企画展「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス」
企画展のイメージビデオを作成しました(2022/12/20掲載)
◎お知らせ(2022/9/30)
10月8日(土)から「ヤマトサウルス復元頭骨」と「1/10生体復元模型」が本企画展に加わります!
ひとはく通信(ハーモニー117号:2022.6)に、本企画展の特集が掲載されました。
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企画展「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」
※上の画像をクリックすると、リーフレットが閲覧できます。
1 主旨
兵庫県において、丹波地域と淡路地域からの恐竜化石の発見は一躍脚光を浴び、現在ではともに新属新種の恐竜として学名が与えられています。さらに県内産の恐竜の歯や卵殻の化石も着々と研究が進められています。本企画展では、県内産の2大恐竜をはじめ、恐竜の歯や卵殻等に注目して、その特徴に迫ります。また、当館が県民と協働で実施している調査研究や普及教育の紹介のほか、3D映像やクイズなどのデジタルコンテンツもお楽しみいただきます。
2 実施概要
(1) 期間 令和4年7月15日(金)~令和5年1月9日(月・祝)
(2) 会場 兵庫県立人と自然の博物館 2階展示フロア
(3) 展示内容(予定)
化石資料(実物化石およびレプリカ等) | 生体復元模型 |
展示点数:210点* | 展示点数:11点 |
現生資料 | デジタルコンテンツ |
卵殻3点、薄片2点 | 映像3点、3D映像2点、クイズ6点 |
*タンバティタニス(68点)とヤマトサウルス(23点)のホロタイプは1点としてカウントしています。 |
3 展示の見所
- 丹波地域から発見された竜脚類恐竜タンバティタニス・アミキティアエの記載された全てのホロタイプ(学名を付与する基準となる化石資料)を公開します。
- 淡路地域から発見されたハドロサウルス科の恐竜ヤマトサウルス・イザナギイの復元頭骨模型および生体復元模型を展示します(令和4年10月8日(土)展示予定)。
- タンバティタニスとヤマトサウルスの実物大タペストリーを公開します。
- 丹波地域から発見された恐竜の歯や卵殻化石の研究方法や、淡路地域から発見された海棲動物化石等をご紹介します。
4 関連セミナー
(1) 一般セミナー「大空を目指した恐竜たち」 担当:久保田克博
日時:7月23日(土)13:30~15:00 *参加申込等の詳細はこちら
(2) 一般セミナー「獣脚類恐竜の歯を分類しよう」 担当:久保田克博
日時:10月8日(土)13:30~15:00 *参加申込等の詳細はこちら
(3) 一般セミナー「はじめての恐竜」 担当:久保田克博
日時:11月27日(土)13:30~14:30 *参加申込等の詳細はこちら
(4) はかせと学ぼう「石こうで化石のレプリカをつくろう!」 担当:久保田克博+フロアスタッフ
日時:7月30日(土)、12月10日(土)
①10:30~11:10 ②13:00~13:40 ③14:00~14:40 ④15:00~15:40
(5) ワークショップ「恐竜の巣のジオラマをつくろう!」 講師:田中康平(筑波大学)
日時:10月1日(土) ①10:30~12:00 ②14:00~15:30 *参加申込等の詳細はこちら
(6) 特別講演会「ひょうごの恐竜」 講師:小林快次(北海道大学総合博物館)、久保田克博
日時:10月30日(日)13:30~16:00 *参加申込等の詳細はこちら
※(1)~(6)の会場は全て当館です。
5 協力機関等
モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所、群馬県立自然史博物館、神流町恐竜センター、岡山理科大学 恐竜学博物館、北海道大学、洲本市立淡路文化史料館、髙桒祐司、筑波大学、兵庫古生物研究会、丹波市立丹波竜化石工房、南あわじ市教育委員会、凸版印刷株式会社、国立科学博物館、岸本眞五、村上茂、南あわじ地学の会
※ 本事業の一部は、 全国科学博物館振興財団の全国科学博物館活動等助成金を活用させていただいております。
6 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 研究員 久保田 克博