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自然・環境評価研究部
系統分類研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 所長
系統分類学部門 教授.
太田 英利【OTA, Hidetoshi】
経歴・所属等
昭和34年愛知県生.京都大学大学院理学研究科博士前期課程修了.博士(理学).日本爬虫両棲類学会,日本動物学会,生物地理学会,日本動物分類学会,米国爬虫両生類・魚類学会,国際爬虫両生類学協会,国際両生・爬虫類研究会,ヨーロッパ爬虫両生類学会,英国リンネ協会等所属.
研究部以外の配属室と仕事
1.プロジェクト
琉球列島を中心とした熱帯〜温帯アジア爬虫両生類相の多様性と自然史に関する研究.代表者
ブータンの爬虫・両生類の多様性に関する調査研究. 代表者
博物館ネットワークを通じた生物多様性情報の活用と標本整理.分担者
兵庫県下市町の生物多様性地域戦略の策定・推進を目的とした行政支援.分担者
ヒアリ・クビアカツヤカミキリ等外来生物・危険生物プロジェクト.分担者

<研究者情報>
リサーチマップ

<研究開発>

1.調査研究

■特別課題研究(個人研究)

1.アジア・オセアニアの熱帯・亜熱帯島嶼に見られる爬虫・両生類の系統分類と生物地理

2.日本と周辺島嶼でのヤモリ属の生息環境と遺伝的・形態的多様性:パタンとプロセスの解明

3. 宮古諸島,八重山諸島,尖閣諸島を中心とした琉球列島における陸生脊椎動物の多様性と歴史生物地理:現生種,骨格残骸,化石がもたらす示唆

4. わが国における外来性四足動物の在来生物相へのインパクトとその防除

■論文・著書

岩槻邦男・太田英利(編著)(2022)環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑.丸善出版, 東京. 332 頁.

Koizumi, Y., Ota, H. and Hikida, T. (2022) A new species of the genus Scincella (Squamata: Scincidae) from Yonagunijima Island, Southern Ryukyus, Japan. Zootaxa, 5128, 61-83.

Kambayashi, C., Kakehashi, R., Sato, Y., Mizuno, H., Tanabe, H., Rakotoarison, A., Kunzel, S., Furuno, N., Ohshima, K., Kumazawa, Y., Nagy, Z. T., Mori, A., Allison, A., Donnellan, S. C., Ota, H., Hoso, M., Yanagida, T., Sato, H., Vences, M. and Kurabayashi, A. (2022) Geography-dependent horizontal gene transfer from vertebrate predators to their prey. Molecular Biology and Evolution, 39(4), https://doi.org/10.1093/molbev/msac052

Motokawa, M., Makino, T., Yato, T. O., Okabe, S., Shiroma, T., Toyama, M. and Ota, H. (2022) First record of Lineage IV of Rattus tanezumi (Rodentia: Muridae) from the southern Ryukyus, Japan. Mammal Study, 47(3), 1-8. https: doi.org/10.3106/ms2022-0001

Xiaokaiti, X., Hashiguchi, Y., Ota, H. and Kumazawa, Y. (2022) Evolution of the noncoding features of sea snake mitochondrial genomes within Elapidae. Genes, 13. https://doi.org/10.3390/ genes130814

太田英利(2022)南西諸島の爬虫類と両生類の多様性: その成立と現状, そして保全に向けた今後の課題について. 屋久島学, (9), 37-45.

池田忠広・久保田克博・田中公教・生野賢司・三枝春生・半田久美子・加藤茂弘・佐藤裕司・太田英利(2023)篠山層群の調査研究および教育普及を支援する人材の育成. 人と自然,(33), 75-92.

太田英利(2023)琉球・台湾にいるキノボリトカゲの仲間たち.兵庫県立人と自然の博物館(編),人と自然のワンダーランドへ、ようこそ.神戸新聞総合出版センター,125-130.

■その他著作

太田英利(2022)大ミミズ―時間、国境を超え研究進む.神戸新聞 ひとはく研究員だより. 神戸新聞 2022年11月21日.

研究発表

川原優人・太田英利(2022)日本最西端に位置する与那国島のヤモリ属(爬虫綱:有鱗目)集団における形態的変異とその分類学的示唆.第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

太田英利・池田忠広・高橋亮雄・仲地明・南谷幸雄(2022)八重山諸島,与那国島の考古学サイトより得られたヒメヘビ属巨大椎骨残骸は何を語るか?第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

神林千晶・大岩寛之・グラブ=ケドカー・ダルシャニ=マハールポタ・アンスレム=デ=シルバ・太田英利・森哲・田辺秀之・小倉淳・倉林敦(2022)ブラーミニメクラヘビにおける全ミトコンドリアゲノム核移行現象の実証と親種系統の探索 第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

富永篤・寺田考紀・嘉陽翔太・上江 洲安史・柴田弘紀・戸田守・岡慎一郎・太田英利(2022)沖縄島におけるサキシマハブ,タイワンハブ,在来種ハブの交雑状況の遺伝学的調査. 第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

佐藤文保・佐藤直美・戶部海童・皆藤琢磨・檜山充樹・福元風夏・太田英利(2022)絶滅危惧種キクザトサワヘビ Opisthotropis kikuzatoi(有鱗目: ナミヘビ科)の繁殖生態:飼育下での産卵の観察を中心に.第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

村井里帆・上野あや・本多 正尚・太田英利(2022)屋久島に定着したオキナワキノボリトカゲ (Diploderma polygonatum polygonatum)(爬虫綱:有鱗目:アガマ科)の外来集団の繁殖生態.第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

Ikeda, T, Ota, H. and T. Tanaka (2022) A preliminary report of albanerpetontid amphibians (Amphibia: Albanerpetontidae) from the Lower Cretaceous Ohyamashimo Formation of the Sasayama Group, Hyogo, Japan. The 82nd Annual Meeting, Society of Vertebrate Paleontology, Tronto, Canada(オンライン参加).

