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2012年8月アーカイブ

8月26日。加藤茂弘研究員+河南堂珍元斎と南あわじ市の玉青館へいったんだモー。
ウッシッシシッシ…
 安政大地震後に江戸の庶民に大ブームを起こした加藤コレクションの鯰絵展と河南堂珍元斎 の現代版鯰絵「ナマズウシ七変化」展の関連イベントだモー! 

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  タヨウ星のニホン島とタイワン島の間の地底に住むナマズウシは、自らナマズエビスマイウシやナマズアワオドリウシに変身し、ナマズウズシオウシやナマズタマネギウシといったアワジ王国ご当地ナマズウシンたちとともにニホン島を元気づける・・・講談「ナマズウシ七変化」モー、鯰絵の魅力に迫るカトちゃんの「鯰絵解説会」モー、江戸時代のおもちゃ絵「立版古(たてばんこ)ぬりえ」モー、逆断層などの構造がペーパークラフトで楽しくわかる「動く断層をつくろう」モー大にぎわいだモー。

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鯰絵展+ナマズウシ七変化展は9月2日までだモー。ナあ、マズ、玉青館に急げウシ。

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今回、参加した生徒は、小学校6年生〜高校3年生の26名で、4班に分かれて寝食を共にしました。

 現地では、ラハダトゥ・サイエンススクールの生徒も5日間、班活動に加わり、交流を深めることができました。特に現地では、イスラム教のラマダンの時期と重なり、食事などの制限を目にし、文化や宗教の違いを実感しました。 

 

DSC02112.jpg                              サイエンススクールとの交流会にて

ダナンバレー自然保護区では、周りを原生林に囲まれ多種多様な樹木や植物、昆虫を目にすることができました。今年もオラウータン親子がジャングルの木々を移動していく姿を目にすることができました。また、タイガーリーチと呼ばれるヒル

に血を吸われることも経験しました。

  

P1080712.jpg                                木々を渡るオラウターンの子ども

 

一方のタビン野生生物保存区は、アブラヤシのプランテーションと二次林が中心でした。そこは、森林伐採などで棲みかを奪われたゾウたちが集っている場所でもあり、ナイトサファリでは群れをなして生息する野生のゾウの姿を目にすることができました。他にもブタオザルが木々を駆け回り、サイチョウが空を駆け巡り、夕暮れにはムササビが飛んでいく  など動物たちの自然の姿を目にすることができましたが、一方で想像以上の森林伐採が進んでいる現状を知ったジャングル生活でもありました。 

 

DSC_3479.jpg                                 興味深く観察する生徒たち 

 

帰国前にはひとはくと学術交流協定を結んでいるサバ大学を訪問し、ジャングル体験スクールの修了式の後、収蔵庫見学をさせていただきました。

このジャングル体験スクールでは、10代という多感な時期にある生徒たちが、ラハダトゥ・サイエンススクールの生徒たちと触れ合い、日本とは違う文化や環境を体験し、

さらに上級生が下級生をしっかりと面倒を見て過ごすところ に大変意義があると感じました。生徒たちのこれからの成長に期待したいと思います。

  

DSC02143.jpg                             ジャングルを満喫する生徒たち

 

 

お世話になった関係者の皆様、及び保護者の皆様、生徒たちは全員、病気や怪我もなく無事帰国の途へ着くことができました。ありがとうございました。

 

  DSC02202.jpg                    今回参加したメンバーで記念撮影

 

                                     

                                                                                            情報管理課 阪上勝彦

 

 

こんにちは、夏休みも、もう終わりですね。

9月もフロアスタッフ一同、残暑に負けず!

頑張っていきたいと思っております\(*⌒0⌒)♪

 

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 夏休みが終わっても、「ひとはく」に来てね\(*⌒0⌒)♪

 

フロアスタッフ うえやま たかこ

あめんぼーん って、何? アメンボとトロンボーンなのね

アタクシはアメンボーンだボーン!
 田んぼ系のタヨウ星人だボーン。アタクシたちタヨウ星人は、超アツイこの夏、河南堂珍元斎を引き連れ、「いろんな種類の生き物がたくさんいて、それぞれつながっている!」ということの大切さを伝えてるんだボーン!

久しぶりの里帰り講談(o^^o) 8月20日は久々のホームグランドひとはくで、タヨウ星人巨大紙芝居絵巻だボーン。
 こちらは、台場クヌギの穴からタヨウ星へ行くスタンダード版。イカジイ、カエルトノサマに案内され、主人公ダイバくん、クヌギちゃんと一緒に子どもたちもタヨウ星人の世界へ行ったんだボーン!

 

 25日は多可町ベルディ―ホールに河南堂珍元斎を連れていったボーン。
 テーマはアタクシ、アメンボーンのトロンボーンコンサート…ではなく、タヨウ星人巨大紙芝居絵巻登紀子の田んぼスペシャルだボーン。オバケドジョウを探しにきたダイバくんとクヌギちゃんはオバケ柳の穴からタヨウ星へ行き、アタクシたちタンボ系タヨウ星人が登場。

写真のまとめすぎ!! 珍元斎は子どもたちに囲まれ上機嫌だボーン。タヨウ星人お絵かきではいろんなタヨウ星人が生みだされたボーン。
 これは、多可町での加藤登紀子さんのコンサート20年のプレイベントで、タヨウ星人絵画展が10月1日まで開かれ、9月2日には、登紀子さんが子どもたちの描いたタヨウ星人の中から「登紀子の田んぼ賞」を選ぶんだボーン。6月に田植えした山田錦はすくすくと育ち、ヌマガエルやイナゴが大喜びだボーン!10月1日はついにお登紀さんのほろ酔いコンサートだボーン。アメンボーンも出演したいボーン…

今日はこの辺で・・・・・ 

 去りゆく夏を追いかけ、いざゆかん多可町タヨウ星の世界へ・・・みんな行くんだボーン!


 

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして13

 

いろいろな子どもと野外活動をする準備

学校の先生といっしょに考えてみた−2

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

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『コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則(JIS T0103)』


 

 マヒと色覚以外のことで、特にお伝えしておきたいのがディスレクシアの問題です。発達障がいの中でも、特にディスレクシアのことを考えてみましょう。

 

 自閉症スペクトラム障がいの子どもに対しては、絵や写真を入れると、とたんに理解しやすくなるそうです。絵や写真が理解を助けると言い換えてもいいでしょう。自閉症の動物行動学者、テンプル・グランディンさんは、文章ではなく、図でものを考えるのだそうです。

 

 グランディンさんはご自分のことを自閉症だといっていますが、神山 忠(こうやま・ただし)さんはディスレクシアです。ディスレクシアは「難読症」とか「読字障がい」とも言われていて、日本語や中国語では漢字が読めなかったり、書けなかったりすることがよくあります。偏(へん)と旁(つくり)も、どちらがどちらだったかわからなくなりますし、「ウ冠(う・がんむり)」や「草冠(くさ・がんむり)」といった冠(かんむり)とルビがごっちゃになって、何を書いてあるのかがわからなくなるそうです。

 

 ディスレクシアの人は、つい鏡文字を書いてしまいます。ある有名な俳優はサインをねだられて、急に書かないといけない時には、Cは「⊂」だったか「⊃」だったかがわからなくなるそうです。そういえばわたしも、CやSがどちら向きだったかわからなくなった記憶があります(左右どちら向きであったかは、今は、こっそり筆記体(ひっき・たい)で書いてみることで、まちがえなくてすむようになりました)。

