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2010年4月アーカイブ

4月に実施した特注セミナーのなかで、実験・実習中心のセミナーについてもいくつかご紹介します。


半田01  半田02

▲「花粉の観察」は、古生物学、花粉学が専門の半田久美子主任研究員。双眼顕微鏡で見る花粉の姿・・・

高野01 高野02

▲「DNA抽出実験」は、植物分類学が専門の高野温子主任研究員。抽出したDNAをみんな持ち帰りました・・・


鈴木01 鈴木02

▲こちらも「DNA抽出実験」、植物分類学が専門の鈴木武研究員。同じDNAでも材料が違ったようです。こちらはタンポポですね

藤井01 藤井02

▲「植物標本の作り方」は、植物生態学、保全生態学が専門の藤井俊夫主任研究員。学校ではなかなか植物標本をつくる機会ってないのでは?

私がセミナー中に取材に入ったセミナーだけなので、このほかにもまだまだありました。もちろん私が担当する「やさしい化石のレプリカづくり」もあります。
※詳しくは → http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_685/

ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーを
ご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
※詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html

さて、あすから5連休の人は多いのでは?(残念ながら私は仕事です。博物館員としては当たり前かも・・・)
ひとはくでは1日(土)から5日(水・祝)まで、毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。
明日は、「ペーパークラフトで学ぶ火山のしくみ」がありますよ!!
※詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html

ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

4月に実施した特注セミナーについて、いくつかを紹介してきました。

まだまだ紹介していないセミナーもあるので、そのうちのいくつかをご紹介します。


藤本

▲「クイズ★うんちく博物館」は、住民参画型のまちづくりが専門の藤本真里研究員。○×クイズで楽しく博物館を紹介します

鈴木

▲「生物分布調査」は、植物分類学が専門の鈴木武研究員。今年は「タンポポ調査2010」5年ごとの大きな調査のようです

池田 

▲「恐竜について学ぼう」は、古爬虫両棲類学が専門の池田忠広研究員。池田研究員の恐竜の話は小さな子どもから大人まで、わかりやすいと評判です(^^)

太田

▲「日本の動物地理・カエルについて」は、自然史科学、爬虫両生類学が専門の太田英利主任研究員。カエルのことなら何でも聞いてください(^^)

私がセミナー中に取材に入ったセミナーだけなので、このほかにもまだまだありました。
ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーを
ご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
※詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html

GWまっただ中!!
ひとはくでは1日(土)から5日(水・祝)まで、毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。 
※詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html

ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

明日からもう5月!!
4月は例年以上に特注セミナーのご要望がありました。
すでに「風の集落とデザイン」「熱帯雨林と地球温暖化」についてはご紹介しましたが、今日も「道具を使うチンパンジー」「昆虫トピックス30分」「地震はどうして起こるのか」「植物観察の方法」などの特注セミナーがありました。


三谷

▲「道具を使うチンパンジー」は、霊長類学、生態学が専門の三谷雅純主任研究員。アースシアターでゆっくりとセミナーを受けていただきました

大谷

▲「昆虫トピックス30分」は、昆虫行動学が専門の大谷剛主任研究員。「トリビアの泉」にも出演した昆虫の専門家です。小学生にもわかりやすく・・・


加藤 
▲「地震はどうして起こるのか」は、自然地理学が専門の加藤茂弘主任研究員。500人入れるホロンピアホールは広すぎましたが、DVDやプレゼンテーションなど映像でわかりやすく地震について説明しました

小舘

▲「植物観察の方法」は、森林土壌学、植物生態学が専門の小舘誓治研究員。事前に採集した様々な植物を見せながら・・・

どのセミナーも子どもたちにとっては、学校とは違って新鮮な話だったのではないでしょうか。
ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーをご用意しております。ぜひ、ご検討ください。
詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html

さて、ゴールンウィークの計画は決まっていますか?
ひとはくでは1日(土)から5日(水・祝)まで、毎日、楽しいオープンセミナーをご用意しています。
詳しくはこちら「今週のひとはく」 → http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html

ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

爽やかな風が吹いて,気持ちの良い日が続いていますね。

konara.jpg

深田公園ではコナラの樹ががくさんの花をつけていました。

長く伸びた花序(かじょ)は,風に吹かれて涼しげにゆれています。

ゆれているのは雄の花。アップにすると・・・

 

 

 

 

 

konara_male.jpg

これです。

たくさんの雄花が集まって,雄花序をつくっているのです。

よーく見ると,葯(やく:花粉がつまった袋)が,見えるでしょう?

※写真をクリックすると拡大できます。 

 

 

 

konara_female.jpg

 そしてこれが雌の花。

雌花は垂れ下がらず,葉の脇に数個だけつきます。これがドングリになるのですね。

今年はたくさんのドングリが実るでしょうか?楽しみですね。

去年のドングリの記事はこちら

(自然・環境評価研究部 布施静香)

ひとはくでは団体向けに様々な特注セミナーを実施しています。今月も2つ(「風と集落デザイン」、「熱帯雨林と地球温暖化」)を紹介しました。   

 詳しくは→ http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_675/

実は私も講師となってやっている特注セミナーがあります。
それは「やさしい化石のレプリカづくり」です。
研究員が実施する同様のセミナーは本格的ですが、いわばその初級編・入門編のようなもの。かんたんに「おゆまる」という型取り材を使ってレプリカをつくります。
でも、本物の化石からつくる正真正銘の「レプリカ」です。
今日も県内の高校生が挑戦してくれました。

レプリカ01 レプリカ02

▲まずは型どりから。もちろん本物の化石を使って型を取ります。「おゆまる」はやり直しがきくから何度でも、納得のいくまでやっている生徒もいました(^^;

レプリカ03 レプリカ03

▲型に石膏を流し込みます。流し込んだら空気を抜いて・・・

レプリカ05 レプリカ06

▲できあがったレプリカと本物を見比べて・・・あとは色を塗って完成ですね

この「やさしいレプリカづくり」対象は小学校5年生以上とさせていただいております。

昨日は小学校4年生を対象に、さらにやさしい「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」もやりました。
こちらは私があらかじめつくっておいたシリコン製の型に「おゆまる」を押し当ててカラフルなレプリカをつくります。これなら小さなお子様でも簡単です!!

かんたん01 かんたん02

▲自分の好きな色の「おゆまる」を選んでお湯であたため、型にはめ込むだけ(^^)

かんたん03 かんたん04

▲みんな大喜び!!

※フラワータウンにお住まいのみな様。5月3日(月・祝)フローラ88・ダイエー三田店で、この「かんたんカラフル化石のレプリカづくり」がありますよ(^^)詳しくは店内ポスターで。

このほか、ひとはくでは来館団体向けに様々なメニューの特注セミナーを
ご用意しております。ぜひ、ご検討ください。  
 詳しくはこちら → http://hitohaku.jp/education/10tokuchu/2010taisyoindex.html

さて、今日から世間はゴールンウィーク突入!!
今日はとっても良い天気だったので外に出かけれられた方も多いでしょう。ひとはくでは毎日楽しいオープンセミナーをご用意しています。

ぜひ、ゴールンウィーク中にひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

ひとはくに今日はかわいい子どもたちが訪れました。
近隣の狭間小学校2年生の児童たちの「ふしぎたんけん ふれあいたいけん」です。

ひとはくには研究員だけでなく私のような行政職の者やお客様対応のスタッフ、警備、設備関係のスタッフなど様々な職種の人たちが働いています。
そこで、「どんな仕事なのか」「気をつけていることは何か」「工夫していることは?」などグループでインタビューをしてくれました。

■分野も様々、研究員の先生方に・・・

高橋研究部長 佐藤・小舘研究員

 

■生涯学習課や総務課、情報管理課などの行政職員に・・・

生涯学習課 総務課

総務課

 

■フロントスタッフや受付、設備の方々にも・・・

  フロントスタッフ 受付

設備

みんな真剣に聞き取りをしていました(^^)
この次は、ひとはくに遊びに来てくださいね。

いよいよ明日から大型連休!!
ひとはくでは毎日楽しいオープンセミナーをご用意しています。

明日29日(木・祝)は、
11:00〜デジタル紙芝居「うりんぼのごちそう」(フロアスタッフ)
11:30〜展示室ツアー「ボルネオジャングル探検ツアー」(フロアスタッフ)
 

