クレメンスナガレトビケラ
Rhyacophila clemens Tsuda
トビケラ目 ナガレトビケラ科 ナガレトビケラ属

●体の特徴・生活の様子 

体長1.5cm程度。
渓流の石面を移動し、他の水生昆虫を食べます。
汚染の少ない小渓流に生息する普通種です。
サナギになってから成虫になります。
成虫:3月〜9月


[専門的に・・・]
ナガレトビケラ科のClemens groupに属します。日本では、最も普通のナガレトビケラの一種で、汚染が少ない流れであれば、 低標高の小河川から2000mを越す高山地の小渓流にも見られます。頭部は細長く、尾肢に長い副爪をもつことが本種の特徴です。 幼虫の体長は10〜15mm、成虫の前翅長は5.5〜9mmになります。

よく似た種類
なし

●環境とのかかわり
環境省が定めている水質指標では、「」に生息する種類となっています。
その他の写真

幼虫
頭部