 

 ディスレクシアを知的障がいだと思っている方がよくいますが、基本的には、まったく違うものです。鏡文字の例でおわかりのように、生まれつき左右の認識があいまいなのです。

 

☆   ☆

 

 ディスレクシアのような現象がなぜ起こるのか、わたしには わかりません。でも、わたしは、左脳と右脳のつながりに秘密があるのだと思っています。

 

 ヒトではことばを話すことやコミュニケーションが、とても重要な日常の行動――重要すぎて普段の生活では、自分が言葉を話す動物だと言うことを忘れるぐらい――になっています。そして、ことばを理解し、構成し、話す中枢(ちゅうすう)は、たいていの人が左脳にあるのです――右脳にある人も、少数ですがいらっしゃいます。ところがチンパンジーやゴリラは〈ことば〉の中枢がないのです。ですから左と右を気にすることもありません。「ヒトのように、右利きが多い」ということもないのです。杉山幸丸さんという京都大学霊長類研究所の先生が、野生のチンパンジーでは左右どちらの腕で食べ物を採ることが多いかを調べてみたことがあります。その結果は、左右の比率は半はんだったそうです。〈ことば〉の中枢がないヒト以外の動物には、右利きや左利きはないのです。

 

 自閉症のグランディンさんは絵や図でものを考えるそうです。右脳は絵や図を使って何かを考える時によく働きますが、ディスレクシアの人も、絵や図は得意だと思います。少なくともわたしの知っているディスレクシアの人は、皆、絵や図が得意です。実は、漢字の学習障がい者(LD)であるわたしも、そうなのです。わたしの場合、鏡文字を書いてしまうというクセは左脳と右脳のつながりが弱いからなのか、右脳の働きが強すぎて、その分、左脳の働きが弱くなっているのかは、今でもわかりません。でも、絵は得意でした。細かいところまで、性格に描(か)けるので、霊長類学のフィールド・ワークでは重宝しました。

 


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 トゲの生えた豆をサルが食べた.わたしがカメルーンで描いたスケッチです.


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クズウコン科のヒプソロデルフィスの果実.これも,わたしのスケッチです.


 

 そして、この事はわかります。鏡文字を書いてしまうディスレクシアの人は、もともと左側・右側の認識が苦手なのですから、左右差を問いかけるような問題を出すのは慎重にした方がいいのです。野外活動では、東西南北と地形の関係が混乱しがちなのですから、それを問うような課題は避ける方がいいと思います。ましてや、わからないからといって罰(ばつ)を与えても、「気を付けていれば、わかる」というわけではないのですから、「苦手な人もいる」といった認識で野外に出る方が、ずっといいと思うのです。

 

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『子ども自然教室 第2版』【注1】の「植物標本を作ろう」

 

 ディスレクシアの人にとっては、文章が縦書きか横書きかというのが大きな問題だと、神山(こうやま)さんが指摘していました【注2】。わたしは、失語症でコミュニケーション障がいになったディスレクシアではなかった人が、まったく同じことを言っていたのを思い出しました。不思議な気がしたのです。ディスレクシアと失語症という、まったく別のコミュニケーション障がい者が同じことを言っている。ひょっとすると、何かつながりがあるのかもしれません。

 

 神山(こうやま)さんは、ディスレクシアの人にとって、一番わかりやすいのは、横書きで分かち書きがしてある時だと言います。たとえば、

 

「たいことばちをもってきて」

 

と伝える時は、

 

「たいこ と ばち を もって きて」

 

と分けて書く方が理解しやすいし、

 

「きょうはてんきがいいので

 そとでたいいくをします。」

 

と書いたのでは、わからないことがあるが、

 

「きょうは/てんきが/いいので/

 そとで/たいいくを/します。」

 

と書くと、とても理解しやすいということです。「たいことばちをもってきて」と続けて書くと、ディスレクシアの子ども(つまり、かつての神山(こうやま)さんご自身)は「鯛・言葉・血を・持ってきて」かなと誤解したというのです。


☆   ☆


 実は、元来の日本語の文章の書き方である縦書きよりも、英語のような横書きの方が理解しやすいということや、分かち書きで書いたり、「/」で切ったりするとわかりやすいというのは、多くの失語症者が同じことを言っています。ただ、失語症の人は、まれな例外を除いて病気やケガで脳の一部が傷ついて〈ことば〉が出なくなった人が多いので、もともと漢字は知っていたはずです。ですから、分かち書きで書いたり、「/」で切ったりする代わりに、漢字を適度に混ぜれば、わかりやすい文章になるのです。

 

 神山(こうやま)さんは、文章は、横書きで分かち書きや「/」で切ってある上に、ひらがな、カタカナ、漢字が混じった文章が一番わかりやすいと言っています。

 

 比較的、高齢者の多い失語症の人に比べて、ディスレクシアの人は、(もちろん高齢者もいますが)年齢に関係なく社会にはいるものです。子どもであれば、各クラスにいるのが普通です。ディスレクシアの人を「障がい者」「障がい児」と捉(とら)えて、文章がよくわからないままにがまんさせるのではなく、文章の伝え方や書き方を工夫してあげれば、多くの人と共通した理解ができるのですから、学校も楽しくすごせそうです。要はコツをつかむことだと思います。コツをつかむのは、ディスレクシアの子どもは自分のことなのですから、当然なのですが、学校の先生や野外活動のリーダーといったおとなも自分のこととして、ディスレクシアの人の読みにくさを実感してもらえれば、状況は、ずいぶん変わると思います。

 

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【注1】 『子ども自然教室』は,全文が人と自然の博物館ホームページからダウンロードできます.『子ども自然教室』は,特に障がい児といっしょに野外活動をすることを意図したものではありませんが,その中の,1.「植物標本を作ろう」,2.「セミのぬけがらで環境を調べよう」,3.「ネイチャーテーリング入門」などはそのまま使えそうです.

 

【注2】 岐阜県立関 特別支援学校教諭の神山 忠(こうやま ただし)さんが出ていたのは、「ディスレクシアとマルチメディアDAISY −当事者そして教育者の立場から」(障害保健福祉研究情報システム HP

 

ですが、同じ講演を動画でしているものもありました。動画では、神山(こうやま)さんの話すようすと音声が聞こえ、それがDAISYになって見えます。河村 宏さんというDAISYの開発に深く関わってこられた方の講演で、DAISYはディスレクシアの人ばかりでなく、高機能自閉症者,パーキンソン病などの病気や薬の副作用のある人,ADHDなどで集中して出版物を読むことが困難な人,さらには幻覚や幻聴があって混乱しやすい人,本を持って読むことが難しい紙アレルギーや麻痺のある人,手話を第一言語とする人,聴覚トレーニングを必要とする難聴者を助ける技術であると言っています。

 

神山忠さんの講演は動画でも 見ることができます2011年調布デイジー講演会)



兵庫県立大学 自然・環境科学研究所/

人と自然の博物館

三谷 雅純(みたにまさずみ)

8月12日(日)からの19日(日)の連続8日間、ひとはく2階展示室にて実施した「むしむしたいけん」。会期中、小さなお子さん連れのご家族を中心に、2,990名のお客様をお迎えしました。
虫を好きな子どもたち、はじめて虫にさわった子どもたち。みんなのキラキラした眼が印象的な8日間でした。

