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2011年6月アーカイブ

くるくるっ?

2011年6月30日

丹波の森公苑で行われるオオムラサキの放蝶会のblogが掲載されています。

     http://hitohaku.jp/blog/2011/06/post_1269/  もう、チェックはすんでいますか?

 専用ケージの中で育ったオオムラサキの写真です。 木にとまるオオムラサキこんな感じになります。羽を広げた姿は、さすがに貫禄を感じます。ケージの中を羽ばたく時も、「バシッバシッ」って重量感たっぷりなんですよ。


葉の上で羽を休める      私が見た時は樹液を吸いにいろんな昆虫が集まってきていました。 みんなでチューチュー当然オオムラサキのケージですから、オオムラサキはたくさんいるのですが、アリとかテントウムシとか集まっていました。オオムラサキの口のストロー(正式な名称は、ひとはくの研究員に尋ねて下さいね)がクルクルなっている様子も判ります。一番右のオオムラサキ。

 

 なんといってもお気に入りは、カブトムシとのにらめっこのシーンです。

にらめっこ!! 

  さぁ、みんなもひとはくや深田公園、丹波の森公苑に出かけて、昆虫を発見しよう!!

 そして、じっくり観察して、ひとはくいきものかわらばんにまとめるもよし。おいちゃんのように、写真を撮るもよし。とにかく記録に残してみよう。 

  

 ひとはくサロンでは 紙のリサイクルを兼ねて

 自由にぬりえを楽しんでもらえる うきうきシート(毎月4種類のぬりえ)

 用意しています。

 月末には皆さんの作品から”力作”(うきうきシートグランプリ)を選び 

  <すてきな作品ばかりでいつも迷いますが(・・;

 1ヶ月間 ひとはくサロンで展示しています。
 
うきうきシート1

 

 

  今月も たくさんのぬりえの中から 嬉しい1枚を見つけました!

  ぬりえの裏に ひとはくの感想が書いてありました.


s-P1080586.jpg s-P1080587.jpg

 

 

 

 

 

 

 

                   そうすけくんありがとうございました。

 これからもより楽しいひとはくをめざして 私たちフロアスタッフも頑張りますね〜

   フロアスタッフ おの まゆみ

その1:アベロン県ってどんなところ

 

 南仏アベロン県のサン・レオン村は,詩情豊かな語り口で虫たちの生態を綴った「昆虫記」で有名なファーブルの生誕地です。じつは,兵庫県とアベロン県は姉妹県。そして,ひとはくは,ファーブル生誕を記念してサン・レオン村に建てられた世界最大の昆虫館ミクロポリスと交流活動を行っています。

 

 この秋,兵庫とゆかりのある南仏の自然を探訪し,昆虫記を生み出した風土やフランスの人々の自然への関わり方を,みなさんといっしょに体験したいと考えて,ひとはくツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの自然とミクロポリス探訪」を企画しました.

 

ツアーで訪れるアベロン県はフランス中南部、ミディ=ピレネー北東部に位置し,面積は8,735km2,人口はおよそ26万人ほどです。一帯はグラン・コースと呼ばれる石灰岩の高原地帯で,その渓谷に架かる道路専用の「ミヨー橋」は主塔の高さがエッフェル塔や東京タワーよりも高い343メートルに達する世界一高い橋として知られています。主要産業はロックフォールチーズに代表される畜産業ですが,昔から変わらぬ中世の町並みの美しさ、グラン=コース地方自然公園をはじめとする大自然、どんなアウトドアーでも楽しめる山川などの理由で観光産業も盛んです。また,同県にあるサン・レオン村には,ファーブル生誕を記念して世界最大の昆虫館「ミクロポリス」が設立され,毎年8万から10万人の来館者が訪れる観光スポットになっています。

 

写真1 ゆったりとした時間がながれるアベロン県の丘陵地帯


Ave1s.jpg

写真2 アベロン県の宿泊地ミヨーは中世の町並みがのこり,南仏の古都と呼ばれています


Averon2s.jpgのサムネール画像

写真3 畜産業が盛んで,おいしいお肉やチーズ,そしてワインが楽しめるところです.


Averon3s.jpgのサムネール画像

写真4 アベロン県サン・レオン村はファーブルの生誕地で,彼の生家が残されています


Fabur1s.jpgのサムネール画像

ツアーの出発は2011927日(火曜日),帰国は10月3日(月曜日)。6泊7日のツアーです。参加費用は29万円(予価)。往復交通費だけでなく,宿泊費や朝夜4回の食事代も含まれています。申し込み締め切りは8月1日まで。ご応募及びお問い合わせは,ひとはく生涯学習課まで,ご連絡ください。私といっしょに,初秋の南仏へ,旅立ちましょう.みなさんのご参加をお待ちしております。

 

             (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)


第3回 国蝶オオムラサキ放蝶会 参加者募集
・・・七夕に願いをこめて 里山に羽ばたけオオムラサキ・・・
県立丹波の森公苑では、丹波の里山に国蝶オオムラサキが舞う姿を取り戻し、次世代に繋げていくため、平成19年から専用ケージの中で、準絶滅危惧種の国蝶オオムラサキの飼育に取り組んでいます。専用ケージを公開しており、多くの来苑者に年間を通じて蝶の生態を間近に観察してもらいながら、成長を見守っていただいています。
今年も成虫したオオムラサキを放ち、オオムラサキの増殖飼育を地域に広める切っ掛けとするとともに、子ども達が自然とふれあい、生きもの観察に家族で参加できる行事として放蝶会を実施します。
sasakia_1.jpg
【主 催】(財)兵庫丹波の森協会・丹波の森公苑  丹波青少年本部  兵庫丹波オオムラサキの会
【日 時】平成23年7月2日(土)13時30分〜15時 (小雨決行)
【場 所】丹波の森公苑 中庭集合(受付:13時〜) セミナー室、里山のパーゴラ周辺
【参加料】無料
【募集人数】80人
【内容】河合雅雄(丹波の森公苑名誉公苑長・人と自然の博物館名誉館長)のお話
七夕祭り/みんなで歌おう/オオムラサキ放蝶 
【申し込み】希望される方は、氏名・住所・連絡先を記入の上、公苑までお申し込みください。(申込方法:電子メール、郵便、電話、ファクシミリ、直接窓口で) 
【申込期限】平成23年6月29日(水)
【申込先】〒669-3309 丹波市柏原町柏原5600 丹波の森公苑活動支援部森づくり課
  TEL;0795−72−5165   FAX:0795−72−0899
  mail:m−mori(アット)tanba−mori.or.jp(半角にしてください)

sasakia_2.jpg
(↑)左はメス、右はオス
 
 
以上、丹波の森公苑さんからのお知らせです。
 
 
オオムラサキは、翅(はね)をひろげると10cmくらいにもなる大型のチョウです。年に1回梅雨明けの頃に現れます。山地にすみ、高いところを飛ぶので、人目にはつきにくいチョウです。成虫は樹液に集まり、幼虫はエノキの葉を食べます。
 
