体長は20mm程度まで成長します。
肢の付け根にエラがあります。
肉食で他の水生昆虫を食べます。
上流から中流の、流れが緩やかな場所で見つかります。
羽化時期:晩春
【専門的に…】
河川上流域から中流域の流れが緩やかな場所に生息します。日本産カミムラカワゲラ属3種のうち、本種は斑紋が薄いこと、腹部第8節の刺毛列は
中央列が欠けることより、カミムラカワゲラkamimuria tibialis (Pictet)、クロヒゲカワゲラKamimuria quadrata Kohno
と見分けることが可能です。また、本種とクロヒゲカワゲラは、羽化時期の違いも2種を区別するための判断材料となります。採集時期が春であれば、
晩春に羽化する本種はすでに終齢幼虫になっているが、クロヒゲカワゲラはまだ若齢幼虫である。
1年1化で、成虫は晩春に出現します。
よく似ている種類
クロヒゲカワゲラ
カミムラカワゲラ
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