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月日の経つのは早いもので、もう12月も終わろうとしています。

この一年はみなさまにとってどんな年だったでしょうか?

 

ある一説によりますと、生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例すると言われています。
例えば、1歳の子どもの1日=30歳の大人の30日。
つまり、1歳の子どもは1日にして大人の約1ヶ月分を生きていることになります。

ひとはくに遊びに来てくれる子ども達の、好奇心でいっぱいの目には、新たな発見や驚きがぎゅっと詰っていて、子ども達から教えられることはたくさんあります。

つい大人の時間軸で過ごしてしまいがちな今日この頃ですが、私たちフロアスタッフもいつも新鮮な気持ちと好奇心を忘れずに、日々成長していきたいと思います。

今年一年、多くの方々にフロアスタッフのイベントにご参加いただきましたこと、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

 

お正月も、ひとはくではイベントが盛りだくさんです♪

 

 

♪フロアスタッフとあそぼう(土日祝15:00〜)

 

1月3日(木)、4日(金)『びっくりスネーク』  参加費:無料

 

hebi.jpgのサムネール画像 

15日(土)、6日(日)『たこづくり』 参加費:無料

 

kaito.jpg 

♪うきうきワークショップ10:3016:00※時間内はいつでもご参加いただけます!)

 

 13日(木)、4日(金)『とっても簡単!化石のレプリカづくり』 1回:100円

  kaseki2.jpg 

 

来年は13日(木)から開館しております。

お正月は、ご家族揃って是非ひとはくへお越し下さい(●^_^●)

 

                               フロアスタッフ  谷口

natyurarukon.jpg  ずっと以前の話ですが、博物館でもコンサートがあったと聞いております。そして何時しかコンサートは開かれなくなりました。
 ひとはくは、今年開館20周年を迎えました。この大人になったひとはくを記念して(ややこじつけですが)ちょっと大人の復活のコンサートを開催します。
 この記念すべきコンサートの出演者は、葉月さん、Singing Hikersさんの2組です。
2組の名前が表すように、自然をテーマとした楽曲が殆どで、アコースティックギターやパーカッションが奏でる音楽とそのクリアな歌声はまさに”人と自然”の博物館にぴったりです。
 場所はひとはくサロン特設ステージですから、是非コーヒー片手に休日の午後の一時をお楽しみください。
 もちろん12月の23日、”クリスマスイブの昼間?”です。クリスマスソングの演奏もあり、小さな子どもさんも一緒に楽しめます。
 入館いただければ、誰でもこの音楽を聴くことが出来ます。
是非ひとはくにお越しください。

西岡敬三(生涯学習課)


Singing Hikersさんの情報 ↓
http://amarilla.cocolog-nifty.com/


コンサート情報↓
http://hitohaku.jp/top/img/natural_chrismas_2012.12.23.pdf

12月8日(土)ひとはくで、このような集会が開かれます。
学会会員外の方も聴講できますので、この機会に、のぞいてみてください。

日本昆虫学会近畿支部2012年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第146回例会

(昆虫学公開研究発表会)

 

 

※ 受付は10:00から、本館4階大セミナー室前で行います。

※ 学会会員以外の方も聴講できます。観覧券(大人200円)を購入して入館し、受付で参加費(1人50円:茶菓代充当)をお支払い下さい。

※ お申込・問合せ先:兵庫県立人と自然の博物館 八木 剛

電話079-559-2001、E-mail: yagi(アット)hitohaku.jp

日時 2012年12月8日(土)10:30−17:30(10:00受付開始)

会場 兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室(兵庫県三田市)

 

プログラム

研究発表 

10:30 1 カワウの巣の昆虫相/八尋克郎1・亀田佳代子1・那須義次2・村濱史郎31滋賀県立琵琶湖博物館・2大阪府病害虫防除所・3株式会社野生生物保全研究所)

10:45 2 琵琶湖竹生島のカワウの巣の鱗翅類/那須義次・村濱史郎・大門 聖・八尋克郎・亀田佳代子

11:00 3 オオヒロズコガ(ヒロズコガ科)に近縁な国内未知種/○長田庸平・坂井誠*・広渡俊哉 (大阪府大院・生環  *共生科学)

11:15 4 ツマグロケンヒメバチとその近縁種における分類学的諸問題/○伊藤誠人・渡辺恭平・前藤 薫(神戸大院・農)

11:30 5 DNAバーコーディングによって発見されたハラボソコマユバチ属Meteorusの1新種/○藤江隼平・前藤 薫(神戸大・農・昆虫多様性)

11:45 6 マイマイガに寄生するチビアメバチ2種とその高次寄生蜂、およびマイマイガを利用するヒメバチ上科に見られる繭形態の多様性/渡辺恭平(神戸大院・農)

12:00〜13:00  <休憩>

研究発表 

13:00 7 ガガイモ科の送粉系に関する知見(その4):イケマへの飛翔性訪花者は送粉に貢献しているのか?_コハナバチ・マルハナバチ・蛾類、および、アリ類の間での、送粉関連形態ならびに訪花行動についての比較考察/濱西 洋(三田市)

13:15 8 クロヤマアリを誘引するカラスノエンドウ上の奇妙な種間相互作用/笠井 敦(京都大学大学院農学研究科)

13:30 9 クルミホソガ Acrocercops transecta (鱗翅目:ホソガ科) のホストレース間での寄生蜂相の比較/○河村友裕・大島一正(京都府大・生命環境)

13:45 10 ギンケハラボソコマユバチの体色の異なる2系統における日周活動性の比較/○藤井智浩(神戸大・農)・西村卓真・前藤 薫(神戸大院・農)

14:00 11 ホソヘリカメムシが飛翔時に示す光走性の解析/○名和厚樹・後藤慎介・志賀向子(大阪市大・院・理)

14:15 12 セスジアメンボ Limnogonus fossarum fossarum の餌条件を統一した飼育手法の確立/○広岡佑太,大島一正 (京都府大・生命環境)

14:30 13 ヤママユが食べて糞をする植物と全く囓らない植物の差は何?/寺本憲之(びわ湖の森の生き物研究会)

14:45〜15:45  <ポスターセッション・休憩・収蔵庫見学>

P1 外来昆虫ヘクソカズラグンバイの四国における分布拡大(第3報)/○加藤敦史(東大阪市)・山田量崇(徳島県立博物館)

P2 ヨコヅナサシガメの配偶行動とその化学因子/〇坂田大介・薬丸亮太・秋野順治(京都工芸繊維大・生物資源フィールド科学教育研究センター)

P3 寄生蜂のSSR解析のための羽化繭からのDNA抽出方法/梅基弘宣・西村卓真・前藤 薫(神戸大院・農)

P4 クロヤマアリ巣仲間認識に対する巣間距離の影響/坂田惇一・秋野順治(京都工芸繊維大・生物資源フィールド科学教育研究センター)

P5 ツノヤハズモドキの多様性/沢田佳久(兵庫県博・昆虫共生)

P6 エゾスジグロシロチョウの香気成分の経時変化/棚橋一郎(大阪工業大学)

展示 ジナンドロモルフのスズムシの行動/兵庫県立人と自然の博物館

15:45 14 アカハネオンブバッタの近畿地方への移入と分布拡大/河合正人1・市川顕彦1・冨永 修1・森 康貴1・西口栄輔1・伊藤ふくお1・金沢 至2・加納康嗣1・○松本吏樹郎21日本直翅類学会・2大阪市立自然史博物館)

16:00 15 関西での冷温帯性キジラミの新知見、特にヤマオオトガリキジラミとキハダヒメキジラミについて/宮武頼夫(橿原市昆虫館友の会)

16:15 16 海岸性甲虫類と海浜の面積および孤立度との関係/○河上康子(高槻市)・村上健太郎(名古屋産業大学)

16:30 17 聟島列島の異翅半翅類相/○伴 光哲(エー環境研究所)・岸本年朗(自然環境研究センター)

16:45 18 ブータンの蝶類について/渡辺康之(日本鱗翅学会)

17:00 19 マダラチョウ類の越冬地を求めて−台湾蘭嶼島と香港−/金沢 至(大阪市立自然史博物館)

 

 

みなさま、こんにちは。

 

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土・日・祝の1500〜から行っているイベント

◆『フロアスタッフとあそぼう』

1日()2() 『ひとはくモビール〜クリスマスバージョン〜

                                     場所: 4Fひとはくサロン 材料費:100

 

↓以下は参加無料のイベントです↓

8日(土)・9日(日)『クリスマスカードづくり

                                     場所: 4Fひとはくサロン

 

15()16() 画はくの日』場所:来てのおたのしみ♪

 

22日(土)・23日(日)・24日(月・祝)

ひとはくDEクリスマス             場所: 4Fひとはくサロン

 

kurisu2.jpg

↑8日(土)・9日(日)『クリスマスカードづくり』

   〜こんなカードがつくれます〜

 

10:301600の時間内、いつでも参加できるイベント

◆うきうきワークショップ

 

23日(日)『プラバンづくり』材料費:50

24日(月・祝)『ひとはくモビール〜クリスマスバージョン〜』材料費:100

 

場所は、いずれも4Fひとはくサロンです。

 

ほかにもイベントをたくさんご用意しております。

ぜひお越しくださいませ。

 

kurisu3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(フロアスタッフ まつだ)

 

 

 

 

深田公園うきうき探検隊(略して「ふかたん」)とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園を探検するイベントです。

 

今回の探検テーマは「きのこGETだぜ!」です☆(^Ο^)

11月10日(土)の午後2時、隊長・秋山主任研究員と一緒にきのこ探しの探検へ出発しました!

 

 

ふかたんオリジナルペーパーバッグを手に、探検のはじまりです。

 

ふかたんバッグ.jpg 

エントランス横にてさっそく、ムジナタケコムラサキシメジGET!

 

ムジナタケ.jpg

コムラサキシメジ.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  一見何かの実のように見えるコチラも、ツチグリの仲間が古くなって外側の固い殻だけが残ったものです

s-P1140454.jpg博物館横のスロープを降りていくと、陸橋の壁一面に緑色の実がたくさんなっていました。

オオイタビ2.jpgオオイタビというイチジクの仲間だそうです。

 

探検風景.jpg

 

普段は入れないところをぐんぐん歩いて行きます!

どきどき・・・(;゜0゜)

 

探検風景2.jpg

 

森の中にはどんぐりがた〜くさん!

みんなバッグにたくさん詰め込んでいました。

 

探検風景4.jpg 

どんぐりもいいけど、きのこはどこかなぁ〜?

 

チャコブダケ.jpgありました!

木に群生するチャコブダケです。

 

 

ネンドタケ.jpgネンドタケモドキも発見!

 

 紅葉のシーズンということもあり、きのこの他にも綺麗に色づいたカエデの葉っぱやギザギザのフウの実などがたくさん落ちていて、ふかたん地図はとってもにぎやかになりましたよ☆(^^)

 

ふかたん地図.jpg食卓ではおなじみのきのこですが、こんな私達の身近に生えているなんて知りませんでした!

 

ほんとうに多くのお客様にご参加いただきまして、ありがとうございました!

また、隊長の秋山主任研究員、前もって下調べをして下さったり、最後までふかたん地図の制作を手伝って頂き、ありがとうございました。

 

完成したふかたん地図は、4階のひとはくサロン横に掲示していますので、参加された方もそうじゃない方も、ぜひ見にいらしてくださいね。(^v^)

 

次回のふかたんは

3月24日(日)『石ころをさがそう』です!

深田公園のいろいろな石を探してみましょう♪

 

 

                    フロアスタッフ・たにぐち はるな

 

公開シンポジウムのお知らせ(12/2 神戸北野にて)


自然・環境科学研究所のあゆみと展望
― 大学による地域貢献の成果を検証する ―

 当博物館と併設されている「兵庫県立大学自然・環境科学研究所」では、ひとはくと同じく研究所の開設20周年を迎えます。これを記念して、これまでの各部門での取り組みや地域貢献の成果などを紹介する公開シンポジウムを平成24年12月2日(日)に神戸市中央区のホテル北野プラザ六甲荘において開催いたします。
 基調講演には、哲学者であり森づくりや自然とのつきあいかたについて造詣が深い内山節氏をお招きして、ご講演いただきます。これに続いて、当研究所の5つの系からこれまでの取り組み等についてプレゼンテーションしていただいたのちに、パネルディスカッションを行います。生物多様性や恐竜化石、コウノトリの野生復帰、景観園芸と緑環境、野生動物の問題、宇宙天文への理解といった地域資源のマネジメントについて、大学の研究者が県の機関の職員を兼務する形式の国内に類を見ないユニークで先進的なとり組みによる成果について紹介し、今後の課題や展望について議論したいと思います。参加無料ですが、事前の申し込みが必要です。

 → 案内のチラシはこちらをご覧ください(pdfファイル 491kb)


■日 時
 平成24年12月2日(日) 13時〜17時 (受付開始は12時15分〜)

■場 所
 ホテル北野プラザ六甲荘 1Fマジョラム
 〒650-0002 神戸市中央区北野町1-1-14
  →アクセスはこちらをご覧ください 

■主催および共催
 主催:兵庫県立大学自然・環境科学研究所
 共催:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県森林動物研究センター、兵庫県立淡路景観園芸学校、兵庫県立コウノトリの郷公園

■内 容
【基調講演】
 自然を活かす新しい共同体をデザインする 
 内山 節 氏(哲学者、NPO法人・森づくりフォーラム代表理事)
 <homepage>

【話題提供】
 自然環境系 高橋 晃(兼・兵庫県立人と自然の博物館)
 田園生態系 江崎 保男(兼・兵庫県立コウノトリの郷公園)
 景観園芸系 斉藤 庸平(兼・兵庫県立淡路景観園芸学校)
 森林・動物系 坂田 宏志(兼・兵庫県森林動物研究センター)
 宇宙天文系 伊藤 洋一(兵庫県立大学天文科学センター)

【パネルディスカッション】
 コーディネーター:田原直樹(自然・環境科学研究所 所長)
 パネリスト: 内山節氏、高橋晃、江崎保男、斉藤庸平、坂田宏志、伊藤洋一、松原典孝

■申し込み方法
参加費は無料。電子メールもしくはファックス、はがきに、「20周年記念シンポジウム参加希望」および連絡先(住所・氏名・年齢・電話番号・FAX)をご記入のうえ、以下までご送付ください。

〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目(兵庫県立人と自然の博物館内)
  兵庫県立大学自然・環境科学研究所 20周年記念シンポジウム係
  電話:079−559−2001 ファックス:079−559−2033
  電子メール: seminar(アット)hitohaku.jp
  締め切りは、平成24年11月27日(火)まで(先着順とさせていただきます)。
  受付は連絡はがきもしくは電子メールの返信でもって替えさせて頂きます。
  定員200名(先着順といたします)。

■お問い合わせ先
 内容などに関する詳しいお問い合わせについては以下にご連絡ください。
  ・兵庫県立大学自然・環境科学研究所所長室 (instsecあっとhitohaku.jp)

以上 

 

読書・スポーツ・食欲・ひとはく・・・いろいろと楽しみな秋です。

楽しみと言えば・・ “ ひとはくフェスティバル2012 

今年は114日(日)に行われます! 観覧料は無料です。

 

s-2012102011420000.jpg

 

今年のフロアスタッフのプログラムは、「オリジナルペーパーエコバッグづくり

です。 不要になった大きめの紙を折って、エコバッグをつくります。

 

マイ・エコバッグ♪♪

マイ・エコバッグをもって、ひとはくフェスティバルを楽しんでね〜♪♪

 

 

それから・・11/24()25(日)のフロアスタッフとあそぼうは

クリスマスツリー 影であそんでみよう!」です。

 

影絵ができる「透明ツリー」をつくります。

透明ツリーに好きな”ひとはく”のキャラクターを自由にかいてかざりましょう!

 

透明ツリー            光をあてるとおもしろいよ(^_^)

 

11月の17(土)18(日)の2日間は「関西文化の日」で、観覧料が無料となります。

 「“ひとはく”にまだ行ったことがないよ」という方も、ぜひこの機会にどうぞ!

 

 

 みなさん、秋の一日を“ひとはく”で楽しく過ごしませんか(^−^)

 

 

                       フロアスタッフ ありむらむつこ


      10月31日(水)は ハロウィンです〜
      
      ハロウィンは 外国の秋の収穫を祝うお祭りですが

             子どもたちは 仮装して近所の家を回り歩き お菓子をもらって みんなでパーティを 
            
             開いたりして楽しく過ごします。 

      大きなかぼちゃのおばけも 有名ですね  (^◇^) 

おばけ3

ボード      

 

 

10月6日(土)・7日(日)・8日(月) ひとはくハロウィンを行いました〜       (*^_^*) 

      ひとはくサロンにかわいい魔法使いがたくさん集まりました。


子どもたち1  
      黒い三角帽子をかぶり 大きなほうきをまたいで 手にはパンプキンかざりを
      
      持っていますよ(^◇^)

 

子どもたち2 

              かぼちゃのおばけもびっくり!!


      かわいいパンプキンかざり おうちでかざってくれてるかな?(*^_^*)


      次回のフロアスタッフとあそぼうは       

                  27日(土)・28日(日)15:00〜「クワガタぶんぶんゴマ」です。

    

       みなさんの ご参加をお待ちしています〜

                             フロアスタッフ有村・西口・美濃・小野

ひとはくにも、秋がやってきました♪

深田公園の木々も、だんだん色づいてきましたよ^^

11月3日(土・祝)に行うフロアスタッフとあそぼう「葉っぱでおえかき」(時間:15:00〜・場所:ひとはくサロン)の準備を兼ねて公園を散策してみたら、色とりどりの葉っぱをたくさん拾いました。
きれいな葉っぱ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼には、子どもたちの声が響き渡り、公園はにぎやかです。

楽しそうにお弁当をひろげている小学生のみなさんを、4階ひとはくサロンからパチリ☆

たのしそう♪ 


 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔で手をふってくれたみなさん〜ありがとう!

また、ひとはくに遊びにきてくださいね(^^)/

笹山由利子(フロアスタッフ)

8月26日。加藤茂弘研究員+河南堂珍元斎と南あわじ市の玉青館へいったんだモー。
ウッシッシシッシ…
 安政大地震後に江戸の庶民に大ブームを起こした加藤コレクションの鯰絵展と河南堂珍元斎 の現代版鯰絵「ナマズウシ七変化」展の関連イベントだモー! 

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  タヨウ星のニホン島とタイワン島の間の地底に住むナマズウシは、自らナマズエビスマイウシやナマズアワオドリウシに変身し、ナマズウズシオウシやナマズタマネギウシといったアワジ王国ご当地ナマズウシンたちとともにニホン島を元気づける・・・講談「ナマズウシ七変化」モー、鯰絵の魅力に迫るカトちゃんの「鯰絵解説会」モー、江戸時代のおもちゃ絵「立版古(たてばんこ)ぬりえ」モー、逆断層などの構造がペーパークラフトで楽しくわかる「動く断層をつくろう」モー大にぎわいだモー。

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鯰絵展+ナマズウシ七変化展は9月2日までだモー。ナあ、マズ、玉青館に急げウシ。

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こんにちは、夏休みも、もう終わりですね。

9月もフロアスタッフ一同、残暑に負けず!

頑張っていきたいと思っております\(*⌒0⌒)♪

 

9gatunoburogu.jpg  

 夏休みが終わっても、「ひとはく」に来てね\(*⌒0⌒)♪

 

フロアスタッフ うえやま たかこ

 余はカエルトノサマじゃ。トノサマじゃからタヨウ星人で一番エライのじゃ。

 この夏。余はあちこちに出向いて、タヨウ星人の仲間と生物多様性のたいせつさを伝えておる。7月は西宮神社の夏えびす・あらえびす祭り!!じゃ。

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http://nishinomiya-style.jp/blog/2012/07/01/5456

 本殿のにこやかなえびす様(和御魂)に対し、こちらは荒々しい元気なえびす様(荒御魂)。えびす様は「漁業の神様で五穀豊穣の神様でもある!」…ということは…「生物多様性の神様でもある!」

いつのまにこんなキャラが!! ということで、河南堂珍元斎を引き連れ、巨大タヨウ星人絵巻として出演、あらえびすさまの夏祭りでよっぱらいのお兄さんや子どもたちにかこまれ大騒ぎじゃ。余も「みなの者近う寄れ、苦しゅうない!」と特別に相手をしてやったのじゃ。

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9日は珍元斎の講談と大谷剛研究員の生物タヨウ性クイズ〜

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 暑さでとけそうになったが、西宮市のキャラクターみやたんhttp://machitabi.jp/の作者で小学生の超ベストセラー「妖怪レストラン」のたかいよしかずさんも応援に駆けつけ、余も上機嫌じゃ。

007.JPG 10日は珍元斎「ギッチョンくん」 と突然巻き込まれた河南堂御免奈斎演じる「カマキリのカマエモン」。巨大タヨウ星人絵巻は暗闇の中浮かび上がり、みなの者をタヨウ星の世界へといざなったのじゃ。西宮神社の真夏の夜はタヨウ性クイズで更けていったのじゃ。

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えびすつながりで大阪プロレスのえべっさんやエビスビールのキャンペーンのおねえさん、殺陣グループ、着ぐるみのみやたん、などなど、さすが、えびす様はタヨウ性の神様!出演者もタヨウな夏えびすであった。

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8月は、20日はひとはく( chinfree.pdf)、25日は多可町のベルディ―ホールでの「みんなでタヨウ星人を描こう!」に向かう。( taka_0825.pdf)そのあと8月25日〜10月1日までベルディ―ホールで余の原画も展示される予定じゃ。余と会いたい者は、早く宿題を済ませ、ひとはくと多可町へ馳せ参じるのじゃ!みなの者苦しゅうない、近う寄れ!

わしが一番えらいんだゲロ


                 タヨウ星人で一番エライ  カエルトノサマ
         

ワイはナマズウシや。今、淡路島におるんや。

http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shougai/h24-namazueten.html

玉青館にきんちゃい!!

 この夏、南あわじ市滝川記念美術館 玉青館で、加藤茂弘研究員のコレクション「鯰絵」さんたちと一緒「ナマズウシ七変化」として、そら、モー、好評展示中や。「鯰絵」っちゅうのはナマズをもとに描かれた錦絵(多色刷りの浮世絵)のことや。大ナマズが地下で活動すると地震が起こるっちゅう民間信仰から、江戸時代におこった安政の大地震の後、ようけ出版されたモーんや。

ナマズウシチームはというと、地震の神サマであるワイを筆頭に、ナマズウズシオウシとかナマズタマネギウシとか淡路名物とのコラボでの現代版ナマズ絵展示や。  所狭しと展示されておるモー

 8月26日には、ひとはくの加藤研究員とワイらの生みの親、河南堂珍元斎が玉青館にやってきて、鯰絵の魅力や講談ナマズウシ七変化、ナマズウシ立版古などのセミナーとワークショップもある。

 展示は714日(土)〜92日(日)や。

3コマ漫画もあんねんでぇ〜大文字屋分店店主の作った3コマ漫画もあんねんでぇ

 詳しいことはこのHPで見てモ―たらわかるわ。

 ほな、淡路でまっとうで!

http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shougai/h24-kodomoworkshop.html

 

 

                          タヨウ星人  ナマズウシ

モー!! アワジにくるのじゃ 

休みやけど、毎日暑いな。どこへ行こう?

そんな方!ひとはくへお越しください。

ひとはくへ来たら、どんなことが出来るの?いろいろありますが、その一部を紹介しますね。

本館手前に円形の建物、エントランスホールがあります。

ここでは

s-P1100644.jpg   

ミュージアムショップがあります。ん〜〜〜何をお土産に買おうかな?

 

期間限定で展示されている。おおきな おおきな ちきゅうぎ。

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さて何mあるでしょう?

この ちきゅうぎ を使ったイベントも計画されています。お楽しみに♪

 

さて、本館正面の入口から入館します。ここは、3階です。

移動博物館車のラッピングデザインの応募作品、約50点が展示されています。

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展示期間中は、来館者みなさまによる投票を実施しています。上位の数作品を「来館者特別賞」として選出します。

是非、「これは!」と思うお気に入りの作品に投票してくださいね。

96日以降にひとはくのホームページで入選作品の発表をする予定です。お楽しみに♪

 

さて、何やら2階が賑やですね。降りてみましょう。

「むしむしたいけん」のコーナーです。

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このコーナーでは、蚊帳(かや)の中でカブトムシ、クワガタムシ、セミなどの生きた虫をさわる体験ができます。

標本を見ながら絵を描くコーナーもありますよ。

このコーナーは8月19日(日)までです。

 

4階に上がってみよっと。

ここでは、「昆虫少年のじゆうけんきゅう」が展示中です。(10月14日(日)まで)

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 その横では三田ネイチャークラブによる「三田市と兵庫県の自然」が開催中です。会員が撮影した三田市と兵庫県の自然写真60 が展示されています。(8月26日(日)まで) 

s-P1100531.jpgのサムネール画像

 

 

そして、毎年恒例の「昆虫標本づくり実演コーナー」です。

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8月中の土・日・月(8/26は除く)に実施しています。

私が去年飼っていた、メスのハチが標本になっています。って、まだ標本になってなかったの???

 

お隣では、フロアスタッフによる「うきうきワークショップ〜簡単化石のレプリカづくり」です。

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8月15日(水)まで毎日やっています。

 

毎土・日・祝に実施している「フロアスタッフとあそぼう」。今日は「トラック模型づくり」です。

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こちらのペーパークラフトをつくるイベントは9月29日(土)・30日 (日)も実施しますよ。

あなたもトラックをデザインしてみませんか。

 

ん?館外でも、何かやってますね。

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ひとはく連携活動グループLabonesによる「丹波の恐竜化石発掘セミナー」です。

こちらは、8月19日(日)にも実施します。(参加できるのは小学校3年生以上です)

 

ご紹介したのは、ほんの一部で、このほか 毎日楽しいセミナーがいっぱい

8月31日(金)まで、ひとはくは無休で開館しています。

夏休みは、ひとはくへ!

                     小林美樹 mikimon.jpg(生涯学習課)

                    ※この似顔絵はフロアスタッフの美濃さんが書いてくれました。ありがと〜。

  2012年7月、豊岡市の北部に位置する「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約登録湿地に選定されました。このなかで、世界の方々に注目されたのが、「田結地区の休耕田」です。

募 集 ! ! 
兵庫県内初のラムサール登録湿地で環境体験学習しませんか?
〜 豊岡市が主催するプログラムです 〜
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豊岡市では、コウノトリ野生復帰事業を通じて生物多様性保全を進めています。未来を担う子どもたちにこの取り組みを知ってもらうとともに、湿地や生物多様性のしくみ、生き物などに対する正しい知識と体験の場を提供するため、JX日鉱日石エネルギー株式会社の協賛のもと「ENEOSわくわく生き物学校」を開催します。講師として、人と自然の博物館研究員ならびに県立コウノトリの郷公園、豊岡市コウノトリ共生課のスタッフが参加いたします。
今年、新たにラムサール条約湿地となった田結湿地で、楽しみながら、科学的な観点から湿地や生き物の仕組みを学び、地元の食も堪能できる1泊2日のプログラムとして開催します。
生物多様性保全の活動に興味のある方、体験してみたい方は、ぜひご家族でお申し込みください!

詳しくは、チラシ(PDFファイル)をごらんください( チラシ および  募集要項)。

 と き:  平成24年9月22日(土) 〜 23日(日)

 場 所: 集合(城崎総合支所)22 日13:00   解散(城崎総合支所)23 日12:00

昨年度は、下の写真のように、湿地でコウノトリの餌場づくりをおこなったほか、県立コウノトリの郷公園の取り組みを学んだり、山陰海岸の海の生物多様性を味わったりと(要するに美味しい魚介類)、豊岡でなければできないプログラムを行いました。ぜひ、お申し込みください。

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(みつはし ひろむね:もちろん講師として参加します)  

「昆虫少年のじゆうけんきゅう」展、開催中です。
その一環のワークショップのお知らせです。

8月12日(日)から19日(日)、ひとはくの展示室に、生きた虫たちが登場します。
お盆の一週間、ぜひ、ひとはくにお越しください。

私たちの身の回りには、たくさんの生きもの、昆虫たちがすんでいますが、さわってみる機会は、多くないのではないでしょうか。幼児や低学年の子どもたちは、動くもの、生きものに、興味しんしん。でも、ママはちょっと怖かったり、どうやってさわればいいのかわからなかったり。ということも多いと思います。この機会に、ぜひ、いろんな生きものにふれてみてください。

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左はタマムシ。これは博物館のまわりにもいますよ。右はヘラクレスオオカブト。もちろん、外国産です。

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これは、イモリです。昆虫ではありません。なぜか、女の子に人気です。
カブトムシとイモリの感触を比べてみると、昆虫の体は硬いことがよくわかりますね。昆虫は外骨格です。
・・・というような説明よりも、手にのせて、感じてほしいと思います。

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特設の「大っきな虫かご」には、セミやチョウ、トンボなど、よく飛ぶ虫が入っています。

みんなも中に入って、そっと触れてみてください。飛ぶ虫の重さ(軽さ)も、感じてもらえるでしょう。こんなに軽い虫たちが、生きていて、空を飛んでいるのですから、とってもふしぎですね。

(主任研究員 八木 剛)

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2012年7月30日は、武庫川水系羽束川での観察会が行われました。場所は、三田市野外活動センターのすぐ横です。こちらのイベントは、三田市立有馬富士自然学習センターさん主催のイベントとなります。学習センターの専門指導員の中峰さん、河内さんをはじめ、NPO法人きっぴーフレンズのみなさま、ご協力ありがとうございました。
参加者は約40名です。ちょっと少ないように思いますが、適正人数です。説明もひとりひとり行き届きます。この場所での観察会は、大勢になると深みもあって目が行き届かないので抽選とさせていただいております。倍以上のたくさんの方に申し込み頂いていたのですが、申し訳ありませんでした。これに懲りずにまたお申し込みいただくか、博物館等の観察会にご参加頂ければと思います。

 
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博物館から車で約20分程度のところで、水はとてもきれいです。箱メガネをつかって川底をながめると色んな生物が活動している様子がはっきりと見えます。この観察方法、意外にはまりますので、ぜひお試しください。夏休み中に、ぜひ足をはこんでみられてはいかがでしょうか。

s-DSCN0403.jpg 川底でカワニナが石面についた付着藻類をノシノシと食べている様子はなかなかユニークです。
写真は、学習センターの河内さんが撮影されたものです。ありがとう!

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みんな思い思いの方で採集を続けて、台の上に採集した昆虫や魚などをあつめてゆきます。左上の写真にあるように、樹が覆い被さり、流れが緩くなっているところで、砂地や落葉がたまったところをすくうと、これまで採れていなかった生物やシマドジョウやヤゴ、モンカゲロウなどが採れました。川のなかの環境の違いを、できるだけ多くの方に体感いただくために、会の後半になってから採集をアドバイスします。そうすることで、なぜコンクリート3面張りの川が生物にとってダメなのか、実感していただくことができます。最後は、じっくり台の上でみんなの採ってきたものをデジカメ撮影しつつ、まとめをおこないます。

・・・と、いつもならこれで終わりなんですが、今回はとった生物を博物館に持ち帰って、そのまま大急ぎでオープンセミナーへ。

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羽束川でとってきた水生生物をこんな感じで顕微鏡とカメラをつなげて大きな画面にうつします。リアルに鰓のつくりやトゲや毛などの細かいところまで、生きた状態で観察するとド迫力!!水生昆虫が呼吸するときの仕組みや、餌をたべるための仕組み(口器を超拡大)、泳ぐための仕組み(尾の拡大)を生きた水生昆虫でしっかりと観察&解説します。これは、図鑑では学ぶことができません。
午前中の観察会から引き続き参加してくれたひともたくさんいました。採った生物の中から1つを選んで右上の写真にあるような装置(顕微鏡とデジカメが合体)で自ら撮影してもらいます。それを小型のプリンターで打ち出して、ラミネートしてできあがりです。オリジナル水生昆虫ブロマイドが完成します。

opsemi2012_suisei4.jpg 朝から夕方まで水生昆虫三昧だったお二人さん、お疲れ様でした。ゲンジボタルの幼虫とオジロサナエのブロマイドを作成して、バックにはエルモンヒラタカゲロウのドアップを写して大満足です。

野外体験からはじまり、ちょっとお勉強したあと、博物館にもどってじっくりと色んな機器をつかってじっくりと観察し、印象に残った生物を撮影し、カードにして記念に持ち帰っておさらい。今回は、三田市立有馬富士自然学習センターさんとひとはくのセミナーをジョイントして、まるごと一日かけて水生生物を観察してみました。水生昆虫体験がはじめてのお母さんも、名前は覚えれないけど、全部【小さな虫】だったのが、違いが分かるようになったとのことでした。
オープンセミナーは、このあと水生昆虫は3/24までありませんが、魚の調べ方のオープンセミナーは、8/18に開催が予定されています。関心のあるかたは、ぜひ博物館までお越しください。

(みつはし ひろむね)

ashiyagawa2012_1.jpgいつもひとはくと連携してイベントを実施してくださっているNPO法人さんぴぃすさんの年間を通じた野外活動プログラム「アシレンジャー2012」による、川の観察会が2012年7月26日に行われました。
野外で実際に生き物を採集して、観察し、たくさんの生き物を見比べることが、生物多様性を知ることのはじまりです。できるだけ良い場所で、安全に楽しくすごせることをもっとーに観察場所を選びました。芦屋川の上流にて観察会を行いました。参加者は、平日なのになんと、およそ80名!!いつもご参加ありがとうございます。
観察の場所は、芦有道路の芦屋ゲートのすぐ横。芦屋の中心部からバスで約20分程度です。ここは砂防ダムのすぐ上流になっていて、傾斜がやや緩く、小さなこどもでも川遊びしやすくなっています。それに加えて、夏でも水がとても冷たくて、きれいなために、いわゆる「上流のきれいな水」に生息する水生昆虫がたくさん採集できます。

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川での水生昆虫さがしは、とても簡単で、じつにたくさんの種類が観察できます。網を流れの下流側で受けておいて、石をひっくりかえすとサワガニや水生昆虫、魚がとれます。本気モードで流れのはやいところで採集する人もいれば、みんながとったものをじっくり観察する(これが一番勉強になる!)方法まで様々です。
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とれた生物を丁寧にNPO法人さんぴぃーすの大脇さんが教えてくれます。

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ひとしきり採集したら、台の上にあるタッパーに種類毎にわけて並べてゆきます。それと大きな魚やカニなどは簡易プールにいれてゆきます(右上:空気を入れなくても大丈夫なプールが近頃では売られています)。ここでみんなで観察してゆきます。

s-kaisetsu.jpg 最後にとれた種類をみんなで調べて、タッパーに分けてゆき、名前を書き出していって何種類ぐらいいるのか、自分がとってない種はどんなものか、珍しいもの、多かったものを、容器にいれてしっかりとおさらいします。黒板の写真とタッパーの生き物をデジカメで撮影してゆけば、きっと種類を覚えるのも苦労しないでしょう。この日は、約40種類の生物を確認しました。

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今回の観察会は(も)、とても参加人数が多かったのですが、NPO法人さんぴぃすのスタッフの方をはじめ、兵庫県立芦屋国際高校のお兄さん、お姉さんが手伝ったくださったおかげ、みんな楽しく安全に過ごせました。婚姻色のでたオイカワをつかまえてにんまりです。ご協力ありがとうございました。
NPO法人さんぴぃの野外活動プログラムは、毎月1回たのしいイベントが催されています。興味のあるかたは、ぜひこちらにもご参加ください。

(みつはし ひろむね)



 

aogaki_sajigawa_saisyu.jpg7月21日は生物多様性について、朝から夕方まで楽しくみんなで学ぶ日でした。

午前の部は、丹波市立青垣いきものふれあいの里で、丹波地域の貴重な生き物の保全に取り組んでおられる5つの団体の方からお話を伺い、参加者と意見交流のワークショップを行いました。サギソウクリンソウバイカモホトケドジョウオオムラサキとそれぞれの方が工夫と地道な努力を重ねて、地域生態系の保全に取り組んでおられる内容はとても実践的です。子どもから大人まで、模造紙に意見を書いたり、資料や生きた蝶を片手に意見交流が行われました。

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上の写真のような感じです。ぐるぐるとテーブルをみながローテションします。
親子のチームもあれば、おじさんだけのチームも。多世代交流で、丹波地域の貴重な地域資源について取り組みや課題を共有しました。このワークショップは、兵庫県丹波県民局さんが中心となってとりまとめて下さりました。

このあと現地へと移動ですが、参加者のかたは展示を観覧。現在、青垣いきものふれあいの里では、『淡水魚展』を開催されています。7月7日から8月31日までとなっています。加古川水系の魚たちが勢揃い、これは超お勧めです。夏休みは丹波にでかけて、展示をみて、そして川遊びを!このほかにも、さまざまなイベントが企画されています(樹脂封入標本づくりもあります)。

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そして川へと移動します。
観察会の場所は、丹波市青垣町芦田地区の佐治川です。
午後からの参加者も多く、約80名ほどの大所帯に。
ikimonofureai3047.jpg観察会は、丹波県民局、丹波市、青垣いきものふれあいの里のスタッフ&友の会の皆さんがテントの設営や道具の準備をすすめて下さいました。今回は、ライフジャケットも用意して、安全対策もばっちり。昨夜までの雨もあがり、水位も低下して、天気も晴れて観察日和となりました。青垣いきものふれあいの里の松井施設長が進行をつとめて下りました。

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テーブルを川のなかにおいて、採れた生物を集めてゆきます。みんなで採った水生生物を観察できるように並べます。こうすることで1匹しか採れなかった種類、小さいけど貴重な種類も、みんなが見ることができます。さらに、川のなかで、写真にあるようにブラックボードにイラストを描いて、生物の特徴を解説。トビケラのからだの特徴について生ものを使って、手にとってじっくり観察することができます。これが、"LIVE"ならではの良さですね。ちなみに右の写真のビデオカメラはテレビの取材です。参加者の皆さんはテレビに映るかも?

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採れた生物のリストを作成しつつ、探せていない種類や生息環境についてレクチャーして、より多くの種類をあつめるために、みんなに協力を求めます。ちょっと早い流れにも親子でアタック。こんな感じで観察会を約2時間ほど開催しました。リストにとりまとめたところ、およそ50種類の魚類や水生昆虫などが採集できました。さすがにたくさんの”眼”があることで、種類が集まります。特に、調査に長けている『青垣いきものふれあいの里・友の会』の皆さんがお手伝い下さっていることがなによりも大きいです。安全管理や準備もふくめて、いつもありがとうございます。この生物リストは、県の環境調査として記録されます。標本の一部は、ひとはくと青垣いきものふれあいの里で保管され、環境学習や研究などで活用されます。

  丹波地域の生物多様性に関する取り組みや佐治川の多様な生き物を実感ができるスペシャルな一日でした。夏休みには、ぜひ丹波におでかけください。青垣いきものふれあいの里で勉強して、きれいな川で水遊びや生き物観察を体験してみてはいかがでしょうか。このほか、観光情報はこちらです(ちなみに丹波市立植野記念美術館ではちびまる子ちゃん展やってますよ!)。

  阪神間からお出かけされる方には、途中には『丹波の恐竜化石発掘地』や恐竜展示がある『ちーたんの館』、もちろん『人と自然の博物館』にもお立ち寄りいただければと思います。

  (みつはし ひろむね)

sasayama_hioki.jpg7月17日の『川の水生昆虫の観察会』、篠山川日置地区(泉橋の上流側、城東支所の裏)での会は無事終了いたしました。70名近い、たくさんのご参加をいただきありがとうございました。この場所は、加古川水系の支流にあたる篠山川の中流域になります。ここまで上流にくると水の汚れはずいぶんとマシになります。ヒゲナガカワトビケラをはじめ、エルモンヒラタカゲロウ、ヒラタドロムシなど典型的な中流域の生物相を観察することができました。魚も、アユやカワムツ、ギギ、ムギツク、シマドジョウなどが確認できました。

観察会の前の日にはたくさんの雨が降っていて、水位が上昇気味でした。小さな子どもさんの参加が多くて気になっていたのですが、参加くださった方々にも、安全面で多大なるご協力をいただきましたおかげで、ちびっこも水遊びを満喫できた模様です。開催にご協力いただきましたNPO法人人と自然の会、伊丹北高校のみなさん、摂津市立第2中学校のみなさん、有り難うございました。

ただ、生物相は雨のあとで、少し濁っていたことなどもあり、ちと貧弱でした。トンボ類がまったくの不作。本川の脇にあるワンドで、コオイムシやタイコウチがとれたこと、ヒラタドロムシの成虫がたくさん見れたのが収穫でしょうか。そのほかは、わりと普通種ばかりで、水生昆虫好きの方にはちょっと不満だったかも知れません。 来年はどこにしようか、いまから思案中です。『小さな子どもも遊べる浅い水辺』、『近くにトイレがあること』、『川へとアクセスしやすい』、『わりと色んな生物がとれる』、『水がある程度きれい』、『車が止めれる』、『観察会の帰りに寄り道して楽しいところがある』といった条件を満たすところは、なかなか多くないです。頑張って場所を探したいと思いますので、ぜひ来年もお越しいただければと思います。

夏休みに川のいきもの観察したい方は、以下の講座がおすすめです。
 ・7月21日(土) 青垣町・遠阪川での観察会/青垣いきものふれあいの里主催
 ・7月26日(木) 芦屋川上流での観察会/NPO法人さんぴぃす主催
 ・7月29日(土) 三田市小柿・羽束川での観察会/三田市主催
 ・8月2日(木) 芦屋市宮川河口の観察会/NPO法人さんぴぃす主催
 ・8月8日(水) 三田市藍本日出坂地区での観察会/三田の川ルネッサンス懇談会の主催

ぜひ、夏には川で自然観察を!

(みつはしひろむね)

もうすぐ七夕ですね。
ひとはくでは毎年 植物博士の服部研究部長にご協力いただき、

竹を準備して「七夕飾り」を行っています。
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今年は題して

『きらきらぼしにねがいを』 です。

 

みなさんも短冊に願い事を書いてみませんか?

(スタッフの手作り感満載の天の川も流れています。)

 

 

余談ですが、みなさんは竹を青々しく保つ方法をご存じですか?
竹の節目節目に錐(きり)で穴を開け、水を入れておくと日持ちするそうですよ。
この方法も服部先生に伝授いただきました。

七夕は、梅雨の季節で雨がふることが多いですね。
七夕に降る雨には名前が付いています。
催涙雨または酒涙雨(どちらも さいるいう と読む)といいます。
織姫と彦星が流す涙だと伝えられています。
雨は憂鬱ですがそんなことを思うとちょっとロマンティックな気がして気持ちが上がります。

ひとはくでは、雨降りでも楽しめる1日体験型ワークショップ
うきうきワークショップがあります。

☆7月のラインナップ☆

♪ 7/14(土) 簡単化石のレプリカづくり 参加費 1回 100円

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カラフルなアンモナイト化石のレプリカをつくってみよう !

 

♪7/16(月・祝) ひとはくサンバイザー 参加費 無料
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 ツキノワグマやナガスクジラのデザインだよ!

    この夏はこのサンバイザーで乗り切ろう!

 

♪7/21(土) プラバンづくり 参加費 1回 50円

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昆虫や恐竜でかっこいいプラバンをつくってみよう! 

 

 

スタッフ一同、みなさまのご参加をお待ちしております。

                      フロアスタッフ せら ゆうこ


 

6月の丹波の恐竜化石発掘セミナーのご案内

 先日、関西地方が梅雨入りしました。ジメジメとして嫌な気分を吹き飛ばすような体験はいかがでしょうか。
 今月も2012年度/丹波の恐竜化石発掘セミナー(第2回)を開催いたします。

◆開催日:6月17日(日)

◆時 間:10:30〜11:30、14:00〜15:00の2回開催

◆参加費:おひとり様/¥500 おみやげ付
     ※ 別途ひとはく入館料が必要です。

◆参加条件:小学3年生以上

◆定 員:各回25名程度

◆少雨決行
 ※ 屋外でのセミナーですので悪天候の場合は中止することがあります。ひとはくまでご確認ください。

 

 受付は当日の各回開始時間の15分前からひとはく本館4Fひとはくサロン前カウンターで行います。受付は定員になり次第、締め切らせていただきますので何卒ご了承ください。

 皆さんのご参加をお待ちしております。

 

ひとはく連携グループ ラボーンズ一同

今日は、とっても暑かったですね。室温は30度近くありました。

暑い暑いと思っていたら。フロアスタッフに素敵なプレゼントをいただきました。

 ??? オフタルモサウルス?

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パッと開くと。

P1090941.JPG 「せんす」でした。うわぁ、かわいい!青色好きの私のためにフロアスタッフが特別に作ってくれました。ありがとう〜。

これで、暑さ対策もバッチリ!

 

このイベントは7月7日(土)・8日(日)に実施されます。

ちなみにこのせんすは特注品で、当日は「ゆらゆら恐竜せんす」をつくります。

これと違うせんすをつくるの?どんな せんす?

それはお楽しみに♪

 

                          小林美樹(生涯学習課)

博物館の3Fアースシアター前には、恐竜になりきって写真撮影ができるコーナーがあります。

s-kaemra.jpgのサムネール画像

 

ティラノサウルスのぼうしをかぶって・・・

tyuugako.jpgのサムネール画像「ガオォーッ!」

 

撮影に協力してくださったのは、団体でひとはくにお越しくださった加古川市立両荘中学校のみなさまです。ありがとうございます。

 

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6/9(土)・10(日)のフロアスタッフとあそぼうイベント「なりきり☆恐竜ハット」で、このティラノサウルスのぼうしをつくることができますので、ぜひご参加ください。

 

●「なりきり☆恐竜ハット」

場所:4Fひとはくサロン・時間:1500〜・定員20

※参加費無料(別途観覧料が必要)

 

また5/30の日記でご報告させていただきました、フロアスタッフが育てているカブトムシの幼虫ですが・・・本日、無事に地上デビューいたしました!

 

s-kabuto.jpgのサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女の子のカブトムシです♪

みなさんに見て頂けるよう4Fカウンターで飼育ケースいれて飼っております。

とても元気にケースのなかを動きまわっていますよ。

 

(フロアスタッフ 松田)

 

 

 

6/9(土)・10(日)のフロアスタッフとあそぼうは

「なりきり☆恐竜ハット」をおこないます.

(場所:4Fひとはくサロン、時間:1500〜で参加費無料

(別途観覧料が必要・定員20名)

 

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ティラノサウルスのぼうしをつくって、ティラノくんになりきってみましょう!

みなさまのご参加おまちしております。

 

また、3Fアースシアター前には、恐竜になりきって写真撮影ができるコーナーがあります。

 

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ほかにも楽しいイベントをたくさんご用意しておりますので、ぜひお越しください。

(フロアスタッフ 松田)

   

野外で生まれて、野外で育ち、野外で次世代が誕生するようになりました

fukuda_sutou20120522.jpg 県立コウノトリの郷公園がコウノトリの試験放鳥を実行に移したのは2005年.2007年には放鳥したペアが初めて繁殖に成功しヒナを巣立させました.それから5年たった今年2012年に,野外で育ちの新たな世代が誕生したことになります.このことは,コウノトリ野生復帰事業の歴史に残る1ページであり,野生復帰の確かな進展を裏付けるものだと郷公園は位置付けています.

詳しくは、県立コウノトリの郷公園のHPもご覧ください。ライブ情報がもりだくさん掲載されています。

ニュース記事:神戸新聞朝日新聞東京新聞毎日新聞

(江崎保男)

 

   近頃 不安定な空模様ですね〜 (−−〆)

  このまま梅雨に突入?・・・ちょっと気が早いかな?

  

  でも大丈夫!
    
  雨でも ひとはくは ぬれずに楽しめますよ〜(*^_^*)  

  館内は ひろびろ たくさんの展示やイベントをご用意しています。   

                    
    
           これからのフロアスタッフとあそぼうのイベントをご紹介しましょう!

            
   5月26日(土)・27日(日)…「リサイクルコースターをつくろう」

     <チラシやポスターをおってオリジナルコー ス タ ーをつくるよ>

   
カエルとコースター   6月 2日(土)・ 3日(日)…「おさんぽ♪でんでんむし」 
      
     <かわいいでんでんむしをつくって おさんぽしよう♪>


   6月 9日(土)・10日(日)…「なりきり☆きょうりゅうハット」

     <みんなできょうりゅうにへ〜んし〜ん!>
      
   6月16日(土)・17日(日)…「画はくの日」

     <絵を描く場所は 当日のお楽しみ〜>

     
       
              
      晴れても雨でも みなさまのお越しをお待ちしています。

                    フロアスタッフ おの まゆみ

 さて、帰ってきた「ゾウが描いたぞう…」の一席でございます。

 はい、ゾウさんの絵が徳島県立近代美術館の特別展「どうぶつ集まれ」展に登場!久々に帰ってきたのでございます。

   http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/article/0008116.html

  ズーラシア

 国際生物多様性年だった2010年にひとはくが企画した「ゾウさんの描いた絵」展は三田から今治、豊岡、橿原と巡回し、今治タオルで出来たゾウのぬいぐるみやコウノトリ、ゾウムシとさまざまな場所でさまざまなアレンジをされ、タヨウに展開してきました。

 なんと、今回は初の本格的美術展として、ヒトによる「描かれた動物の絵」とゾウによる「ゾウさんの描いた絵」の共演と相成りました。

 13日は大谷剛研究員と河南堂珍元斎、任名斎がゾウさんになって絵を描こう!のワークショップに行きます!四国400万人のひとはくファンのみなさま、いざ、徳島へ!

  

  

  http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/article/0008115.html

 

ゾウの絵展については以下のブログにて!
 http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/  その1
 http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_850/  その2(増井光子さんのメッセージ)

 http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_864/  その3(ゾウの絵展誕生秘話)
 http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_894/  その4(ゾウの絵展誕生秘話)
 http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_869/  その5(ゾウが描いたぞうイベント)
 http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_906/  その6(ひとはくゾウの絵展おわったゾウ

 http://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_954/  ゾウの絵 旅に出る。 今治編

 http://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_955/  ゾウの絵 旅に出る。 豊岡編

 http://hitohaku.jp/blog/2011/01/post_1065/ ゾウの旅に出る。 橿原編

 

 

河南堂珍元斎  ゾウが描いたぞう!!

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現在開催中の「六甲山のきのこ展2012」に、たくさんの方に見て頂きありがとうございます。
じっくりとケースに張り付いて見ていただいた方、ニオイを体験された方、イラストを書いてくれた方など、みなさん色んな形で楽しんで頂けたようでなによりです。
kinoko2012illust.jpg さて、このゴールデンウィークの最終日となる5月6日(日)が「六甲山のキノコ展2012」の最終日となっています。グランドフィーナーレを飾るべく、最終日には特別イベントを開催します。

題しまして、「キノコでサイエンス・カフェ」で、高校生をはじめキノコ業界で活躍されている方にお越しいただき、お話していただきます。お茶をすすりながら、気楽にキノコの話を聞いて頂ければと思います。

 日時は、2012年5月6日(日) 15時〜16時30分 です。
 場所は、兵庫県立人と自然の博物館  4Fひとはくサロン となります。 
 参加は無料ですが、入館料は必要です。どなたでも自由に参加いただけます(小さい子もOK)。
 もちろん、申し込み不要で、出入りも自由でのんびり過ごして下さればと思います。

話題提供は、展示を製作した県立御影高校の生徒さん、兵庫きのこ研究会の奥田さん、神戸在住のきのこ少年和田君です。キノコ展や六甲山のきのこについて、スライドや標本を交えながらのお話となります。

さらに、今回は特別ゲストとして、作家で芸術家でキノコライターの堀博美さんにもお話頂きます。堀さんは、注目の本「きのこる」の作者で、キノコと文化、歴史、映画、芸能、音楽、神秘、信仰と文系キノコ研究家としても有名です。

キャラのたつ方々が、きのこをたっぷり解説してくれます。

繰り返しになりますが、
 5月6日でもって「六甲山のキノコ展2012」が終了です。
 お見逃しのないようによろしくお願いします。

(みつはしひろむね)

みなさ〜ん!(^^)!

ゴールデンウィーク半分過ぎましたが・・・

いかがおすごしですか? 

428日(土)29日(日)のフロアスタッフとあそぼうは・・・

「こいのぼりをとばそう」でカラフルなこいのぼりがいっぱい!!

 

材料は・・・カラフルな花紙と口の芯になる画用紙。後は目をつけて、色紙でうろこを貼れば完成(*^_^*

 

親子で仲良く!ご家族で!  

うろこどうしょうかな? みんなできたかな?