 ※くわしくはこちらのブログで http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_671/

13:00〜道具をつかうチンパンジー(三谷雅純主任研究員)

14:00〜ふかたん「春の虫をさがそう!」(沢田佳久研究員+スタッフ)

 ※くわしくはこちらのブログで http://hitohaku.jp/blog/2010/04/post_684/

14:30〜デジタル紙芝居「うりんぼのごちそう」(フロアスタッフ)
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「くるくる飛ぶたね」(フロアスタッフ)
など、盛りだくさんです。

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

 高槻市の「あくあぴあ芥川」での春の昆虫観察会,写真家の安田守さんにも来ていただいて,天気にも恵まれ大盛況でした.オトシブミをメインに観察したいと思っていたのですが,やはり時期的にはちょっと早かったです.小型の種類が動き始めたかな?という程度.しかし,予想外の珍虫も採れ,大成果でした.
 一番良かったのはセモンジンガサハムシです.開いたばかりのサクラの葉は光がよく透き通ります.それを見上げて探すと「逆さミッキー」みたいな独特のシルエットの虫が見つかります.そのつもりで探すとたくさんました.本当は丸くて平たいのですが,体が透き通っていて違う形に見えるのです.背中には金ピカの紋があって突起つき.「背紋陣笠葉虫」ですから.
 手にとってルーペでのぞくと自然の造形に感激です.標本にすると金ピカは消えますので,この時期に野外で見るのが正しい鑑賞法でしょう.深田公園でも見かけたことがあります.探してみてください.

昆虫共生 沢田佳久
<「続き」>

 だいぶ前の別の場所のですが,プルプル3Dをば.

1804_am.gif 1800_am.gif 1795_am.gif 1792_am.gif

 本文の説明とはちがって,かなりチョコマカ中.


 だいぶ前の別の場所のですが,プルプル3Dをば.

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 本文の説明とはちがって,かなりチョコマカ中.

みなさん、ひとはくの真横に広がる深田公園はご存じですか?

この時期、深田公園は芝生の緑があざやかに、周りの木々も花をつけ色づき、ピクニックをするにはもってこいの、とっても自然が豊かな公園です!

 

ひとはくでは、その深田公園を研究員とフロアスタッフと一緒に探検する、ふかたん(深田公園うきうき探検隊)というイベントを実施しています。

 

4月29日(木・祝)には、虫博士の沢田隊長&松田隊員と一緒に、

『春のむしをさがそう!』を、

fukatan4-1.jpg

沢田隊長と松田隊員

 

5月8日(土)には、鳥博士の遠藤隊長&美濃隊員と一緒に行く、

『初夏の鳥を探そう』を実施します。

fukatan4-2.jpg

遠藤隊長と美濃隊員

 

14:00に博物館4階ひとはくサロンに集合です。

参加者には素敵なプレゼントも…!

 

一緒に深田公園を探検しましょう!きっと素敵な発見があるはず!

みなさまのご参加、こころよりお待ちしております。

 

                      

                       岡本 知佳(フロアスタッフ)

 

 いま ひとはくでは「ひとはく生物多様性大作戦!」をガンガンっ展開しています。楽しいイベントやセミナー、ツアーなどを次々とご紹介していきますが、今回、オリジナル壁紙が完成しました。

ライオンタンポポが主役のピンクヴァージョン

 

こんな感じです。 

 ライオンタンポポが背景で主役をしながら、タヨウ星人が下の方に整列したデザインです。

 

 このほかにもストライプのデザインなどを含め、全部で8種類のクールでキュートな壁紙が登場しました。パソコンのディスプレーのサイズに合わせて、それぞれ4サイズを用意しています。

 

 さぁ、あなたもパソコンにダウンロードして、生物多様性を思い切り楽しみましょう!!

 

ダウンロードはこのページからどうぞ

もう4月下旬だというのに,寒い日が続いていますね。

そんな中,山野から美しい花の便りが届きました。

trigata.jpg

これは,トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)というキンポウゲ科の植物。

カザグルマやテッセンなどと同じ属ですが,花は釣鐘のように下向きに咲きます。

花びらに見えるのは「がく」。4枚の淡い黄色のがくは3cmほどもあり,山野で出会うととても嬉しくなる植物の一つです。かわいくて,爽やかでしょう?

torigata2.jpg写真は4月23日に加東市で撮影されたもの。撮影者によると「今が花盛り」だということです。

みなさんも,暖かい日には山野へでかけてみてはどうでしょう。素敵な花々にきっと出会えますよ。

 

(自然・環境評価研究部 布施静香)

撮影:ひとはく地域研究員 小豆むつ子

 

南北に長い国土を持つ日本には、面積の割に多くの種の生物が生息しています。とりわけ屋久島の南、トカラ海峡と台湾の間に並ぶいわゆる琉球列島には、本土では見ることのできないさまざまな熱帯・亜熱帯性の生物が見られ、しかもその多くが、世界中でもこのエリアにしか見られないいわゆる固有種へと進化しています。たとえばカエルやイモリなどの両生類では、面積的には日本全体の1% にも満たない琉球列島に、日本全体の1/3 あまりの種が生息しており、しかもそのうちの8割近くが固有種となっているのです。

このような「珍しい生き物の宝庫」である琉球列島のなかでもとりわけ豊かな自然を湛えているのが、その南西端近くに位置する西表島です。琉球列島の中でも沖縄島、奄美大島に次いで3番目に大きなこの島(面積約289 km2)は、その面積の90% 近くを常緑照葉樹林におおわれた丘陵地によって占められています。こうした照葉樹林はその間をゆるやかに流れる、マングローブにふちどられた河川とともに、きわめてエキゾチックな西表島の景観をかたちづくっています。

ohta4-2.jpgのサムネール画像

                  (西表島の河口付近には東南アジアさながらのマングローブ林が発達

                                      写真提供:琉球大・熱生研・西表実験所/馬場繁幸氏)


西表島には、琉球列島に自然分布する唯一の食肉獣である固有種イリオモテヤマネコをはじめ、植物食で有視界飛行をする森林性のヤエヤマオオコウモリ、頭に冠羽があり琉球列島の猛禽中最大のカンムリワシ、日本最大のトカゲで他のトカゲやカエルなども食べてしまうキシノウエトカゲ、危険を感じると頭や手足をひっこめた甲羅にふたをしてしまうヤエヤマセマルハコガメ、卵を守りオタマジャクシに餌を供給するなどして世話を焼くアイフィンガーガエル、そして東南アジアから北上し定着した多くの蝶など、本土では見ることのできないさまざまな生き物の生活の場となっています。

ohta4-1.jpg

         (西表島の食物ピラミッドの最上位に君臨するイリオモテヤマネコ 

                                                   写真提供:琉球大・ヤマネコ生態研究グループ)

 

 

ohta4-5.jpg

(危険を感じると頭や手足を引っ込めたあと、ご丁寧にも甲羅にふたをしてしまうセマルハコガメ

                     写真提供:西表野生生物保護センター)

 

 

ohta4-3.jpg

           (干潮になると干潟に現われるミナミコメツキガニの群れ

                                                    写真提供: 琉球大・熱生研・西表実験所/渡辺信氏)

 

 

この7月には西表島を訪れ、照葉樹林内やマングローブ周辺から川の浅瀬、海岸の草地、河口の干潟に至るさまざまな生息環境で生き物を直接観察する「西表島の生き物の野外観察」を計画しています(詳しくはひとはく手帖をご参照ください)。わが国の生物多様性の高さ、生物相における地域差の顕著さを実感していただく、またとない機会となることでしょう。

 

ohta4-4.jpg                (西表島よりすぐ北に位置する鳩間島を臨む

                    手前には色鮮やかなサンゴに覆われたラグーン(礁池)が発達)

                                     

                                     太田英利(自然・環境評価研究部)

   

ひとはくでは、「国際生物多様性年」の今年,生物多様性体験ツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの生物多様性と世界最大の昆虫館ミクロポリス探訪」を実施します。ひとはくブログでは,このツアーの魅力を紹介しています。今日は,フランスの町並み歩きの楽しみを紹介します。

 