「むしむしたいけん」で虫に興味をもったら、つぎは、実際に野外に出て、いろんな虫をつかまえてみてください。
さらに興味をもったら、博物館に展示されている「標本」を、じっくり見てみてください。
小学高学年になれば、自分で標本をつくってみることもよいでしょう。
ひとはくでは、対象年齢に応じたさまざまなプログラムをご用意しています。


さて、みなさんに朗報です。
9月15日(日)11:00から15:00、兵庫県公館(神戸市中央区:県庁前)の庭にて「むしむしたいけん」を開催します!
「化石のレプリカづくり」など、楽しい体験イベントもありますよ。
ぜひお越しください。

「ひとはくが公館にやってきた」のくわしくは、こちら(↓)
http://www.hitohaku.jp/20th/preforum/index.html


恒例の、キラキラKidsのご紹介です。みんな、いい表情を、ありがとうございました!
これまでのキラキラKidsは、こちら(↓)
初日(8月12日) 2日目(8月13日) 3日目(8月14日)

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ダンゴムシの女王様、登場。脚は何本あるのかな?

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最終日に登場したヤママユガ。秋の気配ですね。

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「おっきな虫かご」は順番待ちもありました。ちゃんと並んで、とってもおりこうさんです。


最後になりましたが、このプログラムの実施にあたって、ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plaza、同 テネラルのみなさんには、多大なご協力をいただきました。お礼申し上げます。

(主任研究員 八木 剛)
8月20日から24日まで当博物館では県庁インターンシップによる実習生の受け入れ、
尼崎稲園高校、吉川高校、氷上高校から3名の高校生が活躍してくれています。
4日目の様子をお伝えします。

珪藻の判別
研究員の手伝いで珪藻を顕微鏡で調査、判別   

古い絵葉書の整理 古写真をスキャン その1
      古い絵葉書をファイリング          佐用町の古写真をスキャナで読み取り

古写真をスキャン その2 
    古写真をデータ化し資料整理 

初日には「教職員・指導者セミナー」、2日目には「教員のための博物館の日」といった大きな
イベントがあり、大忙しの中、会場設営など手伝ってもらいました。
3日目には、情報管理課で図書のデータ入力や図書室での配架を手伝っていただきました。
午後のデジタル紙芝居では、夏休みの家族づれのお客様を前に、セリフを読んでいただき、
フロアスタッフの一員として働いていただきました。
最後にはお客様より大きな拍手いただいたようです。

3人とも、とても真面目な高校生たちで、評判は上々です。あと1日しっかり頑張ってください。
もうすぐ2学期が始まりますが、学校でもこの調子で前向きに過ごしてくださいネ。

                                        情報管理課 阪上勝彦




 ボルネオジャングル体験スクールから帰国して約3週間、久しぶりに参加生徒たちが顔を合せました。
 帰国後の生活も、それぞれボランティア、イベントやクラブ活動など充実した夏休みを過ごしているようですね。
 この夏は特に印象深い夏休みとなったのではないでしょうか。
事後学習会 参加メンバー
       事後学習会の参加者           ジャングル体験スクール参加のメンバー

 事後学習会では、ジャングル体験スクールの解団式の中で、スクール生徒全員からコメントを
いただきました。

1班のメンバーのサムネール画像 2班のメンバー
        1班のメンバー                      2班のメンバー

3班のメンバー 4班のメンバー
        3班のメンバー                      4班のメンバー

 その後、旅のエピソードや生徒たちの様子について保護者、関係者の皆様に説明を加えながら
編集されたDVDを鑑賞し、仲間と過ごしたジャングル生活を感慨深く振り返りました。

映像で振り返るボルネオジャングル体験1 映像で振り返るボルネオジャングル体験2
          題して「映像で振り返るボルネオジャングル体験スクール」

サプライズ
 解団式のあと、本日、誕生日のWさんにサプライズの誕生日プレゼント!
何と偶然にも、Wさんのお兄さんは昨年ジャングル体験スクールに参加され、ダヌムバレーで
誕生日を参加者やガイドさんに祝ってもらったそうで、2年連続のサプライズとなりました。

 全員感想文やアンケートもしっかりと提出していただきました。これから冊子編集に
取り組んでいきたいと思います。製本されるのを楽しみにしていてください。

 年度末のボルネオジャングル体験スクール卒業生の集い(OB・OG会)で、さらに成長した
君たちに会えることを楽しみにしています。
 また、君たちの今後に期待しています。

                                        情報管理課 阪上勝彦


 本日、ウッディタウン市民センターで開催されました「第2回さんだサイエンスフェスティバル」に、参加しました。

http://www.city.sanda.lg.jp/kyouiku/h24sciencefestival.html

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▲立派なパンフレットです
 この行事は、科学イベントを『三田のみんなで作り上げる』の理念の下、三田市内の小中学校、県立高等学校4校、大人の有志団体、三田市内のハイテク企業等が出展しました。ひとはくも三田市内の博物館として主催者より依頼を受け、第1回より参加しております。


 今年は「飛ぶ」をテーマにステージとブースに参加しました。


 ステージショーとしては、フロアスタッフが中心に開発、実施している「飛ばせ!ムササビグライダー」のショーを熱演しました。

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▲ショーの始まりです。ムササビパペット登場!

 滑空する動物「ムササビ」や「モモンガ」を題材に、自作のパペットも活躍する、楽しくわかりやすいパフォーマンスでした。説明の後には、「ムササビグライダー」を作り、実際に滑空させてみます。

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▲おおっ!コウモリパペットも出現!            ▲クイズもあります

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▲滑空するムササビグライダー 2名限定のチャレンジでした

 ムササビやモモンガのはく製も登場し、たちまち記念撮影会となりました。100名を超えるお客様に集まりいただき、大盛況でした。
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 ▲盛り上がる会場! ついに立ち見のお客様も

 ショーの終了後、国立科学博物館よりお借りしている4mの巨大地球儀「ダジック・アース」のデモンストレーションも急遽実施しました。集まった学校の先生方は興味津々で、早速授業に使いたいとの声も聞かれました。


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▲会場が明るくて少し見えにくかったです

 ブース出展としては、「飛ぶ種の模型をつくろう!」を行いました。アルソミトラやニワウルシ、フタバガキの仲間の種を紙を使って作り、実際に飛ばしてみました。こちらも150名超の大人気でした。

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▲ブースでは「飛ぶタネ」の工作に挑戦 

 終了後、『好評につき、来年も出展して欲しい!?』との声を主催者よりいただきました。さて、来年はどのようなテーマで参加するのでしょうか?

 

出演:フロアスタッフ 寺尾由美子さん、植山貴子さん


(生涯学習課 西岡敬三)

今週のフロアスタッフとあそぼうは、画はくの日です。

毎月第3週目の土曜日、日曜日は、みんなで博物館の展示を見ながら、絵を描くイベントを行っています。

本日のテーマは「ダジック・アース〜地球を描こう〜」

国立科学博物館のご厚意でお借りした、球形のスクリーンに映しだされた地球をみんなで描きました。

たくさんのどうぶつがすんでるね☆ おじょうずだね♪

おかあさんと一緒^^みんなリラックス♪

 

いつも参加してくれてありがとう^^ 真剣だったね!!すごい〜^^

明日も15時より、3階展示室で行います。

ぜひ、ご参加くださいね。

 

イベント担当:両角明子・笹山由利子

 

 12日から実施中のうきうきワークショップ、「アンモナイト化石のレプリカ作り」。連日大勢のお客様にご参加いただいています。

 今日は博物館実習生の池本さんと浜本さんのお二人に担当していただきました。

  s-P1130491.jpg大勢のお客様にご参加いただきましたが、実習生のお二人は、お一人お一人に丁寧に対応されていて、子どもたちも大喜び!

