ギンヤンマ Anax parthenope julius Brauer トンボ目 不均翅亜目 ヤンマ科 ギンヤンマ属
体は細長いが、ガッシリした体系をしています。 縦に大きい目と、背中にはいった2本のラインが特徴です。 腹部の横の突起が鋭く、触るとちょっと痛いです。 肉食で、あごを伸ばして小さな水生生物を捕まえます。 水路や池などに生息します。脱皮直後は緑で美しい。 成虫:4月下旬〜11月初旬 【専門的に・・・】 幼虫は、平地から丘陵地のよく開けた明るい植生の多い池沼・水田・灌漑用の溝川に生息します。 クロスジギンヤンマと酷似します。 流路で採れればまず本種で、用水路の水草の根元や小川などに比較的沢山見られます。 羽化時期が遅いので、秋〜冬に中〜小型の幼虫は本種です。 本流では少なく、瀬では見ることはありません。 成虫は、4月下旬から11月初旬まで出現する、大型で派手なトンボです。 腹部にある銀白色の斑紋が名前の由来です。昔から子供のトンボ釣りの対象として親しまれてきました。 近年、数は減りましたが、分散力・繁殖力が強いため、よい環境があれば一気に数を増やす力を持っています。 学校のプールでも、産卵のための水草を秋に入れておけば、春に幼虫が採れます。植物の組織内に産卵します。 よく似ている種類 クロスジギンヤンマ
よく似た仲間と比べてみよう(頭部背面) ギンヤンマ: 複眼後端は鋭角
生息環境: 兵庫県姫路市飾磨区妻鹿(標高10m)