  今回のツアーでは,アベロン県での宿泊地になるミヨーの町並み散策もミクロポリス館の案内で計画されています。ミヨーは,ローマ帝国時代に帝国の陶器生産拠点として作られた町で,由緒ある史跡や建物が多く残るフランス南部の古都です。また,町は,タルン川とドゥルビー川の合流点にあるため,ヨーロッパの絵画に見られるような美しい橋の景観が残されていることでも有名です。さらに,2004年には,タルン渓谷に世界一高い橋が作られ,観光スポットになっています。この橋はミヨー高架橋と呼ばれ,橋を支える主塔の高さはエッフェル塔や東京タワーより高い343メートル、橋の全長は2,460メートルもあります。日本からのフランスのツアーはたくさんありますが,めったにミヨーまで足をのばすツアーはないと思います。

 ツアーの経由地,パリでも半日の自由時間を設けています。お土産を捜してのウィンドショッピングも楽しいに違いありませんが,そのときには,ぜひ,パリの町並みにも目を配ってください。歴史ある町として,古い建物や景観を残しながらも,近代的な生活を可能にする工夫をいろいろな場所で見ることができます。さらに,最近では,環境問題へのフランスらしい取り組み方も町の中で見つけることができるはずです。たとえば,「Velib' ヴェリブ」の看板がかかる駐輪場。これは,パリ市がはじめたレンタサイクルで,市内には300メートルおきに750箇所の駐輪場が置かれ、1600台の自転車が用意されています。自転車を利用したい人は、自転車を借り、目的地近くの駐輪所に戻せばよいシステムで,24時間常に利用可能になっています。パリの大気汚染を減少させ,さらには古い町並みを保全し共存していくために,市内の自動車の数を減すのが目的です。日本ではあまり認識されていないかもしれませんが,フランスは,実は,ヨーロッパでは一番先進的な環境政策を進めている国です。政府は,2020年末以降に建設する一般住宅を含むすべての建物に太陽光発電など再生可能エネルギーによる発電装置の設置を義務付け、それによって石油、石炭などの化石燃料の発電所での使用を事実上ゼロする目的を掲げています。環境への取り組みについて,まずはあるべき姿を国民に示し,その意識を変え、技術の進歩を促し,環境問題解決で世界の主導権を握ろうという姿勢は,ぜひ,日本の政府にも学んでほしいところですね。

 パリでは,フランス国立自然史博物館の見学も予定しています。世界三大自然史博物館のひとつで,世界に先駆けて生物多様性の展示をつくりました。パレードするようにならぶ動物たちの剥製展示など,生物多様性を絶滅種も含む7000種もの動植物標本を使って解説した展示コーナーは必見です。ひとはくのツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの生物多様性と世界最大の昆虫館ミクロポリス探訪」。この機会を逃すと,2度と体験することができないかもしれません。申し込み締め切りが迫ってきました。たくさんの方々の参加をお待ちしております。

yoshiaki4-1.jpg

yoshiaki4-2.jpg

                          (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)

 

みなさんが食べているチリメンジャコにシラスではないものが入っているのを見たことがありますか?それがチリメンモンスター(略してチリモン)です。このモンスターをさがして、あつめるのがひそかなブームになっているのです。  

7月17日からはじまる『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海』展示にさきがけて、チリモンさがしの元祖、きしわだ自然友の会・きしわだ自然資料館から先生をおよびしてセミナーを行います。
モンスターは、海にたくさんの生き物がいることの証(あかし)です。チリメンジャコで海の生物多様性を感じてみましょう。小学生やご家族での参加をおまちしています。                   

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日時:5月5日(水・祝) 14:30〜16:00
場所:ひとはく4階 実験セミナー室
講師:きしわだ自然友の会・きしわだ自然資料館

事前申し込みは不要です。観覧料のみでご参加いただけます。
所要時間は10分〜1時間で、入れかわりで行います。
参加者多数で参加できない場合もありますので、お早めにおこしください。
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tirimennmonnsuta-.jpg

                                     ちりめんモンスター

  

tako.JPG

                                          ちりめんの中にいたモンスター

 

展示特別企画『ひょうごの生物多様性 瀬戸内海vs日本海』についてはこちら
http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_index.html


 

 

やっと暖かさが安定してきましたね。

せっかくの休みを家でゴロゴロ過ごしていた私も、だんだん外に出かけたくなってきました。

なんといっても、もうすぐゴールデンウィーク!!!

みなさんはいつもどのように過ごされていますか?家族で旅行に行ったり、アウトレットで買いものをしたり、友達とテーマパークもいいですね。

 

「まだなんにも考えてないわ〜」という方、ひとはくのゴールデンウィークはイベント盛りだくさんですよ〜\(^^)

 

中でもフロアスタッフの一押しはこちら、

フロアスタッフとあそぼう

みんなでつくろう!こいのぼりフラッグ!!」

こいのぼりウィークと題し、1日から5日間連続で、みなさんに好きな色のこいのぼりフラッグをつくっていただきます。できたものは博物館4階のひとはくサロンの天井にどんどん吊るしていき、最終日のこどもの日には、サロンにたくさんのこいのぼりが・・・!

という計画です。

 

《着々と準備中》

 

               FS4-1.jpgのサムネール画像      FS4-2.jpgのサムネール画像 

 

 

 

 

≪完成予定図?≫

 

FS4-3.JPG 

他にもデジタル紙芝居「たんぽぽレストラン」・展示室ツアー「ボルネオジャングル探検ツアー」、オープンセミナー「ペーパークラフトで学ぶ火山のしくみ」「多面体おもちゃ(テンセグリティ)をつくろう」「ホタル石を光らせよう」「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」などもございます。

 

(詳細はうきうきカレンダー5月号でどうぞ

http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1005.pdf

 

是非、ご家族で、お友達同士で、ひとはくのゴールデンウィークを過ごされてみてはいかがでしょうか??

スタッフ一同、みなさまのお越しをこころよりお待ちしております!

 

                    

                     岡本 知佳(フロアスタッフ)

春といえばタンポポ!

今月のドリームスタジオは「タンポポのボトルフラワーをつくろう」でした。

 

例年になく春先に冷えたためか今年はタンポポが咲くのが遅いようです。

スタッフは410日(土)事前準備を行いました。午前中は打ち合わせと実習。

午後はちょうど開催されていた鈴木先生のオープンセミナー「深田公園のタンポポ」に参加してお勉強。セイヨウタンポポにも雑種があることを実地に学びました。

 

hitotosizen4-1.jpg

タンポポは綿毛と開花したもの2種類を準備し、参加者に好きなほうを選んでもらいます。

 

 

 

hitotosizen4-2.jpg 

開花した花は1週間シリカゲルの中に埋めた後、そっとシリカゲルを取り除きます。

そのままの美しい花が現れます。この美しい花のままずっ〜と楽しめます。

 

 

綿毛はビンの中に入れ封をしてから、開いていく様子が感動モノです。

場合によっては翌日までかかることがあります。

 

hitotosizen4-3.jpg

ビンの中でこのように開いていく過程を観察できます。

 

 

 

hitotosizen4-4.jpg

また、会場には会員が綿毛を一本ずつ貼った作品も展示しました。

苦心の作です。

 

 

一人で頑張るんだもん。

hitotosizen4-5.jpg

参加者には春を満喫していただきました。

                                   

                                 NPO法人 人と自然の会 田渕 鈴枝 

 

今年は、ヒメボタル観察会のインストラクター養成講座を行います。
お申し込みの方が少ないので、少し〆切を延長しました。
5月から7月まで、室内講義と野外観察を行い、観察会で引率いただくまで、セットです。
主に平日の夜に開講します。この機会に、ぜひ。
セミナーのページからお申し込みください。

gojo_5596.jpg
ヒメボタルは小さなホタルです。陸生のホタルで、森や草原にすんでいます。兵庫県の各地で見られます。

kunisaki_8622.jpg
主な会場となる国崎クリーンセンターのヒメボタルです。ヒメボタルが点滅しながら飛んだ跡は「点」になって写ります。


sannan_090617.jpg
毎年、姫ボタルまつりをされている丹波市山南町。2010年も同様に開催予定。


sasayamanomori_7476.jpg
ささやまの森公園。後ろの方はゲンジボタルです。

inagawa_6289.jpg
幼虫がカタツムリのなかまを食べ、殻の中で光ってるところです。

これ以上は、セミナーにて。
ホタル3種の光っているようすの動画を収録したのDVDも差し上げますよ〜

セミナーのページからお申し込みください。お待ちしております。

(担当:八木 剛)

今日から、特別企画「丹波と恐竜を知ろう2010−第4次発掘報告」の展示が始まりました。

展示室内は、どうなっているんでしょうか。ちらっと、お見せします。

0424-hajimari.JPG竜脚類・獣脚類・鳥脚類の歯がずらりと並んでいます。(◎し◎ゞ)
開館してすぐ、3F丹波の恐竜化石展示室へ第1号のお客様です。v(*'-^*)b♪

親子でよく来館してくださるそうです。いつも、ありがとうございます!

