体は流線型で、大きな目が特徴的です。
尾は3本で、中央部分が黒くなります。
石の表面などについた藻類を食べます。
淵や平瀬の岸近くの、石底や落ち葉の上で見つかります。
羽化時期:2月中旬〜3月中旬と年1回
【専門的に・・・]
幼虫において、第6-8腹節腹板の後縁に中央部を除き鋸状の小突起が並び,第9腹節腹板の後縁に刺がない特徴です(石綿, 2001)。
しかし、近縁の未記載種が多く、本種をそれらの未記載種から区別することが難しいことから、幼虫における兵庫県内の分布記録は
検討を要します。 本属の検索のキーは幼虫の鰓の側縁がキチン化する点があげられます。また、この種の終齢幼虫は
赤褐色で、鰓葉が深紅になるといわれています (竹門, 1990)。兵庫県の揖保川では上流にのみ分布します。
かなり細い流れにも分布し,細流では落ち込み早瀬の淵部分で見られます。
個体数は多くは見かけず、1ポイント2〜4頭くらいのようです。
よく似ている種類
ヒメフタオカゲロウ
マエグロヒメフタオカゲロウ
その他、未記載種
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