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

ボールみたいに投げると・・・こいのぼりが飛びまーす。!(^^)!

 

飛ぶかな?

飛んだね!

 完成!

完成2!

    

 

 

 

 

 

後半のゴールデンウィークのイベントは♪

53日(木・祝)4日(金・祝)は「こいハットをつくろう」

55日(土)  6日(日)  は「ミニこいのぼり」 

 

ぜひ!!!ひとはくに遊びにきて♪(^^)♪こいのぼりをつくってね ☆

 

 

 

フロアスタッフ   おの・つじ・にしぐち

春になり、桜が満開の頃、ひとはくサロンでも、みなさんの夢のお花が満開咲きました。

ひとはくサロンみなさんの夢が叶うように、ワニさんもヘビさんも祈ってくれています♪

 

フロアスタッフはさまざまなイベントを行っています。

ほんの少しご紹介しましょう。

 

昨年度は、新しいデジタル紙芝居「ころころだんちゃん」「アンモナイト物語」が完成し上映しました^^

新しい紙芝居の製作には、長い時間がかかります。題材を見つけて、ひとはくの研究員と相談しながら、何度も何度も作り直します。みなさんにご披露するまでには、半年から一年はかかるんですよ。

今年度は「丹波の恐竜タンタンものがたり(5月上映予定)」「マツの子くるりんの大冒険」が完成しました。みなさんに楽しんでいただけるかしら〜ドキドキです。

 

フロアスタッフとあそぼうでは…

「川でさかなつり」 は、ひとはくの三橋主任研究員とフロアスタッフがコラボし、新しく生まれ変わりました。2階展示室で行うイベントは、本物の標本をそばでみることができるため、自分がつった魚がどんな姿をしているのかをすぐに学ぶことができます。

川でさかなつり さかなのおはなし「けんちくかのひ」は、まちに自分のおうちをたてるイベントです。環境を考えながら、まちをつくっていきますが、こどもたちの自由で豊かな発想は大人顔負けです。

おうち けんちくかのひ  

フロアスタッフは、遊びながら学ぶことができるイベントづくりを、今年度も続けていきます。「来てすぐ楽しいもよおし」に、ぜひご参加ください。

5月の予定はうきうきカレンダーでチェック!!   http://hitohaku.jp/top/12ukiuki/ukiuki1205.pdf

20周年を迎えるひとはくへ、ぜひ、お越しください。

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

笹山由利子(フロアスタッフ)

 

 

 

 

フロアスタッフ手作りの大きなスクリーンで動くデジタル紙芝居。

 

 

5/1(火)から、新作デジタル紙芝居

『丹波の恐竜 タンタンものがたり』を上映いたします。

 

tanntannhyousis.jpg

2006年に 丹波市の篠山川のほとりで発見された丹波の恐竜、

“タンタン”がこの物語の主人公です。

 

むかしむかしその昔、いまから約1億1000万年前のおはなし…。

頭が小さくて首としっぽが長い丹波の恐竜 タンタン。

背中にかたいヨロイを持つタンタンのお友達 ヨロイリュウくん。

こわ〜い肉食恐竜ティラノくんやカエルさんたちも登場します。

 

osowareru.jpgのサムネール画像

kaerude.jpgのサムネール画像のサムネール画像

また、3F丹波の恐竜化石展示室では4/28(土)から、

展示特別企画『丹波の恐竜化石発掘〜6年間の軌跡〜』がはじまります。

(展示期間:20124/28(土)〜20133/31(日))

 

sannkaitanntann.jpg

これまでの発掘調査の軌跡をたどるとともに、最新の研究成果や新たに発見された化石産地についてもご紹介します。

丹波の恐竜タンタンのモデルとなった恐竜化石も展示されています。

タンタンに会いにきてください!

 

デジタル紙芝居は、開館日に上映!

 

 

デジタル紙芝居 『丹波の恐竜タンタンものがたり
上映期間 :
5/1(火)5/31(木)予定

 

上映時間 :平日 15:0015:15/

                    土日祝(2回上映)11:0011:15 ・14:3014:45

5/6(日)のみ『たんぽぽレストラン』を上映いたします。

『丹波の恐竜タンタンものがたり』は上映いたしません。

5/6(日)、5/13(日)は、1100〜・1600〜 

 

上映場所 :3階アースシアター

  

(フロアスタッフ 松田)

 

SATOYAMA

2012年4月15日

セミナー B02:マツバラン観察会のご案内

4月22日(日)に姫路市の北、旧新宮町嘴崎の屏風岩周辺でマツバランの観察会を行います。

午前10時にJR姫新線の東嘴崎駅集合、マツバランを観察し、本龍野へ移動、醤油博物館や鶏籠山を観察します。

参加費:500円

申込はこのホームページからできます。

psilotum.jpg

嘴崎の屏風岩に生えるマツバラン(新宮町指定天然記念物)

根も葉もない、茎だけからなる原始的なシダ植物です。

茎は原始的な分枝方法である、二叉分子を繰り返す。

(イチョウの葉の葉脈も二叉分子です)

他に、イワヒバ、ツメレンゲなども見られます。

この季節は、川沿いでクサソテツの新芽が採れるかも。

                   (再生研:藤井俊夫)

セミナー

B06: 山陰海岸植物観察会(春:2日間)の案内

セミナーガイドにも載っていますが、宿泊を伴い、申込期限も短いので、このブログでもお知らせします。

5月12日(土)、13日(日)の二日間にわたって、山陰海岸の春の植物を観察します。

 5月12日(土)13:00−17:00 JR竹野駅集合・解散

 5月13日(日)10:30−16:00 JR諸寄駅集合・解散

二日間で、参加費2000円です。(1日だけの参加は1000円)

宿泊施設は、各自手配をお願いします(紹介はします)

セミナーの申し込みはホームページからできます。

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竹野町の猫崎半島に群生する暖温帯性のムサシアブミ

対馬海流の影響を感じさせられる

tango 021.jpg

日本海側の福井県から鳥取県までの岩場に生えるタンゴイワガサ

(ミツバイワガサ):イワガサの変種で、海岸に見られる。

浜坂町諸寄の城山海岸で。           再生研:藤井俊夫

  kawaturi_intro.jpg kawaturi_yousu.jpg

展示のまえで体験をともなって、楽しみながら学ぶことができる「フロアスタッフと遊ぼう」に新しいプログラム「川でさかなつり」が加わりました。これまでのプログラムを大幅に改訂したもので、ちょうど川にすむ生き物と餌の関係を釣りゲーム形式で楽しむものです。

ちょうど昨年の8月頃から企画と準備をはじめて、1月末にキットが完成(全部スタッフの手作りなんです!)、2月にデモンストレーションを何度か行い、ようやく通常メニューとなりました。事前演習を繰り返し、うまく釣れなかったり、釣れすぎた部分を改造したりと、結構手が込んでいます。昨日のイベントは満員御礼で、定員に限りがあるため、釣りに参加できなかった子どもさんもいて残念、ごめんなさい。

kawaturi_setsumei1.jpg

まずは、フロアスタッフの松田さんによるルール解説です。今回のプログラムづくりでリーダです。
展示の前で解説するのがポイントです。

kawaturi_card.jpg kawaturi_esa.jpg 

上の写真にあるような指令が書かれたカードを最初にもらい、餌となるカードを選んで釣り糸の先につけ釣る訳です。
指令カードにある魚をつるために、必要な餌を自力で選びます。餌には、フックや磁石などのカラクリがついていて、魚の種類と合致しないと釣れないようになっています。魚は種類ごとに上流から下流へと適地に配置されています。

kawatsuri3.jpg    kawatsuri_2.jpg

こんな感じで指令カードにしたがって釣って行きます。無事3匹つれると、ちゃんと釣れたか鑑定です。指令にある魚の種類は、ちゃんと上流〜下流に棲み分けていて、学習してないと効率よく探せません。

kawaturi_kinen.jpg

なんとか大物が釣れました。ぜひ次は実際の川で釣りに行ってくださいね。

kawaturi_kaisetu.jpg

最後は学習します。どうして、アユはアユで釣れたのか、外来種ってなに、そんなことを紙芝居で解説します。学習を後にまわすことで体験と知識が合致しやすくなります。

kawaturi_tenjito.jpg

展示スペースと隣接したところでのワークショップ・プログラムですので、まわりの標本や展示をみながらも発展的に学ぶことができます。餌が間違っていたり、魚を見分けられないと、子ども達はお父さん、お母さんにたずねることになります。そうすると、みんなで一緒に川の生き物について学ばざるを得なくなります。親子で学ぶための仕掛けも、このプログラムの特徴です。
おかげさまで、初日ですが、トラブルもなく大いに盛り上がりました。

川の魚には、外来種、絶滅危惧種(レアアイテム)、回遊魚などもあり、もう少し高学年の子ども達の団体来館のときには、環境との関わりを含めた発展プログラムも用意してあり、Questionに対してActするかたちのプログラムの基本形がなんとか完成しました。

当館の中期目標(平成24年度まで)のなかでの重点項目として、常設展示を使った演示と来館者とのインタラクティブな交流を促進するプログラムづくりが目標に掲げられていますが、23年度中に原型ができて、あと一年引き続いて実施したのちに見直しや改良をかけてゆきたいと思います。

 → 川でさかなつりのスケジュールはコチラ(うきうきカレンダー)をご覧ください!

(みつはしひろむね)






 

 

もうすぐ新学期♪

4月のフロアスタッフのイベントも♪もりだくさんです!(^^)!

新しいお友達と博物館に遊びにきくださいね(*^_^*

 

4月のイベント〜

フロアスタッフとあそぼう15:00        

★1日→『川でさかなつり』

★7・8日→『けんちくかの日』

1415日→『画はくの日〜キノコを描こう〜』

2122 日→『はくぶつかんペーパークラフト〜2階展示室〜』                                 

☆ひとはくこどもの日スペシャル☆(4/285/6まで)

2829日 →『こいのぼりをとばそう』

30 日→『万華鏡づくり』

     ※定員があるイベントもあります。詳しくはうきうきカレンダーを

        チェックしてね♪

 

3/314/1フロアスタッフとあそぼう ☆川でさかなつり☆〜

リニューアルして・・・みんなで「ひとはく川魚水族館」をつくろう!

ミッションカード通りに魚を釣ってきてもらいます。

川には、どんなエサでどんな魚が釣れるかな?(^^)

みんなで魚を釣って、ひとはくの川魚川魚水族館をいっぱいにしてネ♪

ひとはく川魚水族館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/7うきうきワークショップ(10:3016:00いつでも参加できるよ!)〜

       きょうりゅうのジオラマをつくろう!

 

ジオラマをつくろう 

 

4/28深田公園うきうき探検隊(ひとはくサロン14:00集合)〜

 魚博士の田中主任研究員と深田公園にメダカはいるのかな?オタマジャクシは?

「水辺の生き物探検隊」にでかけましょう♪

 

fukatan.jpg

 

お友達同士で・ご家族で(*^_^*

博物館での楽しいひとときを過ごしませんか?

皆様のご来館、心よりお待ちしています。

 

                フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 

 ボルネオジャングル体験スクールの様子を写真で紹介しているページがfacebook上に登場しています。

  https://www.facebook.com/BorneoJungleSchool

 まだ本格運用ではなく、試行錯誤の段階ですが、もしもボルネオジャングルに興味がある人が近くにいたら、教えてあげてください。そして、いっしょにボルネオに行けたらイイですね(^o^)

 

 平成24年度の募集等につても、4月以降ホームページやfacebookなどを通じてご案内できると思いますので、ぜひbookmarkに入れておいてください。

「ユース昆虫研究室」は、虫好きの中学生限定のセミナーです。

春から秋まではフィールドで昆虫の採集観察を行い、冬に、その成果をまとめ、展示やレポート作成をしています。

2011年度は、明石市立文化博物館と共催で行い、明石公園の昆虫を調査しました。
その成果を、3月19日から4月6日まで、明石市立文化博物館で展示しています。

youth2011_disp.jpg


こんなのもいました。
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みんなでつくりました。
IMG_0598.jpgIMG_0659.jpgIMG_0675.jpg


2012年度も、同じ会場で開講します。
新年度の募集、開始しています。お申し込みはこちらから。

虫好きの中学生は、集まれ!

過去のようすは、オフィシャルサイトをごらんください。


(八木 剛@自然・環境評価研究部)

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昨日、3月10日は「水生昆虫を顕微鏡で観察してみよう」のオープンセミナーを開催しました。
やることは、水生昆虫ブロマイドを自力でつくること。たくさんの封入標本を用意して、参加者に好みのものを選んでもらい、顕微鏡で観察。気に入れば顕微鏡に接続したデジカメで、「ぱしゃり」と撮影する。
撮影したものをそのまま小さなプリンターで出力して、ラミネートしてできあがり。顕微鏡下で撮影するだけでなく、水生昆虫(ベントス)とのシンクロ、一体化をはかり方には、封入標本が透明であることを活かした「封入標本プリクラ」も撮影してプレゼント。標本の後ろ側に顔をおいて撮影するだけ。
これで生き物への親近感が湧きます(きっと!)。

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aqatic_card5.jpg aqatic_card3.jpg

こんな感じで子どもたちは大変喜んでくれているようです。以前には、顔いりのカードを持って、野外観察会に来てくれた人もいました(ありがとう〜!)。
来年も博物館のオープンセミナーでは、こうしたイベントを開催しておりますので、ぜひお越し下さい。

(みつはしひろむね)

)()(()()()()()()臨時(りんじ)休館(きゅうかん)()がおわり、ひとはくサロンに元気(げんき)いっぱいの笑顔(えがお)(かえ)ってきました。

休館(きゅうかん)()あけ最初(さいしょ)のフロアスタッフのイベントは・・・「りゅうのおりがみ」

たくさんの方が参加(さんか)してくださいました。

いろとりどりの折り紙(おりがみ)をくみあわせて、(いま)にも(そら)(たか)くのぼっていきそうな「りゅう」が、たっくさんできあ

 がりましたっ! 

 

ryuunoorigami.jpg

 

翌週の11日(土)・12日(日)は「だんごむしのおめん」。

カラフルなダンゴムシのおめんをつくっていただきました。

で、でたぁ〜! 博物館(はくぶつかん)は、あっという()に、「レインボーカラーのだんごむし星人(せいじん)」でいっぱいになり

した。 みなさんとってもよくお似合いでした。

 

dangomushi.jpg   みなさん、満足(まんぞく)そうな、(かお)、カオ、かお

   みなさんのこの笑顔(えがお)をみることができて、フロアスタッフもとっても(うれ)しいです。スタッフみんなで、チョキ

   チョキ、チョキチョキ準備(じゅんび)した甲斐(かい)がありました。  ほかにも、2月はたくさんのイベントがありました。

     18(土)・19(日)  「()はくの日〜(うみ)のいきもの〜」 ・・・2(かい)展示室(てんじしつ)
  
     25(土)・26(日)  「おひなさまづくり」  ・・・4(かい)ひとはくサロン

 

★3(がつ)のフロアスタッフとあそぼう  15()

      3(())・4((にち))   「復元画(ふくげんが)恐竜(きょうりゅう)()いてみよう」・・・4(かい)ひとはくサロン

     10(())・11((にち))  「()べ!ムササビグライダー」 ・・・4(かい)ひとはくサロン

     17(())・18((にち))  「()はくの()(もり)生きる(いきる)〜」 ・・・2(かい)展示室(てんじしつ)

20(()(しゅく))      「(かぜ)にのってとぶたね〜ハネフクベ〜」・・・4(かい)ひとはくサロン
  
     24(())・25((にち))  「(はる)のフォトフレーム」      ・・・4(かい)ひとはくサロ(さろん)

     31(())        「(かわ)魚つり(さかな)」           ・・・2階(2かい)展示室(てんじしつ)
 

    ★うきうきワークショップ   10()30(ふん)〜16()
   
     17(土) 「ひとはくミニパズル」                 ・・・4(かい)ひとはくサロン
    
     31(土) 「(はる)のモビール」                      ・・・4(かい)ひとはくサロン

     参加費(さんかひ)は 無料(むりょう)です。時間内はいつでも参加できるので、のぞいてみてくださいね。

    (はる)は、もうすぐそこまでやって()ています!

                           フロアスタッフ つじ いくこ

 

 

たぁーーーーーいへん、お待たせいたしました!!

   いよいよ明日から、ひとはくは開館しまーーーーーす!!!

 

 

(o^^o) 目玉は?というと、それがもう伝えきれないくらいあります。

 

1 「めぐってきました!山陰海岸ジオパーク」の報告展示

2 「兵庫県産 中・古生代有孔虫化石〜小林文夫コレクションから〜」のトピックス展

3 「第5回近畿子どもの水辺交流会in 兵庫」

4 「第7回共生のひろば」

5 「共生のひろば展」

6 「第3回生物多様性協働フォーラム」

7 オープンセミナー

8 うきうきワークショップ

9 フロアスタッフと遊ぼう

10 花工房

11 ドリームスタジオ   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いっぱい過ぎる(゚ε゜;

 

 

 そして、明日からの開館にそなえて、避難防災訓練を行いました。

 消防の方から、ではなくてちゃんと三田市消防署から職員に来ていただきご指導いただきました。

避難完了 → 講評 まず、避難訓練を行いエントランスホール付近に全員無事に避難完了。

わっかりやすぅーいそして、消防署員から消火器を扱う時の注意点を教えていただいた後、実際に消火の訓練。ひとはくの職員や警備員、フロアスタッフも訓練しました。

もくもく!!  慌てないで!!  手前から掃くように噴射 

あってはならないことですが、万が一火の手が上がってもこれで安心です。

AED初めての人も  しっかり聞いて  やればできる

 その後は、AEDを使った心肺蘇生法の講習がありました。もしも救急事案が発生した場合には、これで対応できます。

 

 

 

 ぜひ、ひとはくにお越しください!!

ひとはくへどうぞ

 2012年 辰年が 平穏な年でありますように〜


食いしん坊の私は 毎日みんながおいしいごはんを食べれますように〜 と願っています。(^−^)


1月のスタッフのイベントでは 今年の干支 辰にちなんで 「りゅうをつくってみよう」を
 
行いました。たくましい竜がたくさん 完成しました。

  <りゅうのかおはトイレットペーパーの芯でできていますよ> 


きょうだい お孫さんと

 

    ☆ひとはくは1月10日(火)〜2月3日(金)まで長期休館中です。(m(__)m)


2月4日(土)より 楽しいイベントをたくさん用意して 皆様のお越しをお待ちしています。             


    ★2月のフロアスタッフとあそぼう  15時〜

      4(土)・5(日)   「りゅうのおりがみ」・・・4階ひとはくサロン

りゅうのおりがみ

 

     11(土)・12(日)  「だんごむしのおめん」 ・・・4階ひとはくサロン

     18(土)・19(日)  「画はくの日〜海のいきもの〜」 ・・・2階展示室
  
     25(土)・26(日)  「おひなさまづくり」  ・・・4階ひとはくサロン
 

    ★うきうきワークショップ   10時30分〜16時
   
      4(土) 「とっても簡単化石のレプリカづくり」 ・・・4階ひとはくサロン
    
     12(日) 「ちょうちょペーパークラフト」    ・・・4階ひとはくサロン
 
     26(日) 「とっても簡単化石のレプリカづくり」 ・・・4階ひとはくサロン

 

   寒い日が続きますが皆さん 風邪に気をつけて お過ごしくださいね〜(*^_^*)

                           フロアスタッフ おの まゆみ

今朝の深田公園は…

サッカー少年が気持ちよさそうに運動中(^^)

深田公園

 

4階ひとはくサロンでは…

ワニさんにヘビさんが混じって、朝ミーティング中♪

ふむふむ〜ほーほー

新年のもくひょうは、2月29日(水)まで受付してます!

 

タツノオトシゴも仲良く、優雅にゆ〜らゆ〜ら

かわいいなぁ

 

本日のひとはくはフロアスタッフのイベントがいっぱいです(^^)/

新作デジタル紙芝居「ころころだんちゃん」11:00〜・14:30〜(所要時間約15分)

展示室ツアー「ボルネオジャングル探検」11:30〜(所要時間約20分)

フロアスタッフとあそぼう「どうぶつすごろく」15:00〜(所要時間約30分・定員10名)

 

今日はどこへ行こうかと迷われてるあなた〜

ぜひ、ひとはくへお越しください(^^)/

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

笹山由利子(フロアスタッフ)

 

 

 

珍賀新年!

2012年1月 5日

あけましておめでとうございます!!

今年も、何とぞ何とぞご贔屓のほど、よろしゅうーお頼み申し上げまするぅ〜〜♪

     パシッパシッ

 

 

 昨年末は「陳舜臣的神戸愛」と題した元町高架下プラネット EartHでのイベントがシゴト納めでした。

chin1.jpg

作家陳舜臣さんの半生の物語講談「陳舜臣ものがたり」 chin2.jpg

と陳さんとの思い出などを語る松北寿美恵さんとの対談をしました。

chin3.jpgそして、辻信一さん(まちづくりコンサルタント)、三輪秀興さん(ノンフィクション・ライター)、宮西悠司さん(まちづくりプランナ−)、による作品「三色の家」の舞台のまちあるき。 chin4.jpgひとはくの提供した古写真などを見ながら、昔の神戸にタイムスリップした感じになりました。 chin0.jpg

 

 

 この陳舜臣的神戸愛はなんとシリーズ化され、次回はちと趣をかえて、1月28日(土)13:30〜街角から見た元町・海岸通の都市形成史〜小説「黒い米(武田芳一著)」をひもときつつ〜」講師:中尾嘉孝氏です。

 お問い合わせは

 プラネット EartH    050-3716-3540まで。  chin5.jpg

 

 

 さて、今年の珍元斎のシゴトはじめは、ひとはくにて、

1月7日(13時〜13時半)講談「天に上るぞ!竜になりたかったオオサンショウウオ」です。

三田の尼寺川に住むオオサンショウウオの岩崎ガタロウは、突然、「わしは竜や。天にのぼるぞ!」と言いだします。その騒動に巻き込まれた村人たちは・・・講談乞うご期待!

 

ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎

ひとはくの干支展2012 辰さんようこそ! に関連するオープンセミナー等をご紹介します。

 

 まずは、本日14()午後3時から ひとはくサロンにて

  新春フロアスタッフとあそぼう 「りゅうをつくってみよう」 です。

 昨日3日と今日4日の二日間限定プログラムです。まだ間に合うよ!!

 今からひとはくにおいでよ!!

 

 

 

 そして、17()午後1時〜130分 ひとはくサロンにて

  新春講談 「天に上るぞ!竜になりたかったオオサンショウウオ」 をお届けします

 講談師はいつもの河南堂珍元斎さんです。

 今年も「おもしろ」「おかしく」「派手に」「楽しく」しゃべくりが炸裂します。

 どなたさまもお越しください。

 

 

 

 さらにさらに、17()午後315分〜445分 大セミナー室にて

  「きみは龍をみたか:人類が滅ぼした中国の巨大クロコダイルの正体」 があります。

 鈴木研究員によるオープンセミナーの紹介ブログにもありますが、果たして巨大クロコダイルの正体は何なのか?是非、ワニ類研究家の青木良輔さんの講演をお聴きください。

 

 

 

 

情報管理課:八尾 今年は辰年

 

wani&ryuua.jpgのサムネール画像新春 1/7にワニ類研究家の青木良輔さん(神奈川県横須賀市在住)をお招きして,
「きみは龍をみたか:人類が滅ぼした中国の巨大クロコダイル」というセミナーを行います(大セミナー室 15:15~16:45 ; 申込不要,観覧料のみ必要)。


私自身が聴きたいのは「龍は古代中国に生き残っていたマチカネワニの仲間」という話。

 青木さんは著書「ワニと龍」(平凡社新書,2001)の中で,「龍」は実在の動物であり,古代中国にいた巨大なクロコダイルとの説を展開しています。この本,残念ながら絶版ですが,中古で手に入れました。

 青木さんは中国の古典も読み込んで,中国には「
」および  の2種類のワニがいたそうです。「」は現在も見られるヨウスコウアリゲーターで,クロコダイルと違い,人畜無害のおとなしいワニだそうです。

yousuko.jpgのサムネール画像

← ヨウスコウアリゲーター
中国では古来より「」と呼ばれている2m程度のアリゲーター。写真は神戸市立王子動物園提供。同動物園で飼育されているもの。







 それではもう1種の とはいったい何者なのか?虎をも襲うと畏れられた巨大な動物,それは10m超の巨大なクロコダイルであった,しかもそれは,大阪府豊中市待兼山(まちかねやま)の大阪大学構内で見つかった化石ワニ「マチカネワニ」の仲間であったというのです(約40万年前)。


tatsu.jpg← マチカネワニ実寸大ポスター(背景)
大阪大学提供の復元図を実寸大(約7m)。

プリントして見ると相当にでかい。こんなのがうろうろしていたらかなり怖い。中国の文献では,皇帝が龍(ワニ)退治をしていたらしい。



当日は青木さんからどんなワニの話が聴けるか楽しみです。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下にはあちこちのマチカネワニ情報?です。


machikaneHandai.jpg
machikaneOsaka.jpg














マチカネワニ化石復元レプリカ
40万年前の大阪層群から見つかった化石ワニで,全長約7mと推定されている。
 左:大阪大学総合学術博物館
 上:大阪市立自然史博物館







machikaneModel.jpg

← マチカネワニ復元模型
恐竜復元模型でも有名な徳川広和氏の作品。高校生に「かわいい」といわれてしまったので,スケールがほぼ合っている戦国武将のフィギュアを対比のため入れている。
 大阪大学総合学術博物館所蔵。今回の干支展では借用して展示。








machikaneDoll.jpg

← マチカネワニぬいぐるみ
大阪大学総合学術博物館の入口にいる。大は40cmくらい(非売品)。中と小は同博物館の隣の生協で販売しています。











machikaneManhole.jpg
←マチカネワニの入ったマンホール
大阪大学総合学術博物館の入口付近にあります。
豊中市がつくったものとのこと。
 先日,ひとはくに来ていた豊中高校の生徒の話では,豊中市にはマチカネワニの着ぐるみもあるらしい......









(生涯学習推進室 鈴木 武)






machikaneKigurumi.jpg
(追記)
ブログを見た方から,マチカネワニの着ぐるみの写真が送られて来ました。
胸にしっかりと豊中市マークが付いています。
さすがに今から来てもらうのは無理でしょう。
12年後に交渉してみます。



 2001年6月に淡路島の津名町(現淡路市)で水揚げされたナガスクジラを覚えていますか?ひとはくが採集後に骨格標本に加工し、昨年の企画展示「瀬戸内海VS日本海」で初めて公開しました。このナガスクジラが、10年ぶりに淡路島に里帰りします。

 2011年12月23日(金・祝日)から淡路島の国営明石海峡公園で、ひとはくとの共催になる「あわジオフェスティバル」が開催されます。ここで、ナガスクジラの骨格標本が展示されます。骨だけですが、長さ10m近い雄大な姿を楽しんでください。淡路島を代表するアンモナイトの化石や、さわれる化石も展示しますね。


 ⇒ あわジオフェスティバルのチラシはここから (おもて  うら

 
自然・環境評価研究部 主任研究員 加藤 茂弘 モー、起きてる?

地震の神さま ナマズウシ →

2週間後に迫った、「ノジギク観察会」の募集案内です。

参加募集の締め切りは今日(12月2日)までですが、まだ定員まで余裕がありますので、お知らせします。

場所は姫路市の東南部にある的形海岸です。

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小赤壁公園に地元の子供たちが10年くらい前に植えたノジギク。大きく成長し、満開です(去年の観察会:12月19日)。

兵庫県の県花です。

 

 

 

 

 

個体によって花の大きさや、形、色などが様々に変わります。    flower033.jpg

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            海岸の崖に咲き乱れる自生のノジギクrock005.jpg日本にはノジギクの仲間が50種以上(ノコンギクなどを含めて大きくみた場合)が生育しています。

そのうち、海岸性のノジギクは15種ほどです。

兵庫県では、瀬戸内海にノジギク(セトノジギクともいう)、日本海側にリュウノウギクの変種とされるワカサハマギクが分布しています。

内陸の山野に分布するリュウノウギクは、葉をちぎるとリュウノウ(ボルネオール:二環式モノテルペン:C10H18O)という揮発成分に似たにおいがするためです。リュウノウは東南アジアの熱帯に産するリュウノウジュ(ラワン材の仲間)の種子や樹液から取れる香料で、樟脳によく似た化学構造を持っています。

ノジギクとリュウノウギクの違いは、

ノジギク:頭花の総苞外片は、内片より短く、瓦重ね状に並ぶ。

リュウノウギク:頭花の総苞外片は長く、内片とほぼ同じ長さ。

そのほか、葉の形状、葉裏の毛の密度などがありますが、相互に雑種をつくるため、混生している地域では、雑種をつくり、区別が困難になります。

セミナーの参加申し込みは、ここからできます      (再生研:ふじい)

 

ウサギ年も残すところ あと1か月。

今年“ひとはく”にお越しくださった皆様、フロアスタッフのイベントにご参加いただき

ました皆様 本当にありがとうございましたm(__)m

“ひとはく”で楽しい思い出がたくさんできましたでしょうか?

 

今年の思い出を写真で少し・・・。 

恐竜万華鏡 s-P1060219.jpg

 

ミニこいのぼり♪  かぶと♪

 

大きなこいのぼり!  恐竜うちわ

けんちくかの日  はくぶつかんペーパークラフト

 

昆虫クラフトえんぴつホルダー  メガカルタ 

 

 楽しい思い出がいっぱい!!

 

さて、12月のウキウキなイベントは・・・

 

フロアスタッフとあそぼう!

12/3(土)、4(日)『クリスマスオーナメントづくり』

12/10(土)、11(日)『年賀状づくり』

12/17(土)、18(日)『画はくの日〜辰さん、ようこそ〜』

12/23(金・祝)『クリスマス万華鏡』

12/24(土)、25(日)『くるくるとぶたね〜クリスマスバージョン〜』

 

うきうきワークショップ

24(土)『チョコでつくる化石のレプリカづくり』参加費100円

25(日)『とっても簡単!化石のレプリカづくり』参加費100円

  

他にもデジタル紙芝居や展示室ツアーなど毎日のもよおしもあります。

12月の紙芝居は 新作「アンモナイトものがたり」です。お楽しみに!!

くわしいことは 《うきうきカレンダー》でチェックしてね(^_^)v

“ひとはく”で思い出がたくさんできた方も、今年はまだ・・という方も

  どうぞ“ひとはく”へお越しくださいませ(^−^)

 

 

                     フロアスタッフ  ありむらむつこ    

  

shirosyakujyou_plaem.jpg  brumania2.JPGのサムネール画像
兵庫県では、70年ぶりに発見された幻の植物「シロシャクジョウ」ですが、以前のブログでもアナウンスしておりましたとおり、この2011年12月2〜3日に丹波文化活動交流会(in 丹波の森公苑にて展示する運びとなりました。封入標本は、本邦初公開になると思います。また、このシロシャクジョウについての学術情報などもあわせてポスターで紹介される予定です。
関心のある方は、ぜひ足を運んで頂ければと思います。

展示は、丹波自然友の会の皆さんのブースにて行います。採集を案内くださった長井代表をはじめ丹波自然友の会の皆さんに感謝いたします。

(みつはし ひろむね)

高校連携セミナー

2011年11月15日

本日、高校連携セミナーのクラーク記念国際高等学校の2学年の2回目、

布施静香主任研究員の「DNA抽出実験」がありました。

 

     DSC_0033-2.jpg

     2mol/lの食塩水100mlを作っています。

 

     DSC_0035-2.jpg

     女子は、タマネギを切った後、洗剤を測っています。

     男子は、食塩水を作成中です。

 

      DSC_0043-2.jpg 

     タマネギと洗剤をミキサーで細かくし、

     その液体の25mlをビーカー入れ、食塩水20ml 加えて、

     100度で5分間湯せんした後、ろ過しています。

  

     DSC_0045-2.jpg 

     ろ液の三角フラスコを氷水でよく冷やし、

     冷えたエタノールを約25ml加えて、

     三角フラスコをゆっくり揺らすと、

     白っぽい塊ができました。

     この白い塊がDNAです。

 

どのグループも成功しました。

 

     DSC_0049-2.jpg 

     午後からは、一般のセミナー参加の方々と一緒に、

     DNAの抽出の実験を行いました。

 

次回2学年の3回目は、1月17日(火)12:45〜13:30で、

小林文夫主任研究員の「火山活動と日本の国立公園」です。

申込〆切は12月25日(日)です。

 

また1学年の7回目は、1月24日(火)12:45〜13:30で、

三橋弘宗主任研究員の「芦屋川の水環境調査」です。

申込〆切は1月3日(火)です。 

 

詳細は、ホームページ をご覧ください。

ご参加お待ちしております。

 

本多淳二

2011/11/11 11:11

2011年11月 1日

はやいもので、今日から 11月 November 霜月 です。

 そして、数字の「1」が多く並びます  2011/11/1

 もっと並ぶのは、今月の1111日 2011/11/11

 この日は沢田研究員によるオープンセミナー「しましまで遊ぼう」が開催されます。

 始まりの時刻も凝っています 2011/11/11 11:11 なんだか面白そうですね。

 

 興味がわいた人は、ぜひひとはくへお越しくださいネ。

みなさま、こんにちは。

 

秋も深まってきましたね。

さて11月の「フロアスタッフとあそぼう」のイベントをご紹介します。

 

年に一度の最大イベント・ひとはくのスペシャルなお祭りは…

11/6(日)ひとはくフェスティバル

 

11/6日(日)は『うきうきFSイベント大集合!わくわくフェスティバル』を行います。デジタル紙芝居やクイズ大会がもりだくさん!

  

場所:3階アースシアター ※詳しい時間は当日プログラムをご覧ください。

 

ukuwaku.jpg

他にも、楽しい体験型プログラムがたくさんありますよ。

ひとはくフェスティバルの日は「無料開館日」となっておりますので、博物館を無料でご入館、ご観覧いただけます!

 

毎日行っているイベントは…

◆『デジタル紙芝居』

(時間:平日15:00/土日祝11:00〜、1430〜・場所:3階アースシアター)

デジタル紙芝居のタイトルは「スミスネズミと100年の森」。

六甲山に住んでいるスミスネズミのお話です。

 

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◆『展示室ツアー』(時間:平日14:00/土日祝11:30〜)

展示室ツアーはクイズをまじえながら博物館をご案内するツアーです。

どこをご案内するかは当日のおたのしみ♪

 

土・日・祝の1500〜から行っているイベントは…

◆『フロアスタッフとあそぼう』いずれのイベントも参加費無料です。

 

3()5()『 動物すごろく 』場所:3階展示室                        

12()13() 『 うきうきおりがみ〜ゾウをおろう〜』場所: 4Fひとはくサロン

19()20() 『 画はくの日〜ボルネオジャングル〜』場所:1F展示室

23(水・祝)『あしあとかるた 』場所:4Fひとはくサロン

26()27() 『 木の実でクリスマス 』場所:4Fひとはくサロン

 

10:301600の時間内、いつでも参加できるイベントは…

◆うきうきワークショップ

 

13日(日)「はくぶつかんペーパークラフト」場所:4階ひとはくサロン 

 

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◆深田公園うきうき探検隊(ふかたん)

探険テーマは「ドングリと色づいた葉っぱをさがそう!」。

ひとはくの研究員の先生と一緒に、深田公園を散策してみましょう!

時間:1400〜 集合場所:4Fひとはくサロン

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イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー11月号」にのっていますのでチェックしてください。

(うきうきカレンダーはひとはくHPからもご覧いただけます)

みなさまに楽しんでいただけるイベントを毎日ご用意しておりますので、ぜひお越しください!

 

(フロアスタッフ 松田)

 吾輩はジオバクだジオ。 8jio01.JPG

 今日はこそっと山陰海岸ジオパークから抜け出してきたジオ。

 そう、僕の生まれたひとはくに帰ってきたジオ。 8jio02.JPG

 仲間のイカジイたちもいたジオ。うれしいジオ・・・ 8jio03.JPG

 OH!だれもいないジオ!そっと総務課の部屋へはいったジオ! 8jio04.JPG

 なんか荷物があるジオ。徳島の博物館に仲間のナマズウシたちが行くって聞いたジオ・・・そうか、

 徳島県立博物館で10月21日からはじまる企画展「描かれた地震」の荷物だジオ! 8jio05.JPG

http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/default.htm

 10月23日には、ちんげんさいのナマズウシ立版古のワークショップがある・・・うーん、行きたいジオ!

http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/fukyu/2011/10.htm

 当日参加もOKだジオ!

 カトちゃん(加藤研究員)のナマズ絵コレクションはもちろん、ナマズウシたちの原画展もやってるジオ。 8namazu.jpg

 もう少しひとはくの奥の方を探検してみるジオ・・・

 そして、一回座ってみたかった館長のイスに・・・ 8jio06.JPG

 やった!座ったジオ! 8jio07.JPG

 

 と喜んだのもつかの間・・・

 警備のおっちゃんにつかまったジオ・・・ 8jio08.JPG

 小舘研究員に助けてもらったジオ。おおきに・・・ 8jio09.JPG

 たまたま通りかかったイヌに乗っけてもらって、いざ、山陰海岸へもどるジオ!ハイドー!イヌちゃん! 8jio10.JPG

 山陰海岸でまた会おうジオ!http://hitohaku.jp/geo/index.html

 

ジオバク 代筆:河南堂珍元斎

shirosyakujyou_plaem.jpg

前のブログで紹介しておりました『シロシャクジョウ』の封入標本が完成しました。

上の写真はコンパウンドによる磨き上げが完了した状態です。
残すはケイ素ポリマーによる無機ガラスコーティング処理とフッ素コーティングだけです。ガラスコーティングの前に写真を撮らないと、反射がきつくてきれいに撮影できません。
これは、別の観点から説明すると、表面のかすかな傷をポリマーが穴埋めして、より透明性を確保すると同時に、鏡面効果により紫外線カットの役割を果たします。そのことで、樹脂や標本の劣化を抑えます。そのあと、フッ素樹脂によるコーティングを行います。これは、表面の摩擦係数を低下させて、ハンズオン展示の際の『すり傷』を減らす役割を果たします。

ときどき、各地の博物館でみかけるプラスティック封入標本ですが、このように細かな配慮がなされて展示されています。みなさん、ハンズオン展示といえども、丁重に取り扱ってくださいね。

この標本ですが、シロシャクジョウの発見者であり、採集の案内をしてくださった『丹波自然友の会』の皆さんとの共同で、12月のはじめに披露したいと思います。また、日程と場所が決まりましたら、ご報告いたします。

ここで宣伝です!
11月19日に当館にて『封入標本づくり』の実習講座があります。
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/education/11syousai/F08.html

10月30日までが締め切りですので、関心のある方は早めにお申し込みください。
小学校の授業で限られた時間でも完成させる迅速な製作法の紹介から、博物館の常設展に利用するレベルの本気テクニックも交えながらの実習となります。
毎年、まったくはじめての方から、展示会社のプロの方まで参加されていますので、どなたでもお申し込みして頂いて問題ありません。
当日は、製作した標本をお持ち帰りいただけます。

ちなみに、昨年はこんな面白いものをつくった方もおられました。
frognohone1.jpg
*壊れやすいカエルの骨格標本が手にとってじっくり観察できる


 
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*ある海岸の貝類を一堂にあつめて一挙に見ることができる

半数ぐらいの方が、標本持参での参加です。気合いが感じられます。
ちゃんと封入用の標本も用意しておりますので、手ぶらでの参加も大丈夫です。
(過去には北斗の拳のラオウのフィギュアを封入してた人もいましたが・・・)

自然史博物館の役割は、素朴に自然とのふれあい体験をお手伝いするだけでなく、一手間をかけて(実は身近にあるのだけれど)非日常的な体験や理解を提供すること、できれば、標本だけでなく、その”技法”をお持ち帰りできるようにダウンサイジングすることにあります。
この『お持ち帰りできる技法』という部分がとても大切です。もっと言うと、『お持ち帰り』して、まわりの方に自慢していただく、自らが生物多様性の『語り部』になって頂くことです。そして、その方が地域での展示会や観察会に活用していただくことが、博物館の到達目標のひとつです。

こうした普及プロセスを促進するためにも、展示技法のイノベーションが重要となります。そのひとつが封入標本づくりの技法であり、現在も、「より手を抜いて作る方法」や、「よりきれいに作る方法」、「これまで封入できなかったものを封入する方法」、「傷が付きにくいコーティング方法」等の研究開発を続けています。これに加えて、効果的な講座の開催方法や、学校教育でのカリキュラム化や環境政策のなかでどのように組み入れるのか、といった活用の機会と場についてもあわせて社会実験や研究を行っています(例えば豊岡市のコウノトリに関する普及教育/ VIDEOHP )。

セミナーでは、こうした側面についても、多様な分野の知を集積し、実践的に再構築する体系としての「博物館学」を解説しますので、博物館活動に関心のある方も、ぜひご参加頂ければと思います。
(来年度から博物館学芸員養成課程のカリキュラムが大幅に変わりますので、博物館展示論を担当される実務経験ゼロの大学教員の方の参加もウエルカムです!)


(みつはしひろむね)

tai_chiku_landscape.jpg今年度も、「ENEOSわくわく生き物学校」を10月29〜30日にかけて開催いたしますので、ぜひご応募ください。当館は、この講座に協力者の一員として参画いたします。
開催場所は、兵庫県の一番北の端にある豊岡市田結地区です。講座の対象は、小学校高学年の児童と保護者の方の計2名のペア−で15組30名が定員となります。

この講座は、JX日鉱日石エネルギー株式会社(旧:ENEOS)さんのCSR事業の一環として、豊岡市が協賛を受けて開催いたします。企業と行政と市民と地域と博物館が連携した取り組みです。
田結地区は、写真にあるように、典型的な田園風景がまとまって残された地域で、湿地にすむ生き物も豊富です。今回は、この放棄水田の一角と小さな小川にて、生態系のしくみについて学ぶとともに、参加者の皆さんと一緒に、実際にスコップやクワを使って小さな自然再生(小規模な湿地づくりや魚の隠れ家づくりなど)を行います(詳しくはこちらへ)。
関心のある方は、ぜひご参加下さい。宿泊は、田結地区の民宿となります。
あわせて、日本海の美味しい魚介類も満喫して頂ければと思います。

「ENEOSわくわく生き物学校」

(1) 日時  平成23年10月29日(土)〜30日(日) 

        ・集合:JR豊岡駅29日(土)午後1時
        ・解散:JR豊岡駅30日(日)正午

(2) 場所  兵庫県豊岡市内
         県立コウノトリの郷公園および豊岡市田結(たい)地区

(3) 対象  小学4〜6年生の児童と保護者各1 名によるペア(計2名)

(4) 申込方法
    参加申込書に記入の上、郵送またはファックスで申し込みください。
    申し込み先は、以下のとおりです。
  
    〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2−4
            豊岡市コウノトリ共生課 「ENEOSわくわく生き物学校」事務局宛
            TEL:0796-21-9017 FAX:0796-24-8101
            e-mail:
kounotorikyousei@city.toyooka.lg.jp

    ■申込期限  10月5日(水) 
    ■参加申し込み書や詳細については下記のHPをご覧ください。
      「ENEOSわくわく生き物学校の開催について」(豊岡市コウノトリ共生課)
     PDFファイルのダウンロードはこちら→ 「チラシ」 ・ 「要項と申し込み書」

(5) 主催など

    ■主催  兵庫県豊岡市
    ■協賛  JX日鉱日石エネルギー株式会社
    ■協力  コウノトリ湿地ネット、豊岡市田結区、兵庫県立人と自然の博物館
    ■後援  環境省近畿地方環境事務所

 

●田結地区について

田結地区は、湿地状になった放棄水田が広がり、多様な水生生物が見られます。カエルやヘビも豊富で、放鳥したコウノトリの餌場として重要な地域となっています。ここ数年は、この地域の方々と一緒に、様々な自然再生事業に取り組んでいます。豊岡市役所を筆頭に、兵庫県但馬県民局コウノトリ湿地ネット東京大学の野外実習JALの社会貢献活動日本経団連の支援などを通じて、多くのセクターが参画し、地域の活性化と生物多様性の保全と再生が展開されている大変ホットな田園空間です。当日は、コウノトリが餌が食べにくるところを見れるかも知れません。
また、田結地区は山陰海岸ジオパークの一角に位置するとともに、ラムサール条約登録湿地の候補地における重要な拠点にもなっています。余談ですが、田結地区でとれるワカメは、神水わかめと呼ばれており、大変歯ごたえと味がしっかりとした高級食材として有名です(このワカメを食べて育つアワビはもっと美味しい)。
taideanahori1.jpg(みつはし ひろむね)


藤本研究員「スウィーツカフェ 山陰海岸ジオパーク風景物語」の会場

香美町村岡の「森ちゃんの隠れ家」や周辺のおすすめ施設を紹介するジオ

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オーナーの森脇真理子さんと甥御さんの太田弘樹さん いい雰囲気の店内だジオ

セミナーが会場負けしそうだジオ。

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インドの夢を叶える神様 ガネーシャと記念撮影。これは地元の方の作品、ギャラリーでは

地元の方々による作品展や音楽会、同窓会…いろいろ活用されているジオ。私設おしゃれな公民館だジオ

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すぐ近くには地元自慢の村岡温泉だジオ

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長楽寺但馬大仏 身の丈15m以上の大仏さま3体 でででっかい!

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五重の塔に登ってみた…早く撮れ!怖いジオ

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猿尾滝のガイドのみなさん。滝のマイナスイオンと青いジャンパーの西村さんの

軽快なトークで元気100倍だジオ 西村さんはお客さんとすぐに仲良しになってしまうジオ 

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但馬高原植物園 ベンチもたくさんあって憩えるジオ

セミナーがある12月はやってないけどおすすめだジオ

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植物園のレストランの但馬牛世界ジオバーグだジオ

うまかった!

藤本は山陰海岸ジオパークでスウィーツを食べまくっているらしいジオ

いろんな意味でもういいかげんにして風景物語を考えろとアドバイスしてやったジオ

ジオパークって何?と思われているみなさん、気軽にスウィーツ食べにいってやってジオ

 

今日のピクニックセミナーは明石公園へおでかけ。

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まずは、木陰をさがしてピクニック・ラグを広げます。

 

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いつものイギリス製の60年代のピクニックセットも、今日はお城がバック!いつもと違って見えます。

 

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みんなが集まりはじめて、思い思いにピクニックがはじまります。ままごと、シャボン玉、縄跳び、お弁当、、、みんな楽しそうです。

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今日のメインイベントは県立図書館の高野さんによる絵本の朗読会。みんな楽しく耳を傾けています。

「はっぱじゃないよ」、「あのくもなあに」、「むぎちゃんのピクニックシート」などなど、自然やピクニックにちなんだ絵本をいっぱい読んでもらいました。

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左が県立図書館の高野さん。右が兵庫県園芸・公園協会の櫻井さん。今回はお二人のおかげで楽しいピクニックとなりました。

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 お城と緑に見守られながらのピクニック!また、おじゃましたいと思います。

 

自然・環境マネジメント研究部 武田

 夏休みの前の7月16日から、新温泉町山陰海岸ジオパーク館で始まったジオキャラバン第一弾。おかげさまをもちまして大好評のうちに終了となりました。多くのご来場誠に有り難うございました。ってことで、次の会場へキャラバンします。

  お世話になりました   元に戻せるのか?!
 ジオパーク館の休館日を利用して、8月30日午後から会場の撤収作業をします。ひとはくから持ち込んだモノはとりあえず片付けます。巨大なテトラポットの模型も解体して片付けます。小さいテトラはそのまま積み込み予定。
 しかし、結構暑い。と言うか、かなり暑い。水分補給をするけれど、熱中症になりそうなくらい暑い作業になった。作業中はTシャツも汗でひどいことに。町の方数名にもお手伝いいただき、2t車に積み込みます。エチゼンクラゲ君も乗り込みます。

   2t車が大活躍   クラゲの股間?
 いろいろとお世話になった、山陰海岸ジオパーク館のみなさま、本当にありがとうございました。
 
 それからキャラバン隊は進路を東に、香美町の海の文化館へ移動します。

休みの日に開けていただいて・・・・   ここで積み荷を降ろします   
 休館日にお邪魔し、町の職員の方にも来ていただいてトラックから降ろして設営作業にとりかかります。

    魚がリアル   美味しそうなコーナーも

今回新たに加わる展示品などもあり、組み立て作業も行います。パネル展示用のボードも会場でお借りしながら、現地で展示計画を立てながらの作業です。限られた時間とスペース、そして人手を最大限有効に活用して、なんとか設営を終わりました。

  海藻標本   はってなQ便コーナーも    2体めのクラゲに空気注入!!   ひとはく博士のお出迎え

山陰海岸ジオキャラバン第二弾は、9月1日(木)〜9月27日(火)
会場は、兵庫県香美町 海の文化館 です。
多数のご来場をお待ちしています。
会期中のイベント案内などは こちら からどうぞ

 

情報管理課:八尾

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フォーラムには、スタッフを含めて200人超の参加となりました。ご来館に感謝いたします。


生物多様性の保全と持続可能な利用を実現するには、社会のあらゆる関係者の協力が不可欠です。近年、企業や地方自治体の役割がますます重要視されていますが、企業や地方自治体の生物多様性への関わりはまだ活発とはいえません。そこで、2011年のひとはくは企業や地方自治体が生物多様性に取り組みやすい環境と整えるための活動の一環として、3回連続の『生物多様性協働フォーラム』を計画しています。

 プログラム内容については下記のURLをご覧ください。
  http://hitohaku.jp/top/11event/11forum.html

8月25日の第1回目は、5人の講演者を招き、国内外における生物多様性の最新動向や生物多様性に関して先進的な取り組みを実践している企業の活動事例を紹介いたしました。

環境省の奥田氏からは、昨年開催されたCOP10以降、国内における生物多様性への関心が低下しつつある状況を改善すべく、COP10の成果を生かし東日本大震災復興に寄与する新たな生物多様性国家戦略の策定に国が着手していること、国連生物多様性の10年に指定された2011年から2020年にかけて国内外の生物多様性の課題解決に貢献する「国連生物多様性の10年日本委員会」の設立準備状況について紹介いただきました。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 西田氏からは、都道府県・市町村レベルでの地域戦略策定の動向についての詳細な調査結果と今後進むべき方向性についての提案がありました。
また当館服部教授からは工場緑地における地域の絶滅危惧植物の保全や企業の森活動の先進事例の紹介を、キリンビール(株)の金野氏からは同社神戸工場におけるビオトープでの希少種カワバタモロコの保全や地域の小中高校生を対象とした環境学習の実践についてご紹介いただきました。
生物多様性かんさいの宮川氏からは、NPO・NGOの視点から関西の気風にあった生物多様性のとらえ方と一般の方の心に届く活動の必要性についてご紹介がありました。

当日は休憩なしの2時間30分の長時間にわたるプログラムにもかかわらず、企業関係者、行政担当者、市民団体、個人さまざまな立場の方が185名お越しになり、熱心に耳を傾け手くださいました。また、会場には約30社の企業が自社の生物多様性の活動を紹介するパンフレットや報告書を配架し、参加者間の情報交換に一役買ってくださいました。

次回は10月17日に大阪銀行協会にて「企業の持続性を高める生物多様性の理解」をテーマにフォーラムを開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。

pond.jpg大阪府松原市の深淵池に広がるオニバスと手前はホテイアオイ、奥はハスが見える。

昨年9月13日の euryale.jpg 光景。

環境省のRDBでは絶滅危惧II類(VU)に指定されている。

兵庫県ではAランク。

大阪府では絶滅危惧II類に指定されている。 

ヒシ、オニビシに囲まれたオニバス。これで1個体。葉の直径は50cm程度と、小さい。  

 

 

flower 059.jpg

 

オニバスの花(解放花)。

普通は、左下のつぼみの状態で、水中で自家受粉することが多いが、たまに、花が開くものが混じっている。開花は午前中に見られる(撮影:午前10時前後)

 

 

 

 

 

 

 

 

9月25日の観察会では、解放花が見られると、ラッキー。

深淵池のオニバスは大阪府下でも最大規模の群落です。

再生研:藤井俊夫

 

Nymphides 013.jpg  鴨池で、昨年の下見時(9月11日)に見られたガガブタです。兵庫県では、まだあちこちで見られますが、全国版レッドデータブックでは絶滅危惧II類(NT)に指定されています。

 

 

Nymphaea 017.jpgのサムネール画像これは園芸植物のスイレン(睡蓮)。

ガガブタといっしょに生えています。

Habenaria 019.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

近くの放棄水田で見つけたミズトンボの花の拡大。これも全国版のRDBで絶滅危惧II類(NT)、兵庫県版RDBではCランクに指定されています。

 

 

9月18日の観察会では、ガガブタやミズトンボなどが見られるはずです。

頑張って探してみましょう。

 

再生研:藤井俊夫

 

 

平成23年度、文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を

新たに受けた、香川県立観音寺第一高等学校1年生30名が、遥々香川県より来館されました。


kanonnzi.JPG         ▲ 植物標本の重要性を学びました。(特注セミナー「博物館と植物標本」講師:布施先生)

 

(生涯学習課 西岡敬三)

ひとはく夏休み特別企画「ファーブルたちの夏〜昆虫の世界2011〜」では、連結開催として、県内各地域の施設で、展示やワークショップを共同開催します。

そのひとつ、「くにさき・夏の昆虫館」は、川西市国崎の「くにさきクリーンセンター楽習施設:ゆめほたる」で7月31日(日)から、8月7日(日)まで、開催されています。

ひとはくからは、オオクワガタの拡大模型やモルフォチョウが出張しています。
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会期中の5日(金)から7日(日)までは、スペシャルデーとして、NPO法人こどもとむしの会のスタッフによって、昆虫や生きものに触れて遊べる「たいけんコーナー」が開設されるほか、周辺の里山へ虫とりに出かける「昆虫探検隊」もあります。(当日参加、無料。くわしくは、お問い合わせください。 → 電話:072-735-7282

自家用車じゃないと行けませんが、ドライブがてら、ぜひどうぞ。

初日のようすは、ゆめほたるのオフィシャルブログをごらんください。


八木 剛(自然・環境評価研究部)

写真1 ミクロポリスの概観。ファーブルの生家をのぞむ丘の上にあります。

 

 

microp1s.jpg今回のツアーで訪れるミクロポリスは、ファーブルの生誕地サン・レオン村にあります。ファーブルが夢見た昆虫博物館を実現するために、アベロン県が2000年6月にオープンした世界最大の昆虫博物館です。2,400平方メートルに及ぶ展示室に、15の展示コーナーが設けられ、標本ではなく生きた昆虫たちの習性を研究し続けたファーブルにふさわしく、50種以上の生き虫たちが、その生態を観察できるように展示されています。たとえば、透明なドームの中に飼育されたアリの巣から、透明なパイプが館内の通路に伸び広がり、餌を巣にもちかえるアリたちの行進と一緒に館内散策をできるようになっています。

 

写真2 生きたアリの巣や行進が観察できるようになっています。

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写真3 熱帯のチョウが飛ぶ室内温室もあります

 

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写真4 日本では知られていませんが、ミクロポリスは年間8〜10万人の来館者が訪れる観光スポットです

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室内だけでなく、建物の外にも昆虫や花々などを観察できるように回遊路が設けられ、その高台ではレヴェズーの山々の美しい風景を楽しむことができます。また、同館にはサン・レオン村の景色が一望できるレストラン「ロンビューズ」が設けられ、地元の食材をつかった家庭的なフランス料理も楽しめます。

 

写真5 ミクロポリスのレストラン「ロンビューズ」

microp3s.jpgツアーでは、ミクロポリス館内の特別ガイドや昆虫飼育室などのバックヤード見学などの特別プログラムだけでなく、レストラン「ロンビューズ」での館長との昼食会も予定しています。また、同館では昆虫の展示だけでなく、サン・レオン村近くの湿地の保全にも取り組んでおり、その湿地も訪問する予定です。湿地に咲く美しい花々やそこを訪れる昆虫たちを観察して、南仏の貴重な自然にもふれることもできるツアーです。

 

ツアーの出発は2011927日(火曜日)、帰国は10月3日(月曜日)。6泊7日のツアーです。参加費用は29万円(予価)。往復交通費だけでなく、宿泊費や朝夜4回の食事代も含まれています。申し込み締め切りは8月1日まで。ご応募及びお問い合わせは、ひとはく生涯学習課まで、ご連絡ください。私といっしょに、初秋の南仏へ、旅立ちましょう。みなさんのご参加をお待ちしております。

 

             (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)

 

 

 

 

このツアーの魅力のひとつは,なんといってもファーブル生誕地を訪ねることでしょう。ファーブルが生まれたアベロン県サン・レオン村には,彼の生家が小さな博物館としてそのまま残されています。外観はもちろん,家の中もファーブルがつかっていたベッドや暖炉などが当時のままに復元されています。

 

写真1:生家にはファーブルが使っていたベッドが復元されています

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写真2:ファーブルがハチの観察につかった観察箱も復元されています fabur3s.jpg 今回のツアーでは,サン・レオン村の昆虫庭園,ファーブルの祖父の農園訪問ツアー(ファーブルは4歳から7歳までの間,マラヴァルにある祖父の家に預けられ,その自然豊かな環境で育ったことが、その後の人生に影響を与えたと言われています),など,ファーブル生誕地を散策するプログラムを特別に用意しています.ファーブルが暮らした当時と大きくは変わっていない村の風景を楽しみながら,詩情豊かな昆虫記を生み出した原郷をタイムマシン感覚で体験する旅に出かけましょう.