池田忠広・太田英利・田中公教・生野賢司・久保田克博・田中康平(2022)兵庫県の下部白亜系篠山層群大山下層から記載されたモンスターサウリアの一種Morohasaurus kamitakiensis(有鱗目:オオトカゲ下目)のもつ系統学的,生物地理学的示唆について.第61回日本爬虫両棲類学会大会,琉球大学.

学会役員等

日本爬虫両棲類学会,会長

分類学会連合日本爬虫両棲類学会分代表

沖縄生物学会,学会誌編集委員

日本生物地理学会,評議員

Asian Herpetological Research Society,学会誌編集

委員

Tropical Natural History,学術雑誌編集委員

Linnean Society of London,特別会員(Fellow [F.L.S.])

Russian Journal of Herpetology,学術雑誌編集委員

投稿論文の査読(Tropical Natural History, Zootaxa, Animals, ZooKeys, Current Herpetologyほか,計12件)

助成を受けた研究

国内外来爬虫類が分布拡大の最前線で在来生態系に与える影響.文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(C),研究分担者(2022年度10万円/総額52万円:前年より繰越)

マダガスカルでの遺伝子水平伝播パンデミックとヘビによる世界的な伝播因子拡散の実証.文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(B),研究分担者(2022年度20万円/総額260万円:前年度より繰越)

2.資料収集・整理

整理同定担当資料

両生類液浸標本 11

爬虫類液浸標本 38

<事業推進>

1.生涯学習事業

セミナー

館主催セミナー

太田英利,2022.7.9,一般セミナー「両生類のからだを見てみよう」, 博物館.(5名)

太田英利,2021.7.23,一般セミナー「爬虫類のからだを見てみよう」, 博物館.(12名)

太田英利. 2021.7.29. 教員セミナー「外来種問題を正しく理解し、教えるためのポイント」,博物館.(14名)

館外講演

太田英利,2022.4.22,琉球大学熱帯生物圏研究センター50 周年記念式典講演 「人新世の琉球の生物多様性あれこれ」.ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城.(82名)

太田英利,2022.6.11,南但馬自然学校授業「在来生物が集う水場の重要性と外来種の脅威」.南但馬自然学校.(21名)

太田英利, 2022.9.29, 神戸生涯学習カレッジ授業「日本の生物地理」. 神戸生涯学習カレッジ. (66名)

太田英利, 2022.10.10, 伊丹市マイスター講座「生物多様性と外来種」. 伊丹市中央公民館第1会議室 (24名)

太田英利, 2022.11.27, 世界自然遺産と動植物③ 西表島のカエル類について. 竹富町上原(西表島)中野わいわいホール. (24名)

兵庫県立大学・大学院教育

環境人間学部オムニバス講義「共生博物学」(分担)(46名)

環境人間学研究科「系統分類学特論」(7名)

環境人間学研究科特別ゼミナール(前期, 後期)I(2名)

環境人間学研究科特別ゼミナール(前期, 後期)II(2名)

環境人間学研究科特別研究(前期, 後期)(2名)

担い手成長支援事業

連携活動グループ・地域研究員

鈴木久代,主担当

■学校教育支援

兵庫県立大学附属中学校「プロジェクト学習」講師(3年生7名)

伊丹市「生物多様性交流フェスティバル」(2022.8.21)における中学生・高校生の研究発表に対する講評(口頭2題、ポスター3題)

2.シンクタンク事業

収蔵庫・ジーンファームの公開

液浸収蔵庫の案内,2回(一般見学者6名)

行政等支援

委員会等(計21件)

1998.4-,絶滅のおそれのある野生生物の選定・評価検討委員会 爬虫類・両生類分科会委員

2005.6-,環境省希少野生植物種保存推進員

2008.6-,世界自然保護基金日本委員会(WWFジャパン)委員

2012.6-,世界自然保護基金日本委員会(WWFジャパン)理事

2014.4-,イリオモテヤマネコ交通事故対策検討委員会委員

2006.1-,オオヒキガエル防除事業対策会議委員

2009.10-,生物多様性ひょうご戦略推進委員会委員

2011.5-,アベサンショウウオ保護増殖等検討会委員

2012.4-,奄美・琉球世界自然遺産候補地科学委員会

2012.6-,兵庫県環境審議会鳥獣部会委員

2014.4-,奄美・琉球世界自然遺産候補地ワーキンググループ委員(奄美群島担当)

2014.6-,鹿児島県外来種対策検討会委員

2014.7-,伊丹市昆虫館運営協議会委員

2015.5-,西表島のシロアゴガエルの防除及び影響評価に関する検討会

2018.6-,IUCN Species Survival Comission, Skink Specialists Group member

2019.5-,鳥取県文化財指定検討委員会委員

2019.5-,鳥取県特別天然記念物オオサンショウウオ保護検討委員会委員

2020.1-,内閣官房領土室アドバイザー

2020.12-,和歌山県田辺市外来種「アフリカツメガエル」対策会議アドバイザー

相談・指導助言

メール相談 動物の同定対応 18 件,ほか35件.

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