ユミモンヒラタカゲロウ
Epeorus nipponicus (Ueno)
カゲロウ目 ヒラタカゲロウ科 ヒラタカゲロウ属

●体の特徴・生活の様子 

平たい体で、石の表面をすべるように動きます。
尾は2本で、頭の前にC型の斑紋があります。
石の表面に生える藻類を食べます。
上流から中流の流れが速い瀬で見つかります。
羽化時期:6月〜9月

【専門的に・・・】
本種はImanishi (1934)によって、エルモンヒラタカゲロウEpeorus latifolium Uenoのシノニムとされていましたが、 Ishiwata (2001)によって有効名とユミモンヒラタカゲロウ Epeorus ikanonis が復活しました。 幼虫は尾毛背面に長毛列があること、成虫は前翅から後翅の基部にかけて黒線の斑紋をもつのが特徴です。 本種は神奈川県内では相模川,酒匂川,金目川で記録があります(石綿, 1997)。

よく似ている種類
ナミヒラタカゲロウ
イワヒラタカゲロウ

●環境とのかかわり
その他の写真

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兵庫県立人と自然の博物館

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胸部

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交尾器