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ミニ企画展 「小説のなかの阪神・淡路大震災〜三十年が過ぎて、エコクリティシズムの視点から〜」

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1 趣旨

 ミニ企画展「小説のなかの阪神・淡路大震災〜三十年が過ぎて、エコクリティシズムの視点から〜」では、エコクリティシズム(生態学的批評)の視点から、阪神・淡路大震災の描写を含む小説作品を紹介します。
 阪神・淡路大震災は、2025年1月で発生から30年が過ぎました。大規模な自然災害が発生した地域においても、30年が経過すると被災当事者による語りが縮退し、災害発生時の様々な情報や教訓の伝承が難しくなります。
 この課題に対して、小説が果たす役割は小さくありません。阪神・淡路大震災の描写を含む作品を読むことは、当時の状況を知るだけでなく、震災当時とその後を生きる人びとの心情や感情の変化を追体験することにつながるからです。本企画展は、発生から30年が経過した阪神・淡路大震災について、その語り継ぎを拡充していくうえでの小説作品の可能性に光をあてることを目的として開催するものです。


2 実施概要

 (1)期間:令和7年2月11日(火・祝)~令和7年3月30日(日)
 (2)場所:兵庫県立人と自然の博物館 コレクショナリウム・ワークルーム(入館無料)
 (3)展示物:阪神・淡路大震災の記述を含んだ小説作品のうち2010年から2024年
   (阪神・淡路大震災発生から15年から30年の間)に刊行されたもの21作品

3 担当

   兵庫県立人と自然の博物館 環境計画研究グループ 主任研究員 高田知紀


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