 

また,アベロン県は赤ワインやフォアグラで名産地として知られる農業地帯です。小高い丘を背景にぶどう畑や牧場が延々と広がる風景を楽しみながら,当地のおいしい名産品をたのしめるのも,このツアーの魅力です。

 

ツアーの出発は2011927日(火曜日),帰国は10月3日(月曜日)。6泊7日のツアーです。参加費用は29万円(予価)。往復交通費だけでなく,宿泊費や朝夜4回の食事代も含まれています。申し込み締め切りは8月1日まで。ご応募及びお問い合わせは,ひとはく生涯学習課まで,ご連絡ください。私といっしょに,初秋の南仏へ,旅立ちましょう.みなさんのご参加をお待ちしております。

 

             (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)

 

 

 超暑中お見舞い申し上げます。

 さて、お久しブリっブリの河南堂珍元斎でございます。

 

 3月5日から5月8日までひとはく生物多様性大作戦ファイナル!で開催し大好評?だったタヨウ星人原画展

  http://hitohaku.jp/top/10event/2010genga.html

  http://hitohaku.jp/blog/2011/03/post_1113/

  http://hitohaku.jp/blog/2011/04/post_1148/

 

  タヨウ星人まんだらぁ〜〜  所狭しと並べられた原画              

 

 その巡回展が7月11日から今治市のタオル美術館ではじまりました。

 

今治  タオル美術館              

 今回新たな今治スペシャルタヨウ星人「ワタドリ」が登場!

 ちなみに性格は・・・ 「イマバリタオル王国に住み、体の綿はタオルのようにふわふわ。せっかちで、いつもアクティブに動き回っている。綿のように種で増殖するが、増えすぎると朝早くからコケコッコーとうるさい。焼き鳥にされるテッパンを敵視している。」

ってな感じでございますが、姿は・・・

 

 今治に行ったら見られます。

      (実は作品のスキャンするのを忘れた・・・すいません。)

 

 

 8月8日(ハチの日)には、大谷剛研究員、河南堂任名斎とひとはくタヨウ星人セミナー「ギッチョン君とハチミツカメン」! http://www.ichihiro.co.jp/art/kikaku/201107/

 

 一座の今治珍道中!どうなりますことやら。

 5月のひとはくでのイベントはこんな感じでした。

  珍元斎の講談   お絵かき               

 

 四国400万人のひとはくファンの方はもちろん、そうでない方も、ぜひタオル美術館でタヨウ星人の世界へ・・・

 

ひとはく地域研究員 川東丈純

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多くのみなさんから、今年も実施して欲しいという要望がありましたので、昨年に引き続き、シンポジウム「小さな自然再生のすすめ パート2」を開催します。だれもが手軽な方法で自然を再生する方法を中心に、6件のよりすぐりの話題提供を頂きます。驚きのワザがてんこ盛りです。

 ポスターは、こちらからダウンロードできます → mizube2011.pdf (0.9MB)

昨年度は、COP10が名古屋市で開催されて、今後10年間の生物多様性保全に対する取り組みとなる「愛知ターゲット」が取り決められました。このなかの目標のひとつには、「劣化した生態系のうち15%を自然再生する」という項目があります。しかも、2020年度までに対応するものです。当然ながら、劣化した生態系を回復させるためには、課題を解決するためのアクションなしには実現しません。しかし、大規模な自然再生は、そう簡単ではありません。予算と時間がかかるうえ、社会的制約があるために、実施できる件数は限られてしまいます。
自然再生を各地で展開し、愛知ターゲットの目標を達成するためには、小規模な方法で、誰もが参加できる方法、少しでも生態系を復元する工夫をできるだけたくさん紹介して、多くの人が手軽に「小さな自然再生」に取り組めるようにすることが解決策の一つとなります。今回も、各地のユニークな取り組みを紹介して、成功した事例、失敗した事例、ちょっとした技術をみんなで共有したいと思います。

 日時  2011年7月18日(祝) 13時から17時45分

 場所  兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室

 主催  兵庫県立人と自然の博物館・水辺のフィールドミュージアム研究会

 参加費 800円 (観覧料および資料代を含む)

■ 講演内容
広島県北広島町における半自然草原保全のとりくみ
  白川勝信(北広島市高原の自然館)
広島県芸北地区では,2004年から半自然草原の保全活動が行われています.本発表では,火入れや草刈りを継続するためのしくみを紹介し,その効果を,生態系の保全と社会への影響の2つの視点から報告します.

つながりの再生によるトキの餌場づくり:ちょっとした工夫の重要性
  河口洋一(徳島大学工学部)
佐渡島ではトキ野生復帰が進められ、農家やNPO、行政組織がトキの餌場づく りを行っています。今回は、川と水路、水路と水田の落差を解消する”つながり の再生”について、ドジョウの移動から知った、ちょっとした工夫の重要性についてお話します。

水路に落ちたカエルがのぼれる工夫
  横山稔(建設環境研究所) 松本信雄・野村研(国土交通省 岡山国道事務所)
道路建設に伴って改修した水田脇の集水枡に、カエルなど両生類への環境配慮 として、簡易に施工できる這い出し用のスロープを設置した。設置後、効果の検証実験をしたところ、両生類の利用が確認できた。

生きもの田んぼの楽しみ方〜滋賀県高島市の取組みから〜
  本多清(アミタ持続可能経済研究所)
滋賀県高島市の「たかしま生きもの田んぼ」では、個々の農家が工夫し、楽しみながら保全活動を展開しています。「稚魚が遡上する魚道づくり」、「簡単!亀かえるスロープの作り方」、「お米を育むビオトープのいろいろ」を紹介します。

キリンビール神戸工場がカワバタモロコを救う
   田中哲夫(兵庫県立大学自然研/兵庫県立人と自然の博物館)
キリンビール神戸工場のビオトープは、絶滅危惧種であるカワバタモロコを放流・育成して、リフュージア型のビオトープとしての重要な役割を果たしています。カワバタモロコの個体数の推移や、このビオトープを通じて各地へと再導入する取り組みが進められています。

竹筋コンクリートと水田魚道を簡単につくる方法
   清水洋平(水辺のフィールドミュージアム研究会)
竹を鉄筋のかわりに用い、さらにセメントの代わりにマグホワイトと呼ばれる中性のソイルセメントを使ってつくる「竹筋コンクリート」の作り方と、コルゲート管をもちいた簡単な水田魚道の作り方と隔壁の調整方法による流況の違いについて、解説します。


■ 申し込み先 (7/15まで:席に余裕がある場合は直前までOK)
○電子メールの場合
 mizubefmk@gmail.com宛に、「小さな自然再生のすすめ参加」と明記のうえ、氏名、連絡先(住所・電話・FAX・電子メール)を送信ください。

○はがき及びFAXの場合
兵庫県立人と自然の博物館「小さな自然再生のすすめ参加」と明記のうえ、氏名、連絡先(住所・電話・FAX・電子メール等)をご記入ください。
  住所:兵庫県三田市弥生が丘6丁目 FAX 079-559-2033

 *申し込み頂きましたら、こちらから返信させていただきます。電話では申し込みできません。
  (数日たっても返信がない場合は再度お申し込みください)
 *申し込み多数の場合は、先着順にて対応いたします。
 *申し込み締め切りは、7/15(金)までです。

↓ 案内チラシです。
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その1:アベロン県ってどんなところ

 

 南仏アベロン県のサン・レオン村は,詩情豊かな語り口で虫たちの生態を綴った「昆虫記」で有名なファーブルの生誕地です。じつは,兵庫県とアベロン県は姉妹県。そして,ひとはくは,ファーブル生誕を記念してサン・レオン村に建てられた世界最大の昆虫館ミクロポリスと交流活動を行っています。

 

 この秋,兵庫とゆかりのある南仏の自然を探訪し,昆虫記を生み出した風土やフランスの人々の自然への関わり方を,みなさんといっしょに体験したいと考えて,ひとはくツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの自然とミクロポリス探訪」を企画しました.

 

ツアーで訪れるアベロン県はフランス中南部、ミディ=ピレネー北東部に位置し,面積は8,735km2,人口はおよそ26万人ほどです。一帯はグラン・コースと呼ばれる石灰岩の高原地帯で,その渓谷に架かる道路専用の「ミヨー橋」は主塔の高さがエッフェル塔や東京タワーよりも高い343メートルに達する世界一高い橋として知られています。主要産業はロックフォールチーズに代表される畜産業ですが,昔から変わらぬ中世の町並みの美しさ、グラン=コース地方自然公園をはじめとする大自然、どんなアウトドアーでも楽しめる山川などの理由で観光産業も盛んです。また,同県にあるサン・レオン村には,ファーブル生誕を記念して世界最大の昆虫館「ミクロポリス」が設立され,毎年8万から10万人の来館者が訪れる観光スポットになっています。

 

写真1 ゆったりとした時間がながれるアベロン県の丘陵地帯


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写真2 アベロン県の宿泊地ミヨーは中世の町並みがのこり,南仏の古都と呼ばれています


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写真3 畜産業が盛んで,おいしいお肉やチーズ,そしてワインが楽しめるところです.


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写真4 アベロン県サン・レオン村はファーブルの生誕地で,彼の生家が残されています


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ツアーの出発は2011927日(火曜日),帰国は10月3日(月曜日)。6泊7日のツアーです。参加費用は29万円(予価)。往復交通費だけでなく,宿泊費や朝夜4回の食事代も含まれています。申し込み締め切りは8月1日まで。ご応募及びお問い合わせは,ひとはく生涯学習課まで,ご連絡ください。私といっしょに,初秋の南仏へ,旅立ちましょう.みなさんのご参加をお待ちしております。

 

             (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)


第3回 国蝶オオムラサキ放蝶会 参加者募集
・・・七夕に願いをこめて 里山に羽ばたけオオムラサキ・・・
県立丹波の森公苑では、丹波の里山に国蝶オオムラサキが舞う姿を取り戻し、次世代に繋げていくため、平成19年から専用ケージの中で、準絶滅危惧種の国蝶オオムラサキの飼育に取り組んでいます。専用ケージを公開しており、多くの来苑者に年間を通じて蝶の生態を間近に観察してもらいながら、成長を見守っていただいています。
今年も成虫したオオムラサキを放ち、オオムラサキの増殖飼育を地域に広める切っ掛けとするとともに、子ども達が自然とふれあい、生きもの観察に家族で参加できる行事として放蝶会を実施します。
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【主 催】(財)兵庫丹波の森協会・丹波の森公苑  丹波青少年本部  兵庫丹波オオムラサキの会
【日 時】平成23年7月2日(土)13時30分〜15時 (小雨決行)
【場 所】丹波の森公苑 中庭集合(受付:13時〜) セミナー室、里山のパーゴラ周辺
【参加料】無料
【募集人数】80人
【内容】河合雅雄(丹波の森公苑名誉公苑長・人と自然の博物館名誉館長)のお話
七夕祭り/みんなで歌おう/オオムラサキ放蝶 
【申し込み】希望される方は、氏名・住所・連絡先を記入の上、公苑までお申し込みください。(申込方法:電子メール、郵便、電話、ファクシミリ、直接窓口で) 
【申込期限】平成23年6月29日(水)
【申込先】〒669-3309 丹波市柏原町柏原5600 丹波の森公苑活動支援部森づくり課
  TEL;0795−72−5165   FAX:0795−72−0899
  mail:m−mori(アット)tanba−mori.or.jp(半角にしてください)

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(↑)左はメス、右はオス
 
 
以上、丹波の森公苑さんからのお知らせです。
 
 
オオムラサキは、翅(はね)をひろげると10cmくらいにもなる大型のチョウです。年に1回梅雨明けの頃に現れます。山地にすみ、高いところを飛ぶので、人目にはつきにくいチョウです。成虫は樹液に集まり、幼虫はエノキの葉を食べます。
 
丹波の森公苑からいただいたオオムラサキの蛹が、ひとはくで羽化しました。現在、4階ひとはくサロンに生きたチョウを展示中です。(そんなに長生きはしないと思いますので、お早めにごらんください)
 
 
(八木 剛@自然・環境評価研究部)

みなさーん、こんにちは!

本日6月26日のひとはくオープンセミナーは、赤澤研究員による「ミニ逆さビデオカメラを作ろう」でした。ご参加くださいましてありがとうございました。

小学校4年生親子活動ミニ逆さビデオカメラを作ろう

 

篠山市の小学校4年生の親子活動でお越しのみなさんも、親子で楽しくご参加くださいました♪


ひとはくのイケダン!      ひとはくには、今一番人気のイケテル旦那『イケダン』も登場!!


 

材料          たったこれだけの材料でカメラが作れるのぉ〜?

 

 

やったー!のぞいてみよう!

 

ふしぎ〜♪                    ヤッター!(^-^)v

 

ただいま作成中ふしぎ?

                          むずかしーい(> <)

                         

…と、感想はいろいろですが、「夏休みの宿題ができたなぁ!!」という声も!?

すみません、ブログでバレバレですね(*^_^*)

でも大丈夫!(^-^)b

夏休みも、8月21日(日)と8月28日(日)に牛乳パックや空き缶を使ったカメラ作りのセミナーがありますよ。

   詳細はこちら→ここをクリック!!

フロアスタッフのイベントにも、是非ご参加くださいませ!


          ♪ フロアスタッフ(*^‐^*) てらお ゆみこ ♪

暑くなってきましたね〜 いよいよ夏が近いです。

ひとはくでは、この夏休み、(公財)ひょうご科学技術協会さんとの共催で、姫路発着のバスツアーを2本、実施します。高速道路料金、高くなった(元に戻った)ことですし、ぜひご参加ください。自由研究バッチリですよ。

8月3日(水)のツアーでは、ひとはくで「ハチミツしぼり」を体験します。こちらは、ミツバチのスペシャリスト、大谷が講師です。

8月17日(水)のツアーでは、佐用町昆虫館で昆虫採集と標本づくりを体験します。講師は、私、八木でございます。

どちらも、発着は姫路駅付近です。
どちらも、講師の名は「剛」です。でも、読み方はちがいます。どうでもいいか。


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くわしくは、(↑)このチラシPDF:1.1MB)をご覧になってください。

もちろん、セミナーのページからもお申し込みいただけます。




(八木 剛@自然・環境評価研究部)


みなさーん、こんにちは!

ひとはくのセミナーを体験されたことはありますか?

ひとはくには、どなたでもお気軽に、無料又は材料費程度でご参加いただけるプログラムとして、

研究員によるオープンセミナーがあります。

たとえば…

s-131.jpg s-141.jpg s-400.jpg s-285.jpg s-475.jpg s-415.jpgクイズやゲーム、クラフトなど、ご予約なしで体験できます♪(^-^)v

フロアスタッフのイベントにも、是非ご参加くださいませ!


  イベントの詳細はこちら→ここをクリック!!


        ♪ フロアスタッフ(*^‐^*) てらお ゆみこ ♪

 

 

 ある梅雨の一日

 4階 ひとはくサロンカウンターに長蛇の列が・・・・・ なんだなんだ?!

長ぁーーーーーーい列 そう、今日は大人気!!石割体験の日です。ひとはく連携活動グループラボーンズのメンバーによる「君も発掘隊員!恐竜化石発掘体験会」の整理券をGetするための行列でした。
これだったのか!!早速現場へ向かう・・・・・・・

 

ブルーシートの上でラボーンズのメンバーによる、化石の見つけ方の説明があります。
ケガをしないためにも、大発見をするためにも、しっかり聞いて、約束を守ることが大事です。
    約束を守らないとケガするよ!!    まだですよ〜

お父さんもお母さんもお子さんも探します!! 
   あるかな?   化石かな?   お父さんもお母さんも探します

これは化石じゃないよぉ。残念(x。x)゚゚゚ラボーンズのメンバーもいっしょにお手伝いをしてくれます。


 始まってから5分もしないうちに、「おっ、これは化石ですね!!いきなり出ました!!」って。

 えっ!すごいんじゃないの?
 お子さんも、なんだか戸惑っているようですが、資料標本として保存するために、お名前やお住まいを書いてもらっています。博物館がつぶれない限り、永久に化石と発見した人の名前が残ります。

ほぼ永久に名前は残ります

 

 それにしても、何の化石だったのかしら?
 またまたとんでもない恐竜の化石じゃなかっただろうか? 聞いておけばよかった・・・・・・(x。x)゚゚゚

 

 次回「君も発掘隊員!恐竜化石発掘体験会」は、7月24日(日)夏休みだ!!
 是非参加して、世紀の大発見にチャレンジしてネ!!


※ラボーンズの公式twitterアカウントはこちらから

http://twitter.com/hitohakulabones  たくさんのフォロー待ってまぁ〜す ヽ(´o`

丹波市山南町では、今年も「姫ボタルまつり」を開催します。今年で第6回になります。
6月18日(土)から7月9日(土)にかけて、毎週土曜日、観察会があります。みなさん、ぜひお越し下さい。
くわしくは、下のチラシをご覧ください。

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(↑)このチラシをダウンロード(PDF1.4MB)


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上のチラシの元の写真です。

八木 剛(自然・環境評価研究部)


 ボルネオジャングル体験スクールの〆切が迫ってきました ヘ(^o^)/

 今年で13回目のスクール。

 

 申し込めるのは、小学校6年生から高校3年生までの児童生徒。大人は残念ながら参加できません。兵庫県内じゃなくてもOK。ただし、612()の選考会と、619()718()の2回の事前学習会に参加できることが条件になります。

 

 環境問題や生物多様性のことなど、私たち人間が考えなければならないことがたくさんあります。ボルネオ島には、今も貴重な熱帯雨林が残っている地域です。けれど、実際のジャングルの様子はどうなんだろう?野生生物はどんな生態を見せてくれるんだろう?

 

   オランウータンに出会える     手の届くところにこんなモリドラゴンが!!     頭の上をサイチョウが

        【写真をクリックすると大きな画像が表示されます。】

 

 ひとはくの研究員や生物学者といっしょに訪れるので、専門的なことがその場で学べます。眼で見て肌で触れて学べる絶好のチャンスです。そして、現地のサイエンススクールの中・高生もジャングル体験をともにしますので、同年代との国際交流も深まります。

 

 さぁ、ぜひこの機会に、チャレンジしませんか?

 詳しくはこちらから http://hitohaku.jp/bjs/2011bjs.html

 

 

情報管理課:八尾

オイラは「オランドリアン」 ボルネオ出身のタヨウ星人

 4月29日は「昭和の日」 いよいよ今年もゴールデンウイークに突入ですね(ゴールデンウイークじゃない人には、ごめんなさい)。

 

 ゴールデンウイーク中のひとはくは、イベントがめじろおし!! ぜひ、「今週のひとはく」でイベントをチェックしてお出かけください。

 そして、フロアスタッフからの情報も見逃してはなりませんぞっ!!

 

 さらに、もう一カ所、【有馬富士公園】をオススメします。ひとはくとは兄弟のようないとこのような親子のような、親戚みたいなところですから、ひとはくに来たら、ぜひ有馬富士にも足を運んでください。

 今年は、ちょうど4月29日(明日じゃないですか!!)に10周年を迎え、毎年恒例の「ありまふじフェスティバル」が盛大に開催されます。ひとはくからも参加してますよ!! 

よい子のみんな!!集まれ!!情報管理課:八尾

 

・・・・・・その後編となります・・・・・・・


 3月7日は神戸市立塩屋北小学校で「カタツムリのお絵かき」。 800shioya01.JPG
 ちんげんさいの講談を聞いてのお絵かき。 re800_shioya04.JPG  re800_shioya05.JPG
 お話は、カタツムリの田助が自分の名前さがしで、四国や九州、関ヶ原、そして伊勢まで旅する物語。 800shioya02.JPG
こちらもカタツムリ同様、タヨウな作品が出来ました。 re800_shioya06.JPG re800shioya07.JPG
 塩屋でもそろそろご当地カタツムリ「ハリママイマイ」がクワの木で活動をはじめました。カタツムリは見れば見るほどおもしろい生き物です。ちょっとつかまえて、よーく観察してお絵かきしてみてくださーい。

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■■■■■■5月8日(12時〜)には、タヨウ星人講談を聞いて、タヨウ星人の絵を描こう!があります。

■■■■■■みんなも自分だけのタヨウ星人を描きにひとはくに来てください。待ってます。
ネズミマイマイ:タヨウ星人

ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎

 

ちんげんさいの春〜カタツムリ編〜

 

 ようこそのお運びあつく御礼申し上げます。謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。
 久々の登場で、「冬眠しとったんかいな?」という声もちらほら聞こえますが、いやいや、ちゃんと活動いたしておりました。 ga048_800.jpg


 2月19日は鈴木研究員と明石市立花園小学校で「カタツムリのお話」。 ga041_800.jpg
 寒い日でしたが、鈴木研究員がなんとかカタツムリを活動できるように準備してくれたおかげで、カタツムリくんたちは元気いっぱいでクチベニマイマイ、ハリママイマイ、オオケマイマイなどタヨウな種類が勢ぞろい。 ga032_800.jpg

 対する小学生も3年生と4年生もマスク姿ではありましたが、元気いっぱい。 ga069_800.JPG
 カタツムリは動きまわるのやじっとしているもの、殻からなかなか出てこないもの・・・小学生もたのしく触る子、逃げ惑う子、友だちに無理やり触らせる子などなど、カタツムリも小学生もタヨウな行動。 ga042_800.JPG ga093_800.JPG ga096_800.JPG

 ちんげんさいのカタツムリの方言にまつわる話もカタツムリになったつもり?で楽しく聞いてくれました。 ga054_800.JPG ga050_800.JPG ga060_800.JPG

 みなさんもひとはくで鈴木武研究員を見つけるとカタツムリが触れるかも・・・この顔にピンときたらカタツムリ・・・ぜひ探してみてください。 ga037_800.JPG

  

 

ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎

・・・・・・つづく

 

コレ、なぁ〜んだ?

2011年4月20日

 それはまだ春休み中だった 4月2日の土曜日のことでした。

 ひとはくサロンでは、山崎研究員によるオープンセミナーが開かれていました。

 セミナーのタイトルは「体感、三角の力」シリーズ初回「トラス編」 横で取材しながら私も勉強しました!! 

スッゲー高いんですよ!! 

 それで、何か目立つモノはないかなぁとウロウロ ┌|°з°|┘└|°ε°|┐┌|°э°|┘ 

 

 

 左のような鉄塔を見つけました。

 

 別にJRの鉄橋でもよかったんですけど、鉄塔の方が高くて、かっこいい気がして。

 

 

 ここにも三角の力が使われているんですね。スゴイスゴイ!!

 

  今度は、GW中の5月7日に多面体おもちゃ「テンセグリティ」を作ります。なんじゃそりゃ?と思ったあなた、ぜひ、ひとはくにお越しください。いっぱい楽しめます!!

鉄塔に近づきすぎると危ないよ!!

 みなさん FLETS@MEDIA STUDIO(フレッツ@メディアスタジオ)ってご存じですか?

 神戸三宮のミント神戸6Fにある、兵庫県内初の参加型地域情報発信基地のことなんです。

 

 なんで突然にこんな話をするかというと・・・・ひとはく情報便 春 と題して4月26日まで情報発信しています。100インチの超大型モニタや65インチの大型モニタ数台設置してあり、そこにボルネオジャングル体験スクールの映像や丹波恐竜化石発掘の様子の映像などが流れているんです。

 そして、部屋の中には、たくさんのパネルでひとはくの紹介があります。

 

 三宮に行ったら、是非「ミント神戸6F」フレッツ@メディアスタジオを覗いてきてください!!

 あっ、期間限定だから・・・・4月26日を過ぎたら見られません (ω)

 

急ぐのじゃ!! 

 

みなさん 今ひとはくでは「植物画で語るキヨスミウツボの生活」という展示をしていますが、この展示もあと2週間、4月10日までで終了します。

 

もうご覧になりましたか? まだの方はお早めに!

 

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         展示の様子

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  キヨスミウツボ          アジサイ

 

展示に関連した耳寄りなお知らせです。

この展示に関連した講座を行います。

 

「けったいな植物キヨスミウツボに取りつかれた人たち」

 日時 4月3日(日)14:00〜16:00

 場所 人と自然の博物館4F 中セミナー室

 

1.キヨスミウツボにとりつかれて20年、わたしはこうして調査した

 キヨスミウツボに魅せられて、長年調査研究を続けてこられた中西 收(おさむ)さん(兵庫県植物誌研究会)が、現地調査でのいろいろな体験をお話しくださいます。

 

2.わたしはこうして植物画を描いた

 ひとはく連携活動グループ「GREEN GRASS」の田地川和子さんが、キヨスミウツボを描いた時の苦労話などをお話しくださいます。田地川さんがご自宅で植物画を描くときの方法についてもお話しくださいます。

 

3.ギャラリートーク

 植物画の作者のみなさんによる展示解説です。それぞれの作品の魅力をお話しくださいます。

ふだんは絶対に聞けないお話ばかりです。

 

キヨスミウツボのことは知らなくても、植物画をちょっと見てみたいという方は、ぜひ4月3日の講座にお越しください。

申し込みは不要です。当日入館されれば、自由に参加いただけます。

みなさまのお越しをお待ち申し上げます。

                         高橋 晃(自然環境評価研究部)

もうすぐ春ですね。ひとはく連携事業「春の女神と山菜の観察会」をご案内します。

春の女神と呼ばれる絶滅危惧種の蝶「ギフチョウ」をはじめ、早春の生き物たちを観察。イタドリなど食べられる野草を観察したり採ったりします。またとない年に一度のチャンスです。
みなさまの参加を大歓迎。大人も子どもも、家族づれでも気軽に参加できます。

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主  催 宝塚市自然保護協会 
協働団体 宝塚エコネット、さぎ草会、ひょうご宝塚ネイチャーゲームの会、川がきクラブ、食育の会
後  援 宝塚市、宝塚市教育委員会、兵庫県立人と自然の博物館

日   程 2011年4月9日(土)10時00分〜15時 午前のみ、午後のみの参加もできます。
場   所 宝塚市立宝塚自然の家(宝塚市大原野字松尾1)〜周辺の森や田んぼ
定   員 50名
対   象 自然に興味のある方ならどなたでも。ただし、小学生は保護者でお願いします。
参 加 費 300円(資料代、施設利用料、保険料他)
持 ち 物 水筒、雨具、弁当、他に観察用具がお家にあれば持参を。弁当持たずに自然の家の食堂利用も便利です。
内  容  10:00〜12:00    
        ・春の女神「ギフチョウ」など早春の生きもの観察
        ・各種のサクラをはじめ植物や動物などの観察
      12:00〜13:00 昼食と休憩
      13:00〜14:30      
        ・イタドリ、ツクシ、ヨモギなど山菜(食べられる野草)の観察や採集
        ・子ども向けのネイチャーゲーム
        ・市天然記念物・松尾湿原の観察
        ・同定カードづくりなど森のクラフト(お土産づくり)
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講  師 (財)日本自然保護協会の自然観察指導員、日本ネイチャーゲーム協会の指導員など有資格者数名

雨天も実施 ギフチョウは雨でも観察します。その他は、天候に応じて屋内で「ネイチャークラフト」「ネイチャーゲーム体験」「早春の生き物たちのお話」など盛り沢山。

交  通 直接「宝塚自然の家」へお越しください。定期バス利用の方は宝塚駅前から「阪急田園バス」が8:50に出ます。帰りは自然の家前15:40発をご利用になれます。

申し込み 住所、氏名、大人か子どもか(子どもさんは学年)、電話/FAX番号を明記し、下記メールかFAXで4月5日までにお申し込みください。電話受付は致しません。申込者には詳細案内をメールまたはファックスでお送りします。

詳しくは主催者にお問い合わせください。

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〒665-0836 宝塚市清荒神1丁目2-30-911
Tel/Fax 0797-87-2267
URL: http://naturezuka.com
E-mail: sumire@naturezuka.com


八木 剛(自然・環境評価研究部)

「ユース昆虫研究室」は、虫好き中学生限定のセミナーです。毎月の昆虫調査と標本製作、展示づくりをします。

2010年は、14名の中学生調査員が、「三木山サポーターズ」の一員として、三木山森林公園の昆虫を調べました。
4月から10月までの7回の調査で、336種、1,376個体の昆虫が記録されました。この展示では、成果の一部、活動のようすを紹介しています。みんなで手づくりしました。ぜひごらんください。

会期 2011年3月20日(日)〜4月10日(日)
会場 兵庫県立三木山森林公園 森の文化館 展示ホール

※ 展示製作のようすを収録した動画もぜひごらんください。
※ 新年度のユース昆虫研究室は、現在受講者募集中です。詳しい内容、お申込はこちらから。

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八木 剛(自然環境評価研究部)

みなさんこんにちは

3月26日(土) 午後2時から始まるオープンセミナー用の材料の下見に行ってきました。

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博物館の周囲の深田公園は、まだ寒く、それでも街路樹のトチノキの芽が動き出しています。

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植木についてきたヒノキバヤドリギが寒さで枯れているところも...

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それでも観察に適した材料を探していると、ヤブツバキの花が...

04_kantsubaki014.jpg 近くには、栽培のカンツバキも。カンツバキはヤブツバキとサザンカの雑種と言われています。

見分け方を知りたい方は、ぜひオープンセミナーにお越しください。

05_ouren019.jpg 近くの雑木林の中を歩いていると、オウレン(黄連)の芳賀が咲いていました。

これは、葉が細かく裂ける、セリバオウレンです。

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オウレンの雄花です。ちょうど、咲き始めていました。

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ちょっとピンボケですが、オウレンの両性花。まだつぼみです。

 

26日には、オウレンの両性花も咲いているはず。

花の構造や、違いをじっくり見たい方は、ぜひオープンセミナーに、ご参加ください。

 

再生研:藤井俊夫

「化石大集合2010」では、古い方から古生代、中生代、新生代と、大きく3つに区分されている地質時代ごとに、人と自然の博物館に所蔵されている化石の中でも特に状態の良いものを選んで展示し、各時代を分ける大量絶滅事件についても解説しています。展示標本の中には開館後に購入して、これまで展示機会の少なかったものなど、ひとはくの「お宝」とも言えるすばらしい標本も含まれています。
 ここでは解説のさわりとして、各時代の標本の中から一つずつ紹介します。
 古生代では「デボン紀の化石密集標本」です。

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                     (写真1:デボン紀の化石密集標本)  

これは多数の腕足類に三葉虫、ウミユリ、コケムシなど古生代デボン紀の海底に生息していた生物の殻が密集して含まれているもので、当時の海底で腕足類が繁栄していたようすをよく物語るものです。

 


 中生代では、ジュラ紀の「リムルス」(カブトガニ)です。 

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                       ( 写真2:「リムルス」(カブトガニ))

この標本は、始祖鳥など大変保存のよい化石の産出で有名な、ドイツのゾルンホーフェン産の化石で、カブトガニの体の後ろには、このカブトガニの這(は)った跡が残っています。つまり、化石となったカブトガニの死の直前のい行動が記録されているのです。

 

新生代では「コピドドン」(哺乳類)です。

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                                                  (写真3:「コピドドン」(哺乳類))

この標本は新生代古第三紀の化石産地として有名なドイツのメッセル産で、腹部の内臓の痕跡や、体毛なども保存された、大変保存状態のよい標本です。
 このオ^プンセミナーでは、特徴的な標本の解説の他に、各時代の生物全体の特徴、時代による生物界の変化、各時代を分けた大量絶滅事件などについてわかりやすく解説します。その中で、理解していただきやすくするために、腕足類などの、手にとってごらんいただくことのできる標本も用意しています。

 

                      古谷裕(恐竜タスクフォース)

kinokoblog3.jpg今年も御影高校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。

期間は、1月8日(土)〜1月10日(月・祝)です。高校生や兵庫きのこ研究会の皆さんが、3年間にわたり収集した標本約250種、300点あまりをキノコの特徴別に一挙公開されます。

キノコに関心があるかたは、ぜひぜひこの連休中に御影公会堂におこし頂ければと思います。

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【展示情報】
タイトル:六甲山のキノコ展2011〜野生のキノコの不思議な魅力〜

キノコは季節ごとに発生する種が異なります。これまで3年間にわたり、四季を通じて採取した標本約250種300点余りを、キノコの特徴別に一挙に展示・公開します。六甲山再度公園のキノコの多様性、野生のキノコの面白さ、不思議さ、そして身近な場所の豊かな自然を実感して頂けばと思います。

 (1)特徴別(食・毒・香り、出現頻度など)にキノコ標本の展示
 (2)本校生徒や兵庫キノコ研究会によるキノコの解説
 (3)六甲山系の代表的なキノコの写真展示
 (4)解析結果をポスターで展示
 (5)キノコの香り体験コーナー
 (6)COP10の報告

実施期間:平成23年1月8日(土)〜1月10日(月)

場所:御影公会堂(神戸市東灘区御影塚町4−4−7)

入場料:無料

共催:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫きのこ研究会

(みつはしひろむね)

新年あけまして おめでとうございます。

ひとはくは1/3(月)から開館し、フロアスタッフのお正月イベントはもりだくさん。

 

1/6(木)の1100〜は、4階ひとはくサロンにて

カルタ大会「ひとはくメガ★カルタ」を行います!

 

 

megaga.jpgのサムネール画像

 

博物館の1〜3階にいる展示室の恐竜、動物、植物などがそのままカルタになりました。

カルタ大会に参加して、博物館の生きものの名前を覚えちゃおう。

(絵を見てカルタをとります。)

 

 

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↑ぜ〜んぶカルタのとり札で普通よりも2倍大きいサイズのメガ・カルタ。

生きものの絵を見てカルタをとってください。

フロアスタッフ手作りです。

 

参加してくださったお客様には、もれなく参加賞があります。

(観覧料のみでご参加いただけます)

 

皆さまのお越しをお待ちしております!

 

フロアスタッフ 『ひとはくメガ★カルタ

実施日:1/6(木)

時間 :11001130予定

場所 :4階ひとはくサロン

定員 :15

 

                           (フロアスタッフ 美濃・松田)

  

人と自然の博物館(ひとはく)の観葉植物にチョウチョがとまっています。↓

 

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↑近づいて見てみると…はねの表が美しい紫色をしている“オオムラサキ”ですね。

 

あれ?ほんもの? いいえ、このオオムラサキは紙でつくられています。

 

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11/27(土)の10301600までご参加いただける、

うきうきワークショップ(イベント)は、

このオオムラサキを紙でつくる「オオムラサキ・ペーパークラフト」です!

 

今回、ペーパークラフトでつくるのは、紫色のはねを持つオスのオオムラサキ。

(メスはこげ茶色です)

 

はねもきちんと動きますよ。館内(4階ひとはくサロンと3階兵庫の自然誌のコーナー)に本物のオオムラサキの標本がありますので、ぜひご覧くださいね。

 

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参加費は無料です!(観覧料のみでご参加いただけます)

皆さまのご参加お待ちしております。

 

うきうきワークショップ オオムラサキ・ペーパークラフト

実施日:11/27(土)

時間 :10301600(左記時間内でしたら、いつでもご参加いただけます)

場所 :4階ひとはくサロン

                      フロアスタッフ まつだ )

午前9時 実況中継

2010年11月 7日

 ちょっと空模様が・・・・・

吹奏楽の準備  どんどん搬入されます!!

 しかし、フェスティバルはありますよ!!

 

ぜひお越しください。本日は無料開放DAYです!!

受入準備が進む

2010年11月 6日

 明日のフェスティバル出展団体さま用に受入準備が進められます。

 

これはどこだ? どいたどいた!! エントランスホールに集積

 出展していただく団体さまが使われる、長机・イス・電源・パネルなどを倉庫やセミナー室から大移動します。

 セミナー室にも、それぞれ出展団体さま用に”仕分け”して移動させます。

出展団体1 出展団体2 出展団体3

 本館の中はこんな風に仕分けされていきます。深田公園でも出展団体さま用に物品が運び込まれていきます。

 そして、最後に残されたのが4階ひとはくサロンにある情報端末です。10数台ありますが、床のカーペットを剥がし、1台1台電源ケーブル・LANケーブルを外してふたを閉めて、床を整えて運び出します。

  これがややこしい  慎重に!!

 かなり慎重に作業が進められました。サロンがすっきり広くなりました。是非明日見にお越しください。ここには九州や大阪からの出展があります。

 

 だいたい準備は整ったようです。後は晴れてくれれば・・・・

夕焼けがきれい!!  情報管理課:八尾  晴れてほしいなぁ

 明日11月7日(日)は お楽しみ ひとはくフェスティバル2010です。

 

フェスティバルチーフの半田主任研究員  

真剣に打合せます 

ただ今、その準備が始まりました・・・・結団式です。ひとはく職員がひとつになってフェスティバルを盛り上げるため団結します。おもてなしの心でお客様をお迎えするつもりです。

 

 明日は是非、ご家族おそろいでひとはくにお越しください \(^^)√

 

                             情報管理課:八尾 晴れるといいな

 

みなさま、こんにちは。

 

紅葉がきれいな季節になりましたね。

 

さて11月の「フロアスタッフとあそぼう」のイベントをご紹介します。

11月もイベントもりだくさんですよ!

イベントに参加して、ひとはくのオリジナルスタンプカード「タヨウ星人ポイント」を

集めてオリジナルグッズをもらっちゃおう♪

(タヨウ星人ポイントって?…詳しくはこちら→http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html

 

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毎日行っているイベントは…

 

◆『デジタル紙芝居』・『展示室ツアー』

 

『展示室ツアー』は、展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」(〜12/26(日)まで)をご案内する「ひょうごの生物多様性お楽しみツアー」となっております。

(時間:平日14:00/土日祝11:30〜・場所:2階展示室)

 

『デジタル紙芝居』は、ひとはく生物多様性のキャラクターが主人公の「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」と鳴く虫を主人公にした「ススキ草原のオーケストラ」を上映いたします。

上映日時は「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」→11/2(火)〜11/14(日)まで

     「ススキ草原のオーケストラ」→11/16(火)〜11/30(火)まで

(時間:平日15:00/土日祝11:00〜、1430〜・場所:3階アースシアター)

 

土・日・祝の1500〜から行っているイベントは…

◆『フロアスタッフとあそぼう』いずれのイベントも参加費無料です。

 

3日(水)、6()『画はくの日〜ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海〜』

                             場所:2階展示室 

13()14() 『クジラのぶんぶんゴマ』  場所:4階ひとはくサロン

20()21(日)、23日(火)『多様性のクリスマスの飾りづくり』

                             場所:4階ひとはくサロン

27()28() 『オリジナル多様性マグネット』場所:4階ひとはくサロン

 

年に一度の最大イベント・ひとはくのスペシャルなお祭りは…

◆ひとはくフェスティバル

 

今までひとはくにて上映したデジタル紙芝居を一挙に公開します!

7日(日)『ひとはくフェスティバル・デジタル紙芝居一挙公開 場所:3階アースシアター

 

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他にも、楽しい体験型プログラムがたくさんありますよ。

ひとはくフェスティバルの日は無料開館日となっておりますので、博物館を無料でご入館、ご観覧いただけます!

(※なお、フェスティバルの日はタヨウ星人ポイントがもらえないのでご注意ください!)

 

10:301600の時間内、いつでも参加できるイベントは…

◆うきうきワークショップ

 

6日(土)「木のおもちゃであそぼう」場所:4階ひとはくサロン   

13() 「化石のレプリカ作り」場所:4階ひとはくサロン  参加費:100円   

27() 「オオムラサキのペーパークラフト」場所:4階ひとはくサロン

 

イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー11月号」にのっていますのでチェックしてください。

(うきうきカレンダーはひとはくHPからもご覧いただけます)

 

みなさまに楽しんでいただけるイベントを毎日ご用意しておりますので、ぜひお越しください!

 

(フロアスタッフ 松田)

 

「高校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
 今回は去る10月13日(水)にキリンビアパーク神戸にあるビオトープで実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「ビオトープ池を調べる(全3回)」の第3回目で、講師は魚類生態学、水域生態学が専門の田中哲夫主任研究員です。
 今回の授業のテーマは、絶滅の恐れのあるカワバタモロコという魚の調査について、その理論を学ぶとともに、ビオトープで実際に調査を体験します。前回の授業(10/6)では、カワバタモロコのひれに印を入れ、ビオトープに放しましたが、この授業では、再びカワバタモロコを捕まえて、ひれに印の入った個体の数を記録します。

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▲ ビオトープにも秋の気配が、空が青いです。
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▲ 前回の調査(10/6)同様、エサを仕組んだかごを沈め、カワバタモロコを捕まえます。何匹くらい捕まるかな?
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▲ 麻酔をかけて、一匹づつ体長を測定します。ひれが切られているかどうかを確認します。切られている魚は、前回捕まった魚です。運が悪い魚ですね。
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▲ このビオトープには、カワバタモロコ以外にも生き物がいます。こんな大きなドンコがかごに入っていました。

 今回の調査結果から、過去10数年で最もカワバタモロコの数が多いようです。これも夏が暑かったせいでしょうか!? この先は、三田祥雲館高等学校の生徒のみなさんが考察します。調査結果は12月1日(水)人と自然の博物館で発表する予定です。

 このような学校連携セミナーは今後も開催されます。興味のある方は、気軽にご参加ください。詳細は下記ホームページでご確認ください。セミナーによっては締め切りを過ぎていても申込可能ですので、お問い合わせください。
 また、ビオトープについて興味のある方もお問い合わせください。

 セミナー情報 → http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
 セミナー問合せ:生涯学習課セミナー係 079−559−2003

(生涯学習課 西岡敬三)

 「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
 今回は去10月19日(火)クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパスで実施された授業の様子を紹介します。授業のテーマは「植物観察入門」で、講師は植物生態学、保全生態学が専門の藤井俊夫主任研究員です。
 今回の授業では、植物の観察をするときの留意点について、実際にフィールドで使う道具を見ながらその使い方等について学ぶとともに、葉の形や枝のつき方、匂い、手触り、味など五感を使った植物観察の基本を学びました。
 実物の葉っぱの標本に、触ったり匂いを嗅いだりしながらの講義でしたが、残念ながら時間の関係で実際に植物を観察することはできませんでしたが、この講義を聞いた人ならば、野外で本格的な観察ができるなと感じました。
 そのようなこともあって、何と一般参加者が6名をいらっしゃいました。遠くは豊岡市からお越しでした!!

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▲ 本日の講師は、学校連携セミナー初登場の藤井俊夫先生です。
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▲ 植物は五感で観察するそうです。におい、味、手触り、花や果実の色、葉が風でこすれる音や果実のはじける音を観察するそうです。藤井先生はトリカブト(有毒)も味見するそうです!毒は大丈夫でしょうか?
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▲ 今日の標本はにおいのする植物です。標本はゲッケイジュ(月桂樹)とサンショウ(山椒)です。月桂樹はリナロール、山椒はサンショオールとうい物質の臭いだそうです。
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▲ ヒイラギは、若い個体の葉はとげとげがあるが、成熟した個体の葉はとげとげがありません不思議です。藤井先生によれば、植物も年をとれば丸くなるそうです。というのは冗談で、とげとげはシカよけだそうです。本当かな? 花は葉が変化したもの?勉強になります。

 

 この学校連携セミナーの今後の予定は以下のとおりです。興味のある方は、三田市まで行かなくても受講できるひとはくのセミナーを是非ご活用ください。
  セミナー問合せ:生涯学習課 079−559−2002

11/ 2(火) 自然災害と日本の国立公園 *講義    小林文夫 主任研究員
11/ 9(火) 芦屋のまちづくり     *講義    藤本真里 研究員
11/16(火) 六甲山のホタル      *講義    八木剛主任研究員
 1/11(火) 植物の冬越し       ※講義と観察 藤井俊夫 主任研究員
 1/18(火) 芦屋川と野鳥のくらし    ※講義と観察 遠藤菜緒子 研究員

詳細はHPで → http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H


(生涯学習課 西岡敬三)

 

名古屋のCOP10も盛り上がってきましたね。
23日(土)、24日(日)は「ひとはく研究員と歩くCOP10ちょっと見学ツアー」の案内役が、なんと岩槻邦男館長なのです。私も週末は名古屋に出かける予定です(^^)

さて、ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
この週末のオープンセミナー情報を紹介しましょう。

23日(土)
11:00〜 デジタル紙芝居「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー「ひょうごの生物多様性 お楽しみツアー」(フロアスタッフ)
13:30〜 顕微鏡で見る化石(古谷裕主任研究員)
14:00〜 深田公園うきうき探検隊「きのこ探検隊!」(秋山弘之主任研究員+フロアスタッフ)

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▲深田公園でどんなキノコが見られるのか?食べられるのか?食べられないのか!秋山研究員&フロアスタッフといっしょに秋の深田公園を探検してみませんか?写真のキノコはほんの一部、これ以外にもたくさんのキノコがあるはず。あなたも一緒に見つけてください(^^)
 
14:30〜 デジタル紙芝居「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「けんちく家の日」(フロアスタッフ)

24日(日)
11:00〜 デジタル紙芝居「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー「ひょうごの生物多様性 お楽しみツアー」(フロアスタッフ)
13:30〜 恐竜ラボ&展示解説(半田久美子主任研究員)
14:30〜 デジタル紙芝居「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「けんちく家の日」(フロアスタッフ)

ひとはくでは今、「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」も開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

 

COP10交流フェアーにお越しの際には、ぜひ「人と自然の博物館」のブースへ!!

demise_hitohaku1.jpg現在、名古屋で開催されているCOP10交流フェアーの会場にて、御影高校のキノコ展示がまたまた登場します。地元の公民館にはじめり、ひとはくの展示デビューを果たし、日本生態学会で全国デビュー、そして、ついに世界進出です。世界とは言っても、名古屋なんですが・・・。外国人の方もたくさんご覧になっています。
"deadly poisons?" と、海外からのお客様も、ノリは犬の散歩に来た近所のおっちゃんと何にも変わりません。「毒キノコか?」は、万国共通のあいさつのようです、とりあえず。なかなか、うけているようです。
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展示物は、御影高校の生徒さんが採集した本物のキノコ標本を特殊樹脂により処理して、陳列しておりますので、迫力十分です。展示は高校生による手作りです。
現在、キノコの解説は現地滞在の鈴木研究員を中心に、たくみに解説していますが、10月23日と24日は、御影高校の生徒さんがやってきて、身振り手振りで解説してくれる予定です。この日にむけて、日々英語の勉強に勤しんできたらしい、という噂を聞きましたので、ぜひ展示ブースに「外国の方」をお誘いあわせのうえ、お訪ねてください。
cop10kinoko.gifこんな感じで、「COP10オリジナルバージョン」のキノコ解説シートも準備されています。キノコの種類を列挙するだけでなく、食用だったり、薬になったり、毒だったり、染め物に使ったりと、キノコの多様性がわかりやすく解説されています。まさに生態系サービスです。もちろん、英語版もあります。

さらに、高校生たちは、パフォーマンスの秘策も練っているようです。言葉だけでなく、五感で勝負!です。 →こちらもご覧下さい!

3つの”だしもの”が用意されているようです。

  • キノコのイラストが書かれた「特製缶バッジ」を先着順でプレゼント!超レアアイテムもあるそうです。
  • キノコの臭いを体験できる「実演」やります! いい香り、最悪の臭い、カレー?などキノコの多様性を嗅覚で体験していただきます。そんな機会は、ひとはくでも滅多にありませんよ!
  • キノコ染めを披露します。大地のカラーをご覧下さい。

みなさまのCOP10交流フェアーへのご来場をお待ちしております。

兵庫県立御影高等学校の展示については、こちらもご覧ください!

(みつはしひろむね)

3連休初日。あいにくの雨でしたが、みなさんはどう過ごされましたか?

