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<研究者情報> <研究開発> 1.調査研究 ■特別課題研究(個人研究) 1.フジツボ類の着底機構に関する研究 2.フジツボ類の温度適応に関する分子生態学的研究 3.サンゴ類の高温耐性に関する生態学的研究 4. インドネシアの珊瑚礁生態系の保全遺伝学的研究 ■論文・著書 Yorisue T. (2022) Lack of a genetic cline and temporal genetic stability in an introduced barnacle along the Pacific coast of Japan. PeerJ, 10:e14073. Kitade S, Endo N, Nogata Y, Matsumura K, Yasumoto K, Iguchi A, Yorisue T. (2022) Faint chemical traces of conspecifics delay settlement of barnacle larvae. Frontiers in Marine Science, 9, 983389. Takamura H*, kinoshita Y, Yorisue T, Kadota I. (2023) Chemical synthesis and antifouling activity of monoterpene-furan hybrid molecules. Organic & Biomolecular Chemistry, 21, 632-638 頼末武史(2023)海産外来種の複雑な種間関係を紐解く.兵庫県立人と自然の博物館(編),人と自然のワンダーランドへ,ようこそ,神戸新聞総合出版センター,209ー214. ■その他著作 頼末武史・三橋弘宗・西田昭夫・大谷徹也・田村一樹・山中健志郎. (2023) 2022年に兵庫県津居山沖の日本海で底びき網に混獲されたダイオウイカについて. 人と自然 Nature and life, 33, 123-126. ■研究発表 北出汐里, 遠藤紀之, 野方靖行, 松村清隆, 安元剛, 井口亮, 頼末武史(2022)フジツボ類における海水溶存性着生誘起フェロモンの濃度依存性と種特異性に関する研究. 日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会. オンライン. 頼末武史(2022)フジツボの幼生が着生に至る過程. 日本付着生物学会 創立50周年記念シンポジウム, 東京大学大気海洋研究所. 本田琉将・佐藤亮太・頼末武史・野方靖行・小林元康(2023)キプリス幼生の一時付着力における海水溶存性着生誘起フェロモンの影響.2023年付着生物学会総会・研究集会,東京海洋大学. ■学会役員等 日本付着生物学会,運営委員 Society for the Study of Marine Bioinvasions,Scientific Steering Committee 査読:Cancer, Sessile Organisms, Scientific Reports, 人と自然 ■助成を受けた研究 造礁サンゴの高水温耐性向上可能性に関する総合的研究.文部科学省科学研究費補助金基盤研究(A),分担(2022年度102.7万円/総額4524万円) 海産付着動物の着底場所選択性に関わる遺伝的基盤の解明.文部科学省科学研究費補助金若手研究,研究代表者(2021年度855万円/総額429万円) スラウェシ島周辺のサンゴ礁生物の遺伝的多様性とコネクティビティの統合解析.日本学術振興会二国間オープンパートナーシップ,分担者(2022年度 海外調査旅費支給/総額400万円) 大型水槽実験によるフジツボ類の拡散性着生誘起フェロモンの有効範囲の検証. 令和4年度特別研究助成 若手研究支援, 研究代表者(2022年度20万円/総額20万円) 2.資料収集・整理 ■資料収集 【地域名が複数の場合は中黒でつなげる】 年月,資料の種類,地域名. 2022.7-8,甲殻類,神戸市. 2023.1,テッポウエビ,京都府舞鶴市. ■整理同定担当資料 海産無脊椎動物 <事業推進> 1.