丹波の森公苑からいただいたオオムラサキの蛹が、ひとはくで羽化しました。現在、4階ひとはくサロンに生きたチョウを展示中です。(そんなに長生きはしないと思いますので、お早めにごらんください)
 
 
(八木 剛@自然・環境評価研究部)

生物には世界共通の名前が付いています。これを学名と言いますが、時々名前が変わることがあります。その例をヘビイチゴで紹介します。

学名は、普通「属名」と「種小名」の2つの部分からできています。人の名前にあてはめると、姓が「属名」、名が「種小名」を表します。例えばよく庭に植えてあるパンジー(三色スミレ)は、学名をViola tricolorと言いますが、Viola(スミレの仲間)が属名、tricolor(三色の)が種小名で、「三色の花をつけるスミレ」という意味になります。

さて、ヘビイチゴの学名ですが、果実がオランダイチゴに似ていることからオランダイチゴ属(Fragaria)に入れられたり、独立したヘビイチゴ属(Duchesnea)とされたりしてきました。オランダイチゴ属で扱う場合は Fragaria chrysantha、ヘビイチゴ属として扱う場合は Duchesnea chrysantha とされます。

ところが、最近の遺伝子解析の結果から、ヘビイチゴはオランダイチゴよりもキジムシロ属(Potentilla)に非常に近いということが明らかになりました。キジムシロ属植物は、ヘビイチゴと同じような黄色い花をつけますが、ヘビイチゴのように果実(果托)は膨らみません。つまり、ヘビイチゴとオランダイチゴの果実の類似は「他人の空似」で、ヘビイチゴはキジムシロと同じ仲間として扱うべきだと考えられました。

写真1    オランダイチゴ属の果実 Fragaria1.jpg写真2 ヘビイチゴ属の果実
Duchesnea2.jpg

写真3  キジムシロ属の果実

Potentilla3.jpgところが、ヘビイチゴをキジムシロ属に含める場合、学名上の問題が生じます。ヘビイチゴをキジムシロ属(Potentilla)として扱う場合、通常であれば、Potentilla chrysantha となります。ところが、この学名はすでに別の植物に対してつけられたもので、別々の植物に同じ学名がつくと、混乱を招きます。ちょうど同姓同名の人がいた時に、名前だけでは区別がつかなくなるようなものです。このような場合、後からつけられた名前には別の名前をつける必要があります。

そこで、ヘビイチゴの学名は Potentilla hebiichigo と変えられました。
「hebiichigo?」と思った人、よく気が付いてくれました。アルファベットだと思って素通りせず、なんてすばらしい!!
この名前は日本人が付けたのです。ですから、日本で使われている名をとって Potentilla hebiichigo(ヘビイチゴと呼ばれるPotentillaの仲間)という名前になったのです。


ヘビイチゴは田んぼや畑の脇などに生える多年草で、北海道から沖縄まで広く分布しています。春に黄色い花を咲かせ、その後真っ赤な実をつけます。実がデザートに食べる苺(オランダイチゴ)に似ているので「蛇苺」と言いますが、毒があるわけではありません。 

 山本伸子(自然・環境評価研究部

 

これまでのお話は→

ヘビイチゴの話 その2  http://hitohaku.jp/blog/2011/05/post_1219/

ヘビイチゴの話 その1  http://hitohaku.jp/blog/2011/04/post_1175/

 

今回のトピックス展示では、博物館への問い合わせの多い種を中心に新しく製作した56点の標本を紹介しています。青とオレンジ色が美しく、水辺の宝石とも呼ばれるカワセミ。林の中を素早く動きまわり、羽根の黄緑色と眼の周りの白の対比が美しいメジロ。

 

201106-2.jpg

                (2007年3月 愛媛県松山市

               陽光という桜の栽培品種の花を訪れたメジロ。)

 

 

カワセミやメジロと比べると見た目は地味だけど、木の幹をつつきまわり「タラララララ」という軽快なドラミングを聞かせるコゲラ。目立つ色彩のオスと比べるとちょっと知名度が低いイソヒヨドリのメス。 

 

 

201106-1.jpg

                 (2010年4月 三田市

         博物館のベランダを訪れたイソヒヨドリのメス。)

 

 

小さい体に紅いくちばし、胸のオレンジ色、黄色いラインの入った羽模様のソウシチョウ。野外ではじっくりと観察することが難しい小鳥たちをひとはくに見に来ませんか?

 

              北村俊平(自然・環境マネジメント研究部)

みなさーん、こんにちは!

本日6月26日のひとはくオープンセミナーは、赤澤研究員による「ミニ逆さビデオカメラを作ろう」でした。ご参加くださいましてありがとうございました。

小学校4年生親子活動ミニ逆さビデオカメラを作ろう

 

篠山市の小学校4年生の親子活動でお越しのみなさんも、親子で楽しくご参加くださいました♪


ひとはくのイケダン!      ひとはくには、今一番人気のイケテル旦那『イケダン』も登場!!


 

材料          たったこれだけの材料でカメラが作れるのぉ〜?

 

 

やったー!のぞいてみよう!

 

ふしぎ〜♪                    ヤッター!(^-^)v

 

ただいま作成中ふしぎ?

                          むずかしーい(> <)

                         

…と、感想はいろいろですが、「夏休みの宿題ができたなぁ!!」という声も!?

すみません、ブログでバレバレですね(*^_^*)

でも大丈夫!(^-^)b

夏休みも、8月21日(日)と8月28日(日)に牛乳パックや空き缶を使ったカメラ作りのセミナーがありますよ。

   詳細はこちら→ここをクリック!!

フロアスタッフのイベントにも、是非ご参加くださいませ!


          ♪ フロアスタッフ(*^‐^*) てらお ゆみこ ♪

 618日のblogでアジサイの花を紹介しました。

あじさい   あじさい 2

 

 今の梅雨の時期、アジサイとともによく目にするのが「タチアオイ」ではないでしょうか?

 見られたことはありますか? タチアオイ

 シュッとまっすぐ空に向かって伸びた茎に、美しい花を咲かせます。

 よく見ると、下の方から順々に上に向かって花を咲かせているようです。

 

 そして、一番上の花が咲く頃に梅雨が明けるといわれていますね。

 さぁ、みなさんの周りのタチアオイはどこまで花を咲かせていますか?

