ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

自然・環境科学研究所

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


2011年5月アーカイブ

標本救済作業に使われている道具たちの紹介 その3です。

今回紹介するのは封筒です。

標本からこぼれた種や植物体の欠片などを保管するのに使います。普段は薬包紙を使いますが、水に濡れるとくっついてしまうので、今回の作業には不向きです。また分厚く、丈夫なものよりも、薄いぺらぺらのものが乾きも良くて大変便利です。

まず、縦長の封筒の口を糊でとめます。そして真ん中を半分に切ると、2枚とも使えてとっても便利。100枚の封筒が200枚に、200枚の封筒が400枚になり、得した感じです。

封筒には標本データを書いておけば、標本を水揚げしたときに一緒に新聞紙に入れ忘れても、もし移動中に新聞紙から滑り落ちても、どこのものか分かり安心です。もっとも中身が落ちるような持ち方は厳禁ですから、そんなことはおこらないと思いますが、念のため。

12-1.jpg  12-2.jpg  12-3.jpg


さて、用意したけれどあまり役に立たなかった道具も紹介しましょう。それは、カッターナイフです。

最初は、台紙に標本をつけているテープを切るために用意したのですが、水に漬けておけば自然にはがれるし、ピンセットではずせるので、最近ではまったく使われなくなりました。気にも留めてもらえないカッターナイフはいつの間にやら錆だらけ。

12-4.jpg  12-5.jpg  12-6.jpg


→「津波被害にあった標本を救おう13」へ続く。

 週末から発表されていた気象警報も解除され、いよいよ今週から「トライやる・ウィーク」が始まるぞっ!!と思ってパソコンの電源を投入。

 

 あれれ (ΘΘ)ρ  おかしな事になっているではないですか (@_@)

 

あいたたたっ 英語、よく判らんし(゚ε゜;) 起動するまでに相当時間がかかりましたが、なんとか起動できました。急がないと、朝ミーティングに遅刻してしまう!!焦ってしまった

 

 

 

 

 今期は、三田市立上野台中学校・けやき台中学校・狭間中学校・藍中学校の4校から6名と、宝塚市立西谷中学校から1名の合計7名が体験実習をします。

中学2年生 男子 7名 集合!!

 早速今日の午前中の様子を見に行ってきました。

目立たない場所にあります

 ひとはくに来たことのある人ならわかるかも知れませんが、深田公園の片隅にあるビオトープ池の水辺整備をしています。指導をしてくださるのは、自然・環境評価研究部昆虫共生の八木主任研究員です。

 

なんでこんなモノが池の中にあるの!!ってなものもある   大きなゴム長を履いて 

 膝まで泥水に浸かりながら、池に沈んだ(沈められた)粗大ゴミや蔓延(はびこ)っている植物の根っこなどを取り除きます。なかなか日常では経験することのない作業だと思いますが、みんな真剣に取り組めていました。

草で隠れて姿も見えないくらい(◎-◎)” 

 まだ今日は初日です。金曜日までケガや事故のないように頑張ってください。

 


110531_0911.jpg

作業完了時の写真です。達成感、ありますね。


 110531_0917.jpg
完了時のようすです。上の方にある着手時の写真と比べてみて下さい。

ちなみに、この作業は、単なる池のゴミ掃除ではありません。
池を放置しておくと生態遷移が進んで、環境が単調になり、生物の多様性も低下します。たとえば、ガマが一面を覆ってしまうと、トンボの種類はずいぶん少なくなります。そのため、ときどき人為的に植物を除去し、多様な生物が生息できる環境を維持する、というわけです。来週には、このようなセミナーもあります。こどもたちがいろんな生き物に出会えるように、中学生のお兄ちゃんたちが頑張ってくれた、ということです。ありがとうございました。

(八木)



 あっ!!言い忘れていました。   金曜日まで池掃除が続くわけではありません。

  

 


ただいまひとはくに台風が接近中〜(;;)

今日の深田公園は、水びたしです…

雨の深田公園

それでも、ひとはくには、たくさんのお客様が来てくださっています〜!!

ありがとうございます(^^)♪

4階ひとはくサロンでは、うきうきワークショップを行っています。

ワークショップの内容は...

「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

です。

おゆまる とっても簡単!化石のレプリカづくり  

今日午前中で60人位のお客様が体験されましたよ。

本日、16時までやってまぁ〜す!!

材料費は100円です。

 

雨にも負けずに、どうぞお越しください。

お願いします。

 

笹山 由利子(フロアスタッフ)

私たちフロアスタッフが飼っているカブトムシに早くも異変が...

s-P1070995.jpgバンザーイ!!!!!蛹になりました(*^_^*)

この子は、土にもぐることができずに、

ずっと土から顔を出したままで、

みんなで、無事に育つか心配していました。

ところが、いち早く大変身!

白いカブトムシになっているではありませんか。

 

スタッフ一同、ほっとしました。

土に出たままでは、乾燥してしまい、うまく蛹から成虫になれない可能性があるとのことで、

人工的に蛹室(ようしつ:さなぎの部屋)をつくってもらい今は落ち着いています。

s-P1080008.jpg 蛹らしく茶色に変色しました。

 

通常なら、あと三週間で成虫になるはずです。

うまく成虫になりますように...