生涯学習事業 ■セミナー 館主催セミナー 頼末武史,2022.4,一般セミナー「フジツボ観察会」,神戸市,(7名) 福本優・半田久美子・布野隆之・頼末武史, 2022.6特注セミナー, 兵庫県立三田祥雲館高等学校「質問対応」,博物館.(33名) 頼末武史・フロアスタッフ,2022.7,オープンセミナー「はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう~ヤドカリ行動実験①~」,博物館.(11名) 頼末武史・フロアスタッフ,2022.7,オープンセミナー「はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう~ヤドカリ行動実験②~」,博物館.(15名) 頼末武史,2022.7,一般セミナー「フジツボの幼生を使って生物間相互作用を見る」,博物館.(7名) 頼末武史・中濱直之,2022.8,一般セミナー「魚のDNAのお話とタイドプール観察会 in 山陰海岸ジオパーク」,香美町.(18名) 頼末武史・フロアスタッフ,2022.10,オープンセミナー「ひとはく探検隊「海のいきもの探検」」,博物館.(11名) 頼末武史,2022.10,オープンセミナー「ヤドカリの行動観察と実験」,博物館.(46名) 頼末武史,2022.11,一般セミナー「ホタテとアサリの解剖」,博物館.(10名) 頼末武史,2022.12,一般セミナー「海の温暖化」,博物館.(4名) 頼末武史,2022.12,オープンセミナー「フジツボ・クリスマスミニコンサート」,博物館.(34名) 頼末武史,2022.12,一般セミナー「実は面白い!フジツボの世界!! 香美町.(15名) 館外講演 頼末武史,2022.8,アカデミック・ツーリズム・プログラム「淡路の海岸と人々の暮らし」(30名) 頼末武史,2022.12,「フジツボの生息場所探索機構」,大阪湾岸生物研究会,大阪自然史博物館.(40名) 兵庫県立大学・大学院教育 共生博物学(分担) Nature and life(分担) ■担い手成長支援事業 連携活動グループ・地域研究員 安井幸男,副担当(指導,協働) 山口達成,副担当(指導) 脇坂英弥 副担当(指導) 里山鳥獣らぼ 副担当(指導) ひょうご北摂タナゴ研究会,副担当(指導) 成果発表 谷本卓弥・松島修・山口達成,2023.2,「三田で生き残った絶滅危惧種ニッポンバラタナゴ〜2枚貝に卵をうむ魚〜」,第18回共生のひろば,博物館.(指導) 落合茉里奈,2023.2,「里山鳥獣らぼ 活動紹介」,第18回共生のひろば,博物館.(指導) ■学校教育支援 2022.4-2023.3,プロジェクト学習,兵庫県立大学附属中学校2年生.(8名) ■研修生等の受入 卒論生等 2021.4-,北出汐里(兵庫県立大学環境人間学研究科修士課程2年),フジツボ類における視覚刺激が着生に及ぼす影響.副指導. 2021.4-,太古数馬(兵庫県立大学環境人間学研究科修士課程2年),兵庫県内のタナゴ類の保全.副指導. 2022.4-, 谷本卓弥(兵庫県立大学大学院環境人間学研究科博士前期課程1年)兵庫県三田市のため池におけるニッポンバラタナゴの生活史および食性.副指導. 2022.4-, 水谷信彰(兵庫県立大学大学院環境人間学研究科博士前期課程1年)猪名川流域におけるブラックバスの食性と生育状況の評価. 副指導. ■展示 2022.7-9,特別展「海水と淡水の交わるところ ~汽水にくらす魚たち~」,和歌山県立自然博物館,展示協力. 2022.8-10,ミニ企画展「干潟に侵入する脅威の外来植物ヒガタアシ」,博物館,分担者. 2023.2-4,ミニ企画展「ひとはく研究員展2022」,博物館,分担者. 2.シンクタンク事業 相談・指導助言 来訪者10件,20名.電話・FAX 10件.メール20件. 視察対応 2022.8,八戸学院大学,1名. 2022.11,大阪大学,1名. ■学会開催等支援 2023.2, 第18回共生のひろば,主担当. 2023.10, 2023年日本付着生物学会創立50周年シンポジウム.実行委員. 2023.3, 2023年日本付着生物学会研究集会.実行委員. |