0424-1gou.JPG

  

こちらは、大阪から来てくれたカップル。博物館デートなんて、いいいね〜。***ヾ(≧∇≦)ノ"**

P1020898.JPG 

そして、テレビ局の取材も。それだけ、注目の展示ってことでしょうか。
0424shuzai.JPGのサムネール画像

第4次発掘で産出した恐竜の卵の殻の化石や、カエルの化石がありますねぇ。
卵の殻の化石って、どんなの?恐竜の卵の殻ってデコボコしてる。
みなさんも、ひとはくへ来て近くでみてね!( →_→)

明日は、半田主任研究員による、オープンセミナー「恐竜ラボ&展示解説」がありますよ。
 13:30〜13:50(3F丹波の恐竜化石展示コーナー集合)

分かりやすく、楽しく展示解説してくれます。
なんと!(゚〇゚;)
こちらのセミナーは、申し込み不要&観覧料のみで、ご参加いただけます。


この他、展示期間中には、楽しいイベントがたくさん!

http://hitohaku.jp/top/kasekiimge/pdf/4thkyouryuuevent.pdf


是非、ひとはくへ来てね。ヾ(@⌒▽⌒@)


                                                                                     小林美樹(生涯学習課)

 

syunnki.jpgいよいよゴールデンウィークが近づいてきましたが、長田区方面にお住まいの方に耳寄りな情報があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日より約半月、神戸市長田区にある兵庫県立文化体育館本館1階ギャラリーで、ひとはく春季トピックス展示を行っています。ギャラリーに、所狭しと並んだパネルで、今年のひとはくのテーマ「生物多様性大作戦」にちなんで、様々なセミナーや耳寄りな情報を紹介しています。

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▲ 事務室横1階ロビーにひとはくのパネルが勢揃い

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▲ 2010年ひとはくと言えば、「生物多様性大作戦」、だいばくんとくぬぎちゃん

 ファーブルの生誕地南仏アベロンの自然と世界最大の昆虫館ミクロポリスを訪ねるツアー(6/46/9)をはじめ、野生生物の宝庫西表島で野生生物の観察をするツアー(7/27/6)、ヒメボタルの生態や特徴について学び、観察会の講師を目指す「ヒメボタル観察会インストラクター養成コース」(第1回5/15)、博物館の研究員や生物の研究者と、本物の熱帯雨林を満喫する「ボルネオジャングル体験スクール2010」など盛りだくさんです。

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▲ 写真右手、さまざまなセミナーの案内があります

 また、4年前より行っています、話題の「丹波竜」発掘調査の様子を説明した、丹波の恐竜化石第4次発掘(平成21年度)に関する解説もあります。最新の情報をご覧ください。

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 ▲ これが「丹波竜」発掘調査最新情報です

 なお、「丹波竜」については、県立文化体育館でもセミナーが開催されますので、興味のある方はご応募ください。ひとはくの研究員が講師を務めます。

 

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▲ 文体地球学講座、ひとはく研究員が講師です。是非ご参加ください。

 

神戸地域にお住まいの方は、この機会に是非県立文化体育館を訪ねてみてください。プールやジム等フィットネス施設も併設されています。リフレッシュした後は、本館1階のひとはく春季トピックス展示にお立ち寄りくださり、ひとはくの最新情をご覧ください。多くの資料をご用意しておりますので、ご自由にお持ち帰りください。

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▲ 資料はご自由にお持ち帰りください。

 

兵庫県立文化体育館 アクセス ↓

http://www.buntai.jp/access/index.html

(生涯学習課 西岡敬三)

 

 

先日、雨にぬれて入口付近で羽を休めているイソヒヨドリのオスを研究員の八木さんがパチリと撮影しました。構図がいいですねえ〜。薄暗くてはっきりと色が見えないかもしれませんが、全身の青とお腹のオレンジのコントラストが美しい鳥です。

 

 

IMG_08971.jpgのサムネール画像のサムネール画像

 

和名をそのまま解釈すると「磯にいるヒヨドリ」ですが、ヒヨドリではなく、ツグミの仲間です。わたしが初めてイソヒヨドリを見たのは、大学3回生の頃に訪れた西表島の岩礁。まさに「イソ」ヒヨドリの名にふさわしい場所でした。

 

次にイソヒヨドリを見たのは、それから2年後、調査で訪れていたタイのカオヤイ国立公園という山中でした。「へー、ずいぶん磯から遠いところにもいる鳥なんだ」と思ったのをよく覚えています。ところが宿舎に戻って、Birds of Thailandというタイの鳥図鑑を見て、自分が大きな勘違いをしていたことに気がつきました。

 

イソヒヨドリの学名はMonticola solitariusと言います。学名というのは、全世界で通用する生物の名前のことで、ラテン語で表記します。属名のMonticolaは「山の住人」、種小名のsolitariusは「単独性」といった意味になります。図鑑の生息環境についての解説を読むと「岩場」を好む鳥と書かれています。そう、「磯」は岩場の一つに過ぎないのです。標高数千メートルに達する岩場にも暮らしている鳥のようです。

 

英語ではBlue Rock Thrushと呼ばれています。直訳すると青い・岩・ツグミです。和名よりも正確にイソヒヨドリの特徴をとらえている呼び方かもしれません。実は日本でも最近は磯ばかりではなく、市街地などで見られることが増えている鳥です。実はひとはく周辺でも比較的普通に見られる鳥の一種です。ひとはくブログでも何度かイソヒヨドリが取り上げられています。

 

http://hitohaku.jp/blog/2007/04/post_17/

http://hitohaku.jp/blog/2008/04/post_119/

http://hitohaku.jp/blog/2008/07/post_138/

 

今ブログを読んでいるあなたの身近なところにもひっそりとイソヒヨドリが暮らしているかも!?しれません。

 

自然・環境マネジメント研究部 北村俊平

ひとはくでは来館団体向けに特注セミナーを開催しています。
先月、ブログでも「ひとはく手帖2010 ここが見どころ」でご案内させていただきました。
 http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_646/

とくに学校団体向けには、理科、総合的な学習の時間、環境学習などさまざまなテーマで特注セミナーを実施しているところです。
今日は2つの中学校が、それぞれ特注セミナーを受講されました。

山崎研究員

▲山崎義人研究員の「風と集落デザイン」。これ何の写真かわかりますか?

