チョウトンボ
Rhyothemis fuliginosa Selys
トンボ目 不均翅亜目 トンボ科 チョウトンボ属

●体の特徴・生活の様子  

体長1.5cm程度のヤゴです。
細長い棒状の触角をもち、ガッシリした体型をしています。
腹部の端と、脚にはまだら模様がはいります。
肉食で、あごを伸ばして小さな水生生物を捕まえます。
成虫:6月〜10月

【専門的に・・・】
幼虫は、体長13〜15mm(頭幅5mm)ほどで、褐色地に濃色斑のあります。ため池でも、放置され、水生植物が密生したようなところに多くみられます。 挺水植物の根際や植物性沈積物の陰に沈んだり、水底のやわらかい泥の中にもぐって生活しています。 河川に生息することはありません。また、開けた、コンクリートでタイル張りされた「整備された」ため池にも見られません。 成虫は、6月から10月まで見ることができ、青い羽で蝶のようにヒラヒラ舞い、美しい。水面を連続打数して産卵します。
殺虫剤で激減しました。

よく似ている種類

●環境とのかかわり
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その他の写真
頭部
下唇
側片前縁
腹部

生息環境: 兵庫県姫路市飾磨区妻鹿(標高10m)