アメリカザリガニ
Procambarus clarkii Girard
目 ザリガニ科 アメリカザリガニ亜科


MNHAH/Nishiwaki City
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●体の特徴・生活の様子 

体長8cm程度まで成長します。
大きなハサミと長い触角を持ちます。
濃い赤色の体をしています。
主に、池沼、水田、用水路など止水域に生息します。


【専門的に・・・】
体長7〜8cmに達し、幼形の体色は緑泥色であるが、6cmに成長すると本来の濃赤褐色に変わり、生殖可能の個体に成長します。 卵は赤褐色で、一匹の雌が一回に200〜1,000個を産みます。抱卵の雌個体は、年中見られ、温暖季 (6〜10月)に産卵する個体が 多いようです (三宅, 1973)。大正7年に輸入されていた食用カエルの飼料として、ルイジアナ州ニューオリンズ市から昭和5年6月に 神奈川県岩瀬村 (現在鎌倉市)に移植したのが最初であるといわれています (丘・高島, 1947)。現在では、本州、四国、九州の各県に 拡散分散しています。

よく似ている種類
ザリガニ (ニホンザリガニ)
タンカイザリガニ


●環境とのかかわり
環境省が定めている水質指標では、「大変きたない水」に生息する種類となっています。
その他の写真
MNHAH/小野市山田川

伊丹市立鴻池小学校より/天神川にて採集