ウエノヒラタカゲロウ
Epeorus curvatulus Matsumura
カゲロウ目 ヒラタカゲロウ科 ヒラタカゲロウ属

●体の特徴・生活の様子

体は平たく、石の表面をすべるように移動します。
第1のエラは大きく、お腹側で接することが特徴です。
幼虫は頭の斑紋によって区別できます。
上流から中流域の急流部に生息します。
石に生える藻類を食べます。
羽化時期:4月中旬〜7月上旬、9月上旬〜10月下旬の年2回


【専門的に・・・】
本種の幼虫は頭部前縁が同属の他種より大きく、バーベル形の白紋があることから同属の他種と区別できます。 上流から中流に分布し、1地点数頭見ることができます。幼虫は、早瀬の急流部の石面に生息しています。

よく似ている種類
キイロヒラタカゲロウ

●環境とのかかわり
その他の写真

幼虫
兵庫県立人と自然の博物館

幼虫
頭部
幼虫
腹面
幼虫
えら
幼虫
胸部鰓

成虫

成虫
翅の黒点
成虫
オスの腹端
成虫
メスの腹端