雨の深田公園。                               そして、それを見つめるお客様。

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雨でもなかなかの景色でしょ。

今日から「いきものかわらばん」の展示が始まりました。
全作品818点が一堂に展示されています。
どこを見てもかわらばんです。壮観です。


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展示を観るお客様も真剣!
「この作品は小学生?」そうなんです。

 

先週の土曜から始まった「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」。

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館内ではイベントも充実しています。
フロアスタッフとあそぼう「生物多様性クイズ」。
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クイズにたくさん正解した人には認定証をお渡しします。    表彰式のようす。

 

 

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今日1番のクイズ正解者です。おめでとう〜。

こちらのイベントは明日と明後日も実施します。

どんなクイズがあったのでしょうか?ちょこっと紹介しちゃいます。

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〇?×?

このクイズの答えが知りたい人は、是非ひとはくへ来て「フロアスタッフとあそぼう」に参加してね。


さて、明日のひとはくは・・・

11:00〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)
     新作「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」です。
 
11:30〜 展示室ツアー(フロアスタッフ)
    「ひょうごの生物多様性 お楽しみツアー」
    スタッフと展示室を見学します。クイズもあるよ。

13:00〜 デジタルの虫であそぼう(沢田研究員)
     パソコンの虫シミュレーターで遊びながら、ちょこっと学びます。

13:30〜 恐竜ラボ&展示解説(佐藤主任研究員)
     始まったばかりの「化石大集合2010−過去に起こった生物大量絶滅事件−」の展示解説も聞けちゃうぞ。
 
14:30〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)
     「タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険」

15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「生物多様性クイズ大会」(フロアスタッフ)

明日も1日楽しめそうでしょ?

小林美樹(生涯学習課)

 「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。

今回は去る9月29日(水)と10月6日(水)に、博物館、キリンビアパーク神戸にあるビオトープで実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「ビオトープ池を調べる(全3回)」の第1、2回目で、講師は魚類生態学、水域生態学が専門の田中哲夫主任研究員です。

今回の授業のテーマは、絶滅の恐れのあるカワバタモロコという魚の調査について、その理論を学ぶとともに、ビオトープで実際に調査を体験します。この調査は10年以上実施されており、希少生物の生態や保全を考える上で、貴重なデータとなります。また、環境保全に関する取り組みの一端を体験することができる内容です。

kougi1.JPG kougi2.JPG 

▲ 第1回目(9/29)の授業の様子です。講師の田中先生より、調査の原理について説明がありました。理論はむずかしいかもしれませんが、調査は比較的簡単です。

 

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▲ 第2回目(10/6)の授業の様子です。この日は晴天、絶好の調査日和でした。本日の調査内容の説明です。指導いただいた先生は、田中先生、佐藤先生、キリンビアパークから永吉先生が参加されました。

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▲ 調査中その1 池にかごを沈め、カワバタモロコを捕まえます。エサに引き寄せられ、魚が集まってきます。

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▲ これがキリンビアパーク神戸のビオトープです。

 

tyousa1.JPG sokutei.JPG

▲ 調査中その2 捕獲したカワバタモロコをバケツに移し、麻酔で眠らせます。眠ったところで体長を測定し、記録していきます。なんと全部で700匹を超えていました。

 

hirekiri.JPG yosinagasensei.JPG

▲ 調査中その3 測定したカワバタモロコのひれをハサミでちょきん!! 個体数を調べるための目印です。

 

hirekiri (2).JPG

▲ 麻酔から醒めたカワバタモロコは、ビオトープに戻します。来週再び採集します。

 

田中主任研究員の担当するセミナーには、このビオトープを活用したプログラムがあります。ビオトープに興味のある方は、一度博物館までお問い合わせください。

セミナー問合せ:生涯学習課 079−559−2002

(生涯学習課 西岡敬三)

101010-10

2010年10月 6日

 10年10月10日[デジタルの日]のオープンセミナー[デジタルの虫で遊ぼう]の話の2(二進数

で10)です.

 ↓はみんなでやってみようと思っているオリジナルの虫系ソフト,SPXの画面です.

spx-w.gif

 迷彩色っぽい画面の中に蛾が止まっています.これを見つけて(食べて)いきます.すでに

2匹見つけていて右上に表示されています.

 必ず斜めに止まっているので,コツ↓がわかれば簡単です.

spx_4am.gif

 でも,良い感じでどんどん見つけていくと,残った蛾が繁殖するので,だんだん見つけにくく

なるというシカケ.

 下の外部頁のJAVAアプレットでもお試しいただけます.

 

【別ウインドウでSPXJ】

昆虫共生 沢田

 

 

先週10月2日の夜に、須磨海岸にてウミホタルの観察をおこないました。
約40名の方が夜遅くまで参加くださり、ありがとうございました。

suma.jpgsyuugou1.jpgウミホタル(Vargula hilgendorfii)は、甲殻類のミオドコーパ目に属する海産無脊椎動物です。
おもに、水質が比較的良好な砂浜の浅場に生息しています。餌は、動物の遺骸などです。魚の死体などがあると、ワラワラと寄ってきます。

採集はこんな感じです。身近な材料をつかって、トラップをつくります。

tounyuu.jpg

umibotaru_1.jpgプラスチック製の水筒に穴をあけて、中には「お茶パック」の袋に砂を詰めて輪ゴムでとめて投入します。そして、牛乳パックでつくった「仕掛け巻き」にひもを取り付けます。この仕掛け巻きは、結構重要なもので、水筒とひもを結ぶときに、ひもの先端に輪をつくっておいて、そのなかを仕掛けごと通すと、固結びしなくても済みます。それと、もし、仕掛けごと海に流されても、仕掛けが浮くので、発見しやすいです(今回の観察では3名がロスト)。
餌は、魚のアラや豚のレバー、魚肉ソーセージ、カニカマボコなど動物性のものなら、なんでも寄ってきます。
さて、およそ30分間つけておいたところ、参加者のうち数名をのぞいて、ほとんど全員が採ることができました。そのあと、2投目で全員がウミホタルを採集することができました。さすがに、ブルーのきれいな光が観察できると、各地で歓声が!!小さいながらも、結構明るい光に、みなさん感激でした。100匹近く採った人もいたほどで、大漁でした。
生き物相手のイベントで、しかもターゲットを1種にしぼり、夜の開催で、何にも採れないと、悲惨なんですが、ほっと一安心です。
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<


このときの様子は、イベントをお手伝いくださった水辺のフィールドミュージアム研究会さんのブログにもビデオで紹介されています。Kさん、Iくんありがとう!
http://ameblo.jp/mizubefmk/entry-10666981179.html

(みつはしひろむね)


 

 

私たちフロアスタッフは、毎日イベントを行っていますよ〜(^^)/

 

スタッフ手作りの『デジタル紙芝居』は、毎日アースシアターで上映しています。

(平日は1回上映:15時〜、土日祝は2回上映:11時〜・1430分〜)

 

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10月からは、新作『タヨウ星人 スナ・メリメリの冒険』が始まるよ。

 

また、土日祝日に行われる『フロアスタッフとあそぼう』(土日祝15時〜)では、展示をじっくり観察しながら絵を描いてみたり、展示のお話を聞いて魚をつってみたり、とっても簡単に工作してみたり、短い時間で達成感満点!!なイベントです。

 

 

FS201009-2.jpg  FS201009-3.jpg    FS201009-4.jpg

画はくの日          川でさかなつり     恐竜万華鏡

 

  

スタッフいち押しの『展示室ツアー』は、毎日開催!!

(平日:14時〜、土日祝:1130分〜)

 

展示室ツアーは、みなさん〜参加されたことはありますか?

 

 

FS201009-5.jpg      FS201009-6.jpg                                    ボルネオジャングル探検ツアーの様子

 

「ボルネオジャングルを一緒に探検したことがあるよ!!

との声が聞こえてきそうですね(^^)ありがとうございます!

 

『展示室ツアー』とは、私たちスタッフが博物館の展示を、クイズをまじえながら、わかりやすく解説する約20分間のツアーです。

 

ただいま行われている、展示室ツアーは…期間限定の☆新☆展示室ツアー!!

その名も〜【ひょうごの生物多様性おたのしみツアー】です。

2階展示特別企画<ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海>をグルッと一周ご案内する楽しいツアーです。

 

FS201009-7.jpg 

 

たとえば〜こんなクイズが…

 

 

     FS201009-8.jpg

  

 

     FS201009-9.jpg 

みなさん、わかりますか?

正解は、展示室ツアーに参加して聞いてくださいね(^^)v

 

今年は国連が定めた国際生物多様性年。

少し難しい言葉だけれど、まずは兵庫県のいきものや自然を少しでも身近に感じてもらえたらうれしいなぁ。

 

期間限定の新展示室ツアーは、1226日(日)まで。

ここでは紹介できなかったけれど、「ふかたん」や、「うきうきワークショップ」などのイベントも行っていますよ。

うきうきカレンダーでチェックして、ぜひひとはくへお越しくださいね。

スタッフ一同、心よりお待ちしています。

 

笹山 由利子(フロアスタッフ)

 

101010

2010年9月25日

(20)10年10月10日は[デジタルの日]です(勝手に制定).

 

電子計算機の中身が0と1で表される二進数で成り立っており,さまざまな情報も01の並

びに集約できます.そういった事が今や生活の中に浸透しており.0と1といえばデジタル,

という感じになっています.なので101010はデジタルの日 … 形容詞っぽいので[デジ

タルな日]とすべきかも.

 

無理に意義づけるならば,さまざまな物事をアナログではなくデジタル,連続的ではなく

離散的な構造や過程としてとらえてみようといったところです.要するに,森羅万象を粒々

な眼で観る日,です.(地デジ推進とかに限定したものではありません)

 

電卓やデジタル時計が出始めた頃の[デジタル]は粒々感が強く,我々が生活している

滑らかな世界とは異質なものでした.機器の動作内容も表現方法も粗いものでした.し

かし今では高精度,大容量化によって,画像も音も精度でアナログ方式を超えています.

一見連続的に見えるものが[細かなデジタル]に置き換わり,粒々感を感じる機会は減

りました.でも,やはりそれはあくまでもデジタルであり,何らかの最小単位の積み重ね

で成り立っており,スキマに神秘が宿っていたりはしないのです.

 

大げさな出だしを書いてしまいましたが10月10日には[デジタルの虫で遊ぼう]なるオー

プンセミナーを計画しています.みんなで Life (虫か?)なども動かしてみようと思いま

す.

 

semi-lif.gif

Life の”グライダー” 

13:00からですが,10時10分10秒から準備しようかと.

 昆虫共生 沢田

みなさま、こんにちは。

最近、涼しくなって過ごしやすくなりましたね。

さて10月のフロアスタッフとあそぼう(土・日・祝15:00〜・参加費無料)のイベントをご紹介します。

・2日(土)・3日(日)「折り紙でゾウをおるゾウ!」 場所:4階ひとはくサロン
・9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)「生物多様性クイズ大会」 場所:3階アースシアター
・16日(土)・17日(日)「画はくの日〜森に生きる〜」 場所:3階「森に生きる」展示室前
・23日(土)・24日(日)「けんちくかの日」 場所:4階大セミナー室
・30日(土)・31日(日)「テトラポッド・クラフト」 場所:4階ひとはくサロン


ほかに毎日行っている『デジタル紙芝居』、『展示室ツアー』などのイベントもあります。

『展示室ツアー』では、展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」(〜12/26(日)まで)をご案内する「ひょうごの生物多様性お楽しみツアー」が先月からはじまりました。クジラやカメなど瀬戸内海と日本海の違いをクイズをまじえて楽しくご覧いただけるツアーとなっております。
(時間:平日14:00〜/土日祝11:30〜・場所:2階企画展示室)

 

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『デジタル紙芝居』は10/1(金)からタヨウ星人を主人公にした新作がはじまります。
最近、タヨウ星人に新しく仲間に加わったスナメリをモデルにしたスナ・メリメリが地球にやってきて、

               gazou2.jpg    gazou3.jpg

 森へ行ったり、海へ行ったりとさまざまな生き物と触れ合います。
また、新作デジタル紙芝居の詳細は近日中にブログにてご紹介しますね!
(時間:平日15:00〜/土日祝11:00〜、14:30〜・場所:3階アースシアター)


イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー10月号」にのっていますのでチェックしてください。
(うきうきカレンダーはひとはくHPからもご覧いただけます

   http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1010.pdf

みなさまに楽しんでいただけるイベントを毎日ご用意おりますので、ぜひお越しください!

 

                          (フロアスタッフ まつだ)

 

「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。

今回は去る9月15日(水)に博物館で実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「標本資料を理解する(全3回)」の第2回目で、講師は植物分類学、植物地理学が専門の布施静香主任研究員です。

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▲ 本日の講師は布施主任研究員です。今日の生徒は、県立三田祥雲館高等学校に通う3年生7名です。一般からの参加者も2名いらっしゃいました。

 

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▲ 布施先生による植物標本の説明です。本物の標本を手に取っての解説です。今日はこのような標本を作ります。

 

 

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▲ コテを使って、乾燥させた植物を台紙に固定していきます。布施先生の手際の良さに一同感心しております。

 

 

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▲ 各自標本作製中です。少し難しいですが、だんだんと慣れてきました。

 

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▲ 標本として大事なことは 植物名、採集地等を示したラベルがついていることです。生徒が調べた植物名を布施先生がチェックしています。

 

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▲ 植物名を図鑑で調べています。社会人の方も高校生に負けていません!

 

DSC_0025.jpg DSC_0026.JPG DSC_0027.JPG

▲ 「植物標本の完成です!」マイ標本と記念撮影です。

 

現在のプログラムの次は、田中主任研究員による「ビオトープ池を調べる(全3回)」です。キリンビアパーク神戸にあるビオトープ池で,カワバタモロコの調査を行います。ビオトープに興味なある方は、是非ご参加ください。日程は以下のとおりです。

 

9月29日(水)14:4515:30講義(博物館中セミナー室)

10月 6日(水)14:0015:30実習(キリンビアパーク神戸ビオトープ池)

10月13日(水)14:0015:30実習(キリンビアパーク神戸ビオトープ池)

 

詳しくはホームページで確認してください。

→ http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H

 

(生涯学習課 西岡敬三)

週末情報その3です。
3連休の最終日、月曜日もひとはくは休みません(^^;

そして、「敬老の日」なので県内在住の65歳以上の方は、「無料」です。ぜひ、この機会にお越しください。

20日(月・祝)
11:00〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー(フロアスタッフ)
14:00〜 月見と七種(服部保研究部長)
14:30〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「くるくるとぶタネ」(フロアスタッフ)

とくにオススメは、服部保研究部長のオープンセミナー「月見と七種」
秋の七草と言えば、
「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」山上憶良(万葉集 巻八)
ですよね。
専門家のお話を聞いて、お月見というのはいかがでしょうか?
30分でわかりやすくお話しします。ぜひ、お越しください。

 

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▲今朝、通勤途上で撮ったくずの花です。最近、日当たりのいい斜面のあちこちに咲いていますね

ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」開催中です。
また、いきもの多様"製"展「ゾウが描いたぞう・・・」も10月6日まで開催しています。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にもセミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。

今日は、本日9月14日(火)に実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「逆さビデオでカメラの原理を知ろう」で、講師は緑地計画学、コミュニティ・ランドスケープが専門の赤澤宏樹研究員です。

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▲ 本日の講師は赤澤研究員です。今日の生徒は、クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパスに通う1年生約100名です。4回に分けて授業をします。赤澤先生お疲れさまでした。

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▲ 赤澤研究員によるカメラの原理の説明です。“カメラ オブ スクラ(暗い箱)”がカメラになった!?勉強になります。

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▲ 各自でカメラづくりに挑戦です。ハサミとテープで簡単に作れます。まずは、紙を切って形を整えます。

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▲ テープで箱を作ります。これが何とカメラの本体です。

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▲ フィルムにあたる部分がこの白い紙、信じられませんが、ここにきれいな映像が写ります。

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▲ 虫めがねのレンズを取り付けると、立派なカメラの完成です。

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▲ 同じ原理で撮影された、“日本最古の写真?”を見せてもらいました。何で色が着いているのかな?

 

このセミナーは、三田市のひとはくを離れ、クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパス(阪神芦屋川バス停留所前)で実施しました。「セミナーには興味があるが、三田はちょっと遠いなあ。」と思われる方には、絶好のチャンスだと思いますので、是非ご参加ください。ひとはくのセミナーが、ひとはく以外でこれだけの数まとまって実施される機会は滅多にありません。今後の予定は以下のとおりです。

 

10月14日(火)12:4513:30「植物観察入門」(藤井俊夫主任研究員)

11月 2日(火)12:4513:30「自然災害と日本の国立公園」

(小林文夫主任研究員)

11月 9日(火)12:4513:30「芦屋のまちづくり」(藤本真里主任研究員)

11月16日(火)12:4513:30「六甲山のホタル」(八木剛主任研究員)

1月11日(火)12:4513:30「植物の冬越し」(藤井俊夫主任研究員)

1月18日(火)11:4513:30「芦屋川と野鳥のくらし」(遠藤菜穂子研究員)

 

詳しくはホームページで確認してください。

→ http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H

 

(生涯学習課 西岡敬三)

「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にも、セミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。

 今日は、本日9月10日(金)に実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「身近な植物の観察の仕方」で、講師は森林土壌学、植物生態学が専門の小舘誓治研究員です。

また、今回のセミナーは、兵庫県高等学校教育研究会農水産部会の研究会も兼ねており、県下の農業科等の先生方も加わり、充実した授業となりました。

 

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▲ セミナー室の後方には、農業・水産の先生方ずらり。生徒のみなさんは緊張したでしょうね。

 

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▲ 小舘研究員による講義です。「植生遷移」について説明しています。

 

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▲ 講義を聞いた後は、休む間も惜しんで野外調査です。課題はいろいろな形の葉を集めることです。

 

 

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▲ 小舘先生の説明にも熱が入ります。それ以上に外は暑かったですが

 

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▲ 研究会の先生方も真剣そのもの!

 

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▲ 有馬高校の生徒も負けていませんよ!人と自然科1年生のみなさんです。

 

 この「高校連携セミナー」はこの9月より様々なプログラムが用意されています。普段のセミナーとひと味違うこのセミナーに参加してみませんか。

下のページで日程をチェックして、どしどしご応募ください。

 ↓

http://hitohaku.jp/education/main.html

 

(生涯学習課 西岡敬三)

 

9月に入っても、まだまだ暑い日が続いていますね。
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▲まだまだ夏の日差しが照りつけています・・・

学校が始まって、館内に子どもの姿が減って、ちょっぴり寂しいですが、
週末はたくさんのオープンセミナーがみなさまのお越しをお待ちしております。

4日(土)

11:00〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)

11:30〜 展示室ツアー(フロアスタッフ)

13:30〜 常設展示のバードウォッチングツアー(遠藤菜緒子研究員)

14:30〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)

15:00〜 葉っぱ模様のランチクロスをつくろう(フロントスタッフ)

5日(日)

11:00〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)

11:30〜 展示室ツアー(フロアスタッフ)

13:30〜 恐竜ラボ&展示解説(松原尚志主任研究員)

14:00〜 ミュージアムシアター「みんなのひろば」(神戸大学児童文化研究会)

14:30〜 デジタル紙芝居(フロアスタッフ)

15:00〜 葉っぱ模様のランチクロスをつくろう(フロントスタッフ)

ミュージアムシアターは、ホロンピアホールで行われる催しです。
神戸大学児童文化研究会のみなさんが企画・出演される演劇です。
今回は「みんなのひろば」は、どんなお話しなんでしょうか?
 詳しくは → http://hitohaku.jp/news/theater20100905.pdf 

特別企画「丹波と恐竜を知ろう2010 第4次発掘報告」は5日が最終日です。お見逃しなく!

ゾウが描いた絵を展示するミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・」は10月6日までです。携帯のCMで、ゾウが絵を描いているのが放映されていることもあってか、お客様も実物を見て感心されています。

ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」も開催中です。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一) 

 

 さてみなさん、久々のチンゲンサイのイベントの宣伝でございます。 久々の 河南堂珍元斎 

 

        ときは、平成22年9月12日 日曜日 お昼の12時から1時まで

        ところはと申しますと、ひとはく4Fの ひとはくサロン にて

「ゾウ講談とゾウになって絵を描くぞう・・・・」と題しましてイベントを開催いたします。

 

 「ゾウさんは、なぜ絵を描くようになったのか?」 のお話(いちおう講談ですよ!)と、当日お集まりのお客さまに、ゾウさんのかぶりものをかぶっていただきまして、ゾウさんになったつもりで、ゾウになることはできませんので、なったつもりで、お鼻でお絵描きをします。

 

 さてさて、ゾウさんのように描くことができれば、めでたしめでたし!! どんどん、お越しください。

 

河南堂珍元斎

 

あっ〜夏休みも終わっちゃう・・・。

そして明日は夏休み最後の日曜日。

宿題も残ってるけど、楽しみたい。

そんな人こそ、ひとはくへ。

☆君も発掘体験!恐竜化石発掘体験会(観覧料のほかに受講料500円が必要です。10時から整理券を配布します)

 ・11:00〜12:00

 ・13:00〜14:00

 ・15:00〜16:00

 

 担当の池田研究員のブログはこちら→

 http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_794/

 

☆恐竜ラボ&展示解説

 ・13:30〜13:50

  カエル化石を見に来てね。研究員にいろいろ質問しちゃお。

   

 

☆昆虫標本づくり実演コーナー2010

 ・13:00〜15:00  

  今日の様子。「ちっちゃい虫〜。先生、なんて虫ですか?」 

  明日・明後日とやってま〜す。 

 

          20100828konnchu2.JPG   20100828konchu.JPG 

 

☆フロアスタッフによるイベント

 ○展示室ツアー11:30〜

 ○デジタル紙芝居 11:00〜・14:30〜

 ○FSとあそうぼう 海のいきものうちわ15:00〜

    こんなん作ります〜

  暑い夏をいきものうちわで乗り切ろう〜♪

 

          P1030721.JPG        20100828utiwa2.JPG 

明日のイベントはこちらから→

http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html

 

 

 

ひとはくへ来たら、

テトラポッドも見れちゃう。「うぁ、大きぃっっ。」

 

20100829tetora.JPG 

 

キノコも匂えちゃう。

 

20100828kinoko.JPG 

 

これ以上は見せられませんんが、あんなことも、こんなことも・・・出来ちゃいます。

夏休みの最後の日曜はひとはくで過ごしませんか?

なに?明日は予定がある?

おまかせください!30日(月)&31日(火)も開館してますよ。

 

                小林美樹(生涯学習課)

 

 

 

みなさんこんにちは!
夏休みも終わってしまいますね。
宿題はぶじ終わりましたか?
私が小学生の時は夏休みの最終日になっても宿題が終わらず、怒られ泣きながらしていました(´Д`。)
みなさんはもうバッチリですよね(^0^)ノ

さて、暑くて今年の夏休みはどこにも出かけてなーい!!という方に朗報です★
ひとはくでは9月も様々なイベントを予定しています。まだまだ夏休みの挽回はできますよ!

☆★イベントを一部ご紹介★☆


18日(土)19日(日)15:00〜
フロアスタッフとあそぼう 生物多様性モビール

mobi-ru.JPGタヨウ星人や『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海』に登場する生き物でモビールをつくってみましょう!


他にもイベントはたくさんあります!詳しくはこちら↓
http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1009.pdf


また、新展示室ツアーもはじまります^-^)ノ☆.。・:*:・゚`☆、。
その名も『ひょうごの生物多様性おたのしみツアー』です!

クイズを交えながら、展示特別企画『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海』をご案内いたします。
もっとひょうごの生物多様性について詳しくなれちゃいます<(  ̄ ≧ ̄)> エッヘン!!
たくさんのご参加お待ちしております<(_ _)>

 

*フロアスタッフ おおもと さおり・(エ)・*
























先週8/8(日)に神戸市立森林植物園での六甲山のネズミについての講座のついでに、甲南高校の恩地さんと中学校生物研究部の諸君とで園内にネズミ用わなを仕掛けました。ふつうのアカネズミはとれるだろうと思っていたら、なんと、神戸市レッドデータAランクのスミスネズミが捕まりました。たぶん神戸市内では3つめの産地です。

 スミスネズミは東北南部以南の日本に分布する日本の固有種で、体長10cm、尾長5cm、体重30g程度で、冷涼な山地に穴を掘って暮らし、おもに植物を食べるといわれています。耳が小さく、尾が短く、ずんぐりむっくりしたモグラのような野ネズミです。

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写真:アカネズミ(左)とスミスネズミ(右
アカネズミにくらべるとスミスネズミは目も耳も小さい。

 1904年にイギリス人冒険家ゴードン=スミス氏が六甲山地(標高650m)で採集した標本が英国自然史博物館で研究された結果、新種として発表されたものです。そのため六甲山地はスミスネズミの基準産地、つまりは六甲山のスミスネズミが本家本元のスミズネズミとなりますので、六甲山地のスミスネズミは重要なものです。
 しかし、六甲山地でのスミスネズミの記録はきわめて少なく、わずかに摩耶山や西宮市甲山などが知られています。
 2006年には六甲山小学校付近で飼い猫がスミスネズミを捕まえてきて、その後の調査により周辺で生きた個体を確認したのが最も最近の六甲山地での生きたスミスネズミの記録でした。
 摩耶山、六甲山小学校周辺に続いて神戸市内では3つめのスミスネズミの生育地となる。森林植物園は標高450mと従来の2地点に比べると標高が低く、六甲山地の中腹を広く調べる必要があるそうです。
 
 8月14日(土)、15日(日)の両日午前11時および午後2時から、人と自然の博物館ひとはくサロンで、今回のスミスネズミを見て、研究員が解説します。
(鈴木 武)

夏休みに入って各市町教育委員会の教員研修を博物館で実施する機会が増えます。
今年もいくつかの市町教育委員会の研修会が予定されています。

今日は西宮市。
小中学校の先生方が博物館での2つの体験的な活動をされました。
午前中は鈴木武研究員による「タンポポ調査とDNA抽出実験」


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▲カンサイタンポポとセイヨウタンポポだけじゃないって??DNAを調べればわかります!

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▲実験の合間にカタツムリのお話も(^^)

そして午後は私が講師となって「授業でできる化石のレプリカづくり」をしました。

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▲三葉虫とアンモナイト、さっそく2学期の授業で活用されることを期待しています

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▲みなさん真剣です!!とっても手際も良くスムーズに進みました

 

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▲さすが先生ですね(^^)とってもきれいなレプリカの完成です!

講義・実習の合間に館内見学と結構忙しいスケジュールでした。
ひとはくでは今、「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を開催中です。
きっと2学期からの授業のヒントがつまっているはずです。


ひとはくでは8月10日からは、ひとはく主催の「夏季教職員セミナー」が開催されます。お盆休みをはさんで6日間に25講座が開かれます。
先生たちにとっての夏休み、ひとはくで研修をされて、2学期からの授業に成果を発揮されることでしょう。

この夏休み、どしどしひとはくをご活用ください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

みなさん、これ何のくちばしかわかりますか?

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今日8月2日から3日間連続で開催されているオープンセミナー「鳥のくちばしを観察しよう」です。

鳥のくちばしにはいろいろな形があります。
多くの場合は、食べるものによって決まっています。
(確か、ダーウィンの進化論を習ったとき「ダーウィンフィンチ」のくちばしの形ってありましたよね)
はくせいの鳥のくちばしを観察し、そのしくみを考えながらスケッチしてみましょう。

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▲遠藤研究員から鳥について詳しくお話を聞いてからスケッチします

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▲真剣にスケッチしていますね(^^)

このセミナー、明日8月3日(火)10:30〜14:30、

明後日、8月4日(水)10:30〜14:30もやっています。

遠藤菜穂子研究員のお話もポイントですよ!

夏休みの理科の自由研究のヒントになるかも??

この夏休み、博物館の中でも外でも、さまざまな企画をやっています。
そして今年は生物多様性大作戦!展開中。タヨウ星人ポイントカードもやってます!!

この夏休み、ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

 

 

現在兵庫県から恐竜を含む多数の脊椎動物化石が産出しています。それではそのような動物化石はどのようにして発見されるのでしょう。当館には「これは脊椎動物化石ですか?」という問い合わせがしばしばあります。その際、質問にお答えする研究員は幾つかのポイントに注意して化石かどうか判断します。例えば、化石として脊椎動物の遺骸が保存される場合は、一部が壊れていることがごく当たり前で、その際、壊れた面には蜂の巣のような構造がみられます。そのような知識があれば、骨のような物体をみて本来壊れているはずの部分にそのような構造が見られない場合は、限りなく骨化石ではないと判断できます。その他にも色々な判断基準がありますが、一番大事なことは熱心に物を観察することです。

 

当館では、829日に発掘体験会を企画しています。参加者の皆さんには、恐竜化石発掘現場から採集した未調査の岩石を割っていただき、新たな化石の発見に協力していただきます。見つかった化石は貴重な資料ですので発見者の名前とともに博物館の標本として登録されます。ぜひ奮ってご参加ください。

 

 

(前回の発掘体験のようす) 

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                発掘体験に必要な道具を受け取ります

 

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          発掘体験中〜

 

 

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                   化石を発見できたかな?

 

 

                                                      池田忠広(兵庫県立人と自然の博物館 研究員 )

 

三田市高平ナナマツの森に行ってみました。

81日に「触れて感じる!里山の夏」を予定しているため、事前準備です。

(申し込みはすでに締め切りました。たくさんの応募ありがとうございます。)

 

 

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      とっても暑い日でしたが、緑に囲まれた素晴らしい環境です。

 

 

 

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                      遠くに見えるのは大船山

 

 

 

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                             何かいるか?

 

 

 

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                  アカショウマが咲いていました。

 

 

 

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                ラミーカミキリが足を踏ん張っています。

 

 

 

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                    トンボのヤゴの脱け殻を見つけました。

 

 

 

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                    当日を予想しながらそれぞれがチェックしています。

 

 

 

里山でたくさんの生き物との出会いを楽しみに参加してくれる皆さんのためにしっかり準備しています。楽しみにしていてください。

 

         

            NPO法人 人と自然の会 佐藤健一    写真 能勢公紀

 

 

 

 

もうすぐボルネオ

2010年7月19日

 第12回ボルネオジャングル体験スクールの出発日(7月23日)が、いよいよ目前に迫ってきました。日曜日には第2回事前学習会を開催しました。

 受付開始の10時を回ると、続々と参加者が集まり始めました。 

続々と受付にやってきます 今回の学習会では、最初に結団式を行いました。そして冒頭にはスクール生代表として1班班長の財田君が、ボルネオに向けた力強いあいさつをしてくれました。

兵庫県立有馬高等学校2年 財田 裕 君

 

 そしてこのボルネオジャングル体験スクールに同行してくださる安間繁樹さんの講話「ボルネオ島の自然について」を聴かせていただきました。安間先生は、元JICA派遣専門員でボルネオ島に25年も住んでいらっしゃいました。日本一ボルネオを知っておられる研究者です。このボルネオジャングル体験スクールにも第2回からずっとお世話になっています。

 

安間先生の話を真剣に聴く参加者 スクールに参加する生徒はもちろんのこと、一緒に学習会に参加されている保護者や家族の方も大変熱心にメモをとりながら聴きました。植物のこと動物のこと、昆虫のこと現地の人びとの暮らしのこと・・・・ボルネオのことは何でも教えてくださいます。話を聴けば聴くほど段々とテンションがあがり、「早くボルネオに行きたいっ!」ってなりましたネェ。

 

 午後は、グループ活動「班別課題作成」・・・・現地のラハダトゥサイエンススクールの生徒たちと交流会がありますが、そこでプレゼンテーションおよびパフォーマンスする準備をしました。

 

各自持ち寄ったモノを出します  模造紙を広げ準備  高校生が小中学生をリードします

高校生のお姉さんが小学生をサポートします  高校生リーダーと当日の役割を決めていきます  小学生と高校生がなかよく作業

 去年はインフルエンザの影響で交流会が実現できませんでしたが、今年は交流できることを楽しみにしています。各班ごとに高校生のリーダーを中心に、小学生・中学生をやさしく指導しながらまとめてくれました。きっと素晴らしい交流会になると思います。

 引率させていただく私たちがいろいろ指示をしなくても、高校生がリードして作業分担を配慮したり発表当日の役割を決めたり、生徒同士で年齢差を配慮しながら組み立てていました。(余談ですが、こうした様子を見ていると、ふだん大人が子どもに「一から十まで、ひとつひとつ指示を与えること、与えすぎていること」はどうなのかな、と考えさせられる機会にもなりました。やはり異年齢集団での活動・行動は子どもの成長には欠かせないものだと感じました。)

 

 さぁ、あとは出発日の7月23日を待つばかり。健康管理には十分留意しましょう。

 

 

はやく荷物をまとめなきゃ!! 

 

7月ですね。みなさん、夏の予定は決まりましたか?

「昆虫サマースクール」は、ハチ北高原(兵庫県香美町)での2泊3日の体験を中心に、昆虫の標本づくり、成果の発表までを行う、充実のプログラムです。
小学4年生〜6年生、昆虫好き、自然好きのみなさん、いかがですか?
事前学習会から発表会まで、昨年のようすはこちらのブログをごらんください。

神戸三宮またはひとはくから、貸切バスで現地に向かいます。
研究員の私と、大学生高校生のお兄さんらがいっしょに行きます。

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広大な高原を散策。

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いろんな昆虫が。

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夜にはたくさんの虫がやってきます。

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つかまえた虫は、事後学習会で、ちゃんと標本に。
自由研究、ばっちりだね。

(自然環境評価研究部 八木 剛)

7月17日から開催する「ひょうごの生物多様性:瀬戸内海VS日本海」の準備を進めています。

二つの海に面している兵庫県の生物多様性を紹介する当企画展をぜひお楽しみに!

詳細は、こちらから

今日は、巨大なクジラの骨格を運び込む作業。

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廊下を通って・・・

 

 

 

 

 

 

 

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扉を抜けれるか・・・

 

 

 

 

 

 

 

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よっこいしょっと!

 

 

 

 

 

 

 

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パズルのように組み立てます。

 

 

 

 

 

 

 

組み立てられたクジラの全身を見に、ぜひ博物館へお越しください。

開会までの間も、作業過程を「演示」として、公開して準備を進めています。

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囲いの向こうに見ているのは・・・

準備作業の様子をのぞきに来てくださいね。

自然・環境マネジメント研究部 武田

人と自然の博物館では、以下のとおり、7月31日に、シンポジウム『小さな自然再生のすすめ』を開催しますので、ご案内を差し上げます。今回のシンポジウムでは、小規模&ローテクな方法で自然を再生させる活動で、先駆的な活動をされている方々をお招きいたしました。このような取り組みを一同に集めたシンポジウムは、国内でもはじめてのことだと思いますので、ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご参加頂ければと思います。

シンポジウム: 「小さな自然再生のすすめ」 →こちらもご覧下さい!

tai.jpg日時: 2010年7月31日(土) 
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホール
    http://www.hitohaku.jp/top/visitor_info.html 
時間: 13時〜17時30分
費用: 800円 (観覧料および資料代込み)


申し込み(締切 7月28日

 ○電子メールの場合

  mizubefmk@gmail.com  (水辺のフィールドミュージアム研究会)宛に、

  「小さな自然再生のすすめ参加」と明記のうえ、

  氏名、連絡先(住所・電話・FAX・電子メール)を送信ください。


 ○はがき及びFAXの場合

  兵庫県立人と自然の博物館「小さな自然再生のすすめ参加」と明記のうえ、

  氏名、連絡先(住所・電話・FAX・電子メール等)をご記入ください。

  住所:兵庫県三田市弥生が丘6丁目 FAX 079-559-2033

 *申し込み頂きましたら、こちらから返信させていただきます。

  (電子メールの場合、数日たっても返信がない場合は再度お申し込みください)

 
 なお、電話での申し込みは受け付けておりませんのでご了承ください。

【特典! オールカラーの冊子をプレゼント】 
 先着100名様には、小規模な自然再生を特集した

 「ローテク&エコテク風土記〜川もまちも元気になる!」
 (リバーフロント整備センター・2010年3月刊行) 

 を配布いたします。

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【趣旨】自然再生には行政主導の大掛かりなものから、地方行政や市民団体等による小規模な活動までたくさんあります。しかし、予算規模、周辺との調整事項、実行体制のことを考えれば、大規模なものはそうそうできるものではありません。現状では、小規模で容易に、多様な主体が取り組むことできる方法論の開発が、生物多様性の保全には欠かせない、ということになりますが、そういった方法論は普及していません。地域の人々によって、「努力のしかたが分かる」実践活動と、それを支える方法論が必要とされています。今回、この「小さな自然再生のすすめ」シンポジウムでは、市民団体が地域の自然再生に貢献しうる大きな可能性を示すとともに、自然再生や修復の技術共有を目的とした事例紹介を行います。より効果的で成果をもたらす活動は、各地の団体による成功事例および失敗事例の情報交換から始まります。このシンポジウムでは、現場にて、実践的な活動を展開されている方々に講演していただき、各地でこうした自然再生の取り組みを普及させるための基盤をつくることができればと思います。

【講演者、講演内容】

■基調講演
○浜野龍夫(徳島大学)

タイトル:「水辺の小わざ」 

 川づくりの新理念「水辺の小わざ」は、多自然工法や近自然工法のことでは

 ありません。流域全体の生態系をより豊かにするために、川の中のいろいろな

 生きものの一生や川全体の特性を把握し、小規模でありながらもその水辺に

 ふさわしい効率的な改善策を様々な視点で工夫する取り組みです。

 山口県発の川づくりの平成維新と紹介され、今や全国に波及している

 水辺の小わざを紹介します。

○佐竹節夫(コウノトリ湿地ネット)
タイトル:「市民の力でコウノトリの餌場づくりに挑戦中―湿地再生あれこれ―」
 

 肉食で大飯喰らいのコウノトリが里で暮らすには、並みの自然では

 おぼつかない。 畦に囲まれた水田が最適だが、基盤整備が隅々まで施された

 生産農地では自然再生に限界がある。

 そこで、休耕田に水を張り、放棄田に堰を設けて水を溜め、草地に穴を掘って

 水を引き込んでいる。小さな湿地でも数が多けりゃネットワークもできるだろうと。


■事例報告
○服部泰樹(里山レンジャー)
タイトル:「都市公園内の放棄水田を復活させる」 
 三田市の郊外にある有馬富士公園内に残された放棄水田を再生し、それらを
 活用した自然体験プログラムを実施している。再生にあたっては、草刈り、広葉樹の
 植林を行い、周縁にのこされた水路や畦などの希少種に十分に配慮した。
 放棄水田の水利は、ソーラーパネルを用いて排水路からポンプアップするほか、
 沢水を導水・貯留している。また、カスミサンショウウオの産卵場の創出を参加型の
 学習プログラムで実施した。

○大山謙(上流武庫川ルネッサンス懇談会)
タイトル:「オオサンショウウオとタナゴの通り道づくり」
 
三田市を流れる羽束川には、特別天然記念物のオオサンショウウオの遡上を
 阻害する堰が複数みられる。そこで、武庫川上流の自然再生を考える懇談会が
 中心となり、“重機を用いない低予算”での階段づくりを2箇所で試みた。
 第1基は、近隣の小学生とともに鉄線カゴで製作したところ増水によって
 変形したため、第2基では、コンクリートの会所枡を用いることにより、
 階段の強度を高めた。両階段ともに、施工後遡上が確認された。

○三木進(こどもとむしの会・佐用町昆虫館)

タイトル:「災害復旧は、小さな自然の再生から」

 「佐用町昆虫館」は、県の昆虫館を引き継ぎ、昨年4月にNPOによって再開。

 自然の中での観察が人気を呼んだが、8月、台風による土石流で、多くの

 貴重植物や昆虫を育む園庭が、深さ1mもの土砂に埋まった。

 スコップ1本、手作業による復旧が始まり、延べ450人が、8カ月間に

 わたって奮闘。

 館を埋めた流木や石を逆に利用し、並べて花壇や橋にした。

 一部は土を入れ替え、昆虫の食草を植え、井戸を活用し水辺も復活させた。

○久加朋子(水辺のフィールドミュージアム研究会)
タイトル:「都市近郊に残存する小規模な水辺生態系の再生」 

 都市近郊あるいは市街地内には、生物の生息環境としての機能が劣化した

 自然環境が多数認められる。 人々にとって身近な地域に生きる生物の

 生息環境を取り戻すにはどうすれば良いのか?

 講演では、当団体が水辺生態系の再生にむけて実施してきた2事例

 “ソーラーパネルを活用した水田魚道”と”コンクリート3面張り河川のホタル再生”
 の失敗から成功までを紹介する。

■先進事例から学ぶ
○岩瀬晴夫(北海道技術コンサルタント)
タイトル:「小技術からはじまる“見試し”」
 

 身近な自然への意識の高まりに呼応するがごとく、

 旧建設省は「多自然型川づくり」通達(1990)を出しました。

 蛇行・瀬淵・水際が大事だと言われ続け、過剰なお題目の先行に苛立ちながら、

 はや20年。小さな技術による“見試し”が技術向上に通じると信じ、

 野生生物の生息場づくりを試行錯誤してきた背景(計画論)と実践例を提示いたします。

主催:水辺のフィールドミュージアム研究会兵庫県立人と自然の博物館
助成:花王株式会社
このシンポジウムは、「花王・コミュニティミュージアム・プログラム2009」の

助成を受けて開催いたします。

  抜けるような青空 清々しい深田公園 

 

 今日は朝から梅雨とも思えないような晴天。暑い暑い一日でした。そして、小野市立小野東小学校の3年生120名も、暑い(熱い)午前を過ごしました。

 今日は、鈴木研究員と沢田研究員のスーパー『むし』びんご です。 びんごかーど

 びんごのルールは簡単です。深田公園にいるムシをつかまえ、ビンゴシートに書き込みながら、つかまえたムシを観察します。深田公園に来なくても、学校の校庭や家の近くの公園でもできますよ(危険な所がないか十分に確認してから行ってください)。

 深田公園は広いですから、班ごとに行動しました。 

さぁ、出発!!   どこに行こうか? つかまえたムシたちはチャックのついたビニル袋に入れ、博士に鑑定してもらった後、ホロンピアホールのガラスの壁面にペタペタ貼っていきました。今日は「むしびんご」のはずでしたが、なぜだか「オタマジャクシ」の袋がたくさん貼られていました?!

鑑定する鈴木研究員と子どもたち  ガラス壁面に貼ります

オタマジャクシ?!  ドンドン貼ります 

 テントウムシ・コガネムシ・アリ・ハチ・チョウ・バッタ・カメムシ・カマキリ・カミキリムシ・トンボなどのほかにも、チビクワなどの生きものも見つかったようです。沢田研究員から、ムシを見つけるコツやポイントも教えていただきました。

ムシのいるポイントの説明をする沢田研究員 班でつかまえられるムシの種類にも限りがあるので、他の班の友達がつかまえたムシも観察します。みんな本当にいろんな発見をしたようです。 

コレは何だ?  こんなちっちゃいバッタ!! 

 

 最後は、今日のふりかえりとまとめをシートに書き込みます。みんな身近い時間だったけれど、いろんな発見ができたようです。今度はぜひ自分のたちの学校の周りや家の近くでやってみてください。

まとめ1  まとめ2

まとめ3  まとめ4 

 

 それと、大事なこと → ムシも生きもの。当然、命があります。命の大切さ不思議さを感じながら、どんどん自然と関わってください。

  

20100624 

 

tetora.jpg7月17日(土)からはじまる「ひょうごの生物多様性 〜瀬戸内海VS日本海〜」の展示特別企画では、テトラポッドの展示が予定されています。
テトラポッド? どうしてこの企画展と関係あるのでしょうか。
実は、日本海と瀬戸内海で、設置されているテトラポッドの大きさがかなり異なります。日本海のほうが波当たりが強いので、大きさがずいぶんと大きくなります。もちろん、どちらにも大きいモノから小さいモノまでありますが、日本海の外海に面したところでは、なんと4m近いものがあります。それに比べると、瀬戸内海のものは、約2mのサイズで、写真にあるようなものです。

実際に、大小をくらべていただくために、「実物大」で展示しようと考えました。
ですが、コンクリート製の本物や鋼製型枠などをつかって展示すると、何十トンとなるので、とても移動できませんし、博物館の床底が抜けてしまいます。そんなわけで、テトラポッドや消波ブロックを実物大で展示することはこれまで、ほとんどの博物館で出来ませんでした。

そこで登場するのが、ペーパークラフトです。段ボールを加工して、接着材不要で解体可能なものを製作しました。
製作には、テトラポッドのオリジナル・クラフト用展開図を作成されている「仮想ブロック」の作者であるMcguffinさんによる協力をはじめ、段ボールアートと加工で国内トップクラスの技術を誇る「矢野紙器株式会社」さん、そして本家本元の「株式会社不動テトラ」さんらの協力を得て、たぶん「世界初」の実物大の段ボール製のテトラポッドが完成しました。ちょっと変わった、4者の異種コラボレーションとなりました。特に、Mcguffinさんの技術力の高さ、3次元を捉える構成力には、ただただ脱帽です。
作戦会議では、圧倒されるばかりでした。下の写真をご覧下さい。試作品も素晴らしいです。
(左のスケルトンタイプは美しすぎます)

R0011399.jpgこの段ボールでつくるテトラポッドを体験していただくために、以下のようなオープンセミナーを企画しました。

題しまして・・・

段ボール製のテトラポッドをつくろう! 【海の日特別企画】

紙を切り抜いて手のひらサイズのテトラポッドをみなさんと一緒につくります。
そのあと、巨大なテトラポッドを参加者と一緒に組み立てたいと思います。
ぜひ関心のあるかたはご参加ください。申し込みは不要で無料です。
詳細は以下のとおりです。

   開催日: 2010年7月19日 (祝・海の日)
   場所: 4Fひとはくサロン
   時間: 13:30 - 16:00 (手のひらサイズは適宜開催。所用時間は約30〜60分)
          14:00 -          巨大テトラポッドの組み立てショーを行います
   定員: 手乗りテトラポッド: 定員なし(紙がなくなり次第で終了)
        巨大テトラポッドの組み立ては、ご覧の方々に適宜お手伝いを募ります   
   その他: 参加者には、不動テトラさんから記念品プレゼントがあります!

現在、展示の完成にむけて鋭意制作中です。みなさんのお越しをお待ちしております。

(みつはしひろむね)

清々しい日が続いています。皆さんいかがお過ごしですか?

世界中でも一番四季の移り変わりが美しい日本。日本でも一番爽やかなこの時期。

もしかするとこの陽気が、自然を満喫するのに世界中で一番素晴らしい状況なのかもしれません!

遠くの大自然に出かけてたっぷり自然を満喫するのももちろん素晴らしい体験ですが、

まちの中の身近な自然に触れてみるだけでも、普段とはまったく違った幸福感を味わうことができるはず。

近くの公園や広場にピクニックにでかけてみれば、五感がフルに刺激され、おいしい食事と楽しい会話がはずみます。

ぜひこの世界で一番素晴らしい時期に、身近な自然と触れにピクニックに出かけてみてください。

ひとはくでは、6月12日(土)に「人と自然のピクニック」と題したセミナーを開催いたします。

自分だけのオリジナル・ピクニックセットをつくって、深田公園へみんなでピックニックに出かけましょう!

ご参加お待ちしております。  お申し込みは こちら から

ピクニック  ピクニック2 

自然・環境マネジメント研究部 武田重昭

みなさ〜ん、こんにちは!

5月22日(土)より、「生物多様性 大作戦!」タヨウ星人ポイントカードが始まりました。

来館して4階カウンターへポイントカードを持っていくと・・・1ポイントもらえます。(来館ポイントは1日に1回だけです。)

イベント参加で・・・その度ポイントがもらえます!!

6月のイベントは・・・

  ●6/5日・・ふかたん「初夏のみどり」

           隊長は黒田研究員/ひとはくサロン2時集合です。

           参加者には缶バッチプレゼント。←定員20名。

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●FSとあそぼう・・3時〜

    6/5日・6日・・虫の標本をつくろう。

    6/12日・13日・・画はくの日。

    6/19日・20日・・かたつむりクイリングのカードづくり。

    6/26日・27日・・夏休みのおりがみカレンダーづくり。

 

  ●平日・・・・・紙芝居→15時〜

          展示室ツアー→14時〜

   土・日・祝・・紙芝居→11時と14時30分〜

          展示室ツアー→11時30分〜

 

3ポイント以上集まったら・・・

4階カウンターでポイント交換!

12月末までたくさんポイント集めて、オリジナルのグッズをたくさんゲットしてくださいね。

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皆様のご来館、こころよりお待ちしています。

                

                  西口浩子(フロアスタッフ) 

 

明日から、来館して楽しい、ポイント集めて嬉しい、タヨウ星ポイントカードが始まります。「ひとはく生物多様性大作戦」の期間中にひとはくで行われるセミナーやイベントなどに参加すると、ポイントがもらえます。来館するだけでも1ポイントがもらえちゃうんです。Σ(ω・ノ)ノ!

 

 

 

P1030214.JPG             缶バッチとウォッシュタオル 

 

  P1030221.JPG              缶バッチはスタッフがデザインしました☆

 

タヨウ星ポイントを集めると、どんなものがもらえるの?→

http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html

 

そして、4階サロンには来館記念写真を撮るには絶好スポット!

 

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後ろから見ると・・・。きゃー見ないで!

 

 

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明日は「国際生物多様性の日」。 生物の多様性はどういうことで、なぜ必要なのかを分かりやすく解説したテレビ番組、『地球生きもの いのちのつながり 〜生物の多様性』が放送されます。普段から「生物多様性って何?」と思っている、あなた!是非、ご覧ください。

   日時:5月22日(土) 17:00〜17:54 

  放送局:BSデジタル放送6ch BSTBS  

             生物多様性JAPAN(ひとはく岩槻館長代表)制作

 

そして、ひとはくでは、明日、高野主任研究員による、オープンセミナー「見てびっくり!身近な植物を顕微鏡で観察してみよう」やフロアスタッフによるイベント「草笛づくり」がありますよ。

イベントについては、こちら→

http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html

 

そして、明日と明後日限定今回、ひとはく生物多様性 大作戦!のプレ展示としてナガスクジラの頭骨の標本を特別公開します。同時に、ナガスクジラの解体から骨格標本の作成過程までを紹介するDVD映像も展示場で上映〜。

しかも、明日と明後日は来館するだけでトリプルポイント!(*)

この期間に何度もひとはくへ来て、ポイントを集めて、素敵なグッズをもらっちゃおう!"а(*)

 

小林美樹(生涯学習課)

 昨年のボルネオジャングル体験スクール実施の頃は、世界的に新型インフルエンザが流行していました。そのため計画していたラハダ・トゥサイエンススクールの生徒との交流事業が実施できませんでした。

 

 現地の新聞にも記事が掲載されていますが、直前まで調整しましたが交流相手の学校が残念ながら休校になりました。今年は是非とも2年分の交流を深めたいと思います。マレーシアの同年代の友達と共同生活をすることで、コミュニケーションも深まり、言葉の壁を越えた新しい友達との出会いがあります。ジャングルでは日本のスクール生はグループごとに行動しますが、そこにマレーシアの生徒も2,3人ずつ加わります。英語が苦手でも大丈夫です!英語の得意な子は、ますますネイティブなコミュニケーションができます。

 

 

 この写真にある吊り橋を渡ってジャングルトレッキングします。去年は、ちょうどこの橋の上から、体長2m近くある「マレーオオトカゲ」に出会うことができました。この川の主ともいえる立派なオオトカゲでした。またこの川の支流で水生昆虫の捕獲と観察会を初めて実施しました。おなじみのエビやカニもいました。

 

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 そして、また写真の続きを紹介します。

 

 

 日本のアニメに登場するように、かさになるくらい大きな植物もあちこちに生えています。本当に大きいです。

 

 

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 とにかく珍しい動物や昆虫、植物にたくさん出会えます。実際に自分の眼で見て、手で触れて、匂いをかいで、耳で聴いて、肌で感じる。この貴重な体験、感動は一生涯忘れることはないと思います。

 少しでも興味があれば、是非参加してください。決して後悔することはないです。

 

 お問い合わせは、 079-559-2002 ひとはく生涯学習課 です。まず電話で聞いてみてください。申し込み〆切が迫ってきました。6月5日までです。お急ぎください。

●アシレンジャー募集中です!!

都会の近くでも、色んな自然を体験することはできます!

