研究員
副館長
副館長 いしだ ひろあき 石田 弘明 |
【専門分野】 植生学 神戸大学大学院教育学研究科 修士課程修了。農学博士(東京農工大)。 |
研究開発部門
全研究員が所属し、研究ならびに資料収集・整理を積極的に行い、事業の推進にかかる館の「基礎体力」の充実とメニュー開発を担います。
次長(兵庫県立大学自然・環境科学研究所長) あかざわ ひろき 赤澤 宏樹 |
【専門分野】 緑地計画学、コミュニティランドスケープ 大阪府立大学大学院農学研究科 修士課程修了。農学博士。 |
事業推進部門
事業推進部長 やぎ つよし 八木 剛 |
【専門分野】 昆虫の分類学、生物地理学 神戸大学大学院農学研究科 修士課程修了。農学修士。 |
研究部長
自然・環境評価研究部
自然環境保全の基盤となる地形学や地質学、過去と現在の生物(とりわけ脊椎動物、昆虫をはじめとする節足動物、軟体動物、維管束植物、蘚苔類、藻類など)を対象とした系統分類学や体系学、形態学、進化生物学、生物地理学等の分野の調査研究と資料収集活動に取り組んでいます。またこれらの成果に基づき、過去から現在、兵庫県内から地球全域にいたる時空間的な自然環境の変異変遷史、地域の生物相の形成史、そして生物多様性創出の原動力である生物間相互作用のさまざまな過程の解明を進め、さらに自然環境保全のための有効な提案も行っていきます。
地球科学研究グループ
系統分類研究グループ
自然・環境マネジメント研究部
人間の生活は、農山村はもちろんのこと、都市においても自然と深く結びついて成立しています。人間による自然へのインパクトが強力になっている現在、自然と環境のマネジメントが不可欠になっているのは、このことによります。本研究部では、人間と野生動物の共存、自然と調和した地域づくり、都市の再生などに関する資料収集・調査・研究を行い、未来の人と自然のあり方を探求します。
生態研究グループ
環境計画研究グループ
自然・環境再生研究部
陸上生態系の生物多様性の保全・復元・再生や人と自然の共生に向けた基礎研究および応用研究をおこなっています。生物多様性に関する研究では、照葉樹林、夏緑樹林、針葉樹林、里山林、湿原、海岸植生、半自然草原などの植生と、絶滅危惧種に指定されている野生生物を主な対象としています。応用研究では、生物多様性を保全・復元・再生するための方法・技術を開発し、その研究成果を行政機関などに積極的に提案しているほか、各種団体と連携・協力しながら様々な実践活動を展開し、その結果を研究活動にフィードバックしています。また、県下の植生・植物の生態情報の収集やジーンファーム(野生植物を育成・増殖するための施設)を活用したジーンバンク事業の推進にも取り組んでいます。