コヤマトンボ
Macromia amphigena amphigena Selys
トンボ目 不均翅亜目 エゾトンボ科 コヤマトンボ属

●体の特徴・生活の様子 

体はガッシリし、棒状の触角を持っています。
体の割りに脚が長く、クモのような形をしています。
肉食で、あごを伸ばして獲物を捕まえます。
成虫:5月下旬〜8月上旬

【専門的に・・・】
平地〜低山地を流れる河川の砂礫〜砂泥底、灌漑用溜池 本流の大きな川や低地渓流の落ち葉溜まりやヨシの根元で結構見られます。
成虫は、成熟すると、少し日陰の流れの上を往復飛翔します。 メスはヨシなどの生えている岸辺近くで、打水産卵します。

よく似ている種類
ハネビロエゾトンボ

●環境とのかかわり
環境省が定めている水質指標では、「少し汚れた水」に生息する種類となっています。
その他の写真
頭部
下唇外面
下唇内面
歯列
腹部側面

腹部背面

生息環境:兵庫県市川町上牛尾(標高200m)