| 交通アクセス | サイトマップ |
文字サイズの変更

研究紀要「人と自然 Humans and Nature」投稿規程

投稿規程 日本語で原稿を作成する場合は,本規定に従うこと.英語で原稿を作成する場合はhereを参照すること.

目的
出版形式
原稿の種類
投稿の手続き
原稿の投稿先および問い合わせ先
掲載の可否
レイアウト
校正
別刷
著作権
データの登録
ZooBankへの登録
原稿の準備
 用紙と体裁
 用語
 構成
 著者の役割
 利益相反
 引用文献
 本文中での図表の引用
 表の書き方
 図の準備



目的

本誌は,自然科学・社会科学等の研究者や,学校教員,自然観察指導者,市民団体のコーディネーター,企業・行政・NPO な どの実務者を投稿者および読者と想定し,人と自然の統合的理解をめざす「共生博物学」の基礎研究やその普及啓発・発展に寄与 する報文を掲載し,情報発信することを目的としている.

本誌には,自然のしくみ,人と自然の共生,地域資源とコミュニティの関わり方など,地域の自然とこれに育まれた社会や文化に関する報文,これらを課題とする社会教育や学校教育に寄与する方法論・技術に関する報文,また「共生博物学」の発展に寄与すると編集委員会が認めた報文を掲載する.



出版形式

出版は年1回とする.しかし,特別号などがある場合はその限りではない.受理された報文は,人と自然の博物館のホームページ,および科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)において無料でダウンロードできる.



原稿の種類

以下のaからdを査読付き論文とする.

(a) 原著論文:独創性,客観性があり,学術的に有用性の高いもの.

(b) 総説:ある問題に対する最近の学術的知見や成果を,歴史的背景,重要性,進捗状況,将来の方向などを踏まえつつ,総合的に論述したもの.

(c) 報告:実践事例や調査,技術など学術に関わるもので,新規性があり,研究の目的や方法,結果などを簡潔に記述したもの,あるいは新しい方法などを試み,調査・研究の中間段階であっても公表する価値が高いもの.

(d) 資料:調査,実験,試験などによって得られた各種データをまとめたもので,研究,設計,開発,評価,創作などにとって有用であり,参考になるもの.

上記以外にも,「書評」や「意見」など,これらの範疇に入らない原稿も受け付ける.



投稿の手続き

原稿は,誓約書と共に電子メールに添付して投稿する.ファイルサイズが大きく添付で投稿できない場合は,編集委員会に相談する.誓約書の書式は,こちらからダウンロードすること.紙媒体での投稿は,受け付けない.



原稿の投稿先および問い合わせ先

兵庫県立人と自然の博物館
研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員会
〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
Tel: 079-559-2001(代)
E-mail: kenkyu-kiyou(at)hitohaku.jp



掲載の可否

原著論文,総説,報告,資料
編集委員会は,投稿された原稿が本誌の趣旨に沿うかを判断する.趣旨に沿うと判断された場合は,原著論文と総説は2名以上の,報告と資料は1名以上の専門家による査読を受ける.査読の結果を踏まえて,担当編集委員から投稿者に修正を求めることがある.掲載の可否は,査読者と担当編集委員の意見を参考に,編集委員会が決定する.

その他(書評や意見など)
編集委員会は,本誌の趣旨に鑑みて,投稿された原稿の掲載の可否を決定する.掲載可となった場合でも,担当編集委員から投稿者に修正を求めることがある.査読は行わない.



レイアウト

論文のレイアウトは,編集委員会に一任する.



校正

著者による校正は初校のみとし, その後の校正は編集委員会で行う.初校への大幅な加筆,内容の改変は認めない.



別刷

紙媒体による別刷は作成しない.希望する場合は,編集委員会を通して印刷会社に問い合わせること.



著作権

掲載報文の著作権は,兵庫県立人と自然の博物館に帰属する.すでに出版されている図表や文章を含む場合は,著者がそれらの著作権所有者から許可を得て,その証拠を原稿中に記載する.



データの登録

新たに取得した塩基配列は適切なデータバンクに登録し,その登録番号(accession number)を原稿中に記載する.この他,編集委員会が必要と判断したデータの提出を求めることがある.



