第13回ボルネオジャングル体験スクールは、
順調に日程を消化し、
昨日ダナンバレーのジャングルから
予定通り、コタキナバルの街に戻りました。
本日は、コタキナバル沖の無人島で、
海での環境体験学習を実施したと連絡がありました。
全員元気で、たくさんの思い出を胸に、今夜帰国の途に着きます。
画像はありませんが、現地より連絡がありました。
(生涯学習課 西岡敬三)
8月1日から31日まで但馬ドームで開催される「サマーミュージアム」に出展します。
展示のテーマは、「守ろう但馬の自然遺産」で、展示の内容は「山陰海岸ジオパーク、コウノトリ、ラムサール条約」です。このうち、ひとはくでは「ラムサール条約」に関する展示を担当しました。
ラムサール条約とは、1971年にイランのラムサールで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において採択された条約で、正しくは「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。要するに、国際的に重要な湿地を指定して保全して行きましょう、ということです。
さて、但馬ドームは、兵庫県の北部、豊岡市日高町の神鍋高原にあります。冷涼でさわやかな気候のため、たくさんの人がスポーツや避暑に訪れています。ドームでは、ソフトボールの試合や練習が行われていました。ちなみに神鍋高原は、夏は渓流釣りや川遊びなど、冬場は、スキーで賑わいます。
さて、展示の様子ですが、こんな感じです。
観覧席の壁面に、パネル11枚と標本を並べています。展示は、ラムサール条約についての説明と、現在、ラムサール条約への登録にむけて準備中の「円山川下流域」の湿地にすむ生き物について解説しています。円山川下流域を特長づける8種類の生き物をとりあげています。円山川下流域は、コウノトリの生息場所だけでなく、数多くの貴重な生物が生息しています。
オオアカウキクサとミズアオイについては拡大模型を、ヤマアカガエルはプラスティネーション標本とリアルなジオラマ風模型、アカマダラハナムグリとヒヌマイトトンボについては標本を展示しています。これ以外に、イトヨ、ツバメ、ひのそ島に生育する希少植物について簡単に解説しています。昨年度に出展した哺乳類のはくせいに比べると小さいサイズなのですが、どれも貴重な標本や分かりやすい模型ですので、ぜひ実物をご覧いただければと思います。
ひとはくの展示以外にも、
コウノトリに関するパネル展示とか、
ジオパークに関する展示もあります。
この夏、神鍋高原やその近くにお越しのかたは、ぜひお立ち寄り頂ければと思います。もちろん、但馬ドームで、野球やサッカーの練習に来られた方は、2F観覧デッキをのぞいてください。
但馬ドームのHPはこちらです!! <click>
また、2011年11月23日〜12月18日にかけては、「道の駅神鍋高原」にて、ジオキャラバンを開催いたします。これ以外にも、各地でジオキャラバンによる展示会を開催しておりますので、ぜひお越しください。