オオコオイムシ
Appasus major Esaki
半翅目 コオイムシ科 コオイムシ亜科


写真提供:箕面昆虫館西城洋氏
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●体の特徴・生活の様子 

体長2〜3cm程度です。
体は平らで、前脚は大きく、短い尾 (呼吸管)をもつ特徴があります。
主に湿地に生息しています。
肉食で、大きな前脚で獲物を捕らえ、とがった口で体液を吸います。
雄は背中に卵をのせ、世話をすることがよく知られています。


【専門的に・・・】
高層湿原や谷地などに見られ、閉鎖的な水域 (湿地)に生息します。 体型は偏平で、前脚は捕獲脚となっています。尾端には短い呼吸管があります。 メスがオスの背中に卵を産みつける習性があります。 オオコオイムシは、近縁種のコオイムシ Appasus japonicus Vuillefroy より大型で、成虫の体長は23〜26mmほどです。
コオイムシ科の仲間は、兵庫県ではオオコオイムシ、コオイムシ、タガメの3種が確認されています。

よく似ている種類
コオイムシ
タガメ

●環境とのかかわり
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