 

      フロアスタッフ  せら ゆうこ

 

標本救済作業に使われている道具たちの紹介 その2です。

今回は刷毛と鋏を紹介します。

刷毛はご想像通り、泥を落とすのに使います。標本を水につけて、丁寧に泥を落とします。また、ビニールに植物が張り付いていることもありますが、これも捨てることはありません。丁寧に汚れをおとします。

台紙に張り付いた植物を剥がすときにも、刷毛は活躍しているようです。

11-1.jpg  11-2.jpg  11-3.jpg

鋏は、作業の一番初めに必要な道具です。標本はビニール袋に入っていますが、引っ張り出すと標本が張り付いて壊れてしまう可能性があるので、鋏でビニールを切って標本を取り出します。ビニールに張り付いてしまった植物も適度な大きさに切り取って保管します。

11-4.jpg  11-5.jpg 

また、布が大量に必要ですが、シャツを切って新聞紙大の大きさにするにも鋏は必要です。意外と活用場面の多い道具ですね。

11-6.jpg  11-7.jpg


→「津波被害にあった標本を救おう12」へ続く。

 ボルネオジャングル体験スクールの〆切が迫ってきました ヘ(^o^)/

 今年で13回目のスクール。

 

 申し込めるのは、小学校6年生から高校3年生までの児童生徒。大人は残念ながら参加できません。兵庫県内じゃなくてもOK。ただし、612()の選考会と、619()718()の2回の事前学習会に参加できることが条件になります。

 

 環境問題や生物多様性のことなど、私たち人間が考えなければならないことがたくさんあります。ボルネオ島には、今も貴重な熱帯雨林が残っている地域です。けれど、実際のジャングルの様子はどうなんだろう?野生生物はどんな生態を見せてくれるんだろう?

 

   オランウータンに出会える     手の届くところにこんなモリドラゴンが!!     頭の上をサイチョウが

        【写真をクリックすると大きな画像が表示されます。】

 

 ひとはくの研究員や生物学者といっしょに訪れるので、専門的なことがその場で学べます。眼で見て肌で触れて学べる絶好のチャンスです。そして、現地のサイエンススクールの中・高生もジャングル体験をともにしますので、同年代との国際交流も深まります。

 

 さぁ、ぜひこの機会に、チャレンジしませんか?

 詳しくはこちらから http://hitohaku.jp/bjs/2011bjs.html

 

 

情報管理課:八尾

オイラは「オランドリアン」 ボルネオ出身のタヨウ星人

皆さん、図鑑を信用しすぎていませんか?本当に正しいことが書いてありますか?
図鑑だって人が作ったもの。少しくらいは間違いもあります。そんな間違いを見つけられると楽しいですね。

今日では本屋に行けば、きれいなカラー写真や色鮮やかな絵が掲載された植物図鑑が所狭しと並んでいますが、ひと昔前までは、「植物図鑑」といえば、「牧野植物圖鑑」でした。これは「日本の植物分類学の父」と呼ばれる牧野富太郎が書いた図鑑で、白黒の精密で美しい線画は生きた植物をリアルに再現したものと好評を博してきました。
ところが、よくよく見ると、この図鑑に載っているヘビイチゴの図には植物学的にはいくつか間違った部分があります。ではどこが違うのでしょうか。標本と比べてみましょう。

 


         kajiku1.jpg kajiku2.jpg

 

ちょっと難しいかもしれませんが、
植物の生長様式には単軸分枝と仮軸分枝というものがあります。単軸分枝とは、枝の先の芽がどこまででも伸びていく生長のし方です。また、仮軸分枝とは、枝の先の芽は途中で止まってしまい、脇から新しい芽が伸びていき、その芽もまた止まり、といったことを繰り返して大きくなることです。
単軸分枝の場合は、枝と葉の間にできる芽が生長して、花になり実をつけます。しかし、仮軸分枝の場合は、枝の先が花になり、その先に伸びる枝は、葉と花との間から伸びます。
写真は、ある先生がブドウ科の植物を使って仮軸分枝の説明をしているところです。
橙色で示した枝は蔓になって終わります。反対側には白色で示した葉があり、その間から黄色で示した新しい枝が伸びているのが分かります。


kajiku3.jpg

これをヘビイチゴに当ててみると、初めの枝は花で終わります(橙色)。花の反対側には葉があり(水色)、花と葉の間から新しい枝(黄色)が出ていますね。つまり、ヘビイチゴの走出枝(ストロン)は、仮軸分枝を繰り返しながら生長している、ということが分かります。

kajiku4.jpg

 

では、改めて牧野植物図鑑の絵を見てみましょう。

kajiku5.jpgもうお分かりですね。
牧野植物図鑑の絵はヘビイチゴの走出枝を単軸分枝だと考えて書かれています。
牧野さんも植物の基本は単軸分枝をするものだと思い込んでいたのかもしれません。やはり実物に勝るものはありませんね。

さあ皆さん、ヘビイチゴを上手に引き抜いて観察してみてください。これがわかれば、皆さんは「牧野富太郎を超えた」と言えるかも?

                                                                  山本伸子(自然・環境評価研究部)

今月はじめに「カブトムシを飼ってみよう!」
というセミナーで、先着50名様にカブトムシをプレゼントしました。
参加してくださった皆様 カブトムシは元気ですか?

私たちフロアスタッフもそのカブトムシ3匹を飼育しています。


s-P1070946.jpg s-P1070947.jpg

 

 

 

 

 

 

                       飼育の仕方は、2リットルのペットボトルの上部を切り、
その中に少し湿った腐葉土と幼虫を1匹入れて、
細かい穴をあけたラップをかけておくだけです。
幼虫の間は、飼育用の物を買う必要は何もありません。
とても簡単です。

毎日、日替わりで担当者を決めて、「カブトムシ成長日誌」なるものも、つけています。

s-P1070945.jpg

 

 

 

 

 

 

 

暑いのが苦手のようで暑い日は、土から出てきてしまいます。
そんなときは、涼しい場所に置いたり、ラップをはがしたり、幼虫にかからないように
霧吹きで水をかけたりしています。
土を足したり、糞を捨てたりと
日に日に私たちフロアスタッフも愛着がわいてきました。
サナギや成虫になる日がとても待ち遠しいです。

皆さまも是非、私たちのカブトムシを観察に
ひとはく4階カウンターへ遊びに来てください。

                                                                                       フロアスタッフ せら ゆうこ

ひと足先に あさがおの花が咲きました!  折り紙の・・・(*^_^*)

 

 

アサガオの花を折ってくれたのは、“ひとはく”によく遊びにきてくれる

 

小学生と幼稚園のなかよし兄弟のお兄ちゃん(^−^)

 

お兄ちゃん先生に折りかたを教えてもらいました。

 

 

あさがおの折り方  あさ

 

