ケシゲンゴロウ
Hyphydrus japonicus Sharp
甲虫目 ゲンゴロウ科 ケシゲンゴロウ属

●体の特徴・生活の様子 

体は、丸く、厚みがあります。
体長0.4〜0.5cmの小型種です。
体色は黄褐色で、上翅には中央後まで達する明瞭な1本の黒色ラインが特徴です。
腹面は、黄赤褐色で、やや蜜に点刻が入っています。
池沼、水田、湿地などの止水域に、広く・普通に見られます。


【専門的に・・・】
体長0.4〜0.5cm。体型は短卵型。背面は、黄褐色〜黄赤褐色で、光沢は雄では強く雌は、光沢のあるものと弱いものと 個体差がみられます。頭部やや蜜に刻印されるが、後頭ではややまばらとなります。複眼の間には、小さな2暗色紋をもつ個体が多いです。 上翅には、中央後まで達する明瞭な1列の条線をもち、やや蜜に点刻されます。 複雑な暗褐色紋をもち、個体変異も多いが、一般に暗色部はヒメケシゲンゴロウよりも狭く、比較的明るく見える個体が多いです。

よく似ている種類
ヒメケシゲンゴロウ
アラメケシゲンゴロウ
ニセコケシゲンゴロウ

●環境とのかかわり
環境省が定めている水質指標では、「」に生息する種類となっています。
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