細長い体で、長い触角を持ちます.
尾 (エラ)が短いことが特徴的です.
主に、植物の多い細流に生息します.
肉食で、アゴを伸ばして餌を捕えます.
成虫:4月中旬〜
【専門的に・・・】
幼虫は,平地の水生植物が繁茂する清流に生息します.
尾鰓は短く,側鰓の中央線は顕著な稜をなし,側鰓の周縁は直線的で末端がわずかにえぐられたように狭まり,先端中央が強く突出します.
上流〜中流の瀬脇のツルヨシの根元や低山地の小川などで、ニシカワトンボと一緒に見られることが多いです.
一見はニシカワトンボとそっくりで、個体数も多く、1ポイントで10頭近く採集されることも稀ではありません.
雄成虫は,大形で水色の体に橙赤色の翅を持ち,美しい. (翅の色は,橙赤色,淡いオレンジ色,無色の3タイプがあります.)
本種は,ハグロトンボとともに河川のやや中流よりの所に生息する種です.このため,河川改修工事の影響を強く受け,
ヨシなどの挺水植物がなくなると,その水域から姿を消してしまいます.
よく似ている種類
ニシカワトンボ
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