ZooBankへの登録

動物分類学上の新たな学名法的行為(新種記載など)を行う場合は,その原稿が受理された後に,著者がZooBankの登録番号を取得し,編集委員会に報告する.



原稿の準備

用紙と体裁
原稿はMicrosoft Word (docx/doc),もしくはそれと互換性のあるアプリケーションで作成する.ページサイズはA4とし,横書きで40字×25行とする.欄外右上にページ番号を,欄外左に通しの行番号を付す.脚注は使用しない.本文の章(「はじめに」、「材料と方法」など)と,その下の節のタイトルはゴシック(ボールド)字体にし,章は中央,節は左寄せとする.受理後,編集委員会が編集を行うことがある.全ての原稿にページ数の制限はないが,掲載決定後であっても,編集委員会よりページ数削減などの手直しを求めることがある.

用語
原稿は和文とする.文体はひらがなと漢字による口語常態(だ・である体)とし,現代かなづかいを用いる.固有名詞で読み誤るおそれのあるものには,漢字の後に丸括弧で括ったふりがなをつける.句読点は全角の「,」と「.」を用いる.英数字は半角とし,アラビア数字を用いる.単位は原則として国際単位系 (International System of Units) に従う.ただし,専門分野で慣用されているものはこの限りではない.固有名詞や学会で慣用の述語を除いて,常用漢字を使用する.種の学名の表記はイタリックとする.

構成
原著論文,総説,報告,資料
1枚目:原稿の種類(原著論文など),ランニングタイトル(20字以内),和文表題,和文著者名,英文表題,英文著者名を明記する.応答著者(corresponding author)は,著者名の右にアスタリスク「*」を付す.その下に,全著者の和文所属・所在地,英文所属・所在地を明記し,数字で著者名と対応させる.応答著者の電子メールアドレスは,「*E-mail: ooo@xxx.com」などと記す.

2枚目:論文の内容を簡潔にまとめた400字以内の和文要旨を記し,その下に3から6個の和文キーワードをあいうえお順でつける.

3枚目以降:原著論文では,はじめに,材料と方法,結果,考察を基本の構成とする.しかし,この構成に従うのが難しい場合は,その限りではない.続いて謝辞(研究助成金や動物倫理等の情報も,あれば記載する),著者の役割(著者が複数の場合のみ),利益相反,引用文献,表,図の説明(キャプション),そして図を付す.希望する場合は,最後に200語以内の英文要旨と3から6個の英文キーワード(アルファベット順)をつけることができる.


その他(書評,意見など)
1枚目:原稿の種類(書評など),ランニングタイトル(20字以内),表題(書評の場合は書籍名,書籍の著者名,出版社,出版年月,ページ数,価格),著者名を明記する.応答著者(corresponding author)は,著者名の右にアスタリスク「*」を付して示す.その下に,全著者の和文所属・所在地,英文所属・所在地を明記し,数字で著者名と対応させる.応答著者の電子メールアドレスは,「*E-mail: ooo@xxx.com」などと記す.

2枚目以降:本文,謝辞(研究助成金や動物倫理等の情報も,あれば記載する),著者の役割(著者が複数の場合のみ),利益相反,引用文献,表,図の説明(キャプション),そして図を必要に応じて記す.

著者の役割
著者が複数の場合,各著者の役割を記す.

例)人博太郎は研究の立案と○○での野外観察を実施した.人博太郎と自然次郎は標本採集を行った.環境三郎はデータ解析を行った.全著者が原稿の執筆に関わった.著者全員が最終稿を読み,内容を確認した.

利益相反
利益相反の有無について記す.

例)本研究を実施するにあたり,特定企業との利害関係はありません.

引用文献
本文や図表のキャプションでは,次の例に従って文献を引用する.著者が2名の引用は「・」または「and」でつなぐ.3名以上の引用は「-ほか」または「-et al.」とする.

よって,小川 (2020)はこれを○○とした.
よって,小川・大沢 (2020)はこれを○○とした.
よって,小川ほか (2020)はこれを○○とした.
これは○○と考えられる (小川, 2020, 2021a, b; 大沢ほか, 2022).
よって,Ogawa (2020)はこれを○○とした.
よって,Ogawa and Osawa (2020)はこれを○○とした.
よって,Ogawa et al. (2020)はこれを○○とした.
これは○○と考えられる (Ogawa, 2020, 2021a, b; Osawa et al., 2022).
これは○○と考えられる (小川, 2020; Ogawa et al., 2023).