岡山理科大学の池本さんは、大学のご近所さんであるお客様からお声をかけられ、とても喜ばれていました。

 

s-P1130515.jpg浜本さんは、子どもが苦手と言われていましたが、笑顔で優しく接しられていて、子ども達も楽しそうでした。

 

s-P1130503.jpg午後から、実習生のお二人にはデジタル紙芝居の上映をしていただきました。会場内は満席で。お客様には通路からも観覧していただきました。

 

 

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短い練習時間で本番を迎えましたが、実習生のお二人とも大きな声で読んでくれて、紙芝居は大成功でした!

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大勢のお客様で、緊張もあったと思いますが、休憩時間も惜しんで、お客様の対応をしてくださったお二人は立派なフロアスタッフでした。

忙しい一日、本当にお疲れ様でした。

明日もフロアスタッフ業務を実習生が担当されます。ぜひ、一生懸命なお姉さんやお兄さんに会いに来てくださいね!

 

 

 

みの あんな(フロアスタッフ)

8月14日(火)、スペシャルプログラム「むしむしたいけん」の3日目。
前2日にも増して、幼児〜低学年のこどもたちが中心の、とてもたくさんの来場者をお迎えしました。

今日も、すてきな表情がいっぱいでした。


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3回続いた、キラキラKidsシリーズはいかがでしたか?
以後は、数日分まとめてご紹介したいと思っています。


(主任研究員 八木 剛)

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして12

 

いろいろな子どもと野外活動をする準備

学校の先生といっしょに考えてみた−1

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

outdoor_activities_in_museum.JPGのサムネール画像 

 夏期教職員セミナー「障がいのある子どもたちとの野外活動入門」というセミナーを担当するようになって、もう何年かになります。

 

 わたしは、もともと霊長類学者(れいちょうるいがくしゃ)です。サルや類人猿の仲間のやることを調べて、ヒトとは何だろうと考えるのが仕事です。ですから、学校やその他の教育施設で子どもたちといっしょに奮闘(ふんとう)している先生に対して、何かをお教えするなんて、とてもできません。おこがましい。わたしは教育の専門家ではありません。

 

 その上、わたしは医者でもありません。子どもの発達や心理にくわしいお医者さんなら、子どもはこういう時、何を求めているとか、言葉に出さないけれども、本当は何をしたいのかといったことがわかるのかもしれません。しかし、これも、わたしにはムリです。一般的な医療現場の経験は、わたしにはまったくありません。

 

 それならなぜ、そんなわたしが「いろいろな子どもと野外活動をする準備」「学校の先生といっしょに考えて」みたいと思ったのでしょうか?

 

 ひとつには、わたし自身が障がい者――脳梗塞(のう・こうそく)をわずらいました――で、健常な人とは違ったものの感じ方や考え方ができるからです。自分に、健常な頃とは違った何かがあると感じるようになったのは、病気の後遺症で、それまで普通にできていたことが(努力しても)できなくなった頃からでした。この感覚は、子どもを前にした学校の先生にもきっと役に立つに違いない。そして、わたしが伝えなければ、健常な先生にはわからないこともあるだろう。そう思いました。

 

 もうひとつは霊長類学という学問との関連です。霊長類学はサルや類人猿のやることを調べますが、本当はヒトのことを知りたいのです。ただヒトの生き方は、どうしても文明や技術といったものの影響を受けて、変わってしまいます。ですから、日本列島に暮らす我われよりも、狩猟採集民や遊牧民の生き方の方がより多く自然に頼っていて、ヒトの本質がわかりやすいのです――日本列島に暮らしてきた人でも、狩猟や漁労を生業にして来た人はいたはずですが、明治時代に、狩猟や漁労は生業ではなくなりました。多くの人は農を営みとしています。近代ではそれが、産業としての農業や林業になりました。

 

 それでは日本列島で暮らすわたしたちの生活には、もうヒトの本質がなくなったのかと言うと、そんなことはありません。日本列島での暮らしにもヒトの本質は隠れています。しかし、それは目をこらさなければ見えてきません。それほど社会のいろいろな制度が発達し、変わってしまったのです。

 

 それに学校の先生と親しくしておけば、「現代の子どもの一面」といった目新しい事が聞けます。それを聞かしてもらえれば、次のセミナーのアイデアが出てきます。参加している学校の先生にも、きっと役に立つはずです。

 

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ネイチャーテーリングをする子どもたち

 

 おわかりのように、ここで言っている「いろいろな子ども」というのは、普通の言い方では「障害のある子ども」となります。わたしのセミナーのタイトルも「障がいのある子どもたちとの野外活動入門」です。ただ、一見「障害のある子ども」でも、その「障害」と呼ばれているものをよく見ると、ヒトのあるべきバリエーションであることが多いのです。さらに、自然なバリエーションとは考えられない病気や事故の後遺症であったとしても、当人が進んで受け入れたものではありませんから、当事者にとって状況はそれほど変わらないのです。

 

 セミナーでは、わたしのマヒに関連づけて、まず障がい児の中ではいちばん人数の多い脳性マヒを取り上げました。脳性マヒの症状なら、わたし自身が片マヒですから、いろいろ共通点が多そうです。

 

 もうひとつは霊長類学との関連で取り上げた発達障がいと色覚の問題です。このふたつは、社会的には障がいと言われますが、わたしは、障がいと言うよりヒトのバリエーションと捉えた方がいいと思います。

 

 発達障がいと色覚の問題は、真剣に取り上げている当事者がいました。社会的にはりっぱに仕事をしている人たちです。

 

 たとえば、自閉症であることを公表している動物行動学者のテンプル・グライデンさん(日本語)や、ディスレクシア(読字障がい)であることを公表している学校の先生、神山 忠(こうやま ただし)さんです。それに、母方の男性と息子さんがディスレクシアで、ディスレクシアのことを研究している発達心理学者のメアリアン・ウルフさん(日本語)もそうです。わたしは、これら当事者がお書きになった本を読み、ホームページを見て、発達障がいとされているものの状況と対応策を学びました(後でくわしく書きますが、わたし自身も、生まれつき、学習障がいだと思っています)。

 

 また、色覚の原理と実際の対応策は、色覚バリアフリーの理解を求める活動をしていて、ご自身が2色型色覚(ご本人が言うには色盲)の岡部正隆(おかべ・まさたか)さんや伊藤 啓(いとう・けい)さんの著作と色覚バリアフリーのホームページを参考にさせていただきました。

 

☆   ☆

 

 学校では発達障がいの事を、「生まれつきの障がいなので治らないが、がんばれば多数者に合わせた生き方ができる」と考えます。多数の健常児のほかに、少数の自閉症やアスペルガー症候群、学習障がい(LD)、注意欠陥・多動性障がい(ADHD)といった類型を持った子どもがいると考えるのです。医学的な研究の現場でも、同じように考えている研究者が多いようです。

 

