収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」第8回「古地図ですごろく」
1 主旨(「古地図ですごろく」)
「標本のミカタ」は、標本資料をふんだんに使い、その面白さを解説するスペシャル企画です。今年度第8弾は、「古地図ですごろく」です。古地図と一口にいっても様々です。現代の私たちが使っている、まちの形、道路の形を出来る限り伝えようとする地図、まちとまちを結ぶ街道を描く地図、戦国武将がどのように陣形を組んだか記録した地図、街道の宿場町をすごろくにしたものなどです。
今回の企画では、人と自然の博物館が所蔵している様々な"地図"に焦点を当て、普段は収蔵庫内に秘められている古地図を公開します。また、その古地図の中の一つ、「西國三十三カ所名所絵図」の大判レプリカを使い、昔の人達が歩いて日本中を行き来していた様子をすごろくになぞらえ、小さな子ども達にも楽しく遊んで、感じてもらおうと思います。
じっと眺めていても飽きない古地図。古地図を通して、タイムスリップしたような経験を楽しんでください。
2 実施概要
(1) 日 時:令和元年12月8日(日) 13:00~16:00
(2) 場 所:兵庫県立人と自然の博物館 4階大セミナー室
(3) 展示物:西国三十三カ所名所絵図、摂州大坂夏陣之図、畿内近州挙覧図、
双六 東海道五拾三駅 他 人と自然の博物館所蔵の地図資料
3 関連イベント
(1) オープンセミナー
○「古地図ですごろく」大平 和弘 研究員
13:00~16:00 4階大セミナー室(参加無料・申込不要)
○フロアスタッフとあそぼう「けんちくかの日 ~村からまちへ~」福本 優 研究員
13:30~14:15 4階ひとはくサロン(定員20名、当日10:00から4階インフォメーションで受付、先着順)
4 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 研究員 福本 優
5 展示資料
西国三十三カ所名所絵図 (拡大レプリカにて展示) |
双六 東海道五拾三駅 (原本を展示予定、触ることはできません) |
6 ポスター(PDFファイル)
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