 先週の日曜日、第13回ボルネオジャングル体験スクール第1回事前学習会がひとはくで開催されました。そうです。今年もひとはくはボルネオジャングル体験スクールに行きますよ。blogでも情報を提供していきます。

 

 まずその第一弾として第1回事前学習会。スクールメンバーの初顔合わせの会でもあります。緊張のなかにも和やかな空気があって、いい雰囲気(o^^o) ひとりずつの自己紹介もしました。

保護者の方もいっしょ スクールの代表高橋校長の話に続き、このジャングル体験スクールの創始者河合雅雄名誉館長から、アフリカやボルネオのジャングルについて聴きました。そして昼からは、岩槻邦男館長の熱帯雨林についての話。ワクワクするような話や裏話などもたくさん聴けました。

 

高橋校長   河合名誉館長   岩槻館長 

 そして、講義の後はマレーシアの子ども達との交流会について、どうすすめるのか班別に話し合いました。この日が初めての顔合わせでしたが、高校生、中学生の班長・副班長を中心に役割分担など、非常に手際よくすすめられたようです。

 

どの班も頑張れ(o^^o) 次の事前学習会は直前の7月18日。

 体調管理には十分気をつけておきましょう(^^)v

 

最近、お昼休みにひとはくの周りを歩くことがあります。もちろんblogのネタ探しです!!

で、今日のネタです。順不同です、悪しからず・・・・・(o^^o)

 

まず、ひとはく4階入口付近の天井にあるツバメの巣。入口の所にチョコッと見えてますね。羽ばたきの練習をしているそうなので、巣立ちはもうすぐでしょうか?

すっかり準備は整っているようですよ

機械室の裏手へこっそり忍び込むと、大谷先生のミツバチがわんさかわんさか(-)刺されると痛いので、足早に逃げてきました。

 

刺されないように、こっそりこっそりん?下ばかり見てたけど木の上を見みると・・・・・・これは「竹ぼうきの木」ではありません。

誰かが放り上げたのでしょうね。これはよいことではありませんね。よい子のみんなはまねしないように。

 

風の仕業かな?

そして、栗の花。

独特の臭いを放ちますが、たくさん落ちています。

栗の花    虫かと思ったわw

 ん? 栗、花、落・・・・・・・「栗花落」とかいて「つゆ」という苗字があります。ご存じですか?ワープロソフトで「つゆ」と入力して漢字変換すると「栗花落」と表示されるかも知れません。きっと、梅雨の今の季節に栗の花が落ちることから、当て字にされたんでしょうね。

 

  もうすぐ梅雨明けかなぁ?

お昼休みの暗い〜ひとはくです。     

写真の腕前が悪い?

いえいえ、ただいま節電中です。

休憩中は使わない電気を切って過ごしています。 

 

              s-P1060618.jpg    s-P1060633.jpg

                                (総務課)             (生涯学習課)

          

お食事中のみなさま、お邪魔しました・・・。

小さなことからコツコツと。(どっかで聞いたことあるな)

「暗〜い」「暑〜い」(って私もよく言ってけど)なんて言わずに、みなさんも、節電にご理解・ご協力をお願いいたします。

                         小林美樹(生涯学習課)

暑くなってきましたね〜 いよいよ夏が近いです。

ひとはくでは、この夏休み、(公財)ひょうご科学技術協会さんとの共催で、姫路発着のバスツアーを2本、実施します。高速道路料金、高くなった(元に戻った)ことですし、ぜひご参加ください。自由研究バッチリですよ。

8月3日(水)のツアーでは、ひとはくで「ハチミツしぼり」を体験します。こちらは、ミツバチのスペシャリスト、大谷が講師です。

8月17日(水)のツアーでは、佐用町昆虫館で昆虫採集と標本づくりを体験します。講師は、私、八木でございます。

どちらも、発着は姫路駅付近です。
どちらも、講師の名は「剛」です。でも、読み方はちがいます。どうでもいいか。


konchu_special_2011.jpg
くわしくは、(↑)このチラシPDF:1.1MB)をご覧になってください。

もちろん、セミナーのページからもお申し込みいただけます。




(八木 剛@自然・環境評価研究部)


 

2回 ひとはくいきもの かわらばん

 

 もう応募票は 応募票だよ〜♪お手元に届いていますか?

 

 まだの方は、ひとはくのホームページからもダウンロード(ここをクリックしてください)できるので、試してください。

 

 かわらばんとは、江戸時代、天変地異や火事などの事件を一枚の紙に印刷して売り歩いたものです。新聞やテレビ、インターネットのなかった江戸時代では、町の人びとはこのかわらばんで、いろいろな事件を知りました。きみも、身の回りで目撃した自然や生き物の不思議について、一枚の紙にまとめて全世界の人たちに教えてあげましょう。ご応募いただいた作品はすべてひとはくに展示する予定です。

 

 さぁ、この夏。どんどん応募してください。

 

 

 去年の応募の様子受賞作品を参考に、自分流で挑戦してください

展示裏話

2011年6月23日

ひとはく入口でお客さまをお出迎え (o^^o) 

 

トライやる・ウィークの中学生が植えてくれた花の苗

    美しいでしょうヘ(^o^)/

 

 ひとはくの入口前で、多くのお客さんをお出迎えしてくれています。

 

 

 

 

  さて、みなさんにもご案内していますが、現在4階ひとはくサロンでは、ひとはくの被災地支援「津波被害にあった標本を救おう」展を開催しております。

 今回は、その「展示」の裏話をちょっとだけお知らせします。

 

 この写真をご覧ください。

(._.) φ メモメモメモ

 

 時間は、ひとはく閉館後。場所は、ひとはくサロンの一角。写っている人物は、布施主任研究員、山本研究員とフロアスタッフ。何をやっているのかというと・・・・・・・・・

 

 標本の修復作業を行ってこられた布施主任研究員や山本研究員から、展示についてフロアスタッフに説明している様子です。

 カウンターに座っているフロアスタッフにお客さまから質問があった時、説明できるよう事前に学習しています。展示するだけではなく、その後のこともフォローできる体制で臨んでいます。

 

  

 実はもう一つ、秘密(裏話)があります。

 展示の準備中の写真があまりなくて伝わりにくいのですが、準備のために夜遅くまでかかって壁面にパネルを設置したり、大型の展示ケースに陳列したりと、あぁでもない、こぉでもない、と夜の間に(お客さんがいらっしゃらない間に)、作業が進みました。だいたい展示の準備は夜の間にすることが多いです。昼間はお客さんの邪魔になりますからね。

 で、この上の写真を撮影した時と、今とでは展示の位置が若干ちがいます!!

