあります。
動物のひとたちが集まりました。
3F入口そばの兵庫の動物のコーナーです。
最初のきつねさん(ピンク)はいきなり5つも進みました。
次のしかさん(オレンジ)はいくつ進めるかな?
さるさん(きいろ)もたぬきさん(みどり)もわくわくしています。
くまさんもいのししさんも待っています。
(生涯学習推進室 鈴木 武)
兵庫県の三田市・宝塚市・川西市・猪名川町と大阪府の能勢町・豊能町・箕面市・
池田市を含む一帯は北摂地域と呼ばれていますが、この地域には驚くべきことに、
日本一と言われている里山が2種類も存在しています。
一つは500年以上も前から存続している「日本一の伝統的里山」で、もう一つは環
境・文化林として整備されている「日本一の先進的里山」です。
しかし、残念なことに、これらの里山の詳細をご存知の方はとても少ないのが現状
です。
そこで、このような状況を何とか改善したいということで、12月13日に「北摂里山
講座」を人と自然の博物館で実施しました。
受講者数は150名。講座は1時30分に始まり5時00分に終了しました。長時間の
講座でしたが、皆さん最後まで熱心に講義を受けておられました。
私も一つの講義を担当しましたが、皆さんの真剣なまなざしに圧倒されてしまい
ました。
なお、各講義のタイトルと講師名は次のとおりです。
里山の特徴・現状・管理(石田弘明)/北摂の里山の概要(服部 保)/猪名川上
流域の里山(黒田有寿茂)/北摂の里山と湿原(武田義明)/北摂の里山と昆虫
(中峰 空)
ところで、来年の1月11日(日)に、北摂里山講座のシリーズ企画として「北摂里山
検定」を人と自然の博物館で実施します。時間は13時30分〜14時30分です。
受検者には正解数に応じた下記の等級別の「兵庫県立人と自然の博物館館長北
摂里山検定検定証」を発行します。
特級:9割以上、1級:7割以上、2級:4割以上
北摂里山検定の申込締切日は11月30日ですが、会場にまだ若干の余裕があります
ので、受検してみたいという方は大至急人と自然の博物館(079-559-2001)までご
連絡ください。
ただし、会場が満席になった時点で受付を終了させていただきますので、あらかじ
めご了承ください。
石田弘明(自然・環境再生研究部)
今月実施したクリスマスイベントでは、環境に優しいエコなクリスマスグッズをみん
なでつくりました。
楽しいクリスマスが終わると、モーあっという間に新年ですね。来年のフロアスタッフ
とあそぼうでは、1月10、11、12日にお正月イベント‘モォ〜!新年’を予定し
ています。
来年の干支である牛を牛乳パックで作るクラフトなどを企画中です。
1月3、4日は恒例の動物すごろくを行いますのでそちらも是非ご参加ください。
今年はファーブル展もあり、本当に沢山の方がイベントに参加してくださいました。
ありがとうございました。
来年もみなさんにひとはくを楽しんで頂けるよう、スタッフ一同よりいっそう頑張っ
ていきますのでどうぞよろしくお願い致します。
それではみなさん良いお年をお迎えください。
岡本知佳(フロントスタッフ)
ひとはくファーブル大作戦は11月30日に閉幕いたしました.会期中は,多くの方々に来場いただき,ほんとうにありがとうございました(来場者数は,まだ集計中ですが,3万7千人近い来場者がありました).はじめて,ひとはくに来館された方が多く,本イベントは当館を知っていただける良い機会となりました.
思えば,昨年度7月に北海道大学博物館から始まった「ファーブル展」も,ひとはくでグランドフィナーレ.国内の5つの博物館を巡回し,ファーブルが昆虫記を通して日本人に伝えてくれた「自然を観察するおもしろさ」や「生涯を通じて学びつづけることのすばらしさ」を,多くの人々があらためて学ぶことができたのではないでしょうか.また,子供たちにも昆虫の不思議を通じて,「生命や自然の尊さ」を体感してもらえたのではないかと思います.
今日,会場の撤収作業もほぼ終わり,博物館内も通常の風景に戻りました.担当者としては,展示につかった標本類など,細々とした展示物の整理・保管・返還作業はまだ残っていますが,ようやく閉幕したなと実感しております.
(フランス国立自然史博物館からファーブルの標本類の撤収に来館されました)
(標本類は特別なケースに保管して,今日,関空に送りだしました)
計画・準備期間もいれれば,足掛け4年以上をかけた一大イベントでした.本事業に専心された国内の5つの博物館とフランス国立自然史博物館のスタッフの皆様,お疲れさまでした.そして,会期中.色々とご尽力いただいた当館のスタッフの皆様,ご苦労さまでした.
ひとはくは,これからも様々な事業を展開してまいります.ファーブル展にご来場いただきました皆様に再度御礼申し上げるとともに,ぜひ,また来館いただけるとうれしく思います.
(橋本佳明:ファーブルタスクフォース・自然環境評価研究部)
ファーブル大作戦!最後の土日は、講談師「河南堂珍元斎(かなんどうちんげん
さい)」のスペシャルイベント。
そして、最後のファーブル大作戦!キャラリートークを実施しました。
29日は、スペシャルレトロ紙芝居。
スペシャルゲストの立川渉くん。
初めてにしては、うまく出来ました。それも、そのはず。
渉くん、ファーブルポイントカードを3回もゴールした、ひとはく常連様。
河南堂珍元斎の講談を覚えるくらい、見てくれていました。
その渉くんに、河南堂珍元斎から「河南堂うるさい」と命名。
立派に河南堂一門となりました。
さらに、最後の研究員のギャラリートーク。
担当の大谷主任研究員が、なんと「ふんころがし」の姿をご披露!
ん〜なかなか似合ってます。
ギャラリートークの様子。やはり、専門の分野になると顔つきが違います。
ギャラリートークは、終わってしまいますが、セミナーでも昆虫のお話が聞けますの
で、来年のセミナーを楽しみにしてくださいね。
30日は、スペシャルファーブル講談の2本立て!
「ファーブルふん虫記」と「虫売り」の講談にお客様は聞き入っていました。
河南堂珍元斎の講談を聞くためにわざわざお電話で問い合わせをしてくださった
お客様もいらっしゃいました。
次回の出演をお楽しみに!
生涯学習課 小林美樹
11月29日(土)神戸市立西脇小学校体育館でPTA主催の「ひとはくin西脇小学校」が開催されました。ティラノサウルスやトリケラトプスの頭骨レプリカや昆虫標本、古生代から新生代の化石標本、パネル展示など体育館の半分を占めるキャラバン展示を背景に、計15ものPTAや地域の方の趣向を凝らした工作ブース。ひとはくからは、化石のレプリカ作りと、人と自然の会による「まが玉ペンダント」が出展。体育館は一日、こどもたちの驚きの声につつまれました。
ひとはく学校キャラバンは、今年度神戸市立櫨谷中学校を皮切りに4校目。全部で5校が予定されています。
生涯学習課 春名潤一
11月24日(月)に<ちんげんさいのファーブル講談>を開催しました。
NHK出演の効果もあって、会場アースシアターは大盛況でした。
そのときの模様を少し紹介します。
この日は2本立てで、まずは「ファーブルふん虫記」。
謎の講談師河南堂珍元斎熱演中。
河南堂一門もふん虫役で友情出演。
怪しいふん中たち登場!
ふん虫奮闘中!スカラ兵衛が大暴れ。会場中にふん玉が飛んだり、転がったり・・・、空飛ぶふん玉
に子どもたちは大喜び!
クイズに答えて正解すると、スカラ兵衛扇子をその場で描いてプレゼント。
日本のふん虫、生きたセンチコガネくんをさわってみる子どもたち。さすがにセンチコガネくんは
ちんげんさいよりも大人気でした。
主演男優賞のセンチコガネくん
2本目は「講談 虫売り」。「ギースどうどすー、松虫どうどすー・・・」と虫売りが登場すると
場内は静まりかえり、江戸時代へとタイムスリップ。
虫売り登場
寸劇、お絵描きありの講談で、ふん虫の気持ちになったり、江戸の虫売りを体験したり、
五感で楽しむ!イベントでした。
ひとはくファーブル大作戦!もあとわずか。、<ちんげんさいのファーブル講談>は11月30日
(日)(11時〜12時)で千秋楽を迎えます。お見逃しなく。
でも、再び、ちんげんさいは、新年、1月10日(土)、ひとはくのミニ企画展「ウシさんようこそ」(1月3日〜12日)の中で、柳田国男の蝸牛考(かぎゅこう)をもとにした新春講談「でんでんむしのめでたい話」で登場します。乞うご期待!
ファーブルTF 川東丈純
みなさま、こんにちは!
「ひとはくフェスティバル」におきましては、今年も大勢のお客様にご参加いただき
ありがとうございました。
特別プログラムのファーブルクイズ王大会では激戦の末、全問正解のクイズ王が3名
も誕生し、大変盛り上がりました。
写真:ファーブルクイズ王大会の表彰式のようす
また深田公園では、演奏会や屋台など皆様も楽しい一日をお過ごしいただいたことで
しょう。
さて、「ひとはくファーブル大作戦!」の開催期間も残すところわずかになってしま
いましたが、もうご観覧いただきましたでしょうか?
皆様のおかげで、楽しくイベントを行うことが出来ました。
開催期間、最後の土日はクイズ大会などを予定しております。
最後まで全力で頑張りますので、ぜひご参加くださいますようスタッフ一同心よりお
待ちしております。
なお、12月のクリスマスに向けてのイベント準備もおこなっていますので、こうご期
待ください。
(フロントスタッフ 寺尾由美子)
HAT神戸にある県立美術館では
兵庫県と姉妹提携をブラジル・パラナ州の美術館と連携で特別展を開催しています。
特別展の入口のあたりです。
講演中の中瀬副館長です。
ちなみに写っている木は『パラナマツ』でパラナ州の州木です。
マツと思っていたのですが、調べてみるとナンヨウスギ科の高木でよい材木になります。
ブラジル・パラナ州の州都クリチーバは「環境共生都市」として世界的に有名だそうで、
その都市計画と実行の過程、それに関与した日本人、特にナカムラヒトシ氏の話でした。
日本の寺子屋の形式がスラムの教育に導入されたり、日本の知恵も使われたとのことです。
縦割りでなく、建設、教育、交通、ライフライン整備などを総合的に進めて、
ゴミ0化、放置区域の緑地化を環境共生が叫ばれる前に達成して、世界のモデルとなっています。
今回の講演は県立館の連携のひとつとして行われました。
パラナ州の美術館の展示を観ると、中瀬副館長の講演にもあった広大な公園の景観もあり、
クリチーバの風景は地元の誇りであるのだなとの印象を感じることができました。
ブラジル原産のイペの木を使った記念品が抽選で5名の参加者に配られました。
イベはノウゼンカズラ科の高木で、硬く重く丈夫な材になります。
神戸空港のウッドデッキに使われています。
また神戸市中央区鯉川筋にはブラジルとの交流を記念して植樹されています。
別室では、ブラジル音楽のコンサートもあり、美術館はブラジルモードでした。
たまたまですが、演奏者のひとりは中瀬副館長のお友達だそうです。
生涯学習推進室 鈴木 武
11月22日の「ふかたん」はかくれた虫をさがしました.
11月に虫さがし? 不安もありましたが,天気もよく,気温も適度に上がっ
て,何より,元気な隊員が多数あつまったので大成果でした.
2時にサロンに集合して,まず,博物館入口付近のヤツデの花のところに行
ってみました.この花にハナアブなどが来ています.日向ぼっこをしているハ
エ,空中浮遊しているハナアブなどを見ました.ここまでは,多少は活動中の
虫も見られるようにと,あらかじめチェックしておいた隊長の,仕込みのネタ
です.
