兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。
<募集>
●剖出ボランティア募集のお知らせ
丹波市および丹波篠山市に分布する篠山層群から採取された岩砕からの化石剖出作業に関わるボランティアを募集します。
募集期間 2023 年6月8日(木)~2023 年7月8日(土)
募集人員 5 名程度(先着順;応募者多数の場合はご参加頂けないことがあります)
事前説明会 2023 年7月 16 日(日)13 時~15 時
活動期間 2023 年7月 16 日(日)に県立人と自然の博物館にて実施する事前説明会以降
活動場所 ひとはく恐竜ラボ(休館日を除く10時~12時、13時~16時45分までのお好きな時間帯)
https://www.hitohaku.jp/infomation/news/cleaning-volunteer230608.html
<出版物>
●Newton 2023年7月号「日本の恐竜完全ガイド」
2023年5月26日に発売されたNewton 2023年7月号の「日本の恐竜完全ガイド」にて、タンバティタニスやヤマトサウルス、ヒメウーリサスなどが紹介されました。
https://www.newtonpress.co.jp/newton.html
●「日本産の中生代恐竜化石目録 2022年版」の出版(久保田研究員)
「日本産の中生代恐竜化石目録」(2017年出版)以降に発表された日本の恐竜化石と分類学的帰属に関する新知見について基礎自治体ごとに簡潔に整理した目録です。2022年11月30日時点で、中生代恐竜化石は19道県41市町村から報告されています。なお本稿受理後,2023年1月20日に新たな恐竜化石産地の存在が発表されました。この発見により日本の中生代恐竜化石が発見された基礎自治体は19道県42市町村となりました。
http://www.gmnh.pref.gunma.jp/wp-content/uploads/bulletin27_16.pdf(本論:PDF 0.98MB)
http://www.gmnh.pref.gunma.jp/wp-content/uploads/bulletin27_16_1.pdf(電子付表1:PDF 965KB)
<ひとはく主催のセミナー>
●標本のミカタ「異常巻アンモナイトの世界」(生野研究員)
アンモナイトの中には、殻同士の間にすき間ができたり、殻がまっすぐに伸びたりするなど、変わった巻き方をする種類がおり、「異常巻アンモナイト」と呼ばれています。今回は、人と自然の博物館に収蔵されている異常巻アンモナイトの標本を見学しながら、アンモナイトの殻の多様な巻き方をじっくり観察してみましょう。13:00~13:20には生野研究員によるギャラリートーク「異常ではない異常巻アンモナイトの話」を開催します。
日 時 2023年6月17日(土)13:00~16:00
2023年6月18日(日)13:00~16:00
場 所 コレクショナリウム1階展示ギャラリー
対 象 どなたでも
受 講 料 無料
備 考 当日会場へ
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21524
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21525
●ギャラリートーク「異常ではない異常巻アンモナイトの話」(生野研究員)
標本のミカタ「異常巻アンモナイトの世界」に合わせ、アンモナイトの殻の巻き方の種類や、巻き方に規則性があるのかどうか、などについてお話します。
日 時 2023年6月17日(土)13:00~13:20
2023年6月18日(日)13:00~13:20
場 所 コレクショナリウム1階展示ギャラリー
対 象 どなたでも
受 講 料 無料
備 考 当日会場へ
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21526
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21527
●A14生きている恐竜の世界―化石でたどる鳥類の進化(田中研究員)
恐竜は絶滅してしまった生き物というイメージがありませんか?実は、恐竜の一部は鳥類へと進化して生き延びており、鳥類は"生きている恐竜"とも呼ばれます。鳥類はいかにして出現し、絶滅をのりこえ、現在の多様な姿かたちへと変わっていったのでしょうか。本講座では、中生代から現代まで続く、恐竜たちの進化の道のりをご紹介します。
日 時 2023年6月24日(土)13:30~15:30
場 所 4階大セミナー室
対 象 高校生~大人
定 員 30名
受 講 料 700円(高校生以下:500円)
申込締切 6月17日(土)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A14
●A16化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)
恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
日 時 2023年6月25日(日)14:00~15:00
場 所 ひとはく恐竜ラボ
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 800円
申込締切 6月17日(土)
備 考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。発見された化石は持ち帰ることはできません。状況により中止の場合あり
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A16
●D06 両生類の体を見てみよう(太田研究員)
脊椎動物として初めて陸上に進出した両生類の体には、陸上生活のために新たに獲得された特徴と、祖先である硬骨魚から引き継がれた特徴が混在しています。それらをじっくり眺め、それらの進化学的意味について考えてみましょう
日 時 2023年7月1日(土)13:30~15:30
場 所 4階実習室
対 象 高校生~大人
定 員 20名
受 講 料 500円
申込締切 6月24日(土)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023D05
●D09 爬虫類の体を見てみよう(太田研究員)
両生類から派生した爬虫類は、幼生として水中で過ごす時期をなくしたことで、より陸上生活に適応し、様々に多様化していきました。ここでは現生の爬虫類の代表者を直接観察し、その様々な環境への適応について考えてみましょう。
日 時 2023年7月8日(土)13:30~15:30
場 所 4階実習室
対 象 高校生~大人
定 員 20名
受 講 料 500円
申込締切 6月21日(水)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023D07
●A17, A18化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)
恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
日 時 2023年7月9日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
場 所 ひとはく恐竜ラボ
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 800円
申込締切 6月26日(月)
備 考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。発見された化石は持ち帰ることはできません。状況により中止の場合あり
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A17
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A18
●はかせと学ぼう!「恐竜のジオラマをつくろう!」(久保田研究員)
ここでしか手に入らない恐竜や植物の模型に色を塗って、自分が考える恐竜の世界をつくろう!