橋本佳明主任研究員

▲橋本佳明主任研究員の「熱帯雨林と地球温暖化」

生徒メモ01 生徒メモ02

▲どちらのセミナーも生徒たちは熱心にメモを取り、受講されていました。

ハナミズキ 雨

▲一昨日、暦の上では「穀雨」。今日も朝から雨でした・・・植物たちにとって恵みの雨だったでしょうか?正直、暖かくなったり寒くなったり、ヒトにとっては体調管理が難しい季節ですね(^^;

ひとはくでは38名の研究員がそれぞれ多種多彩な特注セミナーをご用意しております。詳しくは、このホームページから「ひとはく手帖2010」をご覧いただけます。また、セミナーのページに各研究員ごとに紹介ページがあります。もちろん、生涯学習課まで電話でお問い合わせいただいても結構です。

特注セミナーをお目当てに、ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

日曜日(4/18)は,久々の良い天気。

春の陽気に誘われて,セミナー受講者のみなさんと西光寺山麓へ行ってきました。

田畑の畦に咲く花々をはじめ,シハイスミレやオオタチツボスミレといったスミレ類,ショウジョウバカマ,シュンラン,キブシなど,いろいろな花を見ることができました。

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そして,フデリンドウ。

草丈が5cm程の,とてもかわいいリンドウです。

よく見ると,山道の脇に点々と,しかし本当に多くの株が花を咲かせていました。

私もこんなにたくさんのフデリンドウが見られるとはびっくり。嬉しくなってしまいました。

フデリンドウはとても小さいので,足元を見ながら歩かないと気がつかないかもしれません。でも,1株見つかると,次々に見つけることができますよ。

 

(自然・環境評価研究部 布施静香)

ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
今日の午後も盛りだくさんでした。とくに毎月第3日曜日はNPO法人人と自然の会の方々が催されるので1日中楽しめますよ(^^)


たんぽぽ

▲今日のドリームスタジオは「たんぽぽのボトルフラワーをつくろう」でした。家に帰って飾って楽しめます

花工房

▲花工房はいつも4階ひとはくサロンでやっています。ぜひ、御来館の記念に1枚つくってください

佐藤研究員

▲毎週日曜日は3階「丹波の恐竜化石」の展示と「ひとはく恐竜ラボ」でのクリーニング作業を研究員がご案内します。今日は佐藤裕司主任研究員でした

川で魚つり01

▲フロアスタッフと遊ぼう「川で魚つり」には大勢の子どもたちが参加してくれました

川で魚つり02

▲今日のスタッフは松田さんと美濃さん。上流・中流・下流で仕掛けがそれぞれ違います。みんな間違えないようにね(^^)

ひとはくでは毎日楽しめるオープンセミナーがあります。ぜひ、ご参加ください。
平日はフロアスタッフによる「展示室ツアー」(14時〜)と「デジタル紙芝居」(15時〜)、土曜・日曜・祝日は紹介しきれないほどたくさんあります(^^;

詳しい時間帯は、今週のひとはく
 http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
 http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。

もうすぐ5月。5月のうきうきカレンダーもご覧いただけます。
 http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1005.pdf

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
今日の午前中はフロアスタッフによる展示室ツアー「ボルネオジャングル体験ツアー」にたくさんの方々が参加されました。

1階共生の森

▲1階「共生の森」で展示物を順番に紹介します。

スタッフ

▲今日の案内役はスタッフの美濃さんです。

ジャングルツアー

▲クイズに答えたり、さわったりしながら熱帯雨林のさまざまな生物について学んでいきます。

ひとはくでは今年の夏もボルネオジャングル体験スクールを開催します。
募集はもう始まっています。

詳しくはこちらから・・・
チラシは、
 http://hitohaku.jp/top/borneo/pdf/H22_BJS_leaf_new.pdf
申込書は、
 http://hitohaku.jp/top/borneo/pdf/H22_BJS_entry.pdf

この夏、ホンモノの体験をしてみませんか?

オランウータン

▲これは展示室のオランウータンですが、ジャングル体験スクールではホンモノのオランウータンに必ず出会えます(^^) 

ひとはくでは毎日楽しめるオープンセミナーがあります。ぜひ、ご参加ください。

詳しい時間帯は、今週のひとはく
 http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
 http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

新たなミニ展示のお知らせです。
きのこの展示がさらに増殖してしまいました。

IMG_0001.jpg2010年4月17日(土)〜5月16日(日)まで、当館の4Fひとはくサロン奥のスペースにて、西宮きのこクラブOB会さんによります、『甲山のキノコとキノコ培養の実践』についての展示が行われています。小さなコーナーですが、見所たっぷりです。

R0011155.jpgこちらの会の皆さんも、博物館が開催する封入標本作製&プラスティネーション講座を受けて、キノコ標本を作製されている方々です。熟練の方々がメンバーですので、仕事が細かく、なかなか変わったキノコもあります。活動は、おもに西宮市の緑化植物園さんを拠点として、採集は六甲山の東端の甲山で行っておられます。この会で製作された標本は、西宮市緑化植物園の展示会でも飾られています。

御影高校さんの展示に触発されて、友情出演(?)というか、僕にそそのかされての出展です(ありがとうございます!)。展示が展示を呼んでしまいました。封入標本やプラスティネーション標本の制作については、実はこちらのグループのほうが御影高よりも早くから挑戦されています(ちなみに最初は姫路科学館さんです)。
理由はともあれ、博物館としては展示物が増えて、みなさんも喜んで下さり、嬉しい限りです。

高校生の皆さんと平均年令を比べるとトリプルスコアーぐらい差があるのですが、円熟味のある仕上がりとなっています。それと、ヒラタケの培養方法についても解説もあって、御影高校さんとはちょっと違った視点もあり、あわせて見て頂けるとよろしいのではないでしょうか。
展示にも多様性があります。
IMG_0005.jpg   kinoko3_nishinomiy.jpg

ここに飾られている『アカダマキヌガサタケ』の標本はかなり美しい仕上がりです。
胞子の写真や培養途中の標本を乾燥させたものもあります。

きのこに関心のあるかたは、御影高校さんの展示、兵庫きのこ研究会さんの写真展示、岩崎さんのキノコ水彩画展とあわせて、ぜひご覧いただければと思います。


★ひとはく、キノコ、モデルと入力して検索すると・・・
話は変わりますが、当館の将来構想のモデルは、『キノコ』の生き方なんです。
以下の図がそうです。
最初にタネをまいて育てて、色んなところできのこが生えたり、菌糸が張り巡らされて、各地で展示会をやったり、その展示会等が再びひとはくに来たり、と連鎖・連携して、兵庫県全体として盛り上がる、というシナリオです。身内の関係者だけで盛り上がることはNGなんです。
kinokomodel1.gif当時は、そんなことできるのかな?という疑問符でしたが、奇しくもキノコを題材として、上の図にあるようなフレームワークにちょびっと到達できた感じです。

右上のボックスがさらに意味深です。これも検証してみます。
1)どこに出るか分からない
 →(○正解) 御影高校や西宮キノコくらぶ、兵庫きのこ研究会、三木自然愛好研究会は全然想定できなかった。想定できたのは、ツテがあった姫路科学館さんだけ。姫路科学館の方もたくさん胞子を蒔いて下さりました。思わぬ所から標本の貸し出し依頼も。

2)菌糸は目に見えないが着実に寄主を蝕む
 →(○正解) 河川生態学の研究が・・・、液浸標本の整理が・・・(キノコに棚をとられる)

3)個体はない、すべて一体である
→(×不正解) 皆さん、独立独歩で非常に個性があり、ユニークすぎます。制御不能です。つねに巻き込まれても得るものがあることを、『一体』と捉えるならば正解かもしれません。

4)死はない、キノコは一時的な姿である
→(○正解) 学術論文でなくても、ノウハウを『共生のひろば』の記録集等で残しておいたり、標本をひとはくにストックしたり、情報をHPに書いておけば、新たにキノコ展示をしようという人が現れるかも。参加する主体と拠点が多い方が保存され、ノウハウが再利用されやすい。この記述はとても博物館らしいですね。

5)毒きのこもある
→(?意味不明) どういう意味か良く考えれば考えるほど分からなくなります。内輪でもめる?参加されても期待はずれ?、わかりません。4)で死はない、と言ってますので、痺れるぐらいで、時間が経てば復活?!とりあえずスルーです。

6)2012年〜 ひとはくから移転となってます・・・
三田のきのこは朽ち果てる、と書いてありますが・・・。この予言に従えば、あと1年で、ひとはくではきのこの仕事に僕はタッチすることがなくなり、誰かが代わりにキノコ展をしてくれます(そうなるように担当は努力しなくてはならない)。どこになるのか想像もつきませんが。御影高校の卒業生だといいですね。

というわけで、みなさん、当館の将来構想によると、三田でキノコ展がみれるのは、今年が最後かもしれないので、ぜひお越し頂ければと思います。臭いもかげます!
展示は5月16日までです!!

キノコ展の紹介は以下にもいろいろと掲載されています。
http://kinokode.exblog.jp/
http://blog.goo.ne.jp/flets-mediastudio/d/20100416
http://club.kobe-np.co.jp/mint/multimedia/odekake/chotto_odekake/0002873915.html
http://www.hyogo-kinoko.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=985&forum=1

(みつはしひろむね)


ひとはくでは毎日オープンセミナーを開催しています。
とくに週末はメニューが豊富です!!
今日は田中哲夫主任研究員の「川の魚の暮らし」と上田萌子研究員の「立体カードで楽しむマングローブの自然」がありました。

田中研究員

▲研究員から川の魚の話をじっくりと聞けるチャンスですよ。これを聞いて明日は渓流釣りに??