 

  あさが あさが  

 最後の花びらを広げるところがむずかしかった〜(^_^;)

ふたりでアサガオの花が4つ折れました。

 

 

   

咲きました!  で、葉っぱもつくってかざってみました。 

 

 

                           

                          フロアスタッフ 有村睦子

 

 

前回紹介した道具たちですが、これらはどのように使われるのでしょうか。

まず、ピンセット。これは大活躍の道具です。

台紙から外れた葉や果実などを拾います。台紙にくっついた植物をはがします。また、型直しにも使います。ピンセットなしには、この作業は成り立ちません。

そして、標本を扱う場合には、先のとがっていないピンセットが重宝します。あまり先の尖りすぎたものでは、標本を傷めてしまうからです。

10-1.jpg  10-3.jpg  10-4.jpg

10-5.jpg  10-6.jpg  10-7.jpg 

次に、意外と役立つもの、型紙です。

標本を持ち上げる際に、台紙がもろくなっていますので、型紙を下に敷いて丁寧に引き上げると、標本を綺麗に水から引き上げることが出来ます。

10-8.jpg  10-9.jpg  10-10.jpg  10-11.jpg

→「津波被害にあった標本を救お11」へ続く。

5月24日に、今年新しく入った館員に向けての収蔵資料や入庫に関する説明会がおこなわれました。その後、各収蔵庫の見学もあわせておこなわれました。

まず、博物館資料の意義や重要性について説明がありました。資料は未来永劫、保存されるべきであること、資料収集について、また資料の利用のされ方などを勉強しました。

setsu1.jpg 

その後、ひとはくの収蔵資料や収蔵施設の説明を聞き、収蔵見学の案内についての注意を受けました。

説明会の後、実際に収蔵施設に行き、それぞれ専門の研究員に説明していただきました。資料はとても厳重に保管されており、普段は非公開の場所です。皆さん真剣に研究員の話を聴いていました。

setsu2.jpg setsu3.jpg setsu4.jpg

setsu5.jpg setsu6.jpg setsu7.jpg

 資料の収集・保管なくしては博物館とは呼べません。そんな博物館の心臓部ともいえる収蔵資料を実際に見ることができ、その重要性を再認識できたのではないでしょうか。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

津波被害にあった標本を救おう9

今回は標本救済作業に使われる道具を紹介します。

まず細かい作業に使う道具は、水を張るケース、鋏、ピンセット、筆、鉛筆、封筒、古布、そして新聞紙です。

大きな作業に使う道具としては、吸い取り紙、ダンボール、重石、木の板、紐、乾燥機があります。

そのほか、タオル、マジック、ビニールテープ、わら半紙、型紙、セロテープなど

さて、これらをどのように使うかは、

→「津波被害にあった標本を救おう10」へ続く。

dogu1.jpg dogu3.jpg

 

dogu2.jpg dogu4.jpg

 

dogu5.jpg dogu8.jpg

状態の良い標本にほっとしていた矢先,多くの泥を被ってしまった標本が見つかりました。
これはビロードモウズイカという外来植物です。
幸いあまり腐敗は進んできませんでしたが,その名のとおり植物体は毛に覆われているため,細かな泥の粒子が毛の隙間に入り込んでいます。
何度か水を替えながら,丁寧に刷毛で泥を落としていきます。


mouzuika1.jpg mouzuika2.jpg

 

→「津波被害にあった標本を救おう9」へ続く。

標本の洗浄・乾燥作業には,多くの職員が関わっています。
主には種子植物担当研究員と資料整理担当職員が従事していますが,今日はコケ植物が専門の研究員も作業に加わりました。

sagyou.jpg一刻も早く標本を蘇らせようと,みんな一生懸命です。
カビや腐敗の進行が心配されるからです。

 

 

 

 

今日は,今までの作業の中で最も状態の良い標本が見つかりました。
スミレ属の標本です。
スミレ属は花も葉も薄いため,水につけることによる破損が心配される種類のひとつです。
幸運なことに,植物体には海水や泥を被った痕跡はありませんでした。
これらは塩抜き不要と判断。
汚れたラベルの洗浄と台紙の取替えだけを行います。


Viola1.jpg Viola2.jpg

 

→「津波被害にあった標本を救おう8」へ続く。

私がハチを飼い始めたのは、昨年の9月です。 

 (これまでのお話はここを

私のいきものかわらばん

http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_877/

 

いきものかわらばん 番外ブログ編2 〜ハチのオスは刺さない(^^)

http://hitohaku.jp/blog/2010/09/2_8/

 

私のいきものかわらばん 続編3〜ハチと過ごす年末年始

http://hitohaku.jp/blog/2010/12/post_1038/

 

8匹だったハチたちは2月4日から1匹ずつ減っていき、最後に残ったオスのハチは5月3日まで生きました。

ハチのお世話を手伝ってくださった、皆様ありがとうございました。

そのつど、ハチ博士の大谷主任研究員に標本にしてもらい、すべてのハチが標本になりました。

 

P1060533.jpg           

オスが7匹、メスが1匹です。

すぐに大谷主任研究員に渡さなかったため、一部腐っていたり、標本にしたら色が悪くなったりしました。

そして、一番下の体の大きなハチが1番長生きしました。

さて、どれがメスでしょうか?

 

P1060538.jpg 中列の右がメスのハチです。お尻が尖ってますね。

                              P1060538_2.jpg     P1060537_2.jpg 

                                          メスのハチ               オスのハチ

このお尻からハリを出すんですね。

標本があるといろんなことが分かりますね。  

昆虫記で有名なファーブルが作った標本が200年後の今でも残っているように、私が飼ったハチたちは標本として生き続けます。

 

                               小林美樹(生涯学習課)

塩抜きや泥落としが済んだ標本を乾燥機から出してみました。
まだ湿っているものは,再び乾燥機へ。
乾燥しているものは,あて布を剥がします。

こうしてきれいになった標本は,ラベルと共に新聞紙へはさみます。
種子や葉の破片など失くしてしまいそうなものは,封筒へ入れてから同じ新聞紙へはさみます。

dryup1.JPG dryup2.JPGのサムネール画像

 

処理が完了した標本は防虫剤とともにチャック袋へ。

土日も作業はつづきます。

→「津波被害にあった標本を救おう7」へ続く。

 

ひとはくサロンのカウンターでフロアスタッフが飼っている、3匹のカブトムシの幼虫たちのその後♪

 

★52号(29、9g)★ ★54号(19、1g)★ ★55号(28、4g)★

 

3匹は、すくすくと元気に育っているようです。

 

最近の暑さで、ペットボトルの中をムクムク動いているのが良くわかるようになってきました。

 

 

今日、中をのぞいたら…

 

幼虫のうんち発見!!!