 

 それは、お客さまが展示を見られる時に、どんな風に見ていらっしゃるかを布施主任研究員が観察し、もっと見ていただきやすいように、もっと伝わりやすいようにとの配慮で配置転換を行いました。

 

 ひとはくの展示は、ただ展示するだけじゃない。

     そこに「伝えたい心」があることを知りました。

 

 

 展示会場には、東日本で被災された方への応援メッセージを書いていただくコーナーも工夫しています。

 

 ぜひ、ひとはくに足を運んでください。

   そして、

     遠くにいてもできる被災地支援に参加してください。

先日、カナダのTuscany Schoolから日本へ向けての応援メッセージが届きました。

カナダの小学生のお友達が、紙に色を塗って折鶴を作ってくれたもので、とても素敵な色合いの鶴がたくさん届きました。

折鶴には一言メッセージが添えられています。また、日本語学校のお友達からは日本に向けてお手紙も書いてくれました。

16-1.jpg  16-2.jpg  16-3.jpg

遠く海の向こうからも、私たちのことを気遣ってくれているんですね。

ありがとうございます。

皆さんが書いてくださったメッセージも、随時メッセージコーナーで紹介していきます。

→「津波被害にあった標本を救おう17」へ続く。

私たちフロアスタッフの飼っているカブトムシですが、

http://hitohaku.jp/blog/2011/06/post_1248/

三匹のうち一匹(52番)は、前回成虫になったことを報告しましたが...

 

あとの二匹について

うれしいお知らせと、悲しいお知らせがあります。

一匹(55番)は、見事なツヤのある元気な成虫になりました。

しかし、もう一匹(54番)は、土のなかで死んでいました。

みんな無事に育ってほしいと思っていただけに残念ですが

自然界の常です。 仕方のないことです。

s-P1080421.jpg s-P1080431.jpg

 

左)55番

右)54番

 

成虫が2匹になり大きな水槽に引っ越しさせました。s-P1080435.jpg

  おまけに体重測定もしましたよ。

52番 幼虫時 29.9グラム → 9.3グラム

55番 幼虫時 28.4グラム → 9.5グラム

幼虫の3分の1ぐらいの重さになっていることに

スタッフも驚きました。

 

個体によりツノの長さや、角度、色合いなどに微妙に違いがあり、識別できるそうです。

                                 (八木先生談)

 

そう思ってみると確かに 52番と55番では、ツノの長さに違いがあります。

カブトムシも一見すべて同じに見えますが、人間と同じで個性があるんですね。

                     フロアスタッフ    せら ゆうこ

 

 

/7(木)は七夕ですね。

4Fひとはくサロンでは6/21(火)〜7/18(月)までの期間、

星に願いを」コーナーを設置しています。

 

hosinega.jpg  s-hosi.jpg

星のかたちをした短冊に願い事をかいて、天の川にはりつけてください♪

 

s-hosinega2.jpg  s-hosinega3.jpg

 

↑さっそくステキなお願いごとがありましたよ。

 

七夕関連のFSとあそぼうイベントは、

 

6/25日(土)・26日(日)『七夕万華鏡』場所:4F中セミナー室

7/2日(土) 3日(日) 『七夕かざり』場所:4Fひとはくサロンなどがあります。

 

いずれも1500〜で参加費無料(別途観覧料が必要)です。

 

みなさんの願い事がかないますように・・・。

 

                             (FS まつだ)

キヨスミウツボ

2011年6月21日
県内某所でキヨスミウツボの開花を見て来ました。

P1020021a.jpg

他の植物の根から栄養をとっている寄生植物で、
白っぽいきのこのようにも見えます。
兵庫県レッドリスト2011ではBランクの絶滅危惧植物です。

P1020014a.jpg

小さい株もかなりあります。

P1020016a.jpg

カメラも低い位置にして撮影します。

案内をしてくれた方の話では、去年よりは少ないとのことでしたが、
林内にパラパラと見かけました。

(鈴木 武)





みなさーん、こんにちは!

ひとはくのセミナーを体験されたことはありますか?

ひとはくには、どなたでもお気軽に、無料又は材料費程度でご参加いただけるプログラムとして、

研究員によるオープンセミナーがあります。

たとえば…

s-131.jpg s-141.jpg s-400.jpg s-285.jpg s-475.jpg s-415.jpgクイズやゲーム、クラフトなど、ご予約なしで体験できます♪(^-^)v

フロアスタッフのイベントにも、是非ご参加くださいませ!


  イベントの詳細はこちら→ここをクリック!!


        ♪ フロアスタッフ(*^‐^*) てらお ゆみこ ♪

 

 

梅雨のある日

2011年6月18日

 まだまだ梅雨で、ジメッとしていますが外を歩くとさまざまないきものたちや花たちに出会えます。

 「ひとはくいきものかわらばん」の募集もそろそろ始まりそうです。

 今日はこんなモノを見つけました。

 

    ガクアジサイ    キレイな黄色!!

 お尻の方に歩くんです!!     ドーナツ星人?? 

              テントウムシのサナギ?

うっしゃっしゃ(^ヘ^)v

今回の震災支援活動を紹介したミニ企画展が今日から始まります。
今朝は展示ケースの上板をはめて、表面をきれいにして、最後の仕上げをおこないました。

15-1.jpg  15-2.jpg 

標本洗浄に使った道具や標本などを展示しています。今回送られてきた標本の中には、明治29年に採集されたものがありましたので、この標本も展示しています。
また、東北で頑張っている人へ送るメッセージコーナーもありますので、ぜひ応援メッセージをお願いいたします。

15-3.jpg  15-4.jpg  15-5.jpg

皆様、どうぞお越しください。

→「津波被害にあった標本を救おう16」へ続く。

トライやる昆虫業務

2011年6月17日

先々週トライやら〜3名で行った博物館周辺での昆虫業務,昆虫採集→標本作成→同定登録の作業が,やっと大物の標本(といってもクビキリギス)も乾いたので,176件をデータベースに登録し,完了しました.

三日目に撮った3Dスナップを貼っときます.<3DSブラウザ長押しで3D>

期間中,テントウムシをよく見かけました.サツキにマルハナバチが来ていましたが,これは採れず.