日 時:2023年7月9日(日)13:00~15:00
場 所:4階実習室
対 象:小学生以上
定 員:先着20名 整理券番号順に座席指定(会場内でのお付き添いは1名につきお一人まで)
参 加 費:1,000円
備 考:当日10:00より参加申込の整理券を配布します。小学1、2年生は保護者同伴でご参加ください。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22382
●A19 アンモナイトの断面標本を作ろう(生野研究員)
アンモナイトの化石(本物です)を削って、殻の内部の構造がわかる断面標本を作ってみましょう。標本は1人1つずつお持ち帰りいただけますので、夏休みの自由研究にもぜひご活用ください。石を削るのは根気の要る作業ですので、じっくり取り組める方向きです。汚れてもよい服装でご参加ください。
日 時 2023年7月17日(月)10:30~12:30
場 所 4階実験セミナー室
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 1,000円(高校生以下:700円)
申込締切 6月27日(火)
備 考 保護者付添 ※小学1~3年生は保護者の付添が必要です。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A19
●A20 大空を目指した恐竜たち(久保田研究員)
かつて恐竜は地上を支配し、空や水の中にもその生活圏を広げました。その中で最も成功したグループに獣脚類がいます。本セミナーでは、彼らがどのようにして鳥類となっていったのか、その一端を概説します。
日 時 2023年7月22日(土)13:30~15:00
場 所 4階大セミナー室
対 象 中学生~大人
定 員 60名
受 講 料 500円(高校生以下:350円)
申込締切 7月1日(土)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A20
●A21, A22化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)
恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
日 時 2023年7月23日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
場 所 ひとはく恐竜ラボ
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 800円
申込締切 7月3日(月)
備 考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。発見された化石は持ち帰ることはできません。状況により中止の場合あり
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A21
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A22
●A23 石ころの見わけ方入門(生野研究員)
1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ16種類を観察してみましょう。観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特徴などについて解説します。基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用ください。
日 時 2023年7月30日(日)11:00~13:00
場 所 4階大セミナー室
対 象 小学生~大人
定 員 20名
受 講 料 700円(高校生以下:500円)
申込締切 7月10日(月)
備 考 保護者付添 ※小学1~3年生は保護者の付添が必要です。(※幼児は参加も付添もご遠慮ください)。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A23
●はかせと学ぼう!「骨をみてみよう!」(池田研究員)
いろいろな生きものの骨を観察してみよう!
日 時:2023年7月30日(日)13:00~13:30
場 所:4階オープン・ラボ
定 員:先着12名
参 加 費:無料
備 考:当日10:00より4階インフォメーションにて受付を開始。小学2年生以下は保護者同伴
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21484
●A24, A25化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)
恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
日 時 2023年8月6日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
場 所 ひとはく恐竜ラボ
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 800円
申込締切 7月24日(月)
備 考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。発見された化石は持ち帰ることはできません。状況により中止の場合あり
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A24
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A25
●A26 化石の名前を読み解こう~動物学名の仕組みと語源~(生野研究員)
「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」のような名前は学名と呼ばれる、生物の種類を表す正式名称です。本セミナーでは動物を例に、学名の基本的なルールを解説した後、兵庫県で発見された動物化石の学名とその由来などをわかりやすく紹介します。多くの実例に触れながら、生物の多様性を記述する営みとそれを支える仕組みについて考えてみましょう。
日 時 2023年8月13日(日)13:30~15:00
場 所 4階実習室
対 象 中学生~大人
定 員 20名
受 講 料 700円(高校生以下:500円)
申込締切 7月24日(月)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A26
●A27 石ころの見わけ方入門(生野研究員)
1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ16種類を観察してみましょう。観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特徴などについて解説します。基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用ください。
日 時 2023年8月20日(日)11:00~13:00
場 所 4階大セミナー室
対 象 小学生~大人
定 員 20名
受 講 料 700円(高校生以下:500円)
申込締切 7月31日(月)
備 考 保護者付添 ※小学1~3年生は保護者の付添が必要です。(※幼児は参加も付添もご遠慮ください)。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A27
<ひとはく以外が主催の事業>
●特別展「恐竜博
2023」(国立科学博物館)
"究極"の防御のために、胴体に板状やトゲ状の突起や鎧を進化させた装盾類と、そのような植物食恐竜に対抗するなかで、身体を大型化したり爪を進化させたりしたティラノサウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜の進化を対比させながら、恐竜たちの「攻め・守り」をキーワードに、恐竜学の最前線を解説していきます。この特別展には、兵庫県丹波地域から発見された鎧竜類の歯化石も展示されています。
期 間:2023年3月14日(火)~2023年6月18日(日)
場 所:国立科学博物館 特別展示室(東京・上野公園)
https://dino2023.exhibit.jp/
●特別展「恐竜博2023」(大阪市立自然史博物館)
"究極"の防御のために、胴体に板状やトゲ状の突起や鎧を進化させた装盾類と、そのような植物食恐竜に対抗するなかで、身体を大型化したり爪を進化させたりしたティラノサウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜の進化を対比させながら、恐竜たちの「攻め・守り」をキーワードに、恐竜学の最前線を解説していきます。この特別展には、兵庫県丹波地域から発見された鎧竜類の歯化石も展示されています。
期 間:2023年7月7日(金)~2023年9月24日(日)
場 所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(大阪・長居公園)
https://dino2023.exhibit.jp/
次号は2023年7月16日に発行予定です。
※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
恐竜タスクフォース 久保田克博