本文ならびに図表の説明文において引用した文献は,「引用文献」として本文末に一括し,著者名がアルファベット順となるように配列する.同一著者による文献は年号の古い順とし,同年の文献については本文中に出てきた順に小文字のアルファベット(a,bなど) をつけて配列する.文献は下の例にならって記載する.

雑誌に掲載されている論文
尾崎正紀・松浦浩久・佐藤喜男 (1996) 神戸層群の地質年代.地質学雑誌,102,73-83.
Allen, J. C. and Boettcher, A. L. (1978) Amphiboles in andesite and basalt: II. Stability as a function of P-T-fH2O-fO2. American Mineralogist, 63, 1074-1087.

書籍
岡田篤正・東郷正美 (編) (2000) 近畿の活断層.東大出版会,東京,x + 395 p.
清水大吉郎 (1996) 古典にみる地学の歴史.東海大出版会,東京,xx + 152 p.
Prothero, D.R., Ivany, L.C. and Nesbitt, E.A. (eds.) (2003) From Greenhouse to Icehouse. The Marine Eocene-Oligocene Transition. Columbia University Press, New York, xi + 541 p.

書籍の一部
速水 格・植村和彦 (1998) 古生物の分類.速水 格・森 啓 (編),古生物の科学1.古生物の総説・分類.朝倉書店,東京,pp. 38-59.
Torrey, J.G. (1965) Physiological bases of organization and development in the root. In Lang, A. (ed.), Encyclopedia of Plant Physiology. Springer-Verlag, Berlin, pp. 1256-1327.

Webサイト(やむを得ない場合のみ)
本村浩之 (2023) 日本産魚類全種目録.これまでに記録された日本産魚類全種の現在の標準和名と学名,Online ver. 21.https://www.museum.kagoshima-u.ac.jp/staff/motomura/jaf.html.(参照 2023-09-15)
Froese, R. and Pauly, D. (2024) FishBase. World Wide Web electronic publication. www.fishbase.org (accessed June 15, 2024)
Frost, D. (2024) Amphibian species of the world 6.2, an online reference. https://amphibiansoftheworld.amnh.org (accessed June 15, 2024)

本文中での図表の引用
下の例に従う.図表の番号は,それぞれ本文中に出現した順番とする.

これを,図1Aに示す.
これは○○と考えられる (図1A, B, 2).
これを,表1に示す.
これは○○と考えられる (表1, 2).
よって,これは○○と考えられる (図1; 表1).

表の書き方
本文中で引用した表は,それぞれ別の用紙に記す.表は,Microsoft Word,もしくはそれと互換性のあるアプリケーションで作成する.縦線は使用しない.表の説明文(キャプション)は和文で「表1」などから書き始め,表の上に記す.表は過度に大きくせず,印刷ページの幅に収まるようにする.なお,縦に長い表は複数ページにまたがることができる.用紙の欄外に,印刷する際の希望するサイズ(片段または両段)を明記する.本文中に引用されない表を掲載してはならない.

図の準備
本文中で引用した図は,それぞれ別の用紙に作成する.図の大きさは,片段印刷用の図は幅80 mm,両段印刷用の図は幅170 mmを超えないこと.高さは240 mmを超えないこと.一つの図の中に複数の図を含む場合は,大文字のアルファベット(A, Bなど)で区別する.ファイルの保存形式は,線画のみの場合はEPSが望ましい.JPEG,TIFF,PDFの場合の解像度は,線画1,200 dpi,白黒写真600 dpi,カラー写真350 dpi,線画と写真の組み合わせの場合は白黒800 dpi,カラー600 dpiを推奨する.用紙の欄外に,図の番号(図1など)と印刷する際の希望するサイズ(片段または両段)を明記する.本文中に引用されない図を掲載してはならない.


2016年1月改訂
2017年4月改訂
2018年3月改訂
2019年3月改訂
2020年3月改訂
2022年7月改訂
2024年7月改訂












Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.