種の特徴
・巣は砂粒と植物片でつくられ、縦方向に細長い植物片をつけていることが多い
・脚は細長く肘部が黒い
・触角が長い
・頭部は淡黄色に黒褐色のスポットがある
生息環境など
中流に広く分布し、水際のツルヨシなどの根際でよくみつかりますが、植物片のかたまりと見誤ることもよくあります。しかし、バットなどに入れしばらくすると、肢を出して動き出すので、それとなくわかります。巣の材料や形ではアシエダトビケラに似るが、本種は砂粒をつけています。
属の特徴
日本産4種.河川ではアオヒゲナガトビケラ M. azurea (Linne) が普通種のようです.欧州産の種類であるM. longicornis
(Linne)が記録されていますが,これは誤同定です.河川の緩流部や湖沼の沿岸に生息しています.詳しい生態はわかっていません.有機汚濁にはやや強いようで,βー中腐水性水域でも発見されています.(大阪府立大 谷田一三博士のHPより)
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