体長1cm前後まで成長します。
体中に剛毛が生えています。
見分けるのは難しい。
【専門的に・・・】
日本産は、成虫で4種が記録され、さらに未記載の種類もあります。また、成虫や幼虫の形態からみて、
狭義の本属には含まれない種類もあります。雌雄成虫や幼虫も含めた再検討が必要です。
幼虫では3つのタイプが区別されているが、成虫との対応は明らかではありません。
頭部は帯橙褐色で腹部は乳白色〜黄白色のものが多いようです。幼虫の頭楯板前縁に明瞭な突起が見られる
ことや剛毛の分布で属を分別することはできますが、種の確定まではできません。成虫の出現期や生活史の詳細
は不明です。いずれの種類も、源流から山地渓流に分布が限られていますが、
琉球列島に分布する種類は平地流にも生息しています(谷発表)(本文は大阪府立大学谷田氏のHPより)
よく似ている種類
シロフツヤトビケラ属
アミメシマトビケラ属
|