体が流線型で、ぴょンぴょんと俊敏に飛び跳ねるように移動します。
尾は3本で尾の中央部は帯状に黒くなります。
河川の上流から中流域に分布し、流れのある瀬に生息している事が多いようです。
本種の幼虫を識別するのは大変難しいので、あまりお勧めできません。
斑紋の特徴を用いて、他のコカゲロウ属との識別を行います。
挑戦されるかたは、顕微鏡を用いて、図鑑を参考にして観察してください。
[専門的に・・・・]
本種の幼虫は、サホコカゲロウ Baetis sahoensis Gose と非常に似ており、同定する際には注意する必要があります。
本種は、腹部第4節と6節が白く色が抜けることに対し、サホコカゲロウは腹部5節目の色が白く抜けます。
他、シロハラコカゲロウ Baetis thermicus Ueno の腹部5節目も白く抜けますが、
尾の中央部に黒帯が入らないことにより、見分けることが可能です。
よく似た種類:
サホコカゲロウ
シロハラコカゲロウ
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