上田研究員

▲ていねいに説明するから小さなお子様でも安心です。道具はすべて貸し出します(^^)

立体カード

▲出来上がりは、こんなイメージ。もちろん上田研究員オリジナルです!!

 (※詳しい内容は、研究員のブログを見てくださいね)

見逃したという方もご安心ください(^^)
「川の魚の暮らし」は、8月14日(土)13時から
「立体カードで楽しむマングローブの自然」は9月23日(木・祝)13時から
それぞれ、もう一度ありますよ。
ぜひ、ご参加ください。

今日はそのほか、フロアスタッフと遊ぼう「川で魚つり」もありました。

川で魚つり

▲残念ながら魚つりの様子は撮り逃したのですが、魚つりの後、田中研究員と同じ場所でスタッフからお勉強中でした。ちゃんと聞いてるかな(^^)

こちらは明日も15時からあります。展示室内で魚つりも楽しいですよ。
さらに明日はNPO法人人と自然の会による「花工房」、ドリームスタジオ「たんぽぽのボトルフラワーをつくろう」もあります。

詳しい時間帯は、今週のひとはく
 http://hitohaku.jp/weekly/weeklyevent.html
または、4月のうきうきカレンダー
 http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf
をご覧ください。

深田公園

▲今日のようないい天気の日には深田公園で遊ぶのもいいかも・・・

明日もひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

ひとはくでは、「国際生物多様性年」の今年,生物多様性体験ツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの生物多様性と世界最大の昆虫館ミクロポリス探訪」を実施します。ひとはくブログでは,このツアーの魅力を紹介しています。

今回は,世界最大の昆虫館ミクロポリスの紹介です。

 

  アベロン県のサンレオンにはファーブルの生誕を記念して,その生家の側に昆虫博物館ミクロポリスがあります。ファーブルが夢見た昆虫博物館を実現するために,アベロン県が2000年6月にオープンした世界最大の昆虫博物館で, 2,400平方メートルに及ぶ展示室に,15の展示コーナーが設けられています。標本ではなく生きた昆虫たちが見せる習性を研究し続けたファーブルにふさわしく,館内には50種以上の生き虫たちが,その生態を面白く観察できるように展示されています。たとえば,透明なドームの中に飼育されたアリの巣から,透明なパイプが館内の通路に伸び広がり,餌を巣にもちかえるアリたちの行進と一緒に館内散策をできるようになっています。室内だけでなく,建物の外にも昆虫や花々などを観察できるように回遊路が設けられ,その高台ではレヴェズーの山々の美しい風景を楽しむことができます。また,ミクロポリスにはサンレオンの村と城の景色が一望できる位置にレストラン「ロンビューズ」が設けられ,地元の食材をつかった家庭的なフランス料理も楽しめます。このミクロポリスには,毎年,8万から10万人の観光客が訪れていますが,日本では,フランスに良く旅行する人でも訪れたことがない「隠れスポット」になっています。

 ひとはくは,このミクロポリス館と交流活動があり,今回のツアーのためにミクロポリスは特別なプログロムを用意してくれています。たとえば,ミクロポリス館内の特別ガイドやレストラン「ロンビューズ」での館長との昼食会はもちろんのこと。サンレオン村やファーブルの祖父の農園訪問ツアー(ファーブルは4歳から7歳までの間,マラヴァルにある祖父の家に預けられ,その自然豊かな環境で育ったことが、その後の人生に影響を与えたと言われています),ミクロポリスが中心となって取り組んでいる湿地保護区や昆虫庭園での自然観察会,アベロン県での宿泊地になる古都ミヨーの町並み散策ガイドなど,盛りだくさんのイベントを用意して,みなさんがやってくるのを待ってくれています。ぜひ,ファーブル昆虫記の世界を体験しに行きましょう。たくさんの方々の参加をお待ちしております。

 

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ミクロポリス外観。昆虫の複眼をイメージして設計されています。

 

 

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ミクロポリスの入口。昆虫サイズの世界に誘うために,入り口はわざと狭い隙間になっています。

 

 

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ミクロポリス館内。生きたアリたちが展示されています。

 

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ミクロポリス館内。通路の手すりをアリが行進しています。

 

France3-5.jpg   ミクロポリスのレストラン。地元の特産物をつかったフランス料理を楽しめます。

 

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ミクロポリスには野外展示もあります。これは,カマキリ夫人の展示で,交尾後オスを喰い殺すカマキリのメスの習性を面白みたっぷりに紹介しています。

 
             (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)

 

 

 

 

 

昨日,篠山の白髪岳山麓へ行ってきました。あいにくのお天気でしたが,まだまだ美しく咲いている山桜やソメイヨシノの花を見ることができました。

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足元には,かわいらしい風車のような果実をつけた植物も見ることができました。

これは「セリバオウレン」。

キンポウゲ科の植物です。

この植物は早春に花を咲かせるので,今時分にはもう果実になっています。

よく見ると一つ一つの果実は袋のようになっていて,熟したものは縦に割れています。このような果実は「 袋果(たいか)」と呼ばれ,キンポウゲ科やモクレン科でよく見られます。そうそう,アケビの果実も袋果です。

セリバオウレンの花を見てみたい方は来年の3月上旬に探してみてください。白くて素敵な花ですよ。

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香)

写真撮影:高橋晃研究員

 

大丈夫か?春の虫

2010年4月13日
 この10日と11日は風はあるものの,たいへん暖かい日でした.10日の昼に深田公園で虫を探してみました.

 博物館の入り口のケヤキは一部の枝が芽吹き始め,そこには定番のアカアシノミゾウムシ(下左)が集まっていました.年によっては多いユアサハナゾウムシ(芽吹き直前の芽にたかる)は今年はぜんぜん見かけません.

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 昨年末に目を付けておいたヤサイゾウムシ(前記事[ヤサイて!]),食痕は目立って増えた感じはないのに幼虫の体は一回り成長していました.何より頭殻が大きくなっており,たぶんこれで終齢でしょう.これから一気に食いまくるのだろうと思います.気温が高かったためか刺激すると活発に動いていました.葉の上を這い回り,犬のチンチンのようなポーズさえします(上右).

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 イロハカエデの花が咲き始めていましたが,虫の飛来は今ひとつです.ヒラタハナムグリ(上左),ヒメクロトラカミキリ(上右)のほかオドリバエ科やハバチ類を少し見かけただけでした.ヒラタハナムグリはコバノミツバツツジの花でも見かけました.モチツツジ(前記事[ネトネト地獄])のほうは蕾が大きくなってきた段階です.
 アラカシの新芽がエエ感じだったので,カシワクチブトゾウムシなどが居ないか探してみましたが,発見できず.予想外の虫の少なさでした.

 今年の春は寒暖の振幅が激しく,植物はともかくタイミングを計り損ねた虫は大打撃を受けそうです.特に春の一時期を狙って出てくる種類にとっては,早く出て全員凍死とか,植物の成長とシンクロできず通常どおりの繁殖できないとか,ありそうです.逆に大発生になる種類もあるかもしれません.わいてる虫は見えますけど,滅んだ虫は見えませんからね,ちょと心配です.

