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<研究開発> 1.調査研究 ■特別課題研究(個人研究) 1.火山灰層序に基づく後期新生代の古環境変動と人類進化に関する研究 2.近畿地方の活断層と地殻変動に関する研究 3.地震断層の保存と地学教育・防災教育への活用に関する研究 ■論文・著書 Beyene, Y., Suwa, G., Sano, K., Asfaw, B. and Katoh, S. (2023) Konso-Gardula, Ethiopia. In Amanuel Beyin, A., Wright, D. K., Wilkins, J. and Olszewski , D. I., eds., Handbook of Pleistocene Archaeology of Africa., Springer, Cham, Cambridge, UK, 421–430. ■その他著作 加藤茂弘(2024)警鐘と備え 地震断層に学ぶ防災・減災.神戸新聞ひとはく研究員だより(2月5日朝刊). ■研究発表 加藤茂弘・生野賢司・大平和弘・藤根 久・森 将志・石川 智・パレオ・ラボ AMS 年代測定グループ(2023)小鳴門海峡における完新世の相対的海水準変動.日本第四紀学会2023年秋季学術大会,早稲田大学所沢キャンパス. 加藤茂弘・兵頭政幸・石村大輔・廣瀬孝太郎・北場育子・中川 毅(2023)古琵琶湖層群堅田層下部と喜撰川掘削コアの年代層序.日本第四紀学会2023年秋季学術大会,早稲田大学所沢キャンパス. 加藤茂弘・生野賢司(2023)小鳴門海峡周辺域における最終間氷期以降の地殻変動.日本活断層学会2023年度秋季学術大会,九州大学西新プラザ(福岡市). 加藤茂弘・兵頭正幸(2024)松山-ブリュンヌ境界における古地磁気変動と気候変動.令和5年度高知大学海洋コア国際研究所 共同利用・共同研究成果発表会,高知大学海洋コア国際研究所(南国市). Suwa, G., Beyene, Y., Asfaw, B., Sano, K., Sasaki, T., Kono, R., Ishizuka, O. and Katoh, S. (2023) エチオピア,チョローラ層における発掘調査と800万年前のチョローラピテクス化石について.日本人類学会2023年学術大会,東北大学(仙台市). ■助成を受けた研究 古琵琶湖層群堅田層の定方位コアを用いた中期更新世初期の気候変動の解明,令和5年度高知大学海洋コア総合研究センター共同利用・共同研究(課題番号23A021/23B017),研究代表者(予算配分無し) ■海外調査 2023.10,台湾・台中市(国立自然科学博物館,921地震教育園ほか) 2024.3,台湾・新北市(龍洞湾岬ほか),台中市(国立自然科学博物館,921地震教育園),霧峰県(九十九峰森林歩道など) 2.資料収集・整理 ■資料収集 2023.4–2024.3,丹波篠山市の地形・地質関連写真,丹波篠山市. 2023.12,2024.1,和泉層群の地形・地質関連写真,徳島県鳴門市・兵庫県南あわじ市. ■貸出担当資料 2023.4–2024.3,野島断層切り取り標本,淡路市教育委員会(北淡震災記念公園,野島断層保存館),淡路市 2023.4–2024.3,山崎断層帯安富断層はぎ取り標本,宍粟防災センター,宍粟市 ■整理同定担当資料 岩石・鉱物標本(永瀬幸一岩石・鉱物コレクション,西村岩石・鉱物コレクション等) 第四紀堆積物(火山灰,ボーリングコア,堆積物,活断層・地層のはぎとり標本等) 化石(第四紀・第三紀の貝類化石) <事業推進> 1.生涯学習事業 ■セミナー 館主催セミナー 加藤茂弘,2023.7,一般セミナー「火山灰を調べる」,教職員・指導者セミナー,博物館.(6名) 加藤茂弘,2023.10,一般セミナー「ジルコン年代学が切り開いた21世紀の地質学」,博物館.(8名) 加藤茂弘,2024.1,一般セミナー「六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わり」,高校連携セミナー,博物館.(39名) 加藤茂弘,2023.4,特注セミナー「近未来の南海トラフ巨大地震を科学する」,須磨学園中学校,博物館.(163名) 加藤茂弘,2023.6,特注セミナー「石灰岩の中の化石を見てみよう」,相生市立矢野川中学校,博物館.(23名) 加藤茂弘,2023.6,特注セミナー「くらやみで光る鉱物を見てみよう」,きのくに子どもの村小学校,博物館.(23名) 加藤茂弘,2023.9,特注セミナー「近未来の南海トラフ巨大地震を科学する」,(一社)兵庫県肢体障害者福祉協会,博物館.