ヒメタニガワトビケラ属の一種
Wormaldia sp.
トビケラ目 カワトビケラ科 ヒメタニガワトビケラ属

●体の特徴・生活の様子 

成虫では10種以上が日本から記録されています(Kobayashi, 1980)が,幼虫は4種が区別されているだ けで,成虫と幼虫との対応はついていません.特徴の少ない幼虫なので,種までの区別は困難だが,恐らく亜属レベル (Dolophilodes, Sortosa, Kisaura)までの区別は可能でしょう.
岩盤上を流れる滝や滴りのような細流にサック状の巣を作る. 餌は,細かい植物破片などのデトリタス.源流や上流部など,やや大きな流れにも生息するが密度は低い.貧腐水性水域に分布する. (大阪府立大 谷田一三博士のHPより)

●環境とのかかわり
環境省が定めている水質指標では、「」に生息する種類となっています。
その他の写真

幼虫
頭部背側

幼虫
頭部腹面
幼虫
腹面

生息環境

幼虫
前肢基部