しかし隊員の意欲的な探索は花の虫にとどまらず,落ち葉をあばいてダンゴ
ムシ(メス),ワラジムシ(特大),ナメクジ(外来種?)を次々と発見.樹
皮下からヨコヅナサシガメの若虫,何だか小型のテントウムシの蛹が何かに食
われた痕,蛾の蛹の脱け殻,落ち葉から虫コブの痕,カマキリの卵の出た跡,
多分植物の実,まったく謎の物体 ... などなど,いろいろ見つかりました.
隊長的には芝生広場の水場付近でイナゴが見られる事も仕込んでいましたの
で,そちらに移動.するとイナゴより先にハラビロカマキリ(お腹パンパンの
メス)を発見.つかみ方のコツを上手い隊員が伝授.
樹の幹や柵などから蛾の蛹や蛾の幼虫の朽ち果てた痕や寄生蜂の繭の脱け殻
が見つかりました.活動中ではなく「何々痕」ばかりですが,冬のむし探し的
にはこういうのが「むむ,実に興味深い」なのです.
ほかにチャタテムシの一種,アワフキの一種,ナナホシテントウ,アオバア
リガタハネカクシ,ギシギシを食べている蛾の幼虫,何だか小さなハエ,アブ
ラムシ,などは活動中のものを見られました.一部の上級生隊員は冬の蛾を数
種ゲット,正確な種名は展翅して調べないとはっきり分からないようです.隊
長の予定通りイナゴ(たぶんコバネイナゴ)も,一応,見られました.
さいごは紅葉したイロハカエデの下で記念撮影.ファーブル企画で三連虫の
「ふかたん」,この時期は紅葉を探検するのも良かったんですけどね.
隊長:沢田佳久
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「ふかたん」とは?
深田公園うきうき探検隊の愛称です。
ほぼ毎月1回テーマを決めて、
ひとはく研究員を隊長として、博物館のある深田公園を調べます。
次回以降は12/7に先山隊長が石、2/22に秋山隊長が苔をテーマに探検する予定です。
当日参加で、申し込みは不要です(無料、博物館観覧料のみ)
最後に観察したこと、集めたものを大きな地図にまとめます。
ひとはくファーブル大作戦 のイベントのひとつとして、
谷上駅(神戸電鉄/北神急行)駅にあるドームギャラリーで
「ひとはくファーブル大作戦 in 谷上駅」を行っていました(11/1-20)。
駅改札を出て右奥の通路に沿った場所です。
写真家 栗林慧氏の撮影による昆虫などの瞬間写真14点、
フンコロガシの仲間で六甲山にもいるオオセンチコガネの拡大模型、
六甲山に関連のあるマヤランの模型、スミスネズミはく製などを
展示しました。
たまたま通りかかった親娘連れ。
きれいな色のオオセンチコガネ模型を興味深そうに見ています。
利用者の多い駅だけあって
置いておいたファーブル展の案内500枚は10日ほどでなくなってしまいました。
ひとはくファーブル大作戦!を知ってもらうよい機会になったようです。
ご協力いただきました谷上駅、神戸電鉄のみなさまありがとうございました。
(生涯学習推進室 鈴木武)
11/20(木)に高校連携セミナー「電子レンジで押し葉つくり」をしました。
芦屋のクラーク高校の生徒と一般の参加がいっしょです。
まずは材料となる葉を取りにいきます。
カエデ、ヤマボウシ、ナンキンハゼ....いろいろな色の葉があって材料には困りません。
葉を紙、スポンジ、陶板にはさみます。
留め具をかけてセット完了。この器具はふつうに市販されています。
電子レンジにかけます。長すぎるとこげるのでまずは20〜30秒程度で乾きぐあいをみます。
果敢にもツバキの花に挑戦した人も。。乾燥には2分もかかったそうです。
あとはシートにはさんでパウチするだけ。
完成品です。さまざまな素材やデザインで楽しめました。
(生涯学習推進室 鈴木 武)
集めて楽しいふぁーぶるポイントカード。
このカードは、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に
配布しています。
ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加
するたびに、スタンプを1つ押しています。
ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第10号になったのは、三田市立武庫
小学校の5年生の立川渉くん。
なんと渉くんは、ゴール3回目!
集めたポイントは72ポイント以上。すごい!
いつもご来館ありがとうございます〜〜〜。
講談師ちんげさいさんからゴール達成第10号の認定証と特別に扇子やスカラベ
を象った信楽焼が贈られました。
ちんげんさいさんに似顔絵を描いてもらう渉くん。
学校がある日でも、ほとんど毎日来館してくれています。
今日は、学校が終わって、スイミングスクールの前に来館してくれました。
将来は水泳の選手になりたいそうです。
次のゴール達成者は、誰でしょう。
ファーブルポイントカード実施期間は、11月30日までです。
生涯学習課 小林美樹
9月20日から始まった「ひとはくファーブル大作戦!」。
今日で、ちょうど2ヶ月になりますが、来館者3万人を迎えました。
3万人を突破してくれたのは、神戸市立若宮小学校3年生のみなさんです。
元気いっぱいセミナーの様子
若宮小学校3年生のみなさんへの記念品です。
記念品その1:スカラベの信楽焼・クワガタ封入標本・てぬぐい
ひとはくオリジナルエコバック
記念品その2:講談師 ちんげいさいのサイン入り扇子
この他、ひとはくオリジナルテレフォンカードもありました。
記念品を受け取ってくれた3年2組の代表の女の子は、「みんな外でドッチ
ボールをして元気なクラスです。」とクラス紹介してくれました。
若宮小学校3年生のみなさんと岩槻館長と記念写真です。
若宮小学校3年生のみなさん、ご協力ありがとうございました。
また来てくださいね〜。
生涯学習課 小林美樹
11月9日(日)に兵庫ゆかりのナチュラリスト、小泉八雲コーナーの関連イベントで、
八雲のひ孫小泉凡さん(島根県立大学短期大学部准教授:小泉八雲記念館顧問)
をゲストに「ナチュラリスト小泉八雲」を開催しました。
神戸に2年間、新聞記者として居住し、神戸で帰化した小泉八雲を、100年前にタイ
ムスリップして、八雲の聞いた虫の音などの音の世界を体感しようというイベントです。
まずは、 河南堂珍元斎の講談「虫売り」から。
黒子、司会は、友情出演の河南堂御免奈斎、阿部星香さん。
<写真2>江戸の虫売りの様子を再現しました。
売り声は、京風売り声「ギースどうどすー。松虫どうどすー。鈴虫どうどすー・・・」。
江戸風は不明で、虫売りは、京都には戦後しばらくまでいたようで、京都の宿屋
「枳殻荘」のおじさんに教えてもらった売り声で演じました。
虫売りの屋台は県立美術館との連携で、県立美術館の藤原義勝ミュージアムティーチャー
に制作してもらいました。虫売りの主は珍元斎、使用人は、友情応援の四十一斎、御免奈斎です。
屋台はすごく重い・・・。お疲れ様。
<写真4>
八雲の書いたエッセー「虫の演奏家」から、虫売り誕生物語を講談+落語風で演じる河南堂珍元斎。「へるん先生(八雲)の近所に住む喜六は、新しい仕事の紹介をへるん先生に頼みにやってきます・・・。」、講談「虫売り」は11月24日にファーブル講談で再演します。
小泉凡さんは「八雲のとらえた明治日本の音〜虫・蛙・鳥そして街の音」と題したお話。
明治日本で、八雲がとらえた虫の音をはじめとする「音」についての楽しいお話でした。
日本の音楽や虫の音、物売りの呼び声など日本の庶民の文化に対する八雲の愛情を
とても感じました。
<写真6>
大谷剛研究員は、八雲が聞いた鳴く虫、カネタタキ、クサヒバリ、カンタンなどの声の聞き分けの解説。
<写真7>
さあ、聞き分け訓練ができたら、いざ、 深田公園へ。凡さんも一緒に、今も鳴いているはずの
クサヒバリ、カネタタキ、カンタンの声を大谷研究員や連携グループ「きんひばり」の案内で、
八雲が愛した鳴く虫の声を聞きに出かけました。
<写真8>
<写真9>
残念ながら、この日はあいにくの冷え込みで、鳴いていたのは、ハラオカメコオロギのみ・・・。
大谷研究員によると気温が15度より下がると鳴かないようです。昨日まで鳴いていたのに・・・
あー残念。代わりに、「きんひばり」のメンバーが飼っている鳴く虫を見せてもらいました。
ちなみに翌々日の11日あたりから気温が上がり、ふたたびカネタタキは鳴きはじめました。
<写真10>
鳴く虫のかわりに、ネズミトリに捕獲されたズズメバチを凡さんと見学。まだ生きているのもいて、
大迫力でした。
人と文学と自然が融合したイベントで、受講者からも「楽しかった!」といわれ感謝です。
受講者は、小泉凡さんと記念撮影したりして、外は寒かったですが、熱いイベントでありました。
<写真11>
虫売りで使った屋台を「ナチュラリスト小泉八雲コーナー」に展示しました。八雲が聞いた虫も鳴いています。(CDですが・・・。)虫籠の中の、鳴く虫たちは、「きんひばり」の溝田さんの切り紙とフロアスタッフの藤田さんと瀬良さんによる折り紙です。虫の写真の提供は八木研究員と「きんひばり」の吉田さんです。ありがとうございました。
それから、河南堂珍元斎によるオリジナル虫売り扇子が屋台の中に<プレゼント>と書いて、そっと
おいてあります。ファーブル大作戦!期間中の毎週末1本づつ置いてあるので、ぜひゲットしてください。
ファーブルTF 川東丈純
ファーブル大作戦!期間中、4人のスタッフを新たに迎えました。
とっても、素敵なスタッフの仕事の様子を一部ご紹介します〜。
語学堪能で、“いい声”してる、大道さん☆
必須アイテムの鍵束とリモコンを持っています。
韓国ドラマが好きで、子どもが大好きな、瀬良さん☆
写真がイヤなのに撮ってちゃって、ごめんなさい。
いつもニコニコ∞優しい、加藤さん☆
朝は、前の引継ぎのノートを見ています。
展示ケースについた指紋をきれいにふき取っています。
う〜ん。今日もきれいになった。
館内放送中〜。読み聞かせのお仕事もしていますので、お手のもの。
生きたフン虫「センチコガネ」の解説をしています。
子どもは、とっても喜ぶそうです。
一日、お疲れさまでした。今日は、どんな一日でしたか?
明日もよろしく〜。
このように、「ファーブル大作戦!」は、いろんな人に支えられて開催しています。
後、ファーブル大作戦!の会期も残すところ2週間となりました。
来館者3万人突破も目の前です!
ファーブルの展示は、もちろん、素敵なスタッフの笑顔に会いに来てくださいね。
生涯学習課 小林美樹
今回のひとはくフェスティバルは、ファーブル大作戦!の真っ最中。
ここホロンピアホール前出入り口から見た片隅からのリポートです。
写真1 ホロンピアホール前出入り口
お客さまはもちろんステージ出演者や出展者、いろんな方々が通り
ます。
ステージに出演する吹奏楽部やチアリーディングの子たちが
わいわいと通ったり、ファーブル大作戦!のオープニングに登場した
フンコロガシ君たちやハバタンも、子どもたちに囲まれて
大人気でした。
この場所は、恒例の出し物が多く、深田公園で葉っぱや木の実を
探して専用の台紙にはる、小舘研究員の「ひとはく採れ取れビンゴ」
や連携グループテネラルのゲンゴロウやザリガニを釣る「ゲンゴロウ
釣り・メダカすくい」、河南堂珍元斎が色紙や扇子に似顔絵を描く、
にがお絵師「ちんげんさい」も盛況でした。
写真4 「ひとはく採れ取れビンゴ」
ガラス壁に張りめぐらされた、たくさんのビンゴ作品は現代アートの
ようでした。
写真5 「ゲンゴロウ釣り・メダカすくい」
必死に逃げ回るゲンゴロウ君やザリガニ君・・・うまく釣れたかな?
