国際協力
国際協力機構(JICA/ジャイカ)が日本の政府海外開発援助(ODA)として行っている「ボルネオ島生物多様性・生態系保全プログラム」に協力しています。
BBECプログラム
「ボルネオ島生物多様性・生態系保全プログラム(通称:BBECプログラム)」とは、豊富な生物多様性を有するボルネオ島サバ州熱帯雨林の生態系保全と持続可能な利用のため、マレーシア・サバ州政府と国立サバ大学が共同で行う総合的な自然環境保全事業に対し、日本の政府海外開発援助(ODA)実施機関である独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)が2002年2月から2007年1月までの5年間技術協力を実施したプログラムです。
当館からBBECプログラムへの協力
◆長期専門家(プロジェクト目標達成に向けたアドバイザー)1年間サバ大学熱帯生物・保全研究所に滞在し、多様性保全に向けた研究教育モデルづくりに協力してきました。
- 橋本佳明(2002年4月~2003年3月)インベントリー/博物館マネジメント
- 高野温子(2003年4月~2004年3月)インベントリー/博物館マネジメント
- 高橋 晃(2004年6月~2005年6月)保全生物学研究教育(PDF40KB)bbectakahasi.pdf
- 橋本佳明(2005年4月~2006年3月)保全生物学研究教育(PDF75KB)bbechashimoto.pdf
- 石田弘明(2006年2月~2007年1月)保全生物学研究教育
◆短期専門家(特定の分野における技術協力)
高野温子、秋山弘之、橋本佳明、中西明徳、高橋 晃がそれぞれ数日から2ヶ月程度の渡航により技術協力を行ってきました。
◆JICA研修員の受け入れ
BBECプログラムのカウンターパートであるサバ大学研究スタッフの日本における研修を当館でも引き受け、さまざまな研修を行ってきました。