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<研究者情報> リサーチマップ <研究開発> 1.調査研究 ■特別課題研究(個人研究) 1.堆積物を用いた第四紀の環境変遷その要因の解明 2.水圏生態系,とくに基礎生産の動態に関する研究 3.有殻微生物(微化石)のイメージング・分類に関する研究 4.微化石を題材とした環境・自然史リテラシー涵養のための教育プログラムの開発 ■論文・著書 Choquel, C., Müter, D., Ni, S., Pirzamanbein, B., Charrieau, L. M., Hirose, K., Seto, Y., Schmiedt, G. and Filipsson, H. L. (2023) 3D morphological variability in foraminifera unravel environmental changes in the Baltic Sea entrance over the last 200 years. Frontiers in Earth Science, 11. ■その他著作 廣瀬孝太郎(2024)海底の堆積物に記録される自然・人為の環境変化.瀬戸内海,瀬戸内海環境保全協会,87,49–52. 廣瀬孝太郎(2023)「気候変動 2万年前、大阪湾は陸地」,神戸新聞「ひとはく研究員だより」,神戸新聞社. ■研究発表 西嵜 蓮・瀬戸浩二・廣瀬孝太郎(2024)高塩分汽水湖中海東部における近年の古環境変化.島根大学 エスチュアリー研究センター (EsReC)第31回汽水域研究発表会汽水域研究会 第12回例会/汽水域合同研究発表会2024,島根大学,口頭. 入月俊明・成田みのり・川上遼平・赤對紘彰・山田 桂・廣瀬孝太郎・瀬戸浩二・河野重範・野村律夫(2024)中海における14世紀以降の貝形虫(甲殻類)と古環境の時間空間的変化.島根大学 エスチュアリー研究センター(EsReC) 第31回汽水域研究発表会汽水域研究会 第12回例会/汽水域合同研究発表会2024.島根大学,口頭. 加藤茂弘・兵頭政幸・石村大輔・廣瀬孝太郎・北場育子・中川 毅(2023)古琵琶湖層群堅田層下部と喜撰川掘削コアの年代層序.日本第四紀学会2023年大会,早稲田大学所沢キャンパス,口頭. 廣瀬孝太郎(2023)兵庫県における地球・生命進化史,化石フィールドの教材化〜身近な教材でひょうご3億年の地球史を学ぶ〜.兵庫県立大学知の交流シンポジウム,11.神戸商工会議所会館,ポスター. 川村教一・廣瀬孝太郎・辻本彰(2023)人新世に関する地球科学教育の提案(2023年8月24–26日)日本地学教育学会第77回全国大会,滋賀大学,口頭. Hirose, K., Tsujimoto, A., Aoki, M., Shakutsui, H., Taneichi A., Shimaike, M., Nakamura, H., Toshiaki, I., Seto, K., Kamura, K. and Sawada, K. (2023) Sedimentary multi-proxy records of human-induced environmental changes in the estuarine lake Nakaumi, southwest Japan INQUA 2023, International Union for Quaternary Research, Sapienza Università di Roma (Roma), Oral Kuwae, M., Finney, B., Shi, Z., Sakaguchi, A., Tsugeki, N., Omori, T., Agusa, T., Suzuki, Y., Yokoyama, Y., Hinata, H., Hatada, Y., Inoue, J., Matsuoka, K., Shimada, M., Takahara, H., Takahashi, S., Ueno, D., Amano, A., Tsutsumi, J., Yamamoto, M., Takemura, K., Yamada, K., Ikehara, K., Haraguchi, T., Tims, S., Froehlich, M., Fifield, K., Aze, T., Sasa, K., Takahashi, T., Matsuura, M., Tani, Y., Leavitt, P. R., Doi, H., Irino, T., Moriya, K., Hayashida, A., Hirose, K., Suzuki, H. and Saito,Y. (2023) Cumulative numbers of anthropogenic fingerprints as a potential marker of the onset of the Anthropocene--an example of the Beppu Bay stratigraphy. INQUA 2023, International Union for Quaternary Research, Sapienza Università di Roma (Roma), Oral Hirose K., Tsujimoto A., Seto K. and Irizuk, T. (2023) Temporal variation of diatom assemblages under the influence of anthropogenic pollution in the estuarine lake Nakaumi, southwest Japan. Japan Geoscience Union Meeting (JpGU) 2023, BPT03-07, Makuhari Messe, Chiba