収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」第1回「イネ科標本の世界」
1 主 旨(「イネ科標本の世界」)
県立人と自然の博物館には160万点を超える資料が収蔵されています。今年度から標本資料をふんだんに使い、その面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説するスペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」を、毎月第2日曜日(平成31年1月を除く)に開催していきます。
第1回目は「イネ科標本の世界」と題し、3000点程ある当館収蔵イネ科標本から、厳選した標本・ドライフラワー等を約50点展示します。また、関連イベントとして世界三大穀物の1つである小麦の起源セミナー、身近なイネ科植物を題材とした画伯の日も実施します。雑草から食料まで何かと人間に身近なイネ科植物、その魅力の一端を感じて頂ければと思います。
2 実施概要
(1) 期 日 : 平成30年6月10日(日)終了しました。
(2) 場 所 : 兵庫県立人と自然の博物館 4階大セミナー室、ひとはくサロン
(3) 展示物 : イネ科標本・ドライフラワー 約50点、イネ科の分子系統樹絵巻
3 関連イベント
(1) ギャラリートーク
「コムギとヒトの深ーい?関係」(森直樹 神戸大学大学院農学研究科 教授)
13:00~13:30 場所:ひとはくサロン オープンラボ
実体顕微鏡やスライドを使って、栽培小麦の起源、野生と栽培の小麦の違いを易しく解説します。
(2) オープンセミナー
「お出かけ画はくの日 イネ科植物を描こう」 (フロアスタッフ、高野温子主任研究員)
13:30~14:00 集合場所:ひとはくサロン(野外に出ます。雨天の場合は館内のみで実施)
博物館の周辺に生えているイネ科植物を見に行き、気に入ったものを選んで絵を描きます。
4 担 当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 高野温子
5 展示資料(予定)
酒米「山田錦」のドライフラワー スズメノチャヒキ標本