連れて帰った人は大事に育ててね。
写真6 「にがお絵師ちんげんさい」
似顔絵70人ほど描きました。2年続けてきてくれた女の子もいまし
た。
ありがとう。
NHK神戸の中嶋梓さんがファーブル大作戦!の取材にきてくれまし
た。
その模様は、NHK総合「ニュース神戸発」と
(11月17日(月)18時〜19時の間)
「ぐるっと関西おひるまえ」に
(11月18日(火)11時半〜12時の間)放映されます。
大きなお祭りが終わるとさびしい秋の訪れですが、ひとはくファーブ
ル大作戦!はまだまだ続きます。
11月9日(日)には、13時から大セミナー室にて、小泉八雲のひ
孫、小泉凡氏をゲストに「ナチュラリスト小泉八雲」を開催します。
100年前の虫売りも登場します。
乞うご期待!
ファーブルTF 川東丈純
まだまだいろいろなプログラムがありました。
○伊丹市昆虫館
チョウ温室などで有名な昆虫館も来てくれました。
いろいろな虫をさわったり、虫に変身しました。
<写真>いろいろな虫に変身できます。この子はてんとう虫!
これはファーブル展用の着ぐるみですので、11月末までひとはくにあります。
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○神戸市立須磨海浜水族園ボランティア
いろいろな海の生き物や標本をもってきてくれました。
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○九州国立博物館
福岡・太宰府からファーブル展に合わせて
『腹の虫』をつれてきてくれました。
江戸時代には体の中にいる虫が暴れて病気になると信じられていました。
生涯学習推進室 鈴木武
本日(11/3)、恒例のひとはくフェスティバルが始まりました!
今年も、全国あちこちから、博物館や市民団体が連携して、楽しいミュージアムの世界をつくっています。高校のブラスバンド、チアリディングなどのステージも.....
主なプログラムは午後3時あるい4時くらいまでです。
ご近所の方はまだまにあうかな?
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○キッズプラザ大阪
大阪から来てくれました。
手軽な工作やコマ回しなどで遊べます。
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○考古楽倶楽部
播磨町にある県立考古博物館のボランティアグループです。
勾玉つくり(200円)をしています
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○みんぱくミュージアムパートナーズ
大阪府吹田市にある国立民俗学博物館からきてくれました。
世界のすごろくで遊べます。
<写真>韓国のすごろくです。チマチョゴリのお姉さんがいます。
<写真>これはモンゴルのすごろく。サイコロは羊の骨で、駒はウマのかたちをしています。
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○西宮市貝類館
紙粘土でカタツムリをつくっています(100円)
大物ゲットでよろこぶ芦屋川探検隊のみんな
きのう、10月24日の夜、「芦屋川探検隊!」による芦屋川夜のモクズガニ観察会を行いました。上の写真をご覧いただければ分かるように大漁〜!!。観察会をおこなった場所は、芦屋市の市民センター前です。あたりが暗くなる6時半ごろになると、モクズガニが浅場にノコノコと姿を現します。下の写真にあるように、懐中電灯で川底を照らしながら、ゆっくり、じっくり探すのがコツです。少し慣れないと発見できないのですが、いったん目が慣れてくると、子どもたちは、たくさんのモクズガニを発見。
あそこにも!あっちにも!陸にもいた! カニでけえ〜鍋に入らん!、といった感じで、大物のカニが次々と発見されました。昼間は全然姿がみられないのにね。夜に活動する理由は、浅いところで餌を食べていると、昼だと鳥に食べられやすいから、と考えられています。
かなりの人数で川沿いにライトを照らしていたので怪しい集団でした
思った以上にたくさんカニが見つかったので、子どもはもちろん、保護者のみなさんも大喜び。こんな都会の真ん中の川が、カニだらけなんて思いもよらなかったようで、川に入るのはちょっと怖い、なんていう子もいましたが、一通り観察会が終わったあとに、夜の川で採集を行いました。上から見ているだけでは満足できませんね、やっぱり。普通の自然な川ならば、夜に川に子供を連れて入るのは危ないのですが、芦屋川の市民センター前は3面護岸された単調な川底なので辛うじて入ることに(決して安全ではないので十分な注意を!)。
「夜の川」で、モクズガニを捕まえた子どもたちは、カニに手を挟まれて血を出していても平気。
すかさず、「ホタルとどっちがいい?」と聞くと、期待したとおり「モクズガニ!!」と。
教育の成果(?)ですね。いつもホタルや魚、ゲンゴロウに、人気勝負で惨敗しているのですが、地味な底もの生物で「圧勝(?)」できて嬉しいです。
一般的に、都市化された三面護岸の河川は、生態系に対して良い事は何ひとつないのですが、モクズガニの観察(導入編)にはぴったり。お近くにお住まいの方は、ぜひどうぞ。11月の中旬ごろまで観察できます。
さて、芦屋川のモクズガニですが、2つ大きな課題があります。
意外に知られていないのですが、モクズガニは、海と川を往来する回遊性の生物なんです。
秋になると海に下りはじめ、河口部や沿岸域で産卵します。そして、卵からかえったら、海で浮遊幼生の時期を経て、稚ガニとなって川を上ります。このモクズガニの生態を知ることが、生き物を守る上で重要になります。
1つめの課題は、川のなかに大きな段差(横断工作物)があると、のぼるのが困難になることです。カニが上りやすいように、コンクリートの表面をざらざら、凸凹にすること、段差にロープや植物のツルが張っているようにすること、段差の横に大きな石などを置くことで、登りやすくなります。もちろん、立派な爪があるので、垂直の壁ものぼることができますが、移動効率はどうしても低くなります。
(左の写真は、さんぴぃすの大脇さんが堰堤にロープを取りつけている様子です。)
2つめの課題は、秋になって海へと降下するときに、河口の近くで水がなくなることです。芦屋川では、国道43号線より南側では、晴れの日が続くと川が涸れてしまいます(左の写真をご覧ください)。
運の悪いカニは、水がなくなって乾燥して死んでしまいます(芦屋川の下流では結構死骸があります)。水がいつも流れるように深く川底を掘る必要はありませんが、所どころに、次の雨まで耐え忍ぶことができる「水たまり」ができるよう、「くぼみ」があるとお亡くなりになるカニが減ると考えられます。
こうした些細な取り組み、「小さな自然再生」が、実は生物多様性を保全する上で、とても重要なんです。
(左の写真は、43号線下流側.晴れが続くと水がなくなります)
海と川のつながりは、生態系にとって重要です!
それを博物館の展示や本からの知識だけで、実感することは難しいのですが、芦屋川の現場から学ぶことで、自然のしくみを実感することができます。
都会の真ん中を流れる身近な芦屋川ですが、モクズガニだけでなく、他にもいろんな生物がいて、生態系のしくみや環境のことを学ぶには優れた素材がたくさんあります(関西淡水動物研究会による芦屋川上流の観察会)。
今回の講座は、芦屋を舞台にして環境学習などに取り組んでおられる「NPO法人さんぴぃす」さんを筆頭に、「芦屋川に魚を増やそう会」、「芦屋市環境課」さんとの共催で実施した観察会です。たくさんの方の協力をえて、無事に観察会を終えることができました。総隊長をつとめて下さったさんぴぃすの大脇さん、河口さん、採集を支援下さった山田さん、背野さん、水上さん、その他協力くださった皆様、ありがとうございます。
芦屋では、他にもたくさんのイベントを開催されていますので、興味がある方はぜひ以下のHPをご覧下さい。
ファーブル大作戦!の会期中の(〜11月30日まで)毎週土曜日は、研究員のギャ
ラリートークを実施中です。
今日の担当は八木主任研究員。
ひとはくのお隣の芝生の公園でも、見ることが出来る「センチコガネ(コガネムシ)」
を参加のみなさんに触ってもらいました。
「もう1回触る〜〜。」って、お気に召してもらえましたか。
ファーブルにまなぶの展示案内中〜。
100年前の標本。
きちんと保管すれば、私の標本も100年後まで残るかな。
日本人は、虫が好きで夏休みにトンボやセミ採りをするけど、ヨーロッパではあり
得ないんだって。
ヨーロッパでは、鳴く虫がほとんどいなくて、トンボの種類は日本の半分の100
種類しかいないそう。
そして昆虫は、「汚くて、嫌いなもの」と思われてるみたい。
八木主任研究員の話を聞いていた、女の子が「ヨーロッパにもかっこいい虫いるよ!」
そうよね。その通り。
「あっ。ハチの話やで♪」そうそう、ファーブルが一番観察したハチのコーナーで
すよ。
いろんなハチの紹介をしています。
ハチの毒針は、卵を産むところが変化したものなんだって。
って、ことは、刺すのはメスだけ?
大丈夫。これは、オスのハチだから、刺しませんよ。
みんな、おっかなビックリ。ハチに触ってました。
「オスかメスか顔で分かる。今の時期はよく日向ぼっこしてる。」と八木主任研究員。
このハチも、館内に迷い込んだところを、八木主任研究員がアッと言う間に捕まえた
んです。さすが、虫採りのプロ。
オスかメスかどっちか、分からないハチは触らないようにね!
ギャラリートークはファーブル大作戦!期間中の毎週土曜日午後2時から実施してい
ます。
次は、どんな楽しい話が聞けるかな?
生涯学習課 小林美樹
ハチ北観光協会との協力関係のもと,ひとはくがハチ北高原(香美町)で実施している総合共同研究があります.
宿泊客からの要望に応え,身近な動・植物についての案内ができるよう,あるいは地元ならでは自然を観光資源として活用し,スキーシーズン以外にもたくさんの方々にハチ北を訪れていただく方策を探ろうとするものです.その活動の一環として,植物観察会が10月8日に開かれました.今回は初めての試みとしてのキノコ観察会です.
ハチ北では夏の間あまり雨が降らず,例年よりもキノコの発生量は少ないとのことでしたが,それでも大池周辺など各地に点在する自然林内や道路沿いの斜面には,たくさんの種類のキノコが生えていました.その中で特に目立つものを紹介します.
まず,昨年誤った食べた方が亡くなられて一躍有名になってしまったカエンタケです(写真1).いかにも近寄ると危ない雰囲気を醸しだす色と形です.汁が皮膚につくとひどい炎症をおこすという報告がありますから,素手では触らない方がいいでしょう.
次はホコリタケの仲間(写真2).ホコリタケの仲間は地面から生えているのが普通ですが,今回ハチ北で見つけたのは倒木の幹にしっかりとついていて,直径が8cmほどもある大型のものでした.中を割ってみるとまだ真っ白ですが,胞子が熟す時には真っ黒になります.キノコの図鑑にも載っていないもので,残念ながら種名がわかりません.
この白い綿毛でおおわれたキノコは,ザラエノヒトヨタケあるいはコツブザラエノヒトヨタケというヒトヨタケの仲間です(写真3).「一夜茸」とは,傘が開いてしばらくすると,まるでインクのように真っ黒に溶けてしまう不思議な様子を表したもので,このキノコも採集したサンプルを見ると夕方には黒ずんでいました.図鑑によるとアンモニア菌の仲間だそうですから,もしかするとこの場所で動物がおしっこをしたのか,あるいは死体があったのかもしれません.
おいしく食べられるキノコとしては,アミタケ,ヌメリイグチ,オウギタケ,ハタケシメジ,オニナラタケ(ナラタケとは違って地面から生える.地元では「もとあし」と呼んでいる),アマタケなどが採れ,最後はキノコ鍋にして食べました(写真4).
ハチ北観光協会の事務所がある大笹の集落では,アミタケを食べる習慣がないそうで,今回初めて食用キノコと知って,鍋の中でみるみる赤紫色に変色してゆく様子に驚くとともに,そのおいしさに感動されていました.