昆虫共生 沢田佳久

ひとはくでは、「国際生物多様性年」の今年,生物多様性体験ツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの生物多様性と世界最大の昆虫館ミクロポリス探訪」を実施します。じつは,2008年,ひとはくで「ファーブル展」を開催したときに,アベロン県副知事やミクロポリス館長をシンポジウムに招聘するため,現地に赴き,今回のツアーの予行演習をしてきたので,そのときの写真を交えて,今回は,ツアーのみどころを紹介していきたいと思います。

 

 さて,このツアーの魅力のひとつは,なんといってもファーブル生誕地を訪ねることでしょう。ファーブルが生まれたアベロン県サンレオン村には,彼の生家が小さな博物館としてそのまま残されています。外観はもちろん,家の中もファーブルがつかっていたベッドや暖炉などが当時のままに復元されています。周囲の風景も当時と大きくは変わっていないとのことで,詩情豊かな昆虫記を生み出した原郷をタイムマシン感覚で体験することができます。また,アベロン県は赤ワインやフォアグラで名産地として知られる農業地帯です。小高い丘を背景にぶどう畑や牧場が延々と広がる風景を楽しみながら,当地のおいしい名産品をたのしむのも,このツアーの魅力です。農村風景だけでなく,アベロン県では農産品の質と安全性を守るために環境保存にも取り組んでおり,サンレオン近くにフランスでは数少ない湿地保護区が設けられています。湿地に咲く美しい花々やそこを訪れる昆虫たち。南仏の貴重な自然にもふれることもできるツアーです。

 

 フランス・パリを訪れたことがあっても,ファーブル生誕地アベロン県サンレオンまで足をのばす機会はなかなか無いのではないでしょうか。今回のツアーでは,パリからアベロンまで,鉄道TGVを使って移動します。TGVはフランスの新幹線。ただ,日本とちがって,在来線を走る特急列車です。パリから南仏に向かって変って行く風景を車窓から眺めて,フランスの自然や風土の多様性を楽しめるのもツアーの魅力です。みなさんといっしょに,南仏アベロンに出かけていきたいと考えています。是非,この機会に生物多様性体験ツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの生物多様性と世界最大の昆虫館ミクロポリス探訪」に,ご参加ください。

 

 

sono2-1.jpgファーブル生誕地サンレオン。小高い丘の向こうには牧草地が広がっています。

 

 

 

 

sono2-2.jpgファーブルの生家内には,ファーブル一家が使っていて食器や家具等とともに,ゆかりの人々の肖像写真が飾られています。

 

 

 

 

 

sono2-3.jpgファーブルのベッドも復元されています。ファーブルの生家は一部屋しかない,ビックリするほど小さな家でした。貧しい暮らしの中から,あの詩情豊かな自然観察の感性がどのように生まれたのか,不思議な気がします。

 

 

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ファーブルが使っていた木靴や長靴も展示されていました。小柄な人であったことがわかります。

 

 

 

 

sono2-5.jpgファーブルがハチの生態研究につかった観察箱が生家の庭に展示されていました。この方法は,今でも受け継がれていて,わたしも,同じ方法でハチの生態を研究しています。

 

 

 

sono2-6.jpgサンレオンの地元では,湿地の保全にも取り組んでいます。

 

 

 

 

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わずかに残された貴重な湿原には,小さな美しい花々が咲き誇っていました。

 

             (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)

ひとはくでは「フロアスタッフと遊ぼう!」というオープンセミナーが毎週末にあります。
なかでも「画伯の日」は、館内の展示物をスケッチして、作品を館内に展示させていただくものです。

今日は4階ひとはくサロンで開催中の「六甲山のキノコ展2010〜リアルな森の妖精たち」の展示室内で行われました。スタッフは瀬良さんと美濃さんです。
スタッフから

▲まず、スタッフから「展示」についてのお話も聞いてから始めます

じっくりと01  じっくりと02 
▲じっくり観察しながら描くっていいことですよね


色もぬって

▲うまく描けたかな?


展示します

▲完成したら館内に展示させていただきます。


ポスター

▲「六甲山のキノコ展2010」は5月16日(日)までです。お見逃しなく!!


来月の「フロアスタッフと遊ぼう!画伯の日」は5月8日(土)・9日(日)です。
テーマは『恐竜』
4月24日(土)から始まる特別企画「丹波の恐竜を知ろう2010〜第4次発掘報告」にあわせて開催します。ぜひ、ご参加ください。両日とも15時からです。

また、次の週末17日(土)・18日(日)の「フロアスタッフと遊ぼう!」は、「川でさかなつり」です。「川」といっても博物館内ですよ(^^)お楽しみに!

 「フロアスタッフと遊ぼう!」は毎週末開催。詳しくは、こちらをご覧ください。

  4月のうきうきカレンダー http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki1004.pdf

  5月のうきうきカレンダー http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1005.pdf

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

ひとはくは、深田公園の中にあります。

ひとはくの本館4階の「ひとはくサロン(情報コーナー)」から外を見ると・・・、
1 saron100408.jpgのサムネール画像  2 saronnno100408.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像  
▲ 4階の「ひとはくサロン(情報コーナー)」の一部  ▲窓から外をみると・・・

 

樹林に囲まれて芝地 ( 芝が生えている場所 )が広がっているのがわかります。

 

外の景色(4月上旬)は次のようです。

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▲左側(円形劇場と樹林)     ▲中央(芝地)           ▲右側(樹林と「自然の流れ」)

春になって、その芝地のみどりが少し濃くなったような気がします。

 


6 shibachi.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像  ▲深田公園の芝地は、パッチ状に色が違う


ここの芝地のみどりは、芝だけではなく、他の植物のみどりが加わっています。
(むしろ冬〜早春にかけて、芝の地上部は枯れた状態なので、他の植物のみどりの方が目立ちます。)

 

深田公園の芝地の中のいろいろな「みどり」をご紹介しましょう。

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▲みどりが濃いところ           ▲シロツメクサ(左)とコメツブツメクサ(右)のみどり


濃い緑色の部分があります。ここには、シロツメクサの葉やコメツブツメクサの葉がみられます。

 

9 shibafu2.jpg  10 shiba100404-1.jpgのサムネール画像  
 ▲みどりが少ないところ          ▲枯れた芝 と 緑色の芝

 まだ、あまり伸びていない芝の葉がみられます。遠くからみると、枯れた葉が目立ちます。

 

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▲全体的に うすい みどり色       ▲黄緑色をしたスズメノカタビラ

 

ほかに見られる主な植物には、次のようなものがあります。

13 tannpopo100404.jpg  14 ooinu100404.jpg    
▲セイヨウタンポポ                  ▲オオイヌノフグリ
 

15 tanetuke100404.jpg  16 himeodoriko100403.jpg 
▲タネツケバナ                    ▲ヒメオドリコソウ
17 hakobe100403.jpg  18 orandamimina100404.jpg 
▲ハコベ                        ▲オランダミミナグサ


 

博物館に来られたら、深田公園で植物の観察をしてみませんか?

いや、深田公園に遊びに来られたら、博物館によってみませんか?

 

研究員のオープンセミナー(事前の申し込みは不要で、どなたでもご参加いただけます。)もあります。 

参加してみませんか?

 

<4月の植物関係のオープンセミナー>
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4月10日(土) 「深田公園のタンポポ」 
                     13時〜14時30分 定員15名
         博物館「ひとはくサロン」集合
         担当:鈴木

 

4月24日(土) 「春の草花をさがしに行こう」 
         11時30分〜12時30分、定員20名
                  13時30分〜14時30分 定員20名
         博物館「ひとはくサロン」集合
         担当:高橋

4月25日(日) 「ちょっと観察!この植物」(春の植物) 
         13時〜14時30分 定員20名
         博物館「実習室」集合
         担当:小舘
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                                     (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 新学期がはじまって最初の土日!みなさん予定はお決まりですか?まだ行くところを決めていないというあなた、あす土曜日ひとはくに来ると、お得なイベントがあります。

 JAF兵庫支部様のご協力を得まして、「JAFデー こども免許証づくり」を開催します。時間は1回目11:00〜12:00、2回目14:00〜15:00、3回目16:00〜17:00のなんとチャンスは1日3回もあります。この時間に博物館4階実習室にお越しのお子様には、その場で写真を撮影し、オリジナルのこども免許証(下を見てください)を発行します。費用は無料ですので、是非ご参加ください。(博物館入館には通常の観覧料が必要です。大人200円、大学生150円、高校生100円、幼児小中学生無料)

 

  この日はひとはくのイベントも盛りだくさん!深田公園のたんぽぽ観察や六甲山のキノコの絵を描いたり、人気者恐竜タンタンのデジタル紙芝居もあります。

 いつもよりお得なひとはくにどうぞお越しください。

(生涯学習課 西岡敬三)

 

