ウスバガガンボ属
Antocha sp.
双翅目 ガガンボ科 ウスバガガンボ属

●体の特徴・生活の様子 

特徴
終齢幼虫の体長は4〜7mm。ほぼ円筒形。
生時には乳白色ないし黄白色で半透明。
第2〜7腹節の背腹に歩環帯をもつ。
頭函はよく発達し,十分に硬い。
下唇板は完全に2分されてはおらず,中央に3歯,両側に各3歯があり,ほぼ山形に配列している。
尾端には1対の肉質突起があり,気門は開いていない。 蛹の呼吸角は8分岐している。

河川に普通に見られ,石面に絹糸で膜をつくり,その下側に生息しています。多数発生して,優占種となることもあります。

●環境とのかかわり
環境省が定めている水質指標では、「」に生息する種類となっています。
その他の写真

側面

腹面
歩環帯
尾端背面