(自然環境評価研究部 秋山弘之)
10月13日は,宝塚の手塚治虫記念館との共催で,フロアスタッフのお話「治虫,オサムシ,どんな虫」と手塚キャラのぬり絵大会がありました.治虫のペンネームの由来である「オサムシ」についてクイズを交えて,みんなでお話を聞きました.その後,ホロンピホール3階ホワイエの「ファーブルの研究室」まえで,手塚キャラクターのぬり絵大会です.
本館3階「兵庫のナチュラリストたち」手塚先生の展示前で,オサムシのお話です.
手塚先生の展示にある日本のオサムシやマイマイカブリの標本をみんなで観察です.
ファーブルも昆虫記でオサムシを観察しています.ホロンピアホールのまなぶ展会場に移動してクイズ大会です.
お話とクイズのあとは,ホロンピアホール3階ホワイエで手塚キャラのぬり絵大会です.
お話とぬり絵大会で,今日も100人を超える参加者がありました.ご来場,ほんとうにありがとうございました.
橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部
集めて楽しいふぁーぶるポイントカード。
このカードは、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に
配布しています。
ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加
するたびに、スタンプを1つ押しています。
5ポイント分や10ポイント分を集めると、スタンプの数に応じて、素敵
なファーブル大作戦!オリジナルグッズをプレゼントしています。
なんと、今日、このポイントカードがスタンプでいっぱいになった、お客
様がいらっしゃいました。
スタンプカードをいっぱいにするには、24回来館するか、セミナーやイベ
ントにたくさん参加しなければたまりません。ありがとございます〜〜〜。
ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第1号となったのは、近くの弥生
小学校の3年生の女の子。
スタッフからゴール達成第1号の認定証が贈られました。
次のゴール達成者は、誰でしょう。
生涯学習課 小林美樹
10月12日は,伊丹市昆虫館から角正先生と野本先生に来ていただき,ファーブル大作戦特別イベント「虫さん こんにちわ」を行いました,オオゴマダラのイモムシや金色のサナギ,カブトムシの幼虫,ナナフシなど5種類の生きた虫を触りながら,虫の不思議な生態について楽しく学びました.はじめて,虫にさわった子供たちも,手のひらにイモムシを乗ってけると,すべすべしてきもちいいと,大喜びでした.
オオゴマラチョウの幼虫を手のひらにのっけて,虫の生態についてまなびました.
1回目は参加者全員が入りきれなかったので,2回目はサロンの演示室に会場を移しました.
今日も,100人を超える参加者があり,特別イベントは大盛況でした.角正先生,野本先生,お疲れさまでした.
橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部
10月11日,橿原市昆虫館の中谷康弘先生を講師に迎えて,ファーブル大作戦の特別イベント「スズメバチの巣を解剖しょう」を開催しました.まずは,セミナー室で,中谷先生が25年かけて撮影したスズメバチの生態写真を見ながら,ハチの習性について講義を受けました.その後,ひとはくサロンの演示室で,中谷先生が昨日取ってきたばかりのコガタスズメバチの巣を,みんなで解剖しました.巣から出てきた働きバチの数を調べたり,オスのハチをつかまえたり,幼虫やサナギを手のひらにのせたりと,楽しくスズメバチのことを学びました.
まずは,中セミナー室でスズメバチの生態についてまなびました.
講義のあとは,ひとはくサロンの演示室でコガタスズメバチの巣の解剖です.
100名をこえる参加者がありました.中谷先生ごくろうさまでした.
橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部
10月10日(金)午後2時過ぎ。9月20日(土)から始まりました
「ひとはくファーブル大作戦!」の18日目に来館者1万人を迎えまし
た!
この1万人を突破してくださったのは、明石市からご夫婦でお越しくだ
さった中野様。今度、お孫さんが小学校の遠足でひとはくへ来ることに
なっているので、どんなところだろうとお越しくださいました。中野様、
ご自身も虫好きだそうです。
来館者1万人を記念して、岩槻邦男館長より、特別記念品が贈られまし
た。
記念品はファーブル講談でおなじみの「河南堂珍元斎」先生のサイン
の入ったセンスやインペラトールホソアカクワフガタの封入標本など。
「これまで、この博物館が新展開等でやってきた実力が発揮され、こん
なにも早く1万人達成しました。とてもいいことです!」と岩槻館長。
ファーブル大作戦、会期は11月末までです。
今度は、あなたが、ひとはくファーブル大作戦!来館者3万人、5万人
を突破してみませんか。
生涯学習課 小林美樹
ボンジュール!!
2008年10月4日(土)の国際フォーラムブログその2です。
シンポジウムに先立ち、フランスからのゲスト、ブランケさんやママさんと
灘山の見学ツアーにいきました。
秋晴れの中、カートでのツアーでブランケさんもママさんもごきげんでした。
ブランケさんは今どんな生きものがいるのかやボランティアの事業の
あり方について興味をもたれて、その再生ぶりに感心されていました。
もちろんフランス語で・・・・。
また、ママさんは、棚状になった庭園がお気に入りで、
「日本の棚田をぜひ見てみたい。」と英語でおっしゃっていました。
<写真>左ハンドルのカート。
運転に慣れたころにツアーは終わりました。ゲストのみなさま怖い目にあわせてすいません。
最後は、フローラフェスタで淡路島牛乳をプレゼントされ、
ハバタンやユメハッチと記念撮影!
お二人とも「なぜ日本人は着ぐるみが好きなのか。」に興味をもたれていました。
さて、シンポジウムでは、フランスのお二人に加え、
淡路出身の俳優・民話研究者の山口崇さんと兵庫を代表する作家の玉岡かおるさんを
ゲストに迎え、パネルトークを行いました。
ブランケさんは、観光客の制限も含めた環境保全の取り組み、ママさんは
アミューズメントパークとしての博物館での環境教育の取り組み等について
語られました。
山口さんは淡路島の松枯れのお話から、自然への畏敬を忘れた日本人につ
いて、また、玉岡さんはため池再生の活動から、名も無き農民たちが造ったた
め池のすばらしさを再認識してほしいと熱く訴えられ、熱心な議論に会場も一体
となった熱いシンポジウムとなりました。
川東丈純 ファーブルタクスフォース
10月4日の国際フォーラムを大盛況のうちに終えられたアベ
ロン県からの2人のお客さま,ブランケ副知事とマンマ館長は,
5日は,人博の視察に来館.
お二人とも,熱心に「ファーブルにまなぶ展」や「昆虫不思議
ラボ」などを観覧されました.
その後,今回の交流事業を記念して,エントランスの側で植樹
を行いました.生憎の雨模様でしたが,お二人とも楽しそうに
クワやスコップをもって木を植えてくださいました.フランス
では植樹イベントは,あまりやらないようで,マンマ館長は初
めての体験ですとおっしゃっていました.
ファーブルにまなぶ展会場で熱心に展示を鑑賞中のブランケさ
んとマンマさん.
ホロンピアホール3階ホワイエにあるファーブルの研究室前で記
念撮影
ファーブル?! ファーブルの生まれ故郷アベロン県のブランケ
副知事です.
フランスアベロン県と兵庫県,ミクロポリス昆虫博物館と人博の
交流事業を記念して植樹を行いました.
今回の来館を通じて,兵庫県とアベロン県,ミクロポリス昆虫博
物館と人博の交流事業は,ますます発展しそうです.
楽しみですね.
橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部
ファーブル展,おかげさまで,たくさんの方々に来場いただいております.
ありがとうございます.
この10月3日には,ファーブルの生まれ故郷のフランス・アベロン県
からもお二人のお客さまが来県されました.県副知事のブランケさんと,
ファーブル昆虫博物館“ミクロポリス”館長のマンマさんです.お二人は,
ひとはくでのファーブル展開催を記念して,10月4日に淡路島の国際会
議場で開催する兵庫県とアベロン県の国際フォーラムに講演するため,遠
路はるばる兵庫県までお越しいただいものです(このフォーラムのようす
は,10月7日のひとはくニュースを見てくださいね).
ブランケさんが機内預かりにしたスーツケースが関空で出てこなくて,神
戸の大丸へあわてて背広を買いに行いくというアクシデントはありました
が,お二人とも無事に到着されました.
その日は,兵庫県公館に井戸知事を表敬訪問され,その後,淡路島の奇跡
の星の植物館で開催されたパーティに出席.
そこでは,貝原前知事とお会いいただきました.
(兵庫県公館で記念写真
中央:アベロン県副知事ブランケさん.
その右:ミクロポリス館長マンマさん)
橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部
ボンジュール!!
2008年10月4日(土)、国際フォーラムが行われました。
こんなフォーラムが行われました。ファーブル大作戦!の一環ですよ。
フランスアベロン県議会副議長=ピエール・マリー・ブランケさん
昆虫博物館ミクロポリス館長=ヤスミン・ママさん
同時通訳ですからね。
なごやかな会場
満席の会場
開会1時間前の緊張感・・・
プレイベント発表のテネラルのみなさん。かっこええやんか。
岩槻館長の趣旨説明。ここに至るまでに、歴史があったのですね。
井戸知事と談笑
中瀬副館長のナビゲーターで、ディスカッション
司会の阿部さん。ありがとうございました。
最後はお花のプレゼント。かなり見ごたえありました。
赤澤研究員、さりげなく写ってますね。国際フォーラムの総監督です。まことにごくろうさまでした。メルシー!
(とりあえず八木です。関係者、適宜記述を追加ください)
10月1日(水)、朝の雨空がうそのような秋晴れの下、キリンビアパーク内のビオトープで三田祥雲館高校2年生の生徒さん9名と一般受講の方2名が、絶滅危惧種に登録されている淡水魚「カワバタモロコ」のマーキング実習を行いました。
田中哲夫主任研究員と佐藤裕司主任研究員が、魚の見分け方から尾ビレの一部をハサミで切るマーキングと生息数調査の方法について丁寧にレクチャーし、仕掛けておいたワナを上げました。
学校からキリンビール工場に向かう車の中ではテンションの低かった高校生たち(実は全員が文系)が、500匹のカワバタモロコを前にすると、夢中になってマーキングを始めました。中には、生きた魚に触れるのは初めてという男子高校生も。
麻酔から覚めて元気になったカワバタモロコを放流する頃には、来週の再捕獲調査が楽しみなりました。
(春名 潤一 生涯学習課)
9月27日にファーブル大作戦!「虫の音楽祭」を開催しました。ファーブル大作戦イベントとしては唯一の音楽系イベントで、トップバッターは、当館職員の田口&津田によるユーフォニウムとチェロのアンサンブルで「日本のうた」メドレー。
協力者長谷愛子さんのでアレンジですてきなメドレーに仕上がりました。場内はユーフォとチェロのやさしいメロディにつつまれました。
メインゲストは淡路島で活躍するオカリナ奏者で陶芸家の佐藤広淡斎さん。自らオカリナを作り演奏する佐藤さんによるオカリナの歴史や作り方などのトークと虫にちなんだ歌「虫のこえ」や「赤とんぼ」「庭の千草」などの演奏で、素朴な土の音にみんな酔いしれました。現在、夜の深田公園では、虫の音楽家の演奏(虫の声)も大盛況ですが、こちらの「虫の音楽祭」も大盛況でした。
これからも「スズメバチの巣を解剖しよう」(10/11) や「虫さんこんにちは」(10/12)「ナチュラリスト小泉八雲」(11/9)などスペシャルゲストを招いたさまざまなイベントを行います。ファーブル大作戦!乞うご期待!
川東丈純 ファーブルタクスフォース
今日は,学校の遠足や大阪シニア大学の皆様に来館いただき,大盛況になりま
した.ありがとうございました.
さて,今回は本館4階のひとはくサロンにある休憩コーナーに設置したモニ
ターで上映中の「日本のファーブルたち」の紹介です.このビデオはファーブ
ル展のために特別に制作したひとはくオリジナルの作品です.内容は,日本の
ファーブルと称される3人の偉大なハチ研究者 岩田久二雄,常木勝次,坂上
昭一の業績を紹介するものです.まなぶ展でも,3人の偉業を展示しています
が,カリバチの生態映像や現役のハチ研究者が語るエピソードを交えて,より
立体的に紹介しているので,ぜひ,ご覧ください.