 

おもったより、大きいのでびっくりしました。

    うんちが、あまりにも多くなってきたから土のかえどきかも…

 

 

  カブトムシの幼虫のうんち     かぶとむしの幼虫

↑ペットボトルの中のうんちです♪  ↑幼虫です♪

 

                    フロアスタッフ 植山 貴子

 

 

 

 

今日も作業は続けられます。そして、陸前高田市立博物館から標本第2弾、300点が到着しました。

totyaku1.jpg 

今回送られてきた標本はつい先日発見されたものだそうで、約2ヶ月ものあいだ何の処理もされず埋もれていたものだそうです。中を見るのが怖い気もしますが、

「どのような標本でも美しくよみがえらせてみせましょう。」と作業している皆さんは思っていることでしょう。

また、古布がもう少し欲しいと呼びかけたところ皆さんからさらに古シャツなどが寄せられました。

totyaku2.jpg 

ありがとうございます。


→「津波被害にあった標本を救おう6」へ続く。

いらっしゃ〜い

2011年5月19日
  今日も一日素晴らしくよいお天気でした☀ 外は、暑かったですね

 今年の最高気温を記録したところが多かったようです。30℃を超えたところもσ(^^;) 

緑の深田公園 今日は、ひとはくに多くの団体予約が入っていました。よこやま保育園さま、開明中学校さま、伊丹市立荻野小学校さま、池田市立呉服小学校さま、三木市立広野小学校さま、グループホームふれあいの家さま、茨木市立水尾小学校さま、大阪市立蒲生中学校さま。

 

 暑い中、ほんとうにありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。

今日も作業は続けられます。昨日までで100点の標本が乾燥機にかけられています。

標本の状態はさまざまで、だいぶ痛んでいるものも多く、カビが生えていたり、台紙から外れてしまったり、ビニールにくっついていたりしますが、どれひとつ不要なものはありません。

sagyo1.jpg  sagyo2.jpg  sagyo3.jpg

こまめに拾って保管します。また、標本を乾かす前には型直しをして美しい姿を取り戻せるようにお手伝いしています。

sagyo4.jpg  sagyo5.jpg


→「津波被害にあった標本を救おう5」へ続く。

5月17日、具体的な作業が始まりました。おもに海水に浸かった標本の塩抜きや泥を洗い落とす作業をおこないます。

初めに標本を袋から出し、水につけてごみなどを落とします。ラベルをなくさないよう十分注意します。

その後、新しい水にしばらく浸したあと、台紙ごと水から出して乾かします。

shionuki1.jpg  shionuki2.jpg  shionuki3.jpg

 

そのまま新聞にはさむと新聞紙に標本がくっついてしまうので、館員から寄せられた古シーツや古ワイシャツなどを、新聞の大きさに切り取って標本を挟みます。

そして、重石をして軽く水気を切った後、標本を乾燥機に入れて乾かします。

shionuki4.jpg  shionuki5.jpg  shionuki6.jpg

こうした地道な作業をへて、また立派な標本としてよみがえる日を待ちます。


→「津波被害にあった標本を救おう4」へ続く。

頭上注意

2011年5月18日

 4階から出入りされることのあるお客さま、頭上にご注意ください。

 

ヒナはいるのかなぁ(ΘΘ) 

 ヒナがいるのかいないのか?まだ確認していませんが、ツバメの巣があります。

 4階入口付近の天井の一角です。

月に一度の・・・・

2011年5月18日

 

朝からどちらへお出かけ?今日は月に一度の「クリーン作戦」Dayでした

 

 ひとはく は深田公園の中に建っています。その深田公園のすぐそばにはFLORA88っていうショッピングセンターがあります。

 毎月一回中頃の水曜日の朝8:309:00、フラワータウン周辺の企業や商店などで一帯のクリーン作戦を行っています。   

         火ばしと袋と軍手と 月に一回ですが、結構ゴミが落ちていますね。道路の端にもたっくさんのゴミが落ちています。すぐ横を朝の通勤の自動車も通り過ぎていきますから、安全には注意してゴミを回収します。

  

     結構怖いですよ    たばこの吸い殻も多いなぁ

  回収したゴミは、分別して廃棄します。 

       燃えるモノ燃えないモノ、ガラス、ビン、金属・・・・・・・

 深田公園を中心にとても美しい街並みのひろがるフラワータウン。私はこの街が好きです。ゴミが一つでもなくなるとイイですね。

 ゴミを捨てるのは、若い人だけじゃないし、たばこの吸い殻を投げ捨てるのは男性だけではない。

 

 地球を汚すのも人間。美しくするのも人間。

 

           あなたは、どっちの人間ですか?

