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<博物館の仕事>
超大型植物標本コレクションである頌栄短期大学コレクション(約25万点)の受入も行いました。
<展示制作>
・2020年 企画展示
<研究者情報> <研究開発> 1.調査研究 ■特別課題研究(個人研究) 1.兵庫県産維管束植物の分類学的研究 2.ショウガ科植物の分類学的研究 3.シソ科植物の分類学的研究 4.植物標本デジタル化の促進 ■論文・著書 高野温子・朝井健史・松本修二(2023)兵庫県におけるミズコバギボウシの初記録.植物地理・分類,71号,49–53. Wang, M.-Z., Wu, J., Zhang, S.- L.,M, Ohi;Toma, T., Takano A., Zhang, Y.-H., Cameron, K, M. and Li, P. (2024) Species delimitation in Amana (Liliaceae): transcriptomes battle with evolutionary complexity. Cladistics, 40, 135–156. https://doi.org/10.1111/cla.12565 Takano A., Cole, T. C. H. and Konagai, H. (2024) A novel automated label data extraction and data base generation system from herbarium specimen images using OCR and NER. Scientific Report. http://doi.org/10.1038/s41598-023-50179-0 ■招待論文 高野温子(2023)新収蔵庫コレクショナリウムの紹介.博物館研究,58,22–25. 高野温子・三橋弘宗(2024)自然史資料の価値を社会に伝える.レガシー事業の振り返り.BIOCITY,97,66–72. ■その他著作 Cole, T. C. H., 高野温子(2023)ユリ科の系統樹 Cole, T. C. H., 高野温子(2023)クサスギカズラ科の系統樹. Cole, T. C. H., 首藤光太郎・高野温子(2023)ツツジ科の系統樹. Cole, T. C. H., 池田博, 高野温子(2023)バラ科の系統樹. Cole, T.C.H., 高野温子(2024)アヤメ科の系統樹. 高野温子(2024)博物館の標本「新種」の植物発見に貢献.ひとはく研究員だより.神戸新聞(3月4日朝刊) ■研究発表 Takano, A. (2023) Visualize, publicize the value of herbarium specimens: from digitization to automated identification using AI. East Asian Plant Diversity and Conservation symposium. Osaka Metropolitan University. (Oral Presentation). 高野温子(2023)人と自然の博物館における植物標本デジタル化促進技術の開発―撮影装置から植物標本ラベルデータ自動抽出法まで(ポスター発表).2023. Nornac 26.第26回自然系調査研究機関連絡会議. 調査研究・活動事例発表会.人と自然の博物館. 黒沢高秀・高野温子・田金秀一郎・白井匡人・秋廣高志(2024)植物標本の誤同定〜何をどうまちがうか〜(ポスター発表).日本植物分類学会第24回大会.東北大学. 高野温子・矢原徹一・廣田峻・狩山俊吾・陶山佳久(2024)日本産シソ科タツナミソウ属(Scutellaria)から見出された2新種(ポスター発表).日本植物分類学会第24回大会.東北大学. ■学会役員等 日本植物分類学会,評議員 論文査読:Annals Botanici Fennici (2), Plants (3), Biodiversitas Journal of Biological Diversity (1), Diversity (1), Applications in Plant Sciences (2) ■助成を受けた研究 雑種化・単為生殖化—"見えない"多様性喪失への繁殖干渉関与の解明.日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C),研究分担者(2023 年度10万円/総額416万円) 自然史標本の汎用化と収蔵展示技法の体系構築. 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究 (B),研究分担者(2023年度50万円/総額 1,716万円) ゲノム情報と正確な同定にもとづく維管束植物の統合データベース構築と多様性指標・保全優先度の地図化技術の開発. 独立行政法人環境再生保全機構 環境研究総合推進費 環境問題対応型研究・自然共生領域,研究分担者(2023年度45万円/総額8,000万円) ■海外調査 なし ■賞罰 なし 2.資料収集・整理 ■資料収集 2023. 5–10, 維管束植物, 兵庫県三田市・丹波篠山市・丹波市・淡路市・宍粟市・多可町・洲本市・高砂市・加古川市・岡山県井原市・同県吉備中央町・福井県敦賀市・京都府福知山市・徳島県吉野川市・香川県高松市・同県丸亀市・福島県相馬市・新潟県湯沢町・群馬県高崎市・同前橋市・埼玉県ときがわ町・同小川町・同鳩山町・高知県高知市 ■受贈担当資料 2023.12,迫田昌弘植物標本コレクション,760点. ■整理同定担当資料 維管束植物 <事業推進> 1.生涯学習事業 ■セミナー 館主催セミナー 高野温子,2023.4,一般セミナー「生物を見分ける—分類学の基礎と同定の実践—.植物分類学の基礎知識」,博物館.(全6回中 第1回,11名) 高野温子・李忠建・橋本佳延,2023.5,一般セミナー「小さな押し葉標本をつくってみよう(春編)!」,博物館.(11名) 橋本佳延・高野温子・生野賢司・京極大助,2023.6,一般セミナー「大学で自然についてどう学べるの?