上手に泳いで移動します。
前あしの長毛が特徴的です。
上流から下流域まで広く分布し、背の石底に生息しています。
羽化時期:5月下旬から10月末で年2回
【専門的に・・・】
日本産は1属2種。全体的にはチョコレート色で正中上に白線があります。しかし、体長・体色に変異が多く、個体によっては白線が
薄い場合があります。他種との最大の違いは、前肢の内側に長毛がはえることです。
幼虫は、前肢の長毛列で流下物を濾しとって摂食するといわれています。
近縁種のシマチラカゲロウ Isonychia (Prionoides) shima (Matsumura) の幼虫とは、本種の前肢基節のエラは房状であることに対し、
シマチラカゲロウは棒状であることから見分けることが可能です。
どの河川にも、比較的普通に見られ、兵庫県内では分布範囲が広く、幼虫は渓流から平地流に生息します。
よく似ている種類
シマチラカゲロウ
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