| 日本産１種キタガミトビケラ L. insolitus (Ulmer)．幼虫は特別な支持部のある筒巣を作り，頭胸部や附属肢の特徴もはっきりしているので，他のトビケラと間違えることはありません．中流より上流の水質のよい河川の，流れの早い部分に多い．前肢の刺を使って流下してくる他の動物を食べる特異な濾過摂食者です．分布はやや局在しますが，産地での個体数は多い．(大阪府立大 谷田一三博士のHPより)
生態その他
比較的標高のある山地渓流の流れの速い場所に生息しています。スイカ大の石の下面に長い柄のある巣をくっつけ生活しています。石をひっくり返して小さな植物片の固まりがぶら下がっていれば巣の可能性があります。兵庫県の各河川の上流部では比較的普通に見ることができます。
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