CIMG4424.jpg芦屋といえば、阪神間に位置する大都会というイメージがありますが、探せば色んな自然を体験できる場所が残されています。昨年から、NPO法人さんぴぃす さんと一緒に、源流から河口まで、各地で観察会をおこなってきました。モクズガニに、アユ、里山もあれば、海辺の鳥、鳴く虫、きのこなど、実にたくさんの自然がコンパクトに詰まっております。
そんな身近な自然の楽しみ方を体験できるのが、『NPO法人さんぴぃす』さんの自然体験プログラムです。

今年は、これらの自然をさらに多くの人たち、特に子どもたちに体験してもらうことを目的として、芦屋の自然を体験するレンジャー隊、『アシレンジャー』活動が行われます。一年間を通じて、身近な自然を体験するプログラムを、NPO法人さんぴぃすの皆様がた作成してくださりました。
わたしたち、博物館のスタッフもいくつかのセミナーを担当します。

計画(予定)は以下のようになっております。
詳しくはパンフレットをご覧ください。

パンフレットはこちらからダウンロード→  アシレンジャーの案内(2.1MB PDF)
2010年度 観察会
 4月 24日(土) 春の六甲山ハイキング
 5月 9日(日) 芦屋川上流の水生生物観察会
 5月 22日(土) 実生のホームステイ
 6月 12日(土) ロープワークとハンモック作り
     26日(土) 鳴く虫の観察会
 7月 29日(木) 芦屋川上流の水生生物の観察会
 8月 7日(土) 宮川での生き物観察会(1回目)
      (未定)  宮川での生き物観察会(2回目)
 9月 11日(土) 宮川でのハゼ釣り&バーベキュー
 10月 2日(土) 森のキノコの観察会
 11月 6日(金) モクズガニの夜間観察会
    14日(日) 山の木の実(種)あつめ
 12月 4日 (土)  森の植物と土の話
 1月  日程未定  近畿子どもの水辺交流会(奈良県)
 2月 11日(祝金) 人と自然の博物館・共生のひろば(成果発表会)
    13日(日) 木炭づくりと整地作業&焼き芋
 3月 13日(日) 自分の木を植えよう

*都合により日程変更される可能性もありますがご了解ください。

申し込みは、上記のパンフレットにある申し込み用紙に必要事項を記入して、NPO法人さんぴぃす・アシレンジャー事務局へお願いします。
TEL&FAX: 0797-22-8896、E-mail: info(あっとまーく)sanps.com
 *(あっとまーく)の部分を@に代えてください

このアシレンジャー活動は、途中からでも参加OKです。ふるってご参加ください。

(流域生態研究G みつはしひろむね)

 それではお待ちかね!! 去年ボルネオジャングル体験スクールで写真を撮ることができた昆虫や動物などをドドーンと紹介しますネ! 出会った順番と写真の順番はバラバラです。ごめんなさい。

 

 

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  どうですか!すごいでしょう!!

 写真で見るとわかりにくいかも知れませんが、昆虫などは特に、大きいです。すぐ上の指の上を歩いているアリの写真を見てください。日本で見るものよりずいぶん大きいです。 それと一番最初の写真は、「ビワハゴロモ」という昆虫の仲間ですが、この色どり。どうですか!美しいと思いませんか?日本のタマムシもキラキラ光ってきれいですが、このビワハゴロモの仲間も実物はきれいですヨ。

 虫が苦手な人も、ジャングルでこんな虫たちに出会うと、きっと変わると思うよ。それに、スクールには博物館の研究員やボルネオの専門家もいっしょだから、その場で詳しく教えてもらえるんだ。

 そうそう! ボルネオジャングル体験スクールに参加する時は、デジタルカメラを是非持ってきてくださいね。バッテリー切れに備えて充電器(予備の電池)も忘れずに!

 

 まだまだ・・・・続くので次回へ

早くおいでよ!!ったらぁ

 

  ブログ:ボルネオシリーズはまだまだ続きます。

 

 関西国際空港から飛行機で5時間かけてボルネオ島(マレーシア国サバ州)コタ・キナバル空港に着きます。

 コタ・キナバルでも最上位にランクされる高級ホテルに宿泊します。ホテルの裏には海が広がっていて、海辺のリゾートホテル気分です。 

 次の日からいよいよジャングルに向けて旅立ちます。ここから先は、サバイバル? まさに未知の世界へ突入です。国際線に乗る時は滑走路は普通は歩きませんが、ここでは滑走路を歩いて直接飛行機に乗り込みます。プロペラの風と音が凄(すご)いです。

   直接飛行機に触れることもできます!!この飛行機はプロペラ機で、小さな機体です。観光バスか電車に乗っている気分です。でも窓から見える景色は、見たこともないジャングルの様子が上空からよく見えます。

 

    ラハダトゥの空港から車に分乗してダナムバレーの自然保護区に陸路で移動します。この移動手段が中型のバスと、四駆の自動車数台に分散します。    とてもとても悪路なので、車の天井に頭をぶつけそうになることも、たまにありますが、窓の外をみていると、だんだんテンションが高まってきます。

 

いつになったら、生きものが出てくるの?

 

 ボルネオジャングル体験スクールの記事を読んでくれたかな? ちょっぴりボルネオやジャングル、オランウータンに興味がわいてきたかな? ちょっとでも気になったら電話で問い合わせてください。待ってます。

 

 

 ところで、「ボルネオ」ってどこにあるの? 

 上の地図を見てください。日本からおおよそ4,000kmも離れてて、南の方、赤道直下にあり、世界で3番目に大きい島だそうです。日本の面積のおおよそ2倍もあります。(1番目・2番目に大きな島はどこでしょう?)

 

    関西国際空港から飛行機で5時間くらいかけてこのボルネオ島(コタキナバル)に着きます。この日は、コタキナバル市内のホテルに泊まり、翌日ここからさらに国内線の飛行機に乗り換えてラハダトゥへ向かいます(約1時間)。

 

         途中、ボルネオ島を横切るように飛行機で飛びますが、飛行機の窓からは島の様子が手に取るようによく見えます。茶色でクネクネ曲がった川や海の近くでは水上家屋も見えます。アブラヤシのプランテーションなども見ることができます。そして、そこから自動車で3時間ほど走って、やっとダナムバレー自然保護区に着きます。

 

 

 さて、自然保護区になっているジャングルにはどんな生きものや植物が待っているのでしょう? 次回のブログ記事をお楽しみに!!

「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にも、セミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。

今回は、去る5月12日(水)、三田市学園1丁目にある兵庫県立三田祥雲館高等学校で実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「校内の草本群落を調査しよう」、講師は植生学、保全生態学が専門の石田弘明研究員です。

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▲ 少々緊張気味の石田講師。高校の教壇は、博物館とは少し違います。

 

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▲ いつも授業をされている生物の先生です。今日は生徒の一人ですか?

 

 

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▲ 講義の後は、校庭に出て植物群落の観察です。研究者ならではのハイレベルな    話でした。一般参加の方(白い帽子の女性)も説明に聞き入っています。

 

 

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▲ 後ろに見えるのは三田祥雲館高等学校の校舎です。南欧風の建物が印象的です。生徒の皆さんが少し羨ましいです。

 

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▲ ということで石田先生の授業にも熱が入ります。1時間30分の授業はあっという間でした。

 このような「学校連携セミナー」を受講してみたいという方は、まだまだ沢山のセミナーが用意されていますので、是非お申し込みください。お申し込みは以下のページからどうぞ。

http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H

 

(生涯学習課  西岡 敬三)

 

 

 

 

 

 

 

 この前のブログで紹介されていたボルネオジャングル体験スクール。とにかく行かなきゃ感動できないというのが、正直な感想です。

 いままで図鑑や動物園でしか見たことのなかったオランウータンが目の前に現れるんですもの!! 誰だって興奮しますよ、きっと。ジャングルって聞いただけで、暑そうとか蒸し蒸ししそうとかイメージしますが、それと引き換えに得られる感動はとても大きいです!!

 

 ここの木はとても背が高く、数十メートルにも達する大木がたくさんあります。道を歩いていても、上ばかり見ています。サルの仲間や小動物もたくさんいて、何を見ても感動感動!!開いた口がふさがらなくなります。そして写真を撮ろうにも、上ばかり見ていて首が痛くなってしまいます。そんな時は、道に寝っ転がって撮すのがいいようです。  本当に首が痛いんだから!!

 

 この続きはまた紹介します。珍しい昆虫や植物、ジャングルの人びとの様子も少しずつ紹介したいと思います。

 ◯ボルネオジャングル体験スクール2010のお問い合わせはこちらまで

    TEL 079−559−2002(生涯学習課)

 ◯募集期間は6月5日(土)まで  お急ぎください!!

 

   

 

・・・・前回からの続き

 

    
 二日目。今日も快晴です。とてもラッキーです。


    
 予定通り弥山を登ります。弥山を登るコースは3つありますが、今回は大元公園を通る一番西側のコース(大元コース)を登りました。


    
 少し登るとコジイの多い林が広がります。標高300mくらいになると、コジイのほか、ウラジロガシやツクバネガシの多い林になります。瀬戸内地方、特に島嶼部ではシイ・カシのまとまった林は少ないのですが、宮島には比較的よく残されています。


 
 ウリハダカエデ。谷沿いでは落葉樹もよく混ざります。本種はよくみる落葉樹の一つ。ちなみに、近隣の里山で普通にみられるコナラ、アベマキは宮島ではみられません。


    
 サンヨウアオイ。名前の通り山陽地方に分布するカンアオイの仲間。ミヤコアオイとよく似ていますが、花(がく筒)の形態が少し異なります。


    
 大元コースでは大きな岩がごろごろしています。湿り気のある場所では、岩の上に着生植物がよくみられます。(右)濃い緑はシシラン。


    
 大きな岩。(左)黄緑は名前にふさわしいイワガラミ。イワガラミはつる植物です。急な岩壁ですがどこまで広がるのでしょうか。(右)濃い緑はコウヤコケシノブとホソバコケシノブ。


 
 岩の隙間には樹木もよく生えます。左から伸びているのはヤマグルマ。やや日陰の岩場でよくみられます。


    
 尾根に出ました。このあたりはツガの多い林でしたが、台風でたくさん高木が倒れ、今は明るく開けています。(右)下層にはツガの稚樹がみられます。


 
 弥山山頂に向け、尾根を歩きます。眺望良好です。高く伸びているのは主にアカマツ。


 
 宮島は面積のわりに標高が高く、地形は急峻です。ここまでに来るのに何回か休憩しましたが、最後の登りの前にもう一休み。


 
 モミに着生するセッコク。このあたりの標高は雲がかかりやすく、湿り気が発生しやすいのでしょう。


 
 全員無事に登頂成功。瀬戸内海に浮かぶ島々がよく見えます。


    
 昼食後、弥山山頂から尾根を東に進み、獅子岩駅からロープウェーに乗りました。弥山を上から眺めつつ降ります。


天候にも恵まれ、多くの植物といろいろなタイプの植生をじっくり観察することができました。参加者の皆さんも熱心で、アットホームな雰囲気の中、楽しく充実したセミナーとなりました。ありがとうございました。
今年のひとはくでは例年にもまして多彩なセミナーが企画されています。興味のある方もない方も、この機会にぜひ参加をご検討ください。お待ちしております。

 

 

(自然・環境再生研究部 黒田有寿茂)

 今年は生物多様性の年。これにちなみ、今年のひとはくでは、各地の自然・生きもの・環境・文化などを広く体験することを目的に、県内だけでなく県外や国外でのセミナーも企画されています。その一つ、広島県でのセミナー「植物ウォッチング〜安芸の宮島〜」を実施しました(5/1〜5/2)。その模様をご紹介します。


   
 宮島は、厳島神社、秋の紅葉、もみじまんじゅうなどで有名です。このような文化・景観・観光の面だけでなく、宮島は植物相が豊かで、植生の様子も周辺と異なるなど、植物学上の興味深い特徴もたくさんもっています。

 


  一日目。フェリーで宮島へ。約10分で到着です。大鳥居の背後に広がっているのは弥山(みせん)。弥山は島内の最高峰で、標高は約530mです。一日目は厳島神社周辺を歩き、二日目に弥山を登ることにしました。


   
 桟橋に到着後、神社周辺の舗装道路を歩きます。ときどき立ち止まって説明。


   
 林内の散策道へ。標高の低いところでは(右)ミミズバイが目立ちます。本種は本州(千葉県以西)の太平洋沿岸に沿って、四国、九州、琉球、台湾、インドシナまで分布していますが、瀬戸内地方ではほとんどみられません。宮島では、このミミズバイのように、太平洋沿岸や南の地域に分布が偏り、瀬戸内地方ではまれな植物をたくさん見ることができます。



 ヒメハシゴシダ。切れ込み(裂片)が丸いのが特徴です。本種は伊豆半島南部、紀伊半島南部、四国南部、九州南部、琉球、それから宮島に分布しています。

 


 宮島、特に厳島神社周辺には、シカがたくさん生息しています。シカの影響で林床の植物がほとんどなくなってしまった場所もみられます。


   
 (左)ナンゴクウラシマソウ、(右)アオテンナンショウ。いずれも有毒で、シカも食べません。平坦なやや明るい場所でよくみられます。


 

 ヒメイタチシダを観察中。本種は宮島で収集された標本をもとに発表されています。


    
ビロードシダを触ってみました。名前と違ってゴワゴワしています。ビロードシダはどこでもみるというシダ植物ではありませんが、宮島では町の中で見ることができます。

 

   後半は後日ということで・・・・

 

(自然・環境再生研究部  黒田有寿茂)

小学生・中学生・高校生のみなさん、そして保護者のみなさん。

ゴールデンウィークも終わり、次の長い休みは

そう

夏休みです。

さて、

計画は進んでいますか?

もし、まだ決まっていないのなら,,,,,,

ボルネオジャングル体験に参加してみませんか。

 

01.JPGカブトムシやクワガタのような虫が好きで、人間のご先祖様?オランウータンに会ってみたくて、英語に少しだけ自信があって、国際交流をしてみたいひと。

熱帯雨林の破壊など地球環境問題について、自分の目で確かめてみたいひと。

あまり知らないけれど、ジャングルを“体験”してみたい、自分の生き方を考えてみたいひと。

博物館が主催する「ボルネオジャングル体験スクール」に是非ご参加ください。

 

02.JPGちょっとだけ子どもさんをワイルドに育てたいとお考えのお父さん・お母さん。子どもさんを参加させてみませんか?

今回はご案内その1として、去年のボルネオジャングル体験スクールの様子を紹介します。

まずは写真を見てください。

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スクールの詳しいことは、今後このブログで紹介していきますので、是非ご覧ください。

定員がありますので、早めにご応募ください。お待ちしております。

http://hitohaku.jp/biodiv/tourism.html#BJS

 

(生涯学習課 西岡敬三)

SANY0079.jpg芦屋川の上流に位置する芦有ゲート入口付近にて、水生昆虫の観察会を実施しました。
いつも観察会を一緒にさせていただいておりますNPO法人さんぴぃす の皆さんの絶大なるご協力のもとで開催いたしました。地元の芦屋の子ども達に声をかけてくださったおかげ、なんと80名近いかたが参加されました。川はにぎわっております。

さて、観察会の成果はどうでしょうか。
この季節は、水生昆虫の観察には非常に好適です。たくさんの昆虫や魚、カニなどが採れました。
大物のドンコも(下の写真)。ヘビトンボや大型のカワゲラがたくさん、カワヨシノボリやサワガニは普通種に。カジカガエルも2匹採れました。

SANY0086.jpg  R0011304.jpg

たくさん種類を観察するだけなら、3月や4月がいいのですが、一般の方が参加するには、ちょっと寒い。ということで、なんとか幼虫が羽化して数が減ってしまう前にということで、5月8日に開催しました。ちょっと天気も気になりましたが、晴れてよかったです。

SANY0102.jpg こんな風に採った生物を川のなかに脚立(洗車用)をおいて小さな容器に分け分けしてゆきます。
こうすると、自分がとったものが、他の誰もがとっていない種なのかどうかが分かります。必死で見比べながら、仕分けしてゆきます。子ども達は、自分がはじめてだと思って、勢い勇んでやってくるのですが、2番目だったりするとポイっと。そうなんです、こどもたちには、2番じゃダメみたいなんです、水生昆虫仕分けは。
こうすると、小さな昆虫を探す意欲が湧き、観察の眼が鍛えられます。普段は無視されるユスリカやブユ、コカゲロウやオナシカワゲラなんかもきっちり採集されます。ちなみに、右手の女の子は、カワゲラ科3種の斑紋を見分ける達人になってます。

そんなこんなで、たくさんの種類がみつかりました。まだ正確には数えてませんが、ざっと30種類以上は採集できました。ちょっと足下は寒かったのですが、みなさん大収穫、それと都会からすぐのところに、こんなキレイな渓流があって、たくさんの、しかもユニークな昆虫たちが生息していることを実感して頂き、満足して頂けた様子でした。

SANY0153.jpg会が終わってからも、プラナリアを探す人や仕分けした容器内の水生昆虫を観察する子どもや、親子で観察会セカンドステージに突入する人も。

川の観察会は、つぎは加古川上流部の青垣町で7月18日に開催します。
http://www.hitohaku.jp/education/10syousai/D10.html
HPから、ポチっとしちゃってください!
よろしければ、ご参加ください。

(流域生態研究G みつはしひろむね)


 みなさんは今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?連日好天に恵まれ、汗ばむどころではないほどの陽気ですね。もうどこかに出かけられましたか?

 

 ひとはくから車で2〜30分ほど北東に進んだところに「有馬富士公園」があります。そこでは、ありまふじフェスティバル'10と銘打ってさまざまなイベントが催されています。今日はひとはくからもキャラバンで出かけたので、その様子をご紹介します。

 

 今回の目玉展示は「キベリハムシ」です。 ハムシ」の仲間で、へりが黄色いからキベリハムシって名前がついています。こんなジャンボな昆虫が目の前に現れたらびっくりしますよねっ。

 で、この展示はよくできていてケースの下にもぐって、キベリハムシのおなかの様子を見ることができるんです。      

     ボクも見たいけど、ちょっぴりこわいなぁ・・・・

 明日もキベリハムシはいますから、ぜひ会いに来てくださいね。何が見えるかは、明日のお楽しみ!!

   「春の野草」も展示しています。       

どんな野草があるかな?楽しみに来てください。そして、当日現地で受付の観察会「春の草花を探そう」も実施します。13:30から30分間のプログラムです。会場のテントで受付をしていますから、始まるまでにお申し込みください。

 明日もきっといいお天気ですから、帽子を忘れずに飲み物も持って有馬富士公園に来てくださいね。お待ちしております。

 そして、それだけではなく「ひとはく博士」もやってきますよ。いっしょに記念撮影をしたり握手もしてくれます。今日ははばタンとのツーショットもありました。みんな子どもの人気者!!是非会いに来てください。

   

 

  そうそう有馬富士公園に行く前に、「ひとはく」によっていくのもいいですよ。明日もひとはくではいろんなイベントを実施していますから、博物館も楽しい!!是非お越しください。

 

情報管理課:八尾

みなさん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
もちろん、ひとはくは開館しています。そして今日も様々なイベントがありました(^^)

13:30から、毎週、日曜日のこの時刻から始まる「恐竜ラボ&展示解説」今日の担当は松原尚志主任研究員です。

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▲いま3階「丹波の恐竜化石展示コーナー」では、特別企画「丹波と恐竜を知ろう2010 〜第4次発掘報告」を展示中です。ここでも詳しい解説がありました

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▲自作のモビールの紹介もありました(^^)実は5月23日(日)に、このモビールづくりのセミナーもあります。まだ受け付けています!!
■詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10syousai/A04.html

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▲後半は「ひとはく恐竜ラボ」での解説です

そして15時からフロアスタッフと遊ぼう「こいのぼりフラッグ」も満員御礼!!
この「こいのぼりフラッグづくり」5日(水・祝)まで毎日開催しています。つまり、明日も明後日も明明後日も・・・

明日3日は、14時から山崎義人研究員による「多面体おもちゃ(テンセグリティ)をつくろう」があります。
定員はわずか10名!!受講料として観覧料とは別に100円必要です。
どんな”おもちゃ”でしょうね。楽しみです(^^)

ところで今日の私はというと・・・
明日、向かいのフローラ88・ダイエー三田店の1階イベント広場で行う予定の「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」の型作りをしていました(^^)

型作り01  型作り02

▲まず化石を油粘土の上におきます

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▲化石の表面にはカリ石けんをぬっておきます

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▲何度も気泡を抜きながらシリコンをかけていきます

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▲そっと静かにおいてシリコンが固まるまで、明日の出番待ちです

深田公園

▲博物館前の深田公園の緑もまぶしくなってきました。博物館見学の後、公園で遊ぶのもいいかもしれませんね。今日もボール持参のお客様がおられました(^^)

さて、ひとはくでは5日(水・祝)までの毎日、このほかにも楽しいオープンセミナーをご用意しています。
■詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html

ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

みなさん、ひとはくの真横に広がる深田公園はご存じですか?

この時期、深田公園は芝生の緑があざやかに、周りの木々も花をつけ色づき、ピクニックをするにはもってこいの、とっても自然が豊かな公園です!

 

ひとはくでは、その深田公園を研究員とフロアスタッフと一緒に探検する、ふかたん(深田公園うきうき探検隊)というイベントを実施しています。

 

4月29日(木・祝)には、虫博士の沢田隊長&松田隊員と一緒に、

『春のむしをさがそう!』を、

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沢田隊長と松田隊員

 

5月8日(土)には、鳥博士の遠藤隊長&美濃隊員と一緒に行く、

『初夏の鳥を探そう』を実施します。

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遠藤隊長と美濃隊員

 

14:00に博物館4階ひとはくサロンに集合です。

参加者には素敵なプレゼントも…!

 

一緒に深田公園を探検しましょう!きっと素敵な発見があるはず!

みなさまのご参加、こころよりお待ちしております。

 

                      

                       岡本 知佳(フロアスタッフ)

 

南北に長い国土を持つ日本には、面積の割に多くの種の生物が生息しています。とりわけ屋久島の南、トカラ海峡と台湾の間に並ぶいわゆる琉球列島には、本土では見ることのできないさまざまな熱帯・亜熱帯性の生物が見られ、しかもその多くが、世界中でもこのエリアにしか見られないいわゆる固有種へと進化しています。たとえばカエルやイモリなどの両生類では、面積的には日本全体の1% にも満たない琉球列島に、日本全体の1/3 あまりの種が生息しており、しかもそのうちの8割近くが固有種となっているのです。

このような「珍しい生き物の宝庫」である琉球列島のなかでもとりわけ豊かな自然を湛えているのが、その南西端近くに位置する西表島です。琉球列島の中でも沖縄島、奄美大島に次いで3番目に大きなこの島(面積約289 km2)は、その面積の90% 近くを常緑照葉樹林におおわれた丘陵地によって占められています。こうした照葉樹林はその間をゆるやかに流れる、マングローブにふちどられた河川とともに、きわめてエキゾチックな西表島の景観をかたちづくっています。

ohta4-2.jpgのサムネール画像

                  (西表島の河口付近には東南アジアさながらのマングローブ林が発達

                                      写真提供:琉球大・熱生研・西表実験所/馬場繁幸氏)


西表島には、琉球列島に自然分布する唯一の食肉獣である固有種イリオモテヤマネコをはじめ、植物食で有視界飛行をする森林性のヤエヤマオオコウモリ、頭に冠羽があり琉球列島の猛禽中最大のカンムリワシ、日本最大のトカゲで他のトカゲやカエルなども食べてしまうキシノウエトカゲ、危険を感じると頭や手足をひっこめた甲羅にふたをしてしまうヤエヤマセマルハコガメ、卵を守りオタマジャクシに餌を供給するなどして世話を焼くアイフィンガーガエル、そして東南アジアから北上し定着した多くの蝶など、本土では見ることのできないさまざまな生き物の生活の場となっています。

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         (西表島の食物ピラミッドの最上位に君臨するイリオモテヤマネコ 

                                                   写真提供:琉球大・ヤマネコ生態研究グループ)

 

 

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(危険を感じると頭や手足を引っ込めたあと、ご丁寧にも甲羅にふたをしてしまうセマルハコガメ

                     写真提供:西表野生生物保護センター)

 

 

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           (干潮になると干潟に現われるミナミコメツキガニの群れ

                                                    写真提供: 琉球大・熱生研・西表実験所/渡辺信氏)

 

 

この7月には西表島を訪れ、照葉樹林内やマングローブ周辺から川の浅瀬、海岸の草地、河口の干潟に至るさまざまな生息環境で生き物を直接観察する「西表島の生き物の野外観察」を計画しています(詳しくはひとはく手帖をご参照ください)。わが国の生物多様性の高さ、生物相における地域差の顕著さを実感していただく、またとない機会となることでしょう。

 

ohta4-4.jpg                (西表島よりすぐ北に位置する鳩間島を臨む

                    手前には色鮮やかなサンゴに覆われたラグーン(礁池)が発達)

                                     

                                     太田英利(自然・環境評価研究部)

   

みなさんが食べているチリメンジャコにシラスではないものが入っているのを見たことがありますか?それがチリメンモンスター(略してチリモン)です。このモンスターをさがして、あつめるのがひそかなブームになっているのです。  

7月17日からはじまる『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海』展示にさきがけて、チリモンさがしの元祖、きしわだ自然友の会・きしわだ自然資料館から先生をおよびしてセミナーを行います。
モンスターは、海にたくさんの生き物がいることの証(あかし)です。チリメンジャコで海の生物多様性を感じてみましょう。小学生やご家族での参加をおまちしています。                   

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日時:5月5日(水・祝) 14:30〜16:00
場所:ひとはく4階 実験セミナー室
講師:きしわだ自然友の会・きしわだ自然資料館

事前申し込みは不要です。観覧料のみでご参加いただけます。
所要時間は10分〜1時間で、入れかわりで行います。
参加者多数で参加できない場合もありますので、お早めにおこしください。
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                                     ちりめんモンスター

  

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                                          ちりめんの中にいたモンスター

 

展示特別企画『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海』についてはこちら
http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_index.html


 

今年は、ヒメボタル観察会のインストラクター養成講座を行います。
お申し込みの方が少ないので、少し〆切を延長しました。
5月から7月まで、室内講義と野外観察を行い、観察会で引率いただくまで、セットです。
主に平日の夜に開講します。この機会に、ぜひ。
セミナーのページからお申し込みください。

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ヒメボタルは小さなホタルです。陸生のホタルで、森や草原にすんでいます。兵庫県の各地で見られます。

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主な会場となる国崎クリーンセンターのヒメボタルです。ヒメボタルが点滅しながら飛んだ跡は「点」になって写ります。


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毎年、姫ボタルまつりをされている丹波市山南町。2010年も同様に開催予定。


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ささやまの森公園。後ろの方はゲンジボタルです。

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幼虫がカタツムリのなかまを食べ、殻の中で光ってるところです。

これ以上は、セミナーにて。
ホタル3種の光っているようすの動画を収録したのDVDも差し上げますよ〜

セミナーのページからお申し込みください。お待ちしております。

(担当:八木 剛)

syunnki.jpgいよいよゴールデンウィークが近づいてきましたが、長田区方面にお住まいの方に耳寄りな情報があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日より約半月、神戸市長田区にある兵庫県立文化体育館本館1階ギャラリーで、ひとはく春季トピックス展示を行っています。ギャラリーに、所狭しと並んだパネルで、今年のひとはくのテーマ「生物多様性大作戦」にちなんで、様々なセミナーや耳寄りな情報を紹介しています。

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▲ 事務室横1階ロビーにひとはくのパネルが勢揃い

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▲ 2010年ひとはくと言えば、「生物多様性大作戦」、だいばくんとくぬぎちゃん

 ファーブルの生誕地南仏アベロンの自然と世界最大の昆虫館ミクロポリスを訪ねるツアー(6/46/9)をはじめ、野生生物の宝庫西表島で野生生物の観察をするツアー(7/27/6)、ヒメボタルの生態や特徴について学び、観察会の講師を目指す「ヒメボタル観察会インストラクター養成コース」(第1回5/15)、博物館の研究員や生物の研究者と、本物の熱帯雨林を満喫する「ボルネオジャングル体験スクール2010」など盛りだくさんです。

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▲ 写真右手、さまざまなセミナーの案内があります

 また、4年前より行っています、話題の「丹波竜」発掘調査の様子を説明した、丹波の恐竜化石第4次発掘(平成21年度)に関する解説もあります。最新の情報をご覧ください。

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 ▲ これが「丹波竜」発掘調査最新情報です

 なお、「丹波竜」については、県立文化体育館でもセミナーが開催されますので、興味のある方はご応募ください。ひとはくの研究員が講師を務めます。

 

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▲ 文体地球学講座、ひとはく研究員が講師です。是非ご参加ください。

 

神戸地域にお住まいの方は、この機会に是非県立文化体育館を訪ねてみてください。プールやジム等フィットネス施設も併設されています。リフレッシュした後は、本館1階のひとはく春季トピックス展示にお立ち寄りくださり、ひとはくの最新情をご覧ください。多くの資料をご用意しておりますので、ご自由にお持ち帰りください。

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▲ 資料はご自由にお持ち帰りください。

 

兵庫県立文化体育館 アクセス ↓

http://www.buntai.jp/access/index.html

(生涯学習課 西岡敬三)

 

 

ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
今日の午前中はフロアスタッフによる展示室ツアー「ボルネオジャングル体験ツアー」にたくさんの方々が参加されました。

1階共生の森

▲1階「共生の森」で展示物を順番に紹介します。

スタッフ

▲今日の案内役はスタッフの美濃さんです。

ジャングルツアー

▲クイズに答えたり、さわったりしながら熱帯雨林のさまざまな生物について学んでいきます。

ひとはくでは今年の夏もボルネオジャングル体験スクールを開催します。
募集はもう始まっています。

詳しくはこちらから・・・
チラシは、
 http://hitohaku.jp/top/borneo/pdf/H22_BJS_leaf_new.pdf
申込書は、
 http://hitohaku.jp/top/borneo/pdf/H22_BJS_entry.pdf

この夏、ホンモノの体験をしてみませんか?

オランウータン

▲これは展示室のオランウータンですが、ジャングル体験スクールではホンモノのオランウータンに必ず出会えます(^^) 

ひとはくでは毎日楽しめるオープンセミナーがあります。ぜひ、ご参加ください。

詳しい時間帯は、今週のひとはく
 http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
 http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

新たなミニ展示のお知らせです。
きのこの展示がさらに増殖してしまいました。

IMG_0001.jpg2010年4月17日(土)〜5月16日(日)まで、当館の4Fひとはくサロン奥のスペースにて、西宮きのこクラブOB会さんによります、『甲山のキノコとキノコ培養の実践』についての展示が行われています。小さなコーナーですが、見所たっぷりです。

R0011155.jpgこちらの会の皆さんも、博物館が開催する封入標本作製&プラスティネーション講座を受けて、キノコ標本を作製されている方々です。熟練の方々がメンバーですので、仕事が細かく、なかなか変わったキノコもあります。活動は、おもに西宮市の緑化植物園さんを拠点として、採集は六甲山の東端の甲山で行っておられます。この会で製作された標本は、西宮市緑化植物園の展示会でも飾られています。

御影高校さんの展示に触発されて、友情出演(?)というか、僕にそそのかされての出展です(ありがとうございます!)。展示が展示を呼んでしまいました。封入標本やプラスティネーション標本の制作については、実はこちらのグループのほうが御影高よりも早くから挑戦されています(ちなみに最初は姫路科学館さんです)。
理由はともあれ、博物館としては展示物が増えて、みなさんも喜んで下さり、嬉しい限りです。

高校生の皆さんと平均年令を比べるとトリプルスコアーぐらい差があるのですが、円熟味のある仕上がりとなっています。それと、ヒラタケの培養方法についても解説もあって、御影高校さんとはちょっと違った視点もあり、あわせて見て頂けるとよろしいのではないでしょうか。
展示にも多様性があります。
IMG_0005.jpg   kinoko3_nishinomiy.jpg

ここに飾られている『アカダマキヌガサタケ』の標本はかなり美しい仕上がりです。
胞子の写真や培養途中の標本を乾燥させたものもあります。

きのこに関心のあるかたは、御影高校さんの展示、兵庫きのこ研究会さんの写真展示、岩崎さんのキノコ水彩画展とあわせて、ぜひご覧いただければと思います。


★ひとはく、キノコ、モデルと入力して検索すると・・・
話は変わりますが、当館の将来構想のモデルは、『キノコ』の生き方なんです。
以下の図がそうです。
最初にタネをまいて育てて、色んなところできのこが生えたり、菌糸が張り巡らされて、各地で展示会をやったり、その展示会等が再びひとはくに来たり、と連鎖・連携して、兵庫県全体として盛り上がる、というシナリオです。身内の関係者だけで盛り上がることはNGなんです。
kinokomodel1.gif当時は、そんなことできるのかな?という疑問符でしたが、奇しくもキノコを題材として、上の図にあるようなフレームワークにちょびっと到達できた感じです。

右上のボックスがさらに意味深です。これも検証してみます。
1)どこに出るか分からない
 →(○正解) 御影高校や西宮キノコくらぶ、兵庫きのこ研究会、三木自然愛好研究会は全然想定できなかった。想定できたのは、ツテがあった姫路科学館さんだけ。姫路科学館の方もたくさん胞子を蒔いて下さりました。思わぬ所から標本の貸し出し依頼も。

2)菌糸は目に見えないが着実に寄主を蝕む
 →(○正解) 河川生態学の研究が・・・、液浸標本の整理が・・・(キノコに棚をとられる)

3)個体はない、すべて一体である
→(×不正解) 皆さん、独立独歩で非常に個性があり、ユニークすぎます。制御不能です。つねに巻き込まれても得るものがあることを、『一体』と捉えるならば正解かもしれません。

4)死はない、キノコは一時的な姿である
→(○正解) 学術論文でなくても、ノウハウを『共生のひろば』の記録集等で残しておいたり、標本をひとはくにストックしたり、情報をHPに書いておけば、新たにキノコ展示をしようという人が現れるかも。参加する主体と拠点が多い方が保存され、ノウハウが再利用されやすい。この記述はとても博物館らしいですね。

5)毒きのこもある
→(?意味不明) どういう意味か良く考えれば考えるほど分からなくなります。内輪でもめる?参加されても期待はずれ?、わかりません。4)で死はない、と言ってますので、痺れるぐらいで、時間が経てば復活?!とりあえずスルーです。

6)2012年〜 ひとはくから移転となってます・・・
三田のきのこは朽ち果てる、と書いてありますが・・・。この予言に従えば、あと1年で、ひとはくではきのこの仕事に僕はタッチすることがなくなり、誰かが代わりにキノコ展をしてくれます(そうなるように担当は努力しなくてはならない)。どこになるのか想像もつきませんが。御影高校の卒業生だといいですね。

というわけで、みなさん、当館の将来構想によると、三田でキノコ展がみれるのは、今年が最後かもしれないので、ぜひお越し頂ければと思います。臭いもかげます!
展示は5月16日までです!!

キノコ展の紹介は以下にもいろいろと掲載されています。
http://kinokode.exblog.jp/
http://blog.goo.ne.jp/flets-mediastudio/d/20100416
http://club.kobe-np.co.jp/mint/multimedia/odekake/chotto_odekake/0002873915.html
http://www.hyogo-kinoko.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=985&forum=1

(みつはしひろむね)


ひとはくは、深田公園の中にあります。

ひとはくの本館4階の「ひとはくサロン(情報コーナー)」から外を見ると・・・、
1 saron100408.jpgのサムネール画像  2 saronnno100408.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像  
▲ 4階の「ひとはくサロン(情報コーナー)」の一部  ▲窓から外をみると・・・

 

樹林に囲まれて芝地 ( 芝が生えている場所 )が広がっているのがわかります。

 

外の景色(4月上旬)は次のようです。

  3 20100408R.jpgのサムネール画像のサムネール画像  4 20100408SS.jpgのサムネール画像  5 20100408L.jpgのサムネール画像のサムネール画像  
▲左側(円形劇場と樹林)     ▲中央(芝地)           ▲右側(樹林と「自然の流れ」)

春になって、その芝地のみどりが少し濃くなったような気がします。

 


6 shibachi.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像  ▲深田公園の芝地は、パッチ状に色が違う


ここの芝地のみどりは、芝だけではなく、他の植物のみどりが加わっています。
(むしろ冬〜早春にかけて、芝の地上部は枯れた状態なので、他の植物のみどりの方が目立ちます。)

 

深田公園の芝地の中のいろいろな「みどり」をご紹介しましょう。

    8 shiro-kome100404.jpg 
▲みどりが濃いところ           ▲シロツメクサ(左)とコメツブツメクサ(右)のみどり


濃い緑色の部分があります。ここには、シロツメクサの葉やコメツブツメクサの葉がみられます。

 

9 shibafu2.jpg  10 shiba100404-1.jpgのサムネール画像  
 ▲みどりが少ないところ          ▲枯れた芝 と 緑色の芝

 まだ、あまり伸びていない芝の葉がみられます。遠くからみると、枯れた葉が目立ちます。

 

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▲全体的に うすい みどり色       ▲黄緑色をしたスズメノカタビラ

 

ほかに見られる主な植物には、次のようなものがあります。

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▲セイヨウタンポポ                  ▲オオイヌノフグリ
 

15 tanetuke100404.jpg  16 himeodoriko100403.jpg 
▲タネツケバナ                    ▲ヒメオドリコソウ
17 hakobe100403.jpg  18 orandamimina100404.jpg 
▲ハコベ                        ▲オランダミミナグサ


 

博物館に来られたら、深田公園で植物の観察をしてみませんか?

いや、深田公園に遊びに来られたら、博物館によってみませんか?

 

研究員のオープンセミナー(事前の申し込みは不要で、どなたでもご参加いただけます。)もあります。 

参加してみませんか?

 

<4月の植物関係のオープンセミナー>
========================================
4月10日(土) 「深田公園のタンポポ」 
                     13時〜14時30分 定員15名
         博物館「ひとはくサロン」集合
         担当:鈴木

 

4月24日(土) 「春の草花をさがしに行こう」 
         11時30分〜12時30分、定員20名
                  13時30分〜14時30分 定員20名
         博物館「ひとはくサロン」集合
         担当:高橋

4月25日(日) 「ちょっと観察!この植物」(春の植物) 
         13時〜14時30分 定員20名
         博物館「実習室」集合
         担当:小舘
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                                     (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

   P1020871.JPGのサムネール画像

 去る4月5日(月)西宮阪急(阪急西宮ガーデンズ内)で行われているイベント「コトコトステージ」で、「親子で学ぼう!〜丹波の恐竜化石と、かんたん!化石のレプリカづくり〜」と題してセミナーを行いました。

 

 

  

 

 

 

 

  セミナーは3部構成で、パート1「本物の化石に触れて絵を描いてみよう。」では、箱の中から本物の化石を探し出して、化石になる前の生き物の様子を想像して、画用紙に描いてもらいました。

 

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▲ 箱の中には本物の化石が...             ▲ ひとりひとり好きな化石を掘り出しました。

 

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▲ どんな生き物だったのかな? 想像して描いています。  ▲ う〜む。こんな生き物とは思わなかったな!

 

 続いてのパート2「丹波の恐竜化石発掘について」は、スライドを使って恐竜の事や化石の発掘調査について説明しました。ひとはくでの研究成果を紹介しました。

 

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▲ ”丹波竜”のことがよくわかりました。恐竜って謎?  ▲ わからないことは後でお母さんに聞いてみよう

 

 最後のパート3「”おゆまる”を使った化石のレプリカづくり」では、用意したアンモナイトの型に”おゆまる”を詰め込んで、思い思いの化石のレプリカを作ってもらいました。

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▲ 柔らかくなった”おゆまる”を押し込むだけ。簡単!  ▲ 世界に1つだけのアンモナイトができました。

 

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 休日明けの月曜日にもかかわらず、大勢の方々に参加いただき、あっという間の1時間でした。参加いただいた皆様にとって、「大いに楽しんで、少しだけ勉強になった」という時間であればよかったなと思っています。ご協力いただいた西宮阪急のスタッフの方々にはお礼申し上げます。セミナーのお手伝いと写真撮影は、フロントスタッフの美濃さんにお願いしました。

 

(生涯学習課 西岡敬三)

 連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」の第9回として、「森の樹木と土の観察」を実施しました。


この連続セミナーは、芦屋で活動されている団体「NPO法人さんぴぃす」、「芦屋川に魚を増やそう会」と「ひとはく(企画者:三橋研究員)」との共催で、2009年度(4月〜3月)12回実施されました(下記参照)。

連携セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」ラインナップ
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第1回 4月25日(土) 春の六甲山ハイキング (橋本研究員)
第2回 5月9日 (日) 浜辺の鳥 食べもののとり方を観察しよう(遠藤研究員)
第3回 6月13日(土) 川の魚と水生昆虫 (田中研究員・三橋研究員)
第4回 7月18日(土) 森の昆虫は何を食べ、何に食べられるか (大谷研究員)
第5回 8月13日(木) 真夏の鳴く虫を聞く (大谷研究員)
第6回 9月13日(日) 芦屋の里山 (村上氏 芦屋森の会2001)
第7回 10月3日(土) 芦屋をとりまく森のキノコ (秋山研究員)
第8回 11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 
                          (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
第9回 12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
第10回 1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
第11回 2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
第12回 3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)
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それぞれの回のようすは、ひとはくブログに掲載されています(ブログで紹介されていない回もあります)。
そのタイトルとアドレスは、下記のとおりです。
======================================================
●セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」第2回を行いました
http://hitohaku.jp/blog/2009/05/2_2/
●『芦屋でまなぶ森・川・海の自然 〜第3回 川の魚と水生昆虫』
http://www.hitohaku.jp/blog/2009/06/3/
●芦屋セミナー第4回「森の昆虫は何を食べ、何に食べられるか」
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_368/
●芦屋セミナー第5回「初夏の鳴く虫を聞く」
http://hitohaku.jp/blog/2009/08/post_437/
●芦屋セミナー第7回「芦屋をとりまく森のキノコ」 
http://www.hitohaku.jp/blog/2009/10/post_476/
●セミナー報告「芦屋でまなぶ森・川・海の自然 第10回」
http://hitohaku.jp/blog/2010/01/post_593/
======================================================

さて今回は、2009年12月5日に予定されていた第9回のものが雨で延期となり、2010年3月27日に開催されたセミナーのようすをご報告します。

当日の参加者の中に、「芦屋森の会2001」(連続セミナー第5回の講師をしていただいた)村上さんもいらっしゃいました。

セミナーは午前10時からはじまりました。
天気は、晴れでしたが風が冷たく、歩いていないと寒く感じるほどでした。

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▲3月は雨が多かったのですが、この日は晴れです    ▲さあ、出発です(登山口)

 

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▲高い位置から芦屋ゲート方向をみる        ▲森林整備がされ、
 (アカマツが多い斜面、手前右下はマツ枯れ)    アカマツの苗が植えられたところ

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 ▲土の観察中です                ▲色見本で、土の色の呼び方を決めます

 

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   ▲色が異なる土の3種類           ▲アカマツの大木の下で、
(左側が表層で暗褐、褐、黄褐色)            こんなものが見られました

 

それぞれの生育場所の植物と土について、いろいろと観察しました。

また、ここで森林整備などの活動をされている村上さんから色々と現地のことを教えていただきました。
この場をお借りしてあらためてお礼申しあげます。

 

さて、こんなものも見られました。

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▲ これは、どのような状態かわかりますか?

 

実は、下記のような樹名板(プラスチック?)をクスノキの幹が

取り込んでしまった状態でした。

黒字で「ス」と「ノ」の一部が見えたのと、

「大切に育てましょう」とうっすら見えました(文字のあとが・・・)。

 

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▲近くのヒノキの幹につけらている樹名板
 

この樹名板には、「ヒノキ科 ヒノキ 大切に育てましょう。」と書いてあります。

おそらく先程のクスノキの樹名板には「クスノキ科 クスノキ 大切に育てましょう。」と

書いてあったのでしょう(このヒノキの樹名板をみて確信しました)。


  木の成長力はすごい!?
 大切に育てると、木がプラスチックを食べちゃう???

 

参加いただいたみなさん、(このブログを見ていただいたあなたも、)

おつかれさまでした。

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▲参加いただいたみなさん

 

明日から新年度です。

ひとはくでは、いろんなセミナーをご用意しております。

ぜひ、ご参加ください。


                        (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

建築スケッチ紀行

2010年3月26日

村野藤吾は文化勲章や日本芸術院賞を受賞するなど日本を代表する建築家の一人であり、兵庫県にも数多くの作品を残しています。

実際に現地に行き、見て回ることで造形や空間を体験します。繊細な光のコントラストや、人の動線設定の巧みさ、リズミカルに連続する造形美、風景としての見られ方や、風景の見せ方隠し方等、建築家・村野藤吾の意図を読み取りながら感じ取りながら、1枚1枚、1時間程度かけて、ゆっくりと描いていきます。一見、奇妙に見える造形でも、その中に潜む建築家の意図が次第に見えてきます。

 

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             集合場所に集合した様子                       隣の建物から建物の観察

 

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                                                         建物の中を歩き回る

昨年度は午前中に1枚、午後に1~2枚のスケッチを描きました。本セミナーでは、描いた絵の出来栄えではなく、何をどう読み取るかを重視し楽しみながら描いていきます。

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                     宝塚カトリック教会の内部。                       周辺から建物を見て回る。  

                       スケッチしている様子。

 本年度も引き続き、尼崎市役所、旧大庄村役場、西山記念会館といった村野藤吾作品を秋空のもとスケッチして巡る予定ですので、是非、1日の小さな建築の旅にご参加ください。

 

                                山崎義人(自然・環境マネジメント研究部)


 

みなさん「ひとはく手帖2010」をご紹介して第7回目となります。
もうお手元に手帖はありますでしょうか?

さて、今回は「団体向け特注セミナー」です。
博物館というのは展示を見るところと思っておられる方はいませんか?
ひとはくは自然史系博物館としては5本の指に入るほど人的スタッフつまり研究員が在籍しています。

特注セミナー

▲メニューがぎっしり!!

38名の研究員がそれぞれの専門分野で、ひとはくの展示や今の旬の話題などを盛り込んだわかりやすいセミナーを開催します。
個人向けには一般セミナーがありますので、団体向けにリクエストに応じて行うものです。

学校はもちろんのこと一般団体、研修会、サークル活動などでひとはくに来館する目的の一つにこの特注セミナーを考えてみてはいかがでしょうか?

特注セミナー01 特注セミナー

▲セミナー室での講義風景。大セミナー室(定員108名)、中セミナー室(72名)、実習室(63名)、アースシアター(50名)、ホロンピアホール(500名)など。

ひとはくの森

▲博物館のある深田公園内に整備された「ひとはくの森」での風景

2010年は「国際生物多様性年」。
10月には名古屋で「COP10」が開催されます。

「生物多様性って難しいなあ」「COPってなんやねん?」
そんな疑問にもお応えします。
ひとはくでは7月17日(土)から12月26日(日)まで
展示特別企画「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を開催します。展示見学とともに多様な「特注セミナー」ぜひご検討ください(^^)


「ひとはく手帖2010」が今ない、という方はホームページで特注セミナー一覧をご覧ください。
「一般団体向け」「高校生向け」「小学校4年〜中学生向け」「小学校3年環境体験学習向
け」「30分以内のミニレクチュア」と対象別に一覧にしています。

 こちらから http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html

まだまだ見どころいっぱい、ひとはくの情報満載の「ひとはく手帖2010」。「ひとはくセミナー倶楽部」にご入会(入会金・年会費無料)いただくだけで無料でご自宅に送付させていただきます(^^)

 申し込みはこちらから http://info.hitohaku.jp/cgi/ml/usr_menu_smnrclb.asp

もちろん館内にもあります。ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(ひとはく手帖編集チーム&生涯学習課長 平松紳一)

今日、打ち合わせで来られた方が博物館の近くの飲食店でたまたま近くにいた方に
「人と自然の博物館ってどんなところですか?」
と尋ねられたそうです。
するとその方は、
「私は一度しか行ったことがないですが孫はしょっちゅう行って楽しんでますよ」
と答えられたそうです。

きっとその子は、ひとはくのオープンセミナーに参加されたのでしょうね(^^)
「ひとはく手帖2010」の見どころ紹介シリーズ第6回は、オープンセミナーを紹介します。

ひとはくでは、
1)申し込み不要の「オープンセミナー」
2)申し込み制の「一般セミナー」
3)団体のリクエストに応じて行う「特注セミナー」
と大きく3つに分けています。「イベント」と言わずに、すべて「セミナー」と呼んでいます。

なかでもフロアスタッフによるオープンセミナーは子どもたちに人気です!!
◆幼児から楽しめるのは・・・デジタル紙芝居(毎日)
すべてオリジナル。スタッフが考え、スタッフが絵を描き、スタッフがお話しする・・・
種類も豊富なので、きっと次に行ったときには違うプログラムになっているはずです。

紙芝居

▲3階アースシアターはとっても落ち着ける雰囲気です。去年の秋の新作「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」はとっても人気でした。子どもたちにもわかりやすく恐竜についてのお勉強までできます。

◆子どもたちに人気なのは・・・展示室ツアー(毎日)

ボルネオ

▲1階「共生の森」での「ボルネオジャングル探検ツアー」。子どもたちはクイズに答えて楽しみながら、熱帯雨林のことオランウータンなどジャングルの生き物たちのことを学んでいきます。

◆展示室でも遊べちゃう・・・フロアスタッフとあそぼう(土曜・日曜・祝日)

川で魚つり

▲展示室で遊べる博物館なんて!!このときだけはOKですよ(^^)おおらかな人と自然の博物館ならではですね。

まだまだあります!

そして、2010年度はすべての土曜・日曜・祝日に、研究員や館員、
フロアスタッフのオープンセミナーを企画しました。

「ひとはく手帖2010」p.10からp.13までの4ページには、ぎっしりとオープンセミナーが掲載されています。
「ひとはく手帖2010」がお手元にない方、
ひとはくセミナー倶楽部にご入会(入会金・年会費無料)いただくと、
今ならナント無料でご自宅に送付させていただきます(^^)

 申し込みはこちらから http://info.hitohaku.jp/cgi/ml/usr_menu_smnrclb.asp

もちろんひとはくにお越しいただければ館内でお渡しします。
ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(ひとはく手帖編集チーム&生涯学習課長 平松紳一)

来年度2010年度のひとはくの1年を紹介する「ひとはく手帖2010」
もうお手元にありますか?

「ひとはく手帖2010」の見どころ紹介シリーズ
第5回は「申込締め切り日が最も早いセミナー」

セミナー紹介01

橋本佳延研究員が担当する「日本一の里山、北摂地域の早春を観察しよう」は、申し込み締め切りが何と3月21日(日)次の日曜日までです!!!
4月10日(土)に行われるこのセミナー、能勢電鉄妙見口駅から歩いて妙見山のふもとへ・・・
今も炭焼きに利用されているクヌギ林、満開のエドヒガンザクラの花を
きっと堪能されると思います。

能勢妙見口12月

▲私もかつてこの場所に行きました。12月だったので桜は見られませんでしたが、クヌギ林が炭作りに使われていて「パッチワーク」の様子は見ることができました。

炭焼き小屋

▲今も「菊炭」の生産が行われている炭焼き小屋です

 

このほか4月の第2週
 6日(火)「万博記念公園植物観察」申し込み締め切り3/27
 7日(水)「気ままに植物ウォッチング〜丹生山〜」申し込み締め切り3/23
こちらもお見逃しなく!!