 ところが、最近になってヒトのゲノム分析が実用化され、ヒトの遺伝子がいろいろわかってくると、ヒトという存在に自閉症やLD、ADHDといった類型に区別するよりも、一見健常に見える多数者から少数の自閉症者まで、言ってみればヒト全体が自閉症スペクトラムの傾向を持つと考える方がよいのではないかと言う人が出てきました。実際に子どもを診ている臨床医には、多い意見だと思います。

 

 わたし自身は、ヒト全体が自閉症スペクトラムだという見方の方がよいように思います。わたしは、マヒになる前から漢字のLDでしたが、それに加えて、ADHDやアスペルガー症候群といった症状の特性も、自分の事のようにわかるからです。

 

 つまり、自閉症やアスペルガー、LDやADHDはヒトの多様性――ちょうどA型やB型のような血液型と同じようなもの――なのだというのがわたしの意見です。こだわりの強い自閉症やアスペルガーの人は研究者に多いですし、こだわりがなければ研究は続けられません。またLDの人は絵や写真といったビジュアル刺激には大変強いので、デザイナーや建築士、医学生では特定のパターンを読み取らないといけないレントゲン医を目指す人が多いと聞きます。一方ADHDの人は、政治家や新聞記者といった、世の中の問題をまんべんなく拾って問題を提起する職業に向いていると聞きました。研究者には自閉症やアスペルガーの人だけでなく、LDやADHDの人もよくいます。いろいろな問題を認識し、解きほぐして、一般の人にわかりやすく解説するのが重要な仕事だからでしょう。

 

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3色型色覚と2色型色覚の比較(ColorDoctorを使いました)

 

 色覚の問題は、近頃は世の中の認識が整ってきました。未だに緑の棒グラフに赤い丸を打つといった、まるで時代に逆行したようなデザインを見かける事もありますが、緑と赤が一部の人には見分けにくい組み合わせだと、多くの人はわかってきたようです。

 

 「ユニバーサル・ミュージアムをめざして6」のさまざまな色覚−1でも言いましたが、ほ乳類はもともと2色型色覚です。緑と赤は見分けることが難しいのです。そのほ乳類の中から、突然変異で3色型の動物が表れました。それが霊長類(れいちょうるい)です。ヒトも霊長類の仲間ですから、当然、3色型が多数を占めます。しかし、この突然変異は多様性のあるものでしたので、ヒトは2色型と3色型がいっしょにいるのです。その上、色覚は性別によって出たり出なかったりします。2色型は男性に多く見られます。ですから、社会全体では、3色型の多数者の中に少数の2色型の、それも、たいていは男性がいるというわけです。2色型色覚は病気や障がいというよりも、ヒトが元来持っている性質だと思います。

 

 「学校の先生といっしょに考えてみた−2」につづきます。

 余はカエルトノサマじゃ。トノサマじゃからタヨウ星人で一番エライのじゃ。

 この夏。余はあちこちに出向いて、タヨウ星人の仲間と生物多様性のたいせつさを伝えておる。7月は西宮神社の夏えびす・あらえびす祭り!!じゃ。

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http://nishinomiya-style.jp/blog/2012/07/01/5456

 本殿のにこやかなえびす様(和御魂)に対し、こちらは荒々しい元気なえびす様(荒御魂)。えびす様は「漁業の神様で五穀豊穣の神様でもある!」…ということは…「生物多様性の神様でもある!」

いつのまにこんなキャラが!! ということで、河南堂珍元斎を引き連れ、巨大タヨウ星人絵巻として出演、あらえびすさまの夏祭りでよっぱらいのお兄さんや子どもたちにかこまれ大騒ぎじゃ。余も「みなの者近う寄れ、苦しゅうない!」と特別に相手をしてやったのじゃ。

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9日は珍元斎の講談と大谷剛研究員の生物タヨウ性クイズ〜

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 暑さでとけそうになったが、西宮市のキャラクターみやたんhttp://machitabi.jp/の作者で小学生の超ベストセラー「妖怪レストラン」のたかいよしかずさんも応援に駆けつけ、余も上機嫌じゃ。

007.JPG 10日は珍元斎「ギッチョンくん」 と突然巻き込まれた河南堂御免奈斎演じる「カマキリのカマエモン」。巨大タヨウ星人絵巻は暗闇の中浮かび上がり、みなの者をタヨウ星の世界へといざなったのじゃ。西宮神社の真夏の夜はタヨウ性クイズで更けていったのじゃ。

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えびすつながりで大阪プロレスのえべっさんやエビスビールのキャンペーンのおねえさん、殺陣グループ、着ぐるみのみやたん、などなど、さすが、えびす様はタヨウ性の神様!出演者もタヨウな夏えびすであった。

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8月は、20日はひとはく( chinfree.pdf)、25日は多可町のベルディ―ホールでの「みんなでタヨウ星人を描こう!」に向かう。( taka_0825.pdf)そのあと8月25日〜10月1日までベルディ―ホールで余の原画も展示される予定じゃ。余と会いたい者は、早く宿題を済ませ、ひとはくと多可町へ馳せ参じるのじゃ!みなの者苦しゅうない、近う寄れ!

わしが一番えらいんだゲロ


                 タヨウ星人で一番エライ  カエルトノサマ
         

ワイはナマズウシや。今、淡路島におるんや。

http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shougai/h24-namazueten.html

玉青館にきんちゃい!!

 この夏、南あわじ市滝川記念美術館 玉青館で、加藤茂弘研究員のコレクション「鯰絵」さんたちと一緒「ナマズウシ七変化」として、そら、モー、好評展示中や。「鯰絵」っちゅうのはナマズをもとに描かれた錦絵(多色刷りの浮世絵)のことや。大ナマズが地下で活動すると地震が起こるっちゅう民間信仰から、江戸時代におこった安政の大地震の後、ようけ出版されたモーんや。

ナマズウシチームはというと、地震の神サマであるワイを筆頭に、ナマズウズシオウシとかナマズタマネギウシとか淡路名物とのコラボでの現代版ナマズ絵展示や。  所狭しと展示されておるモー

 8月26日には、ひとはくの加藤研究員とワイらの生みの親、河南堂珍元斎が玉青館にやってきて、鯰絵の魅力や講談ナマズウシ七変化、ナマズウシ立版古などのセミナーとワークショップもある。

 展示は714日(土)〜92日(日)や。

3コマ漫画もあんねんでぇ〜大文字屋分店店主の作った3コマ漫画もあんねんでぇ

 詳しいことはこのHPで見てモ―たらわかるわ。

 ほな、淡路でまっとうで!

http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shougai/h24-kodomoworkshop.html

 

 

                          タヨウ星人  ナマズウシ

モー!! アワジにくるのじゃ 

 

4mtikyugi2.JPG                                                 ▲この巨大な物体は?直径はなんと4mも。

ひとはくのエントランスホールに巨大な球体が!
「中に入りたい! 入口はどこですか?」
「薄らと何か映ってますが… 何でしょう?」

 

残念ながら中には入れません。
直径4mは当館では展示する場所が限られています。
ここ数日カンカン照りの晴天続き…
エントランスホールは予想以上に明るく、地図が良く見えない,,,

 

4mtiikyugi1.JPG                                                 ▲何とか地図が見えます。ゆっくり自転します。

この巨大な球体は「ダジック・アース」という地球等のデーターを立体的に投影したものです。


球体や半球に、地球等のデータを投影すると…
不思議!立体的に見えます。


まるで宇宙から地球を眺めているような…

来る8月21日(火)当館で実施される「教員のための博物館の日inひとはく」に関連する出展物として、国立科学博物館のご厚意によりお借りし、デモンストレーションを行っているのです。


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▲1m版を3F展示室で公開中です。地図が良く見えます!! おおっ膨らんでいる!