▼ これがうわさの こども免許証です

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2010年は「国際生物多様性年」。COP10(生物多様性条約締約国会議)が10月に名古屋市で開催されます。この機会に、ぜひ「生物多様性」を学び、楽しみ,そして交流しましょう。ひとはくでは、「国際生物多様性年」の今年,生物多様性体験ツアー「ファーブル生誕地南仏アベロンの生物多様性と世界最大の昆虫館ミクロポリス探訪」を実施します。

 南仏アベロン県のサンレオン村は,詩情豊かな語り口で虫たちの生態を科学的に綴った「昆虫記」で有名なファーブルの生誕地です。じつは,兵庫県とアベロン県は姉妹県。そして,ファーブル生誕を記念してサンレオンに建てられた世界最大の昆虫館ミクロポリスとひとはくは交流活動を行っています。兵庫とゆかりのある南仏を探訪し,昆虫記を生み出した風土やフランスの人々の自然への関わり方を,みなさんといっしょに体験したいと考えています。生物多様性って、じつは身近なこと。たとえば,温暖で湿潤な地域に植生する竹は,アジアでは多くの楽器に利用される素材ですが,ヨーロッパでは金属製や竹以外の木製楽器がふつうです。その地域の音楽の様式が植生と深く結びついているように,生物多様性のちがいは文化や歴史の多様性にもさまざまな影響を与えています。このことを実感するには,日本とはちがう風土の地に出かけて体験するのが一番です。ツアーの出発は,2010年6月4日(ムシの日)。6月9日に帰国する5泊6日のツアーです。参加費用は30万円(予価)。往復交通費だけでなく,宿泊費や朝夜4回の食事代も含まれています。申し込み締め切りは5月18日まで。お問い合わせは,ひとはく生涯学習課にご連絡ください。

(ひとはく生物多様性体験ツアーについては、こちらから→

  http://hitohaku.jp/biodiv/tourism.html

 

みなさんのご参加をお待ちしております。

 

sono1.jpgのサムネール画像 南仏アベロン県サンレオンのファーブル生家前に立つ,ファーブル像。

虫眼鏡を持ち,襟を立ててまぶしくないように,昆虫を観察している姿の銅像です。

 

                (自然評価研究部 昆虫共生系 橋本佳明)

みなさん、お花見には行かれましたか?

ひとはくの周りを彩っていたきれいな桜たちも、そろそろ見納めでしょうか?

なごりおしいですね。 

さて、今回もイベントの報告です。4月3日(土)、4日(日)にフロアスタッフとあそぼう!「さくらを飾ってあそぼう」を実施しました。 

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まずは館内でお花見?…とは言っても、桜の花の部分だけを各自半分に切って、実体顕微鏡で観察します。

パパも少年時代の理科の授業を思い出して(?)、お子さんに花の部位名を説明されていました。

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これは盆栽の桜の葉ですが、花外蜜腺(かがいみつせん)からでた蜜を味見しました。みなさんの感想は…  

 あまぁ〜い!(o)w  

 

桜色に染めて、花弁をかたどって切り抜いた薄紙を5枚、ガクに見立てた星型☆の紙にのりでペタペタと貼って、本物そっくりな桜をつくり、おしゃれな台紙に飾ったら・・・。  

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フォトフレームの完成です!

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  FS0407_8.jpgのサムネール画像      FS0407_9.jpg

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。ステキな写真を飾ってくださいね!

フロアスタッフとあそぼう!のイベントは土・日・祝の15時から実施しています。

是非お気軽にご参加ください。スタッフ一同おまちしております!

 

 寺尾由美子・岡本知佳

      (フロアスタッフ)

 

   P1020871.JPGのサムネール画像

 去る4月5日(月)西宮阪急(阪急西宮ガーデンズ内)で行われているイベント「コトコトステージ」で、「親子で学ぼう!〜丹波の恐竜化石と、かんたん!化石のレプリカづくり〜」と題してセミナーを行いました。

 

 

  

 

 

 

 

  セミナーは3部構成で、パート1「本物の化石に触れて絵を描いてみよう。」では、箱の中から本物の化石を探し出して、化石になる前の生き物の様子を想像して、画用紙に描いてもらいました。

 

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▲ 箱の中には本物の化石が...             ▲ ひとりひとり好きな化石を掘り出しました。

 

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▲ どんな生き物だったのかな? 想像して描いています。  ▲ う〜む。こんな生き物とは思わなかったな!

 

 続いてのパート2「丹波の恐竜化石発掘について」は、スライドを使って恐竜の事や化石の発掘調査について説明しました。ひとはくでの研究成果を紹介しました。

 

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▲ ”丹波竜”のことがよくわかりました。恐竜って謎?  ▲ わからないことは後でお母さんに聞いてみよう

 

 最後のパート3「”おゆまる”を使った化石のレプリカづくり」では、用意したアンモナイトの型に”おゆまる”を詰め込んで、思い思いの化石のレプリカを作ってもらいました。

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▲ 柔らかくなった”おゆまる”を押し込むだけ。簡単!  ▲ 世界に1つだけのアンモナイトができました。

 

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 休日明けの月曜日にもかかわらず、大勢の方々に参加いただき、あっという間の1時間でした。参加いただいた皆様にとって、「大いに楽しんで、少しだけ勉強になった」という時間であればよかったなと思っています。ご協力いただいた西宮阪急のスタッフの方々にはお礼申し上げます。セミナーのお手伝いと写真撮影は、フロントスタッフの美濃さんにお願いしました。

 

(生涯学習課 西岡敬三)

ひとはくでは毎日、様々なオープンセミナーが行われています。
今日は13:30から古谷裕主任研究員の「顕微鏡で見る化石」が行われました。

顕微鏡で見る化石

そして15:00からの「フロアスタッフと遊ぼう」は「さくらを飾ってあそぼう」でした。

さくら

 

深田公園

▲深田公園の芝生も緑が濃くなってきたような気がします・・・

明日の日曜日も朝から楽しめますよ(^^)

11:00〜デジタル紙芝居「ひとはくナイトミュージアム」
11:30〜展示室ツアー。「ボルネオジャングル体験ツアー」
13:30〜研究員による「恐竜ラボ&展示解説」(池田忠広研究員)
14:30〜デジタル紙芝居「ひとはくナイトミュージアム」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「さくらを飾ってあそぼう」


4月から兵庫県内だけでなく、すべての小中学生は観覧料無料です。
同じくすべての65歳以上の方は観覧料半額です!!

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

今日のひとはくは春休み中の週末とあって、朝から子ども連れのお客様が大勢来られています。
ひとはくでは4月から、兵庫県内だけでなく、すべての小・中学生が無料になりました。

また、65歳以上の方すべてが半額となります。
たとえば大阪からおじいちゃん、おばあちゃんに連れられた小学生2名の場合、
これまでは200円×2+100円×2=600円でしたが、
これからは100円×2+0円=200円となります。つまり3分の1!!

浮いた分でミュージアムショップでお土産でも買っていただけると
ショップさんも大喜びですね(^^)

 

観覧カード01

▲入口に置いている「観覧カード」を1枚ずつとってカウンターにお越しください。
これまでのココロンカードは持参いただかなくても結構です。

ひとはくに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

グリグリ3D?

2010年4月 2日
「けんちくかの日」のジオラマの3D写真を撮りました.カメラを水平移動
して8ヵ所から撮りました.コレ↓はそれをアニメ化したものです.

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 2ヵ所からのが「プルプル3D」だとすると,多視点のやつはちょとハイ
グレードです.歩きながら撮った風景モノが「テクテク3D」,スライダー
を使用して接写したものは「グリグリ3D」とか.

昆虫共生・沢田佳久

昨年の春にご紹介した雑種「ゴヨウアケビ」。その後,立派な果実をつけました。

そこで,昨年の秋,5個の果実から百数十個の種子をとって,植木鉢にまきました。

するとこの春,見事に発芽したのです!

goyouakebi.jpgたくさん発芽していますが,本葉の1枚目はすべて「三つ葉」で「葉の縁がぎざぎざ」でした。これは,「ミツバアケビ」の特徴です。面白いですね。

ゴヨウアケビの説明や花の写真は,下記のブログ記事を見てくださいね。


 

 

 

 

 

→花の記事はこちら。
「黒紫色の花〜ヨウアケビ〜」 http://hitohaku.jp/blog/2009/04/post_266/ (2009年4月の記事です)

 

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香)

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