ガッシリした体つきで,大きな触角を持ちます。
緑がかった体色をしています。
主に,植物の生える渓流に生息します.
流れの緩い場所の,砂泥に潜っています.
肉食で,あごを伸ばして小さな水生生物を捕まえます.
成虫:6月中旬〜8月中旬
【専門的に・・・】
幼虫は、山間の渓流〜河川中流の砂泥底,湖の砕波湖岸などに生息します.
緑がかったモノトーンの体色と触角の形で慣れれば肉眼でも同定できます.
腹部第10節の背中央部には,1対の大きな黒いスポットがあります.
また,触角の付け根,腹部背面、腹部先端がクリーム色になります.
標高に関係なく上流部では比較的多く、ダビドサナエやクロサナエなどとも同時に採集されます.
流路より比較的淀んだ砂泥底で見つかることが多いです.
成虫は,ほっそりとしたサナエトンボで,雄の尾部附属器が白いことが和名の由来となっています.
産卵は、石の上で卵塊をつくり、打水産卵をおこないます。
よく似ている種類
チビサナエ
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