この「ダジック・アース」を活用したセミナー(8/16実施教職員・指導者セミナー)や、申込不要のイベント(8/18,19実施)も実施します。

この「ダジック・アース」をひとはくで見られるのは8/22(水)までです。
興味のある方は、どうぞひとはくまでお越しください。


ダジック・アースについては

http://www.dagik.net/

教員のための博物館の日inひとはくについては

http://hitohaku.jp/top/12kaki/museum_day2012.html


(生涯学習課 西岡敬三)

2階展示室で開催中の「むしむしたいけん」2日目です。

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なかよしの姉妹ちゃんです。

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小さな虫ならだいじょうぶ。

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お絵描きもしました。そのあとは、再び、蚊帳の中へ突入!

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蚊帳の中で。おねえさんが、虫をさわらせてくれます。

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大きなカミキリムシも持てるようになったよ。

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Kidsひとはく大使のゆうまくん。昨日に続き、さっそうと。


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真剣なまなざしがキラキラKids!、ということで。

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「むしむしたいけん」は、19日まで続きます。


今日も、ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plazaの細川真理恵さん、テネラルの森野光太郎くん、安達誠文くん、堀内湧也くん、牧田 習くん、テネラルOBの清水一陽くんがサポートに入ってくれました。ありがとうございました。

(主任研究員 八木 剛)

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里をながれる武庫川の上流域の風景です。春は桜がきれいです!

8月8日(水)には、三田の一番北側に位置する武庫川本流では、毎年恒例の「三田の川ガキ養成講座」が行われました。この会合は、「武庫川上流ルネッサンス懇談会」によるイベントです。三田市を流れる武庫川を活用するために、河川を管理する県の土木事務所だけでなく、三田市や大学、博物館、学校、NPOなどの住民団体などがあつまって、川づくりを考える会合です。かれこれ7年目を迎えています。観察会はもちろんのこと、魚道づくりや川の改修など、たくさんのかたが参加されています。今風にいえば、川という地域資源に対して、多様な主体による参画と協働が進められているといったところです。全体を統括しているのは、兵庫県県土整備部の三田業務所の方々です。
いつも環境に対して理解のある取り組みをして頂いております。

all_hidesaka2012.jpg 観察会の様子は、こんな感じで、平日にも関わらず、100名を超える方々が参加されて、川はごったがえしました。ご参加ありがとうございます。
この場所は、多自然川づくりに重きを置いて設計されて、自然環境にかなりの配慮がされています。おかげで、貴重な魚類や底生動物をはじめ、たくさんの生物を観察することができました。川へのアプローチもしやすく、川での環境学習と生態系の保全がうまく調和しています。国土交通省からも表彰された事例です。
kaisetu_hidesaka2012.jpg  採集した生物は、このように水槽にいれてみんなが見れるように並べます。そして、ひとつひとつ解説してゆきます。解説は、この懇談会のメンバーでもあるNPO法人野生生物を調査研究する会の谷本さん(当館の地域研究員でもあります)と株式会社一成の山田さん。さらに生物の採集や解説には、伊丹北高校、有馬高校、篠山産業高校丹南分校、篠山鳳鳴高校のそれぞれ生物部などの関心のある生徒さんも加わって、応援いただきました。高校生のみなさんが、子ども達に生き物のとり方などを教えてくれます。そして本気で採集も・・・。

toami_hidesaka2012.jpg高校生のみなさんは、こんな感じで投網を投げて、観察用の生物を捕まえていただきました。なかなか様になっています。きっと、県内でバシっと投網を投げられる高校生は希少だと思います。かっこいいですね。もちろん、たくさん魚をとれました、日頃の努力の賜です。

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このあとは、河原の植物についての解説とそれを食べる・飲む体験となります。野草の解説や食べ方については、NPO法人人と自然の会の岡田さん、木村さん、さらには調理には関西学院大学久野研究室の学生さんが担当されています(川づくりと市民活動について実践研究中!)。野草は、もちろん独特の野性味があったのですが、子ども達も親もみんなパクパク、ゴクゴクでした。そしてメインイベントへ・・・。

yasou2_hidesaka2012.jpg  採った魚を唐揚げにして食べます。最初はおっかなびっくりでしたが、誰かが「美味しい!」というと、どんどん消費されてゆき、あっとゆう間に完売。淡水魚は、捕ってから早く調理すると、とっても美味。ぜひ、挑戦してみてください(注:生食はダメです)。

ということで、たくさんの皆さんに川の恵みをいろんな形で体験いただきました。おそらく、来年も8月のはじめに「川ガキ養成講座」を開催すると思いますので乞うご期待です。このほか、この懇談会では色んな取り組みが行われていますので、HPもご覧頂ければと思います。

(おまけ)
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この地区の川や水路には、メダカやドジョウがたくさん棲んでいます。この理由のひとつは、田んぼの脇をぐるりと、ちょっとした溝が掘られていて、日照りが続いても水生生物が困らないような工夫がされています。そして、田んぼ−水路−川がつながっています。維持には手間がかかるのですが、こうした配慮がところどころに。見た目は地味なんですが、生態系の保全という点では効果てき面で、最先端の取り組みです。この取り組みは、今回の観察会の段取りを中心的に進めてくださっている日出坂せきもりの会の松下さんらによるものです。いつもありがとうございます。環境体験学習と生態系管理、地域づくりは表裏一体であることも知っていただければと思います。

(みつはし ひろむね)

 

お盆中のひとはくは、帰省シーズンらしく
小さなKidsを連れた大家族でのご来館も見られ、連日にぎわっています。

少し時間をぐるっと巻き戻しまして・・・

8月の第一日曜日、8月5日のKids館長&Kidsサンデーのご報告です。
記念すべき第4回目のKids館長は総勢12名、
2歳から8歳までの小さな館長が活動しました。

いつもKids館長に変身するお手伝いをしてくれるのは
キッズひとはく推進室の清水室員です。

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「館長、動きにくくないですか?」

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kidskancho0805 (9).JPG                 どちらからのお手紙を読まれているのかな?


続いてのお仕事は収蔵庫棟の巡回です。
研究用の図書が並ぶ図書室。

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見てるだけでわくわくしてきます。

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「研究に使う貴重な資料は、大切に扱わないといけません。」
みんな真剣に聞いていますね。


次は収蔵庫の巡回です。

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「Kids館長、こちらが植物の標本です。」
「ふむふむなかなかいい標本ですね〜」

 

 

 

 

ぐるぐるとハンドルを回して移動棚を開けると・・・ kidskancho0805 (24).JPG

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「うぁ〜大きな鳥の標本!」「あれあの鳥、どこかで見たことが・・」


収蔵庫の扉の外では順番待ちのKids館長に
古谷室長から「いかにして大切な標本を守るか」のレクチャー中。

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「収蔵庫の入口で靴の裏についた虫などをしっかり取りましょう」

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「植物などの標本はこのディープフリーザーに入れて、
 虫やカビを凍らせてやっつけてからから収蔵庫に入れるようにしています。」


館長最後のお仕事は、お客様のお出迎えです。
お客様と直に接する大事なお仕事のなので、しっかり練習をして臨みました。

kidskancho0805 (19).JPG 「Kids館長、チラシはお客様が読める向きにして、お渡しください。」
厳しい指導を受け、いざ本番!