Japan, Oral. Kuwae, M., Finney, B., Shi, Z., Sakaguchi, A., Tsugeki, N., Omori, T., Agusa, T., Suzuki, Y., Yokoyama, Y., Hinata, H., Hatada, Y., Inoue, J., Matsuoka, K., Shimada, M., Takahara, H., Takahashi, S., Ueno, D., Amano, A., Tsutsumi, J., Yamamoto, M., Takemura, K., Yamada, K., Ikehara, K., Haraguchi, T., Tims, S., Froehlich, M., Fifield, K., Aze, T., Sasa, K., Takahashi, T., Matsuura, M., Tani, Y., Leavitt, P. R., Doi, H., Irino, T., Moriya, K., Hayashida, A., Hirose, K., Suzuki, H. and Saito,Y. (2023) A rapid increase in anthropogenic fingerprints in the Beppu Bay stratigraphy as a potential marker of the onset of the Anthropocene. Japan Geoscience Union Meeting (JpGU) 2023, U03-01, Makuhari Messe, Chiba Japan, Oral. ■学会役員等 日本珪藻学会,庶務幹事 日本地球惑星連合大会(JpGU)2023,B-PT03 セッションコンビーナ 日本地球惑星連合大会(JpGU)2024,B-PT03 セッションコンビーナ 国際第四紀学会(INQUA)2023,Session 155 セッションコンビーナ 第四紀研究,投稿原稿の査読 ■助成を受けた研究 堆積物を用いた沿岸域の基礎生産者の時系列変化とその要因の解明.日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(C),研究代表者(2023年度配分なし/総額416万円) 後期完新世の気候変動・人為的環境改変に対する水圏生態系の応答とメカニズム.日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者(2024年度143万円/総額481万円) 2.資料収集・整理 ■資料収集 2022.5–2023.3,第四紀堆積物および微化石群集,西宮市・三田市・鳴門市・南あわじ市・諏訪市・大阪湾・播磨灘. ■整理同定担当資料 微化石,岩石,堆積物 <事業推進> 1.生涯学習事業 ■セミナー 館主催セミナー 廣瀬孝太郎・田中公教,2023.6,オープンセミナー「「研究員による研究ばなし~ひとはくが目指す研究の最前線~」第2回目」,オンライン.(11名) 廣瀬孝太郎・フロアスタッフ,2023.4,オープンセミナー「はかせと学ぼう ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!」,博物館.(35名) 廣瀬孝太郎・フロアスタッフ,2023.9,オープンセミナー「はかせと学ぼう ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!」,博物館.(29名) 廣瀬孝太郎・フロアスタッフ,2023.11,オープンセミナー「ひとはく探検隊 ちいさい秋を顕微鏡でさがそう」,博物館.(34名) 廣瀬孝太郎・フロアスタッフ,2023.12,オープンセミナー「はかせと学ぼう ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!~クリスマスヴァージョン~」,博物館.(32名) 半田久美子,生野賢司,廣瀬孝太郎,2023.9,特注セミナー「バックヤード見学①②③」,赤穂市立海洋科学館子ども科学教室,博物館.(32名) 廣瀬孝太郎,2023.9,特注セミナー「地球を探る、過去を探る-地球掘削科学の最前線-,香川県立三本松高等学校,博物館.(24名) 高橋鉄美・黒田有寿茂・赤澤宏樹・鈴木 武,廣瀬孝太郎,2023.7,特注セミナー「私と研究」,兵庫県立大学附属中学校ガイダンスキャンプ,中学校1年生,博物館.(77名) 廣瀬孝太郎,2023.7,特注セミナー「顕微鏡で見つける小さな化石」,兵庫県立大学附属中学校ガイダンスキャンプ,中学校1年生,博物館.(12名) 廣瀬孝太郎・生野賢司,2023.10,一般セミナー「地質ハイキング〜六甲山から見る大阪平野〜」,博物館.(6名) 廣瀬孝太郎・半田久美子,2023.5,一般セミナー「顕微鏡で見てみよう!海の小さな生き物観察会」,博物館.(6名) 廣瀬孝太郎・半田久美子,2023.5,一般セミナー「プランクトンの顕微鏡観察」,博物館.(5名) 廣瀬孝太郎,2023.4,一般セミナー「地球を掘る、過去を探る。」,博物館.(6名) 外部依頼講演 廣瀬孝太郎,2024.2,「アンモナイトがいなくなったあとの陸と海のお話」,ジオの教室 in 南あわじ @湊地区公民館,南あわじ市湊地区公民館.(25名) 廣瀬孝太郎,2023.5,兵庫県立大学大学院公開セミナー「地層に記録された地球環境の変化」,博物館.(13名) 廣瀬孝太郎,2023.6,「大阪平野の珪藻化石群集から見た第四紀の自然、人為環境変化」,石ころクラブ定例会,博物館.(10名) 兵庫県立大学・大学院教育 人と自然の共生(分担) テレビ・ラジオ等出演 2024.3,「兵庫 六甲山」,ジオ・ジャパン 絶景100の旅,NHK. ■キャラバン・主催アウトリーチ事業 2024.2,ジオの教室 in 南あわじ @湊地区公民館,南あわじ市湊地区公民館,分担者(展示・イベント実施). ■担い手成長支援事業 連携活動グループ・地域研究員 神戸層群研究会,副担当(協働) ■学校教育支援 トライやるウィーク 2023.6,三田市立富士中学校3名,神戸市立山田中学校2名.(計5名). 学校団体対応 2022.5,兵庫県立大学附属中学校 ■研修生等の受入 卒論生等 2023.4–2024.3,正木紫苑(兵庫県立大学大学院環境人間学研究科博士前期課程1年),珪藻群集変化からみた諏訪湖における 過去 2 万年間の自然環境変化・人為改変汚染史. ■展示 2024.2–4,ミニ企画展「ひとはく研究員展2024」,博物館,分担者. 2.シンクタンク事業 ■受託研究 「鳴門海峡の渦潮世界遺産登録に向けた海峡の地形成立過程および景観に関する調査研究」,株式会社プレック研究所大阪事務所,分担者.(50万円) ■収蔵庫・ジーンファームの公開 地学系収蔵庫等の案内,3回,10名. ■行政等支援 相談・指導助言 来訪者10件,15名.電話・FAX 10件.メール10件. ■学会開催等支援 2023.9,第38回水圏生態系・古環境談話会(オンサイトミーティング),主催 |