学校教育支援
ひとはくの学校教育支援
ひとはくは、「人と自然の共生」をテーマに、県民に開かれた博物館として平成4年(1992年)10月に開館し、同時に兵庫県立大学自然・環境科学研究所を設置しました。以来、その高い専門性と豊富な資料を活かし、県内外の学校団体が人と自然の共生のあり方を学べる場として活動してきました。下に、学校団体向けの博物館の利用方法をまとめましたので、ご活用ください。
利用の方法
(1)博物館を訪れる
- 学校団体で観覧
博物館には、幅広いテーマの展示や標本が多数あります。本物を見ることで、学習への動機づけが期待されます。団体でご利用される場合は、バス駐車場や昼食場所、セミナー室の確保が必要となりますので、事前の打ち合わせが必要です(特に秋季は混雑します)。
詳しくは団体利用の案内をご覧ください。
学校団体でひとはくを利用される場合
- 特注セミナー
団体で来館された場合は、研究員やフロアスタッフによる特注セミナーをご活用ください。用意しているテーマは、こちらからご覧ください。内容や難易度・必要な配慮等について個別相談も受け付けていますので、お問い合わせください。
- ワークシート
博物館では、館内の見学に使うワークシートをご用意しています。展示内容をより理解できるよう、学年に合わせた内容になっています。それぞれ、内容を加工してご利用いただくこともできます。
- トライやるウィーク (中学生対象)
当館では、トライやるウィークを受け入れています。事前の打ち合わせが必要ですので、まずはこちらからご連絡ください。
(2)学校まで来てもらう
- 館外講演
学校の希望する分野に応じて研究員を派遣します。教室での授業だけでなく、屋外での自然や生き物の観察、街あるきなどの実習にも対応します。課題研究、探求活動や自然科学系部活動のテーマ設定やまとめのサポートにもご活用ください。
- Schoolキャラバン
本や資料が持つ迫力やおもしろさを体験していただくために、移動博物館車「ゆめはく号」が、展示キットや体験型プログラムとともにお伺いします。お気軽にご相談ください。
「移動博物館車ゆめはくによる標本展示など」はこちら
当日の様子はこちら
(3) 貸出キットを送ってもらう
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『アンモナイトの化石のレプリカづくり』の貸出キット
本物の化石から作ったシリコン型に、お湯で柔らかくしたプラスチック粘土を入れて「アンモナイトの化石レプリカ」を作るキットを貸し出します。基本セット内容は、下の通りです。
〔基本セット内容〕
◎シリコン型(2種類のアンモナイト各12個)
◎ビーカー(12個)
◎ホットプレート(1台)
※プラスティック粘土はご用意ください。
(4)教職員向けのセミナー
- 教職員セミナー
各種学校の先生を対象とした「教職員・指導者セミナー」を、夏休み期間中に実施しています。より実務に沿った内容にして欲しいなど、リクエストがありましたら、ご相談ください。事前に、こちらからお申し込み下さい。
>>2018年の概要を書いたブログも参考にしてください
>>2017年の初任者教員の社会体験研修の様子はこちら
(5)学校等との協定
- 学校との協定
<ひとはくとの密接な連携を推進するため、学校と協定を結び、相互に連携した授業やイベントを行っています。これまでに、県立有馬高校、県立三田祥雲館高校、県立大学付属中学校と連携した教育プログラムを実施しています。
- 教育委員会等との連携
上記の他、加東市や伊丹市教育委員会などの機関とも、連携しています。連携方法の詳細については、こちらをご覧ください。