(写真:岩田久二雄,常木勝次,坂上昭一の3人の日本のファーブルたち)
この3人の博士は,皆,少年時代にファーブル昆虫記に出会い,その影響を
受けて,カリバチやハナバチの研究者になりました.その研究業績は3人とも
世界のトップレベルで,世界的に最も著名な日本の昆虫学者であるだけでなく,
多くの後進を育て,一般向けの著書を多数残しています.この私も,子どもの
頃に常木先生の著書を読んで昆虫に興味をもち,岩田先生が教授を勤めた大学
で博士号をとりました.ファーブルがいなければ,日本のファーブルもあらわ
れず,私も昆虫学者にはなっていなかったかもしれませんね.
(写真:休憩室で上映している「日本のファーブルたち」鑑賞中です)
(橋本佳明 ファーブルタスクフォース・自然環境評価研究部)
ファーブル展がはじまり,この会期中だけ開催するスペシャルなセミナーやイベント
もいよいよはじまりました.
このときしか,参加できないものが多いので.ぜひ来館ください.
今日は,21日に開催された「ちんげんさいのファーブル講談」のようすや,そのほ
かのスペシャルなイベント企画を紹介します.
(写真:なぞの講談「志」ちんげんさい熱演中)
このファーブル講談は,ファーブルをテーマにお話だけでなく,お客さんの飛び入り
の寸劇あり,紙芝居あり,お絵描きありの,なにか飛び出すかわからない,3次元講
談です.
会期中だけ開催する超スペシャル・イベントなので,お見逃し無く.
次回は,11月16日と24日に開催します.
ファーブル展会期中は,フロアスタッフによるデジタル紙芝居もスペシャルになり
ます.ファーブル昆虫記で有名なフンコロガシの物語やジャングルにくらす軍隊アリ
の物語など,わくわくどきどきのスペクタルなお話を楽しんでください.
紙芝居は,毎日午前11時からと,午後2時30分に開催します.
(写真:ファーブル大作戦のマスコット,ファーブル君のパペットも登場)
9月27日(土)には,アースシアターで15:00から,オカリナとチェロ,ユーフォニ
ウムの演奏で「虫の音楽祭」を開催します.
申し込み不要で,参加できますので,ファーブル展とともに,虫をテーマとしたコン
サートを,ぜひ,お楽しみください.
(橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部)
ファーブル展が開幕しました.
開幕した土曜日と次の日曜日で,1500人を超える来館者がありました.たくさん
の方々に来館いただき,本当にありがとうございます.このファーブル展は,ひ
とはくが初めて開催する特別展です.博物館には特別展示室がないので,館全部
を使って本展を開催しています.そのため,会期中は入館料そのものが特別料金
になりました.それで,本館2階の企画展示室に,新しい展示コーナー「昆虫不
思議ラボ」を作ったりして,いつもとちがう博物館にしています.
今日は,不思議ラボ以外の,いつもとちがう「ひとはく」の展示コーナーを紹
介します.
兵庫のナチュラリストたちのコーナー
常設展示室の3階と2階で展示しています.
小さなコーナーですが,水木しげるが少年時代に描いた昆虫絵巻や小泉八雲が愛
用した虫籠など,兵庫ゆかりのナチュラリストたちの貴重な資料がそのエピソー
ドとともに展示されています.ファーブル展開催中だけの特別な展示コーナーで
す.
ファーブルも見たことのない珍虫・奇虫のコーナー
常設展示室3Fの入り口ちかくにあるスポット展示コーナーです.2002年に発見さ
れた,どの昆虫のグループにも属さない虫「カカトアルキ」や17年周期で大発
生する「17年ゼミ」の標本を展示しています.カカトアルキがこれまで日本で
展示されたのは千葉中央博だけですから,関西で初めての展示になります.カカ
トアルキの名前の由来になった踵を上げて歩く様子を映した生態映像も合わせて
展示しています.
これもファーブル展開催中だけの特別展示なので,お見逃し無く.
この他にも,本館4階ひとはくサロンにある「虫ぐるみ体験コーナー」やホロン
ピアホール3階ホワイエにある「ファーブルさんと記念写真」コーナーも,人気
スポットになっています.
(写真:自由に虫ぐるみを着て,虫さんになった気分を味わえます)
(写真:ファーブルさんと並んで記念撮影コーナーです.
一緒に写真をとっているのはファーブルさんのそっくりさん?
会場のどこかで出会えるかも)
本日、多数のご来賓にご臨席いただき、「ひとはくファーブル大作戦!」の開催記念式典を行いました。
「ひとはくファーブル大作戦!」は、「ファーブル昆虫記」最終巻刊行100周年を記念し,国立フランス自然史博物館と国内の5つの自然史博物館が共同で開催する「日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』巡回展」(国内での最終開催館)に加え、一般の方から公募した観察、発見の写真作品などを展示した「ひょうごのファーブル・未来のファーブル」など、数々の展示コーナーで構成する、「ひとはく」最初の特別展です。
9月20日(土)から11月30日(日)の大作戦の開催期間中は、「ひとはく」が得意としているセミナーなど少し専門的な催し物に加え、「ファーブル」にちなんだ紙芝居やお絵かきなども用意し、幅広い方々に楽しんで頂けるイベントを集中して実施します。
例年にくらべ暑かった夏の太陽の恵みを受け、近隣の有馬冨士公園や隣接する深田公園では、これから年間を通して最も過ごしやすく、魅力あふれる季節を迎えます。
「ひとはくファーブル大作戦!」の開催期間中は、豊かな自然に囲まれた「ひとはく」にお越しいただき、さわやかな秋の一日をお過ごしください。
(文責 情報管理課)
ひとはくと県立美術館の初の連携事業「ひとはくファーブル大作戦!in県立美術館」
のメインイベント「1日だけのひとはく美術館」を15日に開催しました。
美術館はシャガール展の真っ最中で、大勢の方々に「ひとはく美術館」を楽しんでいただけました。
その模様を紹介します。
ひとはくや美術館のスタッフ等で構成する一座「河南堂珍元斎とぶんがく茶釜」による
「寸劇講談 ファーブルふん虫記」の模様です。
昨年まで美術館が運営するネットミュージアム兵庫文学館の企画展のオープニングイベントとしてやっていたメンバーが主体で1年半ぶりの里帰り公演となりました。
11月24日のイベント「ちんげんさいのファーブル講談」で今度はひとはくに出現します。
この巨大なふん玉やふん虫たちは美術館のミュージアムティーチャー藤原義勝さんに
制作していただきました。
おもしろリアルなふん虫たちは9月20日の「ひとはくファーブル大作戦!」
オープニング記念式典にも登場します。乞うご期待。
「むし虫大行進」と題して大谷剛研究員が展示中の栗林慧さんの写真についての解説を交えながら
虫たちの生態の話をしました。
「植物いろ色」と題して私も出演しました。
シャガールの絵によくでてくる花束の植物の話とかシャガールとファーブルの活動場所は近く、シャガールもフンコロガシを見ていたのかも....とかの話をしました。
(生涯学習推進室 鈴木 武)
博物館の玄関,エントランスホールで,今,1000枚のチョウ
のぬり絵を天井に取り付ける作業がはじまりました.
ファーブル展の会期中,エントランスホールでは,「地球は虫
の惑星」と題して,チョウのぬり絵を展示するコーナーを設けま
す.
現在,昆虫の種類数は名前のわかっているものだけで100万種
になります.この数は地球上の知られている全生物種の半分以上
を占め,昆虫は地球でもっとも繁栄している生き物と言えます.
ここでは,チョウのぬり絵一枚を昆虫1000種と見立てて,千枚の
ぬり絵で昆虫100万種をあらわしてみました.
チョウのぬり絵は兵庫県下の小学生1000人が,一枚一枚て
いねいに描いてくれたものです.子どもたちが自由に色をつけた
多様なぬり絵から,地球上にくらす100万種の虫たちの多様性
に思いを馳せていただき,ファーブル展をより楽しんでいただけ
れば幸いです.みなさまのご来場をお待ちしております.
兵庫県下の小学生1000人の個性あふれるチョウのぬり絵です
森でゾウに出くわすのは危険です。これまでのボルネオジャングル体験スクールで
は、フンをみつけるだけで、ゾウの存在を感じてわくわくしていました。
ところがなんと今年はジャングルに着く前にゾウの群れに遭遇してしまったのです。
ダナンバレー自然保護区に向かうバスに揺られて2時間くらいたった頃、安間先
生が言いました。
「道ばたにゾウのフンが落ちているよ。まだ新しいから、近くにいるかもしれない。」
陽は傾き、みんな疲れてうとうとしています。
しばらくすると前の車が停車し、レンジャーが降りて左側を指しました。そちらを見
ると、なんと、ゾウのおしりが森の中に消えていくではありませんか。
すごい!さらにバスで先を急ぎます。みんな落ち着かず、窓の外をきょろきょろ。あ
きらめかけた頃、また前の車がスピードをゆるめ、止まりました。
「あっ、ゾウがたくさんいる!」
ゾウたちは名残惜しそうに草を食べながら、じりじりと森の方に移動していきます。
親子のゾウもいました。参加者全員が見守る中、すべてのゾウが森の中に消えてい
きました。
半田 久美子(自然・環境評価研究部)
(写真1:アジアゾウ)
ゾウの歓迎による大興奮で始まったジャングルスクール、その後の様子は「ファー
ブル大作戦!」や「ひとはくフェスティバル」にてごらんください。
本日はひとはくで行われた
トライやるウィークの第3期の最終日でした。
環境計画研究部門では、
三田炭獣をアピールする方法について
生徒達に考えたもらい、
アイデアを出してもらいました。
さきほど、
三田炭獣のボトゥリオドンやヘラレテスのマスコットや、
こども向けにキャラクター化した名札や、
三田炭獣の描かれたエコバックの試作品の
発表会が行われました。
このように少しつづですが三田で出土した化石について
学習してもらい、さらに、多くのみなさんに知ってもらえたらと思います。
▲作成された三田炭獣のボトゥリオドンのマスコット
▲発表会の様子
5/25(日)に,ひとはく大セミナー室にてボランティア顕彰式が行われました.
この式典は,1993年から1998年の間に実施された社会教育施設ボランティア養成講座を受講された方のうち,10年という長期にわたり,ひとはくを舞台にオリジナリティあふれる活動を自ら実践してくださっている方に感謝の気持ちを込めて行われるものです.
今年度は,6名の方が活動10年を迎え,当日は4名の方が式典にご参加くださいました.
みなさんは,現在はひとはく連携活動グループである「NPO法人 人と自然の会」に所属され,活発な活動を展開されています.
(人と自然の会の活動の様子はこちら! http://ukiuki.michikusa.jp/)
これからも,ひょうごの自然・環境・文化のすばらしさを未来に伝えるすばらしい活動を展開してくださるみなさまと一緒に,ひとはくも歩んでゆきたいと思います.
ひとはく館長(中央)を囲み晴れやかな気持ちで顕彰式を迎えたみなさま.