 詳細・申し込みはこちらから http://hitohaku.jp/education/main.html

ひとはくで体験するセミナー!!
詳しくは「ひとはく手帖2010」で(^^)
まだまだ見どころいっぱい、ひとはくの情報満載です。
ご希望の方は「ひとはくセミナー倶楽部」にご入会(入会金・年会費無料)いただくと何と無料でご自宅に送付させていただきます(^^)

 申し込みはこちらから http://info.hitohaku.jp/cgi/ml/usr_menu_smnrclb.asp

もちろんひとはくにお越しいただければ館内でお渡しいたします。
ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(ひとはく手帖編集チーム&生涯学習課長 平松紳一)

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「ひとはく手帖2010」の見どころ紹介シリーズ
第4回は「山陰海岸ジオパーク」

ジオパーク

兵庫県は瀬戸内海(太平洋側)と日本海(側)に面する本州唯一(山口県と青森県を除いて)の県です<小学校で習いましたね^^>が、今年、ひとはくでは「ひょうごの生物多様性 瀬戸内海VS日本海」を7月17日から開催します。
この情報はまたの機会に紹介するとして、昨年、鳥取県の鳥取市東部・岩美町から兵庫県の新温泉町・香美町・豊岡市、そして京都府の京丹後市にまたがる地域「山陰海岸ジオパーク」が世界ジオパークに加盟申請することとなりました。

ちょっと難しい話ですが、加盟申請ということは、これから世界ジオパークネットワークのメンバーになるということで、日本国内11あるジオパークのうち、世界ジオパークに認定されているのは洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島の3地域だけです。

ひとはくでは、この山陰海岸ジオパークに関連するセミナーとして、
4月29日(木・祝)「春の石めぐりハイキング〜山陰海岸ジオパーク〜
5月16日(日)「バスでめぐるジオスポットツアー」(※申込先が異なります)
など多数開催しています。

 詳細・申し込みはこちらから http://hitohaku.jp/education/main.html

ひとはくで体験する山陰海岸ジオパーク!!
詳しくは「ひとはく手帖2010」で(^^)
まだまだ見どころいっぱい、ひとはくの情報満載です。
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「ひとはく手帖2010」の見どころ紹介シリーズ
第3回は「ひょうご恐竜・ほ乳類化石プロジェクト」

恐竜化石

今年、第4回となる丹波の恐竜化石発掘調査も3月5日(金)に無事終了いたしました。先日の記者発表でも報告したとおりです。
発掘現場

▲年々深く掘られている発掘現場・・・篠山川が上を流れます

 

3本の歯

▲発表された歯。左から竜脚類、獣脚類、鳥脚類のものです。いずれも第4次発掘で発見されました

5月5日(水・祝)には三枝春生主任研究員の「丹波の恐竜化石第4次発掘報告会
7月18日(日)には池田忠広研究員の「丹波の恐竜化石、発掘体験ツアー
いずれも楽しみですね。

 申し込みはこちらから http://hitohaku.jp/education/main.html

そのほか、ひとはくではオープンセミナー(事前申し込み不要・先着順)として、
5月5日、8月29日、10月3日、11月7日に、それぞれ
11:00〜、13:00〜、15:00〜 の1日3回、
君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」(一人500円)が
あります。恐竜の骨、歯、卵の殻の化石やカエルの化石が見つかるかもしれませんよ(^^)

 

卵の殻

▲こんな卵の殻が出てきたら腰を抜かすでしょうね(^^)

ひとはくで体験するプログラム!!
詳しくは「ひとはく手帖2010」で(^^)
まだまだ見どころいっぱい、ひとはくの情報満載です。
ご希望の方は「ひとはくセミナー倶楽部」にご入会(入会金・年会費無料)いただくと
何と無料でご自宅に送付させていただきます(^^)

 申し込みはこちらから http://info.hitohaku.jp/cgi/ml/usr_menu_smnrclb.asp

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ぜひお越しください。
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「ひとはく手帖2010」の見どころ紹介シリーズ
第2回は「生物多様性大作戦!」

生物多様性大作戦

2010年10月に名古屋で生物多様性条約締結国会議COP10が開催されます。
そんなわけで今年は「国際生物多様性年」。
すでに兵庫県では昨年「生物多様性ひょうご戦略」が策定されています。
その中心的役割を果たしているのが、もちろんひとはくです<(`^´)>

10月には「ひとはくと、COP10に行こう!」という企画もあります。
10月15日から29日までの開催期間中、名古屋に「ひとはくブース」を出展し、研究員によるガイドツアーも計画しています。

そして今年は、
6月に南フランス・アベロンを訪問する「ファーブル生誕地南仏アベロンの自然とミクロポリス探訪
7月に西表島での野外観察会「西表島の生き物観察

そして今年で12回目となるマレーシアボルネオ島での体験「ボルネオジャングル体験スクール」は7月23日(金)出発です!!(申し込みは、まもなく要項を公開します。お問い合わせは079-559-2002生涯学習課まで)

 

ボルネオジャングル

▲ボルネオジャングルにあなたの想像を超えた世界が・・・

このほか「松山・小泉八雲記念館」「安芸の宮島」「岡山・新見市」「伊吹山」「奈良・春日山」「淡路・成ヶ島」「ハチ北高原」「養父市・ほたるの里」「能勢妙見山」「篠山・西光寺山」・・・
とにかく紹介しきれないほどのツアー型セミナーがあります。

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ひとはくと体験する生物多様性!!
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みなさんご無沙汰しておりました(^^)
今年度も残すところ3週間ですが、来年度2010年度のひとはくを紹介する「ひとはく手帖2010」が出来上がり、すでにセミナー倶楽部の会員の皆様、全国の博物館、関係機関、そして県内すべての学校に発送したところです。
もうお手元に届きましたでしょうか?

さて、最近このひとはくブログでシリーズものがスタートしていますので、さっそく「ひとはく手帖2010」の見どころをシリーズでご紹介することにします。

第1回は「表紙」

P1090043-2.jpg

この表紙および来年度事業ページを担当したのは上田研究員です。
実はこのハマボウ、上田研究員が7月31日(土)に実施するセミナー「ぶらっと島めぐり−成ヶ島−」で訪れる兵庫県洲本市成ヶ島を代表する植物です。
ハマボウは温帯に生育する半マングローブ植物の一つで、塩分の混じった湿地に育つ植物ですが、兵庫県で群生地が見られるのはここだけなんです。
地域でも愛される花として親しまれており、海辺の緑地マネジメントを研究する上田研究員が実際に花の咲く時期にここでセミナーを開催します。楽しみですね。

 申し込みはこちらから http://hitohaku.jp/education/main.html

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(ひとはく手帖編集チーム&生涯学習課長 平松紳一)

さて、時は2月14日、パレンタインデーでございます。

バレンタインデーで告白する方もされる方も、まったく関係ない方もたくさん来館ありがとうございました。

さすが、バレンタインといえばひとはく!でございます。恐竜ラボで壮大な恐竜時代にタイムスリップしつつ愛を語り合うアベック・・・蝶の標本をながめつつ、二人手をつなぎ羽をひろげ、天空を蝶のように舞うカップル・・・ああ、ロマンチックミュージアム・・・

なんていうようなことはなく、わいわいとたくさんの家族連れの方々に参加いただき、子どもの日なのかと思うような、子どもたちいっぱいの「恐竜講談で粘土恐竜を作ろう!」と題したちんげんさいのスペシャルワークショップは大盛況!なんと78人ものお客様。

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本日の登場するのは、草食のティタノサウルス類のポップサウルス、肉食のティラノサウルス類のダンゴザウルス、の血のつながらない兄弟とお母さん恐竜、ボウソウザウルス3兄弟、サンダの国の双子の雷さま、牛とトラのアイの子ウシトラさんでございます。IMG_1436.JPG

 

 

 

 

 

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ポップとダンゴには、お馴染みの売斎くんと美術館から四十一斎。IMG_1452.JPG

 

 

 

 

 

 

 

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そして、お母さん竜は一七斎、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ボウソウ3兄弟は写楽斎・痩菜斎・食菜斎の中一トリオ。 P1010812.JPG

雷さまは小斎、野斎の小5の女の子、雷ヘアはT・ケンジの作品。

P1010827.JPGウシトラは、本日デビューのかぶりものをかぶると人間が変わる河南堂被名斎(かぶりなさい)こと山崎研究員。

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そして、めくりは河南堂キャサリン。

今回は小学生3人、中1トリオに18歳になった十七斎と、一座史上一番の超若手の布陣と相成りました。

というわけで、横手にカメラをかかえたクマを従えての講談「ポップダンゴブラザース」のはじまり、はじまり・・・

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 さあ、ここは銀河系の片隅にあります地球そっくりの双子の星、空にはまんまるお月さま、青い海、青い空、陸には緑ゆたかな山や森、川がひろがり・・・しかし、1つだけ地球と違うのは、巨大隕石の直撃がこの星ではおこらず、恐竜たちは絶滅せず、そのまま進化を遂げ、本来なら人間が手に入れたはずの言葉を手に入れ、わが世の春とノッシノッシとうようよいるチタマという星のおはなし。 IMG_1456.JPG 

 

ガブッ・・・・。あーやっと卵から出れたな。うわー、おてんとさま、まぶしいなあ。クラクラすんなあ。あーそれにしてもわいの鋭いキバ、後ろ足のツメ立派やなあ。」 

と、四十一斎の己を捨てた寸劇が始まると子どもたちは大喜び。

珍元斎のクイズも元気よく答えていただき、特製センスも大人気でございました。

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IMG_1455.JPGティラノザウルス類とティタノザウルス類の違いなどは難しかったようですが、丹波竜と同じ名前で1970年に登場した芸能人の職業は?というクイズも「歌手!」とこたえられ、大正解!

本当に「丹波竜さん」という岡山出身の演歌歌手がいて、「ひとり酒」という歌を歌ってはったようです。レコードもありますが、残念ながら、竜さんの消息は不明です・・・。誰か教えてください!

 

 というのは、おいといて、さて、2回目の今回は、新たにカエルの化石が丹波の恐竜化石の現場から発見されたこともあり、カエルさんも登場。雷さまにやられるダンゴザウルスを守る重要な役目を果たします。

 

ちょっと内容を紹介しますと、

 そこのタンバの国で生まれたポップザウルスとダンゴザウルスは違う種類の恐竜ですが、ケンカをしながらも、仲良く育ちます。 IMG_1459.JPGでも、だんだんダンゴザウルスはおかあさん竜のつくる草ダンゴではあきたらず、肉が食べたくなってきます。 

 

 

 

 

そこに、同じ肉食のボウソウ族のボウソウザウルス3兄弟があらわれて・・・・ IMG_1472.JPGダンゴザウルスは大あばれです。あはれ、ボウゾウ3兄弟はIMG_1488.JPG

ボコボコにされて逃げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

助けてくれたお礼にとポップザウルスは、南のサンダの国にはサンダステーキというおいしい牛肉が食べられるとダンゴザウルスを誘います。心配したカエルくんはあとをつけます。 P1010808.JPG

 

 

 

おかあさん竜にないしょでサンダの国にきた二匹はトラと牛のアイの子「ウシトラ」に出会い、 P1010810.JPG思わず団子がしっぽにガブリ!ウシトラの守護神、双子の雷さまが現れ、ピカー、ガラガラガラガラー!ダンゴザウルスはしびれて動けなくなり、ダンゴ危うし!果たしてダンゴはサンダステーキを食べることができたのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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内容が知りたい方は、カメラをもったクマさんが取材してくれたので、2月19日(金)放送のサンテレビ「ニュースシグナル」(17時半〜18時)シグナル街道にて・・・。

 

さて、こんなお話を聞いたあと、こんなんもいたらいいなあと五感を駆使して粘土恐竜をみんなでつくりました。ボディ、目ん玉といっせいに作ります。 

P1010843.JPGP1010842.JPG

P1010830.JPG P1010856.JPGみんな違ってみんないい。生物多様性いや空想恐竜多様性ということで、いろんな作品が出来ました。

 

 

 

 

 

 

最後は、ジオラマに置いて、記念写真をとってハイポーズ!カラフルで素敵な恐竜王国ができました。

P1010869.JPG 恐竜化石の4次発掘はまだ続きます。珍元斎の空想世界の恐竜ポップとダンゴの旅もまだ続きます。今回結局、お母さんにおごってもらったサンダステーキは実は大豆ステーキで、牛肉はおあずけとなったダンゴは牛肉をいつか食べられるのか?発掘とあわせ乞うご期待。

みなさま、ひとはくで、生物多様性のみならず、人物多様性も体感しに、ぜひおこしくださーい!待っております!

 

                           謎の好男子 イヤ!講談師 河南堂珍元斎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月14日は、パレンタインデーでございます。

が、ひとはくでは、バレンタインデーで告白する方もされる方も、まったく関係ない方も大歓迎の「ちんげんさいのスペシャルワークショップ」を開催します。ひとはくでは今年2回目の講談会。P1010646.JPG

 

1月の1回目は今年の干支トラさんが主役。この紙芝居講談は、小学5年生の女の子2人のデビュー作となりました。P1010649.JPG

その名も河南堂小斎(ちいさい)と河南堂野斎(やさい)。 P1010709.JPGなんと、いったん死んでしまいますが、トラさんの秘薬タイガーバームで元気に復活というお母さんと娘の役を好演しました。緊張気味のお二人でしたが、次回はどんな演技を見せてくれるか楽しみです。

 

 

さて、2回目の今回は、現在、丹波恐竜化石第4次の発掘中にちなみ、恐竜さんが主役でございます。

IMG_0887.jpg「恐竜講談で粘土恐竜を作ろう!」と題して、 IMG_0905.jpg恐竜化石から珍元斎がまったくの想像で書き下ろしました講談「ポップダンゴブラザーズ」を聞いて、みんなで想像して、好き勝手に自分だけのおもしろ恐竜を創造しようという趣向で、

IMG_0961.jpg完成後は、設置されているジオラマに粘土恐竜をおいて、みんなで記念撮影します。

 

この恐竜のポップザウルスとダンゴザウルス。20091101EventChara001.jpg

実はひとはく恐竜フェスティバルのキャンペーン恐竜として生み出された恐竜で、はじめはなんとビールを持っていました。 担当の半田研究員の「ビールはねえ。子ども向けやしねえ・・・。」との言葉に珍元斎は「うーん・・・。」

 

 

 

 

 

 

そこで、一緒に考えまして、お祭りといえば、ポップコーンとダンゴというわけで、片手にビールがポップコーンとダンゴに変わり、晴れて、あの昨年のひとはく恐竜フェスティバルのポスターなどのキャラクターとなったのございます。20091101EventChara002.jpg    

 

 

 

もし、たこやきとかいか焼き、わた菓子、フーセンだったら今回の講談も「タコイカブラザーズ」とか「ワタアメフーセンブラザーズ」なっていた訳でございます。

 

 

 

 

ま、それはさておき、

少し内容を紹介しますと、なぜか兄弟として育てられた草食恐竜のポップと肉食恐竜のダンゴ。それぞれその名のとおりポップコーンと草ダンゴが大好きですが、ダンゴはどうしても肉が食べたい気持ちが抑えられず・・・。地球そっくりのの星「ちたま」を舞台にしたファンタジー作品です。

 

現在、紙芝居を制作中で、 P1020332.JPG1月23日には、制作中の珍元斎をクマが襲い、あやうし珍元斎っ!ではなく、サンテレビのクマさんこと速形さんの取材で登場。 P1020356.JPG今回の紙芝居やひとはく手帖用の上田萌子研究員の似顔絵を描く様子を撮影!クマさんは14日の本番も出現します。この模様はサンテレビの夕方のニュースシグナル(2月19日か26日)の中で紹介される予定です。

 

というわけで、2月14日バレンタインデーは、恋人同士はもちろん、片思いの人もまだ恋には早い少年少女たちも、恋を忘れてしまった熟男熟女のみなさんも、恋より鯉がいいあなたも、恐竜講談を見に恋・・・・。うん、いや見にきてください!待ってます。

 

ひとはく謎の講談師 河南堂珍元斎

 本日1月21日(木)から26日(火)までの6日間、猪名川町立つつじが丘小学校体育館で、ひとはくキャラバ「ひとはくがやってくる in つつじが丘小学校」が開催されています。

 

pos.jpg

 開催前日の1月20日(水)、小学校の先生方、PTAや地域の方々、博物館スタッフと展示物の設営を行いました。

DSC_1851.JPG 只今打ち合わせ中。こどもたちはどんな配置が嬉しいかな?

DSC_1853.JPG ずらっと並んだ標本箱。蝶やカブトムシ、大好きな昆虫がいっぱい!

DSC_1857.JPG ガラスケースには古生代から新生代の化石がずらり。説明パネルもあり。

DSC_1865.JPG 準備完了! 明日から待ちに待ったキャラバン開催です

 開催日初日を迎えました。恐竜レプリカ模型、化石、昆虫標本など、どの展示物も大人気、休み時間に多くのこどもたちが熱心に見入っていました。

IMGP1506.JPG IMGP1508.JPG IMGP1510.JPG

こんなに近くでじっくり見ることができるのもキャラバンならでは。学校にキャラバンが来てよかったね。

 また、展示に合わせて特注セミナーも開催しました。

今日は、大谷主任研究員による「ハンミョウのはなし」(1,2年生)、「鱗粉(りんぷん)のはなし」(3,4年生)、西岡による「化石のレプリカづくりと丹波の恐竜化石」(5年生)がありました。

IMGP1524.JPG IMGP1523.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 ハンミョウだけでなく、いろいろな昆虫の話がありました。大谷先生に質問しました。

  IMGP1516.JPG IMGP1521.JPG

アンモナイト、三葉虫から好きな化石の1つを選んでレプリカをつくりました。もちろん化石は本物!

 人と自然の博物館はメンテナンスのため現在臨時休館中(2010.1.12〜2.5)ですが、冬眠しているわけではありません。

つつじが丘小学校の地域の方々は、この機会に是非学校に足を運んでみてください。今後キャラバンの様子を報告しますので、ひとはくの活動にご注目ください。

西岡 敬三(生涯学習課)

そして、3回目でございます。1月11日(祝)でございます。今回のお題は「〜里山と植物〜」。 

 

高橋晃研究員による「背景画の中の植物」から。

IMG_1222.JPG背景画に出てくる木や草花をトトロなどの里山の風景から解説しました。これはケヤキ、スギ、コナラ、トウシュロ・・・

 

 

 

 

 

 

IMG_1223.JPGということは、結局、男鹿さんの背景画は、木や草花の種類がわかるくらい細やかなスケッチをもとに描かれているということがわかるのでございます。そして、その植物が背景画により臨場感を与えているようで、いかにリアリティIMG_1232.JPG

をジブリ作品は求めているかということです。すごい・・・。 IMG_1242.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つづいて、私、珍元斎の「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」。

 

 

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 里山に生まれた「クヌギの木」がドングリから大木になるまでの一生を描いた書き下ろし講談でございます。一座の四十一斎、綾毬奈斎、阿北斎、楽演斎の寸劇付き・・・。

 

炭になりたくないフーテンの寅ことクヌギ寅次郎が里山に住む様々な生き物を通じて周りに役に立つ樹に成長IMG_1331.JPGする物語。

 

 

この話を聞くと、野山に転がるドングリやクヌギの木が愛しい存在になること間違いなし!四十一斎の寅さん。阿北斎の木枯らし紋次郎。昭和のレトロムードたっぷり。

 

   楽演斎のカブトIMG_1378.JPGムシ、綾毬奈斎のスズメバチのオスズもキュートでありました。

IMG_1363.JPG 

 

 

そして大トリは三橋弘宗研究員の「背景画から読み解く里山の生態系」。

IMG_1402.JPGさりげない風景画の中に描かれた生態系から人の営みが生物のすみかを作っていることや田んぼと森がつながっていること、 IMG_1404.JPGなだらかな地形が特徴的な生物多様性の密度の濃い里山の風景を男鹿さんの背景画はきちんと描いていることなど、締めにふさわしいお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

全3回、9コマのお話を聞いてくださったお客様もおられ、「最初の背景画のランドスケープという全体のお話から、里山、鳴く虫、ホタル、カエル、植物ときて、最後に全体の生態系の話となっていて、とてもわかりやすく、いい構成だったよ。」とのお言葉に感謝感激。IMG_1235.JPG

延べ720人。1回あたり240人。ひとはくにとって生物多様性年の幸先良いスタートと相成りました。

今度の県美ひとはく連携事業は、珍元斎の水木プロとの縁がきっかけで開催されることになった7月からの特別展「水木しげる妖怪図鑑」の予定。ひとはく博士がいかに水木しげる先生の世界に迫るのか・・・乞うご期待!

 

河南堂珍元斎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。

本日は、県美ひとはく連携事業の一席をば。12月13日から年をまたいで、3日間、ひとはくの研究員が県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」の背景画について科学的にとっておきのお話をする「ひとはく背景画セミナー」を開催したのでございます。

なんと、延べ720人の方々に参加いただきました。ありがとうございます。1日目は前にお話しましたので、2、3日目のお話をば少し・・・。

まずは1月19日。この日は「〜身近な里山とはるかなる琉球〜」と題したパート2でございます。まず、登場したのは、大谷剛研究員。

DSCN0793.jpg「となりのトトロ」や「おもいでぽろぽろ」などの背景画の中で、鳴いているはずの「鳴く虫」のお話。タンボコオロギなどの初夏の鳴く虫から夏の代表的なキリギリス、そして秋のカンタンやエンマコオロギ・・・美しい虫の音にみなさま聞き惚れたのでございます。]

 

お次は八木剛研究員。 DSCN0799.jpg DSCN0795.jpgこれも、作品中に鳴いているいや光っているはずのホタルたちのお話。いろんなホタルがいることを紹介したあと、主な3種、ヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタルの実際のホタルの映像をばご覧いただき、ホタルの幽玄な世界へ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして最後は太田英利研究員。日本の亜熱帯。沖縄の風景と生き物のお話。

ここが日本?と思うような風景の中に住むカエルやトカゲなどのけったいな生き物たちのお話と写真に不思議発見。でございます。 DSCN0805.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと来館者は感性豊かなジブリ映画の大ファンがほとんど。もともとのジブリ文化度の高い方々。背景画にメイやサツキ、トトロがうろうろ現れていたところに、自然文化度が加わり・・・百人力!

話をきいているうちに、絵の中でコオロギたちが鳴いたり、ホタルが光っているように見え、キノボリトカゲがスルスルスルっといるように見えてくるからこりゃまた不思議。

 

やはり風景は見る人の文化度の高さによってかわるもの・・・なのでーございます。 

 

つづく・・・。

DSC_0047.jpg前回のブログでも予告しておりましたとおり、今年も御影高校さんらによるキノコ展示会を行います。
昨年は、80種ほどでしたが、今年はさらにグレードアップして、180種のキノコを一同に並べます。まさに、生物多様性YEARを飾るにふさわしい展示会です。
このキノコの標本は、全部、御影高校の生徒さんが採集して、丹念にラベルを振って、乾燥および樹脂処理して、整理されたものです。もちろん、すべて六甲山の再度公園で採集されたものばかりです。身近な六甲山の非常に限られた箇所に、180種ものきのこがあるのです。なんでそんなに種数があるのかって?それは、ぜひ2/11に開催される【共生のひろば】での御影高校による発表をお聞きください。
ですが、兵庫きのこ研究会さんによれば、180種なんてちっちゃな数字ではないそうで、これまでの記録を積み上げるとゆうに
1000種類近くは生育しているとのことです。この数字はどうやって計算するの?種数はどうやって推定するの?これも、今回の展示会ではパネルで説明します。
今回は、キノコの標本展示だけでなく、キノコの種数や出現傾向について分析した結果やその解説パネルも展示します。
詳しい展示情報は以下のとおりとなります。

期間: 2010年2月11日(木) 〜 4月18日(日)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
観覧料: 無料 (博物館観覧料が必要です)
主催: 兵庫県立御影高等学校
共催: 
兵庫キノコ研究会・兵庫県立人と自然の博物館

興味のあるかたは、ぜひ人と自然の博物館へ!
2月11日は、キノコの臭いを嗅ぐことができる展示コーナーが特別に登場します。

(みつはしひろむね)

 

1月12日から2月5日まで、ひとはくは臨時休館いたします。
というわけで、明日が今月最後の開館日となります。

明日11日(月・祝)は、
11:00〜レトロ紙芝居「カーン 少年とトラの約束」

カーン

▲こんな感じです。今日も満席でした!!

11:30〜展示室ツアー。「トラと兵庫の生き物たち」


兵庫のいきもの

▲兵庫の生き物たちの展示の前でスタッフの楽しい話を聞いてください

14:30〜レトロ紙芝居「カーン 少年とトラの約束」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜トラ画はくの日〜」

画伯の日

▲好きな「●●トラ」を描いてくださいね

明日もひとはくに、ぜひお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)

1月12日から2月5日まで、ひとはくは臨時休館いたします。
というわけで、明日からの3連休は今月最後の週末です。

あさって10日(日)は、
11:00〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
11:30〜展示室ツアー。「トラと兵庫の生き物たち」

そして13:00から4階ひとはくサロンで、
「ちんげんさいのこくせんや合戦〜トラ君大活躍!〜」があります。

国性爺合戦(こくせんやかっせん)といえば近松門左衛門作の人形浄瑠璃で有名ですが、ひとはくではどのような展開になるのか!??
謎の講談師、河南堂珍元斎さんオリジナルです。どうぞお楽しみに!!
(チラシはこちらからどうぞ pdf

トラ

▲トラ君がどんな活躍をするのか??私も見てみようと思います(^^)

14:30〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜トラ画はくの日〜」

そして、「丹波の恐竜化石」展示コーナーでは、
■日本初の角竜類の化石
■丹波の恐竜たちといっしょにいたカエルの化石
を好評につき、引き続き展示しています。お見逃しなく!!

展示室

▲この展示も2月からは見られなくなるので、ぜひ今のうちに!!

どうぞひとはくに”何度も”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

 

1月12日から2月5日まで、ひとはくは臨時休館いたします。
というわけで、明日からの3連休は今月最後の週末です。

館内

▲今日も学校団体での来館があり、たくさんの子どもたちが来館していました。

明日9日(土)は、
11:00〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
レトロ紙芝居

▲4階ひとはくサロンで行います。ミニ企画展「トラさんようこそ」とあわせてどうぞ!!

11:30〜展示室ツアー。「トラと兵庫の生き物たち」
14:30〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜トラ画はくの日〜」

いよいよ明日9日からは丹波の恐竜化石、第4次発掘調査が本格的に始まります。上部層の掘削工事も終わり、恐竜の化石を含む泥岩層を調査します。

発掘現場

▲現在の様子。今年は何が出てくるか?楽しみですね(^^)

ひとはくでは、これまでに発掘された恐竜化石の本物を展示しています。
さらに、クリーニング作業を目の前で見ることのできる「ひとはく恐竜ラボ」もあります。

ラボ

▲ひとはく恐竜ラボでは、毎日、クリーニング作業が続いています。この丹念な作業の積み重ねが大切な研究につながるんですね。

どうぞひとはくにお越しください。
そして、ひとはくを見学してから、丹波市山南町の発掘現場まで
足を伸ばされてはいかがでしょうか?

(生涯学習課長 平松紳一)

セツブンソウという花をご存じですか?
いちばん早く春を告げる、上品な花だそうです。

setsubunso.jpg

そのセツブンソウをテーマとした「節分草まつり」が、来る2月7日、丹波市青垣町の「江古花園」で開催されますのでお知らせします。

植物好きの方は、どうぞいらしてください。

チラシ(PDF348KB)はこちら(↓)から取得ください。

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

ひとはく謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。

あけましておめでとうございます。本年もよろしうご贔屓のほど・・・。

さて、県美ひとはく連携事業の一席でございます。

時は、昨年の12月13日(日)。

県立美術館にひとはくの研究員が出現したのでございます IMG_1147.JPG

それは、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」にあわせ、背景美術作品の中に登場するさまざまな自然、いきもの、人の暮らしなどを科学的にひとはくの博士が解説する「ひとはく背景画セミナー」で、この日は「〜里山とランドスケープ〜」と題した1回目でございます。

IMG_1138.JPG登場したのは、中瀬勲副館長。

「となりのトトロ」などの背景画の中に登場する風景を、ランドスケープアーキテクトの観点から分析し、実際の里山や庭園の風景写真との比較で、背景画をさまざまな視点で解説しました。

IMG_1149.JPGセミナーのあと、再び展示を見たお客様は「話を聞いてからの絵と聞く前とでは絵の見え方が違う!」と納得。

風景は見る人の教養によってかわるもの・・・なのでーございます。IMG_1163.JPG 

 

続いては、間の狂言として、珍元斎が出演。相方の四十一斎と御免奈斎と組んでの「講談:阿波狸合戦」。

 

 

IMG_1205.JPGこの話は、出品されている「平成狸合戦ぽんぽこ」の元ネタの1つといわれる徳島に伝わるお話で、今回のために書き下ろした珍元斎バージョンを披露。  IMG_1172.JPG

 背景画の元になった、狸たちが駆け回り、人間と共存していた、かつての日本の暮らしや里山の原風景を口演と寸劇で再現いたしました。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  IMG_1212.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後は服部保研究員による「照葉樹林と里山」。

「もののけ姫」に登場する照葉樹林から日本の植生の移り変わりや里山の炭文化などを解説。 IMG_1213.JPG服部先生の撮った屋久島の写真ともののけ姫の背景画の照葉樹林があまりにそっくりでびっくり・・・ほんとの風景から書きおこした絵だということを実証したのでございます。 IMG_1214.JPG

 

この日は満員御礼で、3コマで延べ200人の方々に楽しんでいただきました。

 ひとはく背景画セミナー、ああ、見逃したという方のために、あと2回開催します。

いずれも14時から兵庫県立美術館レクチャールームにて下記の日程にて、乞うご期待。

 

 

 

 

 

1/9(土) ひとはく背景画セミナー2〜身近な里山とはるかなる琉球〜

     「里山の虫:鳴く虫」大谷剛研究員

「里山の虫:ほたる」八木剛研究員

「琉球の自然と風景」太田英利研究員

1/11(祝) ひとはく背景画セミナー3〜里山と植物〜

「背景画の中の植物」高橋晃研究員

     「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」河南堂珍元斎

「背景画から読み解く里山の生態系」三橋弘宗研究員

今日の開館時間もあとわずかとなりました。
ちょっぴり寂しい気もしますが、年末年始ひとはくはお休みして、3日(日)から開館します。

今年は「ひとはく恐竜大作戦!」
秋の「竜と獣の道展」もおかげさまで多くのお客様にお越しいただきました。

今日の「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」も最高の参加人数でした。

発掘01

▲なんとか晴れてたので寒くはなかったようです

発掘02

▲熱心にチャレンジしていました

レプリカ01

▲いろんな色が選べるのがいいですよね。人気は「ラメ入り」でした

レプリカ02

▲館内で行われたフロアスタッフと遊ぼうスペシャル「とっても簡単!化石のレプリカづくり」も大盛況でした(^^)

今日で「竜と獣の道展」は終了しますが、
期間中に発表した
■日本初の角竜類の化石
■丹波の恐竜たちといっしょにいたカエルの化石
については、1月3日(日)から11
日(月・祝)の9日間も展示を続行します。
もちろん「丹波の恐竜化石」展示室には、丹波市で発見された恐竜の化石を展示しています。
1月9日(土)からは本格的な第4次発掘調査も始まります。

ぜひ、来年もひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

2009年も12月27日(日)が最終日となります。
3階展示室では「竜と獣の道展」の最終日。お見逃しなく!!
「篠山市で発見された角竜類」「丹波市で発見されたカエル」の化石も展示中です。

展示01

▲サンダタンジュウや神戸層群の化石

展示02

▲淡路で見つかった恐竜・翼竜

展示03

▲もちろん「角竜類」「カエル」の化石も・・・

こんなに”てんこ盛り”の企画は今だけ!!お見逃しなく!!

というわけで最終日は・・・

10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
 いつも楽しく、簡単に、そしてきれいな化石のレプリカをつくっていただいています。
 100円ですが、何個もつくって帰られる方もおられます。今回はどうかな? 
 くわしくはこちらを 
  http://hitohaku.jp/blog/2009/10/24_1/
  
11:00〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」 
11:30〜展示室ツアー
13:30〜研究員による展示解説「竜と獣の道展」&ひとはく恐竜ラボ
14:00〜君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう!
 前回も大発見続出!!! さて、今回は何が見つかるかな??
  これまでに実施したときの様子は
   http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_532/
   http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_550/

14:30〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜竜と獣の道〜」

どうぞ、ひとはくに”もう一度”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

いよいよ年末もおしせまってきましたね。
ひとはくも27日(日)まで。あと2日です。

みなさん年賀状はできましたか?
ひとはくでは「トラさんようこそ!」を開催中です。年賀状の「トラ」に困っている人がいたら、ぜひ、ひとはくへ(^^)

トラの剥製、トラと名のつく動植物の標本などが展示されています。
 くわしくは、http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_542/
       http://hitohaku.jp/blog/2009/12/post_554/

この週末も、残り2日間だけとなった「竜と獣の道展」に関連するイベントが盛りだくさんです。

明日26日(土)は、
10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル
 「ひょうごの”竜”のモビール」
 上記の時間中、いつでも参加できます。

モビール▲こんな感じです。

11:00〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
 くわしくはこちら http://hitohaku.jp/blog/2009/10/post_498/
11:30〜展示室ツアー。館内の見どころをご案内します。
14:30〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜竜と獣の道〜」

年末の大掃除とお買い物にはまだまだ時間があります。
その前に、どうぞひとはくにお越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

この週末13日(日)は、1日中オープンセミナーがあります(^^)
3階展示室では「竜と獣の道展」開催中です。

竜と獣の道展01

▲丹波市の発掘現場では12月8日から重機による作業が始まっています。来年1月9日からは写真のような光景が、また見られます。あなたもここで記念撮影などいかがですか?

もちろん「篠山市で発見された角竜類」「丹波市で発見されたカエル」の化石も展示中です。

こちらもご覧ください http://hitohaku.jp/blog/2009/12/post_549/

竜と獣の道展02

▲この機会をお見逃しなく!!

10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「恐竜かべかけづくり」
11:00〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」 
11:30〜展示室ツアー「ボルネオジャングルツアー」
13:00〜16:00 顕微鏡で見る化石(担当は古谷主任研究員です!)

13:30〜研究員による展示解説「竜と獣の道展」&ひとはく恐竜ラボ
14:00〜君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう!
 これまでに実施したときの様子は
   http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_532/
   http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_550/

14:30〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「しかけ絵本づくり」

しかけ絵本02

▲無料でこんなに素敵なものがつくれますよ。(ただし定員20名です)

どうぞひとはくに”何度も”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

今日は朝から雨で、なんとなく気分が乗らない人もいるのでは・・・?
さて、明日から「トラさんようこそ!」が始まります。
もちろん「寅さん」じゃなく、「トラさん」ですがね(^^)

そんなわけで、もうすでにトラの剥製、トラと名のつく動植物の標本などが展示されています。
 くわしくは、http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_542/
       http://hitohaku.jp/blog/2009/12/post_554/

来年の干支の「トラ」の前で写真を撮って、年賀状のデザインにするのはいかがですか?
トラさんようこそ01

▲トラの着ぐるみもありますよ(^^)

トラさんようこそ02

▲トラの剥製の前で遠藤研究員!剥製にはさわれませんのでご注意を!

この週末も、現在開催中の「竜と獣の道展」に関連するイベントが盛りだくさんです。

明日12日(土)は、
10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル
 「竜と獣の復元画をかこう!−ザイサンアミノドン復活−」
 上記の時間中、いつでも参加できます。
11:00〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
 くわしくはこちら http://hitohaku.jp/blog/2009/10/post_498/
11:30〜展示室ツアー「ボルネオジャングルツアー」
14:30〜デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「しかけ絵本づくり」

しかけ絵本01

▲無料でこんなに素敵なものがつくれますよ。(ただし定員20名です)

この週末、どうぞひとはくにお越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

ひとはくでは週末を中心に研究員によるオープンセミナーを開催しています。この週末も楽しいオープンセミナーが開催されたので報告します。

石田弘明研究員による「いろいろなタネを観察しよう!」では、
さまざまな種類のタネを見ることができます。翼果を飛ばす体験もできますよ(^^)

石田研究員1129

▲研究からいろいろと教えてもらえますよ(^^)不思議なタネのいろいろを・・・

フタバガキ

▲これはフタバガキのタネ。私もボルネオジャングル体験スクールで実際にボルネオ島で拾いました。くるくる回って落ちるタネですね 

毎週日曜日の「解説!竜と獣の道展&ひとはく恐竜ラボ」では、
研究員から詳しく解説を聞くことができます。

解説_古谷1129

▲今週は古谷裕主任研究員でした。3階展示室に13:30にお越しください!

隔週の日曜日には「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」もあります。今日も1時間前の整理券発行に長い列ができました。

発掘体験1129a

▲続々とラボ横の広場に集まる「発掘隊員!!」

発掘体験1129b

▲古谷裕主任研究員、先山徹主任研究員から説明を聞いて、さあ始めよう!

発掘体験1129c

▲さあ、見つかるかな? みんなハンマーを片手に真剣ですね(^^)

発掘体験1129d

▲化石かどうかは研究員に同定してもらいます。心配そうに見つめていますが・・・

発掘体験1129e

▲よかったですね。「化石でした!」

化石とわかれば名前を書いていただき資料となります。今日もたくさん見つかりました。

これらの化石はその後、クリーニングされて・・・とても貴重な発見に繋がる場合もあるかも(^^)
次回の「君も発掘隊員!!」は12月13日(日)です。

今年もあと1ヶ月。「竜と獣の道展」も12月27日までです。
ぜひ、ひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

以下、みなさまにお知らせいたします。公開プログラムですので、どうぞ聴講にいらしてください。

 

 

日本昆虫学会近畿支部2009年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第139回例会

(昆虫学公開研究発表会)

開催のご案内

日時 2009年12月12日(土)11:00−17:45(10:30受付開始)

会場 兵庫県立人と自然の博物館ホロンピアホール(兵庫県三田市)

参加費 1人200円 懇親会(18:00〜)は2,000円(学生1,000円)

 

※ 受付は10:30からホロンピアホールで行います。ホロンピアホールへは、展示室3階を、奥へ直進してください。

※ 学会会員以外の方も聴講できます。観覧券(大人200円)を購入して入館し、ホロンピアホール受付で参加費(1人50円)をお支払い下さい。

※ 懇親会に参加される方は、準備の都合上、人数把握が必要ですので、事前にお申し出ください。

申込・問合せ先 兵庫県立人と自然の博物館 八木 剛(yagi(アット)hitohaku.jp)

 
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プログラム

特別講演

11:00 故日高敏隆先生のご功績と思い出/石井 実(大阪府大院・昆虫)

11:30 阪神間における都市緑地の地表性甲虫相ー緑地の断片化が多様性及び種組成に与える影響/前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

12:00〜13:00  <休憩>

研究発表

13:00 1 収穫ダンス初期に観察されたセイヨウミツバチのワーカーパイピング/大谷 剛(兵庫県立大・自然・環境科学研)

13:15 2 チャ寄生性ミカントゲコナジラミに寄生するシルベストリコバチの羽化消長と性比/○笠井 敦(京都府大院・生命環境科学)・岸田 彬(京都府大・農・生物生産科学)・山下 幸司( 京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所)・人見 奈緒子(大阪府立堺東高等学校)・吉安 裕(京都府大院・生命環境科学)

13:30 3 ヒトリシズカとフタリシズカ(センリョウ科)に潜るコハモグリガの生活史・形態の比較/○小林茂樹・広渡俊哉(大阪府大院・昆虫)・黒子 浩(阪南市)

13:45 4 ギンケハラボソコマユバチ単性系統の体色の表現型可塑性と遺伝的変異/○阿部陽介・前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

14:00 5 ダンダラテントウ大阪個体群の鞘翅斑紋多型に季節変異をもたらす越冬成虫の適応度/○河上康子(高槻市)・大橋和典(豊中市)

14:15 6 ヒメドロムシ科甲虫3種の微生息環境の選好性/○藤原淳一(神戸大・昆虫機能)・吉村真由美(森林総研)・前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

14:30 7 メラトニンがマダラスズの卵休眠に及ぼす影響について/高島拓也(神戸大・昆虫機能)

14:45 8 オオカマキリのエソグラム作成とそれに基づく生態学的研究/荒川 裕(兵庫県立大・環境人間)

15:00〜15:45  <ポスターセッション・休憩>

P1 淀川河川敷のチョウ類群集/青柳 正人(大阪工大)

P2 屋久島におけるヤマモモキバガの生活史と終齢幼虫の季節消長/○藤田真梨子・前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

P3 ハンドソーティングとベイトトラップによるヒメボタルの幼虫の捕獲効率/○安岡拓郎(神戸大・昆虫機能)・八木 剛(兵庫県博)・前藤 薫・竹田真木生(神戸大・昆虫機能)

P4 アメリカに移入したツヅレサセコオロギ/○旭 和也・竹田真木生(神戸大・昆虫機能)

P5 ホリカワアシブトゾウムシの生態/沢田佳久(兵庫県博)

P6 オオムラサキの構造色:異常型との比較/○永井 暁・吉岡伸也・木下修一(大阪大)・長崎二三夫(大津市)

P7 アイノミドリシジミの微細構造と光学特性/○清水悠司・吉岡伸也・木下修一(大阪大)

15:45 9 アカマダラハナムグリとコウノトリの深い仲/○那須義次(大阪府病害虫防除所)・村濱史郎(野生生物保全研究所)・三橋陽子・大迫義人(兵庫県立コウノトリの郷公園)・上田恵介(立教大)

16:00 10 ヨコズナサシガメの集合性のメカニズムの解析(予報)/竹内啓一(大阪府大・緑地環境科学)

16:15 11 エゾスジグロシロチョウの香気成分/○棚橋一郎・荒綱 豊・吉井清一(大阪工大)・北原 曜(信州大)

16:30 12 イチジクヒトリモドキの休眠性と生活史/○平井規央・坂本佳子・石井実(大阪府大・生命環境科学)

16:45 13 ニホンジカ過密山林のチョウ相ー兵庫県養父市・朝来市でのトランセクト調査結果/近藤伸一(NPO法人 こどもとむしの会)

17:00 14 奈良県橿原市大和三山のチョウ相−耳成山の3年間の調査結果/宮武頼夫(元大阪市立自然史博物館)

17:15 15 紀伊半島の鱗翅目/伊藤ふくお(日本鱗翅学会近畿支部)

17:30 16 アサギマダラの最近の話題/金沢 至(大阪市立自然史博物館)

懇親会 18:00〜19:30 館内

 

チラシのPDFファイルは

こちらからダウンロードできます(PDF996KB)。

八木 剛(自然・環境評価研究部)

篠山市で発見された原始的な角竜類の化石については、昨夜からのテレビで大きく取り上げられ、今朝の新聞各紙の一面を飾りました(^^)
2007年1月に発表した丹波市の竜脚類の化石同様、やっぱり恐竜はすごいですね。

27日の朝刊

▲朝刊各紙1面には角竜類発見の記事が並んでいます

さて、その化石を明日28日(土)から館内で展示します。
日本で初めて発見された角竜類は、体長が50〜60cm。その頭は大人の握り拳程度?
小さな化石ですが、よくみると歯の特徴がしっかりわかります。

展示ケースの中

▲展示ケースの中には、篠山層群のなかでも篠山市内で見つかった化石がぎっしりと並べられています

ちょうど今、「竜と獣の道展」を開催中です。この機会をお見逃しなく!!

また、週末はオープンセミナーもたくさんあります。

 

***28日(土)***********************


10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「恐竜ペーパークラフト」
11:00〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
 こちらでも紹介しています→ http://hitohaku.jp/blog/2009/10/post_498/
11:30〜 展示室ツアー
14:30〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「パタパタ・プテラノドン」

 

***29日(日)***********************

10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「竜と獣の復元画をかこう」
11:00〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
11:30〜 展示室ツアー
13:30〜 研究員による「竜と獣の道展」&ひとはく恐竜ラボ解説
14:00〜 「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」
 こちらでも紹介しています→ http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_532/
14:30〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「パタパタ・プテラノドン」

ラボ

▲ひとはく恐竜ラボでは、目の前で恐竜化石のクリーニング作業を見ることができます

発掘体験

▲前回の発掘体験ではたくさんの化石が見つかりました

日曜日はスタンプラリーに参加して先着100名のひとはくオリジナル”恐竜・産状レプリカのクリアーフォルダ”をゲットしてください。
このプレゼントは年内12月27日までの日曜・祝日だけです。

ぜひ、この機会にひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

NPO法人人と自然の会は、人と自然の博物館で、毎月第3日曜日に体験型イベントとして「ドリームスタジオ」を実施してきました。

ドリームスタジオは、人と自然の会会員が、博物館での各種セミナーの受講や自主グループ「サークル」での調査研究活動の成果を、来館者に楽しみながら体験していただくものです。博物館には専門の研究者がたくさんいますが、人と自然の会は参加者に対して素人の目線で、人と自然に関するさまざまなテーマを分かりやすく、親しみやすい切り口で企画・実施してきました。

1997年4月に第1回「ボランティアデー」として開始し、名称は「ドリームスタジオ」に改称されましたが(2001年4月第48回より)、この間毎月実施してきました。
12年の歳月を経て、2009年11月15日(日)の「ドリームスタジオ」が記念すべき150回目となります。

第150回ドリームスタジオは「森のクラフト」と題して実施します。
クリスマスリース、松ボックリのツリー、木の実のクラフトなどなど、自由な発想で作りましょう。ぜひ!記念すべき150回目のドリームスタジオにお越しください。

日時:2009年11月15日(日)13:00〜15:00
会場:博物館4階 実習室
定員:先着30名(受付は12:50〜)
参加費:200円
※ 11月15日は無料開館日です!

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(NPO法人 人と自然の会 佐竹千代子)

天高く・・・・・

 

まもなく開始です 午後には天気が崩れそうな予報も出ていますが、爽やかな秋空が、みなさま方のお越しをお待ちしております。

 どうぞ、ご家族おそろいでひとはくにお越しください。

 

 

 

 

ひとはくフェスティバル広報担当チーム

今、ひとはくでは特別企画「竜と獣の道展」を開催中です。今日もフロアスタッフと遊ぼうスペシャル「恐竜の復元画を描こう!」がありました。

復元画01   復元画02

▲スタッフの高瀬さんからアドバイスをしてもらって、骨格図にトレッシングペーパーを載せて恐竜に肉をつけて、体の色を想像して色鉛筆で描いていきます。

復元画03 復元画04

▲できあがったらジオラマに貼って記念撮影!!その場でプリントアウトしてプレゼントします(^^)

いよいよ明日から11月。「竜と獣の道展」は年末12月27日(日)まで開催されます。

そして、明日11月1日(日)は、ひとはくの年に一度の最大イベント!!ひとはくフェスティバルです。

今年は恐竜をテーマに「ひとはく&恐竜フェスティバル」  詳しくは当館ホームページをご覧ください。恐竜化石の発掘体験もあり、恐竜になりきって疾走するコンテストもあり、とにかくさまざまな催しがあります。まんぷく屋台も楽しめますよ。

さらに!!こんなにたくさん来ていただける日なのに・・・観覧料収入は度外視!? 明日は無料でご入館、ご観覧いただけます。お車の方は、向かいのフローラ88ダイエー店舗3階から上の駐車場にとめていただくと4時間まで無料です。

明日は天気も下り坂のようです・・・でも、今年のひとはくフェスティバルはすべて屋内で実施します。雨に濡れるご心配はありませんので、 是非この機会に、ひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

 

柳田國男とカマキリ

2009年10月27日

さて河南堂珍元斎でございます。

時は10月2日のこと。場所は福崎町。

あの有名な民俗学者柳田國男さんの生家になんと

巨大なカタツムリと巨大なカマキリがあらわれたの

でございます。 IMG_0218.JPG IMG_0213.JPG

これには訳がございまして、

3月に続き柳田國男松岡家顕彰記念館との連携イベント。

今回はカマキリでございまして、柳田さんの作品「蟷螂考(とう

ろうこう)」にちなみましてのセミナー「柳田國男とカマキリ」

でございます。

先発は、鈴木武研究員のカタツムリのお話。 IMG_0174.JPG

カタツムリの種類や柳田さんが子どものころに見たハリママイマイ

の生態などを解説。

IMG_0187.JPGカタツムリを囲みながらのセミナーは囲炉裏端の昔ばなしのような

味わい深い分雰囲気でした。

 

 

 

 

 

 

 

中継ぎは、河南堂珍元斎の講談「田助とカマ吉の言葉の冒険!」

IMG_0193.JPG さあ、うってかわってこれは、大騒ぎでございます。

IMG_0244.JPG オガミとかハラタチジジイとかオマンバカバカとかけったいな方言

がたくさんあるカマキリの方言を探す旅にでカタツムリの田助と

カマキリのカマ吉の冒険!

 

柳田國男さんの唱えた「方言周圏論」のかたつむりの「蝸牛考」ともに根拠となったカマキリの「蟷螂考」をもとにした創作講談でございます。

IMG_0251.JPG IMG_0229.JPGカマ吉は御免奈斎、田助は四十一斎、カマッキリ尊氏は、飛び入り参加でデビューした阿北斎。

 

IMG_0257.JPG東京から八犬伝の千葉、京都、神戸、沖縄、そして故郷福崎と長い旅の中で、カマキリのたくさんの方言に出会います。 IMG_0235.JPG

戦いや大道芸もある寸劇講談・・・。みんな奮闘しました!

 

 

 

 

 

 

抑えは、大谷剛研究員のカマキリの生態のお話。カマキリのオスは交尾のあと、メスに必ず食べられるわけではない・・・など目からウロコのお話でした。

 

IMG_0276.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この巨大なカタツムリとカマキリ、またひとはくに現れるかもしれません・・・。

あーこわあ・・

さて、いよいよ明日24日(土)から「竜と獣の道展」が始まります。

今日の写真はこれ(↓)

恐竜ジオラマ

▲恐竜たちの足音が聞こえませんか??

今回の「竜と獣の道展」では様々なオープンセミナーがあります。

初日24日(土)の「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」
「とっても簡単!化石のレプリカづくり」については、

http://hitohaku.jp/blog/2009/10/24_1/

で紹介しましたが、25日(日)には、「恐竜の世界をつくろう!」があります。
4階ひとはくサロンで、開館時間中の10時30分から16時までの間なら、いつでも誰でもご参加いただけます(^^)


恐竜の世界をつくろう

▲このジオラマ、すべてスタッフの手作りです。

高瀬さん

▲背景の絵を描いているフロントスタッフの高瀬さん。

ジオラマ制作

▲手前のジオラマは私とフロントスタッフの笹山さん、瀬良さんとの共同製作です。ベニヤ板に廃ダンボールを切って重ねて段差をつけて、紙粘土と石膏でなだらかにして、仕上げは水性ペイントです。

恐竜折り紙

▲あなたも自分でつくった恐竜を置いて情景写真を撮ってみませんか?

みなさん、明日から始まる「竜と獣の道展」にどうぞ ”何度も” お越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

さて、いよいよこの週末24日(土)から「竜と獣の道展」が始まります。
パネルの準備など、ほぼ完了しました。いよいよ明日の開館を待つのみです。

竜と獣の道展

▲この扉の向こう側にどんな展示があるのか・・・

今朝の新聞でも「県内産 脊椎動物の化石一堂に」と紹介されたとおり、今回の展示では兵庫県で発見された1億4千万年前から1万年前までの化石が一度に見られることも見応えがありますが、さらに期間中のオープンセミナーにも注目です。

「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石を探しだそう」
というオープンセミナーが、ひとはくで11月15日・29日・12月13日・27日の計4日間開催されます。(観覧料のほかに受講料が必要です)
これまでに丹波市で発掘された発掘現場の石をハンマーで割っていただきます。

 

化石発見

▲去年の第3次発掘のときに私もハンマーで石を割って見つけました!!

もしかすると「恐竜の化石」が出てくるかもしれません!!
先日、10月17日(土)に丹波焼陶器まつりで同様のイベントがありました。
そのときの様子は下記ブログでも紹介されています。
http://hitohaku.jp/blog/2009/10/post_488/
化石が見つからなくても、参加者全員には約5千万年前のサメの歯の化石がプレゼントされます。
ぜひ、チャレンジしてみてください!!

みなさん、ひとはくで秋から冬の「竜と獣の道展」にどうぞお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

さて、いよいよこの週末24日(土)から丹波の恐竜、特別企画「竜と獣の道展」が始まります。
パネルの準備など、館内ではあわただしく準備が進んでいますよ。

 

古谷

▲古谷主任研究員なにやら顔をしかめていますが???

初日24日(土)の「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」では、
「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行います。
なんと開館時間中の10時30分から16時までの間なら、いつでも誰でもご参加いただけます(^^)

 

4階サロン展示

▲場所は4階ひとはくサロンです

私が担当して学校団体向けにやっている「やさしい化石のレプリカづくり」では、本物の化石から、ご本人が型どりしてレプリカをつくるところにこだわっているのですが、それだと時間がかかってしまいます。
そこで今回は、誰でも簡単に、その場で数分でかわいい化石のレプリカをつくっていただきます。(ただし、材料費がかかるので1個100円です)

 

おゆまる

▲今回使うのは「おゆまる」という商品です。とってもかわいいでしょ

 

型どり

▲型はもちろん本物の化石から作りました。ゼリーの空き容器が役に立ちました(^^)

 

シリコン樹脂

▲型はシリコン樹脂です

型(アンモナイト2種) 
▲たくさんの型作りも順調に進んでいます

実は、今日の閉館後、「竜と獣の道展」に向けた展示の移動・設営作業が始まります。
24日からの展示をお楽しみに!!

イベントもたくさんありますよ。また紹介します!!