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「Kids館長!そこまで頭をさげられなくても〜」        「チラシ全部渡せたよ!」


Kids館長のみなさん、暑い中お疲れ様でした。

一方、Kidsサンデーは新しいプログラムが目白押しでした。
4階サロンのネイチャーテクノロジー展示前では
布施主任研究員によるワークショップがオープン!

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「ハスの葉っぱのすごいヒミツ、教えちゃいます!」

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「すっすごい!水玉がおどってる!」

 

 

 

 

 

 

 

遂にKidsサンデーブログに登場!人と自然の会のミスターN氏。
今回はぐるぐる回すと音が出る「みんみんゼミ」を作りました。

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今度は何をしてKidsを喜ばせようか…といつも考えているステキなN氏です。

(↑写真の黄色のベストがN氏です。見かけたら声をかけてくださいね!)


外では7月は雨で中止になったrun♪run♪plazaの
「やっぱり夏は 元気な生きものを みんなでさがそうよ」が無事に開催されました。

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みんな元気な生きものに出会えて大満足!

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「み、見つかっちゃった〜」


もちろん、フロアスタッフのイベントも大盛況です。

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「風に乗ってとぶタネ」を作っていざ実験!

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「ふしぎ!回ってる!」

ひとはくは17時で閉館したのに、まだまだ続く8月のKidsサンデー。
18:00からは八木主任研究員によるセミナー
「感動!セミの羽化」がスタート。
詳しい様子はコチラ

9月のKidsサンデーは9月2日(日)です。

まだまだ続く夏休み。

Kids向けイベントいっぱいのひとはくにみなさんぜひお越しくださいね。

                (キッズひとはく推進室 たかせ ゆうこ)

 

19日(日)までのスペシャルプログラム「むしむしたいけん」開幕しました。


タマムシです。ステキ。仙台から里帰りのMちゃんでした。

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大っきなバッタを発見!

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持てた!

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これはコワイ! ママのリアクションも、すばらしい。

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イモリの感触、ふしぎです。

小さなこどもたちには、ぜひ、いろんな生き物に触れて、いろんな感触をたしかめてほしいと思います。

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「おっきなむしかご」では、トンボやセミなど、よく飛ぶ虫にさわることができます。

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やさしいお兄さんが、虫のさわりかたを、アドバイス。

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こちらは、クワガタムシ、カブトムシなど、あまり飛ばない虫。

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標本を見ながら、お絵かきをするコーナーもあります。


この機会をお見逃しなく。19日(日)まで、連日です。

ひとはく連携活動グループrun♪ run♪ plazaの前田志保さん、細川真理恵さん、テネラルの中瀬大地くん、船元祐亮くん、牧田 習くん、前畑くん、博物館実習の服部選樹くん、吉田紀亜さん、ありがとうございました。

(主任研究員 八木 剛)

休みやけど、毎日暑いな。どこへ行こう?

そんな方!ひとはくへお越しください。

ひとはくへ来たら、どんなことが出来るの?いろいろありますが、その一部を紹介しますね。

本館手前に円形の建物、エントランスホールがあります。

ここでは

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ミュージアムショップがあります。ん〜〜〜何をお土産に買おうかな?

 

期間限定で展示されている。おおきな おおきな ちきゅうぎ。

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さて何mあるでしょう?

この ちきゅうぎ を使ったイベントも計画されています。お楽しみに♪

 

さて、本館正面の入口から入館します。ここは、3階です。

移動博物館車のラッピングデザインの応募作品、約50点が展示されています。

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展示期間中は、来館者みなさまによる投票を実施しています。上位の数作品を「来館者特別賞」として選出します。

是非、「これは!」と思うお気に入りの作品に投票してくださいね。

96日以降にひとはくのホームページで入選作品の発表をする予定です。お楽しみに♪

 

さて、何やら2階が賑やですね。降りてみましょう。

「むしむしたいけん」のコーナーです。

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このコーナーでは、蚊帳(かや)の中でカブトムシ、クワガタムシ、セミなどの生きた虫をさわる体験ができます。

標本を見ながら絵を描くコーナーもありますよ。

このコーナーは8月19日(日)までです。

 

4階に上がってみよっと。

ここでは、「昆虫少年のじゆうけんきゅう」が展示中です。(10月14日(日)まで)

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 その横では三田ネイチャークラブによる「三田市と兵庫県の自然」が開催中です。会員が撮影した三田市と兵庫県の自然写真60 が展示されています。(8月26日(日)まで) 

s-P1100531.jpgのサムネール画像

 

 

そして、毎年恒例の「昆虫標本づくり実演コーナー」です。

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8月中の土・日・月(8/26は除く)に実施しています。

私が去年飼っていた、メスのハチが標本になっています。って、まだ標本になってなかったの???

 

お隣では、フロアスタッフによる「うきうきワークショップ〜簡単化石のレプリカづくり」です。

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8月15日(水)まで毎日やっています。

 

毎土・日・祝に実施している「フロアスタッフとあそぼう」。今日は「トラック模型づくり」です。

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こちらのペーパークラフトをつくるイベントは9月29日(土)・30日 (日)も実施しますよ。

あなたもトラックをデザインしてみませんか。

 

ん?館外でも、何かやってますね。

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ひとはく連携活動グループLabonesによる「丹波の恐竜化石発掘セミナー」です。

こちらは、8月19日(日)にも実施します。(参加できるのは小学校3年生以上です)

 

ご紹介したのは、ほんの一部で、このほか 毎日楽しいセミナーがいっぱい

8月31日(金)まで、ひとはくは無休で開館しています。

夏休みは、ひとはくへ!

                     小林美樹 mikimon.jpg(生涯学習課)

                    ※この似顔絵はフロアスタッフの美濃さんが書いてくれました。ありがと〜。

  2012年7月、豊岡市の北部に位置する「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約登録湿地に選定されました。このなかで、世界の方々に注目されたのが、「田結地区の休耕田」です。

募 集 ! ! 
兵庫県内初のラムサール登録湿地で環境体験学習しませんか?
〜 豊岡市が主催するプログラムです 〜
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豊岡市では、コウノトリ野生復帰事業を通じて生物多様性保全を進めています。未来を担う子どもたちにこの取り組みを知ってもらうとともに、湿地や生物多様性のしくみ、生き物などに対する正しい知識と体験の場を提供するため、JX日鉱日石エネルギー株式会社の協賛のもと「ENEOSわくわく生き物学校」を開催します。講師として、人と自然の博物館研究員ならびに県立コウノトリの郷公園、豊岡市コウノトリ共生課のスタッフが参加いたします。
今年、新たにラムサール条約湿地となった田結湿地で、楽しみながら、科学的な観点から湿地や生き物の仕組みを学び、地元の食も堪能できる1泊2日のプログラムとして開催します。
生物多様性保全の活動に興味のある方、体験してみたい方は、ぜひご家族でお申し込みください!