橋本佳延(連携・担い手養成マネージャー)
26日に行われたG8環境大臣会合開催記念シンポジウム「アジアからの発信 人と自然の共生のみちをさぐる」の国内外からの講演者を交えて、現地観察会を行いました。
観察会では、川西市一庫に日本が誇る里山を見学に行きました。この地域の山をよく見ると高さの異なる林分がモザイク状に分布しています。これは、山の斜面に植林されたクヌギを8〜10年おきに伐採しているためです。毎年、伐採する範囲を替えていることによって、ひとつの地域にさまざまな林齢のクヌギ林が混在するようになるのです。こうした変化にとんだ環境は、生息環境の異なる動植物たちが同所的に存在することを可能にし、ゆたかな種の多様性を生み出すと考えられています。
一庫の里山。様々な林齢の林がモザイク状に分布している。 |
伐採された直後。殺伐とした風景に見えますが、数年たつと再び立派な林に育ちます。 |
伐採されたクヌギは、一庫炭の原料として用いられます。山の土地はたくさんの方によって小区画づつ所有されているそうですが、この地域では炭焼きをされる方はお一人だということです。木の伐採はその方のみがおこなっています。このことによって、持続可能な森林資源の利用が可能になっているのです。
インド、インドネシア、韓国など海外講演者からも熱心な質問が飛んでいました。今も生き続ける里山の姿を堪能していただけたでしょうか。
企画展「クリプトガーミック・ボタニー 隠花植物の不思議な世界」のセミナークラブ会員向けプレビューが行われました。
多数の会員が来られ、研究員の解説に耳を傾け、写真を撮ったり、アンケートに意見を書いたり、熱心に見学されました。
クリプトガーミック・ボタニーという言葉は「隠花植物学」といわれ、コケ植物、シダ植物、藻類、キノコなど花の咲かない植物を研究する学問のことです。
会場にはコケや菌類の美しい写真、キノコのフリーズドライ実物標本、冬虫夏草の拡大模型、巨大コンブとワカメ、キノコ染めの作品など、おもしろいものがたくさん展示されています。
隠花植物の色や形には、花の咲く植物とはまた違う、独特の美しさ、不思議な生活様式などがあります。
2月23日から一般公開いたしますので、皆様ぜひおいでになって、不思議と美の世界をご覧ください。
高橋 晃(企画調整)
今日のひとはくは「共生のひろば」の発表者でいっぱいになりました。
「共生のひろば」というのは、幅広い年齢層や県内各地の個人あるいはグループが、地域の自然や身の回りのことを調べたり、活動してきたことを発表する場として、年に1回、2月11日に開催しているものです。
第3回目の今年は、参加者が多くなったので会場をホロンピアホールに移して行われました。150名以上来られたのではないでしょうか。口頭発表の発表者のなかには、朝、会場をみて驚かれた人も居ましたが、皆さん落ち着いて発表されました。
発表者は就学前の小さな子から小・中学生、高校・大学生、主婦、さらにはお仕事をもっている現役の方から70歳を過ぎた高齢者の方まで幅広く、したがってテーマも本当にさまざまです。
口頭発表が19題、ポスター発表が26題あり、ポスター会場ではポスターというよりショーウィンドウの中の展示のようなものもあり、たいへんカラフルで楽しい展示が出来上がりました。
発表会の終了後はひとはくサロンで茶話会が催され、発表者やグループの人たちに館員も混じって交流しました。気の早い人はもう来年の調査をどうするか、という話題で盛り上がりました。皆さんとても元気で活力がみなぎっていました。
最後に、今日の発表のなかから優秀な発表として次の3題に館長賞が贈られました。
「亜熱帯性の蛾イチジクヒトリモドキの兵庫県姫路市における発生状況:占部晋一郎(テネラル)」(口頭)
「有馬富士公園湿地ゾーンにおけるインタープリテーションの提案:大根裕士ほか(淡路景観園芸学校・神戸学院大学)」(口頭)
「いのちの宝庫・湿地:西村朱吉史(平成19年度湿地管理に関する勉強会)」(ポスター)
そして次の4題にユニークな発表として名誉館長賞が贈られました。
「網を持って逆瀬川へ行こう!家族で燃えたミヤマアカネ・マーキング2007:清水知子ほか(あかねちゃんクラブ)」(口頭)
「run♪run♪plazaが拓くジュニアナチュラリストの未来:小西真弓(run♪run♪plaza)」(口頭)
「空木という名の植物 茎の中は空洞か?:西野眞美(植物リサーチクラブ)」(ポスター)
「鳴く虫マップ2007 神戸市北区道場町日下部の有野川周辺:宮武美恵子(鳴く虫研究会「きんひばり」)」(ポスター)
「共生のひろば」は来年度も同じ日、2月11日(祝)に開催します。参加してみたいと思われる方は、とりあえず当館や県下各地で行っているセミナーや観察会、イベントなどに参加して研究員に声をかけてみてください。新しい世界を知るきっかけが必ず見つかると思います。
(高橋 晃・企画調整)
岩槻邦男館長による2008お正月特別セミナー「お正月をいろどる植物−ウラジロ−」が行われ、約70名の聴衆で大セミナー室はいっぱいになりました。
ウラジロに始まり、門松やおせち料理まで、お正月に使われるさまざまな植物について、その植物の説明だけでなく、なぜ使われているのか、その理由を日本人の自然との関わり方の中で考えるというお話でした。
葉裏の白色を尊んで使われるウラジロや、常に緑を保つ門松のマツ、古い葉から若葉へ間断なく交代するユズリハなど、お正月のおめでたさを表すのにさまざまな植物が使われてきました。日本では昔から身の回りにある植物に意味をもたせ、うまく利用するというやり方で自然とつきあってきたのです。
日本人の自然観と密接に結びついた、自然との共生のしかたの本質をつくお話でした。
(企画調整 高橋 晃)
みなさま 新年明けましておめでとうございます
人と自然の博物館は今年も1月3日から開館しています。
朝から、人と自然の会の皆さんが子供たちと一緒に遊ぼうと、“凧揚げ”、“羽根つき”、“独楽まわし”など昔ながらの遊びを準備され、大勢の親子連れの皆さんが楽しい一日を過ごされました。
凧を自分の手で作って揚げようということで、親子で作りました。子供たちよりおじいちゃんが張り切って作るという場面がみられました。簡単な凧ですがよく上がります。寒くてもへいちゃら。走り回る子供の後ろで凧が勢いよく上がっています。
館内サロンでは羽根つきに大人も子供もみな夢中です。相当な運動量ですね。
独楽まわしは結構難しいものです。大人は、昔遊んだ記憶をよみがえらせて張り切っています。子供たちは、一度おぼえるとすぐに上達します。
今年の干支ネズミにちなんだ展示もやっています。
ネズミといったらハツカネズミやドブネズミくらいしか思いつかなかったのですが、こんなにいろんなネズミが居るとは驚きです。植物にもネズミにちなんだ名をもつものが多くあり、ネズミは私たちの生活の中でたいへん身近な動物だということをあらためて思いました。
こちらは14日まで展示していますので、ぜひお立ち寄りください。
本年もいろいろな催しで楽しめる“ひとはく”をよろしくお願いいたします。
(企画調整室 高橋 晃)
ひとはくミニキャラバン隊は10月20日から21日の2日間、兵庫県立有馬富士公園にお
邪魔してきました。気持ちいいくらいの、とってもいい天気でした。
この2日間は、ありまふじ公園の中でひとはくの研究員が博物館から普段展示していない
模型や生きているカエルやサンショウウオをみせながらお話したり、公園内を歩き回って
鳥や植物についてのお話をしました。
最近、話題になっている「カエルツボカビ病」についてもパネルを使って解説。
少しでも、みなさんに分かってもらえたら、と思います。
ひとはくのテント前 自然観察ツアー
ミニキャラバンで、またいろんなところへ、お邪魔したいと思っています。
みなさん、また遊びに来てくださいね〜
フロントスタッフ笹山です。
9月23日(日)にふかたん「トンボとりペナントレース」が開催されました。
隊長の八木先生を先頭に、46名の隊員の皆さんと深田公園へ出発!!
網をひきずりながらのチビッコ達、大きな網を持ったお父さんとお母さん、皆さん思い思いの場所でトンボとりを楽しまれていました。
秋は赤トンボの季節です。さぁ!!網を片手に野外へ出かけてみましょう!!!
(↑)いざ出陣、という感じ。とってもにぎやか。
(↑)家族みんなでトンボとりをして、楽しいひととき。
八木@自然・環境評価研究部です。
トンボとりペナントレースは、つかまえたトンボの種類数と個体数をかけ算して、ポイントを競うというゲームです。私が発明しました。
今回のペナントレースの成績はこちら(↓) 制限時間は30分、家族対抗としました。
私はオニヤンマを2匹も採って、子どもたちから尊敬され、たいへん気を良くしていましたが、徳平ファミリーに敗北を喫しました!!
6年生の徳平拓朗くんは「ひとはく博士と行く ハチ北高原サマースクール」でルリボシカミキリをつかまえた筋金入り昆虫少年ですが、彼以外の家族の方はフツーの人と思っていました。しかし、ペナントレースの結果を見ると、徳平家は、他の家族を圧倒していました。昆虫少年を擁する家族は、知らず知らずのうちに採集力が高くなっているという、驚くベき事実がありそうです。
風が強く、トンボとりのコンディションとしてはあまりよくありませんでしたが、30分の制限時間の間に、みんなで、7種、49個体のトンボが採れました。
ウスバキトンボとナツアカネが多く見られました。ナツアカネは枯れ枝の先に多く止まっていましたが、気づかない家族もあったようです。
(↑)実物と見比べて名前を調べる。
来月になると、アキアカネも山から下りてきて、深田公園はアカトンボでにぎやかになります。
丹波の恐竜化石発見された村上氏、足立氏から恐竜化石を博物館に
寄贈していただきました。
8月19日(日)13:00〜ひとはく館長から感謝状贈呈を行いました。
引き続き講演会。発見者の村上氏、足立氏からお話していただきました。
発見と発掘をプライベートなエピソードも交えお話する村上氏。
「税金を使って発掘作業をしているので、非常にプレッシャーを感じまし
た。」
化石を発見してから30時間、目の前に骨がちらついて寝られなかった
という、足立氏。ユーモアたっぷりにお話されて、会場は笑いが絶えま
せんでした。
会場は定員100名。事前申込の方のみの入場のため、当日に希望され
るお客様には、お話を聞いていただけなくて申し訳ありませんでした。
この日は、マスコミ各社の方も取材に来てくださいました。
また、どこに載っているか探して見てくださいね。
今年もナイトミュージアムを8/18(土)に開催しました。
この日は、夜の8時まで開館。
ひとはくでは、たくさんのセミナー&イベントがありました。
こちらは、松原先生のアンモナイトの生態復元模型作製講座。
定員が5名となかなか競争率の高いセミナー。
担当の松原先生は、このアンモナイトの型を作るだけで4ヶ月かかったそうです。
「やるからには受講者に満足していただけるセミナーを用意したい。」
というセミナー、松原先生、来年もこの人気のアンモナイトの生態復元模型作製講
座はやってくれないの?
4Fひとはくサロンでは、昆虫標本づくりや昆虫のスケッチの飛び入り参加出来る
オープンセミナーがありました。
昆虫標本のスケッチをしよう
フロントスタッフのイベントも、このナイトミュージアムために企画。
アメリカマストドンの展示を見ながらフロントスタッフとパーツごとに、うちわ
に貼り絵をしていきます。
こんな、かわいいうちわが出来ちゃいます。このうちわづくりのイベント、もう
一度する予定なので、是非参加してみてくださいね。
深田公園で拾ってきたアメリカフ(紅葉葉楓)の実を使って、ナチュラルモビール
を作りました。自分で色を塗って世界にひとつだけのモビールを作りました。
そして1日の締めは、副館長のイブニングセミナー。
受講者の一人は、「今まではただ見ているだけの日本庭園だったけど、
意味や効果があって造っていることが分かった。日本庭園回りをしてい
きたい。こんな、いいお話を無料で聞かせていただけて良かった。」
ちょっとしたきっかけで入ったセミナーが楽しかったり、役に立ったりする
ひとはくのセミナー。あなたも、何気ない一歩を踏み出してみてください。
この日は午後8時まで、開館。
閉館時間までお付き合いくださったお客様、ありがとうございました。
また、来年もご来館くださいね〜。
(おまけ)生涯学習課もがんばりました〜
平松課長のスーパーボールづくり
あっという間にスーパーボールの出来上がり!