みなさん、ひとはくで秋から冬の「竜と獣の道展」(12月27日まで)にどうぞお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

さて好評開催中のミニ企画展「だまし絵といろんな“だまし”」のオープンセミナー「ひとはくだましセミナー」を来る10月12日(祝)と17日(土)に開催します!両方とも12時半〜14時までひとはくサロンで行います。12日は、建物、狐狸講談、なまず絵、だまし絵。17日は、虫3D、芝右衛門狸紙芝居、虫擬態がテーマです。

その内容の一部を先月22日に県立美術館でも開催しました「1日だけのひとはく美術館〜ひとはくだましセミナー〜」から紹介します。IMG_9681.JPG県立美術館の「だまし絵」展はその日1万人を超す大賑わい。ひとはくのセミナー会場も立ち見が出て120人もの人。

IMG_9699.JPG司会は久々に元NHKの阿部星香さんです!

IMG_9685.JPGまずは山崎義人研究員の「建物のだまし」。

IMG_9690.JPG建築や都市などの空間は、人々の五感で受けとめられます。 IMG_9693.JPG

そんななかで、だまし絵のように目の錯覚を利用していろんな風に見せるトリックが、あちこちにあります。図と地や錯視・・・その秘密を解き明かしました。 IMG_9701.JPG

2番手は、河南堂珍元斎とぶんがく茶釜。

演目は、きつねとたぬきのだまし合戦!講談「おまんだぬきと細川のおやっさん」でございますIMG_9748.JPG

昔から、人里近くに住んでいる狸や狐は人をだますといわれてきました。 IMG_9712.JPG

本当はそんなことは出来ないのに怪奇現象を妖怪たちととも一身に背負ってきたエライだまし屋のタヌキさんとキツネさんを主人公に、IMG_9735.JPG

淡路につたわる昔話をもとにおまん狸と細川のおやっさんというキツネの化かしあいの物語を寸劇つきで演じました。 IMG_9783.JPG今回も珍元斎の相方、美術館の四十一斎もタヌキとキツネに化かされてフンまみれになる弥平を大熱演でした。12日にはひとはくでその迷演技を披露します。

 

 

河南堂一門も、十七斎のキツネ、小江雅智斎の女房、綾毬奈斎の大名行列と今回は女性陣中心の寸劇で華やかでありました。

  

トリは大谷剛研究員の「虫のだまし」。たくさんの動物の餌になってる虫たちは、つかまらないようにと一生懸命生きています。

IMG_9793.JPGその中で、ハチのふりをしている虫や「だまし絵」のように腰のくびれを模様で擬態する虫・・・ IMG_9795.JPGけなげに生きる虫たちをたのしく紹介しました。会場はさまざまな“だまし”に関心したり笑ったり驚いたり、あの手この手のだまし三昧の一日となりました。IMG_9806.JPGひとはくでのセミナーは2日間のスペシャル版でこの日出演しなかったなまず絵の加藤研究員や沢田研究員も出演します。みなさまもひとはくで、ぜひ“だまし”の世界に浸ってみてください。乞うご期待。

川東丈純

さて、河南堂珍元斎でございます!本日のお話は芭蕉さんとカエルでございます。

芭蕉さんと家にカエルという話ではなく芭蕉さんのあの有名な句「古池やかはづ飛び込む水の音」のかはづ=カエルのおはなし・・・。

IMG_0082.JPGIMG_0085.JPG 10月3日伊丹にあります俳諧の文学館、柿衞(かきもり)文庫で企画展「芭蕉 新しみは俳諧の花」展がはじまりました。

 

 

 

 

 

 

さて、月日はずーっとさかのぼり、今年の夏、7月のこと。太田英利研究員と珍元斎は、柿衞(かきもり)文庫と大阪芸術大学と組みまして、この「芭蕉展」に向けたワークショップをすることになったのでございます。(この企画なんと文化庁の補助金がつきました!)

P1010173.JPGそれは、芭蕉さんのよんだ「古池や・・・」に登場するカエルをテーマにした2つのワークショップ。

1つは、俳人の木割大雄さんと太田研究員のコンビ。

子どもたちが生きているカエルをさわって体感したのち、「古池や・・・」の句を短冊に自由に表現する講座。 P1010180.JPG                      もう1つは、大阪芸大の堀野利久さんと珍元斎のコンビで、芭蕉さんがカエルの句をよんだ「蛙あわせ」の場面を再現した講談を子どもたちが聞いて体感したのち、カエルの焼き物をつくり大皿に盛るというもの。

 

 

 

第1弾はカエル短冊から。7月7日、場所は稲野小学校と鈴原小学校。柿衞(かきもり)文庫の今井美紀館長、木割さん、太田研究員、珍元斎の4人が登場し、カエルまみれの戦いの火ぶたは切って落とされたのございます。

P1010177.JPGまずは、太田研究員によるカエルの生態を解説。なんと世界には4500種のカエルがいるとのこと  。   そのうち日本は40種。うち半分が沖縄。やはり琉球は多様な自然があるんですねえ。

P1010205.JPGカエルは環境の変化に弱く、伊丹にも昔はいっぱいいましたが、だんだん減っていて、今回捕獲したトノサマガエルとヌマガエルは道場町でとってきたもの。夜中に田んぼに入って捕獲中、不審者と思われた・・・などのエピソードを交えながら、子どもたちに楽しくわかりやすく語りました。  P1010212.JPG      そして、いよいよカエルさんをさわります。 P1010206.JPG P1010182.JPG 珍元斎がケースにはいったカエルさんを解き放ち、子どもたちは大騒ぎ、カエルはさわられ、キャーキャーいわれ、えらいこっちゃ!って感じです。

P1010184.JPGおそるおそるのぞく子。顔にのっけてふざける子、まったくさわれず見るのもいやで衝立にかくれる子・・・みんなそれぞれいろんな反応です。 P1010209.JPG

P1010186.JPG散々さわったあと、いよいよ木割さんの指導で、短冊にいろんな絵や文字で「古池や・・・」をかいていきます。 P1010188.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  P1010193.JPGP1010197.JPG P1010198.JPG P1010226.JPG

みんな夢中で縦のものや横のもの、多様な作品ができました。カエルさんはというとぐったり、うんざり。

でもカエルさんのおかげでたのしいおもしろい作品ができました。

大活躍のカエルさんはこの日ちゃんともとの道場町の家へ無事カエルことができましたので、ご安心をば・・・つづく・・・・

バッタの秋

2009年9月22日
 バッタの季節というと何となく夏のようなイメージですが,秋は大型種の繁殖期にもあたり,派手なバッタが飛び交うのがこの季節です.

 先週,近くの学校のバタリンピックを手伝いました.「バタリンピック」とは,バッタを採って,飛ぶ時間を競う競技のことです.数年前から国内各地で行われており,三田では有馬富士公園で毎年行われています.
 今回のはその校内版として深田公園で実施されたものです.2学級が12チームに分かれて各チーム5回ずつ計測のチャンスがあります,合計60回の計測は責任重大です.見失った時点で着地とみなしますので,長く飛んだ場合には追いかけて計る必要があります.担任の先生のほか教頭先生も計測を担当してくださいました.で,私はバッタの居そうな場所の案内係兼バッタの種類の区別係,ついでに見つかる他の虫のQ&A担当です.
 結果は最高記録がクルマバッタモドキの9秒06でした.深田公園にはトノサマバッタやクルマバッタがいないので,上位はモドキ勢が独占でした.ほかにはショウリョウバッタやオンブバッタがノミネートしていました(今回はイナゴも特別参加).
 バタリンピックは競技の形をとっていますが,じつはバッタの種類の違いや,その生息環境の違い,飛び方の違いを感じとる行事です.
 有馬富士公園での競技を見学させてもらったところ,種類ごとの飛び方の特性として,「平均」だけではなく「分散」も重要なようです.例年,上位にはアベレージヒッターのトノサマが並ぶ中,平均的には非力に思えるモドキの中になぜか一発長打でトノサマを上回る個体が出現,最長記録にはモドキが奪い取るの事が多いのだそうです,
 3フライトの合計ならトノサマ3匹が定石,最高記録で競うならモドキも加えておくべし.飛形点ならクルマも有力か? 単にどの種類が飛ぶという問題ではなく,構成に戦略が必要なのです.ん〜 バタリンピック道 奥深いっす.

 一昨日はバッタを解剖する講座「虫の体を調べよう」を行いました,受講申し込みのあった各組(親子三人とか)に二匹,消化管などの内臓を観察用と口器の外部形態観察用の分が必要です.毎年,その材料の調達に苦心しています.
 解剖にはなるべく大きなバッタを使いたいので,トノサマやクルマがいる公園に目星をつけておいて,講座の直前に行って必要な分のバッタを捕まえます.ところがやはり相手は自然,年によって採れ具合がちがいます.なるべく直前に新鮮なのを調達と思っていたら,台風が来たりします,
 今年は前々日(金曜日)に採集,気温は十分でしたが曇りがちで,なぜか不漁でした.例年ならそこここに大きな♀が鎮座し,その周りを数匹の♂が互いに牽制しつつ飛翔したり,徘徊しているような状況なのですが,今年はバッタがぜんぜん目立ちません.なぜかカエルが多い(?).しかたなくクルマ,トノサマ,モドキ♀,ショウリョウ♀など大型のものを内臓観察用に必要な分だけ確保,頭部観察用は(なぜか今年は多い)マダラバッタとモドキ♂を使う事にしました.
 講座では各組で顕微鏡を使って解剖し,昆虫の体の構造を学びました.頑丈な箱のような中後胸をハサミで切り,中の筋肉のかたまりをピンセットで切っていき,体全体を背側と腹側に切り分け,内臓を観察します,その過程でキラキラ輝く気管やマルピギー管なども見られます.
 細かい作業なのですべて予定通りに行くわけではありませんが,うまく背中側の板に張り付いた心臓(背脈管)が動くところが見られた組もありました.卵巣に並ぶ卵の大きさに驚いていた子もいました,今から埋めたら孵るかな?などと想像したり … 解剖は虫の命を奪う事ですが,虫の命を奪うからこそ,単に理科の学習としてだけではなく,それぞれに生命の存在を実感してくれたのではないかと思います.

mod-m-s.jpg
クルマバッタモドキの♂

昆虫共生・沢田佳久

千葉・幕張で開催中の「砂漠の奇跡 恐竜2009」については
7月12日のブログ
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_359/
でも紹介しましたが、私自身7・8月は忙しくて見に行けず、
ようやく先週、見に行ってきました。


幕張

▲会場への道、人通りが少なかったのですが・・・

9月13日の日曜日、9時15分頃会場に着きました。
すでに先着500名のプレゼント(手取層群の石)も売り切れて、
会場内は人であふれていました・・・この様子だと1日1万人くらいいきそうな勢いでした。

骨盤

▲ディプロドクスの骨盤。日本初公開!腸骨と仙椎・仙肋骨のつながりがよくわかります 

IMG_0439.JPG 丹波竜01

▲「丹波竜」は「日本の恐竜研究最前線」のコーナーでひときわ大きいスペースを
いただいて産状レプリカや本物の化石(脳函・環椎・歯・尾椎・血道弓)とともに展示されています

マメンキサウルス

▲世界最大級の恐竜、マメンキサウルスは大きすぎて1枚に収まりません(^^;

ミイラ化石

▲恐竜ミイラ化石「ダコタ」。こんな化石が篠山層群でも出てきてほしいですよね 

体験する さわれる

▲子どもたち向けの化石発掘体験コーナーや本物の化石にさわれるコーナー

おみやげ

▲おみやげコーナーも人でいっぱいでした

この「恐竜2009」は9月27日(日)までです。
週末から始まる秋の大型連休で東京方面に出かけられる方は是非どうぞ!

そんなに遠くまで行けないという方は、"ひとはく"にどうぞお越しください。
新しい企画展「コウノトリのいる風景」が始まっています!
20日(日)には、人と自然の会のドリームスタジオ「コウノトリを知ろう!」もあります。(申し込み不要。先着順です)
もちろん毎日、楽しいイベント盛りだくさん。詳しい情報は、9月のうきうきカレンダー
http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0909.pdf
をご覧ください。

この秋も"ひとはく"に何度もお越しください。

(恐竜タスクフォース・生涯学習課長 平松紳一)
 

日本でのCOP10(生物多様性条約締約国会議)の開催もあと一年あまりとなり、最近では、新聞やテレビ、雑誌など様々なメディアで生物多様性に関するトピックスが頻繁に取り上げられるようになってきましたね。
 兵庫県でも今年3月の「生物多様性ひょうご戦略」を策定したことを皮切りに、県下の市町でも生物多様性戦略の策定の準備が始まり、また国際会議やNPOや NGOによるイベントの開催が予定されるなど、生物多様性に関連する活動を盛り上げようという気運が高まりつつあります。

 ところで、みなさんは生物多様性と聞き、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
「生き物がたくさんいること」という印象がまず頭に思い浮かぶかと思います。
それでは、例えば森の中に、実際、どれくらいの種類の生き物が、どれくらいの密度で、どんな大きさで生活しているか、ご存じでしょうか?

「????」が頭の中に浮かんだ方、
「????」の答えを知りたい方、
生物多様性の調査って何からはじめたらよいかよくわからんと感じられている方。

ひとはくで、生物多様性の調べ方を学んでみませんか?

ひとはくは、これまでの里山の生物多様性についての調査・研究、保全方法の提案の成果をもとに、市民から研究者まで様々な方に利用できる考え方や手法を取り入れた、植物に着目した里山の生物多様性に関する調査方法を提案しています。

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きたる10月4日に、里山の生物多様性の調査・解析方法について講義と実習を交えて紹介いたしますので、多数の方のご参加をお待ちしております。

内容の詳細や申込方法については以下をご覧ください。


タイトル:生物多様性里山戦略推進研修−植生調査・解析方法の実習−
開催日時:平成21年10月4日(日)10:00〜17:00 (受付 9:30〜9:50)
開催場所:兵庫県立人と自然の博物館
内  容:
 <講義>里山管理技術の情報交流について  10:10〜10:25
 <講義>里山管理における生物多様性植生調査方法について  10:25〜11:00
 <実習>里山の調査実習 11:00〜12:10
 <演習>調査結果のとりまとめ、管理方針の作成 13:00〜14:20
 <講義>シカの食害評価里山調査方法 14:20〜14:40
 <講義>里山管理における事前調査事例の紹介  14:40〜15:00
 <講義>伐採木の有効利用事例について(チッパー) 15:10〜16:50

講  師:服部 保、石田弘明、小舘誓治、橋本佳延、黒田有寿茂(人と自然の博物館)
       藤木大介(森林動物研究センター )
       田村和也、福井 聡(里と水辺研究所)
       栃本大介(ひょうご環境創造協会)
        道満俊徳(里山和楽会)
        播戸忠玄(林業・木材製造業労働災害防止協会)
参 加 費:無料(ただし入館料200円をが別途必要です)
定  員:80名
締め切り:平成21年9月7日(月)から申込受付・(先着順)定員になり次第申し込みを締め切ります。
申  込 先:下記の参加申込書pdfに必要事項をご記入のうえ、阪神北県民局阪神農林振興事務所林業課にFAXまたは郵送にてお申し込みください。

     阪神北県民局阪神農林振興事務所林業課
       〒669-1531三田市天神1-10-14  FAX:079-562-8805

          申込用紙はこちら(PDF形式 481kb) annai.pdf                                   (自然・環境再生研究部 橋本佳延)

今日行われた、もう一つの理科推進員養成講座(実践編)「やさしい化石のレプリカづくり」をご紹介します。

実習室にほぼ満員の54名の方々・・・暑かったですねえ。なにせビーカー75個にお湯を沸かしていたんですから。

化石はもちろん本物!!正真正銘のレプリカづくりです。
おゆまるから

▲「おゆまる」をお湯でやわらかくして化石に押し当てて、型を取ります

型どり1 型どり2

▲アンモナイトや三葉虫からうまく型が取れました

せっこう

▲できあがった型にせっこうを溶かして流し込みます。トントンとたたかないと泡が残るんですよね

色塗り

▲今日は色塗りもしました。白いレプリカじゃ本物らしくないですから

完成1

▲仕上がるとこんな感じです!本物らしくできたかな?

大満足1

大満足2

▲みなさん大満足ですよね(^^)今日の講座を学校でも活かしてくださいね

 

ひとはくでは、学校向けに授業で活用していただく「やさしい化石のレプリカづくり」セットの貸し出しを始めています。すでに2学期には、ご予約をいただいております。

ぜひ、学校で児童生徒に”ほんもの”からつくるレプリカを体験させてあげてください。
詳しいお問い合わせは生涯学習課(079−559−2002)まで。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

 本日、ひとはくで「理科推進員」の方々の研修がありました。「理科推進員」とは、小学校での観察・実験の実施の支援や準備・後片付け、計画立案や教材開発の支援をされている方々です。

 2班編成で実施しましたが、ここでは、当館の開発した自然環境総合学習プログラムを活用した、「私のまちの環境マップをつくろう〜景色の温度を測る〜」の様子をお伝えします。

 

  まず最初に自然環境総合プログラムの説明を、情報管理課八尾滋樹指導主事から聞いています。

これを使えば、学校のまわりのことや兵庫県全体についても、様々な分布図を簡単に作ることができます。

 DSC_1282.JPG次に温度を測定する「放射温度計」の原理と使い方を聞いて、いざ「景色の温度」を測定に行きました。

  P1010545.JPG

P1010539.JPG  博物館周辺の駐車場、深田公園、川など様々な場所で測定しました。また、測定した場所を写真に収め、分布図に添えることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 データを持ち寄り、博物館周辺の環境マップを完成させました。

 

DSC_1287.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このソフトは以下の場所から自由にダウンロードできますので、ご活用ください。また、環境に関する学習についてもご相談ください。

http://hitohaku.jp/education/envmap/envmap_index.html

情報管理課 指導主事 八尾 滋樹 / 生涯学習課 西岡 敬三

2009年8月13日(木)連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」第5回を行いました。今回は芦屋川で鳴く虫の観察会を行いました。担当は、7月に続き大谷研究員です。ひとはく連携グループNPO法人さんぴぃすの方ときんひばりの方々がスタッフとして参加してくださいました。

セミナーは夕方5時にはじまりました。あしや市民活動センターをお借りして、はじめに鳴く虫についての講義を受けました。今日は5種類の鳴く虫、ヒガシキリギリス、ヒロバネカンタン、カンタン、タンボコオロギ、カネタタキを覚えましょう!クイズをしながら何度も虫の声を聞き耳をならしていきます。

セミナーの様子

セミナーを終え、明るいうちに芦屋川に出ました。どんな虫がいるのか、実際につかまえてみました。

虫を鑑定   芦屋川の様子
左)捕った虫は大谷先生やきんひばりの方が鑑定。右)芦屋川は都会を流れる小さな川です。

暗くなってからは、虫の声を聞きながら川沿いにしばらく散策しました。キンヒバリの美しい声を聞くこともできました。 都会の芦屋にもたくさんの鳴く虫がいるんですね。

明るい部屋に戻り質問タイム。たくさんの質問がでました。夏休みのいい思い出になったでしょうか。

質問タイム

セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」は、毎月1回行われます。各回ごとに事前申し込みが必要です。さまざまなテーマ、研究員で実施いたしますのでぜひご参加ください!セミナーについての詳細やお申し込みについては、こちらをご覧ください。→ http://hitohaku.jp/education/main.html

(自然・環境マネジメント研究部研究員 遠藤菜緒子)

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セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」 今後のラインナップ

9月13日(日) 芦屋の里山 (村上氏 芦屋森の会2001)*申込締切ました
10月3日(土) 芦屋をとりまく森のキノコ (秋山研究員)
11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)

みなさん〜こんにちは!!

暑い8月も、もうすぐ終わり。お元気にお過ごしですか?

まだ9月になっていないけれど、新学期が始まった学校もあるようですね。

宿題は終わりましたか〜?

えー?!まだ終わってない!!それは大変!!!でも…大丈夫ですよ〜!

博物館では、宿題のヒントになるイベントがいっぱ〜い!

 

<フロアスタッフのイベント>

 「うきうきタイム」4階ひとはくサロン

月曜日〜金曜日(8月中開催、9月からは毎週水曜日になります):11時〜11時半

何をするかは、博物館に来てのお楽しみ!

 

「フロアスタッフとあそぼう〜鳴く虫宝探しラリー〜」2階企画展示室

829日(土)30日(日):15時〜

831日まで開催している「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君参   上!」の展示室の中に宝が隠されているよ!探してみよう!!

 

<研究員によるオープンセミナー>

 「昆虫標本づくり実演コーナー2009」4階ひとはくサロン

   829日(土)30日(日)31日(月):13時〜15

   標本づくりの実演を見学できるよ。質問もOK

 

kenntikukanohi.JPG

 

 

けんちくかの日〜

私たちのまちが完成!〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

seizamanngekyou.JPG 

 

 

 星座万華鏡〜

きれいな万華鏡ができるかな?〜

 

 

 

 

 

 

 

 

nakumusiomenn0825.JPGのサムネール画像

 

 

 

鳴く虫おめん〜かっこいい!!〜

 

 

 

 

 

 

 

 

9月からのフロアスタッフのイベントも盛りだくさん!

<フロアスタッフのイベント>

 「フロアスタッフとあそぼう」15時〜

  5日 (土) 6日(日)「うきうき折り紙〜コウノトリ〜」

12日(土)13日(日)「画はくの日〜コウノトリ〜」

19日(土)20日(日)「石であそぼう!」

21日(月)22日(火)23日(水)「トンボバルーンアート」

26日(土)27日(日)「鳥の巣づくり」

 

「うきうきタイム」毎週水曜日:16時〜

「ふかたん〜水辺の探検隊GO!〜」

27日(日)14時にひとはくサロンに集合しよう!

 

私たちフロアスタッフは、みなさんの『笑顔』に会いたくて、いろいろなイベントを考えています。「みんなは何が好きなのかな〜?」「丹波の恐竜や、植物のお話!昆虫もいいね。喜んでくれるかな?」とスタッフは、毎日話し合っています。

夏休みの宿題が無事に終わったら、私たちに会いに博物館に遊びにきてくださいね!

 

             笹山 由利子(フロントスタッフ)

この週末も様々なセミナーがあり、館内は大いに賑わいました。

22日(土)は、「実演!化石のレプリカづくり」と「親子でつくる化石のレプリカづくり」の最終日。
10時の開館と同時に列ができる盛況ぶりでした。新聞の広域版に掲載されたこともあって、大阪方面からのお客様も何組かおられて初めての”ひとはく”を楽しんで帰られました。

型どり

▲お母さんと一緒に、本物の化石から自分の手で型どりができるのがポイント!

化石のレプリカに色を塗るコーナーには、親子連れや祖父母が孫と一緒に楽しみながら・・・といった、とてもほほえましい光景が1日中続きました。
おかげさまでこの企画、博物館実習生や初任者研修の先生方のお手伝いもあって、9日間だけの開催でしたが、期間中に親子で1000人以上の人が、思い思いの化石のレプリカをつくって帰られました。ありがとうございました。

色塗り01

▲色塗りって楽しいですよね(^^)

色塗り02

▲上手く塗れたかな?

そして夜も館外でオープンセミナーやイベントがありました。

詳しくは、こちらのブログを http://hitohaku.jp/blog/2009/08/post_430/

そして今日、23日(日)は、「第11回ボルネオジャングル体験スクール」の解団式が行われ、8月4日に帰国して以来、久しぶりにスクール生と保護者、スタッフが一同にそろいました。
これから報告書作成、報告会・OBとの交流会開催に向けた準備が始まります。今日は全員が一言ずつ話をして、記録写真のスライドショーを楽しみました。

ボルネオ01

 

ボルネオ02

▲めずらしい昆虫や生き物の写真がいっぱい!写っている子どもたちの表情も生き生きとしていました。これがジャングルなんですよね(^^)

隣のセミナー室では、ひとはく連携活動グループ「るんるいんぷらざ」の主催する
「ひとはく博士と行く ハチ北高原サマースクール’09」の発表会も行われていました。
ハチ北のサムネール画像

詳しくは、こちらのブログを http://runrunplaza05.blog.so-net.ne.jp/

 

 

 

 

ほかにも、デジタル紙芝居のほかフロアスタッフのオープンセミナーや
「親子でつくろう植物標本」「針穴カメラをつくって撮影・現像まで」「実演・解説!恐竜ラボ」「恐竜化石展示解説ツアー」「昆虫標本づくり実演コーナー」といった研究員のセミナーなど、夏休みの自由研究にも活用できるセミナーが盛りだくさんでした。

植物標本 デジタル紙芝居

ところで、ひとはくは、ある週刊誌の「まだ間に合う子どもと学ぶ夏休み〜親子で行きたい博物館」に、全国にある博物館の中から、東京の国立科学博物館、科学技術館に次いで、堂々3位に入って紹介されていました。
生涯学習課長としては、とっても嬉しいですね(^^)本当に親子で学べるセミナーが盛りだくさんなんですよ!!

まだまだ間に合います!ぜひ、来週も”ひとはく”へお越しください!

さて明日、私はまたまた「やさしい化石のレプリカづくり」の出前です。今年の夏は休んでなんかいられませんね(^^;)


出前セット01  出前セット02

▲これで40人分の出前セット。アンモナイト2種類と三葉虫のレプリカづくりです。車の荷台にすっぽりと収まります。でも山道は禁物です。何せビーカーや化石といった”割れ物”が多いですから・・・

 

ひとはくは、明日24日、月曜日も開館しています。
そして、31日(月)まで休まず開館しています。
企画展「初夏の鳴く虫 ぎっちょん君、参上!」も、いよいよ31日まで!
ティラノサウルス類の歯の展示も同じく31日まで!!

ぜひ、この夏、もう一度 ”ひとはく”にお越しください。ぎっちょん君スタンプカードもありますよ(^^)

(生涯学習課長 平松紳一)
 

8月18日に夏季教職員セミナー「植物標本の作り方」、「植物を観察して描いてみよう」がありました。夏季教職員セミナーは、学校の先生方を対象にしたセミナーです。
植物の分野では午前中に「植物標本の作り方」、午後に「植物を観察して描いてみよう」の2つのセミナーをおこないました。
「植物標本の作り方」では、野外に出て、標本の材料となる植物の採集の仕方から新聞紙に挟むまでの作業と、台紙に乾燥させた植物を貼る作業、ラベルの書き方について実習しました。

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「植物を観察して描いてみよう」では、用意した植物を実際に描く作業から植物画をとおして植物に親しみ、細部を観察する実習をおこないました。

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山本伸子(自然・環境評価研究部)

みなさん、夏は昆虫の季節ですよ。ひとはくの「ぎっちょん君」には、もう会いましたか?


さて、2009813日(木)〜25日(火)、神戸元町に、期間限定の「昆虫館」が出現します!!


ひとはくからは、おなじみ、下に入って遊べる巨大キベリハムシ模型、世界でいちばん美しいチョウといわれるモルフォチョウの標本300点ほかが、出張します。生きた昆虫にさわったり、自由にお絵描きするコーナーもありますよ。会期中には「クイズ大会」や「相談室」も。


会場の「アートホール神戸」は、JR・阪神「元町」駅のすぐです。この機会をお見逃しなく。

なんとなんと、入場無料。


くわしくは、神戸元町・夏の昆虫館 スペシャルサイトをごらんください。


神戸元町・夏の昆虫館〜この虫知っとお。小さな生きものたち〜

主催:(財)兵庫県学校厚生会・(財)日本教育公務員考弘済会兵庫支部

共催:兵庫県立人と自然の博物館

協力:赤松の郷昆虫文化館、伊丹市昆虫館、佐用町昆虫館、神戸大学農学部昆虫科学研究室、(株)エイコー科学

企画運営:NPO法人こどもとむしの会


(八木 剛@自然・環境評価研究部)

今年の夏休みに博物館でセミナーはいかがですか?
ひとはくでは、8月10日(月)から3日間と8月18日(火)から3日間の計6日間、夏季教職員セミナーを実施します。

すでに定員を超えて募集を締め切ったセミナーもありますが、
まだ定員に達していないセミナーは、まだ受け付けています。


その中から、いくつか紹介しましょう。

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この写真、どこかわかりますか?
淡路島の南端、阿万海岸です。
G03「地層の見方・調べ方in淡路」では、地層や化石について講義を受けた後、実際に地層を見学します。2学期以降の授業に即、活用できるはずです。


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子どもの頃の思い出に昆虫採集はありませんか?
でも、昆虫を捕まえたけど、いつの間にか死んでしまった・・・
という方も多いのでは?(私もその一人です)

G07「昆虫標本をつくってみませんか?」では、研究員の技を伝授します。プロ級の昆虫標本をつくって、2学期に子どもたちを驚かせてみませんか?

そのほか各セミナーの紹介は、「ひとはく手帖2009」または
ひとはくホームページ>セミナー>2009年度のセミナー>分野別にみる> で「教職員セミナー」をご覧ください。

http://hitohaku.jp/education/09bunya/index.html


詳しくは生涯学習課まで直接電話でお問い合わせください。
TEL079−559−2002(直通)
 

(生涯学習課長 平松紳一)

 まだ梅雨は明けていませんが、いよいよ夏休み!(今年はインフルエンザの影響で夏休みが短くなった学校もあるようです) 以前からこのblogでもお伝えしてきておりますが、7月19日(日)、ボルネオジャングル体験スクール第2回事前学習会がひとはくの大中セミナー室で開かれました。
 はじめに当スクールの校長高橋研究部長のあいさつに続き、スクール生を代表して1班班長野下さんがあいさつしてくれました。前回の第1回学習会の時は、お互い初めてで緊張していましたが、2回目の学習会では、最初から和気あいあいのいい雰囲気が漂っていました。

 今回の学習会では、「ボルネオといえば安間先生。安間先生といえばボルネオ」というくらい、ボルネオの研究では日本はもとより、世界でも第一線で活躍されている元JICA派遣専門家の安間繁樹(やすましげき)先生をお迎えしました。世界中で安間先生しか知っておられないボルネオの動物たちの話やボルネオでの生活などについて詳しくお話しいただき、スクール生も興味津々で熱心に聞き入っていました。
安間先生の撮られた写真を見ながら       野生動物の生態について        図鑑に出ている動物の名前のことで質問 質疑応答では、さらに専門的な動物の名前の疑問や興味深い素晴らしい質問も出ていました。
 今回のボルネオジャングル体験スクールにももちろん安間先生が同行してくださいます。島へ行けばさらに本物を目の前に素晴らしい体験ができることと思います。

 午後は、班別活動の時間。前回の続きで、ラハダトゥサイエンススクールを訪問する際、班ごとにプレゼンテーションする予定になっていますが、その準備をすすめました。小学生から高校生までの異年齢の集団で、しかも住んでいる地域も学校も違いますが、班長のリーダーシップの下、素晴らしいプレゼンテーションの資料ができあがっていきました。 

こんな風にマジックで塗って・・・・  模造紙を巻いて・・・・どうするの?  じゃぁ、あなたたちはお寿司を仕上げてください  「ももたろう」って英語でなんて言うんだろう ?? 
 ボルネオジャングル体験スクールの魅力は、ボルネオ島での自然体験が大きいと思いますが、今回のような事前の学習会を通した、スクール生同士のつながり、コミュニケーションの深まり、チームワークの醸成も大きな魅力の一つだと感じました。 4人の班長が内容を発表

 ボルネオジャングル体験スクールを通して、素晴らしい自然とかけがえのない仲間を見つけ、何より、自分自身の大きな成長につなげてほしいと思います。  出発まであと1週間。体調管理には十分注意してください。

情報管理課:八尾 ボルネオが待ってるよ!! 

2009年7月18日(土)連続セミナー「芦屋で学ぶ森・川・海の自然」第4回を行いました。今回のテーマは森の昆虫。担当は、大谷研究員です。ひとはく連携グループNPO法人さんぴぃすの方もスタッフとして参加してくださいました。受講者は10名と少人数でしたが、遠く福井県から来てくださったご家族もいました。

一向は、芦有ゲートを出発し、旧あしや村(芦屋市青少年野外活動センター)へと続く山道をゆっくりと登りながら、昆虫採集をしました。あちこちで「あ!」「つかまえた」「先生これなに?」など声が上がります。そのたびに大谷研究員が「どれ」と言って解説をしてくれました。少人数ならではの特典です。キマワリやアカハナカミキリといった甲虫が多くとれました。時には、虫かごに入れている間に、ウスバカゲロウの成虫がオサムシに食べられてしまう場面も。食物連鎖を目の当たりに。

昆虫採集の様子 解説する大谷研究員
(写真左)外は暑くても森の中はひんやり、(写真右)昆虫少年からの質問

あしや村は海抜400m〜500m。車が通れる道路はありません。かつては子供たちのレクリエーション施設として、キャンプ場やアスレチック施設が整備されていたそうです。しかし、阪神淡路大震災で施設が利用できなくなり、昨年完全に撤去されました。今は森が広がるのみです。阪神芦屋駅からわずか4kmの場所にこんな環境が、と驚きです。

池の様子 アカハライモリ
(写真左)森の中に池が出現、(写真右)イモリがたくさんいました

最後はみんなでつかまえた虫を確認。見たり声を聞いただけの種類を含めて22種類の昆虫を確認しました。下の写真の昆虫は、尻があがったように見えるのでシリアゲムシの仲間なんだそうです。

昆虫を同定 シリアゲムシ

★★★★★★彡

来月の芦屋セミナーは、8月13日(木)「真夏の鳴く虫を聞く」(担当:大谷研究員)です。真夏の夜、虫の声を聞きながら涼んでみませんか?夏休みの思い出にも。

詳しい情報、申し込みはこちら→ http://hitohaku.jp/education/main.html

(自然環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)

平成21年7月20日(月・祝)から展示が始まる「世界の鳴く虫 昆虫展」in 有馬温泉 瑞宝園の展示準備開始です〜。

 

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まずは、博物館の中から昆虫標本棚、ドイツ箱とパネルを運び出します。

重い棚を持ち上げているのは、平松生涯学習課長、西岡指導主事そして沢田研究員です。

これらを、車にのせます。

 

博物館を出発して車で走ること40分。有馬温泉瑞宝園に到着。

到着したら、早速瑞宝園のスタッフが搬入のお手伝いをしてくれました。  

 

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1階ロビーで展示開始です。

昆虫標本棚にドイツ箱を各面2箱、4面にセットしていきます。

後ろのボードには大谷研究員の解説パネルや鳴く虫クイズのパネルを展示していきます。 

 

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   ロビーはこんな感じです    左から都志支配人・徳田副支配人・平松生涯学習課長 

 

 

瑞宝園のスタッフのおかげで手際よく、30分ほどで展示完了。

このあと、特製のソーダをいただきました。

仕事の後の炭酸ジュースは美味しい♪

 

 

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     瑞宝園のロビー          瑞宝園外観

 

 

展示期間は、平成21年7月20日(月・祝)〜8月31日(月)

展示場所: 有馬温泉 瑞宝園 1階ロビー

 

是非、見に来てね〜。

 

なんと、「ぎっちょん君有馬に参上!」セミナーもやっちゃいます。

ひとはくの大谷研究員と謎の講談師が出演します。

※セミナーだけでも、ご参加OK!(要電話予約)

8月 1日(土)20:30〜21:10「鳴く虫講談と聞きわけ」

8月22日(土)20:30〜21:10「鳴く虫講談とお絵かき」

 

詳しくは、瑞宝園まで 078−903−3800

http://homepage3.nifty.com/zuihouen/

 

 

小林美樹でした(生涯学習課)

今年から全国で教員免許状更新講習が始まっています。

対象となる先生方、もう準備はできていますか?

ひとはくでも教員免許状更新講習を8月11日と12日にそれぞれ行います。

8月11日(火)は「タンポポの仲間を学習する」を鈴木武研究員が担当し、
8月12日(水)は「ハチの知識増強講座」を大谷剛主任研究員が担当します。

いずれも申し込みは、科学技術振興機構(JST)です。

JSTには、平成16年から18年の3年間、私も担当の一人としてかかわった地域科学館連携支援事業で大変お世話になりました。
「校庭の樹木図鑑」や「水生昆虫図鑑」「環境マップ」などのコンテンツを
作成して、ひとはくのホームページでも学習素材の中に紹介しています。

http://hitohaku.jp/education/materials.html

今年、JSTでは全国で千葉県立中央博物館と岐阜県先端科学技術体験センター、屋久島町立屋久杉自然館、そして、ひとはくを合わせた4館で「地域科学館等連携講座」を開設しています。
詳しくは、下記のアドレスをご参照ください。

http://rikashien.jst.go.jp/teacher/index.html

締め切りも迫っています!!
ぜひ、ひとはくで教員免許状更新講習を受けてください。

(生涯学習課長 平松紳一)

 7月11日(土) 4Fひとはくサロンで 「ぎっちょん君ハウスを描こう」イベントが行われました。

 登場からおおよそ1か月。ちょっと夏ばて気味で疲れていたぎっちょん君のお色直しからイベントは始まりました。 初めてのお色直しに緊張気味のぎっちょん君。目をつり上げながらその時が来るのを待ちます。

その時が来るのを待ちます 準備はいいかい?

参加してくれた子どもたちは、ペンキが服につかないようにビニールの袋で作った即席の作業着を被りぎっちょん君に向かいます。 珍元斎さんの合図で一斉にお色直しにかかりました。

ここは黄色だよぉ 顔の正面にも・・・・・ みんな、色を塗ってくれてありがとう(ぎっちょん君より)大きな刷毛や絵の具の筆など、思い思いの道具で好きな色のペンキでどんどんお色直しを進めていきます。あっという間に予定の時間を過ぎました。ようやくお色直し完了!!ちょっと男前になったぎっちょん君。とても満足そうでした。

イケメンのぎっちょん君!!

 引き続いて後半。ひとはくに取材にお越しになっていた、兵庫県の広報専門員の米田さんにも飛び入りで参加していただきました。お姉さんの合図で、今度は一斉にぎっちょん君ハウスの外壁となるボール紙にペンキで絵を描きました。

何を描こうかしら? ここは茶色で決まり! はばタン発見!! 違う色も使って・・・・・ 見て見て!!ぼく、上手でしょう 完成に近づいてきたよ へたりこんで描いちゃおぅ こういう時の子どもの感性って本当に素晴らしいですよね。みんないきいきと、そして黙々と筆を走らせていました。中には、手のひらや足の裏にペンキを塗って手形・足形を描く子もいました。広報専門員のお姉さんも絵筆をもち、はばタンを描いてくださいました。

 やったァ!!完成したぞっ!!

最後に記念写真を撮りました。

明日も楽しいイベントがあるよ!! ひとはくに来てね!!

情報管理課:八尾 これでよしっ 

 

 

6月21日に先山先生のオープンセミナー「ホタル石を光らせよう」がありました。
暗闇で光る鉱物を見せていただきました。普通の光の下では、何のへんてつもないただの石のようにしか見えません。しかし、紫外線を当てると、白や緑や赤色に石が光っていました。とても幻想的で、不思議な光でした。

また、ホタル石をアルコールランプで温めて光らせる実験もありました。紫外線で見たときほど強くは光りませんでしたが、ほのかな青白い光を放っていました。この光を見て昔の人は蛍のようだと思い、蛍石と名付けたのだそうです。

珍しいものを見せていただきました。

でも、このように光る石は私たちの身近にもあるのかもしれませんね。気づいていないだけで。

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 山本伸子(自然・環境評価研究部)

6月20日にオープンセミナー「身近な植物観察」があります。

私たちの周りには植物がたくさんありますが、あまり葉っぱには目を向けません。でも、葉っぱはとっても面白いのです。植物によって葉の形はさまざまですし、ひとつの植物の中でも場所によって葉の形が違うこともあります。

また、ルーペや顕微鏡で見るとさらに不思議な姿をしています。葉にある毛はいろいろな形をしていますし、虫がうろうろしていることも良くあります。

拡大してみると葉の表面に小さな穴が空いていました。葉の断面も面白いですね。

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葉っぱをいろいろな角度から見てみましょう。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

丹波市山南町で、6月20日(土)から、第4回姫ボタルまつりが開催されます
7月11日(土)にかけて、毎週土曜日に鑑賞会が開かれます。

ヒメボタルは、ゲンジボタルと異なって、森にすむ陸生のホタルです。
丹波では、ゲンジボタルの季節が終わる頃に現れ、日没直後、暗くなった林の中から、湧き出すようにいっせいに光りはじめます。
とても小さなホタルですが、美しい輝きです。

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6月17日の夜、現地に行ってきました。こんな感じでたくさん飛んでいましたが、発生のピークはまだ先です。

見たことのない方は、この機会に、ぜひ丹波市へどうぞ。JR谷川駅から無料送迎バスもあります。

お問い合わせは、姫ボタルまつり実行委員会(代表、藤原)090-5041-9962または、丹波市観光協会山南支部 0795-77-2345へ。

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

オープンセミナー

2009年6月17日

「野草のお茶をたのしもう」に6月13日、14日の2日間でのべ180人の方がお茶を飲みに来てくださいました。2日目は小さいお客様にたくさん来ていただきました。においの強いお茶は苦手なようでしたが、カラスノエンドウやビワなどさっぱりしたお茶が人気がありました。

小林先生の「薄くしてみる岩石・化石」も同じフロアでありました。皆さん熱心に顕微鏡を覗いていました。小林先生のオープンセミナーは6月28日(日)にもあります。

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山本伸子(自然・環境評価研究部)

6月13日に大谷先生のセミナー「初夏の鳴く虫観察会」に参加しました。このセミナーは、鳴く虫研究会「きんひばり」の協力で開催されたものです。

初めに大谷先生から鳴く虫の説明を聞いたあと企画展「初夏の鳴く虫と巡回展ぎっちょん君、参上!」の展示を解説していただきました。ここでは、いろいろな質問が飛び交い、参加者の方だけでなく「きんひばり」の皆さんも勉強になったようです。

その後、鳴く虫を探しに、深田公園を散策しました。18:00−20:00までと夜のセミナーだったので、いつもと雰囲気が違っていてとても面白かったです。

残念ながら姿は見られませんでしたが、初めてケラの鳴き声を聞きました。というよりもこれまでケラという名前は知っていましたが、聞き分けたことがなかったのです。少し低くて、今回聞いた中では一番好きな声でした。

今回聞こえた声の主は、コガタコオロギ、キンヒバリ、ケラ、タンボコオロギ、ウシガエル、アマガエルでした。

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次回は、8月22日に「夏の鳴く虫観察会」があります。夏休みの思い出に夜の深田公園で鳴く虫を探してみませんか。申し込み締め切りは8月2日(日)です。

 

現在ひとはくでは、企画展「初夏の鳴く虫と巡回展ぎっちょん君、参上!」が開催されています。興味のある方はぜひ博物館にお越し下さい。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

今日はオープンセミナー「野草のお茶をたのしもう」がありました。身近な野草を使ったお茶を楽しんでいただけます。今日は100人近い人が来られ、それぞれ気に入ったお茶が見つかったようです。

明日6月14日(日)も12種類のお茶を用意してお待ちしています。時間は13:00−15:30まで、4階ひとはくサロンにお越し下さい。

身近な自然を味わってみませんか。

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山本伸子(自然・環境評価研究部)

 お待たせしました。ぎっちょん君グッズが誕生しました!!

 企画展「初夏の鳴く虫と巡回展『ぎっちょん君参上!』」開催中に、来館もしくはイベントやセミナーに参加して、ぎっちょんポイントカードにスタンプをためると、謎の絵師、河南堂珍元斎の生み出したキャラクターぎっちょん君のいろいろなグッズをプレゼント!

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【ぎっちょん君ポイントカード】

 

 5ポイントでぎっちょん君クリアファイルか缶バッチ、10ポイントでぎっちょん君携帯クリーナー、15ポイントでぎっちょん君フィールドノート(岩槻館長ヴァージョン)をプレゼントします。

 交換期間は、平成21年8月31日までで、4Fひとはくサロンカウンターで交換します。

 

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【いろいろなグッズ】 

 

 

 

 

resized_400_DSCF1565ps-crop.JPGまた、栗林慧さん講演会(平成21年8月1日 15:30〜)などのイベントで先着順に栗林慧さん撮影の昆虫瞬間写真ハガキや鳴く虫ハガキ、ぎっちょん君ハガキをプレゼントします。(注:ハガキの指定はできません、悪しからず)

 

  

【撮影:栗林慧さん】

 

 

 

 

 

詳しくは後日、ブログなどでお知らせします!乞うご期待!!

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 【撮影:八木研究員】

 

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【イラスト:謎の絵師河南堂珍元斎】

 とにかく、ひとはくに来てください!!

(情報管理課:八尾)

 今年も、ボルネオ島(マレーシア)ダナンバレーの熱帯雨林で、研究者と過ごす7泊8日のジャングル体験スクールを実施します。

 対象は小学校6年生から高校3年生までの児童・生徒26名を募集しています。

 ポスター等で6/6(土)締切とご案内いたしましたが、6/13(土)までご応募いただけるようになりました。この機会に是非体験スクールにご参加ください。

 以下のホームページに、スクールのご案内や参加申込書がございますので、必要書類をダウンロードの上、旅行会社までご提出ください。

案内  → http://hitohaku.jp/top/borneo/2009/annnai.pdf

申込書 → http://hitohaku.jp/top/borneo/2009/moushikomi.pdf

 

 なお、不明な点がございましたら、下記生涯学習課までお問い合わせください。ください。

 みなさまのご応募をお待ちしております。

 

【お問い合わせ】 生涯学習課(079-559-2002

 

募集締切:6月13日(土) 

選考会:  6月14日(日)

第1回学習会:6月21日(日)、第2回学習会:7月19日(日)

 ※ スクール参加者は選考会、2回の学習会にご参加いただきます。

 ※ 新型インフルエンザも含めて、参加者の健康管理や安全には細心の注意を払い実施いたします。

有馬高校との連携セミナーです

 本日、兵庫県立有馬高等学校人と自然科の1年生35名が来館され、高校連携セミナー「標本資料を理解する」の第2回「標本の重要性と管理」を受講されました。

 高校連携セミナーは、学校の授業の一部を、学校を飛び出し、ここ人と自然の博物館で行うもので、講師は森林多様性研究グループの高野温子主任研究員です。

 

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 今日は日中大雨で、自転車でお越しの生徒のみなさんは服がぬれて大変でした。高野先生の講義を聞いた後は、2班に分かれ実習と見学を行いました。

 

植物標本の作製に挑戦しました

 前回(5/15)に採取した植物を、新聞紙に挟み乾燥させたものを、コテと専用の接着テープを使って台紙に固定しました。

DSC_0887.JPG 採取した植物の名前や採取場所等を記入した標本用のラベルも貼り付け、世界にひとつだけのMy植物標本の完成です。これでなんと、植物学者がつくる標本と同じとは驚きです。

 

ひとはく自慢の収蔵庫を見学しました

  人と自然の博物館が誇る植物や昆虫などの収蔵庫を見学しました。頑丈な二重扉の中には、背丈より高い標本を収めた棚が整然と並んでいます。棚の中には標本がびっしり...

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 室内は一定の温度、湿度に保たれています。館職員と一緒でないと入れない場所で、何十年も前の標本が、大切に保管されています。

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 標本は植物や昆虫だけではありません。こんな標本も・・・  夜に来ると怖そうです!

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学校ではできない体験でした

 人と自然の博物館では、高校連携セミナーを開催し、高等学校の学習のお手伝いをしております。

生物学者が作成する標本づくりや、標本収蔵庫の見学等、学校では体験できない内容の授業を受けることができます。

 本日受講された県立有馬高等学校の生徒のみなさんお疲れ様でした。ひとはくでの学習はいかがだったでしょうか?今日学習されたことを、今後の学校での勉強に生かしてください。

 引率の先生方、講師の先生方もお疲れ様でした。

 

(生涯学習課 西岡 敬三)

 

5月30日に白髪岳のセミナーがありました。今回のセミナーは、ただ植物を観察するだけでなく、参加される方と一緒に植物調査をおこなうものです。前回は文保寺周辺で調査しましたが、今回は白髪岳山頂まで登りました。

当日、午前中は良い天気でしたが、下りで雨に降られてしまいました。白髪岳はそれほど危険なところはありませんが、最後のひと登りが急なので、ここで雨に降られなくて良かったなと思います。

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登山口付近では、コガクウツギやコアジサイなどアジサイの仲間がきれいな花をつけていました。山頂付近ではツツジの仲間がたくさんありました。また、ブナやイヌブナのかなり大きな木があり、驚きました。

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山本伸子(自然・環境評価研究部)

ひとはくでは、来館団体向けの特注セミナーとして
「やさしい化石のレプリカづくり」を実施しています。
これを「ぜひ学校で」という声にお応えして、今年度から
貸し出しできる教材としても準備しました。

貸し出しできる教材は、
■化石(アンモナイト、三葉虫など)
■型取り材(おゆまる)
■ビーカー、石こう容器(ゴム製ボウル)、油粘土、カリ石けん、バット
など

学校で用意していただくものは
■ホットプレート
■石こう
だけです。

昨日は、さっそく三田市立つつじが丘小学校に持ち込んで
やってみました。
今回は担当の先生に代わって私が講師となり、
4年生から6年生までの児童30人を対象に実施しました。

「レプリカって何?」と聞くと・・・

「にせもの!」と答える子どもたち(^^)

しかし、本物の化石から自分で型どりをしてつくるレプリカは、
「にせもの」ではなく正真正銘の「レプリカ」です。
ぜひ、みなさんの学校でもいかがですか?

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        ▲化石は3種類

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        ▲石膏を流し込む子どもたち

 

事前レクチュアを兼ねた学校の先生向けのセミナーもあります。

http://hitohaku.jp/education/09syousai/G26.html

詳しいお問い合わせは、生涯学習課(079−559−2002)まで。

さて、ひとはくの企画展「丹波の恐竜を知ろう−3年間の発掘報告−」は
いよいよ31日(日)までです。
明日、明後日は、入館時に配布するスタンプラリーを完成された先着100名の方にクリアフォルダのプレゼントもあります。
また、最終日には研究員による「恐竜の歯のレプリカづくり」(定員10名)もあります。
ぜひ、この週末はひとはくにお越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

 

 

 

 

 

 

5月30日におこなわれるセミナーの下見のため、白髪岳(しらがだけ)に行ってきました。
今回の白髪岳のセミナーは、ただ植物を観察するだけでなく、参加される方と一緒に植物調査をおこないます。前回は文保寺周辺で調査しましたが、今回は白髪岳山頂まで登ります。

今日は曇り空で山登りには最適でしたが、予想より蒸し蒸しする天気で、汗だくになりながら登りました。
もしかして端境期で花が何もないかもしれないと心配しましたが、ツツジの仲間が沢山花をつけていました。

最後の登りはロープを伝っていくところがあります。30日はあまり良くないとの予報ですから、足下の準備を怠らないようにしましょう。

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山本伸子(自然・環境評価研究部)

丹波の植物を調べる

2009年5月24日

植物リサーチクラブ専修科の有志の方達と丹波の植物を調べに篠山市に行きました。その中には地域研究員の方が3人いらっしゃいました。今回の調査はセミナーではありませんでしたが、リサーチクラブ共通のテーマで、希望者と丹波地域の植物を調査するというものです。

まず篠山口IC近くに集合し、どこに調査に行くかを決めました。そして、沢沿いに2箇所で調査しました。沢沿いのせいもあってか涼しく、フジやヤマブキがまだ咲き残っていました。天気はあまり良くなくて、午後から雨が降り出しましたが、なかなか良い調査だったと思います。

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夏頃にはまた違った植物に会えそうです。

山本伸子(自然・環境評価研究部

2009年5月9日(日)に連続セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」の第2回を行いました。この連続セミナーでは、森・川・海がコンパクトにそろった芦屋を舞台として、1年を通じた自然観察プログラムを実施します。芦屋のような都会でも、たくさんの生き物がいて、自然を学ぶフィールドとしてとても良い場所になるのです。セミナーには、地元芦屋で活躍するひとはく連携グループのNPO法人さんぴぃす、芦屋川に魚を増やそう会が協力してくださっています。

この回のテーマは、「浜辺の鳥 食べもののとり方を観察しよう」です。芦屋川河口の干潟で潮の満ち引きの様子や野鳥の観察、干潟の生き物採集を行いました。

あしやがわかこうのひがた
芦屋川河口干潟

観察会は、14時からはじまりました。参加者は、13名。芦屋川探検隊の小学生も参加してくれました。お天気が良く潮干狩りの人出があったため、残念ながら干潟で見られた鳥は、カラスとドバトだけ。人がいると鳥は逃げていってしまいます。実は、こんなささいなことからも、人と鳥との関係が見えてきます。

それでも、ちょっと沖のほうへ出てみると、アジサシの仲間やカワウを見ることができました。アジサシは空中からダイブして、カワウは潜水して魚をとるのです!

