ヒメフタオカゲロウ
Ameletus montanus Imanishi
カゲロウ目 ヒメフタオカゲロウ科 ヒメフタオカゲロウ属

●体の特徴・生活の様子

体は流線型で、大きな目が特徴的です。
尾は3本で、中央部分が黒くなります。
石などについた藻類食べます。
淵や平瀬の岸近くの、石や落ち葉の上で見つかります。
羽化時期:4月下旬〜5月と年1回

【専門的に・・・]
幼虫において、第6-8腹節腹板の後縁に中央部を除き鋸状の小突起が並び,第9腹節腹板の後縁に刺がない特徴です(石綿, 2001)。 しかし,近縁の未記載種が多く、本種をそれらの未記載種から区別することが難しいことから、幼虫における兵庫県内の分布記録は検討を要します。 本属の検索のキーは幼虫の鰓の側縁がキチン化することです。

よく似ている種類
マエグロヒメフタオカゲロウ
キョウトヒメフタオカゲロウ
その他、未記載種


注)分布図:
ヒメフタオカゲロウ属
●環境とのかかわり
 
その他の写真

幼虫
頭部正面

幼虫
尾端

幼虫
尾毛

幼虫
頭部側面

成虫
成虫
交尾器覆面
成虫
交尾器側面