 

 

陸前高田市立博物館の標本を救うため、人と自然の博物館では600点の押し葉標本を受け持つことになりました。

5月13日、まずは300点の標本が送られてきました。10点ずつ袋に入っており、1箱に100枚の標本が入ったものが3箱やってきました。
tochaku1.jpg  tochaku2.jpg

それぞれの袋の中には少量のアルコールが入れられています。なるべく腐らないようにするためです。標本は箱から出してすぐ冷蔵庫で保管されました。このまま常温で置いておくとやっぱり腐ってしまうからです。
tochaku3.jpg 

この状態で5月17日からの洗浄作業日を待ちます。

→「津波被害にあった標本を救おう3」へ続く。

津波被害にあった陸前高田市立博物館の植物標本の一部をひとはくで救済することになりました。

陸前高田市博物館の生物標本には明治時代に採集された貴重な標本が含まれています。これらは、20世紀初頭からの三陸海岸の生物相を記録する重要な証拠として学術的価値が高いものです。

しかし、今回の東北地方太平洋沖地震で発生した津波により、多数の標本が海水や泥を被ってしまいました。海水を被った標本の一部は腐敗がはじまり、カビも発生しています。

higai1.jpg  higai2.jpg 

(岩手県立博物館撮影)

そこで、岩手県教育委員会と県内博物館・文化財関係者が陸前高田市職員やボランティアの方々らが陸前高田市博物館の標本救済に立ちあがりました。

けれども、被災点数が多く、岩手県内のみで短期間に処理できる量をはるかに超えていたため、全国の博物館へ標本救済の協力が依頼されたのです。

被害状況などは下記URLをご覧ください(岩手県立博物館)。

http://www.geocities.jp/curaiwt/rescue/press1.htm

→「津波被害にあった標本を救おう2」へ続く。

「 イモ なのか?ベニ なのか?」のブログ( http://hitohaku.jp/blog/2011/05/post_1198/ )を

ご覧になりましたか? その話のつづきです。

 

布施主任研究員のアドバイスもあって、「ベニカタバミ」(カタバミ科)の地下部を掘りあげることにしました。

 

そうすると、下記のような塊茎(かいけい)がありました(イモに見えますか?)。

s-benikatabami 002.jpg

その塊茎から、白っぽい枝のようなもの(走出枝といいます)が伸びて、

s-benikatabami 003.jpg 

その先には、小さな塊茎がありました。

s-benikatabami 001.jpg

これらが、「ベニ」(ベニカタバミ) の 「イモ」(塊茎) ?か (もちろん紅芋ではない!)。

このようなイモ(塊茎)で、どんどん増えていくのですね。

 

この地下部は、午後4時過ぎに堀あげたのですが、そのころには、すっかり すべての花が閉じていました。

(もちろん、掘りあげる前のものですよ。)

benikatabami hanatoji002.jpg

 

                        (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

 あまり天気がいいから、お弁当も終わって、お昼休みに散歩だ!!   と、思って外に出たらすぐに紫色のキレイな花を見つけた。

カタバミのなかま

  「なんだろうなぁ?」「なんか、葉っぱがないように見えるし・・・・・」「去年は気づかなかったけどなぁ?」と眺めていると、そこへ、植物生態が専門の小舘研究員が!!

 

    「先生!教えてください、この花は何ですか?

    「ふむふむ、これはカタバミの仲間ですね。ここにイモもできていますね。」

    「カタバミですか?

    「そうです。アカカタバミだったかムラサキカタバミだったかイモカタバミだったか。あとで調べてお伝えします。」

    「ありがとうごんざります」

 

 

 しばらく後、

    「アカカタバミではなくてイモカタバミのようです。」

    「なるほど(ΘΘ)ρ」

と、植物の名前を知らない私には、「カタバミ」と聞いて、なるほどと思うわけです。

 

 が、さらにしばらく後、

 「先ほどイモカタバミといいましたが、ベニカタバミですね。イモカタバミとの違いは、葉で、イモカタバミの葉は、花よりも大きく光沢がないそうです。花壇に咲いていたカタバミの葉は小さく光沢があるように思います。また、花びらが「イモカタバミ」では細長く、「ベニカタバミ」では丸みを帯びるようです。」

 

花壇の様子 とても詳しく教えていただいて、また賢くなりました。

 

 

 でもね・・・・・・・「カタバミ」って漢字で書くと「片喰」とか「酢漿草」とか書くらしいし、この「ベニカタバミ」はブラジル原産らしいし、葉っぱの形はクローバーとよく似てるけど(私には、同じに見える(◎-◎))全く違う植物らしいし・・・・

 

 やっぱり、私には難しい(゚ε゜;)

 

 おはようございます。 ☀ 今日も朝から、朝日がサンサン!!

 

さわやかな青空 緑がいっぱい。お散歩中のレトリバーも気持ちよさそうでした。今の季節、緑が美しいですね。でもよく見ると、「緑色」と言ってもいっぱい種類があります。

 

緑は? 実際に眼で見ると、一つ一つ違っているのがわかります。みなさんのお住まいの近くの山はどんな色ですか?植林されている山と植林されていない山。じゅうたんの模様のように、さまざまな種類の「緑色」がモっコモコしてるのが、植林のされていないところだと思います。

 今頃の季節から梅雨までの時期が屋外に出かけるのには最も気持ちのいい季節ではないでしょうか。ひとはくでは、この土日も楽しいイベント満載です。

 ぜひ、ひとはくにお越しください。そして深田公園の緑を楽しんでください。

新緑の感触が

2011年5月13日

 子ども達の元気いっぱい、明るい歓声が戻ってきました!(^^)!

 

外は気持ちいい 久しぶりに好天。

 深田公園の木々の新緑も最高!!

 子ども達の歓声が公園中に響き渡っています。

 

   新緑が最高   ひとはくにお越しください

 

         緑の中で

           風を感じて

            自然を感じて

              自分を感じて

                生命を感じて

 

 

 ぜひひとはくにお越しください

 

 

目に映る景色がどこを見ても緑・みどり・緑・・のさわやかな季節になりましたね。

 

そんなある日、エントランス前の芝生に小さな鳥さんが。

 

じっとして動きません・・「大丈夫かな?」「怪我していないかな?」

 

心配しながらみていたら、しばらくして元気よく飛び立っていきました。ホッ(*^_^*)

 

 

かわいいお客様♪     かわいいお客様♪

 

 

背中に白い模様のある、スズメくらいの小さな鳥でした。

 

 

図鑑で調べてみたら、「コゲラ」という鳥のようです。

 

ひとはくの周りでは、いろんな鳥の鳴き声が聞こえます。

 

