日本産5種以上が成虫で記録されていますが(obayashi, 1982),シノニムも多く,また大陸の種類との比較検討が必要であり,詳細な分類学的な再検討が望まれます.本州の河川で個体数の多い種類は,アルタイヤマトビケラ
G. altaicum (Martynov),イノプスヤマトビケラ G. inops (Tsuda)の2種です.北海道では,エゾヤマトビケラ
G. dulkejti (Martynov) が山地渓流で密度が高くなっています(久原と伊藤,1994).幼虫は渓流域の様々な生息場所を利用しています.貧腐水性水域に分布しています.(大阪府立大 谷田一三博士のHPより)
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