研究員に根掘り葉掘り聞いてみよう」,オンライン.(8名) 高野温子・フロアスタッフ,2023.7,オープンセミナー「はかせと学ぼう. 植物標本をつくろう.」,博物館.(16名) 高野温子・李忠建・山﨑健史・生野賢司,2023.7,特注セミナー「コレクショナリウム見学」,神戸女子大学学生,博物館.(2回,27名) 高野温子,2023.7,特注セミナー「人と自然の博物館の役割(英語)」,兵庫県立大学国際商経学部留学生,博物館.(49名) 髙野温子,2023.7,博物館実習オリエンテーション「コレクショナリウム見学」,博物館.(1回24名) 高野温子,2023.7,一般セミナー「自由研究はこれでばっちり?収蔵庫たんけん隊」,博物館.(3名) 李忠建・高野温子・橋本佳延,2023.10,一般セミナー「小さな押し葉標本をつくってみよう(秋編)!」,博物館.(8名) 高野温子・李忠建,2023.10,一般セミナー「音水渓谷 秋の植物ハイキング」,宍粟市音水渓谷.(6名) 高野温子,2023.11,オープンセミナー「新植物収蔵庫ツアー」,博物館.(10名) 高野温子・李忠建,2024.2,オープンセミナー 「新植物収蔵庫ツアー」,博物館.(10名) 外部依頼講演 高野温子,2023.9,「校区内の希少水草と丹波地域の河川争奪について」,丹波市立西小学校.(17名) 高野温子・李忠建,2023.8,「サステイナブルツアー(丹波の自然観察・恐竜体験ツアー)」,丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム推進協議会, 丹波の森公苑.(15名) 高野温子,2023.12,「人と自然の博物館の標本・資料から見た兵庫と三田の自然 ~映像で探検!ひとはく新収蔵庫棟(コレクショナリウム)~」,三田生涯学習カレッジ,郷の音ホール.(60名) 高野温子・高橋鉄美・京極大助,2023.12,Rootプログラム特注セミナー「植物の研究の話と研究に躓いたときには」(25名) 高野温子.2024.1,「ミョウガの話」阪神シニアカレッジ.(110名) 高野温子,2024.2,「植物標本60万点の引っ越しと、デジタル化を含めた新しい標本整理法の導入」,日本博物館協会 第1回研究協議会「新収蔵庫棟と資料のデジタル化を通じた標本の整備と活用」,博物館.(40名) 兵庫県立大学・大学院教育 人と自然の共生(全15回中3回,分担) 植物分類学特論(全4回,主任) 高野温子・中濱直之・池田忠広・山田量崇・田中公教.2023.11,兵庫県立大学アカデミックツーリズム「ひとはく徹底公開!表も裏も全部見せます」(10名) 非常勤講師 2023.4,「博物館実習」,神戸学院大学. 2023.9,「博物館資料保存論B」,甲南大学. テレビ・ラジオ等出演 2023.10,「植物分類学について」,ききもん,関西ラジオ. 2023.11,「ナガエツルノゲイトウについて」,よんちゃんTV,毎日放送. ■連携事業 協力事業 2023.11,冬季企画展「標本大集合 いきもののナゼにせまる,丹波市立水分かれフィールドミュージアム,丹波市,分担者(展示協力). ■担い手成長支援事業 連携活動グループ・地域研究員 秋山弘之,(主担当) NPO法人フィールド,主担当(協働) 標本お助け隊,主担当(協働) ■学校教育支援 トライやるウィーク 2023.5,宝塚市立宝塚第1中学校2名.(計2名) 学校団体対応 2023.4,特注セミナー「植物標本デジタル化実習」,兵庫県立柏原高校科学部.(10名) 2023.4,特注セミナー「博物館実習」,姫路大学.(1名) 2023.5,特注セミナー「クイズ!兵庫の植物」,洲本市立加茂小学校. 2023.6,特注セミナー「博物館と資料」,朝来市立朝来中学校. 2023.10,特注セミナー「クイズ!兵庫の植物」,吹田市立佐竹台小学校.(148名) 2023.11,特注セミナー「ドングリゲットだぜ!」,伊丹市立瑞穂小学校.(91名) 2023.11,特注セミナー「クイズ!兵庫の植物」,三木市三樹小学校.(66名) 2023.12,特注セミナー「博物館の資料と研究」,兵庫県立加古川東高校.(40名) 2024.3,特注セミナー「クイズ!兵庫の植物」,宝塚市立宝塚小学校.(132名) 2024.3,特注セミナー「DNA抽出実験」,大阪府立岸和田高校.(8名) 講師派遣 2023.4–10,「プロジェクト実習」,兵庫県立大学附属中学校2年生.(6名) ■研修生等の受入 2023.8. 県庁インターンシップ(兵庫県立有馬高校1名, 兵庫県立神戸甲北高校1名, 兵庫県立伊丹高校2名).(計4名) 2023.10.1–11.30,インターンシップ(パリ国立自然史博物館 大学院修士課程2年)(2名) ■展示 2023.7,プレミアム芸術デー「触れる展示、はてなボックス展示」,博物館.分担者. 2.シンクタンク事業 ■収蔵庫・ジーンファームの公開 植物収蔵庫等の案内,14回,197名. ■行政等支援 委員会等(計3件) 2013.10–,兵庫県生物多様性アドバイザー,兵庫県. 2015.7–,希少野生動植物種保存推進員,環境省. 2017.3–,環境省レッドリスト調査員,環境省. 相談・指導助言 来訪者11件,11名.電話・FAX・ズーム26件.メール対応57件. 視察対応 2023.4,兵庫県立大学理事長 2023.4,徳島県立博物館,1名. 2023.6,美幌博物館,1名. 2023.7,兵庫県知事 2023.7,法政大学,1名. 2023.8,沖縄県自然環境課,4名. 2023.10,神奈川県生命の星地球博物館 館長 2023.11,Nornac26 エクスカーション,20名. 2023.11,台湾国立自然史博物館,3名. 2023.11,法政大学,1名. 2023.12,広島県北広島町,7名. 2024. 2,土岐市美濃陶磁歴史館,4名. 2024. 2,神奈川県社会教育課,2名. 2024. 3,東京都立大学牧野標本館,2名. 2024. 3,フランス・アヴェロン県議長等,5名. ■学会開催等支援 2023.10,日中韓三か国植物分類学国際シンポジウム.実行委員会委員. |