次はどんなかわいいお客様が遊びに来てくれるかな。

 

 

 

北村研究員に確認したところ、やはり「コゲラ」でした(^−^)

 

 

                   

                    

                        フロアスタッフ 有村睦子

 

 

 

 5月11日から12日にかけて西日本を中心に大雨が降りました。

 ひとはくのある三田市でも大雨警報が発令されたり、県内の広い範囲で警報や注意報が出ました。そして、JR福知山線が一部不通になったり、舞鶴若狭自動車道も通行止めになるなど、すわ大災害!!と緊張しました。5月12日11時45分現在、まだ県内の宍粟市では引き続き大雨警報が出されていますので、土砂災害など、事故が起きないよう十分にご注意ください。被害が出ないことをお祈りします。

 

 実は、4,5日前の5月7日にフィリピンの東の海上で台風1号が発生していました。そして進路を日本に向けつつも、5月12日午前3時九州の南の海上で熱帯低気圧に変わりました。その影響もあって、大雨が降ったのではないかと思います。

 しかし、「5月に台風?」「5月に台風が日本に上陸するのか?」と、「なんかいつもに比べて早過ぎないか」と思ってあちこちネットで調べました。

 

 そうしたら・・・・・台風って1年中発生してるんですね!!

8月やばいっス この上のグラフは、気象庁の統計を元に1951年から2011年5月11日までの台風の発生件数を月別に示しました。すると、過去5月に発生した台風は65件もありました。ちなみに最も多い8月は337件です!!

 そして、もっと驚いたのは、1月や2月、3月でも台風が発生している(@_@)んですね!! いやぁ、知りませんでした。なんとなく聞き過ごしていたのかも知れません。

 ちょっと興味がわいた時にはネットで調べられるから大変便利ですが、こうした自然の営みもきっちり理解した上で災害等に備えることも大事ですね。

 

 

 そうそう、日本に上陸した台風で一番早かったのは、1956(昭和31)年4月25日の台風3号らしいです。

 

情報管理課:八尾

備えあれば憂いなし

 

 

1415分、宍粟市に出ていた大雨警報は解除されました。しかしまだ注意報は発表中のところもあります。地盤の緩んだ地域がありますので、今しばらくは油断禁物ですぞっ

  たくさん見に来てくださって、ありがとうございますm(__)m 3月の初旬からおよそ2か月のロングランだった「タヨウ星人原画展」が8日(日)をもって終了いたしました。大変多くの方々に足を運んでいただいて、ご高覧いただき珍元斎とその仲間達はたいそう喜んでおりまする。まっこと、おおきにじゃきぃ〜(へんてこりんな日本語だなもし!!)

 この後は片付けられるのを待つばかり・・・・・・・。 

 そして、これらの原画達は箱詰めされて、またどこか次の展示場へと旅立っていくのであります・・・・・・・めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   えっ?どこ?

 

   うーーーん、言ってもいいのかな?秘密ですよ。誰にも言ってはいけませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

     次は、いまばり!!

     これ以上はノーヒントです。正解者は500ポイント!!(そんなポイント制度はありません。悪しからず)

 

 

 

ではまた ごきげんよう(^^)/~~~  大文字屋分店 店主

ばくばく?

4/29(金・祝)〜5/5(木・祝)の期間に実施した「こどもの日ウィーク」のイベントにはたくさんのみなさまにお越し頂きました。ありがとうございます。

 

s-P1070780.jpgのサムネール画像のサムネール画像

 

s-P1070770.jpg

 ↑5/3(火・祝)「こいのぼり〜しおりづくり〜」の様子。 

7(土)・8(日)の1500よりはじまるFSとあそぼうのイベントは、

かたつむりのクイリング」をおこないます。

katatumuripe.jpgのサムネール画像

 

細長い紙を巻いてうずまきの形をつくり、立体的なかたつむりを作ってみましょう。

参加費は無料です。ぜひお越しください。

 

FSとあそぼう 『かたつむりのクイリング

実施日:5/7(土)・8(日)

時間 :15001530

場所 :4階ひとはくサロン

定員 :20名

 

(フロアスタッフ まつだ)

 

 

 

今日はこどもの日ウィーク最終日、「ミニこいのぼり」を作りました。

みんなの作品です♪

 

mini.jpg 

 

 

 みんな上手に出来ました〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 

こどもの日ウィークのイベントにたくさんご参加いただきありがとうございました。

 

フロアスタッフ みの あんな・せら ゆうこ


おりがみって おもしろいですね〜

四角い紙から いろんなものが 生まれます〜

前回は おりがみで かわいいきのこをおって みんなでキノコの森をつくりましたよ。

 

男の子 男の子ふたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きのこのもりきのこのこのこ♪かわいいね〜

 

さて 今日の こどものひ企画「かぶとをおろう」では〜


あたまににかぶれる大きさの紙(54.6×54.6センチ)でオリジナルのカブトをおりました。  

みんなかっこいいですね〜\(^o^)/


お父さんと赤ちゃん 女の子二人 

 

 

 

 

 

 

お母さんと女の子 女の子

 

 

 

 

 

 

かざりもたくさんつけて出来上がりです。


明日はこどものひ、ぜひおうちでもかぶってほしいな〜


博物館では明日もイベントがもりだくさんです。

http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1105.pdf


15時から大セミナー室でフロアスタッフとあそぼう「ミニこいのぼり」をおこないます。

ぜひ おこしくださいね〜(●^o^●)  

            フロアスタッフ  小野 西口

 

この季節になると見かける色鮮やかな「こいのぼり」。気持ちよさそうに風にのって泳いでいますね。

 

ひとはくにも、たくさんのこいのぼりが隠れています!

4階のひとはくサロンにいってみると・・・ 

 

                   こいのぼり.jpg大きなこいのぼりと、その左側には、ひとはくの空をゆうゆうと泳いでいるたくさんのこいのぼりがいます。みんなが作ってくれた世界にひとつだけのこいのぼりです♪

 

 

 

巨大おりがみ.jpg

さて、この折り紙コーナーのおとなりには・・・大きな紙があります。

これは何でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、5/1に行いました、巨大おりがみ〜こいのぼり〜のおる前の紙です。どのくらいの大きさのこいのぼりが出来上がるのでしょうか?