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コメツキ(サビキコリ)

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出たてのクビキリギス

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ナミテントウ

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マルハナバチ

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手のりナミテントウ

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ヒメクロオトシブミ

昆虫共生 沢田

明日からミニ企画展 ひとはくの被災地支援「津波被害にあった標本を救おう」展が始まります。

 

s-P1060595.jpg閉館後の館内では、準備が進められています。 

 s-P1060597.jpg       s-P1060596.jpg

 

展示に先駆けて、テレビ局の取材もありました。

s-P1060602.jpg

今回の作業で損傷の激しかった標本、明治時代の貴重な標本などが展示されています。

 展示の中では、ご覧いただいた皆様から被災された方へのメッセージを書いていただくボードも置いています。

 

s-P1060603.jpgみなさまの温かいお言葉をお寄せいただけたらと思います。

 

この後も明日から展示のため作業は続きます。

 

                                                                                                 小林美樹(生涯学習課)

 

 

 

今日来館していた、加東市の小学校6年生8人が「アホウドリは、『アホウ』と鳴くの?」と質問にスタッフのところへやって来ました。

早速、鳥博士の北村研究員にアホウドリの鳴き声を聞かせてもらいました。

 

ねぇ、なんて鳴いてた?やっぱり「アホウ」って鳴いてた?

 

s-P1060594.jpg

北村研究員に鳴き声を聞かせてもらった、小学生たちは「へぇ〜〜〜。」

さて、あなたは分かりますか?

私もアホウドリの鳴き声、初めて聞きました。 

あなたも「これ何?」の不思議のカギを探しに、ひとはく来てね。

小林美樹(生涯学習課)

maimai23.jpg
明日6/18(土)午後1時から4階ひとはくサロンで
「カタツムリをさわってみよう」をします(申込不要)。

登場するカタツムリの一覧ができました。
兵庫県以外や、カタツムリらしくないものもいますが、
全部で23種類です。

実際にさわるのは10のクチベニマイマイの予定です。

変わったものでは、4のオオケマイマイです。
毛が生えています。

Dのヤマナメクジは迫力がありますが、
奥に隠れてなかなかでてきません。

(鈴木 武)






三田市内の方からの持込み珍虫です.


mnha3225.gif

 (↑これは2D)  

mnh_3216.jpg

 (↑3DS:タッチペン長押しで3D表示)  

mnh_3220.jpg  

 (↑3DS:タッチペン長押しで3D表示)  

ハゴロモ類の若虫らしく,ロウ物質で立派なトゲトゲを形成しています.
成虫になれば同定できるだろうと考え引き取ったのですが,羽化せずに死んでしまいました.
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昆虫共生 沢田

 

「♪さーさーのはー さ〜らさら〜」

 

もうすぐ七夕の季節がやってきます!

 

みなさんは毎年、おうちで笹を飾っていますか?

ひとはくでも、笹飾りを置こうと計画していたのですが…笹の葉っぱはすぐ枯れて乾燥してしまうため、どうすればよいか悩んでいました。

そこで、植物博士の服部研究部長から、裏ワザを教えていただきました。

 

ささ1.jpg               

これは、同じ日に切った笹なのですが、左側は笹の葉がかれて落ちてしまっています。でも右側の笹の葉はきれいな色をしていませんか?

 

 

ささ2.jpg

 

 

 

 

実は、竹の節の上部分にキリで穴をあけてお水を入れています。

 

 

 

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そうすると、こんなに青々とした笹を保つことが出来るのです!ぜひみなさんも、おうちで試してみてくださいね。

 

 

 

ひとはくでは、7月1日から笹飾りを展示します。短冊にお願いごとを書きに来てくださいね♪

 

 

フロアスタッフ みの あんな せら ゆうこ

またまた、タヨウ星人みーつけた!の一席でございます。

 

 梅雨の合間に、例のオッサンの木、いやナナメノキに会いにいったとき、

なんとコナキジジイ!に出会ったのでございます。

コナキジジイってこんな顔か?木立の間から泣き叫ぶ声!は、しませんでしたが、見事な泣き顔でございます。

 

 

この木も小舘研究員に葉っぱを見てもらいました。

困った時の小舘先生頼りです 

小舘:「これは、ヒサカキですね。葉の先が凹になっていて、うらの細かい葉脈がよくわかるのが特徴です。ツバキ科でサカキの少ない地域は神木に使います。で、観察会などで『非サカキ、サカキでないからヒサカキです』と言ったりしますが、サカキよりも葉が小さいことから姫サカキが語源との説もあります。」

:「なるほど・・・神木だからコナキジジイもとりついたのか・・・」

小舘:「はぁ?」

珍:「いやいや・・」

 

 というわけで、コナキジジイの木はヒサカキだったのです。

 この鉢伏山の麓は、タヨウ星の入り口か?と思うほど、ヘンな顔の木が多くあります。

 これからも探してみようと思います。

人面木?? 

 

 ひとはくには、たくさんの顔に見える木の幹の写真が載った「みきでかお」というポスターが貼ってあります。一度顔に見えるとその木が、とっても気になる木になります。

ワシを見つけに来い!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなも、木の幹をじーっと観察してみよう!どんな顔に見えるかな?

 ちょっと視点を変えると散歩はいっそう楽しくなりますよ。ぜひお試しあれ!

 

 

旗振山からの絶景ヘ(^o^)/旗振山からは、こんな素晴らしい景色が!! 独り占めですぞっ

 

 

 

ひとはく地域研究員 川東丈純 森へ遊びに来てくれ〜

〜ちっちゃい自然をこどもたちと楽しもう〜

「神戸元町・夏の昆虫館」、アートホール神戸にて今年も開催(共催)します。会期は、8月11日から22日です。(昨年のようすはこちら

元町昆虫館の会場で活躍してくれる、学生ボランティアを募集しています。
こどもたちと身近な「むしさん」をさわったり、昆虫のお絵かきやぬり絵をいっしょに楽しんでくれる学生のみなさん、ぜひ応募ください!
くわしくは、こちらのページをごらんください。

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(八木 剛@自然・環境評価研究部)

昨日、無事に成虫になったカブトムシですが、角はまだ脱げていません。よいしょよいしょと一歩ずつがんばっているようです

そんなカブトムシ、今日も館内の人気者でした。

カブトムシ1jpg昆虫博士の八木主任研究員によると羽が上手に脱げなかったようです。

 

カブトムシ2.jpgでも、すくすく成長してくれていてよかった〜!これも、いつも助けてくれる八木主任研究員と愛情いっぱいのスタッフのおかげ!?

みなさんのカブトムシも成虫になりましたか?また博物館に教えに来てくださいね

 

フロアスタッフ みの あんな

さて、ようこそのお運びあつく御礼もうしあげます。

河南堂珍元斎でございます。

おぼえておられる方も、おぼえておられない方は下記ブログにて、

ご覧いたたき、タヨウ星人みーつけた!その後でございます。

http://hitohaku.jp/blog/2011/05/post_1184/

 

 

摂津の国と播磨の国の境にある神戸市須磨区の鉢伏山にあらわれた未確認タヨウ星人!