キアシシギ  チュウシャクシギ
芦屋川河口周辺で見られるかもしれない鳥。(左)キアシシギ。(右)ゴミの中のチュウシャクシギ、観察会の日は見れず。(5月7日撮影)

折しもこの日は、満月。すなわち大潮の日。潮の満ち引きが大きいのです。干潟の様子がどれだけ変わるのか楽しみでした。セミナー終了時の17時には、堤防の下まで潮が押し寄せていました。しかし。。。残念ながら、くたびれていて、比較できるような写真を取り忘れました。
下右の写真は、さんぴぃすの大脇さんが撮影されたものです。

13時半のようす  16時半のようす
干潟の変化。(左)13時半、(右)16時半ごろ。右写真は、左写真手前の石がごろごろしているあたり。

この観察会のようすは、NPO法人さんぴぃすのホームページにも報告されています。こちらもぜひご覧ください。(http://sanps.com/index.html

セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」は、毎月1回行われます。各回ごとに事前申し込みが必要です。さまざまなテーマ、研究員で実施いたしますのでぜひご参加ください!セミナーについての詳細やお申し込みについては、こちらをご覧ください。→ http://hitohaku.jp/education/main.html

(自然・環境マネジメント研究部研究員 遠藤菜緒子)

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セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」 今後のラインナップ

6月13日(土) 川の魚と水生昆虫 (田中研究員・三橋研究員)
7月18日(土) 森の昆虫は何を食べ、何に食べられるか (大谷研究員)
8月13日(木) 真夏の鳴く虫を聞く (大谷研究員)
9月13日(日) 芦屋の里山 (村上氏 芦屋森の会2001)
10月3日(土) 芦屋をとりまく森のキノコ (秋山研究員)
11月6日(金) モクズガニとウミボタルの観察 (三橋研究員・大脇氏 NPO法人さんぴぃす)
12月5日(土) 森の樹木と土の観察 (小舘研究員)
1月9日(土) 芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう (遠藤研究員)
2月13日(土) 手作りカメラで自然を写そう (赤澤研究員)
3月13日(土) 湿地の水生動物(三橋研究員)

「C05巨大キリギリスをつくろう」5/23(土)の変更のお知らせ

「6/6(土)オープンセミナー:巨大キリギリスをつくろう」に変更します。時間は14〜17時まで。

 

kirigiri001.jpgこの体長約2mの巨大キリギリス「ぎっちょん君」に、みんなで色をぬって完成させましょう。オープンセミナーなので、参加費は無料です。完成したら「ぎっちょん君」は

 

  初夏の鳴く虫と巡回展〜ぎっちょん君参上!(2009.6.6〜8.31)

 

で、ずっと展示されます。

  さぁ、6/6(土)の14時、4階ひとはくサロンに集まってください。楽しい「立体ぬりえ」をしてみませんか。

 

(自然・環境マネジメント研究部  大谷 剛)

今年もホタルの季節が近づいてきました。

兵庫県西播磨県民局さんが、西播磨ホタルを育む水辺の調査と題して、ホタル調査員を募集しています。みんなでホタルを探しに行きませんか?

お問い合わせは、西播磨県民局環境課さんへ。(電話:0791-58-2137)

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兵庫県のホタル10種を紹介した「プチ図鑑 兵庫の螢」は、ひとはくのホームページからダウンロードできます。どうぞご利用ください。(ページの下の方にあります)

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

4月19日に白髪岳(しらがだけ)ふもとの文保寺でセミナーがありました。
白髪岳でおこなわれる2回のセミナーは、ただ植物を観察するだけでなく、参加される方と一緒に植物調査をおこないます。

今回は文保寺周辺で調査しました。午後1時から始まるセミナーでしたが、10時にはすでに来られて、白髪岳を登ってきたという方もおられるくらいで、12時30分にはほとんどの方が集合していました。そして各自、自主的に調査を始められていました。今回のセミナーの趣旨を説明したあと3班に分かれて調査をおこないました。

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きれいな花や目立たない植物などを採集し、最後にどのような植物があったのかを発表しました。皆さん熱心に講師の説明を聞いていました。

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今回観察できた植物は以下のとおり。
カテンソウ、サンショウソウ、ミミナグサ、ハコベ、ミドリハコベ、ミヤマハコベ、クロモジ、ニリンソウ、オウレン、ヒメウズ、アケビ、ミツバアケビ、ミツバアケビ、ミヤコアオイ、クサノオウ、タケニグサ、ニシノオオタネツケバナ、タネツケバナ、オオバタネツケバナ、ヤマネコノメソウ、コチャルメルソウ、オヘビイチゴ、ビロードイチゴ、クサイチゴ、ナガバモミジイチゴ、ミヤマカタバミ、コクサギ、ナワシログミ、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、キブシ、セントウソウ、コバノミツバツツジ、キランソウ、タチイヌノフグリ、ニワトコ、コバノガマズミ、オオカメノキ、ヤブタビラコ、サルトリイバラ、スズメノヤリ、ヤマスズメノヒエ、ムロウテンナンショウ、ヒメカンスゲ、ナルコスゲ、オクノカンスゲ、タニガワスゲ、ノゲヌカスゲ、ニシノホンモンジスゲ、イヌガンソクなど


まだ芽生えの草本や芽吹いたばかりの樹木で分からなかったものも、次回の5月30日におこなわれるセミナー「白髪岳の植物を調べる(2)初夏の植物」のときにははっきりするのではないでしょうか。次回が楽しみです。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

4月29日に多紀アルプスでセミナーがありました。
昨年は雨で中止になってしまいましたが、今年は雲ひとつない快晴で、山歩きにもってこいの天気でした。

JR篠山口駅に集合し、簡単な挨拶と説明のあと、栗柄に向かいました。まず、栗柄で「谷中分水界(こくちゅうぶんすいかい)」の説明や河川争奪の話を聞きました。

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そして、三嶽へ向かいました。植物の話やチャートの話を聞きながら、三嶽を目指しました。登りはかなりしんどく、鎖場などもありましたが、参加された皆さんは足取りも軽くさくさくと登っていくのに驚かされました。

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鎖場を抜けるとホンシャクナゲやヒカゲツツジなどが、丁度盛りを迎えていました。前回の下見をしたときには、花が終わっているかもしれないと心配していましたが、ここ数日の気温の低下で花が長持ちしたようです。

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途中から西ヶ嶽に直接向かう組みと、三嶽に登ってから西ヶ嶽に向かう組みとに分かれて進みました。
西ヶ嶽山頂で、我々がツツジに夢中になっている間、皆さんは小林さんから地質や地形の説明を受けていました。

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お1人、途中で帰られた方がいらっしゃいましたが、その他の皆さんは無事に西ヶ嶽をまわってこられました。結局16時30分までの予定が17時過ぎの解散になってしまいましたが、皆さんには楽しんでいただけたようでした。

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山本伸子(自然・環境評価研究部

明日おこなわれるセミナーの下見のため、白髪岳(しらがだけ)ふもとの文保寺に行ってきました。
今回の白髪岳のセミナーは、ただ植物を観察するだけでなく、参加される方と一緒に植物調査をおこないます。皆さんで手分けして植物を採集し、文保寺周辺にどのような植物が生えているのか調べ、リストにしたいと思っています。

今日は天気も良く、春に見られる植物が沢山花をつけていました(写真)。明日も晴れる予報ですから、楽しく調査できるのではないでしょうか。

himeuzu1.JPG    katenso2.JPG    nirinso3.JPG

 

興味を持たれた方は、5月30日におこなわれるセミナー「白髪岳の植物を調べる(2)初夏の植物」にお申し込み下さい。この回は白髪岳を登ります。締め切りは5月12日です。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

4月29日におこなわれるセミナーの下見に行ってきました。今年初めての野外調査でした。

まず小林さんに栗柄で、くりから谷中分水界の説明をしていただいたあと、西ヶ岳にむかって出発しました。

初めは緩やかな坂道でしたが、途中から急に岩がごろごろした道になり、鎖場などもありました(写真左)。私はこの登りでへとへとになってしまいました。

尾根に出ると、その後は緩やかな上り下りがあり、西ヶ岳山頂(標高727 m)に着きました。ここで地質の話をしていただきました(写真右)。

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西ヶ岳を過ぎると下りが続き、出発地点まで戻ってきました。

 

今回は、スミレの仲間、ムラサキケマン、チャルメルソウ、ミヤマカタバミ(写真左)、バイカオウレン(写真中)、クロモジ、ヤブツバキ、キブシ(写真右)などが見られました。シャクナゲは花芽がずいぶん膨らんでいました。miyama.JPG   baika.JPG   kibushi.JPG

セミナー当日はどんな植物が観察できるでしょうか。

 

かなり急な登りがあります。参加される皆さんはしっかり「足慣らし」をしておいてください。

申し込み締め切りは4月10日(金)です。

 

山本伸子(自然・環境評価研究部)

まだしばらく寒そうですけれど、もう春ですよ〜^^ 幼児、低学年のみなさん、お願いです!! キリギリスの赤ちゃんを育ててください。 「キリギリスの赤ちゃんを育てよう」というセミナーを募集していますが、現在の申込者4名です ^_^ ; じつは、6月6日から8月31日まで、企画展「初夏の鳴く虫と巡回展ーぎっちょん君、参上!」が開催されます。(「ぎっちょん君」は、企画展のキャラクターで、キリギリスのなかまです。「ひとはく手帖」では、まだ卵ですが、これから大きくなります。) このセミナーは、みなさんに、キリギリスやコオロギの赤ちゃんを育てていただき、かんさつ日記を展示していただこう!という試みです。ぜひぜひおいでください。 「キリギリスの赤ちゃんを育てよう」は、こちらのページからお申し込みいただけます。第1回は4月19日(日)です。決して損はさせません。ぜひおこしください。 この日の午前中には深田公園で「かわいい春をみつけよう」が開催されます。こちらにも参加すると、ひとはくで一日遊べますよ〜 (↓)キリギリスの赤ちゃんです。かわいいですよ〜 飼うのも簡単です! ghitchon_nymph_5845.jpg 八木@自然環境評価研

第1回関西・中国地区のチョウ類の保全を考える集い

チョウ(蝶)の保全についての集会のご案内です。会員外の方もどうぞご参加ください。
ギフチョウ、ヒメヒカゲ、ウスイロヒョウモンモドキ、ウラジロミドリシジミなどの現状とその保全活動についての報告があります。

【主催】日本チョウ類保全協会・兵庫県立人と自然の博物館共催

【日時】2009年3月1日(日)13:00〜17:30 17:30〜懇親会

【会場】兵庫県立人と自然の博物館 4階大セミナー室
 ・電車ご利用の場合:神戸電鉄「フラワータウン駅」下車すぐ
 ・車ご利用の場合:中国自動車道「神戸三田IC」より5分

【内容】
 12:30〜 受付開始
 13:00〜13:10 代表理事あいさつ 藤井 恒 氏
 13:10〜13:50 講演会 「シカの影響による環境変化」 近藤伸一 氏
 13:50〜14:10 チョウ類保全関連の法制度 鎌田邦彦 氏
 14:10〜15:30 チョウ類保全活動報告 立岩幸雄 氏
   兵庫県のヒメヒカゲ
   京都府のウラジロミドリシジミ 乙訓の自然を守る会
   兵庫県のウスイロヒョウモンモドキ ウスイロヒョウモンモドキを守る会ほか
 15:30〜15:50 休憩
 15:50〜17:30 関西・中国地区の今後のチョウ類保全を考える
   日本チョウ類保全協会の活動内容
   関西地区におけるチョウ類の状況と保全
   大阪南部のギフチョウ保全を考える 天満和久氏

 17:30〜 懇親会(博物館内にて3000円を予定)

【参加費】無料。ただし、観覧料が必要です(大人200円)。

【申し込み】当日の参加も可能ですが、準備の都合上、参加をご希望の方は2月26日(木)までに、電子メールでbutterfly-conservation(アット)japan-inter.netへお申し込みください。
 終了後、懇親会を予定しており、会費は3000円の予定です。懇親会の参加についても合わせてご連絡をお願いします。

【問合せ】特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会 事務局
140-0014 東京都品川区大井1-36-1 曽根プラザ301号
TEL 080-5127-1696(中村さん)
E-mail:butterfly-conservation(アット)@japan-inter.net

ホームページはこちら

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↑ ウスイロヒョウモンモドキ。幼虫はオミナエシを食べます。中国山地の草原だけに生息している絶滅危惧種です。

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

いよいよ明日2/11(建国記念日)は共生のひろばが開催されます。

今日はあちこちで準備が進んでいます。

ここはホロンピアホール3Fのポスター&標本展示会場です。
午前中に用意したパネルに早くもポスターをはったり、
昆虫標本を並べたりしています。

ホール2Fホワイエでもポスター&標本展示があり、
ホールそのものでは口頭発表が行われます。

まだ当日の聴講も可能です。
寒い中に熱い心の研究成果を知ることができます

ぜひともおいで下さい。

(生涯学習推進室 鈴木武)

●2009年は、ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で宇宙をのぞいてから、
400年の節目になります。この節目を記念して、世界中の人々に宇
宙への関心を持ってもらおうと、日本はもちろんのこと世界中でさま
ざまなイベントが予定されています。 
詳しいことは、HPでみることができますので、ぜひアクセスしてみ
てください。

http://www.astronomy2009.jp/


●今年は日本で皆既日食(残念ながら三田では、部分日食で80%く
らいしか太陽はかくれませんが)が見えます。
7月22日で夏休みということもあり、たくさんの人が皆既日食を見
学に出かけると思われます。
皆既日食ツアーが各旅行会社で計画(もう募集が済んでいるのも多い)
されていますので、この機会にいかがでしょうか。
*日本では、屋久島から奄美大島にかけて見ることができます。


StellaNavigator/AstroArts Inc.より

人と自然の会も、世界天文年2009に乗っかって、2月にイベント
をしますので遊びにきてください。

「惑星ヤジロベーをつくろう!」 
(「世界天文年2009日本委員会公認イベント(企画)」に申請中)
日時 : 2月15日(日)  13時〜15時
場所 : 実験セミナー室
定員 : 30名
参加できる人 : 小学生以上
参加費 : 200円
セミナー形式

             (人と自然の会・星の会   田中慎悟)

 兵庫県、特に南東部の丘陵地にはけっこう湿地があります。ただ規模が小さく、上の写真のように、ただの草地にしか見えません。
 こうした湿地は「低湿地」と呼ばれますが、宝塚市北部の西谷地区にある「丸山湿原」は県下第一級の規模で、貴重な動植物が生育しており、兵庫県レッドデータの植物群落Aランクにもなっています。
 これまで市民と行政が協力して保全活動を行っていて、勉強をかねて観察会もしています。両生類や水生昆虫、湿地の植物など、たくさんの水生生物を観察することができます。
(参考までに11/2の案内)



写真2:見つかったイモリ
 

 この丸山湿原をまもっていくために、以下のようなセミナーが開かれます。後者の方は、僕が講師として両生類のお話をさせていただく予定です。
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■丸山湿原セミナー「湿原群保全のための里山整備」

日時:2009年1月25日(日)10:00〜12:00
場所:丸山湿原(宝塚市境野地区)
詳しくはこちら

■第3回丸山湿原セミナー 「湿地勉強会&両生類の卵調査」

日時:2009年2月28日(日)10:00〜16:00
場所:丸山湿原(宝塚市境野地区)
詳しくはこちら

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 身近な低湿地の保全活動を実際に体験できる貴重な機会です。2月28日のセミナーでは、ちょうど産卵された両生類の卵の数を調査します。


写真3:アカガエルの卵塊

自然・環境マネジメント研究部 田口勇輝

1月7日(水)から12日(月・祝)までの6日間だけで1万人を超えるご来場がありました。誠にありがとうございました。
最終日のワークショップ「化石のレプリカ作り」は私が講師をさせていただきましたが、10時の開店と同時に並んだ子どもたちで「20名定員×2回」の整理券はまたたく間に完売してしまいました。

「今年のバレンタインはアンモナイトチョコレートで!?」というサブタイトルを設けましたが、参加していただいたみなさん!ぜひ、家でチャレンジしてみてください。


▲カラフルな型取り材でつくりました

▲親子で参加していただきました

ひとはくは今日1月13日(火)から2月6日(金)まで休館いたします。この間に「丹波の恐竜化石」の展示も更新され、肋骨から尾椎・血道弓までが並んだ産状レプリカを見ていただくことができます。
大丸の展示を見逃された方、もう一度じっくり見られる方、ぜひ、人と自然の博物館にお越しください。お待ちいたしております。

(生涯学習課長 平松紳一)

昨日は、土曜日とあって2千人を超える方がご来場されました。ありがとうございました。
とくに徳川広和さんのワークショップには、小田隆さん、荒木一成さんも来られて、終了後、それぞれの書籍のサイン会になりました。
今日も開店と同時にたくさんのお客様が来場されています。県立コウノトリの郷公園のワークショップ「コウノトリの大きさを体感しよう!」のほかに、「丹波竜のちーたん」「コウノトリのコーちゃん」「『ダーウィンが来た!』のヒゲじい」との写真撮影会もあります。
これを読まれた方、まだ間に合うかもしれません。
急いで大丸神戸店9階特設会場にお越しください!


▲書籍やフィギアなどグッズの販売コーナーもあります。


いよいよ明日1月12日(月・祝)までです。今日は10時から20時までですが、明日は18時までです。入場は無料です。
明日の最終日には、ひとはくのワークショップ「化石のレプリカ作り」もあります。4日間で5,500人ですから、最終日には1万人を超えるかも?

ぜひ、ご来場ください。

(生涯学習課長 平松紳一)

 今年は「ウシ」年ですが、
「牛」に対抗して?謎の巨大なカタツムリ(蝸"牛")が現れました。

黄色いカタツムリです。
(専門的にいうと「右巻き」です)

このカタツムリたち、1/10(土)午後1時〜2時半の
「あれもこれもウシ? がぎゅうのお話」
の下見に現れました。
(カタツムリの中身はときどき入れ替わります)

当日は謎の講談師によるでんでんむし講談、
研究員によるかたつむりと蝸牛の話があります。

入館料のみで、申し込みは不要です。
ぜひともおいで下さい。

1月7日(水)から大丸神戸店9階特設会場で「丹波竜」の本物の化石を見ることができます。
おまけに入場は「無料!!」です。ぜひ、この機会に丹波の恐竜化石をご覧ください。

今回の展示は、NHK神戸放送局が主催者となり、人と自然の博物館とコウノトリの郷公園の共催で展示を企画しました。

何といっても圧巻は、初めて並べて展示される「丹波竜」の産状レプリカです。

これまで第1次発掘調査の産状レプリカ(台の大きさが1.3m×3m)は、ひとはくでも展示していましたが、新たに制作した第2次発掘調査の産状レプリカ(台の大きさ1.6m×3m)を同時に並べて展示しています。

実はこの産状レプリカの搬出、展示作業は大変でした。
まず、台ごと木枠に入れて梱包してトラックに積み込みました。

ひとはくからトラックに積み込むのはよかったのですが、大丸神戸店の搬入は、百貨店のくねくねと曲がりくねった搬入路を運ぶのでとても気をつかいました。

さらに大変だったのが、約70度に傾斜した壁面に設置する作業です。大人7、8人がささえながら慎重に設置されました。

こうしてできあがった幅6mの産状レプリカは圧巻です。これまでに発掘された「丹波竜」の大きさがよくわかります。
展示会場入口の正面に展示していますので、ぜひ、じっくりとご覧ください。

(生涯学習課長 平松紳一)

1月12日(祝)まで開催中の、年末年始特別企画「干支(えと)展:ネズミさんありがとう。ウシさんようこそ!」のにぎやかしイベントとして、「カミキリムシほじくり作戦!」を行います。

2009年1月4日(日)13:30〜14:30、4階ひとはくサロンにて。ぜひご来館ください。
参加無料。申し込み不要です。

カミキリムシは「天牛」と書くんですよ。中国語でも「天牛」です。長いアンテナ(触角)が、牛のツノに似ていますね。

シロスジカミキリは、日本最大級のカミキリムシです。体の大きさは5cmくらいあり、10cm近いアンテナ(触角)が伸びていて、迫力満点です。
この虫は、博物館のまわりに植えられているアラカシの木を食い荒らす、いわば「害虫」でもあります。シロスジカミキリに食い荒らされた木はやがて枯れてしまいます。

このイベントでは、シロスジカミキリの入っていそうな木(入っているとは限りません)を何本か持ってきますので、「丸太切り」のように、のこぎりで切ってみましょう。
幼虫が木の中にトンネルを掘っているようすや、成虫も観察できます。
成虫が出てきたら「干支展」で展示する予定です。

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シロスジカミキリは、こんな感じで木の中に入っています。


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切り口から引っ張り出そうとしてるところ。


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幼虫がいることもあります。


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カミキリムシの幼虫は「鉄砲虫」とも呼ばれ、山で仕事をする人は「おやつ」にするそうです。これくらい大きいと食べごたえがありそうですが、今回は、食べません。

八木 剛(自然・環境評価研究部)

12月13日(土)日本昆虫学会近畿支部2008年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第137回例会(昆虫学公開研究発表会)を、人と自然の博物館で開催します。
すべてのプログラムは一般公開ですので、この機会に、ぜひ昆虫学の先端研究を聴講ください。学会ですので、内容は、ちょっと難しいと思いますけれど。

日時 2008年12月13日(土)11:00〜17:45(10:30受付開始。懇親会は18:00〜19:30)
会場 兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホール
申し込み 不要
参加費 50円(博物館観覧料別途。観覧券を購入して入館し、本館3階奥からホロンピアホールへお進みください。ホール1階出入り口からは入場できません)
※ 懇親会に参加を希望される場合は、事前に博物館の八木(yagi(アット)hitohaku.jp)までお申し込みください(会費2,000円程度)。

プログラム

特別講演
11:00 同所的に分布するゴミグモの捕食寄生者,Reclinervellus属の2種の寄生習性と生活史(Hymenoptera: Ichneumonidae: Pimplinae)/松本吏樹郎(大阪市立自然史博)
11:30 マダラヤドリバエの寄生を克服するリュウキュウアサギマダラ(A danaid butterfly, Ideopsis similis, overcomes parasitization by a tachinid fly, Sturmia bella)/○平井規央・石井実(大阪府大院・昆虫)
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12:00〜13:00 <<休憩>>

研究発表
13:00 ヒメボタル(Luciola parvula)幼虫と餌生物の生息密度の関係/○西嶋 翔・安岡拓郎・前藤 薫(神戸大院・農学)
13:15 ダンダラテントウ大阪個体群の鞘翅斑紋多型の季節変異に死亡率・産卵数・孵化率が及ぼす影響/○河上康子(高槻市)・大橋和典(豊中市)
13:30 ガガイモ科の送粉系に関する知見(その4):イケマへの飛翔性訪花者は送粉に貢献しているのか?  コハナバチ・マルハナバチ・蛾類、および、アリ類の訪花行動の比較検討/浜西 洋(兵庫県三田市)
13:45 コオロギGryllus #50 WEISSMAN幼虫に見られる2種類の眠り(rest)とその機能/○西尾良平・竹田真木生(神戸大院・農学)
14:00 ミツバチ収穫ダンスの生理的側面/大谷 剛(兵庫県立大・自然環境科学研)
14:15 ギンケハラボソコマユバチの産雌単性生殖とそのメカニズム/○古江 翔・前藤 薫(神戸大院・農学)
14:30 日本産Zatypota属(Ichneumonidae,Pimplinae,Polysphincta-group)の幼生期と寄主/松本 吏樹郎(大阪市立自然史博物館)
14:45 ニホントガリシダハバチと同胞種シシガシラハバチの遺伝的様相と生物地理的考察/櫻井厚司(神戸大院・農学)

15:00〜15:45 <<ポスターセッション・休憩>>
P1 ユアサハナゾウムシの奇妙な営繭/沢田佳久(兵庫県博)
P2 マメヤハズの飼育/沢田佳久(兵庫県博)
P3 ヒメボタルの発光時刻の地理的変異と気候との関係/○安岡拓郎(神戸大院・農学)・八木 剛(兵庫県博)・前藤 薫(神戸大院・農学)・竹田真木生(神戸大院・農学)
P4 モルフォチョウの構造色の種多様性/木下修一・神戸亮(大阪大学)
P5 地元西宮市・宝塚市におけるクロマダラソテツシジミの調査研究/法西 浩(ひとはく地域研究員)
P6 モンシロチョウの翅の撥水性/○棚橋一郎・榎本将典(大阪工業大学工学部応用化学科)
morpho059.jpg

15:45 北海道・長野産のチビガ科未知種の分類/○小林 茂樹・広渡 俊哉(大阪府大院・昆虫)・黒子 浩(阪南市)
16:00 モモ園から発見されたイナゴマメマダラメイガの分類/○北辻 類・吉安 裕(京都府大・生命環境)
16:15 北陸地方のコムラサキにおける色彩二型間の遺伝的分化/○長太伸章(京都大・院・理)・大脇 淳(里山科学館キョロロ)・曽田貞滋(京都大・院・理)
16:30 白山にベニヒカゲの西限をたずねて/小野克己(京都市)
16:45 モルフォチョウの構造色研究の現状/○木下修一・神戸亮・朱棟・蔡東生(大阪大学・筑波大)
17:00 近畿地方におけるクロマダラソテツシジミの発生状況と遺伝子解析/○平井規央・坂本佳子・矢後勝也・森地重博・山本治・石井 実(日本鱗翅学会近畿支部)
17:15 野生の動植物は誰のものか/鎌田邦彦(大阪市)
17:30 アサギマダラの移動−2008年の速報/○金沢 至・大島新一郎(アサギマダラを調べる会)

<< 18:00−19:30 交流会(本館4階実習室) >>

八木 剛(自然・環境評価研究部/日本昆虫学会近畿支部幹事)

虫好き中学生限定のセミナー「ユース昆虫研究室」は、4月から、神戸市北区藍那(国営明石海峡公園神戸地区)で実施しています。11月29日(土)は、現地調査の最終回でした。朝から晩まで虫とりを堪能しました。

夕方、占部智史くん(姫路市立四郷中学3年)が、樹幹についている冬虫夏草を発見。蛾の採集のため、樹に糖蜜(黒砂糖+ビールなど)を霧吹きしてたところ、偶然みつけたとのこと。みんな「すっげー」といって、写真を撮ってました。

ひとはくの秋山弘之主任研究員によると、キノコは、イトヒキミジンアリタケの未熟なものだろうとのことです。そういえば、占部くんも、現地でイトヒキ何とかタケと言ってました。彼は正しかった。アリはミカドオオアリ。


八木 剛(自然・環境評価研究部)

来週の月曜日はひとはくフェスティバルです.
準備でドタバタ,ウロウロ,ギャーギャーやっています.

今年はファーブル大作戦真っ只中の開催.ファーブル展のオープニングで大好評だった虫放天を,ふたたびステージで午後1時過ぎにやります.今回はみんなに虫捕りをしてもらって,その虫をオリジナル箱にいれて天に放ちます.
みなさんも捕った虫をもって1時ころステージ横に集まってください.『虫』ということでは天候が気になります.虫が捕れなかったときは中止‥になります.自然相手なので仕方ないですね.

ステージでは,三田市内5校の高校生が吹奏楽やチアリーディングを披露してくれます.高校生のアイディア満載のステージが楽しみです.

虫放天の直前には「恐竜○×クイズ」をやります.先山研究員,池田研究員からの出題,うんちく付きです.1問だけご披露・・・「丹波竜の性別はオスであるとわかっている」○か×か‥答えは会場で.

また,約30のグループ・博物館・公園が参加するミュージアムワールドには,今年はじめて出展してくださるところがあります.それは,★兵庫陶芸美術館(炎の芸術,楽焼き体験)と★明石市立天文科学館(博物館にプラネタリウムがやってくる!),★宝塚西谷の森公園(もぐらたたき,風船アート),★三田さんでぃプロジェクト実行委員会(三田地域のSNSサンディの紹介),★あいな育みの会(里山カレー他)です.ありがたいことです.末永いお付き合いができるようになればと願っています.

みなさんのお越しをお待ちしています.
フェスティバル担当で自然・環境マネジメント研究部の藤本真里でした.


ひとはく博士にも会えるよ!

詳しい内容はこちら! ⇒ http://hitohaku.jp/top/08event/festival.html


(写真:吉本教育長あいさつ)


(写真:岩槻館長 謝辞)


(写真:テープカットの様子)


 本日、多数のご来賓にご臨席いただき、「ひとはくファーブル大作戦!」の開催記念式典を行いました。

  「ひとはくファーブル大作戦!」は、「ファーブル昆虫記」最終巻刊行100周年を記念し,国立フランス自然史博物館と国内の5つの自然史博物館が共同で開催する「日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』巡回展」(国内での最終開催館)に加え、一般の方から公募した観察、発見の写真作品などを展示した「ひょうごのファーブル・未来のファーブル」など、数々の展示コーナーで構成する、「ひとはく」最初の特別展です。

 9月20日(土)から11月30日(日)の大作戦の開催期間中は、「ひとはく」が得意としているセミナーなど少し専門的な催し物に加え、「ファーブル」にちなんだ紙芝居やお絵かきなども用意し、幅広い方々に楽しんで頂けるイベントを集中して実施します。

 例年にくらべ暑かった夏の太陽の恵みを受け、近隣の有馬冨士公園や隣接する深田公園では、これから年間を通して最も過ごしやすく、魅力あふれる季節を迎えます。

 「ひとはくファーブル大作戦!」の開催期間中は、豊かな自然に囲まれた「ひとはく」にお越しいただき、さわやかな秋の一日をお過ごしください。


(写真:虫放天の様子)


(写真:糞玉ころがしが入り口に入る様子)


(文責 情報管理課)

ホロンピアホールでの「ファーブルにまなぶ展」の
設営に引き続いて,本館の兵庫地域展や全館飾り付
けの設営作業も追い込みに入りました.
今日は,そのようすをご紹介します,


高所リフトでエントランスホールの飾りつけ作業中


完成! 大きなチョウのシルエットが青空に浮かび
上がりました.


2F 企画展示室の「昆虫不思議ラボ」展示品の搬入
作業中


ラボの入り口の飾りつけも完成


広い館内で迷わないようにサインボードの設置も進
行中.
皆様の来館お待ちしています.


橋本佳明(自然・環境評価研究部)

昆虫記刊行100年記念「ファーブルにまなぶ」展のひとはく開催まで、あ
とわずかとなりました。同展はフランス国立自然史博物館と国内の5博物館
を、ファーブルが採集した標本など6,000点近くの展示品が巡回するもので
す。
これほど大掛かりな「ファーブル展」はもう日本では開催できないかもしれ
ません。最後の開催地になる、ひとはくでは、兵庫オリジナルの展示コーナ
ーやイベントを盛りだくさんに用意して、ひとはく全体がファーブル一色と
なる「ひとはくファーブル大作戦!」として開催します。今は、その準備で
大忙しです。ここでは、みどころ満載のひとはくオリジナルのコーナーを紹
介しましょう。


(写真1:ファーブルの生家の村)
  

兵庫のナチュラリストたち
60年前の宝塚の昆虫採集記録を残した手塚治虫の昆虫ノートや,篠山で虫
の観察に熱中した水木しげるが描いた昆虫絵巻など,虫や自然を愛した兵庫
ゆかりのナチュラリストたちを,貴重な資料や写真等で紹介します.日本の
ファーブルとも言える偉人たちの姿を通して,「ファーブルにまなぶ」展を
鑑賞してみると,きっと新たな発見があるに違いありません.


(写真2:糞虫展示)

  

昆虫不思議ラボ
虫の目をよーく見ると、小さな6角形の粒がたくさんありますね.実は,こ
の粒1つ1つが目で,虫はそれが集まった「複眼」で世界を観ているのです.
このコーナーでは,虫の複眼の世界を体験できる「トンボの目」など,遊び
ながら昆虫の不思議を体験できます.すべて新しい試みの展示で,人博でし
か展示していないものばかりです.ファーブルのように昆虫の不思議発見に
挑戦してみてください.
 

(写真3:昆虫不思議体験)


ほかにも,県民の発見を公募展示する「兵庫のファーブル・未来のファーブ
ル」や福音館の昆虫絵本や昆虫記ものをあつめた「ファーブル図書コーナー」
などみどころ満載.さらに会期中は250回以上のイベントや,ファーブル
の生まれ故郷フランスアベロン県との国際シンポジウムなど催しも盛りだく
さんで,皆さまの来館をお待ちしております.

  
                  橋本佳明(自然・環境評価研究部)

「科博コラボ・ミュージアムin ひとはく『絶滅の恐れのある植物』」が3階ギャラリーと4階ひとはくサロンで開催中です。見所は、これまで門外不出だった野外絶滅危惧シダ植物シビイタチシダの生株展示です。

シビイタチシダの生株

シビイタチシダDryopteris shibipedis Sa. Kurata オシダ科

シビイタチシダは、2007年版レッドリストで絶滅種に指定されました。ところが、昨年9月、国立科学博物館の筑波実験植物園で生きていることが再発見されたのです。この植物は、産地が限られており、野生では絶滅しています。今残っているのは植物園の3株と鹿児島県の個人宅で栽培されている1株だけなのだそうです。本展示は13日(日)まで開催しております。お見のがしなく!

★本企画展にあわせて、7月6日(日)にオープンセミナーが開催されます★
公開講座「絶滅危惧植物の現状と保全」 13:30〜16:00
「シダを使ったコケ玉づくり」 11:00〜13:00(材料費500円が必要です)

詳しい案内はこちらをご覧ください。「科博コラボ・ミュージアムin ひとはく『絶滅の恐れのある植物』」

★★★企画展「クリプトガミック・ボタニー」も開催中!★★★

ホタルの季節がたけなわとなってきました。
みなさんはもう見に行かれましたか?

忙しくて今年も見逃してしまいそうな方に、ハチ北観光協会主催の「森の妖精との素敵な出会い」をご案内します。
7月12日(土)から13日(日)にかけてのイベントで、森の妖精と呼ばれるヒメボタルをはじめ、ゲンジボタル、ヘイケボタルも観察できます。女性ユニットによる「キャンドルライブ」もあるそうです。温泉に入って一泊して、ゆっくりホタルを鑑賞ください。

くわしくはハチ北観光協会のホームページをごらんください。
1泊2食7,500円。ホタル鑑賞つき。神戸(県庁前)からツアーバスも出るそうです。

ハチ北高原は冷涼な気候ゆえ、ホタルの発生が遅いです。他の観察地がとっくに終わった後でも、ここでは観察できます。

ひとはくキャラバン事業の一環として、自然・環境評価研究部では、ハチ北観光協会のみなさんと連携し、昨年から、地域の自然を再発見し、新たなプログラムをつくるプロジェクトを行っています。
2007年は、春の植物秋の植物ホタル、地質地形について、研修を行いました。

今回のプログラムは、ここに登場したみなさんが企画され、ご案内してくださいます。
当日に向けてホタル調査にも余念がないとのことです。ご期待ください!!


(↑)ハチ北高原小沼(先大池)の周辺は、ブナ、トチノキなどが茂る自然林です。多様な植物が生育しています。


(↑)夜になるとこんな感じで、漆黒の森にヒメボタルが舞います。これは必見。

忙しすぎて日帰りじゃないと無理だ、という方には、もはや定番となった丹波市山南町の「第3回姫ボタルまつり」がおすすめです。恐竜発掘地の近くです。

6月14日(土)からスタートしています。6月21日(土)・6月28日(土)・7月5日(土)に、観察会があります。場所は日によって異なり、集合場所からバスで移動します。6月14日・21日は薬草薬樹公園リフレッシュ館横駐車場、6月28日・7月5日は丹波市役所山南支所(やまなみホール前)に、18:00から19:30の間に集合ください。集合ください。JR谷川駅から無料送迎バスがあります。参加費は300円です。

問合せ:姫ボタルまつり実行委員会 090-5041-9962(藤原さん)
くわしくは丹波市観光協会のサイトから(チラシがダウンロードできます)


いずれも、ひとはく共催事業です。

(自然・環境評価研究部 八木 剛)

ヒメボタルの季節となりました。

ヒメボタルは林や草地にすんでいる陸生のホタルで、黄色いフラッシュ光の輝きは、ゲンジボタルとはずいぶん趣が異なります。今年はぜひ観察してみてください。

(↑)ヒメボタルが林の中を飛んでいると、こんな感じです。

(↑)これは、ヒメボタルがとまって光っているところです。


こんな光景が見られるところは各地にあるのですが、まだよくわかっていません。
多くの人は、ホタル=川だと思ってます。これは、ゲンジボタルが有名すぎるからですね。

そこで、今年は、みんなで六甲山系のヒメボタルの分布を調べることにしました。六甲山にもこのような場所があるのですが、まだよくわかっていないので、みんなで手分けして調べましょうという趣旨です。六甲山のヒメボタルは、宵のうちには光ってくれませんので、調査は深夜になります。なかなか手強いですが、新しい生息地を見つけたときのよろこびは、ひとしおです。

セミナーは6月13日の金曜日の午後、県立六甲山自然保護センターで行います。このときに、ヒメボタルについてのくわしいお話をし、調査の作戦を立てます。
ご関心の方は、ぜひ「六甲山系ヒメボタル分布調査プロジェクト」への参加をご検討ください。

いきなりここに入るのはちょっと・・・と思われる方は、丹波市観光協会さん主催の第3回ヒメボタルまつりをオススメします(ひとはく共催)。6月中旬から7月上旬にかけて毎週土曜日に観察会が行われます。暗闇に輝くヒメボタルをお楽しみいただけます。
第3回ヒメボタルまつりのチラシをダウンロードする(PDF880KB)

八木 剛@自然・環境評価研究部でした

 2008年9月20日〜11月30日、ひとはくで日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』展を開催します。
今年は、ファーブルが「昆虫記」最終巻(第10巻)を刊行してから100周年にあたります。
これを記念して、国立フランス自然史博物館と国内の5つの博物館(北海道大学博物館、国立科学博物館、北九州市立いのちのたびの博物館、滋賀県立琵琶湖博物館、兵庫県立人と自然の博物館)が資料、資金や知恵を持ちより『ファーブルにまなぶ』展を共同で巡回開催することになりました。

ファーブルが採集した昆虫や植物標本をはじめ、観察装置、手書き原稿、ダーウィンと交わした書簡など日本初公開の展示物を見ることができます。
また、昆虫記に影響を受けた日本の昆虫研究100年の成果を展示で紹介するなど、盛りだくさんな内容になっています。たぶん、これほどまでに大掛かりな「ファーブル」展は、もう日本で開催できないかもしれません。2007年夏に北大から始まった本展の全国巡回も、2008年秋のひとはくで最終開催となります。
ひとはくがファーブルに出会える最後のチャンスです。
この秋、ファーブルをお見逃しなく!


「ファーブルにまなぶ展公式ポスター」

 さらに、ひとはくでは、『ファーブルにまなぶ』展にあわせて、兵庫地域展「兵庫のナチュラリストたちと昆虫不思議ラボ」を同時開催します。
「観たり、聞いたり、嗅いだり、動かしたり」して、昆虫の不思議や自然観察の楽しさを体感できる、展示やワークショップ、虫や自然を愛した兵庫ゆかりのナチュラリストたちの紹介、ファーブル講談、紙芝居、お絵かき、など親子で楽しめるイベント満載で、みなさんをファーブルの世界へいざないます。
乞うご期待!

「昆虫不思議ラボで発見?」 

  
「ファーブル講談も聞ける!」


こちらのひとはくニュースでは、これから『ファーブルにまなぶ』展のみどころや、ファーブル先生の波瀾万丈な人生の紹介、兵庫地域展の制作裏話などを連載していきます。
ブログ連載の方もご期待ください。

橋本佳明 (ファーブルタスクフォース・自然環境評価研究部)

—日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』展・兵庫地域展「兵庫のナチュラリストたちと昆虫不思議ラボ」
開催まで、あと138日—
ひとはくファーブル展ホームページ: http://hitohaku.jp/tokubetuten/fatop.html
(巡回展「ファーブルにまなぶ」は4/20-8/30まで 琵琶湖博で開催中)

ひとはくオリジナルの大きなスクリーンで動く紙芝居、デジタル紙芝居。
新作『コウちゃんの60日間』を上映いたします。

コウノトリは60日間で巣立つと言われています。
主人公、コウノトリのコウちゃんの誕生から巣立ちするまで、コウノトリの親子が、
お互いにどのように接し、成長してゆくのかを描いたあたたか〜い物語です。

この作品は、フロントスタッフの全て手作り作品。
イラストは松田沙耶香さん。
ストーリーは松田沙耶香さん、笹山由利子さん、水間さ梓さんの3人で作りました。

水間:「アニメーション処理に力をいれましたので、そこにも注目していただければ」
笹山:「コウノトリをもっと身近に感じていただければ」
松田:「コウノトリの親子がお互いを想って成長していく姿を描きました」
と制作者の3人。

是非、ご覧ください!


 
(デジタル紙芝居より:コウちゃんの誕生と巣立ちのシーン)

デジタル紙芝居 『コウちゃんの60日間』
上映期間 : 2月末まで
上映時間 : 毎日2回  ・11:00〜11:15 ・14:30〜14:45
上映場所 : 3階アースシアター

 一雨ごとに寒さが厳しくなる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
晩秋の週末を里山三昧で過ごしませんか?
ひとはくは、12月8日(土)に開催する企画展講座にて、ひょうごの里山の
魅力を余すことなくご紹介します。
日程は、博物館で展示を交えた里山の解説を行ったのち、バスで県立有
馬富士公園へ移動し、市民により管理された新しい里山の姿を観察します。
昼食後は再びバスで移動し、今も伝統的な里山管理が続く川西市黒川の
クヌギ林と、一庫炭を生産する炭窯を見学します。


          写真:黒川のクヌギ林のモザイク景観


   写真2:”生きた”伝統的里山管理がなされた証拠,台場クヌギ

料金は観覧料(最大200円)+資料代(250円)=450円と大変お得な講座と
なっています。みなさまの多数のご参加をお待ちしています。

                    橋本佳延(自然・環境再生研究部)

ナガボノワレモコウ

 ジーンファームではバラ科のナガボノワレモコウ(白花)が咲いています.
ナガボは「長穂」でしょう.
ワレモコウよりもずいぶん長い花序をつけています.
先の方から花が順々に咲いていくんですね.
花序の中ほどの黒いところはアリです.
この花にはアリがわんさかと集まってきます.
蜜でもなめにきたのでしょうか.
それにしても,アリはなぜアリにとってこんな高そうな位置にある花を見つけることができるのか不思議な感じがします.
今度聞いてみるべし...


 10月21日(日)のはくぶつかんの日にはジーンファーム見学会を行います.
このナガボノワレモコウももちろん見ることができます.
興味のある方はぜひお越しくださいね.

黒田有寿茂(自然・環境再生研究部)

ジーンファームは,ひとはくの建物から150 mほど離れたところにあります(写真1)。
ジーンは遺伝子(いでんし)、ファームは農場(のうじょう)という意味の英語。つまり
ジーンファームとは、遺伝子という資源を守り、保存するという役割をもった施設で
す。といっても植物なら何でも保存する...というわけではありません。
ジーンファームは、主として、絶滅が心配されている野生植物、また最近急に減っ
てきている野生植物を対象としています(写真2)。
人工的な環境下で野生の植物を維持していくのはなかなか大変です。参考となる
情報も少ないため、毎日が試行錯誤の連続です。

ジーンファームでは貴重な野生植物を保存しているため普段は非公開ですが、4月,
5月,9月,10月,3月の毎月第3日曜日「はくぶつかんの日」には、午後に見学会を
開催しています。
次回は10月21日(日)の14:00〜15:00に開催します。
ジーンファームを覗いてみたいという方はぜひご参加ください。

                           黒田 有寿茂(自然・環境再生研究部)



写真1 ジーンファーム


写真2 フジバカマ

八木 剛@自然環境評価研究部です。

ひとはく連携活動グループ「テネラル」主催の「48時間耐久虫とりキャンプ」に行ってきました。

2007年8月5日から7日、場所は宍粟市波賀町赤西渓谷、参加者は、高校生大学生の男子19名。

「48時間耐久」というほど過酷ではなかったですが、濃い、三日間でした。


あまり虫の多い季節ではないけれど、林道ではミヤマカラスアゲハの吸水が各所で見られた。夏型はでかくて迫力あり。わりと新鮮な個体が多かった。


キャンプサイトのようす。ほかにだれもいない。3日間自炊。じょうずにご飯を炊けました。


(左)風呂兼洗濯。しかし、水は、ビールを冷やすのによい程度に冷たく、長時間の行水には耐えられなかった。
(右)ナイター(灯火採集)のようす。晴天&見通しの悪い谷筋につき、虫の飛来はいまいち。それでも、ヒゲナガカミキリの立派なオスを採ったヤツがいた。ゆるせん。


(左)大木の幹にトワダオオカがけっこういて、うれしかった。でも、こういう類に喜びを感じるということは、体力勝負の採集について行けなくなった証拠かもなあ・・・と思うとわびしい。
(右)オオチャイロハナムグリを採ったヤツがいた。おこぼれにあずかろうとサワグルミのウロをほじくると、土繭が出てきた。やったぜ!と思ってパカッと割ると、出てきたのはクロカナブン・・・ これはこれで格調高い虫だけれど、ちょっとくやしいっす。。。


虫とりは人生の縮図だ。


※ キャンプのようすは、俺の人生「虫」ブログも参照ください。

※ 「テネラル(teneral)」とは、羽化直後の体が軟らかい状態のことです。ひとはく連携活動グループ「テネラル」は、ひとはくのセミナー「ユース昆虫研究室」修了生などで構成する高校生大学生のグループです。

今回お勧めなのが、8/18(土)〜8/19(日)実施の「E10 竹野エコツアー」
1泊2日の生活・自然体験です。
朝9時に三田に集合。特急「北近畿」に3時間ほど揺られて豊岡市竹野町へ。
スノーケルは、これはお勧め!本格的にウエットスーツを着て潜ります。
潜った後は、海星や海の魚を手にとって観察♪海の環境学習担当の先生から特徴や生態を教えてもらえますよ!
ご飯は、自分たちで作った夕食。やっぱり、キャンプの醍醐味は、カレーでしょうか。
夜は、みんなで仲良くテントで寝ます。星が見えるかな?
2日目の昼食は、バーベキューです!(私も食べた〜い)
気になる参加費用は小学生が8,580円 中学生が13,680円となんとリーズナブル!(この費用の違いは交通費です。)対象は、小学校高学年〜中学生です。この夏に貴重な体験をして忘れられない思い出をつくりませんか?夏休みの自由研究の参考にもなりますよ。


申し込み締め切りは。7月31日(火)まで。「まだまだ、先」なんて思わないで、思い立ったらすぐ申し込みを!
 申し込みはこちら!→→→ http://hitohaku.jp/education/07syousai/E10.html         
「ひとはくレター」編集長  小林美樹  ヾ(。●∀●)

深田公園
 4月15日(日)、オープンセミナー「かわいい春をみつけよう」のレポートです。
深田公園(ひとはくのまわりの公園)は、お昼寝をしたくなるような、とーってもよいお天気でした。
43名の参加者(幼児、低学年とその家族)といっしょにかわいい花や虫をさがしました。

ミツボシツチカメムシ
 テントウムシやチョウなど、子どもたちには動くものが人気ですね。
これは、ミツボシツチカメムシ。ヒメオドリコソウの花の上をちょこちょこと歩き回っていました。

ヤブキリ
 こちらは、ヤブキリ(キリギリスのなかま)のあかちゃん。体長5mmくらい。生まれてすぐです。
小さいころは花や葉っぱを食べていてかわいいのですが、大きくなるとだんだん凶暴になってきて、ついには肉食になってほかの虫を襲います。6月には成虫になります。

 虫だけではなく、たくさんの、いろんな色の花が咲いていましたよ。

タネツケバナアリアケスミレ

 まずは、白色の花。たくさん咲いていたのは、タネツケバナ(写真左)とアリアケスミレ(写真右)でした。
アリアケスミレは、白い花びらに紫色の線が目立ちます。シロツメクサの花も少し咲いていました。

カンサイタンポポ
 黄色の花でたくさん咲いていたのは、セイヨウタンポポ。
しかし、写真は、少し小ぶりの(かわいい)カンサイタンポポでーす。
他には、コメツブツメクサの花もみられました。

イロハモミジ
 赤色・ピンク色の花は、イロハモミジ(写真)、ヒメオドリコソウの花がみられました。
どちらの花も小さくてかーわいい!!

ムラサキサギゴケスミレ

 紫色の花は、ムラサキサギゴケの花(写真左)。褐色の点々の模様が入っています。もう一つは、スミレの花(写真右)です。アリアケスミレが咲いている近くでたくさん咲いていました。カラスノエンドウの花もみられました。

オオイヌノフグリ
 青色の花は、オオイヌノフグリ(写真)、キュウリグサの花がみられました。

 来月は5月20日(日)です。お楽しみに。申込不要。当日10:30から深田公園(ひとはく1階出口前)で受付。1家族300円(保険代等)。よごれてもいい服装で来てね。

 くわしくはこちら:主催者:ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plazaのブログ)


(小舘誓治・八木 剛)

6月10日まで開催している企画展「共生の風景〜古写真にみる暮らしと自然」では,毎月の「博物館の日」(第3日曜日)にギャラリートークを開催しています。展示を作った研究員がお話しをして,参加者には江戸時代のポップアップ「立版古(たてばんこ)」を配布しています。上の写真が実物です。大人が作っても4時間はかかる本格的なもの。子ども向けの簡単バージョンの配布しますので,この機会に是非ギャラリートークに参加してみてください。

当館では、日本のチョウについて、以下のとおり『ミニ企画展』と『オープンセミナー』を開催します。関心のある方のご観覧とご参加をお待ちしております。

■ ミニ企画展
日本には約240種のチョウ類が生息していますが、約25%にあたる63種が環境省のレッドデータブックに載っています。その多くは、草原や湿原などに生息するチョウ類で、最近まであまり注目されることがなかった里山的な環境が主な生息地となっていたため、近年、著しく衰亡しています。このミニ企画展では、このようなチョウ類の衰亡の状況について多くの方々に知っていただき、衰亡しているチョウ類だけでなく、チョウ類も生息できる環境を保全することによって、生物多様性や多様な自然環境の保全を行うための活動が始まっていることを紹介します。

 主催:特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会
 共催:兵庫県立 人と自然の博物館
 会場:兵庫県立 人と自然の博物館 4階 ひとはくサロン
 会期:2007年4月10日(火)〜5月27日(日)
    ※ 月曜日は休館日。ただし、4月30日(月)は開館。
 展示物の概要:
  絶滅の恐れのあるチョウ類の生態写真、保全活動の解説パネル・・・B1サイズ17点
  兵庫県での保護活動紹介パネル・・・四切り写真8点と解説パネル

■ オープンセミナー
 日時:2007年4月22日(日)13:00〜15:00(12:30開場)
 会場:兵庫県立 人と自然の博物館 4階 実習室
 定員:60名(先着)
 申込:当日参加のみとなります。事前申込はできません
 受講料:無料。ただし、博物館の観覧料が必要です。
            
 □ 内容 □
 「チョウはどんな生き物か」    ・・・藤井 恒
 「日本のチョウが減っている」   ・・・中村康弘
 「鉢高原のウスイロヒョウモンモドキと加古川のギフチョウの保護活動」・・・近藤伸一
日本チョウ類保全協会の皆様
(写真は、展示を製作された日本チョウ類保全協会の皆様です)

みなさん、新学期はいかがですか!? 春になるとうきうきしますね。
博物館のまわりの深田公園にも、かわいい花がいっぱいあって、ダンゴムシやテントウムシも元気に歩いてますよー
春になるとさなぎから出てくるモンシロチョウや、チョウのまま冬眠してて暖かくなると動き出すキチョウなど、春の虫もいろいろです。

4月15日(日)には、深田公園でオープンセミナー「かわいい春をみつけよう」がありますよ。園児のみなさん、大歓迎。11:00から12:00、深田 公園(博物館1階出口前)。よごれてもいい服装で来てね。参加費1家族300円です。

写真は昨年のようすです。
  
(八木 剛・小舘誓治)

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 春 の 虫 こ ぶ
博物館の前にある深田公園で、植物の葉っぱにできた虫こぶを観察します。
参加は無料ですので、こぞってご参加ください。

 隊長: 沢田研究員
 日時: 4月22日(日) 14時〜15時
 定員: 30名(先着・無料です)
 集合場所: 館内4Fひとはくサロン

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