 

はじめに、折り紙でこいのぼりおってみます。折れたら、いよいよ大きな折り紙に挑戦です。 

 

巨大おりがみ2.jpg 巨大おりがみ4.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

みんなで声をかけあいながら、一緒に作っていきます。

 

 

 

巨大おりがみ4.jpg 

 

 

 

 

 

出来たら、目や好きなもようを貼って自由におえかき!みんな楽しそうでした♪

 

 

  

 

 

大きなこいのぼり.jpgのサムネール画像のサムネール画像

巨大おりがみ5.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

この大きなこいのぼりもひとはくサロンで泳いでいます。

他にもこいのぼりがかくれているかも!!みんな探してみてね。

ゴールデンウィークも今日と明日、残り2日ですが、ひとはくではオープンセミナーやフロアスタッフのもよおしなど、1日中楽しめるイベントがたくさんあります。

 

詳しくはうきうきカレンダーをごらんください。

http://hitohaku.jp/top/11ukiukicalen/ukiuki1105.pdf

 

ぜひ、ひとはくで新しい発見をして、楽しい思い出を作りに来てくださいね。

みなさまのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

 

フロアスタッフ 有村睦子 美濃杏奈

 

 

 

本日のお昼過ぎに、

ご家族と一緒に神戸から来られた、小学生の女の子が、

砂場で拾った骨のようなもの(下の写真)を持って、

御来館されました。

 

catfish0.jpg

 

 

 

 

 

(布施主任研究員撮影) 

 

女の子はこれをとても大切にしているそうです。

だけど、これが何なのか解らないので、

博物館に尋ねに来られました。

 

博物館には、多くの研究員がいます。

 

骨の鑑定3のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 女の子が砂場のどこで見つけたかなど聞きながら、

自然史科学、爬虫両生類学が専門の太田主任研究員が、

ルーペでしっかり観察をします。

 

骨の鑑定1のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

魚の骨かもしれないので、

植物生態学、熱帯生態学が専門の北村研究員が、

魚の骨の本を出してきてくれました。

 

少し削って燃やして本物かどうか確認しました。

燃えなかったので、本物の骨のようです。 

 

骨の鑑定2のサムネール画像

(博物館の外で燃焼実験、布野研究員も見守っています)

  

古脊椎動物学が専門の三枝主任研究員が、

ナマズのひれのところにある骨であると調べてきてくれました。

化石でもよく見られるそうです。

 

骨の鑑定5のサムネール画像 

 

古生物学、地質学が専門の古谷主任研究員が、

インターネットからナマズの骨の画像を印刷してくれました。

 

館内をご家族で見学中に、

博物館の研究員のチームワークで、

女の子の大切な骨のようなものが、

『なまずのむなびれの支持骨』であると解決しました。

 

小学生の女の子とご家族は、このあと

多くのイベントに参加して、閉館までおられました。

とても喜ばれて帰られました。

 

また、みなさまも解らないことがありましたら、

是非、博物館に尋ねて来てください。

お待ちしております。

 

生涯学習課 本多淳二

大型連休が始まりました。みなさまいかがお過ごしですか?

ひとはくは、5日の子どもの日まで休まず開館しています。 

 今日は、NPO法人三田武庫が丘グリーンクラブ様からご提供いただいた、カブトムシの幼虫をプレゼントする特別イベント「カブトムシのイベントカブトムシの幼虫を飼ってみよう!」を実施しました。

幼虫が博物館に到着したときの様子はこちら→

http://hitohaku.jp/blog/2011/04/post_1180/

 

午後1時に希望されたお客様50名様に整理券配布。

1時間で整理券がなくなるほど、好評でした。

 

             s-P1030672.jpg   kabutomusi 006.jpg

 

 なんと、滋賀県から来てくださったお客様もいらっしゃいました。

まずは、虫博士から飼い方のコツのお話がありました。

幼虫をあんまり触っちゃいけないんだって。でも、触りたいよね・・・。 

kabutomusi 015.jpg 

それでは、カブトムシの幼虫を選びましょう。

選びに選んで〜。昆虫博士でも幼虫だとオスになるかメスになるか、分からないんだって。

成虫になるのが楽しみ♪

 

                s-IMG_4353.jpg   kabutomusi 036.jpg 

そして、選んだ幼虫の体重をはかってみました。

意外と軽い???

 

                 s-P1030680.jpg   s-IMG_4343.jpg 

みんな、大事に育ててね。

博物館のスタッフも育てています。成虫になったら、体重比べをしようね。 

                             キッズひとはく推進室

 コウノトリ・キッズクラブで製作した封入標本の展示会を行っています。

110428194321_0.jpg昨年度、コウノトリKIDSクラブにて実施した環境体験学習の一貫として製作した封入標本を展示しています。この標本は、戸島湿地にて子ども達が採集したものを、アルコールづけにして標本にし、さらに透明樹脂で固めて、手に取ることができるように仕上げたものです。参加した子ども達が、丹精をこめて磨き上げた標本でして、ご覧のように、とてもきれいな仕上がりで、間近で生物をじっくりと観察することができます。難易度が高い魚類の標本もなんとか上手い具合に仕上がっています。

 ■ 案内のチラシはこちらからダウンロードしてください(PDF形式:280kb'>)

期間: 平成23年4月29日(金・祝) 〜 5月22日(日)

場所:  豊岡市立ハチゴロウの戸島湿地管理棟 (豊岡市城崎町今津) 
      開催日:4月29日〜5月9日、21〜22日    ※ 5月6日 休館

     豊岡市立コウノトリ文化館学習室 (豊岡市祥雲寺)
      開催日:5月10日〜5月20日    ※ 5月16日 休館

● 詳しい情報は、以下をごらんください。
 http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1303987289780/index.html

 http://wac-s.net/modules/hachi560/details.php?bid=575

toyooka_KIDS.jpg製作の様子や作り方に関心のあるかた、環境学習のプログラムとして興味があるかたは、ぜひ豊岡まで足を伸ばしてご覧になって頂ければと思います。

(みつはし ひろむね)

フロアスタッフと小さなおともだちで作った、大きなこいのぼりを泳がせる作業がおこなわれました。

出来上がった大きなこいのぼりに紐を取り付けます。落ちてはいけないので、いくつも付いています。

koinobori1.jpg

この紐に棒をとおして吊るそうとしています。なかなか良い長さの棒が見つからず、苦心の様子でしたが、無事良い長さの棒を見つけて、皆さん満足げですね。

koinobori2.jpg  koinobori3.jpg  koinobori4.jpg

 

それでは、どうやって吊るすのかというと?