唇おばけ〜あのナポレオンフィッシュの木、いやタコの木、

そうです、唇おばけのオッサンの木でございます!

 

コヤツはナニモノ?と小舘研究員に相談しました。

小舘:「幹だけではわかりませんね。葉っぱを手にいれてください。」

:「了解!」

 

ということで、5月のおわり、オッサンの木に気づかれないように?隠密捜査に行き、忍者にようにするすると登って葉っぱをとろう!としましたが、 

気づかれないように、あの葉っぱをGetするぞっ!!隠密珍元斎は、メタボでまったく登れず、(x。x)゚゚゚

では、と、「えいやー!」とキーック!

「・・・・・」葉は落ちず、オッサンはまったく微動だにしません。(x。x)゚゚゚

またまた、小舘研究員に相談し、

小舘:「その木の根元の落ち葉を見れば、わかるかもしれません。」

珍:「なるほど・・・」 

幹のまわり・・・・・  足下注意!!  これやこれや!これでんがなっ!! 

さっそく落ち葉を持参し、見てもらうと・・・

小舘:「緑色の葉に 鋸歯(きょし:葉の縁のギザギザ)がありますね。このギザギザからモチノキ科のナナメノキ(別名:ナナミノキ)ではないかと思います。この落ち葉が「唇おばけ」の木から落ちたものであればナナメノキということになります。」

珍:「へえ、ナナメノキですか。ほかの特徴は?」

おっさんおっさん!!小舘:「これは常緑高木で、♂の木と♀の木とに分かれていて、♀だと6月ごろに淡い紫色の小さな花をたくさん付け、秋には赤い果実をつけるでしょう。その実がやや細長くまがっているので斜めの木とついたといわれています。」

 

 

近くで見ると、背が高いのぉ(ΘΘ)ρ 

 

 

数日後、オッサンの木に報告に行きました。

 

珍:「オッサンの木さん、ナナメノキです。あなたは!」

 

オッサンの木は、「よし!」とうなずき、ちょっと笑った気がしました。

 

珍:「また、会いにきますね。6月花つけてくださいね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              ひとはく地域研究員 川東丈純

 

 

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やりました!

とうとうカブトムシが成虫になりました(^O^)

あとは、角を脱ぐだけです。

よく頑張りました。

 

         フロアスタッフ せら ゆうこ

 

久しぶりの天体blog

 

ひんがしの空は明るいなぁ皆既月食が616日に見られます。運がよければです。

というのも、梅雨の時期ですので天候が気になるのと、月が欠け始める時刻、これが朝方の3時半頃からと言うことです。上の画像は、だいたい4時過ぎの南から西にかけての空ですが、ほぼ西の方に沈んでいきます。

 今回のように、月が欠けたまま沈む現象を【月没帯食(げつぼくたいしょく)】というそうで、ひとはくのある関西では条件よく見えても、こうなります。

 

 運がよければ写真が・・・・・

 

3F入口のカウンターにすわっていると 小鳥の鳴き声が・・♪ ♪

 

入口の自動ドアを開けているので、外で鳴いていてもよく聞こえてくるのかなぁ? 

 

それにしても すぐ近くにいるような よくひびく声です。

 

もしかして・・と思って、そーっと近づいて あちこちさがすと・・ いました!!

 

 

 

こんなとこ ↓↓ (o) 

 

 

 

   ホオジロ           傘立てに 小鳥さんが ♪

 

                                なんと傘立てに!!!

 

 

 

   ホオジロさん〜正面から          ホオジロさん 見返り美人(イケメン)?       

                                             長い指でしっかりとつかまっていますね    うしろ姿も・・・かわいい〜♪♪

 

 

人間が5人集まって じーっと見つめていても動じません。 この小鳥さん大物!おまけにフンまでしましたょ(^_^;)

 

 

北村研究員に小鳥さんの様子を確認してもらったところ

 

 

「巣立ちできているから大丈夫です」とのことで、やさしく外に返して頂きました。

 

 

 

この小鳥は 「ホオジロ」だそうです。

 

 

無事、お母さんにあえたかな?

 

                         フロアスタッフ 有村睦子

 

 ある梅雨の一日

 4階 ひとはくサロンカウンターに長蛇の列が・・・・・ なんだなんだ?!

長ぁーーーーーーい列 そう、今日は大人気!!石割体験の日です。ひとはく連携活動グループラボーンズのメンバーによる「君も発掘隊員!恐竜化石発掘体験会」の整理券をGetするための行列でした。
これだったのか!!早速現場へ向かう・・・・・・・

 

ブルーシートの上でラボーンズのメンバーによる、化石の見つけ方の説明があります。
ケガをしないためにも、大発見をするためにも、しっかり聞いて、約束を守ることが大事です。
    約束を守らないとケガするよ!!    まだですよ〜

お父さんもお母さんもお子さんも探します!! 
   あるかな?   化石かな?   お父さんもお母さんも探します

これは化石じゃないよぉ。残念(x。x)゚゚゚ラボーンズのメンバーもいっしょにお手伝いをしてくれます。


 始まってから5分もしないうちに、「おっ、これは化石ですね!!いきなり出ました!!」って。

 えっ!すごいんじゃないの?
 お子さんも、なんだか戸惑っているようですが、資料標本として保存するために、お名前やお住まいを書いてもらっています。博物館がつぶれない限り、永久に化石と発見した人の名前が残ります。

ほぼ永久に名前は残ります

 

 それにしても、何の化石だったのかしら?
 またまたとんでもない恐竜の化石じゃなかっただろうか? 聞いておけばよかった・・・・・・(x。x)゚゚゚

 

 次回「君も発掘隊員!恐竜化石発掘体験会」は、7月24日(日)夏休みだ!!
 是非参加して、世紀の大発見にチャレンジしてネ!!


※ラボーンズの公式twitterアカウントはこちらから

http://twitter.com/hitohakulabones  たくさんのフォロー待ってまぁ〜す ヽ(´o`

おーい、玄さぁ〜ん

2011年6月10日

 6月6日 道の駅神鍋高原で

お、凛々しい玄さん発見!!

                   玄さんに    会った

相生市在住の方が、2011年6月3日、住居内で発見され、「サソリではないか?」と心配され、相生市役所に持ち込まれたものです。

これは、「カニムシ」といって、サソリに近い小動物です。
腹端には何もなく、もちろん、毒はありません。
大きなハサミで小動物をつかまえて食べています。

カニムシは、落ち葉の下の小動物を探しているとよく見つかりますが、もっと小さいです。
日本には70種くらいいるらしく、落ち葉の下にいるものだけでなく、樹上性のもの、洞窟に住むもの、海岸にすむものなど、いろんな種があるようです。
このカニムシ、私には種名はわかりませんが、ホームページを検索してみると、樹皮下にすんでいる種に、よく似たものがいるようです。

いずれにせよ、かなり魅力的な「虫」です。集めたくなりますね!

