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 ボルネオジャングル体験スクールの記事を読んでくれたかな? ちょっぴりボルネオやジャングル、オランウータンに興味がわいてきたかな? ちょっとでも気になったら電話で問い合わせてください。待ってます。

 

 

 ところで、「ボルネオ」ってどこにあるの? 

 上の地図を見てください。日本からおおよそ4,000kmも離れてて、南の方、赤道直下にあり、世界で3番目に大きい島だそうです。日本の面積のおおよそ2倍もあります。(1番目・2番目に大きな島はどこでしょう?)

 

    関西国際空港から飛行機で5時間くらいかけてこのボルネオ島(コタキナバル)に着きます。この日は、コタキナバル市内のホテルに泊まり、翌日ここからさらに国内線の飛行機に乗り換えてラハダトゥへ向かいます(約1時間)。

 

         途中、ボルネオ島を横切るように飛行機で飛びますが、飛行機の窓からは島の様子が手に取るようによく見えます。茶色でクネクネ曲がった川や海の近くでは水上家屋も見えます。アブラヤシのプランテーションなども見ることができます。そして、そこから自動車で3時間ほど走って、やっとダナムバレー自然保護区に着きます。

 

 

 さて、自然保護区になっているジャングルにはどんな生きものや植物が待っているのでしょう? 次回のブログ記事をお楽しみに!!

「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にも、セミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。

今回は、去る5月12日(水)、三田市学園1丁目にある兵庫県立三田祥雲館高等学校で実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「校内の草本群落を調査しよう」、講師は植生学、保全生態学が専門の石田弘明研究員です。

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▲ 少々緊張気味の石田講師。高校の教壇は、博物館とは少し違います。

 

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▲ いつも授業をされている生物の先生です。今日は生徒の一人ですか?

 

 

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▲ 講義の後は、校庭に出て植物群落の観察です。研究者ならではのハイレベルな    話でした。一般参加の方(白い帽子の女性)も説明に聞き入っています。

 

 

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▲ 後ろに見えるのは三田祥雲館高等学校の校舎です。南欧風の建物が印象的です。生徒の皆さんが少し羨ましいです。

 

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▲ ということで石田先生の授業にも熱が入ります。1時間30分の授業はあっという間でした。

 このような「学校連携セミナー」を受講してみたいという方は、まだまだ沢山のセミナーが用意されていますので、是非お申し込みください。お申し込みは以下のページからどうぞ。

http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H

 

(生涯学習課  西岡 敬三)

 

 

 

 

 

 

 

 この前のブログで紹介されていたボルネオジャングル体験スクール。とにかく行かなきゃ感動できないというのが、正直な感想です。

 いままで図鑑や動物園でしか見たことのなかったオランウータンが目の前に現れるんですもの!! 誰だって興奮しますよ、きっと。ジャングルって聞いただけで、暑そうとか蒸し蒸ししそうとかイメージしますが、それと引き換えに得られる感動はとても大きいです!!

 

 ここの木はとても背が高く、数十メートルにも達する大木がたくさんあります。道を歩いていても、上ばかり見ています。サルの仲間や小動物もたくさんいて、何を見ても感動感動!!開いた口がふさがらなくなります。そして写真を撮ろうにも、上ばかり見ていて首が痛くなってしまいます。そんな時は、道に寝っ転がって撮すのがいいようです。  本当に首が痛いんだから!!

 

 この続きはまた紹介します。珍しい昆虫や植物、ジャングルの人びとの様子も少しずつ紹介したいと思います。

 ◯ボルネオジャングル体験スクール2010のお問い合わせはこちらまで

    TEL 079−559−2002(生涯学習課)

 ◯募集期間は6月5日(土)まで  お急ぎください!!

 

   

 

・・・・前回からの続き

 

    
 二日目。今日も快晴です。とてもラッキーです。


    
 予定通り弥山を登ります。弥山を登るコースは3つありますが、今回は大元公園を通る一番西側のコース(大元コース)を登りました。


    
 少し登るとコジイの多い林が広がります。標高300mくらいになると、コジイのほか、ウラジロガシやツクバネガシの多い林になります。瀬戸内地方、特に島嶼部ではシイ・カシのまとまった林は少ないのですが、宮島には比較的よく残されています。


 
 ウリハダカエデ。谷沿いでは落葉樹もよく混ざります。本種はよくみる落葉樹の一つ。ちなみに、近隣の里山で普通にみられるコナラ、アベマキは宮島ではみられません。


    
 サンヨウアオイ。名前の通り山陽地方に分布するカンアオイの仲間。ミヤコアオイとよく似ていますが、花(がく筒)の形態が少し異なります。


    
 大元コースでは大きな岩がごろごろしています。湿り気のある場所では、岩の上に着生植物がよくみられます。(右)濃い緑はシシラン。


    
 大きな岩。(左)黄緑は名前にふさわしいイワガラミ。イワガラミはつる植物です。急な岩壁ですがどこまで広がるのでしょうか。(右)濃い緑はコウヤコケシノブとホソバコケシノブ。


