収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」第5回「化石レプリカでたどる象の進化」
1 主旨(「化石レプリカでたどる象の進化」)
県立人と自然の博物館には、190万点を超える資料が収蔵されています。「標本のミカタ」はこうした資料をふんだんに使い、その面白さや自然の読み解き方を解説するスペシャル企画です。
今年度第5回は「化石レプリカでたどる象の進化」です。象と言えば長い鼻ですが、象の歯も大きくて不思議な形をしています。象の仲間である長鼻類の化石を調べると、どのようにして象の歯が進化してきたのかが分かります。世界各国から集めた象の化石のレプリカコレクションを見ながらその進化の歴史をたどります。
2 実施概要
(1) 期 日 : 令和元年9月8日(日)13:00~16:00
(2) 場 所 : 兵庫県立人と自然の博物館 4階大セミナー室
(3) 展示物 : 長鼻類(象の仲間)の頭骨・臼歯化石のレプリカ 約20点
3 関連イベント(参加無料・申込不要)
(1) ギャラリートーク
「象の頭骨と歯の進化」
講師:三枝 春生 主任研究員
13:00~13:30 場所:4階大セミナー室
象の仲間である長鼻類の歯や頭骨の形と仕組みがどのように進化してきたのか、
食べ物の変化とどのように関連しているのか等、
象の進化にまつわる話題についてレプリカをもとに紹介します。
4 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 三枝 春生
5 展示資料
ケニア産長鼻類化石の頭骨レプリカやアジア、ヨーロッパなどから産出した、臼歯化石のレプリカ約20点を展示します。
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