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博物館には、いろんな問合せが来ます。
住民の方が、地元の役所や保健所に問合せ、そこで解決できなかったものが、博物館へ転送されてくることも多いです。それでも解決できないものもありますが、わかるかわからないか、くらいは、ほとんどの場合、すぐにわかります。

みなさんも、どうぞご遠慮なく。


(八木 剛@自然・環境評価研究部)

標本の洗浄作業が終わり、現在は標本データの入力をおこなっています。

ラベルがボロボロになってしまっているものや、昔の人が書いた文字は達筆なものが多く、解読が難しいものもあります。また、月と日を区別するため、がギリシャ文字が使われていることも多く、見慣れない人には間違えやすいので注意が必要です。

14-1.jpg  14-2.jpg  14-3.jpg

 

また、ラベルを良く見ると赤ペンやボールペンで書かれたものは水に浸かって消えたり、アルコールでにじんだりしています。ところが墨や万年筆で書かれたものは、水やアルコールに浸かっても当時のままの状態を保っています。

14-4.jpg  14-5.jpg  14-6.jpg

 

ラベルを書くときには、万年筆を使うようにきつく教えられてきましたが、今回のことでよく分かりました。特に墨はまったくにじむこともなく黒々としていました。

今回の震災支援活動を紹介したミニ企画展が6月18日から開催されます。詳しくは下記URLをご覧ください

http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2011/mini11.html

→「津波被害にあった標本を救おう15」へ続く。

今日は、ほんま蒸し暑いσ(^^;)

じっとしていても汗が出るほどなのに、中学生はトライやる・ウィーク2日目

 

 総務課でお世話になっている長坂中・八景中・富士中の3人は、本館入り口前の一番目立つところで、花壇に花の苗を植えてくれました。ちょうど、団体でお越しの小学生の大集団が目の前で整列していましたが、その前で黙々と作業しました。

 

一番目につく場所にある花壇です 大谷主任研究員とともに遥か遠くジーンファームで活動しているゆりのき台中・八景中の3人は、巣箱周辺の草刈り。まわりには誰も人はいません。

 

一番目につかない場所 兵庫県内の全中学2年生はトライやる・ウィークをします。その活動の中で、いろんな人と出会い、社会のルールをちょっと知り、仕事のことをちょっと知り、5日間という短い期間ですが、大人になるための助走をしています。生きる力を養い、そして将来の進路も考えられ人は考える、そんな機会です。

 さて、ひとはくで活動している中学生の皆さん。短い間ですが、いっぱい学んでください。

 

 

 

 

あっ、

 

化石調査現場の3人は見失ってしまいました(ΘΘ)ρ

証拠写真がありません。ごめんなさいm(__)m

 

情報管理課:八尾
 

今回のトライやる・ウィークは、地球科学と生態研究と総務課で担当していただきます。

 今日の様子をチラッと覗いてみました(ΘΘ)

 

 地球科学では、池田研究員の指導の下資料整理をしていました。ひとはくで行ってきた石割体験での化石片の入ったプラスティックの標本箱の整理。日付と採集した人の名前等の照合作業です。

        ↓ 

    ちゃんと見落とさないようにチェックできていますか?      明日のお客さんは多いかな?                                        

                                   ↑

 エントランスホールでは、フロアスタッフの厳しい指導の下で、明日の団体予約のお客さまを迎え入れる準備をします。パソコンでの入力の確認と、連絡票との照合作業?です。

 

 

 生態研究は、大谷主任研究員とともに遥か遠くのジーンファームの網室で、ミツバチの観察や巣箱周辺の草刈りおよび昆虫採集をしているはず!!写真はありませんが、また明日以降に公開します。

 

 まだ、今日始まったばかりです。体調には気をつけて、最後までやり抜きましょう

 

情報管理課:八尾

今週もトライやる・ウィーク第2弾が始まりました!!

 

 今期活動に参加する中学校は、三田市立長坂中学校、ゆりのき台中学校、八景中学校、富士中学校と丹波市立山南中学校から、それぞれ12名ずつ、計9名がやってきました。

 朝一番の朝礼で1人ずつ力強く決意表明しました。

 

   朝一番の打合せの様子 1人ずつ決意表明します!(^^)!

 また追々活動の様子をblogに掲載していきます。

 

情報管理課:八尾

  恐竜の地元山南中からの参加がうれしいね!(^^)!

 大きなちーたんがお出迎え。  ちーたん♪ ここは、丹波市山南町 「丹波竜化石工房」ちーたんの館です。

なんだかケーキ屋さんの看板のようにも見える(ΘΘ)ρ ここで、丹波竜第5次発掘調査報告会が行われ、ボランティアの方々への感謝状の贈呈式がありました。そして三枝主任研究員から発掘調査の報告がありました。 

今回の発掘では・・・・ そして報告会が終了した後、隣の住民センターに会場を移動して、平成23年度第1回のサイエンスカフェも開催され、三枝主任研究員、池田研究員を交え、丹波竜の住んでいた時代を想像しながら、和やかに恐竜談義がすすめられました。

秘密の話も聞けたよ、おもしろかったなぁ(^ω^)

 また最新情報のページでも紹介します。

 

情報管理課:八尾

本日は、トライ・やるウィーク最終日でした。

4日間お疲れさまでした。

初日に、彼らは深田公園の片隅にあるビオトープ池の水辺整備の作業をしてくれました。

とってもきれいになりました。

作業の様子は、こちら→

http://hitohaku.jp/blog/2011/05/post_1221/

 

早速、その池でメダカを探す三田市立弥生が丘小学校5年生の先生が。忍耐強く待っています。

 

s-P1060555.jpgメダカを授業で使うそうです。

じっと、アミを池の底に置いてメダカを捕まえようとしています。

後で、ひとはく博士に話を聞くとそんな方法では、メダカはつかまらないそうです・・・。

弥生小学校の先生、その時に教えてあげられなくて、ごめんなさい。

無事にメダカはとれたでしょうか?

 

最後の挨拶。突然、「挨拶を」と言われたのに、しっかりした挨拶でした。

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みんな口ぐちに「貴重な体験が出来た!」と挨拶してくれました。

中には、「いろいろな人に出会えた」と挨拶してくれた人も。

 

s-P1060552.jpgそう、博物館って、いろんな人がいるでしょ?

