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開館25周年記念展示「高橋研究員が選ぶ木材組織25選―ミクロの美デザイン」

1 主旨

 木材は、道管や繊維などの微細な細胞が複雑に組み合わさってできています。その細胞の種類の割合や配列の仕方によって、木材組織は植物の種(あるいは属)ごとに特有のパターンを示します。この独特な木材の内部構造を知るためには、木材の横断面・放射縦断面・接線縦断面の3面から構成細胞の成り立ちを見る必要があります。
 ここでは木材組織のデザインが特に美しい25種を選び、木材組織3断面の顕微鏡写真を、写真パネルと手に取って見られる写真シートにして展示します。ふだん決して見ることのない木材組織内部の、驚きの美デザインを見てもらいたいと思います。


2 展示概要   終了しました。

(1) 場 所:兵庫県立人と自然の博物館 2階多様性フロア
(2) 展示物:写真パネル4枚、写真シート75枚、透写台1台


3 担当

兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境再生研究部 コミュニケーション・デザイン研究グループ
研究系次長 高橋 晃


4 展示物

木材組織の顕微鏡写真 合計A4サイズ=32枚(横断面=25種、縦断面=7種)

 
   ケヤキの木材(横断面)     コナラの木材(横断面)     キリの木材(横断面)

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