今回のジャングルスクールは雨が多かったのですが、そのせいか熱帯雨林の
樹木には果実がたくさん実っていて、ラッキーなことに、その果実を食べにきた
オランウータンを初日から、しかもすぐ近くで見ることができました。
マレーシアの中学生4人と一緒にジャングルの奥まで入り、ヒゲイノシシ、マメ
ジカ、ヒヨケザル、サイチョウ、赤い縞のあるヘビ、眼の大きなカエル、キノボリ
トカゲ、玉ヤスデなど多くの動物を見ることができました。また森にはヒルがた
くさんいて、子どもたちは最初キャーキャーと悲鳴を上げていましたが、そのう
ち自分でつまんで捨てられるようになりました。私もヒルにちょっとだけ血を分
けてあげました。何を見ても素直に驚いたり喜んだりする子どもたちの姿に、
私自身が力をもらった気がします。
最終日、サバ大学での修了式ではスクール生による英語スピーチもピシリと決
まり、小学生も皆、背筋を伸ばして修了証を受け取りました。関西空港に着いて
お母さんたちに報告する姿は、とても頼もしく見えました。
2007ボルネオジャングル体験スクールは、岩槻邦男館長をはじめ、館員5名と安間繁樹さん、
添乗員、看護師、スクール生22名、みんな元気に7月24日(火)関西国際空港を飛び立ちました。
今年で9回目となるスクールには、これまでもたくさんのスクール生が参加しています。卒業生た
ちの中には、研究者となって自然環境や野生動物などを研究している人もいます。
8日間のスクールでは、ボルネオ島のダナムバレー自然保護区内で、マレーシアの子どもたちと
一緒に生活をします。早朝からバードウォッチングや自然観察トレッキング、夜のナイトウォークま
で、さらに、地上数十メートルの樹冠を体験するキャノピーウォークなど、1日中ジャングルを満喫
して、まさに感動の連続です。
7月31日(火)早朝、どんな顔で日本に帰国するか楽しみですね。
みなさんは、ちょうちょの幼虫を飼ってみたことがありますか?
小さな幼虫がチョウになるまでには、いろんなできごとがあります。この夏休み、ぜひご家族で飼ってみてください。きっといい思い出になることでしょう。
ひとはくでは、現在「チョウの幼虫を飼ってみました」展を開催中です。
この展示は、3回シリーズのセミナー「チョウの幼虫を飼ってみよう」に参加された4家族のみなさんが、実際に、いろんなチョウの幼虫を飼ってみたときの観察日記です。
子どもたちの日記は、見ているだけで、心がなごみますね。
もちろん、貴重な飼育情報も満載。へえ、こんなこともあるんだ・・・ぜひごらんになって、みなさんも観察の参考になさってください。
観察日記の一部です。よく観察していますね。素直なコメントがすばらしい。
これは、アゲハチョウの幼虫です。ここまで大きくなるのにどのくらいかかるのかな?
5月に行なわれた第1回目のセミナーでは、チョウをつかまえて卵を産ませる方法や、卵や幼虫をみつけかたを学習しました。
7月に行なわれた第3回目のセミナーでは、みんなの観察日記を持ち寄って、展示をつくりました。ここはお父さんの出番だ!!
展示会場では、参加者のお1人、三村純代さんがつくられた「飼育のコツ」(A4判3ページ)を配布しています。経験にもとづく貴重な情報がいっぱい。ぜひご利用下さい。
※「チョウの幼虫を飼ってみました」展は8月12日まで、4階「ひとはくサロン」で開催しています。
※ 夏休み期間中の毎週土・日・月曜日の13:00から15:00には、研究員らによる「昆虫標本づくり実演コーナー」が4階ひとはくサロンで開催されます。こちらもぜひごらんください。
最後になりましたが、「チョウの幼虫を飼ってみよう」に参加され、たくさんの幼虫を飼育し、すてきな観察日記をつくってくださった受講者のみなさんに、お礼を申し上げます。
以上、「チョウの幼虫を飼ってみよう」担当は、中西明徳・八木 剛でした。
7月7日にオオサンショウウオの階段づくりををしました。繁殖期の遡上を邪魔する堰(せき;1mの段差)の前にチョットした階段をつくって、そこをのぼってもらおうという試みです。 地域の子どもたちにも階段づくりを手伝ってもらい行った「プチ工事」です。土木・博物館・地元住民・(社)兵庫県自然保護協会・京都大学などの協働で行いました。夜には、オオサンショウウオの観察会も開催し、参加者のみなさんにじっくりとオオサンショウウオを見ていただきました。
オオサンショウウオは繁殖期(8月下旬から9月上旬)の前になると、産卵に使う特別な巣穴を探して上流へ移動します。その時に、農業用に水を引いたり、土石流がでないために作られた段差(堰)が、オオサンショウウオの移動を邪魔しています。特に、最近つくられている、コンクリートでガッチリ河川を横断するような、高い堰の下では、登れなくてたまっているオオサンショウウオが多く見つかります。
昼間にみんなで作った階段、本当に使ってもらえるのかとソワソワしていると、作って3時間後にさっそくオオサンショウウオがそれを使って遡上していきました!こんなに簡単に登るのかと、協力してくださったみなさんもビックリ。私自身も驚きました。今回のプチ工事が、単発のイベントに終わることなく、いろいろなところで行われていってほしいと思います。
(左写真:階段をのぼるオオサンショウウオ)
(左写真:遡上成功!)
ABCテレビも取材にきてくださり、階段づくりやオオサンショウウオの遡上の様子を放送してくれました。(※NEWSゆう:7/9 18:29〜)
田口勇輝(自然・環境マネジメント研究部)
知っている人もたくさんいるかと思いますが、実は六甲山にはたくさん「モリアオガエル」が繁殖しています。六甲山の山頂付近には意外にも平らなところが多く、池がたくさん作られています。
この池は、氷を作るために作られたものだそうで、神戸に氷を運んでいたそうです。
そんな人工の小さな池に、今はモリアオガエルがたくさん産卵しております。
もともと、六甲山にはモリアオガエルが生息していなかったと考えられており、誰かが森林植物園に放したと言う説が有力ですが、定かではありません。
ですが、池にはたくさんモリアオガエルがいるので、まずは観察するのと同時に、六甲山の山頂の池にはどんな生物が生息しているのか調べてみようということで、「六甲山自然保護センターを活用する会
」の皆様が調査を開始されました。今年いっぱいは調査が継続される予定です。
今まで、六甲山の山頂付近の湿地や池の生物相はあまり知られていませんでしたので、結果が楽しみです。
この観察会で、ちょうど6月16日に現地へ行ったところ、産卵のまっさかりでしたので、まだ観察できるのではないかと思います。六甲山に登山に行かれる方は、ぜひ池の周辺を観察して頂ければと思います。池の中を除けば、モリアオガエルのオタマジャクシや「茶色いモリアオガル」が見つかると思います。
今年も中学校2年生が、さまざまな勤労体験をしました。
今年のトライやるウィークでは、5月29日(火)から6月8日(金)までの期間、地元三田市内
はもとより、篠山市、丹波市、宝塚市より、のべ11校30人の中学校2年生が、博物館の5研
究部と3課に分かれて実際の業務を体験しました。
体験内容は、わが国有数の規模をほこる博物館にふさわしく、館周辺の美化やフロアスタ
ッフの補助、図書館の蔵書の整理、各研究員の研究や資料作成の補助など多岐にわたり
ました。
中学生は毎日の業務に楽しく取組んだようですが、「笑顔を絶やさない接客マナー」や「華
々しい研究を支える地道な作業」などを通して、社会の厳しさも垣間見たようです。
これから、中学生の感想のごく一部を紹介します。
「一番心に残った言葉は、『標本は大切に扱って』です。昆虫の命をもらって標 本にしている
のだと思いました。」 (Y中学男子)
「先生に、石を見せにいくときのワクワク感はきっと忘れないと思います。」
(S中学校男子)
「私はここで働かしてもらい、博物館は裏でたくさんの人が支えているからこそ、 成り立って
い るのだなと思いました。」 (S中学校女子)
「もし、自分がお客様だったら、掃除のされていない展示物を見ても面白くない と思うと思っ
た ので、しっかり掃除をしようと思いました。」(Y中学校男子)
「ぼくは最初ハチがすごく苦手で、触れと言われたときもすごく怖がっていたけ れども、だん
だん慣れて、今は平気で触れてとてもうれしいです。」 (F中学校男子)
「花を植えるのは花がものすごく多く、ものすごく疲れました。」
(H中学校男子)
「『ありがとう』の大切さがわかりました。」
(K中学校女子)
「このトライでしたことを活かして、将来自然に関する仕事をしてみ たいと思います。」
(N中学校男子)
「私は、結構単調な仕事をしたのですが、その中で根気が必要なこ と、どんなつらい 仕事
でも楽しんでやることが大切だということを、改めて実感しました。」
(S中学校女子)
「博物館には、たくさんの人が仕事をしていて、どんな会社でもいろい ろな人の支えが必要
なんだなと思いました。」(A中学校男子)
担当する職員の話を、姿勢を正し、目をまっすぐ見て聞く姿勢は、博物 館にさわやか風を送
り込んでくれているように感じました。
館内で接するお客様や担当者も微笑が漏れ、私たち大人にとっては、 中学生から新鮮な元
気をもらう ことができた2週間でした。
(トライやる 担当 春名)
前年度3月3日に初めて試みた講座ですが、先日の5月16日の雨の日をもってようやく終了しました。この2か月半というもの、雨が降るたびにそわそわして携帯電話が飛び交い、雨降る暗闇に老若男女が集まり、細い水路を覗き込むという、前に報告した「愛蜂家養成講座」にも増して「怪しい」集団がときどき出現しました。道場町塩田八幡宮近辺の皆様、お騒がせしました。
この「ホタル上陸観察集団」の成果は図1のようになります (皆様お疲れ様でした)。何と8回も「一斉上陸」を観察することができました。講座に参加した26人はほぼ全員初めて念願の観察ができました。
図1:講座参加者が協力して取ったデータよりEXCELで折れ線グラフを作成。
図2は幼虫が水際から上がるところです。体がまだ濡れています。ときどき光りながら上陸してきます。護岸のコンクリートを登るうちに雨が少ないと体は乾いてきます(図3)。
図2:水際からコンクリートの壁を登ろうとするゲンジボタル幼虫(菊池由美子さん撮影)。
図3:コンクリートの壁を登っている幼虫(吉田滋弘さん撮影)。
光るところはお尻の先の背側にある2点の発光器で、図4のようにうまく撮れれば2点が写ります。また歩いているところは図5のように点々になって写ります。
図4:暗闇の中で撮影すると、お尻の2点が写る(吉田滋弘さん撮影)。
図5:光りながらの上陸は点々の光になる(吉田滋弘さん撮影)。
こうした幼虫の上陸をぜひあなたも観察してみませんか。来年の3月1日に上陸観察の講座を予定していますので、ぜひご参加下さい。<大谷 剛 主任研究員>
5月12日(土)セミナー「チョウの幼虫を飼ってみよう」の第1回が行われました。
はじめに、中西先生からの講義。チョウを飼うには卵から。そのためにはお母さんチョウをつかまえて、卵を産んでもらいましょう。元気になってもらうため、ハチミツをうすめたジュースを飲ませます。写真(↓)は、チョウのストローをのばしているところです。こうやるとおとなしく飲むんだね。そのあと、チョウの卵の産ませ方(秘伝?)をならいました。簡単そうだけど、これでほんとに産むのかなあ???