 

ひとはくでの活動と出会いが、これからのみんなの人生のまさに「貴重な体験」になればと願っています。

 

小林美樹(生涯学習課)

トライやる・ウィーク最終日

 

 今週のはじめ5月31日()から今日6月3日()までの4日間 というあっという間のトライやる・ウィークでしたが、無事に終了しました。

 「貴重な体験ができました。」「面白かった。」「楽しかった。」「将来、こんな仕事をしてみたいなと、ちょっと思った。」などなど、中学2年生の7人はそれぞれに感じたようです。

 

終わったよー!! トライやる 長い人生のまだ助走段階です。自分探しの旅は、今始まったばかりです。

 ひとはくでの経験が、これからの人生にちょっとでも役に立てば、指導した研究員も嬉しいと思います。よく頑張りました。

 

 また、友だちや家族を連れて、ひとはくに必ず来てください。お待ちしております!!

 

トライやる・ウィーク最終日です。

 

環境計画グループでの活動の様子をご紹介します。

午前中は、「虫干し」というお仕事を体験してもらいました。収蔵庫から書籍を運び出し、書籍に風を通します。中には大型の書籍もありましたが、頑張って作業してくれました。なんと計152冊!ご苦労様でした。

IMG_0061.JPG  IMG_0055.JPG

 

午後は、昨日から取り組んでいた「ジオキャラバン」用のイラストを完成させました。2人とも絵が上手で、驚きです。

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4日間、本当にご苦労様でした!

博物館での仕事体験はどうだったでしょうか?

↓彼らの感想です。

一日目の池掃除が一番大変だったけど池がきれいになって良かったです。

4日間して来た仕事は全部やりがいが有りました。

他の仕事も今度もし機会が有ったらやってみたいです。  (藍中学校 藤岡和幸)

4日目の虫干しは古い本とかが触れたので良かったです。2日目は1人で作業しないといけなくてとても大変でした。           

4日間の仕事は大変なものもあったけどとても楽しかったです。(けやき台中学校 相島祐太) 

 

上田萌子(自然・環境マネジメント研究部)                                                              

今日は標本洗浄作業の最終日です。作業をおこなってくださった皆さんは、とても手際がよくて予想以上に早く作業が進みました。毎日4、5人で作業をおこない10日ほどで終わりました。多いときには1日80枚もの標本の洗浄作業が進みました。

今日は、標本を洗う作業、新聞紙に挟んで乾燥させる作業、乾燥した標本から布をはずす作業のすべてがおこなわれました。なぜならば、今日は定例の記者発表の日で、今回の標本救済作業の様子も説明することになっていたからです。

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新聞記者の方たちは興味深く話を聞いてくださったので、良い記事にしてくださることでしょう。

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今回の震災支援活動を紹介したミニ企画展が6月18日から開催されます。

お楽しみに。

→「津波被害にあった標本を救おう14」へ続く。

ふだんはあまり気にせずに歩くんですが、今日はたまたま下を向いて歩いてました。

 そしたら、こんなマンホールを発見!!

 

I am キッピー!!! ご存じですか?キッピーです。よく見かける普通(雨水・汚水)のマンホールは、三田市のマークなんですが、発見したのは、汚水のようです。ローマ字で「OSUI」と表示されています。

 

普通のマンホール 何か、得した気分になりました!(^^)!

 生きもの以外にもこんな発見もあるんですね。

トライやる・ウィーク3日目(午前の活動)

 

 もう、ひとはくにはすっかり慣れている感じです。あいさつも大きな声で元気よくできています!!昨日体調が悪くて欠席だった生徒も、今日は元気になって活動に参加しています(よかったね)。

   

4階入口付近のPR用の旗

めざせ!!イラストレーター   

 

  まず、コミュニティデザインの藤本研究員に指導していただくチームは、<<ジオキャラバン>>イベントに使用するイラストの制作をします。かなり上手く描いてくれているようです。ひょとしたら、世界ジオパークに関連するイベントの一環なので、世界的に有名になるかも?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして生物資源では、黒田研究員とビオトープ推進員の方々にご指導いただいて、苗木の植樹を行います。深田公園内にあるトトロの森(そんな名称はありません(◎-◎) )で、作業をします。  

 作業の手順を教わります   道具の使い方の注意   土と肥料を混ぜます

 実はこの森は、山奥ではなくて、すぐそばを三田幹線道路が通っている隣接地なんです。ここに常緑樹と落葉樹がそれぞれ植えられたいますが、その理由を教えていただきながら作業しました。

4階サロンから見たトトロの森(笑)

 さぁ、今日もケガをせずに、元気に活動できることを願います。

 

今年もホタルの季節がやってきました。
春の低温のせいで、少し発生は遅めです。

ホタル3種の光るようすの動画をお知らせします。
ふだんのセミナーなどで、私がホタルの説明に使っているものです。
動画のファイルは学習素材のページからダウンロードできます。教材などにご利用ください。
同時に再生すると、光の違いがよくわかりますよ♪

ゲンジボタルです。


ヘイケボタルです。


ヒメボタルです。


NPO法人こどもとむしの会(佐用町昆虫館)のチャンネルをお借りしています。

八木 剛(自然・環境評価研究部)
丹波市山南町では、今年も「姫ボタルまつり」を開催します。今年で第6回になります。
6月18日(土)から7月9日(土)にかけて、毎週土曜日、観察会があります。みなさん、ぜひお越し下さい。
くわしくは、下のチラシをご覧ください。

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(↑)このチラシをダウンロード(PDF1.4MB)


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上のチラシの元の写真です。

八木 剛(自然・環境評価研究部)


トライやる・ウィーク2日目です。

 

 昨日整備してくれた水辺は、こんなにキレイになりました!! 作業開始前の写真と見比べるとよーく判ります。1日かかって活動してくれました。

 

池がキレイになりました!! 

 そして本日2日目。微妙な空模様を眺めながら、館の内外で活動しました。

 昆虫共生の沢田研究員の指導で、午前中屋外で昆虫採集。午後は標本づくりをします。これは毎年行っていますが、体験というよりも、ひとはくの資料としてデータベースに登録される、正式な標本です!!永久に残される標本を作ります。

 

1mmか2mmの虫の標本づくりです!! ちっちゃ!! 

 また、環境計画グループでは研究員がセミナーで使用する資料の準備を体験します。コピー機で必要部数をコピーし、一枚一枚ていねいに手で折って資料を作る。普段何気なく手にする資料も、こうして誰かが準備してくださっているんだということが判ったのではないでしょうか?

 

1人でも頑張っています!! さすがっ!(^^)! あと1グループは、ジーンファーム管理棟で種子の選別作業をしているようですが、ごめんなさい、写真は撮れませんでしたヽ(´o`;

 

 明日も元気に頑張りましょう!!

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