(34名) 加藤茂弘,2023.12,特注セミナー「研究ってなに?」,兵庫県立加古川東高等学校,博物館.(42名) 生野賢司・加藤茂弘・田中公教,2023.5,オープンセミナー「ジオの教室 in 南あわじ 淡路島の化石と恐竜時代の生き物特集」,南あわじ交通安全協会ビル.(76名) 生野賢司・加藤茂弘・高野温子・山﨑健史・李忠建,2023.7,特注セミナー「生物系・地学系収蔵庫およびコレクショナリウム収蔵庫・ギャラリー見学」,神戸女子大学,博物館.(27名) 池田忠弘・加藤茂弘,2024.2,特注セミナー「地学系収蔵庫見学」,武庫川女子大学薬学部,博物館.(11名) 外部依頼講演 加藤茂弘,2023.4,「見直される近未来の南海トラフ巨大地震」,阪神シニアカレッジ,宝塚市阪神シニアカレッジ.(150名) 加藤茂弘,2023.7,「アフリカの大地に人類進化の謎を探る」,阪神シニアカレッジ,宝塚市阪神シニアカレッジ.(123名) 加藤茂弘,2023.7,「猪名川町でどうして銀・銅が採れたのか」,猪名川町観光ボランティアガイドの会,猪名川町立中央公民館.(56 名) 加藤茂弘,2023.10,「2016年熊本地震を起こした布田川断層帯の地形・地質学的背景」,台湾国立自然科学博物館921地震教育園,台湾国台中市921地震教育園.(50名) 加藤茂弘,2023.10,「斜面崩壊と土砂災害を考える」,台湾国立自然科学博物館921地震教育園,台湾国台中市921地震教育園.(50名) 山崎健史・高野温子・加藤茂弘,2023.9,「博物館資料保存論1 地学系・生物系収蔵庫案内」,甲南大学理工学部,博物館.(14名) 非常勤講師 2023.4–8,「自然地理学講義1」,甲南大学文学部. 2023.9,「博物館資料保存論(全5回)」,甲南大学理工学部. ■キャラバン・主催アウトリーチ事業 2023.8,ジオの展示会 in あかいわ2023,NPO法人地球年代学ネットワーク,赤磐市立中央図書館,分担者(資料準備・展示制作・展示解説など) ■連携事業 共催事業 2023.11,野島断層秋の親子体験教室,淡路市教育委員会,淡路市,分担者(講師ほか) 協力事業 2023.7–9,「神戸の海のフシギをさぐれ!」展,神戸青少年科学館,神戸市,分担者(資料貸出・展示制作). 2024.1,野島断層普及後援会2024,淡路市教育委員会,淡路市,主担当(企画・準備). ■担い手成長支援事業 連携活動グループ・地域研究員 石ころクラブ,主担当(指導・協働) 舟木冴子,主担当(指導・助言) 成果発表 舟木冴子,2024.2,「兵庫県南部の鉱物たち」,第19回共生のひろば,博物館.(助言) ■学校教育支援 トライやるウィーク 2023.6, 三田市立富士中学校3名,神戸市立山田中学校2名.(計5名). 学校団体対応 2023.11,「六甲山地周辺の地形と地質(全2回)」,兵庫県立舞子高等学校環境防災科1年生.(43名) 講師派遣 2023.10,加藤茂弘,「近未来の南海トラフ巨大地震を考える」,兵庫県立舞子高等学校環境防災科1年生.(43名) 2023.10,加藤茂弘,「動く地形模型で学ぶ地震と断層」,兵庫県立舞子高等学校環境防災科1年生.(43名) ■展示 2024.2–4,ミニ企画展「ひとはく研究員展2024」,博物館,分担者. 2.シンクタンク事業 ■受託研究 「野島断層の保存と活用に関する研究」,淡路市教育委員会,代表者.(20万円) 「鳴門海峡の渦潮世界遺産登録に向けた海峡の地形成立過程および景観に関する調査研究」,株式会社プレック研究所大阪事務所,分担者.(50万円) ■収蔵庫・ジーンファームの公開 地学系収蔵庫等の案内,8回,100名. ■行政等支援 委員会等(計8件) 2023.4–2024.3,鳴門海峡の渦潮世界遺産学術調査検討委員会,委員,淡路県民局. 2023.4–2024.3,鳴門海峡の渦潮世界遺産学術調査検討委員会コア会議,委員,淡路県民局. 2023.6–2024.3,野島断層活用委員会,委員長,淡路市教育員会. 2023.4–2026.3,丹波篠山市史編自然環境部会,執筆委員,丹波篠山市立中央図書館. 2023.4–2024.3,氷上回廊水分かれフィールドミュージアム運営委員会,委員,丹波市教育委員会. 2023.4–2023.8,野島断層保存館新地震体験装置購入業務プロポーザル候補者選定審議会,委員,淡路市商工観光課. 2023.4–2024.3,布田川断層帯保存活用委員会,委員,熊本県益城町教育委員会. 2023.4–2024.3,布田川断層帯保存活用委員会(専門部会),委員,熊本県益城町教育委員会. 相談・指導助言 来訪者10件,20名.電話・FAX30件.メール150件. 視察対応 2023.11,台湾国立自然科学博物館・921地震教育園.(3名) |