お話のあとは、野外へ、幼虫さがしに行きました。
ジーンファームの昆虫ほ場のカラタチには、アゲハの卵や幼虫がいました。みんなでさがせば小さな幼虫が何匹もみつかりました。これから大きくなるのが楽しみです。
帰り道、博物館の横の草地で、ベニシジミの幼虫をさがしています。ベニシジミの幼虫は、スイバの葉っぱの裏にいます。4月21日のひとはくブログで紹介したときには卵でしたが、この日には、めでたく多くの幼虫がみつかりました。幼虫の左上の部分は、食べたあとです。スイバには、コガタルリハムシ(甲虫=こうちゅう)の幼虫やハバチのなかまの幼虫も見られました。これらはお腹にある脚(あし)の数で区別できます。(そういえばセミナーのとき説明するのを忘れていましたネ。次回説明しましょう)
助っ人として来てくれたテネラルの安達くんに、イボタガ、エゾヨツメなどいろんな蛾の幼虫をみせてもらいました(↓)
ちょうど脱皮したところの幼虫もいました。かわいいねー、なでなでしちゃおう。(注:さわってもだいじょうぶかどうか自信のない人はさわらないようにしましょう。彼女らはとてもよく知っているので、ためらうことなく、なでなでしています)
※ このセミナーでは、受講生のみなさんが、アゲハチョウやいろんな幼虫の飼育に取り組みます。みなさんからのおたよりが届いたら、ひとはくブログでもご紹介してゆきたいと思います。
※ 受講生のみなさん、ぜひ飼育のようすをお知らせ下さい。また、いつでも質問してくださいね。飼育しているといろんなハプニングがあると思います。中西または八木まで。メール、FAX、電話、何でもOKです。
八木 剛@自然・環境評価研究部でした。
まず、全員が黒い網のようなものをかぶってうろうろしている集団の写真(写真1)をご覧下さい。写真1,2を撮った八木主任研究員の感想は「めっちゃ怪しい集団」ですが、もちろん変なことをしているわけではなりません。単に被り物をしているのが「怪しい」だけです。この被り物がハチに刺されるのを防ぐ「面布(めんぷ)」という養蜂具と聞けば、そして、あたりをハチがぶんぶん飛んでいるのを見れば(写真2)、怪しくないことが納得されるでしょう。
写真1: 防御用の黒い網(めんぷ)をかぶって準備する受講生たち。
写真2: ハチが飛び交う中、巣の内部を観察する受講生。
愛蜂家養成講座・初級(全4回)は、ミツバチを飼ってみようかと思っている人のために4/21に第一回を開講しました。今年から始めた講座なので、募集は10名としたのですが、受講申し込みは何と22名。私と同じ団塊の世代や蜂蜜が大好きな女性など、動機はいろいろですが、「愛蜂家」になってみようという人たちが集まりました。午前中に「ミツバチの基礎知識」の講義と、ビデオを見て、午後は購入したミツバチ2群を養蜂場に設置する実習と、巣礎づくりの実習をしました。
写真3: たくさんの働きバチに混じって複眼の大きい雄バチが見える。体もひとまわり大きい。
写真4: 巣室を覗いて産卵場所を探す女王バチ。赤くて黒い筋のない女王のおなかには卵のもとがいっぱいつまっている。
写真5: 木の葉にとまって一休みの働きバチ。怒らせないかぎり刺すことはない。
名古屋の㈱養蜂研究所から届いたミツバチは元気で、雄バチ(写真3)もいたので、みんなにさわってもらって、雄バチに毒針がないのを実感してもらいました。スズメバチやアシナガバチの雄バチはつかむと「刺すまね」をするのに、働きバチにあまり似ていないミツバチの雄たちはいじくりまわしても刺そうとはしません。巣を見ていくうちに女王バチも見つかりました。おなかが赤くて働きバチの倍ほどもあるのですが(写真4)、頭や胸は働きバチのあまり違わなくて、多くの受講生はびっくりしていました。
ぶんぶんと羽音をたてて飛び回っているハチにも、受講生はすぐ慣れて、「意外と刺さないですねぇ」と感想を漏らしていました。そんな中、一匹の働きバチが近くの葉上にとまったところを、写真3,4と撮影した受講生の吉田さんがパチリ(写真5)。よく撮れています。
この講座は、5/26, 6/23, 8/20 とあと三回開かれ、その後9月からの上級講座に移っていきます。また、NPO人と自然の会・みつばち研究会のメンバーに協力頂いて、講座開催日の途中でもミツバチ群のお世話をしていって、ミツバチにどんどん慣れていって頂く予定です。 <大谷 剛 主任研究員>
4月28−29日ハチ北高原で、受講者24名の参加により植物リサーチクラブの野外観察会をおこないました。
大沼周辺の森の木々は芽吹いたばかりで、陽のさすの明るい林床にはニリンソウ、ミヤマカタバミ、ヤマエンゴサクなどの緑のじゅうたんが広がっていました。
森の中でさわやかな風に吹かれていると、セミナー中であることを忘れてしまいます。
サンカヨウの可愛らしい花も咲き始めていました。
お弁当もいっそうおいしく、みんなで春を満喫したのでした。
そして次の日
畑の方へ移動し、オカオグルマの咲き乱れる畦にタチツボスミレやツボスミレ、ミミナグサ、サギゴケ、カキドオシ、トキワイカリソウなどを見ながら歩きました。田園風景のもっとも美しい時期ではないでしょうか。
(高橋 晃)
小雨のなか、4月22日にひとはくセミナー「水生昆虫を観察しよう〜猪名川編〜」を行いました。
場所は、猪名川上流の木津地区にある「町立ふるさと館」の横です。
ここは、川へのアクセスが良いことに加え、駐車場、トイレ、資料館、自販機もあり、ファミリー向けの観察会に向いています。もちろん、生物相も豊かで、上流〜中流域に生息する典型的な水生昆虫が棲んでいます(慣れた方は、やや上流の栃原地区がオススメ)。
さて、当日の天気は、小雨で良いコンディションではありませんでしたが、約20名の方に参加いただきました。
最初は、雨で濡れるから採集は手短に、と説明したのですが・・・。採集がはじまったとたんに、雨ではなくて、川の水で濡れる人、「長ぐつが水そう〜」とはしゃぐ子どもたち、そして黙々と採集する参加者の皆さんの無言のプレッシャーによって、約1時間ほど採集することになりました。おかげで、たくさんの生物が採れました。以下にリストを掲載しておきます。
採集した標本を屋根のあるところに移し、泳ぎ方、体の形などをじっくり観察して、生息場所の違いと種類との関係について解説しました。
今回は、大物のヘビトンボが採れたこともあり、速い流れでも岩にくっつくための工夫として、お尻についている鍵爪について説明。こどもたちの手に直接ヘビトンボを押し付けて、鍵爪の威力を体感して頂きました(右写真はヘビトンボ、ナガレトビケラやシマトビケラでも同様に)。想像以上に鍵爪による引っ掛かりは強かったようで、流水に生きる生物の暮らし方に納得して頂けたようでした。また、特に珍しい生物は発見されませんでしたが、上流から中流に生息する代表的な水生昆虫を観察する事ができました。水生昆虫の観察には、早春が一番です。深く学習したい方は、ぜひ春のうちにお出かけしてみてください。
●採集・観察した生物●:56種類(うち魚は5種類)
<カゲロウ目>オオフタオカゲロウ/アカマダラカゲロウ/オオマダラカゲロウ/シロハラコカゲロウ/コカゲロウ属の1種/フタオコカゲロウ/エルモンヒラタカゲロウ/シロタニガワカゲロウ/フタスジモンカゲロウ/モンカゲロウ/エラブタマダラカゲロウ/トビイロカゲロウ属の一種/キイロカワカゲロウ/チラカゲロウ
<カワゲラ目>オナシカワゲラ属の1種/フタツメカワゲラ属の一種/オオヤマカワゲラ
<トビケラ目>ヒゲナガカワトビケラ/チャバネヒゲナガカワトビケラ/ウルマーシマトビケラ/オオシマトビケラ/オオヤマシマトビケラ/コガタシタマトビケラ属の一種/ヒロアタマナガレトビケラ/ムナグロナガレトビケラ/ナガレトビケラ属の1種(?)/ニンギョウトビケラ/アオヒゲナガトビケラ/コエグリトビケラ属の一種/ヒゲナガトビケラ科(Ceraclea sp.)/コカクツツトビケラ
<トンボ目>ダヒドサナエ/ホンサナエ/ニシカワトンボ/ハグロトンボ/コヤマトンボ/コオニヤンマ/
<その他昆虫>ヘビトンボ/ウスバガガンボ/ヒラタドロムシ/シマアメンボ
<魚・甲殻類など>カワムツ/スジシマドジョウ/オイカワ/アカザ/カマツカ/スジエビ/カワニナ/アメリカザリガニ/サワガニ/サカマキガイ/シマイシビル/プラナリアの仲間
<その他>オオサンショウウオ?(子ども達による目撃談)
最後に、今回採集した水生昆虫の写真を掲載しておきます。
⇒写真は左から、チラカゲロウ、ヒロアタマナガレトビケラ、フタツメカワゲラ、オオマダラカゲロウ、ウルマーシマトビケラ、ウスバガガンボ、画像をクリックすると大きな写真が表示されます
(三橋弘宗)
4月15日(日)、オープンセミナー「かわいい春をみつけよう」のレポートです。
深田公園(ひとはくのまわりの公園)は、お昼寝をしたくなるような、とーってもよいお天気でした。
43名の参加者(幼児、低学年とその家族)といっしょにかわいい花や虫をさがしました。
テントウムシやチョウなど、子どもたちには動くものが人気ですね。
これは、ミツボシツチカメムシ。ヒメオドリコソウの花の上をちょこちょこと歩き回っていました。
こちらは、ヤブキリ(キリギリスのなかま)のあかちゃん。体長5mmくらい。生まれてすぐです。
小さいころは花や葉っぱを食べていてかわいいのですが、大きくなるとだんだん凶暴になってきて、ついには肉食になってほかの虫を襲います。6月には成虫になります。
虫だけではなく、たくさんの、いろんな色の花が咲いていましたよ。
まずは、白色の花。たくさん咲いていたのは、タネツケバナ(写真左)とアリアケスミレ(写真右)でした。
アリアケスミレは、白い花びらに紫色の線が目立ちます。シロツメクサの花も少し咲いていました。
黄色の花でたくさん咲いていたのは、セイヨウタンポポ。
しかし、写真は、少し小ぶりの(かわいい)カンサイタンポポでーす。
他には、コメツブツメクサの花もみられました。
赤色・ピンク色の花は、イロハモミジ(写真)、ヒメオドリコソウの花がみられました。
どちらの花も小さくてかーわいい!!
紫色の花は、ムラサキサギゴケの花(写真左)。褐色の点々の模様が入っています。もう一つは、スミレの花(写真右)です。アリアケスミレが咲いている近くでたくさん咲いていました。カラスノエンドウの花もみられました。
青色の花は、オオイヌノフグリ(写真)、キュウリグサの花がみられました。
来月は5月20日(日)です。お楽しみに。申込不要。当日10:30から深田公園(ひとはく1階出口前)で受付。1家族300円(保険代等)。よごれてもいい服装で来てね。
くわしくはこちら:主催者:ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plazaのブログ)
(小舘誓治・八木 剛)
今年度最初の野外セミナー「日本一の里山,北摂地域の早春の里山を観察しよう」が4月7日(土)に川西市黒川周辺(最寄り駅 能勢電鉄妙見口)にて無事開催されました.
セミナーの途中から小雨が降り続くあいにくの天気となりましたが,20名の方がお越しください賑やかな会となりました.
田んぼの畦の草花や,里山の木々の花が咲き始め,春は駆け足で訪れていることを実感.
ハイライトは,エドヒガンが咲き誇るクヌギ林.不思議なことにこのときだけは小雨もやみ,参加者のみなさまは写真撮影や咲き誇るエドヒガンの花をじっくり眺めるなど思い思いの時間を過ごしました.
4月21日(土)は場所を六甲山に移し,春の植物を観察します.コースは健脚者向きで少し疲れるコースですが,六甲山の主要な植生と春の花々に出会えます.是非,ふるってご参加ください.
なお,締め切りは過ぎてはいますが,若干席に余裕がございますのでお電話にてお問い合わせください.
http://www.hitohaku.jp/education/07syousai/B04.html