詳しくは、チラシ(PDFファイル)をごらんください( チラシ および  募集要項)。

 と き:  平成24年9月22日(土) 〜 23日(日)

 場 所: 集合(城崎総合支所)22 日13:00   解散(城崎総合支所)23 日12:00

昨年度は、下の写真のように、湿地でコウノトリの餌場づくりをおこなったほか、県立コウノトリの郷公園の取り組みを学んだり、山陰海岸の海の生物多様性を味わったりと(要するに美味しい魚介類)、豊岡でなければできないプログラムを行いました。ぜひ、お申し込みください。

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(みつはし ひろむね:もちろん講師として参加します)  

  台車に乗せられて・・・・・・(^o^)

 ひとはくの台車に乗せられた怪しげなポット。延長コードまで・・・・・・・

 一体これらの荷物はどこへ運ばれるのか?

 

 

 というほど大げさなことではなくて、ひとはくのお隣フローラ88で開催された88(ハチハチ)まつりだよ!!全員集合の会場で、「簡単おゆまるで作るアンモナイト化石のレプリカ」に行ってきました。

 スタッフに助けてもらいながら3時から4時まで1時間限定の開店。

   お母さんもごいっしょに    型の中にていねいに押し込みます 

 小さなお子さんからお母さんまで、楽しんで参加していただきました。ありがとうございました。

 

 ひとはくでは、フロアスタッフによる「うきうきワークショップ」で、8月12・13・14・15日にも参加していただけます。材料代1回100円ですが、是非ご来館の記念にいかがですか?

ホンモノのアンモナイト化石から型を取ります

 

生涯学習課 八尾思ったほど暑くなりすぎず、なんとか1時間オープンできました

 

 

 8月6日(月) 午前9時から平成24年度の博物館実習が始まりました。今年は8大学から12人の大学生が実習のためにひとはくに来ています。

 初日の6日は全員共通のオリエンテーションでした。西岡生涯学習課長の概要説明の後、5つの研究室(地球科学・系統分類・生態・環境計画・生物資源)ごとに指導してくださる研究員からガイダンスを受けました。

西岡生涯学習課長の概要  地球科学 小林主任研究員  系統分類 八木主任研究員  生態 三橋主任研究員  環境計画 上田研究員  生物資源 藤井主任研究員

  午後には、4つの収蔵庫も見学しました。

生物系収蔵庫  環境系収蔵庫   液浸収蔵庫  地学系収蔵庫

 普段は見ることのできない収蔵庫、しかも4つ収蔵庫全てを見学できました。これだけでも貴重な体験(実習)だと言えます。いくら時間があっても足りないほどの資料の数々・・・・・

 

 なんとも盛りだくさんなメニューで、初日からびっしりでしたが、明日以降それぞれのコースごとの実習が準備されていたり、教職員・指導者セミナーの運営補助や来館者対応実習など、実際の博物館を体験しながらの実習となります。

 

生涯学習課 八尾実習生はみんな熱心でしたね

感動!セミの羽化

2012年8月 6日
夏は、セミ! 自由研究の材料にも最適です。
2012年8月5日(日)18時から、博物館のまわり、深田公園で、セミの羽化を見ました。こどもたちとご家族、40名ほどが参加されました。

まず、ぬけがらさがしペナントレースをします。 家族やグループで15分間でぬけがらさがし。さがす場所は博物館の北東側とし、みつけた数と種数をかけ算してポイントを競いました。

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ぬけがらさがし、スタート! 制限時間は15分です。

みつかったぬけがらは、全部で、5種、280個でした。アブラゼミとクマゼミが131ずつで、同数。ほかは、ニイニイゼミが15、ミンミンゼミが2、ツクツクボウシが1。
ぬけがらさがしの金メダリストは、3種、66個のぬけがらを集めた、M田さん(3名)でした。3×66=192ポイント。
銀メダルは、2種、64個で128ポイントのTなかさん(3名)。
銅メダルは、2種、44個で88ポイントの前田さんでした(2名)。
その一方、みつけたぬけがらが5個以下のチームも4チームありました。セミはまんべんなくいるわけではない、ということがわかりました。

セミの種類によっても、いる場所が異なります。
金メダルのM田さんはアブラゼミが7、クマゼミが58、ニイニイが1でした。
銀メダルのTなかさんは、アブラゼミが16、クマゼミが48でした。
銅メダルの前田さんは、アブラゼミが44でクマゼミはゼロ、ミンミンゼミが2でした。
構成がずいぶんちがいますね。これは、さがした場所のちがいを反映しています。
みなさんも、ぜひやってみてください。


そうこうしているうちに、暗くなってきました。出てきた幼虫をさがします。
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なかなかみつからないです。ちょっと時期が遅いですからね。

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幼虫、発見!

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こちらでは羽化が始まっています。

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羽化しているセミをライトアップしておくと、わかりやすいです。これを「セミナリエ」といいます。

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がんばれ!

セミの羽化はどこでも見られますが、みんなで見ると、楽しいですね。

実施にあたり、ひとはく連携活動グループ さんぽクラブ、run♪ run♪ plazaのみなさんに、ご協力いただきました。お礼申し上げます。

(主任研究員 八木 剛)
「昆虫少年のじゆうけんきゅう」展、開催中です。
その一環のワークショップのお知らせです。

8月12日(日)から19日(日)、ひとはくの展示室に、生きた虫たちが登場します。
お盆の一週間、ぜひ、ひとはくにお越しください。

私たちの身の回りには、たくさんの生きもの、昆虫たちがすんでいますが、さわってみる機会は、多くないのではないでしょうか。幼児や低学年の子どもたちは、動くもの、生きものに、興味しんしん。でも、ママはちょっと怖かったり、どうやってさわればいいのかわからなかったり。ということも多いと思います。この機会に、ぜひ、いろんな生きものにふれてみてください。

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左はタマムシ。これは博物館のまわりにもいますよ。右はヘラクレスオオカブト。もちろん、外国産です。

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これは、イモリです。昆虫ではありません。なぜか、女の子に人気です。
カブトムシとイモリの感触を比べてみると、昆虫の体は硬いことがよくわかりますね。昆虫は外骨格です。
・・・というような説明よりも、手にのせて、感じてほしいと思います。

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特設の「大っきな虫かご」には、セミやチョウ、トンボなど、よく飛ぶ虫が入っています。

みんなも中に入って、そっと触れてみてください。飛ぶ虫の重さ(軽さ)も、感じてもらえるでしょう。こんなに軽い虫たちが、生きていて、空を飛んでいるのですから、とってもふしぎですね。

(主任研究員 八木 剛)

「カブトムシのようちゅうをそだてよう!」で頂いた幼虫を、今年も自宅で育てています。

 

かなり大きい幼虫だったので、もしかしてオスかも!?という期待があったのですが、マットを交換する時に、やっぱりオスかもと思われるVのマークが!

 

V

 

そして、地上デビュー!  立派なツノを持ったオスです.

 

 

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卵から育てていたもう一匹の幼虫(昨年フロアスタッフが育てていた幼虫が成虫になって産んだ卵)はメスだったので、オスとメス一緒に大きめのケースに入れてみました。

 

いっしょ!当日は2匹とも土の中にもぐっていましたが、次の日にはメスの方が先に出てきてゼリーもよくたべていました(*^_^*

その後、遅ればせながらオスも出てきて昆虫ゼリーに顔を突っ込んでいました(^_^;)

 

 

さぁ、卵は産まれるのでしょうか?

 

 

 

 

                       フロアスタッフ ありむらむつこ

 

 

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