2005年企画展
コウノトリの野生復帰と自然再生
Life-size超高解像度人間大昆虫写真展
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ニイニイゼミ |
◆ 期間:平成17年8月1日(月)~8月31日(木)(期間中休館日なし) 人と自然の博物館の共催事業の一つとして開催される写真展です(主催は,国際花と緑の博覧会協会).今回展示される作品9点は,2004年度文化庁メディア芸術祭アート部門でみごと入賞となったもので,つくば大学の橋本典久先生と協力者の方々(グループ名scope)が制作されました.高解像度スキャナーを使って,生きている昆虫の姿をデジタル化,人間大の大きさに拡大印刷するのですが,拡大することで全く異なったイメージが現れます.翅の模様や鱗粉など,実際には見ることがむずかしい細部をじっくりとご覧ください.今回展示されるのは,以下の9種の昆虫たちです. キアゲハ,ノコギリクワガタ(背中・腹),ニイニイゼミ,カブトムシ,チョウトンボ,ウスバカゲロウ,ハグロトンボ,オビガ(幼虫),クリアナアキゾウムシ.
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はてなの世界
世界初の音声展示システム サウンドスポット この声なんだ?
◆内容◆
世界で初めての音声展示システムが、「ひとはく」で実現されました。何もないのに音だけ聞こえる、ふしぎな世界を動物クイズで楽しく体験します。すてきな帽子をかぶり部屋の中を歩くと、どこからともなく動物の出す音やなき声などが流れてきます。
君はいくつわかるかな?大人も子どもも挑戦してみよう!
◆サウンドスポット◆
四方にたくさんのスピーカーを置き、それらから出てくる音の強めあったり打ち消しあったりする作用を利用して、直径数十cmの音が聞こえる焦点の部分を作ります。その結果、焦点の部分に立った人には音声が聞こえるのに、そこから少しはなれた人には何も聞こえないという、ふしぎな空間が生まれます。
このことを利用して展示などに使用可能なかたちにしたのが、今回公開するサウンドスポットです。
なにはともあれ「ひとはく」に足をお運びいただき、ぜひ実感してみてください。
◆つくった人たち◆
サウンドスポットは東京理科大学・国立情報学研究所・多摩美術大学・神戸大学の共同で開発されたもので、音声展示システムとして公開されるのは今回が世界ではじめてです。今回の展示はこれらの大学・研究所の皆さんと「ひとはく」の研究員が協力して作成しました。