写真の後ろに見えていた大きな機械を使って天井に吊るします。皆さん心配そうに見ています。

koinobori5.jpg  koinobori6.jpg

今回の作業には、いつも館内の設備を点検してくださっている方々にも手伝っていただきました。この方たちは、ひとはくの「縁の下の力持ち」。いつかまたお仕事を紹介しましょう。

さて、こうして作業が進められたこいのぼり、悠然と館内を泳いでいる姿をぜひ見に来てください。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

今日、12:30から布施先生のオープンセミナー「花を大きくして見てみると?」がありました。部屋からはみ出すほど多くのお客様が参加されました。

hana1.jpg

実体顕微鏡に移された映像に皆さん釘付け。身近な植物も大きくするとまったく違った姿を見せます。

hana2.jpg

小さな花も大きくすると毛が生えていたり、とげとげだったり、不思議がいっぱいです。
子どもも大人も実体顕微鏡をじっとのぞいて、じっくり観察していました。

hana3.jpg

どんな姿が見られるかは、ひとはくに来てのお楽しみです。次回は10月1日、秋の花を観察できます。


山本伸子(自然・環境評価研究部)

またまた、河南堂珍元斎でございます。

 

 「しつこいやっちゃなー!」と怒らず今しばらくおつきあいのほど・・・ 800_kappa1.JPG

今日のお題は民俗学者柳田國男さん 柳田國男さんとカッパのお話。 カッパっパー♪

 
 さて、3月13日に、大谷剛研究員と「カッパ講談とカッパ行動楽」と題して福崎の柳田國男生家に行って参りました。
茅葺きだ 今回は、明石文化博物館が所蔵する明石の金物屋だった田中庸介カッパコレクションの中から展示する柳田記念館の「カッパ展」に協力してのイベント。 かっぱ伝説?!
まずは、珍元斎は、全国あちこちに伝わるカッパの駒引き伝説をもとにした講談「カッパの証文」を披露。 えー、カッパと申しますのは・・・・・あの有名な柳田さんの遠野物語や兵庫県でも上郡や市川でも伝わる話で、
カッパが荷物を運ぶ馬を川へひっぱり込もうとして失敗。あわれカッパは馬引きにこき使われて、ついには「妻も子供も待ってまんねん。頼みますから逃がしてくだはい。」と詫びの証文書いて、逃がしてもらうというお話。 カッパとキュウリ(カッパキュウリ)

なぜ証文なのか?その証文に書いた文字は、人がカッパ語を読めたのか?それとも、カッパが日本語が書けたのか?は永遠の謎ですが、カッパのフクちゃん、サキちゃんの応援のもと、 ゆるぅ〜
河南堂御免奈斎もカッパを熱演。あいたたたっ   おじいちゃん、聴いてくれてありがとぉ大盛況でございました。

 

 そして大谷研究員はカッパに間違えられた生き物を検証する「カッパ行動楽」。 アカデミック(?)な話に
大谷さんのカッパの由来について、いろんなカッパの絵を分析するとスッポンやカエルなどに近い両性・は虫類系7割、カワウソやサルなどに近い哺乳類系3割とのことで、それは、動きのはやいカワウソは目撃されにくく、動きの鈍いスッポンは目撃されやすいことからそうなったという説はなかなか説得力のあるもので、 さすが、大谷先生 専門のハチの行動学だけでなくカッパもできるのかとヘンに感心した1日でした。

 カッパは川の危ない場所を知らせるための先祖の知恵で創造された架空の生き物。と思っていましたが、セミナーの途中、「少年時代にこの下の池でカッパを見た!」と証言するお父さんも自転車にのって現れ、もしかしたら・・・カッパはいるの???・・・よい子のみなさん、春です。川遊びの季節が始まります。でも!川遊びはとっても楽しいけどカッパさんにはくれぐれも注意して遊んでくださいね。 こんな可愛いカッパならお友達になりたいが

 珍元斎、次は、本拠地ひとはくに登場します。
 5月8日12時〜「タヨウ星人講談紙芝居とみんなでタヨウ星人を描こう」
 タヨウ星人原画展とあわせて、ぜひお越しください。待ってまーす。
 http://hitohaku.jp/top/11event/508.html


 

ひとはく地域研究員 河南堂珍元斎

  かっぱっぱーるんぱっぱー♪

旗振山 あまりの陽気に、摂津の国と播磨の国の境にある旗振山に散歩にでかけたとある春の日。

 なんと森の中にタヨウ星人をみーつけた!のです。 ムムムっ??

 

 春のあたたかな木漏れ日の中、クヌギトラジロウか?いやオッサンの木!

 いや、タコさんにも見えます。 (゚ε゜;)

 

 反対から見るとナポレオンフィッシュの木にも見えます。 (◎-◎)

 このヘンな木はいったいなんの木?

 

 だれか教えてくださーい。地球にもタヨウ星人がひそかに侵入してきているのかもしれません。 ヘ(;゚゚)ノ

 あなたも自分の町でタヨウ星人を発見したら、ぜひご一報を!

 ほらっ!あなたのすぐ後ろ!! 振り返ってごらんよっ!!!

 

ひとはく地域研究員 川東丈純

クヌギトラジロウでごんざります!!

Copyright © 1995-2015, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.