 
 岩の隙間には樹木もよく生えます。左から伸びているのはヤマグルマ。やや日陰の岩場でよくみられます。


    
 尾根に出ました。このあたりはツガの多い林でしたが、台風でたくさん高木が倒れ、今は明るく開けています。(右)下層にはツガの稚樹がみられます。


 
 弥山山頂に向け、尾根を歩きます。眺望良好です。高く伸びているのは主にアカマツ。


 
 宮島は面積のわりに標高が高く、地形は急峻です。ここまでに来るのに何回か休憩しましたが、最後の登りの前にもう一休み。


 
 モミに着生するセッコク。このあたりの標高は雲がかかりやすく、湿り気が発生しやすいのでしょう。


 
 全員無事に登頂成功。瀬戸内海に浮かぶ島々がよく見えます。


    
 昼食後、弥山山頂から尾根を東に進み、獅子岩駅からロープウェーに乗りました。弥山を上から眺めつつ降ります。


天候にも恵まれ、多くの植物といろいろなタイプの植生をじっくり観察することができました。参加者の皆さんも熱心で、アットホームな雰囲気の中、楽しく充実したセミナーとなりました。ありがとうございました。
今年のひとはくでは例年にもまして多彩なセミナーが企画されています。興味のある方もない方も、この機会にぜひ参加をご検討ください。お待ちしております。

 

 

(自然・環境再生研究部 黒田有寿茂)

今月のふかたん、『初夏の鳥をさがそう!』の隊長は、鳥博士の遠藤研究員でした。

5月8日(土)、当日はすがすがしい五月晴れ、探検日和です!

まずは遠藤隊長に双眼鏡の使い方から教えてもらいます。外に出るのが楽しみ〜!

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使い方はバッチリかな?いよいよ初夏の鳥を探しに出発です!

館外に出てみると、さわやかな風が吹いていて、とても気持ちがいい〜!

 

今日は見るだけではなく、鳥の鳴き声を聞いてもらおう!ということで、みんなで目を閉じて、耳をすませながら鳥のさえずりを聞いてみました。

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チュンチュン・・チリチリチリ・・♪」何種類くらい聞こえたかな?バードウォッチングには、いろいろな楽しみ方があるんですね。

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「あの鳴き声は何の鳥!?どんな色?」遠藤隊長に教えてもらいます。

そして階段を下りている途中、さっそく隊員の方が木にとまっている鳥を発見!

 

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みんなで、「どこどこ〜?」と双眼鏡をのぞきながら探します。見逃してしまったのですが、ここで遠藤隊長に、鳥の見分け方について教えてもらいます。大きさや色からすると、トラツグミ??「昨日、鳴いていたからいるかもね。」と遠藤隊長。こんなお話が聞けるのも、ふかたんの見どころのひとつです。

 

他にも鳥がいるかな?とわくわくしながら、探検は続きます。

 

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階段を下りて、芝生に歩いていくと・・芝生の上にはたくさんの鳥がいました。

いつもなら、近付くと飛んでいってしまう鳥も、今日は双眼鏡があるので、離れていても色や姿を詳しく観察することが出来ます。

それぞれの鳥の違いや特徴などを、隊長に教えてもらいながら、必死に双眼鏡をのぞきます。

見えた?どんな色だった〜?とみんな楽しそうです。

 

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こちらはムクドリです。何かえさをとっていますね

 

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博物館に戻りながら、鳥を探しつつ、今度はみんなでふかたん地図を完成させます。

どこでどんな鳥に出会った?なんて話し合いながら、

みんなで楽しく鳥の名前や絵を描きました。

クイズが好き!という男の子には、遠藤隊長から鳴き声クイズが出されて、みんなで思い出しながら楽しいひとときを過ごしました。

みんなも鳥博士の仲間入りが出来たかな?

 

 

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ふかたんでは、声が聞こえた鳥、姿が見えた鳥、合わせて12種類の鳥に出会えました。

 

公園を探検した45分間という短い時間の中で、学べたこと、感じたこと、新しい発見がたくさんあったことと思います。自然にふれながら、感じることを大切にしていきたいな〜と改めて思いました。

ふかたんは研究員と一緒にゆっくり過ごせて、たくさん学べるイベントです。

 

 

6月のふかたんは、植物博士の黒田研究員といく『初夏のみどり』です。

今の季節の深田公園は新緑がとてもきれいです。すがすがしい季節の中で、初夏のみどりを探しに出かけませんか?

参加者には、ふかたんオリジナルカンバッジのプレゼントもあります。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

    FS20100512-9.jpg 6月のふか たん 隊長:黒田研究員  『初夏のみどり』 FS20100512-10.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

             

 

      6月5日() 14:00〜 4階ひとはくサロン集合(定員20名・参加費無料)

                 ※当日は動きやすい服装でお越しください。

 

                                                                           美濃杏奈(フロアスタッフ)

 

 

 

 

 

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