トピックス展「日本産アキギリ属の新種テリハナツノタムラソウ」
2014年6月に新種として当館主任研究員高野温子が論文発表した、シソ科アキギリ属テリハナツノタムラソウについてご紹介します。テリハナツノタムラソウは島根県と広島県に分布し、名前のわからない植物として一部の植物愛好家に知られていました。兵庫県北部及び鳥取県と京都府の一部にのみ分布する地域固有種タジマタムラソウとの類縁性が疑われ、人と自然の博物館に鑑定依頼があり、調査研究の結果新種と判明しました。
展示概要
◆ 期 間 : 2014年7月5日(土)〜 9月28日(日) 終了しました
(夏休み期間中<7月21日(月)~8月31日(日)>は、月曜日もオープンし、無休で開館しています。)
◆ 場 所 : 兵庫県立人と自然の博物館 3階トピックス展示コーナー
◆ 展示物 : 標本3点(タイプ標本含む)、パネル1点、論文1篇
◆ 主 催 : 兵庫県立人と自然の博物館
写真1:テリハナツノタムラソウ群生 写真2: テリハナツノタムラソウの花
担当:自然・環境評価研究部 高野温子主任研究員